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平成30年度5月期 電気通信工事担任者 AI/DD総合種 端末設備の接続のための技術及び理論 予想問題 第1問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選らび その番号を記せ。 (小計 10点) (1)DECT 方式を参考にした ARIB STD-T101 に準拠したデジタルコードレス電話機 について述べた次の二つの記述は、( 親機と子機との間の無線通信には、1.9ギガヘルツ帯の周波数が使用され る。 親機と子機との間の通話時には、一般に、電子レンジや無線LANの機器と の電波干渉によるノイズが発生しやすいが、周波数ホッピング技術により電 波干渉を発生しにくくしている。 (2)デジタル式 PBX の時間スイッチについて述べた次の二つの記述は、( 時間スイッチは、入ハイウェイ上のタイムスロットを、出ハイウェイ上の任 意のタイムスロットに入れ替えるスイッチである。 時間スイッチにおける通話メモリには、入ハイウェイ上の各タイムスロット の音声信号などが記憶される。 (3)ダイヤルイン方式を利用するデジタル式PBXの夜間閉塞について述べた次の二つ の記述は、( 夜間閉塞を開始すると、電気通信事業者の交換機からは、一般の電話に着信 する場合と同様の接続シーケンスにより、夜間受付用電話機に着信する。 夜間閉塞を利用するためには、夜間閉塞制御用として着信専用回線を各代表 群別に設置し、電気通信事業者の交換機に対してL1線に地気を送出する必 要がある。 (4)デジタル電話機からISDN基本ユーザ・網インタフェースを経由して網に接続 し、通話状態が確立してる場合、デジタル電話機の送話器からのアナログ音声信 号は、( )のコーデック回路でデジタル信号に変換される。 ①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない ①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない ①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない ①変復調装置 ②デジタル加入者線交換機 ③電話機本体 ④端末アダプタ ⑤デジタル回線終端装置

AI/DD総合種 端末設備の接続のための技術及び理 …...平成30年度5月期 電気通信工事担任者 AI/DD総合種 端末設備の接続のための技術及び理論

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平成30年度5月期 電気通信工事担任者 AI/DD総合種

端末設備の接続のための技術及び理論 予想問題

第1問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選らび

その番号を記せ。 (小計 10点)

(1)DECT 方式を参考にした ARIB STD-T101 に準拠したデジタルコードレス電話機

について述べた次の二つの記述は、( ア )

A 親機と子機との間の無線通信には、1.9ギガヘルツ帯の周波数が使用され

る。

B 親機と子機との間の通話時には、一般に、電子レンジや無線LANの機器と

の電波干渉によるノイズが発生しやすいが、周波数ホッピング技術により電

波干渉を発生しにくくしている。

(2)デジタル式 PBX の時間スイッチについて述べた次の二つの記述は、( イ )

A 時間スイッチは、入ハイウェイ上のタイムスロットを、出ハイウェイ上の任

意のタイムスロットに入れ替えるスイッチである。

B 時間スイッチにおける通話メモリには、入ハイウェイ上の各タイムスロット

の音声信号などが記憶される。

(3)ダイヤルイン方式を利用するデジタル式PBXの夜間閉塞について述べた次の二つ

の記述は、( ウ )

A 夜間閉塞を開始すると、電気通信事業者の交換機からは、一般の電話に着信

する場合と同様の接続シーケンスにより、夜間受付用電話機に着信する。

B 夜間閉塞を利用するためには、夜間閉塞制御用として着信専用回線を各代表

群別に設置し、電気通信事業者の交換機に対してL1線に地気を送出する必

要がある。

(4)デジタル電話機からISDN基本ユーザ・網インタフェースを経由して網に接続

し、通話状態が確立してる場合、デジタル電話機の送話器からのアナログ音声信

号は、( エ )のコーデック回路でデジタル信号に変換される。

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①変復調装置 ②デジタル加入者線交換機 ③電話機本体

④端末アダプタ ⑤デジタル回線終端装置

(5)電気通信設備の雷害には、落雷時の雷電流によって生ずる強い電磁界により、そ

の付近にある通信ケーブルや電力ケーブルを通じて通信装置などに影響を与える

( オ )によるものなどがある。

第 2 問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選らび

その番号を記せ。

(小計 10点)

(1)GE-PONシステムで用いられているOLTのマルチポイントMACコントロー

ル副層の機能には、大きく分けてP2MPディスカバリに関するものと、上り

( ア )に関するものがある。

(2)IEEE802.3afにおいて標準化されたPoEの電力クラス0の規格では、

PDがPSEから受けとることができる受電側としての仕様は、直流36~57ボル

トの範囲で最大( イ )である。

(3)IETFのRFC3261において標準化されたSIPについて述べた次の記述の

うち、正しいのは( ウ )である。

①SIPサーバのうちロケーションサーバは、UACからのメッセージを再転送する必要

がある場合に、その転送先を通知する。

②SIPサーバのうちプロキシサーバは、ユーザエージェントクライアント(UAC)の

登録を受け付ける。

③SIPサーバのうちリダイレクトサーバは、受け付けたUACの位置を管理する。

④SIPサーバのうちレジストラは、UACからの発呼要求などのメッセージを転送する

⑤SIPは、単数又は複数の相手とのセッションを生成、変更及び切断するためのアプリ

ケーション層制御プロトコルであり、IPv4及びIPv6の両方で動作する。

(4)IP-PBXの( エ )といわれるサービス機能を用いると、内線番号Aを持つ

者が自席を不在にするとき、自席の内線電話機で、( エ )用のアクセスコードをダ

イヤルし、行先の内線番号Bを登録しておくと、以降、この内線番号Aへの着信呼が、

登録された行先の内線番号Bへ転送される。

①側撃雷 ②直撃雷 ③逆流雷 ④接地雷 ⑤誘導雷

①フロー制御 ②フラグ同期 ③位相変調 ④経路選択 ⑤帯域制御

①200ミリアンペアの電流 ②7.0ワットの電力

③300ミリアンペアの電流 ④12.95ワットの電力

①話中転送 ②コールホールド ③コールパーク ④可変不在転送

⑤コールバックトランスファ

(5)IEEE802.11標準の無線LANの環境が下図にしめす場合においては、S

TA1からの送信データとSTA3からの送信データが衝突してもSTA1では衝突

を検知することが困難であるため、APはSTA1からの送信データが正常に受信でき

たときは、STA1に( オ )を送信し、STA1は( オ )を受信することによ

り送信データに衝突がなかったことを確認することができる。

第3問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選らび

その番号を記せ。

(1)ISDNの基本技術について述べた次の二つの記述は、( ア )。

A:ISDNサービスのうち、ベアラサービスは、ユーザ・網インタフェースで低位

のレイヤ1~3のみの標準化されたサービスであり、網は、透過的(トランスペア

レント)な情報転送手段を提供する。

B:ISDN一次群速度ユーザ・網インタフェースにおいては、ビット同期などのタ

イミング信号を受信信号から抽出する従属同期方式を採用している。

(2)ISDN基本ユーザ・網インタフェースの機能群について述べた次の二つの記述は、

( イ )。

A:NT2には、交換や集線などの機能の他に、レイヤ2及びレイヤ3のプロトコル処

理機能を有しているものがあり、一般にNT2はTEとNT1の間に設置される。

B:TEには、ISDN基本ユーザ・網インタフェースに準拠しているTE1があり、

一般にTE1はTAを介してNT2に接続される。

①RTS(Request to Send) ②NAK(Negative Acknowledge)

③CTS(Clear to Send) ④ACK(Acknowledgment)

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

(3)ISDN基本ユーザ・網インタフェースのレイヤ1におけるフレームは、各チャネ

ルの情報ビットとフレーム制御用ビットなどを合わせた( ウ )ビットで構成され

250マイクロ秒の周期で繰り返し送受信される。

(4)ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるレイヤ2では、バス配線に接続さ

れている一つまたは複数の端末を識別するために、( エ )が用いられる。

(5)下図はISDN基本ユーザ・網インタフェースのレイヤ1における、TEからの起

動手順の一例を示したものである。インタフェース上を伝送されるINFO2の信号

の構成は、( オ )である。

ただし、A:レイヤ1起動用、B1:B1チャネル用、B2:B2チャネル用、

D:Dチャネル用、E:Dエコーチャネル用ビットを示す。また“0”は2進“0”

を表し、指定なき記号はそれぞれの符号側に従うもとする。

第4問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)IEEE802.3で規定されたイーサネットのフレームフォーマットを用いてフ

レームを送信する場合は、受信側に受信準備をさせるなどの目的で、フレーム本体で

はない信号を最初に送信する。これは、( ア )と言われ、7バイトで構成され、

10101010のビットパターンが7回繰り返される。受信側は( ア )を受信

中に受信タイミングの調整などを行う。

①16 ②48 ③64 ④192 ⑤320

①SAPI ②LAPB ③LAPD ④TEI ⑤UI

①A=0 B1=0 B2=0 D=0 E=0 ②A=0 B1=1 B2=1 D=1 E=1

③A=1 B1=0 B2=0 D=0 E=0 ④A=1 B1=1 B2=1 D=1 E=1

①SFD ②DA ③SA ④Preamble ⑤FCS

(2)100BASE-FXでは、送信するデータに対して4B/5Bと言われるデータ符号化を行

った後、( イ )といわれる方式で信号を符号化する。( イ )は、図に示すよう

に2値符号でビット値1が発生するごとに、信号レベルが低レベルから高レベルへ、

又は高レベルから低レベルへと遷移する符号化方式である。

(3)IPv6アドレスについて述べた次の記述のうち、誤っているものは、( ウ )で

ある。

(4)IPv6ネットワークで転送されるパケットの分割処理などについて述べた次の二

つの記述は、( エ )。

A IPv6ネットワークでは、送信しようとしたパケットがリンクMTU値より大き

いため送信できない場合などに、パケットサイズ過大(Packet Too Big)を示すIC

MPv6のエラーメッセージがパケットの送信元に返される。

B IPv6ネットワークのパケット転送においては、送信元ノードのみがパケットを

分割することができ、中継ノードはパケットを分割しないで転送するため、パスM

TU探索機能により、あらかじめ送信先ノードまでの間で転送可能なパケットの最

大長を検出する。

①AMI ②NRZ ③NRZI ④MLT-3 ⑤Manchester

①IPv6アドレスは、ユニキャストアドレス、マルチキャストアドレス及びエニ

ーキャストアドレスの3種類のタイプが定義される。

②IPv6のマルチキャストアドレスは、上位8ビットが全て1である。

③ユニキャストアドレスは、アドレス構造を持たずに16バイト全体でノードアド

レスを示すものと、先頭の複数ビットがサブネットプレフィックスを示し、残り

のビットがインタフェースIDを示す構造を有するものに大別される。

④ユニキャストアドレスのうちリンクローカルユニキャストアドレスは、特定リン

ク上に利用が制限されるアドレスであり、128ビット列のうちの上位16ビッ

トを16進数で表示するとfec0である。

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

(5)ATMについて述べた次の二つの記述は、( オ )

A ATMアダプテーション・レイヤで速度整合のために生成・挿入された空きセルは、

転送先のATMアダプテーション・レイヤで破棄される。

B ATM網の通信品質は、セル損失率だけではなく、セルを受信端末に送り届けるま

でに要する時間、遅延時間の揺らぎの程度などのパラメータも規定されている。

第5問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)完全線群のトラヒックについて述べた次の二つの記述は、( ア )

A:待時式の系において、生起した呼が出回線塞がりに遭遇する確率は、一般に呼損

率といわれる。

B:出回線数及び生起呼量が同じ条件であるとき、待時式の系は即時式の系と比較し

て出線能率が高くなる。

(2)即時式完全線群のトラヒックについて述べた次の二つの記述は、( イ )。

A ある回線群において、加わった呼量をaアーラン、その時の呼損率をBとすると、

この回線群で運ばれた呼量は、a(1-B)アーランで表される。

B ある回線群において、120分間に運ばれた呼数が60呼、その平均回線保留時間

が80秒であったとき、この回線群で運ばれた呼量は40アーランである。

(3)あるコールセンタに設置されている五つのオペレータ席への平常時における電話着

信状況を調査したところ、1時間当たりの顧客応対数が20人、顧客1人当たりの平

均応対時間が6分であった。顧客がコールセンタに接続しようとした際に、全てのオ

ペレータ席が対応中のため、応答待ちとなるときの平均待ち時間は、図を用いて算出

すると( ウ )秒となる。

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①0.4 ②2.0 ③3.6 ④7.2 ⑤14.4

(4)スイッチングハブのフレーム転送方式のうち、宛先アドレスまで受信した時点で直

ちにフレームの転送を開始する方式は( エ )といわれる。

(5)MACアドレスの構造などについて述べた次の二つの記述は、( オ )

A ネットワークインタフェースに固有に割り当てられたMACアドレスは、6バイ

ト長で構成され、先頭の3バイトはベンダ識別子(OUI)などといわれ、IE

EEが管理、割当てを行い、残りの3バイトは製品識別子などといわれ、各ベン

ダが独自に重複しないよう管理している。

B イーサネットにおいて、MACアドレスからIPアドレスを求めるためのプロト

コルは、ARP(Address Resolution Protocol)と言われ、IPアドレスからMA

Cアドレスを求めるためのプロトコルは、RARP(Reverse ARP)といわれる。

①ストアアンドフォワード ②フラグメントフリー

③カットアンドスルー ④スパニングツリー ⑤フラッディング

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

第6問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)検疫ネットワークの実現方式のうち、ネットワークをに接続したパーソナルコンピ

ュータ(PC)に検疫ネットワーク用の仮のIPアドレスを付与し、検査に合格し

たPCに対して社内ネットワークに接続できるIPアドレスを払い出す方式は、一

般に( ア )方式といわれる。

(2)暗号方式について述べた次の記述のうち、正しいのは( イ )である。

(3)コンピュータウィルス対策ソフトにおけるコンピュータウィルスを検出する方法に

ついて述べた二つの記述は、( ウ )

A パターンマッチング方式では、既知のコンピュータウィルスのパターンが登録さ

れているウィルス定義ファイルと、検査の対象となるメモリやファイルなどを比

較してウィルスを検出している。

B ヒューリスティックススキャン方式では、拡張子が「.com」、「.exe」などの

実行型ファイルが改変されていないかを確認することによってウィルスを検出し

ている。

(4)ネットワーク上での攻撃などについて述べた次の二つの記述は、( エ )

A ネットワーク上を流れるIPパケットを盗聴することにより、そこからIDやパ

スワードなどを拾い出す行為は、一般にIPスプーフィングといわれる。

B 送信元IPアドレスを詐称することにより、そのIPアドレスの保持者になりす

まし、不正行為などを行う手法は、パケットスニッフィングといわれる。

①パーソナルファイヤーウォール ②ゲートウェイ ③認証スイッチ

④パケットフィルタリング ⑤DHCPサーバ

①共通鍵暗号方式は、公開鍵暗号方式と比較して、一般に、鍵の配送と管理が容易

である。

②RSAは、離散対数問題を応用した公開鍵暗号方式の一つである。

③公開鍵暗号方式は、共通鍵暗号方式と比較して、一般に、暗号化・復号の処理速

度が速い。

④ストリーム暗号は、共通鍵暗号方式に分類され、RC4、SEALなどがある。

⑤デジタル署名は、一般に、共通鍵暗号方式を利用して、ユーザ認証及びメッセー

ジ認証を行う。

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

(5)より強固なセキュリティの確保などを目的に、情報通信事業者などが提供する施設

でサーバの一部又は全部を借用して自社の情報システムを運用する形態は、一般に、

( オ )といわれる。

第7問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)メタリック平衡対ケーブルで構成される線路設備について述べた次の二つの記述は、

( ア )。

A 架空メタリック平衡対ケーブルの接続箇所に用いられる架空用クロージャ(接続

端子函)は、雨風に直接さらされるため、一般に、地下メタリック平衡対ケーブ

ルの接続箇所に用いられる地下用クロージャと比較して機密性が高い。

B 架空メタリック平衡対ケーブルの心線接続には、一般に、融着接続機を用いて心

線導体を熱で癒着する接続方法が用いられている。

(2)JIS C 1202:2000回路計において、AA級のデジタル式テスタの直

流電圧測定における固有誤差は、( イ )と規定されている。

(3)図は、アンダーカーペット配線方式によるボタン電話装置の設置工事に用いられる

対数10Pの通信用フラットケーブルの断面の概略を示したものである。この通信

用フラットケーブルの対番号8を使用して内線電話機に接続する場合、第1線心線

及び第 2 心線の絶縁体の色が( ウ )の対を選定する。

①ホスティング ②ハウジング ③ロードバランシング

④アライアンス ⑤システムインテグレーション

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①±(指示値の0.2%) ②±(最大表示値の0.25%)

③±(指示値の0.2%+最大表示値の0.25%)

④±(最大表示値の0.25%-指示値の0.2%)

⑤(最大表示値の0.25%)±(指示値の0.2%)

①黄及び白 ②黄及び茶 ③緑及び白 ④緑及び茶 ⑤赤及び白

(4)デジタルPBXの代表着信方式の設定において、代表グループ内の内線がおおむね

均等に利用されるように内線を選択させたい場合は、( エ )方式を選定する。

(5)デジタル式PBXの設置工事終了後に行う機能確認試験について述べた次の記述は

( オ )。

A デジタル式PBXの主装置に顧客データベースを保有するパ-ソナルコンピュー

タ(PC)と電話機が接続される配線構成において、CTIの試験では、一般に、

電話応答時に電気通信事業者が提供する発信者番号通知サービスを利用して該当

するお客様の情報がPC画面に表示されることを確認する。

B ACD試験では、着信呼が、均等配分などの設定に従って、所定の受付オペレー

タ席などへ自動的に振り分けられることを確認する。

第8問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおける工事試験での給電電圧の測定値と

して、レイヤ1停止状態で測定したDSUの端末機器側インタフェースのT線-R

線間の給電電圧( ア )ボルトは、TTC標準で要求される電圧規格値の範囲内

である。

(2)ISDN基本ユーザ・網インタフェースにおけるポイント・ツー・ポイント構成で

は、NTとTE間の線路(配線とコード)の96キロヘルツでの( イ )は、6デ

シベルを超えてはならないとされている。

(3)ISDN基本ユーザ・網インタフェースのバス配線では、一般にISO8877に

準拠したRJ-45のモジュラジャックが使用され、端子配置においては、( ウ )

送信端子として使用される。

(4)JIS C 6841:1999光ファイバ心線融着接続方法に規定する光ファイ

バ心線の接続方法について述べた次の二つの記述は、( エ )

①ラウンドロビン ②ストレートライン ③順次サーチ

④シーケンシャル ⑤ダイレクトライン

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①10 ②20 ③30 ④40 ⑤50

①近端漏話減衰量 ②SN比 ③増幅利得 ④遠端漏話減衰量 ⑤総合減衰量

① 1、2番端子がDSU側の、7、8番端子が端末機器側の

② 7、8番端子がDSU側の、1、2番端子が端末機器側の

③ 3、6番端子がDSU側の、4、5番端子が端末機器側の

④ 4、5番端子がDSU側の、3、6番端子が端末機器側の

⑤ 3、4番端子がDSU側の、5、6番端子が端末機器側の

A 融着接続の準備として、光ファイバのクラッド(プラスチッククラッド光ファイバ

の場合はコア)の表面に傷をつけないように、被覆材を完全に取り除き、次に、光

ファイバを光ファイバ軸に対し90°の角度で切断する。なお、光ファイバ端面は、

鏡面状で、突起、欠けなどがないようにする。

B 融着接続は、電極間放電又はその他の方法によって、光ファイバの端面を溶かして

接続する。なお、融着部には、気泡、異物などがないようにする。

(5)光ファイバの接続に光コネクタを使用したときの挿入損失を測定する試験方法は、

光コネクタの構成別にJISで規定されており、プラグ対プラグ(光接続コード)の

ときの基準試験方法は、( オ )である。

①置き換え法 ②カットバック法 ③ワイヤメッシュ法

④挿入法(C) ⑤伸長ドラム法

第9問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

びその番号を記せ。

(1)JIS X 5150:2004の設備設計における分岐点について述べた次の記

述のうち、誤っているものは、( ア )である。

①ワークエリア内で通信アウトレットの移動の柔軟性が要求されるオープンオフィ

ス環境では、水平配線のフロア配線盤と通信アウトレットとの間に分岐点を設置す

るとよい。

②平衡配線用では、分岐点はフロア配線盤から少なくとも10メートル離して設置さ

れなければならない。

③分岐点は、各ワークエリアのグループに少なくとも一つ配置されなければならな

い。

④分岐点は、最大で12までのワークエリアに対応するように制限されるのが望まし

い。

(2)OITDA/TP11/BW:2012ビルディング内光配線システムにおいて、

配線盤の種類は、用途、機能、接続形態及び設置方法によって分類されている。

機能による分類の一つである( イ )接続は、ケーブルとケーブル又はケーブ

ルコードなどをジャンパコードで自由に選択できる接続で、需要の変動、支障移転、

移動などによる心線間の切替えに容易に対応できる。

なお、OITDA/TP11/BW:2012は、JIS TS C 0017

の有効期限切れに伴い同規格を受け継いで光産業技術振興協会(OITDA)が技

術資料として策定、公表しているものである。

①相互 ②コネクタ ③融着 ④変換 ⑤交差

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

(3)JIS X 5150:2016では、図に示す水平配線の設計において、インタ

ーコネクト-TOモデル、クラスEのチャネルの場合、機器コード及びワークエリアコ

ードの長さの総和が14メートルのとき、固定水平ケーブルの最大長は( ウ )メー

トルとなる。ただし、使用温度は20℃、コードの挿入損失[dB/m]は、水平ケーブル

の挿入損失[dB/m]に対して50パーセント増とする。

①80.0 ②81.5 ③83.0 ④84.5 ⑤86.0

(4)光コネクタのうち、テーブル心線相互の接続に用いられる( エ )コネクタは、

専用のコネクタかん合ピン及び専用のコネクタクリップを使用して接続する光コネ

クタであり、コネクタの脱着には脱着用工具を使用する。

①MT(Mechanically Transferable splicing) ②MPO(Multifiber Push-On)

③FC(Fiber Connector) ④FA(Field Assembly)

⑤DS(Optical fiber connector for Digital System equipment)

(5)ANSI/TIA/EIA-568-B又は568-A規格の情報配線システム工

事完了時の試験に使用される、一般に、フィールド試験器といわれる専用の機器に

ついて述べた次の記述のうち、誤っているものは、( オ )である。

第10問 次の各文章の( )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選ら

①カテゴリ5ケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅡに適合したフィール

ド試験器を用いることが推奨されている。

②カテゴリ5e ケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅡe に適合したフィ

ールド試験器を用いることが推奨されている。

③カテゴリ6ケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅢに適合したフィール

ド試験器を用いることが推奨されている。

④カテゴリ6e ケーブル用の試験と認証には、測定確度レベルⅢe に適合したフィ

ールド試験器を用いることが推奨されている。

びその番号を記せ。

(1)JIS X 5150:2004の規定では、平衡配線の性能測定における3dB

/4dBルールといわれる判定方法について述べた二つの記述は、( ア )。

A 挿入損失の測定結果が3.0dBとなる周波数範囲の反射減衰量に関する特性に

ついて、その周波数範囲の部分での反射減衰量の測定値は参考するとされている。

B 挿入損失の測定結果が4.0dBとなる周波数範囲の近端漏和減衰量に関する特

性について、その周波数範囲の部分での近端漏和減衰量の測定値は参考するとさ

れている。

(2)ANSI/TIA/EIA-568規格における以下の情報配線システムフィール

ドテスト結果の判断について、間違っているものは( イ )である。

①測定結果Aは完全不合格である。

②測定結果Bは完全合格である。

③測定結果Cは、測定結果は合格であるが、不合格の可能性がある。

④測定結果Dは、測定結果は合格であるが、不合格の可能性がある。

(3)職場における安全活動などについて述べた次の二つの記述は、( ウ )。

A 職場の潜在的な危険性又は有害性を見つけ出し、これを除去または低減する手法は、

リスクアセスメントといわれ、一般に危険性または有害性についてそれぞれ見積も

られたリスクが全て除去されるまで対策を繰り返し実施されなければならないとさ

れている。

B 1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300

件のヒヤリハットがあるという経験則はハインリッヒの法則といわれ、事故を防ぐ

ためには、ヒヤリハットの段階で対処することが必要であることを示唆している。

(4)JIS Z 9021:1998シューハート管理図に基づく工程管理などにつ

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない

いて述べた次の記述は、( エ )。

A シューハート管理図には、基本的に計量値管理図と計数値管理図の二つのタイプ

があり、計量値管理図では、分布の位置を管理するための管理図とばらつきを管

理するための管理図が対として用いられる。

B シューハート管理図において、一般に、打点された特性値が、中心線の上側にあ

る場合は、特に対策を必要とせず、中心線の下側にある場合は特性値が中心線の

上側になるように、速やかに対策をとる必要がある。

(5)図に示すアローダイヤグラムについて述べた次の記述のうち、間違っているもの

は( オ )である。

①クリティカルパスの所要日数は 32日である。

②結合点(イベント)番号 3における最遅結合点時刻(日数)は、10日である。

③結合点(イベント)番号 5における最早結合点時刻(日数)は、16日である。

④作業 Fが 1日伸びても、工期には影響しない。

⑤作業 Cのフリーフロートは、1日である。

①Aのみ正しい ②Bのみ正しい ③AもBも正しい ④AもBも正しくない