Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
1
~個性を生かし未来を拓くひとづくり~~個性を生かし未来を拓くひとづくり~
宮古市教育委員会だより宮古市教育委員会だより8月1日号平成29年
発行
〒028-2101宮古市茂市第2地割112番地1☎ 0193-62-2111
宮古市教育委員会
No.11No.11No.11
☎ ☎
☎
問い合わせ 利用申込
利用申込
宮古運動公園復旧整備事業
生涯学習課(68-9120) 陸上競技場(67-4611)
野球場(67-9811)
宮古運動公園がオープン宮古運動公園がオープン
東日本大震災による被災から再建した宮古運動公園が完成し、7月12日(水)に落成式が行われました。 落成式には、関係者約250名が出席し、再建にあたりご支援をいただいた「シンガポール赤十字社」 「宮古東ロータリークラブ」 「宮古市指定下水道工事店会」の3者に対し、山本正德宮古市長から感謝状が贈呈されました。 また、黒森神楽による「清
きよはらい祓」、津軽石小学校
児童による「津軽石さんさ踊り」、赤前小学校児
童による「KUJIRAHAMA 2017」が披露され、参列した地域住民の方々とともに、市民待望の宮古運動公園の再建を祝いました。
■事業期間 平成27年度~平成29年度■総事業費 約22.4億円■公園施設 総面積 161,000㎡駐車場 (普通350台 大型20台)野球場、陸上競技場、多目的広場、自由広場公衆用トイレ
■JFA・KIRIN 「“ビッグ ”スマイルフィールド」 日 時 9月10日(日) 9時~16時 会 場 宮古運動公園陸上競技場 内 容 元日本代表4名による小学生対象 サッカー教室など■NPB 「東日本大震災復興支援事業」 日 時 9月23日(土) 10時~13時 会 場 宮古運動公園野球場(雨天時:グリーンピア三陸みやこアリーナ)
内 容 元プロ野球選手による野球教室など
宮古運動公園施設概要
復 旧 記 念 事 業 ■野 球 場 グラウンド面積 12,919㎡ 両翼97m・中堅120m、外野天然芝(洋芝) 観客席 メーンスタンド 533席 内野席 1,383席 外野芝生席 1,500席
■陸上競技場 全天候型舗装路(400m×8レーン) 日本陸連第3種公認陸上競技場 室内練習場(50m×4レーン) 観覧席 634席(うち車いす用8席)
宮古運動公園落成式のテープカットの様子
2
高浜地区センターが復旧しました
スクールガードリーダーに感謝状を贈呈
東日本大震災による津波で全壊した高浜地区センター及び宮古市消防団第11分団屯所は、新たな複合施設としての災害復旧工事が完了し、6月から利用を再開しました。 復旧にあたっては、備品・消耗品の整備費用の一部として、株式会社NTTドコモ社員の皆様からご寄付をいただきました。 5月28日(日)には、地区の方々や消防団員等関係者約50名の出席のもと開所式が開催されました。 開所式では、高浜婦人会の皆様により出席者の方々へお茶が振る舞われるなど、地域の絆の強さが再確認される一日となりました。 今後、この新しい施設が地域活動や消防活動の拠点となり、高浜地区のさらなる活性化につながることが期待されます。
平成18年度から、子どもたちの安全な登下校を見守る体制づくりを推進するため、地域にスクールガードリーダーを配置する「学校安全体制整備推進事業」を行ってきました。 これにより各学校における見守り体制の整備が進んだことから、昨年度をもってスクールガードリーダーの配置を終了しました。 このたび、長年にわたり中心となって、日々子どもたちの登下校の安全を見守ってきた歴代のスクールガードリーダーの方々に、伊藤晃二教育長から感謝状を贈呈しました。 その中のお一人である橋爪京三さんには、事業が始まった平成18年度から平成28年度までの11年間、宮古地区を中心に朝と夕方に子どもたちの登下校を見守っていただきました。 橋爪さんは、「児童生徒が安全に登下校できたの
が何よりも良かった。多くの子どもたちが元気にあいさつをしてくれるのがとても励みになった。」とこれまでの活動を振り返ってくださいました。 児童生徒の安全な登下校のためにご尽力いただいたスクールガードリーダーの皆様ありがとうございました。
高浜地区センターの開所式の様子
表彰を受けたスクールガードリーダーの岩田眞一郎さん(左)と橋爪京三さん(右)、伊藤教育長(中央)
☎ 問い合わせ 生涯学習課(68-9120)
☎ 問い合わせ 学校教育課(68-9116)
3
学 校 教 育
実習船非常時対応訓練に参加しました
部活動の休養日を設けました
5月29日(月)、藤原埠頭F7岸壁において宮古水産高校の実習船非常時対応訓練(炊き出し訓練)が行われ、藤原小学校と河南中学校の2校が参加しました。 藤原小学校、河南中学校、宮古水産高校は、今年度「いわての復興教育スクール」の県指定校となりました。3校は、児童生徒が自然災害の危険に対して、自らの命を守るための「主体的に行動する態度」の育成や、安全で安心な社会づくりに貢献する意識の向上を図ることを目的に、防災教育に取り組んでいます。 今回の訓練は、自然災害により避難している住民に対し、自治体等から食事の提供要請を受けたことを想定し、宮古水産高校の2年生が、実習船
「リアス丸」と「海かいしょう
翔」の厨房で調理したカレーライスを藤原小学校4~6年生30名、河南中学校1年生70名及び一般参加者等に提供しました。
平成29年度から、岩手県教育委員会の示した基準に基づき、中学校の部活動や小学校のクラブ活動の休養日を下記のとおり設けました。 休養日を設けることにより、ケガの防止や子どもたちの多様な活動の機会が増えることが期待されるとともに、教職員が子どもたちと向き合う時間が増えることが見込まれます。
また、実習船の船内見学会も行われ、3校の交流も図られました。 今後も連携を図りながら、それぞれの学校において防災学習を深めていく予定です。 小中高の連携により、地域における非常時の防災体制のさらなる向上が期待されます。
宮古市立小中学校における部活動の休養日1 毎週第2日曜日、第4日曜日2 平日週1日(曜日は学校ごとに設定)
宮古水産高等学校の生徒より食事の提供を受ける藤原小学校の児童
平成29年度宮古地区中学校総合体育大会
☎ 問い合わせ 学校教育課(68-9116)
4
平成29年度 第1回「学校給食試食会」~宮古っ子給食~ 宮古市では平成27年度から、市内小中学校の学校給食において月1回「宮古っ子給食~まるごと宮古食材の日~」を定め、児童生徒への食育や地産地消の推進に努めています。 それに合わせて、市内各給食センターでは、市民を対象とした給食試食会を開催しています。 今年度も、第1回目の試食会を7月3日(月)と7月11日(火)に下記のとおり開催しました。
新里給食センター給食試食会
田老給食センター給食試食会
新里給食センター主催の試食会は、7月11日(火)に新里中学校を会場に開催されました。田老会場と同様にたくさんの市民の皆様にご参加いただきました。 終了後のアンケートでは、「家庭での味付けの参考にしようと思った」、「宮古産の食材が持つ素晴らしさを伝える意味で、この取り組みはぜひ続けてほしい」などの声があり、大好評でした。
田老給食センター主催の試食会は、7月3日(月)に田老第一小学校を会場に開催されました。 この日の試食会には、田老地区だけではなく、市内様々な地区から市民の皆様のご参加をいただきました。 実際に、教室で児童たちと一緒に給食を食べていただき、学校給食に対する関心や理解をさらに深めていただくことができました。
市民を対象にした試食会は、9月(川井、重茂給食センター)、11月(新里、田老給食センター)にも開催する予定です。 詳細は、市広報紙でお知らせしますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。
◆参加者 市民21名、山口公正副市長ほか◆メニュー ドライカレー、たらの夏野菜ソース、ジャーマンポテト、おひさまスープ、蟇目のさくらんぼ、牛乳
◆参加者 市民29名、山本正德市長ほか◆メニュー うにごはん、ほたてのフライ、すき昆布の煮物、ふきのみそ汁、牛乳
給食をおいしそうに食べる児童(田老第一小学校)
当日のメニュー
当日のメニュー
参加者と歓談する生徒たち(新里中学校)
☎ 問い合わせ 教育委員会事務局総務課(68-9114)
5
佐渡裕&スーパーキッズ・オーケストラ2017 東日本大震災復興祈念演奏活動「“こころのビタミン”プロジェクト in 宮古」 が開催されました!
世界的に活躍する指揮者の佐渡裕さんと、佐渡さんが芸術監督を務めるスーパーキッズ・オーケストラ(SKO)による東日本大震災復興祈念演奏活動「“こころのビタミン”プロジェクト in 宮古」が、4月2日(日)宮古市民文化会館で開催されました。 公演ではSKOの演奏の前に宮古小学校合唱部・宮古第一中学校吹奏楽部の皆さんによる市民歌が披露され、会場に集まった約1000人の来場者も一緒になって佐渡さんとSKOの皆さんを歓迎しました。 その後、佐渡さんの指揮によりSKOの皆さんがホルストの「セント・ポール組曲」の第1楽章やモリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」などを演奏。美しい音楽で来場者を魅了しました。 また、指揮者体験や来場者も一緒になって体を動かす「幸せなら手をたたこう」の演奏も行われ、満席の会場を盛り上げました。 公演終盤にはサプライズゲストとして歌手の藤澤ノリマサさんと華原朋美さんが登場。一曲ずつ
私たちにとって「当たり前にあった郷土芸能」が、東日本大震災によって消滅の危機にさらされました。 多くの団体が様々な困難を乗り越えて復活を果たし、被災者や地区住民を励まし、今では人々が集うコミュニティ再生の場にもなっています。 本市でも津軽石の「法の脇鹿子踊り」が全ての道具を流失し、存続が危ぶまれました。 しかし、関係者の努力と熱意により、平成28年8月の津軽石稲荷神社例大祭で復活の踊りを披露しました。地区の方々の生活再建をすすめながら、津軽石中学校での伝承活動や地区の方々の協力により準備をすすめ、将来に明るい灯をともす見事な復活劇でした。
歌を披露したあとに、SKO・宮古小学校・宮古第一中学校の皆さんと「花は咲く」 「ふるさと」を共演。 最後は、アンコールに応えSKOの皆さんが立ち上がったりステップを踏んだりしながら演奏を披露。来場者は楽しそうな音や動きに合わせて手拍子を打ちながら演奏を楽しんでいました。
藤澤ノリマサさんと華原朋美さんとの共演
津軽石災害公営住宅前で踊る法の脇鹿子踊り
☎
☎
問い合わせ
問い合わせ
文化課(65-7526)
文化課市史編さん室(62-6447)
被災した郷土芸能の復活~ 津軽石地区 法の脇鹿子踊り ~
6
平成28年度 宮古市総合教育会議開 催 結 果
宮古市では、平成27年度から、市長と教育委員会が十分な意思の疎通を図り、本市の教育に関する課題やあるべき姿を共有し、より一層民意を反映した教育行政を推進するため、宮古市総合教育会議を開催しています。 平成28年度は、2回開催し、市長と教育委員会との間で活発な議論や意見交換がなされました。
開 催 日 平成28年7月21日(木)場 所 市役所本庁舎6階第一委員会室出 席 者 宮古市長、 教育委員長、 教育委員、 教育 長、総務部長、教育委員会事務局職員、 傍聴者11名協議事項 (1)学力向上の取り組みについて (2)奨学金制度について
◆ 第1回
第1回目の会議では、上記2つの事項について協議が行われました。 子どもたちの学力向上に関しては、小中学校で連携した義務教育を行うことの重要性や、充実した教育環境の整備の必要性、先生方に対する配慮や家庭と学校の連携などについて深い議論が交わされました。 また、奨学金制度については、制度運用に対する議論や貸与・返還に関する細かな協議が行われ、子どもたちに対して教育の機会を平等に与えていくことが大切だという認識を再確認しました。
開 催 日 平成29年2月8日(水)場 所 市役所本庁舎6階第一委員会室出 席 者 宮古市長、 教育委員長、 教育委員、 教育 長、総務部長、教育委員会事務局職員、 傍聴者10名協議事項 (1)新しい奨学金制度について (2)スポーツ・レクリエーションの振 興に係る各大学との連携について (3)崎山貝塚縄文の森ミュージアムの 利用促進と交流人口の増大について
◆ 第2回
第2回目の会議の中では、第1回目と同様に、各協議事項に関して具体的な議論が交わされました。 スポーツ・レクリエーション振興に関する議論では、外部団体との協力、特にも支援をいただいている大学との協力体制を堅持していくことや、部活動顧問の先生の育成、市民の健康寿命を延ばしていくための取り組みなど、多岐にわたる議論が交わされました。 総合教育会議は、今年度で3年目を迎えますが、教育を取り巻く諸課題の協議をさらに深めながら、市の教育、学術及び文化の振興に繋げることが期待されます。
平成28年度 第1回宮古市総合教育会議
☎ 問い合わせ 教育委員会事務局総務課(68-9114)
総合教育会議は、本年度も開催します。 開催日時、会場、協議事項等は、市広報紙・ホームページでお知らせします。(http://www.city.miyako.iwate.jp/kyouiku/sougou_kyoikuiin_kaigi.html)
7
イベント・各種事業のお知らせ宮古・ニュートン・サマースクール
講演会「教科書に登場する民具 ~有形民俗資料の活用~」
子どもたちが身近なものを使った実験等を通して、科学する力を育むよう宮古・ニュートン・サマースクールを実施します。
●対象者 宮古市内の小学生(4~6年生)
●開催日時 平成29年8月8日(火)9時~正午
●場 所 宮古小学校体育館
●内 容 科学に関する体験型おもしろ実験教室
●講 師 東北学院大学教授、学生ボランティア他
宮古市では、毎月一回以上、教育委員長の招集により「教育委員会議」を開催しています。 平成28年12月~平成29年6月の開催状況、主な審議内容は下記のとおりです。
◆12月定例会(12月22日 教育委員会委員会室) 宮古市立小中学校に就学すべき者の学校の指定に関する規則の一部を改正する規則について
◆1月定例会(1月25日 教育委員会委員会室) 平成29年度宮古市教育行政方針に関し議決を求めることについて
◆2月定例会(2月13日 教育委員会委員会室) 宮古市障害児就学指導委員会条例の一部改正について
◆3月臨時会(3月2日 教育委員会委員会室) 宮古市教育委員会公印規程の一部を改正する訓令について
◆3月定例会(3月27日 教育委員会委員会室) 宮古市教育委員会行政組織規則の一部を改正する規則について
◆4月定例会(4月25日 教育委員会委員会室) 宮古市教育支援委員会委員の任命の臨時専決処理に関し承認を求めることについて
◆5月定例会(5月22日 教育委員会委員会室) 宮古市社会教育委員の解任及び任命の臨時専決処理に関し承認を求めることについて
◆6月定例会(6月27日 教育委員会委員会室) 宮古市立学校給食共同調理場管理運営規則の一部を改正する規則について
教育委員会議は、どなたでも傍聴することができます。開催日、会場は、市ホームページ(http://www.city.miyako.iwate.jp/kyouiku/kyoikuiin_kaigi.html)でお知らせします。
☎
☎
問い合わせ
問い合わせ
学校教育課(68-9116)
北上山地民俗資料館(76-2167)
●開催日時 平成29年8月9日(水)14時~ 16時
●場 所 川井生涯学習センター
●内 容 開催中の第20回企画展「昔はどんな道具だったの?~教科書に登場する有形民俗資料~」に関連して、教科書に登場するさまざまな昔の道具を紹介しながら、有形民俗資料の活用について考える講演会です。
●講 師 名久井文明氏(元岩手大学人文社会科学部博物 館学非常勤講師、物質文化研究所一芦舎代表)
教育委員会議 開催結果教育委員会議 開催結果
☎ 問い合わせ 教育委員会事務局総務課(68-9114)
8
崎山貝塚縄文の森ミュージアムから崎山貝塚縄文の森ミュージアムに行ってみよう!崎山貝塚縄文の森ミュージアムに行ってみよう!
第14回特別企画展 ~山と森、みえてくる崎山貝塚のくらし~ 開催中!第14回特別企画展 ~山と森、みえてくる崎山貝塚のくらし~ 開催中!
崎山貝塚縄文の森公園複合施設内の絵画展示の様子
崎山貝塚周辺で採れる木の実
弓矢 体 験の 様 子
崎山貝塚縄文の森ミュージアムでは、縄文時代にちなんだ様々なイベントを行っています。 5月の連休期間には「じょうもんワクワク・ドキドキ体験!」を実施し、弓矢体験や火おこし体験のほか、 「丸木舟で縄文フィッシングゲーム」を行い、多くの方にご来館いただきました。 さらに、市内の博物館等を貸切バスで巡る「みるみる宮古!体験ツアー」では、貴重な文化財に触れる機会を提供しています。 これからも「古代の鉄作り体験」や「秋のまるまる縄文の暮らし体験」、「崎山貝塚縄文まつり」などイベント目白押しです。 古
いにしえの宮古が身近に感じられるミュージアムに、
ぜひおこしください。
これまで宮古市に寄贈された絵画のうち、崎山貝塚縄文の森ミュージアムに収蔵されている作品の展示を始めました。 展示会場は、崎山貝塚縄文の森公園複合施設の1階エントランスホールです。 5月14日(月)に第1回目の展示を開始しました。定期的に絵画を1点ずつ展示し、展示作品や期間については市ホームページ、Facebookで随時お知らせします。
9月30日(土)まで、ミュージアム企画展示室で特別企画展を開催しています。 “海”のイメージが強い『貝塚』。調べていくと、そこには“陸”でのくらしという別の側面も見えてきます。この機会に縄文人がどんな生活をしていたか確かめてみませんか。
宮古市で所蔵している絵画の展示を開始しました!
☎
☎
問い合わせ
問い合わせ
文化課(65-7526)
崎山貝塚縄文の森ミュージアム(65-7526)
M M N《みやこ みゅーじあむ ねっとわーく》
入館無料デイズ開館1周年を記念して、 7/15 ~ 8/13までミュージアム入館が無料 (団体を除く)となります!
発行 宮古市教育委員会 〒028・2101岩手県宮古市茂市第2地割112番地1 ☎0193・62・2111
宮古市教育委員会だより
第11号 平成29年8月1日
個性を生かし未来を拓くひとづくり