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平成29年度 授業計画(シラバス) - tohto.ac.jp · PDF file授業計画(シラバス) ―平成29年度入学生用― 東都医療大学 ヒューマンケア学部看護学科

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授業計画(シラバス)

―平成 29 年度入学生用―

東 都 医 療 大 学

ヒューマンケア学部看護学科

学籍番号 氏名

平成 29 年度

<教育理念>

本学は、生命を尊重し、人間の尊厳と基本的権利を理解するとともに、学問的基

礎の上に専門的な実践能力をもち、地域の保健・医療・福祉の担い手としてリーダ

ーシップを発揮し、学問の発展にも貢献できる医療人を育成することを教育理念と

する。

<教育目標>

1.生命を尊重し、人間の尊厳と基本的権利を理解できる豊かな人間性を涵養

する。

2. 看護学の基礎的な知識・技術・態度を修得し、ヒューマンケアの理念に基

づいた実践ができる基礎的能力を育成する。

3. 保健・医療・福祉の重要な担い手としての役割を認識し、自己研鑽すると

ともに、リーダーシップを発揮できる基礎的能力を育成する。

4. 看護にかかわる諸問題を科学的に探求し、将来看護学の発展に貢献できる

基礎的能力を育成する。

<学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)>

以下の能力を身につけた学生を輩出する。

1.看護専門職としての倫理観を身につけ、生命および人を尊重する姿勢:

「専門職として守るべき規範・原理・規則を身につけている」「人間の生命を尊び、

基本的権利を守る姿勢を持っている」「倫理的な判断に基づいて行動できる」

2.ヒューンケアの理念に基づき、保健・医療・福祉チームの一員として貢献できる

能力:

「ヒューマンケアの意味と価値を理解している」「看護の対象となる人々の健康維

持・増進のために必要な専門知識・技能を主体的・継続的に学習できる」「保健・

医療・福祉の分野における看護の役割と機能を認識し、看護専門職としての力を発

揮できる基礎的能力を有している」

3.看護および看護にかかわる広い領域の問題に対する探究心を持ち、この領域の発

展に寄与できる能力:

「医療・看護の現象を科学的に探求する基礎的能力を有している」「根拠に基づい

た、より質の高い看護実践を行うため、専門分野の応用を考えることができる」「自

らの問題を見出し、筋道を立てて解決できる」

<教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)>

「自己教育力」「科学的探求力」「看護実践力」「マネジメント力」「地域貢献力」「国

際力」をヒューマンケア能力育成のために必要な要素として、これらを高めること

により、より高い「ヒューマンケア力」を育成できるとし、すべての授業科目で 7

つのカの 1つ以上を強く意識した内容とする。

1.看護師課程の授業科目区分

ヒューマンケアの基礎科目群・看護の基礎科目群・看護専門科目群の 3区分とし、

ヒューマンケアを土台とし、看護の専門性を積み上げることにより、質の高いヒュ

ーマンケア実践家としての知識・技術・態度の育成を目指す。

(1) ヒューマンケアの基礎科目群

『人間形成の基礎』『自然の理解』『学習・自己教育の基礎』『異文化理解』の 4

分野を配置し、特に「自己教育力」「科学的探求力」「地域貢献力」「国際力」を養

うことによりヒューマンケアの基礎能力の修得を目指す。

(2) 看護の基礎科目群

『健康の理解』『社会と環境の理解』の 2分野とし、特に「科学的探究力」「看護

実践力」の基礎となる科目を配置する。看護の主要な要素である〔健康〕とそれを

はぐくむ〔環境〕について理解を深め、専門科目につなぐ知識の修得を目指す。

(3) 看護専門科目群

『看護の基礎』『ライフステージと看護』『健康レベルと看護』『社会生活と看護』

『看護の統合と発展』の 5分野を配置する。全ての看護分野において必要な知識・

技術を体系的に修得するとともに、<概論><援助論><実習>を通してヒューマンケア

を意識づけることにより、ヒューマンケアの基礎科目で培った「自己教育力」「科

学的探求力」「地域貢献力」「国際力」をさらに強化し、「看護実践力」「マネジメン

トカ」を加えて高いレベルの「ヒューマンケア力」の修得を目指す。

2.保健師助産師専門科目群

(1) 保健師課程

保健師に必要な専門性の高い知識、技術に関する科目を配置し、保健師としてヒ

ューマンケアを実践できる能力の修得を目指す。

(2) 助産師課程

助産師として専門性の高い知識、技術に関する科目を配置し、助産師としてヒュー

マンケアを実践できる能力の修得を目指す。

授業計画(シラバス)の利用方法について ○ この小冊子は、東都医療大学ヒューマンケア学部看護学科において平成 28 年度に開講する授業科目の

内容を示した授業計画(シラバス)である。 ○ 各学期に履修する授業科目を選択する際や学習の準備をするための資料として利用していただきたい。

学生事務局

事務局学生

履修登録の申請

オリエンテーション

履修登録申請科目の確認

登録確定後の授業に出席

履修登録上の注意事項 ① 選択必修及び選択科目については、受講者数の制限のあるものがある。 ② 選択科目については、受講者数が一定の人数に達しない場合は、開講しないことが

ある。 ③ 履修登録を完了した後の履修の変更・追加は、原則として認めない。 ④ 履修する授業科目は、原則として、それぞれの学年の各学期に配当されている科目

の中から選択する。 ⑤ 選択必修科目及び選択科目については、上級年次に配当されている授業科目を選択

することもできるが、受講者数が多い場合は、上級年次を優先する。 ⑥ 一度単位を修得した授業科目は、再び履修することはできない。

授業開始

必修科目教科書の購入

登録確定後、

選択科目教科書の購入

*各日程については、別途掲示等で連絡する。

「履修科目登録」の申請から確定まで

履修科目等について、チュ

ーターと相談(選択科目に

ついては、この期間は登録

予定の授業に出席)

申請した科目について、事

務局で確認後正式登録手続 (「受講者数に制限のある科目」「受講者数が一定の人数に達しない科目」等の調整期間)

科目名 科目コード 開講時期 開講学年 必修

又は

選択

単位( h)

担当教員名 電子メール オフィスアワー

この科目を担当する教員名です。

複数担当の場合は科目の責任者

を筆頭にし※印を付けています。

左の科目責任者のアドレスです。

責任者以外のアドレスはシラバスの巻末

で確認してください。

学生が相談や指導を受けたい場合に、ほ

ぼ確実に連絡がとれる時間帯です。さら

に、事前連絡があれば記載時間外でも対

応できます。

授業の概要

この科目のねらいや概要などについて簡単に説明しています。

キーワード 到達目標

この科目の特徴を示す言葉です。こ

のキーワードをもとに文献を調べ

たり、教科書を読んで授業前の予習

などに役立ててください。

この科目の履修によって、学生が何をどの程度学修できることが期待されるかを具

体的に記載しています。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

講 義 、 演

習、実習、

グ ル ー プ

ワ ー ク 等

授 業 形 態

を 示 し ま

す。

教科書ページ数以外に、

レポート作成や図書・文

献検索等、予習・復習の

ための内容、準備資料等

について記載されてい

ます。

(教科書は○教 で、参考

書は○参 で示していま

す)

○○*

名前に *

は助手を

示しま

す。

15

教科書、参考書

教科書 ここに記載された図書は、この科目の履修に必要不可欠なものです。また、この科目だけでなく、他

の科目や実習等とも深く関連していきます。必ず購入して、自己学習にも役立ててください。

参考書 ここに記載された図書も教科書同様、この科目だけでなく、他の科目や実習等とも深く関連していき

ます。折に触れて読んでいくことが望まれます。

受講要件

この科目の受講に際し、履修済みであることが条件となる(要件を満たしていないと受講できない)科目名などが記載

されています。ない場合は「特にありません」と記載されています。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

担当教員からのメッセージ

受講にあたり、担当教員から学生に伝えておきたいことなどが記載されています。

到達目標との関連で、学生個々

の成績評価がどのように行われ

るのかを具体的に示してありま

す。

授業回数を示します。原則と

して、1単位 15時間なら 8回、

1単位 30 時間、2単位 30 時間

なら 15 回、2 単位 60 時間な

ら 30 回です。

学生が各回の授業がどのように展開されるのかイメージを

つかみやすいように、各回の授業内容の概略が記載されて

います。

シラバスの見方

授業科目 目次 ヒューマンケア概論 1

心理学 3

倫理と医療 5

人間の生き方(渋沢栄一) 7

法学(日本国憲法を含む) 9

生活科学 11

社会学 13

医療の歴史 15

生活と芸術 17

生涯スポーツⅠ 19

生涯スポーツⅡ 21

化学基礎 23

化学 25

生物学基礎 26

生物学 27

統計学入門 29

物理学 31

情報処理 33

大学入門講座 35

情報学基礎 37

日本語表現とコミュニケーション 39

東都フロンティア 41

ボランティア活動論 43

基礎英語 45

実践英語 47

国際コミュニケーション(フランス語) 49

国際コミュニケーション(中国語) 51

手話入門 53

身体の構造・機能Ⅰ 55

身体の構造・機能Ⅱ 57

免疫・感染学 59

病理学 61

病態と治療Ⅰ 63

病態と治療Ⅱ 65

公衆衛生学 67

看護学概論 69

こころの健康 71

ヒューマンケアと看護 73

フィジカルアセスメント 75

生活援助論Ⅰ 77

生活援助論Ⅱ 79

基礎看護学実習Ⅰ 81

ウェルネス期看護論 83

地域の健康と看護Ⅰ 84

資 料 目 次

資料-1 進度予定表

資料-2 教育課程等の概要

資料-3 メールアドレス / オフィスアワー

1

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位

(15h)ヒューマンケア概論 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

今川詢子 随時:授業終了直後以外は、電話または

メールで事前連絡ください

授業の概要

人の命や人間の尊厳に対する畏敬の念と高い倫理観に裏打ちされた医療ケアであるヒューマンケアとは何かを学ぶための導

入科目である。将来ヒューマンケアの実践者となる者としての基本的な考え方や姿勢を学ぶ。

キーワード 到達目標

ヒューマンケア

ケアリング

倫理

生命の尊厳

対象の尊重

ヒューマンケアの概要と基本的課題(人間理解・ヒューマンケアの在り方)について理解する。

1.ヒューマンケアの概要を理解し説明できる。

2.傾聴、理解的態度がとれる。

3.生命の尊厳、対象を尊重した支援が考えられる。

4.看護職の役割を説明できる。

5.自分なりのヒューマンケア観を概念化し、表現できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

オリエンテーション‘この授業で何を学ぶか’

人間とは、人の一生:「生」「老い」「死」

講義 生の意義・老い・死を見

つめ、多様な人の生き方

を学ぶ 今川

2

人間理解

自己と他者

集団場面における自己と他者の役割 (グループワーク)

演習 演習を通して自己および

他者を尊重するというこ

との意味について学ぶ

3 ケア(ケアリング)

ヒューマン(ヒューマニティ)

講義 ケアリングの基本概念に

ついて学ぶ

4 ケアの理解

聴く・伝える・分かり合う

演習 ゲームを通して傾聴、伝

える理解することを学ぶ

5 患者・家族・医療・看護者間のヒューマンケア 講義 ヒューマンケアの在り方

を学ぶ

6 ヒューマンケアの実際

対象の尊重と必要なケアついて(事例検討グループワーク)

講義

演習

演習シートより、ヒュー-マンケアの視点で関わる

人々についての分析・考

察の実施。グループワー

ク内容のまとめ

7

8

学習のまとめ

ヒューマンケアとは何か

ヒューマンケアにおける看護職の役割

演習

講義

発表会

まとめ

教科書、参考書

教科書 講義時の配布資料

参考書

○参 1.ジーン・ワトソン:ワトソン 21 世紀の看護論、日本看護協会出版会,2005

○参 2.ミルトン・メイヤロフ:ケアの本質,ゆるみ出版,1993

○参 3.ヒューマンケア共同出版研究会/編:実習実践のためのヒューマンケア入門、金芳堂、2003

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 70% 30% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

ヒューマンケアは看護実践上あらゆることに対しての基盤となるものです。本授業による学びは看護観や職業観育成

のための良い機会となります。積極的な授業への参加を期待しています。

1

2

MEMO

2

3

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 2 単位(30h)心理学 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

神野英明 授業終了後 10 分間および

別途掲示のオフィスアワー

授業の概要

人間の「こころ」に関する研究の歴史を概観し、主要な理論の理念、観点、方法論の違いを明らかにする。

それら諸理論についての知識をもとに他者理解の場面でいかに応用できるか、その可能性と限界についても検討し、紹

介する。

キーワード 到達目標

精神分析学

行動主義心理学

認知心理学

人間性心理学

生理学的心理学

発達心理学

パーソナリティ心理学

一般目標

1.他者理解の能力を養うために心理学の主要な理論の概要を理解し、日常生

活や臨床場面で活用できるようにする。

行動目標

2.主要な心理学理論の理念、観点、方法論について概説できる。

3.他者理解の場面において、参考になる理論や学説を取捨選択し活用できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 オリエンテーション

知識と教養 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

2 心理学とは何か 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

3 精神分析学派 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

4 自己防衛機制 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

5 精神分析療法 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

6 行動主義心理学 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

7 新行動主義心理学 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

3

4

8 認知心理学

行動療法 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

9 認知行動療法

リラクセーション技法講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

10 人間性心理学

欲求段階説 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

11

人間性心理学

カウンセリング理論

パーソンセンタード・アプローチ

講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

12 生理学的心理学

ストレス学説講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

13 発達心理学 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

14 パーソナリティ心理学 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

15 まとめと補足 講義

ノート整理と教科書の

該当箇所精読による復

神野

教科書、参考書

教科書 ○教 ナイジェル・C・ベンソン:『マンガ 心理学入門』,講談社(ブルーバックス)

参考書

授業中に適宜紹介する。

参考資料及び講義スライドはウェブサイトに提示(URL 及びパスワードは初回授業の際に連絡しま

す)。

受講要件

疑問点や関心を持った点について、能動的に質問したり調べたりする学習姿勢が望まれる。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

100% 0% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この授業は一部マスメディアで紹介されているような、「簡単な質問やしぐさで人の心理がわかる」といった安易な期待

には応えられません。将来の臨床家として、一定のエビデンスに基づいた人間理解の方法について学び、その実践がい

かに困難であるかということを理解してもらえればと思っています。

4

5

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2 単位(30h)倫理と医療 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

岡野 浩 授業終了後に質問等を

受け付けます

授業の概要

医療技術と生命工学のめまぐるしい程の進歩は、私たちに多くの恩恵をもたらすとともに、深刻な態度決定を迫るよ

うな様々な問題にも直面させることとなった。この授業では、新たな死の形としての脳死や移植医療、高度な延命医療

とその是非、また生殖補助医療や遺伝子操作等の問題についての基本的な理解を構築するとともに、日本及び世界の動

向にも目を向けながら、医療行為を通じて確保、実現されるべき<生命の質(quality of life)>、その意味について

考えていきたい。

講義形式で行うが、重要なトピックや問題については、適宜授業内、ホームワーク等として実施するアンケート、小論

文を通じて受講者にも意見を求めながら進めていきます。

キーワード 到達目標

生命の尊厳

患者の利益

自己決定

告知

生命の質(quality of life)

生命の選別

本講義では特に人間の死と、誕生をめぐる医療に焦点を当て、今日の生命倫理の基

本的な論点を示す具体的な事件、事例について考える事で、医療専門職として、ま

た一人の社会人として備えておくべき基本的な見識の涵養を目指したい。

・達成課題

1.生命倫理をめぐる様々な問題を理解する上で求められる倫理学の考え方につい

て基本的な理解を構築する。

2.移植医療や、安楽死、また生殖補助医療等の重要トピックについて学び、それら

の問題を常に<自ら引き受けて考える姿勢>を身に着ける。

3.複数回実施する小レポートを通じて、具体的な問題について自らの見解を根拠を

明確にしつつ論ずることが出来るようになる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

授業方法、概要についての説明。生命倫理のあるトピックを

取り上げアンケートに答えてもらう。

講義 復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

2

<生命倫理>とは何か(1)

いわゆる<生命倫理(bioethics)>が創始された経緯と

背景について理解する。

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

3

<生命倫理>とは何か(2)

「人間の尊厳」と「社会的効用」をめぐる伝統的倫理学説

について学び、現実の諸問題について考える基本的な視座

を獲得する。

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

4

脳死と臓器移植をめぐる問題(1)

脳死とは何か・・・<新しい死>の創出をめぐって

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

5

脳死と臓器移植をめぐる問題②(2)

改正臓器移植法と脳死臓器移植をめぐって

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

6

脳死と臓器移植をめぐる問題(3)

移植医療の根本的問題

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

7

安楽死をめぐる問題(1)

安楽死の種類と方法、その問題点 講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

5

6

8

安楽死をめぐる問題(2)

事例研究を通じて考える

<生命の質(quality of life)>をめぐる問題

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

9

尊厳ある死とは何か(1)

<尊厳死(dignified death)>の一般的定義と問題点 講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

10

尊厳ある死とは何か(2)

<尊厳死>=<良き死>に含意されるものをめぐる問題

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

11

尊厳ある死とは何か(3)

<尊厳死>=<良き死>に含意されるものをめぐる問題

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

12

体外受精と代理母(1)

生殖補助技術の進歩と<誕生する命>の尊厳との葛藤 講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

13

体外受精と代理母(2)

事例研究と諸外国における法整備の現状について 講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

14

ヒトはいつから人間と言えるのか

ヒト胚の処遇をめぐる問題講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

15

遺伝子診断、出世以前診断 そして、人工妊娠中絶をめぐる

問題

講義 予習→配布資料を読む

復習→授業メモ・疑問点

等を整理

岡野

教科書、参考書

教科書

特にテキストは使用せず、授業時に配布するレジュメ、資料を使って行います。

従って、配布するレジュメ、資料は教科書に代わるものなので、授業時にいつでも取り出して参照で

きるよう、各自使いやすい仕方でファイリングして下さい。

参考書

○参 H.T.エンゲルハート、H.ヨナス他著,加藤尚武,飯田宣之編:バイオエシックスの基礎-欧米の「生

命倫理」論,東海大学出版会

他にも授業時に適宜紹介します。

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 0% 20%

(複数回実施)0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

受講に際しては特に専門的知識は必要としませんが、医療専門職を目指す受講者においては、日頃から生命倫理をめ

ぐる諸問題にインターネットや新聞、テレビ等のメディアを通じて注意を向ける習慣を持つように心がけて下さい。ま

た、この授業で取り上げる問題は、どれも医療従事者として、また一人の社会人として受講者自身が直面する可能性の

あるものばかりなので、それらの問題を<単なる授業上のトピック>としてのみとらえるのではなく、常に<自らに引

き受けて考える>緊張感を持って授業に参加して下さい。授業をより実りあるものにする為にも意欲的な発言、質問は

歓迎します。また、この授業では毎回授業に先立つ形で、次回以降に学習する問題や事例等の資料も配布してゆくので、

受講者はあらかじめそれらに目を通し、授業の進み行きの見通しを持って授業に臨む習慣を持つようにしてください。

6

7

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(15h)人間の生き方(渋沢栄一) 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

片桐庸夫 講義前後適宜

授業の概要

天保 11 年(1840)、現在の深谷市血洗島に生まれた渋沢栄一の生涯は、我が国近代の歩みとオーバーラップし、さまざ

まな現代的課題を喚起する材料に満ちています。産業経済の分野に限らず、福祉・医療・教育・日米親善・国際平和活

動等々、その活動は多岐にわたり、まさに近代日本を創造した人物存在です。渋沢栄一は、昭和 6 年(1931)11 月 11

日、享年 92 歳で亡くなりますが、その生涯の歩みをたどりながら、渋沢栄一の果した役割やその人間的魅力に迫ってい

きたいと思います。

キーワード 到達目標

論語と算盤 1.幕末・維新期から今日に至る我が国近代の歩みについて理解を深める。

2.近代化の過程で渋沢栄一の果たした役割について理解を深める。

3.渋沢栄一の思想と行動について理解を深める。

4.挫折の中から人生の道を切り開いた人間の生き方から示唆を得る。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 過激なる攘夷主義者

高崎城乗っ取り・横浜異人館焼き討ちを企図する栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

2 一橋家で大活躍

家業の藍玉販売でつちかわれた能力を発揮する栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

3 西欧近代という経験

自由で平等な社会と民業の振興に思いをいたす栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

4 新たな国作りへ

大蔵官僚として数々の改革に従事する栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

5 銀行創業

日本最初の民間銀行である第一国立銀行を設立する栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

6 事上磨錬の人生

学問と実践、道徳と経済の両立をめざす栄一

講義 該当ページを読んでお

片桐

7 渋沢栄一の考え方・生き方を現代にどう生かすか

みずからを見つめながら考える

講義 該当ページを読んでお

片桐

8 まとめ 講義 片桐

教科書、参考書

教科書 ○教 渋沢秀雄:『渋沢栄一』,渋沢青淵記念財団竜門社

参考書

渋沢栄一の著作で現在入手可能なものとして

○参 岩波文庫版『雨夜譚』・角川ソフィア文庫版『論語と算盤』『渋沢百訓』など

○参 片桐「渋沢栄一の国民外交」藤原書店

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 0% 0% 0% 30% 100%

担当教員からのメッセージ

相手の話をよく聞くこと。人間交際の第一歩であり、学問を志す者の最低条件です。講義に集中して下さい。

授業の進め方、内容、評価等については授業の時に説明します。

7

8

MEMO

8

9

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 2 単位(30h)法学(日本国憲法を含む) 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

平田陽一 授業中の質疑で対応

授業の概要

憲法は近代国家(政府)を創設するための法であるが、特に政府が守るべき法として制定されたものである。これは

立憲主義という考え方に基づいている。この立憲主義を理解することが、わが国の法律の理解にとって、そして人権の

実現にとって必要なことを学ぶ。

キーワード 到達目標

自然法思想(自然権)

近代立憲主義

日本国の主権者の 1人として責任をもって行動することができるようになること。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

人間と法則 講義 ノートで

講義内容を復習

平田

2

法と道徳 講義 同上 平田

3

近代法の思想的背景(自然法思想) 講義 同上 平田

4

近代立憲主義 講義 同上 平田

5

憲法の基本原理(国民主権主義) 講義 同上 平田

6

憲法の基本原理(人権尊重主義)

(1)自然権と人権

講義 同上 平田

7

憲法の基本原理(人権尊重主義)

(2)自由権

講義 同上 平田

9

10

8

憲法の基本原理(人権尊重主義)

(3)社会権

講義 ノートで

講義内容を復習

平田

9

憲法の基本原理(権力分立主義)

(1)国会

講義 同上 平田

10

憲法の基本原理(権力分立主義)

(2)内閣

講義 同上 平田

11

憲法の基本原理(権力分立主義)

(3)裁判所

講義 同上 平田

12

憲法の基本原理(平和主義) 講義 同上 平田

13

憲法改正 講義 同上 平田

14

法律(刑法・民法・その他) 講義 同上 平田

15

まとめ 講義 同上 平田

教科書、参考書

教科書 教科書は使用しません。

参考書 長谷部恭男著「法とは何か」河出ブックス

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 100% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

よい社会を作るためには国民が憲法を正しく理解し、そしてよく考えて行動しなければなりません。しっかりと憲法を

勉強して下さい。

10

11

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(15h)生活科学 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

鴨下澄子 授業終了後に質問等を受付

授業の概要

超高齢社会である現代、日本人の家族構成や家庭環境は大きく変化した。そのような中、ハンディキャップを持つ人

もそうでない人も、日常生活をより良い状態にするために必要な社会関係や生活技術を学ぶ。特に、衣・食・住におけ

る基本的な生活を維持・向上するための看護職の役割について、理解を深める。

キーワード 到達目標

家族関係

家庭経済

社会環境

衣・食・住

生活の質の向上

1.現代の家族構成や家庭環境に秘められた問題点を説明できる

2.衣・食・住における基本的な生活を説明できる

3.生活の質を向上させるための看護職の役割を理解できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 現代の日本が抱える問題

変動する社会と家族関係、家庭経済

講義 プリント配布 鴨下

2 食生活(1)

食生活と健康

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

3 食生活(2)

ライフステージ別の食生活における看護職の役割

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

4 食生活(3)

ライフステージ別の食生活における看護職の役割

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

5 衣生活

被服と看護職の関係

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

6 住生活(1)

身体特性の変化と生活空間

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

7 住生活(2)

安全で快適な住まいづくりにおける看護職の役割

小テスト

講義

小テスト解説

プリント配布

鴨下

8

まとめ ~身近な人をみつめて~

現在の目と看護師の目、それぞれの目からみた衣・食・住

の比較・考察

小テスト

まとめ

小テスト解説

レポート作成

鴨下

教科書、参考書

教科書 プリント配布、スライド

参考書 授業中に適宜紹介

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 35% 50% 0% 15% 100%

担当教員からのメッセージ

個々人の生活を全般的に見つめ、より良い状態に保つことは、予防医学の第一歩です。健康寿命を延ばすための効果

的な方法は何か、一緒に考えましょう。

11

12

MEMO

12

13

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 2 単位(30h)社会学 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

神野英明 授業終了後 10 分間および

別途掲示のオフィスアワー

授業の概要

人間の社会的存在としての側面に焦点を当てながら、社会学の方法論的基礎および主要な理論・論考を紹介する。さら

に現代社会におけるヒューマンケアの意味を行為論・相互作用論・集団論・人間関係論等を通じて明確化し、看護職等

に求められる社会学的視点の基礎を学ぶ。

キーワード 到達目標

行為論

相互作用論

集団論

人間関係論

家族

環境

臨床

1.理論社会学的な基礎事項について説明できる。

① 具体的事象について行為論的考察ができる。

② 具体的事象について相互作用論的考察ができる。

③ 具体的事象について集団論的考察ができる。

④ 具体的事象について人間関係論的考察ができる。

2.応用社会学の方法論的基礎を理解し説明できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 オリエンテーション 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

2 社会とは

社会学とは講義

ノート整理と振り返り

による復習神野

3

~理論社会学の基礎~

行為論

・行為の類型

講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

4 ・行為の目的論 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

5 ・欲求と満足 講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

6

相互作用論

・社会規範

・社会化

講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

7 ・役割論 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

13

14

8 集団論

・官僚制講義

ノート整理と振り返り

による復習 神野

9 ・テーラーシステム 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

10 人間関係論 講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

11 ~応用社会学の基礎~

家族社会学 講義

ノート整理と振り返り

による復習神野

12 環境社会学 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

13 医療社会学 講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

14 臨床社会学・理解社会学 講義 ノート整理と振り返り

による復習神野

15 まとめ 講義 ノート整理と振り返り

による復習 神野

教科書、参考書

教科書 ○教 森下伸也:『社会学がわかる事典』,日本実業出版社

参考書 授業中に適宜紹介する。

受講要件

社会学について高い関心を持ち、積極的に発言・討論を行う意欲のある学生。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 50% 50% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

毎回、講義と質疑応答、グループ討論を交えながら授業を進めていく予定。

受講生が主体的に考え、発言し、討論することを通して理解が深まる授業です。

14

15

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(15h)医療の歴史 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

早川朝子 授業終了後

授業の概要

どのような歴史的経過を経て、医療が今日の水準にまで発展するに至ったのかを概観します。ヨーロッパを中心に、ヒ

ポクラテスやガレノスによる古代の医学の成果、医学の進歩があまりみられなかった中世の医学・医療をめぐる状況、

そして近代以降に医学が目覚ましい発展を遂げていく過程を学びます。また日本についても、江戸時代を中心に、それ

まで支配的だった中国の医学・医療の伝統、ならびに西洋医学の伝来とその影響をみていきます。

キーワード 到達目標

人体解剖 外科学の世紀

血液循環 麻酔と消毒技術

体液病理説

1. 医学の発展に貢献した主要な人物とその功績を習得する。

2. 医学の歴史における出来事を、古代から現代までの大まかな歴史の流れの中に

位置づけて理解する。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 時代区分:古代、中世、近代

西洋古代の医学の成果:ヒポクラテスとガレノス

講義 早川

2

人体解剖

中世の大学で行われた解剖実習

アンドレアス・ヴェサリウスによる人体解剖

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

3

血液循環の発見 - ウィリアム・ハーヴェイ

毛細血管の発見、輸血、血液型の発見

エックス線の発見

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

4 前近代の外科治療、瀉血

麻酔の開発:公開実験、無痛分娩の試み、華岡青洲

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

5 産褥熱、イグナーツ・ゼンメルワイスの試み

消毒技術の確立 - ジョーゼフ・リスター

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

6

疫病の大流行:ペスト、梅毒

病気の原因となる細菌・微生物の発見

病気を予防するためのワクチン開発と天然痘

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

7

江戸時代の日本の医学

中国の医学・医療の伝統

蘭方医学の流入、『解体新書』

講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

8 まとめ 講義 前回のプリントやノー

トを見ておく

早川

教科書、参考書

教科書 指定しません。プリントを配付します。

参考書 ○参 1. スティーブ・パーカー著, 千葉喜久枝訳:医療の歴史, 創元社, 2016 年

○参 2. アン・ルーニー著, 立木勝訳:医学は歴史をどう変えてきたか, 東京書籍, 2014 年

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 0% 0% 0% 30% 100%

担当教員からのメッセージ

歴史は暗記科目のイメージが強いかと思いますが、この授業では暗記力は必要ありません。文字資料だけでなく、画像

や映像を通して過去のことを学んでいきますので、過去の出来事に興味があり、その時代を生きた人々に思いを巡らす

ことのできる学生を歓迎します。学習内容は、参加学生の興味・関心など状況に応じて変更する場合もあります。

15

16

MEMO

16

17

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(30h)生活と芸術 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

茂山十郎 授業終了後に質問等を

受け付けます

授業の概要

座学では「道徳」の教材の音読。実技では狂言の実演。学生一人一人のプレゼンテーション能力が上がります。プレゼ

ン発表能力が高まれば自信につながり相乗効果が期待できます。

キーワード 到達目標

能楽

道徳

狂言

・人前で堂々と発表できる自信と度胸が身に付きます。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

陰・陽 講義 プリント 茂山

2

序・破 講義 プリント 茂山

3

真・行 講義 プリント 茂山

4

守・離 講義 プリント 茂山

5

舞 演習 プリント 茂山

6

舞 演習 プリント 茂山

7

舞 演習 プリント 茂山

8

狂言の詞・科白・台詞 講義 プリント 茂山

17

18

9

笑いと泣き 講義 プリント 茂山

10

褻(け)と晴(はれ) 講義 プリント 茂山

11

狂言の言葉 講義 プリント 茂山

12

狂言の実習 演習 プリント 茂山

13

狂言の実習 演習 プリント 茂山

14

狂言の実習 演習 プリント 茂山

15

まとめ 講義 プリント 茂山

教科書、参考書

教科書 特にありません

参考書 特にありません

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

100% 0% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

授業を楽しみましょう。苦しいことでも楽しみましょう。

18

19

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(30h)生涯スポーツⅠ 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

谷代一哉 授業終了後

授業の概要

近年、生活習慣病と呼ばれる疾病が社会的にも大きな問題となっているが、これらは過食や「運動不足」が原因とも

言われている。また適度な「身体活動(運動)」は、身体のみならず、精神の健康も向上させることが言われている。そ

こで、本授業において、講義では、「解剖学」「運動生理学」および「トレーニングの理論」の基礎を学び、生涯にわた

る自分自身の健康を築ける能力を養うことを目的とする。また実技においては、講義で学んだ知識を元に、楽しみなが

ら体を動かすことを実践し、その大切さを理解する。

キーワード 到達目標

「身体活動」

「体育」

「スポーツ」

「体力」

「生活習慣病」

「トレーニングの理論」

「バドミントン」

1.運動の必要性を学ぶ

2.身体の構造を学ぶ

3.運動不足による疾病を学ぶ

4.運動の楽しさを実感する

5.自分自身の体力を知る

6.運動実技の技術を高める

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

オリエンテーションガイダンス

スポーツとは?「競技スポーツ」および「健康スポーツ」に

ついて

講義

教室

特になし 谷代

2

「体力」とは?近年の体力の傾向について

体力測定の方法について

講義

教室

新聞およびネットなど

で「体力」について調べ

ておくこと。

谷代

3

体力測定(1)

筋力・柔軟性・敏捷性・持久性

実技

体育館

復習として、正しい「体

力測定法」を整理してお

くこと。

谷代

4

体力測定(2)

身体組成・形態測定など

実技

体育館

復習として自分自身の

身体特性(BMI)を調べて

おくこと。

谷代

5

バドミントン

基礎

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

6

バドミントン

応用

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

7

バドミントン

シングルス・ダブルスゲームなど

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

19

20

8

バドミントン

ゲーム形式(1)

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

9

バドミントン

ゲーム形式(2)

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

10

トレーニング理論について

最新のトレーニング事情について

講義

教室

自分自身の運動経験を

調べておくこと。

谷代

11

ストレッチング&フィットネストレーニング(1) 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

12

ストレッチング&フィットネストレーニング(2) 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

13

ストレッチング&フィットネストレーニング(3) 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

14

身体の構造および骨格筋の構造について 講義

教室

高校の理科・生物などで

習ったことを調べてお

くこと。

谷代

15

生活習慣病とは

疾病予防のための運動について

講義

教室

新聞およびネットなど

で現代の医療問題を知

らべておくこと。

谷代

教科書、参考書

教科書 特になし。

参考書 授業の際に説明します。

受講要件

実技の際は、運動のできる格好(ジャージなど)およびインシューズを準備のこと。

(ジーパンやスカートなどでの受講は認めない。)

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

50% 0% 30% 0% 20% 100%

担当教員からのメッセージ

「講義」では、なぜだろう?不思議だな?という気持ちを大切にして下さい。

「実技」では、しっかりからだを動かすこと、楽しむことを心がけて下さい。

20

21

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(30h)生涯スポーツⅡ 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

谷代一哉 授業終了後

授業の概要

近年、適度な身体活動(運動)が身体的な影響のみならず、精神的にも好影響を与えることが明らかになってきた。そ

の一方、現代人の身体活動(運動)量は低下し、その結果、「病気ではないが健康でもない」という人たちが増加してき

ている。そこで、本授業においては、生涯に亘って自分自身の健康を維持、増進する能力を養うことを目的とする。そ

のため、講義では「健康」にかかわる疾病や疾患の身近な話題から、運動の効果について話をし、運動の重要性を実感

し理解することを目的とする。

キーワード 到達目標

「フィットネス」

「身体活動」

「スポーツ」

「体力」

「トレーニングの理論」

1.運動の必要性を学ぶ

2.運動不足と疾病について学ぶ

3.運動機能と筋機能について学ぶ

4.運動の楽しさを実感する

5.自分自身の身体能力を知る

6.運動実技の技術を高める

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

オリエンテーションガイダンス

「フィットネス」の概念について

「健康スポーツ」について

講義

教室

特になし 谷代

2

「体力」について

高齢社会と中高年者の体力について

子どもの体力について

講義

教室

新聞およびネットなど

で「体力」について調べ

ておくこと。

谷代

3

体力測定(1)

筋力・柔軟性・敏捷性・持久性

実技

体育館

復習として、正しい「体

力測定法」を整理してお

くこと。

谷代

4

体力測定(2)

身体組成・形態測定など

実技

体育館

自分の身体特性(BMI)

を調べておく。

谷代

5

フィットネス&トレーニング

導入

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

6

フィットネス&トレーニング

基礎

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

7

フィットネス&トレーニング

応用

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

21

22

8

フィットネス&トレーニング

まとめ

実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

9

ボールゲームもしくはバドミントン 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

10

ボールゲームもしくはバドミントン 実技

体育館

自分自身の運動経験を

調べておくこと。

谷代

11

トレーニング理論について 講義

教室

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

12

ボールゲームもしくはバドミントン 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

13

ボールゲームもしくはバドミントン 実技

体育館

特になし

週に1,2回は軽い運動を

しておくこと。

谷代

14

身体の構造および骨格筋の構造について

運動と身体との関わりについて

講義

教室

高校の理科・生物などで

習ったことを調べてお

くこと。

谷代

15

生活習慣病とは

疾病予防のための運動について

まとめ

講義

教室

新聞およびネットなど

で現代の医療問題を知

らべておくこと。

谷代

教科書、参考書

教科書 特になし。

参考書 授業の際に説明します。

受講要件

実技の際は、運動のできる格好(ジャージなど)およびインシューズを準備のこと。

(ジーパンやスカートなどでの受講は認めない。)

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

50% 0% 30% 0% 20% 100%

担当教員からのメッセージ

「講義」では、なぜだろう?不思議だな?という気持ちを大切にして下さい。

「実技」では、しっかりからだを動かすこと、楽しむことを心がけて下さい。

22

23

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位 (30h)化学基礎 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※勝部憲一、神山吉輝

宮本浩行、久恒智博水/午後

授業の概要

元素の性質を理解し、分子の結合様式を理解する。モルの概念を把握し、モル濃度計算を学習する。酸・塩基、酸化還元

の原理を学ぶ。有機化合物の基本的な構造を官能基を中心に分子模型などを使用しながら学ぶ。

キーワード 到達目標

原子の構造

原子間の結合

分子間の結合

モル

酸と塩基、平衡

酸化と還元

有機化合物の基礎

1.元素の構造と主な元素の特徴を説明できる

2.モルとモル濃度の計算と説明ができる

3.酸・塩基と中和を説明できる

4.緩衝液を説明できる

5.酸化・還元を説明できる

6.炭化水素の基本構造を説明できる

7.有機化合物の主な官能基の構造と性質を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

原子の構造

電子殻の構造

元素と周期律表

講義・演習 ○教 第 1章・第 2 章

第 3章

配布プリント

勝部

2

生命と関係する主な元素

原子間結合(共有結合とイオン結合)

分子間結合(水素結合など)

問題演習

講義・演習 ○教 第 4章

配布プリント

神山

3

モルとは何か(アボガドロ数)

モルの計算

問題演習

講義・演習 ○教 第 5章

配布プリント

宮本

4

モル濃度の計算方法 講義・演習 ○教 第 5章

配布プリント

久恒

5

モル濃度の計算演習 講義・演習 ○教 第 5章

配布プリント

勝部

6

酸・塩基の解離と中和

演習

講義・演習 ○教 第 7章

配布プリント

久恒

7

酸・塩基の解離と中和の演習

弱酸・弱塩基と強酸・強塩基の塩

緩衝液の機序

講義・演習 ○教 第 7章

プリント

久恒

23

24

8

酸化数と化合物

酸化・還元と酸化数

演習

講義・演習 ○教 第 7章

配布プリント

宮本

9

生体に関係する無機化合物の酸化・還元

殺菌と酸化・還元

ラジカルと生体

講義・演習 ○教 第 7章

配布プリント

宮本

10

有機化合物

炭化水素(アルカン、アルケン)

演習

講義・演習 ○教 第8章

配布プリント

勝部

11

有機化合物

炭化水素の立体構造

演習

講義・演習 ○教 第 8章・第 9 章

配布プリント

勝部

12

有機化合物の基礎

炭化水素と異性体

講義・演習 ○教 第 8章

配布プリント

勝部

13

有機化合物の基礎

有機化合物の主な官能基

有機化合物の異性体

講義・演習 ○教 第 8章・第 9 章

配布プリント

神山

14

酸化と還元2

有機化合物の酸化・還元

講義・演習 ○教 第 7章

配布プリント

神山

15

酸化と還元3

有機化合物の酸化・還元

演習

講義・演習 ○教 第 10 章

配布プリント

神山

教科書、参考書

教科書 ○教 裳華房「コメディカル化学」斉藤・荒井・久保著

参考書 高校で使用した化学基礎、または化学の教科書を持参し、自習すること

受講要件

高校で化学基礎を履修してない者は必ず選択すること。「化学」(必修科目)は本講座を理解している前提で講義する。高

校の化学基礎を履修していても復習のために学習する者は歓迎する。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 10% 10% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

化学は生物学・物理学と並んで、医療の基礎となる学問です。是非理解を固めて専門基礎関係の科目に備えてください。

最初の講義で初期研修プログラムの一環としておこないます。

24

25

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1 単位 (15h)化学 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※勝部憲一、神山吉輝 水/午後

授業の概要

医療で重要な化学、特に有機化学を学ぶ。生体で利用される主な有機化合物(低分子および高分子)の構造を学ぶ。有機

化合物の分解・合成、酸塩基平衡を中心とした生体内化学反応の基礎を、酵素の性質とともに学ぶ。

キーワード 到達目標

炭化水素・官能基・異性体・糖

脂質・核酸・アミノ酸・タンパク質

1.炭化水素の基本構造を説明できる

2.有機化合物の主な官能基の構造と性質を説明できる

3.有機化合物の異性体の主な種類を説明できる

4.エネルギー源となる主な有機化合物の構造と性質を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 生体の有機化合物の基礎

炭素骨格を中心とした数え方と異性体

講義 ○教 第 8章

配布プリント

勝部

2

単糖・二糖類の構造と機能

六炭糖

主な多糖類

講義 ○教 第 12 章

配布プリント

勝部

3

核酸の構造と機能

五炭糖と核酸

主な核酸の種類

講義 ○教 第 14 章

配布プリント

勝部

4

脂質の構造と機能

中性脂肪

脂肪酸(飽和・不飽和)

講義 ○教 第 12 章

配布プリント

勝部

5

脂質の構造と機能

コレステロール

リン脂質

講義 ○教 第 12 章

配布プリント

勝部

6 アミノ酸の種類と構造

タンパク質と高次構造

講義 ○教 第 13 章

配布プリント

勝部

7 有機化合物の複合体と低分子化合物・元素 講義 ○教 第 11 章

配布プリント

勝部

8 まとめ・定期試験 講義 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教 裳華房「コメディカル化学」斉藤・荒井・久保著

参考書 高校で使用した化学基礎、または化学の教科書を持参し、自習すること

受講要件

この科目は化学基礎の内容を理解していることを前提として講義する。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 20% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

「化学基礎」で学ぶ理論化学、無機化学を基礎にして、「化学」では有機化学の基礎を学びます。「化学」は 2年で学ぶ栄

養生化学の基礎となる科目なので、しっかり学んでください。

25

26

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位 (15h)生物学基礎 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

田中秀和 授業終了後

授業の概要

原核生物・真核生物の特徴を理解して、主な細胞内小器官の構造と機能を学習する。遺伝情報を保存する核酸から情報を

引き出し、発現させる機序を学ぶ。多細胞生物の構造や機能の階層性を理解し、組織や器官構築の基礎を学ぶ。体内恒常

性の原理を内分泌・自律神経系を中心に学ぶ。

キーワード 到達目標

原核細胞・真核細胞

細胞小器官と細胞骨格

遺伝情報の保持と発現

細胞分裂

細胞・組織・器官

体液循環・体内環境の恒常性

1.原核細胞と真核細胞の相違と起源を説明できる

2.細胞の基本構造と小器官の機能を説明できる

3.細胞分裂と細胞周期を説明できる

4.体内の水環境と循環を説明できる

5.体内恒常性(ホメオスタシス)と周期性変化の基本を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

生命とはなにか(ヒト、細菌、ウイルスなど)

原核細胞と真核細胞の相違

細胞膜と細胞小器官の構造と役割

講義 ○教 :p.12-21 田中

2

細胞小器官と細胞骨格の構造と役割

単細胞生物と多細胞生物の相違

遺伝情報と DNA の構造の関係(ゲノム)

講義 ○教 :p.21-36 田中

3

遺伝情報の保持(複製機構)

遺伝情報の発現(転写と翻訳)

細胞分裂と細胞周期(有糸分裂と減数分裂)

講義 ○教 :p.85-111 田中

4 細胞・組織・器官と階層性

体液循環・血液の組成と役割

講義 ○教 :p.60-72 田中

5

体液循環

心臓と肺循環・体循環

リンパ系の構造と機能

講義 ○教 :p.176-183 田中

6 体内環境の恒常性

内分泌と自律神経 1(副腎とストレス)

講義 ○教 :p.194-201 田中

7 体内環境の恒常性

内分泌と自律神経 2(間脳と下垂体による制御)

講義 ○教 :p.191-193 田中

8 まとめ

定期試験

講義 田中

教科書、参考書

教科書 ○教 ≪系統看護学講座 基礎分野≫生物学,医学書院

参考書 ○参 ≪系統看護学 専門基礎分野≫解剖生理学,医学書院

受講要件

高校で生物基礎を履修してない者は必ず選択すること。「生物」(必修科目)は本講座を理解している前提で講義する。高

校の生物基礎を履修していても復習のために学習する者は歓迎する。 成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表 その他 合計

90% 10% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

生物基礎では細胞の基本構造と機能を学び、体液・内分泌・神経を中心に体内恒常性の基本を理解します。「生物」学習

の前提となるだけでなく、「身体の構造と機能 I」「身体の構造と機能 II」とも連動する科目なので、確実に理解してくだ

さい。最初の内容は幕張初期研修プログラムの一環としておこないます。

26

27

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1 単位 (15h)生物学 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

田中秀和 授業終了後

授業の概要

医療で重要な生物学を学ぶ。脊椎動物を中心に発生学の基礎を学び、ほ乳類など胎盤動物の発生を学ぶ。染色体の構成と

細胞分裂の関係を学び、優性遺伝・劣性遺伝などのメンデル遺伝法則を学ぶ。さらに伴性遺伝の原理や血液型に代表され

る複対立遺伝など複雑な遺伝法則についてヒト遺伝を中心に学習する。

キーワード 到達目標

メンデルの遺伝則

優性遺伝・劣性遺伝

伴性遺伝

生殖と受精

身体の発生

1.原核細胞と真核細胞の相違と起源を説明できる

2.細胞の基本構造と小器官の機能を説明できる

3.細胞分裂と細胞周期を説明できる

4.体内の水環境と循環を説明できる

5.体内恒常性(ホメオスタシス)と周期性変化の基本を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 有性生殖と無性生殖・相同染色体と性染色体

減数分裂と受精・メンデルの遺伝則

講義 ○教 :p.134-142 田中

2 優性遺伝と劣性遺伝・遺伝における浸透率とヒト遺伝

伴性遺伝・複対立遺伝子と血液型

講義 ○教 :p.74-87 田中

3 生殖の構造と調節・生殖の基礎

胎盤類生殖(ヒトを含む)の特徴

講義 ○教 :p.155-162 田中

4 生殖器と内分泌・神経の制御

排卵・受精と着床

講義 ○教 :p.155-162 田中

5

発生 1

原腸陥入と 3 胚葉

神経管形成と軸構造の形成

講義 配布プリント 田中

6

発生 2

体節・脊索と中胚葉器官の発生

外胚葉と神経管の発生(中枢神経系)

神経堤の発生(末梢神経系)

講義 配布プリント 田中

7

発生 3

内胚葉と消化器・呼吸器の発生

血管と心臓の発生

講義 配布プリント 田中

8 まとめ 講義 田中

教科書、参考書

教科書 ○教 ≪系統看護学講座 基礎分野≫生物学,医学書院

参考書 ○参 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫解剖生理学,医学書院

受講要件

この科目は生物基礎の内容を理解していることを前提として講義する。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表 その他 合計

90% 10% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

生物では遺伝学と染色体、および生殖・発生学を主に扱います。ヒトの発生学に関する内容は解剖生理学(481-512)を

参考にしてください。「身体の構造と機能 I」「身体の構造と機能 II」とも連動する科目なので、確実に理解してください。

27

28

MEMO

28

29

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位

(30h) 統計学入門 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

神山吉輝 金/16:30~17:30

授業の概要

統計学はデータの取り扱い方を考える学問である。データの取り扱い方を学び、考えることは、保健医療分野で働く

ためには必須と言える。この授業では、統計学の入り口にあたる部分を学習する。まず、統計学とは何か、保健・医療

に統計がどう役立つのか、を理解する。次に統計データのまとめ方、また、回帰・関連・統計的推定や検定といった統

計学の基本的手法を理解し、説明し、実施できるようにする。

キーワード 到達目標 ※一般目標と行動目標を合わせて書く

量的データ・質的データ

度数分布表・ヒストグラム

代表値・散布度

正規分布

相関係数

推定

検定

1.量的データと質的データの違いについて説明できる。

2.様々なグラフの使い分けについて説明できる。

3.度数分布表とヒストグラムについて説明できる。

4.代表値(平均値・中央値・最頻値)と散布度(分散・標準偏差 等)について説

明し、算出できる。

5.正規分布について説明できる。

6.相関係数と回帰直線について説明できる。

7.統計的推定について説明できる。

8.統計的検定について説明でき、簡単なものを実施できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

統計データの種類とグラフ(1)

量的データ・質的データ

講義 ○教 :p.149-150 神山

2

統計データの種類とグラフ(2)

度数分布表とヒストグラム等

講義 ○教 :p.150-153 神山

3

データの代表値

算術平均値・幾何平均値・中央値・最頻値

講義 ○教 :p.153-155 神山

4

データの散布度

分散・標準偏差・範囲・四分偏差

講義 ○教 :p.156-158 神山

5

正規分布の特徴

正規分布・標準正規分布

講義 ○教 :p.158-162 神山

6

相関係数と回帰係数 講義 ○教 :p.162-164 神山

7

推定の考え方 講義 ○教 :p.164 神山

29

30

8

検定の考え方(1) 講義 ○教 :p.164-167 神山

9

検定の考え方(2) 講義 ○教 :p.164-167 神山

10

χ2(カイ 2乗)検定 (1)

クロス集計表とχ2(カイ 2 乗)検定

講義 ○教 :p.167-171 神山

11

χ2(カイ 2乗)検定 (2)

クロス集計表とχ2(カイ 2 乗)検定

講義 ○教 :p.167-171 神山

12

t 検定 講義 ○教 :p.171-172 神山

13

その他の検定 講義 神山

14

コンピュータ演習 演習 プリントを配布 神山

15

コンピュータ演習 演習 プリントを配布 神山

教科書、参考書

教科書 ○教 浅野嘉延著:楽しく学べる!看護系学生のための疫学・保健統計,第 2 版,南山堂,2013

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

60% 30% 10% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

わかりにくいところがあったら、質問に来てください。

30

31

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位 (15h)物理学 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※勝部憲一、神山吉輝 水/午後

授業の概要

物体運動(直線運動、回転運動)の基礎について学ぶ。波動については電磁波と音波の性質を学び、物質との相互作用を

知る。原子核の回転と磁気の関係を学ぶ。元素同位体について学習し、放射性同位元素の性質を学ぶ。

キーワード 到達目標

直線運動

回転運動

波動

電磁波

放射線

1.物体運動と運動方程式を説明できる

2.回転運動について説明できる

3.各種の波動の特徴を説明できる

4.電磁波について説明できる

5.各種の放射線を説明できる

6.放射性同位元素の特徴を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 物体運動

速度・加速度と運動方程式

講義 配布プリント 神山

2 物体運動

速度・加速度と運動方程式

講義 配布プリント 神山

3 物体運動

速度・加速度と運動方程式

講義 配布プリント 神山

4 物体運動

回転運動と角速度

講義 配布プリント 神山

5 波の性質

音の性質と超音波画像診断

講義 配布プリント 勝部

6 波の性質

電磁波と画像診断技術

講義 配布プリント 勝部

7 波の性質

原子と医療(診断と治療)

講義 配布プリント 勝部

8 まとめ 講義 勝部

教科書、参考書

教科書 配布プリント(教科書は指定しない)

参考書 ○参 ≪系統看護学講座 基礎分野≫物理学,医学書院

受講要件

高校で数学ⅡBを履修し、微分・積分の基礎を理解していること。本科目では運動方程式を微積分を用いて講義する。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 50% 50% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

看護を中心とした医療に必要な物理現象を学びます。特に物体運動、波動、電磁波・放射線について学びます。参考書と

して指定した教科書に準拠して講義しますが、なくても学習できるようにします。ただし高校時代の数学 IIB の教科書を

持参してください。

31

32

MEMO

32

33

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(30h)情報処理 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

井門俊治 授業終了後に質問等

受け付けます

キーワード 到達目標

インターネット利用

メールの送受信

ファイルの作成

Word による文書作成

Excel による表計算とグラフ

Web ページの作成

プレゼンテーション資料の作成

1.コンピュータを安全に使える。

2.インターネットを安全に使える。個人情報の保護に注意できる。

3.メールの送受信ができる。

4.Word による文書作成ができる。

5.Excel による表計算とグラフ作成ができる。

6.Web ページを作成できる(Word,Excel から、html の編集から)。

7.パワーポイントファイルの作成と発表のための効果を使える。

授業の概要

コンピュータに関する基礎的な知識と実践的な技術を学ぶ。下記の内容について学ぶ。実習も行う。

コンピュータとインターネットの仕組みと使い方

○情報処理の倫理的な問題、インターネットの詐欺、などから身を守るために

○メールの送受信

○オフィスの利用(ワード、エクセル)

○Web ページの作成

○パワーポイントファイルの作成

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

大学のコンピュータの利用方法

インターネットの仕組みと利用法

メールの送受信

講義と実習 ○教 第 1章 井門

2

インターネットの仕組みと利用法

情報倫理(身を守るために、また他人を傷つけないために)

メールの送受信

講義と実習 ○教 第 1章 井門

3

ワードを使った文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

ファイルの名前と拡張子について学ぶ。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

4

文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

ファイルの名前と拡張子について学ぶ。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

5

Excel による表計算の実施

セルの書式の設定と表示(重要)

講義と実習 ○教 第 3章 井門

6

Excel による表計算の実施

オートフィル機能(重要)

講義と実習 ○教 第 3章 井門

7

Excel による表計算の実施

関数とグラフの使い方

講義と実習 ○教 第 3章 井門

33

34

8

Excel による表計算の実施

実践的な事例を学ぶ

講義と実習 ○教 第 3章 井門

9

Excel による表計算の実施

実践的な事例を学ぶ

講義と実習 ○教 第 3章 井門

10

html による Web ページ作成 講義と実習 ○教 第 4章 井門

11

html による Web ページ作成

ワード・エクセルとの連携

講義と実習 ○教 第 4章 井門

12

パワーポイントファイルの作成

文字と写真、イメージの入力

講義と実習 ○教 第 5章 井門

13

パワーポイントファイルの作成

サウンドなどの効果

講義と実習 ○教 第 5章 井門

14

パワーポイントファイルの作成

アニメーションの利用

講義と実習 ○教 第 5章 井門

15

オフィスデータの統合的な使い方

差し込み印刷、データベース機能、検索

講義と実習 ○教 第 1-5章 井門

教科書、参考書

教科書 ○教 「文科系のためのコンピュータリテラシ[第 6版]」,サイエンス社

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 0% 20% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

前期の情報学基礎では、コンピュータやネットの使い方の基礎を学びましたが、後期のこの科目ではさらに発展的な学

習を行います。情報処理の利用技術は、繰り返し行うことで、習熟度が増し、用意されている技術を関連して使えるよ

うになってきます。また、インターネット、コンピュータの世界で話題になっている最新事情も紹介していきます。

34

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2 単位

(30h)大学入門講座 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※松澤、中村、照沼、吉田

佐藤、岩﨑、荒木、須田

辻脇、市原、石沢、赤石

關、小曾根、永井、浅井

鈴木(祐)、平塚 他

シラバスのオフィスアワー一覧で

各教員の時間を確認して下さい

授業の概要

大学生活への適応を促進し、自己教育力を高めるための基盤を学ぶ。本学の教育理念を理解し、シラバスの活用方法、

講義・演習の受け方、レポートの書き方、学習における役割や課題達成のためのルール、ポートフォリオの考え方など、

本学における学習力・生活力を向上するために必要なスキルを学ぶ。

キーワード 到達目標

自学自習、ノートライティング

レポートの書き方

コミュニケーション

ディスカッション

プレゼンテーション

情報リテラシー、マナー

ポートフォリオ

1.大学における学習の方法が理解できる。

2.大学生として学内・学外の指導者と適切なコミュニケーションを取る方法を理解

し、実践できる。

3.グループワークにおける役割を理解し、課題遂行のために自ら行動できる。

4.課題達成のためのルールを理解し、実践できる。

5.東都医療大学の教育理念を理解し、学ぶ意義を見出すことができる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

科目ガイダンス

教育研修ガイダンス

大学生としての講義の受け方、学習の方法 1

・大学における学習のルール ・コミュニーション

・個人ワークとグループワーク(グループダイナミックス)

・プレゼンテーション、資料作成の方法

ポートフォリオについて

講義 シラバス

○教 p8-11,p88-94

○教 p116-123, p72-87

勝部

松澤

中村

2

教育研修 1

アイスブレークとゲームワーク(1)

演習 資料は演習時に提示

します

初回講義の学習方法

を理解して臨んで下

さい

佐藤

市原

平塚

チューター

3

教育研修 2

アイスブレークとゲームワーク(2)

演習

4

教育研修 3

アイスブレークとゲームワーク(3)

演習

5

教育研修 4 【幕張】

理事長講演と講演に基づくグループワーク(1)

演習 幕張研修のオリエン

テーション資料を

よく読んで臨んで下

さい

効果的なグループワ

ークを実践して下さ

佐藤

市原

平塚

チューター

6

教育研修 5 【幕張】

理事長講演と講演に基づくグループワーク(2)

演習

7

教育研修 6 【幕張】

理事長講演と講演に基づくグループワーク(3)

演習

35

8

大学生としての講義の受け方、学習の方法 2 【幕張】

・予習、復習の方法 ・ノートライティング

・自学自習の仕方 ・レポートの書き方とルール

講義

○教 p8-11, p12-51

p88-94,p116-123

中村

9

大学生としての講義の受け方、学習の方法 3

・資料、文献検索方法(データベース、検索エンジン)

・情報リテラシー

・教員との連絡の取り方、研究室訪室時のマナー

・電子メールの扱い

ゼミナール学習ガイダンス

講義 ○教 p52-71,

p116-123

松澤

中村

司書:長塚

10

ゼミナール学習 1

・提示されたテーマから、深めたい内容を決定し、関連する

文献や書籍を検索する。

演習

担当教員ごとに

提示します

照沼

吉田

佐藤

岩﨑

荒木

須田

松澤

辻脇

中村

市原

赤石

石沢

小曾根

浅井

永井

鈴木(祐)

平塚 他

11

ゼミナール学習 2

・文献検索で探した 1つの研究文献を精読し、要約、理解し

た内容と疑問点をレポートにまとめる。

演習

担当教員ごとに

提示します

12

ゼミナール学習 3

・指導教員にメールにてアポイントメントを取り、個別指導

を受ける日時を決める。

・まとめたレポートに対する指導を受ける。

演習

担当教員ごとに

提示します

13

ゼミナール学習 4

・各自が調べた内容を発表し、学習成果を共有する。

演習

グループ

ワーク

相手に伝えること、相

手の話しを聞くこと

を実践して下さい

14

ゼミナール学習 5

・プレゼンテーション資料を作成する

演習

グループ

ワーク

成果を上手に伝える

工夫をして下さい

15

ゼミナール学習 6

発表会

・学習の成果をプレゼンテーションする

・発表会の運営をする

演習/発表

○教 p72-87

積極的なディスカッ

ションを行って下さ

教科書、参考書

教科書 ○教 世界思想社編集部編:大学生 学びのハンドブック(3訂版),世界思想社,2015

参考書

○参 1.前原澄子監修:看護学生のためのよくわかる大学での学び方,金芳堂,2014

○参 2.江原勝幸:看護学生のためのレポートの書き方教室,照林社,2015

○参 3.佐藤望編著:アカデミックスキルズ,大学生のための知的技法入門(第 2版),慶応義塾大学出

版会,2012

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 70% 30% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

・大学で学ぶための学習方法の基礎を養います。ここで学ぶスキルは 4年間を通して活用しますので、効果的な学習が

できるように、しっかりと身につけて下さい。

・グループ編成、担当教員は別途配付する資料で確認して下さい。

・ゼミナール学習は、担当教員ごとに学習時間を設定します。

36

37

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1 単位(30h)情報学基礎 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

井門俊治 授業終了後に質問等

受け付けます

キーワード 到達目標

インターネット利用

メールの送受信

Word による文書作成

Excel による表計算とグラフ

1.コンピュータを安全に使える。

2.インターネットを安全に使える。個人情報の保護に注意できる。

3.メールの送受信ができる。

4.Word による文書作成ができる。

5.Excel による表計算とグラフ作成ができる。

授業の概要

コンピュータに関する基礎的な知識を学ぶ。個人情報の保護の観点からネットの安全性や、機密保護の概要を説明する。

情報学の学習を通して科学的、論理的思考法を学ぶ。

下記の内容について学ぶ。実習も行う。

○コンピュータとインターネットの仕組みと使い方

○情報処理の倫理的な問題、インターネットの詐欺、などから身を守るために

○文書処理(ワード)

○表計算(エクセル)

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

大学のコンピュータの利用方法

インターネットの仕組みと利用法

メールの送受信

講義と実習 ○教 第 1章 井門

2

インターネットの仕組みと利用法

情報倫理(身を守るために、また他人を傷つけないために)

メールの送受信

講義と実習 ○教 第 1章 井門

3

ワードを使った文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

ファイルの名前と拡張子について学ぶ。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

4

文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

ファイルの名前と拡張子について学ぶ。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

5

文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

6

文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

7

文書の作成

教科書の例題に沿って、進めていく。

講義と実習 ○教 第 2章 井門

37

38

8

Excelによる表計算の実施

セルの書式の設定と表示(重要)

講義と実習 ○教第3章 井門

9

Excelによる表計算の実施

オートフィル機能(重要)

講義と実習 ○教第3章 井門

10

Excelによる表計算の実施

関数の使い方(重要)

講義と実習 ○教第3章 井門

11

Excelによる表計算の実施

関数の使い方

講義と実習 ○教第3章 井門

12

Excelによる表計算の実施

グラフの作成

講義と実習 ○教第3章 井門

13

Excelによる表計算の実施

グラフの作成、データベース機能

講義と実習 ○教第3章 井門

14

WordとExcelの統合的な使い方

(グラフの差込など)

講義と実習 ○教第2章と第3章 井門

15

WordとExcelの統合的な使い方

(差込印刷など)

講義と実習 ○教第2章と第3章 井門

教科書、参考書

教科書 ○教「文科系のためのコンピュータリテラシ[第6版]」,サイエンス社

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 0% 20% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

情報処理の技術は、今後の大学での講義や実習において、繰り返し使う技術です。また、今の社会生活、職業生活では必須のも

のです。ファイル作成を繰り返し行うことで、確実に上達していきます。

38

39

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h)日本語表現とコミュニケーション 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

大野祐子、藤本 薫 授業終了後

授業の概要

看護の業務において、多種多様な人々のコミュニケーションを円滑にするために、日本語の運用能力を磨くことは重要でありま

す。この授業では、第三者にもわかりやすい客観的で理論的な文章の書き方を習得することに重点をおいて進めます。また、敬

語の使い方や語彙力をつけるために小テストも実施します。

コミュニケーションの基本的な理論とそのスキルについて実践をとおして学びます。

キーワード 到達目標

日本語能力

理論的な文章の書き方

敬語の使い方

信頼関係つくり

傾聴のスキル

共感のスキル

承認のスキル

質問のスキル

1.レポートなどの理論的な文章を書く際の基本的なルールを習得する

2.私的な文章と公的な文章の違いを理解する

3.複数の文献を参照、引用しながら、自分の考えを述べる書き方を身につける

4.コミュニケーションに必要な信頼関係をつくりや基本的なコミュニケーションスキル

の実践をとおして、看護にいかすコミュニケーション技法の基礎とする。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

文章作成における基本事項について 講義 大野

2

論理的な文章にふさわしい文体について 講義

小テスト

テキスト該当頁を見てお

くこと

大野

3

第1回目のレポートの出題と説明 講義

小テスト

大野

4

レポート提出 各自レポートについての意見交換 グループ

ワーク

レポート提出厳守

(提出がないと授業に参

加できません)

大野

5

第2回目のレポートの出題と説明 講義

小テスト

大野

6

敬語の使い方 講義

小テスト

配布資料をみておくこと 大野

7

レポート提出 各自レポートについての意見交換 グループ

ワーク

レポート提出厳守

(提出がないと授業に参

加できません)

大野

39

40

8

まとめ(習得度の確認) 講義 大野

9

コミュニケーションとは

信頼関係をつくる①

演習 当日、プリントを配布 藤本

10

コミュニケーションとは

信頼関係をつくる②

演習 当日、プリントを配布

課題 1

藤本

11

コミュニケーションスキル(1)

傾聴、共感

演習 当日、プリントを配布 藤本

12

コミュニケーションスキル(2)

ポジティブなフィードバック、承認

演習 当日、プリントを配布

課題1:学んだことを実

践し、レポートする。

藤本

13

コミュニケーションスキル(3)

質問①

演習 当日、プリントを配布 藤本

14

コミュニケーションスキル(3)

質問②

演習 当日、プリントを配布

課題 2:学んだことを実

践し、レポートする。

藤本

15

看護に用いられるコミュニケーションの手法 講義 当日、プリントを配布 藤本

教科書、参考書

教科書 ○教清水明美他:Practical日本語 文章表現-成功する型-改訂版,おうふう,2011

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 15% 65% 0% 20% 100%

担当教員からのメッセージ

いつでもその時々にふさわしい「ことば」を取り出せるように、自分のなかの「ことば」を豊かに持ってほしいと思います。

40

41

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1単位 (15h)東都フロンティア 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※今川、照沼、吉田

佐藤、岩崎、荒木

松澤、辻脇

随時:授業終了直後以外は、電話

又はメールで事前に連絡を下さい

授業の概要

人々の関心や期待が高い健康に着目し、看護の視点から常に新しいことに挑戦する「フロンティア」精神をもち、先進医療や看

護の将来性や可能性、課題について学習する動機づけとする。

キーワード 到達目標

健康

看護

先進医療

1.保健・医療・福祉における課題を理解する。

2.保健・医療・福祉の発展の方向を知る。

3.より高い健康を目指した社会的取り組みについて知る。

4.将来の看護の可能性について知る。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 基礎看護学の現状と課題 講義 配布プリント 松澤

2 小児看護学の現状と課題 講義 配布プリント 吉田

3 成人看護学の現状と課題 講義 配布プリント 荒木

4 高齢者看護学の現状と課題 講義 配布プリント 佐藤

5 母性看護学・助産学の現状と課題 講義 配布プリント 岩崎

6 精神看護学の現状と課題 講義 配布プリント 辻脇

7 在宅看護学(含:公衆衛生看護学)の現状と課題 講義 配布プリント 照沼

8

未来の看護の姿と看護に求められるもの:グループワーク 演習 7回までの講義内容を踏ま

えて、課題について検討・

討議する。

今川

教科書、参考書

教科書 講義時の配布資料

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 80% 20% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

東都フロンティアは、各領域の教員が、看護の展望や今後の看護の在り方を専門性の中で語ります。積極的な授業への参加を期

待しています。

41

42

MEMO

42

43

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2単位

(45h)ボランティア活動論 前・後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※今川詢子、野村政子

保科寧子 随時

キーワード 到達目標 ※一般目標と行動目標を合わせて書く

ボランティア活動、NPO、国際ボラン

ティア、環境保護、災害支援、在日外

国人支援、障害者支援、貧困家庭支援、

地域貢献、ヒューマンケア

1.日本におけるボランティアの歴史と現状を理解する。

2.NPO、NGOの活動について理解する。

3.国際ボランティア、環境保護、災害支援の各テーマを通してボランティア活動につい

て理解を深める。

4.地域活動に参加することを通して人間の理解を深める。

5.ボランティア活動の理解と実際の体験を通して看護職が地域において果たすべき役割

と様々な活動主体と看護職の連携について考える力を養う。

授業の概要

ヒューマンケアの能力を高めるために必要な要素のうち「地域貢献力」を培うことを目的とする。ボランティア活動の歴史や

現状を知ることにより地域に生きる人々や社会に関心を深め、地域活動に参加することを通して看護の対象理解とヒューマンケ

アの根幹である人間の理解を深めることを意図している。今後の看護の専門科目である社会生活と看護へ志向をつなぐことも意

図している。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 オリエンテーション

アイスブレイク

ボランティアの定義を学ぶ。

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

日本におけるボランティアの歴史と概念

日本におけるボランティア活動に類する活動の概念や

歴史的経緯を知りボランティアに対する理解を深める。

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

日本におけるボランティア活動の動向と実際

社会福祉協議会のデータから日本のボランティア活動の

動向を知り、気づいた点について話し合う。

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

ボランティアのための組織

ボランティア団体・企業・社会福祉協議会

NPOについて知る。

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

ゲストス

ピーカー

5 国際的な活動を行うボランティアの取り組み 講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

6 環境保護とボランティア活動の関連 講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

7 災害支援を行うボランティアの取り組み 講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

8 ボランティア活動者の体験談

高齢者の支援を行うボランティア(深谷市での活動)

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

ゲストス

ピーカー

ボランティア活動者の体験談

外国人支援を行うボランティア

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

ゲストス

ピーカー

10

ボランティア活動者の体験談

フードバンク活動(貧困者への支援 埼玉県庁)の紹介

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

ゲストス

ピーカー

43

44

11

ボランティアを行うにあたってのアクセスの方法、

活動の留意点

アポイントの取り方、守秘義務やトラブル時の対応などを知る。

講義

演習

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

12

自分の関心のあるボランティア活動(グループワーク)

自分が関心を持っているボランティア活動やなぜその活動に関

心があるのかなどをグループメンバーに伝え共有する(活動への

アクセス方法なども調べ紹介する)。

演習 講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

保科

今川

野村

13

19

ボランティア活動の実際

(深谷市内及び学生の地元におけるボランティア活動)

実習

演習

各自地域でボランティア

活動を実施し、活動内容と

学んだことをレポートす

る。

今川

野村

20

実践したボランティア活動内容と学び(看護職が地域において果

たすべき役割)について(グループワーク)

演習 各自作成したレポートを

基に活動内容と学びにつ

いて検討する。

今川

野村

21

全体発表会資料の作成 演習 今川

野村

22

23

全体発表会

まとめ

「自分にとってボランティア活動とはどのようなものであるか」

についてグループで話し合い、各自が自分の考えを

ワークシートに記す。

演習

講義

発表会

講義時配布資料と演習シ

ートによる振り返り

今川

保科

野村

教科書、参考書

教科書 講義時の配布資料

参考書 ○参「学生のためのボランティア論」,大阪ボランティア協会

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他(参加態度) 合計

0% 0% 50% 50% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

ボランティア活動を知り、実際に経験することにより、看護の対象としての人間の理解を深めていきましょう。

44

45

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h)基礎英語 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

平井祥枝 授業終了後

授業の概要

本科目の授業では、各種の医療関連の事柄について考える上で必須となる基本知識を、英語の語彙・読解において多面的に学び

ます。各UnitのPre-reading,Reading,Exerciseが有機的に関連しており重層的に一つのテーマの理解が深まります。また、文

章の読解でインプットした英語の語彙・表現を、後期の実践英語で活用できることを目的にしています。医療の専門的な内容を

英語で理解するので、知らない単語を調べて、読解できない文を予めノートに書き出しておくといった予習が必要で、さらに、

授業の最初には前回の授業の復習のための小テストがあります。文法の復習をしながら、専門的な内容の英文読解力を高めてい

きます。

キーワード 到達目標

医療看護英語 グローバル化の進む現代社会において、医療・看護の現場でも世界共通語としての英語

の必要性が急速に高まっています。外国人観光客、就労者の増加で、そのニーズは今後

も高まることが予想されます。また、看護の専門職として海外で救援・支援の仕事に就

くこともあるでしょう。従って、医療現場でのプロフェッショナルとしての、医療看護

英語の基礎知識を身につけることを目標とします。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

医療従事者の知っておくべき基本

各種器官系の名称と患者の心理を理解する基礎

マズロウの人間の基本的欲求の階層

講義・演習 Basic for Health Care

Professional (Unit1

p.1-3)

文章を読む予習要

平井

2

消化器系:消化器系臓器の働き

内臓諸器官の用語

人の消化器系の役割と消化液、栄養素の消化過程

講義・演習

小テスト

The Digestive System:

How It Works (Unit2

p.7-9)

文章を読む予習要

平井

3

循環器系:心臓病

心臓の構造と各部名称、代表的心臓病について

心臓病の治療法

講義・演習

小テスト

The Cardiovascular

System: The heart, Pump

for Life-giving Blood

(Unit3 p.13-15)

文章を読む予習要

平井

4

神経系:神経障害と摂食障害

神経組織の用語、神経科学精神衛生、神経難病

講義・演習 The Neurological System:

Neuroscience (Unit4

p.19-21)

文章を読む予習要

平井

5

泌尿器系:腎臓移植

腎臓の各部の名称、腎臓の機能

腎臓移植手術がなされる実際の経過

講義・演習

小テスト

The Urinary System

Kidney Transplantation

(Unit5 p.25-27)

文章を読む予習要

平井

6

生殖器系:生殖技術

生殖器官や生殖支援テクノロジーに関する用語

不妊治療の実際と体外受精から代理母制度

講義・演習

小テスト

The Reproductive System

(Unit6 p.31-33)

文章を読む予習要

平井

7

骨格系:骨の健康

主要な骨格を構成する骨の名称

骨の健康維持と栄養、骨粗しょう症と予防

講義・演習

小テスト

The Skeletal System:

Bone Health (Unit7

p.37-39)

文章を読む予習要

平井

45

46

8

中間テスト

免疫系:アレルギー

アレルギーの種類や症状や食物アレルギーの原因となる食品、ア

レルギーの治療法について学びます。

講義・演習

小テスト

The Immune System:

Allergies (Unit8

p.43-45)

文章を読む予習要。

平井

9

内分泌系:糖尿病

内分泌器官の種類と役割、自己免疫病の種類と機序、

糖尿病の種類と原因などを学びます。

講義・演習

小テスト

The Endocrine System:

Diabetes (Unit9 p.49-51)

文章を読む予習要

平井

10

感染症の拡散予防

感染症の種類や原因となる病原体の名称、

感染症治療法

講義・演習

小テスト

Preventing the Spread of

Infectious Disease

(Unit10 p.55-57)

文章を読む予習要

平井

11

がんの診断技術

死因の順位とがん、

がんの新しい検査技術について学ぶ。

講義・演習

小テスト

Cancer Detection (Unit11

p.61-63)

文章を学ぶ予習要

平井

12

ロボット支援手術

外科手術に関する用語

ロボット支援外科手術の発展とメリット

講義・演習

小テスト

Robotic Surgery (Unit12

p.67-69)

文章を読む予習要

平井

13

遺伝子の研究による個別化医療

遺伝子に関した用語と、薬に対する生体反応の違い

個別の遺伝的特性に合わせた治療薬開発と現状

講義・演習

小テスト

From Genetic Search to

personalized Medicine

(Unit13 p.73-75)

文章を読む予習要

平井

14

臨床検査

臨床検査の目的と方法

治験参加者のリスクも含めて理解する

講義・演習

小テスト

Clinical Research

(Unit14 p.79-81)

文章を読む予習要

平井

15

老化:老人看護

高齢に伴う各種疾病と死亡原因

老年症候群、認知症、予兆とケアの現状

講義・演習

小テスト

Aging: Geriatric Nursing

(Unit15 p.85-87)

文章を読む予習要

平井

教科書、参考書

教科書 ○教西村月満他著:「医療の世界―基本情報と表現演習―」朝日出版社,2014

(Understanding Health Care by Tsukimaro Nishimura etc. Asahi Press)

参考書 特にありません

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 30% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

医療・看護英語の習得も、基礎的な英語の4技能(読む、書く、聴く、話す)の総合力があってこそ可能です。また、授業では

英語圏の文化・地理・習慣等にも触れるので、異文化への理解を深めて国際的な視野を養う機会になります。英語は、グローバ

ル化の進む現代社会で不可欠であると認識し、習得への目的意識を持って毎回の授業に臨んでください。

46

47

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h)実践英語 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

平井祥枝 授業終了後

授業の概要

本科目の授業では、医療関連の実際の場面で必須となる英語での基本的コミュニケーションを学びます。各 Unit の

Dialog,Listening,Exercise が有機的に関連しており重層的に一つのテーマでの会話表現を身に付けます。また、文章の読解で

インプットした英語の語彙・表現を、この実践英語でアウトプットすることを目的にしています。実際の医療の場面を想定して

必要な会話を学ぶので、知らない単語の発音と意味を調べて音読する予習が必要です。さらに、授業の最初には前回の授業の復

習のための小テストがありますから、何度も音読して復習してください。自分が必要な場面で、英語を聴き取れたり発話できる

ことを目標に音声中心の授業を展開していきます。

キーワード 到達目標

医療看護英語 グローバル化の進む現代社会において、医療・看護の現場でも世界共通語としての英語

の必要性が急速に高まっています。外国人観光客、就労者の増加で、そのニーズは今後

も高まることが予想されます。また、看護の専門職として海外で救援・支援の仕事に就

くこともあるでしょう。従って、医療現場でのプロフェッショナルとしての、医療看護

英語の基礎知識をもとに、実際の場面で会話できるレベルの英語運用能力を養うことを

目標とします。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

医療従事者の知っておくべき基本

医療従事者の英語表記を覚える

患者と看護師の会話、音楽と笑いでストレス解消

講義・演習 Basic for Health Care

Professional (Unit1

p.4-6)

会話を学ぶ予習要

平井

2

消化器系:消化器系臓器の働き

消化器系の各種病名、消化器症状に関する会話

ストレスと食生活の関連についての会話

講義・演習

小テスト

The Digestive System:

How It Works (Unit2

p.10-12)

会話を学ぶ予習要

平井

3

循環器系:心臓病

心臓病の種類と各種検査法、循環器系の会話

58歳で心臓発作から生還した女性のインタビュー

講義・演習

小テスト

The Cardiovascular

System: The heart, Pump

for Life-giving Blood

(Unit3 p.16-17)

会話を学ぶ予習要

平井

4

神経系:神経障害と摂食障害

各種神経疾患の名称、精神、神経関連の会話例

金縛りを経験した青年の体験を神経科学的に解説

講義・演習

小テスト

The Neurological System:

Neuroscience (Unit4

p.22-24)

会話を学ぶ予習要

平井

5

泌尿器系:腎臓移植

泌尿器系の名称と各種疾患、泌尿器疾患の会話例

腎臓移植を受けた患者の術後指導、健康管理

講義・演習

小テスト

The Urinary System

Kidney Transplantation

(Unit5 p.28-29)

会話を学ぶ予習要

平井

6

生殖器系:生殖技術

妊娠~分娩に関する用語、産婦人科関連の会話例

感染症専門看護師と看護学生の会話

講義・演習

小テスト

The Reproductive System

(Unit6 p.34-36)

会話を学ぶ予習要

平井

7

骨格系:骨の健康

整形外科関連の用語、整形外科関連の臨床会話例

肥満の子供を持つ母親と管理栄養士の会話

講義・演習

小テスト

The Skeletal System:

Bone Health (Unit7

p.40-41)

会話を学ぶ予習要

平井

47

48

8

中間テスト

免疫系:アレルギー

アレルギー関連の用語と会話表現を学びます。

子どものアレルギー症状に悩む母と看護師の会話。

講義・演習

小テスト

The Immune System:

Allergies (Unit8

p.46-47)

会話を学ぶ予習要。

平井

9

内分泌系:糖尿病

糖尿病の臨床症状、検査法など

糖尿病の娘を持つ母親と医者の会話。

講義・演習

小テスト

The Endocrine System:

Diabetes (Unit9 p.52-53)

会話を学ぶ予習要

平井

10

感染症の拡散予防

病原体の名称と伝染の様式と耐性菌の恐ろしさ

ウイルス感染の機序と特徴

講義・演習

小テスト

Preventing the Spread of

Infectious Disease

(Unit-10 p.58-59)

会話を学ぶ予習要

平井

11

がんの診断技術

各種のがんの検査法や検査器械、大腸がんと予防

講義・演習

小テスト

Cancer Detection (Unit11

p.64-65)

会話を学ぶ予習要

平井

12

ロボット支援手術

手術と手術室関連用語、手術に際した会話例

ロボット支援手術に望む2人の看護師の会話

講義・演習

小テスト

Robotic Surgery (Unit12

p.70-71)

会話を学ぶ予習要

平井

13

遺伝子の研究による個別化医療

遺伝子診断や染色体関連の用語

遺伝子研究の卒論学生と文学部学生の会話

講義・演習

小テスト

From Genetic Search to

personalized Medicine

(Unit13 p.76-77)

会話を学ぶ予習要

平井

14

治験

治験参加者と看護師の会話

講義・演習

小テスト

Clinical Research

(Unit 14 p.82-83)

会話を学ぶ予習要

平井

15

老化:老人看護

呼吸器と呼吸器感染、炎症に関する用語

認知症の父親の娘と医師の会話、ケアのポイント

講義・演習

小テスト

Aging: Geriatric Nursing

(Unit-15 p.88-89)

会話を学ぶ予習要

平井

教科書、参考書

教科書 ○教西村月満他編著:「医療の世界―基本情報と表現演習―」朝日出版,2014

(Understanding Health Care by Tsukimaro Nishimura etc. Asahi Press)

参考書 特にありません

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 30% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

医療・看護英語の習得も、基礎的な英語の4技能(読む、書く、聴く、話す)の総合力があってこそ可能です。また、授業では

英語圏の文化・地理・習慣等にも触れるので、異文化への理解を深めて国際的な視野を養う機会になります。英語は、グローバ

ル化の進む現代社会で不可欠であると認識し、習得への目的意識を持って毎回の授業に臨んでください。

48

49

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1単位 (30h) 国際コミュニケーション(フランス語) 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

授業の概要

言語手段としてのフランス語は依然重要で、世界で 2 億人以上のフランス語公用語圏が形成されている。フランス語圏では英語

圏と異なる文化が発展しており、フランス語の理解を通じてその地域の文化特性についても学ぶ。

キーワード 到達目標

フランス語

フランスの文化

フランスの地理と歴史

フランス語圏

1.フランス語の読み方・発音の仕方を修得する

2.フランス語の動詞活用を修得する

3.フランス語の代名詞用法を修得する

4.自分自身がフランス語で会話する

5.フランスやフランス語圏諸国の生活や文化を理解する

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

フランス語とフランス人・フランス文化の特性

フランス語でのアルファベ発音

自分の名前をフランス語アルファベで言う

フランス語の発音規則とつづりの特徴

演習 ○教P1〜P5

以下で重なるページは復

習あり

勝部

2

挨拶をしよう(1)

フランス語の発音規則とつづりの特徴

人称代名詞の基本

演習 ○教P6〜P8 勝部

3

挨拶をしよう(2)

フランス語の発音規則とつづりの特徴

動詞etre(be動詞)の活用

演習 ○教P6〜P8 勝部

4

年齢と家族(1)

名詞の性

数の数え方

動詞avoir(have)の活用

演習 ○教P8〜P10 勝部

5

年齢と家族(2)

フランス語の発音規則とつづりの特徴

不定冠詞と名詞

否定形

演習 ○教P8〜P10 勝部

6

好きなものを紹介しよう(1)

定冠詞と名詞

第1群規則動詞の活用(marcher, aimerなど)

演習 ○教P11〜12 勝部

7

好きなものを紹介しよう(2)

尋ねよう(疑問文のさまざまな作り方)

演習 ○教P11〜12 勝部

49

50

8

持ち物を言おう(1)

指示形容詞(このあの)・所有形容詞(私の彼の)

フランス語の発音規則とつづりの特徴

演習 ○教P13〜16 勝部

9

持ち物を言おう(2)

人称代名詞

自分の生活を紹介しよう

演習 ○教P13〜16 勝部

10

友達(1)

形容詞と名詞の位置関係

形容詞の基本(男性形と女性形)

演習 ○教P17〜18 勝部

11

友達(2)

形容詞の基本(複数形)

フランス語の発音規則とつづりの特徴

演習 ○教P17〜18 勝部

12

尋ねる(1)

疑問代名詞の使い方と答え方

第2群動詞の活用(faire, finir など)

演習 ○教P19〜20 勝部

13

尋ねる(2)

疑問副詞の使い方と答え方

venir(come)とaller(go)の活用

演習 ○教P19〜20 勝部

14

近い未来・過去について話そう

フランス語とフランス文化の特徴

演習 ○教P21〜24 勝部

15

時間や天候を言おう

フランス語とフランス文化の特徴

フランス語で会話しよう

演習 ○教P21〜24 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教 新東京—パリ、初飛行 Mon premier vol TOKYO-PARIS 新装改訂版(藤田、藤田、GILLET 駿河台出版社)

参考書

受講要件

語学に興味があり、欠席せずに勉学を継続できること(1回でも欠席すると理解しづらくなります)

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 60% 40% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

フランス語はインドヨーロッパ語族の一員で、英語とも密接な関わりがあります。しかしラテン語系に属すフランス語には英語

にない単語や語法も多数あります。フランス語の基礎を学ぶ過程で、言語の多様性の一旦を理解しましょう。またフランス文化

に固有な習慣についても随時取り上げていきます。

50

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1 単位(30h)国際コミュニケーション(中国語) 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

王 萍 授業終了後

授業の概要

中国語の発音から学びます。簡単な日常会話、挨拶、自己紹介を覚えてもらいます。なお、できれば医療現場での中

国語対応の内容を取り入れたいです。問診から各診療科の言い方や、体温、血圧など検診項目に関する単語も授業の内

容に合わせて練習します。

キーワード 到達目標

ピン音、四声、挨拶、名前、体調 1.簡単な挨拶

2.自分の名前

3.簡単な問診に関する単語

4.検査項目の言い方

5.診療科の指示などを言えるようにする

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

[発音編]1

1.中国および中国語のあれこれ(受講アンケートあり)

2.声調

3.単母音と子音

演習 ○教 P7~9(予習),P13(練

習)

以下同、予習・復習・練

習を含む P7~P9,P13

2

[発音編]2

1.複合母音・鼻母音

2.声調の組み合わせ

演習 ○教 P10~P13P10~P11,

P13

3

第 1課 あなたは日本人ですか

人称代名詞

“是”の文

(発音編の小テストあり)

演習 ○教 P14~P17P14~P15(予

習)

4

第 2課 あなたのお名前は

これは何ですか

体調はいかがでしょうか

演習 ○教 :P18~P21 王

5

第 3課 北京は寒いですか

形容詞の文

風邪みたいですね

演習 ○教 :P22~P25 王

6

第 4課 あなたのお誕生日は

数の数え方、数字・曜日などの言い方

体温は何度ですか

演習 ○教 :P25~P29 王

7

第 5課 何をしていますか どこに行く

動詞の文

血圧を測りますね

演習 ○教 :P30~P33 王

51

8

1.第1~5課までのまとめと小テスト(中間テスト)

2.DVD 鑑賞(予定)

テスト 王

9

第 6課 あなたは辞書を持っていますか

「所有」「場所」の言い方

薬局はここになります

演習 ○教 P34~P37P34~P35 王

10

第 7課 私は何々を買いたいのですが

「したい」の表現

(~の)検査をしたいですが

演習 ○教 P38~P41P37~P41 王

11

第 8課 あなたは中国料理をつくれますか

「できる」の表現

日本語はできますか

演習 ○教 :P42~P45 王

12

第 9課 あなたは広東料理を食べたことはありますか

「過去」の表現

以前、なにかご病気をされましたか

演習 ○教 :P46~P49 王

13

第 10 課 あなたは何が欲しいですか

「願望」の表現、「注文」の仕方

ご希望の病室はどんなタイプですか

演習 ○教 :P50~P53 王

14

総復習

1.中国語の特徴

2.日常の中で簡単な挨拶

3.簡単な医療現場の対応

演習 プリント 王

15

練習、質疑

DVD 鑑賞など

演習 王

教科書、参考書

教科書 ○教ほか:中国語 10 課,白水社,2016

参考書 特にありませんが、テストに紙媒体の辞書の持ち込みは許可する。

受講要件

時間厳守・継続的に学習できること

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

80% 20% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

ゼロからスタートの中国語ですので、誰でも簡単にはじめられます。簡単な会話や医療現場で使える単語や言葉の勉強

を通して、国際的なコミュニケーション能力を高めることにつながります。将来の仕事を据えて語学を生かしたい学生

にご受講をおすすめします。予習・復習もちろんのこと、たくさんの発音練習を積極的にすることが大事です。

52

53

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

選択 1単位 (30h)手話入門 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※照沼正子、岩田恵子 月~金/10:00~16:30

授業の概要

手話の技術と手話を通して聴覚障害者の生活について考え、学ぶ。本科目では外国語と同様に、ひとつの言語文化として手話の

学びを深める。

日常生活に関する手話を中心に学ぶ。また、医療施設等において必要な表現を学び、聴覚障害者が安心して保健医療福祉関係の

施設・機関等を活用できるように、基本的なコミュニケーション方法を身につける。

キーワード 到達目標

手話

聴覚障害

ろう者

1.手話と音声言語の違いを理解する。

2.聴覚障害の特性を理解する。

3.手話による日常生活会話を習得する。

4.看護に必要な基本的手話を習得する。

5.ろう者の生活と文化を理解する。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

聴覚障害者の一日の生活を理解し、「聞こえない」という障害へ

の理解を深める。

様々なものを身振り手振りで伝えあう。

講義

実技 ○教: 照沼

岩田

2

挨拶

自分の名前、自己紹介

講義

実技 ○教: 岩田

3

疑問詞「何?」の使い方 講義

実技

○教: 岩田

4

家族構成の手話

疑問詞「誰?」の使い方

講義

実技

○教: 岩田

5

数の手話

疑問詞「いくつ?」「いくら?」の使い方

講義

実技

○教: 岩田

6

疑問詞「いつ?」の使い方 講義

実技

○教: 岩田

7

疑問詞「いつ?」の使い方 講義

実技

○教: 岩田

53

54

8

都道府県、市町村等、住所に関する手話

疑問詞「どこ?」の使い方

講義

実技

○教: 岩田

9

食べ物、運動など身近な話題 講義

実技

○教: 岩田

10

からだの部位や病院に関する手話① 講義

実技

○教: 岩田

11

からだの部位や病院に関する手話② 講義

実技

○教: 岩田

12

健康や症状等に関する手話① 講義

実技

○教: 岩田

13

健康や症状等に関する手話② 講義

実技

○教: 岩田

14

看護、ケアに関する手話① 講義

実技

○教: 岩田

15

看護、ケアに関する手話② 講義

実技

○教: 照沼

岩田

教科書、参考書

教科書 ○教手話奉仕員養成テキスト 手話を学ぼう 手話で話そう,全日本ろうあ連盟

参考書

○参1.医療の手話シリーズ(1) 手話で必見!医療のすべて <外来編>,全日本ろうあ連盟

○参2.医療の手話シリーズ(2) 手話で必見!医療のすべて <人間ドック・健診編>

○参3.医療の手話シリーズ(3) 手話で必見!医療のすべて <特定健康診査・特定保健指導編>

○参4.医療の手話シリーズ 別冊 手話でわかりやすい体と病気

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 50% 0% 手話の実技

試験50% 100%

担当教員からのメッセージ

手話を行うときには、顔の表情は当然ですが、体全体を使った表現が大切です。

目の前の人に何かを伝えたいと思ったときの態度や豊かな表現方法など、手話を通して学びましょう!

54

55

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h) 身体の構造・機能I 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

授業の概要

細胞内外の環境から組織・器官の構成と機能の基礎を学ぶ。血液、循環器・呼吸器、骨・関節の構造と機能を学ぶ。解剖学につ

いて課題演習をおこなう。

キーワード 到達目標

体内の液性環境

血液

膜電位

神経伝導

神経伝達

筋収縮

脊髄反射

循環器

呼吸器

1.身体の構造階層性(細胞・組織・器官)を説明できる

2.解剖学的な位置と方向を説明できる

3.細胞内外のイオン環境を説明できる

4.血液の構成と役割を説明できる

5.膜電位(静止電位・活動電位)を説明できる

6.ニューロンの伝導・伝達と筋収縮の機序を説明できる

7.循環器系の構造と機能を説明できる

8.心臓の収縮機序と心電図を説明できる

9.呼吸器系の構造と機能を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

人体の構成(細胞・組織・器官)

主な器官の構造と機能

主な組織の構造と機能

解剖学的な位置と方向の基礎

講義・演習 ○教P2~P48 勝部

2

細胞内外の液性環境(イオン組成など)

細胞膜の生理(分子構成、透過性)

浸透圧と体内恒常性

血液・間質液と膠質浸透圧

講義・演習 ○教P48~P52 勝部

3

血液の組成(血球成分と血漿成分)

血漿と血清

赤血球とヘモグロビン

ヘモグロビンの酸素運搬能

血液と二酸化炭素運搬(ボーア効果への影響)

講義・演習 ○教P131~P155 勝部

4

止血機構(一次止血と二次止血)

血小板

血液凝固因子の機序

線溶と血液凝固

講義・演習 ○教P131~P155 勝部

5

膜の能動輸送と受動輸送

(イオンチャンネルとイオンポンプ)

細胞内外のイオン組成と静止膜電位

講義・演習 ○教P21~P25 勝部

6

活動電位の原理とニューロンの興奮

神経系の基本構造(ニューロンとグリア・シュワン細胞)

神経の伝導と伝達

講義・演習 ○教P21~P25

P375~P382

勝部

55

56

7

シナプスとニューロンの伝達

活動性電位変化と抑制性電位変化

脊髄の基本構造と末梢神経の関係

講義・演習 ○教P21~P25

P375~P382

勝部

8

体性運動と運動ニューロン

神経筋接合部の構造と機能

筋の収縮機序とカルシウムイオンの動態

講義・演習 ○教P382~P384 勝部

9

感覚の分類

表在感覚と皮膚感覚器

体性感覚と感覚ニューロン

脊髄反射(逃避反射)の仕組みと脊髄の機能

講義・演習 ○教P385~P387

P400~P404

勝部

10

筋紡錘と筋トーヌス

筋紡錘と深部知覚

脊髄反射(膝蓋腱反射)の仕組み

病的反射(バビンスキ反射)

筋トーヌスの意味

講義・演習 ○教P309~P324

P400~P404

勝部

11

血管系の構造と機能(動脈・静脈・毛細血管)

心臓・大血管の構造と大循環・肺循環

弁構造と房室構造

講義・演習 ○教P158~P217 勝部

12

心筋の活動電位と心筋収縮(カルシウムイオン動態)

心電計の仕組みと心電図の機序

講義・演習 ○教P158~P217 勝部

13

主な不整脈と心電図

心音・心臓内外血圧の関係

リンパ系の構造・機能と循環

講義・演習 ○教P158~P217 勝部

14

上部呼吸器の構造と機能

鼻腔・副鼻腔、咽頭・喉頭の構造と機能

呼吸と嚥下反射

講義・演習 ○教P99~P131 勝部

15

下部呼吸器の構造と機能

胸腔と縦隔(心嚢腔)の解剖

気管・気管支・肺胞の構造と機能

呼吸筋・呼吸補助筋と神経支配

講義・演習 ○教P99~P131 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教1:医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 解剖生理学

○教2:医学書院 目でみるからだのメカニズム(随時指定)

参考書

受講要件

なし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 10% 0% 20% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この科目では解剖生理学という医学の基礎を学びます。解剖学は身体の形態、生理学は身体の機能を学ぶ学問で、解剖生理学は

両者を統合して学ぶことになります。Iでは細胞膜電位や興奮など電気生理学の内容が多く、高校の生物とは異なります。病態理

解に欠かせない重要な分野なので、しっかり復習しわからない時は質問してください。

56

57

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h) 身体の構造・機能Ⅱ 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

授業の概要

身体の構造と機能Ⅰでの学習を元に、脳・神経、感覚器、内分泌、消化器、腎臓・泌尿器の構造と機能について解学ぶ。解剖学

について課題演習と見学実習をおこなう。

キーワード 到達目標

消化管(口腔・食道。胃・腸)

肝臓・胆嚢・膵臓

腎臓

内分泌

神経系(中枢・末梢)

体性感覚(表在・深部)

特殊感覚(視覚・聴覚など)

1.消化器系の構造と機能を説明できる

2.泌尿器系の構造と機能を説明できる

3.内分泌系の構造と機能を説明できる

4.神経系の構造と機能を説明できる

5.感覚器の構造と機能を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

消化器系の構造(消化管系と肝臓・膵臓)

上部消化管

口腔・咽頭(そしゃくと嚥下反射)

食道の構造と機能(括約筋)

講義・演習 ○教P55~P66 勝部

2

上部消化管

胃の構造と機能

十二指腸の構造と機能

消化運動と神経・内分泌調節

講義・演習 ○教P55~P85 勝部

3

空腸と回腸の構造と機能

腸管免疫

腹腔と腸間膜の構造

大腸の構造と機能(盲腸、虫垂、結腸、直腸)

肛門と排便反射

講義・演習 ○教P55~P85 勝部

4

肝臓の構造と役割

膵臓の構造と役割(外分泌・内分泌)

胆道系の調節

腹部の血液循環(動脈と静脈(門脈))

講義・演習 ○教P86~P96 勝部

5

腎臓

泌尿器系の解剖

(腎臓の位置、腎盂・尿管・尿道、骨盤臓器の位置関係)

糸球体の機能と糸球体ろ過率(GFR)

講義・演習 ○教P221~P236 勝部

6

腎臓

尿細管の構造と機能

尿細管再吸収機構とイオン濃度調節

腎盂から尿道まで(男女の相違)

講義・演習 ○教P221~P236 勝部

7

内分泌

恒常性(ホメオスタシス)とは何か

間脳視床下部の構造と機能

下垂体(前葉・後葉)の構造と機能

講義・演習 ○教P252~P295 勝部

57

58

8

内分泌

甲状腺の構造と機能

副腎皮質・髄質の構造と機能

成長ホルモンによる調節

膵臓の内分泌機能

講義・演習 ○教P252~P295 勝部

9

内分泌

血糖調節と内分泌・神経

副甲状腺の構造と機能

体内カルシウム循環と内分泌調節

性ホルモンの機能と分泌調節

講義・演習 ○教P252~P295 勝部

10

神経

中枢神経系と末梢神経系の概要

運動神経と感覚神経

自律神経の構造と機能

講義・演習 ○教P374~P425 勝部

11

神経

脊髄の構造と機能

脊髄灰白質の機能(前角と後角)

脊髄白質(後索、側索と神経路)

末梢神経の概要(脊髄神経・脳神経)

講義・演習 ○教P374~P425 勝部

12

神経

脳の構造の概要

大脳皮質の主な構造と機能(感覚と運動、視覚、聴覚、言語)

主な大脳基底核の構造と機能

講義・演習 ○教P374~P425 勝部

13

神経

脳幹(間脳、中脳、橋、延髄)の構造と機能

小脳の構造と機能

感覚の概要(一般感覚、特殊感覚)

一般感覚(表在感覚と深部感覚)

講義・演習 ○教P374~P425 勝部

14

視覚系の構造と機能

(涙腺、核膜、水晶体、硝子体、網膜)

房水の調節

視覚系の伝達(後頭葉まで)

講義・演習 ○教P425~P448 勝部

15

網膜の構造と機能

対光反射

外眼筋

聴覚

外耳・中耳・内耳の機構

平衡覚と内耳

嗅覚と味覚

講義・演習 ○教P425~P448 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教1:医学書院 ≪系統看護学講座 基礎分野≫ 解剖生理学

○教2:医学書院 目でみるからだのメカニズム(随時指定)

参考書

受講要件

なし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

70% 10% 0% 20% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この科目は「身体の構造と機能I」に続く内容です。身体の主な内臓器官の構造と機能を学んでいきます。「生物基礎」「生物」と

も連動した科目なので、併せて理解してください。

58

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2 単位

(30h)免疫・感染学 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

キーワード 到達目標 ※一般目標と行動目標を合わせて書く

免疫

殺菌と消毒

抗生物質

細菌

真菌

ウイルス

寄生虫

衛生動物

1.生態防御の根幹を成す自然免疫・獲得免疫の機構を説明できる

2.感染防御・治療に関係した殺菌・消毒や化学・生物学療法を説明できる

3.病原体の基本的な種類と特徴を細菌・真菌・寄生虫・ウイルスなどに分けて説明

できる

授業の概要

感染症の病原体にはいろいろな種類があり、病原性も著しく異なる。看護などの医療行為を安全にかつ効果的におこな

うためにその基礎的な理解を徹底する。そのために各種病原体を分類して病原性の特徴を理解する。また身体がもつ生

態防御機構を理解して、感染防御の実態を理解する。感染症を防ぐないし治療するための各種の化学療法・生物療法に

ついて理解する。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

感染症の解明と治療の歴史(近代ヨーロッパから現在まで)

病原体の基本的な分類とその生物学な背景

講義 ○教 P1~P11 勝部

2

生態防御システム(自然免疫と獲得免疫) 講義 ○教 P98~P104 勝部

3

生態防御システム(獲得免疫)

炎症

アレルギー

自己免疫疾患

講義 ○教 P107~P127 勝部

4

病原体の感染と増殖機構

病原性(virulence)とは何か

病原体毒素の基本

講義 ○教 P127~P140 勝部

5

殺菌・滅菌とは何か

各種殺菌・滅菌法とその長所・短所

各種消毒剤とその長所・短所

講義 ○教 P144~P149 勝部

6

生体防御機構とワクチン

ワクチンの種類と適用

抗感染症薬(抗生物質、抗菌剤)

講義 ○教 P122~P123

P170~P183

勝部

7

抗感染症薬(抗真菌剤、抗ウイルス剤) 講義 ○教 P184~P195 勝部

59

8

球菌類

(グラム陽性および陰性球菌)

講義 ○教 P216~P224 勝部

9

グラム陰性桿菌(大腸菌、チフス菌、シュードモナス、レジ

オネラなど)

グラム陽性桿菌(炭疽菌、乳酸桿菌など)

講義 ○教 P224~P253 勝部

10

抗酸菌

(結核、非定型抗酸菌症、ハンセン病)

ラセン型細菌

(カンピロバクター ヘリコバクター トレポネーマ)

講義 ○教 P245~P247 勝部

11

嫌気性細菌(クロストリジウムなど)

細胞寄生細菌(マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア)

放線菌

講義 ○教 P262~P268

P275~P284

勝部

12

RNA ウイルス

(オルトミクソウイルス、パラミクソウイルス、ピコルナウ

イルス)

講義 ○教 P321~P347 勝部

13

RNA ウイルス(レトロウイルス、トガウイルス、フラビウイ

ルス)

肝炎とウイルス

講義 ○教 P347~P356

P308~P321

勝部

14

DNA ウイルス

(ポックスウイルス、ヘルペスウイルス、パピローマウイル

ス、アデノウイルス)

プリオン(クロイツフェルトヤコブ病)

講義 ○教 P308~P321 勝部

15

真菌(浅部真菌症、深部真菌症))

寄生虫と衛生動物

講義 ○教 P358~P359

P286~P304

勝部

教科書、参考書

教科書 ○教 医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 微生物学

参考書 ○参 医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病理学

受講要件

特になし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 0% 0% 0% 10% 100%

担当教員からのメッセージ

1〜8 回は総論、9〜15 回は各論となる。総論の範囲は「病理学」の炎症とも関係する内容なので、並行して学習するこ

とが望ましい。各論では各種の病原体の特徴を学ぶが、種類が多いので復習を欠かさずにおこなってください。

60

61

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (15h) 病理学 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

授業の概要

身体の構造と機能で学んだ正常の解剖学・生理学を元に病態の機序を学ぶ。項目としては炎症・アレルギー、増殖と再生、組織

障害と変性、循環器障害、先天性障害、腫瘍などについての病理学を学ぶ。

キーワード 到達目標

炎症・アレルギー

増殖と再生・変性・壊死

循環障害・遺伝性障害・がん

1.病態の機序を主として形態的な側面から説明できる

2.炎症、変性、壊死、増殖と再生、循環障害、先天性障害、腫瘍の各項目について、病理

学的側面から説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

炎症と免疫・白血球の分類と機能

免疫反応の分類と機構(自然免疫と獲得免疫)

急性炎症の転帰(修復と再生)

講義 ○教P72~P86 勝部

2

アレルギーと免疫異常

感染・腫瘍と炎症・アレルギーの分類

ショックとDIC・自己免疫疾患と膠原病・移植と拒絶

講義 ○教P86~P96 勝部

3

増殖と再生・代謝障害

肥大と萎縮・過形成と低形成

細胞変性と組織変性・色素性代謝障害

講義 ○教P32~P35 勝部

4 代謝障害(続き)・アミロイド変性・老化と死

細胞死の種類(ネクローシスとアポプトーシス)・神経変性疾患

講義 ○教P35~P54 勝部

5 循環障害・充血とうっ血・側副路と梗塞・出血

心臓の病変・静脈・リンパ管の病変

講義 ○教P54~P70 勝部

6

先天性障害

遺伝性疾患の分類

感染症による先天性障害

化学物質による先天性障害

講義 ○教P14~P29 勝部

7

腫瘍・がんの疫学・細胞異型と組織異形成

悪性腫瘍と良性腫瘍・浸潤と転移(TNM分類)

癌と肉腫・腫瘍発生の原因(遺伝、感染など)

講義 ○教P116~P143 勝部

8 まとめ

定期試験

講義 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫病理学

参考書 ○参医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病態生理学

○参医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 微生物学

受講要件

特になし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 10% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この講義では前期の「身体の構造と機能I, Ⅱ」で学んだ正常の解剖生理学を基礎として、病態の解剖生理学(=病理学)を学び

ます。並行して開講する「病態と治療」シリーズの基礎となる科目で、「免疫・感染」にも関係する大切な科目です。

61

62

MEMO

62

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2 単位 (30h)病態と治療 I 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

勝部憲一 水/午後

授業の概要

呼吸・循環・脳神経・筋・血液・自己免疫疾患の病態と治療について学ぶ。

キーワード 到達目標

循環器系の病態

呼吸器系の病態

脳・神経・筋の病態

造血系の病態

自己免疫疾患の病態

1.冠動脈や弁膜などの循環器病態を説明できる

2.不整脈と心電図の関係を説明できる

3.呼吸不全と各種呼吸器病変を説明できる

4.脳循環障害を説明できる

5.神経変性疾患を説明できる

6.造血系腫瘍を説明できる

7.膠原病を中心とした自己免疫疾患を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

循環器

弁膜疾患(リウマチ性、感染性)、中隔欠損

大血管の異常

講義 ○教 P92~P118 勝部

2

循環器

冠動脈疾患(狭心症と心筋梗塞)

心筋症(特発性・後天性)

不整脈と心電図

講義 ○教 P92~P118 勝部

3

循環器

不整脈と心電図

心不全の病態と治療(急性・慢性)

代謝異常と心疾患

講義 ○教 P92~P118 勝部

4

呼吸器

呼吸不全の分類(閉塞性・拘束性)

肺炎(感染性、非感染性)、肺結核

講義 ○教 P120~P140 勝部

5

呼吸器

肺腫瘍(肺癌・その他)

縦隔の構成と疾患

講義 ○教 P120~P140 勝部

6

脳神経

脳循環(脳の動静脈と髄液)

脳血管障害

脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血など

講義 ○教 P236~P264 勝部

7

脳神経

脳血管障害による局所症状

運動麻痺、失語症、球麻痺など

講義 ○教 P236~P264 勝部

63

8

脳神経

その他の脳血管障害(くも膜下出血、硬膜下出血など)

髄液循環障害

講義 ○教 P236~P264 勝部

9

脳神経

脳の感染症(髄膜炎、プリオン病など)

脳腫瘍(原発性と転移性)

講義 ○教 P236~P264 勝部

10

脳神経

局所変性疾患(パーキンソン病など)

多系統変性疾患(アルツハイマー病、ALS など)

脳の障害による認知症

講義 ○教 P236~P264 勝部

11

脳神経

薬物障害

精神障害

末梢神経・筋疾患

ギランバレー症候群、重症筋無力症、筋ジストロフィー

講義 ○教 P236~P264 勝部

12

血液

血球細胞の増殖と分化

貧血(鉄欠乏性、悪性、再生不良性など)

講義 ○教 P74~P88 勝部

13

血液

止血異常(紫斑病、血友病など)

免疫不全(先天性・後天性(薬剤性を含む))

講義 ○教 P74~P88 勝部

14

血液

造血系悪性腫瘍

白血病(急性・慢性)、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫

講義 ○教 P74~P88 勝部

15

自己免疫疾患

局所型(多発性筋炎、シェーグレン症候群など)

多系統型(SLE,関節リウマチなど)

講義 プリント 勝部

教科書、参考書

教科書 ○教 医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病態生理学

参考書 ○参 医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病理学

受講要件

なし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 10% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

病態と治療Ⅱは循環器、呼吸器、神経系、造血・免疫系の病態を中心に学習します。医学でいう内科系、外科系の医学科

目です。参考書として病理学(の各論部分)を使うので、並行して学習すること。参考書扱いはしませんが看護学専門分

野の教科書も購入したら参照してください。

64

65

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2単位 (30h) 病態と治療Ⅱ 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

鈴木 剛 金/午前

授業の概要

消化器・腎・内分泌・代謝疾患の病態と治療について学ぶ。

キーワード 到達目標

消化器の病態

腎臓の病態

乳腺の病態

内分泌の病態

糖尿病

高血圧

画像診断

1.消化器系の病態を説明できる

2.腎臓の病態を説明できる

3.乳腺の病態を説明できる

4.内分泌の病態を説明できる

5.糖尿病の病態を説明できる

6.高血圧の病態を説明できる

7.画像診断の理論と実際を説明できる

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

消化器系(1)口腔・食道

1.症状と病態生理総論

2.口腔の障害(う蝕、歯周炎、唾液分泌障害、咀嚼と顎関節症)

3.嚥下障害・誤嚥、胸やけ、つかえ、胃食道逆流症、食道アカラ

シア、食道癌

講義 ○教P142~P157 鈴木

2

消化器系(2)胃

1.腹膨満感、上腹痛:胃炎

2.吐下血:胃炎、ヘリコバクターピロリ感染、胃・十二指腸潰瘍、

胃癌、食道・胃静脈瘤

講義 ○教P142~P157 鈴木

3

消化器系(3)小腸

1.腹痛:急性腹症、イレウス、腹膜炎、急性虫垂炎、鼠径ヘルニ

2.下痢・栄養障害:クローン病

講義 ○教P142~P157 鈴木

4

消化器系(4)大腸の異常

1.下血・便潜血・下痢、下腹痛:大腸ポリープ・ポリポーシス、

大腸癌・直腸癌、潰瘍性大腸炎、イレウス、肛門疾患

講義 ○教P142~P157 鈴木

5

消化器系(5)胆嚢・膵臓の異常

1.上中腹痛、黄疸:胆嚢炎、胆石症、胆のう癌・胆管癌

2.腹痛、背部痛、黄疸、栄養・代謝障害:膵炎(急性・慢性)、

糖尿病、膵癌

講義 ○教P158~P174 鈴木

6

消化器系(6)肝臓の異常

1.黄疸、肝性脳症:ウイルス性肝炎(急性・慢性)、劇症肝炎、ア

ルコール性肝障害、脂肪肝

2.腹水、黄疸:肝硬変、門脈圧亢進症、肝細胞癌

肝機能および腫瘍マーカー血液検査

講義 ○教P158~P174 鈴木

65

66

7

乳腺の異常:

1.乳腺良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎・乳腺膿瘍

2.乳癌(悪性腫瘍)

腎臓(1)

糸球体・尿細管の機能と内分泌障害

講義 ○教P158~P174 鈴木

8

腎臓(2)

腎炎の原因(腎前性、腎性、腎後性)

急性腎炎の病態と治療

慢性腎炎の病態と治療

講義 ○教P176~P188 鈴木

9

腎臓(3)

慢性腎臓病(CKD)

腎不全と関係する病態(腎性貧血、腎性高血圧など)

腎不全と人工透析

講義 ○教P176~P188 鈴木

10

内分泌・代謝(1)

間脳・下垂体の障害

甲状腺の障害

副腎(皮質と髄質)の障害

講義 ○教P196~P217 鈴木

11

内分泌・代謝(2)

血糖値の異常と病態

糖尿病

低血糖障害を起こす病態

講義 ○教P196~P217 鈴木

12 内分泌(3)

高血圧疾患とその周辺病態、および治療

講義 ○教P196~P217 鈴木

13

画像診断の基礎:

放射線とは何か(電磁波と粒子線)

単純X線撮影と病変(胸部と腹部)

造影X線撮影と病変(血管と消化管)

講義 配布プリント 鈴木

14

画像診断法(1):

CTの原理

X線CTと病変(頭部と腹部)

講義 配布プリント 鈴木

15

画像診断法(2):

MRIと病変(頭頸部、胸部、腹部)

シンチグラフィーと病変

陽電子とPET

超音波画像検査(腹部臓器と妊娠)

講義 配布プリント 鈴木

教科書、参考書

教科書 ○教医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病態生理学

参考書 ○参医学書院 ≪系統看護学講座 専門基礎分野≫ 病理学

受講要件

なし

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 10% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

病態と治療Ⅱは消化器、腎臓、内分泌代謝系の病態を中心に学習します。医学でいう内科系、外科系の医学科目です。合わせて

医学検査でもちいる主な画像検査の基礎についても学びます。参考書として病理学(の各論部分)を使うので、並行して学習す

ること。参考書扱いはしませんが看護学専門分野の教科書も購入したら参照してください。

66

67

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2単位

(30h) 公衆衛生学 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※神山吉輝、角野 猛 金/16:40~17:30

授業の概要

公衆衛生学は生活者を対象として、健康の増進を目指す学問である。そこで扱われる課題は時代に応じて、感染症、慢性疾患

から生活習慣病、公害から地球環境問題へとその範囲が拡大されてきた。幅広い学問である公衆衛生学の概要を学ぶ。

キーワード 到達目標 ※一般目標と行動目標を合わせて書く

公衆衛生 健康

人口統計 保健統計

疫学 感染症

地域保健 産業保健 学校保健

母子保健 成人保健 高齢者保健精

神保健 等

1.公衆衛生と健康について、その概要を説明できる。

2.人口統計・保健統計・疫学について、その概要を説明できる。

3.感染症対策について、その概要を説明できる。

4.各領域の公衆衛生活動について、その概要を説明できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

公衆衛生とは 講義 ○教1:p.2-13

○教2:第1編

神山

2

人口静態統計 講義 ○教1:p.30-34

○教2:第2編

神山

3

人口動態統計

出生

講義 ○教1:p.35-38

○教2:第2編

神山

4

人口動態統計

死亡 その1

講義 ○教1:p.37-40

○教2:第2編

神山

5

人口動態統計

死亡 その2

講義 ○教1:p.40-41

○教2:第2編

神山

6

平均余命と平均寿命

傷病の統計

講義 ○教1:p.42-49

○教2:第 2 編、第 3 編第 1

神山

7

疫学 講義 ○教1:p.19-27 神山

8

感染症とその予防

食品保健と栄養

講義 ○教1:p.52-88

○教2:第 3 編第 3 章、第 6

編第2章

神山

9

生活環境とその保全 講義 ○教1:p.16-17、p.92-116

○教2:第8編

神山

67

68

10

医療の保障制度

地域保健活動

講義 ○教1:p.120-149

○教2:第1編、第4編

神山

11

母子保健

学校保健

講義 ○教1:p.152-182

○教2:第3編第2章、

第9編

神山

12

生活習慣病

難病対策

講義 ○教1:p.186-214

○教2:第3編第1、4章

神山

13

健康教育とヘルスプロモーション

精神保健福祉

講義 ○教1:p.218-241

○教2:第3編第2章

神山

14

産業保健 講義 ○教1:p.244-260

○教2:第7編

神山

15

特別講義 講義 角野

教科書、参考書

教科書 ○教1.清水忠彦・佐藤拓代編:わかりやすい公衆衛生学,第4版,ヌーヴェルヒロカワ,2016

○教2.厚生労働統計協会編:国民衛生の動向2017/2018

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

60% 40% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

教科書は第1章→第3章→第2章→第4章→…の順で進んでいきます。

授業で習うことだけではなく、公衆衛生関係のニュース等にも目を向けましょう。

68

1

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2単位 (30h)看護学概論 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

松澤洋子 月/12:30~13:15

授業の概要

看護の対象、目的、方法、社会的役割について学ぶ。看護の基本概念である人間、環境、健康、看護について看護理論を通し

て学ぶ。看護の歴史的変遷や看護活動の概要を学ぶ。

キーワード 到達目標

看護の歴史

看護、健康、人間、環境

看護理論、看護制度

看護教育制度

看護の機能

保健・医療・福祉システム

看護倫理、看護と法律

1.看護の歴史的変遷を理解し、看護とは何かについて考える。

2.看護の基本概念である人間、健康、環境、看護について理解する。

3.看護の目的、対象、機能と役割、看護活動を理解する。

4.看護学を科学的に発展させる思考過程について理解する。

5.看護理論の概要を理解する。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

授業ガイダンス

看護とは何か:看護の定義、看護の目的、看護の役割と機能

講義 ○教1:p12-15, p18-36

○教2:p1-16

○教3:全般

松澤

2

看護の歴史的変遷

看護の起源と近代看護の誕生

現在の看護の役割と活動の意味

看護の基本概念 [課題]

講義 ○教1:p37-46, p47-50

○教3:全般

看護の歴史を概観し、現在の

看護の役割や意味を考える

松澤

3

人間の理解

看護の対象である「人間」とは

生活者としての「ひと」

基本的欲求

講義 ○教1:p58-65

○教2:p17-21

看護の対象である人間に

ついて考える

松澤

4

環境と人間

生活に関連する環境と人間の関連

環境変化と対処機制

人間行動様式(生活行動、生活様式、社会・文化とのつながり)

講義 ○教1:p66-78, p83-84

○教3:全般

松澤

5

健康の理解

世界保健機関(WHO)憲章、健康とwellness

健康問題が人間に与える影響

ライフサイクルと健康、成長発達と課題 [課題]

講義 ○教1:p80-90, p 92-102 松澤

6

看護とは何か:看護理論 1 [小テスト]

看護理論とは何か

看護理論の歴史的発展過程

看護過程との関連

講義 ○教1:p104-124

○教3:全般

[課題]

松澤

7

看護とは何か:看護理論 2

看護理論の統合

看護倫理と看護理論

[課題]

講義 ○教1:p104-124

○教3:全般

松澤

69

2

8

看護とは何か:看護理論 3

主要な概念と理論の特徴、看護実践とのつながり(1)

ナイチンゲール、ヘンダーソン、アブデラ、トラベルビー

ぺプロウ、オレム、ロイ、他

講義/グル

ープワーク

○教1:p104-124

○教3:全般

資料配布

各看護理論を読んで、理論

の骨格、看護の概念がどの

ように説明されているか

考える

グループワークでは他者

の意見をよく聞き、自分の

考えを整理して述べる

松澤

赤石

浅井

大澤*

9

看護とは何か:看護理論 4

主要な概念と理論の特徴、看護実践とのつながり(2)

ナイチンゲール、ヘンダーソン、アブデラ、トラベルビー

ぺプロウ、オレム、ロイ、他

講義/グル

ープワーク

10

看護とは何か:看護理論 5

主要な概念と理論の特徴、看護実践とのつながり(3)

ナイチンゲール、ヘンダーソン、アブデラ、トラベルビー

ぺプロウ、オレム、ロイ、他 [課題]

講義/グル

ープワーク

11

看護実践の基本的知識と思考過程

看護実践と看護過程、看護診断過程

[小テスト]

講義 ○教1:p162-169

○教2:全般

松澤

12

看護と倫理

看護倫理、倫理原則、道徳的ジレンマと倫理課題

看護実践における法的側面

講義 ○教1:p126-144, p170-194 松澤

13

保健医療サービスシステムと看護の機能

我が国の保健医療福祉システム

看護展開の場と保健医療福祉チーム

質を保障するための組織と管理体制

講義 ○教1:p196-221,p222-228 松澤

14

看護におけるマネジメント

医療制度、看護政策、医療安全、看護管理

[課題]

講義 ○教1:p230-247, p250-259

p272-276

松澤

15

看護の発展のための貢献と看護の将来的展望

看護研究、災害看護、国際看護

基礎看護教育と卒後教育

講義 ○教1:p230-247, p250-259

p272-276

看護師に必要とされる態度や

自己研鑽について考える

松澤

教科書、参考書

教科書

○教1.志自岐康子:ナーシンググラフィカ,看護学概論 基礎看護学①,メディカ出版,2017

○教2.ヴァージニア・ヘンダーソン著,湯槇ます・小玉香津子訳:看護の基本となるもの 再新装版,日本看護協

会出版会,2016

○教3.F.ナイチンゲール著,湯槇ます他(翻訳):看護覚え書 改訳第7版,現代社,2015

参考書

○参小山眞理子編集:看護の対象,日本看護協会出版会,2011

○参Julia B. George編, 南裕子他訳:看護理論集, 日本看護協会出版会,2013

授業時に適宜紹介します

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト・課題 レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

40% 20% 30% 10% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この科目は看護学の学習の導入科目としての位置づけにあり、初めて看護学を学ぶ皆さんが、看護について考え、これから学習

していくための基盤づくりに不可欠な科目です。皆さんが将来にわたって真摯に看護と看護学の本質について自ら問い創造して

いくために必要な基礎力の育成を目指しています。

70

71

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (15h)こころの健康 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※辻脇邦彦、山口恵 随時(メール・電話予約)

授業の概要

人が健やかな人生を過ごすためのこころの健康について学習する。いきいきと自分らしく生きるための方法を学ぶ。

キーワード 到達目標

意志

感情

自己コントロール

ストレス

1.自己のこころ、意志、感情、について実験をもとに考えることができる。

2.自己コントロールについて体験し、記述できる。

3.ストレスの感覚を自覚し、記述することができる。

4.自己を観察し、ストレスと上手に付き合う方法について実験できる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

Information

第1章「やる力」「やらない力」「望む力」

講義

グループワ

ーク

○教:p.1-61 辻脇

山口

2

第2章「意志力の本能」 講義

グループワ

ーク

○教:p.62-99 辻脇

山口

3

第3章「疲れていると抵抗できない」 講義

グループワ

ーク

○教:p.100-134 辻脇

山口

4

第4章「罪のライセンス」のポイント 講義

グループワ

ーク

○教:p.135-174 辻脇

山口

5

第5章「脳が大きなウソをつく」 講義

グループワ

ーク

○教:p.175-214 辻脇

山口

6

第6章「どうにでもなれ」 講義

グループワ

ーク

○教:p.215-247 辻脇

山口

7

第7章「将来を売りとばす」

第8章「感染した!」

講義

グループワ

ーク

○教:p.248-322 辻脇

山口

8

第9章「この章は読まないで」

第10章「おわりに」

講義

グループワ

ーク

○教:p.323-366 辻脇

山口

教科書、参考書

教科書 ○教ケリー・マクゴニガル著,神崎朗子訳:スタンフォードの自分を変える教室,大和書房,2015. (大和文庫版)

参考書

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 80% 0% 20% 100%

担当教員からのメッセージ

・本書をあらかじめ読み自己の課題を明確にして出席すること。初回から毎回、課題提出を求める。課題は事前に掲示板に掲示

する。毎回の課題レポート提出とグループワークで成績評価を行う。

・看護では他者理解が求められるが、まずは自己を理解することがその一歩となる。自己の意志や感情を理解せずに他者の理解

は進まない。毎回自己を振り返りながら自己コントロール感を是非体験していただきたい。

71

72

MEMO

72

73

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (15h)ヒューマンケアと看護 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※今川、照沼、吉田

佐藤、岩崎、荒木

松澤、辻脇

随時:授業終了直後以外は、電話

又はメールで事前に連絡を下さい

授業の概要

ヒューマンケアの基盤である看護倫理について学び、ヒューマンケアと看護の関係について学習する。

キーワード 到達目標

看護実践倫理の原則

看護倫理規定、自己決定権

看護職説明責任、意思決定支援

生涯発達と健康課題、生活の質

生活と健康、生活と疾病

セルフケア能力

看護の振り返りと自己洞察

1.看護における倫理原則と倫理の重要性を理解する。

2.看護専門職として倫理的問題を認識し、倫理的意思決定のプロセスを理解する。

3.複雑な医療情勢の中で看護の対象の人権擁護について理解する。

4.看護専門職としての倫理的責任と倫理的問題解決のための方法を理解する。

5.生涯発達、生活、看護とヒューマンケアについて考えられる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

医療・看護における倫理原則

倫理と道徳

看護の倫理原則

専門職としての倫理的・法的側面

講義 ○教P85-88

○教P91-101

○教P113-125

今川

2

患者の権利と自己決定

患者の自己決定を支える看護

講義

グループ

ワーク

○教P29-37

事例検討

今川

3

看護の場における倫理的問題

看護師のジレンマ

講義

グループ

ワーク 事例検討

今川

4

倫理的問題へのアプローチ①

倫理的問題を議論するための基本ルール

倫理的問題解決へのアプローチ法

講義 ○教P130-150 今川

5

倫理的問題へのアプローチ②

事例からの倫理的課題と解決策

グループ

ワーク

事例検討 今川

6

看護研究の倫理 講義 ○教152-165 今川

7

事例検討:倫理的課題と看護② 講義

グループ

ワーク

今川

230

73

74

8

基礎看護とヒューマンケア

看護者の説明責任

看護ケアのIC(Informed Consent)

講義

グループ

ワーク

配布プリント 松澤

9

小児看護とヒューマンケア

小児虐待

プレパレーション

講義

グループ

ワーク

配布プリント 吉田

10

成人看護とヒューマンケア

自己決定支援

ターミナルケア

講義

グループ

ワーク

配布プリント 荒木

11

高齢者看護とヒューマンケア

認知症を持つ高齢者、および介護を要する高齢者に対する人間

として、人としてのかかわりについて

講義

グループ

ワーク

配布プリント 佐藤

12

リプロダクティブヘルス看護とヒューマンケア

胎児診断

望まない妊娠

講義

グループ

ワーク

配布プリント 岩崎

13

精神看護とヒューマンケア

ノーマライゼーション

偏見

講義

グループ

ワーク

配布プリント 辻脇

14

地域看護(在宅看護、公衆衛生看護含む)とヒューマンケア

療養者と家族の社会における人権問題

地域住民との協働

講義

グループ

ワーク

配布プリント 照沼

15

看護におけるヒューマンケアとは

グループ討議、発表、まとめ

グループ

ワーク

14 回までの講義や自己学習

からの学びを通してヒュー

マンケアと看護の役割を検

討する。

今川

教科書、参考書

教科書 ○教系統看護学講座 別冊 看護倫理 医学書院

出版年によりページが異なることがある。

参考書

○参日本看護協会監修:看護者の基本的責務,日本看護協会出版会

○参高谷修著:看護学生のための倫理学,金芳堂

○参小西恵美子:看護倫理,南江堂

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 70% 30% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

この科目は、看護の対象によりよき援助を提供するための規範となるものです。積極的な学習を期待しております。

74

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科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h)フィジカルアセスメント 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※松澤洋子、浅井直美

赤石三佐代 月/12:30~13:15

授業の概要

「人体の構造・機能」等の知識を活用し、健康、疾病、障害にかかわる対象の課題や問題を明らかにする方法(フィジカルアセ

スメント)を学ぶ。

キーワード 到達目標

フィジカルアセスメント

ヘルスアセスメント

問診・視診・触診・聴診・打診

バイタルサインズ

看護過程

1.フィジカルアセスメント、ヘルスアセスメントの意義と重要性が説明できる。

2.呼吸器系・循環器系・消化器系・筋骨格系・脳神経系のフィジカルアセスメントに必

要な知識を説明できる。

3.呼吸器系・循環器系・消化器系・筋骨格系・脳神経系のフィジカルアセスメントを実

施し、観察・測定結果を記述できる。

4.学んだ技術を使って決められた時間内にバイタルサインのアセスメントを実施でき

る。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

ヘルスアセスメントと看護の役割

・フィジカルアセスメントとは

・看護過程とヘルスアセスメント

フィジカルアセスメントの技術

・情報を得る手段

・視診、触診、打診、聴診、問診の基本手技

・一般状態のアセスメント

講義 ○教1:p11-28, p40-41,

p303-307

○教2:p165-170

○教3:p284-308,p383-392

松澤

2

系統別のアセスメント(1)

・呼吸器系のアセスメント

正常所見と主な異常所見の理解

講義 ○教1:p84-92

○教2:p82-94

松澤

3

系統別のアセスメント(2)

・循環器系のアセスメント

正常所見、主な異常所見の理解

講義 ○教1:p93-107

○教2:p82-94

浅井

4

バイタルサインズとは

バイタルサインの測定・評価を行う意義

講義 ○教1:p29-38

○教2:p58-75

浅井

5

体温、脈拍、呼吸、血圧の測定方法

体温、脈拍、呼吸、血圧のアセスメントと看護記録

講義 ○教1:p29-38

○教2:p58-75

○教3:p264-283,393-401

浅井

6

バイタルサインズのアセスメントの測定・記録・報告(1) 演習 ○教1:p29-38

○教2:p58-75

○教3:p264-283,393-401

浅井

松澤

赤石

大澤*

7

バイタルサインズのアセスメントの測定・記録・報告(2) 演習 ○教1:p29-38

○教2:p58-75

○教3:p264-283,393-401

浅井

松澤

赤石

大澤*

75

76

8

系統別のアセスメント(3)

・腹部・消化器系のアセスメント

・乳房・腋窩のアセスメント

・直腸・肛門、生殖器のアセスメント

正常所見、主な異常所見の理解

講義 ○教1:p120-132

○教1:p108-119

○教1:p133-142

○教2:p82-94

浅井

9

系統別のアセスメント(4)

・筋・骨格系のアセスメント

・感覚器のアセスメント

正常所見、主な異常所見の理解

講義 ○教1:p143-160

○教1:p65-83

○教2:p82-94

赤石

10

系統別のアセスメント(5)

・脳・神経系のアセスメント

正常所見、主な異常所見の理解

講義 ○教1:p161-180

○教2:p82-94

赤石

11 実技試験:フィジカルアセスメントの技術 実技試験 ○教1:p29-38

○教2:p64-81

○教3:p264-283,393-401

十分に自己練習をして臨

浅井

松澤

赤石

大澤* 12

13 呼吸器系・循環器系・消化器系・筋骨格系・脳神経系・乳房・感

覚器のフィジカルアセスメントの実際(1)

問診、視診、聴診、触寝、打診の技術

演習 ○教1:p17-28

○教2:p82-94

○教3:p284-308

松澤

浅井

赤石

大澤* 14

15

呼吸器系・循環器系・消化器系・筋骨格系・脳神経系・乳房・感

覚器のフィジカルアセスメントの実際(2)

異常所見の確認

まとめ

演習 ○教1:p17-28

○教2:p82-94

○教3:p284-308

松澤

浅井

赤石

大澤*

教科書、参考書

教科書

○教1.松尾ミヨ子編集:ナーシンググラフィカ基礎看護学②ヘルスアセスメント,メディカ出版,2015

○教2.志自岐康子編集:ナーシンググラフィカ基礎看護学③基礎看護技術,メディカ出版,2017

○教3.三上れつ編集:演習・実習に役立つ基礎看護技術,ヌーヴェルヒロカワ,2015

参考書 ○参1.横山美樹著:はじめてのフィジカルアセスメント,メヂカルフレンド社,2017

○参2.小野田千枝子監修:実践!フィジカルアセスメント,金原出版株式会社,2017

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 0% 10% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

①「人体の構造・機能」で学習した知識を確実にして、講義に臨んでください。

②演習はクラス別に行います。詳細は別途配付する予定表を見て確認してください。

③演習は学生同士で看護師役割と患者役割を実施します。フィジカルアセスメント技術の問診、視診、聴診、触診、打診は、衣

類越しでは実施が難しい場合があります。患者役割の実施に支障がある人は事前に申し出てください。

④該当演習の講義を受けていないと演習に参加できません。

⑤演習参加者のみ、実技試験を受験できます。

⑥実技試験に合格していることが筆記試験受験の条件です。

⑦看護技術の自己練習は、空き時間を活用し、実習室の使用方法を守って実施してください。

76

77

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (30h)生活援助論Ⅰ 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※浅井直美、赤石三佐代

松澤洋子 月/12:30~13:15

授業の概要

看護専門科目群に共通する看護の方法論としての基本技術を学ぶ。看護の方法としてのコミュニケーション、観察、安全・安楽、

ボディメカニクス、感染防御などの基本技術を学ぶ。

キーワード 到達目標

安全・安楽

看護事故防止対策

感染防御、

スタンダードプリコーション

療養環境、ベッドメイキング

活動と休息、体位変換

観察、看護記録

コミュニケーション

1.衛生的手洗いを実施できる。

2.快適な療養環境を整える技術が実施できる。

3.対象の安全確保・安楽を考慮した体位変換ができる。

4.看護の対象との援助的なコミュニケーションを展開するための原則および技術の説明

ができる。

5.病態を設定した対象に適したコミュニケーションが実施できる。

6.看護記録の種類や取り扱いの説明ができる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

ガイダンス

・講義・演習の進め方

・実習室の使い方

看護技術とは

・看護技術と看護過程

・看護技術の質

・看護技術における倫理

講義 ○教2:p3-14 浅井

2

感染防御の基礎知識

・衛生的手洗い

安全管理の技術

・ヒューマンエラーの特性と防止

・看護事故の構造と防止の視点

・看護事故防止対策

講義/演習 ○教1:p97-124,125-138

○教2:p329-336

日常生活での自己の感染

予防行動を考えて臨む

浅井

赤石

大澤*

3

療養生活環境の調整(1)

・療養環境

・入院患者の療養生活環境を整える技術

講義 ○教1:p86-96

○教2:p19-21

浅井

4

療養生活環境の調整(2)

・ベッドメイキングと環境整備

講義 ○教1:p86-96

○教2:p22-30

浅井

5 療養生活環境の調整(3)

・環境整備

・ベッドメイキング

(オープンベッド、クローズドベッド)

演習 ○教1:p86-96

○教2:p19-30

浅井

赤石

大澤*

6

7

活動と休息(1)

・活動と休息の意義

・活動のアセスメントと援助

・ボディメカニクスと看護活動

・安楽な体位と体位変換

講義 ○教1:p139-150,187-216

○教1:p217-232

○教2:p81-96,125-127

浅井

77

78

8

活動と休息(2)

・褥瘡予防

・睡眠の援助

療養生活環境の調整(4)

・臥床患者のシーツ交換

講義 ○教1:p424-426

○教1:p217-232

○教2:p81-96,27-30

浅井

9

活動と休息(3)

・体位変換と安楽な体位

演習 ○教1:p139-150,187-216

○教2:p81-96

浅井

赤石

大澤*

10

療養生活環境の調整(4)

・臥床患者のシーツ交換

演習 ○教1:p86-96,139-150

○教1:p187-216

○教2:p27-30

浅井

赤石

大澤*

11

看護におけるコミュニケーション(1)

・自己理解の方法

・看護における情報収集と観察

・援助的コミュニケーション

講義 ○教1:p13-34

自己のコミュニケーショ

ンの傾向を考えて臨む

松澤

12

実技試験:環境整備 ベッドメイキング

臥床患者のシーツ交換

実技試験 ○教1:p86-96,139-150

○教1:p187-216

○教2:p27-30

十分に自己練習をして臨

浅井

赤石

大澤*

13 看護におけるコミュニケーション(2)

・ロールプレイング:模擬患者とのコミュニケーション

演習 ○教1:p13-34

○教2:p384-392

自己のコミュニケーショ

ン課題を明確にして臨む

松澤

赤石

浅井

大澤* 14

15

看護記録

目的と意義、看護記録の種類と構成要素、法的規定

記録の取り扱い

まとめ

講義 ○教2:p393-401 浅井

教科書、参考書

教科書

○教1.志自岐康子著:ナーシンググラフィカ基礎看護学③基礎看護技術,メディカ出版,2017

○教2.三上れつ編集:基礎看護学 演習・実習に役立つ基礎看護技術,ヌーヴェルヒロカワ,2015

参考書 ○参菱沼典子著:看護携帯機能学-生活行動からみるからだ,日本看護協会出版会,2016

受講要件

特にありません

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

90% 0% 10% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

①予習・復習を行い、自ら学習をしてください。

②演習はクラス別に行います。予定表を確認してください。

③演習は学生同士で看護師役割と患者役割を実施します。患者役割の実施に支障がある人は事前に申し出てください。

④該当演習の講義を受けていないと演習に参加できません。演習参加者のみ、実技試験を受験できます。

⑤実技試験に合格していることが筆記試験受験の条件です。

⑥看護技術の自己練習は空き時間を活用し、実習室の使用方法を守り、実施してください。

78

79

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 2単位 (60h)生活援助論Ⅱ 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※赤石三佐代、浅井直美

松澤洋子 月/12:25~13:15

授業の概要

日常生活行動(環境、食事、排泄、清潔、活動、休息等)の援助を中心に、安全・安楽、自立性を考慮した看護技術について

学ぶ。

また科学的根拠に基づいた知識を活用して考えながら行動する態度を学ぶ。

キーワード 到達目標

安全・安楽、体位変換

観察、コミュニケーション

活動・休息、移動・移送

清潔、衣生活、食事、排泄

1.ヒューマンケアの基本に則り、対象に合わせた日常生活の援助を考えることができる。

2.科学的根拠に基づいた看護を提供できるように、基礎的知識・技術・態度を修得する。

3.日常生活行動の援助を実践するため、事前学習・自己学習で自己教育力を深め、看護

技術を修得する。

4.看護実践の基礎となる看護技術を修得し、臨地実習に繋げることができる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1

2

ガイダンス 学習の進め方

活動と休息 1

車椅子、ストレッチャーの取り扱い

講義 ○教1:p.192-218

○教2:p.97-127

赤石

3

4

活動と休息 2

移動・移送の技術の実際

1)歩行・移動の介助

2)車椅子、ストレッチャー

演習 ○教1:p.192-218

○教2:p.97-106

赤石

浅井

大澤✽

5

6

活動と休息の援助 実技試験 実技試験 ○教1:p.192-218

十分に自己練習をして臨む

赤石

浅井

大澤✽

7

8

清潔の援助 1

1)身体の清潔の意義、皮膚・粘膜のメカニズム

2)清潔行動のアセスメントと援助方法

3)入浴、全身清拭、洗髪、口腔ケア等

衣生活

衣生活を調整する能力のアセスメントと援助方法

講義 ○教1: p.236-262

○教2: p.130-161

赤石

大澤✽

9

10

清潔の援助 2

臥床患者の寝衣交換

1)和式寝衣

2)パジャマ

演習 ○教1: p.236-262

○教2: p.154-161

赤石

浅井

大澤✽

11

12

清潔の援助 3

全身清拭・寝衣交換の実際

1)全身清拭

2)臥床患者の寝衣交換(和式寝衣、パジャマ)

演習 ○教1: p.236-262

○教2: p.141-146

赤石

浅井

大澤✽

13

14

清潔の援助 4

1)洗髪・整髪

2)ベッド上の洗髪(ケリーパッドを用いて)

演習 ○教1: p.236-262

○教2: p.147-150

赤石

浅井

大澤✽

15

16

清潔の援助 5

1)手浴

2)足浴

3)整容

演習 ○教1: p.236-262

○教2: p.137-140

赤石

浅井

松澤

大澤✽

79

80

17

18

身体各部の清潔の援助 実技試験 実技試験 ○教1: p.236-262

十分に自己練習をして臨む

赤石

浅井

大澤✽

19

20

排泄の援助 1

排泄の意義、メカニズム、排泄のアセスメントと援助方法

1)ポータブルトイレ

2)尿器・便器 3)紙おむつ

講義 ○教1: p.290-314 赤石

大澤✽

21

22

排泄の援助 2

1)排泄援助(尿器・便器の当て方)

2)ポータブルトイレ

3)おむつ交換

演習 ○教1: p.290-314

○教2: p.57-63

赤石

浅井

大澤✽

23

24

清潔の援助 6

陰部洗浄

演習 ○教1: p.236-262

○教2: p.137-140

浅井

赤石

大澤✽

25

26

排泄の援助技術 実技試験 実技試験 ○教1: p.290-314

十分に自己練習をして臨む

浅井

赤石

大澤✽

27

28

食生活と栄養摂取 1

1)食事・栄養摂取の意義としくみ、

2)食・栄養摂取のアセスメント

3)患者への食事の援助、 4)経管栄養法

講義 ○教1: p.264-288

○教2: p.37-51

浅井

大澤✽

29

30

食生活と栄養摂取 2

床上での食事、介助の実際

1)床上での食事介助

2)口腔ケア

まとめ

演習 ○教1: p.264-288

○教2: p.37-51

浅井

赤石

松澤

大澤✽

教科書、参考書

教科書 ○教1.志自岐康子他編集:基礎看護技術 メディカ出版,2017

○教2.三上れつ他編集:基礎看護学 演習・実習に役立つ基礎看護技術,ヌーヴェルヒロカワ,2016

参考書 ○参 菱沼典子著:看護形態機能学・生活行動からみるからだ-,日本看護協会出版会,2011

受講要件

特にありません。

成績評価

試験 小テスト レポート・記録物 成果発表 実技試験 合計

70% 0% 10% 0% 20% 100%

担当教員からのメッセージ

①対象の日常生活行動を安全・安楽・自立性を考慮し、個々の対象の状態に適した援助が実施できるよう看護の基本的な技術を

学ぶ授業です。対象者に共通な基本的看護の方法であり、すべての看護の基本となる技術ですので、専門的知識と科学的根拠

を基に、原理原則を踏まえた方法を身につけましょう。

②患者役割を体験することによる学びが援助技術に活かされるよう、グループメンバーと意見交換しながら練習するとよいで

す。患者役割の実施に支障のある人は申し出てください。

③講義を受け、演習の事前学習をして演習に臨みます。演習後自己練習を行い、実技試験に臨みます。正しい方法を身につける

ために不明な点は質問してください。

④実技試験に合格していることが筆記試験受験の条件です。

⑤時間割は曜日別ではなく流動的です。予定表を確認し臨んで下さい。

80

81

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (45h)基礎看護学実習Ⅰ 前期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※浅井直美、赤石三佐代

松澤洋子 月/12:30~13:15

授業の概要

保健・医療・福祉サービスを必要としている対象に提供されている支援と環境、医療と看護の機能、対象の現状について学ぶ。

対象者とのコミュニケーションを体験し、ヒューマンケアの視点から看護職に求められる役割を学ぶ。

キーワード 到達目標

保健・医療・福祉サービス

療養環境

コミュニケーション

看護の役割

1.科学的探究心をもって臨み、病院の機能と構造、各部門の役割機能を知る。

2.対象者の支援と環境を理解するために、ヒューマンケアの基本をもとに考え、対象者に

提供される医療サービスを知る。

3.看護実践能力の基礎力を身に付けるために、入院患者の生活環境および看護活動を知る。

4.対象者の尊厳と権利を踏まえたコミュニケーションを体験し、看護職に求められる看護の

役割を知る。

5.看護学生としての基本的な実習態度を身に付け、自己教育力の基盤を作る。

授業の計画・形式 担当教員

第1日 学内にて実習全体のオリエンテーションを実施する。

事前学習を行い、実習に臨む。

浅井

赤石

松澤

大澤✽ 第2日

病院にて病院の機能と役割、看護者の役割等を見学する。

病院の看護管理者から講話を聴く。

第3日 各病棟にて看護師と行動を共にし、看護活動の見学・療養環境と看護援助の実際を学ぶ。

第4日 各病棟にて看護師と行動を共にし、看護活動の見学・療養環境と看護援助の実際を学ぶ。

入院している患者とコミュニケーションを行う。

第5日 各病院、病棟の構造と特徴、患者とのコミュニケーション、看護活動の見学を通して

体験した内容をもとに学びを共有する。

教科書、参考書

教科書

○教1.志自岐康子編集: 看護学概論,メディカ出版,2017

○教2.志自岐康子他編集:基礎看護技術,メディカ出版,2017

○教3.三上れつ他編集:基礎看護学 演習・実習に役立つ基礎看護技術,ヌーヴェルヒロカワ,2016

参考書 臨地実習要綱

基礎看護学実習Ⅰ学習手引き

受講要件

・「ヒューマンケア概論」と「看護学概論」を修得、または修得見込みであること。

・実習ガイダンスやオリエンテーションに出席し、各々が実習に向けた意識を持つこと。

・学内での事前学習や課題に対し、必要な図書を参考に調べておくこと。

成績評価

試験 小テスト レポート・記録物 成果発表 その他 合計

0% 0% 0% 0% 実習内容・記録物

100% 100%

担当教員からのメッセージ

初めての臨地実習です。体調・身だしなみを整えて臨みましょう。

患者とのコミュニケーションをとることも計画しています。笑顔で挨拶し、意図的な声かけを実践します。

前期に学んだ内容がどのように実践されているか、見学を通して学びましょう。

81

82

MEMO

82

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1 単位(15h)ウェルネス期看護論 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※照沼正子、岩崎和代

辻脇邦彦、市原千里、山口恵 月~金/10:00~16:30

授業の概要

健康のとらえ方について個人、集団、社会の視点から考えていく。長寿社会において健康の維持・増進を図るために、

個人、集団、社会それぞれの健康の強みは何かを考え、人生や生活の質の向上を目指したウェルネスの視点を学修する。

キーワード 到達目標

ウェルネス、

健康の強み、

健康レベル

ヘルスプロモーション

生活の質

1.ウェルネスの考え方を説明できる。

2.健康とは何かについて説明できる。

3.ヘルスプロモーションの概念について説明できる。

4.人々の健康を支える環境や法律・制度について説明できる。

5.現代社会における健康の考え方について自分の考えを述べることができる。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 ウェルネスの考え方①

学生一人ひとりが「健康とは何か」について考える

講義

ディスカッション

「健康」の定義について

調べておく

照沼

2 ウェルネスの考え方②

健康のとらえ方、健康レベルの考え方、健康の強み

講義

ディスカッション

配布資料提示 岩崎

3 ヘルスプロモーション

人生や生活の質から考える健康とは何か

講義

ディスカッション

配布資料提示 照沼

4 現代の健康の考え方①:慢性疾患や障害を抱えて生活する

人々にとって健康とは何か、身近な具体例をあげて考える

グループ

ワーク

配布資料提示 全員

5 現代の健康の考え方②:慢性疾患や障害を抱えて生活する

人々にとって健康とは何か、身近な具体例をあげて考える グループ

ワーク

配布資料提示 全員

6 現代の健康の考え方③:グループワークの発表とまとめ グループ

ワーク発表

配布資料提示 全員

7 ウェルネス期の看護① 講義 配布資料提示 岩崎

8 ウェルネス期の看護② 講義 配布資料提示 岩崎

教科書、参考書

教科書 毎回の授業で必要な資料を配布します。

参考書 専門科目「看護学概論」の教科書を活用しますので、毎回必ず持参してください。

受講要件

特にありません。

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

0% 0% 60% 40% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

現代社会は、健康に関する情報があふれています。それとともに、人々の健康のとらえ方、考え方も多種多様です。

WHO(世界保健機関)が示している「健康とは」の定義を共通理解することは大切ですが、同時に看護の対象である人々

ひとり一人の健康のとらえ方、考え方について理解を深めることが必要です。そのためにも、自分たち自身の健康のと

らえ方について視野を広げて学びましょう。

83

84

科目名 科目コード 開講時期 開講学年

必修 1単位 (15h)地域の健康と看護Ⅰ 後期 1

担当教員名 電子メール オフィスアワー

※照沼正子、市原千里

永井健太、平塚久美子月~金/10:00~16:30

授業の概要

公衆衛生看護の歴史を踏まえ、個人、家族、集団、組織の生活支援を基盤とした公衆衛生看護学の基本理念と目的、公衆衛生看

護活動の場と対象の特性、活動について学ぶ。

キーワード 到達目標

地域、生活者

公衆衛生看護学、保健師

個人、家族、集団、組織

行政(保健所、市町村)、学校、企業、

医療機関、

社会情勢の変遷、

1.地域の成り立ち、そこに住む人々の生活について理解を深める。

2.公衆衛生看護の理念、目的について説明できる。

3.公衆衛生看護活動の対象について説明できる。

4.公衆衛生看護活動の場の特性について説明できる。

5.公衆衛生看護活動の方法と技術の特性について説明できる。

6.社会情勢の変遷のなかで公衆衛生看護の歴史について説明できる。

7.公衆衛生看護活動を担う保健師の役割や責任について理解を深める。

回数 学習内容 授業形式 学習方法(予習・復習) 担当教員

1 オリエンテーション

地域の成り立ちとそこに住む人々や生活の理解

講義 照沼

2 地域を拠点に活動する看護職の特徴

保健師職の特徴

講義 ○教 照沼

3 公衆衛生看護学の理念と目的

公衆衛生活動における看護の機能の展開

講義 ○教 市原

4 公衆衛生看護活動の場の特性と対象の特性 講義 ○教 永井

5 公衆衛生看護活動の方法と技術の特性①:

個別的支援方法と集団的支援方法、組織的支援方法

講義 ○教 平塚

6 公衆衛生看護活動の方法と技術の特性②:

DVDから学ぶ公衆衛生看護活動の実際

講義

DVD視聴

○教 照沼

7 行政の場で働く保健師の活動の特徴

市町村や保健所で働く先輩から学ぶ保健師の活動の実際

講義 ○教 照沼*、ゲ

ストスピーカー

8 公衆衛生看護の歴史:社会情勢の変遷の中で公衆衛生看護が果た

してきた役割

講義 ○教 照沼

教科書、参考書

教科書 ○教金川克子編「最新 保健学講座1 公衆衛生看護学概論」,メヂカルフレンド社,2016

参考書 適宜紹介する。

受講要件

全員必修科目

成績評価

本試験 小テスト レポート 成果発表(口頭・演習) その他 合計

100% 0% 0% 0% 0% 100%

担当教員からのメッセージ

自分が育ってきた地域や大学生活を過ごしている地域に関心を向け、そこで生活している人々の様々な暮らしぶりに思いをはせ

ながら、地域社会での生活の営みや、それを支える看護活動の特性と看護職の役割について学びます。その中で、看護職の視点

だけでなく、生活者としての視点とは何かを考えていきます。

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東都

医療

大学

 看

護学

科進

度予

定表

(平

成29年

度開

講)

310

17

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18

15

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19

26

310

17

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411

18

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29

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23

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613

20

27

411

18

25

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15

22

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19

26

512

19

26

12

34

12

34

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41

23

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12

34

12

34

51

23

41

23

41

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34

12

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19

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30

31

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38

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47

48

49

50

51

52

*ヒ

ュー

マン

ケア

概論

115

*心

理学

230

*倫

理と

医療

230

人間

の生

き方

(渋

沢栄

一・論

語)

115

生活

科学

115

医療

の歴

史1

15

生活

と芸

術1

30

生涯

スポ

ーツ

Ⅰ1

30

生涯

スポ

ーツ

Ⅱ1

30

*法

学(日

本国

憲法

を含

む)

230

社会

学1

30

*化

学2

30

*統

計学

入門

130

情報

処理

130

化学

基礎

130

生物

学基

礎1

15

*生

物学

115

物理

学1

15

*ボ

ラン

ティ

ア活

動論

290

*大

学入

門講

座2

30

*情

報学

基礎

130

*日

本語

表現

とコ

ミュ

ニケ

ーシ

ョン

130

東都

フロ

ンテ

ィア

115

*基

礎英

語1

30

国際

コミ

ュニ

ケー

ショ

ン(フ

ラン

ス語

)1

30

*実

践英

語1

30

国際

コミ

ュニ

ケー

ショ

ン(中

国語

)1

30

手話

入門

130

*身

体の

構造

・機

能Ⅰ

130

*身

体の

構造

・機

能Ⅱ

130

*免

疫・感

染学

230

*病

理学

115

*病

態と

治療

Ⅰ2

30

*病

態と

治療

Ⅱ2

30

社会

と環

境の

理解

*公

衆衛

生学

230

*看

護学

概論

230

*こ

ころ

の健

康1

15

*ヒ

ュー

マン

ケア

と看

護2

30

*フ

ィジ

カル

アセ

スメ

ント

130

*生

活援

助論

Ⅰ1

30

*生

活援

助論

Ⅱ2

60

*基

礎看

護学

実習

Ⅰ1

45

健康

レベ

ルと

看護

*ウ

ェル

ネス

期看

護論

115

社会

生活

と看

護*

地域

の健

康と

看護

Ⅰ1

15

*印

 必

修科

科目

授業

科目

単 位

時 間 数

5月

6月

7月

8月

2017年

/ 4

区分 看 護 の 基 礎

2018年

/ 1

月2月

看 護 専 門 科 目 群

健 康 の 理 解

看 護 の 基 礎 科 目 群ヒ ュ ー マ ン ケ ア の 基 礎 科 目 群

人 間 形 成 の 基 礎 自 然 の 理 解

学 習 ・ 自 己 教

育 の 基 礎 異 文 化 理 解

3月

9月

10月

11月

12月

資料

-1

後 期 追 ・ 再 試 験

前 期 追 ・ 再 試 験

入 学 式 ・ ガ イ ダ ン ス ・ 健 康 診 断

幕 張 研 修

5 月 連 休

基 礎 看 護 学 実 習 Ⅰ 1 単 位

冬 期 休 業

春 期 休 業

夏 期 休 業

必修 選択

ヒューマンケア概論 1前 1(15h)心理学 1前 2(30h)倫理と医療 1前 2(30h)人間の生き方(渋沢栄一・論語) 1前 1(15h)法学(日本国憲法を含む) 1後 2(30h)生活科学 1前 1(15h)臨床哲学 2前 2(30h)社会学 1後 2(30h)教育学 2前 2(30h)医療の歴史 1前 1(15h)生活と芸術 1前 1(30h)生涯スポーツⅠ 1前 1(30h)生涯スポーツⅡ 1後 1(30h)化学基礎 1前 1(30h)化学 1後 1(15h)生物学基礎 1前 1(15h)生物学 1前 1(15h)統計学入門 1後 1(30h)物理学 1前 1(15h)情報処理 1後 1(30h)教育情報論 2前 1(30h)大学入門講座 1前 2(30h)情報学基礎 1前 1(30h)日本語表現とコミュニケーション 1前 1(30h)東都フロンティア 1前 1(15h)ボランティア活動論 1通 2(45h)基礎英語 1前 1(30h)

実践英語 1後 1(30h)

実践医療英語Ⅰ 2前 1(30h)

実践医療英語Ⅱ 2後 1(30h)国際コミュニケーション(フランス語) 1前 1(30h)国際コミュニケーション(中国語) 1後 1(30h)国際社会 2後 1(15h)異文化理解コミュニケーション研修 2前 2(60h)手話入門 1後 1(30h)小計(35科目) 17 27 24 24 24身体の構造・機能Ⅰ 1前 1(30h)身体の構造・機能Ⅱ 1前 1(30h)免疫・感染学 1後 2(30h)病理学 1後 1(15h)病態と治療Ⅰ 1後 2(30h)病態と治療Ⅱ 1後 2(30h)病態と治療Ⅲ 2前 1(15h)病態と治療Ⅳ 2前 1(15h)病態と治療Ⅴ 2前 1(15h)薬理学 2前 2(30h)栄養生化学 2前 2(30h)精神医学 2前 1(15h)画像診断学 2前 1(15h)先進医療 4前 1(15h)老年病学 2前 1(15h)リハビリテーション学 2後 1(15h)カウンセリング 2後 1(30h)公衆衛生学 1後 2(30h)疫学 2前 2◆(30h)保健統計 2後 2◆(30h)看護関係法規 2後 1(15h)保健医療福祉行政論Ⅰ 2後 1(15h)保健医療福祉行政論Ⅱ 2後 1◆(15h)社会福祉概論 2後 1(15h)医療経済入門 2後 1(15h)労働衛生関係法規Ⅰ 4前 2(30h)労働衛生関係法規Ⅱ 4前 2(30h)小計(27科目) 23 14 25 28 25

資料-2 教育課程等の概要 [平成29年度入学生用]

看護師国家試験受験資格取得に必要な単

位数学年進度

看護師及び保健師国家試験受験資格取得

に必要な単位数

看護師及び助産師国家試験受験資格取得

に必要な単位数授業科目

単位数

必修17単位

「人間形成の基礎」「自然の理解」「学習・自己教育の基礎」から5単位選択

+

「異文化理解」から2単位選択

必修17単位

「人間形成の基礎」「自然の理解」「学習・自己教育の基礎」から5単位選択

+

「異文化理解」から2単位選択

必修23単位

+

選択科目◆印5単位

ューマンケアの基礎科目群

人間形成の基礎

必修17単位

「人間形成の基礎」「自然の理解」「学習・自己教育の基礎」から5単位選択

+

「異文化理解」から2単位選択

看護の基礎科目群

健康の理解

必修23単位

+

選択科目2単位

社会と環境の理解

自然の理解

学習・自己

教育の基礎

異文化理解

必修23単位

+

選択科目2単位

看護学概論 1前 2(30h)こころの健康 1前 1(15h)ヒューマンケアと看護 1後 2(30h)看護実践方法論 2前 1(30h)フィジカルアセスメント 1後 1(30h)生活援助論Ⅰ 1前 1(30h)生活援助論Ⅱ 1後 2(60h)生活援助論Ⅲ 2前 2(60h)基礎看護学実習Ⅰ 1前 1(45h)基礎看護学実習Ⅱ 2後 2(90h)小児看護学概論 2前 1(15h)小児看護学援助論 2後 2(90h)小児看護学実習 3通 2(90h)成人看護学概論 2前 1(15h)成人看護学援助論Ⅰ 2後 2(90h)成人看護学援助論Ⅱ 2後 2(90h)成人看護学実習Ⅰ 3通 3(135h)成人看護学実習Ⅱ 3通 3(135h)高齢者看護学概論 2前 1(15h)高齢者看護学援助論 2後 2(90h)高齢者看護学実習Ⅰ 3通 2(90h)高齢者看護学実習Ⅱ 3通 2(90h)リプロダクティブヘルス看護学概論 2前 1(15h)リプロダクティブヘルス看護学援助論 2後 2(90h)リプロダクティブヘルス看護学実習 3通 2(90h)ウェルネス期看護論 1後 1(15h)急性期看護論 2前 1(15h)慢性期看護論 2前 1(15h)回復期看護論 2前 1(15h)終末期看護論 2前 1(15h)地域の健康と看護Ⅰ 1後 1(15h)地域の健康と看護Ⅱ 2後 1◆(15h)地域包括ケア論 3通 1(15h)地域母子保健 4前 1★(15h)家族看護論 2前 1(15h)産業看護論Ⅰ 2後 2(30h)産業看護論Ⅱ 4前 1(15h)学校保健活動論 2後 1◆(15h)精神看護学概論 2前 1(15h)精神看護学援助論 2後 2(90h)精神看護学実習 3通 2(90h)在宅看護概論 2後 1(15h)在宅看護援助論 3前 2(90h)在宅看護実習 3通 2(90h)看護研究方法 2後 1(15h)ヒューマンケア看護研究 4通 1(30h)医療安全 3前 1(15h)ヒューマンケア総合演習 4通 1(30h)看護統合実習 4前 2(90h)看護マネジメント 4前 2▲(30h)関係職種連携論 4前 1(15h)災害看護学 4後 1◆(15h)国際医療協力 4後 1★(15h)感染看護 4前 1(15h)がん看護 4前 1(15h)救急看護 4前 1(30h)リハビリテーション看護 4前 1(15h)小計(57科目) 72 10 75 73 73公衆衛生看護活動論 3後 1◆(15h)公衆衛生看護活動展開論Ⅰ 3後 1◆(15h)公衆衛生看護活動展開論Ⅱ 3後 1◆(15h)公衆衛生看護学演習Ⅰ 4前 2◆(60h)公衆衛生看護学演習Ⅱ 4前 2◆(60h)公衆衛生看護管理 4後 1◆(15h)公衆衛生看護学実習 4前 4◆(180h)小計(7科目) 0 12 12助産学概論 3後 2★(30h)基礎助産学 3前 2★(30h)周産期の基礎 4前 2★(30h)助産診断・技術学Ⅰ 4前 2★(30h)助産診断・技術学Ⅱ 4前 2★(30h)分娩介助技法 4前 2★(60h)助産管理 4後 2★(30h)助産学実習Ⅰ 4通 8★(360h)助産学実習Ⅱ 4通 1★(45h)

小計(9科目) 0 23 23

124 137 145

看護専門科目群

看護の基礎

必修15単位

ライフステージと看護

必修28単位

健康レベル

と看護

必修5単位

社会生活と看護 必修21単位

+

選択必修科目▲印2単位

+

選択科目4単位

合計(135科目)

助産師課程

看護の統合と発展

保健師助産師専門科目群

保健師課程

必修15単位

必修28単位

必修5単位

選択科目★印23単位

必修15単位

必修28単位

必修5単位

必修21単位

+

選択科目◆印3単位

+

選択科目1単位

選択科目◆印12単位

必修21単位

+

選択科目★印2単位

+

選択科目2単位

助産師コース:必修科目134単位 選択科目11単位 計145単位看護師コース:必修科目109単位 選択必修科目2単位 選択科目13単位 計124単位

▲は看護師コースの選択必修科目◆は保健師コースの必修科目★は助産師コースの必修科目

各種国家試験受験資格を得るために必要な単位数保健師コース:必修科目129単位 選択科目8単位 計137単位

メールアドレス / オフィスアワー

《 50 音順 》

教員名 メールアドレス オフィスアワー

赤 石 三 佐 代 月/12:30~13:15

秋 元 直 子 【前期】月/12:30~13:10

【後期】金/12:30~13:10

浅 井 直 美 月/12:30~13:15

荒 木 玲 子 【前期】月/12:30~13:15

【後期】金/12:30~13:15

石 沢 敦 子 【前期】月/12:30~13:10、16:45~18:00

【後期】月/12:30~13:10

市 原 千 里 月~水/10:00~16:00

今 川 詢 子 月/17:00~18:00

岩 﨑 和 代 木・金/12:15~13:15

内 田 佳 代 金/14:00~16:00

大 澤 久 美 枝 金/12:30~13:00

小 曽 根 秀 実 【前期】金/12:30~13:10、17:00~18:00

【後期】金/12:30~13:10

柿 沼 直 美 月~金/12:30~13:10

勝 部 憲 一 水/13:00~17:00

神 山 吉 輝 金/16:40~17:30

佐 々 木 純 子 月/12:00~13:00

佐 藤 光 栄 【前期】火/16:30~17:30、水/16:30~17:30

【後期】水/16:30~17:00

常 名 陽 子 月/12:30~13:10

神 野 英 明 木/12:30~13:00

鈴 木 剛 水/10:30~15:00

鈴 木 祐 子 月~金/12:00~13:00

須 田 利 佳 子 【前期】月/12:30~13:15

【後期】金/12:30~13:15

關 優 美 子 【前期】火/16:30~17:30

【後期】金/12:30~13:10

資料-3

教員名 メールアドレス オフィスアワー

辻 脇 邦 彦 月~金/10:00~19:00

照 沼 正 子 月~金/12:30~13:15

中 井 美 鈴 【前期】月/12:30~13:00

【後期】金/12:30~13:00

永 井 健 太 月/12:00~13:00

中 島 富 志 子 月/12:00~13:00

中 村 織 恵 【前期】月/12:30~13:15

【後期】金/12:30~13:15

野 村 政 子 【前期】金/12:30~13:30

【後期】木/12:30~13:30

平 塚 久 美 子 金/12:00~13:00

平 山 裕 子 月~金/9:15~17:00

福 澤 知 美 金/15:00~16:00

松 澤 洋 子 月/12:30~13:15

松 永 春 香 【前期】火/16:30~17:30

【後期】金/15:00~16:00

光 樂 香 織 【前期】月/16:40~17:30

【後期】水/15:00~17:00

柳 澤 ま ゆ み 月~金/9:15~17:15

山 口 恵 金/12:30~13:15

吉 田 幸 子 火/13:00~15:00

*上記のオフィスアワーであっても、実習等の都合により、不在となることもあります。

事前に連絡を頂ければ、随時対応します。

*新任教員のメールアドレス・オフィスアワーについては、後日、掲示等で連絡します。