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This is a free sample of Audience issue "December 2013" Download full version from: Apple App Store: https://itunes.apple.com/us/app/id1036707972?mt=8&at=1l3v4mh Google Play Store: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.com.ph2c.audience Magazine Description: Audienceは、北海道の月刊音楽ライブ情報誌です。 ジャズ、クラシック、ラテン、シャンソン、ブルース、フォーク、ロック、、、ジャンルを問わず大人のLIVE MUSICにターゲットを絞り、地元ライブ店のスケジュールはもちろん、注目のホールコンサート、ジャズフェス、フリーコンサートやセッション情報、また独自のミュージシャン・インタビューやコラム、ライブスポットマップ、ディスク・レビュー等々、新鮮でリアルな情報満載のLIVE MUSIC HANDBOOKです。 You can build your own iPad and Android app at http://presspadapp.com
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札幌のライブハウス情報が満載!
発行人/泉 功一郎 発行/有限会社 札幌ビレッジボイス 〒060-0052
札幌市中央区南2条東6丁目2-1 A
-1002TEL:011-596-9045
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svv.jp お電話でのお問合せは、平日10:
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(月刊)オーディエンス 毎月28日
発行
monthly A
udience Vol.125 Decem
ber 2013
takeFREEAudienceはフリーペーパー
2013
12 DECEMBER No.125
冬のあなたは Angel eyes.ぼくの気持ちはStraight, No Chaser.
特集札幌からディーヴァ・至高の歌姫へMIZUHO
皆様に支えられて今年もAudienceは 1 年を終えることが出来ました。
また新たな年にたくさんの人、物そして音楽と出会えます様に…。
皆様、良いお年をお迎えください。
1
INDEX
FREE
for YOU
Sapporo Live Music Today -DECEMBER. 2013-
MIZUHO…………………………………………………………1MonthlyPickUp……………………………………………………2MonthlyPickUp……………………………………………………3ライブ・スケジュール………………………………………………4ライブ・スケジュール………………………………………………5ライブ・スケジュール………………………………………………6ライブ・スケジュール………………………………………………7ライブ・スケジュール………………………………………………8ライブ・スケジュール………………………………………………9セッション情報…………………………………………………10ミュージシャンスケジュール………………………………………10ルーツ・ミュージック/アイルランド音楽の扉……………………11REAL TOPICS…………………………………………………………12
201312
~DECEMBER~
人生 色々ですね音楽も…ピンチはチャンス、ピンチの時こそ自分のテーマソング 探したくなります。
今年もお世話になりました。
まさか紙ナプキンの端にメモされたMIZUHOの6文字が、大事件に発展するとは思ってもみなかったのです。 2008年、私は久しぶりに、峰厚介(sax)、向井滋春(tb)、タイガー大越(tp)の3枚のアルバムを同時に制作する機会を得、レコーディングの合間に彼らとレストランでボーカルの話になりました。トリオレコードに在籍していた私は、ベティ・カーター、アニタ・オデイ、ディディ・ブリッジウォーター等のアルバムを制作、日本では酒井俊を世に送り出した経験から、ボーカルの新作が出るといろいろ聴いています。何気なくタイガーに、ボーカルはどう?と聞いたところ「素晴らしいボーカルと仕事をしたよ」と答えが返ってきました。 誰?「”MIZUHO”という歌手、日本人で札幌に住んでいる。」えー知らないなあ、とレストランの紙ナプキンにその名前を書き留めたのでした。早速ネットで調べ取り寄せ、タイガー大越とコラボレーションしたアルバム、「翼」を一聴したときの驚きは今でも思い出されます。
凛とした透明な美しい声、カラフルで繊細、自由自在な表現力に完全にノックアウトされました。自主制作盤の「翼」は、すでに発売済みでしたが、Rats Pack Recordsが快く全国発売を引き受けてくれ、ジャズ雑誌も好評のレビューを掲載したことでMIZUHOの名がジャズ・ファンに知られる第一歩となったのです。 続くタイガーとの2作目は「Stars and a Moon」。”MIZUHOというボーカリストは、実にすばらしい!ースイングジャーナル”、”濃厚なJAZZボーカル・アルバム。すばらしいの一語に尽きる。ージャズライフ” と論評され、このアルバムにより国内でのMIZUHOの評価は確立されたと言って良いでしょう。 3作目は、ジャズの父デューク・エリントンの作品集「Dear DUKE」。ここではタイガーが絶妙なアレンジを施しています。何とタイガーとMIZUHO二人で合計8声の多重録音で、世にも美しいハーモニーを醸し出している空前絶後の作品です。このアルバムでMIZUHOは世界への扉を開きました。世界の論客に意見を聞いたところ、『もう一度聴きたくなるだろう。ースタンリー・カウエル(pf)/ラトガース大学教授』『とても刺激を受けた!ーラズウェル・ラッド(tb)』『100年後の2112年でも素晴らしい音楽で在り続けるに違いない。ーウェイン・ゼイド/米国の著名なジャズ評論家=元ウェストミンスター大学英米文学科教授』『この優れた新作で彼女は多くのファンを獲得するはず。MIZUHOは米国でももっと知られて然るべき。ーラリー・アッペルバウム/米国の著名なジャズ評論家=米国国会図書館上級音楽職員』との感想を得たのです。 昨年は横濱ジャズプロムナードに招待され、NHKで中継を伴ったライブを披露し好評を得、今年は関内ホールで大入りのお客様のもとコンサートを開催しました。また、サッポロシティジャズでは、MIZUHOがかねてより主催している“母と子のためのコンサート”が取り上げられ、大通公園の特設会場で開催し注目を集めました。 そして来春、新作アルバムのレコ̶ディング、発売が決定しました。題材は、アメリカ音楽の偉大な父とも言えるジョージ・ガーシュインの作品集(サマータイム、ラプソディー・イン・ブルー他全9曲を予定)。タイガー大越によるアレンジで、ギタートリオをベースに、ボストン・ポップス・オーケストラからヴァイオリン、ヴィオラの弦楽四重奏を配し、ゲスト・アーティストには、6回もグラミー賞を受賞しているヴィブラフォーン奏者のゲイリー・バートンを迎えます。 私自身、トリオレコード時代に、ゲイリー・バートンとチック・コリアのデュエットのアルバムを担当していて、MIZUHOを聴いた瞬間からいつか二人の共演を実現できたらと、温めていました。 彼にMIZUHOの「Dear DUKE」を聴いてもらったところ、「素晴らしいシンガーだ!」と称賛をいただき、自ら進んで参加したいとの意向を受けました。タイガー大越の絶妙なアレンジによる美しいストリングスをバックに、共にクリスタルな音色で我々を魅了するMIZUHOとゲイリー・バートンの夢の共演は、ジャズ・シーンに大きな話題を提供する事でしょう。 今、新しいジャズの歴史に足を踏み入れようとしていることに、私自身、わくわくしています。
MIZUHO札幌からディーヴァ・至高の歌姫へ
原田 和男(元トリオレコード制作担当 鎌倉市在住)
2013 年 横浜ジャズプロムナード (Photo by K.Harad)