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700 700 2016 元気、活発、陽気な高岡 元気、活発、陽気な高岡 8 8 昭和30年5月20日第3種郵便物認可 平成28年8月5日発行(毎月1回5日発行) 昭和30年5月20日第3種郵便物認可 平成28年8月5日発行(毎月1回5日発行) 高岡商工会議所 創立120 周年

700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

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700700№№

2016

元気、活発、陽気な高岡元気、活発、陽気な高岡

88

昭和30年5月20日第3種郵便物認可 平成28年8月5日発行(毎月1回5日発行)昭和30年5月20日第3種郵便物認可 平成28年8月5日発行(毎月1回5日発行)

高岡商工会議所 創立120周年

Page 2: 700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

22016.8 高岡商工会議所会報

 

8月2日㈫、高岡商工会議所創立

120周年記念式典を高岡商工ビル

2階大ホールにて挙行し、400名

を超える参加者らと共に節目を祝い

ました。

 

記念式典に先立ち開催した創立

120周年記念フォーラムでは、前

田家第18代当主

前田利祐氏を迎え、

「受け継がれる高岡のものづくりと歴

史文化」と題し、重要無形文化財保持

大澤光民氏、高岡市長

髙橋正樹氏、

永田副会頭らが前高岡市立博物館館

晒谷和子氏のコーディネートのも

と高岡のものづくりや歴史文化の魅

力について語っていただきました。

 

記念式典では齊藤副会頭の開会宣

言後、国歌斉唱、物故者への黙祷に引

き続き川村会頭が先人への感謝の意

を述べるとともに、「経営発達支援計

画に基づく伴走型支援事業の充実や

会員サービスの充実に努めるととも

に、北陸新幹線の利用促進に向けて全

力を注ぎ、次世代に受け継げる地域づ

くりを行いたい。」と挨拶しました。そ

の後、経済産業省

中部経済産業局産

業部長

田島雅俊氏、富山県知事

石井

隆一氏、高岡市長

髙橋正樹氏、日本

商工会議所

理事・企画調査部長

杤原

克彦氏から祝辞を賜り、功労者等の表

彰を実施。荻原専務理事が120年の

あゆみと記念事業の紹介をし、山口副

会頭の閉会の言葉で幕を下ろしました。

平成28年8月2日㈫ 高岡商工ビル2階大ホール

◆記念フォーラム

◆記念式典

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3 高岡商工会議所会報 2016.8

南   

義 

(前会頭)

中 

村 

絢 

(前副会頭)

竹 

平 

栄太郎

(前副会頭)

高 

柳 

卓 

(前副会頭)

塩 

谷 

雄 

一 様 (前副会頭)

笠 

井 

千 

秋 様 (前副会頭)

マルタン株式会社

高岡金網株式会社

株式会社中村燃料商店

有限会社沖商店

株式会社松崎

有限会社中村漆器店

株式会社安吉商店

株式会社山口久乗

有限会社シマタニ昇龍工房

株式会社関菊

高岡漆器株式会社

頭川証券株式会社

イセ食品株式会社

株式会社大坪

株式会社北国工業

有限会社竹内商店

高岡ガス株式会社

株式会社渡辺板金工業

氏家漆器株式会社

新森商事株式会社

株式会社能作

青 

木 

有理子

 

記念式典に続き同会場にて行われ

た祝賀会では、多田副会頭の挨拶に

続き、参議院議員 野上浩太郎氏、富

山県商工会議所連合会会長

髙木繁雄

氏、友好商工会議所である一宮商工

会議所会頭 

豊島半七氏から祝辞を

賜り、富山県議会議長

大野久芳氏の

音頭で乾杯し、120周年を祝いま

した。

 

賑やかな祝宴も終盤となり、高岡

市議会議長

水口清志氏の万歳三唱に

続き、永田副会頭の閉会の挨拶で閉

幕しました。

 

高岡の産業・経済の核となり企業

の発展や地域活性化、文化振興に貢

献し続け120年。記念式典を通じ、

その軌跡を祝いながら、今後ますま

すの地場産業・経済の発展の実現を

参加者ら全員で誓いました。

ごあいさつ

 

高岡商工会議所は、明治29年2

月19日に全国で46番目の商工会議

所として設立され、以来、地域の

皆様方と共に歩み、多くの先人の

英知をもって幾多の時代の変遷に

対応しながら、本年120周年を

迎えました。これもひとえに、関

係各位の格別のご理解とご支援の

賜とここに厚く御礼申し上げます。

 

当地域においては、この10年の

間に東海北陸自動車道が全線開通、

そして北陸新幹線も開業し大きく

環境が変わりました。これからの

地域社会の発展は、これらのハー

ド整備を有効に活用し広域的な連

携を更に深めるとともにその地域

の持つ魅力を最大限に引出してい

く必要があります。

 

高岡商工会議所といたしまして

は、経営発達支援計画に基づく小

規模事業者への伴走型支援事業の

充実に努めるとともに企業の人材

確保と定住促進事業を関係機関と

連携しながら実行して参ります。

また、産業観光の推進や北陸新幹

線の利用促進、会員サービスの充

実等地域活性化のためにひとつひ

とつ、その実現に全力で取り組ん

でまいりたいと存じます。

 

今後とも引き続き、高岡商工会

議所に対しまして変わらぬご支援、

ご協力を賜りますよう、心からお

願い申し上げます。

◆祝賀会

功労者表彰(6名)

創業100年以上事業所(21社)

工芸都市高岡2016クラフト

コンペティション高岡商工会議所

創立120周年記念特別賞

高岡商工会議所 会頭

川  村  人  志

Page 4: 700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

42016.8 高岡商工会議所会報

高岡商工会議所

●平成20年4月号 №

600

表紙:高岡古城公園「通常議員総会 平成20年度事業計画・収支予算決定」※高岡商工会議所会報600号記念として当所と日本や世界の動きを年表形式で掲載。

●平成21年7月号 №

615

表紙:ドラえもんなかよしハウス「ドラえもんなかよしハウスがオープンしました!!」※高岡開町400年を記念し、高岡おとぎの森公園内にオープン。本年は開町400年を記念した事業を多数実施。

●平成27年3月号 №

683

表紙:北陸新幹線「ようこそ、北陸新幹線」

●平成3年3月号

表紙:土蔵造りの家「当所予算議員総会開かれる」※当所会費の改訂について個人 6000円→7000円へ、法人団体 12000円→14000円へ

●平成7年8・9月号

№400

№448

表紙:高岡商工会議所は北陸新幹線高岡駅の現役併設の実現を願っています「“市民の願い”北陸新幹線高岡駅現駅併設を!」

●平成11年7月号

№495

●平成16年4月号

№552

表紙:北陸新幹線現駅併設高岡市民会議、北陸新幹線現駅併設高岡市民集会

●平成11年12月号

№500

表紙:ウイング・ウイング高岡「高岡駅前に誕生。ウイング・ウイング高岡」※高岡駅前西再開発ビルウイング・ウイング高岡完成。会報の名称も高岡商工会議所会報からLivelyへ。

表紙:高岡小杉線南郷大橋「’99 会員大会 希望に満ちた21世紀をめざして」

●昭和47年4月号

表紙:高岡商工ビル完成予想図特別寄稿「人生とそろばん」山崎与右衛門氏※新聞風の「会議所だより」から雑誌型「商工会議所情報」を発行。

●昭和55年11月15日

表紙:高岡市出身彫刻家 丸山幸一氏作品「高岡銅器の現状と問題点㊤」「高岡市内景況調査報告書」

●平成元年1月号

№208

№300

№382

表紙:イメージイラスト「年頭所感 高岡商工会議所議員年男のご紹介 消費税セミナーのご案内」※市政100年、消費税導入年6月号には消費税導入調査を実施、よく理解できないとの回答が43.4%。

●平成8年10月号 №

461

表紙:創立100周年記念式典「100周年記念式典 開催」※B5版800Pで綴る百年史の購入申込書付

昭和18年9月25日

№451

「本誌の終刊に就て」※昭和18年富山県商工経済会が発足し、高岡商工会議所は解散、富山県商工経済会高岡支部として戦時下の変則的な時代を迎えた。

●昭和44年12月5日

「第1回難尾元文相らを招き盛大に会員大会開く」※模範商工従業員、創業百年以上事業所等を表彰。

№179

●明治37年7月15日

●明治41年6月25日

№13

№30

「何か故に商工月報を発行するに至りしか」高岡商工月報としてリニューアル。

「緊急役員会」※1月1日、商工会議所法が施行され、「高岡商業会議所」を「高岡商工会議所」に改称した。

●昭和3年1月15月

№265

論説「商工業者の海外視察を奨励せよ」

明治31年7月

№1

●昭和47年8月15月

№200

寄稿「北陸鉄道全通前後の高岡市」※現JR 西日本旅客鉄道株式会社北陸本線が高岡市まで開通。

●平成11年6月号

№494

「第2回通常議員総会開く」

 高岡商工会議所は、明治29年2月19日に全国で46番目の商工会議所として設立され、以来、地域の皆様方と共に歩み、多くの先人の英知をもって幾多の時代の変遷に対応しながら、本年120周年を迎えました。設立以来、地域企業の発展や経営者の育成のほか、地域活性化や文化振興などにも貢献してきた歴史を綴る「会報」の表紙と特集を振り返りながらその軌跡をたどります。

Page 5: 700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

5 高岡商工会議所会報 2016.8

高岡商工会議所

●平成20年4月号 №

600

表紙:高岡古城公園「通常議員総会 平成20年度事業計画・収支予算決定」※高岡商工会議所会報600号記念として当所と日本や世界の動きを年表形式で掲載。

●平成21年7月号 №

615

表紙:ドラえもんなかよしハウス「ドラえもんなかよしハウスがオープンしました!!」※高岡開町400年を記念し、高岡おとぎの森公園内にオープン。本年は開町400年を記念した事業を多数実施。

●平成27年3月号 №

683

表紙:北陸新幹線「ようこそ、北陸新幹線」

●平成3年3月号

表紙:土蔵造りの家「当所予算議員総会開かれる」※当所会費の改訂について個人 6000円→7000円へ、法人団体 12000円→14000円へ

●平成7年8・9月号

№400

№448

表紙:高岡商工会議所は北陸新幹線高岡駅の現役併設の実現を願っています「“市民の願い”北陸新幹線高岡駅現駅併設を!」

●平成11年7月号

№495

●平成16年4月号

№552

表紙:北陸新幹線現駅併設高岡市民会議、北陸新幹線現駅併設高岡市民集会

●平成11年12月号

№500

表紙:ウイング・ウイング高岡「高岡駅前に誕生。ウイング・ウイング高岡」※高岡駅前西再開発ビルウイング・ウイング高岡完成。会報の名称も高岡商工会議所会報からLivelyへ。

表紙:高岡小杉線南郷大橋「’99 会員大会 希望に満ちた21世紀をめざして」

●昭和47年4月号

表紙:高岡商工ビル完成予想図特別寄稿「人生とそろばん」山崎与右衛門氏※新聞風の「会議所だより」から雑誌型「商工会議所情報」を発行。

●昭和55年11月15日

表紙:高岡市出身彫刻家 丸山幸一氏作品「高岡銅器の現状と問題点㊤」「高岡市内景況調査報告書」

●平成元年1月号

№208

№300

№382

表紙:イメージイラスト「年頭所感 高岡商工会議所議員年男のご紹介 消費税セミナーのご案内」※市政100年、消費税導入年6月号には消費税導入調査を実施、よく理解できないとの回答が43.4%。

●平成8年10月号 №

461

表紙:創立100周年記念式典「100周年記念式典 開催」※B5版800Pで綴る百年史の購入申込書付

昭和18年9月25日

№451

「本誌の終刊に就て」※昭和18年富山県商工経済会が発足し、高岡商工会議所は解散、富山県商工経済会高岡支部として戦時下の変則的な時代を迎えた。

●昭和44年12月5日

「第1回難尾元文相らを招き盛大に会員大会開く」※模範商工従業員、創業百年以上事業所等を表彰。

№179

●明治37年7月15日

●明治41年6月25日

№13

№30

「何か故に商工月報を発行するに至りしか」高岡商工月報としてリニューアル。

「緊急役員会」※1月1日、商工会議所法が施行され、「高岡商業会議所」を「高岡商工会議所」に改称した。

●昭和3年1月15月

№265

論説「商工業者の海外視察を奨励せよ」

明治31年7月

№1

●昭和47年8月15月

№200

寄稿「北陸鉄道全通前後の高岡市」※現JR 西日本旅客鉄道株式会社北陸本線が高岡市まで開通。

●平成11年6月号

№494

「第2回通常議員総会開く」

 高岡商工会議所は、明治29年2月19日に全国で46番目の商工会議所として設立され、以来、地域の皆様方と共に歩み、多くの先人の英知をもって幾多の時代の変遷に対応しながら、本年120周年を迎えました。設立以来、地域企業の発展や経営者の育成のほか、地域活性化や文化振興などにも貢献してきた歴史を綴る「会報」の表紙と特集を振り返りながらその軌跡をたどります。

Page 6: 700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

高岡市出身の化学者である高峰博

士の業績を顕彰し、後世に伝えるた

めのさまざまな活動を行う高峰譲吉

博士の顕彰会の総会が高岡商工ビル

で行われ、今年度の事業計画として

中学生を対象に科学への関心と感性

の向上を図ることを目的とした講演

会の開催、高峰公園での小中学校・

特別支援学校の児童生徒又は団体を

表彰する高峰科学賞表彰式、生誕祭

(献花式)の実施などが承認された。

高峰譲吉博士顕彰会総会平成

28年度の事業計画が承認される

7月20日の通常議員総会に先立ち

常議員会を行い、正副会頭・監事・

常議員らが出席した。通常の平成27

年度の事業報告・収支決算の承認の

他、議員定数の増員に伴う定款変更

及び議員改選と高岡商工ビル耐震補

強工事の日程などについてを審議し

た。また今後の当所創立120周年

記念事業や北陸新幹線かがやき一斉

乗車の日についての報告があった。

常議員会

平成27年度

事業報告・収支決算などを承認

富山県西部産業開発協議会の平成

28年度総会が高岡商工ビルで行われ、

約40名が出席した。今年度の事業計

画として富山県西部観光PRイメー

ジ映像と観光モデルルートパンフの

作成や首都圏及び関西エリアの旅行

エージェントへ訪問することなどを

承認。また、北陸新幹線新高岡駅利

用促進に全力を挙げて取り組むとの

決議を採択した。総会後、北陸経済

研究所の藤沢和弘氏による記念講演

『北陸新幹線の効果と今後の展開につ

いて』が行われた。

富山県西部産業開発協議会総会

県西部地域が一丸となって新高岡駅の利用促進に全力で取り組む決議を採択

伴走型小規模事業者支援推進事業

として2日間にわたり経営計画策定

セミナーを

開講した。講師の㈲クリ

エーション代表取締役であり中小企

業診断士の丸亀徹氏が「時流をチャ

ンスに変える経営計画とマー

ケティ

ング戦略」「販路開拓の展示会や補助

金の活用」などをテーマに具体例を

交えながらフォーマット、チェック

シートをもとにした経営計

画の作り

方を詳しく解説した。

経営計画策定セミナー

変革期の今こそ前向きに経営計画を作り自社を成長させよう

6.30

7.12 7.11

7.26-27

伏木外港利用促進協議会総会

伏木臨港道路のインフラ整備の早期完成の提案要望などの事業計画が承認される

8月1日から7日に掛けて市内中

心街で行われる高岡七夕まつりに合

わせ、当所青年部本林克拡会長らが

高岡市立こまどり支援学校を訪れ児

童から願いを込めた短冊を受け取っ

た。青年部では毎年市内の保育園、

幼稚園、小学校に短冊を配布してお

り、今年も約13、000枚が集まっ

た。短冊は高岡駅前のウィング・ウ

イング高岡に設けられた「願い短冊

の杜」に飾られた。

高岡商工会議所青年部が児童より短冊受け取る

市内小学校などの児童から願いを込めた短冊を預かる

7.12

7.11

中小企業基盤整備機構と当所共催

の会計啓発・普及セミナーに、企業

経営者、経理担当者ら20名が参加し

た。講師の中小企業診断士・税理士

である安達長俊氏が『中小企業会計

要領』に基づく「適切な会計処理に

よる決算書」を作成することの意

義・必要性や、キャッシュフロー計

算書の作り方・大切さについて自身

の経験談を交えながら分かりやすく

解説。実践的な内容に参加者らは熱

心に聞き入っていた。

中小企業会計啓発・普及セミナー

「企業の継続的成長を目指す会計」を実践的に解説

7.14

伏木外港利用促進協議会の総会が

行われ、平成28年度の事業計画とし

て伏木臨港道路および能越自動車道

高岡北インターチェンジとのアクセ

ス道路といったインフラ整備の早期

完成や

伏木港右岸3号岸壁水平引込

式クレーンの歴史的遺産としての保

存と活用を関係機関に提案・要望す

ることなどが承認された。総会後、

国土交通省北陸地方整備局伏木港湾

事務所長森弘継氏による「伏木富山

港の概要と各港の取り組みについて」

をテーマとした講演会があった。

近世高岡の文化遺産を愛する会の

研修視察が行われ、会員ら31名が参加

した。一行は、北陸新幹線臨時かがやき

便で東京へ向かい、初日は重要文化財・

浄土宗大本山増上寺をはじめ、東京復

活大聖堂、国宝・迎賓館赤坂離宮など

を見学した。迎賓館では欧風の荘厳な

建物と豪奢な室内装飾に参加者から

溜息が漏れた。翌日は、聖徳記念絵画

館のほか、旧岩崎邸など歴史的建造物

を巡り、東京の国宝や重要文化財など

への造詣を深め、2日間の旅を満喫し

た。

近世高岡文化遺産を愛する会研修視察

国宝の迎賓館赤坂離宮と東京の重要文化財をめぐる

7.14-15

Page 7: 700 2016 8 - ccis-toyama.or.jp · 18年 9 月 25日 №451 「本誌の終刊に就て」 ※昭和18年富山県商工経済会が発 足し、高岡商工会議所は解散、富山

高岡市出身の化学者である高峰博

士の業績を顕彰し、後世に伝えるた

めのさまざまな活動を行う高峰譲吉

博士の顕彰会の総会が高岡商工ビル

で行われ、今年度の事業計画として

中学生を対象に科学への関心と感性

の向上を図ることを目的とした講演

会の開催、高峰公園での小中学校・

特別支援学校の児童生徒又は団体を

表彰する高峰科学賞表彰式、生誕祭

(献花式)の実施などが承認された。

高峰譲吉博士顕彰会総会平成

28年度の事業計画が承認される

7月20日の通常議員総会に先立ち

常議員会を行い、正副会頭・監事・

常議員らが出席した。通常の平成27

年度の事業報告・収支決算の承認の

他、議員定数の増員に伴う定款変更

及び議員改選と高岡商工ビル耐震補

強工事の日程などについてを審議し

た。また今後の当所創立120周年

記念事業や北陸新幹線かがやき一斉

乗車の日についての報告があった。

常議員会

平成27年度

事業報告・収支決算などを承認

富山県西部産業開発協議会の平成

28年度総会が高岡商工ビルで行われ、

約40名が出席した。今年度の事業計

画として富山県西部観光PRイメー

ジ映像と観光モデルルートパンフの

作成や首都圏及び関西エリアの旅行

エージェントへ訪問することなどを

承認。また、北陸新幹線新高岡駅利

用促進に全力を挙げて取り組むとの

決議を採択した。総会後、北陸経済

研究所の藤沢和弘氏による記念講演

『北陸新幹線の効果と今後の展開につ

いて』が行われた。

富山県西部産業開発協議会総会

県西部地域が一丸となって新高岡駅の利用促進に全力で取り組む決議を採択

伴走型小規模事業者支援推進事業

として2日間にわたり経営計画策定

セミナーを

開講した。講師の㈲クリ

エーション代表取締役であり中小企

業診断士の丸亀徹氏が「時流をチャ

ンスに変える経営計画とマー

ケティ

ング戦略」「販路開拓の展示会や補助

金の活用」などをテーマに具体例を

交えながらフォーマット、チェック

シートをもとにした経営計

画の作り

方を詳しく解説した。

経営計画策定セミナー

変革期の今こそ前向きに経営計画を作り自社を成長させよう

6.30

7.12 7.11

7.26-27

伏木外港利用促進協議会総会

伏木臨港道路のインフラ整備の早期完成の提案要望などの事業計画が承認される

8月1日から7日に掛けて市内中

心街で行われる高岡七夕まつりに合

わせ、当所青年部本林克拡会長らが

高岡市立こまどり支援学校を訪れ児

童から願いを込めた短冊を受け取っ

た。青年部では毎年市内の保育園、

幼稚園、小学校に短冊を配布してお

り、今年も約13、000枚が集まっ

た。短冊は高岡駅前のウィング・ウ

イング高岡に設けられた「願い短冊

の杜」に飾られた。

高岡商工会議所青年部が児童より短冊受け取る

市内小学校などの児童から願いを込めた短冊を預かる

7.12

7.11

中小企業基盤整備機構と当所共催

の会計啓発・普及セミナーに、企業

経営者、経理担当者ら20名が参加し

た。講師の中小企業診断士・税理士

である安達長俊氏が『中小企業会計

要領』に基づく「適切な会計処理に

よる決算書」を作成することの意

義・必要性や、キャッシュフロー計

算書の作り方・大切さについて自身

の経験談を交えながら分かりやすく

解説。実践的な内容に参加者らは熱

心に聞き入っていた。

中小企業会計啓発・普及セミナー

「企業の継続的成長を目指す会計」を実践的に解説

7.14

伏木外港利用促進協議会の総会が

行われ、平成28年度の事業計画とし

て伏木臨港道路および能越自動車道

高岡北インターチェンジとのアクセ

ス道路といったインフラ整備の早期

完成や

伏木港右岸3号岸壁水平引込

式クレーンの歴史的遺産としての保

存と活用を関係機関に提案・要望す

ることなどが承認された。総会後、

国土交通省北陸地方整備局伏木港湾

事務所長森弘継氏による「伏木富山

港の概要と各港の取り組みについて」

をテーマとした講演会があった。

近世高岡の文化遺産を愛する会の

研修視察が行われ、会員ら31名が参加

した。一行は、北陸新幹線臨時かがやき

便で東京へ向かい、初日は重要文化財・

浄土宗大本山増上寺をはじめ、東京復

活大聖堂、国宝・迎賓館赤坂離宮など

を見学した。迎賓館では欧風の荘厳な

建物と豪奢な室内装飾に参加者から

溜息が漏れた。翌日は、聖徳記念絵画

館のほか、旧岩崎邸など歴史的建造物

を巡り、東京の国宝や重要文化財など

への造詣を深め、2日間の旅を満喫し

た。

近世高岡文化遺産を愛する会研修視察

国宝の迎賓館赤坂離宮と東京の重要文化財をめぐる

7.14-15