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2017 年度取り組みレポート 捨てられる予定だった制服生地を素 敵な装飾を施したバッグにアップサイ クルし、海外で環境教育の一環として 活用してもらう「バトンバッグプロ ジェクト」。 2017 年度も多くの生徒さんに参加 いただき、バッグのバトンを 渡しました。 ←バトンバッグフロー図 2017 年度の参加について ソロモンでの活用 それぞれの学校での取り組み 環境ポスターコンクール入賞者の賞品としてや、JICA の報告会での 環境担当者などの関係者へのプレゼントとして活用されました。 東京都立戸山高等学校で は荒井きよみ先生(家庭 科)の指導のもと、 SDGs の取り組みの一環 としてバトンバッグに参 加してくださいました。 SDGs のロゴをアップリ ケしたバッグには、先進 国と途上国が共に力を合 わせることが SDGs 実現 のためには不可欠という メッセージが込められて います。 国 際 international 新しい人生のスタート! 教 育 education 福 祉 welfare 環 境 ecology 生地復活! バトン タッチ バトン タッチ バトン タッチ バトン タッチ バトン タッチ バトン タッチ チクマより 制服の残生地を提供。 捨てられる予定だった 制服生地をリサイクルに まわします。 バッグに再生! バッグ縫製を国内の 福祉作業所が担当。 バッグを アップサイクル! 皆さんのセンスと技術をいかして、 バッグを楽しく可愛くアップサイクルしてください。 ソロモンの子ども達へ日本からのバッグを エコバッグとしてプレゼント。関わる人た ちの想いのこもったバッグはみんなをつ なぐバトンです。 2017 年 4 月より服育 HP 等を通じて約 100 名募集し、13 の学校が参加。主に 家庭クラブ等の活動の中で取り組んで くださいました。 出来上がったバッグは 2 回に分けてソ ロモンへ送りました。 ソロモンでは NPO 法人こども環境活動 支援協会を通じて、JICA 草の根技術協 力事業のソロモン事業の中で提供しま した。 エコバッグを持ち歩く習慣のないソロ モンでエコバッグとして活用してもら うだけでなく、環境教育、国際理解の 一環として活用していただきました。 2017 年より新たに現地スタッフとして 加わった グレイスとテスニー SDGs とは 「SDGs(Sustainable Development Goals)/持続 可能な開発目標」 (、 17 の目標と 169 のターゲット) とは、「誰一人取り起こさない」という理念のもと、 先進国も途上国もすべての国が関わって気候変動 や格差などの幅広い課題を解決していくための国 際目標で、2015 年 9 月、ニューヨーク国連本部に おいて加盟 193 か国の全会一致で採択されました。 SDGsの根幹にある「持続可能な開発」とは、「将 来世代のニーズを損なわずに、現代世代のニーズ を満たす開発」のことを言い、SDGs にはあらゆる 分野における社会の課題と長期的な視点でのニー ズがつまっています。 *バッグには英語で書いたメッセージカードを付けて送りました

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Page 1: 2017年度取り組みレポート...2017年度取り組みレポート 捨てられる予定だった制服生地を素 敵な装飾を施したバッグにアップサイ クルし、海外で環境教育の一環として

2017 年度取り組みレポート 捨てられる予定だった制服生地を素敵な装飾を施したバッグにアップサイクルし、海外で環境教育の一環として活用してもらう「バトンバッグプロジェクト」。 2017 年度も多くの生徒さんに参加いただき、バッグのバトンを渡しました。←バトンバッグフロー図

2017 年度の参加について

ソロモンでの活用

それぞれの学校での取り組み

環境ポスターコンクール入賞者の賞品としてや、JICA の報告会での環境担当者などの関係者へのプレゼントとして活用されました。

東京都立戸山高等学校では荒井きよみ先生(家庭科)の指導のもと、SDGs の取り組みの一環としてバトンバッグに参加してくださいました。SDGs のロゴをアップリケしたバッグには、先進国と途上国が共に力を合わせることが SDGs 実現のためには不可欠というメッセージが込められています。

国 際international

新しい人生のスタート!

教 育education

福 祉welfare

環 境ecology

生地復活!

バトンタッチバトンタッチ

バトンタッチバトンタッチ

バトンタッチバトンタッチ

チクマより制服の残生地を提供。

捨てられる予定だった制服生地をリサイクルに

まわします。

バッグに再生!バッグ縫製を国内の福祉作業所が担当。

バッグをアップサイクル!皆さんのセンスと技術をいかして、

バッグを楽しく可愛くアップサイクルしてください。

ソロモンの子ども達へ日本からのバッグをエコバッグとしてプレゼント。関わる人たちの想いのこもったバッグはみんなをつなぐバトンです。

2017 年 4 月より服育HP等を通じて約100 名募集し、13 の学校が参加。主に家庭クラブ等の活動の中で取り組んでくださいました。出来上がったバッグは 2回に分けてソロモンへ送りました。

ソロモンではNPO法人こども環境活動支援協会を通じて、JICA 草の根技術協力事業のソロモン事業の中で提供しました。エコバッグを持ち歩く習慣のないソロモンでエコバッグとして活用してもらうだけでなく、環境教育、国際理解の一環として活用していただきました。

2017 年より新たに現地スタッフとして加わった グレイスとテスニー

SDGs とは「SDGs(Sustainable Development Goals)/持続可能な開発目標」(、 17の目標と169のターゲット)とは、「誰一人取り起こさない」という理念のもと、先進国も途上国もすべての国が関わって気候変動や格差などの幅広い課題を解決していくための国際目標で、2015 年 9月、ニューヨーク国連本部において加盟 193か国の全会一致で採択されました。SDGs の根幹にある「持続可能な開発」とは、「将来世代のニーズを損なわずに、現代世代のニーズを満たす開発」のことを言い、SDGs にはあらゆる分野における社会の課題と長期的な視点でのニーズがつまっています。

*バッグには英語で書いたメッセージカードを付けて送りました