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IBM DB2 Web Query for i 2.2 ご紹介資料 日本アイ・ビー・エム株式会社 Power Systems テクニカル・セールス 2016年10月

DB2 Web Query for i 2.1ご紹介資料€¦ · IBM DB2 Web Query for i 2.2 ご紹介資料 日本アイ・ビー・エム株式会社 Power Systems テクニカル・セールス

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IBM DB2 Web Query for i 2.2ご紹介資料

日本アイ・ビー・エム株式会社

Power Systems テクニカル・セールス

2016年10月

© 2016 IBM Corporation2

目次

1. 最新バージョンDB2 Web Query for i 2.2を使用したデータ活用

2. DB2 Web Query for i 概要

3. DB2 Web Query for i 機能紹介

4. 補足資料

© 2016 IBM Corporation3

1.最新バージョンDB2 Web Query for i 2.2を使用したデータ活用

DB2 Web Query for i ご紹介

© 2016 IBM Corporation

• モバイルデバイスからのデータ照会、IBM i 以外のオープンDBのデータ活用が可能

4

DB2 Web Query 2.2

他サーバーのデータ照会

IBM i

開発者

閲覧者

メタデータ

他サーバー上のデータベース

PostgreMySQL

オープンテクノロジー セキュリティ

JDBC接続

アナリティクス

Developer Workbench

最新バージョンDB2 Web Query for i 2.2を使用したデータ活用

モバイル

© 2016 IBM Corporation5

2.DB2 Web Query for i 概要

© 2015 IBM Corporation

DB2 Web Query for i ご紹介

© 2016 IBM Corporation6

DB2 Web Query for i とは

“直感的な操作性”“柔軟なデータ活用”

“データの可視化”“多次元分析”

DB2 Web Query for i は、データをすばやく、簡単に参照・分析できる

IBM i 上で稼働するBI(Business Intelligence)ツールです

• ブラウザー・ベースのツールでQuery/400のレポートを最新化• パラメーター化されたレポートで、エンド・ユーザーに複雑さを感じさせない

データ・アクセス• DB2 for i の高度なクエリー最適化機能を活用してクエリー・パフォーマンス

を向上

© 2016 IBM Corporation7

DB2 Web Query for i 3つの特徴

1. エンド・ユーザーが使いやすい操作性簡単な操作で、欲しいデータをすぐに抽出可能

2. IBM i 1台で稼働シンプルなソフトウェア管理・保守によりTCO削減

リアルタイムなデータ参照が可能

3. 直感的な操作での開発SQLやレポート作成言語のスキル取得は不要

© 2016 IBM Corporation8

特徴1. エンド・ユーザーが使いやすい操作性

見たいデータをメニューから

選択

条件を指定してデータを抽出

簡単に欲しいデータを抽出し、さらに、ドリルダウンでの明細データの参照や、色付け、グラフ表示など、エンド・ユーザーが見やすい画面を提供します

グラフ表示

リンク機能で明細データを

参照

条件指定で文字を色付け

© 2016 IBM Corporation9

特徴2. IBM i 1台で稼働

■ IBM i 1区画で稼働します

• シンプルなソフトウェア管理・保守

• IBM i 一台で複数コンポーネントが稼働

− OLAP, レポート配布, Webサーバー, メタデータ

− データベース(DB2 for i)

• Web Application Serverが不要

− 統合Webアプリケーションサーバーを使用

■ 堅牢なセキュリティを提供します

• 全データを一ヶ所に統合、

管理可能

• IBM i の高いセキュリティ設計

• IBM i の監査ジャーナル機能

の利用

DatabaseServer

OLAP Server

ReportServer Web

Server

ETLServer

他のBIツール複数サーバーが必要な

ケースが多い

DB2 for i

統合Webアプリケーショ

ンサーバー

HTTPサーバー

DB2 Web QueryすべてIBM i で稼動= シンプル・低コスト

© 2016 IBM Corporation10

特徴3. 直感的な操作での開発

各機能がボタンで表示され、視覚的に分かりやすく、簡単に作成できます

SQLやレポート作成言語のスキル取得は不要です

フィールド一覧

完成イメージを確認しながら作成できる

拡大図

完成イメージの抽出データ件数設定可能

マウス操作

で選択

アイコンをクリック

© 2016 IBM Corporation11

3.DB2 Web Query for i機能紹介

DB2 Web Query for i ご紹介

© 2016 IBM Corporation12

経営/業務に役立つDB2 Web Query for i の機能

販売管理や在庫管理のデータを様々な方法で活用し、さらに、経営ダッシュボードやスケジュール機能、コマンド機能により日次運用でも活用できます

標準機能

多様なレポート形式

HTML

PPT

PDF

Excel

多様なクライアント多彩なアウトプット

ブラウザーExcel

Mobile

グラフ オフライン分析

便利な追加機能

レポート自動作成&メール送信 5250コマンドによるレポートの実行

5250

Excel

Excel

多次元分析

ダッシュボード

© 2016 IBM Corporation13

標準機能:多彩なアウトプット グラフ

グラフや複合レポートにより、視覚的なレポートを作成できます。

グラフ 複合レポート(表+グラフ+文章+画像)

• グラフの種類は、マップなども含め約100種類

• 直感的にデータが理解できる

• 表やグラフ、文章や画像を織り交ぜたレポート作成が可能

• 配置やサイズなど自由にレイアウト可能

• 月次売上報告書など、テンプレートが決まったレポートの作成に有用

© 2016 IBM Corporation14

標準機能:多彩なアウトプット オフライン分析

エンドユーザーでもソートやグラフ作成が可能、更にIBM i に接続されていない状況でも分析できます

• PCのローカルファイルにHTMLファイルとして保存するため、オフライン環境やメール転送もOK

• PCさえ使えれば、いつでもどこでもデータ分析可能に

• 外出の多い営業担当者に特に有用

【機能】

グラフの作成

データのソート

フィルター処理、ハイライト表示

データの合計、最小、最大、平均、件数

ピアグラフ(データの視覚化棒)

再出力(HTML、CSV、Excel)

© 2016 IBM Corporation15

標準機能:多彩なアウトプット 多次元分析

多次元分析により瞬時に仮説検証型分析が実施可能、迅速な意思決定に貢献

国ごとの製品タイプ別の売上数量・金額

ビジネスの傾向分析や因果関係の発見に効果的

製品タイプ別の売上数量・金額

年別の国ごとの製品タイプ別の売上数量・金額

国ごとの売上は?⇒ 即時に検証(リアルタイム) 更に年毎にもデータを

見たい

更に年別→月別→日別など階層の掘下げて見たい

IBM i の基幹データをリアルタイムに多次元分析

© 2016 IBM Corporation16

標準機能:様々なレポート形式

HTML PDF

Excel

• ブラウザーさえあればいつでも好きな時にデータが閲覧可能

• メールでの転送やペーパーレス化が可能

• 編集させたくないデータに適した形式

• これまでのExcelを使用した運用にも活用

• 加工しやすいデータ形式

Webブラウザーでの閲覧だけでなく、PDF形式やExcel形式でも出力可能です

データ活用の場面に合わせて選択できます

PPT

• プレゼン資料にもデータの活用が可能

© 2016 IBM Corporation17

標準機能:多様なクライアント Excel(スプレッドシートクライアント)

Webブラウザーを介さずに直接Excelからデータの取得が可能です

Excelファイルを保存し、次回参照する際にデータのリフレッシュもできます

ExcelにWeb Query Spreadsheet Clientをアドイン

選択条件を設定し、欲しいデータを抽出

© 2016 IBM Corporation18

標準機能:多様なクライアント Mobile

モバイル端末のアプリ「Mobile Faves」からDB2 Web Queryにアクセスし、データの参照が可能です

Mobile Favesの稼動環境■ iPad, iPhone, iPod touch:iOS 5.1以降■ Android端末:4.1以降

外出先でもリアルタイムのデータを参照

© 2016 IBM Corporation19

便利な追加機能:ダッシュボード

ダッシュボードからビジネス状況を総合的に瞬時に判断し、迅速なアクションにつなげることができます

ユーザーの業務に合わせたダッシュボードの作成

リアルタイムのデータを総合的

に参照可能

© 2016 IBM Corporation20

便利な追加機能:レポート自動生成&メール配信

Excel

先週の売上集計が翌週月曜の朝にExcelで届く!

PDF

今まで印刷して情報共有していた資料をPDFで一斉送信。ペーパーレス化を実現!

アクティブレポート

オフラインで分析できるレポートを営業担当者が朝、PCに受信、お客様先でグラフを元に説明できる!

活用例

レポートをスケジュールに従い、レポートを自動作成し、配信します

既存のデータ配信の定型業務の置き換えも可能です

© 2016 IBM Corporation21

便利な追加機能:5250コマンドによるレポートの作成

PGM

DCL VAR(ID) TYPE(*CHAR) LEN (10)…

MONMSG MSGID(CPFxxxx)CALL PGM(SALES/PGM01)…IF COND(VARxx EQ ‘0’) THENSBMJOB CMD(RUNWQFWX … )ELSE…

ENDPGM

FTP

e-mail

IFS

自分の担当するお客様の最新のレポートが毎朝メールで届く!

最新の売り上げ情報が部門の共有サーバーへ毎日送信!

IBM iをファイル・サーバーとして活用することで情報を一括管理!

夜間バッチ用CLプログラム

活用例

RUNWQFEXコマンドをバッチ用のCLプログラムに組み込み、データ更新後のデータ配信にも活用できます

© 2016 IBM Corporation22

便利な追加機能:5250コマンドによるレポートの作成

■ RUNWQFEX サンプルコマンド

■ パラメーター

• WQVLDL(検証リスト):Web Queryのユーザー登録リスト

• FULLPATH(報告書):レポート定義の保管先

• OUTPUT(出力):レポートの出力形式(*FTP, *EMAIL, *FILE)

− レポートの形式(PDF, Excel etc…)はレポート定義で指定

コマンドを入力して,実行キーを押してください。===> RUNWQFEX WQVLDL(MOGI) FULLPATH('IBFS:/WFC/Repository/Mogi/Sales_Report.fex‘) OUTPUT(*FILE) FILEDIR(’/home/mogi‘)_____________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________F3= 終了 F4=プロンプト F9= コマンドの複写 F10= 詳細なメッセージの組み込みF11= 全画面表示 F12= 取り消し F13= 情報援助 F16=システム・メイン・メニュー

© 2016 IBM Corporation23

4.補足資料DB2 Web Query for i ご紹介

© 2016 IBM Corporation24

DB2 Web Query for i ライセンス体系

■ DB2 Web Query 2.2

• IBM i 上で稼働可能なBIツール

• ライセンス・プログラム:5733-WQX/WQE/WQS

• 料金体系:コアベース料金+ユーザー・ラインセンス

【Express Edition】• エントリーレベルのパッケージ• 最小のユーザー数(追加可能)• Webベースのレポート作成ツール &

メタデータ管理• 標準機能

• OLAP, Excel プラグイン, モバイルサポート

【Standard Edition】• Express Edition の内容を含む• 実質的な無制限ユーザー• レポート配信機能(メール送信)• 5250コマンド• ダイレクトURL

© 2016 IBM Corporation25

DB2 Web Query for i Edition別機能比較

Express Edition(WQE) Standard Edition (WQS)(Express Editionの機能に加えて)

標準機能 Query/400 (QU1)

インフォアシスト

(レポート開発機能)

アクティブレポート

OLAP

スプレッドシートクライアント

Mobile Faves(モバイル)

Report Broker(メール送信)

RUNWQFEX コマンド

(レポート実行コマンド)

WQRAX(URLダイレクトモード)

他データベースへのアクセス用アダプター

オプション Developer Workbench

DataMigrator for i (ETLツール)

ランタイムグループ

JDEサーバーアダプター

© 2016 IBM Corporation26

DB2 Web Query for i ライセンス料金

Express Standard

基本機能(1年SWMAつき)

コア当たり70万円 コア当たり350万円

1年更新SWMA コア当たり21万円 コア当たり105万円

Authorized User コア当たり 2ユーザー無償追加:1ユーザー当たり10万円

Developer Workbench User(ダッシュボード)

1ユーザー当たり24.88万円

ランタイム・グループ(実行ユーザー)

- コア当たり 2グループ無償追加:1グループ当たり

25万円

JDE アプリケーション・アダプター

- コア当たり62.5万円

DataMigrator for i(ETLツール)(1年SWMAつき)※Developer Workbench Userが必要

コア当たり350万円

DataMigrator for i1年更新SWMA

コア当たり105万円

© 2016 IBM Corporation27

ユーザー権限の対応表

フォルダーへのアクセスの管理

個人用のレポート

作成

共用のレポート

作成

メタデータの管理

レポートの実行

スケジュールの設定

トップ・レベル・フォルダーの作

ユーザーの追加と削除

デベロッパーワークベンチを利

用可能

Global Groups / Roles

Web Query Admin ● ● ● ● ● ● ● ●

QWQADMIN ●Developer Workbench ●

Top Level Folder Groups

Xxx-Admin ●Xxx-Analyst ● ●Xxx-Dev ● ● ●Xxx-DBA ●Xxx-Run ●Xxx-Sched ● ●

© 2016 IBM Corporation28

セキュリティー:ユーザーごとの権限付与

■ 2種類の管理者ユーザー権限

• Web Query Administrator

− 下記の6種類の全てのユーザー権限を持つ

− 更に下記の2つの権限を持つ

– トップ・レベル・フォルダーの作成

– ユーザーの追加と削除 (セキュリティセンターの利用)

• QWQADMIN – 管理コンソールでの設定

– ユーザーの追加と削除(セキュリティセンターの利用)

■ Developer Workbenchのユーザー権限

• Devworkbench

− デベロッパーワークベンチを利用可能

■ 6種類のユーザー権限(トップ・レベル・フォルダーごとに設定可能)

• Folder Administrator – フォルダーへのアクセスを管理

• Analyst – 利用者自身専用のレポート作成

• Developer – 個人用および共用のレポート作成

• DBA – メタデータの管理

• Run – レポートの実行

• Sched – 各ドメインでスケジュール可能

© 2016 IBM Corporation29

メタデータ管理による複数システムの情報活用

DB2 Web Query

他サーバーのデータ照会 • 別マシンでも別LPARでもOK

• プラットフォームを越えたデータ活用• システム間のデータ複製が不要に• 統一されたインターフェースで複数システム

のデータにアクセス可能

Microsoft SQLサーバー

IBM i

開発者

閲覧者

メタデータ

JDE サーバー

他のIBM i 区画や Microsoft SQLサーバーなど複数システムのデータを、DB2 Web Queryから一元的に情報活用できます

IBM i (別マシン / 別区画) 他サーバーの全データは、メタデータとして扱われるため

閲覧者や開発者はどのサーバーに実データがあるか意識不要

© 2016 IBM Corporation30

■ レポートを作成する前に使用するデータ(物理ファイル(テーブル)、論理ファイル(ビュー)など)に対して作成が必要

■ データそのものではなく、データに関する事項を記したデータ

• 例:フィールドの定義情報、データへのアクセス情報

メタデータ(シノニム)とは

*Reporting Serverコンソールを使用して参照

データへのアクセス情報

フィールドの定義情報

© 2016 IBM Corporation31

■ DB2 Web Query の機密保護機能• ログインID/パスワードは5250と同一、既存の機密保護機能の活用可能

• 2つの機密保護機能

− トップレベルフォルダー:ユーザーが許可されたフォルダー内のレポートのみ閲覧可能

− IBM i のオブジェクト権限:レポート実行の際に使用するデータへのアクセス権限をチェック

管理者ユーザーでのログイン 一般ユーザーでのログイン(営業ドメインにのみ登録)

営業部フォルダーと共通フォルダーのみ表示される全てのフォルダーが表示される

安心の機密保護機能

DB2 Web Query 認証機能が、ログインの可否や、ログイン・ユーザーの権限、閲覧可能範囲をチェックします

© 2016 IBM Corporation32

追加機能:URLでの参照 WQRAX

※WQRAX - DB2 Web Query REST-based Application eXtension

WebブラウザーやWebアプリケーションから直接DB2 Web Queryのレポート/グラフを実行できます

© 2016 IBM Corporation33

追加機能:WQRAXの2つのモード

■ ブラウズ・モード

• ユーザーがレポート、フォルダーのURLアドレスを知らなくても、参照できるインターフェース

• 以下のURLからアクセス

• http://<your_server>:12331/wqrax/report

• または

• http://<your_server>:12331/wqrax

■ ダイレクトモード

• 特定のレポートまたはグラフをアドレスを直接入力することにより実行可能

− 例えば、下記URLを入力することにより、直接レポートを実行できますhttp://<your_server>:12331/wqrax/report?qwqPath=jundommt/std_reports/WQRAX/HINTEST.fex

ブラウズモードでレポート/グラフを照会するより、特定のレポートに早く実行できます

© 2016 IBM Corporation34

追加機能:ETLツール DataMigrator for i

• DataMigrator Server

• 保管や実行エンジン

• DB2 Web Queryと同じサーバー

• Data Management Console (DMC)(開発環境)

• グラフィック・ユーザー・インターフェース

• ETL「フロー」の作成と管理

• DB2 for i 以外のDBサーバーのデータも抽出可能

• v2.2より新しいアダプターを提供

− MySQL

− PostgreSQL

− 汎用JDBCドライバー

DataMigrator for i で抽出、変換、ロードしたデータを使って、レポートを作成し、データ活用ができます

© 2016 IBM Corporation35

参考URL

■ DB2 Web Query for i IBM DB2 Web Query for i 各種資料/マニュアル• ご紹介資料やデモ動画、各種マニュアルを公開しています。

− http://www-06.ibm.com/systems/jp/power/software/i/software/db2/webquery/resources.html

■ DB2 Web Query for i マニュアル(日本語版)• Information Builders社が提供しているV2R1のマニュアルです。2012年7月に新しいバージ

ョン(V2R1)が提供され、新機能についても記載されています。− https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=ja#!/wiki/W516d8b60d3

2c_4fc5_a811_5f3d840bf524/page/Release%202.1%20Product%20Manual

■ DB2 Web Query for i Wiki• 英語のサイトとなりますが、最新情報が公開されています。2.1のRedBook(英語版)も入手

可能です。− https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/wikis/home?lang=ja#/wiki/W516d

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