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155 Ⅳ 就学前児童・小学生の比較

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 1 仕事と家庭生活の時間についての希望と現実

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1 仕事と家庭生活の時間についての希望と現実 ○母親の希望では就学前と小学生で差異がみられません。母親の現実では、就学前は「家事(育児)時間を優先」が 8.5 ポイント多く、「仕事時間を優先」が 7.0 ポイント少なくなっています。 ○父親の希望では就学前と小学生で差異がみられません。父親の現実では、就学前は「仕事時間を優先」が 4.6 ポイント多くなっています。 図表 228 仕事と家庭生活の時間についての希望と現実

希 望 1.128.5 2.865.2 2.31.526.8 3.465.6 2.8

0.020.040.060.080.0 仕事時間を優先家事(育児)時間を優先プライベートを優先すべてをバランスよく両立無回答

(%) 就学前 n=1,831小学生 n=825 現 実16.9 63.01.7 14.04.523.9 54.51.7 15.84.1

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0(%)仕事時間を優先 家事(育児)時間を優先 プライベートを優先 すべてをバランスよく両立 無回答

母親

希 望 11.37.26.261.9 13.310.85.58.761.7 13.3

0.020.040.060.080.0 仕事時間を優先家事(育児)時間を優先プライベートを優先すべてをバランスよく両立無回答

(%) 就学前 n=1,831小学生 n=825 現 実 67.34.11.8 12.913.962.74.83.0 15.314.2

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0(%)仕事時間を優先 家事(育児)時間を優先 プライベートを優先 すべてをバランスよく両立 無回答

父親

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 2 母親の就労状況

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37.634.05.0 8.87.25.91.6

29.7 37.85.1 10.512.42.42.1

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0あいさつする程度時々立ち話をする家へ上がって話をする食事に行ったり、家族ぐるみでつき合っている困っているときに相談したり助け合ったりしているほとんどつきあいはない無回答

(%)

就学前 n=1,831小学生 n=825

37.612.4 46.72.01.327.831.636.53.01.1

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0フルタイムで働いている(産休・育休・介護休業中含む)パート・アルバイト等で働いている(産休・育休・介護休業中含む)以前は働いていたが、現在は仕事をしていないこれまで仕事をしたことがない無回答

(%)

就学前母親 n=1,831小学生母親 n=825

2 母親の就労状況 ○“フルタイム”は就学前で 37.6%、小学生で 27.8%と就学前が約 10 ポイント多く、“パート・アルバイト等”は小学生が 31.6%と就学前(12.4%)を大きく上回っています。 図表 229 母親の就労状況 3 地域とのつきあいの状況 ○「困っているときに相談したり助け合ったりしている」などの“親しいつきあい”は就学前で 21.0%、小学生で 28.0%となっています。一方、「ほとんどつきあいはない」は就学前では 5.9%、小学生では 2.4%です。 図表 230 地域とのつきあい :就学前 21.0% :小学生 28.0% “親しいつきあい”

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 4 区の施策への希望

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29.4 47.37.0 18.513.79.1 40.038.535.626.93.1

28.721.66.1 25.36.15.1 46.739.435.8 43.84.4

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0地域における子育て支援の充実保育サービスの充実子育て支援のネットワークづくり地域におけるこどもの活動拠点の充実妊娠・出産に対する支援母親・乳児の健康に対する安心こどもの教育環境子育てしやすい住居・まちの環境面での充実仕事と家庭生活の両立こどもを対象にした犯罪・事故の軽減要保護児童に対する支援・虐待防止対策

(%)

就学前 n=1,831小学生 n=825

4 区の施策への希望 ○区に希望する子育て支援の第 1 位は、就学前では「保育サービスの充実」(47.3%)です。小学生では「こどもの教育環境」(46.7%)に「こどもを対象にした犯罪・事故の軽減」(43.8%)が僅差で続いています。 ○このほか上位には、就学前では「こどもの教育環境」(40.0%)、「子育てしやすい住居・まちの環境面での充実」(38.5%)、「仕事と家庭生活の両立」(35.6%)、小学生では「子育てしやすい住居・まちの環境面での充実」(39.4%)、「仕事と家庭生活の両立」(35.8%)があがっています。 図表 231 区に希望する子育て支援

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 5 子育て環境の評価

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5 子育て環境の評価 ○“概ね充実”(「充実している」と「まあ充実している」の合計)が 5 ポイント以上差がある項目をみると、【⑫ 交通安全、犯罪対策等こどもの安全対策】【⑨ 放課後や休日のこどもの居場所づくり】【⑩ 障害のあるこどもへの支援】【⑧ こどもの教育環境】【⑭ こどもや子育てを応援する地域の力】は小学生の“概ね充実”が多くなっています。一方、【③ 子育て相談】は就学前で多くなっています。 図表 232 区の子育て環境の充実度

28.319.113.210.411.514.66.86.8

47.839.838.833.313.9 35.439.031.624.39.49.217.09.920.614.1

4.02.72.63.22.24.33.2 17.317.317.317.324.824.824.824.812.112.112.112.120.220.220.220.211.811.811.811.812.212.212.212.2 31.131.131.131.138.438.438.438.4 53.653.653.653.646.946.946.946.918.018.018.018.0 43.743.743.743.752.052.052.052.058.958.958.958.90.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0① 妊婦健診や乳幼児健診など母子保健サービス② 小児医療や救急医療体制③ 子育て相談④ 子育ての仲間づくりや交流⑤ 仕事と子育てを両立しやすい環境づくり⑥ 親子連れでも外出しやすいまちづくり⑦ 子育てしやすい住環境⑧ こどもの教育環境⑨ 放課後や休日のこどもの居場所づくり⑩ 障害のあるこどもへの支援⑪ ひとり親家庭への支援⑫ 交通安全、犯罪対策等こどもの安全対策⑬ こどもの虐待防止対策⑭ こどもや子育てを応援する地域の力⑮ 子育て家庭への経済的支援

(%)

充実しているまあ充実している

76.176.176.176.1 23.917.510.48.010.411.27.38.4

51.443.036.633.017.1 39.945.137.834.715.911.829.913.526.417.33.53.62.22.83.33.83.6

60.560.560.560.547.047.047.047.041.041.041.041.020.720.720.720.7 50.350.350.350.356.256.256.256.245.145.145.145.143.043.043.043.019.619.619.619.615.015.015.015.0 32.732.732.732.715.615.615.615.6 30.130.130.130.120.820.820.820.8

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0(%)

充実しているまあ充実している

75.375.375.375.3就学前 n=1,831 小学生 n=825

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 5 子育て環境の評価

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24.2 51.818.05.40.525.5 52.717.73.80.4

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0子育てしやすいと思うどちらかというと子育てしやすいと思うどちらともいえない子育てしやすいまちだと思わない無回答

(%)

就学前 n=1,831小学生 n=825

32.4 57.54.82.42.10.941.2 51.23.30.72.51.1

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0ずっと江東区で子育てをしていきたい当分は江東区で子育てをしていきたいできれば江東区以外の区市町村で子育てをしたい近いうち転出する予定その他無回答

(%)

就学前 n=1,831小学生 n=825

○“概ね子育てしやすいまちだと思う”が就学前で 76.0%、小学生で 78.2%と差がありません。 図表 233 子育てがしやすいと思う保護者の割合 ○「ずっと江東区で子育てをしていきたい」が小学生で 41.2%と就学前(32.4%)を上回っており、「当分は江東区で子育てをしていきたい」が就学前で 57.5%と小学生(51.2%)を上回っています。 図表 234 江東区での子育ての意向

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Ⅳ 就学前児童・小学生の比較 5 子育て環境の評価

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“概ねそう思う” 56.3 78.129.553.0 74.239.2

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 ① 子育てに必要な情報を簡単に入手することができる ② 安心して受診できる医療機関が身近にある③ 区と地域住民の協力によって、こどもたちを犯罪や事故から守る地域環境がつくられている

(%)

就学前 n=1,831 小学生 n=825

○江東こども未来プランの評価指標となっている 3つの項目について、“概ねそう思う”は【① 子育てに必要な情報を簡単に入手することができる】【② 安心して受診できる医療機関が身近にある】では差はありませんが、【③ 区と地域住民の協力によって、こどもたちを犯罪や事故から守る地域環境がつくられている】については、小学生で 39.2%と就学前(29.5%)を約 10 ポイント上回っています。 図表 235 江東こども未来プランの評価指標 ○「児童虐待相談窓口は、区役所や子ども家庭支援センターをはじめ、地域の各保育園や幼稚園などにおいても相談を受けつけている」ことを知っているかについて、就学前、小学生いずれも「知っていた」と「知らなかった」に差がありません。 図表 236 児童虐待の窓口の認知状況

52.944.13.048.442.49.2

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0児童虐待の相談窓口を知っていた知らなかった無回答

(%)

就学前 n=1,831小学生 n=825

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Ⅴ 自由意見

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Ⅴ 自由意見 1 就学前児童調査

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1 就学前児童調査 就学前児童調査では 965 件の自由回答をいただきました。そのうち「保育サービスについて」が最も多い 350 件(36.3%)となっています。次いで「子育て・子育て支援全般について」が 183 件(19.0%)、「生活環境について」が 126 件(13.1%)となっています。 件数 割合(%) 1 保育サービスについて 350 36.3 2 子育て・子育て支援全般について 183 19.0 3 生活環境について 126 13.1 4 放課後子ども教室・学童クラブ等について 83 8.6 5 学校・教育について 31 3.2 6 経済状況・経済的支援について 57 5.9 7 雇用・就労について 14 1.5 8 医療・健康について 36 3.7 9 その他 85 8.8 合 計 965 100.0 注:複数の分野にまたがる回答もあるため、各項目の回答数の合計は回答全体数より多くなっています。 回答例 ※要約して記載しています。 1 保育サービスについて 子育てしながら働いてきましたが、赤ちゃんとの時間をゆっくり過ごしたい反面で0歳から預けないと保育園に入れないという状況はとても厳しいと思いました。がつがつ働きたいわけではないけれど、フルタイムでないと入園できないという状況は、ワークライフバランスが希望と合わずストレスを感じます。子育ての時期は仕事を控えていいと思いますが、それでは保育園に入れない。本当にジレンマです。保育施設の利用がもっと緩やかであればいいと思います。 保育園の入園について不明な点を何度も電話で問い合わせるのではなく、Q&A集のようなものをつくって欲しい。 以前、マイ保育園へ行きましたが、何か交流を促進してくれる活動や遊びなどを教えてくれる訳でもなく、施設内をただ簡単に説明されただけで何も得られるものがなくて残念だった。結局それきり行かなくなってしまった。その保育園だけかもしれないし、その時だけかもしれないが疲れただけだった。 こどもが 1歳で保育園入園が 100%保障されれば、1歳まで育休を取得したと思います。 ただ保育園を増やすだけでなく母親の就労を助けるような所を設けてほしい。これから働こうにも子を預かってもらえないのでは無理だし、また働いてから保育園に入れたとしても病気の度にイチイチ呼び出されたら職場に居づらくなるので、病気の子の保育も考えてほしい。 幼稚園、保育園の地域事業の取組を充実させてほしいです。園によってイベントに力を入れている所とそうでないところがありその進め方ももう少し検討してほしいです。 幼稚園の内容を充実させてほしい。区立でも 3年保育・給食をしてほしい。延長保育も増やしてほしい。

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Ⅴ 自由意見 1 就学前児童調査

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保育園や学童の申し込み案内が区報だけでは不十分です。認証保育所にはそういった情報がこないので充実させてもらいたいです。 保育園は認可、認証を含めると充実してきましたが、保育園児が卒園後、小学生になると急に受け入れ施設が少なくなります。小学生にも病児保育施設が利用できるようにしてもらいたい。 私立の認可保育園もプログラムを充実させてほしいです。プログラムが充実している園もあれば、遊ぶだけの園もあるというのは不公平な感じがします。私立にも補助をして、同じようにしてほしいです。 第 2 子の育児休業中の復職時期について、1 歳月末復職が必須ですが早生まれには不利です。対象を未満児クラスにするなどしてほしい。双子加点は非常に助かりました。なくさないでください。 認可保育園の今の基準(広さ等)を維持してほしい。横浜方式は不安があるのでマネしないでほしい。公立園も残してほしい。民間と異なり、保育士がベテランで安定した保育をしてもらっていると感じているためです。 兄姉がいても 0 歳児から申し込まないと同じ認可保育園に入れません。また 1 人目の場合、0 歳児で認証保育所に預けておかないと次年度に認可保育園に入れないという状況は何があっても作ってはいけないと思います。乳児はせめて 1 歳までは母親の元にいるべきだと思います。しかし現状は認可保育園に入るため、泣く泣く早くから預けている方もたくさんいます(やはり認可と認証とでは月謝の額が大きく違いますから)。とにかく認可保育園の設立を一日も早くお願いします。 2 子育て・子育て支援全般について 初めての子育てに気を取られて利用できる行政サービスにどんなものがあるか情報を集めることが出来ませんでした。自宅にこもりがちなことも多かったので、定期的に書面で(メールで)情報を配信する制度があればいいと思います。0 歳は一時預かりしてくれる施設が少ないので大変です。子育てひろばのようなこどもがのびのび遊べる場所が近くにあると便利です。 みずべを利用していますが大変充実しています。月曜日も利用できるようになるといいです(午後だけ等でも)。 産後の女性の身体のこともマタニティ対象の教室(両親教室)に盛り込んでほしいです。 1 歳以上の子育て学級の曜日設定をもう少し増やしてもらえると仕事をしていても参加しやすいと思う。 子育て支援機関の横のつながりの強化をお願いしたい。例えば母親学級(1 人目親はほぼ参加する)=情報伝達にはとてもよい機会です。まずはここをもっと活用して、幼児、小児その先まで見すえた親教育、情報提供を提案します。 イベント等はいろいろとありますが、情報がバラバラなので一括で見られるサイトなどがあって、出産前の両親学級などでそういうものがあると教えていただければ産後動きやすいと思います。 子育てに関するアドバイスやサービスを案内してくれる総合電話窓口がほしい(#7119 の生活版のようなもの)。沢山サービスがあるけれど、必要な時にどのサービスが利用できるかわからないからです。 みずべをよく利用させていただいています。初めてうかがった際、これほど充実した施設を無料で利用できるのかと感動いたしました。区内にこのような場がたくさんできると、多くのお母さんたちが救われると思います。これからも親子で利用させていただきます。 いつもみずべを利用しています。このような施設がなかったら相談出来る人もいず一時的に預かってもらえる人もいず本当に困ってしまっていたと思います。待機児童問題で保育園等の保育サービスが拡充されていると思いますが、みずべ等子育て支援施設も引き続き力を入れてほしいです。 育児をする父親として相談する場所がない。男性が気軽に育児を相談出来る公の窓口がほしい。担当の方は男性の相談員がいい。父親として育児をしていてちょっと聞いてもらいたい時(友人には相談しづらい時)公に男性の相談員がいれば育児、家庭について話したいことは沢山ある。育児に精通している男性にアドバイスを伺いたいし、グチをこぼしたい時はある。私がそう思っていたので私が相談員になり、そのような男性の役に立てればと思います。男性の相談員の職種を作り募集していただきたく思います。 子育てというこどものケアばかりがピックアップされていますが、母親のケアが軽視されがちだと思います。こどもの一時預かりもなかなか思った日に預けにくいので、有料でもいいのでふらっと寄って、就学前のこどもを見てくれる人がいて、ママ同士でおしゃべりを楽しめる場があるとリラックス出来そうです。

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Ⅴ 自由意見 1 就学前児童調査

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3 生活環境について 月齢が上がってくると外遊びが多くなってきますが、車の通りの多い場所にある公園などは簡単な“さく”が入口にある程度でこどもが車道に出てしまう恐れがあって怖いので利用を避けています。1~2 歳くらいのこどもが安心して利用できる公園、街づくりの工夫をお願いしたいと思います。 犯罪防止対策の強化をお願いします。ひったくり等の発生情報がメールで配信されていますが、その対策が不透明です。どう防止策を取っているのでしょうか。区民に発信してほしいです。 公園等にいるホームレスの方々について、こどもが遊ぶ場所と重なるので、非常に心配です。不潔な方がベンチに寝ていると利用できません。また私物が放置されていて危険です。 犬のフンが歩道や公園によく落ちていてこどもが踏みそうになったり踏んだり気分が悪いです。何とかならないでしょうか。 児童館を毎週利用しています。年齢別にクラスがあるのでもお母さん達が交流できるように考えられているのでいいです。先生達もみなさん親しみやすくよくやってくれています。他の区の友達に聞くとそのような場所はないと言っていたので江東区でよかったと思います。 オムツを替えたり、授乳室の施設がもっと増えるといいです。公園にあるととても助かります。歩道を歩いていると、自転車が来て危ない時があるので、自転車用の道を整備してほしいです。 道路でたばこを吸う人が多くて、こどもに火がかかりそうで怖いです。条例を作って、路上は禁煙にしてください。 安全に歩ける歩道を増やしてほしい。公園の遊具を充実してほしい。飲食店での喫煙を条例で制限してほしい。 乳幼児を連れておでかけできる場所の情報がほしい(みずべ等ではなく、レストランやレジャー等)。電車→エレベーターの充実等、バスをベビーカーでも使いやすくしてもらいたい。 4 放課後子ども教室・学童クラブ等について げんきっずについて、まだまだ安全・安心レベル止まりであると感じます。結果、習い事に行かせる(親が)→こどもが忙しくなる、お金がかかる→何人も産めない、という方程式が成り立ちます。江東区はこどもが多いからこそ「子育てしやすさ No1」を目指したい。 将来の事で小学校の放課後の過ごし方に不安があります。19 時くらいまで利用できる学童を増やしてほしい。またファミリ・ーサポートの利用(登録)に少し不安があるので、詳しい情報(利用者の声、事例など)を知りたい。 学童保育の閉所時間を延長してほしい(19 時くらいまで)。 学童が原則 17 時までだと定時では間に合わないです。冬は日が短くて暗いので心配です。 小学校放課後支援が入学校によって実施の有無、保護者負担額の不公平など驚きです。 5 学校・教育について 小学校の校舎を増やしたり、新しく開校してもらうのはありがたいのですが、その後の中学校は足りるのでしょうか。公立の小学校で半分以上が私立を受験する学校もあるそうで、少し異常に思います。安心して通学させられる中学校もぜひ検討をお願いします。 小学校において、個々のこどもの状況に応じた教育をしていただきたい。普通級と支援級の間くらいのレベルの学級を作っていただきたい。 学校の校庭がどこも狭すぎて残念。教育に対してもっと積極的に新しい方法を取り入れてもらいたい。 学校の規模により教育面で差が出ているのではと学校公開等を見学し、感じております。

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Ⅴ 自由意見 1 就学前児童調査

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6 経済状況・経済的支援について 子育てに対する経済的支援、特にこどもの数が多い家庭に手厚い支援をして多くのこどもを持てるよう協力してほしい。 保育料や子ども手当等の経済的支援をもっとおねがいします。 高所得者の保育料が他の区と比べて高い。子ども手当も少ないなかで保育料も高く保育園も入りづらいと江東区に住むメリットがない。 私立幼稚園の利用料金をもっと援助してほしい。区立幼稚園と同じくらいの料金になるといい。 子育て家庭の経済的支援という面で、区報にクーポン券をつけるなどして頂くのも面白いと思います。 幼稚園(私立)の補助を江戸川区並みにお願いします。公立は多いですが、2 年保育だと入園までの 1 年がすごく大変です。 ヒブと小児用肺炎の予防接種が定期接種になりましたが、義務なのに 5 歳未満までしか無料ではなく、その通知も区だけというのが不親切だと思う。また、習い事に連れて行ってくれるタクシーなども、区で安く利用できるようにして欲しい。ファミサポと同じ金額でお願いしたい。ファミサポの高齢者の方にたくさん歩かせるのは申し訳ないし、不安でもあります。キッズタクシーの充実を切望します。 7 雇用・就労について 育休 3 年は理想かもしれませんが、現実は厳しいと思いますので時短勤務を進めてほしい。例えば小学校までは時短勤務が出来るような制度を国で作ってほしい。 働く環境づくりを支援してほしい。小さな子がいても、土日出勤や残業をさせ、年齢が若いことを理由に様々な仕事が増えている。断れば文句を言い、異動をちらつかせる上司もいる。看護休暇も少ない。少子化の理由は環境にあると思います。 生まれ月によって、育児休業が 1年取得出来ない環境に不満です。 職場によっては育休制度がない所もあるので、区で手続の説明や援助をして頂けるとありがたいです。 8 医療・健康について 要望としては外科的な処置も医師会館で休日深夜はしてほしい。 任意予防接種の助成を検討してほしい。 すぐ看てもらえる医療機関についても HPや冊子等で分かるようにしてほしいです。調べるだけでものすごく時間が掛かり、こどもが可哀想です。 保健所の健診や講座が平日しかないので仕事を休まなければならない。平日の夜、または土曜を月に 1回でも開いてくれたら助かります。 インフルエンザの予防接種に補助がほしい。 医療費助成も大変助かっています。ただし無料のため、ほんの少しの風邪でも受診する人が増え重病の人の順番がなかなかまわって来ないこともあり、そのあたりは難しいなと感じています。 少子化が叫ばれているのに、妊婦健診や分娩に多額の費用がかかったり、出産後もワクチン代がかかる。給与が減っているので国や区で負担してほしい。 こどもを育てやすいとは思いますが、こどもが多く、病院や予防接種の予約を取るのも一苦労。 木曜日休診の小児科が多いことが不安になり、負担になっている。 時間外、夜間の救急医療がもう少し充実していればと思う。上の子を連れて行く時に、夜中で 1 か所しかなく、すごく混んでいて高熱だったので不安だった。小さい子がいる家庭では夜中に医療機関に行くことが必ずあると思うので、不安のないようにしてもらいたい。 小児科医が増えることと、休日診療の場所を追加していただけるとありがたいです。また、病状についてなど、いつでも電話相談できるような体制を整えてほしいです。

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Ⅴ 自由意見 1 就学前児童調査

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産婦人科を増やしてほしいです。上の子を連れて電車移動が大変でした。病院が同じ曜日にお休みなので、やっている病院に集中し、診察に時間がかかるので改善してほしいです。子育て支援等充実していると思いますが救急病院等の医療の方にも力を入れてほしいです。 妊娠・出産の時にかかる医療機関、こどものかかる医療機関は数が不足していると思う。予防接種や出産の予約を取ることすら困難です。 9 その他 集会所をうまく活用して、放課後、夏休み等充実させる等もよいのかもしれません。 「子育てしやすい環境」として、人のつながりが大切だと思います。地域住民が交流(近所同士で)しやすい制度(例えば交流イベントや集まりに補助金を出すとか、交流しやすいしかけをつくる)をお願いしたいです。そういったコミュニティ醸成(小さなコミュニティから)に税金を活用してください。 無作為に抽出しているアンケートならいろいろなこどもがいると思います。このアンケートは健常者用かなと思いました。 障害児を受け入れる施設が不足している。待機児ゼロを目指す事は大切だが、障害児施設の待機もゼロを目指してほしい。(子育て支援施設とは主管課が異なるかもしれませんが)こどもは年々成長するので支援事業は早急に進めてもらわないと我が子は支援対象外の年齢になってしまう。今困っている人に役立つような支援事業を期待しています。 出来れば江東区で子育てをしていきたいが、こどもの通学が大変です。私は盲学校のある区に引越ししたい気持ちがありますが、夫が了解してくれません。これからずっと江東区で安心して暮らしていくために、江東区のどこかにでもいいから送迎バスが来るようにしてほしい。 データ取得のためのアンケート実施ではなく、実行に移すためのアンケートであってほしいです。ソコソコではなく東京で一番の子育てしやすい町を目指すとか、とにかくもう少し頑張ってほしいです。 グランチャにしても規制が多すぎたりして使用するにも困惑して結局行かなくなりました。安全性を考えるのも立派ですが、全くつまらない。老人は使えて青年は使えない。ベイビーには使えて幼児は使えない。もの凄く幅の狭い利用になります。これは氷山の一角で何ができても結局は宝のもちぐされです。 あらためてアンケートに答えてみると、注目したい事項に特化していて方針が明確であると思いました。こういったやりとりが区からあるだけでも、住民は本当に心強く思えると思います。ありがとうございます。 とてもいいアンケートでした。この様な事項が少しずつでも改善され実現すれば、非常に「子育てしやすいまち」になるだろうと思いました。 過去アンケートや顧客満足度調査に協力をしてきたが、はっきりと成果なるものを感じることは一度もなかった。いったい何の為にアンケートを行い、それが何か意思決定を左右する情報として提供されるかどうかさえわからない。何を問うアンケートなのか、今後を良くしたいという一方的なアンケートではなく、子育てなど現在より良くする為の財源はではどうするつもりなのか等、知りたいことだけではなく双方にとって意味あるものにしていただきたい。 ほとんどの設問はサービスを希望するかどうかというもので、新しい施策に不安が広がりました。確かに保育にはお金がかかりますが、未来のためにもとても大切です。保育園でも幼稚園のような教育が受けられたらよいと思うし、給食についても手作りがよいと思います。働く母も働かない母も同じように子育てができる区であってほしい。それには施設サービスの有無だけでなく、内容についてもぜひ希望を募ってほしいと思います。 このようなアンケートは今後も続けて頂けると普段話すことが出来ない思いが伝わり、いいと思います。 今回のアンケートが将来的に改善のきっかけになったとしても、我が家にはその頃には対象になるこどもはいないのできっと「今頃…」という気持ちになると思う。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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2 小学生調査 小学生調査では 394 件の自由回答をいただきました。そのうち「放課後子ども教室・学童クラブ等について」が 94 件(23.9%)、「生活環境について」が 87 件(22.1%)と 2項目が上位を占めています。これに「学校・教育について」が 56 件(14.2%)と続いています。 件数 割合(%) 1 保育サービスについて 39 9.9 2 子育て・子育て支援全般について 36 9.1 3 生活環境について 87 22.1 4 放課後子ども教室・学童クラブ等について 94 23.9 5 学校・教育について 56 14.2 6 経済状況・経済的支援について 18 4.6 7 雇用・就労について 4 1.0 8 医療・健康について 18 4.6 9 その他 42 10.7 合 計 394 100.0 注:複数の分野にまたがる回答もあるため、各項目の回答数の合計は回答全体数より多くなっています。 回答例 ※要約して記載しています。 1 保育サービスについて 短時間の仕事でも保育園に入園できるといい。 年度の途中から保育園にスムーズに入れる事を希望します。その為に早く職場復帰したり、遠くの保育園に通うのは大変なので。 保育園の数が少なすぎる。もっとパートでもこどもを預けられるようにしてほしい。待機が長すぎる。 育休、産休あけで保育園に入園する事が非常に大変だった。20か所以上見学したが、体制や施設の面で入園したいところはどこも 10倍とか。入園希望待ちをゼロにすることを考えて、保育の質を絶対に落とさないでほしい。認可保育園でも保育士さんが足りない。 仕事が決まっていないと保育園に入園できないし、仕事を探そうにも保育園が決まってないと働けない。 乳児が保育園に入れる様に努力してほしい。パートに出たくても指数で判断されてしまうので入るメドがない。収入の多い方は認証に入るなどの配慮をしてほしい。 区立の幼稚園にも預かりがあったら助かります。 保育園など増えていて、仕事をしているお母さんにはどんどん良くなってきていると思うが、家庭でこどもを見ていると(専業主婦)、あまりサポートされている気がしない。一時保育や預かりも、急な体調不良時には対応してもらえず、母として休む暇がありません。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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兄は昔ながらの団地1階の保育園、妹は新しい私立(民間委託)の保育園に通いました。同じ料金で内容がこんなに違うものかと驚きました。江東区が待機児童対策だけでなく、保育内容の充実に力を入れているのがとても素晴しいと思います。少しでもこんな園が増えればいいなあと思います。 保育園不足でひどく苦労しました。当時の心労を一生わすれません。 近頃、認証保育所が急増していますが、幼児(主に4~5歳児)には環境不足という声をよく聞きます。結局、幼児になると手ぜまになり、幼稚園などに移る必要があるということです。せっかく慣れても移らざるをえない環境は残念です。認証を増やし、乳児を受け入れることは必要ですが、幼児期でも充分に過ごせるような環境(保育室の広さ、園庭の有無など)を吟味した上での保育園増設を望みます。どこでも、ただ作ればいいという考えはやめてください。 幼稚園児も育てているが、土曜日や長期休業中の保育サービスがあれば働きやすくなると思う。 私はこどもがたくさんいます。そのこどもたちのほとんどがスムーズに保育園に入れず、1年2年と待機をしていました。保育園の不足は毎回感じていました。役所の対応にも不満だらけでした。 2 子育て・子育て支援全般について 双子の母です。赤ちゃんの頃、健診、病院通いがすごく大変でした。ファミリー・サポートでは病院への付き添いは出来ないとの事だったので、本当に困っている時サポートとは何なのだろうと思いました。多胎児の母は子育ての疲れの為、家にこもりがちになり、孤立する方が多いと思われます。是非、これからの多胎児のお母さんになる方への手厚いサポートをお願いします。 子育てに関してはとても支援いただいていると感じます。しかし、マンション増加や交通量の増加によりせっかくの支援が追いついていない感じがします。このようなアンケートをもとに反映していただけるのかと思うと、とてもありがたいと思っております。 みずべなどでもっと月齢に分けて使用時間を決めたらいいと思います。月1度でも無料イベント(映画館、コンサートなど)があったらいいと思います。 幼稚園までは子育てサークルや児童館に行ったりと選択肢も多く気軽に利用でき有難かったです。 江東区の子育て支援はとても充実していると思います。可能であれば放課後や長期休暇でその恩恵に預かりたいといつも思っています。時々で充分ですので。近所にこどもを預けられる身内がいない身としては、気兼ねなく利用できる場がある小学校に通っている皆さんがうらやましく感じる事があります。 子育ての支援がすべて小学校 3 年生で切れてしまう、特に働いている親にとっては 4 年生の時につまずいてしまう。会社のサポートも 3 年生で切られている。ファミサポ、学童が無くなった時点で、いきなり 1人にされて、頼る方がいなくなり、休みも取れなくなり非常に困りました。自宅近くで犯罪も起こり、学校も放課後に置いてくれず、こどもにはかわいそうなことをしたと思う。 働くお母さんの支援ばかりに傾かない政策をお願いしたいです。9時 10 時まで預けてまで働く必要が本当にあるのでしょうか?子育ての根本に関わる事だと思います。 3 生活環境について 交通安全指導、防災教育をもっと充実させていただきたいです。こどもが安全に遊べる場所(げんきっず以外の公園等)がもっとあればいいと思います。 マンションの前に公園があり便利ですが、あまりにも汚すぎて、こどもを遊ばせることができません。定期的に清掃をして頂いていると思いますが、頻度をあげて頂きたい。また、猫が多く、ふんも目立ち、エサをあげる住民もいるため、せっかくの公園がこどもの遊び場ではなくなっています。区から指導をお願いしたい。衛生的にも非常によくない。ゴミの置き場も一向におさまらない。こどもを遊ばせる環境が目の前にあるにもかかわらず、もったいない気がします。高速道路のガード下はきれいに整備して頂いたのに、公園が汚いとガッカリします。 通学路の安全面に懸念があります。もっと通学路であることがわかるように、ドライバー対策をして頂きたいと思います。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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我が子が通う通学路は両脇にお墓があり、冬は 17 時頃になると薄暗く、1人できっずクラブから帰るのがとても心配です。また、その通学路の歩道に乗り上げた状態で、その界隈の会社の所有と思われる車が路駐されており、通学の妨げになっています。昔ながらの住民には見慣れた光景かもしれませんが、自宅前に植木を並べたり、自転車を停めたりと、こどもたちに大変歩きづらい状態です。通学路での事故が全国で相次いでいますので、是非改善してほしいものです。 公園で球技が禁止されており、こどもたちにとって健全な遊び場が奪われていると感じます。特に白河1丁目公園では、常識の範囲内の遊びや練習にも関わらず、警察に通報され追い出されてしまっており、今は利用する人がほとんどいません。マナーを守ることは当然のことながら、こどもたちに遊び場を提供して頂きたいと思っています。 こどもが遊べる場所が少ない。とくに球技などを出来る所が少なくかわいそう。雨の日でも遊べるところがあるとうれしい。 緑道や明治通りなどたばこを吸いながら歩く人をよく見かける。たばこのポイ捨ても多いし、こどもにとってもいい環境とはいいがたい。緑があるのはいい事だが、防犯対策も環境対策もきちんとされていないと、無秩序な感じがしてよくないと思う。 私の住んでいる地域は比較的安心して住める所ですが、学校の周りはもちろん路地に路上駐車が多く危ないと感じることが多いです。1ヵ月のうち1日でもいいので少し見回り、注意をしていただければと思います。こどもが自転車に乗っていても道が半分ふさがれ歩道も狭く、ドキッとすることがあります。 こどもが安全に遊べる広場が必要です。運動能力低下は公園でのボール遊びが出来なかったり、小さい子と小学生が一緒に遊ぶのは不安があります。平日の校庭開放やボール遊びができる場作りをお願いしたいです。 スポーツデーなど施設の公開などありますが、オリンピックに向けて運動能力を高めるためにも、球技のできる公園や区画作り、施設開放日の増設、室内遊び、遊べる児童館(例えばグランチャ東雲のように、老人、こども、プールプラスα室内テニスやバッティングセンター、巨大アスレッチックなど)あればうれしいです。 4 放課後子ども教室・学童クラブ等について げんきっずのある学校を増やして頂きたかった。すぐ隣の小学校は実施しているので不公平さを感じます。 学童を 4 年生まで引き上げてください。まだ留守番させるには心配な学年だと思われます。 こどもが入学し、私(母親)がパート程度の仕事に就きたいと思っています。学校へ行っている間に働きたいので学童へ入れることは考えていません。そうなるとどうしても春夏冬休みのことを考えて働けません。4 年生以降も長期休暇だけ預かってくれる保育はないでしょうか? 私立学童(風の子クラブ)に通っています。区から補助金を頂きながら運営しています。大変ありがたく思っています。公立学童は次々学校内のきっずクラブに移管されていますが、そのような中でも今の学童に引き続き安心して通えるよう、私立学童への補助は行っていただきたいと思っています。 小学校 4 年生になると夕方は両親が仕事から帰ってくるまで家にいるか習い事や公園などにいて過ごすことになります。この世の中、何がおこるかわからりません。見守ってくれる人、居場所があると親としてはとても安心します。また、夏休み、冬休みも一日 1人で過ごすことになるので、とて心配です。早急に対応をしていただけるとうれしいです。 学童が 3 年生までだと不安。また、夏休みなど休みの日の学童が 8時 30 分からは遅すぎる。せめて保育園並みの時間(7 時半~19 時半まで)にしてほしい。平日の学童が 6 年生までなのでわざわざ習い事させて、そこで親の帰りを待ってもらう状況にしている。1人で留守番は心配です。 江東きっずについて、なるべく早く全小学校の学童へ導入されるようお願いします。近隣の小学校は進んでいる中、取り残されてしまい、来年 4 年生となる我が家は放課後の過ごし方に不安を抱いている状況です。 放課後子ども教室など、私立に通っている子も参加できるような体制を整えてほしい。近所の友人との交流があまりにもてず、さみしがっていることや弟の行事等で家でお留守番をさせることへの不安があります。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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5 学校・教育について 学校の勉強も用意も全て親が関わらないといけないので日々課題をこなすので精一杯で話などする暇もない状況です。こどもも複数人いてフルタイムで両親が働いている家庭の皆さんはどのようにしているのかと不思議に思います。仕事をセーブするしかないのかと悩んでいます。学校のサポートが欲しいです。 こども同士の家が離れていると、学校の校庭開放がもっと多くなってもらえると集まりやすく安心だと思います。 今年、保育園を卒園し、小学校へ入学しました。小学校の先生方の考えにある親のスタンダードは、専業主婦なんだなぁとつくづく思います。共働きにはやさしくない体制ですね。 解決して欲しい事が沢山あります。6 年前から全く変わってないです。学校選択にもう少し希望通りになればいいと思います。 学区域変更、中学校の建設など、この先 5~6 年後とても心配です。 個人情報を他の親たちに漏らさないように先生方に徹底してほしい。 小1の支援学級に通っているのですが、学校内でもう少し支援学級の意味をこどもたちに教えてあげてほしい。 6 経済状況・経済的支援について ひとり親家庭です。こどもの将来のことを考えると経済的に不安です。 子育てにはお金がかかります。もう少し税金等、優遇してほしいと思います。 幼稚園の補助金を所得制限で決めるのではなく一律にしてほしい。江戸川区の補助金がうらやましい(同じ幼稚園に通わせながら差がありすぎる)。 生活の為、こどもが幼稚園と学校に行っている間にパートに出ることになりましたが、できれば幼稚園の役員の仕事や今まで通り幼稚園のママ友とランチを楽しみたかったです。児童手当がもっと沢山なら余裕をもって楽しく育児ができるのにと思います。虐待やネグレクトを防ぐのに1番なのは親への経済的支援だと思います。 補助金、高校無償化などは保護者の年収だけで判断せず、何人育てているのかも考えてください。年収 900万で一人っ子なら、高校の学費を払っても楽に生活できますが、3 人 4 人の場合は不公平だと考えます。江東区だけでもどうにかなりませんか。 「子ども手当」など金銭的な援助をお願いしたいと思います。江東区は人口も増え世帯数もかなり増加しているのだから、住民税の税収もかなり増加しているものと思われます。将来の形成をなすこどもたちを育てている家族に分配するのは当たり前であると思います。検討いただき、こどもたちに良い将来を与えてください。 7 雇用・就労について 東京都全体の話になると思いますが、男女平等がうたわれ、女性も深夜業務にたずさわるようになりました。こどもが小学校入学とともに、泊まり勤務に入りますが、夜、他人に家の中に入りこどもをみてもらうのは、今の時代とても心配であり、また、小1の子が1人でいられるとも思いません。せめて小学校卒業まで免除の選択が出来ますよう、子育てを援助してくれる江東区で声を是非あげてください。お願いします!! 1度仕事を辞めてしまうと仕事を探す事が難しい。制度はあってもなかなか利用ができない。働きたいけれど働けない。 8 医療・健康について もうすぐ救急病院が出来るようですが、小児科の不足で大変な思いをしたことが多々あります。親子そろわないと健診の受付をしないという病院が多いのですが、熱がある、1人で歩けないなどの症状があっても、受け入れてもらえないことに腹立たしさを感じた事があります。区の管轄ではないのかもしれませんが、聞いてほしくて書かせていただきました。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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江東区、特に南砂、新砂近辺の病院はすべて木曜休診のため困ります。休みを分散させてください。 障害を持ったこどもが兄弟にいます。江東区に障害を専門に見てくれる病院がない(東部療育センターはあるが、風邪を引いた時などは対応してくれない)。 予防接種を充実させてほしい。学校で全員インフルエンザの予防接種を。 インフルエンザ予防接種を無料化してほしいです。 救急時の病院たらいまわしはやめてもらいたい。 乳幼児医療に関しては全体的に満足しています。 9 その他 子育て経験者、現在進行形の人から意見、希望を取り入れ、年内予算を使い切る等バカな事は即中止とし、各課あまった予算は未来を担うこどもたちのため直ちに子育て支援に回すべき。血税です、子育て支援に多く使ってください。 現在は家庭での子育ての低下が考えられる。だからといって、区で支援し、時間を延ばしたり、休日保育をすればよいという問題ではない。親のニーズや要望も大事かもしれないが、こどもにとってこどもの育ちに必要な支援をしてもらいたい。保育園、幼稚園などは子も親も育てる時代なのかもしれない。 私の考えが甘いのかもしれませんが、障害のこどもたちとの交流を少しでも授業に取り入れたらと思っています。今の親が障害のある人たちに冷たい目を向け、助け合ったりしないから、そのこどもたちも同じようにするから、接し方もわからず、イジメなどが起きるのだと思います。24時間テレビの時だけですよ!感動するのは。教えないから、TVだから見て終わりになっちゃうんです。もっと優しい気持ちが持てるこどもを。勉強だけじゃないですよね。 支援級に通っているうちは、このようなアンケートも預ける機会もありますが、支援校(都立)に転校してしまうと、げんきっずなど放課後に過ごせる場所がとたんになくなってしまう(親が付き添っていなくて過ごせる場所)。江東区に住むこどもであることに変わりはないので、障害児デイサービス受け入れ人数を増やしたり、グランチャ等も、発達障害など理解している支援者を配置していただけると、皆が楽しく遊べる場が増えるのではないでしょうか。 わが子に多少ですが吃音症状がありますが、小学校でとても手厚く先生が対応してくれたのは嬉しかったです。しかし、吃音症状のこどもが多く、入級出来るのも来年の春以降になると言われました。何も問題なく健康であれば一般の学校、重い障害があれば障害者の学校へと通うことになりますが、中間児、たとえばうちの子の様に吃音のこどもたちが通級、通学できるような「ことばときこえの教室」が少ないのかなと思いました。また、出来れば教室を増やしていただき、こどもに負担のない通学時間ですむように、江東区内で増やして頂きたいと思います。 私が1番お願いしたいこと。軽度発達障害児がとても過ごしにくい学校生活を送っています。スクールカウンセラーが親と子にアドバイスしてくれるのはいいのですが、わが子は言葉でのコミュニケーションが 3語文程度でなかなか伝わらない場合もあります。担任もベテランですが、障害児への対応は不十分です。学級崩壊の状態が他校でも知人の方から多く聞かれるので、教師はもっと障害について学び、親と連携していってほしいです。通常級ではついていくのが大変だが、仲良し学級へ行くほどではないという軽度発達障害児が多く存在します。通級がありますが、週 1回のみなので、通級のようなクラス(軽度発達障害児が集まり、教師も何名か配置されているクラス)があれば、どれだけ親も子も救われるかと思います。なかよし学級もまだまだ多くありません。学区より遠い為、送迎が大変です。私達のケースでは心配で預けられないのが現状です。行き場のない思いです。どうか軽度発達障害児について、親の立場で子育て支援を考えて頂けたらと思います。軽度発達障害児の親が集まって意見を言わせていただける場があると今後変わっていくのではないかと思います。 発達障害に対するスクリーニングを就学時健診、小 1~3 年で実施してほしい。小学校の現場での発達障害に対する意識が低い。今は発達障害の概念が確立され、クラス全体のパーセンテージが高いはず。親が気づかないと診断がつかない。特にLDについては学習を始めてからでないと分からないので、学校での情報が大事です。発見が遅れて、教師が真逆の対応をして不登校などの二次的障害につながりかねません。

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Ⅴ 自由意見 2 小学生調査

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現在夏休み前まで配置されている小一支援員を 1 年間配置し、30人以上の低学年に配置されている少人数学習講師を 25人以上の学級に配置してほしい。発達障害児のための支援員を増員したり、講師でいいのでフリー(担任外で補佐に入れる)の先生を増やし、低学年だけでなく、義務教育を手厚くしてほしい。 江東区は緑も多く生活しやすい大好きな町です。こどもが生まれ育った大切な場所と誇れる町になるように区民も考えなければいけないと思います。 こどもの犯罪や事故に対して防止対策がこれからも問題になってくると思うので、その面での支援がさらに必要なのではと思います(特にインターネット、スマートフォン等)。 今回このように子育て中の生の声を取り入れて(聞いて)くださる施策はいいですね。ありがとうございます。 最近、保育園の増設やこどもの預ける施設を増やすことばかりに力を入れている社会に不安を感じています。本来、こどもは一年中外で遊んでいる姿があちこちであるものではなかったのか?自分たちで遊びを見つけいろいろな事を経験してほしい。みんな放課後は学童へ行き幼児たちは保育園に行き、こども達がどんどん街からいなくなっています。働かないといけない母親を増やさないような取組みに力を入れるべきです。このままでは与えられた安全な箱でしか遊べないこどもを増やすだけ。こどもがもっと自由に遊べる地域にしてほしい。 仕事をしている女性が多くなっているのかもしれませんが、私の周りには主婦の方も多いし、こども中心の生活にしていてフルタイムで働かない方もいます。最近では保育園等の待機児童問題がよく取上げられていますが、保育園に入れないのは、行政だけの責任ではないと思います。こどもを育てるのであれば仕事を辞める、セーブするなどしてもっとこどもに寄り添ってあげようと親はすべきだと思うので、保育園に入れないからと新しく設立を要望するだけの意見をする方たちに少しは自分たちも何か手を考えてほしいと思います。保育園等を利用しない人たちにとって働く人の為税金を無駄にして保育園を増やすことは迷惑です。もっと他の福祉や医療全ての方が対象となる事に使って欲しいです。 こどもの年齢で求める支援もどんどん変わって行くのを感じます。これからの子育ても多様化していくと思われ、そのニーズを把握するのは大変だと思いますが、頑張ってほしいです。

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