Automobile Aircraft Factory Life Railway Pedestrian ...外形寸法（mm）着座高 878〜889 肩ピボット高さ 505〜521 尻ー膝 579〜605 膝ピボット高さ 485〜501

Aircraft Factory

Automobile

RailwayLife

ConstructionPedestrian

Motorcycle

JASTI 2020 Catalog_J.indd 2 2019/09/24 11:10:27

●企業理念　　　　････････････････････････････････････････････････････････ 03

● JASTI 製品群･･････････････････････････････････････････････････････････ 04

● JASTI ダミー製品の特長････････････････････････････････････････････････ 06

●人体ダミー　　　

　　前面衝突試験用ダミー Hybrid-III ････････････････････････････････････････ 08

　　THOR 50th ダミー･･･････････････････････････････････････････････････ 10

　　Q3 ダミー････････････････････････････････････････････････････････････ 11

　　側面衝突試験用ダミー･･････････････････････････････････････････････････ 12

　　歩行者保護性能試験用ダミー････････････････････････････････････････････ 14

　　FAA ダミー･･･････････････････････････････････････････････････････････ 14

●頭部インパクター････････････････････････････････････････････････････････ 15

●脚部インパクター････････････････････････････････････････････････････････ 16

●新製品　････････････････････････････････････････････････････････････ 17

●ダミー校正試験機器･･････････････････････････････････････････････････････ 18

Contents

2


Corporate Identity

行動方針

品質方針　自動車衝突安全試験を通じて社会に貢献する

人体ダミー製造目標

JASTI その確かな歩み

人体ダミーの歴史。それは JASTI が歩んだ確かな道のりでもあります。

1. No.1 より ONLY1 を目指す

2. お客様の立場に立った企業活動を行う

3. 力量を向上させ継続的品質改善に努める

1. 計測器としての人体ダミー　( ダミーの個体差を低減し、性能レベルの安定性を管理 )

2. 繰り返し性　( ダミーの繰り返し信頼性を維持 )

3. 再現性のある人体ダミー

企業理念

1970 1975 1980 1985 1990 1995 2005 2010 2015 20192000

Dummy Manufacture History

Humanoid Systems

First Technology Safety Systems

Denton ATD

Alderson Research Labs

Yoshi Ozawa

FT Holding Honeywell

Applled Safety Tech.Co.,

Yoshi Ozawa

JASTI

JASTI UTAMA

JASTI 中国

JASTI 香港

JASTI Europe

JASTI USA

Humanetics Innovative Solutions

Vector Research

UTAMA Engineering

GESAC

BridgepointCapital

GoldenGateCapital

理　念

自分だけがよければ良いという「利己」の心を捨て、例え自らが犠牲になろうとも他

の人を助けるという「利他」の心。相手を思いやり、冷静に周囲を見回して手をさし

のべる。私たち JASTI は、社員一人ひとりが、「利他」の心を胸に、世の中のお役に

立てる仕事を通じ、皆様と共に歩みを進めています。

3


Hybrid-III 5th PercentileMale Pedestrian Dummy

PedestrianDummy

人体ダミー　集合作成.pdf 1 2019/09/13 15:04

世界の自動車産業を支援する JASTI の最先端安全技術

4


Hybrid-III 5th PercentileMale Pedestrian Dummy

PedestrianDummy

人体ダミー　集合作成.pdf 1 2019/09/13 15:04

世界の自動車産業を支援する JASTI の最先端安全技術

5


JASTI ダミー製品の優れた特長

■ ゴム製品の特長

6

■ モールド製品の安全性JASTI のモールド製品は製造開始以来、可塑剤としてはDOP以外の安全性の高いDINA、DINPを使用しておりましたが、欧州環境アセスメント要求（RoHS2）により、これらの可塑剤もフタル酸を含むことによる発癌性が懸念されるため、2015年よりフタル酸フリーの新たな可塑剤に変更いたしました。これにより JASTI 製の塩ビ製品はさらに安全性に優れた製品となっております。

ダミーには高い生体忠実度が要求されるため、屈曲・伸張等の特性を用いた多くのゴム製品が使用されております。JASTI は図面情報をベースに、LumbarSpine、NoddingBlock、KneeFleshInsert 等で硬度別の部品を提供しております。ダミーの校正試験ではこれら硬度別部品の組み合わせによる調整・校正等が可能ですので、ぜひお試し、お問い合わせください。

■ ダンピング素材

●リブ単体試験

製品の特長

※これらの内容は ISO/TC22/SC12/WG5等で発表されておりますので、詳しくは弊社のURL://www.jasti.co.jp/を参照ください。

JASTI は、従来型と同等性能の新しいダンピング材を独自開発しました。リブ鉄材とこの新しいダンピング材の組み合わせにより、胸部変位は Low/HighSpeedImpact　Certificationの発行が可能となりました。

6


7

● Lumbar Spine

● 首試験微調整

● 膝試験微調整

■ 硬度別ゴム部品の提供

LumbarSpineはゴム材をベースに、人体の腰椎の役割を果たしており、変形することにより胸部衝撃力を吸収します。LumbarSpine の性能には、単に表皮硬度のみならず、繰り返し性、復元性、耐久性等が求められます。特にHybrid-III50thMale は表面硬度、5thFemale は Torso 曲げ試験が要求されており、胸部変位はダミーの基本構成要素部品である ChestJacket、RibAssembly、および LumbarSpine が大きく関与してその特性が制限されます。そのため各部品の精度はいうまでもなく、個々の構成部品の精度と信頼性を高めることでダミーの信頼性が担保されます。このため各種試験を独自に実施して、常に信頼性、耐久性、再現性を追求しております。

法規図面では硬度 40-50（ショア A）が要求されておりますが、JASTI では中間値である硬度45の KneeFleshInsert を標準として提供しております。性能確認試験時に要求衝撃力が得られない場合には、KneeFlesh Insertの硬度を変えることにより調整が可能です。JASTI ではLow、Middle、High の３種類のKneeFleshInsert を提供しておりますので、膝衝撃試験で要求値を満たすことができない場合には、異なる硬度のKneeFleshInsert をお試しすることを推奨いたします。

●信頼性の高い LumbarSpine ●LumbarSpine 試験

●硬度別首試験微調整用ゴム部品ラインナップ

●接着強度復元性試験

80

Low Middle High

82 85 87 90

P r o d u c t F e a t u r e s

7


外形寸法（mm）着座高 878 〜 889肩ピボット高さ 505 〜 521尻ー膝 579 〜 605膝ピボット高さ 485 〜 501肩幅 421 〜 437後頭部ー背面板 40 〜 46着座面ー足裏 429 〜 455

重　　量（kg）頭部 4.536 ± 0.045首部 1.542 ± 0.045上部胴体 17.191 ± 0.136下部胴体 23.042 ± 0.136上　　腕　　（片腕） 1.996 ± 0.090下腕及び手（片腕） 2.268 ± 0.090大　腿　部（片足） 5.987 ± 0.090下肢及び足（片足） 5.443 ± 0.136総重量 77.700 ± 1.180


重　　量（kg）頭部 3.730 ± 0.05首部 0.910 ± 0.09上部胴体 12.020 ± 0.14下部胴体 13.250 ± 0.14上　腕　（片腕） 1.180 ± 0.05下　腕　（片腕） 0.900 ± 0.05手　　　　（片腕） 0.280 ± 0.05大腿部（片足） 3.130 ± 0.09下肢 3.270 ± 0.05

足 0.790 ± 0.05総重量 49.050 ± 0.91

THOR 50 NHTSA EuroNCAP

Spine Box All 3 degteeth

Set at 9 , 0,-9,-12deg

Lower Leg FIOR LXoriginal Hybrid-III 50th

Hybrid-III 50M , 5F Dummy

USA (NHTSA) EuroNCAP

Head Head drop Same

Neck Neck Bent/Extension Same

Thorax High/(Low Speed)

High / Low Speed

Pelvis Femur Flexion Same

Knee Slider Friction Ball Bearing(High / Low)

Foot Compression Impact

Hybrid-III 50th Percentile Male Dummy Hybrid-III 5th Percentile Female Dummyダミー仕様

前面衝突試験用ダミー

人体ダミー

● Hybrid-III 50th Percentile Male Dummy ● Hybrid-III 5th Percentile Female Dummy前面衝突試験用人体ダミー　成人男性 / 成人女性　CFR 49 PART572 , EuroNCAPJASTI 製 Hybrid- Ⅲ 50M および 5F ダミーは NHTSA（National Highway Traffic Safety Administration：米国高速道路交通安全協会）の規格 [CFR 49 Part572 Subpart E 及び O] にて定められた前面衝突試験用人体ダミーで、国内同等法規TRIAS（Traffic Safety and Nuisance Research Institute's Automobile Type Approval Test Standard：新型自動車の試験方法）に全て準拠して製造されております。また法規基準を満たしていることを証明する各種校正試験も、トレーサビリティを有する社内試験設備にて実施しております。各部品に関しましても全て法規図面通りに製作されておりますので、他社製人体ダミーとも互換性を持っております。

8



外形寸法（mm）着座高 546.1肩ピボット高さ 315.0尻ー膝 292.4膝ピボット高さ 249.2肩幅 244.1後頭部ー背面板 53.3着座面ー足裏 226.1

重　　量（kg）頭部 4.94 ± 0.05首部 1.68 ± 0.05上部胴体 22.32 ± 0.36下部胴体 30.30 ± 0.36上　腕（片腕） 2.81 ± 0.05下腕及び手（片腕） 2.06 ± 0.05大腿部（片足） 8.21 ± 0.09下肢及び足 5.75 ± 0.09総重量 101.24 ± 1.63

重　　量（kg）頭部 2.72首部 0.79上部胴体 7.00上腕（片腕） 0.44下腕（片腕） 0.46大腿部（片足） 1.01下　肢（片足） 0.61足（片足） 0.31総重量 16.17

Hybrid-III 95th Percentile Large Male Dummy

Hybrid-III 3Year Old Dummy

● Hybrid-III 95th Percentile Large Male Dummy前面衝突試験用人体ダミー　大型成人男性 Hybrid-III 95LM ダミーは、Hybrid-III 5F ダミーが開発されたのと同時期の 1989年に、Hybrid-III 50M ダミーと同等の人間工学上の特性を保持したままスケールアップさせるという基本設計でプロトタイプが開発されました。外形寸法および重心位置については実測数値に基づいたもので、生体力学的特性は50M を基本としております。Pelvis については 50M とは異なった形状となっておりますが、これは Sled 試験における沈み込みを回避するために、独自のデザインが採用されております。1997 年に SAE、NHTSA が中心となり、ダミーの性能向上と計測機器としての最適化を図る目的で改良が加えられ、基本設計が出来上がりました。今日では 95LM ダミーは主にシートベルトの安全性試験およびバラストダミーとしてシートの強度試験等に広く使用されております。

● Hybrid-III 3 Year Old Child Dummy前面衝突試験用人体ダミー　3 才児Hybrid-III 3YO ダミーは、1992 年に SAE バイオメカニックス委員会と、NHTSA の協力で開発されたものです。このダミーは着座および立位両方で正面衝突に適応できるよう設計されました。その後 1997 年に、アウトオブポジションでのエアバック損傷評価ができるようにアップグレードされました。外形寸法と重量は子供の人体寸法の調査に基づいております。頭部はファイバーグラスの頭骨を塩ビで覆った構造で作られております。首部はゴムの成型で作られ、人間と同じように伸張と屈曲します。胸部は鉄製の脊髄と、緩衝材付きバネ鋼の肋骨で構成され、胸部変位計が取り付けられます。また胸部表皮はナイロンメッシュで強化されたウレタン成型品で、腰部はアルミ製溶接部とゴム成型品で作られ、6 軸荷重計を腰椎と腰の間に取り付けることができます。下肢はウレタンの中に鉄およびアルミ製の骨を鋳込み、成型しております。


Anthropomorphic Test Device Dummy

9


外形寸法（mm）

Seated height L1 906 ± 13

Hip pivot height L2 116 ± 5

Hip pivot to seat back L3 153 ± 13

Thigh clearance L4 183 ± 9

Knee pivot to bottom of foot L5 505 ± 7

Knee pivot to hip pivot L6 413 ± 9

Knee centerline to knee centerline5 L7 253 ± 5

Head back to seat back L8 91 ± 1.180

Rib 3 depth L9 226 ± 9

Rib 7 depth L10 229 ± 9

Shoulder-Elbow length L11 391 ± 7

Width across arms L12 461 ± 9

Waist width L13 331 ± 7

Back of elbow to wrist pivot L14 291 ± 9

Wrist pivot to tip of middle finger L15 165 ± 9

重　　量（kg）

Head Assembly 3.88 〜 4.28

Neck Assembly 2.66 〜 2.94

Lower Torso Assembly 14.39 〜 15.85

Lower Arm Assembly (including hands), (left & right) 2.69 〜 2.97

Upper Leg Assembly, (left & right) 5.37 〜 5.91

Lower Leg Assembly, (left & right) 4.74 〜 5.22

Instrument Ground Straps, (4) M6 SHCS, (8) M6 FHCS 0.03 〜 0.09

Upper Torso 24.85 〜 26.25

Neck Foam and Skin Assembly 0.16 〜 0.19

Front/Rear Panel Assembly, Jacket 1.67 〜 1.85

Thermal Pants 0.21 〜 0.27

Total Weight 73.45


概　　　要

THOR50ダミーは、人体と同等の特性をより広く評価可能にして安全性を向上させるべく、次世代の前面衝突試験用人体ダミーとして1980年代よりNHTSA主導でWashingtonDCの GESAC社にて開発されてきました。1996年に初期のモデルが製作され、その後、評価はNHTSA、GESAC社、Virginia 大学にて実施されました。いくつかの重要な問題点は、首の剥がれ、SpineBox 固定部の強度、Pelvis 表皮亀裂などの耐久性でした。引き続き開発を進めながら更なる特性改善も合わせて行われてきました。2016年 8月および11月にNHTSAがこれらの主要な問題点をリストとしてまとめました。JASTIはこれらの改善提案に基づきTHOR50の開発製造に取り組んで参りました。

THOR 50th Dummy

● NHTSA ● EURO NCAP

人体ダミー

● THOR 50th Percentile Male Dummy

10


外形寸法（mm）Seating height 544

Shoulder height (sitting) 329

Stature 985

Chest depth 142

Shoulder width (maximum) 259

Hip width (sitting) 200

Back of buttocks to front knee 305

Back of buttocks to popliteus, sitting 253

重　　量（kg）

Head & Neck 3.17

Torso (incl. suit) 6.40

Upper arms 0.75

Lower arms 0.73

Upper legs 2.00

Lower legs 1.54

Total Weight 14.60

Q3 ダミー

2013年、Reg.129　Phase.1IntegralCRS(ChildRestraintsthathavebeltsystemintheseat)にてQ0、Q1、Q1.5、Q3、およびQ6の使用が決められました。


Q3 Dummy

● Q3 Dummy

11


外形寸法（mm）着座高 900 〜 918

着座面 − 肩中心 558 〜 572

尻ー膝 597 〜 615

胸 / 腕　幅 322 〜 332

肩幅 461 〜 479

腹　幅 273 〜 287

着座面ー足裏 433 〜 451

重　　量（kg）頭部 4.0 ± 0.20

首部 1.0 ± 0.05

上部胴体 22.4 ± 1.00

片腕 1.3 ± 0.10

腹部 5.0 ± 0.25

片脚 12.7 ± 0.60

腰部 12.0 ± 0.60

総重量 72.4 ± 1.20

重　　量（kg）頭部 4.0 ± 0.20

首部 1.0 ± 0.05

上部胴体 22.4 ± 1.00

片腕 1.3 ± 0.10

腹部 5.0 ± 0.25

片脚 12.7 ± 0.60

腰部 12.0 ± 0.60

総重量 72.4 ± 1.20


着座面 − 肩中心 558 〜 572

尻ー膝 597 〜 615

胸 / 腕　幅 322 〜 332

肩幅 461 〜 479

腹　幅 273 〜 287

着座面ー足裏 433 〜 451


着座面 − 肩中心 437 〜 453

尻ー膝 514 〜 540

胸囲 851 〜 881

肩幅 341 〜 357

腹囲 761 〜 791

着座面ー足裏 343 〜 369

重　　量（kg）頭部 3.70 ± 0.05

首部 0.91 ± 0.09

上部胴体 11.11 ± 0.20

下部胴体 12.52 ± 0.18

片腕 0.91 ± 0.05

大腿部（片足） 3.13 ± 0.09

下　　肢（片足） 3.27 ± 0.09

足　　　　（片足） 0.79 ± 0.05

ジャケット 0.59 ± 0.07

総重量 44.12 ± 1.09

ES-2 Side Impact Dummy ES-2re Side Impact Dummy SID-IIs Side Impact Dummy

人体ダミー

● ES-2/ES-2re/SID-IIs　Side Impact Dummy

側面衝突試験用ダミー

JASTI 製 ES-2/ES-2re および SID-IIs ダミーは、米国規格(CFR49Part572SubpartU および V）に基づき米国認証試験（FMVSS214）、米国自動車アセスメント（USNCAP）に全て準拠して製造されております。これらの法規基準を満たしていることを証明する各種校正試験も、トレーサビリティーを有する社内試験設備にて実施しております。各部品に関しましても全て法規図面通りに製作されておりますので、他社製人体ダミーとも互換性を持っております。

● EURO NCAP 　 ES-2

● US NCAP 　 ES-2re

● SID-IIs

12


外形寸法（mm）着座高 869 ± 30

尻ー膝 670 ± 30

胸 / 腕幅 468 ± 30

腕長 330 ± 30

腹幅 324 ± 30

膝ー足裏 588 ± 30

重　　量（kg）頭部 4.29 ± 0.05

首部 2.86 ± 0.02

上部胴体 20.56 ± 0.35

片腕 1.77 ± 0.09

下部胴体 17.76 ± 0.20

大腿部（片足） 6.71 ± 0.30

下肢部（片足） 5.09 ± 0.13

スーツ 1.54 ± 0.10

総重量 73.91 ± 1.02

WorldSID 50th Percentile Male Dummy


● WorldSID 50th Percentile Male Side Impact Dummy W50-00000

側面衝突試験用ダミー

WorldSID の開発は1997年に ISO/TC22/SC12/WG5により開始され、米、欧、日各国企業体の出資により、2004年 3月に基本構造・デザインが完了、決定されました。しかしそのバージョンは変更を重ね、今日に至るまで最終スペックの確認と合意が得られておりません。この要因は、要求されるコリドーに対する各構成部品の物性が、人間工学上の物性を十分に満していないためで、今日でも改良が重ねられております。WorldSID に期待されるのは、繰り返し性、再現性、耐久性、精確性です。JASTI は ISOの公式図面に基づき、ISO15830の要求事項を満たすべく、かつRoHS2も考慮した製品開発を進めて参りました。Shoulder、Thorax、Abdomenの変位測定用SPIRALTrack®（国際特許：米・欧・印・中・韓・台・日の7ヶ国で取得）の採用で、多くの懸案事項を克服しました。

13


Anthropomorphic Test Device Dummy人体ダミー

● Pedestrian Dummy

● FAA H-III 50th Dummy / FAA H-III 95th Dummy

● ES-2(re) Side Impact Dummy　 Linear Position Transducer

● H-III 50M、5F、95LM Dummy Chest Rotary Potentiometer

● SPIRAL Track ®● Knee Potentiometer & String

● SID-IIs Side Impact Dummy 1/2" Potentiometer

改造型ダミー

FAA ダミー

Sensor、Transducer、 Potentiometer

Pedestrian Dummy は Hybrid-III 5F、50M、95LM を立ち姿勢に改良したダミーで、Pelvis、 Lumbar Spine、Knee Slider の一部を組み替えて構成されています。Hybrid-III ダミーをベースにしておりますので、従来通り生体忠実度に優れた挙動を再現することが可能で、Hybrid-III と同様にセンサーを組み込み、各種の障害値を測定できる人体ダミーです。その用途は歩行者障害値測定の他にも、オートバイ乗員試験、列車内乗員試験、転落評価試験、災害時における衝撃試験、さらに様々な製品の耐久性評価など幅広く利用することができます。従来の一般女性 5F、成人男性 5M、50M に加えて、新たに大型成人男性 95LM がラインナップに加わり、大型成人男性を想定した大きな瞬間負荷が想定される耐久性評価試験にも利用することが可能です。4 タイプともに Hybrid-III からの組み替え用 Kit Parts も準備しておりますので、お気軽にご相談ください。

［A］Hybrid-III 5th Percentile Female Pedestrian Dummy［B］Hybrid-III 5th Percentile Male Pedestrian Dummy［C］Hybrid-III 50th Percentile Male Pedestrian Dummy［D］Hybrid-III 95th Percentile Large Male Pedestrian Dummy

［A］［B］［C］［D］

FAA ダミーは Hybrid- Ⅲ 50th Percentile Male Dummy をベースに、米国連邦航空局（Federal Aviation Administration) の航空機事故対策における航空機の座席評価目的のために開発されたダミーです。 Hybrid-III 50th Percentile Male Dummy との主な違いは、Jacket、 Lower Torso、 Abdominal Insert、Femur and Upper Leg Bone 等があり、総重量、着座高は Hybrid-III 50th Percentile Male Dummy とは異なる仕様になっております。

FAA H-III 50th Dummy　　総重量：74.4kg 着座高：90.7cmFAA H-III 95th Dummy　　総重量：101.2kg 着座高：93.5cm

※この FAA ダミーは CFR 14 Part 23.562, 25.562, 27.562, 29.562 により規格化されております。

歩行者保護性能試験用人体ダミー

航空機座席評価試験用人体ダミー

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RegulatorHeadform Impactor頭部インパクター

● ISO Type（国内法規準拠）

頭部インパクター歩行者保護試験用頭部インパクターは JASTI と JARI/JAMAで共同開発され、後に ISOにて承認され、各国のNCAP等自動車認証試験の「歩行者保護性能試験」にて使用される人体の頭部を模したダミーです。主には自動車のボンネットやフロントガラスに射出衝突させ、その際の衝撃値GやHIC（HeadInjuryCriteria：頭部傷害値）を計測します。これにより自動車対歩行者の事故の際の頭部傷害値を測定することができます。また自動車事故の他に、公園施設等の遊具マットの安全評価にも使用されております。

※欧州法規に準拠した EC Type もございます。

4.5kg Comp AdultISO-A-CS

4.5kg Skin ISO-A-S

4.5kg Skull ISO-A-C

4.5kg Adult Skull BIA Type ISO-A-C-BIA

4.5kg,3.5kg Skin ISO-AC-S

(Adult Child common)

Free Motion Headform Impactor Mitigation Headform Impactor

3.5kg Child Comp ISO-C-CS

3.5kg Child SkinISO-C-S

3.5kg Child Skull ISO-C-C

3.5kg Child Skull BIA Type ISO-C-C-BIA

● ISO Adult 4.5kg

● FMVSS201

● ISO Child 3.5kg

● FMVSS226

15


外形寸法［ flesh なし］　（mm）

Leg Length 982.0

Femur Length to Knee Joint 433.0

Tibia Length to Knee Joint 495.0

Knee Width 118.0

Leg Width 84.0

Knee Depth 108.0

Leg Depth 90.0

Femur Length from Top of Knee Assembly 339.0

Tibia Length from Bottom of Knee Assembly 404.0

Pedestrian Legform Impactor脚部インパクター

● Flex PLI - GTR

脚部インパクター

歩行者と自動車の衝突事故で脚部が重傷となる割合が高いことから、2002年に歩行者脚部保護基準がUNECEWP29/GRSPより発表され、2009年にはフレキシブル衝撃子モデルが JAMA/JARI の提案を受けて世界統一基準 (GTR) に盛り込まれました。提案の理由としては、リジッドなインパクターよりもより生体忠実度が高く、適切な脚部障害判定が行えるためとしたものでした。FlexTEG 等の評価を受けた FlexiblePedestrianLegformImpactor（FlexPLI-GTR）の仕様決定に伴い、JASTI では最終スペックモデルの開発製造を2013年以降行ってまいりました。2015年末、海外・国内におけるプロトタイプの評価完了に伴い、2016年より製造・販売する運びとなりました。

膝関節部はアルミの削り出しによるKneeBlock で構成され、上下を12本のスプリングワイヤーで接合して、４個の変位計で膝関節の伸び変位量も併せて測定します。大腿骨・脛骨の曲げモーメント、膝部の変位量データの集積を容易とするために、データ集積機能を膝部内部に装着可能な構造となっており、取り扱いの自由度に優れた製品です。

Flex PLI-GTR

Femur & Bone Core / Strain Gage

Knee Block

Tibia FemurKnee Pendulum

Flex PLI-GTR 校正試験本品は、校正試験に合格すべく改良を重ねました。その時の様子をご参照ください。

16


RegulatorNew Product新製品

新製品

● H-III 5th Chest Jacket Harmonization J2921 JAN2013/11/08

● H-III 50M/5F/95LM Zippered Lower Leg Flesh

● Ball Baring Knee Slider

2011 年 11 月の Harmonization Task Group の提言を受け、チェストジャケットは NHTSA( 米国高速道路交通安全協会 ) の図面に準拠したものが採用されることが再確認されました。JASTI はこの合意に基づき、他社との互換性を図るために、NHTSA 図面に従いながら従来品に改良・改善を加え、2013 年より新たなモールドでのチェストジャケットの製造を開始いたしました。これに伴い、従来品との差別化を図るために、表皮に JASTI のロゴを鋳込み、識別可能としております。写真のチェストジャケットは 5F のものですが、50M においても同様の識別マーク（ロゴ）を鋳込んでおります。

● H-III 50th Ankle Bumper For Non Metal Contact (J2949)

● H-III 50M/5F/95LM Velcro Joined Lower Leg Flesh

現状の Ankle Bumper は Ankle Lower Shell に取り付けられていますが、Ball Ankle Shaft と Lower Shell にメタルコンタクトが発生して、ノイズの原因となっておりました。この発生ノイズを防ぐために、Ankle Bumper と Ankle Lower Shell 一体型の Ankle Bumper を提供しています。米国 IIHS では現在この一体型 Ankle Bumper が標準仕様となっております。

Hybrid-III 50th Male Dummy と 5th Female Dummy の標準仕様では Friction Knee Slider が装着されておりますが、Ball Bearing Knee Sliderが新たに開発されましたので、50M、 5F 共に市場ニーズに対応可能です。

H-III 5Fダミー用

その他の製品

保管用椅子キャスター・アジャスター付き

Euro NCAP

H-III 50Mダミー用

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ダミー校正試験機器

頭部落下試験

胸部特性試験

首特性試験（屈曲 / 伸長）

膝部特性試験

人体ダミー頭部はアルミの骨部と塩ビの表皮部で構成されております。ダミー額部分の衝撃値について人体忠実度を計測するための試験です。頭部重心に 3 軸（x,y,z）の加速度計を取り付け、鉄板に自由落下させたときの合成加速度ならびに HIC（Head Injury Criteria）が規準を満たしていることを確認します。

人体ダミー首部は数枚のアルミディスクとその間のゴム、中心を通るワイヤーで構成されております。その蛇腹状の首の前後方向の挙動について人体忠実度を計測するための試験です。頭部に 6 分力ロードセル、首部上下に変位計を取り付け、振り子の先に取り付けて一定の減速度でアルミハニカムに衝突させたときのモーメント、回転角、速度が規準を満たしていることを確認します。

人体ダミー胸部はダンピング（防振）材を貼り合わせた金属製の肋骨、塩ビとウレタンの表皮部で構成されております。ダミー胸部中心の衝撃値について生体忠実度を計測するための試験です。胸部に変位計、プルーブ（衝撃子）に加速度計を取り付けて衝突させたときの胸部変位、衝撃値、ヒステリシスが規準を満たしていることを確認します。Euro NCAP Low Speed 試験と兼用します。

人体ダミー膝部はアルミ製の骨部、塩ビ製の表皮、ならびにその間に挟まれたゴム部品で構成されております。ダミー膝部中心の衝撃値について生体忠実度を計測するための試験です。加速度計を取り付けたプルーブ（衝撃子）を衝突させたときの衝撃値が規準を満たしていることを確認します。Euro NCAP Low Speed 試験も可能です。

■ 詳細なスペックに関しましてはお問い合わせください。

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Calibration And Certification

Hip Joint 試験 Torso 曲げ試験 Rib Drop 試験

足圧縮試験足裏衝撃試験

人体ダミー臀部はアルミの骨部と塩ビとウレタンの表皮部で構成されております。ダミー股関節の曲がり挙動について人体忠実度を計測するための試験です。関節部に治具を取り付け、一定速度で垂直に持ち上げた時の荷重が規準を満たしていることを確認します。

右の QR コードで、試験動画をご覧いただくことができます。

右の QR コードで、試験動画をご覧いただくことができます。

人体ダミー腰部周りは背骨にあたるゴム部品と腹部内臓にあたる塩ビとウレタンの複合品で構成されております。ダミー腰部の前方向の曲がり挙動について人体忠実度を計測するための試験です。一定速度で前方向に引っ張り、離した時に元の姿勢の角度に戻る速度が規準を満たしていることを確認します。

ES-2(Re) の Rib Module Assembly に衝撃荷重を加えて、リブ変位量（ｍｍ）を測定する試験です。試験機の形状は独自のデザインが採用されていますが、落下荷重（mass）はガイドラインに示された自由落下で、直径 150 ± 1.0mm、重量 7.78 ± 0.01kg の mass を高さ459 ± 5 ｍｍと 815 ± 8 ｍｍより自由落下させて、リブ変位を測定する試験です。THOR50、WorldSID 用 Rib 特性試験にも使用可能です。

Euro NCAP人体ダミー足部は塩ビと踵部に差し込まれた衝撃吸収材で構成されております。ダミー足裏にかかる衝撃値について生体忠実度を計測するための試験です。

US NCAP足裏試験において、Euro NCAPではダミー足裏にかかる力に対する生体忠実度を、衝撃値にて計測することが求められていますが、US NCAP では圧縮力にて計測することが求められています。足圧縮試験ではこの規準を満たしていることを確認します。

JASTI では CFR 49 Part572 で校正試験成績書が要求される全てのダミーおよび部品は校正試験を実施して出荷しております。しかしながら、校正試験成績書と同じ結果が再現できないという問題は市場に数多くあります。また CFR 49 による校正試験基準を満たしたとしても、再現性に差異が発生することが多くの現場で起こっております。この問題を最小化するためには、校正試験設備・データ収録装置・試験ソフトウェア・試験環境・スキル等多くの試験条件の相互の整合性を取る必要があります。ダミー製造メーカーとして、これらの問題（差異）を最小限にするために、ダミーのみならず、校正試験設備の整合性についても豊富な経験がありますので、どんな小さな問題でもお気軽にご相談ください。JASTI はダミー製造メーカーとしてお客様の試験条件整合性に関して支援いたします。

校正試験整合性に関する支援

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Printed Sep.2019-Ver.JP ／ 150


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Automobile Aircraft Factory Life Railway Pedestrian ...外形寸法（mm） 着座高 878〜889 肩ピボット高さ 505〜521 尻ー膝 579〜605 膝ピボット高さ 485〜501

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