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「スマート農業加速化実証プロジェクト」
施A01
『施設園芸における収穫ロボットによる生産コスト削減体系の実証』
施設園芸における収穫ロボット実証コンソーシアムパナソニック株式会社
株式会社エア・ウォーター農園
2019年8月23日
ver.0.1
資料4-11
報告内容
1.背景・課題
2.解決手段・目標
3.コンソーシアム体制
4.実証圃場
5.トマト収穫ロボット
6.普及活動
1
背景・課題 2
• 少子高齢化による労働力減少、農業離れによるパート人員の確保が
し辛い状況のため、十分な作業者の雇用ができない
• パート賃金増に応じて人件費が増加しており、農園の収益を大きく圧迫する状況となっている。
• ミニトマトの栽培における作業種別ごとの時間割合をみると、収穫作業が最も多く約40%を占める。
農業経営統計調査 平成19年産品目別経営統計(施設野菜作経営 ミニトマト)
600
650
700
750
800
850
900
最低
賃金
(円
)
厚生労働省HPより
全国加重平均額
解決手段と目標 3
収穫ロボットの活用による生産性向上・労働力不足の解消を図る
【目標】・ロボット導入による生産性向上(夜間収穫導入、人件費低減)・収穫ロボットによる圃場内環境データの取得/利活用検証
コンソーシアム体制 4
代表研究機関
(株)エア・ウォーター農園
構成員
パナソニック(株)
担 当 ・ 役 割
・収穫ロボットの提供・ロボットの遠隔監視・制御システムの実証
・ロボットを利活用した実生産・上記における、実証データ収集
施設園芸における収穫ロボット実証コンソーシアム
収穫ロボット
実証圃場 5
【実証場所】 (株)エア・ウォーター農園 安曇野菜園(長野県安曇野市)
【対象品種】 ミニトマト
【栽培面積】 約2ha
【収穫期間】 8月~5月
トマト収穫ロボット(1) 6
粗認識カメラ:房を見つける
アーム:果実に手を伸ばす
エンドエフェクタ:果実を採る
精認識カメラ:果実を見つける
上下移動
バケット:果実をエンドエフェクタから収穫カゴへ受け渡す
寸法 : 950mm(W) × 1600mm(D) × 1800mm(H)
オランダ式施設園芸において、温湯管上を軌道走行しながら、房なりトマトを個別収穫(もぎ取り収穫)を行う。
7トマト収穫ロボット(2)
普及活動(1) 8
圃場への病害虫持込みを避けるため、
圃場内への立ち入り見学は原則受けない。
下記窓口を通して、展示会等のイベント案内を行う。
【窓口メールアドレス】
普及活動(2) 9
日時 イベント名 内容
8月23日関東ブロック
スマート農業サミットプレゼンテーション
10月9日~11日 次世代農業EXPO2019 ポスター展示、動画
11月20日~22日アグリビジネス創出フェア2019
ポスター展示、動画
12月18日~21日 国際ロボット展2019実機展示、 動画、ポスター展示
下記、イベントにて普及活動を実施予定。
ご清聴ありがとうございました。
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