12
4章 本 管・マ ル 調 査 4.1. 管口テレビカメラ調査(φ800mm 未満) 本調査は、管口テレビカメラにより、本管内部の状態を記録し、報告図書をまとめるものである。 4.1.1 管口テレビカメラ調査内容 . 本調査は、GM調査(人孔蓋、躯体)に引き続き、地上より人孔内に管口テレビカメラを挿入し、十 分な照明のもとに管渠の布設状況、流水状況、堆積土砂状況、浸入水及び木根侵入等の管渠内不良箇 所を調査し、ビデオ撮影を行うものである。 . 調査により発見した不良箇所は、ズーム機能を使いより詳細な確認ができるよう工夫すること。 . 調査の手順は、「管口テレビカメラ調査の手順」を参考にすること。 . 本調査に使用する管口テレビカメラは、光学16倍ズーム機能、光源 65 ルーメンを標準に積算して いる。乙は、本調査機器と同等以上の管口テレビカメラを使用すること。 . 本調査においては、鮮明な画像が得られるよう光源照度には特に注意し、消耗した電池の交換は早め に行うこと。又、必要に応じて光源の補強を行うなどの措置を講じること。 . 使用済み電池は、環境保護を考慮し適切に処分すること。 . 管口テレビカメラ調査が不可能な人孔については、その内容等を甲に報告し、指示を受けること。 4.1.2 詳細調査必要路線の抜粋 1.管口テレビカメラ調査結果を基に、以下の詳細調査必要路線の診断基準より詳細な管路状況の把 握を目的とした詳細調査を必要とする路線抜粋し報告書を作成すること。 2.報告書は調査対象区域図に詳細調査必要箇所を状況別に着色等を行なった成果図(1/1,500)と診断に 使用した写真を添付し、甲の承諾を得た上で作成すること。 詳細調査必要路線の診断基準及び着色優先順位 たるみ オレンジ 閉塞・滞留・土砂・油等の堆積 ピンク 破損 木根侵入 クラック・ズレ その他(浸入水・腐食・モルタル・取付管異常・パッキン異常) 4.2 自走式テレビカメラ調査(φ700mm 以下) . 本調査は自走式テレビカメラにより本管内部の状況を調査し、報告図書としてまとめるものである。 . 乙は、自走式テレビカメラ調査の施行にあたって、予め「4.2.1 管内清掃」の項により、当該調査箇 所の洗浄を十分に行い、止水プラグ等を用いて流水を止水減量し、調査の精度を高めること。 4.2.1 管内清掃 . 乙は、自走式テレビカメラによる管路調査に先立って、調査精度を高めるため管渠内洗浄を行うこと。 . 乙は、清掃計画を十分検討の上、管内洗浄終了後(原則として当日)直ちに自走式テレビカメラによ る管路調査を実施すること。 . 乙は、前項の実施履歴が確認できる報告書を作成し、下記の項目を明記すること。 路線毎の状況写真 管きょ番号 場所 延長 清掃日 自走式テレビカメラ調査実施日 . は、管内清掃作業にあたって十分な運搬車両を配置し、その使用にあたっては土砂等の流出・飛散 並びに臭気漏出のない構造の車両とすること。 . 乙は、作業にあたり下流側管路に土砂等を流出させてはならない。万一、下流側管路に土砂等を流出 させた場合は、直ちに甲に連絡し、指示を受けること。 . 前項の影響による流出土砂等は乙の責任で取り除くこと。

4章 本 管・マ ン ホ ー ル 調 査 - Kobe · t1 j1 t2 j2 j5 t5 j4 t4 t3j3 調査延長 (位置表示) ① 異常箇所を通過した場合 流向 マンホール間延長=路線延長

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4章 本 管・マ ン ホ ー ル 調 査 4.1. 管口テレビカメラ調査(φ800mm 未満)

本調査は、管口テレビカメラにより、本管内部の状態を記録し、報告図書をまとめるものである。

4.1.1 管口テレビカメラ調査内容 1. 本調査は、GM調査(人孔蓋、躯体)に引き続き、地上より人孔内に管口テレビカメラを挿入し、十

分な照明のもとに管渠の布設状況、流水状況、堆積土砂状況、浸入水及び木根侵入等の管渠内不良箇

所を調査し、ビデオ撮影を行うものである。 2. 調査により発見した不良箇所は、ズーム機能を使いより詳細な確認ができるよう工夫すること。 3. 調査の手順は、「管口テレビカメラ調査の手順」を参考にすること。 4. 本調査に使用する管口テレビカメラは、光学16倍ズーム機能、光源 65 ルーメンを標準に積算して

いる。乙は、本調査機器と同等以上の管口テレビカメラを使用すること。 5. 本調査においては、鮮明な画像が得られるよう光源照度には特に注意し、消耗した電池の交換は早め

に行うこと。又、必要に応じて光源の補強を行うなどの措置を講じること。 6. 使用済み電池は、環境保護を考慮し適切に処分すること。 7. 管口テレビカメラ調査が不可能な人孔については、その内容等を甲に報告し、指示を受けること。

4.1.2 詳細調査必要路線の抜粋

1.管口テレビカメラ調査結果を基に、以下の詳細調査必要路線の診断基準より詳細な管路状況の把

握を目的とした詳細調査を必要とする路線抜粋し報告書を作成すること。

2.報告書は調査対象区域図に詳細調査必要箇所を状況別に着色等を行なった成果図(1/1,500)と診断に

使用した写真を添付し、甲の承諾を得た上で作成すること。

詳細調査必要路線の診断基準及び着色優先順位

① たるみ オレンジ

② 閉塞・滞留・土砂・油等の堆積 ピ ン ク

③ 破損 朱 赤

④ 木根侵入 黄 緑

⑤ クラック・ズレ 黄 色

⑥ その他(浸入水・腐食・モルタル・取付管異常・パッキン異常) 水 色

4.2 自走式テレビカメラ調査(φ700mm 以下)

1. 本調査は自走式テレビカメラにより本管内部の状況を調査し、報告図書としてまとめるものである。 2. 乙は、自走式テレビカメラ調査の施行にあたって、予め「4.2.1 管内清掃」の項により、当該調査箇

所の洗浄を十分に行い、止水プラグ等を用いて流水を止水減量し、調査の精度を高めること。

4.2.1 管内清掃 1. 乙は、自走式テレビカメラによる管路調査に先立って、調査精度を高めるため管渠内洗浄を行うこと。 2. 乙は、清掃計画を十分検討の上、管内洗浄終了後(原則として当日)直ちに自走式テレビカメラによ

る管路調査を実施すること。 3. 乙は、前項の実施履歴が確認できる報告書を作成し、下記の項目を明記すること。

① 路線毎の状況写真 ② 管きょ番号 ③ 場所 ④ 延長 ⑤ 清掃日 ⑥ 自走式テレビカメラ調査実施日

4. 乙は、管内清掃作業にあたって十分な運搬車両を配置し、その使用にあたっては土砂等の流出・飛散

並びに臭気漏出のない構造の車両とすること。 5. 乙は、作業にあたり下流側管路に土砂等を流出させてはならない。万一、下流側管路に土砂等を流出

させた場合は、直ちに甲に連絡し、指示を受けること。 6. 前項の影響による流出土砂等は乙の責任で取り除くこと。

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7. 乙は、土砂等の積込にあたって、飛散により通行者及びその他の構造物を汚損させないよう必要な措

置を講じること。 8. 乙は土砂等の運搬にあたっては、水きりを十分に行い、途中で漏落しないよう措置を講じること。 9. 乙は高圧洗浄車の使用において、高圧により管渠を損傷することのないよう吐出圧に注意すること。

10. 管渠を洗浄する際の吐出圧は15Mpa を標準とし、洗浄ノズルが同一箇所に停止することのないよ

うに注意すること。 11. 高圧洗浄車に使用する洗浄水は、甲が指示する場所から取水(下水道処理水―無料)すること。 12. 土砂,油,ガラ,木根等により管内が閉塞及び滞留している路線を発見した場合は、直ちに甲に連絡し、

指示を受けること。 13. 当該路線に、浚渫作業の土砂等の堆積もしくは、たるみにより滞留がある場合、甲に早期に連絡する

と共に、路線毎に土砂等の量が確認できる写真等の根拠を提出すること。

4.2.2 自走式(展開式)テレビカメラ調査・手押し式テレビカメラ調査 1. 乙は、使用する自走式テレビカメラの機種及び性能・制御機・録画装置・その他甲の指定する事項に

ついて甲と協議し、承諾を得なければならない。 2. 自走式テレビカメラによる調査は、原則としてテレビカメラを上流から下流に向けて移動しながら撮

影を行い、DVD-Rに記録する。管内状況により調査の続行が困難となったときは、その原因を把

握し、反対側マンホールから調査する等、必要な措置を講じ、調査の完遂に努めること。 3. 本調査において管の破損、継手部の不良、クラック、浸入水、取付管接続部の不良等、管内に異常が

発見された場合には、直視・側視映像を記録する。画像展開カメラを使用する場合は直視・展開映像

を記録する。 4. 本調査においては異常箇所の有無にかかわらず、ジョイント、取付管接続部については全て側視撮影

する。 5. 取付管内は可能な範囲で側視し、全数桝の有無を確認すること。 6. 本調査においてはY管内の調査も行うため、テレビカメラの撮影方式は、直視から側視へ連続して撮

影可能なタイプ(任意の角度で側視可能)、または管内面を360度展開し画像情報が収集可能な画像

展開カメラを使用すること。 7. 本管内の異常箇所の位置表示は、起点マンホール心からの距離とし、正確に測定すること。 8. 取付管部の位置表示は、起点側マンホール心から取付管口心までの距離とする。 9. 乙は、交通事情や汚水流量等により、当該調査場所の昼間調査が困難な状況であると認められる場合、

甲の承諾を得た上で夜間調査を施行すること。 10. 乙は、管路内において滞留がある場合は、次のいずれか措置を講じることにより調査を施行すること。

①軽微なたるみについては、高圧洗浄逆噴射ノズルの風圧を利用して管内の汚水を下流に押し出しな

がら調査する。 ②大きなたるみや数スパンにわたるたるみがある場合(たるみ路線)は、管路に通線したワイヤーに

吸引ホースを接続し、たるみの一番大きな所まで挿入し、汚水を吸引して調査する。 11. 道路幅員が狭くテレビカメラ搭載車が侵入不能な場所で、かつ、自走式テレビカメラ調査機材のケー

ブル延長では対応不可能な路線においては、取付管用テレビカメラを移動台車に搭載した手押し式の

テレビカメラ調査を行うこと。 12. 前項の手押し式のテレビカメラ調査に用いる機材の性能は、下記のものを標準とする。

自走機能なし 側視機能なし ビデオ録画及び画面のテロップ入力可能

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4.2.3 調査例

撮影画面表示

管径

カメラ角度 011.30J7 ジョイント№

スケール

マッピング№

20mm

調査距離

管種別

φ250 HP 管 M№,K258147-036

0m 0m (位置表示) (位置表示)

② 進入不能により両人孔より調査した場合(自走式 TV 調査のみ)

進入不可

写真撮影 写真撮影

T1 J1 T2 J2 J5 T5 J4 T4 T3J3

調査延長

(位置表示)

① 異常箇所を通過した場合

流向

マンホール間延長=路線延長

0m

T1 J1 T2 J2 J3 J4 T3 J5 T4 T5 J6

調査延長

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4.2.4 自走式テレビカメラ(本管)調査判断基準

ラ ン ク 事 項

号 A B C

破 損 E 管材の破壊有り 管きょ更生不適(要開削)

管材の欠損有り 管きょ更生可能

マンホール内より補

修可能な管口補修

継手部鉛直ズレ G 3cm 以上 1cm~3cm 未満 1cm 未満

継手部目地開き B 3cm 以上 1cm~3cm 未満 1cm 未満

クラック (鉛直 ) V 半円周以上 半円周以下 ヘアクラック

クラック (水平 ) H 管長の1/2以上 管長の1/2未満 ヘアクラック

た る み L 管径の1/2以上 管径の1/2以下 管径の 1/5 未満

蛇 行 M 管径の1/2以上 管径の1/2以下 管径の 1/5 未満

腐 食 F 全体に骨材の露出 (鉄筋が 30cm 以上 露出している)

一部に骨材の露出 (一部のみ鉄筋・骨

材が露出している)

変色している (1 スパン全体で

変色していれば

FB で計上)

木 根 侵 入 R 侵入根が流下を 阻害しているもの

侵入根有り ―――

浸 入 水 D 吹き出ている 流れている にじんでいる

パ ッ キ ン 異 常 P 露出したゴム輪が 流下を阻害するもの ゴム輪の露出有り ―――

モ ル タ ル 堆 積 Q 管径の20%以上 管径の20%以下 ―――

取 付 管 突 出 SK 本管内に3cm 以上 本管内に3cm 以下 ―――

取 付 管 破 損 SE 管材断面に変形有り 管材断面に欠損有り ―――

取 付 管 ズ レ SG 3cm 以上 1cm~3cm 未満 1cm 未満

取付管パッキン異状 SP 露出したゴム輪が 流下を阻害するもの ゴム輪の露出有り ―――

取付管内木根侵入 SR 侵入根が流下を 阻害しているもの

侵入根有り ―――

取付管内浸入水 SD 吹き出ている 流れている にじんでいる

調

取 付 管 内 の

そ の 他 の 異 常SS 緊急対応が必要 計画的対応が必要 ―――

注意事項 ① 破損(E)のA、Bランクの区別は特に注意すること。

② 鉛直クラック(V)については、ヘアクラック(2mm 未満)が円周であってもCランクと判定すること。

但し、管材の開きが10㎜以上の場合は破損(E)のBランクと判定すること。

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③ 水平クラック(H)については、ヘアクラックが管長方向にあってもCランクと判定すること。

但し、管全体にヘアクラックがある場合は破損(E)のBランクと判定すること。

④ 木根侵入については、少しでもあればBランクと判定すること。

⑤ 取付管口の浸入水は、本管の浸入水として判断すること。

⑥ 取付管の表示は、台帳記載があるものを[T]、台帳記載に無いものを[NT]とする。 ⑦ クラック[V-A]で、10㎜以上のズレ(水平、鉛直)の場合[E-B]とする。 ⑧ クラック[H-A]で、クラック幅が10㎜以上の場合[E-B]とする。 ⑨ 上記以外の必要事項等については、調査表備考欄に詳細を記入すること。 ⑩ 管口部の欠損等、マンホール内より人力にて補修可能な破損については、[E-C]とする。

4.3 マンホール調査 本調査はマンホール蓋及びマンホール躯体内部、その周辺の状況を調査し、写真撮影を行うものである。 乙はマンホール調査の結果を、マンホール調査結果報告書・マンホール診断報告書として甲に提出するこ

と。 4.3.1 マンホール調査

1. 本調査は、マンホール蓋、調整部、マンホール躯体内部、その周辺(舗装)の状況を調査し、撮影す

るものである。 2. マンホール蓋周辺の状況を撮影する際は、調査対象マンホールの設置箇所が判明できるよう付近の風

景(占用位置等)を写真に収めるよう工夫すること。 3. マンホール内部、十分な照明のもとに状況(ひび割れ・老朽度等)、流水状況、土砂の堆積状況、浸

入水等の不良箇所を目視調査し、詳細な撮影とする。

4. マンホールの調査項目は、「マンホール調査票」により磨耗やガタツキ等の判定作業を行う。 5. 調査後は受枠、蓋側面部の清掃を行い、枠と段差が生じないよう閉蓋すること。特に圧力蓋

ボルト周辺の土砂を除去し、浮上防止ナットを確実に締付け、その機能確保を図ること。

また、圧力蓋は6種類以上あり、その部品、締付方法も異なるため、十分理解して閉蓋するとともに

浮上防止ストッパー、ボルト、ナット類の不良があった場合は、甲へ連絡し、その指示に従うこと。 6. 異常のないマンホールについても設置箇所や蓋および内部状況を撮影すること。 7. 乙は調査内容をマンホール調査表にて甲に提出すること。

4.3.2 マンホール診断 1.マンホール調査の結果を基に、マンホール毎に下記の判定項目に準じて、診断するものである。 2.乙は、診断結果②、⑨A、⑩A に該当する異常箇所を抜粋して、緊急対応必要マンホールとしてまと

めること。 3.乙は、診断結果①、③、⑥、⑦、⑧、⑨B、⑩B に該当する異常箇所を抜粋して、計画的対応マンホ

ールとしてまとめること。 マンホール診断の抜粋基準

①タイプ4、5、6、11

②蓋判定A

③蓋判定B(オーバーレイ・開閉不能・不明除く)

④判定C

⑤判定D

⑥オーバーレイ

⑦開閉不能

⑧不 明(台帳記載有、現地に存在しないもの)

⑨躯体判定A、B

⑩舗装判定A、B

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A A

E E

全面 A A

腐食 D D

E E

模様 ( ㎜) A A A

( ㎜) C D E

( ㎜) E E E

A B

B D

B D

E E

A D

D D

E E

A B

B E

E E

A B

B E

E E

躯体(斜壁、直壁・調整部)の状況 A A

B B

E E

A A

B B

E E

記入例

路線番号

計画的対応

異常なし

再点検必要

調 査 班 :

緊急対応

マンホール設置状況:

業 務 名 :

ブロック:

会 社 名 :

躯体の異常は詳細に記入

調 査 日 :マンホール 調 査 表(1/2)

E計画的対応

異常なし

周 囲 ( 舗 装 ) の 状 況 緊急対応

その他 調整部破損

特記事項 直壁部腐食

足掛金物腐食

再点検必要 現時点では特に

[2年以内] [5年以内] 問題はない

総合判定

( 蓋 ) A B C D E

D緊急対応 計画的蓋替

総合判定 対応の緊急度 点  検 正  常

E蓋 枠 ズ レ 蓋枠が10cm未満ズレているもの

ズレていないもの

強度低下 枠 - 躯 体 蓋枠が10cm以上ズレているもの

E接続部状況 軽微な異状があるもの

機能を果たしているもの

盗難、飛散蓋 - 枠 機能を果たしていないもの

食込み力 食込み力がないもの

E食込み力が小さいもの

食込み力が良好なもの

受枠ごとガタついているもの

ガタついていないもの

E(飛散、騒音) 小さくガタツキ音を発するもの

ガタツキ発生 ガ タ ツ キ 大きくガタツキ音を発するもの

模様高さ1㎜未満

E

模様高さ3㎜以上 3.5

1㎜≦模様高さ<3㎜

摩 耗 交差部 その他

腐 食 限度見本と同等以上に腐食しているもの

D形状が維持されているもの

蓋裏全面腐食まで至っていないもの

Eク ラ ッ ク 破損クラック等      無

強度低下 破 損 破損クラック等      有

判   定

( )内は数値記入 車   道 歩   道

影 響 調査項目 内   容 判   定

接続方式 外蝶番製 造 年 不明 リ ブ 形 状 井桁状

材 質 FCD(700)

設置場所 車道 :片側1車線以下 住 所

構   造 勾配受けメーカー名 ○○○(株)

マンホール番号 【 3 】φ600㎜車道用マンホール鉄蓋マンホール蓋型式246220-051

正  常 開閉不能 オーバーレイ 不  明 撤  去

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流入 左HP 250H= 1.33 m

副管 有

下流 上流HP 250 HP 250H= 2.35 m H= 2.33 m

副管 無

流入 左斜壁の向きを記入すること HP 250

H= 1.33 m副管 有

HP 150 2 箇所

破損 ズレ その他(   )

破損 ズレ その他(   )

破損 ズレ その他(   )

破損 ズレ その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 その他(   )

破損 腐食 その他(   ) 個

可 その他(   )

可 その他(   )

可 その他(   )

J 269232 001

3

マンホール取付個数

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

部    位

木根侵入 浸入水

目 地 部 ①

目 地 部 ②

目 地 部 ③

直 壁 部 ②

イ ン バ ー ト 部

足 掛 金 物

下 流

上 流

流 入 右

流 入 左

管 口 部

浸入水

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

目 地 部 ④

斜 壁 部 ①

直 壁 部 ① 木根侵入

備   考(浮流式可否)

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

木根侵入 浸入水

マンホール種別 1号マンホールマンホール 調 査 表(2/2)

マンホール番号

状   況

測 定 内 容

記入例

流 水 状 況

管内土砂堆積状況

有毒ガス等発生状況

断面図

平面図

調 査 内 容

マンホール蓋

目地部①目地部②

目地部③

目地部④

管口部

インバート

足掛金物

調整部

斜壁部①

直壁部①

直壁部②

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4.4 調査の手順

項 目 内 容 撮 影 写 真

マンホール調査

(マンホール蓋)

・調査箇所の確認

・蓋調査

・周辺舗装の異常

①位置状況(マンホール付近の風景)

②蓋設置状況(不良箇所は詳細に撮影)

③異常個所の詳細状況

マンホール調査(躯体)

・蓋ズレ

・ブロックズレ

・壁面状況

・流水状況(流量・流速・土砂

等の堆積状況) ・有毒ガス等酸欠発生状況 ・インバート状況

・マンホール内流水状況(堆積

物等)

①マンホール内の状況

②異常個所の詳細状況

③マンホール内流水状況

管口テレビカメラ調査 ・管きょ内管口付近の確認

・管きょ内部状況

①管路内、流水状況

②流入管きょの状況

③不良箇所の詳細状況

自走式テレビカメラ

・異常管きょの詳細調査

①管路内直視,側視状況

②不良箇所の詳細状況

4.5 代表異常事例抜粋業務

1.調査結果を基に、調査区域全体における代表的な異常個所(4.2.2 自走式テレビカメラ調査判断基準 A

ランク及び Bランクに該当する異常箇所)を抜粋し成果図を作成するものである。

2.成果図は調査区域全体図(A1 サイズ)に代表的な異常箇所を整理番号と共にプロットし、状況写真及

び地上風景写真を添付すること。なお、図面の右下には整理番号と管きょ番号を有する表を設けること。 3.詳細については第6章に基づいて甲の承諾を得た上で作成すること。