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2016/3/11 ZEKKO株式会社 政次 Copyright © 2016 ZEKKO INC. All Rights Reserved. 1 BIはなぜ定着しないのか? その本質的理解と解決への考え方

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2016/3/11

ZEKKO株式会社

岡 政次

Copyright © 2016 ZEKKO INC. All Rights Reserved. 1

BIはなぜ定着しないのか?その本質的理解と解決への考え方

AGENDA

1.見える化の課題

2.BIツールの歴史

3.BIシステムの課題

4.A社の成功事例

5.BI定着の解決策

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会社紹介

会社名 : ZEKKO株式会社 ZEKKO.INC

本 社 : 北海道札幌市西区二十四軒1条4丁目1番10号

設 立 : 2014年2月

株 主 : 経営陣

事業内容 : データベース関連ソフトウエアの開発

クラウドサービスの提供「LozioMAF」

経営者略歴 : 代表取締役社長 CEO 伊藤宏二

国産BIツールの代表的製品である「Dr.SumEA」のDB

エンジンの開発を担っていたディジタル・ワークス(株)の

創業者。

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見える化の課題

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金 もの

人 お客様

儲かるもの

売れるもの

価値提供

おもてなしの心社会に必要とされる企業であること

収益>

「人」「もの」「金」の収益効率の見える化

計画と実績のギャップの見える化

売上・在庫・粗利

事実 課題① 対策 評価 課題② 対策 課題③

■課題は移動する → 次の課題が見える →システム対応が追い付かない

BIツールの歴史

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メインフレーム

C/Sシステム

ERPシステム

Webシステム

1980 1990 2000 2005 2010 2016

Cloudサービス

帳票

経営情報システムPwerBuluderVisualBasic

ダッシュボード

モバイル

SAP B/WBusinessObjects

HyperionCognos

Dr.sum

QlikView tableau

PowerBI

EXCEL

電子帳票

BigData、SNS

IoT

Global,連結決算

見える化

SAPOracleIBM

ウイングアーク

50年の歴史

十数年

昨日の実績が朝分かる月次→日次

プラットフォームの多様化

BIツールの歴史

•基幹システム• プラットフォームの多様化

• 個別最適システムの拡がり

•情報系システム• ビッグデータ

• SNS

• IoT

• MDM(マスター・データ・マネージメント)

• BIツールの多様化(ディスカバリー型BI)

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収益向上につながるIT投資 : IoT

運用コスト増

データ収集が容易

データの多様化

データ活用課題

BIシステムの課題

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ERP

Web

マスター

実績

業務システム

ホスト

統合

マスター

Cloud

マスター統合

データ統合 DWH

データウエアハウス データマート BI

①仕様変更多発②個別最適システムデータのゆらぎコードがバラバラシステムの増加

データの鮮度と精度が低い

遅い

課題1:「仕様変更」の繰り返し

• アウトプットは仕様変更しながら使うもの• アウトプットの陳腐化はビジネススピードに比例する。

• 管理資料は使い捨て感覚

• 帳票の時代から管理帳票はほぼ使われていない。

• 電子帳票化するとよくわかる。

• システム利用者の増加、提供方法の多様化• 必然的に仕様変更が増大する• アウトプットの要求は百人百様

• 情報系システムは完成してからスタートだ

• 仕様変更が来ない = 使わなくなったBI

• EXCELレポートが増える・・・悪循環の始まり

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システムは完成したら運用フェーズ

1人1台のPCスマホタブレット

システムは要件通りに作る

課題2:個別最適システムの弊害

• 事業のグローバル展開

• ビジネススピードの加速

• ERPシステムによるシステム統合

• ホスト撤廃によるコスト削減

• サーバ化によるコスト削減

• 個別最適システム化の拡がり

• 運用コストの増加

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IT戦略(ICTコストの削減、開発スピード向上)

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課題:コスト増、IT統制

個別最適システムの統合

10年経っても未解決

10年以上

個別最適化が拡がる原因

【日本企業の特徴】• 日本企業の強みは、高品質、高生産性• 現場主義・・・ボトムアップ• 創意工夫• 自主的改善、TQC活動

• 日本企業成長の源• 現場は個別最適とは思っていない• 人材育成・・・企業力

• トップダウンとボトムアップの両立• 全体最適と個別最適の両立

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実現策が必要

解決策:データをお金に換えるためにしくみづくり

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ERP

Web

マスター

実績

業務システム

ホスト

統合

マスター

Cloud

マスター統合

データ統合 DWH

データウエアハウスデータマート BI

仕様変更個別最適システムデータのゆらぎコードがバラバラシステムの増加

②ディスカバリー型BI

③仮想統合マスター⑤マスターデータ管理

仮想化

⑥システム統合

④仮想DWH

①仮想データマート

仮想化

課題解決のステップ

1.データマートの仮想化

2.ディスカバリー型BIの活用

3.統合マスターの仮想化

4.DWHの仮想化

5.マスターデータ管理の仮想化

6.システム統合

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個別最適システム+仮想化 → 仮想全体最適化

データの鮮度と精度

運用

連携

コストリスク

(参考)BIツールの潮流

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現場部門主導

IT部門主導

Tableau

Qlikview

PowerBI

IBM

SAP

Dr.sumEA

Oracle

トラディショナル型BI

EXCEL

ディスカバリー型BI

試行錯誤型課題解決

コックピット見える化

少ない投資で成果を出す

既存のツールは最大限活用

(参考)業務システムの共通基盤化

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基盤化

仮想化

仮想化

まとめ

• データ管理、マスター管理の仮想化

• ディスカバリー型BIの活用

• 個別最適システムはそのまま活かす

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ビジネススピード =< データ提供スピード

現場のモチベーションを上げるしくみ

コミュニケーションを密にとる

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