問質般一

13 一般質問

三種町　議会だより第47号 Ｈ29.11.1

ネーミングライツ（命名権）の導入を

大澤　和雄　議員

　　　地域の活力を維持、

　　　発展させるため、町

内のスポーツ施設、文化施

設、公園など、主に町民が

利用している公共施設に愛

称を提案してもらう「提案

型ネーミングライツ」（命

名権）の導入を検討してみ

てはどうか。

　ネーミングライツの契約

が成立した場合、町のメリ

ットとしては、ネーミング

ライツ料の収入のほか、当

該施設の維持、修繕に要す

る経費の節減につながる。

　施設の知名度、集客力、

サービス向上を図ることを

目的として、本町でも導入

してみてはどうか。

　　　ネーミングライツは、

　　　スポンサー企業から

対価を支払っていただき、

公共施設に愛称として社名

や商品名を付すものである。

安定的な財源確保により持

続可能な施設運営に資する

ことのできる方法であり、

自治体と企業・団体による

共同・協賛事業が行われ、

地域の活性化を図ることが

期待されている。

　一方では、「企業や商品

名だけが目立ち、どのよう

な施設かわからなくなる」

などの問題点も指摘されて

いる。

　まずは、ネーミングライ

ツを導入している自治体の

事例や情報などの収集に努

め、研究を進めていきたい。

　　　介護保険料の特別徴

　　　収の対象とならない、

いわゆる年金額18万円以下

の低年金の方や無年金で生

活に困窮する方の納付率・

滞納額は、全国的に悪化傾

向にあると言われている。

　保険料を滞納した場合は、

要介護者に給付制限が課せ

られることになっている。

しかし、滞納の背景には低

所得者の生活困窮があり、

給付制限を回避し安心して

介護を受けられるよう改善

していかなければならない

と考えるが、町の対応は。

　　　介護保険料の滞納額

　　　は、本町でも増加傾

向にある。

　滞納者への対応としては、

納付書や催告書の送付に加

え、戸別訪問により納付の

お願いをしている。

　また、滞納者の給付制限

については、滞納額を納付

してもらうことで解消され

る。介護被保険者証の交付

手続き段階で、丁寧に説明

することにより滞納が解消

されるケースが多くある。

今後も、国や他市町村の状

況を見ながら適切に対処し

ていきたい。

大澤

町長

町長

大澤

情報収集に努めていきたい町長

公共施設にネーミングライツを

介護保険料滞納に

よる給付制限の回

避を町

長　適切に対処する