2020年3月期決算説明資料...2020/05/14 · 0.2 0.6 1.0 1.4 20/3期当初計画 20/3期実績紹介件数* 1.0 1.2 0.6 1.0 1.4 20/3当初計画実績紹介単価* 20/3期2Q

2020年3月期決算説明資料

2020年5月11日

証券コード：7045

5月15日に決算説明会の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う政府から発表された新型コロナウイルス対策の基本方針を踏まえ、開催を中止しました。中止の代替として、後日、予定しておりました決算説明会の内容を録画した動画を、当社ウェブサイトにて公開いたします。

2020/3期決算概要

2021/3期業績予想と中期戦略

ご参考資料

1

２

３

P.3

P.29

index P.1

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P.12

index P.2



ご参考資料

1

２

３


P.3

P.29

P.12

● 人材派遣から人材紹介への移行期。対前期比増収減益

ハイライト P.3


売上高

8,257百万円前期比＋1.6％

人材紹介の伸長＋22.1％

営業利益

365百万円前期比△18.0％人件費＋43百万円

経常利益

357百万円前期比△14.5％

営業利益減少に伴う減益

当期純利益

226百万円前期比△16.9％

経常利益減少に伴う減益

2020/3期は人材紹介の強化による収益構成の変革フェーズ✔ 人材紹介の強化

2019/3期 600百万円 vs 2020/3期 733百万円（前期比＋22.1％）

✔ 求人費・広告宣伝費の積極的投資2019/3期 258百万円 vs 2020/3期 350百万円（前期比＋35.5％）

2020/3期の活動状況✔ 2ヵ所新規出店愛知県岡崎市、福岡県北九州市計38支店

✔ 営業本部の分割（人材紹介・人材派遣部門とソリューション開発部門）福祉に特化したｅラーニングサービス「Ｅ care labo」商品化

✔ 業績予想の修正（2020/2/6）主要因は人材紹介の未達。21/3期に向けた原因と対策

求人費・広告宣伝費＋91百万円

ハイライト P.4


新型コロナウイルスの影響について

2020/3期の業績への影響人材派遣及び人材紹介は派遣スタッフの待機や求職者の面接及び施設見学の見合わせ等が発生し、教育研修は講師派遣型研修（集合研修）のキャンセル等が生じておりましたが、業績への影響は軽微でした。

2021/3期の業績（予想）への影響人材派遣及び人材紹介は、発表日現在では大きな影響を及ぼすまでには至っておりません。教育研修は、2020年12月まで活動自粛の影響が続くことを想定しております。今後の感染拡大の状況や実際の終息時期によっては、損益が変動する可能性があります。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

※詳細は本資料P.15に記載

*人材派遣、紹介予定派遣 **委託、教育研修、その他

●前期比売上高は人材紹介の伸長により126百万円増、粗利では増益ながらコスト増により営業利益以下で減益。修正計画比売上高は人材派遣の減収分を人材紹介の増収分と費用圧縮によりオフセット、段階利益はプラスで着地

（単位：百万円）

2019/3期 2020/3期前期比修正計画比

実績2/6公表修正計画

実績増減額増減率増減額増減率

売上高 8,130 8,327 8,257 ＋126 +1.6％ △70 △0.8％

人材派遣* 7,384 7,438 7,361 △22 △0.3％ △76 △1.0％

人材紹介 600 715 733 ＋132 +22.1％＋17 +2.4％

その他** 145 173 161 ＋16 ＋11.2％ △11 △6.4％

売上総利益 1,208 1,273 1,278 +69 +5.8％＋5 +0.4％

営業利益 446 341 365 △80 △18.0％＋24 ＋7.1％

経常利益 417 332 357 △60 △14.5％＋25 ＋7.6％

当期純利益 272 203 226 △46 △16.9％＋22 ＋11.1％

売上総利益率 14.9％ 15.3％ 15.5％＋0.6P ＋0.2P

営業利益率 5.5％ 4.1％ 4.4％ △1.1P ＋0.3P

2020/3期決算概要 P.5


●人材紹介増等の売上構成の変化により粗利は69百万円増益●広告宣伝費等の間接費用150百万円増加により営業利益は80百万円減益

営業利益増減要因分析売上構成比

営業利益増減要因分析（19/3期実績vs20/3期実績） P.6



90.8% 89.1%

7.4% 8.9%

1.8% 2.0%

19/3期

実績売上高

20/3期

実績売上高

人材派遣 * 人材紹介その他 **(百万円)

直接部門人件費減＋10求人費減＋21等

＋69

△150

業務委託費増 △18地代家賃増 △ 8消耗品費増 △ 7等

△80

人材紹介＋1.5P

●人材派遣売上76百万円減も売上構成の改善により粗利は5百万円小幅増益●間接費用圧縮等により営業利益は24百万円増益


営業利益増減要因分析（20/3期修正計画vs20/3期実績） P.7



(百万円)

89.3% 89.1%

8.6% 8.9%

2.1% 2.0%

20/3期

修正計画

20/3期

実績売上高

人材派遣 * 人材紹介その他 **

業務委託費減＋5等

直接部門人件費減＋13求人費減＋ 2等

＋５

＋24

＋19人材紹介＋0.3P


●人材紹介の未達が主要因となり段階利益では当初計画を下回る●自助努力による費用圧縮も、人材紹介の減収分を吸収できず

（単位：百万円）

2020/3期当初計画比

5/10公表当初計画

実績増減額増減率

売上高 8,466 8,257 △209 △2.5％

人材派遣* 7,381 7,361 △19 △0.3％

人材紹介 968 733 △235 △24.3％

その他** 116 161 ＋45 ＋39.1％

売上総利益 1,389 1,278 △110 △8.0％

営業利益 472 365 △106 △22.5％

経常利益 464 357 △107 △23.2％

当期純利益 306 226 △80 △26.3％

売上総利益率 16.4％ 15.5％ △0.9P

営業利益率 5.6％ 4.4％ △1.2P

2020/3期当初計画との乖離 P.8


主な増減内容

[売上高]（人材派遣）法改正の影響により利用控えの影響が出始めているものの概ね計画通り（人材紹介）営業担当の採用遅れや成約プロセスの改善効果の希薄化により数量の未達（その他）委託＋41、教育研修＋6

[原価コスト]原価求人費減少 △33原価人件費減少 △111

[販管コスト]販管人件費増加＋17保守点検費減少 △11研修費減少 △8社員採用費減少 △8

2020/3期当初計画との乖離の要因 P.9


●料率改定により単価の改善が図られたものの、体制の遅れにより成約件数が想定を下回る。 21/3期は人員体制やプロセスの更なる見直しで反転攻勢

就業応募登録

改善策求人費・広告宣伝費投資強化

コーディネーター制紹介強化担当制

プロセス

成約プロセスの個別機能強化のために人員配置を実施も部分的な改善に留まる

*20/3期当初計画＝1としての指数

1.0

0.6

0.2

0.6

1.0

1.4

20/3期当初計画 20/3期実績

紹介件数*

1.0

1.2

0.2

0.6

1.0

1.4

20/3期当初計画 20/3期実績

紹介単価*

20/3期2Q 人材紹介強化施策「成約プロセスの個別機能強化」

量的な課題の改善に向けた専門性を高める戦略へ

バランスシートの状況 P.10


●当期純利益＋226百万円の計上により自己資本比率は67.2％

（単位：百万円） 2019/3期 2020/3期増減額

【資産の部】

流動資産 2,897 2,972 +74

固定資産 185 196 ＋10

資産合計 3,083 3,168 +85

【負債の部】

流動負債 1,072 962 △110

固定負債 66 75 ＋9

負債合計 1,139 1,038 △100

【純資産の部】

資本金 275 290 +15

資本剰余金 775 790 +14

利益剰余金 893 1,049 ＋156

自己株式 △0 △0

純資産合計 1,943 2,130 ＋186

負債純資産合計 3,083 3,168 +85

自己資本比率 63.0％ 67.2％＋4.2p

現金及び預金 +47売掛金 +32

※1

※3

※5

主な増減内容

※2 ソフトウェア＋10

未払金 △87預り金 △59未払消費税等 +48

純利益の計上＋226配当金の支払(期末） △46配当金の支払(中間） △23

※5

※3

※2

※1

新株予約権行使 +30

※4

※4 ※4

キャッシュフローの状況 P.11


（単位：百万円） 2019/3期 2020/3期増減額

営業活動によるCF 298 107 △190

投資活動によるCF △20 △20 0

財務活動によるCF 295 △39 △334

現金及び現金同等物

の期末残高1,926 1,974 ＋47

FCF 278 87 △191

※1

※3

主な内訳

※2

税引前当期純利益 +357売上債権の増加額 △32法人税の支払額 △142未払金の減少額 △87預り金の減少額 △59未払消費税等の増加額 +48

無形固定資産の取得による支出 △18

配当金の支払額 △69

※1

※2

※3

●現金及び現金同等物の期末残高は1,974百万円

index P.12



ご参考資料

1

２

３


P.3

P.29

P.12

トピックス P.13


1. 新経営体制✔ 代表取締役社長及び役員の異動

2. 新型コロナウイルスの影響✔ 人材派遣、人材紹介の影響✔ 教育研修の影響

3. 改正派遣法の影響✔ 改正派遣法の概要✔ 人材派遣サービスへの影響

4. 求人費、広告宣伝費の計上区分の変更と投資強化✔ 求人費、広告宣伝費の会計処理の変更

1.新経営体制 P.14


※代表取締役及び役員の異動につきましては、2020年６月19日開催予定の当社第５期定時株主総会及びその後開催される取締役会において、正式に決定する予定です

※代表取締役及び役員の異動に関する詳細は本日開示しております「代表取締役の異動及び役員人事に関するお知らせ」をご参照下さい

代表取締役社長森野佳織親会社ツクイにおける全事業の経験を有し、強い推進力により新たなサービスの事業化を成し遂げる

一層の事業成長と企業価値の向上を図るため新たな経営体制へ移行

もりのかおり

取締役下村光輝当社の業務全般に精通し、事業活動に関する豊富な経験と確かな知識を有する

しもむらみつてる

取締役伊藤雅仁金融業界における豊富な経験と知見を有し、長年にわたり要職を歴任する

いとうまさひと

2.新型コロナウイルスの影響 P.15


・小学校休校等に伴う欠勤・派遣スタッフの自覚症状等による欠勤・使用者指示による欠勤（休業補償発生）・派遣先事業縮小、自粛・面接キャンセル及び延期

人材派遣

・面接日の変更に伴う入社日ズレ※売上計上（発生）は入社日ベース人材紹介

影響の事象、想定リスク

・集合研修（講師派遣型研修）キャンセル※一堂に会する研修は実施困難な状況が続く

教育研修

（人材派遣）稼働時間の減少等による減収については、対象者数が限定的であるため、影響額としては僅少（人材紹介）売上計上月ズレによる影響の可能性

現時点での影響額は営業努力により吸収可能範囲と想定

21/3期影響範囲

2020年12月まで活動自粛の影響が続くことを想定

新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援

集合研修の中止や延期を余儀なくされた福祉事業者に対し、多くの従業員の方々が研修を受講できる環境を無償提供（対象期間7/31迄）

売上影響額：織り込んでいない

売上影響額：△39百万円

新型コロナウイルス感染症の終息時期や感染拡大の先行きは不透明な状況

3.改正派遣法の影響（改正派遣法の概要） P.16


派遣元

派遣先均等・均衡方式

派遣先の通常労働者との均等・均衡待遇

労使協定方式

同種業務の一般労働者の平均的な同等以上の賃金

派遣先

教育訓練、福利厚生施設の利用、就業環境の整備

派遣先労働者のすべての待遇に関する情報提供

派遣先へ派遣料金の交渉*

人材紹介強化の加速（雇用ニーズは不変）

派遣労働者の待遇改善による当社コスト増

派遣先負担増による利用控え

＊法26条第11項（新設）要約：派遣先は派遣元が派遣先均衡・均衡方式及び労使協定方式を遵守できるよう、派遣料金の額について配慮しなければならない。

教育訓練と福利厚生施設に係る部分の情報提供

働き方改革関連法により派遣スタッフの同一労働同一賃金の実現に向けた改正労働者派遣法が施行され、派遣スタッフの不合理な待遇差をなくための規程の整備や、派遣スタッフの待遇に関する説明義務の強化等、公正な待遇の確保が義務化されます。派遣元は、以下のいずれかの方式により派遣スタッフの待遇を決定する必要があります。

（2020年4月施行）

3.改正派遣法の影響（人材派遣サービスへの影響） P.17


派遣単価派遣スタッフ数

派遣スタッフの待遇改善請求転嫁により収益性を維持

法改正の影響による派遣スタッフ数減少

●待遇決定方式は労使協定方式を採用。派遣先コスト増に伴う利用控えの影響●派遣スタッフ数の底打ちから中期戦略の始動で期中の成長軌道回帰を企図

1,500

1,700

1,900

2,100

2,300

2,500

2,700

2,900

19年3月 19年6月 19年9月 19年12月 20年3月 20年6月 20年9月 20年12月 21年3月2020/3期 2021/3期（予）

支給単価＋5.2％

請求単価＋5.4％

20年4月→21年3月

＋14.6％19年3月→19年4月

減少率▲2.5％

20年3月→20年4月

減少率▲13.1％

（季節偏重と改正派遣法）3月から4月の季節偏重として「派遣先の新規採用者数の増加」「人材紹介へ契約移行者の増加」等により派遣スタッフが減少。季節偏重に加え、改正派遣法の利用控えにより派遣スタッフ数の更なる減少を想定

4.求人費、広告宣伝費の計上区分の変更と投資強化 P.18

●21/3期より販管費として計上していた広告宣伝費を原価求人費へ区分変更●人材供給の安定化にむけて求人費の積極的投資を計画（対前年比23.8％増）


計上区分の変更について従来、自社WEBサイトのプロモーション費用を全社活動として販管部門の広告宣伝費に計上していましたが、各支店ごとのプロモーション活動の強化に伴い、集客活動の実態をより適切に反映させるため、21/3期より原価求人費へ計上します

36 66

113

183

243 228 145

166

434

4.1%3.8%

3.2%

4.2%

5.4%

0.0%

1.0%

2.0%

3.0%

4.0%

5.0%

6.0%

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

500

2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期予想

販管広告宣伝費原価求人費対売上高比率

（百万円）

原価求人費主に各支店で使用する登録スタッフの募集費用

販管広告宣伝費自社サイトプロモーション及び登録スタッフの募集費用

原価求人費登録スタッフの募集に関連する費用全般

＋83百万円（+23.8％）

売上高営業利益経常利益当期純利益

2021/3期上期予想 3,834 29 24 0.3

2021/3期下期予想 4,157 32 29 0.4

2021/3期業績予想 P.19


営業利益（百万円）

売上高（百万円）

人材派遣及び人材紹介は、発表日現在では大きな影響を及ぼすまでには至っておりませんが、今後の感染拡大の状況や実際の終息時期によっては、クライアントである介護施設等の運営休止、派遣スタッフの待機、求職者の面接及び施設見学の見合わせ等が増加し、損益が変動する可能性があります。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

4,707 5,100

5,671

6,788

7,734 8,130 8,257

7,992

177

245

330

460

493

446

365

61

0

100

200

300

400

500

600

700

800

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

2014/3期 2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期（予）

売上高及び営業利益売上高営業利益

※当社は2016/3期4Qより分社化設立しており、2016/3期以前の営業利益については株式会社ツクイのセグメント数値より算出


●改正派遣法の影響で人材派遣は大幅減収。人材紹介の成長に資する戦略的投資を実施。生産性向上に向けたシステム導入と人員拡充効果で、人材紹介売上前期比28.5％増を計画

2021/3期業績予想 P.20


（単位：百万円）2020/3期

実績2021/3期

計画増減額増減率

売上高 8,257 7,992 △264 △3.2％

人材派遣* 7,361 6,946 △415 △5.6％

人材紹介 733 941 +208 +28.5％

その他** 161 104 △57 △35.6％

売上総利益 1,278 957 △320 △25.1％

営業利益 365 61 △304 △83.3％

経常利益 357 53 △304 △85.1％

当期純利益 226 0.7 △225 △99.6％

売上総利益率 15.5％ 12.0％ △3.5P

営業利益率 4.4％ 0.8％ △3.6P

主な増減内容

[売上高]（人材派遣）改正派遣法の影響で期初派遣スタッフ数の減少（人材紹介）一層の強化で堅調に推移（その他）コロナ禍に伴う集合研修キャンセルならびに活動自粛による減少△39

[原価コスト]原価求人費増加＋265（計上区分変更等）原価人件費増加＋149

[販管コスト]原価広告宣伝費減少 △181（計上区分変更等）販管人件費増加＋62業務委託費増加＋44（営業支援システム導入等）消耗品費増加＋27（システム開発及びテストサーバー費用）社員採用費増加＋12

営業利益増減要因分析（20/3期実績vs21/3期計画） P.21

●人材紹介の伸長も、改正派遣法よる人材派遣売上減少分を跳ね返せず減収●求人費・人員拡充・システム導入等による戦略的投資を実施




(百万円)

89.1% 86.9%

8.9% 11.8%

2.0% 1.3%

20/3期

実績売上高

21/3期

計画

人材派遣 * 人材紹介その他 **

直接部門求人費へ計上区分変更

業務委託費 △44消耗品費 △27社員採用費 △12等

直接部門人件費減 △149求人費 △265等

0

人材紹介＋2.9P

中期的成長に向けた戦略 P.22


営業担当の生産性を引き上げるための体制づくりでうねりに変える✔専門性に特化した営業体制の確立と効率化で人材紹介の更なる強化を図り、人材派遣・次世代事業の成長を支援する体制へ

人材紹介

人材派遣

次世代事業

クロスセル

組織群による量的な拡大※戦略化された組織を拡充

21/3期は中期的な成長の実現に向けた既存事業の成長に必要な体制作り**生産性向上（専門性特化・システム化）×人員拡充＝量的拡大

3

ミッションの明確化で強固な組織組成※専門性特化とシステムによる標準化・効率化

人員拡充システム導入

（標準化・効率化）専門性特化1 2 1

人材紹介の成長による売上の構成変化を実現4



① 既存事業の磨き込み：専門性特化による組織戦略と人員拡充✔求職者区分別の専門営業担当者の配置（ミッションの明確化）で人材紹介の強化を図る✔複数案件抱えることで生じるパフォーマンス低下を軽減し最適なマッチングを実現

キャリア・アドバイザー

現行体制

派遣希望

紹介希望

派遣紹介希望

・担当者のゼネラリスト制・担当者のマッチング技術のムラ

紹介専任担当

専門性特化

派遣希望

紹介希望

派遣紹介希望

・担当者のスペシャリスト制・人材紹介の専門性をより追求し、適材を配する

紹介強化担当

成約プロセスの上流工程の強化を図り、ソリューションの提供可能な体制へ

人員の拡充

1

派遣推進担当



② 既存事業の磨き込み：営業支援システム導入による生産性向上✔担当者に依存するマッチング技術をSFAによる標準化・効率化✔既存の非互換性システムやエクセル管理から情報一元管理

紹介希望派遣・紹介希望派遣希望

応募ヒアリング・後追いマッチング就業決定

勤務地就業条件希望待遇

介護施設医療施設障害者施設

契約書作成勤怠管理フォロー

アプローチ

紹介専任担当紹介強化担当派遣推進担当

スコアリング求人案件管理

一括アプローチ

深耕自動化

顧客情報管理文書管理・作成

勤怠管理WEB化SFA*

Chatbot** MA***

専門性特化

成約プロセス

SFA*営業支援システムによる応募者から就業者管理までをシステム化Chatbot** 人工知能を活用した自動会話プログラム。応募者への休日夜間対応MA*** マーケティングオートメーションツールによる応募者の自動アプローチを実現

行動ログ管理

上流工程

期待効果業務の省力化（活動量増加）

業務の標準化（活動速度向上）

業務の自動化（効率化）

情報の一元化分析精度向上

2



③ 主力ビジネスの確立と次世代事業の開発

教育研修サービス*

✔2019年11月事業開始。教育研修サービスの新商品（E care labo）✔定額制ビジネスであるE care laboの収益安定化から主力ビジネスの確立を目指す

当社の専任講師と委託契約したパートナー講師による講師派遣型研修（集合研修）やクライアントの現状を数値化し評価する接遇診断サービス

eラーニングサービス。長きにわたり介護業界に関する専門知識や経験を蓄積した当社ならではの多様なコンテンツやオリジナル動画を提供

クロスセル

販売チャネル

人材派遣・紹介を展開する実店舗

パートナー講師代理店販売

集合研修基盤

ターゲット

人材派遣・紹介・集合研修既存顧客

コアターゲット：入所系施設新規顧客

継続率の向上

コンテンツ商品開発（量・質↑）

*研修プラス（講師派遣型研修）とE care labo（eラーニングサービス）

ニーズに合ったコンテンツの開発

3



③ 主力ビジネスの確立と次世代事業の開発

広告代理店事業（仮称）

内製化登録スタッフの獲得のための広告宣伝の運用の一部を内製化。組織体制を強化する

広告代理店事業介護医療事業者等の求人広告運用を代行。完全収益化を目指す

コスト削減効果

20％

収益化

外国人人材事業（仮称）

21/3期→22/3期

外部サービスに向けて登録支援機関ツクイスタッフ

特定技能1号外国人人材

受入れ機関介護施設

支援計画

支援委託契約雇用契約

特定技能制度における人材紹介事業

外国人人材における人材紹介等を事業化すべく専門人材による部署を創設。外国人人材の供給を推進する

人材紹介

✔登録スタッフの獲得に向けた体制強化を図り、集客活動の内製化から事業化を目指す✔特定技能制度における外国人人材の供給の推進に向けた専門部署を創設

3

中期業績推移 P.27


人材紹介の成長で売上の構成変化を実現し収益率の改善を図る✔21/3期は持続的成長を実現するための戦略的投資等によるコスト増加で減益✔22/3期以後、投資効果による増益分が投資コストを上回り、成長軌道へ回帰する公算


（予想）（予想）

4

90.5 90.8 89.1 86.9

7.1 7.4 8.9 11.8

2.4 1.8 2.0 1.3

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

110%

120%

18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 23/3期 24/3期

売上構成変化人材派遣* 人材紹介その他**

7,734 8,130 8,257

7,992

6.4%5.5%

4.1%

0.8%

-7.0%

-5.0%

-3.0%

-1.0%

1.0%

3.0%

5.0%

7.0%

9.0%

11.0%

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 22/3期 23/3期 24/3期

売上高推移売上営業利益率

2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期2021年3月期（予想）

1株当たり配当金

中間期末中間期末中間期末中間期末

－ 25円－ 30円 15円 15円 15円 15円

●基本方針

将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を考慮しつつ、安定した配当を継続

●具体的計画

利益還元の機会を充実させるため、2020年３月期より剰余金の配当を、中間配当と期末配当の年２回実施する方針に変更

2021/3期：中間配当15円、期末配当15円の年間30円（予想）

配当状況 P.28


index P.29




ご参考資料

1

２

３

P.3

P.29

P.12

会社概要

P.30


社名株式会社ツクイスタッフ(TSUKUI STAFFCORPORATION)

代表者代表取締役社長三宅篤彦

本社住所神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6番1号

設立年月 2016年1月

資本金 275,421千円

従業員数 199名

事業所全国38支店

親会社株式会社ツクイ（東証一部上場）

会社概要株式情報

株式市場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード）

証券コード 7045

発行可能株式総数

5,600,000株

発行済株式総数

1,598,000株

株主数 817名

親会社保有比率

63.58％


会社情報 P.31

2016年1月株式会社ツクイの人材開発事業を分社化、当社設立

2016年3月支店数32ヵ所



2018年11月介護事業者向け管理職人材紹介サービス「Manedge」を全国展開

2018年12月東京証券取引所JASDAQ（スタンダード）に上場


2018年11月福祉に特化したeラーニングサービス「E care labo」を開始



沿革 P.32

北日本 5支店

北関東 2支店

首都圏 7支店

東海 6支店

北信越 3支店

近畿 4支店

中四国 6支店

九州 5支店

全国38支店*（2020/3末）

2019年5月1日岡崎支店

同6月1日北九州支店を新規開設

＊2020年3月31日現在の38支店エリアマップ

拠点 P.33


介護施設・医療機関・地方自治体

研修サービス

人材紹介人材派遣紹介予定派遣

委託教育研修

クライアント

人材派遣、紹介予定派遣、委託における雇用契約・給与支払

人材派遣、紹介予定派遣、人材紹介、委託契約

登録スタッフ

人材サービス事業

介護・医療に特化した人材サービス事業

ビジネスモデル P.34


売上構成内訳

派遣売上構成比約90％

売上構成 P.35

人材派遣

88％

委託

1％紹介予定派遣

1％

教育研修

1％人材紹介

9％

人材派遣登録スタッフをクライアントへ派遣派遣スタッフ約2,600人

人材紹介直接雇用希望の登録スタッフをクライアントへ紹介

紹介予定派遣一定期間就業後（最長6ヵ月）、直接雇用を前提とした派遣 ※終了後、双方合意の上で人材紹介契約

委託「現任介護職員等養成支援事業」等の委託事業を自治体より受託

教育研修クライアントの職員向け集合研修等

2020/3期累計実績



売上構成 P.36

介護、医療関連の専門性の高い法人との取引は全体の90％超

就労者の有資格者比率は約90％

38%

34%

12%

3%

13%

就労者保有資格

介護福祉士

無資格

その他資格

看護師（正・准）

介護職員初任者研修等（実務者研修、介護職員基礎研修、介護職員初任者研修、ホームヘルパー1・2・3級）

2020/3末現在

44%

18%

30%

8%

取引クライアント内訳

社会福祉法人

株式会社

医療法人

介護関連事業者

その他

2020/3末現在

＜入所系介護施設＞

・特別養護老人ホーム

・介護老人保健施設

・介護付及び住宅型有料老人ホーム

・グループホーム

<在宅系介護施設＞

・通所介護・デイケア・訪問介護・訪問看護・訪問入浴・ショートステイ

＜その他＞

・サービス付き高齢者向け住宅・小規模多機能型居宅介護・ケアハウス・養護老人ホーム・軽費老人ホーム・障がい者施設・保育園等

＜医療機関＞

・病院・クリニック等

取引クライアント* 約2,000ヶ所 *2020/3末

取引クライアント数の推移


取引クライアント P.37

ニーズに併せ、様々な介護・医療施設との取引実績

1,815

1,872

2,003

2,054

1,976

2016/3 2017/3 2018/3 2019/3 2020/3

業界環境


P.38


業界環境 P.39

新型コロナ禍により20年3月の介護関係職種有効求人数は4.4％減少（vs19年3月）も有効求人倍率は約4倍超と人手不足感は依然として高い

（出所）厚生労働省「職業安定業務統計」 ※2019/8最新数値

0.00

1.00

2.00

3.00

4.00

5.00

6.00

100,000

200,000

300,000

2015年3月 2016年3月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月

有効求人数（介護関係職種）有効求人倍率（全職業）有効求人倍率（介護関係職種）

介護サービス分野の有効求人倍率

(倍)(人)

介護需給の将来推計

1.60

1.80

2.00

2.20

2.40

2.60

2.80

3.00

3.20

2015 2025 2035

人材供給人材需要人材需要（成り行き）(百万人)

介護職不足の克服策

機器・IT導入等による労働負荷の軽減

機器導入・処遇改善等による離職率低下

高齢者など潜在的リソースの活用

介護予防・心身機能回復の取組推進

介護職の魅力向上

外国人人材の受入れ人材供給

需給ギャップ＊

79万人

（出所）* 一億総活躍社会・介護離職ゼロを実現しようとした場合の需要推計経済産業省経済産業政策局 2018年4月9日「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会報告書」なお、厚生労働省「第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」では、2025年の需給ギャップを約34万人としている

（介護職員不足の克服策ご参考）経済産業省経済産業政策局 2016年3月24日「将来の介護需要に即した介護サービス提供に関する研究会報告書」厚生労働省社会・援護局 2018年5月21日「第7期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」

需給ギャップ＊

43万人


業界環境 P.40

2035年の介護職の人手不足は79万人に到達予測

介護関連施設の人材確保状況

離職率比較

採用率の向上と離職率の低下。雇用管理改善の取組みが進んでいる

（出所）厚生労働省「介護労働の現状」


業界環境 P.41

離職率は低下傾向も産業計と比較してやや高い水準

21.0%

23.3%

21.7%20.6% 20.3%

19.4%

17.8%18.7%

14.2%14.8%

16.3%17.3%

16.3% 15.8% 16.0% 15.4%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

介護職員産業計

16.1%17.0% 16.6% 16.5% 16.5% 16.7% 16.2%

15.4%

14.4% 14.8%15.6% 15.5% 15.0% 15.0% 14.9% 14.6%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

介護職員産業計

採用率比較

当社の特徴・強み


P.42

強固な顧客基盤

マルチタスク担当制

高い経営効率

・長期にわたるクライアントとの信頼の醸成

・顧客関係は信頼ステージへ

・同じキャリアアドバイザーがスタッフとクライアントを担当

・ミスマッチを軽減

・事業所当たりの規模拡大

２

1

３


当社の特徴・強み P.43

分社化前の人材開発事業部時代に顧客基盤を開拓

◆多くのクライアントが10年超の取引実績

◆営業における新規開拓に割く時間は比較的短く、クライアントへの最新情報提供・広い人材ニーズの把握に注力

◆有資格登録者の多さが、さらにクライアントの信頼を醸成

◆分社化前の2001年より人材派遣事業を開始

◆46都道府県の施設より人材関連サービスの依頼が継続

人材派遣、人材紹介の求人数約54,000件*

Manedgeの求人数約2,000件**

対顧客関係は開拓ステージから長期信頼ステージへ移行


1.強固な顧客基盤 P.44

* 2020/3末時点求職者向けサービスサイトの求人件数

** 2020/3末時点介護事業者向け管理職人材紹介サービスサイトの求人件数

マルチタスク担当制の仕組み

事務・コーディネート・営業業務を同じキャリアアドバイザーが担当

登録スタッフ

コーディネート業務

事

務

業

務

営

業

業

務

派遣・紹介先

※キャリアドバイザー 132名（2020/3末）

双方の適正を同じ担当者が判断。最適なマッチングが実現3業務のサポート人員の配置による機能強化も促進

求人活動

求職活動

営業活動

求人依頼


2-1.マルチタスク担当制 P.45

強固な顧客基盤とマルチタスク担当制を軸とした好連動システム

高い有資格

者比率

マルチタスク

担当制

強い

顧客基盤

対顧客関係は長期信頼ステージにあり、介護知識をベースとした関係構築が可能

クライアントと登録スタッフのスキル・性格の相性を見極めてのマッチングが可能

有資格者など、質の高いスタッフを派遣できることで、クライアントからの信頼関係をさらに強化

当社の競争力は3つの要素が相互に影響して初めて成立


2-2.マルチタスク担当制 P.46

事業所数、事業所当たりの売上高推移

3.高い経営効率 P.47

82 82

116 119131

150

177

206215

226217

67 67

36 3636

34 32 3336 36 38

10

20

30

40

50

60

70

80

0

50

100

150

200

250

2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期 2014/3期 2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期

事業所当たり売上高（百万円）事業所数

2011/3期比 2.6倍大規模な経営効率の見直し


appendix


P.48

決算年月 2014/3期* 2015/3期* 2016/3期* 2016/3期** 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期

売上高（千円） 4,707,185 5,100,935 5,671,556 1,477,124 6,788,602 7,734,339 8,130,692 8,257,215

経常利益（千円） 174,557 242,838 328,512 90,672 455,026 490,181 417,758 357,267

当期純利益（千円）－－－ 61,587 300,149 322,242 272,127 226,075

資本金（千円）－－－ 100,000 100,000 100,000 275,421 290,473

発行済株式総数（株）－－－ 1,400,000 1,400,000 1,400,000 1,545,000 1,598,000

純資産額（千円）－－－ 761,587 1,061,736 1,355,978 1,943,948 2,130,387

総資産額（千円） 1,635,584 1,355,366 1,537,668 1,538,173 1,929,400 2,489,481 3,083,186 3,168,644

１株当たり純資産額（円）－－－ 543.99 758.38 968.56 1,258.22 1,333.21

１株当たり配当額（円）－－－－ 20 25 30 30

１株当たり当期純利益金額（円）－－－ 43.99 214.39 230.17 189.15 145.38

潜在株式調整後１株当たり

当期純利益金額（円）－－－－－－ 176.05 137.00

自己資本比率（％）－－－ 49.5 55.0 54.5 63.0 67.2

自己資本利益率（％）－－－ 8.4 32.9 26.7 16.5 11.1

配当性向（％）－－－－ 9.3 10.9 15.9 20.6

営業活動によるキャッシュ・フロー（千円）－－－ 108,535 315,453 513,817 298,533 107,731

投資活動によるキャッシュ・フロー（千円）－－－ △11,454 △22,625 △12,132 △20,289 △20,530

財務活動によるキャッシュ・フロー（千円）－－－－－ △28,000 295,042 △39,636

現金及び現金同等物の期末残高（千円）－－－ 586,902 879,730 1,353,415 1,926,701 1,974,266

従業員数（人）－－－ 146 158 178 186 199

*ツクイ「人材開発事業」セグメント **1-3月の3ヶ月決算


財務ハイライト P.49

＜お問い合わせ先＞

株式会社ツクイスタッフ経営戦略室Tel：045-842-4198

Mail：[email protected]

当資料は当社の業績及び経営戦略等に関する情報の提供を目的としており、当社が発行する有価証券の投資勧誘を目的としたものではありません。

当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策の実現を確約したり保証したりするものではありません。

当社の将来における事業内容や業績等は、様々な要因により実際の業績や結果とは大きくことなる可能性があります。


Disclaimer P.50

Documents

2020年3月期決算説明資料...2020/05/14 · 0.2 0.6 1.0 1.4 20/3期 当初計画 20/3期実績 紹介件数* 1.0 1.2 0.6 1.0 1.4 20/3当初計画 実績 紹介単価* 20/3期2Q

2020年3月期決算説明資料...2020/05/14 · 0.2 0.6 1.0 1.4 20/3期当初計画 20/3期実績紹介件数* 1.0 1.2 0.6 1.0 1.4 20/3当初計画実績紹介単価* 20/3期2Q