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教科用図書選定に関する経過報告書 第十地区教科用図書採択協議会 第十地区内の市町立中学校・義務教育学校において使用する教科用図書 を公正かつ適正に選定するために、第十地区教科用図書採択協議会を設置 するとともに調査研究を重ね、選定業務を完了した。 以下、公正かつ適正な選定に至るまでの経過、結果及び理由並びに採択 協議会委員名及び選定委員会総括部会委員名を明らかにする。 本協議会並びに諸委員会の経過 (1) 第十地区教科用図書採択協議会 4月15日(月) 第十地区教科用図書採択協議会規約の検討、会長及び副会長選 出、第十地区教科用図書採択協議会の文書開示に関する要項の検 討、採択日程の検討、選定委員会委員候補者選考方針の検討等 4月25日(木) 選定委員会委員の選考等 5月28日(火) 学識経験者、保護者代表、選定委員会委員に対して委嘱書の交 付、採択基準及び選定資料の提示等 ・7月31日(水) 選定委員会の答申を受け、一種の中学校教科用図書の選定等 第十地区内の市町教育委員会への選定の結果の通知

(2)...2 選定(採択)の結果 教科用図書 教科(種目) 発行者の 書 名 備 考 (平成30 年度 から変更があ った教科種目) 番 号 略 称 国 語 国

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教科用図書選定に関する経過報告書

第十地区教科用図書採択協議会

第十地区内の市町立中学校・義務教育学校において使用する教科用図書

を公正かつ適正に選定するために、第十地区教科用図書採択協議会を設置

するとともに調査研究を重ね、選定業務を完了した。

以下、公正かつ適正な選定に至るまでの経過、結果及び理由並びに採択

協議会委員名及び選定委員会総括部会委員名を明らかにする。

1 本協議会並びに諸委員会の経過

(1) 第十地区教科用図書採択協議会

・ 4月15日(月)

第十地区教科用図書採択協議会規約の検討、会長及び副会長選

出、第十地区教科用図書採択協議会の文書開示に関する要項の検

討、採択日程の検討、選定委員会委員候補者選考方針の検討等

・ 4月25日(木)

選定委員会委員の選考等

・ 5月28日(火)

学識経験者、保護者代表、選定委員会委員に対して委嘱書の交

付、採択基準及び選定資料の提示等

・7月31日(水)

選定委員会の答申を受け、一種の中学校教科用図書の選定等

第十地区内の市町教育委員会への選定の結果の通知

(2) 選定委員会

・ 5月28日(火)

採択協議会の諮問、教科書の選定についての観点の理解、研究

方法の検討と役割分担、各学校への意見書提出要請の計画等

・ 7月 9日(火)

選定作業、答申資料作成等

・ 7月16日(火)

学校意見の整理・検討等

・ 7月25日(木)

最終選定作業、答申(案)作成

・ 7月31日 (水)

原則として三種の教科用図書を採択協議会へ答申

2 選定(採択)の結果

教科用図書

教科 (種目 )

発行者の

書 名

備 考

(平成 3 0 年度

から変更が あ

った教科種目 )

番 号 略 称

国 語 15 三省堂 現代の国語(1~3)

書 写 38 光村 中学書写 一・二・三年

地 理 46 帝国 社会科 中学生の地理

世界の姿と日本の国土

歴 史 116 日文 中学社会 歴史的分野

公 民 116 日文 中学社会 公民的分野

地 図 46 帝国 中学校社会科地図

数 学 61 啓林館 未来へひろがる数学(1~3)

未来へひろがる数学 MathNaviブック(1~3)

理 科 4 大日本 新版 理科の世界(1~3)

一 般 27 教芸 中学生の音楽1

中学生の音楽2・3(上下)

器 楽 27 教芸 中学生の器楽

美 術 116 日文

美術1 出会いと広がり

美術2・3上 学びの深まり

美術2・3下 美の探求

保健体育 224 学研 新・中学保健体育

技術・家庭

技術 2 東書 新編 新しい技術・家庭

技術分野 未来を創る Technology

家庭 2 東書 新編 新しい技術・家庭

家庭分野 自立と共生を目指して

外国語 2 東書 NEW HORIZON English Course(1~3)

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

ア 各教材・領域とも学習内容が明確で、国語科の目標達成に結びつく内容である。

イ 各学年の発達段階に応じた教材内容である。

ウ 文学的文章、説明的文章とも、名作から新進作家の作品、現代的課題に関するものをバランス

良く配置している。

(2)内容に関する配慮事項

ア 3年間で習得させたい「17の読み方」が「読み方を学ぼう」として設定されている。

イ 「書く」「話す・聞く」学習においては、言語活動に工夫がなされており、実践に役立つ力

や、方法が学べるようになっている。

ウ 古典・漢文を「古典に学ぶ」として配置され、「古文情報」として分かり易く整理されている。

エ 各教材の後に著者紹介と関連図書等の掲載が有り、読書意欲を喚起する工夫がされている。

オ 巻頭に「領域別つける力」が一覧表で6ページ設けてあり、つけたい力が明確である。

カ 伝統的言語文化に関する内容が豊富である。(資料編において落語・歌舞伎・能・狂言に親しむ

工夫が見られる。)

(3)分量(ページ数 割合等)-文法を本編に含む-

ア 1年 320(本編 226)、2年 324(本編 238)、3年 308(本編 220)で、適切な分量である。

イ 資料編が一冊にまとめられている。

(4)使用上の便宜

ア 挿絵・写真・図が効果的に使われている。色彩が淡く、優しい雰囲気で、特に3年「和歌の世

界」は視覚的に分かり易い。

イ 主教材の後に「読み方を学ぼう」という学び方について、補助資料とわかるように番号で示さ

れている。

(5)印刷・製本

ア フォントが適切で、見やすい文字の配列である。

イ 大きなカラー写真付きの折り込みページがある。

ウ 表紙の装丁は親しみやすい絵と色である。

(6)選定の観点

ア 各領域に「学び方」が明示されており、身につけた力が活用できる構成を工夫している。

イ 資料編に、学習に必要な実践的知識がまとめられ、発展学習や他教科で活用が可能である。

ウ 巻末に今までにはなかった「学習用語辞典」が掲載されており、学習に有効である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

国 語 15 三省堂 現代の国語1 現代の国語2 現代の国語3

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

ア 国語科の目標達成に結びつく学習内容である。

イ 書写の基礎的・基本的な内容を系統的に、発達段階に応じて身につけることができる内容とな

っている。

ウ 毛筆・硬筆・実用書とバランス良く取り上げられている。

(2)内容に関する配慮事項

ア 巻末の資料に、常用漢字の硬筆による楷書・行書の一覧表や、毛筆補充教材がある。

イ 小学校の学習の確認「字形の整え方」「読みやすくするために」が記載されている。

ウ ①基礎・基本の確認 ②毛筆で確認 ③応用(毛筆による学習を活かし、硬筆で書く)

④自己評価を行う という配列になっている。

エ 楷書の範書は兼毫に近い筆で書かれ、行書も適度に柔らかい。

オ 文字の大小や、字の結構については、指導しやすいように詳細に説明されている。

カ 実用書は、壁新聞やノートなど学校生活に身近なものが多く、往復はがきや封筒、エアメール

や伝票・願書の書き方なども一部写真版で取り上げられている。

キ 国語科教科書と関連づけられた題材がある。(俳句・詩・古典等)

ク 「先人の文字に学ぶ」として古典作品の臨書が発展教材として掲載されている。

ケ 生徒の関心を高めるため、コラムで「文字の歴史を探る」や「手書きの力」「デザインと文字」

などの記事を取り上げている。

(3)分量

ア ページ数119(1年:24、2年:16 3年:9 資料編等:70)

(4)使用上の便宜

ア 基本運筆については見開きで写真が掲載され、朱墨や薄墨、イラストを使用して穂先の動きを

説明している。手本と朱墨の文字が近くて見やすい。

イ 硬筆の文字の組み立て教材は多色刷りでなぞり書きができる欄がある。

ウ 執筆の姿勢、毛筆や硬筆の持ち方が悪い例を挙げながら写真版で掲載されている。また、指先

から見た鉛筆の持ち方の写真もある。

(5)印刷・製本

ア 表面ビニール加工、製本3カ所綴じ、印刷は鮮明で活字も見やすい。

(6)選定の観点

ア 主体的な学びができるように工夫されている。

イ 「楷書と行書の使い分け」が取り上げられ、文字の適切な使用の仕方について学習ができるよ

うに配慮されている。

【書風(書きぶり)】

毛 筆:伸びやかな書風である。字と余白のバランスも良い。

硬 筆:字形に癖がなく、伸びやかな書風である。

平仮名:結構を意識化できるよう、写真を使った説明が添えられている。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

国語(書写) 38 光村 中学書写 一・二・三年

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

⑴ 内容の範囲及び程度

・内容の範囲・程度は、学習指導要領に示された内容をもとに構成され、文体も

敬体が用いられ、平易で具体的な表現である。

⑵ 内容の取扱い

・全編にわたり、地理的事象が的確に読み取れ、地域の姿や人々の営みを映し出

している写真を多く掲載している。

・主題図やグラフ、イラストなど、さまざまな資料の活用を通して、地理的な見

方や考え方の基礎を培う内容を取り扱っている。

・1時間の学習をふりかえる「確認しよう」「説明しよう」により、知識の習得や

活用を促し、思考力・判断力・表現力を養う構成となっている。

⑶ 内容に関する配慮事項

・見開き2ページの紙面を、「導入資料」「学習課題」「本文・資料」「確認しよう」

「説明しよう」の流れで構造化されている。

・25項目の「技能をみがく」があり、地理の学習を進める上での基礎的・基本

的な技能を身につける内容を取り扱っている。

・重要な用語をわかりやすく説明した「解説」が随所に設けられ、本文記述と照

らし合わせながら、流れ良く理解することができるようになっている。

・「羅針盤マーク」がついたコラムは、「共生」「環境」「防災」の三つのテーマを

ふくみ、各地域の人々の取り組みを紹介している。

・グラフや資料は、カラーユニバーサルデザインに配慮した見やすくわかりやす

い色調となっており、読み取りやすい配慮がなされている。

・「日本の諸地域」では、九州-自然環境、中国・四国-他地域との結びつき、近

畿-環境、中部-産業、関東-人口、東北-生活・文化、北海道-歴史を中核

とした考察をしており、地方ごとの「地域を探ろう」のコーナーでは多面的・

多角的な国土理解が深められるよう配慮されている。

⑷ 分量

・AB版、280ページ(巻末索引含む)。120単位時間で構成。うち、14単

位時間は、発展的学習などの予備時間として配当されている。

⑸ 使用上の便宜

・章ごとに各見開きの色が統一されており、かつ紙面右端の見出しには章のテー

マが記載され、一目で学習内容が分かるようになっている。

・主体的学習ができるよう、導入資料や疑問、行間の参照資料番号、作業を促す

コーナーなど、随所にさまざまな工夫がなされている。

⑹ 印刷・製本

・印刷は鮮明であり、文字・字体・製本様式・行間・紙質も適切である。再生紙

と植物性インキで環境保全に配慮している。

・地図やグラフなどの図表は、読図や読み取りに適切な色で印刷してあり、製本

も強固である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

社 会

(地理的分野) 46 帝国

社会科 中学校の地理

世界の姿と日本の国土

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・本書は、学習指導要領の内容と整合性が図られており、教科の目標達成に結びつく内容になっ

ている。

・第1編から第6編で構成されており、「第1編 歴史のとらえかた」は導入である。

・内容の程度は、簡潔な文章でまとめられ、1時間2ページを原則としており、生徒の発達段階

に適した内容になっている。

(2)内容の取り扱い

・意欲的に学習に取り組めるように、学習のねらいを明確にし、思考力・判断力・表現力の向上

を図りながら、学習の成果を実感できる構成になっている。

・歴史の大きな流れと変革期を重視し、人々の生活を描きながら、各時代の学習を通して、人間

尊重、平和・環境を守る態度を培うよう構成されている。

(3)内容に関する配慮事項

・各時代の前半部分に「時代の転換のようす」をとらえる学習活動を置き、「導入」に対応する

「まとめ」の部分では、習得した知識を活用して時代の特色をとらえることをねらいとした学

習活動を設けた。

・小学校の歴史学習で学んだ人物・世界遺産などを再確認できるよう工夫している。

・「歴史を掘り下げる」「先人に学ぶ」「でかけよう!地域調べ」では、諸問題について正しい認識

をもつとともに、問題解決に取り組んだ先人や地域を紹介して、歴史に学び、そこから自分た

ちの生き方に生かしていくことができるよう工夫されている。

・歴史のなかの人権を考える教材を豊富に取り上げ、今日的課題の歴史的背景をくわしく解説し

ている。

(4)分量

・AB版、全295ページ、巻末に歴史年表

・授業時数合計130時間(うち22時間の予備時間)

(5)使用上の便宜

・本文に関連する図版番号を付して、本文と図版資料との関連を強めている。

・1授業時間=見開き2ページとし「学習課題」を明確にし、「学習の確認と活用」を設けて自分

の考えを説明する問いかけを示し、学習のポイントの確実な定着を図る。

・「基本用語」を直近に配置し、「言語活動コーナー」を適宜配している。

(6)印刷・製本

・図版はカラーユニバーサルデザインに配慮し、植物油インキと再生紙を使用。

・写真や文字(明朝体・ゴシック体)は鮮明であり、製本状態も良好である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

社 会

(歴史的分野) 116 日文 中学社会 歴史的分野

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1) 内容の範囲及び程度

・学習指導要領に示す教科目標、学年の目標並びに内容に示す事項を不足なく取

り上げており、適切な内容で、生徒の発達段階に適応している。

(2) 内容の取扱い

・各編・章末には、社会の課題に対して習得した知識と「対立と合意」「効率と公

正」を活用する「チャレンジ公民」を設け、思考力・判断力・表現力を深める

学習が設けられている。

・人権・環境・平和を重視するとともに、防災・減災と、伝統と文化について増

ページし、今日的課題を考えることができるように教材を充実させている。

・領土問題については、政府の見解に基づいているとともに、これまでの経緯や

我が国の立場を丁寧に本文中で解説している。

(3)内容に関する配慮事項

・編導入にポイントをイラストと新聞記事で考える「ナビ」を設け学習内容を見

通し、生徒が意欲と関心を持てるように工夫されている。

・「アクティビティ」で(問題解決的な視点から)、学習が深まる具体的な作業学

習を提示している。

(4)分量

・AB版で本文は217ページ、巻末資料28ページ(法令24、用語解説3、

類似用語1)、見開き2ページを1時間として構成されている。

・90時間(前半44時間、後半46時間)で編成 (予備10時間)

(5)使用上の便宜

・「連携コーナー」を設け、本学習内容と地理・歴史・小学校との連携を示し、関

連性が分かりやすく示されている。

・見開きごとの資料に通し番号がついており、生徒への指示がしやすい。

(6) 印刷・製本

・印字は鮮明である。字体も見やすく重要語句は太字ですべてルビを入れるなど

配慮されている。

・読み取りやすい配色にするとともに、形や模様、線の種類などユニバーサルデ

ザインに配慮されている。

・植物油インキと再生紙を使用。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

社 会

(公民的分野) 116 日文 中学社会 公民的分野

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・ 学習指導要領の配列に沿っており、目標達成に結びつく内容や程度になっている。

・ 我が国の国土及び世界の諸地域の地理的認識を養い、地理的な見方を身に付けることができ

る地形図・資料図・データがバランスよく掲載されている。

(2)内容の取扱い

・ 学習指導要領の、世界の諸地域における「主題」及び日本の諸地域学習における「考察の仕

方(〇〇を中核とした考察)」について、授業の実態に応じた幅広い学習に対応できるように、

また地域の特色が偏らずに理解できるように、多面的・多角的に資料が選定されている。

(3)内容に関する配慮事項

・ 世界の州及び日本の地方とも、地域の特色を具体的に読み取れるよう、「一般図」→「概観図

(ながめてみよう)」→「資料図」という配列で構成されている。

・ 読図や作図、景観写真など読み取る地理的技能や、世界全体からまたは各州から地域を大観

したり、テーマから特徴を見いだしたりするなど地理的な見方や考え方を身に付けることが

できる内容になっている。

・ 日本の地図では、日本全体、各地方が地形図として紹介され、その特徴が資料図として適宜

挿入されている。日本全体の姿や地域的特色は地形図の後に資料図として掲載され、十分に

理解できる内容である。

・ 他分野でも活用できるように幅広く資料が入っている。

・ 一般図の中に、歴史地名やイラストで地域の文化や遺跡、各時代の代表都市の歴史図などを

掲載し、歴史的分野や総合的な学習の時間でも活用できるよう工夫されている。

・ 所々の鳥瞰図によって地形の特徴がつかめるように工夫され、また、異なった方角からも見

る地形図もあり、地形や結びつきなどをつかむ工夫がなされている。

・ 「防災」「環境」「結びつき」のテーマを持たせた特設資料図が掲載されている。

(4)分量

・ 総ページ数176ページ(索引を含む)で適量である。前回より12ページ増量。

(5)使用上の便宜

・ 巻頭に地図帳の構成や、方位や地図記号、縮尺、索引の使い方など、地図帳の基本的な見方・

使い方が分かりやすく解説されている

・ 世界の地図では、地球儀上に、日本の地図では日本全図上の位置をかたどった位置図を掲載

している。

・ 日本の各地方地図は同じ縮尺(100万分の1)で統一されている。

・ 地理的技能を身に付けるために「やってみよう」「地図を見る目」の欄を設け、学習を深める

工夫がある。

(6)印刷・製本等

・ 折り込み3カ所。製本は丁寧である。

・ カラーバリアフリーに配慮した彩色で、国名や都道府県名の黒色の線による縁取りや市街地

の黄色と平野部の緑色との区別が判読しやすいようになっている。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

社会(地図) 46 帝国 中学校 社会科地図

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・全領域において、基礎的・基本的な事項を重視した内容になっており、数学科

の目標を達成できるようになっている。

・本編は、必修と補充の二部構成となっており、補充的な問題及び課題は、各単

元や学年ごとに巻末に配置されている。また、発展的な問題、及びすべての問

題の解答は別冊に掲載され、様々な子どもの実態に合わせ、自学の習慣づけや、

習熟度に応じた主体的な学習に対応した内容になっている。

(2)内容の取り扱い

・8つの観点に配慮した内容構成である。

・おうぎ形の計量は、1年「平面図形」で扱われている。

・二次方程式の解法は、平方根→平方完成→解の公式→因数分解の順に扱う。

・素因数分解は、3年の「因数分解」の前で取り扱っている。

・反例は、2年「図形の性質と証明」の本編で取り扱っている。

(3)内容に関する配慮事項

・数学的活動として「ひろげよう (導入 )」や「身のまわりへひろげよう」が、取

り扱われている。

・言語活動への配慮から、「自分のことばで伝えよう」「自分の考えをまとめよう」

など話し合い、説明、ノート・レポートの作成などの活動が実践できるよう工

夫されている。

(4)分量

・全学年ともに分量は偏りなく配慮されている。

(5)使用上の便宜

・既習事項を振り返ったり、数学的な見方や考え方を伸ばす内容についてのマー

クが示されたり、指導者が指導しやすいように配慮がなされている。

・ノート指導も含め「学習の進め方」について6ページにわたり丁寧に記述され

ている。

・別冊として、既習事項の確認と小・中連携及び中・高連携に配慮した「学びを

つなげよう」「学びをいかそう」を配置している。

(6)印刷・製本等

・印刷はカラー印刷で鮮明で、かつ、環境に配慮されている。

・本文の内容及び問題と解答例の多くが同じ文字の大きさで表示されている。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

数 学 61 啓林館

未来へひろがる数学 1

未来へひろがる数学 MathNavi ブック 1

未来へひろがる数学 2

未来へひろがる数学 MathNavi ブック 2

未来へひろがる数学 3

未来へひろがる数学 MathNavi ブック 3

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・学習指導要領の趣旨に即し、教科の目標が十分達成できる内容になっている。

・内容の程度は、生徒の発達段階に適応している。

・学習指導要領に示す学年、分野又は言語の内容に示す事項を不足なく取り上げている。

(2)内容の取扱い

・観察・実験では「観察(実験)の目的」「着目点」が示されており、目的意識を持って取り組め

るような観察・実験になっている。また、教室で取り扱い可能な簡易な観察・実験を含め、豊

富な教材が示されている。

・観察・実験の後に、「結果から考えてみよう」で考察の視点が示されており、観察・実験の結果

を分析・解釈し表現する能力を育成できるように工夫されている。

・学習指導要領に示す目標や内容に関連する発展的な事項について、本の最後に自由研究の形で

取り組めるようになっている。

・各単元の終わりに終章が設けられ、本単元で習得した学習内容を活用し、探究する学習展開が

用意されている。

(3)内容に関する配慮事項

・各単元の導入では、「これまでに学んだこと」「これから学ぶこと」を簡潔に整理することで、

単元の学習事項と既習内容とのつながりをわかりやすく示し、生徒の科学的概念を形成しやす

い工夫がなされている。

・日常生活に関連した疑問を提示することで、学習への関心・意欲を高めるとともに、目的意識

を持ち主体的に学習に取り組めるように、また、生徒の思考の流れに沿うように配慮されてい

る。

・単元配列は、1・2分野の区別をなくし、教材の入手時期、観察・実験のしやすい時期、発達

段階等に配慮した標準的な学習順に配している。

・マークを用いて観察・実験、野外活動における事故の防止及び薬品の管理や廃棄物の処理に十

分配慮している。

・章の終わりに、学習内容の整理(まとめ)・基本問題(単元末問題)・活用問題(読解力問題)

が配列され、学力定着を図る工夫がなされている。

・つまずきやすい計算が関わる内容については、「算数では」のコーナーを設け、小学校算数の内

容を振り返らせる配慮がなされている。

・1、2年の復習問題を掲載し、3年間のまとめができるように配慮されている。

(4)分量

・配当時数は標準時間に合わせてあり、授業時間数から見て、学習指導要領の内容が適切に配分

されている。また、各分野、領域及び内容に偏りがなく、調和がとれている。

(5)使用上の便宜

・本文、説明文、写真、図などが、関連を持たせて用意され、学習の深まりに有効にはたらくよ

うに配慮されている。

(6)印刷・製本等

・印刷は鮮明であり、文字の大きさ、字体、行間、及び製本の様式、材料などは適切である。

・ユニバーサルデザインの視点を取り入れ、全ての生徒の色覚特性に適応するように、色使いや

レイアウト等に配慮されている。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

理 科 4 大日本 理科の世界

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1) 内容の範囲及び程度

・歌唱では、中学生の心情に合った曲が多く、特に合唱曲は基本的な内容から表現

を工夫し深く味わう曲まで広く掲載されている。

(2)内容の取り扱い

・全ての教材に学習目標と共通事項に関するアイコンが明示されているため、何を

目標に、何を学ぶのかを意識して活動することができる。

・我が国の美しさや良さを味わえる伝統的な曲が「歌い継ごう日本の歌」(歌唱教材)

として項目を挙げて紹介されており、学校行事などでの活用も 容易である。

・創作活動や指揮の仕方、発声の仕方などが3年間系統的にまとめられており 、

無理なく学習できるよう工夫されている。

(3)内容に関する配慮事項

・歌唱曲は、音域に無理がなく歌詞も共感できるなど、合唱の楽しさを味わえるも

のが多く掲載されている。

・楽典の説明が随所に見られ、ビンゴゲームやリズムゲームなどの工夫もされてお

り、生徒にとってわかりやすい内容となっている。

・音楽史が6ページにわたってまとめられており、作曲家の顔写真が掲 載されるな

ど、歴史と音楽の発展とを連動して考察することができる

・「ふるさと」が3学年にわたり掲載されており、発達段階にあわせて編曲されてい

て、合唱のすばらしさを味わうことができる。

・組曲「展覧会の絵」の3つの曲から1曲を選び、その曲の特徴やよさを生徒自身

がプレゼンテーション(表現)できる教材が取り入れられている。

(4)分量

・表現領域、鑑賞領域、共にバランス良く、分量も適当である。

(5)使用上の便宜

・生徒の思考を深めるような問いやヒントが随所に用意されており、考えたことを

まとめるような書き込みスペースも多く準備されている。

(6)印刷・製本等

・糸とじで、しっかりした作りになっており、机上に広げても閉じることなく安定

している。

・文字や楽譜の印刷が鮮明で余白が十分にあるため、楽譜が見やすい。

・鑑賞では、カラー写真が豊富で鮮明であり、曲に対するイメージを抱きやすい 。

教科書

種目 発行者の

教 科 書 名 番 号 略 称

音楽

(一般) 27 教芸

中学生の音楽 1

中学生の音楽 2・3上

中学生の音楽 2・3下

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・各楽器の構造から特徴をとらえ、楽器の構え方の写真を様々な角度から掲載し、

視覚的な理解を図るとともに基礎的な奏法を身につけて演奏できるようにしてい

る。

・導入段階では、簡易で親しみのある曲が取り上げられており、生徒が取り組みや

すく、音楽のよさを感じ取ることができるように構成されている。

・5種類の和楽器を取り上げ、伝統文化に重点をおいて構成されている。

(2)内容の取扱い

・「 Ensemble Seminar」では、吹き出しで助言するなど、理解を支援するための工

夫が見られる。また、その中の「 Grade up」では、技能の高め方をスモールステ

ップで紹介するなど、主体的に学習を進めるための工夫がなされている。

(3)内容に関する配慮事項

・「 Let ’s p lay ins trument!」では、生徒が主体的に取り組めるように配慮されて

いる。

・「 Ensemble Seminar」では、楽曲ごとに目標が示され、共通事項に関連させて、

課題を持って練習に取り組めるようになっている。

・和楽器について、奏法・音色等の特徴が実際の練習に使えるような説明が記載さ

れている。

(4)分量

・リコーダーの基礎・基本を学ぶ基礎編と応用編のバランスが 取れている。分量は

適切である。

(5)使用上の便宜

・口絵に現在活動中の演奏家の写真やメッセージが掲載されており、その楽器の魅

力が分かるようになっている。

・目次は、演奏する楽器ごとに色分けされており見やすい。生徒が学習のめあてを

捉えると共に、目標の設定ができるようになっている。

(6)印刷・製本等

・字体・楽譜の大きさ・写真の位置などのレイアウトがよく、見やすい。

・表紙・裏表紙共に明るい色合いで、立体的に構成され、印刷は鮮明である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

音楽

(器楽合奏) 27 教芸 中学生の器楽

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・ 「表現」と「鑑賞」の区分が明確であり、各領域の内容がバランス良く構成されて

いる。

・ 発達段階に応じた構成がなされており、2・3を上下分冊にしたことで、3冊の系

統性が一層明確になっている。

(2)内容の取扱い

・ 伝統芸能、自然とのかかわり、文化遺産の保存、漫画文化、日本人の美意識等につ

いて取り上げる等、我が国の芸術や文化に関する内容が充実している。

・ 題材毎に「POINT」を示しており、主題や共通事項等にせまることが出来るよ

うな工夫がある。

・ 刃物の取扱い等、安全面への配慮が示されている。

(3)内容に関する配慮事項

・ 4観点について、題材毎に「学びのねらい」を示し、それぞれのねらいがどの観点

に対応するのか分かるようにしている。

・ 冒頭で美術を学ぶ意義について触れ、図画工作との接続にも配慮している。

・ 題材毎に鑑賞する際のヒントを示している他、鑑賞の導入段階に当たって、言語活

動の充実を図るための具体的な鑑賞方法について示している。

・ 共同で行う創作活動や、美術館等の活用について取り上げている。

(4)分量

・ 領域のバランスが良く適当である。

・ 見開きを用いた図版が6点あり充実している。

・ 1は59ページ、2・3上は57ページ、2・3下は57ページと適当である。

(5)使用上の便宜

・ 第1学年用と第2・3学年用上下の3冊構成で、発達段階に応じて使用できる。

・ 原寸大の図版が2点使用されている。

(6)印刷・製本等

・ A4ワイドサイズで1枚1枚の図版が大きく、レイアウトに余裕がある。

・ 紙質・印刷とも適当で、一部和紙を使用し、浮世絵の再現性が 高い。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

美 術 116 日文

美術1 出会いと広がり

美術2・3上 学びの深まり

美術2・3下 美の探求

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

・保健分野、体育分野ともに学習指導要領に示されている内容となっている。

・基礎的 ・基本的な知識や技能の定着と今日的な課題などを取り上げ、生徒の興

味・関心を高める内容となっている。

・健康や生涯にわたるスポーツライフ実現のための基本的な記述構成となってい

る。

(2)内容の取扱い

・単位時間を意識した構成で、各項目で「学習の目標」を提示し、「ウォーミング

アップ」や「活用しよう」という流れになっている。

・終末には「探求しようよ」や「章のまとめ」等があり、発展的な学習を行わせ

ることで学力の定着につながるような工夫がなされている。

(3)内容に関する配慮事項

・教科書の使い方を詳しく示しており、多数のマークを用い、学習内容を深めた

り、発展させたりできるように配慮されている。

・アレルギー等、現在の課題がしっかりと盛り込まれている。

・絵や図、写真等分かりやすく、特に、生殖機能の図は見やすく工夫されている。

・学習の目標の横にキーワードがあり、補足説明が多くわかりやすい。

(4)分量

・保健分野:1年8項目 2年14項目 3年14項目

・体育分野:1~3学年とも3項目

・口絵:9ページ ・索引:437語(4ページ)

(5)使用上の便宜

・ページ:左右下部 ・目次:表紙裏面に見開き

・資料:本文と挿絵や写真がほどよく配置されている

・読み仮名あり

(6)印刷 ・製本等

・表紙の状態:艶あり ・サイズ:カラー印刷B5版

・紙質:白色 上質の用紙

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

保健体育 224 学研 新・中学保健体育

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1) 内容の範囲及び程度

・学習指導要領に対応した構成になっており、学習指導要領に適合した内容になっている。

・「未来を切りひらき、心豊かにたくましく生きる力」の育成のために、6つの育成したい学力が身

につくよう、5つの基本方針を揚げて編集されている。

(2) 内容の取扱い

「材料と加工」

・製作品の製作の場面では、「私の工夫」を設け、製作の際の工夫例を示し、工夫、創造することの大

切さを示している。

・技術を環境的、経済的、社会的な側面から評価し、活用していくことの大切さを示している。

「エネルギー変換」

・電気エネルギーの変換について、光、熱、運動、その他に分けて、それぞれの具体的な機器とその

構造を示して説明している。

・エネルギー変換に関する技術の評価・活用について、社会とのかかわりに触れながら生徒が学習を

振り返ることができる内容になっている。

「生物育成」

・ミニトマトの栽培を通して、基礎的・基本的栽培技術が習得できるようにしている。

・多くの実習例が掲載されるなど、生徒の興味・関心を基に学校や地域の実態に対応できるように配

慮されている。

「情報に関する技術」

・技術のプラス面、マイナス面を常に考える構成になっており、技術の適切な評価・活用が意識され

ている。

・情報セキュリティ技術については、情報社会を生きていくために必要な情報モラルについて技術的

観点から説明している。

(3) 内容に関する配慮事項

・ディジタル教材化されており、教科書内で紹介されている画像をインターネットで動画として授業

に活用できるようにすることで、内容の理解を深めることができるようにしている。

・実習の安全について、安全(衛生)などのマークをつけ、注意喚起している。

・各編の最初に、「この編でまなぶこと」を設定し、確証の学習の流れを示している。

・「技術の匠」というコラムが適宜用意され、ものづくりの重要な視点や、ものづくりの意義につい

て考えることができるようにしている。

・巻末に技術を評価・活用する内容がまとめられている。

・教科書の最後に、「防災手帳」が付録として用意されている。

・AB 判のため豊富な口絵やイラストを用意し、1ページあたりの情報量が多い。

(4) 分量

・AB 判で総ページ数290ページから構成されており、各領域及び内容に偏りがなく調和がとれて

いる。

(5) 使用上の便宜

・「安全マーク」「マナーマーク」「目標」「伝統・文化マーク」など 17 種のマークを用いて記述内容

の位置づけや学習目標を明確化し、学習効果を高める工夫がなされている。

・各編の導入には、大判で資料性の高いイラストがあり、生徒の興味・関心を高めるための工夫がさ

れている。

(6) 印刷・製本等

・AB 判で印刷・製本されている。

・全ページカラーで、紙質は昼白色である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

技術・家庭

(技術分野) 2 東書

新編 新しい技術・家庭 技術分野

未来を創る Technology

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1) 内容の範囲及び程度

・内容は学習指導要領に適合しており、配列に独自性がある( B→ C→ A→ D)

・「未来を切りひらき、心豊かにたくましく生きる力」の育成のために、6つの育成し

たい学力が身につくよう、5つの基本方針を揚げて編集されている。

(2) 内容の取扱い

「ガイダンス」

・小学校家庭科の内容を振り返ることができ、3年間の見通しが持てるよう配慮され

ている。

「 A 家族・家庭と子どもの成長」

・幼児とのふれ合いの実習例が示されており、実習の流れがつかみやすい。

・おもちゃ作りは材料別の実習例が示されている。

・資料のおやつ作りは、食物アレルギーに対する配慮がされている。

「 B 食生活と自立」

・調理実習の手順が、見開きで横の流れで示されており、写真を見ながら確認しやす

い。

・写真付きの参考例が多く、組み合わせとしての献立例や配膳例まで掲載されている。

・食生活を取り巻く課題についても掲載されている。

「 C 衣生活・住生活と自立」

・布を用いた物の製作実習例を8題材(13種類)も紹介してあり、多様な授業形態

に対応できるようになっている。

・住生活では、資料として多くの写真を掲載し、実習例も2種類紹介している。

「 D 身近な消費生活と環境」

・省エネルギーや循環型社会を推進するための消費者の行動を考えさせる内容が示し

てあり、環境アクションプランを設定して、家族や自分にできることを考えさせる

ようにしている。

(3) 内容に関する配慮事項

・ディジタル教科書の使用もできる。

・各項に、学習目標が示してあり、「やってみよう」「考えてみよう」「話し合ってみよ

う」「まとめよう」「生活に生かそう」など、学習活動の導入や終末段階で活用でき

る課題が提示されている。

・編の最後に、「学習のまとめ」として学習の振り返りをしたり、学習内容を今後の生

活に生かしたりできる工夫がされている。

・多数のページの下部に、「 Q& A」があり、生徒の知識を広げる工夫がされている。

・道徳や各教科との関連が、「他教科」として示されている。

・防災に関する記述がなされており、現在の学習に適している。

・ AB 判のため豊富な口絵やイラストを用意し、1ページあたりの情報量が多い。

(4) 分量

・ A は50ページ、 B は80ページ、 C は74ページ、 D は25ページで、授業時数

から見て適切である。

(5) 使用上の便宜

・右ページ右上に、領域ごとに色分けされており、使いやすい仕様となっている。

・基礎技能や実習例を多くして、実践的・体験的学習につながるようにしている。

・色鮮やかな写真を数多く使用することで、具体的な資料を見ることができる。

・「学習のまとめ」「家庭分野の学習を終えて」でノートとしての活用もできる。

(6) 印刷・製本等

・ AB 判で印刷・製本され、すべての生徒の色覚特性に適応するデザインである。

・再生紙、植物油インキ使用で、ユニバーサルデザインフォントである。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

技術・家庭

(家庭分野) 2 東書

新編 新しい技術・家庭 家庭分野

自立と共生を目指して

3 選定(採択)の理由

選定した教科用図書

選定理由

(1)内容の範囲及び程度

〇 3年間を通して、教科の目標達成に結びつく内容になっており、各学年の

生徒の発達段階に応じて適切である。

(2)内容の取扱い

〇 今日的課題や生徒の知的好奇心を喚起する題材(異文化理解、自国の伝統・

文化、自然科学・環境、今日的課題等)が取り上げられており、他教科との

関連にも配慮している。

〇 単元ごとに到達目標が明確に示されていて、生徒が見通しを持って学習で

きるようになっている。

(3)内容に関する配慮事項

〇 “H i、 Eng l i sh ”では、小学校の外国語活動で学習した内容を取り入れ、慣

れ親しんだ語彙や表現の確認ができるよう、工夫している。

〇 続く “Unit0”で、文字指導を行うことで、入門期に小中学校の円滑な接続を

はかることができる構成になっている。

〇 単元の終わりには、その単元で習得した内容を使った「話す」から「書く」

といったアウトプット活動を通して、学習内容の定着度を自己確認する場が

設定されている。

〇 各学年、まとめの段階として年間3回“ Presentat i on”活動があり、それ

まで学習した言語材料を活用して、生徒が段階を踏みながら自己表現できる

ようになっている。また、その達成度を自己評価できるようになっている。

〇 “ Dai ly Scene”では、言語材料を日常の場面に応じて活用し、定着がはか

られるようになっている。

(4)分量〈ページ数、割合等〉

〇 新出単語数は、1,259 語(1年:11課 544 語、2年:7課 402 語、3年:

6課 313 語 )で、発達段階に応じた適切な分量になっており、適切な配分で構

成されている。

(5)使用上の便宜

〇 文字の大きさや行間は、読むのに適切である。

〇 写真、挿絵等は、質、量ともに豊富で、生徒の興味関心を引き、生徒の学

習意欲を高めるものになっている。

(6)印刷・製本等

〇 印刷は、写真・イラストも含め鮮明で見やすい。

〇 AB 判の大判サイズであり、製本も丈夫である。

教科書

種目

発行者の 教 科 書 名

番 号 略 称

外 国 語 2 東書

NEW HORIZON Engl i sh Course 1

NEW HORIZON Engl i sh Course 2

NEW HORIZON Engl i sh Course 3

4 委 員 名

(1)第十地区教科用図書採択協議会

会 長 橋 本 吉 史 八女市教育委員会 教育長

副会長 中 村 英 司 筑後市教育委員会 教育長

監 事 吉 住 政 子 広川町教育委員会 教育長

(2)選定委員会総括部会

選定委員会委員長 坂 川 和 彦 学識経験者

選定委員会副委員長 石 橋 雄 二 筑後市立羽犬塚中学校

委 員 井 上 哲 也 保護者代表

委 員 冨 山 拓二郎 八女市立南中学校

委 員 河 口 昭 彦 八女市立黒木中学校

委 員 牛 島 俊 哉 八女市立上陽北汭学園

委 員 小 川 雄一郎 八女市立福島中学校

委 員 永 溝 弘 幸 八女市立見崎中学校

委 員 信 國 文 孝 八女市立西中学校

委 員 松 尾 泰 弘 筑後市立筑後北中学校

委 員 高 橋 務 八女市立星野中学校

委 員 笹 渕 龍 介 筑後市立筑後北中学校

委 員 武 藤 健 八女市立星野中学校

委 員 仙 頭 和 孝 八女市立筑南中学校

委 員 山 口 繁 喜 八女市立矢部中学校

委 員 立 松 佐希子 八女市立見崎中学校

委 員 志牟田 圭 一 筑後市立筑後中学校

委 員 下 川 泰 伸 広川町立広川中学校

委 員 堤 明 久 八女市立立花中学校

委 員 内 田 進 八女市立上陽北汭学園