20131218 off4g

合同会社マイクロベース

私がGRASSを使うわけ

OFF4G LT

2013.12.18

K. Kuwata

@kuwaken0925

kuwaken

Copyright © 2013 microbase, LLC. 本資料の無断転用・転載は固くお断りしております。 1

私の経歴

2005年筑波大学第二学群生物資源学類入学

2009年東京大学修士課程（柴崎研究室）入学

2011年某大手航空測量会社入社

2013年10月 “ 退職

2013年10月東京大学博士課程（柴崎研究室）入学

合同会社micorbase（マイクロベース）参画


私がGRASSを使い始めたきっかけ

学部時代、研究室（衛星リモセン）へ所属し・・・

指導教員N先生

ようこそ！わが研究室へ！

私

どうも・・・ (´・ω・｀)

指導教員N先生

さっそく研究してもらうんだけど、うちの研究室、Windowsとかない

から！

私

(ﾟДﾟ)ハｱｧ!?

どうしろと？？

指導教員N先生

研究室のパソコン、全部Linuxだから。

あと、研究にはGRASSっていうの使って！

私

なんでですか？

（ちょっとめんどくさそうだな・・・）

指導教員N先生

だってそっちの方がめんどくさくないじゃん！

（ライセンス管理とか）

私

・・・・


GRASS


GRASSを使って良かったなぁと私が思ったこと最初はよくも分からずいじってましたが、その内慣れました

GRASSを使えるようになって良かったなぁっと思った3点

1) 導入が非常に簡単環境が変わっても問題なく利用できる

2) 再現性が高く、デバックしやすい

3) 大量処理できる


⑴GRASSのインストール（導入）の仕方

Ubuntuとかの場合

① 端末（コンソール）を開く

② “sudo apt-get install grass”を叩く

③ 終わるまで待つ

↑

わずか3工程、すごい簡単


⑴環境が変わっても問題なく利用できる

大学院は筑波を去り、新しい研究室に入りました。新しい環境で研究をする場合は、、、

① 研究室に転がっているPCの上にLinuxをインストールする（Windowsの上から）

② 端末（コンソール）を開く③ “sudo apt-get install grass”を叩く④ 終わるまで待つ

↑

「研究するんで、数十万円するソフト買ってください！」って先生にお願いしなくてもすみます

（さっきと比べてもわずか4工程）


⑵再現性が高く、デバックしやすい

作業は全てスクリプトで自動化させておく↓

• 処理の流れが明確になる• まったく同じ事を何回もできる• 問題箇所が発見しやすい

指導教員N先生

意味わからんやりなおせ！！！

ゼミで先生に叩かれても・・・

ね〜ちょっとアノ解析やっといて♥️

上司に無茶ぶりされても・・・

そんなに苦労しなくてもすみます

スクリプトでやっておけば・・・


⑶大量処理ができる

学部・修士時代では、大量の衛星画像を処理してました。

MODISによる日射量（PAR）推定

7年分の毎日のMODIS（Terra & Aqua）データ

7（年）×365（日）×10（シーン）×2（衛星） = 約51,100 枚

（1 TBくらい）

7年分の日射量を年平均した分布図（アジア周辺）

GRASSとGMTで作図しました→


最近の私のGRASSの使い方

• 統計解析ソフト R と連携させた空間統計解析

• Pythonによるスクリプト処理


統計解析ソフト R と連携させた空間統計解析クリギング（内挿）

主成分分析（土地被覆図作成）


Pythonによるスクリプト処理

パスを通すだけで、PythonからGRASSを呼び出すことが可能

利点

• わざわざGRASSを呼び出さなくても良い（リモートでの処理が格段にやりやすくなる）

• Pythonの豊富なライブラリーと一緒に利用できる（Webアプリとかできる？）


私の経歴

2005年筑波大学第二学群生物資源学類入学

2009年東京大学修士課程（柴崎研究室）入学

2011年某大手航空測量会社入社

2013年10月 “ 退職

2013年10月東京大学博士課程（柴崎研究室）入学

合同会社micorbase（マイクロベース）参画


って？

メンバー

社長

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アカデミック集団なの・・・？


最後にmicrobaseの紹介

オープンデータを使って、

マイクロ人口統計（全国規模でリリース）

とっても細かいデータを全国・世界中で作りまく

る！

建物単位の人口データ


最後にmicrobaseの紹介

浜松市の高齢化率 %

60歳以上将来人口

将来人口× 100

GRASSで作図しました→


ありがとうございました

興味、アイディアや技術などがありましたら、ぜひ一緒にやりましょう！！

※サンプルデータも提供可能です。

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