平成３１年度

生ごみ前処理設備・発電設備他定期整備委託

仕 様 書

浅麓環境施設組合

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1 仕 様 書

１．一般概要

浅麓汚泥再生処理センター処理設備のうち、生ごみ前処理設備・発電設備及び

ボイラー設備に含まれる装置・機器等の機能を維持するために、各設備の点検整

備及び機器消耗部品の交換業務を実施する。

２．基本事項

組合監督員との工程調整を十分に行い、現在の施設の運転管理の変更対応が最

小限となるように業務を計画し、施設運転管理に支障のないように行うこと。

業務遂行により、施設運転上の問題が生じた場合には、状態復帰に要する運転

調整等すべて受託者の責任において実施すること。その際に必要な要員は業務時

間に関わらず常駐すること。また、施設運転上の不具合が生じた場合、その程度

によって、通常管理より上乗せして必要となる運転管理対応延長時間、需要費等

の費用についても請求の対象とする。

本業務は責任施工であり、本仕様書記載の機器整備等を支障なく遂行すること

のみならず、業務実施前後の運転管理上の変化についても十分検討したうえで組

合との綿密な調整を行い、最適な工程設定を行うこと。

業務実施に伴い突発的に発生する施設運転管理上の不具合についても処理へ

の影響を最小限にするよう対応すること。

３．業 務 名

平成３１年度 生ごみ前処理設備・発電設備他定期整備委託

４．業務場所

長野県小諸市甲１８４５番地

浅麓環境施設組合 浅麓汚泥再生処理センター

５．業務期間

自 契約の日から

至 令和２年３月１７日

６．整備対象設備及び整備期間

業務の対象は以下の設備、期間とする。

１）生ごみ前処理設備

※ 整備期間：契約期間内にて事前打ち合わせ。

２）ガスエンジン発電設備

※ 整備期間：令和元年５月２７日から令和元年 ６月７日（前期）(予定)

※ 整備期間：令和元年１２月２日から令和元年１２月６日（後期）（予定）

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３）ボイラー設備

排熱回収ボイラー（性能検査事前整備）

※ 整備期間：令和元年５月２２日から令和元年５月２４日（予定）

重油ボイラー（定期整備）

※ 整備期間：令和元年５月２２日から令和元年５月２４日(予定)

ガスボイラー（定期整備）

※ 整備期間：令和元年５月２２日から令和元年５月２４日(予定)

４）計装設備

※ 整備期間：契約期間内にて事前打ち合わせ。

７．性能検査予定日

ボイラー及び圧力容器安全規則による検査を以下の日程で行う。

排熱回収ボイラー 令和元年５月２４日（金）（予定）

性能検査日は予定日とし、実際の検査日は設備運転状況を踏まえ、組合監督員と

受託者と協議を充分行ない決定するものとする。

８．使用材料及び機器

使用材料及び機器は、すべてそれぞれの用途に適合した欠陥のない製品で、日本

工業規格（JIS）電気規格調査会規格（JEC）日本電気工業会規格（JEM）等の規格

が定められているものは、これらの規格品を使用しなければならない。また、製

造メーカ指定のものについては、メーカの純正品を使用すること。

９．整備作業概要

〔共通事項〕

１） 整備に際して他の設備等に汚損の恐れがある場合には、必要な養生を実施するこ

と。

２） 装置等を分解し、清掃後、内部部品等の消耗の度合いを点検し、記録する。

３） 装置等の取扱説明書に記載された項目や監督員の指示する項目については、部品

の計測・検査を実施し、記録すること。

４） 消耗度合いにより、再使用可能な部品については再使用し、今回購入したものに

ついては、予備品として納入すること。

５） 部品類の組立調整を行い、付属品・配管類に取付けて、装置等を完成させる。

６） ポンプ類については、注水等を行い、漏れの無いことを確認すること。

７） 装置類の試運転を行い、必要な調整を実施し、異常振動・異音・異臭・発熱・漏

れ等、異常がないことを確認すること。また、装置等の電流値・圧力・振動・温

度等を記録すること。

８） 装置周辺の片付け、清掃を実施すること。

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〔特記事項〕

１） 清掃点検、分解整備、定期整備、オーバーホール等の内容で各装置に特記する事

項については、「２ 整備装置等の詳細」を参照のこと。

１０.交換部品

交換部品については、別紙『交換部品一覧表』の通りとすること。

２ 整備装置等の詳細

整備対象設備・装置及び整備の詳細は以下の通りとする。

2-1生ごみ前処理設備<日立造船(株)>

1) 生ごみ受入ホッパ（２台）M-203A,B

型式：角型鋼板

〔特記事項〕（清掃点検）

①ホッパ扉駆動機の清掃、点検（作動状況等調査、記録）

②ホッパ扉チェーンの点検（張り調整等）

③試運転

2) 生ごみ受入ホッパ切出装置<日立造船(株)>（２台）M-203A,B

型式：スクリュウコンベヤ

〔特記事項〕（分解整備）

① ホッパ切出し部の清掃、点検（スクリュウ羽根等の磨耗状況調査、記録）

② 軸封部グランドパッキン等の交換、調整

③ 試運転

3) 生ごみ投入コンベヤ<日立造船(株)>（２台）M-204A,B

型式：エプロンコンベヤ

〔特記事項〕（分解整備）

① コンベヤ内部の清掃、点検（フライト板、磨耗状況調査、記録）

② コンベヤチェーン、フライト板の点検（張り調整、変形修正）

③ コンベヤチェーン交換 A号機（約 35m分（片側 17.5ｍ×２））

④ コンベヤチェーン予備部品納入 20ｍ

⑤ 試運転

4) 生ごみ中間ホッパ切出し装置<日立造船(株)>（２台）M-205A,B

型式：スクリュウコンベヤ

〔特記事項〕（分解整備）

① ホッパ切出し部の清掃、点検（スクリュウ羽根等の磨耗状況調査、記録）

② 軸封部グランドパッキン等の交換、調整

③ 試運転

5) 生ごみ選別装置<日立造船(株)> （A号機 4回/年、B号機 5 回/年） M-206A,B

型式：８ｍ3パルパー（湿式粉砕選別装置）

〔特記事項〕（分解整備）

① 生ごみ選別装置内残留ごみ搬出、清掃、点検（磨耗状況等調査、記録）

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② 内部取付け部品点検（取付けボルトの状況調査、増し締め、記録）

③ Vベルト交換、調整（1回/年）

④ 掻揚げ機清掃

⑤ 装置内計測（２回/年）

⑥ 内部スクリーン交換（１台）

⑦ B号機クリーナー納入（１式分）

⑧ 主軸整備予備部品納入

⑨ 試運転

6) 有機スラリー引抜ポンプ<(株)荏原製作所>（２台）P-203A,B

型式：100ULKM31160 クロレス型渦巻ポンプ

〔特記事項〕（分解整備）

① ポンプ内部の清掃、点検（外観、腐食、磨耗状況等調査、記録）

② ポンプ分解整備（吸込カバー、ケーシングガスケット等の交換）

③ 試運転

7) 軽量物破砕装置<(株)池田製作所>（２台）M-207A,B

型式：IKRC-LW30SUS

〔特記事項〕（分解整備）

① 破砕装置内部残留生ごみ搬出、清掃、点検（磨耗状況等調査、記録）

② 回転刃、固定刃及びスクリーンの交換。他各部増し締め

③ 駆動軸軸受、テフロンリング、オイルシール交換（A,B号機）

④ タイミングベルト交換。張り調整、試運転

⑤ スクリーン納入（２台分）

8) 破砕軽量物コンベヤ<日立造船(株)>（１台）M-212

型式：フライトコンベヤ

〔特記事項〕（分解整備）

① コンベヤ内部の清掃、点検（フライト板、チェーンの磨耗状況調査、記

録）

② コンベヤチェーン・フライト板の交換（予備品）調整

③ 試運転

9) 重量物水切りコンベヤ<日立造船(株)>（１台）M-208A,B

型式：スクリュウコンベヤ

〔特記事項〕（清掃点検）

① コンベヤ内部の清掃、点検（スクリュウ羽根等の磨耗状況等調査、記録）

② 試運転

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10) 軽量物混合槽<日立造船(株)>（１台）T-201

型式：有効容量 4.3ｍ3 ステンレスタンク

〔特記事項〕（清掃点検）

① 槽内の清掃（２回/年）

② 点検（腐食状況等調査、記録）

③ 腐食部塗装（1回/年）（タールエポキシ樹脂）

④ 軽量物破砕機までの連絡配管清掃

11)軽量物混合槽攪拌機<トヨキ工業(株)>（１台）M-209

型式：TLG-J6-15S

〔特記事項〕（清掃点検）

① 攪拌羽根の清掃、点検（腐食、磨耗状況調査、記録）

② 羽根取付けボルト増し締め

③ 腐食部塗装（1回/年）（タールエポキシ樹脂）

④ 試運転

12) 細砂水切りコンベヤ<日立造船(株)>（２台）M-222A,B

型式：スクリュウコンベヤ

〔特記事項〕（清掃点検）

① コンベヤ内部の清掃、点検（スクリュウ羽根等の磨耗状況調査、記録）

②ライナー摩耗状況調査

③ 試運転

13) 細砂除去装置<日立造船(株)>（２台）T-221A,B

〔特記事項〕（清掃点検）

① 筒内の清掃、点検（亀裂、磨耗状況等の調査、記録）

② 試運転

14) 細砂除去循環ポンプ<(株)荏原製作所>（２台）P-204A,B

型式：80ULKM25145 クロレス型渦巻ポンプ

〔特記事項〕（分解整備）

① ポンプ内部の清掃、点検（外観、腐食、磨耗状況等調査、記録）

② ポンプ分解整備（軸受、オイルシール、メカニカルシール等交換）（A,B

号機）

③ 試運転

15) 重量物コンベヤ<日立造船(株)>（１台）M-221

型式：フライトコンベヤ

〔特記事項〕（分解整備）

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① コンベヤ内部の清掃、点検（フライト板等の磨耗状況調査、記録）

② コンベヤチェーン・フライト板の交換（予備品）、調整

③ 仕切り板納入（１組）

④ 試運転

16) 分離汚水槽移送ポンプ<(株)相互ポンプ製作所>（１台）P-222

型式：ＩＫＫ－ＣＣＬ

〔特記事項〕（分解整備）

① ポンプを引上げ清掃、点検（外観、腐食、磨耗状況等調査、記録）

② ポンプ本体機器納入（1台）

③ 試運転

2-2ガスエンジン発電設備<日立造船(株)>（１台）

1) ガスエンジン発電機（１台）M-701

型式：<DEUTZ社製>TBG616V12K ドイツ

1)-1ガスエンジン稼動 2000時間毎定期整備前期（1式）

〔特記事項〕（定期整備）

① 外観目視点検（オイル・液等の漏れ、腐食、亀裂等調査、記録）

② 潤滑油サンプリング

③ 冷却水サンプリング

④ 潤滑油レベル計点検（指示、出力等の調査、記録）

⑤ 冷却水レベル計点検（指示、出力等の調査、記録）

⑥ 点火プラグ点検（調査により不良の場合交換）

⑦ 点火プラグ延長棒/点火コイル点検（シリンダー抵抗調査、記録）

⑧ 点火タイミング確認

⑨ エアーフィルタ/ケーシング点検（亀裂、破損の調査、記録）

⑩ 過給機/エキスパンション点検（過給圧力調査、記録）

⑪ 給排気弁隙間計測

⑫ オイルミストセパレータ交換

⑬ クランクケース圧力調査、記録

⑭ 保護装置（非常停止釦）点検（作動試験）

⑮ 始動用バッテリー点検（電圧、蓄電容量等調査、記録）

⑯ 空燃比制御確認

⑰ 潤滑油フィルタ交換

⑱ ガスフィルタ点検（調査により不良の場合交換）

⑲ ＴＥＭ機能確認（TEM盤表示の状況調査、記録）

⑳ 配線及びコネクタ点検（亀裂、損傷等調査、記録）

㉑ スターター点検

㉒ 防振スプリング点検（亀裂、破損等の調査、記録）

㉓ 消耗部品（パッキン類）の交換

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㉔ 試運転

1)-2ガスエンジン稼動 2000時間毎定期整備後期（１式）

〔特記事項〕（定期整備）

① 外観目視点検

② 潤滑油サンプリング

③ 冷却水サンプリング

④ 潤滑油レベル点検（指示出力等の調査、記録）

⑤ 冷却水レベル点検（指示出力等の調査、記録）

⑥ 点火プラグ点検（調査により不良の場合交換）

⑦ 点火プラグ延長棒/点火コイル点検（発熱、変色等調査、記録）

⑧ 点火タイミング確認

⑨ エアーフィルタ/ケーシング点検（亀裂、破損の調査、記録）

⑩ 給排気弁隙間計測

⑪ オイルミストセパレータ交換

⑫ クランクケース圧力調査、記録

⑬ 保護装置（非常停止釦）点検（作動試験）

⑭ 始動用バッテリー点検（電圧、蓄電容量等調査、記録）

⑮ 空燃比制御確認

⑯ 潤滑油フィルタ交換

⑰ ガスフィルタ点検（調査により不良の場合交換）

⑱ ＴＥＭ機能確認

⑲ 配線及びコネクタ点検（亀裂、損傷等調査、記録）

⑳ 消耗部品（パッキン類）の交換

㉑ 試運転

1)-3 ガスエンジン整備予備部品納入

〔特記事項〕（定期整備）

① 整備予備部品納入

・コネクティングロッド（12本）

・ビックエンドベアリング（12個）

・ピストン（12本）

1)-4ガスエンジン補機定期整備（１式）

〔特記事項〕（定期整備）

①発電機点検

② 始動用蓄電池盤点検

1)-5シロキサン除去装置活性炭入替（2000時間毎点検前期２塔、）

〔特記事項〕（定期整備）

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①除去装置内の活性炭を抜き取り、新炭を充填する。

※抜き取りした活性炭については、受託者にて適正に処分すること。

1)-6シロキサンサンプリング、分析（2000時間毎点検前期、後期）

2-3 非常用ディーゼルエンジン発電設備<日立造船(株)>（１台）

1）非常用ディーゼルエンジン発電機（１台）

型式：<DEUTZ社製>ドイツ

〔特記事項〕（定期整備）

① 各部増締、点検

② 吸排気系統、燃料系統点検、調整

③ 潤滑油サンプリング

④ 冷却水サンプリング

⑤ 試運転

2-4ボイラー設備

1) 排熱回収ボイラー(株)高尾鉄工所>（１台）M-705（性能検査事前整備）

型式：横置煙管式ボイラー TWS-20形

〔特記事項〕（定期整備）

① 煙室煙管内清掃

② 缶内点検清掃

③ 消耗部品（パッキン類）及び水面計ガラスの交換

④ 安全弁取り付け交換（性能検査事前整備品）

⑤ 法定検査立合（水圧試験実施）

⑥ 運転立合

2) 重油ボイラー(株)サムソン>（2台）M-043A,B

型式：小型貫流式蒸気ボイラー BOα-150N

〔特記事項〕（分解整備）

① 燃焼室内点検（耐火材等の状態調査、記録）

② 消耗部品（バーナーノズル交換、パッキン類）及び水面計ガラスの交

換

③ 試運転

3) ガスボイラー （株）前田鉄工所（3台）M-044A,B,C

型式：小型貫流ボイラー SCA-100P

〔特記事項〕（分解整備）

① 燃焼室内点検（耐火材等の状態調査、記録）

② バーナー調整（ノズル、点火棒の交換）

③ 消耗部品（電磁接触器、パッキン類）及び水面計ガラスの交換

④試運転

2-5計装設備

1) 超音波レベル計<㈱ノーケン>（３式）

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型式：MultiRanger100

・生ごみ受入ホッパ A,B LISA203A,B

・生ごみ中間ホッパ A,B LISA205A,B

・生ごみ選別装置 A,B LISA206A,B

〔特記事項〕（定期整備）

① センサー清掃、点検（汚れ、腐食等調査、記録）

② 他コントロールユニット点検（出力チェック、表示状態等調査、確認）

③ 作動確認

2-6検査・検定

1) ボイラー設備関係

①排熱回収ボイラー安全弁（1台）

※整備を実施し検定成績書及び状況写真添付

※指定工場への発送は組合にて行なう。

３ 現場管理

業務に係る作業及び、資材置場、資材搬入については、組合監督員と充分協議し、処理業

務及び作業に支障なきよう計画し実施すること。

また、施設の運転上、業務工程を変更せざるを得ない場合があるが、その場合についても

適宜対応すること。

ただし、その場合でも委託費の増額対応はおこなわない。

４ 復 旧

他の設備、既存物件の破損、破壊及び汚染防止に努め、万一損傷、破損及び汚染等が生じ

た場合には、直ちに組合監督員又は担当職員に報告し、その指示に従い受託者の責任におい

て速やかに補修すること。

業務実施に伴い支障を生じた場合には運転調整を含めて総合的な復旧作業を受託者の責任

において実施すること。

５ 法令遵守

本業務の施工にあたっては、関係法令を遵守すること。

６ 一般事項

１)業務時間内に機器の現地調整、試運転調整を行うものとする。

なお、試運転の結果、組合監督員が通常的に良好と認めた後、対象機器は組合に於いて使用

するものとする。

２)受託者は、業務実施に当たって、組合監督員と充分協議の上実施すること。

３)組合監督員が業務に対して不備、不良を認めた場合には受託者の責任において手直しを行う

こと。

４)業務施工に於いて障害物となるものがある場合には、組合監督員の指示を受けてから処理す

ること。

５)業務施工中、組合施設、機器類に損害を与えた場合には、速やかに組合監督員へ報告し、承

認を受けて受託者の責任で手直し等を行うこと。

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６)本業務に使用する材料は、現在使用されている材料と同一の物を使用する。

但し、やむをえない事情のある場合には、組合監督員の承認を得れば、同一メーカの同等品

を使用してもよい。

７)撤去品は組合監督員に確認を受けた後、受託者の責任で適正に処分すること。

８)業務に使用する水、電気は組合より支給するが、施設の稼動に支障のない範囲とする。な

お、水栓・コンセントは組合監督員の指示した箇所以外は使用しないこと。万一、指示した

箇所以外を使用して漏電事故により処理設備に波及した場合には、受託者の責任において復

旧等すべての処理を行なうこと。

９)本業務は受託者の責任施工であるから、本仕様に明示がなくても業務遂行上必要と認めら

れるものについては業務範囲に含まれるものとする。

10)現場の収まり、取り合いの関係で材料の寸法、取付け位置、又は取付け工法を多少変更す

るなど、軽微なものについては組合監督員と協議の上施工すること。この場合契約金額の増

減はしないものとする。

11)受託者は、「労働安全衛生規則」、その他の関係法規に従い、常に安全管理に必要な処置を

講じ労働災害発生の防止に努めること。現場代理人は業務期間中常駐し、施設運転管理につ

いても充分理解し、組合監督員とも充分協議の上、工事に支障の無いよう作業員の監督を行

うこと。

12)報告書等の提出書類は業務期間中に 2部とし、（1部についてはデジタル記録媒体も可とす

る。）提出すること。

７ その他

１)業務中、疑義が生じた場合は、組合監督員と速やかに協議のうえ、承諾を得た後、実施す

ること。

２)工具、測定器具類については、原則として受託者が手配すること。

なお、組合所有の特殊工具類について貸与を希望する場合は、事前に組合監督員に協議す

ること。

３)休憩場所は組合指定の場所を使用すること。また、その使用期間中は、火の元、戸締り等

に十分留意するなど、受託者の業務管理責任者が責任を持って管理すること。

４)業務場所の整理整頓に努め、危険防止対策を十分に施し、労働災害の発生無きよう努める

こと。

５)業務中、通常運転中の設備・系列との作業範囲の区分を明確にし、作業員が立ち入らない

ようにロープ、標識等の設置し、誤操作等のないように処置すると共に、作業員に周知し、

指導を行いこと。原則として電源の入切等については、組合監督員立会いのもと行うこと。

６)場内において、組合が指定する立入禁止区画は厳守すること。また作業員の車両は、組合

の指定場所へ駐停車すること。それ以外への駐停車は厳禁とする。

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