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種 類 キッチンシステムK-1(伸誠商事)
重 量 約 175kg
寸 法 L1200×W550×H960(mm)
使用燃料 灯油(タンク容量 20リットル:炊飯 16回分)
電 源 付属の発電機または家庭用電源(100V)
備蓄数量 小学校拠点に1台
移動式炊飯器
移動式炊飯器は、炊飯 120 食分を(約 12kg)を約 24 分で炊き
あげることができるほか、汁物、煮物、炒め物、蒸し物などの調
理にも活用できます。
1
番号 部品名称 番号 部品名称
① かまど ⑨ 圧力計(灯油タンク圧)
② 外釜 ⑩ エアー抜きバルブ
③ 内釜(網板、仕切板付)※1 ⑪ キャスター(ブレーキ付き)
④ バーナー(火力調整コック) ⑫ 操作パネル
⑤ 発電機(100V,900W以上) ⑬ 給油口
⑥ コンプレッサー ⑭ 灯油レベル計 ※2
⑦ 灯油タンク ⑮ ドレンタンク
⑧ 排気ダンパー ⑯ 点検窓
※1 内釜の網板、仕切板は、米の仕込み量に関係なく必ず使用する。
(熱湯を均一に循環させるため)
※2 灯油レベル計(ウレタンチューブ)のL字耐油ゴムの耐用年数:
5年
1 部品名称
2
1 かまどの回りは、高温になるので注意する。
2 運転中は、絶対に給油口を開けない。(圧力がかかっているため)
3 点火時に、「⑯点検窓」を覗かない。(火が飛び出すことがあるため)
4 かまどの換気口を閉めるときは、片側だけにする。両方いっぺんに
閉めない。
5 「⑮ドレンタンク」(廃油の受け皿)が、空になっているか確認する。
(廃油が満タンで逆流すると、バーナー部を損傷する。)
6 水平な場所に設置してブレーキをかけ、動かないようにする。
【準 備】
手順1 必要量の米(1食分:0.1kg)を用意して研ぎ、水を切る。
手順2 「②外釜」を「①かまど」に入れ、必要量の水を入れる。
(必要量の水=下表の「水の量」+2リットル)
* このような↑「仕込み方」は絶対に行わない。
⇒ 炊飯の失敗原因となる。
* 炊飯は設定の「炊飯時間」より長く行わない。
⇒ 飯の焦げ付く原因となる。
* 炊飯後の「蒸らし」は、必ず行う。
⇒ 飯に芯が残る原因となる。
2 使用にあたっての注意点
3 使用方法
120 食分
100 食分
80 食分
60 食分
40 食分
20 食分
3
手順3 「③内釜」に米を入れ、「②外釜」にセットする。内釜に付属
の網板をかぶせる。
手順4 「②外釜」に蓋をかぶせ、ねじでしっかり固定する。
手順5 蒸気が漏れる位置に近いねじを増締する。
【給 油】
手順1 移動式炊飯器の燃料は、灯油を使用する。「⑦灯油タンク」に
圧力がかかっていないことを6頁の【消火】の手順6と7を実施
し確認する。「⑬給油口」の蓋を外し、給油ポンプ等使用し「⑦
灯油タンク」に灯油を入れた後「⑬給油口」の蓋を閉める。
手順2 発電機の燃料は、ガソリンを使用する。「⑤発電機」のガソリ
ンタンクにガソリンを入れる。
【点 火】
手順1 「⑫操作パネル」の「システムスイッチ」と「燃焼スイッチ」
が「OFF」になっていることを確認してから「⑤発電機」を始
動し、本体の電源プラグを「⑤発電機」のコンセントに接続する。
4
手順2 「⑫操作パネル」の「システムスイッチ」を上にあげ、「ON」
にする。「SYSTEMシ ス テ ム
POWERパ ワ ー
」が点灯したことを確認す
る。
手順3 「READYレ デ ィ ー
」ランプが点灯したことを確認する。ランプは
「⑨圧力計」の目盛が「3kg/cm2」に達した時点で点灯する。
手順4 「④火力調整コック」が「大」(左に回す)になっているかを
確認する。
手順5 ⑫操作パネルの「燃焼タイマー」で時間の設定を行う。
タイマーの設定時間は「18分~連続」まで6段階あります。
設定した時間が来ると火は自動で消えます。
タイマーは設定した場所から動くことはありません。
“連続”を設定した場合は、手動で切るまで火は消えません。
5
手順6 「⑫操作パネル」の「燃焼スイッチ」を上にあげ、「ON」に
する。
手順7 約3分後に自動点火する。
【消 火】
「④火力調整コック」を大にしておこなう。
手順1 設定時間が来ると自動で消火する。
(燃焼タイマーを「連続」で指定した場合は、手動で「燃焼ス
イッチ」を「OFF」に下げる。)
手順2 消火した後に「READYレ デ ィ ー
」ランプが再度点灯するのを待つ。
手順3 「READYレ デ ィ ー
」ランプが点灯したら、「システムスイッチ」を
「OFF」に下げる。
手順4 本体の電源プラグを「⑤発電機」から引き抜く。
手順5 「⑤発電機」を停止させる。
手順6 「⑬給油口」の横にある「⑩エアー抜きバルブ」のリング部
分を引いて、エアー抜きをして減圧をする。
手順7 ⑨圧力計の目盛が“0kg/cm2”になったことを確認する。
6
手順1 「エアー抜き」がされていることを確認する。
手順2 「⑮ドレンタンク」を取り外し、溜まった廃油を処分する。
手順3 「②外釜」、「③内釜」、付属の網板、仕切板を丁寧に洗浄する。
また、付属品のしゃもじなどの調理器具も同様に洗浄する。
手順4 「⑤発電機」に残っているガソリンがなくなるまで運転する。
4 収納保管
廃油の処理
炊飯器や発電機を使用し、取り出した廃油や燃料を地面や排水
溝などに処分することは廃棄物処理法で禁止されています。ガソ
リンスタンドなどで適正な処理を行ないましょう。
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種 類 まかないくん 85型(ヤマヤ物産)
重 量 約 54kg
寸 法 φ770×H959
使用燃料
及び
燃 費
灯油(タンク容量 20リットル)
Hi 3.23ℓ/h
Lo 2.28ℓ/h
電 源 発電機または家庭用電源(100V)
備蓄数量 小学校拠点に1台
移動式炊飯器
移動式炊飯器は、炊飯のほか、汁物、煮物、炒め物、蒸し物などの
調理にも活用できます。
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1 各部の名称
※上記点線部は、LP ガスを燃料とするものになるため、灯油を燃料と
するものについては、以下を参照ください。
灯油バーナーユニット
運転スイッチ
バルブ
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1 釜やカマドの排気孔付近は調理中や調理直後には高温になっていま
す。直接触れないでください。
2 カマドの排気孔はふさがないでください。不完全燃焼の原因となり
危険です。
3 このカマドは屋内では使えません。屋外専用です。屋外で使用する
場合でも雨や埃がかからないよう風通しの良いテントの下などでお使
いください。
4 吹き消えなどで炉内に生ガスが発生した場合は、すみやかにバーナ
ーコックを閉め、カマド内に風を送り込み内部の滞留ガスを放出して
下さい。
5 風の強い時などは、時々バーナーの着火状態を確かめてください。
6 新建材、ゴム、プラスチック、ダンボール類は燃焼しないでくださ
い。悪性ガスの発生やカマドを腐食させる原因になります。
【カマド本体の組み立て方】
手順1 カマドを設置したら、キャスターにロックをかけ、羽釜を外し
ます。
2 使用にあたっての注意点
3 使用方法
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注意! カマドの上部が反転している場合は、まかないくんのマークが
前に来るようにします。
手順2 このとき皿目も並べます。
手順3 羽釜を乗せたら組立完成です。
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【灯油バーナーの取付】
手順1 カマドの蝶ネジ部にバーナーを引っ掛けます。カマドのチェー
ンが火口内に入らないように気をつけてください。
手順2 灯油タンクを2m以上離して設置します。
手順3 ホースのエア抜きを行います。ストレーナー上部にある金ネジ
を 10円玉などで緩めてください。
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手順4 コックの位置がタンクの底辺より上にあるため)タンクに灯油
を3L以上入れ、プラケースの上に置いて、コックを開きます。
手順5 ストレーナー下に灯油タンクの蓋を設置します。蓋の下には雑
巾などを敷いてください。
手順6 金ネジ部から灯油が出てきて、泡→透明な灯油になったら締め
ます。ストレーナーについた灯油は雑巾で拭き取ってください。
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【灯油バーナーの着火】
手順1 コンセントを差し込んで、火力HIの状態から電源をONにし
ます。
手順2 バーナーをONにするときは必ず羽釜の中に水もしくは食料を
入れましょう。空焚きは禁止です。
手順3 バーナーを稼働中は可燃物を近くに置かないで下さい。
故障の原因になります
ので、コンセントを差し込
んだまま、発電機を始動さ
せないでください。
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【収納】
手順1 タンクのコックを閉め、バーナースイッチをONにします。
※ この時、羽釜は必ず外すこと(空焚き注意)
手順2 バーナーの火が消えたら、バーナースイッチOFFにしてバー
ナーを取り出してください。
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手順3 目皿をまとめて灰受け皿にまとめます。
手順4 羽釜を戻し、シートカバーをかぶせたら収納完了です。
手順5 灯油タンクの灯油をすべて抜き取ります。
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手順6 バーナーのヘッドが冷めたら、
左:バーナー
右:タンク
の順番にプラケースに収納してください。
灯油バーナーに付着した灯油はキレイに拭き取ってください。
収納時はホースが傷つかないよう注意してください。
【釜底のコゲの処理方法】
・ 直炊飯の性質上、釜底の若干の焦げ付きは
必ず発生する(旨味のうち)。
・ これを上手に剥がすためには、釜に水を再
投入し沸騰させる(金属の性質(熱により伸
びる)を活用し釜底から焦げを剥がす)こと
が重要。
・ 残った焦げは、金だわしなどで軽くこする。
●処理後の写真
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