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埼玉県内の医療法人では初導入! お問合せ 048-866-1717(代表) 医療法人社団 松弘会 三愛病院 20103月、最新の小腸用カプセル内視鏡を導入しました。 患者様と医師、両方に恩恵 ゴクンと飲むだけのカプセル内視鏡は、従来の内視鏡、 検査と比べて、患者様の身体的な負担を大幅に軽減 します。また、従来の検査では直接観察することが 難しかった小腸内の疾患の状態が観察できるため、 その後の治療に貢献します。保険が適用されたことに よる経済的なメリットも見逃せません。このように カプセル内視鏡は患者様に恩恵をもたらします。 なお、 20103月現在、日本国内では、小腸用カプセル 内視鏡は原因不明の消化管出血に対する検査のみに 適用されています。一方海外では、すでに食道や大腸 用カプセル内視鏡も実用化されていて、患者様のQOL Quality of Life:生活の質)の向上に貢献しています。 日本の医療機関でも早期実用化が待たれています。 ギブン・イメージング社製 小腸カプセル内視鏡 PillCam SB患者様にとって良いこと ゴクンとカプセルを飲み込むだけで検査ができます。 放射線を使用しないため、被爆の心配がありません。 医療施設に留まる必要がないので、検査中は会社や ご家庭に戻ることも可能です。(医師の判断によります。) 保険が適用されます。(疾患の種類によります。) 小腸用カプセル内視鏡検査の流れ カンタンなカプセル内視鏡 1.カプセル内視鏡を飲む 患者様は、お腹の8箇所にセンサアレイ を貼り付け、約500gのデータレコーダを 専用ベルトで取り付けます。 次に約2.5cmの大きさのカプセルを 水と一緒に飲み込みます。 検査は外来で行うこと が可能です。 2.カプセル内視鏡が小腸の写真を撮り、体外に無線で送信 その後、カプセルは消化管を通過し 秒間2枚の画像を撮影しながら、 データレコーダに送信し続けます。 このとき患者様は、体内にある カプセル内視鏡を全く意識せず、 職場やご家庭での日常生活を お送りいただけます。 運動や食事などの限はあります。 カプセルは排便と一緒に体外に 排出されます。 Q.費用はいくらぐらいですか? A.カプセル内視鏡検査は原因不明の消化管出血が疑われる場合の検査として 保険の対象になります。カプセル内視鏡検査には、カプセル内視鏡本体の費用と 検査料がかかります。保険の負担割合によって異なりますが、3割負担の場合の 目安はおよそ3万円前後です。詳しくはお問い合わせ下さい。 Q.検査前後に注意することはありますか? A.検査前日は消化の良い食事を午後9時までに済ませてください。午後9時以降 は、服薬に必要な少量の水以外は飲食しないでください。(内服薬については、 医師の指示に従ってください。)また、カプセル内視鏡を飲み込んでから4時間後 には軽い食事を摂ることが可能です。検査後は通常の生活にお戻りいただけます。 3.撮影された画像を解析 カプセル内視鏡は、 10時間以上に 渡り 6万枚以上の画像を撮影します。 撮影された画像は、医師によって 専用ソフトウェアを用いて解析され、 疾患の場所や状態を調べます。 直径:1.1cm 長さ2.6cm PillCamR SB 2 カプセル カプセルの中には小型イメージセンサーが内蔵されており、このカプセルが患者様の消化管内を蠕動運動により移動しながら腸 内の画像を収集します。収集された画像データはカプセル内のアンテナから送信され、患者様の腰に装着されたデータレコーダ (ハードディスク)に記録されます。 カプセル嚥下後約8時間で撮像は終了しますが、その間、患者様は通常の日常活動を行うことができます。記録された画像デー タは専用ワークステーションによりビデオ化され、画像解析ソフトウェアを使用して診断を行います。 カプセル内視鏡検査は、非侵襲的に小腸内部全体を直視できるようになり、小腸疾患と原因不明出血の早期かつ精密な診断を 可能にしました。 クイックビュー ・特徴的な画像のサンプリングとプレビュー ・画像サンプリングの閾値を3段階(高、中、 低)に設定可能 クワッドビュー ・4つの連続した画像で構成されたマルチ ビュー ・画像結合技術により視覚的負担を軽減 ブルーモード ・ブルーを主体とした色調での画像観察 ・画像のサムネイル化や動画での表示が可能 アトラス ・病変別350以上の参照症例画像 ・症例画像との比較参照 ・CEST(カプセル内視鏡構造的用語)、所見及び 診断による画像検索機 粘膜損傷度スコア機能:(ルイススコア) ・小腸粘膜の損傷度合いを点数化 ・スコアリング パラメータ:絨毛浮腫、粘膜潰瘍、狭窄性 病変 ・アトラス参照画像との比較が可能 検査データ管理ツール:スタディマネージャ 検査データの外部メディア/ 指定フォルダへの保存:データ エクスポート機能 ・任意設定による検査データのソート機能 ・オフライン検査データの一覧表示 ・各検査データの所見/レポートの有無を一覧表示 専用画像診断システム

2010 月、最新の小腸用カプセル内視鏡を導入しました。 · カプセル内視鏡は患者様に恩恵をもたらします。 なお、2010年3月現在、日本国内では、小腸用カプセル

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埼玉県内の医療法人では初導入!

お問合せ 048-866-1717(代表)

医療法人社団 松弘会 三愛病院

2010年3月、最新の小腸用カプセル内視鏡を導入しました。

患者様と医師、両方に恩恵ゴクンと飲むだけのカプセル内視鏡は、従来の内視鏡、検査と比べて、患者様の身体的な負担を大幅に軽減します。また、従来の検査では直接観察することが難しかった小腸内の疾患の状態が観察できるため、その後の治療に貢献します。保険が適用されたことによる経済的なメリットも見逃せません。このようにカプセル内視鏡は患者様に恩恵をもたらします。

なお、2010年3月現在、日本国内では、小腸用カプセル内視鏡は原因不明の消化管出血に対する検査のみに適用されています。一方海外では、すでに食道や大腸用カプセル内視鏡も実用化されていて、患者様のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上に貢献しています。日本の医療機関でも早期実用化が待たれています。

ギブン・イメージング社製小腸カプセル内視鏡PillCam SBⅡ

患者様にとって良いことゴクンとカプセルを飲み込むだけで検査ができます。放射線を使用しないため、被爆の心配がありません。医療施設に留まる必要がないので、検査中は会社やご家庭に戻ることも可能です。(医師の判断によります。)保険が適用されます。(疾患の種類によります。)

小腸用カプセル内視鏡検査の流れ カンタンなカプセル内視鏡

1.カプセル内視鏡を飲む患者様は、お腹の8箇所にセンサアレイを貼り付け、約500gのデータレコーダを専用ベルトで取り付けます。次に約2.5cmの大きさのカプセルを水と一緒に飲み込みます。検査は外来で行うことが可能です。

2.カプセル内視鏡が小腸の写真を撮り、体外に無線で送信その後、カプセルは消化管を通過し秒間2枚の画像を撮影しながら、データレコーダに送信し続けます。このとき患者様は、体内にあるカプセル内視鏡を全く意識せず、職場やご家庭での日常生活をお送りいただけます。

運動や食事などの限はあります。カプセルは排便と一緒に体外に排出されます。

Q.費用はいくらぐらいですか?A.カプセル内視鏡検査は原因不明の消化管出血が疑われる場合の検査として保険の対象になります。カプセル内視鏡検査には、カプセル内視鏡本体の費用と検査料がかかります。保険の負担割合によって異なりますが、3割負担の場合の目安はおよそ3万円前後です。詳しくはお問い合わせ下さい。

Q.検査前後に注意することはありますか?A.検査前日は消化の良い食事を午後9時までに済ませてください。午後9時以降は、服薬に必要な少量の水以外は飲食しないでください。(内服薬については、医師の指示に従ってください。)また、カプセル内視鏡を飲み込んでから4時間後には軽い食事を摂ることが可能です。検査後は通常の生活にお戻りいただけます。

3.撮影された画像を解析カプセル内視鏡は、10時間以上に渡り6万枚以上の画像を撮影します。撮影された画像は、医師によって専用ソフトウェアを用いて解析され、疾患の場所や状態を調べます。

直径:1.1cm 長さ2.6cm

PillCamR SB 2カプセルカプセルの中には小型イメージセンサーが内蔵されており、このカプセルが患者様の消化管内を蠕動運動により移動しながら腸内の画像を収集します。収集された画像データはカプセル内のアンテナから送信され、患者様の腰に装着されたデータレコーダ(ハードディスク)に記録されます。カプセル嚥下後約8時間で撮像は終了しますが、その間、患者様は通常の日常活動を行うことができます。記録された画像データは専用ワークステーションによりビデオ化され、画像解析ソフトウェアを使用して診断を行います。カプセル内視鏡検査は、非侵襲的に小腸内部全体を直視できるようになり、小腸疾患と原因不明出血の早期かつ精密な診断を可能にしました。

クイックビュー・特徴的な画像のサンプリングとプレビュー・画像サンプリングの閾値を3段階(高、中、低)に設定可能

クワッドビュー・4つの連続した画像で構成されたマルチビュー・画像結合技術により視覚的負担を軽減

ブルーモード・ブルーを主体とした色調での画像観察・画像のサムネイル化や動画での表示が可能

アトラス・病変別350以上の参照症例画像・症例画像との比較参照・CEST(カプセル内視鏡構造的用語)、所見及び診断による画像検索機

粘膜損傷度スコア機能:(ルイススコア)・小腸粘膜の損傷度合いを点数化・スコアリング パラメータ:絨毛浮腫、粘膜潰瘍、狭窄性病変・アトラス参照画像との比較が可能

検査データ管理ツール:スタディマネージャ・検査データの外部メディア/指定フォルダへの保存:データ エクスポート機能・任意設定による検査データのソート機能・オフライン検査データの一覧表示・各検査データの所見/レポートの有無を一覧表示

専用画像診断システム