⽇経「SDGs経営」調査〜調査結果レポート...中期経営計画において貢献を掲げるSDGsの標（EQ4） 14.9% 15.2% 41.0% 31.1% 42.2% 23.7% 44.7% 50.4% 44.1%

⽇経「SDGs経営」調査〜調査結果レポート

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2020年3⽉19⽇⽇経リサーチ

１．⽇経「SDGs経営」調査２．取り組み状況① 〜 SDGs戦略・経済価値３．取り組み状況② 〜社会価値４．取り組み状況③ 〜環境価値５．「SDGs経営」イメージランキング

1© Nikkei Research Inc. All Rights Reserved

１．⽇経「SDGs経営」調査


調査対象・全上場企業・従業員数100⼈以上の⾮上場企業（⾮上場企業はエントリー制）

調査⽅法電⼦調査票

調査期間 2019年5⽉〜7⽉

回答社数 637社（うち⾮上場36社）

調査結果発表 2019年12⽉2⽇

⽇経SDGs経営⼤賞発表 2019年12⽉5⽇

調査概要



業種別回答企業数

全体 637

製造業 320 ⾮製造業 317

⾷品 40 建設業 35

化学・⽯油 50 電⼒・ガス 8

⾮鉄・鉄鋼 20 商社 37

医薬品 23 運輸 22

その他素材（繊維、紙パ、窯業など） 25 倉庫・不動産 18

電機・精密・機械 90 通信・サービス 84

⾃動⾞・輸送⽤機器 30 ⼩売り・外⾷ 49

その他製造業 42 ⾦融 50

その他⾮製造業 14


全体フレーム


1.⽅針

2.報告とコミュニケーション

3.推進体制・社内浸透

4.ビジネスでの貢献

5.業績

1.⼈権の尊重

2.消費者課題への対応

3.社会課題への対応

4.労働時間・休暇

5.ダイバーシティ

1.⽅針

2.温暖化ガス

3.消費電⼒

4.廃棄物

5.⽔資源

6.気候変動、資源、⽣物多様性

ガバナンス 1.ガバナンス

社会価値

環境価値

ＳＤＧｓ戦略　・経済価値


ＳＤＧｓ戦略・経済価値フレーム


a.経営トップによる発信b.⽅針策定c.中⻑期経営計画におけるSDGs具体⽬標d.SDGsのイニシアチブへの参加e.社外開⽰f.投資家との対話　g.投資家以外のステークホルダーとの対話h.推進委員会の設置i.推進委員会の役割j.社内浸透k.経営への組み込みl.事業・サービス評価m.利益⽔準n.成⻑性o.投資家からの評価　

1.⽅針

2.報告とコミュニケーション

3.推進体制・社内浸透

4.ビジネスでの貢献

5.業績


社会価値フレーム


a.⼈権尊重b.サプライチェーンにおける⼈権尊重

2.消費者課題への対応 c.顧客対応・品質・安全性d.社会課題解決の独⾃の取組e.ボランティア参加⽀援f.社会貢献活動費g.労働時間と休暇取得h.健康経営i.⼥性の管理職登⽤j.⼥性の積極採⽤・活躍促進k.シニアの雇⽤l.外国⼈、少数者の活躍促進

1.⼈権の尊重

3.社会課題への対応

4.労働時間・休暇

5.ダイバーシティ


環境価値フレーム


a.環境関連の外部評価b.リスク・機会の分析c.リスク・機会の開⽰内容d.その他の開⽰e.環境監査・サプライヤー対応f.温暖化ガス排出【Scope1】の把握g.温暖化ガス排出【Scope2】の把握h.温暖化ガス排出【Scope3】の把握i.温暖化ガス排出【Scope1】の実績・⾒込j.温暖化ガス排出【Scope2】の実績・⾒込k.温暖化ガス排出【Scope3】の実績・⾒込l.温暖化ガス排出【原単位】の実績・⾒込m.消費電⼒量の把握n.うち再⽣可能エネルギーの把握o.電⼒量の実績・⾒込p.廃棄物量総排出量の把握q.廃棄物量最終処分量の把握r.廃棄物量の実績・⾒込s.⽔資源投⼊総量の把握t.⽔資源投⼊量原単位の把握u.⽔資源使⽤量の把握・⾒込v.⻑期⽬標の設定w.⽬標設定などの取組x.環境課題解決のための取組

1.⽅針

2.温暖化ガス

3.消費電⼒

4.廃棄物

5.⽔資源

6.気候変動、資源、⽣物多様性


ガバナンスフレーム


a.取締役の構成b.取締役会と指名・報酬委員会c.ガバナンスの実効性・継続性d.業績連動報酬e.決算発表・株主総会　f.経営トップによる投資家との対話　g.政策保有株式h.執⾏と監督の分離i.株式持ち合い・買収防衛策　

1.ガバナンス


⾼格付け企業

★★★★★ ★★★★★　偏差値70以上　偏差値65以上70未満

アサヒGHD 清⽔建設東芝アンリツセイコーエプソンＴＯＴＯイオン積⽔ハウス⽇本たばこ産業エーザイセブン＆アイ・HD パナソニックＭＳ＆ＡＤインシュアランスGHD ソニー富⼠フイルムHD⼩野薬品⼯業ＳＯＭＰＯHD ブリヂストンオムロン第⼀三共丸井G花王ダイキン⼯業三菱ケミカルHDコマツ⼤⽇本印刷ユニ・チャームサントリーHD ⼤和ハウス⼯業資⽣堂東京海上HD

※グループはG、ホールディングスはHDと記載

キリンHD

コニカミノルタ

リコー



⾼格付け企業〜業種別


業種社数⾷品 40 ★★★★★ キリンホールディングス化学・⽯油 51 ★★★★★ 花王、富⼠フイルムホールディングス、ブリヂストン、三菱ケミカルホールディングス⾮鉄・鉄鋼 20 ★★★★ フジクラ医薬品 23 ★★★★★ エーザイ、⼩野薬品⼯業、第⼀三共その他素材 25 ★★★★★ ＴＯＴＯ電機・精密・機械 90 ★★★★★ コニカミノルタ、リコー⾃動⾞・輸送⽤機器 30 ★★★★ ＳＵＢＡＲＵ、デンソー、豊⽥合成、トヨタ紡織、三菱⾃動⾞その他製造業 41 ★★★★★ 資⽣堂、⼤⽇本印刷建設業 35 ★★★★★ 清⽔建設、積⽔ハウス、⼤和ハウス⼯業電⼒・ガス 8 ★★★★ ⼤阪ガス商社 37 ★★★★ 伊藤忠商事、住友商事、双⽇、⽇⽴ハイテクノロジーズ運輸 22 ★★★★ 川崎汽船、⽇本郵船倉庫・不動産 18 ★★★★ ⼤東建託、東急不動産ホールディングス通信・サービス 84 ★★★★ ＮＴＴデータ、ＮＴＴドコモ、ＫＤＤＩ、セコム⼩売り・外⾷ 49 ★★★★★ イオン、セブン＆アイ・ホールディングス、丸井グループ

⾦融 50 ★★★★⼤和証券グループ本社、野村ホールディングス、⽇⽴キャピタル、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、リコーリース、りそなホールディングス

その他⾮製造業 14

トップグループ

★★★以上なし


⽇経SDGs経営⼤賞

審査委員⼀橋⼤学⼤学院特任教授伊藤邦雄⽇本総合研究所理事⾜達英⼀郎アムンディ・ジャパン運⽤本部ESGリサーチ部⻑近江静⼦慶応⼤学⼤学院教授蟹江憲史⽇本経済研究センター研究主幹⼑祢館久雄（敬称略）

SDGs戦略・経済価値賞社会価値賞環境価値賞オムロンイオンリコー

脳卒中などの減少を⽬指す腕時計型⾎圧計といった製品を通じ社会課題の解決に注⼒。⼈⼯知能（AI）で⽣産性向上も推進

従業員に対し⾼齢者や障害者のケアにあたる⺠間資格の取得を推進。商業施設を健康増進の場や防災拠点として活⽤

⽇本企業として初めて「RE100」に加盟し、再⽣エネルギーの導⼊を加速。省エネ専⾨⼈材の育成も積極化

⼤賞コニカミノルタ

調達先などでのCO₂削減に貢献した量が⾃社の排出量を上回る「カーボンマイナス」を⽬指す。ITによる社会課題解決も推進


２．取り組み状況① 〜 SDGs戦略・経済価値


環境・社会・経済の課題解決（SDGsへの貢献）についての経営トップによるメッセージの発信の有無（ EQ1 ）

あり71.7%

なし21.5%

無回答6.8%

SDGsが掲げるゴールの達成に向け、企業としてどう貢献していくか、経営トップが社内外にコメッセージを発信を発信することが重要です。


環境・社会・経済の課題解決（SDGsへの貢献）に対する⽅針・計画の明⽂化（EQ2）

29.2%

57.8%

46.6%

66.1%

63.9%

年次経営計画

中⻑期経営計画

経営戦略

企業⾏動に関する規範・指

針・宣⾔

企業理念

2030年や2050年といった⻑期的ビジョンを掲げ、そこからの逆算（バックキャスティング）により、中期経営計画や単年度の事業計画を⽴てることが重要です。

明⽂化している77.6%

明⽂化していない12.1%

無回答10.3%



中⻑期経営計画において貢献を掲げるSDGsの⽬標（EQ4）

14.9%15.2%

41.0%31.1%

42.2%23.7%

44.7%50.4%

44.1%24.0%

41.4%48.0%

53.4%23.4%

31.9%24.6%

34.2%

多くの企業が気候変動への対策として、CO₂排出量の削減⽬標を掲げています。17の⽬標に対するリスクや機会は企業によって様々です。SDGsの17のゴールすべてに貢献することを求めるものではありません。



社会課題の解決・SDGsへの貢献への署名や加盟など（EQ6）

TCFD （気候関連財務情報開⽰タスクフォース）は気候変動に関する財務情報を積極的に開⽰する趣旨に賛同する機関などを公表しており、2020年2⽉5⽇現在、世界で1010社、⽇本でも236の企業・機関が賛同しています。このうち132社を今回の調査回答企業が占めています。

19.9%

9.1%

3.5%

4.9%

2.5%

20.7%

0.5%

3.6%

5.0%

27.6%

3.9%

⽇本経済団体連合会１％クラブへの加⼊

価値協創ガイダンスに準拠し、ロゴを取得

ＲＢＡに参加

ｻﾌﾟﾗｲﾔｰ倫理情報共有ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ｢Sedex｣へ加盟

ＢＳＲのメンバー

ＴＣＦＤの提⾔への賛同・⽀持

ビジネス⾏動要請（BCtA）への加盟

持続可能な開発の為の世界経済⼈会議へ加盟

ＷＥＦ(世界経済ﾌｫｰﾗﾑ)のメンバー

国連グローバルコンパクトへの署名

ＰＲＩ(国連責任投資原則)への署名



事業へのSDGｓへの貢献の組み込み（ EQ14）

12.6%

33.6%

16.0%

36.3%

65.3%

事業ﾎﾟｰﾄﾌｫﾘｵの組替えに組み込む

新規事業の創出活動に組み込んでいる

課題解決に貢献するかを事業評価に組み込む

既存事業･戦略･ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙの⾰新に組み込む

既存の事業と社会課題を紐付けている

SDGsへ貢献する活動を持続的なものとするために、企業は事業活動を通じてSDGsに貢献することが求められています。既存のビジネスがSDGsに貢献しているという場合も多く⾒られますが、SDGsでは、社会課題解決の観点からの追加アクションが求められます。企業全体でSDGsの観点で事業を⾒直し、パフォーマンスを向上していくことができます。

組み込んでいる67.7%

組み込んでいない18.8%

無回答13.5%

３．取り組み状況② 〜社会価値


環境・社会・経済の課題を解決（SDGsへの貢献）するビジネス（ EQ15）

SDGsへの貢献は、新たな製品・サービスの開発、新たな領域の事業創造もビジネスチャンスとして期待できます。17のゴールから⼀段ブレイクダウンした169のターゲットのレベルでSDGsへどう貢献するか、具体的に考え、事業を推進していくことが重要と考えられます。すべてのSDGsに取り組む必要はありませんが、すべてのSDGsを意識する必要はあります。

既存の製品・サービスにSDGsを紐づけ

45.9%

既存の製品・サービスを社会課題解決の観点か

ら改良17.1%

社会課題解決の視点から、新たな製品・サービス

を開発29.1%

社会課題解決の視点から、新たな事業を創造

7.9%

3.7%

5.5%

23.8%

4.9%

2.3%

4.5%

22.7%

14.6%

25.5%

3.0%

21.2%

24.9%

27.9%

4.3%

9.1%

0.9%

8.7%


【製品・サービスとSDGsの関係】【貢献するSDGsの⽬標】

※集計対象はビジネスとSDGsの関係に回答のあった1062ビジネス


人権の尊重に関する取り組み（ EQ27 ）

外国⼈実習⽣への対応やハラスメントなど、⽇本企業においても⼈権問題としてとらえるべき事例が増加しています。7割の企業が⼈権の尊重に関する⽅針を明⽂化しています。

19.3%

2.4%

18.7%

52.0%

57.1%

28.4%

58.7%

51%

38.8%

36.4%

36.9%

71.0%

⼈権の尊重に関する取組みをしてる団体⽀援

⼈権報告書を作成・公表

⼀連のプロセスを外部へ公表・報告

苦情処理・救済⼿順の構築

⼈権に関する教育・研修を実施

ｱﾝｹｰﾄを実施し社内社外からﾌｨｰﾄﾞﾊﾞｯｸ受ける

⼈権相談窓⼝の設置

⼈権に関する責任者や担当部⾨を設置

⼈権を扱う社内横断的な委員会等を設置

⼈権の尊重に関する具体的ガイドライン策定

事業や組織の活動が⼈権に与える影響を特定

⼈権の尊重に関する⽅針の明⽂化



人権リスクを特定している場合の検討内容（EQ27SQ2）

97.0%

84.3%

76.6%

76.2%

87.2%

73.6%

66.4%

71.5%

69.4%

ハラスメント

⼈種・⺠族・宗教・国籍等への差別

⼼⾝の障害・病気への差別

性的指向・性⾃認(LGBT等)への差別

性差別

労働条件(最低賃⾦など)

労働者の権利（団結権など）

強制労働

児童労働

ハラスメントや性差別、⼈種・⺠族・宗教・国籍等への差別といった社内に存在するリスクだけでなく、強制労働や児童労働にかんしても検討が進んでいます。



社会課題の解決に向けた取り組み（EQ31）

皆様(4)

利用(2)

交流(1)活性化(4)

向ける(1)貢献する(1)

振興(3)

応援する(1)

貢献する(1)

方々(3)

活躍する(1)

活用する(1)

ニーズ(2)

寄り添う(1)追求する(1)

担う(7)

次世代(6)

設立する(1)

好きだ(2)

機会(1)野菜(1)

高める(2)

寄与する(1)

目的(1)

参加する(2)

ボランティアスタッフ(1)

社員(1)

支援(2)

行う(1)

行う(8) 女性(1)

同協会(1)

参加する(5)

支援する(1)

支援先(1)

実施する(5)

ＮＰＯ・ＮＧＯ(1)

問題解決型研究(1)

支援する(3)

教育環境整備(1)

減らす(1)

取り組む(3)課題解決(1)

共感(1)

行う(9)ＮＰＯ団体(1)

開発途上国(1)続ける(4)

行う(1)

スポーツ活動(2)

空手(1)

小学校(1)

加える(2)

行う(1)主催する(1)

継続的(2)

実施する(5)

寄与する(4)発展(2)

育成(1)

貢献する(4)

企業市民(1)

実現する(1)

設立する(4)

開催する(1)

担う(1)育成(2)

科学技術者(1)次世代(1)

進める(2)

食文化(1)

行う(5)

向ける(4)

運転再開(1)

解決(1)

推進する(4)

検証する(1)

明示する(1)つなげる(2)

取り組む(1)住宅事業(1)

開始する(2)

格上げする(1)

小学生(4)

交通遺児(1)

する(3)

ワークショップ(1)

開催する(1)

開催する(3)

開催する(1)

図る(1)

高校生(3)家庭(1)

含む(1)

女子高校生(3)

志望する(1)

解決(14)

取り組む(4)

貢献する(3)

解決する(3)ビジネスアイデア創出(1)

糸口(1)

重要だ(3)

貢献(2)

向ける(1)定義する(1)

対応(2)

公表する(1)

社会(1)

社会課題(14)教育格差(1)

現地(1)

取り組む(6)

ＮＥＸＴ(1)

プログラム(1)

貢献する(5)

ヒアリング(1)

考え(1)

社会的課題(5)

共通(1)

通じる(1)

向ける(3)

おこなう(1)

取り組み(1)

地域(54)子供(53)

活動(52)

支援(44)

目的(35)

当社(32)

取り組み(31)

対象(31)

社会課題(29)

解決(27)


⼦供に関する課題解決、地域社会への貢献のさまざまな取り組みが実施されています。


気候変動の緩和及び気候変動への適応におけるリスクの分析と結果の開⽰範囲（EQ16）

分析結果を開⽰してい

る15.2%

2019に開⽰予定

4.1%

2020以降に

開⽰予定10.0%

分析しているが

開⽰予定はない

11.6%

未着⼿40.2%

無回答18.8%

【サプライチェーンまで】

分析結果を開⽰してい

る29.4%

2019に開⽰予定

6.9%2020以降

に開⽰予定10.7%

分析しているが

開⽰予定はない

14.0%

未着⼿23.4%

無回答15.7%

【自社のみ】

「分析結果を開⽰している」範囲は、⾃社では30％。サプライチェーンまで広げると15％と半減します。サプライチェーンにまで展開することが重要です。

４．取り組み状況③ 〜環境価値


温室効果ガス排出量の公表範囲（ EQ21 ）

scope1だけでなく、scope3まで把握し、公表することが求められます。

Scope1︓企業が⾃社の⼯場での製造プロセスなどにおける直接排出量Scope2︓他社から供給された電⼒などの使⽤に伴う間接排出量Scope3︓輸送、販売、通勤等などサプライチェーンにおける間接的な排出量

59.0%56.0%

42.9%

Scope１ Scope２ Scope３



温室効果ガス排出量（ EQ21 ）

Scope1 Scope2 Scope3

平均加重平均

80

85

90

95

100

105

2017 2018 2019 203080

85

90

95

100

105

2017 2018 2019 203080

85

90

95

100

105

2017 2018 2019 2030

対象はscope1〜3それぞれ4期回答のあった226社、212社、146社

Scope1︓企業が⾃社の⼯場での製造プロセスなどにおける直接排出量Scope2︓他社から供給された電⼒などの使⽤に伴う間接排出量Scope3︓輸送、販売、通勤等などサプライチェーンにおける間接的な排出量

2017年を100とすると、2030は加重平均で85前後となる⾒込みです。



日経「SDGs経営」調査回答者が選んだ、事業によるSDGsの貢献に優れている企業（EQ32）

順位社名得票理由（例）

1 オムロン 65 ⾃社事業と社会課題が、経営課題として明確に結び付けられ、事業推進によるSDGｓへの貢献が企業⽂化として根付いている。

2 住友化学 63 防⾍ネット「オリセットネット」は、マラリア感染者の低減のみならず、それを製造する地域においての雇⽤も創出している点。

3 味の素 54 ⾃社の⾷品事業が社会に与える正負の影響を真摯に分析して、事業計画に反映しようとしている姿は、模範となる。

4 花王 41 環境負荷の観点で容器包装の刷新で⼯場建設を決定するなど⻑期視点での投資（経営戦略と紐づいている）。

5 伊藤園 36 「茶畑から茶殻まで」の⼀貫した⽣産体制を構築し、バリューチェーン全体で価値創造をし、ＳＤＧｓに取り組んでいるため。

6 トヨタ⾃動⾞ 32気候変動対応を含めた社会課題の解決をめざし、バックキャスティングにより、2050年⽬標を設定し、さらに2050年に向けた2030年におけるマイルストーンも設定している。⾃動⾞業界でリーダーシップを発揮し世界を変えようという姿勢が読み取れる。

7 ユニリーバ 32環境破壊や労働・⼈権⾯等でリスクのあったパーム油の調達において、世の中に課題を公開し、対策として⾃ら環境団体と連携して認証規格を作り上げることで、SDGｓへの貢献を図ると同時に、⾃社の強み・機会へと転換する優れた戦略を発揮している。

8 ⽇⽴製作所 32 早くからSocial Innovationというコーポレートメッセージを打ち出し、各事業ユニットでもSDGsへの貢献が落とし込まれている。またSDGsレポートを出している。

9 サラヤ 29 持続可能なパーム油類（RSPO認証油）の使⽤に取り組むと同時に、消費者へのエシカル消費の啓発を実施している。

10 リコー 25 徹底した製品3Rの推進をはじめ、国際的なイニシアチブへの積極参加、⻑期ビジョン設定・取り組み推進など、総合的な環境リーディング企業である。

５．「SDGs経営」イメージランキング

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〜以上〜

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⽇経「SDGs経営」調査〜調査結果レポート...中 期経営計画において貢献を掲げるSDGsの 標（EQ4） 14.9% 15.2% 41.0% 31.1% 42.2% 23.7% 44.7% 50.4% 44.1%

⽇経「SDGs経営」調査〜調査結果レポート...中期経営計画において貢献を掲げるSDGsの標（EQ4） 14.9% 15.2% 41.0% 31.1% 42.2% 23.7% 44.7% 50.4% 44.1%