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オートデスク株式会社
技術営業本部シミュレーション スペシャリスト 宮﨑 寿
全国横断！Moldflow Roadshow
AUTODESK MOLDFLOW 最新バージョンのご紹介
金属からプラスチックへ
圧縮成形:SMC (Sheet Moldign Compound)BMC (Bulk Molding Compound)
連続繊維強化複合材料(RTM)
熱可塑性樹脂ハイブリッドオーバーモールド
短／長繊維強化プラスチック
発泡成形(Mucell, 化学発泡 コアバック)
自動車分野適用トレンド（軽量化）
粉末射出成形(金属射出成形（MIM), セラミック射出成形（CIM))
外観品質
複合オーバーモールディング
コンフォーマル冷却
コンシューマ製品分野適用トレンド
マイクロニードル
液状シリコーンゴム(LRS)
マイクロフルイディスクポリマーチップ
抗菌表面処理
医療製品分野適用トレンド
微小流体を取り扱う技術
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MOLDFLOW 2017 新機能紹介ソルバー強化（新成形プロセス対応等）
MuCell 及び 化学発泡成形に対応
金型を開く前に充填／保圧を完了
金型を開くことによりは気泡核生成の引き金となる
開いた部分の内部圧力の急激な低下により気泡の核生成と成長が起こる
外観品質の改善
マイクロセルラー射出成形 コアバック対応 Insight Ultimate
コアバック解析の為の新オプション “コアバックを含む(マイクロセルラー)"
コアバック解析の為のデータ入力 (距離, 速度と方向)
コアバック金型開は保圧終了からスタート
マイクロセルラー射出成形 コアバック対応 Insight Ultimate
3Dのみ
メッシュモデルは金型を開く前のキャビティ
“圧縮要素 (3D)” 要素を使用
マイクロセルラー射出成形 コアバック対応 Insight Ultimate
発泡を促進するための金型開を定義
マイクロセルラー射出成形 コアバック対応 Insight Ultimate
気泡半径結果
成形品質量：同じ容積で通常成形とMuCell＋コアバックで比較
マイクロセルラー射出成形 コアバック対応 Insight Ultimate
通常成形（389.6ｇ） MuCell＋コアバック（310.3ｇ）
20%軽量化
バレル内の化学反応で、溶融樹脂中に気泡を生成 化学発泡剤(CBA)の新オプション
新インプットデータ “CBAの重量％” （樹脂内の化学発泡剤の重量）
“重量による CBA の発泡ガス変換 %”
（化学発泡剤の反応から生成された発泡ガスの重量）
化学発泡剤マイクロセルラー射出成形 Insight Ultimate
発泡ガスを生み出す化学反応はバレル内で完全に完了したと仮定
発泡ガス生成に関する反応で作られるどんな副産物も無視する
3D、DualDomain、midplaneで対応可能
化学発泡剤マイクロセルラー射出成形 Insight Ultimate
気泡半径結果
炭酸水素ナトリウム（重曹） 二酸化炭素
炭酸ナトリウム 水
ガスアシスト成形で冷却解析が可能に
ガスコアを考慮した冷却解析
Cool (FEM) 初期フロー（ガス）の分析は、
ガスコアを決定するために行われます
熱伝導ソルバー又は、各繰り返しで流動解析時の成形品温度
ガスアシスト成形 FEM冷却解析対応 Insight Ultimate
マイクロセルラー射出成形＋誘導加熱ヒート＆クール解析が可能
全てのマイクロセルラー射出成形解析に対応（MuCell／化学発泡）
コアバック対応
誘導加熱 マイクロセルラー射出成形サポート Insight Ultimate
誘導加熱 マイクロセルラー射出成形サポート Insight Ultimate
繊維配向テンソル割り当てが全方向で可能 Ver.2016まではXYZ軸にならう方向にのみに設定を制限
３D圧縮成形 初期計量への繊維配向テンソル割り当てInsight Ultimate
初期計量
圧縮成形品
45°
Y方向配向
X方向配向
Y方向配向 X方向配向 45°
繊維配向テンソル
３D圧縮成形 初期計量への繊維配向テンソル割り当てInsight Ultimate
2/12
45°
Y方向配向
X方向配向
2/12
6/12
6/12 11/12
11/12
反り解析可能
機械的特性が登録されていない材料データは入力が必要
熱可塑性成形－熱硬化性樹脂インサート熱硬化性成形－熱可塑性樹脂インサート Insight Standard
熱硬化性樹脂
熱可塑性樹脂
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応Insight Standard
Insight 2016までは冷却解析未対応
金型回転を考慮した冷却解析
３Dメッシュのみ対応
Insight Standard
ケーススタディ
1st. Shot：透明ポリカーボネート
2nd.Shot：黒色ABS
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
それぞれの要素に属性を与えます
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
固定金型 固定冷却管
＋
回転金型
1st. Shot 成形品／ランナー（回転）
回転冷却管
1st. Shot 成形品／ランナー（固定）
２nd. Shot 成形品／ランナー（固定）
充填パターン
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
1st.Shot 充填パターン（固定要素に表示） 2nd.Shot 充填パターン 再溶融領域
温度、成形品(非定常)
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
温度、金型(非定常)
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
温度、金型(非定常) サイクルタイム内のコア温度履歴
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
反り解析結果
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
改善案
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
温度、金型(非定常) 改善後
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
反り解析結果 改善後
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
反り解析結果 改善前／後 比較
２ショットオーバーモールディング成形 FEM冷却解析対応
改善前 改善後
メッシュ集約使用での反り要因解析が可能
反り解析時間の短縮
３D反り要因解析 集約メッシュ
イメージ
2016 2017
複雑な配向・異なる物性を持つ複合材などに対応 3D 充填, 保圧, 反り
弾性熱膨張
任意のローカル材料特性を記述するために使用
インサート／コアのための異方性材料の特性
2016では直行異方性物性に対応
インサート／コアのための異方性材料の特性
2016 2017
機能拡張: ヒート＆クール
1.[急速加熱冷却回路の流量]
2. [急速加熱冷却回路の密度]
3.[蒸気品質]
DOE ／ パラメトリックスタディ解析
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MOLDFLOW 2017 新機能紹介メッシュ機能強化
肉厚方向の要素数の既定値が、6 から 10 に変更
サーフェス上に内部ノードがない場合に、エッジ付近のサーフェス メッシュを細分化
厚肉領域でのメッシュ生成が向上し、生成速度は古いメッシャーよりも約 30% 高速
新しいアドバンシング レイヤー 3D メッシュ
操作性向上 メッシュ密度のグループを定義
グループハイライト
新ローカルメッシュ密度割り当て
選択された面
様々なエンティティを柔軟に選択可能
複数選択可能
アドバンスメッシュ編集ツール新選択ツール
平面上の三角エレメント
同一エッジ上のノード
同一シート上のノード
同一シート上の三角エレメント（曲面）
同一シート上のテトラエレメント
アドバンスメッシュ編集ツール新選択ツール
同一シート上のノード 同一エッジ上のノード
アドバンスメッシュ編集ツール新選択ツール
同一シート上のテトラエレメント 同一シート上の三角エレメント（曲面）
寸法や肉厚をダイレクトに編集可能 変更に伴い近隣メッシュを伸縮
アドバンスメッシュ編集ツールオフセット
既存メッシュからの押し出し形状作成
アドバンスメッシュ編集ツール押し出し
指定平面でメッシュモデルをカット（カット面のメッシュ編集） 使用例：ハーフモデルでメッシュ編集後、ミラーコピーで対称メッシュモデル化
アドバンスメッシュ編集ツールプレーンカット
カット面のメッシュを編集
カット面をメッシュで埋める
穴の周りのエレメントをハイライト
欠落したメッシュの再現性を向上
アドバンスメッシュ編集ツール穴をうめる
ハウジング上 材質：PA66 G15％
肉厚３mm
変形は 3mm 以内
（相手側ハウジング下との勘合）
ブロワモーターハウジング
ゲート案検討ゲート位置案＋自動作成冷却管＋自動成形条件で反りを評価
ブロワモーターハウジング
A 案 B 案 C 案
反り結果倍率 ３ 倍
ブロワモーターハウジング
A 案 B 案 C 案
反り量 5.1㎜ 反り量 4.2㎜ 反り量 5.2㎜
全て許容値外
B 案反り要因倍率 ３ 倍
ブロワモーターハウジング
全要因 冷却差要因
収縮差要因 配向差要因
B 案反り要因倍率 ３ 倍
ブロワモーターハウジング
全要因 4.2㎜ 冷却差要因 1.5㎜
収縮差要因 1.5㎜ 配向差要因 1.2㎜
B 案反り対策案検討 冷却差対策
ブロワモーターハウジング
コア側冷却を強化
温度差 2℃温度差 63℃
B 案反り対策案検討 収縮差対策
ブロワモーターハウジング
B 案反り対策案検討 収縮差対策
ブロワモーターハウジングアドバンスメッシュツールによる形状変更
内倒れを防ぐ剛性を成形品に与える
B 案 反り対策前／後 比較 反り変形量 ３ 倍表示
ブロワモーターハウジング
対策前反り 4.2㎜ 対策後反り 2.1㎜
許容値内
対策後反り 1.8㎜
新たな課題 軽量化 肉厚を ３㎜ から 2.5㎜ へ 従来は肉厚 3㎜、肉厚 2.5㎜ で品質は確立できるのか？
ブロワモーターハウジング
許容値内
アドバンスメッシュツールで肉厚変更
Moldflow の活用により 形状変更をともなう品質向上に迅速に対応
反り量 50％ 減
迅速な軽量化の実現性確認
14％（56ｇ）の軽量化
総生産数 30 万 材料費 500 円／kg として 840 万円の効果
ブロワモーターハウジング まとめ
肉厚 3㎜ 397ｇ 肉厚 2.5㎜ 341ｇ
キャビティ重量結果
キャビティ重量結果
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MOLDFLOW 2017 新機能紹介解析結果表示
レジェンドバー（凡例）の移動と大きさ変更
全てのロックウィンドウで切断平面をシンクロ操作
切断平面の移動もシンクロ操作可能
切断平面のビューロック
樹脂通過量結果は、注射ノード（複数可）に直接接続された各ビーム要素（ランナーシステム）を通過した材料の総体積を示す。
3D Flowの新プロット
Midplane と DDでは既に対応済み
樹脂通過量 結果３D
連続２色成形やインサート成形などのオーバーモールド成形で再溶融した可能性がある場所を表示 2016までは境界面表示、2017では再溶融領域そのものの表示
再溶融領域成形品インサート
2016 2017
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MOLDFLOW 2017 新機能紹介材料データベース
熱可塑性樹脂データベースへの変更グレードの総数: 9265
2016 SP3 リリース以降
追加されたグレード: 356
修正されたグレード: 127
削除されたグレード: 751
特定の pvT データを持つグレード: 6334
長繊維の長さデータを持つグレード: 149
特定の結晶形態データを持つグレード: 23
既定の収縮特性データを持つグレード: 2860
結晶化 – 残留応力データを持つグレード: 21
結晶化 – 残留歪データを持つグレード: 22
RSC ファイバー: 残留応力データを持つグレード: 1716
RSC ファイバー: 残留歪データを持つグレード: 1585
結晶化 RSC ファイバー – 残留応力データを持つグレード: 13
結晶化 RSC ファイバー – 残留歪データを持つグレード: 14
応力/歪データを持つグレード: 1
マイクロセルラー データを持つグレード: 2
材料データベース変更
熱硬化性材料データベースへの変更
メーカーの総数: 50
2016 SP3 リリース以降
グレードの総数: 210
2016 SP3 リリース以降
追加されたグレード: 14
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