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継続する医局づくりのために 東京慈恵会医科大学 麻酔科学 まつもとたかひろ

継続する医局の創り方

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Page 1: 継続する医局の創り方

継続する医局づくりのために

東京慈恵会医科大学 麻酔科学

まつもとたかひろ

Page 2: 継続する医局の創り方

あなたの経験年数は?

1. 医師歴4年以内

2. 医師歴5-9年

3. 医師歴10-14年

4. 医師歴15年以上

7

6 1

10

1 2 3 4

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 2 19 Jan 2013

0:15

投票数: 24

Page 3: 継続する医局の創り方

アンケート1:要領

• 自分の気持ちで答えて下さい。

• VASのようなスケールになっています。

• クリッカーで番号をクリックします。

• 念のため自分の回答をメモして下さい。

– 合計6問です

– 最後に回答番号を合計してください。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 3

Page 4: 継続する医局の創り方

あなたの組織は、あなたの就業時間に報いる姿勢を示している

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

3

4

2

5

8

2

2

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

0:15 投票数: 26 19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 4

Page 5: 継続する医局の創り方

あなたの組織の維持・発展のために、 あなたの報酬が安いのは納得できる

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

5

9

2

4

3

0

1

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

0:15 投票数: 24 19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 5

Page 6: 継続する医局の創り方

あなたの組織は 組織を利用する人・社会のため、 価値がある貢献が出来ている

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

0

1

4

5

3

9

3

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 70:15 投票数: 25

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 6

Page 7: 継続する医局の創り方

あなたの組織では、チームワークや、 管理者の資質がよく、罵声・怒声はない

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

5

7

5

2

4

2

0

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 70:15 投票数: 25

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 7

Page 8: 継続する医局の創り方

あなたの組織では、あなたの目標となり、学びたい同僚・先輩がいる

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

0

5

2

2

2

8

5

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

0:15

投票数: 24 19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 8

Page 9: 継続する医局の創り方

あなたの組織では 生涯学習できる教育システムがある

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

4

7

7

3

4

0

1

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

0:15

投票数: 26 19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 9

Page 10: 継続する医局の創り方

アンケート終了

ご自身の回答番号の合計を計算して下さい

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 10

Page 11: 継続する医局の創り方

回答番号合計は?

1. 6以下

2. 7~12

3. 13~18

4. 19~24

5. 25~30

6. 31~36

7. 37~42

0

1

3

14

7

1

0

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

0:15

投票数: 26 19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 11

Page 12: 継続する医局の創り方

ブラック企業とは

• 労働法やその他の法令に抵触し、

• またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、

• 意図的・恣意的に従業員に強いたり、

• 関係諸法に抵触する可能性がある営業行為や

• 従業員の健康面を無視した極端な長時間労働(サービス残業)を従業員に強いたりする、

• パワーハラスメントという暴力的強制を常套手段とし、

• 本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる体質を持つ企業や法人

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 12

(http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラック企業)

Page 13: 継続する医局の創り方

あなたの組織は ブラック企業ではないだろうか?

• アンケートは

• 「ブラック企業、5つの視点から見る特徴」より

• http://www.itmedia.co.jp/career/articles/0912/15/news011.html

• 回答番号が少ないほど、ブラック企業度が高い、、かも

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 13

Page 14: 継続する医局の創り方

医局を分析する

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 14

(麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 15: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 15

(麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 16: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 16 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 17: 継続する医局の創り方

今の医局に5年後も 所属したいですか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

1

6

5

3

2

8

1

1

2

3

4

5

6

7

1 2 3 4 5 6 7

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 17 19 Jan 2013 0:15 投票数: 26

Page 18: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 18 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 19: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 19 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 20: 継続する医局の創り方

あなたの医局員は、医師歴15年目頃に、社会人として成熟している

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

0

1

0

2

4

0

0

0

4

0

1

0

1

0

0

1

0

0

0

0

0

0

3

2

2

3

0

0

1

2

3

4

5

6

7

医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 20 19 Jan 2013 0:15 投票数: 26

Page 21: 継続する医局の創り方

医局崩壊 魔のシミュレーション 「あなたの医局はいつ崩壊するか?」

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 21

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 22: 継続する医局の創り方

「医局崩壊シミュレーション」の条件設定

1. 医局員総数が100名.1年に10名の新入医局員が入局していたものとする.

2. 医局員総数とは,医局に人事権のある者

3. 10年目の医局員が,1年間に10名退局する

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 22

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 23: 継続する医局の創り方

「関連病院数シミュレーション」条件設定

1. 医局員総数100名を分配

1. 大学病院で勤務するものと研究している者を30名

2. 関連病院に70名

2. 関連病院には1病院3名の医師が常勤医

1. 70名÷3=23.3 つまり,23.3箇所の関連病院

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 23

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 24: 継続する医局の創り方

医局崩壊と関連病院数変化

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 24

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 25: 継続する医局の創り方

「医局崩壊 魔のシミュレーション」 筆者の提唱する関連病院減少打開策

• (医局関連の総合病院)の中に,ひとりで良いから,しっかりした実力のある内科のベテランの医師がいなくてはいけない.

– そのような人がもしいなければただの烏合の衆.先行きの暗いみじめな瓦解集団となる.

• そしてその様なベテラン医師の多くは医局で養成されてきた,というのも事実だ.

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 25

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 26: 継続する医局の創り方

「医局崩壊 魔のシミュレーション」 から読む、医局の性質

• 人事権が及ぶ、医師集団

• 所属先は大学、研究職、関連病院

– 大多数は、大学外

• 入局後、数年目頃に一部の医局員は退局

• 関連病院で看板となる、しっかりした実力ある医師を育てた実績はある

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 26

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 27: 継続する医局の創り方

「医局崩壊 魔のシミュレーション」 から読む、医局の性質

• 人事権が及ぶ、医師集団

• 所属先は大学、研究職、関連病院

– 大多数は、大学外

• 入局後、数年目頃に一部の医局員は退局

• 関連病院で看板となる、しっかりした実力ある医師を育てた実績はある

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 27

(http://consultanthokkaido.web.fc2.com/IkyokuCrash/IkyokuCrash.html)

Page 28: 継続する医局の創り方

医局を離れると、 条件の悪い職場になりそうなので、不安

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

0

3

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5

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7

医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 28 19 Jan 2013 0:15 投票数: 28

Page 29: 継続する医局の創り方

医局を離れても、学会や研究会で 医療知識・技能は獲得できる

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

0

3

0

0

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1

0

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0

3

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1

1

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1

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2

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4

1

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 29 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 30: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 30

(麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 31: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 31

(麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 32: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 32

(麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 33: 継続する医局の創り方

ウィキペディア「医局」より http://ja.wikipedia.org/wiki/医局

• 医局の絶対的なヒエラルキー、教授の独裁制を支えてきた大きな柱は、究極的には「博士号・ティーテル・title」であった。

• 医局員は医局が敷いたレールの上を、唯々諾々と歩み続けていれば、教授から嫌われない限り、いつの日か、「医学博士」を頂戴できたので、いかなる無理難題にも耐え続けてきたのである

• (医師の七割は医学博士なので、博士号を持っていないと、一生涯、コンプレックスに悩むことが多い)。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 33

Page 34: 継続する医局の創り方

ウィキペディア「医局」より http://ja.wikipedia.org/wiki/医局

• 医局の絶対的なヒエラルキー、教授の独裁制を支えてきた大きな柱は、究極的には「博士号・ティーテル・title」であった。

• 医局員は医局が敷いたレールの上を、唯々諾々と歩み続けていれば、教授から嫌われない限り、いつの日か、「医学博士」を頂戴できたので、いかなる無理難題にも耐え続けてきたのである

• (医師の七割は医学博士なので、博士号を持っていないと、一生涯、コンプレックスに悩むことが多い)。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 34

この記事には複数の問題があります。 出典がまったく示されていないか不十分です。

内容に関する文献や情報源が必要です。 独自研究が含まれているおそれがあります。

ウィキペディアの品質基準を満たしていないおそれがあります。

Page 35: 継続する医局の創り方

「医学博士」が重要な要素、だった (ウィキペディア:博士(医学)より)

• 伝統的に日本のほとんどの公立・大病院では部長職以上になるためには博士号取得を条件に挙げており、多くの医師が医局から離脱できない弊害をもたらしてきた。

• つまり医局から博士号をもらえなければ臨床医としてのキャリアに支障をきたすわけである。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 35

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB_(%E5%8C%BB%E5%AD%A6)

Page 36: 継続する医局の創り方

「医学博士」が重要な要素、だった (ウィキペディア:博士(医学)より)

• 伝統的に日本のほとんどの公立・大病院では部長職以上になるためには博士号取得を条件に挙げており、多くの医師が医局から離脱できない弊害をもたらしてきた。

• つまり医局から博士号をもらえなければ臨床医としてのキャリアに支障をきたすわけである。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 36

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。

出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB_(%E5%8C%BB%E5%AD%A6)

Page 37: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 37 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 38: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 38 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

Page 39: 継続する医局の創り方

今の医局に、「こんな医師になりたい!」と、感じるロールモデルが居ますか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

1

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 39 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 40: 継続する医局の創り方

「医学博士」よりも「認定専門医」へ (ウィキペディア:博士(医学)より)

• 博士号は"学術的"に優れた業績を残した者に与えられるものであり、それは臨床医として優れていることを意味するものでは必ずしもない。

• そこで、臨床医の中では、学術的に認められる博士より、臨床技術的に認められる学会認定専門医などを取得することが重要視されるようになりつつあり、医師があまり積極的に博士(医学)を取ろうとしなくなってきている。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 40

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB_(%E5%8C%BB%E5%AD%A6)

Page 41: 継続する医局の創り方

「医学博士」よりも「認定専門医」へ (ウィキペディア:博士(医学)より)

• 博士号は"学術的"に優れた業績を残した者に与えられるものであり、それは臨床医として優れていることを意味するものでは必ずしもない。

• そこで、臨床医の中では、学術的に認められる博士より、臨床技術的に認められる学会認定専門医などを取得することが重要視されるようになりつつあり、医師があまり積極的に博士(医学)を取ろうとしなくなってきている。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 41

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。

出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB_(%E5%8C%BB%E5%AD%A6)

Page 42: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 42 (麻酔科医ハナ:ISBN 978-4-575-84146-6)

博士号を得ても、教授になれずに、市中病院へ

Page 43: 継続する医局の創り方

医局のベテランは、医療や人生での 学びの目標にはなっていない

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 43 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 44: 継続する医局の創り方

SGD: 医局の機能とは

• 4-5名でグループを作ってください。

• 1名:司会役

• 1名:記録・発表役

• 時間:5分

• 議論内容:

– 医局は何に役立っているか?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 44

Page 45: 継続する医局の創り方

SGD結果:医局の機能とは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 45

Page 46: 継続する医局の創り方

小まとめ:医局の機能

• かつての医局機能には、以下があった。

– 人事権、地方・市中病院への医師派遣

– 研究機能、博士号授与

– 立派な医師の養成

• 近年

– 市中病院就職に医学博士号よりも認定専門医

– 博士号と将来の就職に関連性低下

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 46

所属医師が「適切な収入を得られる場」を提供する機能にとどまってないか?

Page 47: 継続する医局の創り方

仮説1:医局が社会組織としての発展を 明らかにできれば、医局継続が可能では?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 47

Page 48: 継続する医局の創り方

医療組織の、業績、のようなもの

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 48

組織の売り上げ・仕事量増加で 医局は組織成長を示せるか?

Page 49: 継続する医局の創り方

組織とは

• 意識的に調整された、2人またはそれ以上の人々の活動や諸力のシステム

– Barnard, 1938

• 1人の人間の力では実現できないような困難な目標を達成しようとするときに生じる複数の人間の協同

– 経営学用語辞典、1997

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 49

Page 50: 継続する医局の創り方

組織競争 (武者陵司、「生き残り企業の閉塞」より)

• 競争には必ず勝者、敗者、その他生き残り組という三者を生む。

• 悲惨なのは生き残り組である。

• 生き残り組は初めから勝者になることをあきらめ、

• 存続だけを自己目的としている。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 50

(http://www.d1.dion.ne.jp/~masehts/message/ikinokori.html)

Page 51: 継続する医局の創り方

「生き残り組織」の特徴 • 生き残り組は価値実現に無頓着

• 収入だけを求め、存続だけを追及している。

– 内に対しては苛烈な費用節約、賃金抑制、官僚的統制

– 外に対してはプロテクショニズムが発揮される

• 規制・保護により自由な競争の抑制を求め、

• 縄張りを守ることに汲々とする

• 社会的貢献は希薄

• 組織のモラルは低下

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 51

(http://www.d1.dion.ne.jp/~masehts/message/ikinokori.html) 医療組織の存在価値は、多くの患者を

受け入れることに留まらないはず

Page 52: 継続する医局の創り方

あなたの組織は、生き残り組ですか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 52

Page 53: 継続する医局の創り方

組織の存在意義 (武者陵司、「生き残り企業の閉塞」より)

• 本来、人も企業も、社会で価値を創造することで生存し続け、他者に役立つことで収入を得る。

• 収入は市場経済における有用性の証明である。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 53

(http://www.d1.dion.ne.jp/~masehts/message/ikinokori.html)

医療組織の存在価値は、 患者が減少する社会の実現では?

Page 54: 継続する医局の創り方

あなたは社会組織人として、 価値を創造し続けて、

他者に役立っていますか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 54

Page 55: 継続する医局の創り方

あなたの組織は、価値を創造し続けて、 他者に役立っていますか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 55

Page 56: 継続する医局の創り方

【私見】医療組織は、官僚組織並に、

• 競争がない

– 国民皆保険、保険点数で画一の医療報酬

• 自分の組織だけの目的を追求

• 専ら構成員の幸せを求める

• 倫理の頽廃(何が悪いか分からなくなる)

• 消費者の意見を聞かない

• 「生き残り組織」でやっていける

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 56

Page 57: 継続する医局の創り方

小まとめ:組織

• 人にも組織にも重要なのは、価値の創造

– 利用者が価値に対価を払う

– 収入は市場経済における有用性の証明

• 適切な競争が重要

– 「生き残り組織」は閉塞した組織

• 医療者組織は、閉塞しやすい

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 57

医局は、組織としての成長を 示すのが、難しいのではないか?

Page 58: 継続する医局の創り方

社会人個人の成長とは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 58

Page 59: 継続する医局の創り方

一般社会組織には人材開発部門が当然だが、医局には無いのは問題である

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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医師歴4年以内

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医師歴10-14年

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第10回 首都圏麻酔カンファレンス 59 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 60: 継続する医局の創り方

あなたの魅力で、初期研修医を、 「後期は麻酔科へ」と感じさせられる

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 60 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 61: 継続する医局の創り方

自分でプロジェクト

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 61

Page 62: 継続する医局の創り方

あなたは、自分でプロジェクトを 実施したことがありますか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 62

Page 63: 継続する医局の創り方

自分でプロジェクト達成後に 自己実現感、自信・満足を得ましたか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 63

Page 64: 継続する医局の創り方

あなたは、自分が成長する・したとき 動機づけられますか?

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 64

Page 65: 継続する医局の創り方

SGD2: プロジェクトの効果

• 4-5名でグループを作ってください。

• 1名:司会役

• 1名:記録・発表役

• 時間:5分

• 議論内容:

– 自分で計画・実施したことのあるプロジェクトを思い出して下さい。

– プロジェクト計画や実施の効果は何でしたか?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 65

Page 66: 継続する医局の創り方

SGD結果:プロジェクトの効果とは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 66

Page 67: 継続する医局の創り方

小まとめ: プロジェクト成功が個人成長に

• プロジェクトの効果

– 自分自身が目標へ向かう

– モチベーションが高くなる

– チャレンジ精神が旺盛になる

• プロジェクトを用いて個人成長を図ろう

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 67

Page 68: 継続する医局の創り方

仮説2:医局員個人が伸びれば、 医局組織が伸びる・継続する

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 68

Page 69: 継続する医局の創り方

組織、マネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 69

Page 70: 継続する医局の創り方

組織、マネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 70

医局

Page 71: 継続する医局の創り方

組織、マネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 71

医局

Page 72: 継続する医局の創り方

【私見】医師は組織人行動が困難

• 医師組織の目的が不明瞭

• 医師組織の成果が不明瞭

• 医師としての実践で自己実現が可能

• 集団の中でも「個人で生きていける」と思い込んでいる

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 72

所属組織の発達へ貢献するように 医師個人を仕向けるのは難しいのでは?

Page 73: 継続する医局の創り方

医師組織でのマネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 73

医局

Page 74: 継続する医局の創り方

医師組織でのマネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 74

医局

組織自体の マネジメントは難しい

Page 75: 継続する医局の創り方

医師組織でのマネジメントとは

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 75

医局

組織自体の マネジメントは難しい

Page 76: 継続する医局の創り方

医師組織での 個を重視したマネジメント

• 個別の状態に応じたプロジェクトを支援 – 多様性を認めることが重要

• 医師発達別プロジェクト – 一人前向け

• 例:医師技能開発プロジェクト

– 中堅向け • 例:医療組織改革プロジェクト

– 熟練者向け • 例:社会貢献プロジェクト

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 76

Page 77: 継続する医局の創り方

麻酔科は手術麻酔依頼を担当なので、 自立的に医療に貢献できない

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 77 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 78: 継続する医局の創り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 78

Page 79: 継続する医局の創り方

ある麻酔科医の悩み、「僕って、、」

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 79

Page 80: 継続する医局の創り方

ある麻酔科医の悩み、「僕って、、」

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 80

手術室だけで役立つ 麻酔科医でいいのか?

Page 81: 継続する医局の創り方

ある麻酔科医のプロジェクト1

• 手術室外、病院全体に貢献したい(14年目)

• 心肺蘇生術教育で新たな貢献

– 心肺蘇生術コースを院内定期開催(6年間)

– 地域の市民への心肺蘇生術普及

– 院内インストラクター養成

• 学習科学を用いた医療人教育プログラム

– 筑波大学附属病院(2009年4月~2011年6月)

– 東京慈恵会医科大学(2011年7月~)

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 81

Page 82: 継続する医局の創り方

これからの「医局」の在り方

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 82

医局員のためのプロジェクトマネージャー (各医局員に個別のプロジェクト支援・管理)

Page 83: 継続する医局の創り方

プロジェクトマネージャーに 適切な医局員、必要な技能

• 人材

– 医局長

– 関連病院部長

– 研究担当者

• 必要な技能

– 学習者支援

• 教育工学、情報工学、心理学

– 経営学、組織管理学

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 83

Page 84: 継続する医局の創り方

麻酔科医が関与できるのは?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 84

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

外来受診数の1000分の1が手術室へ

麻酔科医は、医療人口の ごく一部にしか役立たない?

Page 85: 継続する医局の創り方

病床削減・高齢化社会で 麻酔科医は?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 85

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

Page 86: 継続する医局の創り方

病床削減・高齢化社会で 麻酔科医は?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 86

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

病床削減 (病院医師需要減少)

Page 87: 継続する医局の創り方

病床削減・高齢化社会で 麻酔科医は?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 87

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

全く健康

スポーツクラブ・ドラッグストア

在宅医療

通院

病床削減 (病院医師需要減少)

高齢化で院外の 健康サービス需要増加

Page 88: 継続する医局の創り方

病床削減・高齢化社会で 麻酔科医は?

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 88

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

外来通院

入院

リハビリ

手術・

カテーテル

全く健康

スポーツクラブ・ドラッグストア

在宅医療

通院

研究中:麻酔+ペイン+ICU訓練受けた医師は 在宅医療を含めた広い領域で活躍可能!

病床削減 (病院医師需要減少)

高齢化で院外の 健康サービス需要増加

Page 89: 継続する医局の創り方

ある麻酔科医のプロジェクト2

• 残りの人生、社会貢献をしたい – 健康に生きる仕組み創り

– 在宅医療を中心に

• 医療者学習開発プログラム – 鹿児島のある整形外科開業医(2011年4月~)

– 名古屋のある在宅医療グループ(2012年7月~) • 関東で今後4クリニック展開予定

• アジアの高齢化を見据え、医療者教育で国際貢献

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 89

Page 90: 継続する医局の創り方

新たな医局は、プロジェクト工房

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 90

Page 91: 継続する医局の創り方

プロジェクト集合としての医局発展

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 91

医局発展

個人プロジェクト群1

個人プロジェクト群2

個人プロジェクト群3

Page 92: 継続する医局の創り方

「自分のプロジェクト」を発展支援する 医局ならば、所属し続けたい

1. 全くそう思わない(0)

2. 10/100(かなり否定)

3. 30/100(少し否定)

4. 50/100(ときには)

5. 70/100(少し肯定)

6. 90/100(かなり肯定)

7. 非常にそう思う(100)

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医師歴4年以内

医師歴5-9年

医師歴10-14年

医師歴15年以上

第10回 首都圏麻酔カンファレンス 92 19 Jan 2013 0:15 投票数: 29

Page 93: 継続する医局の創り方

Take Home Messages

• 「医局組織」は「社会的価値」を示しにくい

– 患者数、麻酔数が「価値あり」とは断言できない

• 個人成長支援から、組織発展へ

– 組織内個人が成長出来る組織は発展する

• プロジェクトマネージャー組織をつくろう

– プロジェクトは個人成長につながる

– 医局員、各個人の多様性を認めて成長支援を

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 93

Page 94: 継続する医局の創り方

謝辞

• 今回使用したクリッカーは木村情報技術株式会社より無料試用させて頂きました。

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 94

Page 95: 継続する医局の創り方

資料

• 今回の発表資料はご希望の方に贈ります。

• 他の資料として、以下ご参照ください。

– SlideShare

• http://www.slideshare.net/matstaro

– Prezi

• https://prezi.com/v7un4iphbzya/instructional_systems_design_for_patient_safety/

19 Jan 2013 第10回 首都圏麻酔カンファレンス 95