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B21 1001 B21 1111 授業科目 法学概論 Introduction to Law〔1H201 教室〕 担当教官 内野 正幸 研究室 人社B302 単位数 2単位 オフィスアワー 授業後のアポ望む 学期曜時限 1学期 水曜5・6時限 授業対象学生 1年次生 授業概要 いうテーマに をおきたい。 授業目標・授業内容・使用教科書 して イメージを感 させる ころにおきたい。 して より をおいて、 にし ら、お する をする ある。 *テキスト 単位取得要件 単位や評価は学期末試験(テキスト・自筆のノート持ち込み可)による。 備考 国際総合学類と共通。社会学類生及び国際総合学類生以外は1年生のみ受講可。 授業科目 憲法Ⅰ Constitutional Law I〔1D201 教室〕 担当教官 内野 正幸 研究室 人社B302 単位数 2単位 オフィスアワー 授業後のアポ望む 学期曜時限 2学期 水曜5・6時限 授業対象学生 1・2年次生 授業概要 を扱う。 授業目標・授業内容・使用教科書 について めて らう ころにおく。 、お に、 ほかに ここ 扱う)、 *テキスト [第3 ]』( 単位取得要件 単位や評価は学期末試験による。 備考 国際総合学類と共通。社会学類生及び国際総合学類生のみ受講可。 -1-

B21 1001 Introduction to Law 〔1 1shakai.tsukuba.ac.jp/old/info-shagaku/syllabus/2002/law.pdfB21 1121 B21 1131 授業科目 憲法Ⅱ (Constitutional Law II) 〔1D201 教室〕

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  • B21 1001

    B21 1111

    授業科目 法学概論 (Introduction to Law) 〔1H201 教室〕

    担当教官 内野 正幸 研究室 人社B302

    単位数 2単位 オフィスアワー 授業後のアポ望む

    学期曜時限 1学期 水曜5・6時限 授業対象学生 1年次生

    授業概要

    “法律と裁判”というテーマに力点をおきたい。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    *授業目標は、社会の切り口のひとつとしての法的な物の見方・考え方や、法のイメージを感得させるところにおきたい。 *授業内容としては、民事法よりも刑事法や公法に重点をおいて、社会問題などを素材にしながら、おもに法律や裁判に関する話をする予定である。 *テキスト未定

    単位取得要件 単位や評価は学期末試験(テキスト・自筆のノート持ち込み可)による。

    備考 国際総合学類と共通。社会学類生及び国際総合学類生以外は1年生のみ受講可。

    授業科目 憲法Ⅰ (Constitutional Law I) 〔1D201 教室〕

    担当教官 内野 正幸 研究室 人社B302

    単位数 2単位 オフィスアワー 授業後のアポ望む

    学期曜時限 2学期 水曜5・6時限 授業対象学生 1・2年次生

    授業概要

    憲法の入門的概説、総論、歴史などを扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    *授業目標は、日本国憲法についての理解を深めてもらうところにおく。 *授業内容は、おもに、憲法の歴史、憲法の基本原理(国民主権や平和のほかに天皇制も便宜上ここで扱う)、人権の総論的部分など。 *テキストは、内野正幸『憲法解釈の論点[第3版]』(日本評論社)

    単位取得要件 単位や評価は学期末試験による。

    備考 国際総合学類と共通。社会学類生及び国際総合学類生のみ受講可。

    -1-

  • B21 1121

    B21 1131

    授業科目 憲法Ⅱ (Constitutional Law II) 〔1D201 教室〕

    担当教官 土屋 英雄 研究室

    単位数 2単位 オフィスアワー 授業当日(予約必要)

    学期曜時限 2学期 火曜4・5時限 授業対象学生 1・2年次生

    授業概要

    人権を扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    授業目標:人権がどのように保障され、侵害され、回復されるかを、具体的事件を通して理解さ せる。 授業内容:精神的人権を詳細に、判例・学説に目配りしながら授業を行うが、平等権、人身の自 由、経済的自由、社会権、国務請求権、参政権、裁判を受ける権利等についても概説 する。 使用教科書:拙書『精神の自由』(出版予定)その他

    単位取得要件 学期末試験(テキスト、ノートの持ち込み可)

    備考

    授業科目 憲法Ⅲ (Constitutional Law III) 〔1D201 教室〕

    担当教官 土屋 英雄 研究室

    単位数 2単位 オフィスアワー 授業当日(予約必要)

    学期曜時限 3学期 火曜4・5時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    統治機構を扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    授業目標:統治機構の理念型と現実型の差異を中心として統治の仕組みを考える。 授業内容:統治機構全般をカバーするが、立法・行政・司法上の現在進行中の諸問題をも取り上 げつつ授業を行う。 使用教科書:追って指定する。

    単位取得要件 学期末試験(テキスト、ノートの持ち込み可)

    備考

    -2-

  • B21 0512

    B21 1141

    授業科目 憲法演習Ⅰ (Seminar on Constitutional Law) 〔1D312 教室〕

    担当教官 土屋 英雄 研究室

    単位数 3単位 オフィスアワー 授業当日(予約必要)

    学期曜時限 1~3学期 火曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    宗教・外国憲法その他の諸テーマを扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    授業目標:信教の自由を比較憲法的に考える演習を行う。 授業内容:日本、アメリカ、中国における信教の自由について、参加者の報告を中心として授業 を進める。報告のテーマについては、各参加者と相談の上で決める。 使用教科書:演習開始日に基本テキストを指定する。

    単位取得要件 授業出席とレポート評価

    備考 政治学専攻と共通

    授業科目 憲法特殊講義 (Special Lecture on Constitutional Law) 〔1D201 教室〕

    担当教官 土屋 英雄 研究室

    単位数 2単位 オフィスアワー 授業当日(予約必要)

    学期曜時限 1学期 火曜4・5時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    憲法分野の中の特定テーマを詳しく講述する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    授業目標:「信教の自由」及び「思想・良心の自由」の日本での歴史的存在構造と憲法的問題構 造についての認識を深める。 授業内容:上記の人権に関わる明治憲法下と日本国憲法下における理論的、現実的な諸問題を素 材として歴史貫通的に講義する。 使用教科書:拙書『自由と忠誠』(仮題)を予定しているが、出版が間に合わない場合は別途検 討する。

    単位取得要件 学期末試験(テキスト、ノートの持ち込み可)

    備考

    -3-

  • B21 1211

    B21 1221

    授業科目 行政法Ⅰ (Administrative Law I) 〔1C310 教室〕

    担当教官 櫻井 敬子 研究室 人社B303

    単位数 2単位 オフィスアワー 木5時限

    学期曜時限 1学期 木曜3・4時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    行政法の基幹的部分を概観する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    行政法の総論部分を扱う。 法律による行政の原理、行政行為論、行政指導、行政計画、行政契約など。 使用教材 芝池義一 行政法総論講義 第4版 有斐閣 参考書 別冊ジュリスト 行政判例百選Ⅰ、Ⅱ(第4版) 六法必携のこと

    単位取得要件 出席を前提として、試験による

    備考

    授業科目 行政法Ⅱ (Administrative Law II) 〔1C210 教室〕

    担当教官 今橋 盛勝 研究室 人社B306

    単位数 2単位 オフィスアワー

    学期曜時限 1、2学期 火曜4時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    行政不服審査法、損失補償法、国家賠償法、行政事件訴訟法を、教科書に則して講義し、判例も検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    使用教科書:原田尚彦『行政法要論』学陽書房

    単位取得要件

    備考 「行政法Ⅰ」を履修していること

    -4-

  • B21 1231

    B21 0532

    授業科目 行政法Ⅲ (Administrative Law III) 〔1C310 教室〕

    担当教官 櫻井 敬子 研究室 人社B303

    単位数 2単位 オフィスアワー 木5時限

    学期曜時限 3学期 木曜3・4時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    行政組織法・公物法・公務員法・地方自治法を扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    中央省庁改革、特殊法人改革、地方分権など最近の改革を踏まえ、行政組織法改正、地方自治法改正を中心に講義する。 行政法Ⅰを履修済みであることが望ましい。 参考書 塩野宏 行政法Ⅲ 第二版 有斐閣

    単位取得要件 出席を前提として、試験による。

    備考 状況により、レポートを課す場合がある。

    授業科目 行政法演習 (Seminar on Administrative Law) 〔1B309 教室〕

    担当教官 櫻井 敬子 研究室 人社B303

    単位数 3単位 オフィスアワー 木5時限

    学期曜時限 1~3学期 木曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    ケーススタディを通じて行政法の基礎理論を学ぶ。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    行政法に関連する今日的テーマについて深く研究する。 意欲があり、積極的な学生に限る。参加者には、年2回以上の報告義務が課されるほか、ゼミ論文を提出しなければならない。 行政法Ⅰを履修済みであること。

    単位取得要件 平常点、ゼミ論文

    備考

    -5-

  • B21 1701

    B21 0542

    授業科目 教育法 (Educational Law) 〔1H101 教室〕

    担当教官 今橋 盛勝 研究室 人社B306

    単位数 2単位 オフィスアワー

    学期曜時限 1・2学期 火曜5時限 授業対象学生 1~3年次生

    授業概要

    教育問題の法的解明

    授業目標・授業内容・使用教科書

    ・教育法について、理論と実態の両面から考察する。生徒の権利と義務、いじめ、校則・懲戒・体罰、生徒・父母・地域の学校参加、教育権論。 ・今橋盛勝『教育法と法社会学』(購入方法は最初の授業の時に指示する。)

    単位取得要件 レポート、試験

    備考

    授業科目 教育法演習 (Seminar on Educational Law) 〔1B409 教室〕

    担当教官 今橋 盛勝 研究室 人社B306

    単位数 3単位 オフィスアワー

    学期曜時限 1~3学期 火曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    教育問題の法的解明と討議

    授業目標・授業内容・使用教科書

    生徒の権利と義務、いじめ、校則・懲戒・体罰、生徒・父母・住民の学校参加に関する比較教育法、法社会学的検討。

    単位取得要件

    備考

    -6-

  • B21 1801

    B21 1901

    授業科目 環境法 (Environmental Law) 〔1D201 教室〕

    担当教官 櫻井 敬子 研究室 人社B303

    単位数 1単位 オフィスアワー 木5時限

    学期曜時限 2学期 木曜3時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    環境問題に対する法律学のとりくみ方について検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    環境法の概要について解説した上で、公共事業と環境の問題など、具体的な事例を法律的な観点から検討する。テーマにより、複数のレポートを提出してもらう予定である。 使用教材 大塚直 環境法概説

    単位取得要件 出席、レポートおよび試験

    備考

    授業科目 租税法 (Tax Law) 〔1D303 教室〕

    担当教官 品川 芳宣 研究室 大塚地区

    単位数 2単位 オフィスアワー

    学期曜時限 1学期 火曜4・5時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    租税法の基礎(納税義務者、租税法律主義、租税回避、租税法の法源と効力、その解釈と適用、租税法の特色等)及び法人税法、所得税法、消費税法の実体規定(課税標準、税額の計算等)を解り易く講義する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    我が国の社会保障費を含めた租税の国民所得に対する負担率は、形式的には約38%であるが巨額な財政赤字と公債残高(約700兆円)を考慮すると、実質的には50%の水準を突破している。このことは、ほとんどの経済取引に税負担が伴うことを意味しており、その負担の実態を知らないと、全うな経済取引が期待し難いことになる。 そこで、本稿では、大学生レベルで理解しておきたい租税の実態を説明し、租税法の基本的な解釈論を説明することとする。例年、法学専攻以外の学生の受講者も多いので、教官の経験(国税庁出身)で生かし、実際社会の中で租税がどのように機能しており、裁判例等を通じて租税法がどのように解釈されているかについて、いわば「生きた税法」を講義したい。

    単位取得要件 出席時間と試験結果を考慮

    備考

    -7-

  • B21 0111

    B21 0121

    授業科目 民法ⅠA (Civil Law IA) 〔1H201 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 1学期 水曜日1・2時限 授業対象学生 1年次生

    授業概要

    民法の全体像を概観する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、まず民法及び民法学の全体像を概観し、民法学の最も基本的な知識を解説すると共に、民法学全体に通ずる感覚を養う。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次のようなものを読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・我妻栄(遠藤浩補訂)『民法案内 1 私法の道しるべ』(全訂第1版、一粒社) ・末弘厳太郎『法学入門』(末弘著作集1、日本評論社) ・林修三『法令用語の常識』(日本評論社) ・弥永真生『法律学習マニュアル』(有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については開講時に説明及び掲

    示する。

    備考

    授業科目 民法ⅠB(Civil Law IB) 〔1D201 教室〕

    担当教官 本澤巳代子 研究室 人社B304

    単位数 2単位 オフィスアワー 水曜日第1限~第4限

    学期曜時限 3学期 木曜1・2時限 授業対象学生 1年次生

    授業概要

    民法総則について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    権利の主体となる「人(自然人、法人)」、客体となる「物」、契約を有効に結ぶための「能力(行為能力)」など、民法総則と呼ばれている分野について概説する。 教科書は特に指定しないが、参考までに次の2冊を読んでみられることをお勧めする。なお、六法を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩ほか編『民法(1)総則』(第4版増補版、有斐閣) ・永田眞三郎ほか『エッセンシャル民法Ⅰ 民法入門・総則』(有斐閣)

    単位取得要件 随時提出してもらうレポートおよび期末試験で評価する。

    備考

    -8-

  • B21 0131

    B21 0141

    授業科目 民法ⅡA (Civil Law IIA) 〔1H201 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 2学期 水曜1・2時限 授業対象学生 1年次生

    授業概要

    契約について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、民法学のいわゆる中心部分である契約法及び契約法学について、基本的な知識を中心に概説する。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次の2冊を読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(5)契約総論』(第4版、有斐閣) ・遠藤浩編『民法(6)契約各論』(第4版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    授業科目 民法ⅡB (Civil Law IIB) 〔1H201 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 3学期 水曜1・2時限 授業対象学生 1・2年次生

    授業概要

    事務管理・不当利得・不法行為について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、民法学の中で「事務管理、不当利得、不法行為」と呼ばれている分野について、条文や判例の解釈と現実の紛争解決との関係を考えてみる。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次の2冊を読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(7)事務管理・不当利得・不法行為』(第4版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅱ債権』(第5版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    -9-

  • B21 0151

    B21 0161

    授業科目 民法ⅢA (Civil Law IIIA) 〔1B208 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 1学期 金曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    債権総論のうち、特に債権者と債務者との関係について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、「債権総論」のうち、主に二当事者間の債権関係、具体的には、債権の目的、 債務者に対する債権の効力、及び債権の消滅について概説する。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次の2冊を読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(4)債権総論』(第4版増補版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅱ債権』(第5版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    授業科目 民法ⅢB (Civil Law IIIB) 〔1B208 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 2学期 金曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    債権総論のうち、当事者が三者以上となる局面について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、「債権総論」のうち、民法ⅢAで扱わなかった部分、すなわち、債権の対外的効力、多数当事者の債権関係、債権譲渡及び債務引受を扱う。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次の2冊を読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(4)債権総論』(第4版増補版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅱ債権』(第4版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    -10-

  • B21 0171

    B21 0191

    授業科目 民法ⅣA (Civil Law IVA) 〔1D204 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 1学期 火曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    物権総論について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、民法学の中で「物権総論」と呼ばれる部分、すなわち、物権に関する一般理論と所有権に関する議論とを中心に概説するほか、不動産に関する現代的な問題点についても触れる。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次のものを読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(2)物権』(第4版、有斐閣) ・遠藤浩編『民法(6)契約各論』(第4版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅰ総則・物権』(第5版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅱ債権』(第4版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    授業科目 民法ⅣB (Civil Law IVB) 〔1B408 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 3学期 金曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    担保物権について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、「担保物権」と呼ばれる分野について、条文及び判例の概説のほか、実務上の問題点をも視野に入れて検討を加える。 教科書は特に指定しないが、何を読んだらよいか見当がつかない場合には、とりあえず次の2冊を読んでみることを勧める。もとより、各人の好みに従って他の本を読むことは全く差し支えない。なお、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩編『民法(3)担保物権』(第4版、有斐閣) ・星野英一ほか編『民法判例百選Ⅰ総則・物権』(第5版、有斐閣)

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については授業時に説明及び掲

    示する。

    備考

    -11-

  • B21 0201

    B21 0211

    授業科目 民法ⅤA (Civil Law VA) 〔1B408 教室〕

    担当教官 本澤巳代子 研究室 人社B304

    単位数 2単位 オフィスアワー 水曜日第1限~第4限

    学期曜時限 2学期 火曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    親族について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    夫婦や親子など民法の親族編について、具体的な紛争事例を用いながら、条文や判例をわかりやすく解説する。 教科書は特に指定しないが、参考書としての次の3冊を利用されることを勧める。なお、六法を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩ほか編『民法(8)親族』(第4版増補版、有斐閣) ・淡路剛久ほか『目で見る民法教材』(第2版増補版、有斐閣) ・久貴忠彦ほか編『家族法判例百選』(第5版、有斐閣)

    単位取得要件 随時提出してもらうレポートを期末試験で評価する。

    備考

    授業科目 民法ⅤB (Civil Law VB) 〔1B408 教室〕

    担当教官 本澤巳代子 研究室 人社B304

    単位数 2単位 オフィスアワー 水曜日第1限~第4限

    学期曜時限 3学期 火曜1・2時限 授業対象学生 2年次生

    授業概要

    相続について概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    人が死亡した場合の財産継承や死後の財産処分に関する遺言など、民法の相続編について、条文や判例をわかりやすく解説する。 教科書は特に指定しないが、参考書として次の3冊を利用されることをお勧めする。なお、六法を講義の際持っていると便利である。 ・遠藤浩ほか編『民法(9)相続』(第4版、有斐閣) ・淡路剛久ほか編『目で見る民法教材』(第2版補訂版、有斐閣) ・久貴忠彦ほか編『家族法判例百選』(第5版、有斐閣)

    単位取得要件 随時提出してもらうレポートおよび期末テストで評価する。

    備考

    -12-

  • B21 0552

    B21 0562

    授業科目 民法演習Ⅰ (Seminar on Civil Law I) 〔1D313 教室〕

    担当教官 本澤巳代子・星野 豊 研究室 人社B304・B402

    単位数 6単位 オフィスアワー各教員の他の科目における記述

    を参照のこと

    学期曜時限 1~3学期 水曜5・6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    民法の基本文献や判例を検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この演習では、講義ではなかなか触れられない民法学の専門知識をやや詳細に検討し、民法学の特徴を考えてみることを目的とする。具体的な進め方としては、多くの演習と同様、各自分担して検討結果を報告してもらった後全員で討論する形式をとるが、その際に、関連資料の調べ方、報告の仕方、議論の仕方等についても、基本的な技術とマナーとを習得していくようこころがけてほしい。素材として使用する判例や論文については、開講時に説明配布する。

    単位取得要件平常点(報告内容や討論の仕方)とレポートとを組み合わせて評価する。詳細について

    は開講時に説明する。

    備考

    授業科目 民法演習Ⅱ (Seminar on Civil Law II) 〔1E509 教室〕

    担当教官 本澤巳代子・星野 豊 研究室 人社B304・B402

    単位数 3単位 オフィスアワー各教員の他の科目における記述

    を参照のこと

    学期曜時限1学期 木曜2時限

    2学期 木曜1・2時限授業対象学生 4年次生

    授業概要

    判例を中心に民法学全体を総合的に検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この演習では、講義ではなかなか触れられない民法学の専門知識をやや詳細に検討し、民法学の特徴を考えてみることを目的とする。具体的な進め方としては、多くの演習と同様、各自分担して検討結果を報告してもらった後全員で討論する形式をとるが、その際に、関連資料の調べ方、報告の仕方、議論の仕方等についても、基本的な技術とマナーとを習得していくようこころがけてほしい。素材として使用する判例や論文については、開講時に説明配布する。

    単位取得要件平常点(報告内容や討論の仕方)とレポート(成果としての判例研究)とを組み合わせて

    評価する。詳細については開講時に説明する。

    備考 民法演習Ⅰを6単位以上、又は、民法各科目を合計16単位以上、履修済みの者

    -13-

  • B21 0221

    B21 0572

    授業科目 信託法 (Trust Law) 〔1D206 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 3学期 木曜1・2時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    信託法に関する問題点を講義。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この講義では、「信託法」と呼ばれる法律及び法分野について、基本的な知識を解説し、理論上及び実務上生じている現代的な問題点を検討する。民法及び商法の知識を前提として講義せざるを得ない部分があるが、できる限りわかりやすく説明するつもりでいるので、柔軟な姿勢で学習してほしい。 教科書は特に指定しないが、参考文献としては次のものがある。 ・四宮和夫『信託法』(新版、有斐閣) なお、信託法の条文は当方で配布するが、民法や商法の制度と対比させるため、六法(小型のもので十分である)を講義の際持っていると便利である。

    単位取得要件筆記試験とレポートとを組み合わせて評価する。詳細については開講時に説明及び掲

    示する。

    備考

    授業科目 信託法演習 (Semiar on Trust Law) 〔1B310 教室〕

    担当教官 星野 豊 研究室 人社B402

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時(※不在のときもある)

    学期曜時限 1~3学期 水曜3時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    信託法に関する問題点についてやや詳細に検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この演習では、信託法に関する内外の論文を中心的な素材として、講義ではなかなか触れられない信託法の専門知識を、母法にまで遡ってやや詳細に検討することを目的とする。 具体的な進め方としては、多くの演習と同様、各自分担して検討結果を報告してもらった後全員で討論する形式をとるが、その際に、関連資料の調べ方、報告の仕方、議論の仕方等についても、基本的な技術とマナーとを習得していくようこころがけてほしい。 素材として使用する判例や論文については、開講時に説明配布する。

    単位取得要件平常点(報告内容や討論の仕方)とレポートとを組み合わせて評価する。詳細について

    は開講時に説明する。

    備考

    -14-

  • B21 0582

    B21 2111

    授業科目 裁判技術論演習 (Seminar on Theory of Trial Tactics) 〔1B308 教室〕

    担当教官 村上正子・星野 豊 研究室 人社B405・B402

    単位数 4単位 オフィスアワー各教員の他の科目における記述

    を参照のこと

    学期曜時限 2・3学期 木曜5・6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    訴訟技術を典型とした紛争解決の法的技術について検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この演習では、実定法学の議論ではともすると忘れられがちな、現実の紛争解決における「事実認定」の重要性、及び事実認定のために用いられる「証拠」の重要性を認識することを目的として、裁判技術論に関する文献を検討する。 具体的な進め方としては、素材となる文献を各自分担して検討結果を報告してもらい、全員で討論する形式をとる。又、裁判技術論の具体的な応用として、特定のテーマ(貸金の取立等)に関する法的な意味を有する文章を作成し、その成果を相互に批評し合うことも考えている。 素材として使用する文献等については、1学期に説明会を開催して周知する。

    単位取得要件平常点(報告内容や討論の仕方)とレポートとを組み合わせて評価する。詳細について

    は開講時に説明する。

    備考

    授業科目 商法Ⅰ (Commercial Law I) 〔1D303 教室〕

    担当教官 萩原 克也 研究室 人社B404

    単位数 3単位 オフィスアワー 水曜日 3・4時限(要事前予約)

    学期曜時限1学期 木曜4・6時限

    2学期 木曜4時限授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    商法総則・商行為法の分野。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    ●商法総則・商行為の分野を中心に講義を行います。 ●企業活動という先端的・技術的な領域に特有な法制度の特色を理解することが目標です。 ●学生時代には何となく遠い存在に思えた「商法」は、ひとたび企業に就職したり、自ら起業したりして活動する上では不可欠の法領域になります。社会に出る前の基礎知識の習得、あるいはより高度な応用能力の確保を目指してもらいたいと思います。 ●基本的には講義形式の授業になりますが、本年度は、次回の授業までに予め調べておくべき内容を告知しますので、学生側も受動的ではなく能動的な受講姿勢で臨んでください。 ●教科書は初回に提示します。

    単位取得要件 期末考査および授業内での小テスト

    備考 授業に支障が出るので、途中退室を禁止します。

    -15-

  • B21 2121

    B21 2131

    授業科目 商法Ⅱ (Commercial Law II) 〔1C404 教室〕

    担当教官 出口 正義 研究室 人社B406

    単位数 3単位 オフィスアワー

    学期曜時限1学期 火曜3時限

    2学期 火曜2・3時限授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    会社法を概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    ・会社法の規制と会社の実際との乖離を対照させながら「生ける会社法」を学習する。 ・会社の概念、会社の統治システム、株式、株主の権利、会社の資金調達、会社の構造変更等を中心に概説する。 ・使用教科書;江頭憲治郎著『株式会社・有限会社法』有斐閣 約5000円

    単位取得要件 定期試験と中間試験で評価。3分の2以上の出席が受験資格。

    備考

    授業科目 商法Ⅲ (Commercial Law III (Negotiable Instrument)) 〔1D309 教室〕

    担当教官 萩原 克也 研究室 人社B404

    単位数 3単位 オフィスアワー 水曜日

    学期曜時限2学期 木曜6時限

    3学期 木曜4・6時限授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    手形法・小切手法を対象とする。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    ●手形や小切手といった有価証券に特有な法理の理解を目標とします。 ●決済のオンライン化が進行していますが、実社会における手形・小切手の需要と重要性には依然として大きなものがあります。新聞紙上に毎日のように掲載される企業の倒産…そこを読めば「不渡り手形」の文字を見ることができるでしょう。企業にとって、手形による決済がいかに大切な事務処理であるのかが解ります。会社に就職したりベンチャー・ビジネスを立ち上げたりした場合でも、手形や小切手と無縁でいることはあり得ません。手形に関する知識がなければ、詐欺や事故に遭遇する危険性が常に存在しているのです。 ●実務上の有用性とは別に、有価証券に特有な法理を理解することは、法律の持つ技術的側面を理解したり、解釈上の論理一貫性を習得するといった理論面でのトレーニングにも最適であると言えます。さまざまな利益衡量を余儀なくされて、自分なりの解釈の立場を打ち立てることが難しい民法の分野に比較して、有価証券は優れて技術的であるだけに明快な結論を導きやすいのです。 ●基本的には講義形式の授業になりますが、本年度は、次回の授業までに予め調べておくべき内容を告知しますので、学生側も受動的ではなく能動的な受講姿勢で臨んでください。 ●教科書は初回に提示します。

    単位取得要件 期末考査および授業内での小テスト

    備考 授業に支障が出るので、途中退室を禁止します。

    -16-

  • B21 0592

    B21 2201

    授業科目 商法演習 (Seminar on Transportation Law) 〔1C404 教室〕

    担当教官 出口正義、萩原克也 研究室 人社B406、B404

    単位数 3単位 オフィスアワー

    学期曜時限 1~3学期 火曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    商法のケース等の研究を行なう。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    リーガル・マインドの会得を目標とする。 ・最近の商法(会社法)の改正動向をフォローする。一般に最近の改正は欧州型から米国型への転換といわれるが、その意味を具体的改正事項の理解を通して批判的に検討する。 ・生命保険・傷害保険契約に関するモラル・リスクの判例研究を行う。特に自殺免責(商法680条1項1号)を緩和している約款条項の問題と短期・集中的に多数の保険契約を締結したケースにおける他保険契約の告知・通知義務違反による契約解除の問題を中心に研究する。

    単位取得要件 ゼミへの出席、報告、レポートを総合的に評価して行う。

    備考

    授業科目 保険業法 (Regulation of Insurance Business) 〔1D206 教室〕

    担当教官 出口 正義 研究室 人社B406

    単位数 1単位 オフィスアワー

    学期曜時限 3学期 火曜3時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    保険業法の目的を中心に概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    ・いわゆる「業法」とは何かについて、保険業法を素材に学習する。 ・保険業の公共性、事業の健全性確保のための規制、保険募集の公正確保のための規制等を中心に概説する。 ・使用教科書;山下友信・竹濱 修・州崎博史・山本哲生著『保険法』有斐閣

    単位取得要件 定期試験で評価。3分の2以上の出席が受験資格。

    備考

    -17-

  • B21 0311

    B21 0321

    授業科目 刑法Ⅰ (Criminal Law I) 〔月曜3時限:1H101 教室〕〔火曜5時限:1C210 教室〕

    担当教官 寺崎 嘉博 研究室 人社B301

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 1学期 月曜3時限 2学期 月曜3時限火曜5時限

    授業対象学生 1年次生

    授業概要

    刑法の総論分野を概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    <授業目標> 刑法総論の講義を通じ、犯罪とは何か、刑罰とは何かという理解を深める <授業内容> 1.犯罪とは何か、国家が刑罰を科すことができる根拠はなにか、について論じ、応報刑論と教育刑論とをわかりやすく講義する 2.行為論にはじまり、構成要件・違法・責任の三分説にのっとり概説する 3.構成要件該当性・違法性・有責性のそれぞれにつき詳しく論じる 4.共犯について、共犯とは何か、共犯と身分、共犯と錯誤などを論じる 5.刑罰について、刑罰の種類、刑罰の適用について、などを論じる <参考文献> 開講時に指示する なお、授業で挙げる判例を読むのには、 西田典之ほか編『判例刑法総論』(有斐閣)を推薦する

    単位取得要件 定期試験の平均点が60点以上であれば、単位を与える

    備考

    授業科目 刑法Ⅱ (Criminal Law II) 〔火曜3時限:1D204 教室〕〔金曜2時限:1D201 教室〕

    担当教官 鎮目 征樹 研究室

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 1学期 火曜3時限 2学期 火曜3時限・金曜2時限

    授業対象学生 2年次生

    授業概要

    本講義においては、刑法各論、すなわち刑法典各則を中心とした各犯罪類型の個別的成立要件についての概説を行う。講義の進行予定、教科書・参考文献等については、シラバスを参照されたい。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    〈授業目標〉刑法各論の講義を通じ、刑法が規定する各犯罪について、その処罰の根拠となる法益侵害の内実と、その犯罪固有の構造についての理解を深める。 〈授業内容〉いわゆる刑法各論について講義を行う。刑法典各則(77~264条)に規定された各犯罪類型の個別的成立要件の検討が中心となるが、若干の周辺的な犯罪にも論及する。一見すると複雑で抽象的な刑法理論が、いかなる具体的な問題状況を想定しているのかを理解しやすくするために、「生きた法」としての判例の事案を題材としたわかりやすい講義を行うよう努めたい。 講義はいわゆる個人法益に対する罪から、生命に対する罪、身体に対する罪、自由に対する罪、秘密・名誉に対する罪、信用および業務に対する罪、財産に対する罪の順序で行い、さらに、時間的に可能な範囲内で、社会・国家法益に対する罪のうち、とくに重要な偽造罪や賄賂罪についての解説も行う予定である。 〈教科書等〉教科書としては、西田典之『刑法各論〔第2版〕』(弘文堂)を、教材としては、西田典之・山口厚・佐伯仁志編著『判例刑法各論〔増補版〕』(有斐閣)を使用する。 参考文献:山口厚『問題探究 刑法各論』(有斐閣) 西田典之・山口厚編『刑法の争点〔第3版〕』(有斐閣) その他の参考文献については、講義のなかで適宜紹介する。

    単位取得要件 定期試験の平均点が60点以上であれば、単位を与える。

    備考

    -18-

  • B21 0331

    B21 0602

    授業科目 刑事訴訟法 (Criminal Procedure) 〔1E106 教室〕

    担当教官 寺崎 嘉博 研究室 人社B301

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限1学期 火曜4・5時限

    2学期 火曜4時限授業対象学生 3年次生

    授業概要

    捜査、公訴、公判、刑の執行の刑事手続の流れにそって、刑事訴訟法を実践的に概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    <授業目標> 刑事手続の流れに沿って、刑事訴訟法を体系的に説明し、受講生諸君に、理解してもらう <授業内容> 捜査の端緒(職務質問、交通検問など)から始まり、捜査(強制捜査に関する諸問題、接見交通など)、公訴提起(公訴権濫用論など)、公判(訴訟対象論、公判の裁判、証拠法など)、上訴、非常救済手続、と手続の流れに沿って進む。 <教科書> 寺崎嘉博ほか『≪有斐閣アルマ≫刑事訴訟法』(有斐閣) <参考書> 三井誠/井上正仁編『判例教材 刑事訴訟法』(東京大学出版会)

    単位取得要件 定期試験の平均点が60点以上であれば、単位を与える

    備考

    授業科目 刑法演習 (Seminar: Criminal Law) 〔1D310 教室〕

    担当教官 鎮目 征樹 研究室

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 1~3学期 木曜6時限 授業対象学生 社会学類 2・3・4年次生

    授業概要

    刑法総論・各論における重要な問題点を選び、判例・学説を素材としながら、解釈論的検討を加える。問題ごとに報告者を決め、その報告をもとに全員で議論・検討する。各参加者には少なくとも一回の報告を求める。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    〈授業目標〉刑法総論・各論における諸問題の検討を通じて、刑法解釈論についての理解を深める。 〈授業内容〉刑法総論・各論における諸問題の中からテーマを選び、近時の判例・学説を素材としながら、解釈論的検討を加える。検討の対象とすべきテーマについては、その重要性、参加者の希望等を考慮しつつ、開講時に決定する。その上で、参加者全員に少なくとも一つの報告テーマを割り当てる。 毎回、その日の検討テーマを割り当てられた報告者が、問題の所在、学説・判例の状況(当然ながら論文・判例評釈・判例集等に直接あたり調べることが必要である)、私見をまとめ整理して報告する。なお、報告の際には、参加者の理解を助けるために、ジュメの作成・配布を求める。 その上で、報告をもとに参加者全員で議論・検討を行う。報告者以外の者も、事前に予習をした上で、積極的に議論に参加することが求められる。 〈教材・参考文献等〉予習の際、参加者全員に読んでもらいたい重要な文献については、適宜指示する。

    単位取得要件 原則として平常点による。

    備考

    -19-

  • B21 0612

    B21 2711

    授業科目 刑事訴訟法演習 (Seminar: Criminal Procedure) 〔1B410 教室〕

    担当教官 寺崎 嘉博 研究室 人社B301

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 1~3学期 火曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    刑訴法の判例を通じて刑訴法の理解を深める。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    <授業目標> 刑事手続に関する判例研究を通じて、刑事訴訟法の理解を深める。 <授業内容> 開講時および適宜に、報告すべき判例を指定する。毎回、レポーターが、課題判例につき、事実関係、論点、私見をまとめ整理して報告する。 事実関係、論点を整理するにあたっては、必ず判例集(最高裁編集の判例集に限らず、判例時報、判例タイムズなども可)にあたり、論点整理に際しては、必ず論文そのものに当たること。孫引きは不可。ことに人の評釈などを丸写し(盗用)した者に対しては、厳しい態度でのぞむ。 レポーター以外のゼミ生も、各自課題判例を毎回、勉強して来て、議論に参加できるよう準備しておく必要がある。勉強の意欲がない者は、このゼミを希望しないでほしい。 <教材> 『刑事訴訟法判例百選≪第7版≫』(別冊ジュリスト119 有斐閣)を使う予定

    単位取得要件原則として平常点による(無断でゼミを3回以上欠席した場合には、単位を与えない)。

    なお、場合によっては試験を行い、公正に評価して、A~Dの評価を与える。

    備考

    授業科目 民事訴訟法Ⅰ (Civil Procedure I) 〔1C310 教室〕

    担当教官 村上 正子 研究室 人社B405

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 1学期 水曜2・3時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    民事裁判の仕組みについて概説する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    本講義は、民事訴訟法を学ぶ入門として、民事裁判の仕組みを中心に、我が国の司法制度全般についての理解を深めることを目的とする。 私人間の紛争解決システムはどのように構築されるべきなのか、実際の民事裁判はどのように機能し、またどのような役割を果たしているのか、現行の裁判制度にはどのような問題点があるのか等を、様々なデータ―や資料を用いながら考えていく。 教科書は特に指定しない。参考書については講義の際に指示する。

    単位取得要件 筆記試験による。

    備考 平成13年度までの「民事訴訟法」に相当する。

    -20-

  • B21 2721

    B21 0642

    授業科目 民事訴訟法Ⅱ (Civil Procedure II) 〔1B308 教室〕

    担当教官 村上 正子 研究室 人社B405

    単位数 2単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 2・3学期 金曜4時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    民事訴訟法の個別問題を判例に通じて検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    本講義は、民事紛争の解決手続としての民事訴訟(判決手続)について、判決手続の全体像を把握し、民事訴訟法学の基本的な理論体系を理解するとともに、民訴法の個別問題を検討することを目的とする。講義は主に第一審手続を中心とし、具体的な判例を素材とした事例問題の解説も加えながら、実際の手続の流れに即して進めていく予定。 テキストは特に指定しないが、参考書として、上原・池田・山本著「民事訴訟法[第2版]」(有斐閣Sシリーズ)、中野・松浦・鈴木編「新民事訴訟法講義」(有斐閣大学双書)を推薦しておく。

    単位取得要件 学期末試験による。

    備考 民事訴訟法Iもしくは、昨年度まで開講されていた民事訴訟法を履修していること。

    授業科目 国際民事訴訟法演習 (Seminar on International Civil Procedure) 〔1B410 教室〕

    担当教官 村上 正子 研究室 人社B405

    単位数 3単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限2学期 金曜6時限

    3学期 金曜5・6時限授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    国際民事訴訟法の判例を通じて国際的な民事事件の法的処理に関する手続法上の問題を検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    この演習では、国際的な民事事件の法的処理に関して生じる手続法上の諸問題を、判例研究を通じて検討する。それによって、国際民事訴訟法の理解を深めるとともに、判例の読み方や関連資料の調べ方等も身に付けてほしい。 演習の形式等については、開講時に参加者と相談の上で決定する。 同時に開講される国際民事訴訟法の講義を受講することが望ましい。

    単位取得要件 平常点

    備考

    -21-

  • B21 3202

    B21 3301

    授業科目 法哲学演習 (Seminar on Legal Philosophy) 〔1D313 教室〕

    担当教官 内野 正幸 研究室 人文社会学系棟B302

    単位数 3単位 オフィスアワー ゼミ後のアポ望む

    学期曜時限2学期 水曜3時限

    3学期 水曜3・4時限授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    人間学や文化人類学との接点をさぐる。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    上述のテーマに関する本、論文、ビデオなどを利用・参照しながら、法哲学的な議論を深める。 竜ヶ崎市立中央図書館に足を運ぶ予定である。 参加希望者は、9月3日(火)までに、上述のテーマの範囲内で何らかのレポートを提出せよ (内野研究室にドアの下から)。

    単位取得要件 レポートその他

    備考

    授業科目 国際法概論 (Introduction to International Law) 〔2H201 教室〕

    担当教官 河野真理子 研究室 人社B307

    単位数 2単位 オフィスアワー 月:14:00~15:00 水:11:00~12:00

    学期曜時限 2学期 月曜3・5時限 授業対象学生 1年次生

    授業概要

    国際法の基礎理論について講義する。国際法の法的性質や国家の基本的機能に着目しつつ、国際法についての基本的な知識を得ることを目的とする。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    国際法とは何かについて、講義する。国際法上の権利義務の主張のためにはその根拠となる国際法規則の存在の証明が不可欠である。しかし、国際法においては、その特性上、国際法規則の認定に様々な問題がある。講義ではできるだけ具体的な事例に即しつつ、国際法規則の認定の用件とその問題点を検討する。 授業には、『条約集』(有斐閣)、またはI. Brownlie, Basic Documents in International Law (Oxford)、またはP.-M. Dupuy, Grands Textes de droit international public (Dalloz)を必携のこと。 なお、教科書は特に指定しないが、以下のものを参考書として指定しておく。 山本草二『国際法』(新版)(有斐閣、1994年) 田畑茂二郎他編集代表『判例国際法』(東信堂、2000年) 山本草二他編『別冊ジュリスト国際法判例百選』(有斐閣、2001年) M.N. Show, International Law (Grotius) D.J. Harris, Cases and Materials on International Law (Sweet & Maxwell)

    単位取得要件 講義の出席状況と学期末試験の結果の合計によって評価する

    備考 国際総合学類と共通

    -22-

  • B21 3311

    B21 3361

    授業科目 国際法Ⅰ (International Law I) 〔3A202 教室〕

    担当教官 河野真理子 研究室 人社B307

    単位数 2単位 オフィスアワー 月:14:00~15:00 水:11:00~12:00

    学期曜時限 3学期 月曜3・5時限 授業対象学生 2~4年次生

    授業概要

    国際裁判は今日国際社会における紛争の平和的解決方法の一つとして重要な役割を果たしている。こうした国際裁判に関する法的問題点を具体的な事例を取り上げつつ検討する。受講者には国際法概論が履修済であることを望む。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    国際法概論の内容を受けて、国際法の規律を受ける客体について講義する。 最初に、古典的な国際法主体としての国家を取り上げ、その成立から消滅までの過程に関わる国際法規則を概観する。その後、国家が国際法のもとでどのような権限と機能を有するかについて論ずる。また、国際組織や個人という新たな国際社会のアクターについてもその国際法上の地位を検討したいと考えている。 講義には、『国際条約集』(有斐閣)、またはI. Brownlie (Ed.), Basic Documents in International Law (Oxford)、またはP.-M. Dupuy, Grands textes de droit international public (Dalloz)のいずれかを必携のこと。 特に教科書等は指定しないが、国際法概論に示した図書を参考書としてする。

    単位取得要件国際法概論を履修済みのものに限定する。また、成績は出席状況と学期末試験の結

    果を合計による。

    備考 国際総合学類と共通

    授業科目 国際民事訴訟法 (International Civil Procedure) 〔1B308 教室〕

    担当教官 村上 正子 研究室 人社B405

    単位数 1単位 オフィスアワー

    学期曜時限 2学期 金曜5時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    国際的な民事事件の法的処理に関する手続的な諸問題を、国際的規模での手続的正義の貫徹、国境を越えた権利保護の観点から検討する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    本講義は、国際的な民事事件の法的処理に関する手続的な諸問題についての理解を深めることを目的とする。いずれの国で裁判を行うべきか(国際裁判管轄)、国境を越えた送達、複数国で同一事件についての訴訟が係属した場合の処理(国際訴訟競合)、国際的な民事事件での証拠の収集、外国の裁判所で下された判決の内国における効力(外国判決の承認・執行)、裁判外での紛争解決方法(国際商事仲裁)、国際倒産といった、国際民事訴訟法上の諸問題を、具体的事例の解決を通して考察する。 教科書・参考書は講義の際に指定する。

    単位取得要件 筆記試験による。

    備考

    -23-

  • B21 0672

    B21 0722

    授業科目 国際法演習Ⅰ (Seminar in International Law I) 〔1B410 教室〕

    担当教官 河野真理子 研究室 人社B307

    単位数 3単位 オフィスアワー月:14:00~15:00

    水:11:00~12:00

    学期曜時限 1~3学期 月曜6時限 授業対象学生 3・4年次生

    授業概要

    国際法に関する欧文文献の講読とそれに基づいた討議を行う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    国際法に関する欧文文献の購読とそれに基づいた討議を行うことで、国際問題を国際法の側面から議論する手法を学ぶことを目的とする。 1、2学期は基本的な教科書を購読し、3学期はその知識に基づいて、国際司法裁判所の判決を購読する予定である。 テキストはマスターコピーを教官が準備する。 また、授業には『国際条約集』(有斐閣)を必携のこと。

    単位取得要件 国際法概論を履修済みであることが参加の条件である。成績は平常点で評価する。

    備考

    授業科目 法律外書講読Ⅱ(英語) (Reading foreign law material II) 〔1C404 教室〕

    担当教官 内野 正幸 研究室 人社B302

    単位数 1単位 オフィスアワー 授業後のアポ望む

    学期曜時限 1学期 水曜3時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    Lawsに関する文献などを扱う。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    初回に英検準1級なみにリスニング書き取り(およびその和訳)の試験を行う。合格者のみ受講を認める。 日常会話よりも学問的議論のための英語を重視する。 毎回のように小テストを行う予定。プリントもいろいろ配布。

    単位取得要件 おもに平常点による。

    備考

    -24-

  • B21 0732

    授業科目 法律外書講読Ⅲ(英語) (Reading Legal Documents III) 〔1C210 教室〕

    担当教官 村上 正子 研究室 人社B405

    単位数 1単位 オフィスアワー 随時

    学期曜時限 3学期 木曜3時限 授業対象学生 2・3年次生

    授業概要

    民事訴訟法または司法制度についての文献を講読する。

    授業目標・授業内容・使用教科書

    裁判(司法制度)に関する英語の文献の講読及び映画鑑賞等を通じて、裁判に関する理解を深めることを目的とする。 昨年度は、米国の司法制度の抱える問題に関する英語の文献を講読し、我が国の司法制度との比較をしたり、米国の著名な最高裁判例を素材に、裁判及び裁判所の果たす役割を考察したり、裁判に関する映画を通して、民事裁判における証拠の収集や弁護士倫理のあり方について考えてもらった。今年度も概ね同様の方法により、司法制度についての理解を深めてもらいたいと考えている。使用する教材等詳細については最初の講義で指示する。

    単位取得要件 平常点

    備考

    -25-