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IBM Power Systems © 2010 IBM Corporation BAOをはじめましょう! DB2 Web Query 最新活用法のご紹介 日本アイ・ビー・エム株式会社 Power Systems テクニカル・セールス IBM i を感じる定例セミナー 2010

BAOをはじめましょう! DB2 Web Query 最新活用法のご紹介

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BAOをはじめましょう!DB2 Web Query 最新活用法のご紹介

日本アイ・ビー・エム株式会社

Power Systems テクニカル・セールス

IBM i を感じる定例セミナー 2010 夏

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本日のご紹介内容

1. DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query の基本デモ

2. BAOが注目される背景とその目的企業における情報活用の課題

BAO(Business Analytics & Optimization)の目的IBM i でのBAO 実現に向けて

3. 新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

参考資料DB2 Web Query

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1. DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query って・・・

Query/400 のWeb 版でしょ?

Excel 出力ができるって聞いたよ

グラフも作成できるらしいね

もちろん全て正解です。

まずは基本的な機能をご覧ください。

基本デモでのDB Web Query のご紹介

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DB2 Web Queryシステム構成例

IBM Power Systems

ユーザーインターフェース

ブラウザ

メール

ポータルサイト

Excel

HTML

Excel形式

レポート出力形式

対象DB

- DB2 for i- SQLサーバーPDF形式

物理ファイル

パラメーター付レポートの作成・閲覧 機能

既存Query定義の読込

多次元分析(OLAP)

グラフの作成・閲覧

オフライン環境での分析

ダッシュボード

DB2 Web Query が提供する機能DB2 Web Query が、IBM i に蓄積されたデータの山をビジネスに活かすチャンスに変えます!

追加オプション

レポート・ブローカー

SDK

スプレッドシート・クライアント

NEW!!NEW!!

アクティブ・レポート

OLAP+デベロッパー・ワークベンチ

デベロッパー・ワークベンチ

SQLサーバー・アダプター

NEW!!NEW!!

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既存のQuery定義をWeb化で有効活用

Query for System iDB2 Web Query1分かからず

Webブラウザーから参照可能に

基本機能

既存のQuery定義がブラウザーから参照可能、更に編集させることも可能

24x80の文字制限なしにIBM i のデータを表示ブラウザーのみでOKPCOMMが不要

更にタイトルや

パラメータを選択

させるなどの編集OK

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Query定義を様々な出力形式のレポートに加工IBM i のデータをブラウザーから閲覧可能に、PDF形式やExcel形式でも出力可能!

HTMLPDF

Excelブラウザーさえあればいつでも好きな時に

IBM i のデータが閲覧可能

編集させたくないデータに

メールでの転送もOKペーパーレス化に貢献

エンドユーザーが加工しやすいExcelデータで

詳細な分析もOK

基本機能

もちろんQuery定義の移行だけでなく、新規にデータ(物理ファイルなど)からのレポート作成も可能

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強力なExcel出力機能

ハイパーリンク / ドリルダウン

数式 / SUM

フォントカラー

Excel形式で出力したファイルは、追加で計算などに利用します。

DB2 Web Queryなら合計値を「数値」として出力するのではなく

「Excel関数」として出力できるため、行の追加や数値を更新した後も

常に正確な状態を保ちます。

Excel連携が重視されており、数式での出力やスタイルを引き継いだ出力が可能

基本機能

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多用な出力形式をサポートスタイルありフォーマット

HTMLPDFExcel 97/2000/2000(数式対応)アクティブ・レポート (追加オプション)

Postscript

スタイルなしフォーマットExcel 95書式付きテキスト、改行付き(Doc)書式付きテキスト、改行無し(WP)Lotus 1-2-3(WK1)データ交換方式(DIF)Lotus カンマ区切りテキストフィールド名付きタブ区切りテキストXML

データベースフォーマットDB2 for i のテーブル(物理ファイル)

ブラウザーで参照可能なHTMLはもちろん、エンドユーザーが更に分析するならExcel、

編集させたくない資料はPDF、IBM i 上の物理ファイルへの再出力など

多彩な出力形式をサポート

基本機能

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既存データを活用できる多様なレポート基本機能

グラフや定型レポートにより、視覚的なレポートを作成可能

グラフは約100種類直感的にデータが理解できる

グラフ 定型レポート(表+グラフ+文章+画像)

表やグラフ、文章や画像を織り交ぜたレポート作成が可能

配置やサイズなど自由にレイアウト可能

月次売上報告書など、テンプレートが決まったレポートの作成に有用

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DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query って・・・

もちろん全て正解です。

DB2 Web Query の活用により、IBM i が新情報活用システムへと生まれ変わります!

Query/400 のWeb 版でしょ?

Excel 出力ができるって聞いたよ

グラフも作成できるらしいね

ただ、これだけでは「もったいない!」

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本日のご紹介内容

1. DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query の基本デモ

2. BAOが注目される背景とその目的企業における情報活用の課題

BAO(Business Analytics & Optimization)の目的IBM i でのBAO 実現に向けて

3. 新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

参考資料DB2 Web Query

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多くの企業では情報活用が課題

加速する変化への対応や、アカウンタビリティー(説明責任)の重要性の高まりにより、多くの組織が情報活用の必要性を認識しているものの、活用できていません。

情報の有効活用による競争力強化のため、何らかの分析手法・ツールを活用されていますか?

有用性の認識はなく考慮したこともない

現在活用中

現在導入を検討中

有用性は認識しているが

未対応27%

41%

13%

18%

約2/3の組織では情報活用が重要と認識しながらも、活用できていない

1/5の組織はチャンスと認識していない

出典: IBM BAOに関してEconomist Intelligence Unit(EIU)が実施したアンケートによる。2009年3月、n=225

不完全または信頼できない情報に基づいて重大な判断を下したことがありますか?

2/3以上の組織では、不完全な情報に基づいた判断を下している。

まれに

時々

頻繁に

常に

皆無

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企業における情報活用が困難な原因

情報量の増加情報量の増加

情報の詳細化情報の詳細化

非構造化データの増加非構造化データの増加

分析すべきデータは爆発的に増加、複雑化、多様化しています。

情報ソースの多様化日々15ペタバイトものデータが生成(全米の図書館にある情報の8倍)

データ量は5年間で10倍に!

インターネット・コールセンターブログ、ポッドキャスト、SNSなど

社内/社外システムなど

商品・センサーRFID, ICカード

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BAO(Business Analytics & Optimization)の狙い

収益拡大、コスト削減、リスク管理のための意思決定支援収益拡大、コスト削減、リスク管理のための意思決定支援

人間系

社内/社外システムなどインターネット・コールセンターブログ、ポッドキャスト、SNSなど

商品・センサーRFID, ICカード

大量大量大量 複雑複雑複雑 多様多様多様

大量の計算処理/データ解析/モデリング/大量の計算処理/データ解析/モデリング/データマイニング/テキストマイニング/最適化データマイニング/テキストマイニング/最適化 等等

知見知見知見 チャンスチャンスチャンス

リスクリスクリスク 傾向傾向傾向 将来予測将来予測将来予測

情報活用に基づくビジネス最適化を推進するために、2009年7月にIBMがBAOを提言しました。BAOは、最先端のデータ分析と最適化技術を活用して、企業が持つ膨大で多様なデータからビジネスに有用な情報を導き出します。得られたビジネスチャンス、リスク、将来予測などの情報に基づき、お客様の意思決定と変革を支援します。

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直感に基づく判断 事実に基づく判断

現状への対応 方向性の確立

年、月、週単位 時、分、秒単位

発想・思いつき 意味・理由の探求

効率化 最適化

今までの手法 新しい手法

意思決定支援 行動への支援

企業は分析のスピードを上げ、素早く効果をあげるために、従来とは異なる手法・対応・やり方が求められています

BAO実現によるイノベーション

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情報活用の進歩・成熟度

複雑性

競争上の優位性

データ定義・デザインデータ統合

マスタ・データ・マネジメント

データウェアハウス

ビジネス・インテリジェンス

ビジネス・パフォーマンス・マネジメント

シミュレーション

最適化、予測

変化する環境の中で、確率的最適解を導く

Analytics“予測する力”

Reporting“過去の解析”

高度な予測・最適化Predictive Analytics

シミュレーションPerformance Mgmt

見える化OLAP/BIツール

データ標準化・集中化Data

Warehouse

DB2 Web Query がカバー可能な範囲

まずはIBM i 上でのBAOの土台作りをはじめましょう

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参考)BAOを支えるS/W製品群と研究

競争上の優位性

データ定義・デザインデータ統合

マスタ・データ・マネジメント

データウェアハウス

ビジネス・インテリジェンス

ビジネス・パフォーマンス・マネジメント

シミュレーション

最適化、予測

変化する環境の中で、確率的最適解を導く

Analytics“予測する力”

高度な予測・最適化Predictive Analytics

シミュレーションPerformance Mgmt

見える化OLAP/BIツール

データ標準化・集中化Data

Warehouse

IBM Research

Reporting“過去の解析”

複雑性

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本日のご紹介内容

1. DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query の基本デモ

2. BAOが注目される背景とその目的企業における情報活用の課題

BAO(Business Analytics & Optimization)の目的IBM i でのBAO 実現に向けて

3. 新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

参考資料DB2 Web Query

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新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

Excel散在の回避セキュリティ

•ドメイン•パスワード管理•ログ

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

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レポートの一元管理

エンドユーザー

【現状の課題】

<エンドユーザー>

・手元のExcelファイルが最新データか不明・ユーザーがデータを更新できるため信頼性が低い

<システム管理者>

・誰がどのデータを持っているのか把握しきれない

・エンドユーザーが持つデータの整合性の管理が不可

社内にExcel ファイルが散在しているケース

導入前 導入後

【DB2 Web Query の効果】・エンドユーザーは、必要な時に、必要なレポートを選択し、常に最新データを入手

・システム管理者は、機密保護、ログの管理が可能

システム管理者エンドユーザー

週次の打合せで資料が必要

定型レポートを最新の状態で入手

Web Query からレポートをダウンロード

データ所在、機密保護が明確なため安心

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DB2 Web Query の機密保護機能ログインID/パスワードは5250と同一、既存の機密保護機能の活用OK2つの機密保護機能•ドメイン:ユーザーが許可されたドメイン内のレポートのみ閲覧可能(下図参照)

– ドメインとはレポートを管理する単位です。通常、組織単位や、支店単位などを用います。• IBM i のオブジェクト権限:レポート実行の際に使用するデータへのアクセス権限をチェック

管理者ユーザーでのログイン 一般ユーザーでのログイン(営業ドメインにのみ登録)

営業ドメインのみ表示される

全てのドメインが表示される

基本機能

DB2 Web Query 認証機能が、ログインの可否や、ログイン・ユーザーの権限、閲覧可能範囲をチェック

安心の機密保護機能

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参考)新機能:パスワード変更機能

DB2 Web Query のログイン画面からパスワード変更が可能に5250を利用せずに、DB2 Web Query のみ利用する(ブラウザー接続のみでIBM i を利用する)ユーザーがいる場合、パスワード変更方法が課題となっていた

最新のグループPTF(HotFix12以降)では、DB2 Web Query のみ利用するユーザーもパスワード変更が可能

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IBM i 1台でOKシンプルなソフトウェア管理・保守

IBM i 一台で複数コンポーネントが稼働• OLAP, レポート配布, Webサーバー, メタデータ• データベース(DB2 for i5/OS)

WAS(Web Application Server)が不要統合Webアプリケーションサーバーを使用

PCへのインストールが不要(ブラウザのみ)• IE 6.0以降、Firefox 2.0以降

最新テクノロジーを利用し高いパフォーマンスを実現最新のJVMの使用により高パフォーマンスを実現Queryとは異なる最新の処理エンジンを利用

基本機能のみで始め、順次拡張も可能必要に応じて追加オプションを追加

利用拡大に合わせてユーザー数を追加

セキュア / 監査可能性全データを一ヶ所に統合、管理可能

IBM i の高いセキュリティ設計IBM i の監査ジャーナル機能の利用

DatabaseServer OLAP

ServerReportServer Web

ServerETLServer

他のBIソリューション複数サーバーが必要 = 高コスト

DB2 for i

統合Webアプリケーションサーバー

HTTPサーバー

DB2 Web Query

DB2 Web QueryすべてIBM i で稼動 = シンプル・低コスト

ユーザー

ブラウザーだけで利用可能

IBM Power Systems + IBM i

参考)実行環境:IBM i の高い信頼性&低いTCO

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新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用複数のDB2 for i データの一元化他のDBとの連携•SQLサーバーアダプター•開発意向表明デベロッパー・ワークベンチによるメタデータ管理

情報活用ツールの統一

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

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メタデータ管理による複数システムの情報活用

DB2 Web Query

他サーバーのデータ照会

別マシンでも別LPARでもOKプラットフォームを越えたデータ活用

システム間のデータ複製が不要に

統一されたインターフェースで複数システムのデータにアクセス可能

他のIBM i や Microsoft SQLサーバーなど複数システムのデータを、DB2 Web Queryから一元的に情報活用

IBM i (別マシン / 別区画)

Microsoft SQLサーバー

JDEDB2 for LUW

Domino 開発意向表明

IBM i

開発者

閲覧者基本機能

他サーバーの全データは、

メタデータとして扱われるため

閲覧者や開発者はどのサーバーに

実データがあるか意識不要メタデータ

オプション

オプション

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シノニムとは何ですか?シノニム= DB2 Web Queryでのメタデータ

*メタデータ:データそのものではなく、データに関する事項を記したデータ• レポートを作成する前にシノニムの作成が必要• シノニムはIFS上のオブジェクトとして保管されるシノニムは以下の2つのファイルから構成される

a) マスターファイル(.mas):データの詳細情報b) アクセスファイル(.acx):表に接続するための情報

参考)メタデータ(シノニム)とは何ですか? レポート作成

マスターファイル

アクセスファイル

デベロッパーワークベンチの画面

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参考)SQL サーバー 【追加オプション】SQLサーバー・アダプター

プラットフォームを越えたデータ活用

IBM i と SQLサーバーのデータの融合が可能にシステム間のデータ複製が不要に

2009年8月21日提供開始

NEW!!NEW!!

Microsft SQLサーバーのデータをDB2 Web Queryからアクセス可能、更にはJOINまでOK

SQLサーバーのデータ活用例

DB2 Web Query

マシン①でDB2 Web Query が稼動中マシン②のSQLサーバーのデータもアクセス可能→ IBM i から複製なしでSQLサーバーのデータ活用更にマシン①とマシン②のデータでJOINも可能

IBM i SQLサーバー

照会可能

前提条件- Microsoft SQL Server 2000 または 2005

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DB2 Web Queryの導入効果①

システムエンドユーザー

PCサーバー系のBIツールで情報を照会

今日正午時点での在庫量を把握したい

昨夜までのデータしか照会できない

【現状の課題】

・前日夜間までのデータしかないため、リアルタイムな分析ができず、迅速な判断に結びつかない

・PCサーバーの維持・管理コストが発生

PCサーバー系BIツールを利用しているケース

夜間にIBM i のデータをPCサーバーにコピー

基本機能

導入前

【DB2 Web Query の効果】・常にリアルタイムのデータを分析可能

・一台のIBM i 上でBIが稼動するためサーバーの構成がシンプルになり、維持・管理コストの抑制につながる

システムエンドユーザー

DB2 Web Queryで情報を照会

今日正午時点での在庫量を把握したい

リアルタイムな分析

IBM i 一台で完結

導入後

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メタデータ管理ツール【追加オプション】

Develper Workbentch

OLAP用の次元と階層の設定機能

OLAP機能を使用する際には必須

HTMLレイアウトペインター

HTMLレポートの作成

シノニム・エディター

メタデータの編集機能フィールドの属性変更等が可能

SQLステートメントを読み込ませ、レポートを作成

SQLウィザード

アプリケーション・パス

ドメイン単位で、開発者のシノニム作成権限をコントロール

インパクト分析ツール

シノニムの修正・削除の際の影響範囲を分析

シノニム・エディター

インパクト分析ツール

メタデータ管理以外の機能

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あるお客様でのIBM i 利用形態

販売・物流システム

DB2 for i

IBM i V6R1

Web画面変換サーバー

5250

Webアプリケーションサーバー販売・物流

システムユーザー

C/Sインターフェース

会計システムユーザー

Webインターフェース

サービス関連システムユーザー

Power Systems

会計システム

各ユーザーのアクセスは

対象システムによって異なる

帳票ツールは各システムで独立

DBが一元化されているため情報活用システムはWebから参照

販売・物流システムユーザー

会計システムユーザー

サービス関連システムユーザー

情報活用DB2 Web Queryの利用開始

帳票ツール

帳票ツール

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部門別経費予実(会計系・集計データ)

経費明細(会計系・明細データ)

科目1

科目2

科目3

実績 予算 差額 科目 伝票日付 金額 摘要

部門001 部門002

部門

・・・ ・・・

パッケージ製品の帳票機能+DB2 Web Queryによる分析①パッケージ製品が持つ標準帳票だけでなく、DB2 WebQueryにより独自の視点での非定型レポートの作成・分析が可能

例えば会計データを様々な視点で抽出し、オリジナルの管理資料が簡単に作成可能

集計データから傾向把握し、原因分析のために明細データにドリルダウン

集計レベルの情報から明細レベルへ、ダイナミックな分析も可能

データベースからの項目の選択と出力パラメータの設定で、簡単にレポートを作成

残高(実績)ファイル

予算ファイル

仕訳明細ファイル

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商品分類別売上(会計系・集計データ)

商品別売上(販売系・明細データ)

商品分類A

商品分類B

商品分類C

実績 予算 差額

商品分類A

商品分類B

商品分類C

商品A001

商品A002

商品A003

売上 単価 数量 値引

データベースからの項目の選択と出力パラメータの設定で、簡単にレポートを作成

データベースの一元化により、業務システムを越えて、会計・販売などの様々な情報を、統一のインターフェースから分析可能

会計情報(集約)から販売情報(明細)へのドリルダウンを実現

パッケージ製品の帳票機能+DB2 Web Queryによる分析②

残高(実績)ファイル

予算ファイル

販売管理売上明細

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新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供対象ユーザー

•一般ユーザーによる定型レポート分析、メール配信– Google マップとの連携

•パワーユーザーによる非定型レポートの作成•財務 / 経理担当者による多次元分析(OLAP)•経営者 / マネージャー層によるダッシュボード

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定型レポートでの情報閲覧

<簡易分析、メール配信>

様々な情報への透過的なアクセス

<非定型レポート作成>

高度なビジネス分析<OLAP /多次元分析>

業績等に関するハイレベルな情報を閲覧

<ダッシュボード>

ユーザー数

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供を実現

経営者

マネージャー

財務 / 経理

一般ユーザー

パワーユーザー

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一般ユーザーへの定型レポート提供の流れ

レポート管理者レポート開発者

一般ユーザー(レポート閲覧者)

①レポートの作成

【表】【グラフ】

②レポートの閲覧

(1) レポートを選択 (2) パラメーターを指定(パラメータ付レポートの場合)

(3) 出力結果を入手

管理者・開発者がレポートを作成し、そのレポートを一般ユーザーが閲覧

パラメーター付レポート(後述)の場合、閲覧者はパラメーターを選択可能

一般ユーザー向け

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パラメーター付レポートでピンポイントに照会

単純なレポートの表示だけでなく、パラメーター付のレポートにより、見たい情報だけを効率的に参照可能

エンドユーザーに

「見たい担当地区」を

選択させるレポート例

パラメーターの例

①数字入力

②テキスト入力

・ある文字列を含む(「ラーメン」のつく商品のみ表示)

・文字マスク(「02」で始まる地区コードのみ表示)

③リスト選択

エンドユーザーが知りたいデータだけを抽出可能

パラメーターは1つでも複数でも設定可能レポート作成者も似たようなレポートを作成する手間から開放される(例えば月次売上レポートで、今月、先月、先々月と条件を変えて検索できる)

パラメーター付レポート

基本機能

一般ユーザー向け

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活用事例:Googleマップ との連携 基本機能

一般ユーザー向け

参照レポートから他のWebサイトへのリンクも可能例えば得意先のレポートから「郵便番号」を選択し、

Google mapsにジャンプIBM i 上の情報をWeb上のサービスと組合せ、有効活用!

「郵便番号」をクリックすると

Google maps上の検索結果を表示

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DB2 Web Queryの導入効果②

導入前

システム管理者エンドユーザー

システム管理者に依頼

取引先から先週の売上情報を要求される

データ転送機能により自分のPCにデータを転送

エンドユーザーにメールで送付

Excelでデータを分析

【現状の課題】

・エンドユーザーが自由にファイルを入手できないため、夜間や緊急時には、対応の遅延やチャンスロスの恐れ

・システム管理者が本来の業務に専念できない

エンドユーザーからExcel形式でのデータ提供を緊急で依頼されるケース導入後

【DB2 Web Query の効果】・エンドユーザーはシステム管理者を介すことなく、必要な時に、必要なデータを、必要な形式で入手可能

・システム管理者は作業を中断されることがない

システム管理者エンドユーザー

取引先から先週の売上情報を要求される

Excelでデータを分析

Web Query からレポートをダウンロード

本来の業務に専念至急の依頼のため本来の業務を後回し

一般ユーザー向け

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PCのローカルファイルにHTMLファイルとして保存するため、オフライン環境やメール転送もOK

PCさえ使えれば、いつでもどこでもデータ分析可能に外出の多い営業担当者に特に有用

【追加オプション】アクティブレポート

一般ユーザーでもソートやグラフ作成が可能、更にIBM i に接続されていない状況でも分析可能

【機能】グラフの作成

データのソート

フィルター処理、ハイライト表示

データの合計、最小、最大、平均、件数

ピアグラフ(データの視覚化棒)

再出力(HTML、CSV、Excel)

一般ユーザーの簡易分析・オフライン分析

一般ユーザー向け

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【追加オプション】レポートブローカー

レポートをスケジュールに従い自動配信、手間も掛からず送信漏れの心配も無用に

Excel

ログインなしでレポートを入手

ユーザーへのメールでのデータ送付が不要に

重要なデータのチェックが習慣化される

例えば・・・

先週の売上集計が翌週月曜の朝にExcelで届く!

PDF 例えば・・・

今まで印刷して情報共有していた資料をPDFで一斉送信。ペーパーレス化を実現!

オフラインレポート例えば・・・

オフラインで分析できるレポートを営業担当者が朝PCに保存、お客様先でグラフを元に説明できる!

レポートの自動メール配信

一般ユーザー向け

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送付先に合わせた一斉レポート送信バーストレポート機能配信リストで設定した「バースト値(パラメーター)」と「レポートのソート条件」の値が一致したレコードのみを抽出、配信リスト上のアドレスにメールを送信⇒ メールサイズの削減、単一レポートで複数の配信が一挙に解決

配信リスト

一般ユーザー向け

千葉県の担当者には千葉県の情報のみ送付

北海道の担当者には北海道の情報のみ送付

事前に配信アドレスと配信が必要な情報を登録

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DB2 Web Queryの導入効果③

取引先エンドユーザー

手作業でFAX送信

送付情報の印刷

FAXの内容を確認

【現状の課題】

・1日3回の手作業によるFAX送信に手間がかかる・手作業のため送付忘れや送信ミスの恐れがある

・印刷コストやFAX送信コストが発生

取引先に1日3回、印刷物を手作業でFAXしているケース

【追加オプション】レポートブローカー

導入前

【DB2 Web Query の効果】・作業が自動化されるため生産性が向上

・送信忘れや送信ミスがなくなる

・印刷物の削減によりコストや環境負荷を軽減

・印刷物の保管スペースの削減に寄与

・PDFのレポートは検索可能なため、取引先の検索スピードが向上

エンドユーザー

PDF形式のレポートをメールで自動送付

メールに添付されたファイルを確認

取引先

導入後

一般ユーザー向け

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定型レポートでの情報閲覧

<簡易分析、メール配信>

様々な情報への透過的なアクセス

<非定型レポート作成>

高度なビジネス分析<OLAP /多次元分析>

業績等に関するハイレベルな情報を閲覧

<ダッシュボード>

ユーザー数

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供を実現

経営者

マネージャー

財務 / 経理

一般ユーザー

パワーユーザー

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非定型レポートもマウス操作のみで簡単作成基本機能

レポートの作成はマウス操作のため直感的な操作性、対象DBのデータを自由に分析

レポート作成画面

表示させるフィールドをドラッグ&ドロップで選択

ソートや中間合計なども可能

レポートタイトルの入力

出力形式の切替

出力形式の切替はプルタブをクリックするだけ

CUIに比べ操作方法の取得が容易

パワーユーザー向け

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定型レポートでの情報閲覧

<簡易分析、メール配信>

様々な情報への透過的なアクセス

<非定型レポート作成>

高度なビジネス分析<OLAP /多次元分析>

業績等に関するハイレベルな情報を閲覧

<ダッシュボード>

ユーザー数

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供を実現

経営者

マネージャー

財務 / 経理

一般ユーザー

パワーユーザー

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迅速な意思決定に貢献:多次元分析

IBM i の基幹データをリアルタイムに多次元分析ビジネスの傾向分析や因果関係の発見に効果的

【追加オプション】OLAP

Develper Workbentch

OLAP(多次元分析)により仮説検証型分析をリアルタイムに実施、より自由度の高い分析が可能に

国ごとの売上はどうなっているだろう?

⇒即時に検証(リアルタイム)

製品タイプ別の売上数量・金額 国ごとの製品タイプ別の売上数量・金額

更に年毎にもデータを見たい

年別の国ごとの製品タイプ別の売上数量・金額

更に年別→月別→日別など

階層の掘下げが可能

財務・経理担当者向け

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定型レポートでの情報閲覧

<簡易分析、メール配信>

様々な情報への透過的なアクセス

<非定型レポート作成>

高度なビジネス分析<OLAP /多次元分析>

業績等に関するハイレベルな情報を閲覧

<ダッシュボード>

経営者

マネージャー

財務 / 経理

一般ユーザー

パワーユーザー

ユーザー数

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供を実現

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ビジネス状況を瞬時に把握:ダッシュボード

KPI:Key Performance Indicators重要業績評価指標

【追加オプション】Develper Workbentch

パラメーターで見たい情報のみをピックアップ

対象ユーザーの業務に合わせたダッシュボードの作成

ダッシュボードからビジネス状況を総合的に瞬時に判断、迅速なアクションにつながる

経営者・マネージャー層向け

パラメーター

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経営者へのアピールポイント

迅速かつ的確な経営判断に役立つ情報を提供在庫、人事、業務など、IBM i やSQLサーバー上にある基幹データを分析ダッシュボード作成により、閲覧者のアクションに結びつける

低コストでの情報照会のWeb化、BIの実現他のBI ツールに比べ少ない投資コストでBIを実現•基本機能は無償で入手可能(ただしユーザー数に制限あり)情報照会の効率化によりエンドユーザー・システム管理者の生産性向上

高い信頼性を持つIBM i 上で稼動するため、高いセキュリティ、安定稼動システム管理者のスキルを継続して利用可能、スキル取得も容易

印刷用紙の削減印刷不要なデータはPDF形式やExcel形式で情報共有

Webサービス化による将来展望将来的にはWebサービス化させたレポートを関連会社などに提供可能

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システム管理者の生産性の向上

エンドユーザーへの個別のデータ提供対応からの解放

メールの自動送信によりレポート配布の自動化を実現、送信忘れもなし

容易なレポート開発・メンテナンス•マウス操作のみのレポート作成、SQLやレポート作成言語の取得は不要

導入・維持管理のコストの抑制

レポート開発者、エンドユーザーともにブラウザーのみで稼動•専用S/Wをインストール不要なため、OSバージョンアップの際に互換性の心配が不要

IBM i 1台でBIを実現• PCサーバー導入不要、WASの導入不要• IBM 提供ライセンスのため、最新テクノロジーを利用しており高いパフォーマンスを実現

従来通りのIBM i の高い信頼性、将来の拡張性も安心PowerSystemsの高い拡張性により、将来のワークロード増加にも柔軟に対応閲覧させるレポートを、ユーザー単位で制御可能なため機密保護もOK小さく始めて、ユーザー数やオプション機能を段階的に拡大することが可能

システム管理者へのアピールポイント

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エンドユーザーの生産性の向上

システム管理者を介さずに、必要な時に、必要なデータを入手可能

Web化により5250画面よりも多くの情報量を閲覧可能•大量データの際の画面スクロール、ビジュアルなグラフ表示定期的に閲覧が必要なレポートはメールで自動配布される

業務に役立つ、確度の高い情報分析を実現

リアルタイムにデータの分析が可能

OLAPによるエンドユーザーが高度な分析を実施できるネットワークに接続されていない環境でもデータ分析が可能

レポートをExcel形式で入手すれば、慣れたExcelで追加の分析もOK

エンドユーザーへのアピールポイント

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DB2 Web Query による BAO のスタート

複雑性

競争上の優位性

データ定義・デザインデータ統合

マスタ・データ・マネジメント

データウェアハウス

ビジネス・インテリジェンス

ビジネス・パフォーマンス・マネジメント

シミュレーション

最適化、予測

変化する環境の中で、確率的最適解を導く

Analytics“予測する力”

Reporting“過去の解析”

高度な予測・最適化Predictive Analytics

シミュレーションPerformance Mgmt

見える化OLAP/BIツール

データ標準化・集中化Data

Warehouse

DB2 Web Query がカバー可能な範囲

まずはIBM i 上でのBAOの土台作りをはじめましょう

ダッシュボード(+KPI策定)

OLAP定型レポートレポート作成メール配信などメタデータ管理

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まとめ

1. DB2 Web Query は単なるQuery for iSeriesの後継ではありませんIBM i でのBAO (Business Analytics & Optimization)の実現に役立つツールDB2 Web Query の活用により、情報を蓄積するだけのIBM i から

情報活用システムとしてのIBM i への転換が可能に

2. 新情報活用システムとしてのDB2 Web Queryメタデータ管理による複数システムにまたがるデータを一元的に情報活用

レポートの一元管理により、リアルタイムで正確な情報を、安心の環境で提供

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

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本日のご紹介内容

1. DB2 Web Query をご存知ですか?DB2 Web Query の基本デモ

2. BAOが注目される背景とその目的企業における情報活用の課題

BAO(Business Analytics & Optimization)の目的IBM i でのBAO 実現に向けて

3. 新情報活用システムとしてのDB2 Web Query レポートの一元管理

メタデータ管理による複数システムの情報活用

対象ユーザーに合わせた効果的な情報提供

参考資料DB2 Web Query

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1) DB2 アクティブ・レポート:オフライン環境でのレポート分析

2) DB2 OLAP:多次元データ分析

3) デベロッパー・ワークベンチ:高度な開発ツール

基本機能 追加オプション

DB2 Web Query 基本機能・追加オプション一覧

Query for iSiereis (5722-QU1)

a) 既存Query定義の取込:Query定義の再利用

b) レポートアシスタント(表作成):レポート、クロス集計表などの作成

c) グラフアシスタント:約100種類のグラフの作成

d) パワーペインター:複合レポート作成(表、グラフ、図)

e) 多用なダウンロード形式(HTML / Excel / PDF / etc.)

4) レポート・ブローカー:レポート生成・配信の自動化

5) ソフトウェア開発キット(SDK):Webアプリケーションとの統合

6) SQLサーバーアダプター:SQLサーバーとの連携

7) スプレッド・シート・クライアント:Excel上でレポート開発

NEW!!NEW!!

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参考資料:DB2 Web Query

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旧来の Query (5722-QU1) 相当機能については、システム毎にライセンスがあれば、ユーザー数は無制限に使用可能

オプション基本ユーザー数が 5733-QU2 に標準的に含まれている。

その他注意事項

操作が許可されたドメイン内のみ

操作が許可されたドメイン内のみ

全てのドメインとユーザーの管理

操作範囲と権限

システム毎にランタイム・ユーザー・フィーチャー

ドメイン毎にユーザー

ユーザー必要なライセンスと

オプション・フィーチャー

○○○レポートの閲覧(実行)

×○○サブフォルダの作成

×○○レポートの作成と変更

××○ドメインの作成

ランタイム・ユーザー

(一般ユーザー)開発ユーザー管理者

購入するべきユーザー数は以下の合計数 (注:同時使用ユーザー数ではなく、登録ユーザーとしてカウント)

ドメイン作成とユーザー管理を行なう管理者

レポートを作成できる開発ユーザー

ランタイム・ユーザー・フィーチャーを購入する場合はドメイン数

(ただし、各ドメインに所属するランタイム・ユーザーはユーザーとしてのカウント不要)

DB2 Web Queryの各種ユーザーの権限とライセンス参考資料:DB2 Web Query

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5733-QU2 5733-QU2オプション

5733-QU45733-QU35733-QUB5733-QU2料金管理製品番号

ランタイム・ユーザー・

フィーチャーアクティブ・レポートOLAPワークベンチ

ライセンス製品番号

5733-QU2オプション

均一プロセッサー・グループ毎SWMA料金設定

5733-QU45733-QU35733-QU2

ただし出荷管理は5722-QU1

システムプロセッサーSWMA課金単位

5733-QU4用 SWMA

5733-QU3 用 SWMA5733-QU2 用 SWMAOS用 SWMASWMA

契約

Query相当機能(5722-QU1) SDKReport

Broker

Microsoft SQL Serverアダプター

Spreadsheet Client

QU2基本機能

機能

提供方法

従来の Query 相当機能 (5722-QU1) に関して、ライセンスは 5733-QU2 の元で提供されますが、SWMA はIBM i (i5/OS)の元で提供されます新規にライセンスを購入すると、1年間の SWMA が付属しますSWMA 契約期間に空白が生じる場合は、アフターライセンス料金が適用されます従来の Query (5722-QU1)から 5733-QU2 にアップグレードした場合、アップグレード後 3ヶ月以上経過すると、5733-QU2 用 SWMA のアフターライセンス料金が適用されます

New各機能と提供形態

参考資料:DB2 Web Query

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ランタイム・ユーザー・ライセンスの登場

【ランタイム・ユーザーを購入しない場合】

Web Query基本機能基本ユーザー・ライセンス 4 (無償)

96 追加ユーザー・ライセンス(5 開発ユーザー + 95 一般ユーザー)

– 4 基本ユーザー・ライセンス1ユーザー・ライセンス : 8万円

合計金額 : 768万円

【ランタイム・ユーザーを購入する場合】

Web Query 基本機能基本ユーザー・ライセンス 4 (無償)

ランタイム・ユーザー・フィーチャー128万円 (P10)

7 追加ユーザー・ライセンス(5 開発ユーザー + 6 ドメイン)

– 4 基本ユーザー・ライセンス1ユーザー・ライセンス : 8万円

合計金額 : 184万円

584万円の節約

管理者・開発者ユーザー 計 5人一般ユーザー 95人機械グループ P106 ドメインQuery for iSeries、IBM i 用SWMAあり

ランタイム・ユーザー・フィーチャーをご利用の際には、各々のドメイン用のグループ・ユーザーをWeb Queryに登録するため、1ドメインごとに1ユーザー・ライセンスが必要になります。

参考資料:DB2 Web Query

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IBMサービスのご案内DB2 Web Query を安心してご利用いただけるよう、充実したサポート体制を構築しています

導入検討 設計・開発 運用・保守・教育

DB2 Web Query

定例デモ インストールサービス

(導入、基本設定、動作確認)

オンサイト教育サービス(お客様実機での研修サービス、Q&A)

IBM集合研修(ハンズオン付の集合研修)

OLAP構築サービス(OLAP環境の構築)

SDK構築サービス(SDKを利用した環境の構築)

メンテナンス契約によるテクニカル・サポート

(電話による技術的質問の問合せ、不具合対応)

個別デモ

各種セミナー

*ご興味があれば詳細な説明をさせていただきますので、営業担当者までご相談ください。

各種マニュアル(日本語マニュアル、Redbook)

参考資料:DB2 Web Query

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■ IBM i ■DB2 Web Query

■ IBM Migration Services for System i -® V6R1 IBM iのバージョンアップのご支援■ IBM i 運用監視サービス(ROMS) IBM iの監視サービス

本サービスをご採用されたお客様は、こんなサービス/製品も検討しています。

問合せ先:ビジネス・パートナー様もしくはIBM営業担当者

導入構築・研修期間:約2週間 57万円

サービス期間/参考価格

■ IBM DB2® Web Query for i 導入・構築支援サービス

他事業所

IBM DB2 Web Query for i の導入および構築(1) インストール :DB2 Web Queryのインストール作業(2) 各種設定作業 :ユーザー設定、ドメイン設定、WorkBench1台等の設定作業(3) 動作確認作業 :各機能に関しての動作確認

(4)ハンズオン教育 :サンプルデータを使用し、基本操作および新規作成方法をスキルトランスファー(5) リモートQ&Aサービス : ハンズオン教育終了後、1週間のメールによるQ&Aサポート※ コンサルティング(お客様のニーズに合わせた項目の抽出等)に関

しては、別途お見積もりとなります。

お客様の課題/要望

■PCに情報照会ツールを導入しなければならず、導入やバージョンアップに手間がかかる

■IBM i (旧System i®)とPCサーバーでデータを二重に管理しているため、データの不整合が発生している

■現場からExcel形式でデータを要求されることが多く、個別に対応している

IBM がお勧めする解決策Webブラウザーでどこからでも最新データを参照できる環境が構築できます!!スペシャリストによる環境構築とお客様が活用できる現場研修を支援します。今後は、OLAP等の高度な分析へのスムースな実施の検討ができます。

DB2 Web Queryをすぐに使える環境を提供します。

【構築後の展開】 IBM iのOLAPによるタイス&スライスの機能を活用してDW(データウエアハウス)への展開が容易になります。(構築には別途費用がかかります。)

コンサル・設計 導入・構築 運用・保守

DB2® for i

統合Webアプリケーションサーバー

HTTPサーバー

DB2 Web Query

DB2 Web QueryすべてIBM i で稼動 = シンプル・低コスト

現場の方はブラウザーだけで利用可能

IBM Power Systems

+ IBM i

IBM、Power Systemsは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。

参考資料:DB2 Web Query

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DB2 Web Query ハンズオン付集合研修のご紹介コース名 IBM DB2 Web Query for i 演習コース・コード OD010期間 2 日費用 84,000円会場 茅場町、大阪対象 IBM DB2 Web Query for i をはじめて使用する方

前提条件Windowsの基本操作ができること「System i 入門編」(OE980)を修了しているか、同等の知識経験があること「System i Query演習」(OS020)コースを修了しているか、データベースの概念を理解していることが望ましい

学習目標学習者がこのコースを修了した時点で、以下ができることを目標とする

• DB2 Web Query for System i の機能、特徴を説明する• DB2 Web Query for System i を使用して、基本的なレポートを作成する• 簡単な多次元分析やHTMLの作成を行う

http://www-06.ibm.com/jp/lsj/newcees/WMAdmi.wss?__FORM__=CM_CurrCatDisp.html&course=OD010

参考資料:DB2 Web Query

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参考URLIBM DB2 Web Query for i 製品紹介サイト

http://www-06.ibm.com/systems/jp/i/software/db2/webquery/

日本IBM : Power Systems 掲示板DB2 Web Query マニュアル(日本語版)• http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-0043604C

DB2 Web Query 導入手順書20090702.pptWebQuery_簡易マニュアル• http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-00453D74

RedbookDB2 Web Query for System i はじめに(日本語版、第2版)•本書は、DB2 Web Query の新製品を広く理解していただくためのものです。説明のほとんどいらないチュートリアルで理解を早めることができます。本書は主に IT ユーザーの方を対象として作成されています。 (622ページ / 無償ダウンロード )

–http://publibfp.dhe.ibm.com/epubs/pdf/g8840321.pdf

DB2 Web Query コミュニティ・サイト(英語)最新PTF、FAQ集、Hint & Tipsが掲載されています。

• http://www-128.ibm.com/developerworks/spaces/DB2WebQuery

参考資料:DB2 Web Query

2009年10月22日更新

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2010年5月17日更新

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