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2017 年度 講義要綱 (Syllabus) 〈口腔保健学科〉 神戸常盤大学短期大学部 KOBE TOKIWA JUNIOR COLLEGE 2 0 1 7

2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

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2017年度

講 義 要 綱 (Syllabus)

〈口腔保健学科〉

神戸常盤大学短期大学部K O B E T O K I W A J U N I O R C O L L E G E

2017年度

講 義 要 綱

神戸常盤大学短期大学部

〈口腔保健学科〉

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口腔保健学科

目   次

1.1年次開設科目… ……………………………………………………………… 1

2.2年次開設科目… ………………………………………………………………83

3.3年次開設科目… …………………………………………………………… 115

Page 3: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

索   引

【1年次】 【2年次】 【3年次】キャリア基礎 1 コンピュータ演習Ⅱ 83 プレゼンテーション技法 115医療英語 3 生命倫理 84 生涯発達論 116コンピュータ演習Ⅰ 5 くらしと法律 85 遺伝子と再生医療 117健康スポーツ科学 7 地球と環境 86 歯科医療と法律・制度 118人間関係論 9 口腔健康統計学 87 災害援助と救急医療 119健康科学総論 11 社会福祉総論 88 医療情報システム学 120国際関係論 13 臨床歯科Ⅲ(口腔外科・歯科放射線) 89 歯科医療と経済 121福祉社会の理解 15 臨床歯科Ⅳ(小児歯科) 91 う蝕予防の実践Ⅱ 122日本文化の理解 17 臨床歯科Ⅴ(矯正歯科) 92 歯科衛生ケアプロセスの実践 123人体の構造 19 臨床歯科Ⅵ(高齢者・障害者) 93 地域口腔保健支援実習Ⅰ 124人体の機能 21 臨床検査学 94 地域口腔保健支援実習Ⅱ 125口腔の構造 23 歯科診療補助演習Ⅱ 95 診療補助実習Ⅱ 126口腔の機能 25 歯科診療補助演習Ⅲ 97 口腔保健衛生学実習Ⅱ 127生化学・栄養学 27 オーラルリハビリテーション 98 災害時の歯科衛生士の働き 128薬理学 29 オーラルリハビリテーション演習 99 ボランティアの理論と実践 129病原微生物学・免疫学 31 歯科衛生過程Ⅱ 101 コミュニカティブ イングリッシュ 130病理学 33 コミュニケーション・医療面接 103 海外研修 131口腔衛生学 35 栄養指導法 104公衆衛生学 37 歯科予防処置演習AⅡ(う蝕) 105歯科診療補助論 39 歯科予防処置演習BⅡ(歯周病) 106臨床歯科Ⅰ(歯科保存) 41 歯科保健指導演習Ⅱ 108臨床歯科Ⅱ(歯科補綴) 43 歯科保健指導演習Ⅲ 110医療安全 45 総合歯科実習 111器材学 47 診療補助実習Ⅰ 112歯科診療補助演習Ⅰ 49 口腔保健衛生学実習Ⅰ 113歯科衛生学概論 51歯科衛生過程Ⅰ 53歯科予防処置論A(う蝕) 55歯科予防処置論B(歯周病) 57歯科保健指導論Ⅰ 59歯科保健指導論Ⅱ 61歯科予防処置演習AⅠ(う蝕) 63歯科予防処置演習BⅠ(歯周病) 65歯科保健指導演習Ⅰ 67学びの基礎 69まなぶる▶ときわびとⅠ 71まなぶる▶ときわびとⅡ 76地域との協働 A 80

科目担当者欄の*は客員教授を表す。

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科目担当者 光成研一郎、桐村豪文、中田康夫、永島聡、髙松邦彦、近藤みづき、高藤真理、澤村暢、溝越祐志、三浦真希子、田中智子、紀ノ岡浩美、牛頭哲宏、國崎大恩、大川直美、柳田学、大城亜水

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態キャリア基礎(O21010) 演

習 1 30 1 前期

必修 国試必修

光成研一郎 7 号館 5 階研究室他

仲間と協調して学ぶということ 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 グループをつくろう ①共に学ぶ仲間をつくる。 【予習】シラバスに目を通しておく

第 2 回 グループをつくろう ②グループのメンバーのことをより深く知る。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 3 回 グループの絆を深めよう ①コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。

第 4 回 グループの絆を深めよう ②コンセンサスゲーム「NASA」を行う。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 5 回 この大学のことをもっとよく知ろう ①この大学に対するイメージや情報を共有する。

第 6 回 この大学のことをもっとよく知ろう ②学内を散策し、教職員の方々から有益な情報を得る。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 7 回 この大学のことをもっとよく知ろう ③教えてもらった情報を整理して、来年の後輩に伝えるマニュアルを作る。

第 8 回 この大学のことをもっとよく知ろう ④作成した “ ときわマニュアル ” を発表し、互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 9 回 何を学んだか、自ら振り返り、考えよう ①直近の1週間で学んだことを整理して、それを相手に伝える。

授業の概要

この授業では、一貫してグループで活動することを基本としています。その学習方法を Team Based Learning といいます。これからどのような活動をしていく中においても、またどのような職業に就くとしても、他者との関わりなくして生きていくことは絶対にありえません。仲間と共に考え、実践することは、どの社会においても必須の力となります。自分だけの世界に閉じこもることなく、心を開き、楽しく仲間と学び合うことを願っています。

学修の到達目標 キーワード

グループ活動を通して、以下に示す色々な “ できる(able)” を身につける。仲間を作ることができる、仲間と議論することができる、自らを見つめ直すこ

とができる、学びの習慣・環境を整えることができる、論理的に考えることができる、批判的に考えることができる、相手に自分の考えをうまく表現することができる、独創性豊かなことを考え出すことができる。

・協調性・協働力・責任力・貢献力・傾聴力・対話力・表現力

履修に必要な知識・技能・態度

この授業では、一貫してグループで活動することを基本としています。まだ見知らぬ人と一緒に半期共に活動をしていくわけですが、特段不安に思うことなく気を楽にして授業に臨んでほしいと思います。ただし、学ぶことには常に一生懸命であってほしいため、こちらが提示する課題についてはすべて真剣に取り組んでください。

教科書・参考書

教科書:なし参考書:なし

−…1…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 ノートテイキングについて考えよう ①良い/悪いノートテイキングとは何かを見極める。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第11回 何を学んだか、自ら振り返り、考えよう ②直近の1週間で学んだことを整理して、それを相手に伝える。

第12回 ノートテイキングについて考えよう ②ノートテイキング術をグループで開発し、発表し、互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第13回 相手にわかりやすく話を伝えるってどういうことか考えよう ①グループワークを通じて “ コミュニケーション ” とは何かを考える。

第14回 相手にわかりやすく話を伝えるってどういうことか考えよう ②相手にわかりやすく話を伝えるための工夫について考える。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第15回 まとめと振り返り

評価の実施方法と注意点

定期試験 レポート試験を行う。

提出物次回までに取り組んでくるよう指示された課題を、指示されたとおりに取り組み、提出されたかどうかを評価する。ポートフォリオとして蓄積する書類のファイリングが正しくなされているかを評価する。

成果発表(口頭・実技) 8 回、12 回の授業で行う発表(プレゼンテーション)を評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2 つがある。

作品グループで作成する「ときわマニュアル」「ノートテイキング術」の作成過程(各々が与えられた役割の遂行の程度など)とその作品の出来栄えを評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2 つがある。

ポートフォリオ

各自が授業で取り組むワークシートと、取り組みを自ら振り返り評価する振り返り票を、それぞれの学びの成果としてポートフォリオに蓄積していく。ポートフォリオ評価では、教員がその蓄積された学びの成果を公平な観点から評価する。もちろん正当な理由なく、ワークシートや振り返り票が欠落していることは減点の対象となる。

その他グループ活動において積極的に発言することや、主体的・能動的に取り組んだことについては、加点の評価対象となる。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2 つがある。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 20 10 20 15 30 5 100

−…2…−

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科目担当者 山﨑麻由美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態医療英語

(O21020) 演習 1 30 1 後

期必修 国試必修

山﨑麻由美 4 号館 3 階研究室

世界で活躍する DH を目指す 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 オリエンテーション・口腔に関連する用語を学ぶ 【予習】シラバスを読んでくる【復習】単語のまとめをしておく

第 2 回 海外の医療現場について調べる。 英語のリズムについて学ぶ 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】英語の読み方の練習をする

第 3 回 海外の医療現場に関するプレゼンテーションをする英語の読み方について学ぶ

【予習】プレゼンの準備をする【復習】プレゼンのふりかえりをする

第 4 回 大人の歯・子どもの歯 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】本日のまとめをする

第 5 回 口腔の健康について(食べ物・日常習慣) 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】本日のまとめをする

第 6 回 問診の英語表現を学ぶ。 文化の違いを学ぶ 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】本日のまとめをする

第 7 回 口腔ケア指導(歯ブラシ指導) グループ制作のテーマを決める 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】本日のまとめをする

第 8 回 口腔ケア指導(フロス・シーラント) 【予習】配布プリントを仕上げる【復習】本日のまとめをする

第 9 回 口腔の病気に関する用語と表現を学ぶ  【予習】口腔に関するプリントを読む【復習】学んだ単語を覚える

第10回 臨床に関する用語と表現を学ぶ 【予習】口腔に関するプリントを読む【復習】学んだ単語を覚える

第11回 英文の書き方を学ぶ(書式・文体に関する事)グループ制作1(日本語の原稿を作る) 発表に向けてグループで作業を進める

授業の概要

医療の現場で英語はますます必要になり、会話レベルから専門用語にいたるまで幅広い英語力が求められる。この授業のねらいは口腔保健に関する様々な英語に触れ、専門用語から臨床でのコミュニケーションに必要な英語運用能力をつけることである。また国際的な医療活動を知り、世界の現状に目を向け視野を広げることも目的でのひとつである。

学修の到達目標 キーワード

歯科医療で使われる英語の基礎知識の定着と実践的な活用を目指す。・臨床で役立つ英語表現を学ぶ・国際的な医療活動を知り、視野を広

げる

履修に必要な知識・技能・態度

1.授業には必ず辞書を持参すること2.積極的に授業に参加すること3.与えられた課題は仕上げること

教科書・参考書

教科書:使用しない参考書:随時紹介する

−…3…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第12回 英文の書き方を学ぶ(伝えたいことを英文にする)グループ制作2(英語の原稿を作る) 発表に向けてグループで作業を進める

第13回 英文の書き方を学ぶ(文法の復習)グループ制作3(英語の原稿を完成させる) 発表に向けてグループで作業を進める

第14回 英文読解と英作文のまとめグループ制作4(媒体制作と発表に向けての練習) 発表準備をする

第15回 グループ制作発表と復習 授業のふりかえりと試験に向けての準備

評価の実施方法と注意点

定期試験 定期試験 (筆記試験)

提出物 小テスト(10) 読書レポートの提出(10)

成果発表(口頭・実技) グループでのプレゼンテーション

その他 受講態度

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 50 20 25 0 0 5 100

−…4…−

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科目担当者 笹井隆邦

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態コンピュータ演習Ⅰ

(O21030) 演習 1 30 1 後

期選択 -

笹井隆邦 7 号館 5 階研究室

文書作成の基礎を学ぼう 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 ガイダンス Windows10 の基礎 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】Windows10 の操作

第 2 回 ネット検索 テキストの使い方イラストの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 3 回 Word の操作 案内状の作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 4 回 Word の操作 レポートの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 5 回 Word の操作 表の作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 6 回 Word の操作 ポスターの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 7 回 Word の操作 時間割の作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 8 回 Excel の操作 基本シートの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第 9 回 Excel の操作 表計算 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第10回 Excel の操作 グラフの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第11回 Excel の操作 データベースの操作 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第12回 Excel の操作 カレンダーの作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

授業の概要

歯科衛生士の仕事では患者さんについてのデータを職場で話し合い、指導方針を相談するなど、データ分析を行う場面がたくさんある。そこでこの授業では、パソコンを使ってデータ処理を行うために、OS の操作やワードの利用法、表計算ソフトの利用法についての基本的な操作を学び表やグラフの作成ができるようにすることを目的とする。また情報収集のためWeb ブラウザやメールに関する事柄にも触れる。

学修の到達目標 キーワード

Word、Excel、ブラウザの基本操作をマスターする。 ・Word・Excel

履修に必要な知識・技能・態度

各自が興味を持って、積極的にコンピュータに触れていくことが大切なので、出席することが大事である。

教科書・参考書

教科書:『Windows10 /Office 2016 対応版 Word/Excel/PowerPoint 標準テキスト』 定平誠  技術評論社参考書:使用しない

−…5…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第13回 Word の操作 ビジネス文書の作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第14回 Word と Excel を用いたビジネス文書の作成 【予習】教科書を参考に予備知識を得る【復習】章末の練習問題

第15回 補足とまとめ 【予習】操作等わからないところのチェック【復習】試験対策

評価の実施方法と注意点

定期試験 実技試験

提出物 授業内で作成した課題の提出(時間割、カレンダー)

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 40 0 0 0 0 100

−…6…−

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科目担当者 柳敏晴、近藤みづき

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態健康スポーツ科学

(O21100) 演習 1 30 1 前

期必修 国試必修

柳敏晴 7 号館 4 階研究室 他

ウエルネス・ライフスタイルをめざそう! 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 オリエンテーション・ガイダンス (担当者:柳、近藤) 【予習】シラバスを読む【復習】体調管理をする

第 2 回 第 1 グループ:ソフトボール①基本技能 (担当者:柳)第 2 グループ:テニス①ラケッティング (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 3 回 第 1 グループ:ソフトボール②ゲーム (担当者:柳)第 2 グループ:テニス②基本のストローク (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 4 回 第 1 グループ:サッカー①基本技能 (担当者:柳)第 2 グループ:テニス③クロスラリー (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 5 回 第 1 グループ:サッカー②ゲーム (担当者:柳)第 2 グループ:テニス④サービスレシーブ (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 6 回 第 1 グループ:バスケットボール①基本技能 (担当者:柳)第 2 グループ:テニス⑤ダブルスゲームの進め方 (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 7 回 第 1 グループ:バスケットボール②ゲーム (担当者:柳)第 2 グループ:テニス⑥戦術を含んだダブルスゲーム (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 8 回 第 1 グループ:アルティメット (担当者:柳)第 2 グループ:テニス⑦ダブルスゲーム (担当者:近藤)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第 9 回 第 1 グループ:テニス①ラケッティング (担当者:近藤)第 2 グループ:ソフトボール①基本技能 (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

授業の概要

心とからだの健康を、ウエルネスの視点から考え実践する。身体活動・スポーツの実践を通し、コミュニケーション能力を高めるとともに、スポーツの基礎的技能を習得し、ルール・マナーを遵守する態度を身に付ける。授業全体を通し、チームワークや協力、個性の尊重や役割分担、マネジメント力を学ぶ。また、自らの健康を、自律した人間として、コントロールできるようにする。

学修の到達目標 キーワード

1.ウエルネスの理念を理解し、自律して健康の保持増進ができるようになる。2.各種スポーツ、レクリエーション種目を通し、各自の生涯スポーツを見つける。3.各自の体力レベルを把握し、卒業後も健康に生きる体力を養う。4.仲間と共にスポーツ・レクリエーションを行う愉しさを知る。

・ウエルネス・スポーツと健康・ルールとマナー・生き抜く体力・チームワークと協力

履修に必要な知識・技能・態度

1.身体活動に積極的に取組む姿勢を持つ。2.できる、できないではなく、チャレンジする気持を持ち続ける。3.お互いを尊重しつつ、協力と協働する。

教科書・参考書

教科書:『基礎から学ぶスポーツリテラシー』 2015. 大修館書店 参考書:『スポーツの世界地図』 2012.  丸善出版

−…7…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 第 1 グループ:テニス②基本のストローク (担当者:近藤)第 2 グループ:ソフトボール②ゲーム (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第11回 第 1 グループ:テニス③クロスラリー (担当者:近藤)第 2 グループ:サッカー①基本技能 (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第12回 第 1 グループ:テニス④サービスレシーブ (担当者:近藤)第 2 グループ:サッカー②ゲーム (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第13回 第 1 グループ:テニス⑤ダブルスゲームの進め方 (担当者:近藤) 第 2 グループ:バスケットボール①基本技能 (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第14回 第 1 グループ:テニス⑥戦術を含んだダブルスゲーム (担当者:近藤)第 2 グループ:バスケットボール②ゲーム (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

第15回 第 1 グループ:テニス⑦ダブルスゲーム (担当者:近藤)第 2 グループ:アルティメット (担当者:柳)

【予習】体調管理をする【復習】ふりかえりシート作成・提出

評価の実施方法と注意点

提出物 レポート課題学修ふりかえりシート

成果発表(口頭・実技) 実技・試合結果

ポートフォリオ 自身の生活記録を記入する。

その他 授業参加の積極性

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 0 30 30 0 20 20 100

−…8…−

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科目担当者 柳原利佳子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態人間関係論(O21120) 講

義 2 30 1 前期

選択必修

国試選択必修柳原利佳子 7 号館 5 階

研究室人間関係の理解を目指す 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 人的環境の必要性 【予習】シラバス内容の熟読【復習】学びの確認

第 2 回 人間関係の形成 ― 愛着理論 【予習】愛着理論について調べる【復習】学びの確認

第 3 回 親子関係の理解と測定 【予習】親子関係の測定について調べる【復習】学びの確認

第 4 回 人間関係の広がり 【予習】人間関係の広がりについて調べる【復習】学びの確認

第 5 回 人間らしさとは 【予習】人間らしさとは何か考えておく【復習】学びの確認

第 6 回 野生児の記録 (映画鑑賞)【予習】アヴェロンの野生児について学んだことを整理しておく

【復習】学びの確認

第 7 回 発達心理学的観点から人間関係をふりかえる (小テスト 1:第 1 回~第 6 回まで)

【予習】小テスト対策をする【復習】発達心理学的観点から人間関係の解釈を確認

第 8 回 対人魅力 【予習】対人魅力について調べる【復習】学びの確認

第 9 回 態度変容① 説得 【予習】説得について調べる【復習】学びの確認

授業の概要

人間は誕生時からさまざまな人との関係の中で生きている。互いに影響し合い、支え合いながら生活している社会的存在であると言える。一方で、現代社会において「人間関係が難しくなっている」とも言われ、人間関係の問題が個人あるいは集団にとっての関心事であり、心身の健康の維持にとっても重要な意味を有している。本講義では人間関係の基礎理論について発達心理学的観点・社会心理学的観点から講述する。さまざまな人間関係を理解し、日常生活において自らの人間関係の理解と改善に役立てられるようにすることを目的とする。

学修の到達目標 キーワード

人的環境としての人間存在の意味を考えること、あるいは、心理学の視点と方法論の学びを通して、自らの人間観の醸成や人間関係を理解する。

・人間関係・自己理解・他者理解

履修に必要な知識・技能・態度

私語厳禁。積極的な授業参加を期待します。

教科書・参考書

教科書:使用しません。毎回プリントを配布します。参考書:適宜紹介します。

−…9…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 態度変容② 集団圧力への同調【予習】集団圧力への同調実験について調べる

【復習】学びの確認

第11回 権威への服従 【予習】権威への服従実験について調べる【復習】学びの確認

第12回 協同と競争 【予習】協同と競争について調べる【復習】学びの確認

第13回 ジグソー学習による協同学習 【予習】協同学習について調べる【復習】学びの確認

第14回 対人関係の分析 【予習】エゴグラムについて調べる【復習】学びの確認

第15回 補足とまとめ (小テスト 2:第 8 回~第 14 回まで) 【予習】小テスト対策をする【復習】学びの確認と期末試験対策をする

評価の実施方法と注意点

定期試験 レポート試験。

提出物 授業時間中にm anaba の出席カード機能を用いた意見や復習チェックの提出を求めます。

成果発表(口頭・実技) グループワークの成果について口頭発表を行う。

その他 受講態度及び小テスト。小テスト範囲の復習をこまめにしておくこと。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 40 15 10 0 0 35 100

−…10…−

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科目担当者 足立了平、吉田幸恵、岩越美恵、柳敏晴

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態健康科学総論(O21140) 講

義 2 30 1 後期

選択必修

国試選択必修足立了平 5 号館 3 階

研究室他健康とはなにか?健康を多面的にとらえる 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 私の健康観① -医学における健康の維持・増進とは (担当者:足立)

【予習】健康について思考をめぐらす【復習】健康観をまとめる

第 2 回 私の健康観② -障害を持って生きるとはどういうことなのか (担当者:岩越) 【復習】健康観をまとめる

第 3 回 私の健康観③ -ヘルスプロモーション、ウエルネス、ライフスタイルの変革 (担当者:柳) 【復習】健康観をまとめる

第 4 回 第 1 ~ 3 回のまとめ -自分自身の健康観を考える (担当者:足立)

【予習】3 回分の健康観を読み返しておく【復習】健康観をまとめてレポート作成

第 5 回 疾病① -生活習慣病、メタボリックシンドローム、高血圧症 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第 6 回 疾病② -糖尿病、栄養面から健康を考える (担当者:吉田) 【予習】配布の資料を読んでおく

第 7 回 疾病③ -虚血性心疾患・脳血管疾患(脳卒中) (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第 8 回 疾病④ -認知症、高次脳機能障害 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

授業の概要

「健康とは何か」、『健康』を科学的にとらえ健康の維持・増進に関わる課題を解決する学習の中から自分なりの『健康観』を考える。肉体的、精神的な医学上の健康という概念だけでなく、障害を持ちながら活き活きと生きることなど社会的な側面をも包含する『健康』という言葉の持つ多様性を学ぶことで命と人格を尊重し、社会に貢献できる歯科衛生士としての基盤を創る。

学修の到達目標 キーワード

1.自分自身の「健康観」を持つ。2.生活習慣病(がん・心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・認知症)について概説できる。3.正常な摂食嚥下運動とその障害について概説できる。4.口腔の機能と全身との関連を理解する。

・健康観・生活習慣病・口腔機能・健康較差・フレイル、オーラルフレイル

履修に必要な知識・技能・態度

第 4 回目は、第 1 ~ 3 回目の授業をまとめたレポートを作成し提出。第 5 ~ 10 回は事前に配布(マナバで配信)した資料を読んでおくことを必修とし、毎授業のはじめに小テストを実施する。第 11 回目は第 5 ~ 10 回をまとめたレポートを作成、第 15 回目は第 12 ~ 14 回のまとめのレポート作成。レポートは事前に資料や講義ノートを読み返して骨子を考えておくこと。

教科書・参考書

教科書:使用しない参考書:『4 疾病のオーラルマネジメント』 足立了平 編集  金芳堂

『知りたいことがすぐわかる高齢者歯科医療 -歯科医療につながる医学知識-』 小谷順一郎 編  永末書店(2017 年発刊予定)『一歩進んだ口腔ケア』 足立了平 編集  金芳堂

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 9 回 疾病⑤ -肺炎・災害時の健康被害 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第10回 疾病⑥ -がん (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第11回 疾病①~⑥のまとめ (担当者:足立) 【復習】疾病① - ⑥についてレポート作成

第12回 口腔機能と体の機能、フレイルとオーラルフレイル (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第13回 摂食・嚥下障害① -解剖と生理 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

第14回 摂食・嚥下障害② -病態 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく【復習】口腔機能をまとめてレポート作成

第15回 口腔機能のまとめ、口から見える健康較差 (担当者:足立) 【予習】配布の資料を読んでおく

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 レポートおよび小テストを採点し、理解度を評価する

その他 小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 20 0 0 0 20 100

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科目担当者 富岡宣之 *

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態国際関係論(O21200) 講

義 2 30 1 前期

必修 国試必修

富岡宣之 7 号館 2 階非常勤講師

控室国際社会から考える口腔保健 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回国際関係とは何か、国際関係論とは何かに答え、『国際歯科保健医療学』・『国際保健医療学第 3 版』の目次を紹介し、本授業の内容を確認する。

【予習】シラバスの一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 2 回国家と国家が主権を尊重しあう関係の始まりである 1648 年から1990 年初頭の米国とソ連の2大陣営の冷戦終結までの国際関係史の流れを学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 3 回 現代のグローバル化の定義、その光の面・陰の面、国民国家とグローバル化のなかでのその変容について学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 4 回 戦争の原因、テロリズムの原因、21 世紀初期の戦争の形態とテロリズムの形態を学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 5 回冷戦後の国連の平和維持活動と平和構築の内容を理解する。そして、平和とは何かを「消極的平和」と「積極的平和」という2つの概念から学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 6 回国連が人権の国際的保護にどのような役割を果たしているか、また、国連の人権諸条約の締結が、日常生活にどのような影響を及ぼしたかを学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 7 回 「人間の安全保障」とは何かを学ぶ。この構成要素のひとつである「健康の安全保障」の重要性を確認する。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 8 回経済的貧困だけではなく、生存・知識・生活水準から見る国連開発計画の「人間貧困」概念、個々人の生活の質を重視する「人間開発」を学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第 9 回国連は、2015 年までの「ミレニアム開発目標」後、2030 年までの「持続可能な開発目標」を掲げ、達成へ向けて始動している。その内容を学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

授業の概要

国家や西欧国際体系などの基本概念を学び、国際関係論の基礎的な知識を得ることができるようにする。また、地球規模でみた口腔保健にかかわるいくつかの問題を考えていく。

学修の到達目標 キーワード

1.社会人として欠かせない国際的な感覚を養うこと。2.人びとの安全・安心を問い、グローバルな視点で口腔保健を考えられるこ

と。

・国際的視野・人間の安全保障・人間開発・口腔保健の国際目標・国際協力

履修に必要な知識・技能・態度

毎回配布される出席カードには、講義の要点・感想を必ず書くこと。質問・要望などがあれば、その都度自由に書くこと。

教科書・参考書

教科書:使用しません。参考書:『オーラル・ヘルス・アトラス』 神原正樹・井上孝 監訳  口腔保健協会

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回世界にはさまざまな格差があるが、その中で健康格差とりわけ、口腔保健の格差の現状を知る。日本の現状を世界の現状のなかに位置づけて捉える。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第11回世界保健機関 WHO、口腔保健に関わる専門的な国際的な組織である国際歯科連盟 FDI と国際歯科衛生士連盟 IFDH の歴史、活動内容を学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第12回WHO・FDI 作成の 2000 年まで、2020 年までの2つの「口腔保健に関する国際目標」と共に、国連の2つの開発目標と口腔保健との関連を学ぶ。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第13回 日本の歯科分野の非政府組織 NGO の国際協力活動の内容を学ぶ。 【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第14回歯の治療のため渡航する「デンタルツーリズム」、歯科関係者の国際移動を学ぶ。医療ツーリズム、欧州連合の欧州健康保険カードについても触れる。

【予習】講義用資料の一読【復習】講義用資料・ノートの一読

第15回 第 1 回から第 9 回までの授業内容と第 10 回から第 14 回までの授業内容の関連をまとめる。

全講義用使用・ノートの不明なところを図書館で調べ、試験対策への準備

評価の実施方法と注意点

定期試験 定期試験での筆記試験

提出物 800 字程度のレポート(授業時にレポート題名を発表する。授業時に提出する)。なお、評価には、出席カードの講義の要点・感想・質問も含める。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 30 0 0 0 0 100

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科目担当者 中田康夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態福祉社会の理解

(O21230) 講義 2 30 1 後

選択必修

国試選択必修中田康夫 7 号館 4 階

研究室保健医療と福祉の連携・協働と融合 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 オリエンテーション・保健医療領域における福祉の重要性 【授業後】次回の学修に向けて、「福祉」の概念について調べる

第 2 回 福祉の意味・定義① (調査と整理) 【授業後】次回の発表に向けた準備

第 3 回 福祉の意味・定義② (発表とディスカッション) 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第 4 回 グループごとにディベート準備①(調査と整理)[*テーマは授業中に発表] 【授業後】次回のディベートに向けた準備

第 5 回 グループごとにディベート準備②(発表資料の作成) 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第 6 回 ディベートとその内容を元にしたディスカッション 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第 7 回 QOL とは? 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第 8 回 障がい・障がい者とは?(内閣府:「障がいのある当事者からのメッセージ」を元にして)

【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第 9 回 新しい障害モデル(国際障害分類初版(ICIDH)から国際生活機能分類(ICF)へ)

【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第10回 リハビリテーションの思想 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

授業の概要

福祉の基本理念としてのノーマライゼーション・自立支援やリハビリテーションについて学び、福祉サービスの基本的視点である利用者の QOL の向上とは何かを理解する。さらに、今注目されている地域福祉/地域包括ケアの意義と役割について正しく理解し、歯科衛生士として地域福祉/地域包括ケアに寄与できるようになることを目指す。

学修の到達目標 キーワード

1.福祉の定義、社会福祉の目的について述べることができる。2.保健医療福祉における「地域」の重要性について述べることができる。3.障がいとリハビリテーションの思想について述べることができる。4.口腔保健と福祉、口腔保健と地域について自己の考えを述べることができる。

・保健医療福祉・地域福祉/地域包括ケア・障害モデル・リハビリテーション・QOL

履修に必要な知識・技能・態度

主体的・能動的な学修への姿勢・態度「教員が何を教えてくれるか」ではなく「自らが何を学ぶか・学びたいか」が極めて重要である

教科書・参考書

教科書:なし参考書:適宜紹介する

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第11回 今日のリハビリテーションの実際 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第12回 保健医療福祉にとって、なぜ、いま「地域」なのか?① (調査と整理) 【授業後】次々回のディベートに向けた準備

第13回 保健医療福祉にとって、なぜ、いま「地域」なのか?②(発表資料の作成) 【授業後】次回のディベートに向けた準備

第14回 保健医療福祉にとって、なぜ、いま「地域」なのか?③(発表とディスカッション)

【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

第15回 まとめ 【授業後】学修内容を要約し、ポートフォリオ化する

評価の実施方法と注意点

定期試験 定期試験を実施

成果発表(口頭・実技) ディベートの内容・課題についての発表内容を評価

ポートフォリオ 日々のポートフォリオから最終的に作成した “ 凝縮ポートフォリオ ” を評価

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 35 0 30 0 35 0 100

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科目担当者 中葉芳子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態日本文化の理解

(O21240) 講義 1 15 1 前

選択必修

国試選択必修中葉芳子 7 号館 2 階

非常勤講師控室職場での活用のために 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 概説 日本文化について 履修理由、関心のある日本文化や年中行事について考えておくこと。

第 2 回 春の暦

次回の授業内容に関して毎回詳しく説明するので、それに基づいて、知っていること、おこなっている行事などを書き出すなどして、授業時間外に学習を深めてほしい。

第 3 回 五節句(雛祭り、端午の節句など) 同上

第 4 回 夏の暦 同上

第 5 回 秋の暦 同上

第 6 回 七夕、十五夜、お盆 同上

第 7 回 正月行事(お雑煮、おせち料理、正月飾りなど)、冬の暦 同上

第 8 回 まとめ 職場での日本文化の活用 同上

授業の概要

日本文化は、古代から現代まで脈々と続いてきたものである。昔とは変わってきているものが多いが、古代の風俗・習慣などを受け継いでいるものも見られる。特に、国風文化の最盛期である平安時代の風俗・習慣などは、現代の文化にも大きな影響を与えている。

そこで、古代から現代まで続く文化を取り上げ、その文化が中世・江戸時代にかけて変化・発展していき、現代の文化にどのような影響を与えているかを考えていきたい。

学修の到達目標 キーワード

1.昔から変わらない文化、近代になって変容した文化を理解することを通して、視野を広げることを目標とする。

2.歯科衛生士として、勤務先での季節に合わせた行事やディスプレイが考えられるようになる。

・日本文化・二十四節気・暦・年中行事

履修に必要な知識・技能・態度

それぞれのテーマについて、学生からの意見・経験も求めるので、積極的な授業参加を希望する。

教科書・参考書

教科書:必要に応じてプリントを配布する。参考書:授業中に指示する。

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評価の実施方法と注意点

定期試験 定期試験で、筆記試験を実施する。

その他 受講態度・授業参加で評価する。各回のテーマに関して、授業中の質問に回答できるようしておくこと。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 0 0 0 0 40 100

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科目担当者 清水孝治

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態人体の構造(O22000) 講

義 2 30 1 前期

必修 国試必修

清水孝治 7 号館 2 階非常勤講師

控室コ・デンタルのための解剖・組織・発生学 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 解剖学総論 『人体の構造と機能 1』 (序章) 【予習】教本 (講義ページ)通読【復習】配布プリントのチェック

第 2 回 組織学概論 『人体の構造と機能 1・歯と口腔の構造と機能』(組織と発生 顔面と口腔の発生)

【予習】教本 (講義ページ)通読【復習】配布プリントのチェック

第 3 回 発生学概論 『人体の構造と機能 1・歯と口腔の構造と機能』 (組織と発生 顔面と口腔の発生)

【予習】教本 (講義ページ)通読【復習】配布プリントのチェック

第 4 回 運動系 1 『人体の構造と機能 1』 (1 章 骨格系)口腔顎顔面解剖ノート(p1 ~ 20)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第 5 回 運動系 2 『人体の構造と機能 1』  (2 章 筋と運動)口腔顎顔面解剖ノート(p21 ~ 33)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第 6 回 運動系 3 『歯・口腔の構造と機能』  (2 章 口腔付近の解剖学)

口腔顎顔面解剖ノート (p2 ~ 8 p13 ~ 27)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ 

授業の概要

本授業は、人の正常な形態、構造、発生を理解することを目的とする。解剖・生理学はすべての医学・歯学を学ぶ上で最も基礎となるものであり、歯科医療に携わる者はこの知識を必ず習得していなければならない。この授業では、歯科臨床に必要な人体の解剖学を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

人体の形態を系統的に理解し、それらを統合した集合体である人体の構造を理解する。

・人体解剖学 Human Anatomy・口腔解剖学 Oral Anatomy・顎・顔面解剖学 Maxillofacial Anatomy・頭頸部解剖学 Head and Neck Anatomy・歯科基礎医学 Basic Science for Dentistry

履修に必要な知識・技能・態度

中学・高校の理科や生物学に学習と共通する部分が多い科目である。講義時間数に限りがあるため、予習・復習が必要である。また、解剖学の画像や動画、CG などはインターネットなどにより入手できるので、それらを用いた授業以外での学習も大変有用である。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 1 解剖学・組織発生学・生理学』全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

『最新歯科衛生士教本 歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・口腔組織発生学・口腔生理学』全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版口腔顎顔面解剖ノート  井出吉信 監修 学建書院

参考書:特になし

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 7 回 内臓 1 『人体の構造と機能 1』  (3 章 消化・吸収)口腔顎顔面解剖ノート(p89 ~ 109)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第 8 回 内臓 2 『人体の構造と機能 1』 (6 章 呼吸 8 章 排泄)口腔顎顔面解剖ノート(p89 ~ 109)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第 9 回 脈管系 1 『人体の構造と機能 1』 (4 章 循環)口腔顎顔面解剖ノー(p34 ~ 57) 

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第10回 脈管系 2 『歯・口腔の構造と機能』 (2 章 口腔付近の解剖学)口腔顎顔面解剖ノート(p42 ~ 46) 

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第11回 神経系 1 『人体の構造と機能 1』  (5 章 神経系)口腔顎顔面解剖ノー(p58 ~ 88)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第12回 神経系 2 『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 1』 (5 章 神経系)口腔顎顔面解剖ノート(p58 ~ 88)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第13回 神経系 3 『歯・口腔の構造と機能』 (2 章 口腔付近の解剖学)口腔顎顔面解剖ノート(p69 ~ 78 p83 ~ 85)

【予習】名称記入【復習】カラーリングなど まとめ

第14回 感覚器系 『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 1』 (7 章 感覚) 単位試験対策【復習】口腔顎顔面解剖ノートの整理

第15回 内分泌 ・ 生殖器 『人体の構造と機能1』 (10章 内分泌 11章 生殖) 単位試験対策【復習】口腔顎顔面解剖ノートの整理

評価の実施方法と注意点

定期試験 マークシート方式による筆記試験

提出物 指定されたノートの提出 

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 30 0 0 0 0 100

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科目担当者 佐藤元

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態人体の機能(O22010) 講

義 2 30 1 前期

必修 国試必修

佐藤元 7 号館 2 階非常勤講師

控室他いのちを支え続けるからだの仕組み 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 生理学概論、細胞と内部環境 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 2 回 神経系総論 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 3 回 中枢神経 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 4 回 末梢神経 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 5 回 筋と運動機能 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 6 回 感覚 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 7 回 血液と循環 1 (血液、血管の構造と機能) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 8 回 血液と循環 2 (心臓の機能とその調節) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 9 回 消化・吸収 1 (消化管の運動) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

授業の概要

生理学とは生体の機能とその動作原理を明らかにする学問であり、臨床歯学・医学を学ぶ上で重要な基盤となる。また、生理学そのものは、歯学、医学の一分野であるが、自然科学の広範な学問領域を基盤とする学問であり、自然科学のさまざまな原理や基礎知識に立脚している。

授業では、まず、生体・器官を構成する細胞あるいは分子の微視的な現象の理解を深め、それを生体機能システムと結びつけて理解することを目的とする。生体機能システムについては、植物系機能と動物系機能に分けて解説し、臨床医学と結びつけて理解できるようにしている。

学修の到達目標 キーワード

1.様々な病態を理解し予防を考えることができる歯科衛生士となるために、生体機能に関わる基礎的な生理学知識を習得し、身体の仕組みを理解する。

2.高齢化社会にともなって変化する歯科医療に対応できる歯科衛生士となるために、加齢による人体の機能的変化について理解する。

・生命科学・脳神経科学・生体制御機構・ホメオスタシス

履修に必要な知識・技能・態度

講義中に不明な点を質問し理解に努める。また、講義内容は幅広く、それぞれの授業が関連しているため、前回の復習をし、さらなる理解に努める。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 1 解剖学・組織発生学・生理学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:『標準生理学』 小澤瀞司、福田康一郎 総編集  医学書院

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 消化・吸収 2 (消化液と胃腸からの吸収) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第11回 呼吸 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第12回 排泄 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第13回 代謝と体温 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第14回 内分泌 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第15回 生殖 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験:教科書及び授業時配布プリントから出題する。

その他 平常点:講義中に適宜質問し、知識を評価する。また、講義態度を評価する。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 0 0 0 0 20 100

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科目担当者 竹内雅規

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔の構造(O22020) 講

義 3 45 1 前期

必修 国試必修

竹内雅規 7 号館 2 階非常勤講師

控室歯科治療に役立つ基礎知識 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 総論① (歯の定義、歯の機能、歯の組織、歯の形態、歯の種類と数、歯の表記法) 【予習】歯の形態について

第 2 回 総論② (方向用語、歯の各部の名称、根管形態、歯に共通する形態的特徴)

【予習】歯の用語、根管の形態、左右の識別

【復習】歯の形態、歯式、種類等

第 3 回 永久歯の形態① (切歯、犬歯 ) 【予習】永久歯(切歯、犬歯)(上下)【復習】歯の用語、根管、左右の識別

第 4 回 永久歯の形態② (小臼歯 ) 【予習】小臼歯(上下)【復習】切歯(中切歯、側切歯)、犬歯

第 5 回 永久歯の形態③ (大臼歯 上顎 ) 【予習】上顎大臼歯【復習】小臼歯

第 6 回 永久歯の形態④ (大臼歯 下顎 ) 【予習】下顎大臼歯【復習】上顎大臼歯

第 7 回 乳歯の形態 【予習】乳歯(上下 A ~ E)の形態【復習】下顎大臼歯

第 8 回 歯の異常、歯列と咬合 【予習】歯の異常、歯列と咬合【復習】乳歯の形態

第 9 回 歯の発生【予習】歯の発生(蕾状期、帽状期、鐘状期等)

【復習】歯の異常、歯列

授業の概要

近年、歯科衛生士の活躍分野が広がっており、その役割も大きくなっている。衛生士としての基礎として口腔解剖学を学び、さらに歯列の発育・成長・咀嚼機能と加齢変化、口腔機能の回復など最新の研究および治療にも対応できる歯科衛生士の養成を目指し講義を行う。

学修の到達目標 キーワード

歯および歯周組織、当該顔面に関する解剖学的、組織学的構造および機能を離解する。

・歯の形態を理解、説明できるようにする・各歯牙の歯種を鑑別できるようにする・歯の萌出順、歯列と咬合を理解する・歯の発生の概要を理解する・エナメル質、象牙質、セメント質の

形成、機能の違いを理解する

履修に必要な知識・技能・態度

歯科治療の基礎となる名称、形態、歯式、各歯牙の特徴、組織発生を理解し、活用する。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・口腔組織発生学・口腔生理学』全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版

参考書:随時紹介します

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 エナメル質 【予習】歯、歯周組織の構造と機能、エナメル質

【復習】歯の発生

第11回 象牙質・歯髄① (象牙質の機能、構造等) 【予習】象牙質の機能、構造【復習】エナメル質

第12回 象牙質・歯髄② (歯髄の構造) 【予習】歯髄の構造、機能【復習】象牙質

第13回 セメント質、歯根膜 【予習】セメント質、歯根膜の機能、構造【復習】歯髄

第14回 歯槽骨、口腔粘膜 【予習】歯槽骨、口腔粘膜の機能、構造【復習】セメント質、歯根膜

第15回 歯肉 【予習】歯肉の機能、構造【復習】セメント質、歯根膜

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

その他 小テスト ( 必要に応じて実施する )

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 0 0 0 0 20 100

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科目担当者 佐藤元

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔の機能(O22030) 講

義 2 30 1 前期

必修 国試必修

佐藤元 7 号館 2 階非常勤講師

控室他驚くほど多様な口のはたらき 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 口腔生理学総論、歯および支持組織の生理 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 2 回 顎・口腔・顔面感覚の特徴と意義 1 (歯の感覚および歯痛) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 3 回 顎・口腔・顔面感覚の特徴と意義 2 (顔面皮膚、口腔粘膜、口唇の感覚) 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 4 回 嗅覚 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 5 回 味覚器の構造と味覚受容機構 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 6 回 味覚情報の伝達 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 7 回 咬合と下顎位 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 8 回 顎運動と顎反射 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第 9 回 摂食行動 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

授業の概要

顎口腔・顔面領域の諸機関の生理学を解説する。特に正常な咀嚼機能・嚥下運動および構音機能の形成および維持を目標とする歯科医学の基礎として、顎口腔・顔面領域の構造を咀嚼・嚥下および構音の器官系と捉えて、その運動・感覚・自律機能について理解することを目的とする。運動機能としては、咀嚼運動、嚥下運動、構音運動を中心として顎・舌・顔面の運動およびその協調の神経・筋機構を対象とし、感覚機能としては、顎口腔・顔面領域の体性感覚とともに味覚を取り扱う。また、自律機能としては唾液分泌を中心に解説する。さらに歯科臨床と関連の深い「咬合」や「歯痛」について、その神経機構を解説する。

学修の到達目標 キーワード

1.臨床歯科医学において、顎口腔領域の疾患に対する予防を適切に行い、顎口腔領域の機能維持を図れるようになるために、歯・顎・口腔の生理学的特性を理解する。

2.高齢化社会にともなって変化する歯科医療に対応できる歯科衛生士となるために、歯・顎・口腔の加齢変化とその機能的変化について理解する。

・外分泌・味覚・嗅覚・顎口腔感覚機能・顎口腔運動機能

履修に必要な知識・技能・態度

講義中に不明な点を質問し理解に努める。また、講義内容は幅広く、それぞれの授業が関連しているため、前回の復習をし、さらなる理解に努める。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・口腔組織発生学・口腔生理学』全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版

参考書:『基礎歯科生理学』 森本俊文、山田好秋 編  医歯薬出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 咀嚼運動の制御機構 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第11回 咬合力と咀嚼能力 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第12回 吸綴運動と舌運動 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第13回 嚥下、嘔吐とその制御機構 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第14回 発声機構 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

第15回 唾液腺の構造と機能 【予習】教科書の該当範囲を予習【復習】授業時配布プリントでの復習

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験:教科書及び授業時配布プリントから出題する。

その他 平常点:講義中に適宜質問し、知識を評価する。また、講義態度を評価する。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 0 0 0 0 20 100

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科目担当者 吉川美弘

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態生化学・栄養学

(O22040) 講義 2 30 1 後

期必修 国試必修

吉川美弘 7 号館 2 階非常勤講師

控室歯科衛生士業に役立つ生化学・栄養学 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 Ⅰ編 1 章 生体の構成要素 総論(p6 ~ p12、p41 ~ 43) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 2 回 Ⅰ編 1 章 生体の構成要素 各論(p13 ~ p22) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 3 回 Ⅰ編 2 章 生体における化学反応(p23 ~ p28) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 4 回 Ⅰ編 3 章 糖質と脂質の代謝(p29 ~ p37) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 5 回 Ⅰ編 4 章 タンパク質とアミノ酸の代謝(p38 ~ p43) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 6 回 Ⅰ編 5 章 生体における恒常性の維持(p44 ~ p47) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 7 回 Ⅱ編 1 章 歯と歯周組織の生化学(p50 ~ p64) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 8 回 Ⅱ編 2 章 硬組織の生化学(p65 ~ p80) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第 9 回 Ⅱ編 3 章 唾液の生化学(p81 ~ p89) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第10回 Ⅱ編 4 章 プラークの生化学(p90 ~ p113) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第11回 Ⅲ編 1 章 栄養の基礎知識(p116 ~ p127) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

授業の概要

分子レベルで進歩する歯科医学を生涯にわたり自己研鑚し、歯科衛生士業務をとおして歯科医療に応用する姿勢を醸成する。

学修の到達目標 キーワード

生命現象を連続した化学反応として捉える習慣(生化学的思考)とその習慣を生涯にわたり持ち続ける意欲を身につけるとともに、その思考の基礎となる生命維持に必要な生体分子(糖質、脂質、タンパク質)の代謝過程や生体内機能を理解し、さらに、栄養および食生活のあり方についての基本的知識を修得する。

・五大栄養素・代謝・結合組織・硬組織・唾液

履修に必要な知識・技能・態度

将来受験する歯科衛生士国家試験のために有用なノートを作成して下さい。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 2 栄養と代謝』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:『イラストでわかる歯科医学の基礎(第 3 版)』 渕端 孟他 監修 永末書店

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第12回 Ⅲ編 2 章 食事摂取基準(p128 ~ p139) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第13回 Ⅲ編 3 章 栄養素の働き(p140 ~ p175) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第14回 Ⅳ編 1 章 食生活と健康(p178 ~ p202) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

第15回 Ⅳ編 2 章 食べ物と健康(p203 ~ p210) 【予習】教科書を読む【復習】ノートの作成

評価の実施方法と注意点

定期試験 歯科衛生士国家試験問題に準じた MCQ 形式の問題で 100 点満点とする。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 100 0 0 0 0 0 100

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科目担当者 國友勝 *、武内信二郎

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態薬理学

(O22050) 講義 2 30 1 後

期必修 国試必修

國友勝 7 号館 2 階非常勤講師

控室他薬と生体の相互作用 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回総論:①疾病の回復の促進と薬、②薬物の定義と分類

(薬物とは、薬物療法の分類、薬物の分類、薬物の保存) (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 2 回総論:薬物の作用

(薬理作用、薬物の用量と作用、薬理作用のメカニズム) (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 3 回総論:からだにおける薬物の働き

(薬物動態、薬物の投与方法、薬物の反復投与、薬効に影響を及ぼす要因) (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 4 回 総論:薬物の副作用、医薬品の開発 (担当者:國友)【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 5 回 中枢神経系と薬:全身麻酔薬、催眠薬、向精神薬、抗てんかん薬、パーキンソン病治療薬、鎮痛薬 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 6 回 末梢神経系と薬:自律神経作用薬、筋弛緩薬、局所麻酔薬 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 7 回循環・呼吸系と薬:高血圧治療薬、不整脈治療薬、心不全治療薬、狭心症治療薬、高脂血症治療薬、気管支喘息治療薬 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

授業の概要

現在、歯科医療の場において多くの薬物が使用されている。また、近年高齢者や有病者等、複数の薬物を投与されている可能性があると考えられる人が歯科医療を受ける機会が増えている。この様な現状を踏まえ、薬物がどのような役割を持ち、そして使用する意義、投与方法、副作用等、薬物に関わる知識を十分理解し、適切な使用法を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

1.薬とはなにか、薬はなぜ効くのかについて説明できる。2.歯科衛生士として必要な薬物について説明できる。3.薬物の関係する医療事故を防ぐ対策について説明できる。

・薬理作用のメカニズム・薬物動態・副作用・有病者歯科医療・歯科治療用の薬

履修に必要な知識・技能・態度

人体の構造、人体の機能、口腔の構造、口腔の機能、病原微生物学・免疫学で学習した知識が必要である。

教科書・参考書

教科書:『歯科衛生士テキスト 最新薬理学』 大浦清、戸苅彰史 編  学建書院参考書:『最新歯科衛生士教本 疾病の成り立ち及び回復過程の促進 3 薬理学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 8 回 血液と薬:血液凝固の機序、止血薬、抗血栓薬、抗貧血薬 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第 9 回 炎症と薬:炎症とは、ステロイド性抗炎症薬、非ステロイド性抗炎症薬、解熱鎮痛薬 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第10回 ビタミン・ホルモンと薬:ビタミン、ホルモン、代謝性疾患治薬(糖尿病治療薬、骨粗鬆症治療薬) (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第11回 感染症と薬:感染症とは、抗感染症薬、消毒薬 (担当者:國友)【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第12回 悪性腫瘍と薬:抗悪性腫瘍薬免疫と薬:免疫とは、免疫系に作用する薬物 (担当者:國友)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第13回 歯・歯髄疾患と薬:齲蝕の予防に用いる薬物、歯・歯髄疾患の治療に用いる薬物 (担当者:武内)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第14回 歯周疾患と薬:歯周治療における薬物療法、急性炎症に用いる薬物 (担当者:武内)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

第15回 服薬指導:一般的な服薬指導、対象者別の服薬指導 (担当者:武内)

【予習】授業内容を教科書で調べる【復習】教えられた専門知識を反復理解する

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

その他 授業への参加態度

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 0 0 0 0 20 100

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科目担当者 柳田学

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態病原微生物学・免疫学

(O22060) 講義 2 30 1 前

期必修 国試必修

柳田学 5 号館 3 階研究室

歯科疾患と微生物・免疫応答 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 微生物と感染症 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 2 回 微生物の病原性 (1)細菌感染症 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 3 回 微生物の病原性(2)ウイルス感染症 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 4 回 微生物の病原性 (3)その他の感染症(スピロヘータなど) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 5 回 微生物の病原性 (4)その他の感染症(真菌など) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 6 回 免疫機構 (1)総論 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 7 回 免疫機構 (2)自然免疫と獲得免疫 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 8 回 免疫機構 (3)アレルギー 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 9 回 口腔微生物の種類と生態 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第10回 デンタルプラーク (バイオフィルム)形成機序 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第11回 う蝕と口腔微生物 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

授業の概要

歯科の二大疾患であるう蝕と歯周病は病原微生物による感染症である。私たちをとりまく病原微生物と、それらに対する生体防御機構をはじめとする免疫について解説する。

学修の到達目標 キーワード

1.病原微生物の感染機構を説明できる。2.生体防御機構、免疫担当細胞の機能を説明できる。3.デンタルプラークの形成と、その構成微生物叢を説明できる。4.う蝕、歯周病に関わる病原微生物の種類、病原性、病態との関係を説明できる。5.感染症予防、化学療法の目的、原理を説明できる。

・う蝕・歯周病・デンタルプラーク・生体防御機構

履修に必要な知識・技能・態度

予め教科書に目を通しておくことが望まれる。

教科書・参考書

教科書: 『最新歯科衛生士教本 疾病の成り立ち及び回復過程の促進 2 微生物学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修医歯薬出版

参考書:特になし

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第12回 歯周病と微生物 (1)歯周病原細菌 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第13回 歯周病と微生物 (2)病原因子と宿主因子 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第14回 その他の口腔感染症 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第15回 感染症の治療と予防 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記テスト

その他 受講態度、小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 0 0 0 0 30 100

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科目担当者 山根木康嗣

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態病理学

(O22070) 講義 2 30 1 前

期必修 国試必修

山根木康嗣 7 号館 2 階非常勤講師

控室人はなぜ病気になるのか( 細胞の声に耳を傾けてみよう! ) 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 《病理学総論 1》病理学概論、病因論、遺伝性疾患と奇形 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 2 回 《病理学総論 2》代謝性障害 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 3 回 《病理学総論 3》増殖と修復 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 4 回 《病理学総論 4》循環障害 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 5 回 《病理学総論 5》炎症と感染症 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 6 回 《病理学総論 6》免疫と免疫応答 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 7 回 《病理学総論 7》腫瘍総論 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第 8 回 《口腔病理学 1》口腔病理学概論・歯の形態・歯列・咬合の異常 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

授業の概要

病理学では病気の原因とそれに対する生体の反応、病気の経過・転帰などについて理解し、病気の診断、治療、予防に関する基礎的な知識を身に付けることを目的としている。病理学総論において、これらに関する基礎医学的知識を習得し、更に口腔病理学において、口腔および顎顔面・頭頸部領域に発生する疾患についてより深い知識を習得する。

病理学・口腔病理学を通して、近年確立されつつある Oral Medicine ( 口腔内科学 ) への架け橋になる基礎医学的知識の習得を目標とする。また将来履修する臨床科目の理解度を深めることに役立てる。

学修の到達目標 キーワード

1.病理学総論において、疾患の発症メカニズムに関わる様々な現象および理論を習得し、個々の病態を論理的に理解できる能力を身につける。

2.口腔病理学において、病理学総論で習得した知識を基礎として、口腔領域に発生する疾病の病因および病態を理解し、臨床科目を履修する上で必須となる基礎的学識を習得する。

・ 組織・細胞の障害性変化・ 炎症・免疫・ 腫瘍

履修に必要な知識・技能・態度

1.前回の講義内容を復習するとともに、予め教科書や配付資料に目を通して授業に臨む。2.「病変」および「異常」を理解する上で、解剖学的および生理学的な「正常」についての知識が整理されていることが

望ましい。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 疾病の成り立ち及び回復過程の促進1 病理学・口腔病理学』全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版

参考書:『新歯科衛生士教育マニュアル 病理学』 クインテッセンス出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 9 回 《口腔病理学 2》歯の損傷と着色・沈着物、齲蝕 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第10回 《口腔病理学 3》歯髄の病変、根尖性歯周組織疾患 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第11回 《口腔病理学 4》辺縁性歯周組織疾患 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第12回 《口腔病理学 5》口腔粘膜疾患、顎・顎関節の病変 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第13回 《口腔病理学 6》口腔領域の嚢胞・腫瘍性疾患 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第14回 《口腔病理学 7》口腔領域の奇形・口腔組織の加齢変化 【予習】教科書の精読【復習】用語の理解と整理

第15回 《口腔病理学 8》復習と確認問題による演習 【予習】授業内容の総合的復習【復習】小テストを基本に復習

評価の実施方法と注意点

定期試験 歯科衛生士国家試験形式に準ずる。

その他 小テストおよび授業に対する積極性および受講態度

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 90 0 0 0 0 10 100

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科目担当者 柳田学

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔衛生学(O22100) 講

義 2 30 1 前期

必修 国試必修

柳田学 5 号館 3 階研究室

歯科衛生士が担う口腔の健康と予防 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 口腔衛生学概論 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 2 回 疾病予防の概念 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 3 回 口腔の構造 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 4 回 唾液の働き 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 5 回 口腔の機能(咀嚼・嚥下) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 6 回 歯の沈着物 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 7 回 プラークコントロール 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 8 回 う蝕の病因とリスク 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 9 回 う蝕予防におけるフッ素の役割 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第10回 フッ素によるう蝕の予防 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第11回 歯周疾患の病因とリスク 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第12回 歯周疾患の予防 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

授業の概要

口腔の健康と予防法を理解する。また、口腔の健康が国民の健康、QOL の向上にどのように関わるかを解説する。

学修の到達目標 キーワード

1.口腔の機構について説明できる。2.口腔と全身の健康への関わりについて説明できる。3.歯・口腔の付着物・沈着物に対する清掃手段を説明できる。4.う蝕・歯周病の発症機序およびその予防法を説明できる。5.健康に関わる地域の取り組みについて説明できる。

・プラークコントロール・歯の沈着物・う蝕・歯周病の予防

履修に必要な知識・技能・態度

予め教科書に目を通しておくことが望まれる。

教科書・参考書

教科書: 『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:特になし

−…35…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第13回 口臭・顎関節症等の原因と予防 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第14回 口腔乾燥症の原因と予防 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第15回 口腔保健への取り組み 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記テスト

その他 受講態度、小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 0 0 0 0 30 100

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科目担当者 新庄文明

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態公衆衛生学(O22110) 講

義 2 30 1 後期

必修 国試必修

新庄文明 7 号館 2 階非常勤講師

控室人々の健康な生活を支える社会のしくみ 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 予防医学という考え方 (1章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 2 回 衛生統計 人口ならびに健康の指標(2章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 3 回 環境の健康影響と環境保全 (3章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 4 回 疫学の考え方 疾病の原因と予防手段をさぐる (4章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 5 回 感染症(1) 感染と感染予防 (5章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 6 回 感染症(2) 感染症と院内感染予防 (5 章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 7 回 食品と健康 栄養確保と食品衛生 (6 章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 8 回 生活習慣と健康 (7 章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第 9 回 地域保健(1) 地域保健とその組織 (8章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

授業の概要

公衆衛生学は疾病の発生要因を広く社会との関連から追求し、疾病予防や健康の維持・増進に貢献する学問である。診療室における医学的・臨床的な対処だけでなく、人々の生活改善や、その環境を整えるための社会への働きかけによって、健康を確保することをもめざすものであり、予防医学あるいは社会医学とも呼ばれる。

学修の到達目標 キーワード

疾病の発生予防(一次予防)、早期発見と早期の対処(二次予防)、そしてリハビリテーション(三次予防)に至る予防の各段階を通して、個人のライフステージに対応した、また集団の規模に応じた、健康リスクを軽減するための方法論を習得する。地球規模の健康問題に対する理解と地域保健・医療・福祉における専門家の役割を理解し、問題発見から問題解決を見据えた態度・習慣を身につけ、地域の特性に応じた実践を担う判断力、人々の生命と人格を尊重した健康政策と、対人関係形成能力、ならびに科学的な考え方と問題解決能力を身につける。

・疾病の一次予防・二次予防・三次予防・健康のリスク

履修に必要な知識・技能・態度

高校までの暗記の多い学習や、「知識習得」が多くを占める自然科学分野の学科と異なり、社会科学としての要素の強い公衆衛生学においては、あらゆる事柄について必ず「何故か」という背景を「理解」した上で、自然や社会の「しくみ」に対する洞察力を養うことが重要である。日頃から新聞・ニュースを通じて現代の社会・経済と保健医療動向を把握する姿勢も求められる。

教科書・参考書

教科書:『デンタルスタッフのための衛生学・公衆衛生学』 末高武彦 他 著  医歯薬出版参考書:『保健生態学 第 2 版』  医歯薬出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 地域保健(2) 地域保健活動とその成果 (8章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第11回 母子保健 : 母性保護と育児(9章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第12回 学校保健 : 学校保健と保健教育 (10 章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第13回 成人保健 地域と職場における健康管理(11章・12章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第14回 老人保健 介護予防と老人福祉(11章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

第15回 精神保健 こころの健康と精神衛生 (13章) 【予習】教科書の該当章の通読【復習】配布プリントによる理解の整理

評価の実施方法と注意点

定期試験 講義において、各項目の重点事項を毎回、問題形式のプリントとして配布する。試験は概ねその内容および、教科書、参考書の重点として<下線>を付すなど指摘した事項、ならびに講義においてふれた話題から出題する。

成果発表(口頭・実技)

 各項目について、指示した要点を、小グループあるいは個人ごとに予習して発表する。発表内容や態度は評価判定の材料とする。

その他  講師の質問への回答や意見、疑問点への質問の提示など、講義への積極的な参加姿勢は、考課として評価する。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 0 10 0 0 10 100

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科目担当者 上原弘美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科診療補助論

(O23000) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室

歯科診療の補助業務の基本を学ぶ 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯科診療補助の意義・法的解釈 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 2 回 歯科診療室の基礎知識 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 3 回 医療安全管理 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 4 回 感染予防対策 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 5 回 共同動作の基本 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 6 回 主要歯科材料の種類と取り扱い 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 7 回 合同実習(身だしなみ) 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

第 8 回 合同実習(実習室の使用方法) 【予習】教本を読む【復習】授業内容のまとめ

授業の概要

歯科衛生士の 3 大業務の 1 つである歯科診療補助の実践のためには、基礎的理論と技術の理解が不可欠である。本科目では歯科診療補助の意義・法的解釈・患者対応についての理解を深める。また、歯科医療の高度化や高齢社会に対応する知識を基盤にした歯科診療補助のあり方を学習する。

学修の到達目標 キーワード

歯科診療の補助について理解し、歯科診療における歯科衛生士の役割を知る。・歯科診療の補助・歯科衛生士法・チーム医療の理解

履修に必要な知識・技能・態度

歯科衛生士の 3 大業務の一つである歯科診療補助の基本を学習する科目です。今後の実習の基盤となるのでしっかりと学習してください。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯科材料』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯科機器』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

参考書:随時紹介します

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評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 予習・復習で作成した自己学習ノート

その他 授業ごとの小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 10 0 0 0 10 100

−…40…−

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科目担当者 柳田学、金久弥生

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅰ(歯科保存)

(O23010) 講義 2 60 1 後

期必修 国試必修

柳田学 5 号館 3 階研究室他

保存治療における歯科衛生士の役割 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 保存修復学 う蝕の原因、病態と治療法 (担当者:柳田) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 2 回 保存修復学 保存修復の基礎知識 (検査、診断など) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 3 回 保存修復学 う蝕に伴う資質欠損の治療法 (1)レジン修復 1 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 4 回 保存修復学 う蝕に伴う資質欠損の治療法 (2)レジン 修復 2 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 5 回 保存修復学 う蝕に伴う資質欠損の治療法 (3)セメント修復 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 6 回 保存修復学 う蝕に伴う資質欠損の治療法 (4)インレー修復 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 7 回 保存修復学 う蝕に伴う資質欠損の治療法 (5)その他の修復 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 8 回 保存修復学 歯の漂白法 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 9 回 歯内療法学 歯髄疾患、根尖性病変の原因と病態 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第10回 歯内療法学 歯髄疾患、根尖性歯周病変の分類 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第11回 歯内療法学 歯髄疾患の治療法 (鎮静療法・覆髄法) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

授業の概要

口腔における硬組織疾患(う蝕)、歯髄疾患・根尖性歯周組織疾患、歯周病の病因、病態、治療法、予防法を理解する。歯科衛生士の主要な業務の現状と今後期待される “ 予防処置 ” と “ 保健指導 ” の役割と業務について理解する。

学修の到達目標 キーワード

1.歯の硬組織疾患の種類と治療法を説明できる。2.歯髄・根尖性歯周組織疾患の分類と症状、治療法を説明できる。3.歯周病の種類、病態、検査法、治療法を説明できる。4.歯周治療後のメンテナンス(SPT)を説明できる。5.歯周病と全身の健康との関係を説明できる。

・保存修復・歯内療法・歯周治療

履修に必要な知識・技能・態度

適宜、小テストを行うので、こまめに必ず復習すること。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯の硬組織・歯髄疾患 保存修復・歯内療法』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版『新・歯科衛生士教育マニュアル 歯周病学』  クインテッセンス出版

参考書:特になし

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第12回 歯内療法学 歯髄疾患の治療法 (抜髄法) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第13回 歯内療法学 根尖性病変の治療法 (感染根管治療) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第14回 歯内療法学 根管拡大 (根管拡大・根管清掃・根管充填) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第15回 歯内療法学 外科的歯内療法 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第16回 歯周治療学 歯周組織の形態と機能 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第17回 歯周治療学 歯周組織の疫学と分類 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第18回 歯周治療学 歯周組織の病因と病態 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第19回 歯周治療学 歯周組織の治療の流れ (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第20回 歯周治療学 歯周疾患の検査 (1) プロービング (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第21回 歯周治療学 歯周疾患の検査 (2) その他の検査 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第22回 歯周治療学 歯周疾患の基本治療 (1) プラークコントロール (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第23回 歯周治療学 歯周疾患の基本治療 (2) スケーリング等 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第24回 歯周治療学 歯周疾患の薬物治療 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第25回 歯周治療学 歯周疾患の外科的治療 (1) フラップ手術 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第26回 歯周治療学 歯周疾患の外科的治療 (2) その他の外科的手術 (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第27回 歯周治療学 歯周組織再生療法 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第28回 歯周治療学 歯周補綴 (リハビリテーション)とメンテナンス・SPT (同上)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第29回 歯周治療学 歯周疾患の全身への関わり (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第30回 保存修復、歯内療法、歯周治療における歯科衛生士の役割 (担当者:金久)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 0 0 0 0 30 100

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

その他 受講態度、小テスト

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科目担当者 柳田学、金久弥生

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅱ(歯科補綴)

(O23020) 講義 1 30 1 後

期必修 国試必修

柳田学 5 号館 3 階研究室他

補綴治療における歯科衛生士の役割 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯科補綴治療の概要 (補綴治療の意義・目的・種類) (担当者:柳田)

【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 2 回 歯科補綴治療の基礎知識 (歯列と対合関係) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 3 回 歯科補綴治療の基礎知識 (口腔の機能) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 4 回 歯科補綴治療の基礎知識 (咬合様式) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 5 回 歯科補綴治療の基礎知識 (歯の欠損・喪失に伴う変化) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 6 回 歯科補綴装置 (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 7 回 クラウンの臨床 (検査と診断) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 8 回 クラウンの臨床 (臨床ステップ) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第 9 回 ブリッジの臨床 (支台装置とポンティック) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第10回 ブリッジの臨床 (臨床ステップ) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第11回 有床義歯の臨床 (検査と診断) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

授業の概要

失われた歯質や歯の機能を回復させ、咀嚼系の健康を維持・増進させることを理解する。歯科補綴治療の目的、治療の流れ、補綴治療患者への指導(術後管理)について理解する。

学修の到達目標 キーワード

1.歯列形態と位置関係、顎口腔系の機能、咬合について説明できる。2.補綴装置の種類と適応を説明できる。3.クラウン、ブリッジの治療法を説明できる。4.可撤性義歯(全部床義歯、部分床義歯)の治療法を説明できる。5.補綴治療の印象採得、咬合採得の方法を理解できる。6.補綴治療後のメンテナンスの重要性を理解できる。

・クラウン・ブリッジ・義歯・印象採得、咬合採得・インプラント

履修に必要な知識・技能・態度

適宜、小テストを行うので、こまめに必ず復習すること。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常1 歯科補綴』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:特になし

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第12回 部分床義歯の臨床 (臨床ステップ) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第13回 全部床義歯の臨床 (臨床ステップ) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第14回 インプラント補綴の臨床 (臨床ステップ) (同上) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

第15回 補綴治療における歯科衛生士の役割 (担当者:金久) 【予習】予め教科書、資料に目を通すこと【復習】講義ノート、資料を再読すること

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

その他 受講態度、小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 0 0 0 0 30 100

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Page 48: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

科目担当者 足立了平、上原弘美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態医療安全

(O23100) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

足立了平 5 号館 3 階研究室他

医療安全は医療の基本中の基本 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 安全管理の概論と基礎 (担当者:足立) 【予習】教科書を読んでおく

第 2 回 事故発生の原因と防止対策 (担当者:足立) 【予習】教科書を読んでおく

第 3 回 医療事故、ヒヤリ・ハット事例の分析法 (担当者:足立) 【予習】教科書を読んでおく

第 4 回 歯科医院における医療事故の事例検討・インフォームドコンセント (担当者:足立) 【予習】教科書を読んでおく

第 5 回 感染管理とは (担当者:上原) 【復習】配布された資料を読み返す

第 6 回 感染管理の実践方法 (担当者:上原) 【復習】配布された資料を読み返す

第 7 回 感染管理のまとめ (担当者:上原) 【復習】配布された資料を読み返す

第 8 回 救急対策、インシデントレポート作成の実際 (担当者:足立) 【予習】資料、教科書を読んでおく【復習】レポート提出

授業の概要

医療事故を科学的に分析し、根底に存在する問題を解決する手法を身につけることにより、医療安全の理念とリスクマネジメントについて考える。ひいては患者の命と人権を尊重した医療を実践するための知識を修得する。

学修の到達目標 キーワード

1.医療安全の基本的な考え方を説明できる。2.ヒヤリ・ハット事例の収集と報告の意義について説明できる。3.インシデント、アクシデント事例の分析法について概説できる。4.歯科診療における感染対策について説明できる。

・医療安全対策・ヒヤリ・ハット・事故分析法・感染対策・インフォームドコンコンセント

履修に必要な知識・技能・態度

授業は予習を前提とする(必要に応じて復習)。第1回~4回は教科書や事前に配布された資料を読んで理解しておくこと(授業のはじめに小テストを実施)。それを前提に授業を行う。

教科書・参考書

教科書:『5 日間で学ぶ医療安全超入門』 日本医療マネジメント学会 監修  学研メディカル秀潤社参考書:『イチから学ぶ歯科医療安全』 海野雅浩 編集  医歯薬出版

『歯科衛生士のヒヤリ・ハットの事例と対策』 松田裕子 監修  口腔保健協会

−…45…−

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評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 課題に対してレポートを作成

その他 小テスト

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 20 0 0 0 20 100

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科目担当者 吉田秀夫 *

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態器材学

(O23120) 講義 1 15 1 後

期必修 国試必修

吉田秀夫 7 号館 2 階非常勤講師

控室機材の知識が歯を守る 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回  歯科材料学概論 (有機、無機、金属などそれぞれの特性につき、化学的、物理的性質を理解し、取り扱いに習熟する)。

 初めての用語について、内容を理解する。歯科独自の用法も知っておく。

第 2 回 小窩裂溝填塞法 (齲蝕好発部位である小窩裂溝に対する填塞はフッ素塗布と並び、重要な齲蝕予防処置であり、歯科衛生士の判断で行える処置である)。

 それぞれの歯の形態を覚え、どのような部位がう蝕になり易いかを知っておく。

第 3 回  歯科用充填材料学 (セメント、レジン等の充填剤の化学的、物理的性質を理解し、取り扱いに習熟する)。

 初めての用語について、内容を理解する。歯科独自の用法も知っておく。

第 4 回  歯科用合着・接着材料学 ( 合着と接着の違いを理解したうえで、接着性の向上の方法を習得し、MI の概念を理解する)。

 接着を理解するには、化学結合の知識が必要ですが、無くてもかまいません。

第 5 回  歯科用印象材料学 (印象財の代表である寒天とアルジネートとの異同を理解し、寒天アルジネート連合印象法に習熟する)。

 一度、数人で寒天のお菓子を作ってみてください。

第 6 回  歯科用模型材料学 (3 種類の石膏の性質を理解した上で、その使い分け、練和法、模型作成法に習熟する)。 現時点では特にありません。

授業の概要

歯科領域の治療に使用される歯科材料・器械の種類と利用方法について理解する。概要:歯科材料全般に要求される機能性と安全性について、基本的な物理学的、化学的ならびに生物学的な観点から講義

を進める。次に各論として、歯科領域の治療に使用される歯科材料ならびに歯科器械の詳細について説明し、有効な性能を発揮させるために必要かつ適切な利用方法と安全性を担保するための注意事項を習得させる。

学修の到達目標 キーワード

一般目標:歯科診療の補助に必要な主要歯科材料の種類、基本的性質および標準的な使用法を修得する。1.小窩裂溝填塞の適応症・術式および填塞材の種類と特徴を説明できる。2.修復法の種類、特徴を説明できる。修復に必要な充填剤、合着材の前準備と

標準的な使用法を説明できる。3.印象採得、咬合採得、模型制作に必要な材料の種類、特徴を説明でき、標準

的な使用法を説明できる。4.MIの概念を理解する。

・齲蝕予防処置・診療補助・MI (Minimal Intervention)

履修に必要な知識・技能・態度

履修に必要な知識に特別のモノはありません。高校卒業での一般的常識的な範囲で十分です。新たに必要な知識は講義でその都度、説明します。履修に必要な技能・態度としては、図画、工作、手工芸、料理などが好きで、たとえ初めはうまく出来なくても、何度もやってみて、基本をマスターして上手にできるようになることが嬉しく、またその為に努力することです。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科材料』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:『イラストと写真でわかる歯科材料の基礎』 竹澤保政 監著  京都永末書店

『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『新・歯科衛生士教育マニュアル 保存修復』 片山 直、小松正志、松尾敬志 編集  クインテッセンス社

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 7 回 歯科用金属学 (歯科充填に使用される金属とその合金について理解する。新しい歯科用材料の概観と可能性を理解する。MI の概念について理解する。)

 家族の口腔内の補綴物や修復物にどんなものが使われているか調べる。

第 8 回  歯科衛生士国家試験等で、過去に出題された問題のうち、教科書や講義で触れなかった問題につき、解説する。 配布した過去問題集に目を通しておく。

評価の実施方法と注意点

定期試験 歯科衛生士国家試験に出題された問題を改変し、将来歯科衛生士として必要な知識の有無と新奇な歯科材料に対応できる能力を判断する。60 点を合格とする。

その他 講義中の疑問点はその都度質疑、或いは講義囚虜直後に質問すること。講義に積極的な態度は評価の対象とします。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 90 0 0 0 0 10 100

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科目担当者 上原弘美、畑山千賀子、澤田美佐緒、破魔幸枝、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科診療補助演習Ⅰ

(O23130) 演習 2 60 1 後

期必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室他

歯科診療補助の基本的な技術の学修 複数担当

授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回実習室の使用方法患者誘導・共同動作・ラッピング (担当者:畑山・上原・東)

マネキンの取り扱い バキューム操作 ( 基本 )手指消毒 (担当者:澤田・破魔)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 2 回マネキンの取り扱い バキューム操作 ( 基本 )手指消毒 (担当者:澤田・破魔)

実習室の使用方法患者誘導・共同動作・ラッピング (担当者:畑山・上原・東)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 3 回

環境整備滅菌・消毒 ( 担当者 : 上原・澤田 )

バキュームテクニック・スリーウェイテクニック

(基本操作) (担当者:畑山・東・破魔)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 4 回

バキュームテクニック・スリーウェイテクニック

(基本操作) (担当者:畑山・東・破魔)

環境整備滅菌・消毒 ( 担当者 : 上原・澤田 )

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 5 回 口腔内写真撮影 (担当者:東・上原)

アルジネート印象材練和 (担当者:破魔・澤田・畑山)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

授業の概要

安全で的確な歯科診療補助を実践するために必要な基礎知識および技術を修得する。医療従事者としての歯科衛生士の役割を認識し、診療室内の環境整備から患者対応、共同動作、主要歯科材料の取り扱い方法を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

患者さんに配慮した的確な共同動作を実践するとともに、主要歯科材料の特性や用途を理解し、適正な取り扱いができる。

・共同動作・環境整備・実践力

履修に必要な知識・技能・態度

歯科衛生士の 3 大業務の一つである歯科診療補助の基本を学習する科目です。今後の実習の基盤となるのでしっかりと学習してください。

医療従事者としてふさわしい態度と身だしなみで受講すること。また、欠席しないよう体調管理には十分留意すること。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯科材料』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯科機器』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『イラストと写真でわかる 歯科材料の基礎 第 3 版』 竹澤保政 監著  永末書店

参考書:随時紹介する。

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授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 6 回 ラバーダム防湿 (担当者:上原・東)

アルジネート印象材機械練和実習アルジネート印象材・寒天印象材連合印象 (担当者:破魔・澤田・畑山)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 7 回 合着・接着セメントの取り扱い (担当者:東・上原)

歯科用石膏の取り扱い印象材練和実技試験 (担当者:破魔・澤田・畑山)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 8 回 仮封材・仮着材の取り扱い (担当者:東・上原)

印象採得(相互実習) (担当者:破魔・澤田・畑山)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第 9 回バキュームテクニック・スリーウェイテクニック(応用) (担当者:上原・東)

スタディモデル作成 (担当者:破魔・澤田・畑山)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第10回 アルジネート印象材練和 (担当者:破魔・澤田・畑山)

合着・接着セメントの取り扱い (担当者:東・上原)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第11回

アルジネート印象材機械練和実習アルジネート印象材・寒天印象材連合印象 (担当者:破魔・澤田・畑山)

仮封材・仮着材の取り扱い (担当者:東・上原)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第12回歯科用石膏の取り扱い印象材練和実技試験 (担当者:破魔・澤田・畑山)

バキュームテクニック・スリーウェイテクニック

(応用) (担当者:上原・東)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第13回 印象採得(相互実習) (担当者:破魔・澤田・畑山)

ラバーダム防湿 (担当者:上原・東)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第14回 スタディモデル作成 (担当者:破魔・澤田・畑山)

口腔内写真撮影 (担当者:東・上原)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

第15回 科目別まとめ技術評価 (担当者:上原・澤田・畑山・破魔・東)

【予習】教本を読むこと【復習】実習レポートの作成

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 自己学習ノート

その他 実技評価

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 80 10 0 0 0 10 100

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科目担当者 吉田幸恵、原久美子、上原弘美、金久弥生、澤田美佐緒、高藤真理、大川直美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科衛生学概論

(O23200) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

吉田幸恵 5 号館 3 階研究室他

歯科衛生士の理解 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 講義概要、歯科衛生学とは・歯科衛生士とは、課題学習① (担当者:吉田)

図書館にて歯科衛生士関連の図書(デンタルハイジーン・歯科衛生士・DH スタイル・歯科衛生の臨床等)を積極的に読む。内容のレポート提出は成績(その他)に加味する。予習:授業内容の範囲の教本を熟読復習:授業内容の見直し

第 2 回 歯科衛生の歴史・歯科衛生士と法律・歯科衛生士法 (担当者:吉田) 同上

第 3 回 歯科衛生業務と活動 (担当者:吉田) 同上

第 4 回 歯科衛生士の活動の場① (医療施設での歯科衛生士、歯科衛生士の組織) (担当者:上原・吉田) 同上

第 5 回 歯科衛生士の活動の場② (高齢者歯科・介護施設や訪問歯科での歯科衛生士) (担当者:金久・澤田・吉田) 同上

授業の概要

歯科衛生学とは、歯科衛生士が、歯科疾患の予防処置、歯科診療の補助および歯科保健指導を中心とした歯科衛生業務を専門職として実施するための理論的・実践的根拠となる学問体系である。ここでは、歯科衛生士誕生の歴史、歯科衛生士の業務や様々な活動の場の講義を受けることで、今後、何を学ばないといけないか認識する。そして、歯科衛生士の仕事は、すべての人々の、口腔の健康を通して全身の健康を守る職業であることを自覚し、自分のめざす歯科衛生士像を描く。また、歯科衛生士が業務を行ううえで関わる法律と責務を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

1.歯科衛生学の定義を理解し、説明できる。2.歯科衛生士が日本に誕生した経緯を説明できる。3.歯科衛生士法を説明できる。4.歯科衛生士法に基づいた歯科衛生業務と歯科衛生活動を説明できる。5.歯科衛生活動を実践する場(医療施設・介護施設・地域活動・海外活動)を

理解する。6.自分の目指す歯科衛生士像を描くことができる。

・歯科衛生学・歯科衛生士法と関連法規・歯科衛生業務と活動・医療倫理・自分の目指す歯科衛生士像

履修に必要な知識・技能・態度

歯科衛生士は、医療従事者の一員として、口の健康を通して全身の健康・いのちを支える職業であり、その知識と技術と態度をもって、社会的に貢献する職業である。この講義は、歯科衛生士という職業を理解し、自身の目指す歯科衛生士像を明確にすることを目的としている。歯科衛生士という職業にワクワクしてもらいたい。復習を十分に行う事。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科衛生学総論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯科衛生士と法律・制度 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『常用歯科辞典 第 4 版』 中原泉  医歯薬出版

参考書:『歯科保健関係統計資料』『最新歯科衛生士教本 歯科医療倫理』『国民衛生の動向』『衛生士のための 歯科用語小辞典 基礎編』 織田正豊 他 クインテッセンス出版『衛生士のための 歯科用語小辞典 臨床編』 増田屯 他 クインテッセンス出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 6 回 歯科衛生士の活動の場③(地域貢献・ボランティア・災害・海外での活動) (担当者:大川・高藤・吉田) 同上

第 7 回 海外における歯科衛生士・日本の歯科衛生士の現状と展望 (担当者:吉田) 同上

第 8 回 目指す歯科衛生士像・まとめ (担当者:吉田・原) 同上ポートフォリオの提出準備をする

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験(持ち込み不可)

提出物  提出日を過ぎると減点となる。ただし、提出しないとさらに減点となるため、提出日を過ぎても提出すること。

ポートフォリオ 全授業の振り返りを行い、指定した様式で、授業最終日から1週間後に提出。

その他 課題学習①に対する自主学習の成果物(一つ以上の提出)

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 10 0 0 20 10 100

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科目担当者 原久美子、畑山千賀子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科衛生過程Ⅰ

(O23210) 講義 1 15 1 後

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

歯科衛生過程の基礎学修 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯科衛生過程とは (担当者:全員)

【予習】教本「歯科衛生学概論」の歯科衛生過程を熟読。教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生過程の概要を熟読。

【復習】次回、小テストを行うので授業の整理

第 2 回 歯科衛生アセスメントとは (担当者:全員)【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生アセスメントを熟読。

【復習】 同上

授業の概要

歯科衛生過程の基礎を学習する。歯科衛生過程とは、「歯科衛生アセスメント」、「歯科衛生診断」、「歯科衛生計画立案」、「歯科衛生介入」、「歯科衛生評価」の各過程と各過程における「書面化」の6要素を言い、歯科衛生士が歯科衛生業務を行う場合の考え方のツールである。ここでは、各過程の意味を理解し、一連の流れを学習する。また、歯科衛生業務を行う上での科学的思考についても学習する。

学修の到達目標 キーワード

1.歯科衛生過程の定義を説明できる。2.歯科衛生アセスメントについて説明できる。3.歯科衛生診断について説明できる。4.歯科衛生計画立案について説明できる。5.歯科衛生介入について説明できる。6.歯科衛生評価について説明できる。7.書面化について説明できる。8.業務記録の書き方について理解する。

・歯科衛生過程・歯科衛生アセスメント・歯科衛生診断・歯科衛生計画立案および歯科衛生介入・歯科衛生評価および書面化

履修に必要な知識・技能・態度

・考え方を学ぶ授業ですので、暗記ではなく、理解するように努力すること。・1年次に学習した歯科衛生過程を深めますので、1年次の学習を見直しておくこと。・課題を確実に行うこと。・歯科衛生計画に必要な歯科予防処置・歯科保健指導の知識(歯周疾患・う蝕に関する発症の原因や予防方法、口腔の機能・

生理など)も復習しておくこと。・歯科衛生過程の流れを順に追って進めていきます。欠席すると理解が難しくなるため欠席しないこと。・参考図書は図書館にあります。特に「よくわかる歯科衛生過程」を熟読すること。・予習復習を行うこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『よくわかる歯科衛生過程』 全国歯科衛生士教育協議会 編  医歯薬出版

『歯科衛生過程』 吉田直美 他 クインテッセンス出版『歯科衛生ケアプロセス実践ガイド』 佐藤陽子  医歯薬出版『歯科衛生ケアプロセス』 下野正基 監修  医歯薬出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 3 回 歯科衛生アセスメントの展開(理論モデル) (担当者:全員)

【予習】1年次に学んだ MIDORI モデルを復習しておく。MIDORI モデル配布資料を持参する。

【復習】 同上

第 4 回 歯科衛生診断とは/優先順位とは (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生診断を熟読。1年次に配布した MIDORI モデルを復習。MIDORI モデル配布資料を持参する。

【復習】 同上

第 5 回 書面化とは(POS の理論) (担当者:全員)【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生介入を熟読。

【復習】 同上

第 6 回 歯科衛生評価とは (担当者:全員)【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生評価を熟読。

【復習】 同上

第 7 回 歯科衛生評価歯科衛生計画立案 (担当者:全員)【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の歯科衛生介入を熟読。

【復習】 同上

第 8 回 歯科衛生計画立案・歯科衛生介入の展開 (担当者:全員) 【予習】これまでの授業を見直す。

評価の実施方法と注意点

定期試験  筆記試験(持ち込み不可)

提出物  指示した提出物は期限厳守。過ぎた場合は減点対象となるが、未提出はさらなる減点対象となるため、期日を過ぎても必ず提出すること

ポートフォリオ  指示した様式で振り返りノートを作成し提出

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 10 0 0 20 0 100

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科目担当者 福田昌代

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置論A(う蝕)

(O23230) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室

むし歯とは何かを専門的に理解する 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯科予防処置の概要、予防の概念 【予習】シラバスの確認【復習】授業内容の確認

第 2 回 う蝕のメカニズム 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 3 回 う蝕予防処置の種類 う蝕予防についてのグループワーク 【予習】該当するページの確認【復習】1-3 回授業内容の確認

第 4 回 フッ化物とは何か 小テスト 1 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 5 回 フッ化物の効果、唾液の知識 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 6 回 フッ化物局所応用法 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 7 回 フッ化物の安全性 【予習】該当するページの確認【復習】4-7 回授業内容の確認

第 8 回 う蝕予防(セルフケア):フッ化物配合歯磨き剤、まとめ 小テスト 2

【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の振り返り    筆記試験対策

授業の概要

う蝕の病因・病態を歯科衛生の観点でとらえ、宿主・病因・環境の相互作用を理論的に学ぶ。また、予防は対象者を全人的にとらえることが重要であることから、予防における歯科衛生ケアプロセスを展開するために必要なリサーチ力とアセスメント能力を高め、実践できる理論を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

1.う蝕予防処置の概要を理解する。2.う蝕予防のメカニズムを理解する。3.う蝕の発生要因とう蝕予防処置の種類を関連づけて理解する。4.フッ化物とは何かを述べることができる。5.フッ化物の効果を理解する。6.フッ化物の安全性を理解する。7.う蝕予防法の種類を述べることができる。

・う蝕・歯科疾患予防・フッ化物・論理的思考力・知欲

履修に必要な知識・技能・態度

シラバスを確認し、授業回のテーマにあたる項目については事前に教科書を読んでおく。また授業の最初に前回の復習を行うので、授業終了後必ず冊子を見直しておくこと。第 4 回・第 8 回に小テストを行い知識の確認を行う。グループ学習を行う際には積極的に参加すること。また体調を整え、講義には必ず出席すること。口腔衛生学で学ぶことは関連が深いので、必ず理解して臨むこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

『歯科衛生士のための齲蝕予防処置法』  医歯薬出版

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評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

成果発表(口頭・実技) 2 回実施する小テストを平常の成果として評価する。

その他 平常の授業態度ならびにグループワークでの積極的な発言を評価とする。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 85 0 10 0 0 5 100

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科目担当者 福田昌代

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置論B(歯周病)

(O23240) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室

歯周病とは何かを学ぶ 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯周疾患予防の基礎知識 1 (予防的歯石除去とは)  【予習】シラバスの確認【復習】授業内容の確認

第 2 回 歯周疾患予防の基礎知識 2 (対象となる組織の健康像について) 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 3 回 歯周疾患予防の基礎知識 3(歯周組織に病的変化を招く因子 1・付着物・沈着物について)

【予習】該当するページの確認【復習】1-3 回授業内容の確認

第 4 回 歯周疾患予防の基礎知識 4(歯周組織に病的変化を招く因子 2・プラークについて) 小テスト 1

【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 5 回歯周疾患予防の基礎知識 5

(歯周組織に病的変化を招く因子 3・歯石について・歯周組織の病的変化について)

【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

授業の概要

歯周疾患の病因・病態を歯科衛生の観点でとらえ、宿主・病因・環境の相互作用を理論的に学ぶ。また、予防は対象者を全人的にとらえることが重要であることから、予防における歯科衛生過程を展開するために必要な探究力とアセスメント能力を高め、実践できる理論を学ぶ。

学修の到達目標 キーワード

1.予防的歯石除去とは何かを述べることができる。2.歯周組織の健康像を理解する。3.歯周組織に病的変化を招き因子を述べることができる。4.歯の汚れを分類することができる。5.プラークの形成機序を述べることができる。6.歯石の形成機序を述べることができる。7.歯周病の進行について理解する。8.歯周疾患の病因・病態から予防法を導き出すことができる 9.歯周病と全身疾患の関連性について理解する。10.歯科予防処置に必要なインスツルメントを知る。

・歯周病・歯科疾患予防・探究力・論理的思考力・知欲

履修に必要な知識・技能・態度

その回のテーマにあたる項目については事前に教科書を読んでおく。また授業の最初に前回の復習を行うので、授業終了後必ず配布冊子を見直しておくこと。第 4 回・第 8 回に小テストを行い知識の確認を行う。この科目は、歯周予防という口腔疾患を予防するための基本的な知識を習得する科目である。次に続く実践科目の基礎となるものであるため、自主的に理解を深める努力をすること。また、体調を整え、講義には必ず出席すること。微生物学・免疫学や口腔の構造は関連する科目なので各授業で学んだことを理解して臨むこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

『新歯科衛生士教本 予防処置』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 歯周病学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 6 回 歯周疾患予防の基礎知識 6(歯周組織の病的変化について 2) 【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の確認

第 7 回 歯周疾患予防の基礎知識 7(歯周疾患の分類) 【予習】該当するページの確認【復習】4-7 回授業内容の確認

第 8 回 予防的歯石除去に必要な器具・器材の名称と用途 まとめ小テスト 2

【予習】該当するページの確認【復習】授業内容の振り返り    筆記試験対策

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

成果発表(口頭・実技) 2 回実施する小テストを平常の成果として評価する。

その他 平常の授業態度、授業参加

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 85 0 10 0 0 5 100

−…58…−

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科目担当者 原久美子、金久弥生

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科保健指導論Ⅰ

(O23250) 講義 1 15 1 前

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

歯科保健指導の基礎学修 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 歯科保健指導の定義/予防の概念/健康の概念① 課題学習① (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「総論」を熟読してくること。

【復習】授業内容を振り返る。

第 2 回 健康の概念② (発表) (担当者:全員) 【予習】発表の準備。【復習】授業内容を振り返る。

第 3 回 健康の概念③ (解説) (担当者:全員) 【予習】発表の準備。【復習】授業内容を振り返る。

第 4 回 行動変容 (生活行動・保健行動) (担当者:全員)【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「総論」を熟読してくること。

【復習】授業内容を振り返る。

授業の概要

歯科保健指導は,歯科衛生士法に謳われている歯科衛生士の3大業務の一つである。ここでは、歯科保健指導の基礎として、歯科保健指導の定義、健康と予防の概念、個別指導と集団指導の違い、保健行動の理論などに関する知識と技術と態度を修得し、保健指導を実践する際の芯となる基本的な考え方を学習する。

学修の到達目標 キーワード

1.歯科保健指導の定義を述べることができる。2.健康の概念・予防の概念を述べることができる。 3.健康教育の変遷を理解する。4.個別歯科保健指導と集団歯科保健指導の違いを述べることができる。5.各種保健行動理論を理解する。

・歯科保健指導・健康の概念および予防の概念・健康教育・個別歯科保健指導および集団歯科保

健指導・保健行動理論

履修に必要な知識・技能・態度

・課題学習には図書館を活用すること。・グループワークを行うので、積極的に関わること。 課題学習について・教科書および参考図書を熟読し、理解して整理し,自分の言葉で書くこと。・インターネットからのコピー張り付け禁止。・レポート内容をパワーポイントにまとめる授業もあるので、まとめ方・伝え方も学ぶこと。  ・保健行動の理論のレポートは試験範囲となりますので、しっかり理解しておくこと。 課題学習① テーマは、「健康フロンティア」等で、初回授業で提示する。 課題学習② テーマは、「保健行動の理論」とする。詳細は授業で提示する。・グループワークの結果を発表するので、パワーポイントの作成方法等事前学習しておくこと。・欠席しないように体調管理を行うこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎』 松本千明 著  医歯薬出版

『医療・保健スタッフのための健康行動理論 実践編』 松本千明 著  医歯薬出版『ヘルスプロモーションのすすめ』 島内憲夫  垣内出版株式会社

−…59…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 5 回 健康教育の変遷/教育と指導の違い/保健行動理論① (具体例)/課題学習② (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅱ編 3 章 ①」を熟読してくること。

【復習】授業内容を振り返る。

第 6 回 集団歯科保健指導方法/個別歯科保健指導方法/歯科衛生過程概要 (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅰ編 総論③」および教本

「歯科衛生学概論」の「4 章」を熟読してくること。

【復習】授業内容を振り返る。

第 7 回 保健行動理論② (課題レポート発表・解説) (担当者:全員)

【予習】課題発表がスムーズにいくように、まとめ、発表練習をすること。

【復習】この理論は、試験範囲のため、発表内容をしっかり振り返り学習すること。

第 8 回 保健行動理論③ (質問紙への応用) (担当者:全員) 【予習】質問紙について調べ学習をすること。

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験(持ち込み不可。各教員から出題する。)

提出物 提出期日を過ぎると減点。未提出はさらに減点となるので、提出期日を過ぎても提出すること。

成果発表(口頭・実技) 目的・方法・結果・考察・参考文献または資料を明確にすること。

ポートフォリオ 指示した様式で振り返りノートを作成すること

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 60 10 20 0 10 0 100

−…60…−

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科目担当者 原久美子、金久弥生

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科保健指導論Ⅱ

(O23260) 講義 1 30 1 前

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

自己の口腔健康管理法の学修 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 なぜ 歯垢清掃をするのか① (唾液中の細菌の存在) (担当者:全員)

【予習】「オーラルヘルスケア事典」の「①口腔清掃の基礎」を熟読すること。

【復習】授業を振り返ること

第 2 回 なぜ 歯垢清掃をするのか② (唾液中の細菌数測定) (担当者:全員) 同上

第 3 回 なぜ 歯垢清掃をするのか③ (細菌感染症の理解) (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅱ編 1 章」および「オーラルヘルスケア事典」の「①口腔清掃の基礎」を熟読すること。

【復習】次回に小テストをするので、授業内容を理解すること

授業の概要

個別歯科保健指導の基礎として、自己の口腔健康管理の方法を学習する。具体的には、情報収集・行動把握(生活・食生活)・口腔観察・口腔清掃状態の評価法・各種口腔清掃用具の使用法・各種口腔清掃法等についての知識と技術と態度を学修する。この学びから、口腔の疾患は、細菌感染症であることを理解し、歯科衛生士は、口腔の健康を通して全身の健康の保持増進に寄与できる職業であることの自覚と自信を持たせる。

学修の到達目標 キーワード

1.口腔の疾患は,細菌感染症であることを理解する。2.口腔清掃の意義を理解する。3.各種口腔清掃法を理解する。4.各種口腔清掃用具が使用できる。5.自己の口腔健康管理法を理解する。6.自己の口腔健康管理ができる。7.口腔清掃の評価方法を修得する。

・細菌感染症・口腔清掃の意義・自己の口腔内観察・自己の口腔健康管理法・口腔清掃の評価方法

履修に必要な知識・技能・態度

・口腔の疾患は、細菌感染症であることを理解すること。・他者の口腔清掃を行う前に、自己の口腔清掃技術を確実なものとすることを目標とすること。・課題学習① テーマは「口腔清掃に関する情報」とする。詳細は授業で提示する。

図書館にて、歯科衛生士関連の図書(デンタルハイジーン・歯科衛生士・DHスタイル・歯科衛生の臨床等)および論文を積極的に読みまとめる。

・課題学習② チャートブック作成・・作成したチャートブックは、2年次、3年次も使用するので、しっかり調べて作成することチャートブック作成の項目を提示するので、歯科保健指導以外の教本や図書館にある成書を参考にして一冊のチャートブックにまとめること。

・分数計算・割合計算を確実に理解してくること。・毎回、自分の口腔内のデータを取るので、欠席しないように体調管理を行うこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『オーラルヘルスケア事典』 松田裕子 編著  学建書院

参考書:『改訂歯ブラシ事典』 松田裕子 編著  学建書院『最新歯科衛生士教本 保健生態学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『人体の構造と機能 2 栄養と代謝』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

−…61…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 4 回なぜ 歯垢清掃をするのか④口腔内の健康像の理解/自己の口腔内観察・記録方法/課題学習① (担当者:全員)

同上

第 5 回 口腔清掃法① ブラッシング方法・各種歯ブラシの選択 (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅲ編Ⅲ章⑥ - 1」および「オーラルヘルスケア事典」の「②1.2.3.4.」を熟読すること。

【復習】 同上

第 6 回 自己の口腔内観察・記録/自己清掃(歯ブラシ・角度) (担当者:全員) 同上

第 7 回 自己の口腔内観察・記録/自己清掃(歯ブラシ・圧) (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅲ編Ⅲ章⑥ - 2」および「オーラルヘルスケア事典」の「②5.6.7.」を熟読すること。

【復習】 同上

第 8 回 口腔清掃法② 補助用具/課題学習② (担当者:全員) 同上

第 9 回 自己の口腔内観察・記録/自己清掃(補助用具:歯間ブラシ・フロス) (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅲ編Ⅲ章⑥ - 2,3」および「オーラルヘルスケア事典」の「②8.12」を熟読すること。

【復習】 同上

第10回 口腔清掃法③ 義歯・インプラント・洗口剤 (担当者:全員) 同上

第11回 自己の口腔内観察・記録/自己清掃(補助用具:ワンタフトブラシ) (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅲ編Ⅱ章③ - 1」を熟読すること。

【復習】 同上

第12回 口腔清掃の評価法 ① (OHI・OHI-S・DI・PHP) (担当者:全員) 同上

第13回 自己の口腔内観察・記録/自己清掃(歯ブラシ + 補助用具) (担当者:全員)

【予習】教本「歯科予防処置論・歯科保健指導論」の「Ⅲ編Ⅱ章③ - 1」を熟読すること。

【復習】 同上

第14回 口腔清掃の評価法 ② (PCR) (担当者:全員) 同上

第15回 自己の口腔内観察/自己清掃(歯ブラシ + 補助用具)・記録/まとめ (担当者:全員) 【予習】これまでの授業を見直す。

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験(持ち込み不可。各教員から出題する。)

提出物 提出期日を過ぎると減点。未提出はさらに減点となるので、提出期日を過ぎても提出すること。

ポートフォリオ 指示した様式で振り返りノートを作成すること

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 10 0 0 20 0 100

−…62…−

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科目担当者 福田昌代、御代出三津子、畑山千賀子、柳田潤一郎

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置演習AⅠ(う蝕)

(O23300) 演習 1 30 1 後

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室他

自分のう蝕リスクを知り、う蝕予防法を実践する 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 オリエンテーション (講義) ・う蝕の原因・予防法について (担当者:福田)

【予習】シラバスの確認・歯科予防処置論 Aの冊子の熟読

【復習】授業内容の確認

第 2 回 口腔内診査・プラーク付着確認実習 (演習) (担当者:福田・御代出)

【予習】授業冊子該当ページの確認【復習】演習内容の反省・考察

第 3 回 う蝕活動性試験・分類・方法 (講義) (担当者:畑山) 【復習】授業内容の確認

第 4 回 う蝕活動性試験・分類・方法 (演習) (担当者:畑山・御代出) 【予習】前回の授業内容の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 5 回 個人のう蝕リスクの検討 ・口腔内細菌の観察(演習) (担当者:畑山・福田・御代出・柳田)

【予習】前回の授業内容の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 6 回PTC (患者の口腔清掃方法の確認)(歯ブラシ・補助的清掃用具でのプラー除去)

(演習) (担当者:福田・御代出)

【予習】前回の授業内容の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 7 回 フッ化物配合歯磨剤の調査(演習)・フッ化物配合歯磨剤使用方法の確認 (演習) (担当者:福田・畑山・御代出)

【予習】歯磨剤の収集【復習】演習内容の反省・考察

第 8 回 フッ化物配合歯磨剤調査結果発表 (演習)・小テスト・まとめ (担当者:福田・畑山・御代出)

【予習】発表練習、すべての授業の復習【復習】授業内容の振り返り、筆記試験対策

授業の概要

歯科予防処置演習 A Ⅰでは、う蝕予防法とその具体的な処置法に対する理論と実際の方法について、演習を通じて学ぶ。また、相互演習では、実際の臨床現場を想定しながらう蝕予防の術式についてより実践に近い形で授業を展開する。

学修の到達目標 キーワード

1.口腔内の状態を把握することができる。2.口腔疾患を見つける眼を養う。3.う蝕リスクを検討する知識を習得する。4.自身のう蝕リスクを考察することができる。5.患者の口腔内を清掃することができる。6.う蝕の原因に基づいた、う蝕予防方法を検討することができる。

・う蝕予防・う蝕リスク・協調性・判断力・実行力

履修に必要な知識・技能・態度

歯科衛生士に必要な知識・技術を習得するための授業である。体調を整え、講義・演習には必ず出席すること。前期の歯科予防処置論 A の教科書ならびに授業冊子は熟読し、必ず復習してから臨むこと。相互演習では聞いたことを理解してすぐに実践する能力や、他の学生との協調性も重要である。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版『歯科衛生士のための齲蝕予防処置法』  医歯薬出版

参考書:『最新歯科衛生士教本 口腔保健管理』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 保健生態学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

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評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 演習ごとの自己評価レポートならびに自身のう蝕リスクに関する考察レポート

成果発表(口頭・実技) 第 13・14 回の調査とまとめ グループワーク後の成果発表の内容・小テスト結果

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 85 5 10 0 0 0 100

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科目担当者 福田昌代、御代出三津子、破魔幸枝

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置演習BⅠ(歯周病)

(O23320) 演習 2 60 1 後

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室他

予防的歯石除去技術を習得する 複数担当

授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回

シックルスケーラー操作 1(基本操作・ポジショニング・口腔内診査) (担当者:破魔・御代出)

歯面研磨法講義・実習 (担当者:福田)

【予習】シラバスの確認【復習】演習内容の反省・考察

第 2 回 歯面研磨法講義・実習 (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 1(基本操作・ポジショニング・口腔内診査) (担当者:破魔・御代出)

【予習】シラバスの確認【復習】演習内容の反省・考察

第 3 回シックルスケーラー操作 2

(上顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

歯面研磨相互実習 (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 4 回 歯面研磨相互実習 (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 2(上顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

授業の概要

歯科予防処置論 B(歯周病)の知識を踏まえ、歯周疾患の病因・病態を理解し、歯周疾患予防における歯科衛生士の果たす役割を学ぶ。そして予防のための知識と具体的な技術を習得する。また、相互実習により患者への対応法なども習得する。

学修の到達目標 キーワード

1.プロービング技術を修得する。2.歯の付着物・沈着物を探査することができる。3.シックルスケーラー操作法を習得する。4.超音波スケーラー・エアースケーラーの操作法を習得する。5.歯面研磨の目的を理解する。6.歯面研磨方法を習得する。7.シャープニングの目的を理解する8.シャープニング方法を習得する。9.患者への対応法を習得する。

・スケーリング・プロービング・シャープニング・協調性・実行力

履修に必要な知識・技能・態度

歯科衛生士に必要な知識・技術を習得するための授業である。体調を整え、講義・演習には必ず出席すること。前期の歯科予防処置論 B の教科書ならびに授業冊子は熟読し、必ず復習してから臨むこと。相互演習では聞いたことを理解してすぐに実践する能力や、他の学生との協調性も重要である。また、技術修得は繰り返しが重要であるため、毎回家でも実技練習をしておくこと。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『目で見るペリオドンタルインスツルメンテーションⅠ ベーシックスキル』  医歯薬出版

『トータルスケーリングテクニック』  医歯薬出版

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授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 5 回シックルスケーラー操作 3

(下顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

超音波スケーラー・エアースケーラーの知識 講義 (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 6 回超音波スケーラー・エアースケーラーの知識 講義 (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 3(下顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 7 回シックルスケーラー操作 4

(診査・上下顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

超音波スケーラー相互実習 (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 8 回 超音波スケーラー相互実習 (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 4(診査・上下顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第 9 回偶発事故対応法・小テスト / 実技テスト (担当者:福田 / 破魔・御代出)

実技テスト / 偶発事故対応法・小テスト (担当者:破魔・御代出 / 福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第10回シックルスケーラー操作 5

(臼歯部) (担当者:破魔・御代出)

エアースケーラー相互実習 (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第11回 エアースケーラー相互実習 (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 5 (臼歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第12回シックルスケーラー相互実習

(上顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

シャープニング (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第13回 シャープニング (担当者:福田)

シックルスケーラー相互実習(上顎前歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第14回シックルスケーラー相互実習

(下顎前歯部) (担当者:福田)

シックルスケーラー操作 6 (臼歯部) (担当者:破魔・御代出)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察

第15回シックルスケーラー操作 6

(臼歯部)・まとめ (担当者:破魔・御代出)

シックルスケーラー相互実習(下顎前歯部)・まとめ (担当者:福田)

【予習】前回の確認【復習】演習内容の反省・考察    筆記試験対策

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 85 5 10 0 0 0 100

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験

提出物 毎日提出の自己評価レポート

成果発表(口頭・実技) 実技テストと小テストの結果

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科目担当者 金久弥生、原久美子、高藤真理、大川直美、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科保健指導演習Ⅰ

(O23340) 演習 1 30 1 後

期必修 国試必修

金久弥生 5 号館 3 階研究室 他

個別歯科保健指導技法の学修 複数担当

授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 口腔状態観察法の発表 (担当者:金久・東)

口腔状態観察法の発表 (担当者:原・高藤・大川)

【予習】グループ発表準備【復習】発表内容のまとめ

第 2 回

自己 100%磨き① (担当者:金久・高藤・東)

口腔清掃用具の取扱い(歯ブラシ:叢生模型) (担当者:大川・原)

【予習】セルフケア技術学習/口腔清掃用具 ( 歯ブラシ ) の役割・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/定期健診の受診

口腔清掃用具の取扱い(歯ブラシ:叢生模型) (担当者:高藤・原)

自己 100%磨き① (担当者:金久・大川・東)

【予習】セルフケア技術学習/口腔清掃用具 ( 歯ブラシ ) の役割・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/定期健診の受診

第 3 回 相互 100%磨き① (担当者:東・大川・金久)

口腔清掃用具の取扱い(補助用具:叢生模型・矯正模型) (担当者:高藤・原)

【予習】口腔清掃用具(補助用具)の種類・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/PTB技術向上のまとめ

授業の概要

自己の口腔健康管理の方法をもとに、他者の口腔健康管理の方法を学習する。具体的には、自己の口腔健康管理の方法に加えて、医療面接技法を学び、学生間で相互実習を行うことで、他者への個別歯科保健指導の技法を学習する。特に、他者へ口腔清掃を行うことでブラッシング技術のレベルアップを図る。また、個別歯科保健指導に用いるチャートブックの使用法を学習する。

学修の到達目標 キーワード

1.自己および他者の口腔清掃ができる。2.他者の口腔内で口腔清掃用具を応用できる。3.医療面接・情報収集ができる。 4.ライフステージにおける口腔清掃法を学ぶ。

・口腔状態観察・口腔清掃用具の取扱い・PTB・医療面接・情報収集・補綴物装着者の日常管理指導

履修に必要な知識・技能・態度

歯科保健指導論で学習した内容の復習とともに、夏休みの課題である口腔状態観察資料を取りまとめておくこと。欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。本科目では具体的な口腔健康管理の方法を学ぶため、学修した内容を日常生活に積極的に取り入れ・実践して身に付けるようにする。

教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『オーラルヘルスケア事典』 松田裕子 編著 学建書院

参考書:『改定歯ブラシ辞典』 松田裕子 編  学建書院『最新歯科衛生士教本 保健生態学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『最新歯科衛生士教本 高齢者歯科』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版『歯科保健指導関係資料』(最新版)  口腔保健協会『老年歯科医学』  医歯薬出版     その他随時紹介する。

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授業回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容 授業時間外の学習

第 4 回

口腔清掃用具の取扱い(補助用具:叢生模型・矯正模型) (担当者:大川・原)

相互 100%磨き① (担当者:東・高藤・金久)

【予習】口腔清掃用具(補助用具)の種類・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/PTB技術向上のまとめ

第 5 回 相互 100%磨き②(補助用具) (担当者:東・金久・原)

医療面接・情報収集 (担当者:大川・高藤)

【予習】口腔清掃用具(補助用具)の種類・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/PTB技術向上のまとめ

第 6 回医療面接・情報収集 (担当者:大川・高藤) 相互 100%磨き②(補助用具)

(担当者:東・金久・原)

【予習】口腔清掃用具(補助用具)の種類・取扱い学習

【復習】口腔清掃用具のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/PTB技術向上のまとめ

第 7 回相互 100%磨き③(総括) (担当者:東・原・大川・高藤)

補綴物装着者の歯科保健指導:日常管理および清掃管理法

(担当者:金久・ゲストスピーカー)

【予習】PTB技術学習/医療面接の学習/義歯装着者の歯科保健指導の学習

【復習】PTB技術向上のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/医療面接・情報収集のまとめ/義歯装着者の歯科保健指導のまとめ

第 8 回補綴物装着者の歯科保健指導:日常管理および清掃管理法 (担当者:金久・ゲストスピーカー)

相互 100%磨き③(総括) (担当者:東・原・大川・高藤)

【予習】PTB技術学習/医療面接の学習/義歯装着者の歯科保健指導の学習

【復習】PTB技術向上のまとめ/セルフケア技術の向上を図る/医療面接・情報収集のまとめ/義歯装着者の歯科保健指導のまとめ

評価の実施方法と注意点

定期試験 筆記試験(持ち込み不可)

提出物 実習レポート・実技評価:課題提出期限および内容を評価対象とする

成果発表(口頭・実技) グループ毎に口腔状態観察内容の発表を実施:夏休み中に発表内容をまとめておく

ポートフォリオ 振り返りシート(授業で学んだこと・考えたこと等)を作成・提出する

その他 演習参加・受講態度(欠席、遅刻、早退は認めないので体調を自己管理して臨むこと)

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 70 10 5 0 10 5 100

−…68…−

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科目担当者 吉田幸恵、柳敏晴、原久美子、足立了平、柳田学、上原弘美、福田昌代、金久弥生、御代出三津子、高藤真理、大川直美、澤田美佐緒、畑山千賀子、破魔幸枝、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態学びの基礎(ZO2000) 講

義 1 15 1 前期

選択 -

吉田幸恵 5 号館 3 階研究室他

学ぶ愉しさを知る 複数担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 チューター制によるグループワーク (1) オリエンテーション・自己紹介 (担当者:チューター担当教員)

【予習】自己アピールの内容を準備する【復習】指摘事項を確認する

第 2 回 チューター制によるグループワーク (2) 大学生活の過ごし方 (担当者:チューター担当教員)

【予習】大学生活の過し方を考える【復習】授業後指摘事項を確認する

第 3 回 チューター制によるグループワーク (3) 学修方法・プレゼン方法 (担当者:チューター担当教員)

【予習】入学前課題を確認する【復習】指摘事項を確認する

第 4 回 チューター制によるグループワーク (4) 入学前課題プレゼン (担当者:チューター担当教員)

【予習】入学前課題を発表準備する【復習】指摘事項を確認する

第 5 回 ときわ病院早期見学実習のガイダンス (担当者:見学実習担当教員)

【予習】病院の業務について調べる【復習】ガイダンスをふりかえり

第 6 回 ときわ病院 (歯科口腔外科、病棟等)の早期見学 (担当者:見学実習担当教員) 授業前に多職種連携について理解しておく

第 7 回 ときわ病院関連施設 (通所リハビリテーションたんぽぽ)の早期見学実習 (担当者:見学実習担当教員)

見学後に患者の実態と歯科衛生士の役割を確認する

第 8 回 ときわ病院早期見学実習のふりかえり (担当者:見学実習担当教員) 【予習】まとめ

*チューター担当教員:少人数(5人程度)にて構成したクラスに各担当教員を配置して行う授業。*見学実習担当教員:A、Bクラス(40人程度)にて構成したクラスに各担当教員を配置して行う授業。

授業の概要

大学生活を過ごす上で基本的かつ必要な学びのスタイルや学生生活におけるアドバイスを小グループで学ぶことを目的とする。社会で活躍する歯科衛生士の働く医療現場を早期に見学実習することを通して、歯科衛生士職への動機の向上を目的とする。

学修の到達目標 キーワード

1.グループワークに協働的に参加できる。2.能動的な学修の愉しさが分かる。3.入学時の自分自身の状況を客観的に把握することができる。4.働く歯科衛生士の役割を確認する。5.歯科衛生士を目指す動機を明確にする。

・責任感・対話力・表現力・多職種連携(チーム医療)

履修に必要な知識・技能・態度

1.高校と大学、生徒と学生の違いを理解する。2.歯科衛生士の3大業務の内容を理解する。3.早期見学実習に望む心構えを持つ。

教科書・参考書

教科書:特になし参考書:特になし

−…69…−

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評価の実施方法と注意点

定期試験 レポート試験

提出物 早期見学実習の目標とふりかえりのレポート提出

成果発表(口頭・実技) 入学前課題の口頭発表

その他 受講態度

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 40 20 20 0 0 20 100

−…70…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 グループをつくろう ①共に学ぶ仲間をつくる。 【予習】シラバスに目を通しておく

第 2 回 グループをつくろう ②グループのメンバーのことをより深く知る。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 3 回 グループの絆を深めよう ①コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。

第 4 回 グループの絆を深めよう ②コンセンサスゲーム「NASA」を行う。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 5 回 この大学のことをもっとよく知ろう ①この大学に対するイメージや情報を共有する。

第 6 回 この大学のことをもっとよく知ろう ②学内を散策し、教職員の方々から有益な情報を得る。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 7 回この大学のことをもっとよく知ろう ③教えてもらった情報を整理して、来年の後輩に伝えるマニュアルを作る。

第 8 回 この大学のことをもっとよく知ろう ④作成した “ ときわマニュアル ” を発表し、互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 9 回 何を学んだか、自ら振り返り、考えよう ①直近の1週間で学んだことを整理して、それを相手に伝える。

関連ときわコンピテンシー

常識力、論理的思考力、批判的思考力、知欲、探究力、継続力、自己管理力、省察力、デザイン力、表現力、実行力、責任力、貢献力、傾聴力・対話力、協調性・協働力

授業の概要

皆さんはそれぞれ色々な目的・目標、また想いや願いをもってこの大学に入学してこられたと思います。私たち大学教職員は、その想いや願いに応え、それぞれの目的・目標が叶えられるように、あらゆる努力をしなければならないと考えています。そのためには、皆さんが卒業されるまでの数年間、私たちも皆さんも “ 共に学び続ける ” 必要があります。皆さんにはこれから本当に色々なことを学んでいただく必要があります。しかしそれは授業で教えられるたくさんの知識を頭に入れていくということだけでなく、授業外の活動(部活やアルバイトなど)も含めて、さまざまな人と関わっていくなかで色々なことを学び、彩り豊かで味深い人間になって社会に出ていくことを願っています。

この「まなぶる▶ときわびと」という授業科目では、そもそも「学ぶ」とはどういうことかを仲間と共に考え、実践し、入学から卒業まで毎日がキラキラとした学びの日々となるよう、また卒業後も学び続ける力強さを持ってもらえるよう、それに必要なさまざまな力を身につけてもらうことをねらいとしています。仲間を作る力、仲間と議論する力、自らを見つめ直す力、学びの習慣・環境を整える力、論理的に考える力、批判的に考える力、相手に自分の考えをうまく表現する力、独創性豊かなことを考え出す力などなど、多岐にわたる力を身につけてもらいたいと思っています。

この授業では、一貫してグループで活動することを基本としています。その学習方法を Team Based Learning といいます。これからどのような活動をしていく中においても、またどのような職業に就くとしても、他者との関わりなくして生きていくことは絶対にありえません。仲間と共に考え、実践することは、どの社会においても必須の力となります。自分だけの世界に閉じこもることなく、心を開き、楽しく仲間と学び合うことを願っています。

科目担当者 光成研一郎、桐村豪文、中田康夫、永島聡、髙松邦彦、近藤みづき、高藤真理、澤村暢、溝越祐志、三浦真希子、田中智子、紀ノ岡浩美、牛頭哲宏、國崎大恩、大川直美、柳田学、大城亜水

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態まなぶる▶ときわびとⅠ

(ZO2010) 演習 1 30 1 前

期選択 -

光成研一郎 7 号館 5 階研究室 他

学ぶ+ Able → 学ぶ悦び、知る愉しさ 複数担当

−…71…−

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授業回 授業内容 授業時間外の学習

第10回 ノートテイキングについて考えよう ①良い/悪いノートテイキングとは何かを見極める。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第11回 何を学んだか、自ら振り返り、考えよう ②直近の1週間で学んだことを整理して、それを相手に伝える。

第12回 ノートテイキングについて考えよう ②ノートテイキング術をグループで開発し、発表し、互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第13回 相手にわかりやすく話を伝えるってどういうことか考えよう ①グループワークを通じて “ コミュニケーション ” とは何かを考える。

第14回 相手にわかりやすく話を伝えるってどういうことか考えよう ②相手にわかりやすく話を伝えるための工夫について考える。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第15回 相手の話を正しく理解するってどういうことか考えよう ①ジグソー学習を使って、読解力を鍛える。

第16回 相手の話を正しく理解するってどういうことか考えよう ②ジグソー学習を使って、読解した内容を他者に伝える力を鍛える。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第17回 批判的に考えるってどういうことか考えよう ①ケーススタディを使って、批判的に考えるということを考える。

第18回 批判的に考えるってどういうことか考えよう ②批判的に考えることを実践する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第19回 “ 上手なプレゼンテーション ” ってどういうものか考えよう ①上手な/上手じゃないプレゼンテーションとは何かを見極める。

第20回 “ 上手なプレゼンテーション ” ってどういうものか考えよう ②上手なプレゼンテーションであるための条件を考える。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第21回 “ 上手なプレゼンテーション ” を実践してみよう ①条件を踏まえ、実際に上手なプレゼンテーションを実践する。

第22回 “ 上手なプレゼンテーション ” を実践してみよう ②それぞれが行ったプレゼンテーションの実践を互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第23回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ①上手な/上手じゃない文章の書き方とは何かを見極める。

第24回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ②上手な文章の書き方の条件を考える。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第25回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ③条件を踏まえ、それぞれが作ってきたレポートを相互に添削する。

第26回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ④互いに行った添削結果について、グループで議論する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第27回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ⑤レポート作成術をグループで作成する

第28回 “ 上手な文章の書き方 ” ってどういうものか考えよう ⑥作成したレポート作成術の発表準備に取り組む。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第29回前期の総決算(相手にわかりやすく文章の書き方についてプレゼンテーションする)作成したレポート作成術を発表し、互いに評価する。

第30回 まとめ前期に学び得たことを、自ら振り返り、互いに共有する

学修の到達目標

グループ活動を通して、以下に示す色々な “ できる(able)” を身につけることができる。仲間を作ることができる、仲間と議論することができる、自らを見つめ直すことができる、学びの習慣・環境を整えるこ

とができる、論理的に考えることができる、批判的に考えることができる、相手に自分の考えをうまく表現することができる、独創性豊かなことを考え出すことができる。

−…72…−

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評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

①他者と一つの課題について協力して取り組むことができる。

(協調性・協働力)

秀他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができ、他者から評価されている。

優 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができる。

良 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができる。

可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することができる。

不可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することすらできていない。

②物事の本質について自ら深く考え抜くことができる。

(探究力)

秀 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れ、現にそこに考えの深さを感じることができ、他者からもそのように評価されている。

優 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れ、現にそこに考えの深さを感じることができる。

良 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れる。

可 正解のない課題について、自ら考える努力をしていることが見て取れる。

不可 正解のない課題について、自ら考える努力をすることすら認められない。

③他者に対して自らの考えを表現することができる。

(表現力)

秀自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められ、その内容が優れており、他者からもそのように評価されている。

優 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められ、その内容が優れている。

良 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められる。

可 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができる。

不可 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく興味深く伝える努力の過程すら見られない。

④自らの学びに対して正しく振り返ることができる。

(省察力)

秀 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自らが直面する課題に引き付けて考えるだけでなく、大局的観点からも考えることができる。

優 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自らが直面する課題に引き付けて考えることができる。

良 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自ら考えることができる。

可 自分が何を学んだかという事実を述べることができる。

不可 自分が何を学んだかという事実を述べることすらできない。

⑤自らの学びに適した習慣・環境を自ら整えることができる。

(自己管理力)

秀学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持って、その通り努力していることが認められ、その考えが特に優れている。

優 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持って、その通り努力していることが認められる。

良 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持っている。

可 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たしている。

不可 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たしていない。

−…73…−

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評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 20 10 20 15 30 5 100

評価項目

①他者との協働 0 0 5 5 5 5 20

②自ら深く考え抜く 10 0 0 0 10 0 20

③他者に対する表現 0 0 15 0 0 0 15

④自分の学びに対する振り返り 10 0 0 0 15 0 25

⑤学びの習慣・環境づくり 0 10 0 0 0 0 10

⑥独創性豊かな提案 0 0 0 10 0 0 10※評価項目で示す数値内訳は、授業運営上のおおよその目安を示したものです。

評価方法 評価項目 評価の実施方法と注意点

定期試験

レポート試験を、中間と最終に行う。

② ✓

③④ ✓

⑤⑥

提出物

次回までに取り組んでくるよう指示された課題を、指示されたとおりに取り組み、提出されたかどうかを評価する。ポートフォリオとして蓄積する書類のファイリングが正しくなされているかを評価する。

②③④⑤ ✓

成果発表(口頭・実技)

① ✓

8 回、12 回、21 回、29 回の授業で行う発表(プレゼンテーション)を評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2つがある。

②③ ✓

④⑤⑥

作品

① ✓

グループで作成する「ときわマニュアル」「ノートテイキング術」「レポート作成術」の作成過程(各々が与えられた役割の遂行の程度など)とその作品の出来栄えを評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の2つがある。

②③④⑤⑥ ✓

評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

⑥独創性豊かな解決策を提 示 す る こ と が で きる。

(デザイン力)

秀 正解のない課題に対して、独創性豊かで他では見られない興味深い解決策を提示することができており、他者からもそのように評価されている。

優 正解のない課題に対して、独創性豊かで他では見られない興味深い解決策を提示することができる。

良 正解のない課題に対して、興味深い解決策を提示することができる。

可 正解のない課題に対して、一応まとまった解決策を提示することができる。

不可 正解のない課題に対して、一応まとまった解決策を提示することすらできていない。

−…74…−

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履修に必要な知識・技能・態度など

この授業では、一貫してグループで活動することを基本としています。まだ見知らぬ人と一緒に半期共に活動をしていくわけですが、特段不安に思うことなく気を楽にして授業に臨んでほしいと思います。

ただし、学ぶことには常に一生懸命であってほしいため、こちらが提示する課題についてはすべて真剣に取り組むようにお願いします。

教科書・参考書

教科書:使用しません。参考書:使用しません。

評価方法 評価項目 評価の実施方法と注意点

ポートフォリオ

① ✓各自が授業で取り組むワークシートと、取り組みを自ら振り返り評価する振り返り票を、それぞれの学びの成果としてポートフォリオに蓄積していく。ポートフォリオ評価では、教員がその蓄積された学びの成果を公平な観点から評価する。もちろん正当な理由なく、ワークシートや振り返り票が欠落していることは減点の対象となる。

② ✓

③④ ✓

⑤⑥

その他

① ✓

グループ活動において積極的に発言することや、主体的・能動的に取り組んだことについては、加点の評価対象となる。評価は、学生の相互評価と教員による評価の2つがある。

②③④⑤⑥

※評価方法や授業内容などについては、履修者人数や学修進度等の要因により変更することがあります。

−…75…−

Page 79: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 グループをつくろう ①共に学ぶ仲間をつくる。 【予習】シラバスに目を通しておく

第 2 回 グループをつくろう ②グループのメンバーのことをより深く知る。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 3 回 グループの絆を深めよう ①コンセンサスゲームを行う。

第 4 回 グループの絆を深めよう ②コンセンサスゲームを行う。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 5 回 “ 論理的に考える ” ってどういうことか考えよう ①氷山モデルを意識しながら MECE を実践する。

第 6 回 “ 論理的に考える ” ってどういうことか考えよう ②ロジックツリーを用いて課題の整理、解決法の考案。発表、互いに評価。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 7 回 クリエイティブになろう ①創造力がつくゲームを実践する。

第 8 回 クリエイティブになろう ②創造力がつくゲームを実践する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第 9 回 クリエイティブになろう ③ブレインストーミング、オズボーンの 73 の質問を実践する。

第10回 クリエイティブになろう ④JAH 法を実践する。発表し、互いに評価する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第11回 大学オモロ化 mini プロジェクト:学内アンケート調査の実施 ①アイディア創出のため、アンケート調査を実施する。

第12回 大学オモロ化 mini プロジェクト:学内アンケート調査の実施 ②アイディア創出のため、アンケート調査を実施する。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第13回 大学オモロ化 mini プロジェクト:提案 ①調査結果を踏まえ、大学を面白くするアイディアの創出。発表準備。

第14回 大学オモロ化 mini プロジェクト:提案 ②調査結果を踏まえ、大学を面白くするアイディアを創出、発表、評価。

【次回までの課題】配布するワークシートに取り組むこと

第15回 まとめ後期に学び得たことを、自ら振り返り、互いに共有する。

関連ときわコンピテンシー

常識力、論理的思考力、批判的思考力、知欲、探究力、継続力、自己管理力、省察力、デザイン力、表現力、実行力、責任力、貢献力、傾聴力・対話力、協調性・協働力

授業の概要

「まなぶる▶ときわびとⅠ」に引き続き、「まなぶる▶ときわびとⅡ」でも、一貫してグループで活動することを基本とし、Team Based Learning を行います。「まなぶる▶ときわびとⅡ」では、「まなぶる▶ときわびとⅠ」での学びを発展させて、論理的に考える力、批判的に考える力、相手に自分の考えをうまく表現する力、独創性豊かなことを考え出す力を特に重視します。

これまでの “ 当たり前 ” を見つめ直し、これまでなかったものを新たに創り出す。こうした “ クリティカル ” で “ クリエイティブ ” な力がいまの社会には求められています。「まなぶる▶ときわびとⅡ」では、こうした社会の要請に応えるためにも、受講者の皆さんには、新しい頭で、面白いアイディアを次々と出してもらうことを期待しています。もちろんそのすべての取り組みでは、「まなぶる▶ときわびとⅠ」と同様、仲間と共に楽しく学び合うことを願います。

科目担当者 光成研一郎、桐村豪文、山﨑麻由美、中田康夫、永島聡、髙松邦彦、近藤みづき、高藤真理、今西麻樹子、三浦真希子、藤原桜、牛頭哲宏、國崎大恩、畑山千賀子、柳田学

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態まなぶる▶ときわびとⅡ

(ZO2020) 演習 1 30 1 後

期選択 -

光成研一郎 7 号館 5 階研究室 他

学ぶ+ Able → (学ぶ悦び、知る愉しさ)もっと 複数担当

−…76…−

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学修の到達目標

グループ活動を通して、以下に示す色々な “ できる(able)” を身につけることができる。仲間を作ることができる、仲間と議論することができる、自らを見つめ直すことができる、学びの習慣・環境を整えるこ

とができる、論理的に考えることができる、批判的に考えることができる、相手に自分の考えをうまく表現することができる、独創性豊かなことを考え出すことができる。

評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

①他者と一つの課題について協力して取り組むことができる。

(協調性・協働力)

秀他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができ、他者から評価されている。

優 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができる。

良 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができる。

可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することができる。

不可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することすらできていない。

②物事の本質について自ら深く考え抜くことができる。

(探究力)

秀 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れ、現にそこに考えの深さを感じることができ、他者からもそのように評価されている。

優 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れ、現にそこに考えの深さを感じることができる。

良 正解のない課題について、自ら徹底的に考える努力をしていることが見て取れる。

可 正解のない課題について、自ら考える努力をしていることが見て取れる。

不可 正解のない課題について、自ら考える努力をすることすら認められない。

③他者に対して自らの考えを表現することができる。

(表現力)

秀自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められ、その内容が優れており、他者からもそのように評価されている。

優 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められ、その内容が優れている。

良 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができ、実際にそのための工夫が認められる。

可 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく伝える努力の過程を見て取ることができる。

不可 自ら取り組んだ成果を、他者に向けてわかりやすく興味深く伝える努力の過程すら見られない。

④自らの学びに対して正しく振り返ることができる。

(省察力)

秀 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自らが直面する課題に引き付けて考えるだけでなく、大局的観点からも考えることができる。

優 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自らが直面する課題に引き付けて考えることができる。

良 自分が何を学んだかという事実を述べることができ、その学びが意味するところを自ら考えることができる。

可 自分が何を学んだかという事実を述べることができる。

不可 自分が何を学んだかという事実を述べることすらできない。

−…77…−

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評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

⑤自らの学びに適した習慣・環境を自ら整えることができる。

(自己管理力)

秀学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持って、その通り努力していることが認められ、その考えが特に優れている。

優 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持って、その通り努力していることが認められる。

良 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たすだけでなく、学習習慣、学習環境について自らの考えを持っている。

可 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たしている。

不可 学習習慣、学習環境に関する指示された最低基準を満たしている。

⑥独創性豊かな解決策を提示することができる

(デザイン力)

秀 正解のない課題に対して、独創性豊かで他では見られない興味深い解決策を提示することができており、他者からもそのように評価されている。

優 正解のない課題に対して、独創性豊かで他では見られない興味深い解決策を提示することができる。

良 正解のない課題に対して、興味深い解決策を提示することができる。

可 正解のない課題に対して、一応まとまった解決策を提示することができる。

不可 正解のない課題に対して、一応まとまった解決策を提示することすらできていない。

評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 20 10 20 15 30 5 100

評価項目

①他者との協働 0 0 5 5 5 5 20

②自ら深く考え抜く 10 0 0 0 10 0 20

③他者に対する表現 0 0 15 0 0 0 15

④自分の学びに対する振り返り 10 0 0 0 15 0 25

⑤学びの習慣・環境づくり 0 10 0 0 0 0 10

⑥独創性豊かな提案 0 0 0 10 0 0 10※評価項目で示す数値内訳は、授業運営上のおおよその目安を示したものです。

−…78…−

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評価方法 評価項目 評価の実施方法と注意点

定期試験

レポート試験を、最終に行う。

② ✓

③④ ✓

⑤⑥

提出物

次回までに取り組んでくるよう指示された課題を、指示されたとおりに取り組み、提出されたかどうかを評価する。ポートフォリオとして蓄積する書類のファイリングが正しくなされているかを評価する。

②③④⑤ ✓

成果発表(口頭・実技)

① ✓

6 回、10 回、14 回の授業で行う発表(プレゼンテーション)を評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2つがある。

②③ ✓

④⑤⑥

作品

① ✓

グループで取り組む作品の作成過程(各々が与えられた役割の遂行の程度など)とその作品の出来栄えを評価する。評価は、学生の相互評価と教員による評価の2つがある。

②③④⑤⑥ ✓

ポートフォリオ

① ✓各自が授業で取り組むワークシートと、取り組みを自ら振り返り評価する振り返り票を、それぞれの学びの成果としてポートフォリオに蓄積していく。ポートフォリオ評価では、教員がその蓄積された学びの成果を公平な観点から評価する。もちろん正当な理由なく、ワークシートや振り返り票が欠落していることは減点の対象となる。

② ✓

③④ ✓

⑤⑥

その他

① ✓

グループ活動において積極的に発言することや、主体的・能動的に取り組んだことについては、加点の評価対象となる。評価は、学生の相互評価と教員による評価の 2つがある。

②③④⑤⑥

※評価方法や授業内容などについては、履修者人数や学修進度等の要因により変更することがあります。

履修に必要な知識・技能・態度など

この授業では、一貫してグループで活動することを基本としています。まだ見知らぬ人と一緒に半期共に活動をしていくわけですが、特段不安に思うことなく気を楽にして授業に臨んでほしいと思います。

ただし、学ぶことには常に一生懸命であってほしいため、こちらが提示する課題についてはすべて真剣に取り組むようにお願いします。

教科書・参考書

教科書:使用しません。参考書:使用しません。

−…79…−

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関連ときわコンピテンシー 市民性、常識力、省察力、貢献力、実行力、責任感

授業の概要

1 人ひとりが地域社会の一員として、どのように生活し、さまざまな課題にどう向き合い、協力し合ってどう解決し、より暮らしやすく活力のある地域づくりに取り組めるか? 

本学が取り組んでいるさまざまな地域活動(地域交流活動、ボランティア活動)に実際に参加し、その体験をリフレクトすることにより、地域社会の一員としてのあり方を自問自答し、そのことをとおして市民性を身につける。

科目担当者 中田康夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態地域との協働A

(ZO2030) 演習 1 30 1 通

年選択 -

中田康夫 7 号館 4 階研究室

地域づくりへの参画と市民性の獲得 単独担当

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第 1 回 オリエンテーション・ガイダンス

第 2 回 地域活動の要点【授業後】実際の活動に支障を来さないよ

うに、地域活動の要点をまとめておく。

第 3 回 地域活動①の事前指導【授業後】実際の活動に支障を来さないよ

うに、事前指導の要点をまとめておく。

第 4 回 地域活動①-1(第5回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

第 5 回 地域活動①-2(第4回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

第 6 回 地域活動①のリフレクション(事後指導)【授業後】事前指導・活動内容・事後指導

を集約し、地域活動①のポートフォリオを作成

第 7 回 地域活動②の事前指導【授業後】実際の活動に支障を来さないよ

うに、事前指導の要点をまとめておく。

第 8 回 地域活動②-1(第9回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

第 9 回 地域活動②-2(第8回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

第10回 地域活動②のリフレクション(事後指導)【授業後】事前指導・活動内容・事後指導

を集約し、地域活動②のポートフォリオを作成

第11回 地域活動③の事前指導【授業後】実際の活動に支障を来さないよ

うに、事前指導の要点をまとめておく。

第12回 地域活動③-1(第13回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

−…80…−

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学修の到達目標

市民性として、本科目では、①「大人」として客観的な判断力を身につけ精神的に成熟する、②社会の成員としての権利と義務を行使することができる、ことを目標とする。

授業回 授業内容 授業時間外の学習

第13回 地域活動③-2(第12回と連続して活動)【活動後】その日のうちに活動を通した学

びを整理し、リフレクトしておく。

第14回 地域活動③のリフレクション(事後指導)【授業後】事前指導・活動内容・事後指導

を集約し、地域活動③のポートフォリオを作成

第15回 まとめ【授業後】凝縮ポートフォリオの作成が円

滑に進むように整理・まとめをする。

評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

①社会の一員として知っておくべき知識・振る舞 い を 身 に つ け て いる。

(常識力)

秀 他者を empower できる知識・振る舞いを身につけている。

優 他者とのかかわりに謙虚さがみられる。

良 知識・振る舞いを身につけているが、他者への配慮が十分ではない。

可 必要最低限の知識・振る舞いを身につけている。

不可 必要最低限の知識・振る舞いを身につけていない。

②自己の思考や行動をリフレクト(省察)することができる

(省察力)

秀 自己の課題が具体的に明示され、なおかつ実効性を伴った次への行動指針がみられる。

優 自己の課題と次への行動指針がみられる。

良 自己の課題はみられるが、次への行動指針が具体的かつ明瞭ではない。

可 自己の課題はみられるが、抽象レベルに留まっている。

不可 自己の課題と次への行動指針が明確にされていない。

③誰かの役に立つことに悦びを感じ、具体的に行 動 す る こ と が で きる。

(貢献力)

秀 他者の立場に立った利他的な行動ができ、他者からもそのように評価されている。

優 他者の立場に立った利他的な行動ができる。

良 他者の立場に立った行動をしようとしている。

可 誰かの役に立ちたいという思いはあるが、それが行動には十分に反映されていない。

不可 他者の立場に立った行動ができない。

④失敗を恐れず、想いや考えを具体的行動にすることができる。

(実行力)

秀 失敗を恐れず、熟慮の末に具体的行動にすることができ、他者からもそのように評価されている。

優 失敗を恐れず、熟慮の末に想いや考えを具体的行動にすることができる。

良 失敗を恐れず、想いや考えを具体的行動にすることができる。

可 失敗を恐れる部分は残っているが、想いや考えを具体的行動にしようとしている。

不可 失敗を恐れて、想いや考えを具体的行動にすることができない。

⑤他者と1つの課題について協力して取り組むことができる

(協調性・協働力)

秀他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができ、他者から評価されている。

優 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができ、グループのために有益な意見を出すことができる。

良 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行するのみならず、他者と建設的に議論を行うことができる。

可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することができる。

不可 他者と共に課題に取り組む中で、自らに与えられた役割を遂行することすらできていない。

−…81…−

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評価方法と評価割合

評価方法 定期試験 提出物 成果発表(口頭・実技) 作品 ポートフォリオ その他 合計

評価割合 45 0 20 0 0 35 100

評価項目

①常識力 0 0 0 0 0 10 10

②リフレクトする力 30 0 20 0 0 0 50

③誰かの役に立つことへの悦び 5 0 0 0 0 5 10

④熟慮のうえの具体的な行動 0 0 0 0 0 10 10

⑤他者との協働 5 0 0 0 0 5 10

⑥責任をもって物事に臨む 5 0 0 0 0 5 10※評価項目で示す数値内訳は、授業運営上のおおよその目安を示したものです。

評価項目 評点 評価基準(ルーブリック)

⑥社会の一員としての責任をもって物事に臨むことができる。

(責任感)

秀 自らの行動のすべてに対して責任を負う腹づもりで物事に臨んでおり、他者からもそのように評価されている。

優 自らの行動のすべてに対して責任を負う腹づもりで物事に臨んでいる。

良 報告・連絡・相談を能動的に行うことができる。

可 言われれば、報告・連絡・相談ができる。

不可 報告・連絡・相談ができない、あるいは責任感が全くない。

評価方法 評価項目 評価の実施方法と注意点

定期試験

3 回の活動の各ポートフォリオをもとに凝縮ポートフォリオを作成し、それを最終レポートという形で提出されたものを評価対象とする。

② ✓

③ ✓

④⑤ ✓

⑥ ✓

成果発表(口頭・実技)

事後指導の際の活動に対するリフレクションの発言内容を評価対象とする。単なる感想ではない。

② ✓

③④⑤⑥

その他

① ✓

各活動に取り組む姿勢・態度

②③ ✓

④ ✓

⑤ ✓

⑥ ✓※評価方法や授業内容などについては、履修者人数や学修進度等の要因により変更することがあります。

履修に必要な知識・技能・態度など

・単に地域交流活動・ボランティア活動へ受動的に参加し、単位が認定される科目ではありません。・学修効果の観点から、履修上限人数は 30 人程度とします。希望者多数の場合は抽選とします。・「コミュニティデザイン」を履修していることが望ましい。

教科書・参考書

教科書:使用しません参考書:随時紹介します

−…82…−

Page 86: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい学内では実習終了時での発表会、就職した後での集団的指導などでプレゼンテーションを行う機会が増加して

いる。この授業ではそのような機会で利用されるプレゼンテーションソフトの使い方について学ぶ。また、静止画を取り込み、プレゼンテーションに利用することによってそれらを利用しないときに比べよりわかりやすく説明することができる。そこで静止画を編集して発表用スライドに組み込み、実際にプレゼンテーションを行えることを目標とする。

② 学習の到達目標PowerPoint の基本操作をマスターし、プレゼンテーションをする。

③ 授業の内容・計画第 1 回 ガイダンス Windows10 の操作第 2 回 デジタルカメラ・スマートフォン等から画像のデータ取り込み・編集第 3 回 スキャナ―によるデータの取り込み・編集第 4 回 ペイントの利用第 5 回 PowerPoint の操作第 6 回 スライドの作成Ⅰ(画像の貼り付け)第 7 回 スライドの作成Ⅱ(構成)第 8 回 スライドの作成Ⅲ(ペイント) 第 9 回 スライドの作成Ⅳ(アニメーションの設定)第 1 0回 スライドの作成Ⅴ(プレゼンテーションの練習→スライドの修正)第 1 1回 スライドの作成Ⅵ(プレゼンテーションの練習)第 1 2回 プレゼンテーションの実行Ⅰ(1 班)第 1 3回 プレゼンテーションの実行Ⅱ(2 班)第 1 4回 プレゼンテーションの実行Ⅲ(3 班)第 1 5回 プレゼンテーションの振り返り

④ 授業時間外の学習毎回の操作をマスターする。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

30% 40% 30% 0%「定期試験」:レポート「平常点」:授業参加・授業態度等 「製作物・実技など」:プレゼンテーション

⑥ 履修上の注意など各自が興味を持って、積極的にプレゼンテーションを行うことが大切なので、出席することが大事である。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しません参考書:『Windows10/Office2016 対応版 Word/Excel/PowerPoint 標準テキスト』定平 誠  技術評論社

科目担当者 笹井隆邦

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態コンピュータ演習Ⅱ

(O21040) 演習 1 30 2 前

期必修 国試必修

笹井隆邦 7 号館 5 階研究室

プレゼンテーションに挑戦 単独担当

−…83…−

Page 87: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい20 世紀半ばから医療は歴史的な大転換を遂げた。そのことを医療従事者と患者との関係および生と死に関わ

る倫理的問題を通して理解してもらうことがこの授業のねらいである。

② 学習の到達目標医療従事者としての責務を理解するとともに、生と死に関わる倫理的問題について概説できることを到達目標

とする。

③ 授業の内容・計画第 1 回 現代社会と医学・医療:今なぜ生命倫理を学ぶのか第 2 回 現代社会と医学・医療:医療従事者の基本的義務第 3 回 患者の権利:医療と人権第 4 回 患者の権利:患者の人権に関する宣言等第 5 回 インフォームド・コンセント : 歴史・定義・実際第 6 回 インフォームド・コンセント:患者中心の医療第 7 回 医学研究の倫理:歴史と現状第 8 回 医学研究の倫理:治験と研究不正第 9 回 患者本人による生命維持治療の拒否第 1 0回 患者以外の者による生命維持治療の差控えの決定第 1 1回 安楽死第 1 2回 脳死第 1 3回 臓器移植第 1 4回 人工妊娠中絶第 1 5回 生命の選別

④ 授業時間外の学習各回の授業後、テーマごとの個別目標を必ず習得し、問題を自分で解答すること。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

100% 0% 0% 0%「定期試験」:筆記試験(持込み許可物はなし)

⑥ 履修上の注意など授業中によくわからないことがあれば、その場ですぐに質問すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しない参考書:『生命倫理と医療倫理 改訂 3 版』 伏木信次・樫 則章・霜田 求 編  金芳堂 2014 年    『歯科医療倫理 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修、樫 則章ほか  医歯薬出版 2014 年

科目担当者 樫則章 *

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態生命倫理

(O21110) 講義 2 30 2 前

期必修 国試必修

樫則章 7 号館 2 階非常勤講師

控室よき医療従事者としての心得を学ぶ 単独担当

−…84…−

Page 88: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい私たちが日常生活を送る場合には、様々なルールを意識している。ルール=規範には、常識、習慣、道徳など

が含まれます。また、法律も規範の中では大きなウェイトを占めています。コミュニティの絆が弱くなってきた現代の日本社会では、隣人関係、職場、学校など様々な場所で私たちはトラブルに巻き込まれる可能性が高まって来ました。まさに訴訟社会になりつつあると言えるのではないでしょうか。そこで本講義では、知らなかったでは許されない法律の基礎を学び、合わせて法的な問題と倫理との関係についても、みなさんと一緒に考えて見ようと思います。そして、みなさんが社会を構成する一員として、基本的な法律知識を身につけ、それを生かすことができるようになることをねらいとします。

② 学習の到達目標1.基礎的な法律用語を説明することができる。日常生活上での様々な(法律)手続ができるようになる。2.歯科衛生士として要求される社会的教養の修得を目指し、歯科衛生士としての資質の向上を目標とする。

③ 授業の内容・計画第 1 回 私たちと法律とのかかわり―法とは何か?を考える(規範、法源、裁判)第 2 回 法律はどのようにしてできるのかを考える①―国家と法との関係(立憲主義、三権分立など)第 3 回 法律はどのようにしてできるのかを考える②―国家と法との関係(日本国憲法、基本的人権)第 4 回 人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える①―刑法と私たち(罪刑法定主義、犯罪成立要件)第 5 回 人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える②―刑法と私たち(裁判員裁判、死刑廃止、冤罪)第 6 回 愛がはじまる時、終わるとき―男と女の問題を考える(結婚、離婚、家族、夫婦別姓)第 7 回 親子関係は変化してきたのかを考える①―子どもは親を選べない(児童虐待、扶養、相続)第 8 回 親子関係は変化してきたのかを考える②―生殖医療の弊害?(代理母、人工授精、体外受精)第 9 回 契約って何だろう?かについて考える①―民法と私たち(民法の基本原則、契約)第 1 0回 契約って何だろう?かについて考える②―民法と私たち(動産、不動産、賃貸契約)第 1 1回 医療と法律とのかかわりを考える①―医療過誤、薬害など(過失、損害賠償)第 1 2回 医療と法律とのかかわりを考える②―臓器移植問題(違法阻却、生命倫理、臓器移植法)第 1 3回 私たちの日常生活と法律について考える―悪徳商法などから身を守る(クレジット、連帯保証)第 1 4回 まとめ①―私たちの生活に法律を第 1 5回 まとめ②―テスト対策など

④ 授業時間外の学習新しい事件やトピックスも講義の中で取り上げるので、世の中の出来事をテレビのニュースや新聞などでチェ

ックして下さい。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 40% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:コメントペーパー、レポート課題など

⑥ 履修上の注意など講義時にレジュメ、資料等を配布しますので、紛失しない様に保管して下さい。また、レジュメには講義の内

容をどんどん書き込んで下さい。現代日本社会の様々な法律的な問題を共に考えましょう!

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しません。参考書:講義中に掲示します。

科目担当者 佐野光彦

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態くらしと法律(O21210) 講

義 2 30 2 前期

選択必修

国試選択必修佐野光彦 7 号館 2 階

非常勤講師控室  単独担当

−…85…−

Page 89: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい現在、地球を取り巻く環境が深刻な状況になってきている。例えば地球温暖化、森林破壊、砂漠化などである。

また、我々の周りには健康を脅かす様々な化学物質、電磁波等が溢れている。それらについて、現状、原因物質、影響、対策等を紹介し、環境問題について理解を深めたい。

② 学習の到達目標生態系や環境問題・健康について理解を深める。

③ 授業の内容・計画第 1 回 ガイダンス第 2 回 生態系と生物多様性第 3 回 共生第 4 回 外来生物第 5 回 種の絶滅と生物多様性第 6 回 地球温暖化による生態系への影響第 7 回 森林の減少と砂漠化第 8 回 ゲンジボタルの生息環境第 9 回 里山・里海・ビオトープ第 1 0回 酸性雨第 1 1回 食品添加物第 1 2回 合成洗剤と化粧品第 1 3回 環境ホルモン 第 1 4回 シックハウス・電磁波第 1 5回 自然エネルギー

④ 授業時間外の学習興味を持ったことについて調べる。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 30% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加・授業態度等

⑥ 履修上の注意など自然に興味を持ち得た知識を生活に生かして欲しい。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しません。参考書:随時紹介します。

科目担当者 笹井隆邦

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態地球と環境(O21220) 講

義 2 30 2 前期

選択必修

国試選択必修笹井隆邦 7 号館 5 階

研究室身近な自然について考えてみよう 単独担当

−…86…−

Page 90: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい現代医療では、Evidence-based medicine(EBM)という概念が広く受け入れられ、専門職である歯科衛生士

は、予防処置や歯科保健指導など様々な状況下で EBM に基づいた実践が求められる。保健統計学では、歯科疾患の疫学や歯科衛生統計の実データをもとに、演習を通して自ら思考し、多種多様な情報から診療現場で有用なEvidence を収集・選択・評価する能力を身につけることを目的とする。

② 学習の到達目標1.歯科疾患の疫学的特徴を列挙できる。2.歯科衛生統計の各種指標について説明できる。3.統計学的指標の概要を説明できる。4.情報の収集・選択・評価の体系について説明できる。5.自ら収集した情報を使ったプレゼンテーションができる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 疫学概論第 2 回 統計概論(一般衛生統計)第 3 回 う蝕の疫学第 4 回 歯周疾患の疫学第 5 回 その他の疫学、歯科疾患実態調査第 6 回 歯科衛生統計①(統計手順)第 7 回 歯科衛生統計②(統計処理)第 8 回 歯科衛生統計③(演習結果発表テーマの検討)第 9 回 演習:資料収集①(オリジナルデータの収集)第 1 0回 演習:資料収集②(収集済みデータの整理と加工)第 1 1回 演習:発表準備①(プレゼンテーションファイル準備)第 1 2回 演習:発表準備②(プレゼンテーション個人予行演習)第 1 3回 発表①(前半学生プレゼンテーション、学生相互評価)第 1 4回 発表②(後半学生プレゼンテーション、学生相互評価)第 1 5回 まとめ(プレゼンテーションの評価)

④ 授業時間外の学習基本的なコンピュータ操作(インターネット検索、Microsoft Word、Excel、Power Point 等)を身につけてお

くこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 20% 20% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:講義参加、受講態度、小テスト等「製作物・実技など」:プレゼンテーション

⑥ 履修上の注意などインターネット上にある各種情報を正しく判断できる基礎的知識を身につけておくだけでなく、それらを患者

さんにどのように説明するかについても、日頃から考えておくこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 保健情報統計学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    教科書内容の要点を講義資料として適宜配布する。参考書:『ビジュアル歯科保健医療統計学』 安井利一 監修  医歯薬出版

科目担当者 玉川裕夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔健康統計学

(O22130) 演習 1 30 2 前

期必修 国試必修

玉川裕夫 7 号館 2 階非常勤講師

控室Evidence を探る能力を身につける 単独担当

−…87…−

Page 91: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい日本の社会保障制度は、歴史的にはドイツとイギリスの制度をモデルにしてきた。戦後になって、それまでに

存在していた制度にアメリカの影響も含めて、種々の新しい制度を付け足してきた経緯がある。そのため、日本の社会保障制度は複雑で分かりにくいという印象がある。

授業では、複雑と思われがちな日本の社会保障制度やその活用方法を分かり易く解説し、将来の歯科衛生士として求められる総合的な能力の向上を図る。

② 学習の到達目標現代日本の主要な社会保障制度について、基礎的な知識とその活用方法を身につける。

③ 授業の内容・計画第 1 回 日本型社会保障制度の二層構造第 2 回 社会福祉的援助の方法① 個人援助技術(ケースワークの方法)第 3 回 社会福祉的援助の方法② グループ援助技術(グループワークの方法)第 4 回 子育て支援、ひとり親家庭の支援第 5 回 高齢者の生活と介護の保障第 6 回 障害者の福祉と自立支援第 7 回 貧困に対する生活保障第 8 回 社会福祉の専門職と協働

④ 授業時間外の学習各回の授業終了後に、授業中に示した教科書や参考書の該当箇所を読み返しておく。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 30% 0% 0%「定期試験」:筆記試験(記述式)「平常点」:授業への取組姿勢

⑥ 履修上の注意など毎回の授業の始めに復習を兼ねて、それまでの既習部分に関係する歯科衛生士国家試験の過去問を 2 題ずつ解

く練習とその解説を行う。

⑦ 教科書・参考書教科書:『コメディカルのための社会福祉概論 第 3 版』 鬼﨑信好 編 (最新版)  講談社参考書:『保健医療福祉職に必要な社会福祉学』 川島芳雄 著 2017  丸善出版

科目担当者 川島芳雄

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態社会福祉総論(O22140) 講

義 1 15 2 前期

必修 国試必修

川島芳雄 7 号館 2 階非常勤講師

控室人を援助するための知識と技術 単独担当

−…88…−

Page 92: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい口腔外科学・歯科麻酔学・歯科放射線学は全身との関わりが深い分野であり、これらの医学知識を修得するこ

とは有病患者に対する的確な口腔機能管理を実践するうえで基盤となる。歯科医療スタッフだけでなく、他の保健、医療、福祉(介護)関係者と共にチーム医療の一翼を担い、地域社会に貢献できる歯科衛生士を目指す。

② 学習の到達目標1.顎顔面領域に発生する疾患を挙げて概説できる。2.全身疾患と口腔の関連について概説できる。3.全身麻酔法、局所麻酔法、精神鎮静法について説明できる。4.全身管理の知識および一次救命処置の手順が説明、実施できる。5.放射線の性質、人体への影響、被曝防護について説明できる。6.歯、顎顔面領域の画像検査の種類、特長、適応と手順について概説できる。7.パノラマ、口内法標準 X 線写真の正常画像およびう蝕、歯周病の画像について読影ができる。8.放射線治療における口腔合併症とその対応について概説できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 口腔外科とは (担当者:足立)第 2 回 全身疾患の理解 (担当者:足立)第 3 回 口腔外科の診査・検査・薬剤 (担当者:足立)第 4 回 口腔の先天異 (担当者:足立)第 5 回 口腔・顎顔面領域の損 (担当者:足立)第 6 回 口腔・顎顔面領域の炎症 (担当者:足立)第 7 回 口腔粘膜疾患 (担当者:足立)第 8 回 口腔・顎顔面領域の嚢胞 (担当者:足立)第 9 回 口腔・顎顔面領域の腫瘍 (担当者:足立)第 1 0回 唾液腺疾患、神経疾患 (担当者:足立)第 1 1回 血液疾患 (担当者:足立)第 1 2回 口腔の小手術① -インプラント- 基礎 (担当者:足立・ゲストスピーカー)第 1 3回 口腔の小手術② -インプラント- 臨床 (担当者:足立・ゲストスピーカー)第 1 4回 口腔の小手術③ -抜歯・歯根端切除・創傷の治癒 (担当者:足立)第 1 5回 口腔外科における歯科衛生士の役割 (担当者:足立)第 1 6回 歯科医療と放射線 (担当者:足立)第 1 7回 放射線の性質 (担当者:足立)第 1 8回 歯科におけるエックス線検査 (担当者:足立)第 1 9回 口内法エックス線写真の読影 (担当者:足立)第 2 0回 パノラマX線撮影 (担当者:足立)第 2 1回 写真処理と画像保存の実際 (担当者:足立)第 2 2回 放射線治療・周術期の口腔機能管理 (担当者:足立)第 2 3回 麻酔学(全身管理学)とは (担当者:足立)第 2 4回 局所麻酔 (担当者:足立)第 2 5回 全身麻酔 (担当者:足立)第 2 6回 周術期の全身管理 -術前・術中管理・偶発症の予防 (担当者:足立)第 2 7回 一次救命処置講義① (市民救命士講義部分) (担当者:足立)第 2 8回 一次救命処置実技② (市民救命士実技部分) (担当者:足立・ゲストスピーカー)第 2 9回 エックス線撮影における歯科衛生士の役割 (担当者:上原)第 3 0回 放射線・麻酔のまとめ (担当者:足立)

科目担当者 足立了平、上原弘美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅲ(口腔外科・歯科放射線)

(O23030) 講義 2 60 2 前

期必修 国試必修

足立了平 5 号館 3 階研究室他

口腔の外科・麻酔・X 線 複数担当

−…89…−

Page 93: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

④ 授業時間外の学習本授業は、1年次の解剖、生理、薬理、病理学などが基礎になっている。事前に指示された専門基礎科目の復

習を必ず行うこと。放射線の授業では読影の理解を深めるために画像模写を実施するが、いくつかの課題については授業外に完成させることになる。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 0% 30% 0%「定期試験」:筆記試験「製作物・実技など」:中間テスト(歯科放射線)、小テスト、レポート

⑥ 履修上の注意など口腔外科、麻酔は1回~2回の完結型なので、休むとその講義内容が理解できない。また、放射線は1回ごと

の積み重ねで進んでいくため、基礎的なところを聞き逃すと後半は難しくなることを銘記しておくこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔』 全国歯科衛生士教育協議会 監修     医歯薬出版    『歯科衛生士テキスト 歯科麻酔学・全身管理学』 佐久間泰司 編  学建書院    『最新歯科衛生士教本 歯科放射線』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『常用歯科辞典 第 4 版』 中原泉  医歯薬出版参考書:『新・歯科衛生士教育マニュアル 口腔外科学・歯科麻酔学』 池邉哲郎 編  クインテッセンス出版    『歯科衛生士のための口腔外科学』 古森孝英 編  永末書店

−…90…−

Page 94: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい小児の発育過程にある精神的・身体的特徴を理解し、小児の口腔疾患について学習する。乳歯及び幼若永久歯

のう蝕治療に際し、小児との接し方及び診療補助を学ぶ。また、小児歯科の中で大きな比重を占めるう蝕予防において、最近のインターネットや SNS などで多くの情報を持つ保護者に対して、正しい方向性を提示出来、また大きな不安を持って来院する子供の心に寄り添える衛生士になれるような知識・技量・心を身につける。

② 学習の到達目標小児歯科特有の診療に意味合いを理解し技量を身につけるだけでなく、対象である小児患者及び保護者への対

応法を身につける。

③ 授業の内容・計画第 1 回 小児歯科概論 小児歯科とは (担当者:竹内)第 2 回 小児の心身の発達と生理的特徴、顔面頭蓋と歯の発育、その異常 (同上)第 3 回 う蝕の病因論 歯列咬合の発育と異常 (同上)第 4 回 小児歯科診療1:小児歯科診療と問題点 小児の歯冠修復(レジン充填・乳歯冠・他) (同上)第 5 回 小児歯科診療2:小児の歯内療法・外科処置・咬合誘導・フッ化ジアミン銀・フッ素 (同上)

第 6 回 小児歯科診療における最重要ポイント 患者との対応法(小児患者のマネージメント)その 1 (同上)

第 7 回 小児患者との対応法 ( 小児患者のマネージメント ) その 2 (同上)第 8 回 小児歯科診療における歯科衛生士の役割その 1 う蝕予防 (同上)第 9 回 小児歯科診療における歯科衛生士の役割その 2 フッ素を考える (同上)第 1 0回 小児歯科診療における歯科衛生士の役割その 3 診療補助 (同上)第 1 1回 小児歯科診療における歯科衛生士の役割その 4 口腔保健管理(集団指導と個人指導) (同上)第 1 2回 小児のむし歯の原因を考える(教科書には載っていない意外な原因) (同上)第 1 3回 小児歯科診療の実際(現役小児歯科衛生士による講義) (同上)第 1 4回 まとめ (同上)第 1 5回 小児歯科診療における衛生士の関わり方 (担当者:福田)

④ 授業時間外の学習 受講前に教科書をよく読んで講義内での質問に答えられるようにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 20% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:受講態度、小テストなど

⑥ 履修上の注意など問題意識を持って授業に臨むこと

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 小児歯科』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:特になし

科目担当者 竹内幸雄、福田昌代

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅳ(小児歯科)

(O23040) 講義 1 30 2 前

期必修 国試必修

竹内幸雄 7 号館 2 階非常勤講師

控室他小児は不安?やって・見て楽しい小児歯科 複数担当

−…91…−

Page 95: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい人々の悩みや苦しみに向き合う医療は、古くから身体とこころの苦悩を表裏として捉えてきた。幼年期から老

年期にいたるまで受診機会が広く、その訴えが心理社会的背景を持つ矯正歯科臨床においては、医療者に全人的な理解が求められている。対人援助専門職として優れた歯科衛生士を目指す本学科学生には、矯正歯科医療に関する確かな知識と技術に加えて、患者の幸せな人生そのものに関わり、その上で患者の訴えの “ 意味 ” を考える姿勢を身につけてもらいたいと考えている。

② 学習の到達目標前段の目的をはたすため、人間に対する生物学的・心理社会学的理解と歯科矯正学の専門的知識が一定の水準

に達するとともに、矯正歯科臨床に留まらずその教育や研究領域に関わり得る今後の学習動機が形成されることを到達目標とする。

③ 授業の内容・計画第 1 回 矯正歯科臨床概論 (担当者:龍野)第 2 回 成長と発育と心理的発達 (担当者:龍野)第 3 回 不正咬合の成立とその診断 (担当者:龍野)第 4 回 初診相談から治療開始までの流れ (担当者:龍野)第 5 回 治療開始から治療終了と保定までの流れ (担当者:龍野)第 6 回 矯正装置と矯正歯科用器材 (担当者:龍野)第 7 回 前後的関係の不調和と垂直的不調和に対する臨床的対応 (担当者:龍野)第 8 回 成人矯正と外科矯正、歯数異常や先天異常等に対する臨床的対応 (担当者:龍野)第 9 回 矯正歯科臨床での実践に向けて (担当者:澤田)第 1 0回 初診から診断までの歯科衛生士の業務 (担当者:龍野)第 1 1回 矯正歯科診療における歯科衛生士の業務 (担当者:龍野)第 1 2回 歯科衛生士の業務支援のための歯科臨床心理学 (担当者:龍野)第 1 3回 治療支援のための睡眠衛生指導と心身にわたる疼痛管理、その理論と実践 (担当者:龍野)第 1 4回 矯正歯科臨床における口腔衛生管理と治療的食生活支援、その理論と実践 (担当者:龍野)第 1 5回 口腔機能回復のための筋機能療法と医業マネージメント、その理論と実践 (担当者:龍野)

④ 授業時間外の学習さまざまな社会生活と矯正歯科臨床とを結びつける事象に関心を持ち始めるとともに、特にマスメディアに映

る著名人の顎顔面形態や、歯列の印象と表情から受ける印象に関心を寄せ自分なりの評価とその理由を考えるように心がける。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

50% 40% 5% 5%「定期試験」:筆記試験により総括的評価を行う。「平常点」:中間試験および随時到達度チェックを行い形成的評価を行う。「製作物・実技など」:歯科衛生士業務における問診や接遇などについて簡単な role-play 実習を予定している。「その他」:受講態度等は総括的評価に加え加点減点を行う。

⑥ 履修上の注意など将来、歯科医療職のみならず教育職や研究職に就くことも視野に入れ、好奇心をもって履修することを強く希

望する。受講逸脱行動 ( 遅刻、私語他 ) はこれを禁止する。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常 2 歯科矯正』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『歯科矯正学 第 5 版』 相馬邦道他 編  医歯薬出版    『健康のための心理学』 小林芳郎 編著 保育出版社   その他、随時紹介を行う。

科目担当者 龍野耕一、澤田美佐緒

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅴ(矯正歯科)

(O23050) 講義 1 30 2 前

期必修 国試必修

龍野耕一 7 号館 2 階非常勤講師

控室他社会的資源としての矯正歯科臨床 複数担当

−…92…−

Page 96: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい障害の概念および障がい児、障がい者の口腔の特徴と歯科疾患の特質を教授し、歯科衛生士として必要な知識

を修得し、臨床に必要な技術を理解する。高齢者の身体・精神機能を理解して、全身医学を基礎として口腔機能を理解し、高齢者歯科とはどのようなも

のか理解する。

② 学習の到達目標障害の概念と障がい者の現状が説明できる。障害の種類と口腔および歯科的特徴が説明できる。障害者歯科の

臨床に必要な手技の基本が理解できる。高齢者歯科医療の全身的知識を基礎として理解する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 障害者歯科概論 (担当者:北垣)第 2 回 歯科医療で特別な支援が必要な疾患について ①(精神発達障害等) (同上)第 3 回 歯科医療で特別な支援が必要な疾患について ②(運動障害等) (同上)第 4 回 歯科医療で特別な支援が必要な疾患について ③(精神および行動障害等) (同上)第 5 回 障害者の歯科医療と行動調整について (同上)第 6 回 障害者の口腔保健管理・リスク評価・安全管理について (同上)第 7 回 摂食・嚥下リハビリテーションと歯科衛生士の役割について (同上)第 8 回 地域における障害者歯科について (同上)第 9 回 障害者と薬剤について (同上)第 1 0回 高齢者の精神・身体機能 (担当者:駒井)第 1 1回 嚥下障害と脳の機能 (同上)第 1 2回 口腔機能リハビリテーション (同上)第 1 3回 認知症と歯科医療 (同上)第 1 4回 生活習慣病と歯科医療 (同上)第 1 5回 高齢化社会と歯科衛生士の役割 (同上)

④ 授業時間外の学習各回、あらかじめ教科書を一読しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 20% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加・受講態度など

⑥ 履修上の注意など歯科衛生士として、歯と口腔だけでなく、子どもから成人、高齢の障がい者について理解し、対応できるよう

意欲的に受講すること。口腔についての関心とともに、その背景である全身についても関心をもって受講すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 障害者歯科 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 高齢者歯科 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『歯科衛生士のための障害者歯科』 緒方克也 編  医歯薬出版

科目担当者 北垣志麻、駒井正

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床歯科Ⅵ(高齢者・障害者)

(O23060) 講義 1 30 2 後

期必修 国試必修

北垣志麻 7 号館 2 階非常勤講師

控室他障がい者歯科医療を学ぼう 複数担当

−…93…−

Page 97: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい臨床検査学の概念と口腔領域における日常検査について学修する。臨床検査によって全身状態及び口腔内環境

を客観的に把握し、健康上の問題解決につなげるという、科学的根拠に基づいた口腔疾患の予防・治療計画の立案を的確に実践できるための基礎を養う。

② 学習の到達目標1.歯科臨床の場でチーム医療の実践に必要な臨床検査について説明できる。2.歯科に特有の臨床検査の意義と実施方法について説明できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 チーム医療の実践に必要な臨床検検査 (担当者:足立)第 2 回 歯科臨床における臨床検査の重要性と歯科衛生士の役割 (担当者:上原)第 3 回 口腔領域の臨床検査 (担当者:上原)第 4 回 基礎臨床検査概論① 一般検査(血液検査)、感染症検査、血液型 (担当者:森松)第 5 回 基礎臨床検査概論② 肝機能検査、糖尿病検査 (担当者:澤田ひ)第 6 回 基礎臨床検査概論③ 生理機能検査、病理検査と検体採取後の流れ (担当者:澤田ひ)第 7 回 基礎臨床検査概論④ スクリーニング検査、出血性素因 (担当者:足立)第 8 回 症例検討:臨床検査データの読み方と疑われる疾患 (担当者:足立)

④ 授業時間外の学習全身の状態を把握するために基本的な生理学(人体の機能)と解剖学(人体の構造)について、事前に再学習

しておくこと。症例検討はレポート形式にして提出する。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 0% 20% 0%「定期試験」:筆記試験「製作物・実技など」:レポート、小テスト

⑥ 履修上の注意など臨床検査を理解することは歯科衛生士が実施する口腔や全身のアセスメントおよび計画の立案に非常に重要で

ある。臨床検査学は口腔外科や放射線とも関連が深い学問であるため、両科目の教科書を参考にすることもある。この3教科の授業は同時に進行するのでその関連性について十分に理解を深めることも重要。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 臨床検査』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『口腔医療に必要な臨床検査 -歯科治療には臨床検査ありき』 井上孝 編集  デンタルダイヤモンド

科目担当者 足立了平、上原弘美、澤田浩秀、森松伸一

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態臨床検査学(O23110) 講

義 1 15 2 前期

必修 国試必修

足立了平 5 号館 3 階研究室他

臨床検査は正確な診断の礎 複数担当

−…94…−

Page 98: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい「歯科診療補助論」で学習した基礎的理論と「歯科診療補助演習Ⅰ」で習得した基礎的技術をもとに、臨床の

場で状況に応じた対応ができる能力を身につける。様々な診療場面を想定し、それぞれの診療行為における歯科衛生士の役割を認識し、安全に的確におこなえる診療補助業務の技術を実習を通して修得する。

② 学習の到達目標資料科目別(保存・歯内・補綴・口腔外科・小児・矯正・歯周外科・歯科放射線)の診療補助業務および使用

器具のセッティングができる。

③ 授業の内容・計画授 業 回 Aクラス 授業内容 Bクラス 授業内容

第 1 回 保存修復時の診療補助①(歯間分離・歯肉圧排・隔壁調整) (担当者:破魔・上原・東)

歯内療法時の診療補助①(根管治療) (担当者:澤田・畑山)

第 2 回 保存修復時の診療補助②(直接法・間接法) (担当者:破魔・上原・東)

歯内療法時の診療補助②(根管充填) (担当者:澤田・畑山)

第 3 回 歯内療法時の診療補助①(根管治療) (担当者:澤田・畑山)

保存修復時の診療補助①(歯間分離・歯肉圧排・隔壁調整) (担当者:破魔・上原・東)

第 4 回 歯内療法時の診療補助②(根管充填) (担当者:澤田・畑山)

保存修復時の診療補助②(直接法・間接法) (担当者:破魔・上原・東)

第 5 回 補綴時の診療補助①(クラウンブリッジ) (担当者:東・畑山・破魔)

小児歯科の診療補助(対応・器具器材の取り扱い) (担当者:澤田・上原)

第 6 回 補綴時の診療補助②(暫間被覆冠) (担当者:東・畑山・破魔)

口腔外科の診療補助(小手術・清潔操作・麻酔) (担当者:上原・澤田)

第 7 回 補綴時の診療補助③(義歯) (担当者:破魔・澤田・畑山)

歯周外科の診療補助(器具器材の取り扱い・歯周パック) (担当者:東・上原)

第 8 回 小児歯科の診療補助(対応・器具器材の取り扱い) (担当者:澤田・上原)

補綴時の診療補助①(クラウンブリッジ) (担当者:東・畑山・破魔)

第 9 回 口腔外科の診療補助(小手術・清潔操作・麻酔) (担当者:上原・澤田)

補綴時の診療補助②(暫間被覆冠) (担当者:東・畑山・破魔)

第 1 0回 歯周外科の診療補助(器具器材の取り扱い・歯周パック) (担当者:東・上原)

補綴時の診療補助③(義歯) (担当者:破魔・澤田・畑山)

第 1 1回 歯科放射線の診療補助①(口内法・現像方法) (担当者:破魔・上原・東)

矯正治療の診療補助(器具器材の取り扱い) (担当者:澤田・畑山・濱)

第 1 2回 歯科放射線の診療補助②(口外法・読影) (担当者:破魔・上原・東)

各科目別評価・まとめ (担当者:澤田・畑山・濱)

第 1 3回 矯正治療の診療補助(器具器材の取り扱い) (担当者:澤田・畑山)

歯科放射線の診療補助①(口内法・現像方法) (担当者:破魔・上原・東)

第 1 4回 各科目別評価・まとめ (担当者:澤田・畑山) 歯科放射線の診療補助②(口外法・読影) (担当者:破魔・上原・東)

第 1 5回 1・2年生 合同実習 (実習室の使い方) (担当者:全員)

④ 授業時間外の学習1.関連科目である臨床歯科Ⅰ~Ⅴの授業内容を十分理解しておくこと。2.自己学習ノートを作成し、予習復習を行うこと。

科目担当者 上原弘美、畑山千賀子、澤田美佐緒、破魔幸枝、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科診療補助演習Ⅱ

(O23140) 演習 2 60 2 前

期必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

−…95…−

Page 99: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 10% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:受講態度、実習後レポートの提出状況、欠席時の補習状況「製作物・実技など」:実技テスト、小テスト

⑥ 履修上の注意など医療従事者としてふさわしい態度と身だしなみで受講すること。また、欠席することのないよう体調管理に十

分留意すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯の硬組織・歯髄疾患 保存修復・歯内療法』    全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常 1 歯科補綴』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯科放射線』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯科材料』 全国歯科衛生士教育協議会 監修   医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯科機器』 全国歯科衛生士教育協議会 監修   医歯薬出版    『改訂版 イラストと写真でわかる歯科材料の基礎』 竹澤保政 監著  永末書店参考書:『歯科衛生士のための歯科臨床概論』 松井恭平 他編  医歯薬出版

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Page 100: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい対象者の全身状態を的確に把握し、安全で質の高い歯科医療を提供し、チーム医療の一員として専門性を持っ

て業務を実践できるよう、歯科衛生士に必要な知識・技術を演習を通して修得し、 歯科診療補助に応用できる能力を身につける。バイタルサインなど看護の技術、患者の全身状態や障害を理解したうえでの歯科診療補助のあり方、在宅歯科診療や先端歯科医療など幅広く歯科医療について学習する。

② 学習の到達目標1.様々な疾患 ・ 病状にある歯科診療の対象者に対する歯科衛生士の果すべき役割を理解する。2.訪問診療や入院中患者等への対応ができるようバイタルサイン、体位変換、吸引などの知識と技術を習得す

る。3.先端の歯科医療について学習することで、幅広く歯科医療について興味を持ち新しい情報を吸収できる姿勢

を身につける

③ 授業の内容・計画第 1 回 総合演習①(インレー作成)、総合演習②(義歯調整) (担当者:上原・澤田・東)第 2 回 総合演習③(抜髄~根管充填)、総合演習④(難抜歯) (担当者:上原・澤田・東)

第 3 回 チーム医療と多職種連携/インプラント・ホワイトニングにおける歯科衛生士の役割 (担当者:上原)

第 4 回 ベッドメイキング/体位変換、移動の援助 (担当者:中田・澤田・東)第 5 回 バイタルサイン(血圧、脈拍、体温の測定)/ 吸引 (担当者:中田・東)第 6 回 在宅訪問診療・障害者治療における歯科診療補助 (担当者:澤田・東)第 7 回 周術期における口腔機能管理/全身疾患を持つ患者の歯科診療補助 (担当者:上原)第 8 回 補足、授業内容の理解度の確認 (担当者:上原・澤田・東)

④ 授業時間外の学習1 年次・2 年次前期で受講した専門基礎分野、専門分野の内容を十分に理解しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 10% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加・受講態度「製作物・実技など」:実習後レポート

⑥ 履修上の注意など幅広い視野を持ち、様々な臨床場面に対応できる歯科衛生士を目標にして、多方面にわたる学習をおこなうの

で、私たちを取り巻く医療 ・ 福祉 ・ 保健などの情報に日々関心を持って新聞やテレビを見るように心がけてください。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 臨床検査』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本  歯の硬組織・歯髄疾患 保存修復・歯内療法』    全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:随時紹介する。

科目担当者 上原弘美、澤田美佐緒、東麻夢可、中田康夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科診療補助演習Ⅲ

(O23150) 演習 1 30 2 後

期必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

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Page 101: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい摂食嚥下機能に関する基本的知識および摂食嚥下障害を生じる全身状態、摂食嚥下障害の症状などについて学

び、摂食嚥下機能および口腔機能のアセスメント・評価にもとづいたオーラルリハビリテーションを実践するために必要な知識を修得する。さらに、食支援における歯科衛生士の役割を理解するとともに、食支援を実践するために必要不可欠な多(他)職種連携を実践するため、他職種の職能や専門性を学び、互いに協働するための知識を学修する。

② 学習の到達目標1.摂食嚥下のメカニズムを理解する。2.摂食嚥下機能・評価法・訓練法について理解する。3.食支援における歯科衛生士の役割について理解する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 摂食嚥下機能 (担当者:金久)第 2 回 摂食嚥下のメカニズム (担当者:金久)第 3 回 摂食嚥下機能評価 -問診・観察- (担当者:金久)第 4 回 摂食嚥下機能訓練 -認知期・準備期に作用する間接訓練- (担当者:金久)第 5 回 摂食嚥下機能訓練 -口腔期・咽頭期に作用する間接訓練- (担当者:金久)第 6 回 訓練 -直接訓練- (担当者:金久)第 7 回 食支援および栄養管理 (担当者:吉田、金久)第 8 回 チームアプローチ (担当者:金久)

④ 授業時間外の学習人体の構造・機能、口腔の構造・機能について復習をしておくこと。摂食嚥下機能に興味を持ち、日常で可能な観察を行うよう心掛ける。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 0% 10%「定期試験」:筆記試験(持ち込み不可)「平常点」:授業参加・態度「その他」:課題など

⑥ 履修上の注意など臨地実習中の授業となるため、体調に配慮し、欠席しないように気を付けること。欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『歯科衛生士のための摂食・嚥下リハビリテーション』 公益社団法人日本歯科衛生士会 監修 医歯薬出版参考書:『歯・口腔の構造と機能 口腔解剖学・口腔組織発生学・口腔生理学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『老年歯科医学』 医歯薬出版  その他随時紹介します。

科目担当者 金久弥生、吉田幸恵

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態オーラルリハビリテーション

(O23160) 講義 1 15 2 後

期必修 国試必修

金久弥生 5 号館 3 階研究室他

オーラルリハビリテーション実践のための基礎学修 複数担当

−…98…−

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① 授業の概要・ねらい在宅や施設・病院など、生活・療養環境および全身状態を考慮した口腔機能および環境管理のための口腔のケ

アを実践するためのアセスメント・評価に関する理論と技術について演習を通じて学修する。さらに、オーラルリハビリテーションを実践するための理論と技術についても学修する。さらに、医療・福祉などの分野で有機的な多(他)職種協働を実践するために多(他)職種の臨床実践や活動を学び、演習を通じて他職種協働の中で活動する歯科衛生士の役割を理解したうえで実践できる態度を身に付ける。

② 学習の到達目標1.全身状況と口腔の関連を理解する。2.全身疾患を持つ対象者の適切な口腔衛生管理がおこなえる。3.摂食嚥下機能および評価法・訓練法を理解する。4.食支援における歯科衛生士の役割を理解する。

③ 授業の内容・計画授 業 回 A クラス 授業内容 B クラス 授業内容第 1 回 オリエンテーション (担当者:上原)

第 2 回

全身状態の把握方法①高齢者体験とアセスメント (担当者:澤田・破魔)

疾患と口腔衛生管理グループワーク (担当者:上原)

全身状態緒の把握方法②麻痺体験とアセスメント (担当者:澤田・破魔)

疾患と口腔衛生管理グループワーク発表… (担当者:上原)

第 3 回 摂食嚥下機能に関する所見 (担当者:金久・東) ベットサイドにおける口腔のケア (担当者:澤田・破魔)

摂食嚥下機能評価(検査) (担当者:金久・東) 摂食嚥下機能訓練 (担当者:澤田・破魔)

第 4 回ベッドサイドにおける口腔のケア (担当者:澤田・破魔) 摂食嚥下機能に関する所見 (担当者:金久・東)

摂食嚥下機能訓練 (担当者:澤田・破魔) 摂食嚥下機能評価(検査)…(担当者:金久・東)

第 5 回 食事観察・評価 (担当者:金久・東) ベッドサイドにおける口腔のケア (担当者:澤田・破魔)

栄養評価 (担当者:金久・東) 摂食嚥下機能訓練 (担当者:澤田・破魔)

第 6 回

疾患と口腔衛生管理グループワーク (担当者:上原) 食事観察・評価 (担当者:金久)

疾患と口腔衛生管理グループワーク発表 (担当者:上原) 栄養評価 (担当者:金久)

第 7 回

口腔外科疾患患者の口腔衛生管理 (担当者:上原)

食形態の調整 (担当者:澤田・破魔・ゲストスピーカー)

食形態の調整 (担当者:澤田・破魔・ゲストスピーカー)

口腔外科疾患患者の口腔衛生管理 (担当者:上原)

第 8 回

人工呼吸器装着中の口腔衛生管理 (担当者:上原) 食事介助の実際 (担当者:澤田・破魔・金久)

食事介助の実際 (担当者:澤田・破魔・金久) 人工呼吸器装着中の口腔衛生管理 (担当者:上原)

④ 授業時間外の学習1 年次の「臨床歯科医学の知識」、2 年次の「オーラルリハビリテーション」で学習した内容が基本になるので

整理・復習しておくこと。

科目担当者 金久弥生、上原弘美、澤田美佐緒、破魔幸枝、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態オーラルリハビリテーション演習

(O23170) 演習 1 30 2 後

期必修 国試必修

金久弥生 5 号館 3 階研究室他

全身状態に応じた口腔衛生管理の学修 複数担当

−…99…−

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⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 10% 0%「定期試験」:筆記試験(持ち込み不可)「平常点」:演習参加・受講態度など「製作物・実技など」:実習レポート・実技評価・自己学習ノート※成績評価は、定期試験・平常点・制作物・実技などの合計を 100 点満点とし、60 点以上を合格とする。

⑥ 履修上の注意など1.教本だけでなく、参考書などを使用して自ら学習すること。2.学習した内容を振り返り、実習後レポートに簡潔にまとめること。3.実習には積極的に参加すること。4.臨地実習中の演習となるため、体調に配慮し、欠席しないように気を付けること。5.欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 顎・口腔粘膜疾患 口腔外科・歯科麻酔』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『歯科衛生士のための摂食・嚥下リハビリテーション』 公益社団法人日本歯科衛生士会 監修 医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 高齢者歯科 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『入院患者に対するオーラルマネジメント』 財団法人 8020 推進財団    『ピンポイントで読むチームのための有病者歯科医療』白川正順 監著  クインテッセンス出版     『有病者歯科マニュアル』白川正順 他編集  医学情報社     『歯科衛生士のための全身疾患ハンドブック』橋本賢二・舛本一真 編著  医歯薬出版

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Page 104: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい歯科衛生過程の応用を学習する。歯科衛生アセスメントの情報分類方法として、色々な分類方法があることを

理解し、その手法を学習する。演習では、事例に対して、色々な理論モデルを用いて歯科衛生アセスメントを行い、それに基づいた歯科衛生診断、歯科衛生計画立案を比較検討することで歯科衛生過程における科学的思考法を育成するとともに応用力・実践力を高める。

② 学習の到達目標1.情報の分類・分析における理論モデルの応用ができる。2.事例の歯科衛生アセスメントができる。3.事例の歯科衛生診断ができる。4.事例の歯科衛生計画立案ができる。5.事例の歯科衛生介入ができる。6.事例の歯科衛生評価ができる。7.書面化ができる。8.業務記録が書ける。

③ 授業の内容・計画第 1 回 ヒューマンニーズ概念モデルの理解 (担当者:全員)第 2 回 歯科衛生アセスメント・歯科衛生診断(事例:学齢期) (担当者:全員)第 3 回 歯科衛生アセスメント・書面化の応用(事例:学齢期) (担当者:全員)第 4 回 歯科衛生診断・書面化の応用(事例:学齢期) (担当者:全員) 第 5 回 歯科衛生計画立案・書面化の応用(事例:学齢期) (担当者:全員)第 6 回 歯科衛生介入(ロールプレイ)(事例:学齢期) (担当者:全員)第 7 回 業務記録・書面化の応用(事例:学齢期) (担当者:全員)第 8 回 歯科衛生評価・書面化の応用(事例:学齢期) (担当者:全員)第 9 回 歯科衛生アセスメント・歯科衛生診断(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 0回 歯科衛生アセスメント・書面化の応用(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 1回 歯科衛生診断・書面化の応用(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 2回 歯科衛生計画立案・書面化の応用(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 3回 歯科衛生介入(ロールプレイ)(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 4回 業務記録・書面化の応用(事例:高齢期) (担当者:全員)第 1 5回 歯科衛生評価・書面化の応用(事例:高齢期) (担当者:全員)

④ 授業時間外の学習歯周疾患・う蝕の原因と成り立ち、予防に使用する用具、用品、口腔の機能・生理などの知識が充足していな

ければ歯科衛生過程を展開していくことができません。1年の基礎学習をしっかり、復習すること。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 10% 0%「定期試験」:筆記試験(持ち込み不可)「平常点」:授業態度など「製作物・実技など」:レポートおよび提出物

科目担当者 原久美子、金久弥生、畑山千賀子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科衛生過程Ⅱ

(O23220) 講義 1 30 2 前

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

歯科衛生過程の応用学修 複数担当

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Page 105: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

⑥ 履修上の注意など1.教本のヒューマンニーズ概念モデルの項を熟読し、理解しておくこと。2.1 年次に学んだ歯科衛生過程を復習しておくこと。(1 年次配布資料持参)3.歯科衛生過程の一連の流れを順に追って進めていくので、欠席すると理解が難しくなるので欠席しないこと。4.出された課題は、必ずしてくること。5.分からないことは、教員に積極的に聞きに来て、不明な点を残さないこと。6.提出物の期日厳守。期日を過ぎると減点とする。未提出はさらに減点となるため、必ず提出すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『よくわかる歯科衛生過程』 全国歯科衛生士教育協議会 編  医歯薬出版    『歯科衛生過程』 吉田直美 他  クインテッセンス出版    『歯科衛生ケアプロセス 実践ガイド』 佐藤陽子 他  医歯薬出版    『歯科衛生ケアプロセス』 下野正基 監修  医歯薬出版    『ヘルスプロモーション』 大西和子、櫻井しのぶ 編  NOUVELLE HIROKAWA

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Page 106: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい参加型の講義で DVD 鑑賞や演習も取り入れる。なぜなら、歯科衛生士としての知識を説明し指導するだけで

は患者は納得して受け入れず口腔ケアのために自身の行動を変えるまでには至らない。そこで、患者やその家族、他の医療従事者および医療機関などとのコミュニケーション能力をアップし、科学的根拠のある臨床心理学の知識とスキルを習得する。その結果、効果的な医療面接を可能にし、応用可能な対人スキルが身につく。

② 学習の到達目標1.歯科医療面接・問診法の技術を習得する。2.歯科医療の場でのコミュニケーションの特徴を説明できる。3.いろいろなタイプの患者にも対応した面接ができる。4.患者からの苦情にも対応できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 医療従事者と患者の関係 コミュニケーションの特徴第 2 回 患者さんへの心理的理解を深める第 3 回 ラポール(信頼関係)を形成することが先決 !第 4 回 アクティブリスニング(積極的傾聴)のすすめ第 5 回 患者さんが抱く葛藤への対応と動機づけ第 6 回 リピート率向上へのアプローチ第 7 回 クレームへのリスクヘッジ第 8 回 効果的なクレーム対応はこうする

④ 授業時間外の学習授業だけでは理解が深まらないし、身につかないので復習をして、日常生活に応用してみるよう心掛ける。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 10% 10% 0%「定期試験」:五者択一式の試験 教科書の持ち込み可。「平常点」:授業後のポスト・ミニテスト「製作物・実技など」:感想文などの製作物提出

⑥ 履修上の注意など1.スマホやタブレット、携帯電話などは、マナーモードにするか電源を切ること。2.飲食は原則禁止。ただし気温の高いときは水分補給をするようにしてください。3.私語は慎んでください。4.対人関係の体験や気持、日常会話などを振り返りなどしながら講義に参加してください。

⑦ 教科書・参考書教科書:『心理セラピストが贈る魔法のコミュニケーション』 水木さとみ クインテッセンス出版 2008参考書:『コミュニケーション下手から脱出できるテクニックとノウハウ』 水木さとみ クインテッセンス出版 2008    『歯科衛生士のためのヘルスカウンセリング』 宗像恒次 監修 クインテッセンス出版 2006    『マンガでやさしくわかる NLP コミュニケーション』 山崎啓支 日本能率協会マネジメントセンター 2013    『でんたる こみゅにけーしょん - 医療面接総論 -』 山田隆文 学建書院 2002    『歯科医療 人間科学へのいざない』 G.KENT R.Croucher(監訳 新庄文明 山崎久美子 俣木志朗)  

医歯薬出版 2005

科目担当者 中條信義 *

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態コミュニケーション・医療面接

(O23270) 講義 1 15 2 前

期必修 国試必修

中條信義 7 号館 2 階非常勤講師

控室口腔ケアを支援するために 単独担当

−…103…−

Page 107: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい歯科衛生ケアプロセス実践の一環として栄養指導を実施する際に知っておくべき基本的な事柄を習得する。

② 学習の到達目標1.身体および口腔の健康と栄養や食生活の関係を知る。2.歯科疾患予防を目的とした栄養指導の必要性を理解する。3.栄養指導を実施するための基本的な知識を習得する。4.自らの食生活を評価できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 歯科疾患と食生活第 2 回 食生活と健康第 3 回 栄養摂取の基本第 4 回 食事摂取基準第 5 回 栄養摂取の現状(国民健康栄養調査)第 6 回 食生活改善の取り組み第 7 回 栄養指導の工夫(食事バランスガイド、食生活指針)第 8 回 まとめ

④ 授業時間外の学習授業の始めに前回の内容について小テストしますので、必ず復習をして下さい。教科書(Ⅲ編 栄養の基礎,Ⅳ編 食生活と食品)は事前に読んでおいて下さい。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 40% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:小テスト

⑥ 履修上の注意など教科書のⅡ編「歯と口の生化学」と関連が深いので、理解を深めておいて下さい。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 人体の構造と機能 2 栄養と代謝』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:随時紹介します。必要に応じて資料を配付します。

科目担当者 吉田幸恵

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態栄養指導法(O23280) 講

義 1 15 2 前期

必修 国試必修

吉田幸恵 5 号館 3 階研究室

歯科疾患予防の基本は食生活 単独担当

−…104…−

Page 108: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい歯科予防処置演習 A Ⅱでは、1 年次の「歯科予防処置演習 A Ⅰ(う蝕)」に続き、う蝕予防法とその具体的な

処置法に対する理論と実際の方法について、実習を通じて学ぶ。また、相互実習では、実際の臨床現場を想定しながらう蝕予防の術式についてより実践に近い形で授業を展開する。

② 学習の到達目標歯科衛生士をめざす学生として、口腔に興味を持ち、口腔疾患の中でも特にう蝕の原因を理解し、う蝕の予防

の方法について具体的に実践できる実技を身につける。

③ 授業の内容・計画授 業 回 Aクラス 授業内容 担当者 Bクラス 授業内容 担当者第 1 回 オリエンテーション・フッ化物について (講義) 福田第 2 回 小窩裂溝填塞法(適応法)(手順・術式) (講義) 畑山

第 3 回 フッ化物歯面塗布法(綿球塗布法器具準備・手順)(相互実習) (演習) 福田 小窩裂溝填塞法実習

(器具準備・手順) (演習)畑山

御代出

第 4 回 小窩裂溝填塞法実習(器具準備・手順) (演習)

畑山御代出

フッ化物歯面塗布法(綿球塗布法器具準備・手順)(相互実習) (演習) 福田

第 5 回 フッ化物歯面塗布法 2(トレー法器具準備・手順)(相互実習) (演習) 福田 フッ化ジアンミン銀の特徴・取り扱い

(演習)畑山

御代出

第 6 回 フッ化ジアンミン銀の特徴・取り扱い(演習)

畑山御代出

フッ化物歯面塗布法 2(トレー法器具準備・手順)(相互実習) (演習) 福田

第 7 回 フッ化物洗口法・フッ化物イオン導入法 (演習)

畑山御代出

リスクに応じたう蝕予防処置法の選択・相互実習 (演習) 福田

第 8 回 リスクに応じたう蝕予防処置法の選択・相互実習 (演習)・まとめ 福田 フッ化物洗口法・

フッ化物イオン導入法 (演習)・まとめ畑山

御代出

④ 授業時間外の学習各実習の内容に応じた教科書やプリントを必ず読んでから実習に臨むこと。また 1 年次に受講した「歯科予防

処置論 A(う蝕)」「歯科予防処置論演習 A Ⅰ(う蝕)」の内容についてはすべて理解した上で受講すること。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

85% 10% 5% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:受講態度・小テスト「製作物・実技など」:実習後レポート評価、提出状況

⑥ 履修上の注意など歯科衛生士に必要な知識・技術を習得するための授業である。体調を整え、講義・実習には必ず出席すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修    医歯薬出版    『歯科衛生士のための齲蝕予防処置法』  医歯薬出版参考書:『最新歯科衛生士教本 口腔保健管理』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 保健生態学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

科目担当者 福田昌代、御代出三津子、畑山千賀子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置演習AⅡ(う蝕)

(O23310) 演習 1 30 2 前

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

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Page 109: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい1 年次の歯科予防処置論 B、歯科予防処置演習 B Ⅰで習得した知識と予防的歯石除去の基礎技術をもとに、歯

周疾患予防と治療に必要な技術を習得する。また、相互実習により歯周疾患の患者への対応法なども習得する。

② 学習の到達目標安全で正しいインスツルメントの操作方法を習得することをめざす。また、口腔を観る目を養う。

③ 授業の内容・計画授業回 A クラス 授業内容 担当者 B クラス 授業内容 担当者第 1 回 キュレットスケーラーの基礎知識(合同)講義 福田

第 2 回 シックルスケーラー相互実習 福田 グレーシータイプキュレット操作 1(基本操作・上顎前歯部)

破魔御代出

第 3 回 グレーシータイプキュレット操作 1(基本操作・上顎前歯部)

破魔御代出 シックルスケーラー相互実習 福田

第 4 回 口腔内診査相互実習 1 (歯周組織) 福田 グレーシータイプキュレット操作 2 (上・下顎前歯部)

破魔御代出

第 5 回 グレーシータイプキュレット操作 2(上・下顎前歯部)

破魔御代出 口腔内診査相互実習 1 (歯周組織) 福田

第 6 回 PMTC 相互実習・多目的超音波清掃器、歯面清掃器の取り扱い 福田 グレーシータイプキュレット操作 3

(前歯部・ルートプレーニング)破魔

御代出

第 7 回 グレーシータイプキュレット操作 3(前歯部・ルートプレーニング)

破魔御代出

PMTC 相互実習・多目的超音波清掃器、歯面清掃器の取り扱い 福田

第 8 回 小テスト 1 / 実技テスト 1(キュレット前歯部)

福田 /破魔

御代出

実技テスト 1(キュレット前歯部)/小テスト 1

破魔御代出 /

福田

第 9 回 歯周病と全身疾患 (糖尿病) 吉田 キュレット操作相互実習1(上顎前歯部)

破魔御代出

第 1 0回 キュレット操作相互実習 1(上顎前歯部)

破魔御代出 歯周病と全身疾患 (糖尿病) 吉田

第 1 1回シャープニング /口腔内診査相互実習 2

(口腔解剖学的診査)

福田 /ゲストスピーカー

グレーシータイプキュレット操作 4(臼歯部)

破魔御代出

第 1 2回 グレーシータイプキュレット操作 4(臼歯部)

破魔御代出

シャープニング /口腔内診査相互実習 2

(口腔解剖学的診査)

福田 /ゲストスピーカー

第 1 3回 キュレット操作相互実習 2(下顎前歯部)

福田吉田

グレーシータイプキュレット操作 5(臼歯部・ルートプレーニング・根分岐部)

破魔御代出

第 1 4回 グレーシータイプキュレット操作 5(臼歯部・ルートプレーニング・根分岐部)

破魔御代出

キュレット操作相互実習 2(下顎前歯部)

福田吉田

第 1 5回 小テスト 2・まとめ / 実技テスト 2(キュレット臼歯部)

福田 /破魔

御代出

実技テスト 2(キュレット臼歯部)/小テスト 2・まとめ

破魔御代出 /

福田

科目担当者 福田昌代、吉田幸恵、御代出三津子、破魔幸枝

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科予防処置演習BⅡ(歯周病)

(O23330) 演習 2 60 2 前

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

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Page 110: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

④ 授業時間外の学習1 年次の歯科予防処置演習 B Ⅰでのインスルツルメンテーションの習得は必須である。また、その日に習得し

たことを繰り返し行う事で身についていくので、放課後または家庭での練習を必須とする。チェアの取扱い、患者対応など基本的な実技も習得済みであることが前提で受講する必要があるので、必ず事前に確認しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

85% 10% 5% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加・受講態度・小テスト「製作物・実技など」:実技テスト・実習後レポート評価、提出状況

⑥ 履修上の注意など歯科衛生士に必要な知識・技術を習得するための授業であるので,体調を整え,講義・実習には必ず出席する

こと。欠席したまま補習を受けていない場合は次の実習を受講できない場合があるので注意すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版参考書:『目で見るペリオドンタルインスツルメンテーションⅡ -アセスメントとインスツルメンテーション-』

医歯薬出版    『目で見るペリオドンタルインスツルメンテーションⅢ -デブライドメント-』   医歯薬出版    『トータルスケーリングテクニック』  医歯薬出版    『写真でよくわかる正確なシャープニング安全なスケーラー操作 -教えて!先輩のチエとワザ-』  

ヒョーロン・パブリッシャーズ

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① 授業の概要・ねらいライフステージ別・状態別の各種事例を通してロールプレイを行い、個別歯科保健指導の実践力・応用力・コ

ミュニケーション力を培う。また、多くの事例をこなすことで、歯科衛生士は、全てのライフステージの口腔の健康に関わる職業であることを認識させ、かかりつけ歯科衛生士の重要性と必要性の意識化を図る。

② 学習の到達目標1.ライフステージという概念を理解するとともに、乳幼児期から高齢期に至る対象者の心身状態や日常生活

状況の特徴を理解する。2.歯科衛生過程にもとづき、ライフステージに応じた歯科保健指導計画の立案方法を習得する。3.個別歯科保健指導の実践を理解する。4.個別歯科保健指導に必要なコミュニケーション力を理解する。5.かかりつけ歯科衛生士の重要性と必要性を理解する。

③ 授業の内容・計画授業回 A クラス 授業内容 B クラス 授業内容

第 1 回 オリエンテーション成人期の個別歯科保健指導:指導内容の立案・実践・指導物品確認(チャートブック等) (担当者:金久・原・高藤・大川・東・吉田)

第 2 回 成人期の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:金久・高藤)

成人期の個別歯科保健指導(ロールプレイ)(担当者:原・大川・東)

第 3 回 妊産婦および乳幼児・3 歳児の個別歯科保健指導:指導内容の立案・実践・指導物品確認(チャートブック等) (担当者:原・金久・高藤・大川・東・吉田)

第 4 回 妊産婦・乳幼児の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:金久・大川)

3歳児の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:原・高藤・東)

第 5 回 3歳児の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:原・高藤・東)

妊産婦・乳幼児の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:金久・大川)

第 6 回 障害者(絵カード作成)・高齢期の個別歯科保健指導:指導内容の立案・実践・指導物品確認(チャートブック等) (担当者:高藤・大川・原・金久・東)

第 7 回 障害者の個別歯科保健指導・絵カード(ロールプレイ) (担当者:高藤・大川・原)

高齢期の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:金久・東)

第 8 回 高齢期の個別歯科保健指導(ロールプレイ) (担当者:金久・東)

障害者の個別歯科保健指導・絵カード(ロールプレイ) (担当者:高藤・大川・原)

④ 授業時間外の学習歯科衛生過程を用いた歯科保健指導計画立案が行えるよう、学習(復習)しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 30% 0% 10%「定期試験」:筆記試験(持ち込み不可)「平常点」:授業参加・態度「その他」:課題など

科目担当者 金久弥生、吉田幸恵、原久美子、高藤真理、大川直美、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科保健指導演習Ⅱ

(O23350) 演習 1 30 2 前

期必修 国試必修

金久弥生 5 号館 3 階研究室他

個別歯科保健指導実践力の学修 複数担当

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⑥ 履修上の注意など体調に配慮し、欠席しないように気を付けること。欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修 医歯薬出版    『オーラルヘルスケア事典』 松田裕子 編著 学建書院参考書:『改定歯ブラシ辞典』 松田裕子 編  学建書院    『最新歯科衛生士教本 保健生態学』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 小児歯科』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 高齢者歯科』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『老年歯科医学』 医歯薬出版      その他随時紹介する。

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① 授業の概要・ねらい集団指導の技法を学習する。幼稚園、小学校、高等学校から集団指導を依頼されたらという想定で、対象とな

る集団の現状把握から課題抽出・分析・指導案の作成・実施・評価という一連の流れを理解し、集団指導の展開プロセスを学習する。加えて、地域社会における歯科衛生活動の概要を理解する。② 学習の到達目標

様々なライフステージにおける対象者の状況把握や、健康教育を実施するための過程を知り、集団歯科保健指導に必要な技術を修得する。③ 授業の内容・計画

第 1 回 集団を対象とした歯科保健指導の概要 (担当者:大川、原)第 2 回 学校歯科保健活動における歯科衛生士の役割 (担当者:大川、原)第 3 回 集団に対する歯科保健指導の実際 (担当者:大川、原、御代出、東)第 4 回 集団に対する歯科保健指導時の指導案作成について (担当者:大川、原、御代出、東)第 5 回 対象別歯科保健指導 ~対象となる集団の把握と課題抽出~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 6 回 対象別歯科保健指導 ~集団指導テーマの決定~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 7 回 対象別歯科保健指導 ~指導案の作成~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 8 回 対象別歯科保健指導 ~指導案の修正~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 9 回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿のアウトライン作成~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 0回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿のアウトライン修正~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 1回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿の作成~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 2回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿の教員チェック~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 3回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿の修正~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 4回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿修正後の教員チェック~ (担当者:大川、原、御代出、東)第 1 5回 対象別歯科保健指導 ~講話原稿の完成~ (担当者:大川、原、御代出、東)

④ 授業時間外の学習 今までの歯科保健指導関連科目の復習及び作成した指導用チャートをより充実させるよう、パンフレットや

新聞記事などで情報収集を行うこと。⑤ 成績評価の方法・基準

定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他50% 10% 40% 0%

「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加・受講態度「製作物・実技など」:課題提出状況、グループでの制作物

⑥ 履修上の注意など授業で出された課題は次回授業の内容に繋がるので、個人またはグループ単位で与えられた課題を遂行するこ

と。また、グループでの作業が主となるため、グループ間で協調性を持ちチームワークを高めること。この授業で作成した講話原稿を用いて「地域口腔保健支援実習Ⅱ」の実習先で集団に対する健康教育を行う。⑦ 教科書・参考書

教科書:『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『歯科保健指導ハンドブック』 日本歯科衛生士会 編  医歯薬出版    『歯科保健指導関係資料』 財団法人口腔保健協会    『生きるちから ライフスキルを育む歯と口の健康教育』川畑徹郎 監修 財団法人ライオン歯科研究所編

東山書房    『すぐできる!楽しくできる!歯・口の健康づくり』 安井利一・安室潔・山本広美 著  東山書房    『臨地実習 HAND BOOK(歯科衛生士教育サブテキスト)』眞木吉信他 監著  クインテッセンス出版

科目担当者 大川直美、原久美子、御代出三津子、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科保健指導演習Ⅲ

(O23360) 演習 1 30 2 後

期必修 国試必修

大川直美 5 号館 3 階研究室他

集団に対する歯科保健指導の技術を修得する 複数担当

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① 授業の概要・ねらい病院歯科または歯科診療所における臨地実習を通して、基礎および専門科目で学習した知識の理解を深め、歯

科医療における歯科衛生士の役割を理解するとともに、歯科衛生士の 3 大業務を総合的に実践できる能力を習得する。また歯科診療の流れに沿った適切な患者対応を学習する。

② 学習の到達目標1.病院歯科、歯科診療所の役割・機能を知る。2.チーム医療における歯科衛生士の役割を学ぶ。3.歯科衛生士の 3 大業務の内容について理解を深める。4.医療安全 ・ 感染予防対策について理解を深める。5.臨地実習を通して、医療職種としての歯科衛生士の基本的態度を養う。

③ 授業の内容・計画実習前:臨地実習事前指導(学内) 実習施設:病院歯科または歯科診療所・神戸常盤大学短期大学部歯科診療所実習後:臨地実習振り返り(学内)詳細については、実習前に実習要領にて説明する

④ 授業時間外の学習臨地実習では 2 年次前期までに学習した全ての知識・技術が必要になる。学習した内容を整理し復習して自分

のものにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 40% 10%「平常点」:臨地実習の評価「製作物・実技など」:実習日誌、実習態度など「その他」:神戸常盤大学短期大学部歯科診療における実習評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や実習レポートの提出期限を守らなければ減点対象とする。また、特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。

⑥ 履修上の注意など欠席 ・ 遅刻 ・ 早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しない参考書:『新常用歯科事典』 中原 泉  医歯薬出版     『臨床実習 HAND BOOK (歯科衛生士教育サブテキスト)』 真木吉信 監著  クインテッセンス出版

科目担当者 上原弘美、足立了平、柳田学、澤田美佐緒、破魔幸枝、福田昌代、畑山千賀子、御代出三津子、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態総合歯科実習(O23420) 実

習 3 135 2 後期

必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

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① 授業の概要・ねらい歯科診療所・病院歯科における臨地実習を通して、歯科治療の流れ、歯科器械や歯科材料・薬剤についての基

本的知識を確認し、理解を深める。また、歯科診療における歯科衛生士の役割を知り、3 大業務を総合的に学習する。

② 学習の到達目標1.歯科診療の流れを理解する。2.歯科器械・歯科薬品・歯科材料の知識を整理する。3.歯科診療における共同動作の基本ルールを理解する。4.歯科衛生士の 3 大業務の内容について理解を深める。5.歯科診療所、病院歯科の役割・機能を知る。6.歯科チーム医療における歯科衛生士の役割と責任を理解する。7.医療安全・感染予防対策について理解を深める。8.臨地実習を通して、医療職としての歯科衛生士の基本的態度を養う。

③ 授業の内容・計画実 習 前:臨地実習事前指導(学内)実習施設:歯科診療所 病院歯科実 習 後:臨地実習振り返り(学内)詳細については、実習前に実習要領にて説明する。

④ 授業時間外の学習臨地実習では 2 年次後期までに学習したすべての知識・技術が必要になる。学習した内容を整理し復習して自

分のものにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:臨地実習の評価「製作物・実技など」:実習日誌・課題レポート・実習態度など「その他」:実習前後レポート評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や臨地実習振り返りレポートの提出期限を守らなければ減点対象とする。また、特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。

⑥ 履修上の注意など欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『臨床実習 HANDBOOK(歯科衛生士教育サブテキスト)』 眞木吉信 監著  クインテッセンス出版参考書:『新常用歯科辞典』 中原 泉 医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版

科目担当者 澤田美佐緒、畑山千賀子、東麻夢可、原久美子、大川直美、金久弥生、福田昌代、上原弘美、高藤真理、御代出三津子、破魔幸枝、足立了平、柳田学

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態診療補助実習Ⅰ

(O23430) 実習 3 135 2 後

期必修 国試必修

澤田美佐緒 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

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① 授業の概要・ねらい小児歯科および矯正歯科診療所における臨床実習を通して、それぞれの専門医における歯科治療の特性と歯科

衛生士の役割を学ぶ。また、小児歯科では、保護者を含めた対象者への対応方法について実践的に学ぶ。

② 学習の到達目標1.小児歯科・矯正歯科の役割・機能を知る。2.小児歯科・矯正歯科における歯科衛生士の役割を理解する。3.小児期・矯正中の口腔保健管理を学ぶ。4.小児歯科における対象者や保護者への対応方法を修得する。

③ 授業の内容・計画実 習 前:臨地実習事前指導(学内)実習施設:小児歯科・矯正歯科診療所実 習 後:臨地実習振り返り(学内)

④ 授業時間外の学習臨地実習では 2 年次前期までに学習したすべての知識・技術が必要になる。学習した内容を整理し復習して

自分のものにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:臨地実習の評価「製作物・実技など」:実習日誌・課題レポート・実習態度など「その他」:実習前後レポートなど評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や実習レポートの提出期限を守らなければ減点対象とする。また、特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。

⑥ 履修上の注意など欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 小児歯科』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 咀嚼障害・咬合異常 2 歯科矯正』 全国歯科衛生士教育協議会 監修     医歯薬出版参考書:『新常用歯科辞典』 中原泉  医歯薬出版    『臨床実習 HAND BOOK(歯科衛生士教育サブテキスト)』 眞木吉信 監著  クインテッセンス出版

科目担当者 金久弥生、高藤真理、原久美子、大川直美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔保健衛生学実習Ⅰ

(O23450) 実習 3 135 2 後

期必修 国試必修

金久弥生 5 号館 3 階研究室他

小児歯科・矯正歯科における臨地実習 複数担当

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① 授業の概要・ねらい臨床において医療従事者のコミュニケーション能力が重要であることは誰もが疑う余地のないことであるが、

情報を伝え・公開する能力であるプレゼンテーション能力が、そのコミュニケーション能力の重要な一部であることを理解している人はまだまだ多くない。患者や医療従事者にとって有用な情報があっても、情報を伝えるための技能であるプレゼンテーション技法が身についていないためにその情報が適切に伝えられなければ、その情報は存在しないのと同じである。そこで、本科目では、プレゼンテーション能力をコミュニケーション能力の一部と位置づけ、人を動かすプレゼンテーションを実践するための基礎的技法・能力の修得を目指す。

② 学習の到達目標1.プレゼンテーションの要点について述べることができる。2.人を動かすプレゼンテーションを行うことができる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 オリエンテーション(本授業の進め方)第 2 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 1-(1) 参考文献・資料の検索(1 グループ 5 分)第 3 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 1-(2) 資料の作成第 4 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 1-(3) 予行演習・修正・完成第 5 回 プレゼンテーションとクリティーク(ピア&教員による)第 6 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(1) 参考文献・資料の検索(1 グループ 5 分)第 7 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(2) 資料の作成第 8 回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(3) 予行演習・修正・完成第 9 回 プレゼンテーションとクリティーク(ピア&教員による)第 1 0回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(1) 参考文献・資料の検索(1 グループ 5 分)第 1 1回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(2) 資料の作成第 1 2回 プレゼンテーションに向けたグループワーク 2-(3) 予行演習・修正・完成第 1 3回 プレゼンテーションとクリティーク(ピア&教員による)第 1 4回 グループごとのリフレクションと発表第 1 5回 まとめ

④ 授業時間外の学習プレゼンテーションの準備は、授業時間外の時間をも有効に活用して、入念に行うこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

50% 0% 0% 50%「定期試験」:レポート「その他」:プレゼンテーションの内容とリフレクションの内容

⑥ 履修上の注意など・USB メモリを必ず持参すること。・欠席した回の課題については、授業時間外に自己責任で達成しておくこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:なし参考書:適宜紹介する

科目担当者 中田康夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態プレゼンテーション技法

(O14010) 演習 1 30 3 前

期必修 国試必修

中田康夫 7 号館 4 階研究室

  単独担当

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Page 119: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい人間の発達を全生涯にわたってなされる変化・変容の視点から検討する。人間発達を受精から死に至るまでの

一生涯を対象として捉え、さまざまな現象を心理学的側面から概説する。個体の生物学的要因としての発達的変化のイメージを描くだけではなく、社会・文化的要因として家族関係、進路選択など、さまざまなライフイベントについての将来展望を構築し、生涯発達の視点を理解することを目指す。

② 学習の到達目標人間は乳幼児期にみられる著しい心身の発達だけではなく、死に至るまで常に変化・変容し続ける存在である

という見方を学ぶ。

③ 授業の内容・計画第 1 回 生涯発達とは第 2 回 発達初期におけるヒトの特殊性第 3 回 ハヴィガーストの発達課題第 4 回 情緒の発達第 5 回 愛着理論 (小テスト1)第 6 回 愛着行動の測定第 7 回 ピアジェの認知的発達理論第 8 回 思春期からの身体変化(小テスト2)第 9 回 性役割観と自己意識第 1 0回 世代を超えた発達の影響第 1 1回 エリクソンの発達課題第 1 2回 アイデンティティの形成とモラトリアム第 1 3回 配偶者選択(小テスト3)第 1 4回 個人の生き方と少子化問題第 1 5回 補足とまとめ

④ 授業時間外の学習人間の生涯発達に関して、興味、関心を持ち、ニュース等の情報に積極的に注目する意識をもつこと。また、

毎回復習チェックもしくは小テストを実施するので、授業の中で出てきた専門用語など、授業後にその都度まとめて整理しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

45% 55% 0% 0%「定期試験」:レポート試験「平常点」:小テスト・小レポートなど

⑥ 履修上の注意など私語厳禁。積極的な授業参加を期待します。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しません。毎回プリントを配布します。参考書:適宜紹介します。

科目担当者 柳原利佳子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態生涯発達論(O14140) 講

義 2 30 3 後期

選択必修

国試選択必修柳原利佳子 7 号館 5 階

研究室  単独担当

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① 授業の概要・ねらい妊娠 2 カ月前後に胎児で歯胚の形成が始まり、生後半年ほどで乳歯が生え始め、6 歳頃に永久歯へと生え替わる。

これら一連の仕組みは遺伝情報による計画的な出来事である。現時点では失った永久歯を補う為に義歯を用いているが、遺伝子の仕組みを理解し再生医療へと応用すれば、

歯を再生する事も理論的には可能で理想的な治療法と言える。本講義では遺伝子の基本的な働き、再生医療実現への技術的知識と理論を会得し、歯科医療にどのように活かすことが可能か理解する。これらの遺伝子がどのように働くかの学びを通し、科学的探究心を身につけることもねらいとする。

② 学習の到達目標再生医療の基礎となる分子生物学を理解し、遺伝子の作用を学修する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 分子生物学の基礎第 2 回 生物と遺伝子第 3 回 遺伝子の本体第 4 回 遺伝子の複製第 5 回 遺伝情報の伝達第 6 回 遺伝情報の転写第 7 回 遺伝子発現の調節機能第 8 回 後天的な遺伝子発現調節

④ 授業時間外の学習2 回目の講義以降は復習をしっかり行なっておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 20% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:受講態度

⑥ 履修上の注意など図表は教科書中心に使用するので、板書を書き取るより内容を理解しながら履修すると効果的。

⑦ 教科書・参考書教科書:『好きになる分子生物学』 萩原清文 著  講談社サイエンティフィック参考書:『分子生物学イラストレイテッド』  田村隆明 著  羊土社

科目担当者 坂本秀生

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態遺伝子と再生医療

(O14160) 講義 1 15 3 後

選択必修

国試選択必修坂本秀生 7 号館 2 階

研究室歯は再生できるか遺伝子を知ろう 単独担当

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① 授業の概要・ねらい保健・医療・福祉の事業・制度は法律・法令に基づいて実現される。歯科衛生士や医療従事者の業務や役割も

法律によって規制され、また資格を持つ者のみが特に従事できる業務も法律によって定められている。またそれら業務や役割は時代や社会の要請によって変化してきた。歯科医療をはじめとする保健・医療制度の歴史と現状を理解し、歯科医療の専門家として社会資源を活用できる幅広い知識、能力を身につける。

② 学習の到達目標歯科衛生士法やその他の関連法規や制度について学び、法的根拠に裏付けられた歯科衛生士業務の重要性を認

識する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 医療と社会保障制度の沿革と現状 (担当者:柳田)第 2 回 衛生関係法(医師法、歯科医師法・歯科衛生士法) (担当者:吉田)第 3 回 医療関係者に関する法律など (担当者:柳田)第 4 回 医療の仕組みと動向 (担当者:柳田)第 5 回 社会福祉の仕組みと動向 (担当者:柳田)第 6 回 保健・医療・福祉の連携 (担当者:吉田)第 7 回 介護・介護予防と口腔保健 (担当者:柳田)第 8 回 現状と課題について (担当者:柳田)

④ 授業時間外の学習新聞をはじめとする報道や雑誌・書籍を通して社会・経済と医療・歯科医療や保健・福祉に関わる情報に関心

を持つことが望まれる。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 30% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:受講態度

⑥ 履修上の注意など学生からの意見を求めることもあるので、積極的な授業参加を希望する。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科衛生士と法律・制度 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:特になし

科目担当者 柳田学、吉田幸恵

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科医療と法律・制度

(O15130) 講義 1 15 3 後

期必修 国試必修

柳田学 5 号館 3 階研究室

歯科衛生士が知っておくべき法律・制度 複数担当

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① 授業の概要・ねらい災害時の健康被害の概要と支援の必要性を理解する。命の大切さを知り、地域貢献をも念頭に置いた高い倫理

観を養う。さらに、災害だけでなく一般の歯科臨床における救急時の対応などにも広く応用できる知識を身につける。

② 学習の到達目標1.災害時の健康被害の概要を説明できる。2.歯科衛生士として被災者の心情を考えた支援のあり方を時系列で説明できる。3.一次救命処置(心肺蘇生法+AED)が的確に実施できる。4.歯科臨床において救急処置を必要とする場面と予防法について説明できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 災害時の健康被害の概要と支援の必要性、災害サイクル (担当者:足立・高藤)第 2 回 一次救命処置(心肺蘇生法+ AED) (担当者:足立・高藤)第 3 回 歯科臨床における救急医療 (担当者:足立)第 4 回 阪神・淡路大震災の概要と問題点 (担当者:足立・高藤)第 5 回 災害サイクルにおける健康被害と支援① -発生期、急性期トリアージ (担当者:足立・高藤)第 6 回 災害とメディア、災害関連死 (担当者:足立・宮田)第 7 回 災害サイクルにおける健康被害と支援② -亜急性期、慢性期の支援 (担当者:足立・高藤)第 8 回 災害サイクルにおける健康被害と支援③ -静穏期の準備 (担当者:足立・高藤)

④ 授業時間外の学習基本的に予習を重視します。事前に教科書の指定されたページを読んでくること。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 0% 30% 0%「定期試験」:筆記試験「製作物・実技など」:小テスト、レポート

⑥ 履修上の注意など本科目は災害時の歯科衛生士の働きとリンクしており、本科目が基礎編、災害時の歯科衛生士の働きが実技・

応用編になります。

⑦ 教科書・参考書教科書:『救急蘇生法の指針 市民用 2015 改訂 5 版』 日本救急医療財団心肺蘇生委員会 監修  へるす出版    『災害時の歯科保健医療対策』 日本災害時公衆衛生歯科研究会 編集  一世出版 参考書:『災害時の公衆衛生 -私達にできること』 國井修 編集  南山堂    『歯科における災害対策 -防災と支援』 中久木康一 編集  砂書房    『シミュレーションで学ぶ避難所の立ち上げから管理運営HAPPY エマルゴトレイン手法を用いて』    山﨑達枝 監修  荘道社

科目担当者 足立了平、高藤真理、宮田英和 *

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態災害援助と救急医療

(O15160) 講義 1 15 3 後

期必修 国試必修

足立了平 5 号館 3 階研究室他

災害支援の基礎編 複数担当

−…119…−

Page 123: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい医療情報システム学は、現代医療を支える実学であると同時に、将来の医療を生み出す大きなゆりかごでもあ

る。本講義では、医療情報の持つ特性理解からはじめ、病院情報システムの構成要素をへて、地域を舞台とした医療連携や遠隔医療で必要となる標準化の意義にいたるまで、情報処理技術が医療現場でどのように応用されているかについて、身近に感じられるテーマとともにとりあげる。将来、電子化された病院や診療所で活躍する立場を視野にいれ、自ら考えることを重視する。

② 学習の到達目標1.医療情報の特性について説明できる。 2.病院情報システムを構成する要素について説明できる。 3.医療における標準化の意味を説明できる。 4.電子化された病院や診療所の職員として、利用者マナーやルールを説明できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 医療情報の特性と医療情報システムの基礎第 2 回 病院情報システム I :電子カルテとオーダエントリシステム第 3 回 病院情報システム II :医事会計システム、医用画像システム、部門システム第 4 回 医療情報の標準化第 5 回 広域の医療情報システム第 6 回 医療情報の一次利用と二次利用第 7 回 実習 1:医療情報を扱うものが身につけておくべきマナーとルール第 8 回 実習 2:医療情報を扱うもののマナーとルールの評価、講義のまとめ

④ 授業時間外の学習医療機関で目にするシステム、実際はその背景に複雑な仕組みが隠されている。特に電子診療録は、そこに書

かれた内容を保護するため二重・三重の安全装置を持っている。なぜ、そのような配慮が必要か考えてみるとよい。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 40% 0% 0%「定期試験」:筆答試験「平常点」:学習態度、毎回提出するレポートの内容

⑥ 履修上の注意などPC(または携帯)を使ってインターネットを利用するスキルを持っていること。

⑦ 教科書・参考書教科書:講義資料を適宜配布参考書:『第 3 版医療情報サブノート』 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 編    篠原出版社 ISBN:978-4-88412-374-1 (2017 年4月改定予定あり)

科目担当者 玉川裕夫

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態医療情報システム学

(O15170) 講義 1 15 3 後

選択必修

国試選択必修玉川裕夫 7 号館 2 階

非常勤講師控室病院から地域までシステムで考える 単独担当

−…120…−

Page 124: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい歯科医療を経済学や経営学の視点から学び、日本の医療政策における歯科医療の位置づけや口腔の健康と医療

費の関係を学習する。また、質の高い医療を効率的にマネジメントするための医療マネジメントの考え方も取り入れ、歯科医療マネ

ジメントと歯科衛生士の関わりについても学習する。

② 学習の到達目標1.日本の医療政策における歯科医療の位置づけを知り、歯科医療や歯科保健の医療費との関係を理解する。2.歯科医療マネジメントと歯科衛生士の関わりを理解する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 医療経済学と歯科医療第 2 回 社会保障の変遷第 3 回 日本の歯科医療政政策第 4 回 歯科医療の需要と供給第 5 回 医療マネジメント第 6 回 歯科医療マネジメント第 7 回 歯科医療マネジメントと歯科衛生士第 8 回 まとめ

④ 授業時間外の学習新聞や雑誌、書籍から、日本の医療・歯科医療に関することを探し、読んで下さい。そして、それらを整理し、

授業内の発言に活かしてください。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

70% 30% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加、レポート

⑥ 履修上の注意など何かを感じて本科目を選択したのだと思います。授業内外での質問は大歓迎です。貪欲に、かつ柔軟に、授業

に取り組んでください。授業の最後には、社会人として、また歯科医療従事者として歯科医療はどうあるべきか、そのために自身はこ

れから何に取り組むべきかというヒントを見付けてください。

⑦ 教科書・参考書教科書:随時プリント配布参考書:適宜紹介

科目担当者 高藤真理

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科医療と経済

(O15180) 講義 1 15 3 後

選択必修

国試選択必修高藤真理 5 号館 3 階

研究室社会における歯科医療の役割を考える 単独担当

−…121…−

Page 125: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらいう蝕予防の実践Ⅱでは、高等学校における小集団歯科保健指導を行うために必要な知識と技術と態度を修得す

ることを目的とする。「予防と歯科衛生ケアプロセスⅡ」で修得した伝達技術をもとに、高校生の身体的・精神的な特徴や口腔内の状態を把握し、講話原稿・媒体をグループで作成する過程で、問題解決学習型指導の技法を修得する。また同時にブラッシングの個別指導方法も修得する。

② 学習の到達目標対象者が自身の問題を把握し、主体的な解決を行うことができるような小集団歯科保健指導を実施できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 小集団歯科保健指導総論 (担当者:原・大川)第 2 回 小集団歯科保健指導 指導案、プレゼンテーション技法 (担当者:原・大川)第 3 回 小集団歯科保健指導 指導案作成 (担当者:原・大川)第 4 回 小集団歯科保健指導 アンケート集計、グラフ作成 (担当者:原・大川)第 5 回 小集団歯科保健指導 スライド案作成/講話案作成 (担当者:原・大川)第 6 回 小集団歯科保健指導 スライド作成:う蝕の原因・う蝕の成り立ち (担当者:原・大川)第 7 回 小集団歯科保健指導 スライド作成:う蝕の予防法 (担当者:原・大川)第 8 回 小集団歯科保健指導 スライド作成:歯周疾患の原因・歯周疾患の成り立ち (担当者:原・大川)第 9 回 小集団歯科保健指導 スライド作成:歯周疾患の予防法・食生活指導 (担当者:原・大川・吉田)第 1 0回 小集団歯科保健指導 スライド作成:ダブルブラッシングとフッ化物の効果 (担当者:原・大川)第 1 1回 小集団歯科保健指導 スライド完成/講話完成 (担当者:原・大川)第 1 2回 小集団歯科保健指導 発表リハーサル (担当者:原・大川)第 1 3回 学生相互発表・評価 (担当者:原・大川)第 1 4回 スライド修正 (担当者:原・大川)第 1 5回 発表・まとめ (担当者:原・大川)

④ 授業時間外の学習授業時間内では媒体作成の時間確保が難しいので、積極的に媒体作成の時間にあてること。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 10% 30% 0%「定期試験」:発表(歯科保健指導のプレゼンテーション)「平常点」:受講態度「製作物・実技など」:原稿作成、媒体作成、リハーサル発表

⑥ 履修上の注意など1.高校生の身体的・精神的特徴・口腔的特徴、歯科保健指導のポイントについて復習しておくこと。2.作成したチャートブックを持参し、積極的に活用すること。3.パワーポイントでのプレゼンテーション方法について復習しておくこと。4.グループでの作業となるので欠席しないよう体調管理には十分留意すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『明日からできる地域での予防歯科』 NPO 法人ウェルビーイング 編  医歯薬出版    『新版 家族のための歯と口の健康百科』 伊藤公一 他編  医歯薬出版

科目担当者 原久美子、吉田幸恵、大川直美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態う蝕予防の実践Ⅱ

(O16320) 演習 1 30 3 後

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

小集団歯科保健指導実践力の学修 複数担当

−…122…−

Page 126: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらいこの授業は歯科衛生士学生としての学びの集大成である。口腔保健は、歯科衛生を基盤とし口腔の疾患を予防し健康

を増進することを目的とする。歯科衛生士の業務は、歯科疾患の予防に加え口腔機能の回復や全身疾患の予防・改善へと拡大している。また、対象も全てのライフステージであり、活動の場も他職種との協働も含め多様である。その様な状況において、これまでに培った知識や技術を、より実践的に結びつけるために、1)国民の90%以上が罹患する歯周疾患に対し歯科衛生過程の展開から実践力を身につける、2)急性期医療における歯科衛生過程の展開から実践力を身につける。3)口腔機能は、歯科衛生管理を基に機能の回復や維持を図るものであり、そのために必要なアセスメント能力と実践の方法を習得する。さらに就業後、歯科衛生士として活躍するための生涯学習の必要性と研究倫理を学ぶ。② 学習の到達目標

1.研究倫理について理解する。2.歯周疾患に対する歯科衛生ケアプロセスの展開から思考力・実践力を身につける。3.急性期医療における歯科衛生ケアプロセスの展開から思考力・実践力を身につける。4.口腔機能管理に必要なアセスメント能力と思考力・実践力を養う。5.在宅療養要介護者に対する口腔機能管理における歯科衛生士の役割を理解し、他職種と連携した指導計画

の立案方法を修得する。6.歯科衛生士としの生涯学習の必要性ならびに方法を学ぶ。

③ 授業の内容・計画第 1 回 研究倫理 (担当者:吉田)

第 2 回 歯科衛生アセスメント復習(ヒューマンニーズの概念モデル・MIDORI モデル)個人ワーク(保護者実習症例) (担当者:福田・畑山)

第 3 回 グループワーク 1(保護者実習症例のグループでの紹介・検討) (担当者:福田・畑山)第 4 回 グループワーク 2(歯周疾患症例検討) (担当者:福田・畑山)第 5 回 発表・まとめ (担当者:福田・畑山)第 6 回 急性期医療における歯科衛生過程の実際 (担当者:上原)第 7 回 診療補助実習Ⅱ課題レポートによる学生発表 (担当者:上原)第 8 回 診療補助実習Ⅱ課題レポートによるグループワーク (担当者:上原)第 9 回 診療補助実習Ⅱ課題レポートによるグループワーク/発表・まとめ (担当者:上原)第 1 0回 介護保険制度と歯科衛生士 (担当者:澤田)第 1 1回 他(多)職種の業務と役割(グループワーク) (担当者:澤田)第 1 2回 口腔機能管理アセスメント票を使って(説明内容の作成) (担当者:澤田)第 1 3回 口腔機能管理計画の立案 (担当者:澤田)第 1 4回 リハビリテーションと栄養管理 (担当者:金久)第 1 5回 歯科衛生士としての生涯学習 (担当者:原)

④ 授業時間外の学習課題に沿って、学習する。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

80% 20% 0% 0%「定期試験」:筆記試験(持ち込み不可。各教員から出題する。)「平常点」:学習姿勢・受講態度など

⑥ 履修上の注意など実践的な手法を学ぶので、積極的に授業に参加すること。

⑦ 教科書・参考書教科書:今までに購入した教科書を用いる。    特に、歯科保健指導・歯科予防処置・オーラルリハ関係の本は持参すること。参考書:随時紹介する。

科目担当者 原久美子、吉田幸恵、上原弘美、金久弥生、福田昌代、澤田美佐緒、畑山千賀子

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態歯科衛生ケアプロセスの実践

(O16330) 講義 2 30 3 後

期必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他

歯科衛生学の集大成 複数担当

−…123…−

Page 127: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい既習の知識・技能を実践と結びつけながら特に歯科衛生士の予防業務の理解を深め、実践能力を養う。歯科診

療における歯科衛生士業務を修得するために臨床実習現場において、歯科衛生士としての必要な態度、知識、技能および人間性を身につける。

② 学習の到達目標1.地域の口腔保健を担う、かかりつけ歯科に勤務する歯科衛生士の役割を学ぶ。2.第 2 次予防、第 3 次予防における歯科衛生士の役割について学ぶ。3.保護者実習を通じて、歯科衛生士として基本的な対象者への対応ならびに技術の習得状況を確認する。4.保護者を担当し、対象者に応じた歯科予防処置が実施できる。5.保護者を担当し、対象者に歯科衛生管理の必要性を説明できる。6.歯科衛生過程の考え方を理解する。

③ 授業の内容・計画実 習 前:臨地実習事前指導ならびに事前実習を行う。第 1 ~ 12 日: 11 日間:歯科診療所1 日 間:神戸常盤大学短期大学部歯科診療所実習終了後:臨地実習振り返りを行い、実習まとめとする。

④ 授業時間外の学習歯周疾患予防に関連する内容については十分に理解して実習に臨む必要があるため、歯周疾患、歯科予防処置

論、歯周疾患予防の実践、チェアサイドの口腔ケア法について関連する教科書、資料を必ず実習までに熟読する。また,PMTC の基本的な手技については復習し、実践できるように家庭や実習先で練習すること。さらに歯科衛生過程についても必ず理解を深めておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:臨地実習施設による評価「製作物・実技など」:臨地実習事前指導、臨地実習振り返りの受講態度、実習目標の達成度、実習記録「その他」:巡回指導者による評価ならびに保護者参加型実習評価評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や実習レポートの提出期日を守らなければ減点対象とする。また,特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。神戸常盤大学短期大学部歯科診療所での保護者参加型実習については合否を判定し、不合格の者は再実習を行う。

⑥ 履修上の注意など事前学習を十分に行うこと。また、欠席・遅刻・早退は認めていないので体調を整えて実習に臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:特になし参考書:『最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『新歯科衛生士教本 歯科予防処置』  医歯薬出版    『新歯科衛生士マニュアル 歯周病学』  クインテッセンス出版    『歯科衛生士教育サブテキスト 臨床実習』  クインテッセンス出版    『新常用歯科辞典』  医歯薬出版    『歯科衛生ケアプロセス実践ガイド』医歯薬出版       その他必要に応じて随時紹介する

科目担当者 福田昌代、吉田幸恵、畑山千賀子、大川直美、御代出三津子、破魔幸枝

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態地域口腔保健支援実習Ⅰ

(O16410) 実習 3 135 3 前

期必修 国試必修

福田昌代 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

−…124…−

Page 128: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい学校教育における学校歯科保健の役割を理解し、各年代に応じた歯科保健指導を体験することにより、歯科衛

生士として集団歯科保健を推進する上での能力を養う。

② 学習の到達目標1.幼児期、学童期の発達段階および日常の生活行動について理解し、歯科保健活動を展開するための知識・

技術・対応方法などを習得する。2.行動変容を促すライフスキル教育である「生きる力」をはぐくむ支援を行う。3.「歯と口の健康週間」に行われる地域での行事に参加し、地域歯科保健における歯科衛生士の役割を理解

する。4.青年期の身体的・精神的な特徴や口腔内の状況を把握し、問題解決学習型の小集団指導を実践する。

③ 授業の内容・計画実 習 前:臨地実習事前指導(学内)実 習 後:臨地実習振り返り指導(学内)実習施設等:神戸市内の小学校、幼稚園、高等学校及び「歯と口の健康週間」に行われる地域での歯科保健活動

に参加する。

④ 授業時間外の学習1.1・2 年で学んだことを活かす臨地実習科目である。実習に必要な知識に関して復習を十分に行ない実習

に望むこと。2.特に「予防と歯科衛生ケアプロセスⅡ」で学んだ内容について、必ず復習しておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:実習当日評価(実習に取り組む態度・姿勢、身だしなみ等。チームワークを重視する。)「製作物・実技など」:実習目標の達成度、実習記録(実習目標は地域口腔保健支援実習Ⅱ 実習要領参照)「その他」:実習に関するレポート

⑥ 履修上の注意など1.実習はグループごとに行うため、特別な理由がない限り欠席は認めない。2.グループ内で、役割分担の役目を果たし、チームワークよく取り組むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:特になし参考書:特になし

科目担当者 原久美子、大川直美、吉田幸恵、金久弥生、福田昌代、上原弘美、澤田美佐緒、高藤真理、畑山千賀子、御代出三津子、破魔幸枝、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態地域口腔保健支援実習Ⅱ

(O16420) 実習 2 90 3 通

年必修 国試必修

原久美子 5 号館 3 階研究室他地域における小集団に対する歯科保健指導

の実践力を修得 複数担当

−…125…−

Page 129: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい病院歯科における臨床実習を通して、患者を中心としたチーム医療のあり方について学び、多職種連携におけ

る歯科衛生士の役割を知る。また全身疾患と口腔の関係を理解し、全身疾患を有する患者の口腔衛生管理について学習する。安全で質の高い歯科医療を提供するために歯科衛生士として必要な全身管理の知識 ・ 技術を習得して、歯科診療補助に応用できる能力を身につけることを目的とする。

② 学習の到達目標1.病院歯科の役割・機能を知る。2.歯科口腔外科における歯科診療補助を理解する。3.チーム医療における歯科衛生士の役割と責任を理解する。4.さまざまな全身疾患と口腔の関係について学ぶ。5.全身疾患を有する患者の口腔衛生管理について学ぶ。6.歯科医療において必要な全身管理について学ぶ。7.医療安全 ・ 感染予防対策について理解する。8.実習を通して、医療職種としての歯科衛生士の基本的態度を養う。

③ 授業の内容・計画実習前:臨地実習事前指導(学内) 実習施設:病院歯科実習後:臨地実習振り返り(学内)詳細については、実習前に実習要領にて説明する

④ 授業時間外の学習臨地実習では 2 年次後期までに学習した全ての知識・技術が必要になる。学習した内容を整理し復習して自分

のものにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:臨地実習の評価「製作物・実技など」:実習日誌、課題レポート、実習態度など「その他」:実習前後レポートなど評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や実習レポートの提出期限を守らなければ減点対象とする。また、特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。

⑥ 履修上の注意など欠席 ・ 遅刻 ・ 早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しない参考書:『新常用歯科事典』 中原 泉  医歯薬出版     『臨床実習 HAND BOOK(歯科衛生士教育サブテキスト)』 真木吉信 監著  クインテッセンス出版

科目担当者 上原弘美、高藤真理、足立了平、柳田学

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態診療補助実習Ⅱ

(O16450) 実習 3 135 3 前

期必修 国試必修

上原弘美 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

−…126…−

Page 130: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい高齢者施設・口腔保健センター等における実習を通して、要介護高齢者・障がい者に対する歯科衛生士の役割

を学ぶ。特別な配慮を要する対象者の生活や状態を捉え、対応方法を習得するとともに歯科衛生士が担う口腔保健の意義を理解し、口腔機能管理を実践できる能力を養う。また、保健所の実習では地域保健について学習する。

② 学習の到達目標1.高齢者施設、口腔保健センター、保健所等の役割・機能を知る。2.要介護高齢者・障がい者の全身状態や生活などを理解する。3.障害を持つ人に対する歯科治療や回復期・維持期における支援の方法を知り、対応できる能力を養う。4.特別な配慮が必要な人に対する歯科衛生士の役割を理解する。5.口腔保健に関わる地域支援の仕組みや歯科衛生士の業務について学ぶ。6.歯科診療所以外の施設における他職種との連携について学ぶ。

③ 授業の内容・計画実 習 前:臨地実習事前指導(学内)実習施設:高齢者施設              6 日間口腔保健センター・保健所・回復期医療施設など  6 日間(いずれか 1 か所)実 習 後:臨地実習振り返り(学内)

④ 授業時間外の学習臨地実習では 2 年次後期までに学習したすべての知識・技術が必要になる。学習した内容を整理し復習して自

分のものにしておくこと。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 50% 30% 20%「平常点」:臨地実習の評価「製作物・実技など」:実習日誌・課題レポート・実習態度など「その他」:実習前後レポートなど評価は、身だしなみ、実習態度、実習目標の達成度、実習記録、実習に関するレポートを総括的に評価する。実習記録や臨地実習振り返りレポートの提出期限を守らなければ減点対象とする。また、特別な理由がない限り、実習の欠席は認めない。

⑥ 履修上の注意など欠席・遅刻・早退は認めないので、体調を自己管理して臨むこと。

⑦ 教科書・参考書教科書:『最新歯科衛生士教本 高齢者歯科 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 障害者歯科 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版    『最新歯科衛生士教本 保健生態学 第 2 版』 全国歯科衛生士教育協議会 監修  医歯薬出版参考書:『歯科衛生士のための摂食嚥下リハビリテーション』 公益社団法人日本歯科衛生士会 監修  医歯薬出版    『臨地実習 HAND BOOK(歯科衛生士教育サブテキスト)』 眞木吉信 監著  クインテッセンス出版

科目担当者 澤田美佐緒、金久弥生、原久美子、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態口腔保健衛生学実習Ⅱ

(O16470) 実習 3 135 3 前

期必修 国試必修

澤田美佐緒 5 号館 3 階研究室他

  複数担当

−…127…−

Page 131: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい災害時および防災の取り組みについて、歯科医療従事者、特に歯科衛生士の役割を理解し、危機的状況下でも

柔軟に対応できる力を養う。これらの学びを通して、命の大切さを知り、高い倫理観を培う。

② 学習の到達目標1.災害時における口腔保健の重要性を理解する。2.災害時における歯科および歯科衛生士の役割を説明できる。3.防災の重要性とその方法について説明できる。4.災害時の支援対象者を理解する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 オリエンテーション / 災害とは (担当者:高藤、足立)第 2 回 災害を知る [ 人と防災未来センター見学 ] (担当者:高藤、足立)第 3 回 災害を知る [ 人と防災未来センター見学 ] (担当者:高藤、足立)第 4 回 救急蘇生 (担当者:足立、高藤、ゲストスピーカー)第 5 回 避難所体験 (担当者:高藤、足立)第 6 回 静脈確保 (担当者:足立、玉村、高藤)第 7 回 点滴準備 (担当者:足立、玉村、高藤)第 8 回 災害を経験した街=長田を知る [ 震災を経験した人へインタビュー ] (担当者:高藤、足立)第 9 回 災害を経験した街=長田を知る [ インタビューをまとめる ] (担当者:高藤、足立)第 1 0回 災害時における歯科衛生士の活動の実際 [ 被災地・海外支援活動 ] (担当者:高藤)第 1 1回 災害時における歯科衛生士の活動の実際 [ 専門性 ] (担当者:ゲストスピーカー、足立)第 1 2回 災害時における歯科衛生士の活動の実際 [ 多職種連携 ] (担当者:ゲストスピーカー、高藤)第 1 3回 災害時の口腔保健の重要性 [ 診療所・病院の防災対策を考える・まとめる ] (担当者:高藤、足立)第 1 4回 災害時の口腔保健の重要性 [ 活動の実際を考える ] (担当者:高藤、足立)第 1 5回 災害時の口腔保健の重要性 [ 活動の実際をまとめる ] (担当者:高藤、足立)

④ 授業時間外の学習1.「災害援助と救急医療」とリンクしています。相互の繋がりを意識し、授業の整理をしてください。2.日本や世界で起こっている災害(人災・天災)について意識を向け、その情報を収集し、授業内容と照ら

し合わせながら災害の理解を深めてください。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

60% 10% 15% 15%「定期試験」:筆記試験「平常点」:授業参加「製作物・実技など」:レポート、発表成果物「その他」:まとめの際のプレゼンテーション

⑥ 履修上の注意など1.授業の際は、創造力と探究心を忘れず持ってきて下さい。2.グループワークの際は、自身の意見を積極的に伝えること、他者の意見に耳を傾けることに留意し、チー

ム全員で協力してグループの意見をまとめて下さい。

⑦ 教科書・参考書教科書:『災害時の歯科保健医療対策』 日本災害時公衆衛生歯科研究会 編集  一世出版    『救急蘇生法の指針 市民用 2015』 日本救急医療財団心肺蘇生委員会 監修  へるす出版参考書:適宜紹介します

科目担当者 高藤真理、足立了平、玉村由紀

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態災害時の歯科衛生士の働き

(O16510) 演習 1 30 3 後

期必修 国試必修

高藤真理 5 号館 3 階研究室他

誰もが排除されない減災の取り組み 複数担当

−…128…−

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① 授業の概要・ねらい保健医療福祉分野における専門職とボランティアとの協働は、少子高齢化や人間関係の希薄化といった大きな

課題を抱えたわが国において、今後ますます重要となる。また、ボランティア活動を通して多くの人々と接し、人間理解を深めることは、専門職者としての倫理や使命感を高めることに寄与する。本講義では、ボランティアの歴史や概念といったボランティアの理論を理解した上で実践活動を行い、ボランティア活動を通して知り、聞き、得た経験を活かし、歯科衛生士として地域社会にどのような貢献が出来るかを考察する。

② 学習の到達目標専門職を目指す学生として視野を広げ、保健・医療・福祉の連携および、ボランティアとの協働について理解

することを目標とする。

③ 授業の内容・計画第 1 回 ボランティアとは? (担当者:大川)第 2 回 ボランティア活動の実際とその動機 (担当者:大川)第 3 回 ボランティアの概念・歴史 (担当者:大川)第 4 回 近年におけるボランティアの動向 (担当者:大川)第 5 回 地域ボランティア活動の現状と課題 (担当者:大川)第 6 回 災害ボランティアとは (担当者:長谷部、大川)第 7 回 災害時における専門職とボランティアとの連携 (担当者:長谷部、大川)第 8 回 歯科衛生士とボランティア活動①(現状と課題) (担当者:大川)第 9 回 歯科衛生士とボランティア活動②(活動事例とその検討) (担当者:大川) 第 1 0回 ボランティア実践に向けて (担当者:大川、ゲストスピーカー)第 1 1回 ボランティアの実践(地域でのボランティア活動) (担当者:大川)第 1 2回 ボランティアの実践(地域でのボランティア活動) (担当者:大川)第 1 3回 ボランティア実践の振り返り (担当者:大川)第 1 4回 ボランティア実践の発表 (担当者:大川)第 1 5回 補足とまとめ・理解度の確認 (担当者:大川)

④ 授業時間外の学習ボランティア活動に関する新聞記事等を読み、ボランティアに関する関心を高めておくこと。また、授業での

発表準備として、各自で身近な地域で行われているボランティア活動についての調査を行う。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

50% 10% 10% 30%「定期試験」:レポート試験「平常点」:授業参加、受講態度「製作物・実技など」:レポート「その他」:ボランティアの実践活動への参加度とその報告内容

⑥ 履修上の注意など授業における討議への意欲的な参加が期待される。授業期間中に必ず一度は地域でのボランティア活動に参加

する。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しない。必要に応じてプリントを配布する。参考書:『学生のためのボランティア論』(2006)岡本榮一・菅井直也・妻鹿ふみ子 編    社会福祉法人大阪ボランティア協会出版部

科目担当者 大川直美、長谷部治

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態ボランティアの理論と実践

(O16520) 演習 1 30 3 前

選択必修

国試選択必修大川直美 5 号館 3 階

研究室他ボランティアを知ろう、体験しよう! 複数担当

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① 授業の概要・ねらい国際的に通用する価値観を持ち、様々な文化的背景を持つ人々とコミュニケーションする能力を身につけるこ

とは現代社会において不可欠である。コミュニケーションの手段として、国際社会の共通語とも言える英語を習得することはその最初のステップと考え、この授業では日常生活で使われる基礎的な英語表現に慣れること、アウトプットの能力をつけることを目的とする。 「海外研修」を受講予定の学生は履修すること。

② 学習の到達目標様々な国について学習することで視野を広げ、海外での日常生活に必要な英語コミュニケーション能力を習得

する。

③ 授業の内容・計画第 1 回 オリエンテーション第 2 回 Spain第 3 回 Travel adventures: at the airport 第 4 回 Peru第 5 回 Travel adventures: at the hotel第 6 回 New York City第 7 回 Travel adventures: getting directions第 8 回 Antarctica第 9 回 Travel adventures: at the airport 第 1 0回 Cambodia第 1 1回 Travel adventures: bargaining第 1 2回 Egypt第 1 3回 Travel adventures: home visit第 1 4回 Italy第 1 5回 まとめ

④ 授業時間外の学習リスニング・ライティング課題、プレゼンテーション準備

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

50% 50% 0% 0%「定期試験」:筆記試験「平常点」:提出物、プレゼンテーション

⑥ 履修上の注意など教科書は必ず持参すること。全員が与えられたテーマで英語プレゼンテーションを行う。

⑦ 教科書・参考書教科書:『Globe Trotters』 Camella Lieske 著 センゲージ・ラーニング 参考書:随時紹介する。

科目担当者 脇本聡美

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態コミュニカティブイングリッシュ

(O16530) 演習 1 30 3 前

選択必修

国試選択必修脇本聡美 7 号館 5 階

研究室  単独担当

−…130…−

Page 134: 2017 年度 講 義 要 綱 講義要綱 (Syllabus)£腔保健学科.pdf · コンセンサスゲーム「無人島での出来事」を行う。 第4回 グループの絆を深めよう

① 授業の概要・ねらい歯科衛生士発祥の地であるアメリカの歯科衛生士教育の見学や講義聴講により、歯科衛生士の口腔疾患予防と

治療への取り組みや日本との違いを理解する。合わせて、歯科医療および口腔保健に関わるグローバル企業の見学を通じて、企業の取り組みを学修する。海外研修を通じて口腔保健の立場から国際貢献できる基礎能力を養う。

② 学習の到達目標1.日本とアメリカの歯科衛生士の教育、資格、業務内容などの相違について説明できる。2.アメリカの先進的な歯科医療事情や企業の取り組みを説明できる。3.アメリカと日本の医療制度や口腔ケアの違いを説明できる。

③ 授業の内容・計画第 1 回 アメリカの医療制度について (担当者:柳田、金久、高藤、東)第 2 回 アメリカの歯科衛生士教育・業務について (担当者:高藤、柳田、金久、東)第 3 回 アメリカでの市場調査の方法について (担当者:東、柳田、金久、高藤)第 4 回 アメリカでのプレゼンテーション準備 (担当者:科目担当者全員)第 5 回 アメリカでの海外研修 (同上)第 6 回 アメリカでの海外研修 (同上)第 7 回 アメリカでの海外研修 (同上)第 8 回 アメリカでの海外研修 (同上)第 9 回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 0回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 1回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 2回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 3回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 4回 アメリカでの海外研修 (同上)第 1 5回 海外研修成果の発表 (同上)

④ 授業時間外の学習コミュニカティブイングリッシュを履修する。学祭時にポスター発表にて研修報告を行う。

⑤ 成績評価の方法・基準定期試験 平 常 点 製作物・実技など そ の 他

0% 70% 30% 0%「平常点」:受講態度「製作物・実技など」:研修目標・研修後のレポート、成果の発表

⑥ 履修上の注意などアメリカにおける歯科衛生士教育を理解するとともに、研修を通じて異文化(アメリカ:シカゴ)を理解する。

⑦ 教科書・参考書教科書:使用しない参考書:特になし

科目担当者 金久弥生、柳田学、高藤真理、東麻夢可

授業科目名(コード番号)

授業形態

単位数

総時間数

学  年

開講時期

卒業要件

資格取得要件

科目責任者研究室

サブタイトル 担当形態海外研修

(O16540) 演習 1 30 3 前

期選択 -

金久弥生 5 号館 3 階研究室他

シカゴの歯科衛生士教育及び業務や役割等の学修 複数担当

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