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高山市議会白書 平成30年3月

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高山市議会白書

平成30年3月

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本 編

目次

はじめに ・・・・・ 2

市議会のしくみ ・・・・・ 3

市議会のあらまし ・・・・・ 4

市議会の権限 ・・・・・ 7

議員一覧 ・・・・・ 8

広報関係 高山市議会 ぎかいだより ・・・・ 10

高山市議会 フェイスブック

議会傍聴 ・・・・ 10

会議録検索 ・・・・ 10

議会中継 ・・・・ 10

市民参加 請 願 ・・・・ 11

陳 情

高山市議会 議会改革のあゆみ ・・・・ 12

1.平成8年~ 高山市議会機能に関する特別委員会の設置ほか

平成8年~平成14年 第一次議会改革 ・・・(12)

2.平成17年 市町村合併 ・・・(12)

3.平成21年 議会改革等に関する特別委員会の設置 ・・・(13)

平成21年~平成23年 第二次議会改革

4.平成22年 議員定数・選挙区の決定 ・・・(13)

5.平成23年 高山市議会基本条例制定 ・・・(13)

6.平成24年 議会改革ワーキンググループによる ・・・(14)

評価・検証と政治倫理

7.平成26年 議会改革ワーキンググループによる ・・・(14)

評価・検証と政治倫理

8.平成27年 議会基本条例推進協議会の設置 ・・・(15)

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はじめに

高山市議会では、第1次の議会改革として、平成8年から14年まで、会派

等から提案された65件について、全国市議会議長会議長会の「市議会の活性

化方策」に従って分類し、議会機能に関する特別委員会において、市民への情

報発信の充実や一般質問の見直しなどを行いました。

その後、平成17年2月の市町村合併を経て、平成21年12月、議会改革

等に関する特別委員会を設置し、議会のあるべき姿について議論を重ね、議会

の果たすべき役割や責務を明確にするとともに、その実現に向け、議員定数や

選挙区の見直しをはじめ、市民意見交換会の開催、議会広報紙の発行、政策討

論会の開催、委員会による政策提言の実施など、さまざまな議会改革の取り組

みをすすめ、平成23年3月(施行は5月)、こうした一連の取り組みを議会

基本条例として普遍化しました。

議会基本条例制定後は、議会運営委員会を中心に、条例に定める「政治倫理

規程の制定」や「評価制度の確立」について議論をすすめるとともに、議会改

革の取り組みについては、その実践のなかで必要に応じ改善等を行ってきまし

た。

議会改革の取り組みは、目的ではなく、議会基本条例の前文で謳われている

「高山市議会のあるべき姿」を実現するための手段であります。そのため、議

会改革の更なるステージへとステップアップするため、平成27年8月に議会

基本条例推進協議会を設置し、議員全員で議会基本条例に込められた思いを再

確認しながら、議会改革の取り組みを総合的・継続的に検証・議論してきまし

た。

こうした取り組みは、市民により開かれた議会となることを目指しています

が、議会活動や議会改革の取り組み内容などの発信は決して十分ではありませ

んでした。

この度、議会白書を発表することにより、市民をはじめ、広く議会活動・議

会改革の理解を深めていただき、これに基づいて内部の検証、外部の評価を確

立してゆくことを目的に発行するものです。

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市議会のしくみ

市議会とは

市議会は、市民から選挙によって選ばれた議員で構成され、市民の皆さんの代表として、

市の条例や予算などの重要な事項を審議し、決定する機関をいいます。

議員

議員は4年ごとに市民の皆さんの選挙によって選ばれます。

議員の定数は、条例によって定められており、条例定数は24人となっています。

なお、現在の任期は平成31年4月30日までとなります。

議長・副議長

議長・副議長は、議員の中から議員による選挙によって選ばれます。

議長は議会を代表するとともに、議場の秩序を保持し、会議の運営を整理し、議会の事務

を監督、処理します。

副議長は議長と協力して議会を運営するとともに、議長が会議に出席できないときや、議

長が欠けたときに代わって議長の仕事をします。

会派

市政に対し、同じ意見や考え方を持っている議員が、自分たちの考えを効果的に反映させ

るために議会内に結成する団体をいいます。

議会事務局

議会の事務を円滑に進めるために、条例で議会事務局が置かれています。議会の運営やそ

の記録などの作成、会議の活動に必要な資料を作ったり、市政に関する調査などを行いま

す。

-3-

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市議会のあらまし

定例会と臨時会

市議会には定例会と臨時会があります。

定例会は条例で年4回開催することが決められている会議であり、高山市議会では、3月、

6月、9月、12月に開催しています。

臨時会は次の定例会までの間に議会の議決が必要になった場合に開催する会議です。

議案審議の流れ

一般的な定例会の議案審議の流れは次のようになります。

本会議

開会

議長が開会宣言を行い会議が開会されます。本会議を開くには原則として議員定数の半

数以上の議員の出席が必要です。

議案上程

議案を議題とすることを上程といいます。議案には市長から提案されるものと、議員か

ら提案されるものがあります。

議案説明

提案者から提案された議案の内容と、提案理由についての説明が行われます。

質疑・質問

議員が議案に対する質疑や市政全般に関する質問(一般質問)を行い、市長などが答弁

をします。

委員会付託

議案をさらに詳しく審査するため、関係の常任委員会に審査を付託します。

委員会

付託議案審査

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本会議で付託された議案について、執行機関から詳しく説明を受け、質疑を行うなど、専

門的かつ詳細に審査し、委員会として賛成すべきかを決定します。

本会議

委員長報告

委員会の審査が終わると再び本会議を開き、委員会で決まった審査結果を報告します。

討論

委員長報告の後、議案の採決の前に議案について賛成か反対かの考え方が述べられます。

採決

議案について、賛成か反対かを出席議員の過半数で決めます。

閉会

議長が閉会宣言を行い、閉会となります。

本会議

定例会・臨時会中に議場において行われる会議のことを言い、本会議で決定されたことが、

最終的な議会の決定となります。

委員会

幅広く複雑な市の仕事について、より専門的・効率的に審査するため、議員の中から選任

した委員で構成する委員会を設けています。委員会には、常任委員会・議会運営委員会・

広報広聴委員会・特別委員会があります。

常任委員会

市の事務ごとに設置されており、高山市議会では、総務環境委員会・福祉文教委員会・

産業建設委員会の三つが設置されています。

総務環境委員会

企画部・総務部・財務部・環境政策部の所管に関する事項、支所の企画部・総務部・

財務部・及び環境政策部関係の所管に関する事項、会計室・選挙管理委員会・監査委

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員・公平委員会・固定資産評価審査委員会・消防の所管に関する事項、他の常任委員

会の所管に属しない事項

福祉文教委員会

市民活動部・福祉部・市民保健部の所管に関する事項、支所の市民活動部・福祉部及

び市民家本部関係の所管に関する事項、教育委員会の所管に関する事項

産業建設委員会

農政部・商工観光部・海外戦略部・基盤整備部・水道部の所管に関する事項、支所の農政

部・商工観光部・基盤整備部及び水道部関係の所管に関する事項、農業委員会の所管に関

する事項

議会運営委員会

円滑な議会運営のために、会期や議案・請願等の取り扱いなどに関する議会運営全般につ

いての協議や意見調整を行います。

広報広聴委員会

高山市議会の活動を広く市民に伝えることにより、開かれた議会運営を推進するとともに、

市民の多様な意見を把握して議会独自の政策提言や政策提案に取り組むことにより、民意

の市政への反映を図ることを目的に設置された委員会です。

特別委員会

特定の事項を審査・調査などをするために設置される委員会です。

なお、高山市議会では、予算及び決算を審査するため、議員全員をもって構成する予算決

算特別委員会を設置しています。

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市議会の権限

議会には多くの権限が与えられていますが、その主なものは次のとおりです。

議決権

新しい条例の制定・改正、予算の決定、決算の認定などについて議決します。

選挙権

議長・副議長のほか、選挙管理委員会委員の選出などの選挙を行います。

調査・検査・監査請求権

市の事務の執行状況について関係者に出頭、証言、記録の提出を求め調査することや 、文

書、書類などを検査することができます。また、市の監査委員に対し事務の監査を求め、

その結果を請求することができます。

請願を受理する権利

市民から直接議会に提出された請願を審査し、市民の声を市政に反映させるようにします。

意見書提出権

市の公益に関することについて、市議会の声を国会や関係行政庁に意見書として提出しま

す。

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議員一覧

高山市議会議員24人の紹介(任期:平成27年5月1日から平成31年4月30日)

平成29年5月11日現在 1.は生年月日 2.は所属常任委員会

議長 副議長 監査委員

藤江久子

1.昭和 28年 1月 16日

2.福祉文教委員会

中筬博之

1.昭和 34年 9月 21日

2.産業建設委員会

溝端甚一郎

1.昭和 19年 3月 17日

2.福祉文教委員会

議員

牛丸尋幸

1.昭和 33年 2月 16日

2.総務環境委員会

今井武男

1.昭和 16年 3月 1 日

2.産業建設委員会

谷澤政司

1.昭和 23年 6月 21日

2.産業建設委員会

中田清介 1.昭和 23年 8月 25日

2.総務環境委員会

橋本正彦 1.昭和 21年 3月 5 日

2.産業建設委員会

水門義昭 1.昭和 33年 11 月 23日

2.総務環境委員会

木本新一

1.昭和 21年 1月 3 日

2.産業建設委員会

松葉晴彦

1.昭和 22年 2月 14日

2.産業建設委員会

車戸明良

1.昭和 25年 10 月 8日

2.福祉文教委員会

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上嶋希代子 1.昭和 21年 9月 12日

2.福祉文教委員会

松山篤夫 1.昭和 22年 3月 26日

2.福祉文教委員会

倉田博之 1.昭和 30年 6月 2 日

2.福祉文教委員会

岩垣和彦 1.昭和 38年 3月 1 日

2.総務環境委員会

北村征男 1.昭和 19年 10 月 3日

2.総務環境委員会

渡辺甚一 1.昭和 32年 1月 1 日

2.総務環境委員会

山腰恵一 1.昭和 38年 3月 15日

2.福祉文教委員会

榎隆司 1.昭和 28年 4月 23日

2.福祉文教委員会

沼津光夫 1.昭和 31年 12 月 3日

2.産業建設委員会

西田稔 1.昭和 33年 7 月 6日

2.総務環境委員会

谷村昭次 1.昭和 37年 12 月 23日

2.総務環境委員会

伊東寿充 1.昭和 49年 4月 22日

2.産業建設委員会

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広報関係

高山市議会 ぎかいだより

市民を対象に高山市議会の活動を広く周知するため、高山市議会広報「ぎかいだより」を

発行し、市民の議会への理解と認識を深めることを目的とし、平成23年5月1日より、

年4回発行しています。

発行 : 年4回(2月1日号・5月1日号、8月1日号、11月1日号)

バックナンバー : 高山市議会発行のぎかいだよりは、市議会ホームページにより閲覧でき

ます。

高山市議会 フェイスブック

高山市議会の活動を広く周知するため、定例会や委員会の開催についてフェイスブックよ

り情報を配信しています。また、議会活動の結果を数多く配信しています。

現在は、配信のみ行っています。(双方向の情報発信ではありません。)

議会傍聴

高山市議会は市民の皆さんの議会の傍聴を歓迎します。

高山市議会の本会議・委員会は会議当日に本庁6階(委員会は5階)の傍聴者受付で手続

きをしていただければ、どなたでも傍聴することができます。議場傍聴席は70席(車イ

ス2席含む)あります。

なお、耳のご不自由な方には、手話通訳者、要点筆記者の手配をいたしますので、事前に

福祉課(電話:0577-35-3139、ファクス:0577-35-3165)までお尋ねください。音が聞こ

えにくい方には、傍聴席で使用できるヘッドホンの貸し出し(4個まで)を行っています。

また、本庁 1階の市民ロビーのテレビでは、本会議・委員会の模様をご覧いただくことが

できます。

会議録検索 平成9年以降の高山市議会の会議録を掲載しています。

必要な会議録の検索は、日付、文字や発言者などから検索することができます。詳しくは

会議録検索システムのトップページ画面右上の「使い方の説明」を参照してください。

ご利用に当たっては、Internet Explorer5.0以上のご使用をお奨めします。

このシステムのデータは、JIS第 1水準及び JIS第 2水準の範囲で表示しているため、人名

や地名などが会議録原本と異なる場合がありますので、ご了承ください。

議会中継 本会議、委員会(議案審査)、政策討論会、正副議長選挙立候補予定者所信表明会のCA

TV、インターネット配信を行っています。(生中継・録画放送)

映像配信は、市議会ホームページからお進みください。

録画映像配信による映像情報は、本会議・委員会とも、会議録がホームページに掲載され

るまで配信されます。

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市民参加

請願

請願は憲法で保障された国民の基本的人権の一つです。

高山市に対して所定の手続きにより意見や希望を述べることができる権利です。

請願書には、次の記載事項を記入の上、高山市議会議長宛に提出していただきます。

1 請願の件名

2 請願の趣旨

3 請願者の住所、署名又は記名押印

4 紹介市議会議員の署名、又は記名押印

5 宛先(高山市議会議長)

6 提出年月日

請願は、付託された委員会において審査、その後本会議で審議され、請願を採択すべ

きものか不採択とすべきものか決定されます。

採択した請願は、市長又は関係機関に送付され、実現を呼びかけることになります。

請願の書式については、特に様式は決まっておりませんが、ホームページからダウンロー

ドできます。(請願様式見本を参考に作成して下さい。)

陳情

紹介議員がなくても、意見や要望を文書により市議会議長宛に陳情をすることができます。

受理された陳情書については本会議で報告されます。

陳情の書式については、特に様式は決まっておりませんが、ホームページからダウンロー

ドできます。(陳情様式見本を参考に作成して下さい。)

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高山市議会 議会改革のあゆみ

1.高山市議会機能に関する特別委員会の設置ほか

平成8年~平成14年 第一次議会改革

○ 各会派、事務局から提案された65件について、市議会議長会の「市議会の活性化方

策」にしたがって分類し、各派代表者会議、議会運営委員会、議会機能に関する特別

委員会において、調査・研究を行う。

○ 主な実施事項

・一般質問の見直し 一人 60分(質問・答弁含む)⇒ 一人 40分(質問のみ)

・委員会質疑での一問一答制の導入 一人5回まで ⇒ 時間回数の制限なし

・議員の各種審議会参画の見直し 法定の会議の除き、参画しないことを決議

・委員会の所管事務調査の活用 閉会中の継続調査を積極的に行うことを合意

・請願手続きの緩和など 請願者の押印の廃止(署名の場合のみ)

・会議規則、委員会条例の見直し 請願紹介議員への質疑など高山市議会の運営に合わ

せた見直し

・情報公開取り扱い基準の制定など

2.平成17年 市町村合併

○高山市は周辺9町村を編入合併 → 日本一広い面積の市に

○市議会議員の定数

合併特例法に基づく

定数特例を採用(H23まで)

条例定数24+定数特例12

=36人

◎合併時(平成17年2月1日)の市町村の人口・面積

 資料:市民課ほか

◎市役所、町村役場

高山市①人口 67,203人②面積 139.57k㎡

清見村①人口 2,671人②面積 359.16k㎡

宮 村①人口 2,694人②面積 51.89k㎡

久々野町①人口 4,113人②面積 106.10k㎡

高根村①人口 698人②面積 220.66k㎡

丹生川村①人口 4,792人②面積 227.15k㎡

上宝村①人口 3,913人②面積 475.12k㎡

国府町①人口 7,969人②面積 89.05k㎡

荘川村①人口 1,383人②面積 323.28k㎡

朝日村①人口 2,097人②面積 187.37k㎡

約81km

約55km

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3.平成21年 議会改革等に関する特別委員会の設置

平成21年~平成23年 第二次議会改革

○設置時期 平成21年12月

○組織 全議員(36人)をもって構成

・第1分科会:「基本理念と議員の活動原則」

・第2分科会:「議会機能」

・第3分科会:「議員定数と選挙区」

⇒ 「高山市議会のあるべき姿」、「高山市議会の基本理念」を定め、これらに基づいて調

査研究を推進

「高山市議会のあるべき姿」

高山市議会は、広大な市域におけるまちづくりの責任ある意思決定機関として、市民の負託

に応えるべく、議員相互の議論を深めて合意形成を図り、わかりやすく開かれた議会をめざ

す。

「あるべき姿を実現するための3つの基本理念」

・市民の代表機関としての議会

・二元代表制の一翼を担う議会

・議員間の討議を重視し議会としての合意形成を図る

○会議の状況(平成21年12月~平成23年3月)

特別委員会(全体会)38回 分科会89回 小委員会(連絡調整)11回

4.平成22年 議員定数・選挙区の決定

○経緯 ・平成21年12月~平成22年3月にかけて議論

・平成22年3月 委員会としての方針決定 全市一区・定数24人

・平成22年4月~5月 第1回地域別市民意見交換会開催(選挙区・議員

定数に関する意見聴取)

・平成22年6月 次期改選(平成23年)から全市一区・定数24人と

することを確認

5.平成23年 高山市議会基本条例制定

○平成23年3月議決 同年5月1日(改選後)施行

○特徴

(1)実践を通じて制定した条例

各取り組みを 計画 → 試行 → 評価 → 制度化 の流れで進め、条例化(要

綱等を含む)

(2)議論する議会をつくる

市民と議会、行政と議会、議員同士が、議論する機会と議論を深める手法を充実

(3)政策提言により議会機能強化を図る--市の政策水準を高める

理由:監視型議会を標ぼう--政策立案より現実的な政策提言を積極的に行う 手法:内容の質の向上と高い政治的効果の付与--常任委員会の所管事務調査を活用。

分野別市民意見交換会、議員研修会などを整備

効果:議員の基礎力の向上--審査能力や調査能力の向上を図る

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6.平成24年 議会改革ワーキンググループによる評価・検証と政治倫理

平成24年以降、議会活動の評価・検証のための議会改革ワーキンググループによる調査・

研究を開始しました。

〇議会活動の評価・検証(平成24年度 議会改革ワーキンググループ)

評価1:議会基本条例に沿った活動が出来ているかなど、議員がそれぞれ評価する

評価2:評価1を集約、整理することにより議会全体での評価、検証に繋がる

評価3:市民や有権者から外部評価を受ける(理事者の評価も必要)

〇政治倫理(平成24年度 議会改革ワーキンググループ)

政治倫理の三層構造

1:公職選挙法や政治資金規正法を基にした政治倫理

2:議会基本条例に沿った政治倫理

3:地方政治の担い手をすべて包含する政治倫理

〇議会の評価システムと政治倫理の関係(平成24年度 議会改革ワーキンググループ)

議会基本条例に基づく活動の評価を実施することで、評価システムの相場が出来てくる。

その水準が高山市議会の議員活動の「あるべき姿」を示すことになる。その段階で初めて

政治倫理規定(高山市議会が求める議員像になっているかを判断する基準)が視野に入っ

てくるのではないか。

7.平成26年 議会改革ワーキンググループによる評価・検証と政治倫理

〇「議会基本条例の制定・検証・見直しの要点」の研修

1:基本条例制定後も議員間の温度差があることから、研修などの継続が必要

2:議会改革の検証は、議員間格差を減少させる(真剣な者だけが改革を牽引、対局勢力の出現)

3:議会内部で検証し、外部意見を聴取することが望ましい

4:評価・検証は、チームや委員会で実施した後、全議員で討論の実施

〇地域別市民意見交換会で意見聴取

平成26年11月に実施する地域別市民意見交換会で議会改革に対する意見を聴取

〇政治倫理は「申し合わせ事項」を規定

政治倫理については、様々な意見や考えが存在するが、当面、高山市議会で政治倫理等に

関わる事件等は発生していないため、現行の「申し合わせ事項」を基本条例に位置付けす

ることで検討。

〇改革等に関する検証事項

資料編に記載

〇平成27年度に専門組織の設置を確認

「議会活動の評価・議会改革の検証」は、昨年開催した「地域別意見交換会」の意見等も

参考にしながら、今後の議員定数・報酬・政務活動費等の議論と併せて改選期後(平成2

7年度)に専門組織を立ち上げ議論を深める中で市民に信頼される「議会づくり」を行な

うことを確認した。

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8.平成27年 議会基本条例推進協議会の設置

①政治倫理規程、②議会活動の評価・議会改革の検証、③議員定数・議員報酬・政務活動費・

諸手当のあり方について議論する専門組織について

○基本的な考え方

平成21年12月、議会改革等に関する特別委員会を設置し、議会のあるべき姿について

議論を重ね、議会の果たすべき役割や責務を明確にするとともに、その実現に向け、議員

定数や選挙区の見直しをはじめ、市民意見交換会の開催、議会広報紙の発行、政策討論会

の開催、委員会による政策提言の実施など、さまざまな議会改革の取り組みをすすめ、平

成23年3月(施行は5月)、こうした一連の取り組みを議会基本条例として普遍化した。

議会基本条例制定後は、議会運営委員会を中心に、条例に定める「政治倫理規程の制定」

や「評価制度の確立」について議論をすすめるとともに、議会改革の取り組みについては、

その実践のなかで必要に応じ改善等を行ってきた。

議会改革の取り組みは、目的ではなく、議会基本条例の前文で謳われている「高山市議会

のあるべき姿」を実現するための手段である。

今回、設置する専門組織は、議会運営委員会からの引継事項を包括したうえで、議会基本

条例の更なる推進という観点から、議員全員で議会基本条例に込められた思いを再確認し

ながら、議会基本条例に定める議会改革の取り組みを総合的・継続的に検証・議論できる

場とする。

名称 ・議会基本条例推進協議会

論点 ・議会基本条例の体系に配慮する

組織体制 ・議員全員が参画する

・継続的な組織とする

・既存組織を活用する

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○論点と取り組み方針(別紙1)

論点 別紙1

取り組み方針 論点①(議員の身分・待遇)

平成27年度 意見交換

平成28年度以降 方向性の確認~決定

※任期ごとに一定の結論

論点②(議員の政治倫理)・③(議会活動の評価)

平成27年度 調査研究~方向性の確認~決定

平成28年度以降 検証~方向性の確認~決定(改善等)

論点④(議会と市民の関係)・⑤(議会活動)・⑥(議会の体制整備等)

平成27年度以降 検証~方向性の確認~決定(改善等)

○組織体制と活動の流れ

組織体制 全体会・分科会・ワーキンググループの3層構成(別紙2)

活動の流れ 全体会

平成27年内 ・論点①(議員の身分・待遇)

意見交換

・論点②(議員の政治倫理)~⑥(議会の体制整備等)

分科会の中間報告

平成28年2月 ・論点①(議員の身分・待遇)

意見交換

・論点②(議員の政治倫理)~⑥(議会の体制整備等)

分科会の報告・決定(改善等)

分科会

全体会の開催前に開催

ワーキンググループ

第1分科会のワーキンググループ 随時開催

第2分科会のワーキンググループ 定例委員会をベース

○検証等のベース

別紙3

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別紙1

【議会基本条例】

【論点】

【平成26年度議会運営委員会の引継事項】

第1章

総則

(目的、基本理念)

第2章

議会の活動原則、議員の責務と活動原則

(議会の活動原則、議員の責務及び活動原則、会派)

第5章

議会と市民の関係

(広報広聴、市民参加)

第6章

議会と市長等との関係

(市長等との議論、議会審議における論点情報の形

成、議決事件の追加)

第7章

議員間の討議による合意及び政策の形成

(広報広聴、市民参加)

第8章

議会及び議会事務局の体制整備

(組織の見直し、政務活動費、議員研修、議会事務

局、議会図書室、予算の確保)

第3章

議員の政治倫理、身分及び待遇

(議員の政治倫理、議員定数、議員報酬)

第4章

議会活動の評価制度及び見直し手続

(評価制度、見直し手続き)

① 議員の身分・待遇

② 議員の政治倫理

③ 議会活動の評価

④ 議会と市民の関係

⑤ 議会活動

⑥ 議会の体制整備等

① 政治倫理規程

② 議会活動の評価・議会改革の検証

③ 議員定数・議

員報酬・政

務活動費・諸手当のあり方

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別紙2

組織体制(イメージ)

・論点①(議員の身分・待遇) 意見交換(平成28年度以降:方向性の確認~決定)

・論点②(議員の政治倫理)・

③(議会活動の評価) 分科会の報告~決定(平成28年度以降:分科会の報告~決定(改善等)

全体会

※全員協議会の活用

・論点

②(議員の政治倫理)

調査研究

(平成

28年度以降:検証)

メンバー

(5)

議会運営委員会委員長

(1)

議会運営委員(2)

指名委員(2)

ワーキンググループ

・論点

③(議会活動の評価)

調査研究

(平成

28年度以降:検証)

メンバー (5)

議会運営委員会副委員長

(1)

議会運営委員(2)

指名委員(2)

ワーキンググループ

・論点④

(議会と市民の関係)

検証

メンバー (8)

広報広聴委員会委員

(8)

ワーキンググループ

広報広聴委員会の活用

・論点⑤(議会活動)

検証

メンバー

(8)

総務厚生委員会委員

(8)

ワーキンググループ

総務厚生委員会の活用

・論点⑤(議会活動)

検証

メンバー (8)

文教産業委員会委員

(8)

ワーキンググループ

文教産業委員会の活用

・論点⑤(議会活動)

検証

メンバー (8)

基盤環境委員会委員

(8)

ワーキンググループ

基盤環境委員会の活用

同一事項について調査研究

・論点②(議員の政治倫理)方向性の確認

・論連③(議会活動の評価)方向性の確認

メンバー 正副議長(2)

(8) 議会運営委員会委員(6)

第1分科会

・論点④(議会と市民の関係)方向性の確認

・論連⑤(議会活動) 方向性の確認

メンバー 正副議長(2)

(12) 議会運営委員会正副委員長(2)

広報広聴委員会正副委員長(2)

各常任委員会正副委員長(6)

第2分科会

・論点⑥(議会の体制整備等)

検証~方向性の確認

メンバー 正副議長(2)

(10) 議会事務局(8)

第3分科会

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別紙3 検証のベース

論点① 議員の身分・待遇

視点1 議員定数は適正か

視点2 議員報酬は適正か

論点② 議員の政治倫理

政治倫理規定の制定

論点③ 議会活動の評価

評価制度の確立

論点④ 議会と市民の関係

視点1 市民との情報共有や意見交換は行われているか

Ⅰ 情報の発信

Ⅱ 市民意見の把握

Ⅲ 透明性の確保

Ⅳ 市民意見交換会

視点2 市民参加・市民協働の取り組みは行われているか

Ⅰ 市民参加機会の確保

Ⅱ 専門的識見等の反映

Ⅲ 請願・陳情の審議

Ⅳ 市民とともに学ぶ機会

論点⑤ 議会活動

視点1 市長との議論は活発に行われているか

(市民にわかりやすい議論となっているか)

Ⅰ 一般質問

Ⅱ 反問権

視点2 十分な審議が行われているか

(市民にわかりやすい議論となっているか)

Ⅰ 議案の審査 ① 本会議

② 委員会

Ⅱ 報告・協議事項の審査

Ⅲ 審査資料

視点3 市政運営の根幹部分に積極的に関わっているか

Ⅰ 議決事件の追加

視点4 政策形成を担う機関としての役割を果たしているか

Ⅰ 政策提言・政策提案

Ⅱ 政策討論会

Ⅲ 委員会活動を中心とした政策形成サイクル

論点⑥ 議会の体制整備等

視点1 議会(議員)活動を行う上で、議会や議会事務局の体制等は十分なものとなっているか

Ⅰ 議会組織

Ⅱ 政務活動費

Ⅲ 議員研修

Ⅳ 議会事務局

Ⅴ 議会図書室

Ⅵ 予算

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資料編

目次

高山市議会基本条例の趣旨及び解説 ・・・・ 22

市議会の概要 ・・・・ 33

委員会における協議事項の対応 ・・・・ 38

・平成27年度以降の協議事項の対応一覧

・意見書の提出状況

議会改革等に関する特別委員会の取り組み ・・・・ 51

・主な取り組み

・委員会活動を中心とした政策形成サイクル

・市民意見交換会

総合計画の策定に向けた取り組み ・・・・ 54

・平成25年度・26年度

平成26年度議会改革ワーキンググループの取り組み ・・・・ 55

・改革等に関する検証事項

議会基本条例推進協議会の取り組み状況 ・・・・ 58

・取り組み状況について

・申し入れの状況

地域別市民意見交換会 開催実績 ・・・・ 71

分野別市民意見交換会 開催実績 ・・・・ 72

政策提言の実施状況 ・・・・ 73

視察受入件数 ・・・・ 74

内部評価の実施 ・・・・ 76

・議会活動の評価シート

・議員活動の評価シート

外部評価 ・・・・ 78

・議会改革度ランキング(一般市抜粋)

議員定数の推移 ・・・・ 81

議員報酬の推移 ・・・・ 82

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高山市議会基本条例の趣旨及び解説

前文

地方分権一括法の施行以来、地方自治体の自主的な意思決定と責任の範囲が拡大する中、

高山市は、2005年(平成17年)2月の市町村合併によって日本一広い市となり、市長

とともに市政を担う議会の権限と役割は一層大きくなった。

高山市議会は、このような時代の流れに鑑み、広大な市域におけるまちづくりの責任ある

意思決定機関として、市民の負託に応えるべく、議員相互の議論を深めて合意形成を図り、

わかりやすく開かれた議会を目指すこととした。

われわれは、議会のあるべき姿について徹底した議論を行いながら、選挙区と議員定数を

決定するとともに、市民意見交換会の開催、議会広報紙の発行、事業評価結果の点検、政策

討論会の開催及び委員会による政策提言の実施などの新たな取り組みを行った。

議論と行動を重ねる中、すべての議員が、以下の活動の必要性を改めて強く認識した。そ

れは、市民の声を市政に反映させるために市民と情報や課題を共有すること、行政の執行が

適正に行われるように議会の監視機能を強化すること、責任ある決定を行うために合意形成

を目指して活発な議員間討議を行うこと、そして、市の政策水準の向上を図るために積極的

に政策提言を行うことである。

よって、高山市議会は、これらの認識に基づいた議会運営を行うための条例を制定し、こ

こに、広大な市域における市民の福利の増進を図るため、民主的で持続可能なまちづくりに

全力で取り組んでいくことを決意する。

【趣旨】

前文は、高山市議会基本条例制定の経緯や、条例の趣旨をうたったものです。

なお、本条例は、平成23年3月25日第1回定例会において全会一致で可決され、同年

5月1日に施行されました。

-22-

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第1章 総則

第1条 目的

この条例は、市政についての議会及び市民又は行政との議論並びに議員間での議論を通

じて、よりよい政策を実現するために必要な議会運営の基本事項を定め、もって市政の発

展に寄与することを目的とする。

【趣旨】

本条は、制定目的を明らかにし、以下の規定の解釈の指針を示すものです。

第2条 基本理念

議会は、前条の目的を達成するために、次に掲げる基本理念を定める。

(1)市民の代表機関として、市民と情報を共有し、市民の意見を市政に反映させ

る。

(2)二元代表制の一翼を担う議事機関として、市長その他の執行機関(以下「市

長等」という。)の執行を監視及び評価し、政策提言を行うとともに政策立案

に努める。

(3)市の団体意思を表明するために議決事項を決定する機関として、その責任を

深く認識し、合議体としての役割を果たす。

【趣旨】

本条は、議論する議会づくりを通じてより良い政策を実現するための基本的な考え方を

示すものです。

【解説】

議会基本条例の目的達成のための基本的な考え方として3つの基本理念を定めます。

(1)議会は選挙で選出された議員で構成されており、市民の代表として市民の皆さんの多様

な意見を集約し市政に反映することが責務です。議会の透明化とともに市民の皆さんへの

説明責任を果たし、情報の共有化をすすめ、市民の皆さんとともに歩む開かれた議会づく

りをすすめます。

(2)地方自治体はそれぞれ選挙で選出される首長と議会の二元代表制となっています。首長

の執行権等に対し、議会には議決権、調査・検査・監査請求等の権限が与えられています。

今、自治体の自己決定・自己責任を求める地域主権がすすむ中、議会の議決責任はさらに

重くなっていることから、議会は、監視・評価機能を強化し、市民の皆さんの意見を考慮

した積極的な政策提言を行うとともに、政策立案に取り組むように努めます。

(3)議会は、条例や予算等の重要事項の決定について市民の皆さんから負託された機関であ

ることから、議決責任を深く認識し、市民の皆さんに市政の説明を行ったり、市民の皆さ

んの意見を的確に把握したりするとともに、議員間の積極的な討議を通じて政策決定や政

策提言等を行うなど、合議体としての役割を適切に果たします。

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第2章 議会の活動原則、議員の責務と活動原則

第3条 議会の活動原則

議会は、前条の基本理念を踏まえ、次に掲げる活動原則に基づいて活動をしなければな

らない。

(1)公正性と透明性を確保するとともに、市民に開かれたわかりやすい議会運営

を行うこと。

(2)市民の意見を的確に把握して市政に反映できるよう、市民参加の多様な機会

を設けること。

(3)政策の決定及び執行について監視し評価すること。

(4)市民の意見を考慮した政策提言を行うとともに政策立案に努めること。

(5)重要な政策については、政策立案段階からの論点情報を把握し、深い審議及

び審査に取り組むこと。

(6)議員間での討議を重ね、合意形成に努める議会運営を行うこと。

【趣旨】

本条は、基本理念に基づく議会活動の原則を定めたものです。

【解説】

基本理念の3つの考え方に基づく議会の活動原則を6項目規定します。

(1)市民の皆さんに信頼される議会となるために、議会の公正性・透明性を確保し、開かれ

たわかりやすい議会運営をすすめます。

(2)議会活動の基本は民意の把握であることから、参考人制度の活用、請願・陳情者の意見

陳述、市民意見交換会の開催など市民参加の機会を多様に設けます。

(3)市長等を監視し抑制する役割を担う議会は、政策の決定や執行を監視するとともに、そ

の評価を行います。

(4)市の政策水準の向上を図るために、市民の意見を考慮しつつ、市長等に政策の改善や立

案等を求める政策提言を積極的に行うとともに、議員自らも政策立案に取り組むように努

めます。

(5)地方自治体の権限の拡大や市政への市民参加が加速する中、市民の意見を後ろ盾にした

行政側からの政策提案が増加してくる状況を踏まえ、市の重要な政策を決定する機関とし

て適切な判断を行うため、新規の政策条例や著大事業等の重要な政策を中心に、政策立案

段階からの論点情報を把握し、深い審議、審査を行います。

(6)市政の重要事項を決定する機関として、判断結果の妥当性や説得力を高めるために、合

意形成を目指して徹底した討議を行います。

第4条 議員の責務及び活動原則

議員は、一部の地域や団体の代表にとどまらず、市民全体の福利の向上を目指し、不断

の研さんを行い公正かつ誠実に活動を進め、市民の代表者としての責任を果たすことを責

務とし、次に掲げる活動原則に基づいて活動しなければならない。

(1)議員は、市民の代表として市民の意見を的確に把握すること。

(2)議員は、市政に関する調査研究に積極的に取り組むこと。

(3)議員は、議会が合議制機関であることを認識し、議員間の自由討議を積極的

に行うこと。

【趣旨】

本条は、基本理念に基づくとともに、議会の活動原則を踏まえた議員の責務と議員の活動原

則を定めたものです。

【解説】

議員は、地域や団体等の個別事案だけではなく市民全体の福利の向上をめざして活動するこ

と、議員としての資質の向上について不断の研さんを行い選挙で選ばれた議員としてふさわし

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い活動をすすめることを責務とします。また、基本理念に基づくとともに、議会の活動原則を

踏まえた議員活動をすすめるための原則を規定します。

(1)議員は、市政に市民の意見を反映させるべく、市民の皆さんの多様な意見を把握します。

(2)議員は、深い審議や政策提言等を行うために、市政の調査研究に積極的に取り組みます。

(3)議員は、適切な意思決定や政策提言等の妥当性や説得力を高めるために、議員間の自由

討議を徹底して行います。

第5条 会派

1 議員は、政策を中心として同じ志を持つ議員で構成する会派を結成することができる。

2 会派は、必要に応じて議会運営及び政策等に関する意見調整を行い、合意形成に

努める。

【趣旨】

本条は、会派の定義づけと議会活動における会派の役割等について定めたもので

す。

【解説】

1 会派は、政策を中心として同じ志を持つ二人以上の議員で結成できます。会派は、政策の

審査・評価や政策提言等に向けて、市政に関する調査研究や議論を積極的に行います。

2 議会運営や政策等に関する事項の意思決定に際しては、必要に応じて会派間で意見調整を

行い、合意形成に努めます。

第3章 議会と市民との関係

第6条 広報広聴

1 議会は、市民への説明責任を果たすとともに市民の意見を市政に反映させるために、各

種情報メディアや多様な機会等を活用して、情報の発信及び市民の意見の把握に努めなけ

ればならない。

2 議会は、すべての会議を原則として公開とする。

3 議会は、議会における審議の内容及び過程を市民に説明するとともに、政策課題につい

て市民と意見を交換するために、市民意見交換会を行う。

4 前項の市民意見交換会に関し必要な事項は、別に定める。

5 議会は、情報の共有及び市民との意見交換を推進するための組織として、広報広聴委員

会を設置する。

6 前項の広報広聴委員会に関し必要な事項は、別に定める。

【趣旨】

本条は、市民とともに歩む議会づくりを進めるために、市民との情報共有と意見交換を行う

ための取り組みを定めたものです。

【解説】

1 媒体としての議会広報紙、インターネット、コミュニティFM、CATVや市民意見交換

会等を通じて、市政や議会の情報を積極的に提供するとともに、市民の皆さんの意見を可能

な限り把握し、市政に反映させていきます。

2 議会活動の透明性を確保し、市民の皆さんとの情報共有を図るため、本会議や常任委員会

等、議会における全ての会議を原則公開とします。

3 市民の意見を反映させた市政を推進するため、議会での審議の様子等をお知らせするとと

もに、市の政策課題について市民の皆さんと議論を行う場として、市民意見交換会を開催し

ます。

4 市民意見交換会については、市民意見交換会の開催に関する実施要綱で別に定めます。市

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民意見交換会は、地域別及び分野別で開催します。

5 市民の皆さんとの情報共有と意見交換を効果的に推進するために、議会広報紙の発行や

様々なメディアを利用した広報活動と、市民意見交換会等の企画調整等の広聴活動を、一体

的かつ専門的に行うための組織として広報広聴委員会を設置します。

6 広報広聴委員会については、広報広聴委員会規程で別に定めます。

第7条 市民参加

1 議会は、市民参加の多様な機会を設けるとともに、市民との協働を推進する。

2 議会は、公聴会制度、参考人及び専門的知見を有する者を活用し、市民の専門的又は政

策的識見を、議会の審議、政策提言及び政策立案に反映させるよう努める。

3 議会は、請願及び陳情の審議においては、必要に応じて当該請願者又は陳情者の意見を

聴くものとする。

4 議会は、必要に応じて市の政策課題について市民とともに学ぶ機会を設けるものとする。

【趣旨】

本条は、市民参加の取り組みを定めたものです。

【解説】

1 市民の代表機関として、市民の皆さんとともに歩む議会づくりをすすめるために、議会活

動への市民参加の多様な機会を設けます。

2 地方自治法第109条及び第110条に規定されている公聴会制度や参考人制度を活用し、

市民の皆さんの意見を、議案の審議や政策提言等に反映させるように努めます。

3 市民の権利として保障されている請願・陳情については、議会は、必要に応じて提出者の

意見を聴いた上で、審議等を行うこととします。

4 市民の皆さんと、政策課題についての共通認識を醸成するとともに先進事例等の情報を共

有するため、必要に応じて、専門家を招いての研修会や行政視察の結果報告会等を開催する

こととします。

第4章 議会と市長等との関係

第8条 市長等との議論

1 議会は、議会審議における議員と市長等との緊張関係を保持し、議事機関としての責務

を果たさなければならない。

2 本会議における市長等に対する質疑及び質問は、論点を明らかにするため、一問一答の

方式で行うことができる。

3 議長から本会議及び委員会への出席を要請された市長等は、議員による提出議案、政策

提言、質疑及び質問に関し、議長又は委員長の許可を得て反問することができる。

【趣旨】

本条は、議員と市長等が、緊張感を保ちつつ活発に議論を行うための取り組みを定めたもの

です。

【解説】

1 議会と市長等は、緊張関係を保持しつつ、議論を通じて切磋琢磨し、より良い政策の実現

を目指します。

2 これまで、委員会では一問一答方式で質疑が行われていましたが、本会議における質疑及

び一般質問においても一問一答を基本として行い、論点を明確にし、市民にわかりやすい議

論とします。

3 議論を充実させることによって、より良い政策を実現するため、議員が政策提言等を行っ

たり、政策条例案を提出した場合や、議員の質疑及び質問の論点等を確認する場合には、市

長等が議員への反問として質疑や質問を行えるようにします。

-26-

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第9条 議会審議における論点情報の形成

1 議会は、市長等が提案及び説明する重要な政策等について深く審議を行うため、市長等

に対し、次に掲げる事項について明らかにするよう求めるものとする。

(1)政策立案の背景

(2)提案に至るまでの経緯

(3)他の自治体の類似する政策との比較検討とその内容

(4)市民参加の実施の有無とその内容

(5)総合計画との整合性

(6)財源措置

(7)将来にわたるコスト計算

2 議会は、予算及び決算の審査に当たって、市長に対し、事業評価及び事業別の予算概要

等の資料の提出を求めるものとする。

【趣旨】

本条は、議会が適正な決定を行う前提として、十分な審議を行うために必要な情報の提供を

市長等に求めることを定めたものです。

【解説】

1 新たな政策条例、著大事業等の重要な政策については、市長等に対し、7つの論点情報を

明らかにするよう求めることとします。これらの論点情報は、審議における論点を明確にす

るだけでなく、論点情報に基づいて執行後の評価を行うことによって、政策の適正な執行と

政策水準の向上に効果を発揮します。

2 前項と同様、審議を深めるとともに、論点の明確化、適正な政策の執行及び政策水準の向

上につなげるために、地方自治法第211条第2項及び法第233条第5項に定められた説

明資料のほかに、事業評価シート、事業別予算概要等の説明資料の提出を市長に求めること

とします。

第10条 議決事件の追加等

1 議会は、必要に応じて地方自治法第96条第2項の規定に基づき議決事件を追加すると

ともに、追加した議決事件については、政策立案段階での報告を市長等に義務付けるもの

とする。

2 前項の議決事件の追加等に関し必要な事項は、別に条例で定める。

【趣旨】

本条は、地方分権に鑑み、議会が市民代表としての責任を果たすため、自治体経営の根幹部

分に積極的に関わっていくことを定めたものです。

【解説】

1 地方自治法第96条第2項の規定に基づいて議決事件を追加する件について規定します。

法改正により、市の最重要計画である総合計画における基本構想の策定義務付けが廃止され

る見込みとなり、市長による自治体経営の自由度が高まることとなります。そのため、市の

政策形成において重要な役割を担う議会は、総合計画を構成する基本計画など自治体経営の

根幹部分への関与を強めることによって、しっかりとチェック機能を果たしていく必要があ

ります。高山市議会では、総合計画における基本計画等の重要な項目を議決事件として追加

するとともに、策定途中での報告を市長等に義務付けることによって計画の策定に参画し、

住民代表としての責任を果たしていきます。

2 議決すべき事件の追加や、政策立案段階での報告については別条例において定めます。

-27-

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第5章 議員間の討議による合意及び政策の形成

第11条 議会の合意形成

1 議会は、合議制の機関であることを踏まえ、議員間で自由な討議を重ね合意形成に努め

る。

2 議長及び委員長は、議会が議論する場であることを踏まえ、議員間の自由な討議を重視

した運営に努める。

【趣旨】

本条は、議員間での積極的な議論を通じて、議会が合議体としてまとまろうとする意志を示

すものです。

【解説】

1 合意形成に努めることによって、行政と対峙できるまとまりのある議会をつくるとともに、

議会による政策提言等の妥当性や説得力を高めます。

2 議長及び委員長は、適切な意思決定のための討議が徹底して行われるように、会議におい

て自由な討議を重視した運営に努めます。

また、自由討議を行う場合は、論点を明らかにし、また議論の結果をまとめるなどわかり

やすい運営に努めます。

第12条 政策形成

1 議会は、市長等とともに市の政策形成を担う機関として、深い審議による政策の決定、

市長等に政策の改善又は立案を求める政策提言及び本会議での政策提案に向けた政策立案

を通じて、市の政策水準の向上を図るものとする。

2 議会は、政策提言及び政策提案の内容を市民に明らかにするものとする。

【趣旨】

本条は、市の政策水準の向上を図るための議会の取り組みを定めたものです。

【解説】

1 政策の立案~決定~執行~評価~改善~立案という市の政策形成サイクルにおいて、議会

は、決定・評価という部分を主に担っています。決定の前には「審査」、評価の後には改善・

立案を行政に求める「政策提言」を行います。議会の政策提言は、継続的な業務改善活動を

推進するマネジメント手法であるPDCAサイクルのAction(改善)を促し、自治体の政策

水準を向上させるものです。高山市議会は、行政に政策の改善や立案を求めていく政策提言

を積極的に行うとともに、政策立案にも取り組むよう努めます。

2 政策提言や政策提案を行った内容については、議会広報紙等の媒体を通じて市民の皆さん

へ報告することとします。

第13条 政策討論

1 議会は、議員間の討論を通じて政策提言及び政策提案の内容の質を高めるとともに、政

策課題についての議員の共通認識を醸成するため、議員全員で構成する政策討論会を行う

ものとする。

2 市長等への政策提言及び本会議での政策提案については、必要に応じて政策討論会で合

意形成を図るものとする。

3 前項の政策討論会に関し必要な事項は、別に定める。

【趣旨】

本条は、市の政策水準の向上を図るために、議員による政策的な議論を積極的に行おうとす

る取り組みについて定めたものです。

【解説】

1 政策提言や政策提案の内容の質を高めるとともに、市の重要課題について議員間で共通認

-28-

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識を醸成するために、議員全員で政策について討論を行う場として政策討論会を設定するこ

ととします。

2 委員会、会派及び議員が、市長等に政策提言書を提出したり、立案した政策条例等を本会

議に提出する際には、その妥当性や説得力を高めるために、必要に応じ、議員全員で討論を

行う政策討論会において合意形成を図った上で提出することを原則とします。

3 政策討論会については、政策討論会の開催に関する実施要綱で別に定めます。

第14条 委員会による政策提言

1 委員会は、市民の意見等を考慮した政策課題について調査研究を行うとともに、市民及

び行政との議論を踏まえ、議員間で政策提言に向けた討議を行うものとする。

2 委員会は、事業評価及び決算審査の結果を踏まえて政策提言を行うとともに、提言を行

った政策に関する予算の確認及び執行の評価結果を点検し、その結果を次の政策提言に反

映させるものとする。

3 委員会は、政策提言の作成に当たっては、提言しようとする政策の背景、目的、基本的

方向及び財政の見通し等を明らかにするよう努める。

4 委員会は、政策提言の内容の質を高めるため、必要に応じて参考人及び専門的知見を有

する者を活用するものとする。

【趣旨】

本条は、市の政策水準の向上を図るために、委員会による政策提言を積極的に行おうとする

取り組みについて定めたものです。

【解説】

1 政策提言は、市政について分野ごとに専門的に調査研究を行う機関であり、比較的少人数

で構成され機動性の高い組織でもある委員会を中心に行います。委員会は、政策提言に向け

て、市民の意見を考慮した政策課題を設定した上で、行政の取り組み状況の把握、現地調査、

先進地視察、専門家からの意見聴取等を行うとともに、政策の方向性について市民、行政、

そして議員間で議論を行うこととします。

2 委員会の政策提言については、市の政策水準の向上につなげるため、政策提言の作成(P)

~提言実施(D)~提言事項の予算への反映状況及び執行結果のチェック(C)~チェック

内容の次の政策提言への反映(A)のPDCAサイクルで管理することとします。

3 委員会は、行政が政策立案する際の基礎となる事項や政策の改善ポイントを具体的に明示

することによって、政策提言に妥当性や説得力を持たせるように努めます。

4 政策提言の検討にあたっては、必要に応じて、地方自治法第109条及び第100条に基

づいて参考人や専門的知見を有する者を活用し、委員会の課題分析や提言作成等の能力を補

完することとします。

第6章 議会及び議会事務局の体制整備等

第15条 組織の見直し

議会は、市民の意見及び社会情勢の変化に対応するため、随時、議会内の組織の見直し

を行うものとする。

【趣旨】

本条は、議会組織のあり方について定めたものです。

【解説】

多様化する市民の皆さんのニーズや時代の変化に対応できるよう、常に研究しながら組織の

改善していくこととします。

-29-

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第16条 政務活動費

1 市政に関する調査研究活動に対して交付される政務活動費は、高山市議会政務活動費の

交付に関する条例(平成12年高山市条例第16号)に定めるところにより、会派又は会

派に属さない議員に交付する。

2 会派及び会派に属さない議員は、市民に対して説明責任を果たすため、政務活動費の収

支報告等について公開するものとする。

【趣旨】

本条は、政務活動費の性格や交付の方法、透明性の確保について定めたものです。

【解説】

1 政務活動費に関する事項は、別に条例によって定められています。

2 政務活動費の使途は、市民の理解が得られるものでなければならないことから、会派及び

議員は、収支報告書、視察等の調査報告書、領収書等の写しを議会広報紙、インターネット

等で公開していきます。

第17条 議員研修

議会は、議員の審査、政策提言及び政策立案の能力を向上させるため、議員研修の充実

を図るものとする。

【趣旨】

本条は、議員の資質の向上を図るための研修について定めたものです。

【解説】

議員の議案審査や政策提言に必要な能力等を向上させる研修を充実させることによって、地

方分権や多様化する市民ニーズに対応した議会活動を行います。

第18条 議会事務局

議会は、議会の審査、政策提言及び政策立案を充実させるため、議会事務局の調査及び

法務の機能の強化を図るものとする。

【趣旨】

本条は、議会活動を補佐する議会事務局に求められる機能について定めたものです。

【解説】

議会が、より深い審議・審査、積極的な政策提言や政策立案等を行えるようにするため、こ

れらの活動を十分に補佐できる事務局の体制と、事務局職員の議案や政策に関する調査能力や

政策立案に必要な政策法務の能力の充実強化を図ります。

第19条 議会図書室

議会は、議員の調査研究に資するため、議会図書室の充実に努め、その有効活用を図る。

【趣旨】

本条は、議会に置く図書室の役割について定めたものです。

【解説】

図書室は、地方自治法第100条第18項及び第19項に基づいて設置されています。議員

の審査及び政策提言等の能力の向上を図るため、図書を充実させるとともに、活用の促進を図

ります。

-30-

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第20条 予算の確保

議会は、議事機関としての機能を充実させるため、市長に対し必要な予算を確保するよ

う求める。

【趣旨】

本条は議会関係予算の確保について定めたものです。

【解説】

地方分権の進展、広大な市域といった要因から、広報広聴機能の充実や、議会の審査及び政

策提言等の能力向上に必要な予算を確保する必要があります。なお、予算の提案及び執行は、

市長の権限であることから、議会費の決算状況、議会活動の自己評価及び市の財政状況を勘案

しつつ、予算要求段階で十分な調整を行い、必要な予算の確保を市長に求めて行きます。

第7章 議員の政治倫理、身分及び待遇

第21条 議員の政治倫理

1 議員は、一部の地域や団体の代表にとどまらない市民の代表であるとともに、市の団体

意思を表明するために議決事項を決定する機関の構成員であることを深く認識し、公正、

誠実、清廉を基本とした厳しい倫理意識に徹して活動しなければならない。

2 議員の政治倫理に関し必要な事項は、別に定める。

【趣旨】

本条は、議員としての倫理観と姿勢について定めたものです。

【解説】

議員の政治倫理については、重要な事項であることから、議会基本条例に位置付けるととも

に、昭和63年に決議された「高山市議会議員政治倫理確立のための申し合わせ事項」を見直

し、高山市議会議員政治倫理規程へと格上げします。

第22条 議員定数

1 議員定数は、高山市議会議員定数条例(平成13年高山市条例第12号)に定めるとこ

ろによる。

2 議員定数については、人口、面積、財政力及び類似市の議員定数と比較検討するととも

に、市政の現状、財政力、事業課題及び将来の予測と展望を十分考慮するものとする。

3 議員定数の条例改正議案は、市民の直接請求及び市長が提出する場合を除き、明確な改

正理由を付して、委員会又は議員が提出するものとする。

4 委員会又は議員は、前項の条例改正議案の提出に当たって、市民及び専門家の意見を聴

取するものとする。

【趣旨】

本条は、議員定数を変更する際の手続き等について定めたものです。

【解説】

委員会又は議員が、議員定数の条例改正議案を提出する際には、人口、面積、財政力及び類

似市の議員定数と比較検討し、市政の現状、財政力、事業課題、将来予測と展望を十分考慮す

るのはもちろんのこと、市民の皆さんや有識者等の意見を聴取することを規定します。

-31-

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第23条 議員報酬

1 議員報酬は、高山市議会議員の議員報酬等に関する条例(昭和36年高山市条例第29

号)に定めるところによる。

2 議員報酬の条例改正議案は、市民の直接請求及び市長の提出によるものとする。ただし、

委員会又は議員が提出する場合は、明確な改正理由を付して提出しなければならない。

3 委員会又は議員は、前項の条例改正議案の提出に当たって、議員報酬の考え方及び議員

活動の評価について、市民及び専門家の意見を聴取するものとする。

【趣旨】

本条は、議員報酬を変更する際の手続き等について定めたものです。

【解説】

1 高山市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償は、別に条例によって定められていま

す。

2 議員報酬の条例改正議案については、第三者機関である報酬等審議会の答申を受けて市長

が提案することを原則としますが、議員報酬の考え方や将来を見据えた議員報酬のあり方等

については、議会として調査研究を行います。

3 委員会又は議員が、議員報酬の条例改正議案を提出する際には、市民への説明責任を果た

すために、広く市民の意見や専門家の意見を聴取することとします。

第8章 議会活動の評価制度及び見直し手続き

第24条 評価制度

1 議会は、議会改革の継続的な取組みを進めるため、本条例に基づく活動については、少

なくとも年1回、その評価を行うものとする。

2 前項の評価に関しては、議会運営委員会を中心として検討するものとする。

3 議会は、第1項の評価に当たって、市民の意見を聴取するものとする。

【趣旨】

本条は、継続して議会改革を行うための取り組みについて定めたものです。

【解説】

1 議員の改選後においても議会改革の継続的な取り組みをすすめるため、また、時代の変化

に対応するため、年1回以上、本条例に基づく活動の評価に取り組みます。

2 議会運営委員会が、評価に関する情報の収集や評価表等を作成しますが、必要に応じて、

評価内容や改善策等について議員全員で協議を行います。

3 市民意見交換会等で、市民の皆さんから議会改革に対する意見を聴取します。

第25条 見直し手続き

1 議会は、前条の評価結果に基づいて、条例改正等の措置を講じるものとする。

2 議会は、前項の規定により措置を講じた場合は、その理由及び内容を公表する。

【趣旨】

本条は、本条例を見直す際の手続きを定めたものです。

【解説】

1 前条における評価結果を条例改正等に反映させることによって、常に進化する条例としま

す。

2 条例改正の際には、市民の皆さんへの説明責任を果たすため、議会広報紙やホームページ

等を通じて、改正理由などを説明します。

-32-

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高山市議会の概要

(1)議員数及び任期

◎ 議員定数及び現員

・条例定数 24人 (平成13年12月6日制定)

・現員数 24人

◎ 現議員の任期 平成31年4月30日まで

◎ 会派及び党派別議員数 平成29年5月11日現在

政党

会派 公明党 日本共産党 無所属 計

創政クラブ 8 8

高山市政クラブ 7 7

高山市議会公明党 2 2

日本共産党高山市議団 2 2

無会派 4 4

無会派(議長) 1 1

計 2 2 20 24

◎ 年齢別議員数

年 齢 41~45 46~50 51~55 56~60 61~65 66~70 71以上 平均年齢

人 数 1 0 3 6 3 6 5 63.4

◎ 当選回数別議員数

当選回数 1回 2回 3回 4回 5回 6回

人 数 5 2 6 6 4 1

-33-

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(2)委員会の状況

◎ 常任委員会 委員の任期:2年(平成29年~平成30年)

平成29年5月11日現在

委員会名 定数 現員数 所 管 事 項

総務環境委員会 8人 8人

企画部の所管に関する事項

総務部の所管に関する事項

財務部の所管に関する事項

環境政策部の所管に関する事項

支所の企画部、総務部、財務部及び環境政策部関

係の所管に関する事項

会計室の所管に関する事項

消防の所管に関する事項

選挙管理委員会の所管に関する事項

監査委員の所管に関する事項

公平委員会の所管に関する事項

固定資産評価審査委員会の所管に関する事項

他の常任委員会の所管に属しない事項

福祉文教委員会 8人 8人

市民活動部の所管に関する事項

福祉部の所管に関する事項

市民保健部の所管に関する事項

支所の市民活動部、福祉部及び市民保健部関係の

所管に関する事項

教育委員会の所管に関する事項

産業建設委員会 8人 8人

農政部の所管に関する事項

商工観光部の所管に関する事項

海外戦略部の所管に関する事項

基盤整備部の所管に関する事項

水道部の所管に関する事項

支所の農政部、商工観光部、基盤整備部及び水道

部関係の所管に関する事項

農業委員会の所管に関する事項

※平成29年4月1日の市の組織改正に伴い、5月11日から委員会構成を変更。

◎ 議会運営委員会

定 数 現員数 任期 委員の選出方法

12人以内 6人 1年

2~5人の会派は1人

5人を超える会派は4人ごとに

1人、端数が出た場合1人増す

◎ 広報広聴委員会

定 数 現員数 任期 設 置 目 的

8人 8人 1年 開かれた議会運営の推進と民意の市政へ

の反映を図る

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(3)平成28年度 本会議・委員会等開会状況

◎ 本会議

本会議 回 数 会期日数 本会議日数 一般質問

定例会 4 90 20 12

臨時会 1 1 1

計 5 91 21 12

◎ 提出案件数

総数 市 長 提 出 議員提出

請願 陳情 その他

(選挙等) 予算案 条例案 その他 条例案 意見書等

総数 166 22 32 79 2 2 0 11 18

定例会 147 21 31 76 2 2 0 11 4

臨時会 19 1 1 3 0 0 0 0 14

◎ 委員会等

委 員 会 等 委 員 会 回 数

常任委員会

総務厚生 20

文教産業 21

基盤環境 16

計 57

連合委員会(総務厚生・基盤環境) 1

議会運営委員会 11

広報広聴委員会 8

予算決算特別委員会 8

公共施設等総合管理計画に関する

特別委員会 3

(4) 予算決算特別委員会

議員全員で構成する予算決算特別委員会を設置し、審査。

慣例で正副委員長は、正副議長。すべての審査を全員で行う。

(5) 公共施設等総合管理計画に関する特別委員会

高山市公共施設等総合管理計画の策定あたり、平成28年9月特別委員会を設置

平成29年6月まで、計3回開催。公共施設等総合管理計画における基本方針部分を

審査。

平成29年6月21日、6月定例会最終日に任務完了により廃止。

-35-

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(6)質 疑

・一問一答方式

・発言回数制限 本会議 5回以内 (委員会付託案件は3回以内)

委員会 制限なし

・発言時間制限 なし

(7)一般質問

・通告制 文書による。通告書の提出期限はその都度議会運営委員会で決定

直接、正副議長に提出し、内容を説明

・質問の時期 通告締め切り後からから中2日おく

・発言順位 各会派で輪番(会派内の順位は会派で決める)

・発言時間 1人40分(登降壇、答弁、反問の時間を含まない)

・質問の方式 一問一答を原則とする

(8)請願・陳情

・請 願 委員会付託 (議会招集日前に開催する議会運営委員会の 2日前ま

でに受理したものを、定例会において審査)

・陳 情 本会議中において受理報告(文書表を配布)

毎月の定例委員会において、前月受理分の取り扱いについて協議

(9)会議録

・本会議 反訳・製本を委託(校正は事務局)

印刷物配付(議員、三役、支所、図書館等 計50部)

会議録検索システムの導入(平成9年以降の会議録についてイン

ターネット上で公開)

・委員会 反訳を委託(但し、付託案件については事務局で反訳)

印刷物配布なし

会議録検索システムの導入(平成9年以降の会議録についてイン

ターネット上で公開)

(10)報酬等

◎報 酬 (平成23年1月1日改定) ◎期末手当 (平成29年4月1日改定)

6 月 205/100 × 1.2

12月 220/100 × 1.2

職 名 月 額

議 長 488,000円

副議長 442,000円

議 員 416,000円

-36-

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(11)平成28年度議会費予算 316,810 千円

(12)視察旅費

・常任委員会 1人年額 90,000 円以内 ※自動車借上料等を除く

・議会運営委員会 1人年額 45,000 円以内 ※自動車借上料等を除く

・特別委員会等 1人年額 45,000 円以内 ※自動車借上料等を除く

・海外視察 必要に応じ予算要求

(13)政務活動費

・平成29年度総額 4,800,000円

( 1人 年額 200,000円以内、会派等に対し交付)

( あらかじめ交付しない。領収書を添付し申請)

項目 創 政

クラブ

高山市政

クラブ

高山市議

会公明党

日本共産党

高山市議団 岩垣議員 松山議員 谷澤議員

水門議員

(議長)

調査研究 596,975 736,040 167,490 6,910 83,745 0 0 83,745

研修 427,491 23,562 0 197,188 80,710 83,557 121,035 56,847

資料作成 95,212 343,743 0 0 0 0 0 0

資料購入 34,430 0 0 0 0 13,176 0 0

合計 1,154,108 1,103,345 167,490 204,098 164,455 96,733 121,035 140,592

(14)議会事務局職員

・職員定数 8人

・現員数 8人

局長 1人 - 次長 1人 - 書記 5人

- 自動車運転職員 1人

-37-

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25議会第205号

平成25年10月28日

高山市長 國 島 芳 明 様

高山市議会議長 中 田 清 介

委員会における所管事務調査に対する情報提供について

従来、理事者が「委員会に協議するべきと判断する事項について」は、「協議事項」

として理事者からの求めに応じて協議していたが、平成23年5月以降の委員会にお

いては、理事者が「委員会に協議するべきと判断する事項について」も「報告事項」

に含めるものとして運営をしてきたところである。

しかしながら、最近の委員会運営において、この取り扱いが不明確であるという意

見があり、議会運営委員会など議会内部で検討した結果、今後、次の取り扱いとする

こととしたので、対応いただきますようお願いします。

理事者が「委員会に協議するべきと判断する事項について」は「報告事項」に含め

ず、別紙のAの部分に「委員会に協議するべきと判断する事項について情報提供する

(協議事項)。ただし、議案に関係する事項については除く」を追加する

※この取り扱いにより、理事者からの情報提供は、「報告事項」・「協議事項」及び委員

会の求めに応じる「調査事項」の3種類になります

-38-

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従前(平成23年5月以前) 現行

議会 理事者 議会 理事者

所管事務

調査

主体的に情報

収集を行って

調査する(視

察)

※委員会の求

めに応じられ

る事項につい

て情報提供す

①所管事

務調査

主体的に情報収

集を行って調査

する(市民意見

交換会、参考人、

議員研修会、視

察等)

※委員会の求めに

応じられる事項に

ついて情報提供す

①協議会 理事者からの

求めに応じて

報告を受ける

委員会に報告

するべきと判

断する事項に

ついて報告す

理事者からの情

報提供(報告事

項と調査事項)

に基づいて調査

する

委員会に報告する

べき事項について

情報提供する

理事者かの求

めに応じて協

議する

委員会に協議

するべきと判

断する事項に

ついて協議す

委員会に協議する

べきと判断する事

項について情報提

供する(協議事項)

ただし、議案に関

係する事項につい

ては除く

① ③委員会の求めに

応じられる事項に

ついて情報提供す

る(調査事項)

②議案に関係

する事項につ

いて協議する

②議案に関係

する事項につ

いて協議する

次の項目を加える

A 委員会に協議するべきと判断する事項について情報提供する(協議事項)

ただし、議案に関係する事項については除く

別 紙

-39-

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委員会における協議事項の対応

(平成27・28年度)

日付

委員会名

協議事項

協議内容

対応

結果

理事者の

対応結果

H27.9.15

総務厚生

文教産業

高山

市人

口ビ

ジョ

ン素

案及

び高山市まち・ひと・しごと

創生総合戦略素案について

・人

口ビ

ジョ

(素案)

・総合戦略(素案)

・今後の予定

委員会の判断

(参

考意

見の

取)

総務厚生・文教産業の連合委員会にお

いて対応(委員長連絡会議決定)

質疑

-自由討議

-後日全員協議会にて

意見集約

-意見書提出

素案

に対す

る意

見書

の提出

意見書の対応結

果について、連

合委員会におい

て報告

H28.1.20

総務厚生

久々

野支

所庁

舎の

整備

につ

いて

・基本設計に反映

する事項ほか

委員会の判断

(参

考意

見の

取)

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

主な

意見と

して

3点

を伝達

模型説明時に意

見の対応につい

て説明

H28.1.20

文教産業

飛騨

高山

ブラ

ン戦

略の

策定

について

・ブ

ラン

ド戦

(素案)

参考意見の聴取

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

素案

に対す

る意

見を

集約して伝達

公表後、議長の

指示により委員

会に対応結果を

報告

高山

市海

外戦

略の

見直

しに

ついて

・海外戦略(素案)

参考意見の聴取

質疑

-自由討議(省略)-理

事者退席後、

意見を集約し、委員長から理事者に結

果を伝える

素案

に対す

る意

見を

集約して伝達

H28.1.21

基盤環境

ごみ

処理

施設

の建

設に

係る

今後の対応について

・説明会等経過

・課題

・方針

・今後の対応

委員会の判断

質疑

-自由討議

後日、意見集約のための委員会を開

催、意見書を提出

方針

に対す

る委

員会

の意

見を3

点に

集約

して意見書を提出

対応状況(地元

説明会を含む)

について説明

H28.4.20

総務厚生

新火

葬場

建設

事業

に係

る今

後の方針について

・説明の実施状況

・市の取り組みの

検証

・今後の方針

委員会の判断

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

方針

を白紙

撤回

し新

たな

組織を

つく

る一

部のみ了承し、今後詳

細に

ついて

協議

する

よう求める。

H28.5.20

に協

H28.5.20

総務厚生

新火

葬場

建設

事業

に係

る今

後の方針について

・事業の推進手順

・新たな組織の内

委員会の判断

質疑

-自由討議

後日、意見集約のための委員会を開

催、意見書を提出

4点

につい

て意

見を

まと

め意見

書と

して

提出

H28.6.3に協議

H28.5.23

基盤環境

高山

地方

合同

庁舎

建設

用地

について

・国有地と交換の

方向

で協

議を

めること

委員会の判断

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

意見

を踏ま

えて

進め

ること

H28.6.3

総務厚生

新火

葬場

建設

事業

の今

後の

進め方について

・総務厚生委員会

の意見の対応

委員会の判断

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

委員

会の提

出さ

れた

意見

が十分

反映

され

た内容であり了承

新組織として議

案として提出

H28.7.25

総務厚生

基盤環境

高山

市公

共施

設等

総合

管理

計画の策定について

・計画の策定につ

いて

参考意見の聴取

総務厚生・基盤環境の連合委員会にお

いて対応(委員長連絡会議決定)

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

計画の策定にあたり、

連合委員会として、4

点に集約して伝える。

-40-

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日付

委員会名

協議事項

協議内容

対応

結果

理事者の

対応結果

H28.8.23

基盤環境

ごみ

処理

施設

建設

等に

係る

グラ

ウン

ドデ

ザイ

ンに

つい

・内容

・協議を進める方

向性

参考意見の聴取

質疑

-自由討議

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

3点

に意見

を集

約し

伝える。

H28.9.15

基盤環境

地域

公共

交通

にお

ける

少量

輸送

体制

の確

立に

向け

た取

り組みについて

・方針

・内容

・今年度の取り組

参考意見の聴取

質疑

-委員会の場で理事者に結果を伝

える

意見

を踏ま

えて

進め

ること

H28.11.22

基盤環境

高山

市景

観計

画の

見直

しに

ついて

・基準の強化

・中身の明確化

・新たな基準の設

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

意見

を踏ま

えて

進め

ること

関係団体協議、

住民説明会、パ

ブコメの後、年

度内に計画変更

H28.12.15

総務厚生

高山

市地

域福

祉計

画の

見直

しについて

・計画の見直し内

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

3点

に意見

を集

約し

伝える。

12月にはパブ

コメを実施、市

地域福祉計画策

定推進委員会へ

の協議。平成2

9年3月、計画

の策定と公表

H28.12.15

総務厚生

高山

市食

育推

進計

画の

見直

しについて

・国の食育推進基

本計

画の

見直

を踏

まえ

市の

画変更

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

質疑・意見を踏まえて

進めること

パブ

コメ

を行

い、3月、策定、

公表

H28.12.15

総務厚生

支所

地域

の歯

科診

療体

制に

ついて

・支所地域におけ

る歯

科診

療体

の方針検討

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

質疑・意見を踏まえて

進めること

H28.12.16

文教産業

高山

市平

和都

市宣

言に

つい

・策定の経過

・宣言文の内容

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

市民

への周

知や

意識

を醸成するその方法、

文言

の解釈

も含

めま

した

文章の

表現

につ

いて意見を伝える

H28.12.16

文教産業

高山

市立

小中

学校

の学

期の

見直しについて

・見直しの理由

・見直しの内容

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

後日、意見集約のための委員会を開催

H28.12.19

基盤環境

高山

市耐

震改

修促

進計

画の

見直しについて

・県の耐震改修促

進計

画の

見直

に伴う、市の計画

変更

参考意見の聴取

質疑

-委員会の場で理事者に結果を伝

える

意見

を踏ま

えて

進め

ること

-41-

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日付

委員会名

協議事項

協議内容

対応

結果

理事者の

対応結果

H28.12.19

基盤環境

太陽

光発

電施

設等

の設

置に

係る基準の設定について

・新たに策定され

た具体的な基準

参考意見の聴取

質疑

-意見聴取

-委員会の場で理事者

に結果を伝える

質疑・意見を踏まえて

進めること

H29.1.10

文教産業

高山

市立

小中

学校

の学

期の

見直しについて

継続審査

先進地視察(金沢市)を実施

期制

の見

直し

に伴

う資料の請求

H29.1.23

総務厚生

高山

市大

学連

携セ

ンタ

ーに

ついて

・自治体シンクタ

ンク事業

・大学コミッショ

ン事業

委員会の判断

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

主な

意見と

して

3点

に集約し伝達

平成29年度中

できる限り早期

に設立

H29.1.23

総務厚生

基金

の整

理の

考え

方に

つい

・基金の整理の考

え方

委員会の判断

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

主な

意見と

して

2点

に集約し伝達

H29.1.23

総務厚生

健康

診査

の対

象年

齢の

引き

下げ

及び

自己

負担

金の

無料

化について

・目的

・実施時期

委員会の判断

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

主な

意見と

して

3点

に集約し伝達

H29.1.23

文教産業

高山

市立

小中

学校

の学

期の

見直しについて

継続審査

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

後日、意見集約のための委員会を開

催、意見書を提出

委員

会の意

見を

2点

に集

約して

意見

書を

提出

学期制の見直し

について、先送

りとする

H29.1.23

文教産業

高山

市教

育大

綱の

策定

につ

いて

・大綱の位置付け

・大綱の期間

・基本方針及び方

向性

参考意見の聴取

質疑

-委員会の場で理事者に結果を伝

える

質疑

を踏ま

えて

進め

ること

H29.1.23

文教産業

高山

市交

通安

全計

画第

10

次の策定について

・位置付け

・見直しの理由

参考意見の聴取

質疑

-委員会の場で理事者に結果を伝

える

質疑

を踏ま

えて

進め

ること

H29.1.27

文教産業

高山

市立

小中

学校

の学

期の

見直しについて

継続審査

意見書の作成

H29.2.14

公共

施設

等総

合管

理計

画に

関す

る特

別委員会

高山

市公

共施

設等

総合

管理

計画の策定について

・基本方針

・現状及び将来の

見通し

・管理に関する基

本的な方針

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

議会

意見を

5点

に集

約し、基本方針に反映

いただくよう伝える

H29.3.24

公共

施設

等総

合管

理計

画に

関す

る特

別委員会

高山

市公

共施

設等

総合

管理

計画の策定について

・基本方針

・施設類型ごとの

管理

に関

する

本的な方針

参考意見の聴取

質疑

-議員間討議

-委員会の場で理事

者に結果を伝える

質疑・意見を踏まえて

進めること

-42-

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平成27年10月8日

高山市長 國島 芳明 様

高山市議会総務厚生委員会 委員長 藤江 久子

高山市議会文教産業委員会 委員長 木本 新一

高山市人口ビジョン(素案)及び高山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)

に対する意見書

去る9月15日に開催した総務厚生委員会文教産業委員会連合委員会における協議内容を踏ま

え、別紙のとおり意見書を提出する。

-43-

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1

高山市人口ビジョン(素案)及び高山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)

に対する意見書

高山市人口ビジョン(素案)及び高山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)は、まち・

ひと・しごと創生法第10条の規定に基づき策定されたものである。

高山市人口ビジョン(素案)(以下「人口ビジョン」という)においては、平成52(2040)

年の本市の人口を69,437人と予測したうえで、本市が今後も持続可能な都市として存続し

ていくためには、「人口減少に歯止めをかける」とともに、「人口減少社会に対応できる」地域を

つくりあげて行かなければならないとしている。

また、高山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)(以下「総合戦略」という)においては、

高山市人口ビジョンにおける分析・将来展望を踏まえ、「飛騨高山にひとを呼び込む」、「飛騨高山

のモノを売り込む」、「住みやすく働きやすい飛騨高山をつくる」を基本目標に今後5年間におい

て取り組む基本施策や具体的施策を定めている。

高山市議会は、今後の市政運営において人口減少等への対応は大きな課題であるとの認識のも

と、理事者に対し、「第八次総合計画に対する政策提言書」において、その対応を求め、総合計画

の議決に係る協議・審査の過程において、その議論を深めてきたところである。

残念ながら、今回示された人口ビジョン及び総合戦略においては、そうした議論等が活かされ

ていないと感じざるを得ない。

本意見書は、去る9月15日に開催した総務厚生委員会文教産業委員会連合委員会における協

議内容を踏まえ、取りまとめたものである。

理事者におかれては、本意見書の内容を十分に踏まえ、人口ビジョン及び総合戦略の策定にあ

たられたい。

なお、総合戦略に対しては、議会として、総合戦略のPDCAサイクルの各段階において、理

事者と十分に議論するなかで、その推進を図っていくこととしている旨、申し添えておく。

-44-

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2

意見1 地方創生に本気で取り組む姿勢を示すべき

今回の総合戦略の位置づけは、「第八次総合計画を構成する主な関連計画の一つ」、「第八次総合

計画に掲げる施策の中から「人口減少」等をキーワードに再整備したもの」等の説明があった。

記載されている内容は、国から示された策定指針に沿ったものとはなっているようであるが、

第八次総合計画に盛り込んだ内容を焼き直したようなものとの感はぬぐえない。

委員会における協議においても、「この総合戦略において、何を課題として捉え、何をしたいの

か、見えてこない」、「地方創生に対する熱意や意気込み、本気度が伝わってこない」という論点

からの質疑が多く出された。

「地方創生に本気で取り組む」という強い姿勢を期待する。

意見2 明確な将来ビジョンを掲げるべき

人口ビジョンにおける分析結果等にもみられるように、人口減少等による影響や課題は、地域

経済の縮小、行財政運営の悪化、地域コミュニティの衰退など、多岐にわたることが懸念される。

こうした影響や課題の解決に向けては、人口減少化における本市の「あるべき姿」とその実現

に向けた「中長期的な指針」、いわゆる将来ビジョンを掲げ、それを行政はもとより、市民・民間

(産業界・行政機関・教育機関・金融機関・労働団体・メディア)が共有するなかで、互いにそ

の役割を果たし、一体となって取り組むことが不可欠である。

総合戦略において、誰もが共有できる明確な将来ビジョンを掲げるとともに、行政・市民・民

間が果たすべき役割を明記されたい。

-45-

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3

意見3 インパクトのある目玉施策を位置づけるべき

市は、これまでも人口減少等への対応として、さまざまな施策を展開してきた。

しかしながら、現実問題として、なかなかその成果が見えてこないのも事実である。

協議の中で、「今後、総合戦略に記載されている施策を深化させていく」との発言があったが、

地方創生において求められているのは、新たな発想と先駆性である。

総花的な施策の羅列ではなく、将来ビジョンを見据え、「今後5年間はこれを柱に取り組む」と

いう施策展開を図るとともに、より高いレベルの子育て支援・高山らしい産業構造の構築・魅力

的なライフスタイルの提案等、インパクトのある思い切った目玉施策を総合戦略に位置づけられ

たい。

-46-

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27議会第280号

平成28年1月29日

高山市長 國 島 芳 明 様

高山市議会基盤環境委員会

委員長 水 門 義 昭

「ごみ処理施設の建設に係る今後の対応について」(平 成 28年1月2 1日

協議事項)に対する委員会としての考えについて

平成28年1月21日の基盤環境委員会において協議事項として提出

された本案件は、新ごみ処理施設を現施設周辺地域に建設するため、地

元住民説明会を開催するなかで、「次回の建設候補地は現施設周辺地域以

外から選定する」、「現施設周辺地域の整備内容は今後地元住民とともに

検討する」旨の市の方針を示し、地元町内会との協議をすすめる、とい

うものである。

当日の委員会においては、各委員から数多くの質疑等がなされたが、

本案件に対して委員会として責任ある考えを示すためには、これまでの

理事者からの報告内容や今回の方針決定に至った経緯等を確認・検証す

るなかで、「今回の方針提示が地元住民の合意につながる可能性」、「埋立

処分地等現施設周辺整備に対する考え方」、「次回建設時における建設候

補地に対する方針を現時点で約束するという行政姿勢の妥当性」といっ

た論点について議論する時間が必要と判断し、後日、委員会としての考

えを示すこととしたところである。

こうした点を踏まえ、当委員会としては、平成28年1月21日以降

数回にわたり委員会を開催し、議論を重ねた。

本案件に対する委員会としての考えは下記のとおりである。

理事者におかれては、当委員会の考えを十分に踏まえ、今後の対応に

あたられたい。

今回の方針提示が地元住民の合意につながる可能性について、理事者

からは明確な答弁を得ることができなかったが、方針決定に至る過程に

おける新ごみ処理施設建設対策委員会をはじめ、地元町内会役員等の多

-47-

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大なるご尽力、また、これまで長年にわたり当地域においてごみ処理が

されてきたことに対する地元住民のご理解とご協力、あるいは地元住民

の心情等を鑑みると、今回の方針が、地元住民の総意のもと、地元同意

の条件として示された事項に対する回答であると市長自らが判断し、説

明されるものであるならば、委員会としても理解したいと考える。

なお、埋立処分地等現施設周辺地域の整備については、従来より長年

にわたって、地元町内会等から要望が出されている経緯を踏まえると、

早急に整備に対する市の考え(グランドデザインやスケジュール等)を

示す必要があると考える。

加えて、委員会としては、次回建設時における建設候補地に対する方

針を現時点で約束するという行政姿勢が、今後の公共施設整備等に影響

を及ぼさないか、懸念しており、今後のまちづくりにおける十分な配慮

と対応を求めておく。

-48-

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28議会第249号

平成29年1月27日

高山市長 國 島 芳 明 様

高山市議会文教産業委員会

委員長 今 井 武 男

「高山市立小中学校の学期の見直しについて」(平成28 年 1 2 月1 6 日 協議

事項)に対する委員会としての考えについて

平成28年12月16日の文教産業委員会に協議事項として提出され

た本案件は、子どもに向き合う機会と場面を十分に確保し、きめ細かな

支援を充実させるため、小中学校の学期を3学期制から前期・後期制に

見直す、というものである。

委員会においては、本案件に対して責任ある考えを示すため、12月

20日に課題を示し回答を求め、今回の見直しに至った経緯等について

確認するとともに、先行して取り組まれた自治体を視察するなど全国の

自治体の状況について検証をするなかで、「今回の見直しのプロセスが保

護者や教師など関係者の意見を取り入れ、十分理解されたものであるの

か」、「前期・後期制について十分に調査・研究された上で導入されるの

か」といった論点について議論する時間が必要と判断し、数回にわたり

委員会を開催し、議論を重ね、委員会としての考えを示すこととしたと

ころである。

本案件に対する委員会としての考えは、下記のとおりである。

1.見直しのプロセスにおいて、関係者(児童・生徒、保護者、教師、

地域)の意見聴取や議論がなされず、十分な理解が得られていない。

校長会からの提案を2か月という短期間で方針決定し、その間、

関係者への説明や意見を聞く場は設けられていない。また、方針決

定後、保護者への説明は、学びのステップのなかで学期という区切

りが子どもたちにとってどのような意味をなすのかなど具体的な前

期・後期制の取り組みは説明されず、保護者も十分理解できる内容

となっていない。

-49-

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高山市教育大綱(案)にも、市と教育委員会が家庭、地域、民間、

関係機関と力を合わせて意識を共有し同じ方向性を持って進めるこ

とが大切であると示されているように、今回の学期の見直しについ

ても、保護者をはじめ多くの関係者による議論と検証を行い十分な

理解を得る必要がある。

2.前期・後期制の課題に対する検証が不十分であり、なおかつ、前期・

後期制の取り組み内容についての詳細な説明がなされていない。

全国で前期・後期制を導入した自治体の検証結果において、課題と

して取り上げている「評価の期間が長くなり、間に長期休暇が入るた

め、学習意欲を維持するための具体的な目標設定が難しい」、「前期・

後期の切り替え期間が短く、学期の切り替え意識が持ちにくい」とい

った点について、どう克服するのか具体的な取り組みは明確にされて

いない。

また、教師が子どもと向き合う時間の確保という課題の対応につい

ては、学期の見直しのみならず、長期休暇の見直し、土曜授業、行事

の見直し、事務改善など、多角的な検討が必要である。

以上のことから、学期の見直しにあたっては、広く開かれた議論の場

を設けるなど十分かつ丁寧な取り組みを進めるべきであり、平成29年

度からの実施は困難であると考える。

理事者におかれては、当委員会の考えを十分に踏まえ、今後の対応に

あたられたい。

-50-

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議会改革等に関する特別委員会の取り組み ・主な取り組み

○事前協議の取止め(審査の形がい化の回避)

・委員会協議会を廃止。

・閉会中に開催する委員会への議案の情報提供は受けない。

・開会前の議案説明の際には質疑を行わない。

○議会審議と委員会審査の充実(資料P68 定例会日程)

・質疑と一般質問の分離(目的:議案の内容や論点を明らかにする、質疑を審査に生か

す委員会の活動期間を拡充する)

・審査に関する取組みの強化(内容:論点整理、現地調査・参考人招致などより深い審

査のための議論の場の設置)

・議案審査における議員間討議の導入(運用:理事者への質疑終了後、討論前に実施。

内容:質疑が多数あり、論点が明確な案件で議員間の議論を深める必要がある場合や、

調査・研究につなげるため政策課題を明らかにする場合になどに、議長、委員

長の判断で実施。もしくは、議員、委員から求められた場合に実施)

○反問

・行政との議論の活性化を図るべく、市長だけではなく行政側の全ての職員に反問権を

付与した。

・質問の主旨確認の止まらす、議会側の提出議案や政策提言に対しても行政側が反論で

きることとした。

○議決事件の追加

・地方分権の進展、基本構想の策定義務付けの廃止などを受け、議会として自治体経営

の根幹部分に積極的に関与していく必要性を痛感し、議決事件を追加する条項を設け

るとともに、議決責任を果たすために、市長等に政策立案段階での報告を求めるもの

とした。現時点では、総合計画の基本計画を位置付けている。

○委員会調査の充実

・常任委員の任期を1年から2年へ(H25~)

・閉会中の継続調査を積極的且つ計画的に実施するために、委員会を毎月定例開催とし

た。

・委員会調査は、「政策課題の把握」→「政策提言」とすることで、調査目的の明確化を

図った。

・委員会の会議運営は、議員間討議を重視して行っている。

○情報公開

・本会議、委員会(議案審査)、全員協議会、政策討論会、正副議長選挙立候補予定者所

信表明会のCATV、インターネットへの配信

・傍聴者への資料配付(市長側)

・委員会の視察報告書、政務活動費の使途と会派の視察報告書の議会HPで公開

・政務活動費の領収書の写しの公開(議会事務局で閲覧可)

○請願、陳情

・陳情は、政策課題の情報源ととらえ、広報広聴委員会において毎月所管の常任委員会

に振り分け、調査研究に活用

・請願及び陳情は、必要に応じて提出者の意見を聞き、審議・審査を行う

-51-

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・委員会活動を中心とした政策形成サイクル

政策の立案~決定~執行~評価~改善~立案という市の政策形成サイクルにおいて、議会は、決定・評価という部分を主に担っています。決定の前に

は「審議」、

評価の後には改善・立案を行政に求める「政策提言」を行います。議会の政策提言は、継続的な業務改善活動を推進するマネジメント手

法であるPDCAサイクルのAction(

改善)を促し、高山市の政策水準を向上させます。

この政策提言は、市政について分野ごとに専門的に調査研究を行う機関である委員会を中心に行い、市民意見交換会や議員研修会、政策討論会など

の取り組みを通じて、政策提言の妥当性や説得力等を高めます。

議会

行政

政策の改善又は

新規立案

審 議

決 定

提 案

Check

評 価

Actio

n政策提言

Do

執 行

Pla

n

政策提言

○市民との議論

・地域別と分野別で政策課題をテ

ーマに議論

・次の政策課題の情報収集

市民意見交換会

○調査研究及び行政との議論

・政策課題を設定し調査研究

・政策課題について行政と議論

・政策課題について先進地視察

・政策課題に関する事業の評価結果

と予算決算の審査結果の点検

・政策課題をテーマに議員研修会

・政策提言(案)の作成

委 員 会

○議員全員での議論

・各委員会の政策提言の内容につ

いて議員全員で討論

・政策提言実施の合意形成

政策討論会

○政策提言を踏まえた政策

の改善・立案

市 長 等

-52-

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・市民意見交換会

議員が少なくなり地域の声が届きにくくなるとの不安に応えるべく、小学校区を単位とし

た地域別の市民意見交換会を行うこととした。

また、常任委員会の調査研究を深めるため、各種団体等を対象とした分野別の市民意見交

換会も開催することとした。

これらの意見交換会は、いずれも政策提言に向けた活動の一環として位置づけ、「政策提言」

という形で市民の声を市政に反映させることとした。

■地域別市民意見交換会

・年1回以上20会場で実施(H27は21会場)

・各委員会で調査研究中の政策課題をテーマに意見交換

・政策提言作成の一環

■分野別市民意見交換会

・各委員会が企画して随時実施

・福祉、教育、産業、基盤整備など分野ごとに関係する

各種団体等と意見交換

・政策提言作成・検証の一環

892

661

556

470

630 631

522

386

187

262 270293

259 269

379 432

H22春 H22秋 H23 H24 H25 H26 H27 H28

地域別市民意見交換会の開催実績

参加人数 意見

-53-

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総合計画の策定に向けた取り組み

平成25年度から、高山市では、平成27年度以降のまちづくりの方向性を示す、高山市

第八次総合計画の策定作業に入った。

高山市議会では、条例で高山市総合計画における基本計画を議決事件としていることから、

平成25年5月の臨時会において、全議員をもって構成する「総合計画に関する特別委員会」

を設置し、高山市第八次総合計画に関する調査・研究及び審査を行うこととした。

「総合計画に関する特別委員会」では、平成25年度、各常任委員会を分科会と位置づけ、

分科会ごとに高山市第八次総合計画に向けての政策課題を設定したうえで、その政策課題に

ついて調査・研究を行ってきた。

こうした調査・研究の結果を踏まえ、

① 個性ある地域づくりの推進と更なる一体感の確保

② 人口減社会におけるあらたな行財政運営

③ 健康・元気・安心社会の実現

④ 観光まちづくりへの転換

⑤ 都市施設(公共施設)整備の方向性

⑥ 安全で安心して暮らせる社会の実現

⑦ 環境と共生したまちづくり

の7つを高山市第八次総合計画において取り組むべき政策課題として集約し、10の政策提

言として、とりまとめ、市長に提出した。

二元代表制の一翼を担う議事機関としての責務を果たすため、平成26年度は、示された

計画案について、政策提言の反映の検証などを踏まえて審査し、議決に向けた取り組みをす

すめた。

第八次総合計画に対する政策提言

1.個性ある地域づくりの推進と更なる一体感の確保

政策提言1 地域づくり活動の促進に向けた仕組みづくり

2.人口減社会におけるあらたな行財政運営

政策提言2 民間の力を活かした行政能力の集約化・効率化

政策提言3 地域の実情に応じた柔軟な行政運営の推進

政策提言4 限られた財源の有効活用と財源の確保

3.健康・元気・安心社会の実現

政策提言5 高齢者が生き生き暮らせる健康長寿社会の構築

政策提言6 すべての子どもが健やかに育つ環境の整備

4.観光まちづくりへの転換

政策提言7 観光まちづくりへの転換による産業力強化と雇用拡大

5.都市施設(公共施設)整備の方向性

政策提言8 公共施設の適正配置と整備

6.安全で安心して暮らせる社会の実現

政策提言9 災害に強いまちづくり

7.環境と共生したまちづくり

政策提言10 自然環境を守り、活かすまちづくり

-54-

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平成26年度議会改革ワーキンググループの取り組み

・改革等に関する検証事項

区 分 項 目 事 項

議案の審査

議案の議長

説明

議長説明の意味(議会運営の取扱い)を整理する必要はないか(現在は、議

案質疑が中心)

議案の事前

説明

理事者が説明のみとした意味合い(質疑は本会議で行なうとした)

委員会での論点整理に支障はないか(論点整理に必要な追加資料や確認事項

など要求できない)

委員会の

論点整理

質疑が論点の中心となっていないか(質疑事項を整理した上で、7つの論点

情報や、市民意見の反映、市民への影響を中心とした論点にするべきでは)

論点整理の時期は妥当か(開会日の翌日に加え、必要な調査(現地調査・参

考人招致)を踏まえて開催する必要はないか

参考人制度、請願者の意見陳述等を活用しているか(活用されない理由は)

全員をもって構成する委員会でも論点整理が必要ではないか

本会議での

理事者の説

本会議での理事者の説明と委員会での理事者の説明は妥当か(「議案の持つ

意味、背景、考え方、改正点など」どの段階で詳細説明を受けるべきか

本会議での

質疑

質疑のない状況は、市民にどう映るか(質疑⇒付託⇒審査の流れが分からな

い市民には議論なしと思われないか)

質疑の意味合いを議員全員が共有するべきでは(質疑は考え方を問うもので

はない)

質疑と委員会審査(論点)の棲み分けはされているか(所管委員会での発言

を含めて)

委員会付託

所管をまたぐ議案、まちづくり全体や市民生活への影響が大きい議案の付託

方法は妥当か(連合審査、議員全員による審査(特別委員会設置)を求める

付託も必要ではないか

委員会にお

ける理事者

の説明

「詳細は本会議で説明したとおり」との理事者説明は、市民にどう映るのか

(市民目線での説明となっていないのでは)

委員会での

自由討議

自由討議の意味合い(議員相互で議論を深め、合意形成を図る場)は十分に

理解されているか

本会議にお

ける委員長

報告

委員会審査の内容が市民に伝わっているか(わかりやすい内容に変換するべ

きでは)

議案の審査

全員をもって構成する委員会の報告は、詳細を省略しているが、市民にどう

映るか

本会議での

自由討議 本会議での自由討議が実施できない理由は

その他

理事者の説明や質疑のあり方の検討によっては、全体的な流れの再構築が必

要では

予算決算特別委員会での議選監査委員の発言等に対する取扱いを定める必

要はないか

予算決算特別委員会の常任委員会化は、議運で検討することとしている

常任委員会の

運営

活動のあり

常任委員会の活動のあり方(委員会を中心とした政策形成サイクルを含め)

は、「議会活動の評価・検証」と併せて議運で検討することとしている(必

要に応じて常任委員会でも検討)

任 期 正副委員長の 1年任期、委員の 2年任期は妥当か

-55-

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情報収集・

提供

施策に対する情報について、議会の収集体制(情報提供の要求)、理事者か

らの提供体制(報告・協議事項)は十分か(理事者からの提供を待つのでは

なく、積極的な情報提供が必要では)

政策立案段階から議会の関与ができる仕組みづくりが必要ではないか(理事

者の動向を把握できていないのでは)

陳 情 陳情者の意見陳述等の仕組みを有効に活用しているか(活用できない理由

は)

常任委員会等

における報告・

協議事項等の

審査

委員長説明 委員長説明の意味合いの整理は必要ないか(質疑が中心であるが、協議内容

の把握と委員会運営における取扱いを検討する必要はないか)

委員会の審

報告・協議案件における論点整理が必要ないか

他委員会との関連する事項について仕組み作りは必要ないか(連合審査、議

員全員による審査)

参考人制度の仕組みを有効に活用しているか(必要性を議論する場がない)

自由討議が実施されているか(議員相互で議論を深める場になっているか)

協議事項に対する委員会としての対応は十分か(委員会の意思を理事者に伝

えているか)

その他 報告、協議事項の審査内容を全議員に知らせる必要はないか(委員会終了直

後に)

一般質問

通 告

一般質問の意味合いを全議員で共有するべきでは(現状を尋ねる質問は避け

るべきでは)

十分な議論ができる、分かりやすい通告内容(様式の見直しも含め)となっ

ているか

通告時期は妥当か(理事者が十分な検討が出来る時間が必要では)

質 問

一問一答、対面式により、一般質問の議論は分かりやすくなったか

通告内容と通告外・再質問の関係を整理する必要はないか(回答を踏まえ更

なる議論の展開・深まりは必要ないか)

「調査・研究する」など理事者答弁をその場限りとしていないか(委員会で

の調査研究・次回以降の一般質問、予算審議等に結び付ける必要はないか)

答弁者の妥当性について検討すべきでは(一般質問は、まちづくりの考え方

を問うものであり、答弁は原則、市長、教育長とすするべきでは(1回目の

答弁は、市長・教育長の答弁ルールの廃止を含め)

その他

1日の時間配分のルールを設けるべきでは(質問者の昼休みによる中断は避

けるべきでは)

一般質問に対する議員研修等、質問の質を高める努力は必要ないか

広報広聴活動

市民意見交

換会

市民意見交換会の意味合いを再整理するべきでは(市民と意見を交換し市民

と思いを共有し政策へと繋げる場(すべての意見に答えを出す場ではない)

市民意見は議会活動に活かされているか

市民意見に対する議会の対応を市民に還元しているか

開催場所の細分化や地元議員の出席等の取り組みと議員活動の棲み分けを

整理する必要はないか

分野別意見

交換会

委員会における分野別意見交換会の内容の全議員への周知が必要ではない

議員全員による分野別意見交換会開催の仕組みづくりは必要ないか

ぎかいだよ

り等 議会活動の内容を周知するだけでよいか(成果も周知するべきでは)

議会中継 本会議、議案付託の委員会審査、予算決算特別委員会、政策討論会で妥当か

その他 「市民の意見を聞く」取り組みに加え「市民とともに学ぶ」という取組みが

-56-

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必要では(問題意識の共有が市民参加による議会活動に繋がるのでは)

政策提言の内容を市民に説明するべきでは

その他

議員活動 一部の地域や団体の代表にとどまった活動になっていないか(市民全体の代

表では)

政務活動費

議員活動や議会活動に活かされているか

政務活動費を使った調査や研修等の結果は市民に公表するべきでは

政務活動費の執行状況(不用額多)を踏まえた方向性(活動の活性化 OR 交

付金の減額)を検討するべきでは

議会人事

正副議長をはじめ、議会役員の任期は妥当なのか

正副議長の所信表明会は市民に開かれたもの(議場での実施、放映等)とし

て、本格実施するべきではないか

会 派 会派としての理念や志を市民に訴える必要はないか(会派活動の理解が必要

では)

議員研修 積極実施に向けた仕組みづくりが必要ではないか(計画的に研修を主導でき

る組織が必要では)

審議等サイ

クル

審議等のあり方を予算審議⇒所管事務の報告⇒決算審議というサイクルの

中で検討する必要はないか

反問権 行使されないことをどう捉えるか

議決事件 議会基本条例第 10 条に基づく議決事件の追加を積極的に活用するべきでは

(政策立案段階からの関与が可能となるのでは)

議会図書室 十分な活用がされているか(議員自ら選書する姿勢が必要では)

事務局体制

議会活動における議会事務局の役割を再整理するべきでは(議員と議会事務

局の思いの共有が必要であり、それを踏まえて初めて人員体制等の議論が可

能になるのでは)

その他

会派代表者会議は必要か(議運で対応できるのでは)

政治倫理規定については、議運で検討することとしている

議会基本条例に基づくこれまでの取り組みを、市民や理事者はどう見ている

議会基本条例に基づく更なる取り組みとして、何が必要か

-57-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 議

員定

数は

適正

か 

 ①

議員

定数

は適

正か

実施

状況

備考

意見

交換

のみ

(H28.8.31全

体会

)

 議

員報

酬は

適正

か 

 ①

議員

報酬

は適

正か

実施

状況

備考

意見

交換

のみ

(H28.8.31全

体会

)

 政

治倫

理規

程の

制定

  

①政

治倫

理規

程の

制定

実施

状況

備考

1○

格上

げし

ない

議会

基本

条例

解説

文の

改正

によ

り対

応(

H29.4.17議

運)

2○

全体

会(H28.3.29,H28.8.31,H28.10.27)

3△

議会

活動

・議

員活

動の

評価

を試

 議

会活

動の

評価

  

①評

価制

度の

確立

実施

状況

備考

1△

H28.12に

評価

を試

行、

H29.4.17議

運を

経て

全議

員に

公表

。外

部へ

は公

表し

てい

ない

2△

作成

議会

運営

委員

会で

検討

実施

状況

(実

施:○、一部実施:△、未実施:×)

評価

結果

に関

して

、議

員全

員で

議論

でき

る機

会や

場を

議会

基本

条例

推進

協議

会の

取り

組み

のな

かに

位置

づけ

課題

「高

山市

議会

議員

政治

倫理

確立

のた

めの

申し

合わ

せ事

項」

を格

上げ

する

とい

う方

向で

検討

をす

すめ

議会

基本

条例

で定

めて

いる

「議

員の

政治

倫理

」の

意味

あい

を議

員全

員で

確認

・認

識す

る場

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ける

とと

もに

、成

文化

にあ

たっ

ては

、議

会基

本条

例の

趣旨

や内

容、

議員

活動

の充

実や

議員

意識

の向

上等

とい

った

点に

十分

配慮

する

議会

基本

条例

推進

協議

会、

議会

活動

の評

価等

の取

り組

みを

通じ

て、

高山

市議

会の

議員

活動

の「

ある

べき

姿」

を追

いも

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るな

かで

、政

治倫

理規

程の

更な

るス

テッ

プア

ップ

を目

指す

論点

③ 

議会

活動

の評

価(

第1

分科

会:

議会

運営

委員

会)

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① 

議員

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待遇

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体会

課題

課題

論点

② 

議員

の政

治倫

理(

第1

分科

会:

議会

運営

委員

会)

課題

簡易

な方

法(

議会

基本

条例

の各

条項

をベ

ース

とし

た評

価項

目等

)に

よる

内部

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(議

員評

価、

議会

評価

)と

いう

レベ

ルか

ら取

り組

み、

徐々

にス

テッ

プア

ップ

する

議会

の概

要や

議会

改革

の取

り組

み等

を取

りま

とめ

た議

会白

書を

作成

する

- 1 -

-58-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 情

報の

発信

  

①「

ぎか

いだ

より

」の

あり

方実

施状

況備

1○

議会

とし

ての

考え

、論

点や

決定

まで

のプ

ロセ

スを

情報

発信

特集

記事

や用

語解

説、

見出

しを

加え

、わ

かり

やす

く議

会と

して

の広

報紙

であ

るこ

とを

意識

して

編集

2○

28年

9月

定例

会傍

聴者

及び

市民

意見

交換

会参

加者

アン

ケー

ト実

3○

定例

会を

中心

に委

員会

活動

を詳

細、

定期

的に

情報

発信

4△

年4

回の

発行

とす

るが

、今

後必

要に

応じ

てぎ

かい

だよ

り簡

易版

(WEB版

等)

の発

行を

検討

ぎか

いだ

より

も含

め、

情報

発信

とい

う観

点か

らの

議員

研修

会を

行う

 市

民意

見交

換会

  

①地

域別

市民

意見

交換

会の

開催

方法

実施

状況

備考

1○

町内

会役

員等

への

はが

き送

付の

取り

やめ

、小

中学

校P

TA

・各

保育

園・

幼稚

園保

護者

への

呼び

かけ

、昼

間の

開催

(上

宝・

奥飛

騨)

、ま

ちづ

くり

協議

会へ

のア

ンケ

ート

の実

2○

高山

市議

会市

民意

見交

換会

の開

催に

関す

る実

施要

綱改

正(H29.3.10議

運検

定)

 市

民意

見交

換会

  

②地

域別

市民

意見

交換

会の

議会

活動

への

活用

等実

施状

況備

1○

市民

意見

交換

会の

市民

意見

につ

いて

フィ

ード

バッ

クま

での

サイ

クル

の確

立(

H29.2.28全

協)

 請

願・

陳情

の審

議 

 ①

陳情

への

対応

実施

状況

備考

1○

H28.10か

ら所

管委

員長

等も

同席

今後

検討

今後

検討

今後

検討

 請

願・

陳情

の審

議 

 ②

請願

への

対応

実施

状況

備考

1○

ぎか

いだ

より

平成

28年

8月

1日

号に

掲載

(今

後も

周知

掲載

内容

や方

法等

も含

めた

「ぎ

かい

だよ

り」

のあ

り方

につ

いて

ゼロ

ベー

スで

検討

する

デザ

イン

等の

専門

業者

への

委託

につ

いて

検討

する

課題

論点

④ 

議会

と市

民の

関係

(第

2分

科会

:広

報広

聴委

員会

WG

課題

課題

請願

とい

う制

度に

つい

て十

分な

周知

をす

議会

が「

知ら

せた

い」

こと

を整

理す

アン

ケー

トや

市民

意見

交換

会等

を通

じて

、市

民が

「知

りた

い」

こと

の把

握を

行う

「見

える

化」

「見

せる

化」

のツ

ール

とし

ての

「ぎ

かい

だよ

り」

が果

たす

べき

役割

や機

能を

整理

する

課題

陳情

を受

理す

る際

には

所管

委員

長等

も同

席し

、陳

情の

背景

や内

容を

把握

する

委員

会で

の意

見陳

述や

分野

別市

民意

見交

換会

等の

実施

につ

いて

陳情

者と

協議

する

陳情

を受

理し

た段

階で

陳情

の写

しを

議員

全員

に配

付す

陳情

者に

対し

陳情

の協

議を

行う

委員

会の

日時

を周

知す

課題

意見

の議

会活

動で

の活

用や

市民

への

フィ

ード

バッ

ク方

法等

につ

いて

一定

のル

ール

等を

設け

るテー

マの

設定

、開

催時

期・

開催

時間

・開

催場

所の

見直

し、

参加

者の

限定

、サ

イレ

ント

マジ

ョリ

ティ

の声

の把

握等

とい

った

視点

から

さま

ざま

な手

法に

つい

て検

討す

地元

議員

の参

加に

つい

ては

配慮

しな

- 2 -

-59-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 論

点④

積み

残し

事項

議会

中継

の拡

委員

会に

おけ

る分

野別

意見

交換

会の

全議

員へ

の周

専門

的識

見等

の反

市民

とと

もに

学ぶ

機会

の創

- 3 -

-60-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

①一

般質

問の

あり

方実

施状

況備

今後

検討

設置

場所

、放

映内

容、

記録

方法

、T

V中

継等

につ

いて

検討

運用

等に

つい

て具

体的

な検

討が

必要

3△

H29.1.30申

し入

4△

議論

の経

過の

報告

(引

き続

き協

議)

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

②一

般質

問の

通告

時期

の妥

当性

実施

状況

備考

1○

H29.1.30申

し入

2○

H29.1.30申

し入

れ通

告締

切か

ら一

般質

問ま

で中

2日

設け

る(

H28.12定

例会

より

試行

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

③答

弁者

のあ

り方

実施

状況

備考

1○

H29.1.30申

し入

れ 

(H29.3定

例会

より

試行

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

④反

問権

の行

使実

施状

況備

1○

H29.1.30申

し入

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

⑤答

弁に

対す

る対

応実

施状

況備

1○

一般

質問

以降

の委

員会

で実

2△

政策

課題

とし

てい

る事

項に

つい

ては

委員

会に

おい

て確

認政

策課

題の

設定

や調

査な

ど対

応す

べき

事項

があ

れば

取り

組む

 一

般質

問に

対す

る議

員と

理事

者の

認識

  

⑥一

般質

問の

時間

配分

のル

ール

化実

施状

況備

1○

議長

の裁

量に

より

実施

論点

⑤ 

議会

活動

(第

2分

科会

:常

任委

員会

WG

課題

HP

で公

開さ

れて

いる

一般

質問

の対

応状

況に

つい

て、

委員

会に

おい

て定

期的

に確

認す

課題

一般

質問

が昼

食で

分断

され

ない

よう

質問

者に

配慮

し、

一定

の目

安を

検討

する

課題

政策

提案

等に

対し

て「

調査

・研

究す

る」

等の

回答

とな

る場

合も

、今

後の

取り

組み

がよ

り良

いも

のと

なる

よう

、反

問権

を行

使し

議論

を深

める

姿勢

を持

つよ

う理

事者

にも

とめ

課題

議会

後の

定例

委員

会で

所管

に係

る一

般質

問に

つい

て意

見交

換を

する

機会

を設

ける

一般

質問

の質

の向

上に

向け

た研

修会

等を

実施

する

大型

モニ

ター

を議

場に

設置

する

とい

う前

提で

、そ

の活

用方

法等

につ

いて

検討

する

質問

事項

につ

いて

十分

な議

論等

を行

い答

弁す

るよ

う理

事者

にも

とめ

通告

時期

や一

般質

問の

実施

日等

の変

更を

検討

する

課題

市の

考え

や今

後の

方針

等を

問う

質問

に対

する

答弁

は、

原則

、市

長・

教育

長が

答弁

する

よう

理事

者に

もと

める

通告

書の

要旨

の記

述内

容等

の充

実を

図る

とと

もに

、聞

き取

り方

法等

、理

事者

と協

議す

委員

長の

一般

質問

のあ

り方

につ

いて

、委

員長

連絡

会議

で協

議す

課題

- 4 -

-61-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 本

会議

等に

おけ

る説

明と

質疑

  

①議

案の

事前

説明

実施

状況

備考

1○

H29.1.30、

H29.4. 6申

し入

2○

H29.3定

例会

より

試行

 本

会議

等に

おけ

る説

明と

質疑

  

②本

会議

と委

員会

にお

ける

議案

説明

実施

状況

備考

1○

H29.1.30申

し入

れ 

※説

明資

料に

つい

ては

理事

者で

検討

2○

H29.1.30申

し入

 本

会議

等に

おけ

る説

明と

質疑

  

③本

会議

にお

ける

質疑

(付

託議

案)

実施

状況

備考

1○

全体

会で

確認

2○

全体

会で

確認

 本

会議

等に

おけ

る説

明と

質疑

  

④議

案の

付託

方法

実施

状況

備考

1○

特別

委員

会の

設置

(公

共施

設 

H28.9定

例会

2○

 自

由討

議の

あり

方 

 ①

議案

審査

にお

ける

自由

討議

実施

状況

備考

1○

2○

3○

課題

議案

の説

明に

あた

って

は、

説明

資料

の作

成・

配付

も含

め、

わか

りや

すい

もの

とな

るよ

う、

より

一層

の改

善を

理事

者に

もと

める

本会

議で

の説

明は

概要

説明

とし

、詳

細説

明は

委員

会で

行う

よう

理事

者に

もと

める

課題

論点

⑤ 

議会

活動

(第

2分

科会

:常

任委

員会

WG

課題

議案

の事

前説

明の

あり

方も

含め

、議

案に

対す

る理

解を

深め

るた

めの

方法

論に

つい

て理

事者

と協

議す

議案

に対

する

理解

を深

める

こと

を目

的に

、論

点整

理を

行う

委員

会の

開催

時期

を見

直す

説明

内容

の確

認的

な意

味合

いの

質疑

も含

め活

発な

質疑

に心

がけ

本会

議と

委員

会で

の質

疑の

すみ

わけ

とい

う点

を考

慮し

、本

会議

の質

疑は

概要

説明

の範

囲内

に留

める

こと

を原

則と

する

自由

討議

につ

なが

る論

点整

理が

でき

るよ

う、

委員

会の

論点

整理

のあ

り方

につ

いて

検討

する

自由

討議

の進

め方

等に

つい

て検

討す

課題

常任

委員

会へ

の付

託を

基本

とす

るも

のの

、議

案内

容に

よっ

ては

、議

会運

営委

員会

での

協議

を踏

まえ

、連

合委

員会

や特

別委

員会

を設

置し

付託

する

特別

委員

会の

設置

につ

いて

は、

議案

への

対応

とい

う視

点だ

けで

なく

、政

策形

成段

階か

らの

議会

の関

与と

いう

視点

から

、そ

のあ

り方

につ

いて

検討

する

課題

自由

討議

につ

いて

の認

識を

議員

全員

が共

有・

確認

する

場を

設け

る論

点を

整理

して

議論

する

こと

から

、名

称は

「自

由討

議」

から

「議

員間

討議

」と

する 議

員間

討議

の理

由(

議論

を尽

くし

て賛

否、

意見

の表

明、

政策

課題

の設

定)

を明

らか

にし

たう

えで

、論

点整

理の

議論

を行

- 5 -

-62-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 議

会と理

事者との情

報共有

  

①委員

会における

情報提

供の要

求等

実施

状況

備考

1○

H29.1.30、

H29.4. 6申

し入

2○

H29.1.30、

H29.4. 6申

し入

3○

H29.1.30申

し入

 議

会と

理事

者と

の情

報共

有 

 ②

委員

会へ

の協

議事

項に

対す

る対

応実

施状

況備

今後

検討

2○

3○

4○

H29.1.30申

し入

5○

H29.1.30申

し入

 議

会と

理事

者と

の情

報共

有 

 ③

委員

会内

容(

協議

・報

告事

項)

の共

有実

施状

況備

1△

議員

間討

議の

概要

の配

付や

報告

会の

開催

につ

いて

今後

検討

委員

長連

絡会

議及

び全

員協

議会

の活

new

new

new

委員

会活

動を

中心

とし

た政

策形

成サ

イク

ルに

おけ

る調

査・

研究

のあ

り方

 論

点⑤

積み

残し

事項

課題

課題

協議

事項

につ

いて

も、

事前

に委

員会

とし

ての

論点

整理

をす

る場

を設

ける

議員

間討

議を

有効

に活

用し

意見

の集

約を

図り

、委

員会

とし

ての

考え

を理

事者

に示

協議

内容

によ

って

は、

連合

委員

会の

開催

や全

議員

から

の意

見聴

取(

全員

協議

会の

開催

等)

等の

対応

を図

協議

が必

要な

事項

につ

いて

は、

事前

に所

管委

員長

等と

その

内容

や時

期に

つい

て十

分な

協議

をす

るよ

う、

理事

者に

もと

める

個別

計画

の取

り扱

い(

協議

等)

につ

いて

理事

者と

協議

する

とと

もに

、個

別計

画に

対す

る議

会の

関与

とい

う点

につ

いて

も議

論す

一般

質問

の制

限(

人数

、時

間等

)の

必要

全員をも

って構成

する委員

会(予算

決算特別

委員会等

)における論点整理の必要性

論点

⑤ 

議会

活動

(第

2分

科会

:常

任委

員会

WG

参考

人制

度等

の仕

組み

の有

効活

予算

決算

特別

委員

会に

おけ

る議

選監

査委

員の

発言

等の

あり

審査

資料

の追

議決

事件

の追

政策

提言

等の

市民

の周

知や

還元

方法

政策

討論

会の

あり

方(

開催

時期

、開

催ま

での

流れ

、討

論の

内容

と質

の向

上等

課題4

5月

の常

任委

員会

にお

ける

所管

事務

報告

を踏

まえ

て、

委員

会と

して

計画

的・

継続

的に

情報

提供

の要

求を

行う

事項

を抽

出し

、委

員会

活動

の年

間計

画(

案)

を作

成す

計画

的・

継続

的に

情報

提供

の要

求を

行う

事項

、政

策形

成サ

イク

ル上

の調

査・

研究

事項

につ

いて

、理

事者

と共

有す

時期

を逸

する

こと

なく

、積

極的

に情

報提

供(

報告

)す

るよ

う、

理事

者に

もと

める

報告

・協

議事

項の

審査

内容

を早

期に

議員

全員

が共

有で

きる

仕組

みづ

くり

を検

討す

- 6 -

-63-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 議

会組

織 

 ①

各派

代表

者会

議実

施状

況備

1○

各派

代表

者会

議の

役割

と機

能は

議会

運営

委員

会で

対応

 議

会組

織 

 ②

常任

委員

会実

施状

況備

1○

高山

市議

会委

員会

条例

の改

正(

H29.3.27改

正)

 議

会組

織 

 ③

広報

広聴

委員

会実

施状

況備

1○

高山

市議

会広

報広

聴委

員会

規程

改正

(H

29.4.27改

正)

 政

務活

動費

  

①使

途の

透明

性の

確保

実施

状況

備考

1○

高山

市議

会政

務活

動費

の交

付に

関す

る確

認事

項改

正(

H29.3.10議

運決

定)

2○

高山

市議

会政

務活

動費

の交

付に

関す

る条

例・

規則

改正

(H29.3.27・28改

正)

 政

務活

動費

  

②政

務活

動費

の額

実施

状況

備考

1△

意見

交換

のみ

 政

務活

動費

  

③事

務手

続き

実施

状況

備考

1○

高山

市議

会政

務活

動費

の交

付に

関す

る条

例・

規則

改正

(H29.3.27・28改

正)

高山

市議

会政

務活

動費

の交

付に

関す

る確

認事

項改

正(

H29.3.10議

運決

定)

 議

会事

務局

  

①議

会事

務局

の強

化実

施状

況備

平成

30年

度か

ら職

員1名

減も

踏ま

えた

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が必

2○

各種

研修

会へ

の参

先進

地視

察や

研修

会参

加に

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ては

、原

則、

全行

程へ

の参

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み認

める

こと

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、必

要な

交通

費や

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・宿

泊費

につ

いて

は、

具体

的な

充当

指針

を定

める

「使

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透明

性の

確保

」や

情報

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日本

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いう

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から

、公

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方法

につ

いて

検討

する

課題

課題

各派

代表

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議は

廃止

する

課題

論点

⑥ 

議会

の体

制整

備等

(第

3分

科会

:議

長室

・事

務局

課題

所管

事務

、委

員会

数、

正副

委員

長任

期に

つい

て協

議す

政務

活動

費の

額の

妥当

性に

つい

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議論

にお

いて

は、

議員

報酬

との

関係

とい

う視

点が

不可

欠な

こと

から

、議

員報

酬と

併せ

て議

論す

課題

事務

手続

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整理

すべ

き事

項に

つい

ては

、事

務局

にお

いて

整理

した

うえ

で、

議会

運営

委員

会等

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の内

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確認

する

課題

議会

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条例

の推

進と

いっ

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点か

ら広

報広

聴委

員会

のあ

るべ

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いて

議論

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課題

議会

事務

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再整

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るな

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、職

員体

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あり

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つい

て検

討す

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機能

や法

務機

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、議

会活

動を

補佐

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議会

事務

局に

もと

めら

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機能

を強

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め、

研修

等の

充実

を図

- 7 -

-64-

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高山市議会議会基本条例推進協議会の取り組み

 議

会図

書室

  

①議

会図

書室

の有

効活

用実

施状

況備

議員

によ

る選

書の

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つい

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後検

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算 

 ①

必要

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確保

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備考

今後

検討

2○

高山

市議

会議

員海

外行

政視

察実

施要

綱改

正(

H29.3.10議

運決

定)

3○

相手

市に

申し

入れ

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こと

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運で

確認

(目

的、

行程

、参

加人

数等

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積み

残し

事項

会派

活動

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(市

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解等

議員

研修

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極的

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会議

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議会

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議会

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会に

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、必

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次年

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る議

会活

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予算

要求

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つい

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討す

海外

視察

の予

算化

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理を

整理

する

課題

論点

⑥ 

議会

の体

制整

備等

(第

3分

科会

:議

長室

・事

務局

- 8 -

-65-

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28企総第600号

平成29年4月19日

高山市議会議長

水門 義昭 様

高山市長 國島 芳明

議会運営等の検証に伴う申し入れについて(回答)

みだしの件について、平成29年1月30日にいただきました申し入れに対する

対応について以下のとおり回答いたします。

1.一般質問について

①質問の真意が答弁者に伝わっていないことがあるため、質問事項について十分

な議論等を行い答弁するよう求める。

質問者の質問意図・内容、背景等の的確な把握に努めます。なお、質問事項に

ついても、通告時において今後、十分議論ができるようわかりやすい内容とな

るよう努めてもらいたい。

②議論を深めることができるような答弁の準備をしていただくため、通告締め切

りから2日(平日)空けて一般質問を行う。(12月定例会から試行済)

担当部局及び庁内での議論を深め、より的確な答弁となるよう努めます。

通告後の質問内容の照会等には積極的に対応されたい。

③質問の構成は様々であることから、はじめに市長及び教育長が答弁するという

順序に捉われることなく、市の考えや今後の方針を問う質問に対しては、原則、

市長及び教育長が答弁するよう求める。

質問の内容を踏まえた対応に努めます。なお、申し入れの趣旨を鑑み、質問者

において「この件については、市長に答弁をお願いしたい。」旨の発言は控え

られるよう求めます。

-66-

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④議員が質問席横の演壇で質問していることから、市長等も同様に議長席前の演

壇で答弁するよう求める。(従来どおり)

申し入れに沿った対応とします。

※演壇使用の答弁については市から議会側に要請した経緯があるため

⑤質問における政策提案等に対して「調査・研究する」等の回答となる場合にお

いても、今後の取り組みがより良いものとなるよう、反問権を行使し議論を深

める姿勢を持つよう求める。なお、反問権の行使にあたっては、「反問権に関

する申し合わせ事項」(資料①)を参考とされたい。

必要な場合には、反問権を行使します。

2.本会議等における説明と質疑について

議会基本条例に基づき、議案審議において7つの論点情報(資料②)を明ら

かにするため、議案説明及び説明資料の見直しを求める。(資料③-1・2)

なお、予算・決算案件の議案資料については、現在調査中のため意見がまと

まった段階で検討を求める予定である。

議会基本条例第9条(議会審議における論点情報の形成)に定める7つの論点情

報を明確にすることは議案審議において重要と考えています。

議案説明においては、本会議場(初日)では議案提出に至った経緯等の背景や議

案の概要を中心に、付託委員会では議案の詳細を中心に説明させていただくな

かで、トータルとして7つの論点情報を明らかにしていきたいと考えています。

議案説明にかかる追加資料の見直し等につきましては、議会と相談しながら検

討を進めていきます。

なお、新たな政策条例、著大事業、予算案等の市長説明において説明時間が長

くなることも予めご了承願います。

また、説明に対する発言においては、質疑の範疇を超えた内容とならないよう

留意願います。

3.委員会における情報提供の要求等について

①5月の所管事務事業報告を踏まえ各委員会において年間の活動計画を作成

するにあたり、情報提供の要求と市長からの協議・報告のすみわけを確認し、

情報共有を図るよう求める。

-67-

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②上記以外の事項についても、時機を逸することなく(定例の常任委員会以外

の開催も視野に入れて)積極的に情報提供するよう求める。

時機を逸することなく、協議、報告等行うよう努めます。

4.委員会の協議事項に対する対応について

①政策立案段階からの議会の関与という観点から積極的な協議を行うよう求

めているが、委員会として責任ある考え等を示すため、案件説明時には「事

業等を進めるにあたり取り組み方針などについて委員会の判断を求める協

議」なのか、「計画等の策定にあたり参考意見を聴取するための協議」なの

か明確にするよう求める。

②協議事項における委員会の意見の検討結果の報告のあり方について、次のと

おり求める。

・協議された内容に著しい変更があった場合や、委員会の意見に対応できな

い場合は、委員会に報告(場合によっては協議)すること

・議案へ反映した場合は、議案説明時に説明すること

・上記以外の場合は、成案の配付などにより結果を議員に情報提供すること

申し入れに沿った対応としますが、この項目の他、付託議案を審査する委員

会の質疑において要望のみの発言をされる場合がありますが、委員会の質疑

の場は単に要望する機会ではないと考えられるため、試案審査の観点から発

言内容のあり方について検討いただきたい。

③協議事項について、委員会として責任ある考え方を示すためには論点整理と

調査する時間が必要なため、委員会開催の1週間前に委員長説明及び委員へ

の案件説明を行うことができないか検討を求める。

協議事項については、これまでも一週間前を基本に委員長説明を行っていま

す。所管委員への説明については、委員会提出資料をより充実し、委員会開

催時に丁寧な説明とすることで対応します。

④総合計画の主要な関連計画の策定・改正にあたっては、総合計画の基本計画

を議決事件としていることを踏まえて、骨子段階で所管委員会へ協議し、委

員会の意見の検討結果を報告(場合によっては協議)するよう求める。また、

そのほかの個別計画については、骨子段階で所管委員長と情報提供の時期等

-68-

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について協議するよう求める。

主要計画の策定等にあたりましては、現在、申し入れに沿った対応としてい

ます。

その他個別計画のうち情報提供が必要なものにつきましては、5月の所管事

務事業の報告の中に反映することで対応します。

-69-

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29総務第16号

平成29年4月19日

高山市議会議長

水門 義昭 様

高山市長 國島 芳明

議会運営等の検証に伴う決算から予算に連動した審査資料について(回答)

みだしの件について、平成29年4月6日にいただきました申入れに対する対応

について以下のとおり回答いたします。

1.決算審査及び予算審査の資料について

政策形成サイクルを踏まえて決算から予算が連動して審査できるよう、主な

事業ごとに、予算額、決算額、事業の概要と成果がわかる内容とし、当初予算、

決算が同一様式で前年度対比も含めて比較できるなど、資料の検討を求める。

申し入れに沿った対応となるよう検討します。

2.5月定例常任委員会における所管事務事業報告の資料について

5月の所管事務事業の報告は、予算審査と決算審査の連動性、あるいは、政

策形成サイクルという観点から、議会の監視機能の一環として行うものと位置

づけている。現在は、事業の取り組み方針、方法、スケジュール、課題等が説

明され、質疑を行っているため、それらが把握できるような内容の資料とされ

るよう検討を求める。

申し入れに沿った対応となるよう検討します。

-70-

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地域別市民意見交換会 開催実績一覧

開催地区 場 所 H22春 H22秋 H23 H24 H25 H26 H27 H28 増減比

4/19~

5/13

11/8~

11/19

11/4~

11/19

11/5~

11/20

11/5~

11/29

11/4~

11/25

11/4~

11/27

11/7~

11/24

1 東地区 高山市図書館煥章館

61 41 18 16 20 26 22 17 77.3%

2 西地区 西小学校 マルティ

31 24 13 11 10 14 12 12 100.0%

3 南地区 南小学校 多目的室

24 20 17 15 19 44 31 11 35.5%

4 北地区 フローラ 52 23 10 9 41 63 27 19 70.4%

5 山王地区 石浦うらら館 47 52 18 24 28 28 15 14 93.3%

6 江名子地区 江名子小学校 第2体育館

24 14 15 14 26 18 28 29 103.6%

7 新宮地区 新宮公民館(新宮小学校 隣)

44 26 29 13 32 18 20 21 105.0%

8 三枝地区 三枝小学校 多目的室

16 28 12 13 10 32 31 11 35.5%

9 大八地区 東山中学校 第2体育館

― ― 34 29 33 26

35 24 68.6%

10 岩滝地区 岩滝公民館 ― ― 24 20 83.3%

11 花里地区 サロン花里 33 28 20 21 13 19 31 19 61.3%

12 丹生川地区 丹生川文化ホール 研修室

118 71 70 44 74 64 34 34 100.0%

13 清見地区 きよみ館 大会議室

71 80 51 36 52 58 20 10 50.0%

14 荘川地区 荘川支所 文化ホール

51 35 39 35 50 43 28 26 92.9%

15 一之宮地区 一之宮公民館 45 24 24 22 29 22 33 15 45.5%

16 久々野地区 久々野公民館 58 47 45 36 37 30 15 19 126.7%

17 朝日地区 燦燦朝日館 ふれあいホール

68 26 24 18 25 13 24 7 29.2%

18 高根地区 高根公民館 大ホール

34 34 19 31 31 20 29 35 120.7%

19 国府地区 国府支所 多目的室

43 33 29 40 42 55 36 23 63.9%

20 上宝地区 上宝支所 大会議室

28 31 41 21 29 22 11 10 90.9%

21 奥飛騨温泉郷地区

奥飛騨総合文化センター

44 24 28 22 29 16 16 10 62.5%

合 計 人 数 892 661 556 470 630 631 522 386 73.9%

-71-

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分野別市民意見交換会 開催実績

■平成28年度実施分(4件)

№ 委員会 月日 テーマ 相手先

1 総務厚生委員会 H28.12.19 児童養護施設「夕陽ケ丘」と

ひだ子ども家庭支援センタ

ー「ぱすてる」の現状と課題

について

児童養護施設「夕陽

ケ丘」

ひだ子ども家庭支援

センター「ぱすてる」

2 総務厚生委員会 H28.12.19 飛騨子ども相談センターの

現状について

飛騨子ども相談セン

ター

3 総務厚生委員会 H29. 2.13 保育園からみた高山市の子

育て支援について

社会福祉法人 高山

社会福祉会

■平成27年度実施分(4件)

№ 委員会 月日 テーマ 相手先

1 基盤環境委員会 H27.6.29 災害に強い地域づくり

――災害時応援協定の締結

(建設業者との)

高山市建設業連絡協

議会

2 基盤環境委員会 H27.10.29 ――防災・減災体制の整備 高山市消防団幹部

3 文教産業委員会 H27.12.15 飛騨春慶連合協同組合の土

地、建物売却に関する要望書

(陳情第11号)について

飛騨春慶連合協同組

4 文教産業委員会 H27.12.26 これからの農業振興につい

高山市農業委員会

-72-

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政策提言の実施状況

■平成27年度~平成28年度

政策提言の提出なし。

政策提言にかかる委員会の年間活動スケジュール(基本モデル)

委員会 会議の内容(政策提言に関する案件のみ) その他

5月(改選時) 年間活動スケジュールの確認 政策課題及び現地調査・分野別意見交換

会・先進地視察希望調書の配付

現地調査

5 月定例 政策課題の設定

6月 分野別意見交換会の実施決定

先進地視察の実施決定

分野別意見交換会の実施

7 月定例 現状把握・課題分析

視察前勉強会の実施

先進地視察の実施

8 月定例 視察後勉強会の実施

課題解決策の立案

9月 事業評価シートの点検

決算審査

10 月定例 課題解決策の検証

地域別意見交換会の事前打合せ

地域別意見交換会

11 月定例 課題解決策の修正

議員研修会の実施決定

12 月 『政策提言書』の作成

1 月定例 『政策提言書』の作成

議員研修会

2 月定例 『政策提言書』の検証

事業別予算概要の点検

予算審査

3 月 『政策提言書』の修正 『政策提言書』を委員長連絡会議に提出

政策討論会

3 月(臨時) 『政策提言書』の修正

政策提言の実施

4月定例 まとめ(引継書の作成)

-73-

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視察受入件数

平成28年度視察受入一覧(議会改革関係)

会派 委員会 執行部 事務局 その他

1 4月 13(水)13:00~14:30

京都府 亀岡市 議会運営委員会 8 2 ・議会活性化の取り組みについて

2 6月 30(木) 9:30~11:00

北海道 帯広市 1 ・議会改革について

3 7月 4(月)13:30~15:00

岡山県 倉敷市 くらしき創生クラブ 4 ・市民意見交換会

4 7月 5(火) 9:30~

11:00広島県 東広島市 議会運営委員会 8 2 ・政策提言による議会機能強化

5 7月 11(月)13:30~15:00

兵庫県 丹波市 議会運営委員会 10 2 ・議会改革の取り組みについて

6 7月 15(金) 9:30~

11:00香川県 坂出市 議会運営委員会 9 1 1 ・議会改革の取り組みについて

7 7月 29(金) 9:30~

11:30三重県 伊勢市 議会運営委員会 10 3

・政策形成サイクル、政策討論会、政策提言について

8 8月 2(火)13:30~15:00

栃木県 矢板市 議会運営委員会 8 2 ・意見交換会及び議会改革について

9 8月 3(水)13:30~15:30

岩手県 二戸市 議会運営委員会 7 2 ・議会改革の取り組みについて

10 8月 17(水)15:30~17:00

滋賀県 守山市 新政会・公明党 13 ・高校生との意見交換会

11 10月 6(木)10:30~12:00

愛知県 碧南市 議会運営委員会 6 1 ・議会活性化、議会運営

12 10月 13(木)13:00~15:00

香川県 三豊市議会活性化特別

委員会 9 1 ・議会改革の取り組みについて

13 10月 14(金) 9:30~11:30

京都府 長岡京市 議会運営委員会 8 2 2 ・議会改革の取り組みについて

14 10月 24(月)13:30~15:30

愛知県 長久手市 議会運営委員会 8 1 ・議会基本条例に基づく議会運営

15 10月 25(火)14:00~16:00

神奈川県 厚木市広報広聴特別

委員会 9 2 ・市民意見交換会

16 11月 2(水)10:30~12:00

愛知県 愛西市 議会運営委員会 9 2・議会からの政策の充実に向けた取り組み

17 11月 2(水)13:30~15:30

愛知県 半田市 議会運営委員会 8 1 ・議会改革の取り組みについて

18 11月 7(月)13:00~15:00

埼玉県 桶川市 議会運営委員会 6 2 ・意見交換会

19 11月 17(木)13:30~15:00

岐阜県 大垣市議会だより編集

委員会 7 2 ・議会だより

20 11月 18(金)10:00~11:30

三重県 四日市市 議会運営委員会 13 2 ・政策提言に係る取り組み

視察受入予

定件数 会派 委員会 その他団体 予定人数計 会派 委員会 執行部 事務局 その他

20 2 17 1 194 17 143 3 31 0

名称人   数

視 察 目 的

合 計

月 日 時間 県名 市名

-74-

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平成27年度視察受入一覧(議会改革関係)

会派 委員会 執行部 事務局 その他

1 7月 8(水)13:00~14:30

愛知県 北名古屋市 議会運営委員会 10 1 2・政策提言について・市民意見交換会について

2 7月 13(月)13:30~15:00

埼玉県 秩父市 議会運営委員会 10 3・議会改革について・議会基本条例の運用について

3 7月 14(火)10:00~12:00

大阪府 大東市議会運営委員会

9 2 ・議会改革について

4 7月 16(木)14:30~16:00

熊本県 玉名市議会報編集特別委

員会7 1

・議会だより・議会改革について

5 7月 22(水)10:00~12:00

佐賀県 佐賀市議会運営等改革検

討委員会13 1 ・議会改革の取り組みについて

6 8月 3(月)15:00~16:00

愛媛県 西条市議会運営委員会

12 2・議会の政策提案・提言の取り組みについて・市議会だよりの編集について

7 8月 4(火)9:30~11:30

三重県 亀山市議会運営委員会

6 1・委員会を中心とした政策形成サイクル・インターネット配信に伴う委員会運営について

8 8月 6(木)9:00~10:30

岡山県 岡山市事務

局長会 15 ・議会運営及び議会改革について

9 10月6

(火)PM1:30~

3:30愛知県 東郷町

議会運営委員会 6 1

・政策立案・提言の取組みについて

・政策討論会について・議会基本条例に基づく取組みについて

10 10月20

(火)

PM1:30~3:30

福岡県 糸島市議会活動に関する調査特別委

員会 9 2・議会活性化に係る取組みについて(広報広聴中筬副委員長)

11 11月5

(木)

AM9:30~11:00

北海道 岩見沢市 議会運営委員会 10 1◎議会改革の取り組みについて

12 11月6

(金)

AM9:30~11:00

群馬県 太田市議会改革調査特別

委員会 9 1◎議会改革の取り組みについて・政策提言について(事務局可)

13 11月6

(金)PM

1~3兵庫県 宝塚市 議会運営委員会 9 1

・議会運営について議会改革について(議運正副?)(事務局可)

14 11月12

(木)PM

1~3熊本県 菊池市 議会運営委員会 5 1 1

・議会改革の取り組み等について(事務局可)

15 11月16

(月)午後 長野県 大町市 議会運営委員会 8 2

・議会改革について(議運正副)・政策提言について・総合計画への対応について

16 1月 1/139:30~11:30

岡山県 総社市 議会運営委員会 11 1 3 ・議会活性化について

17 1月 1/1413:00~15:00

熊本県 荒尾市議会活性化推進特別委員

会 8 1・高山市議会における議会改革及び活性化策について

18 1月 1/199:30~11:30

静岡県 島田市総合計画に関する特別委

員会 7 1 ・総合計画に係る議会提言について

19 1月 1/2610:00~12:00

三重県 松坂市 広報広聴 9 2 ・広報広聴委員会の取り組み

20 1月 1/2814:00~15:30

長野県 佐久市 議会改革特別委員会 8 1

・議会基本条例の運用状況について・予算・決算の審査について・開かれた議会のための情報発信について

21 2月 2/313:30~15:30

福岡県 筑紫野市 議会運営委員会 10 3 議会改革・議会運営全般について

22 2月 2/4

9:00~12:00

13:00~15:30

熊本県 玉名市 自友クラブ 4

・上水道事業における指定管理者制度の適用について・事業評価の取り組みについて・議会改革の取り組みについて

23 2月 2/813:30~15:30

山梨県 韮崎市 議会運営委員会 8 1・議会基本条例策定後の議会改革の状況について

24 2月 2/99:00~11:00

和歌山県 御坊市 議会運営委員会 8 2 ・議会改革の取り組みについて

25 2月 2/18 15:00 三重県 熊野市 会派 3 ・議会改革の取り組みについて

視察受入予

定件数 会派 委員会 その他団体 予定人数計 会派 委員会 執行部 事務局 その他

25 2 22 1 252 7 192 5 33 15

名称人   数

視 察 目 的

合 計

月 日 時間 県名 市名

-75-

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内部評価の実施 高山議会基本条例第24条の規定に基づき、議会改革の継続的な取り組みを進めるため、

議会基本条例に基づく活動について、少なくとも年1回、その評価を行うとしております。

平成28年12月に、内部評価として、議員が「議会活動」「議員活動」について、自己評

価(試行実施)を行いました。

平成28年度 高山市議会『議会活動』の評価 評 価 期 間 平成27年5月1日~平成28年12月21日

評価実施者 氏名 議員期数 期 所属常任委員会 選択

評 価 日 平成28年12月28日

評 価 ◎:「十分達成できた」 〇:「概ね達成できた」

△:「達成できない部分が多くあった」 ☓:「できなかった(取り組まなかった)」

主 要 評 価 項 目 評価 評価理由 課 題

1.公正性と透明性を確保するとともに、市民

に開かれたわかりやすい議会運営を行えた

か 選択

2.市民の意見を的確に把握して市政に反映で

きるよう、市民参加の多様な機会を設ける

ことができかた 選択

3.政策の決定及び執行について監視し評価で

きたか 選択

4.市民の意見を考慮した政策提言を行うとと

もに政策立案に努めたか 選択

5.重要な政策については、政策立案段階から

論点情報を把握し、深い審議及び審査に取

り組むことができたか

選択

6.議員間での討議を重ね、合意形成に努める

議会運営を行えたか 選択

7.議会における審議の内容及び過程を市民に

説明するとともに、市民との意見を交換す

る地域別市民意見交換会を開催したか 選択

8.政策課題等について市民との意見を交換す

るために、分野別別意見交換会を開催した

か 選択

9.公聴会制度、参考人及び専門的知見を有す

る者、市民の専門的又は政策的知見を、議

会の審議などに活用したか

選択

10.請願及び陳情の審議においては、必要に応

じ当該請願者又は陳情者の意見を聴くこと

ができたか

選択

11.必要に応じて市の政策課題について市民と

共に学ぶ機会を設けたか 選択

12.議員の審査、政策提言及び政策立案の能力

を向上させるため、議員研修の充実を図る

ことができたか 選択

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平成28年度 高山市議会『議員活動』の評価 評 価 期 間 平成27年5月1日~平成28年12月21日

評価実施者 氏名 議員期数 期 所属常任委員会 選択

評 価 日 平成28年12月28日

評 価 ◎:「十分達成できた」 〇:「概ね達成できた」

△:「達成できない部分が多くあった」 ☓:「できなかった(取り組まなかった)」

主 要 評 価 項 目 評価 評価理由 課 題

1.市民の代表として市民の意見を的確

に把握できたか 選択

2.地域や団体等の個別事案だけではな

く市民全体の福利の向上をめざし

て活動できたか

選択

3.市政に関する調査研究に積極的に取

り組むことができたか 選択

4.適切な意思決定や政策提言等の妥当

性や説得力を高めるため、議員間の

自由討議を積極的に行えたか

選択

5.議会審議では、7つの論点情報を明

らかにできたか(明らかにするよう

求めることができたか)

選択

6.政務活動費の性格や交付の方法を理

解し、適正に活用できたか 選択

7.議案審査や政策提言に必要な能力等

を向上させる研修会等に積極的に

参加できたか

選択

8.調査研究に資するための議会図書室

の活用はできたか 選択

9.公正、誠実、清廉を基本とした厳し

い倫理意識に徹して活動できてい

るか

選択

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外部評価の実施 議会では、外部評価として、下記の議会改革度調査に参加しています。議会の情報共有、

住民参加、機能強化について、市議会から提供した情報をもとに、毎年、早稲田大学マニフ

ェスト研究所・議会改革調査部会が発表しています。

議会改革度調査2016ランキング(政令指定都市・中核市除く)

一般市

順位 都道府県 議会名

個別順位 総合順位

情報共有 住民参加 機能強化

1 三重県 四日市市議会 16 4 3 3

2 石川県 加賀市議会 7 6 10 4

3 福島県 会津若松市議会 28 3 9 5

4 三重県 鳥羽市議会 11 53 5 8

5 新潟県 上越市議会 20 5 25 9

6 神奈川県 茅ヶ崎市議会 18 8 27 11

7 兵庫県 西脇市議会 21 31 17 14

8 栃木県 那須塩原市議会 35 13 23 15

9 東京都 町田市議会 2 15 97 16

10 群馬県 桐生市議会 54 17 18 17

11 茨城県 取手市議会 42 7 36 18

12 岐阜県 可児市議会 23 11 48 19

13 京都府 福知山市議会 25 21 34 20

14 滋賀県 長浜市議会 42 2 75 22

15 埼玉県 所沢市議会 135 18 11 25

16 愛知県 岩倉市議会 22 10 98 26

17 三重県 伊賀市議会 31 74 37 28

18 岐阜県 高山市議会 14 22 142 29

19 京都府 亀岡市議会 28 71 53 30

20 千葉県 流山市議会 10 139 42 31

早稲田大学マニフェスト研究所 議会改革調査部会

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議会改革度調査2015ランキング(政令指定都市・中核市除く)

一般市

順位 都道府県 議会名

個別順位 総合順位

情報共有 住民参加 機能強化

1 三重県 四日市市議会 13 4 6 3

2 新潟県 上越市議会 8 2 15 4

3 三重県 鳥羽市議会 42 13 3 5

4 福島県 会津若松市議会 18 5 10 6

5 石川県 加賀市議会 11 45 8 8

6 東京都 町田市議会 19 3 57 9

7 京都府 福知山市議会 33 9 25 10

8 岐阜県 可児市議会 52 6 23 11

9 兵庫県 西脇市議会 45 38 9 13

10 埼玉県 所沢市議会 95 14 18 16

11 千葉県 流山市議会 4 71 40 17

12 岐阜県 高山市議会 10 12 138 19

13 茨城県 取手市議会 42 6 92 21

14 三重県 伊賀市議会 71 22 28 23

15 京都府 亀岡市議会 11 105 40 24

16 神奈川県 茅ヶ崎市議会 64 18 64 26

17 福岡県 古賀市議会 23 86 62 27

18 兵庫県 宝塚市議会 85 61 22 28

19 東京都 東村山市議会 27 16 451 32

20 福井県 越前市議会 85 11 127 33

早稲田大学マニフェスト研究所 議会改革調査部会

-79-

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議会改革度調査2014ランキング(政令指定都市・中核市除く)

一般市

順位 都道府県 議会名

個別順位 総合順位

情報共有 住民参加 機能強化

1 三重県 四日市市議会 18 2 7 3

2 福島県 会津若松市議会 21 7 3 4

3 新潟県 上越市議会 6 4 16 5

4 岐阜県 高山市議会 4 2 36 6

5 東京都 町田市議会 5 5 64 10

6 兵庫県 宝塚市議会 24 21 19 11

7 岐阜県 可児市議会 101 29 6 12

8 京都府 亀岡市議会 12 18 42 14

9 千葉県 流山市議会 30 193 5 15

10 三重県 伊賀市議会 38 23 23 17

11 茨城県 取手市議会 69 48 20 22

12 兵庫県 西脇市議会 101 91 14 26

13 京都府 福知山市議会 69 48 27 27

14 三重県 鳥羽市議会 95 41 35 30

15 愛知県 犬山市議会 38 170 29 31

16 福岡県 古賀市議会 55 91 39 32

17 京都府 京丹後市議会 107 23 69 36

18 東京都 東村山市議会 21 7 274 37

19 大分県 佐伯市議会 178 13 74 38

20 三重県 亀山市議会 38 91 88 39

早稲田大学マニフェスト研究所 議会改革調査部会

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高山市議会議員定数の推移

選挙執行日 議員定数 法定数 人口(国勢調査年) 備考

S22.4.30 30 30 45,767(S22年)

S26.4.23 30 30 46,883(S25年)

S30.4.30 30 30 49,708(S30 年)

S34.4.30 30 30 49,708(S30年)

S38.4.30 30 36 50,558(S35年) S37.10.18 減数条例改正

S42.4.28 30 36 53,399(S40年)

S46.4.11 30 36 56,459(S45年)

S50.4.27 30 36 60,504(S50年)

S54.4.22 28 36 60,504(S50年) S54.2.15 減数条例改正

S58.4.24 28 36 63,813(S55年)

S62.4.26 26 36 65,033(S60年) S61.3.25 減数条例改正

H3.4.21 26 36 65,243(H2年)

H7.4.23 26 36 66,139(H7年)

H11.4.25. 24 36 66,139(H7年) H11.1.19 減数条例改正

H15.4.27 24 30 66,430(H12年) H13.12.6 定数条例制定(H15.1.1

以降の最初の一般選挙より施行)

H17.2.21 36 30 97,023(H12年) 合併増員選挙

※議員定数は定数特例による

H19.4.22 36 30 96,214(H17年) 一般選挙

※議員定数は定数特例による

H23.4.24 24 30 92,797(H22年) 一般選挙

H27.4.26 24 30 92,797(H22年) 一般選挙

89,182(H27年)

*人口は、国勢調査による人口。

*法定数は、地方自治法第91条による。

-81-

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高山市議会議員報酬の推移

改正年月

区 分

議 長 副議長 委員長 議 員 備 考

S22.11 12,000 11,000 10,000 年俸

S23. 4 15,000 13,000 12,000

S24. 4 20,000 18,000 17,000 15,000

S26. 4 40,000 36,000 34,000 30,000

S27. 4 60,000 54,000 45,000 委員長手当 6,000

S27.11 72,000 64,800 54,000 委員長手当 7,200

S28. 4 72,000 64,800 61,200 54,000

S29. 1 60,000 52,800 49,200 42,000 地財法適用

S35. 8 12,000 10,000 9,000 8,000 月額 4月改正予定が8月になった

S36. 7 18,000 15,000 14,000 13,000 9月改正7月適用

S37.10 25,000 22,000 21,000 20,000 38年3月改正 37年10月適用

S41. 3 35,000 32,000 30,000 28,000 40年4月改正 適用を規則で定めるよう訂正

S44. 4 50,000 45,000 42,000 40,000

S45.10 65,000 60,000 57,000 55,000 4月改正予定が10月になった

S48. 4 95,000 90,000 87,000 85,000

S49. 4 125,000 115,000 112,000 110,000

S49.12 150,000 140,000 133,000 130,000

S51.12 190,000 170,000 163,000 160,000

S53. 4 230,000 200,000 193,000 190,000 53年3月25日議決 4月適用

S55. 4 260,000 225,000 215,000 210,000

S57. 4 290,000 255,000 240,000

S59. 4 310,000 271,000 255,000

S61. 4 350,000 306,000 288,000

H 元. 4 398,000 348,000 327,000

H 3. 4 452,000 410,000 385,000

H 5. 4 487,000 442,000 415,000

H 8.10 523,000 474,000 445,000 8年3月22日議決 10月適用

H15. 1

512,000 464,000 436,000 14年12月2日議決 15年1月適用

H15. 12 506,000 458,000 431,000 15年12月1日議決 15年12月適用

H17. 12 504,000 456,000 429,000 17年12月1日議決 17年12月適用

H21. 12 502,000 454,000 427,000 21年11月30日議決 21年12月適用

H22. 12 500,000 453,000 426,000 22年11月30日議決 22年12月適用

H22. 12 488,000 442,000 416,000 22年12月22日議決 23年1月適用

H25. 6 (455,792) (412,828) (388,544) 25年6月24日議決 25年7月適用

25年7月1日~26年3月31日までの臨時特例

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