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T O K Y O S A N K Y O S H I N K I N B A N K
2019 REPORT令和元年度上期業況のご報告
基本方針国民大衆の金融機関に徹する
常に健全性公共性の維持に努める絶えず経営の改善に努める
基本方針国民大衆の金融機関に徹する
常に健全性公共性の維持に努める絶えず経営の改善に努める
本店ビルの建替えについて
本店ビルは、皆様のご支援のもと、昭和45年の竣工以来約半世紀を迎え、このたび建替えの運びとなりました。建替えに先立ち、当金庫の本店は、令和元年12月16日(月)から仮店舗へ移転して営業させていただきます。新本店ビルが完成(令和5年4月頃を予定)するまでの間、お客さまには何かと不便をおかけいたしますが、事情をご賢察のうえご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
場馬田高
線宿新武西
場馬田高
高田馬場駅前
セブンイレブン
ドン・キホーテ ファミリー
マート
●
●
●
RJ
線
神田川
B IGBOX
ATM
早稲田通り
唐橋ビル1F
本店 03-3200-7121(代)
変更なし
変更なし
■ 調布支店開設50周年記念パーティー(令和元年10月11日) ■ 西落合支店開設30周年式典(令和元年10月11日)
皆さまのご支援により当金庫は令和2年10月に創立95周年を迎えます。各営業店においては、本年1月に新宿支店が70周年、5月に高井戸支店が55周年、10月に調布支店が50周年、西落合支店が30周年を迎えております。来たるべき金庫創立100周年に向け、今後も地域の皆さまへお力添えをさせていただき、地域社会の発展に尽力してまいります。
さんきょうと「お客様」と「地域社会」
■ 仮店舗所在地〒169-0075 新宿区高田馬場2-17-15 唐橋ビル1階
■ 電話番号 03-3200-7121 ■ FAX番号 03-3209-0977 ■ 移転日 令和元年12月16日(月)※令和元年12月13日(金)まで現店舗で営業いたします。
■ ATMの営業令和2年3月末までは、現本店ATMでのお取扱いが可能です。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 1 -
行動規範『さんきょうの心構え』~4つの“こころ”情熱・使命・絆・志~行動規範『さんきょうの心構え』
~4つの“こころ”情熱・使命・絆・志~
1. お客様への思い『お客様のお役に立ちたいという“情熱”』
3. 仲間への思い『お互いを認め、敬い、信頼し合う“絆”』
2. 地域社会への思い『誠実さ・正直さを追求する“使命”』
4. 仕事への思い『職責や役割を理解し、高みを目指す“志”』
こころ
こころ
こころ
こころ
■ 第95期通常総代会
■ ビジネスクラブさんきょう視察ツアー
《新発田信用金庫による出迎え》
平成31年 4月 1日
令和元年 5月 9日~
5月23日~24日
6月 7日
6月14日
6月21日
7月 2日~
10月10日
新入職員入庫式 於:本店9階ホール
令和元年度地区別総代懇談会地区別に計6回開催(5月9日、10日、13日、14日、15日、17日)
さんきょう友の会「月岡温泉・華鳳 一泊旅行」実施
ビジネスクラブさんきょう 「総会・勉強会」 開催於:本店8階会議室・9階ホール
信用金庫の日「サービスデー」全営業店にて実施
第95期 通常総代会 於:本店8階会議室
令和元年度第1回創業スクール開催 於:本店9階ホール(7月2日、9日、16日、23日)
ビジネスクラブさんきょう「視察ツアー」実施 視察先:日産自動車 横浜工場等
■ 無料法律相談会 毎月第2木曜日開催 於:本店 ■ 無料年金相談会 毎月第3木曜日開催 於:本店
当金庫で年金をお受け取りいただいているお客様で組織される「さんきょう友の会」の親睦旅行を令和元年5月23日~24日に実施しました。今回の旅行は、201名のご参加をいただき、新潟県新発田市 月岡温泉を訪れました。
旅行開催にあたり、信用金庫のネットワークを活かし、「新発田信用金庫」にご協力をいただきました。当金庫本店所在地である新宿区高田馬場は、「高田馬場の決闘」の逸話が残る地であり、新潟県新発田市は、その決闘で名を挙げた「中山(堀部)安兵衛」の出生の地です。 両地域の歴史的な繋がりを活かした取り組みの一つとして当旅行が実現しました。
さんきょう友の会 親睦旅行
令和元年度(平成31年度)の主な活動
■ 本店三協会/講演会 ■ さんきょう婦人会(新宿三協会)/親睦旅行 ■ 地域行事への参加
池袋御嶽神社例大祭《池袋支店》
西武井荻商店街盆踊り《井荻駅前支店》
『三協会』は、営業店単位で組織され、親睦旅行や講演会等を通じ、会員様の事業の発展、親睦のお手伝いをしています。また、営業店独自の勉強会や懇親会の実施、地域行事への参加、職場体験の受入等を通し「地域」の皆様とのふれあいを大切にしています。
三協会
- 2 -
当金庫は、平成25年2月1日付で、「中小企業経営力強化支援法」に基づき、財務省関東財務局並びに経済産業省関東経済産業局から「経営革新等支援機関」として認定を受けました。事業の発展を目指し、経営革新等に取り組む中小企業の経営者様とともに事業計画の策定支援や実施に関するサポートを行っています。
昭和63年に発足したビジネスクラブさんきょう(発足当時の名称「SBLC」)は、法人代表者、事業主を中心に組織され、会員様の相互交流、ビジネスマッチング、事業の発展を目指し、講演会・勉強会の開催、会員同士のネットワークを広げるための活動を実施しています。
事業支援の取り組み
経営革新等に取り組む中小企業への支援
地域活性化への取り組みとして、地域の事業者・専門家・商店会・日本政策金融公庫・東京商工会議所・創業支援関連機関・東京富士大学・民間シェアオフィスなどの外部専門機関と連携して、創業期・成長期におけるワンストップ支援を実施し、各々の強みを活かした、地域での創業・起業を積極的に支援しています。
地域で創業・起業するお客様への支援
■ ビジネスクラブさんきょう(BCS)
年2回、取引事業先の景況調査を実施し、最も身近な地域の景況に関するレポートを作成しています。■ 景況調査の実施
新宿区特定創業支援等事業として、東京商工会議所新宿支部の共催、日本政策金融公庫新宿支店の後援により、平成28年度より創業スクールを開催しています。受講修了者には、新宿区から証明書が発行され、法人等設立時の登録免許税軽減等の優遇措置が受けられます。(今年度開催日:7月2日、9日、16日、23日および11月5日、12日、19日、26日)
■ 創業スクール
『創業・起業の町 高田馬場』を目指し、当金庫本店所在地である新宿区高田馬場・早稲田地区を中心に、地域の事業者・専門家・商店会・日本政策金融公庫・株式会社 まちづくり高田馬場・東京富士大学・当金庫等が連携して開催する、地域活性化に向けた勉強会に参加しています。
■ 高田馬場地域ネットワーク「Baba Lore (ババロア)会」への参画
「女性」「若者」「シニア」による地域に根差した創業を支援するため、東京都・地域創業アドバイザー・当金庫が連携し、「低利融資」「事業計画作成に関するアドバイス」「創業後のサポート」をパッケージ化し提供しています。※お申込には条件がございますので、詳しくは営業店窓口または担当者までお問い合わせください。また、融資のお申込にあたっては、当金庫所定の審査をさせていただき、場合によってはご希望にそいかねることもございますので予めご了承ください。
※Baba Lore=高田馬場(Baba)の物語(Lore)を意味する造語です。
■ 東京都 女性・若者・シニア創業サポート事業
● 視察ツアー視察先:日産自動車 横浜工場、カップヌードルミュージアム横浜
● 勉強会演題:世界経済の現状と今後の経済・金融展望
- 3 -
当金庫は、専門機関・提携先企業・外部専門家等との連携を図り、お客様の課題解決に向けた支援を行っています。
連携支援機関・提携先企業・専門機関等との連携による支援
事業支援の取り組み
日本政策金融公庫との協調融資による支援を行うとともに、公庫と連携して定期的に金庫内で研修・勉強会を開催することで、公庫の知見を活かした支援策や事業性評価のノウハウを蓄積し、お客様の支援へと繋げています。
■ 日本政策金融公庫との連携
東京都よろず支援拠点(新橋、東大和、立川)より、相談窓口を当金庫営業店に出張していただくことで、「東京都よろず支援拠点 出張相談会」を開催しています。
■ 東京都よろず支援拠点 出張相談会
所有されている不動産の空室対策や建物の老朽化対策、相続対策について、提携先企業と連携し、各社の特性を活かした不動産の活用について様々な支援を行っています。
【提携先企業】大成ユーレック 株式会社/積水ハウス 株式会社/大和ハウス工業 株式会社/三菱地所ホーム 株式会社/株式会社 マルイホームサービス/野村不動産アーバンネット 株式会社/ミサワホーム 株式会社/株式会社 セブン-イレブン・ジャパン/株式会社 ファミリーマート/株式会社 ローソン
【連携支援機関等】東京都中小企業振興公社/ビジネスサポートデスク東京西(東京商工会議所)/東京都事業引継ぎ支援センター/東京都よろず支援拠点/T2BASE多摩・島しょ経営支援拠点/信金キャピタル 株式会社
【提携先企業】税理士事務所クオリス
【連携支援機関等】東京都よろず支援拠点/東京都中小企業振興公社
【提携先企業】株式会社 しんきんカード(クレジットカード:VISA・JCB)/株式会社 Origami(Origami Pay)/株式会社 アプラス(We Chat Pay)
【連携支援機関等】ミラサポ専門家派遣/ビジネスサポートデスク東京西(東京商工会議所)/T2BASE多摩・島しょ経営支援拠点
【提携先企業】ミイダス 株式会社
■ 不動産有効活用への支援
後継者への事業引継ぎ、後継者対策等について、支援機関、提携先企業と連携し支援を行っています。一例として、事業承継を希望される中小事業者に対しヒアリングを行い、東京都「地域金融機関による事業承継促進事業」を通じ、専門家を派遣し事業承継計画策定支援等を行っています。また、課題等を整理し、提携先企業に相談を行うことで具体的な助言を受けられます。
■ 事業承継への支援
従業員の確保や福利厚生の充実について、支援機関、提携先企業と連携し支援を行っています。また、当金庫と職域契約を締結いただいている事業所の従業員様向けに、優遇商品(特典付き定期積金「ライフサポート定期積金」、金利優遇住宅ローン、金利優遇フリーローン等)を充実させ、福利厚生面における事業支援を行っています。
■ 人事労務等への支援
提携先企業のスキームを活用し、クレジットカードやスマートフォン決済サービス(Origami Pay、We Chat Pay)等のキャッシュレス決済導入の支援を行っています。
■ キャッシュレス決済導入への支援
司法書士、税理士等との連携や、支援機関から専門家を派遣することで、お客様の経営課題の解決に向けた支援を行っています。
■ 外部専門家との連携および派遣
《日本政策金融公庫勉強会》
- 4 -
【単位:百万円、%】
※金額は単位未満切捨てのため合計額と一致しません。
製造業 鉱業、採石業、砂利採取業建設業 情報通信業 運輸業、郵便業 卸売業、小売業 金融業、保険業 不動産業 不動産建売業 不動産取引業 不動産賃貸業 個人貸家業物品賃貸業 学術研究、専門・技術サービス業宿泊業飲食業 生活関連サービス業、娯楽業教育、学習支援業 医療、福祉 その他サービス 個人
1,18335
5,4545204834,678620
62,6236,49117,16614,96324,002
679986,0621,5437883837191,75214,024101,940
1.10.05.30.50.44.50.661.46.316.814.623.50.00.95.91.50.70.30.71.713.7100
1,18526
6,579477533
4,368630
61,2636,92915,99315,17723,162
611,1905,7171,666746383699
1,88914,236101,657
1.10.06.40.40.54.20.660.26.815.714.922.70.01.15.61.60.70.30.61.814.0100
業 種金 額 構成比 金 額 構成比平成31年3月末 令和元年9月末
合 計
【単位:億円】
平成30年9月末 平成31年3月末 令和元年9月末
【単位:百万円】
【単位:百万円】
平均残高
残 高
平 均 残 高157,168
153,908
156,544
155,043
153,234
155,174
平成30年9月末 平成31年3月末 令和元年9月末
経常利益業務純益 当期純利益 残高
1,571 1,565
1,5321,5391,550 1,551
500
250
0
1,600
1,500
1,400平成29年4月~9月末 平成30年4月~9月末 平成31年4月~令和元年9月末
【単位:千円】
業 務 純 益
経 常 利 益
当期純利益
210,687
229,687
345,808
255,231
396,828
281,570
241,879
360,733
247,564
平成29年4月~9月末 平成30年4月~9月末 平成31年4月~令和元年9月末
255
210
396
281
345
241
360
247
令和元年9月 事業の状況
預金積金の状況
1,050
1,000
950
【単位:億円】
平成30年9月末 平成31年3月末 令和元年9月末
【単位:百万円】
平均残高
残 高
平 均 残 高
100,142
99,028
101,940
99,896
101,657
102,032
平成30年9月末 平成31年3月末 令和元年9月末
残高
1,001
1,019 1,016
990998
1,020
貸出金の状況 貸出金の業種別構成比
損益の状況
229
- 5 -
自己資本比率の状況
不良債権の状況
当金庫の健全性について
自己資本比率規制(バーゼルⅢ)に基づき算出した結果、令和元年9月期の自己資本比率は8.79%となりました。 国内基準である4%の2倍以上を確保しており、当金庫の経営の健全性は十分保たれております。 自己資本比率は総資産に占める自己資本の割合で、金融機関の健全性を示す重要な指標です。
【単位:百万円】
自己資本の額(a)-(b)=(c)
コア資本に係る基礎項目の額(a)
コア資本に係る調整項目の額(b)
リスク・アセット等の合計額(d)
単体自己資本比率(c)/(d)
10,879
10,901
21
119,847
9.07%
10,520
10,544
23
121,969
8.62%
10,647
10,680
33
121,022
8.79%
令和元年9月期平成30年9月期 平成31年3月期項 目
自己資本の構成に関する事項
【単位:百万円】
平成30年9月期
平成31年3月期
令和元年9月期
11,000
10,000
9,000
自己資本額と自己資本比率の推移
自己資本額 自己資本比率
8.79%8.79%9.07%
10,879
10,520
【令和元年9月期の算出方法】 債務者区分については原則として平成31年3月末時点における自己査定による債務者区分を基準とし、平成31年4月1日から令和元年9月末までに客観的な事実による債務者区分の変更等があった債務者については、当金庫の定める基準に基づく債務者区分の見直し後の債務者区分によっております。 1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産・会社更生・再生手続等及びこれらに準ずる債権で、自己査定上の債務者区分では破綻先・実質破綻先に該当します。 2.危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財務状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取ができない可能性の高い債権で、自己査定上の債務者区分では破綻懸念先に該当します。 3.要管理債権とは、自己査定上の債務者区分で要注意先に該当する債務者に対する債権のうち、3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当します。 4.破産更生債権及びこれらに準ずる債権と認められる残高のうち無価値と認められる部分については直接償却相当額として当該金額を減算しています。
令和元年9月期 【単位:百万円】
平成30年9月期
611,038908
【単位:百万円】
2,635
1,020
1,569
45
98,889
101,524
2.59%
2,210
867
1,240
102
101,060
103,271
2.14%
2,007
908
1,038
61
100,875
102,883
1.95%
令和元年9月期平成30年9月期 平成31年3月期区 分
金融再生法開示債権額
危 険 債 権
要 管 理 債 権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 正常債権
451,5691,020
正常債権
債権額合計(B)
不良債権比率(A)/(B)(金融再生法開示債権比率)
金融再生法上の不良債権(A) 100,875
98,889
平成31年3月期1021,240
867
101,060
10,647
8.62%
※「債権額合計」は、金融再生法上で定められた開示債権の総額であり「貸出金残高」とは異なります。
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