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インバウンドマーケティングの 極意
株式会社Zen Startup
iPhone → Galaxy SII
買い物で情報収集に使うサイトは?
61%
検索エンジン
クーポンサイト
メールマガジン
製品レビュー
比較サイト
買い物ポータルサイト
ソーシャルネットワーク
ロングテール化する検索キーワード
売上の分布
ロングテール化するキーワード検索
検索
頻度
検索回数で83%、 売上で67%
2011/5 Internet Retailers Conference and Exhibits DELL
目次
1. インバウンドマーケティングとは?
2. 海外の成功事例に学ぶ
3. さあ、実践しよう!
インバウンドマーケティングとは?
コンテンツで集客し、 ソーシャルメディアで口コミを起こす、 注目のマーケティング手法
コン
テンツ
SEO ソーシャル
メディア
絶対外せない3つのキーポイント ブログ記事、動画、 ホワイトペーパー、 ebookなど
検索対策、 キーワード分析
Twitter/Facebook の活用
アウトバウンドマーケティング ・電話セールス ・展示会への出展 ・セミナーの開催 ・業界紙への広告出稿 ・ダイレクトメール ・メルマガ
インバウンドマーケティング ・SEO/SEM (サーチ対策、リスティング広告) ・ソーシャルメディア活用 特にブログやブロガー対応 ・ランディングページの活用 ・アクセス解析
インバウンドマーケティングの特徴
インバウンドマーケティングの 展開イメージ
1. ブログで良質な情報を更新する
2. TwiIerやFacebookで拡散させる
3. 無料のebookダウンロードやウェビナー登録へ誘導する
4. 製品の無料トライアルを促す
インバウンドマーケティングを やるべき、3つの理由
1. 最新のマーケティング手法を取り入れる (日本では、まだ競合が少ない!!)
2. コストが安い
3. 最初から世界を目指す (英語・日本語を同時に展開する)
インバウンドマーケティングを やるべき、3つの理由
1. 最新のマーケティング手法を取り入れる (日本では、まだ競合が少ない!!)
2. コストが安い
3. 最初から世界を目指す (英語・日本語を同時に展開する)
マーケティングの新しい常識
• シリコンバレーのウェブ・スタートアップは、ほぼ例外なくブログを書き、ユーザーをブログ経由で獲得している。
• スタートアップの経営者に大きな影響を与えたのは、37 Signalsという会社。Signal vs. Noiseという大人気のブログを書き、未上場ながら年間数億円を売上げている。社員はわずかに十数名。
マーケティングの新しい常識
• インバウンドマーケティングという用語を作り出したHubspot社は、著名VCやGoogleやSalesforceなどの一流企業から総額$65.6M(約53億円)を調達。
• Hubspotの売上は前年比350%増で急成長中で、集客手段はブログ、ウェビナー。電話やメルマガなどのアウトバウンドはほとんど行わない。
マーケティングの新しい常識
• 在宅勤務者、リモートワーカーの管理ツールを開発・販売しているTime Doctor社は、フィリピンやウクライナで製品開発を行い、ブログ経由で世界中に製品を販売している。
• LinkedInのインバウンド・マーケティングコミュニティに所属している人は、現在6万7千人。
日本でも注目が集まってきている
インバウンドマーケティングを やるべき、3つの理由
1. 最新のマーケティング手法を取り入れる (日本では、まだ競合が少ない!!)
2. コストが安い
3. 最初から世界を目指す (英語・日本語を同時に展開する)
集客コストが3分の1 (見込み商談を1件獲得するのに必要なマーケティングコスト)
アウトバウンド 平均 30,000円
インバウンド 平均約11,000円
出典:Hubspot 「インバウンドマーケティング2011」
インバウンドマーケティングは
アウトバウンド
インバウンド
ブログ ソーシャルメディア
SEO
電話 セールス
DM リスティング広告
展示会
半数以上の人がブログが割安と回答
集客コストに関するアンケート結果
見込み商談1件あたりの 獲得コストが割安な施策は?
なぜ、インバウンドマーケティングは安いのか?
• ブログ、TwiIer、Facebook。開設は全て無料。
• 海外製の無料ツールを利用する事で、運用の手間を下げる。(Googleアラート、Hootsuite、Buffer)
• 知恵と工夫で、大手企業に負けないコンテンツを制作可能。
Will it Blend?
ワイン・ライブラリーTV
インバウンドマーケティングを やるべき、3つの理由
1. 最新のマーケティング手法を取り入れる (日本では、まだ競合が少ない!!)
2. コストが安い
3. 最初から世界を目指す (英語・日本語を同時に展開する)
最初から世界を目指す
• インバウンド・マーケティングを活用すれば、海外展開が簡単になる。
• Google、TwiIer、Facebookは、グローバルな
集客マシン。
• アウトソーシングサービスを活用すれば、コンテンツ制作、運用も自動化できる。
大きい池で釣りをしよう!
海外の成功事例に学ぶ
• BtoC企業 – レイノルズ・ゴルフアカデミー – Wholefoods(ホールフーズ)
• BtoB企業 – Hubspot(ウェブASP)
レイノルズ・ゴルフアカデミー社 • PGA歴21年のベテラントレーナーが、たまたま手に取った
「マーケティングとPRの実践ネット戦略」(原著:”The New Rules of Marketing & PR”)に感銘を受け、 “New Rules of Golf Instruction”というブログを開設。
レイノルズ・ゴルフアカデミー社 コンテンツ • 昔ながらのフォーム重視の難しいゴルフレッスンではなく、
誰でもできる簡単なゴルフをコンセプトにして、どのようにしてボールが曲がるのか、良いスイングを改善するための7つコツ、メンタルを強くするコツなどの、ブログや動画のコンテンツを出していった。
成果 • Ebookの無料ダウンロードを提供した所、1万DLを達成。 • 「タイガーウッズのようなスイングをするコツ」など、スイング
をユーモアを交えて解説した動画が、golf.comにポストされ、180万回視聴された。
• ブログのおかげでスクールの申込が急増した。
ホールフーズ社 • 全米最大のオーガニック食品専門スーパーのホールフー
ズ社は、顧客との対話の場として、Whole Story”というブログを運営。
ホールフーズ社 コンテンツ • オーガニックを軸にしつつも、地域農家支援、グリーン活動、
フェアトレード、マイクロレンディングなど、幅広いテーマに関してブログを執筆、2006年のブログ開設以来、1600以上のブログ記事を投稿。
ブログ記事の例
• カリフラワーを使ったおすすめレシピ10種
• 秋はりんごの季節です
• アーティチョークを使ったちょっと贅沢なレシピ
• オーガニックスーパーの認証制度の紹介
• おすすめのオーガニック食品リスト
• プロジェクトグリーンを応援しよう
ホールフーズ社 成果 • ブログを中心としたインバウンドマーケティングを実施した
おかげで、オーガニック食品の先駆者であり、リーダーであるという同社のイメージを定着させ、顧客のロイヤリティを向上させる事が出来た。
• ソーシャルメディアでは、米国企業でトップクラスのフォロワー数、フレンド数を誇る。(Twitter200万人、Facebook70万人)
• 顧客との対話の場を持つ事で、消費者のニーズを把握し、
商品の仕入れや販売戦略に生かす事が出来た。
• 企業社会責任を重視する企業ナンバーワンに選定された。
Hubspot社 ウェブマーケティングASP Hubspotブログは、BtoBのインバウンドマーケティングで最も有名。第1の特徴は、記事の更新頻度。一日に最低3回以上更新している。第2に、記事の内容が中立で、まるで業界紙を読んでいるかのようである事。
ホールフーズ社 コンテンツ • 最低一日3回は更新されるブログ記事の他、ウェビナーと
呼ばれるオンラインのセミナーを頻繁に開催している。その他、ウェブサイトやブログの診断が出来る無料ソフトウェアを提供し、見込み案件の獲得につなげている。
ブログ記事の例
• 検索エンジン経由のトラフィックを増やすためのGoogle
の無料ツールの使い方
• 見込み商談を獲得するためのE-mailのコツ
• LinkedInグループを管理するめのコツ紹介
Hubspot社 マーケティングVP(Mike Volpe氏)のコメント • キーワードを盛り込んだ記事を作成する事で、検索エンジン
経由のトラフィックを確保。
• 潜在顧客に対して、インターネットマーケティングのトップ企業であるという認識を与え(ソートリーダーシップ ”Thought Leadership” 戦略という)、信頼を勝ち取る。
• 「我々のコンテンツは、我々が販売しているソフトウェアとほとんど何の関係の無いものがほとんどだが、良いコンテンツを出し続ける事で、業界のリーダーとしてのポジショニングを確立する事に成功した」
Hubspot社 成果 • ブログの購読者 3万人 • 人気のブログ記事のアクセスは3日間で5000件〜1
万件 • ブログを訪問したユーザーの約7〜10%がウェブサ
イトを閲覧。 • ウェブサイト閲覧者の約10%〜20%がサービスの
申込みを行う。 • ウェビナーは特に人気で、トピックにもよるが、5000
人から1万2千人の参加者を集める。
我々の体験談 • NexPAS社(現トーチライト社)
– ソーシャルメディアブログ – 更新頻度 毎日1記事 – 海外のソーシャルメディアのプロモーション事例、
モバイルアプリの事例、新ウェブサービスなどを紹介。
– 月間のUU数 約6000 – ブランディング、顧客の啓蒙、協業など
インバウンドマーケティングとは?
1. 発想の転換:インバウンド=「外から中へ」 2. コンテンツで集客し、ソーシャルメディアで口
コミを起こす 3. 製品は普通でも良い(Nice to have) 4. 自社を出版業と定義する 5. 低コストでの集客 (無料ツール&アウトソーシング)
さっそく始めよう!
参考書籍
「マーケティングとPRの実践ネット戦略」 デビッド・マーマン・スコット 「インバウンド・マーケティング」 ブライアン・ハリガン他 「Content Rules」(未翻訳) Ann Handley他 「『オバマ』のつくり方」 ラハフ・ハーフーシュ他
「ビジネスで一番、大切なこと」 ヤンミ・ムン 「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」 ティモシー フェリス, et al 「小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則」
ジェイソン フリード他 「クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語」 マーク・ベニオフ
参照資料
• http://en.wikipedia.org/wiki/Inbound_marketing • http://www.hubspot.com/Outbound-vs-Inbound-Marketing/ • http://www.slideshare.net/HubSpot/inbound-marketing-101-mike-volpe-hubspot-
presentation • http://www.slideshare.net/HubSpot/the-2011-state-of-inbound-marketing • 「Inbound Marketing: Get Found Using Google, Social Media, and Blogs」
Brian Halligan and Dharmesh Shah • 「Content Rules」
Ann Handley and C.C. Chapman