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本書は、原爆症認定集団訴訟のたたかいの記録である。この 集団訴訟は、全国で広島、長崎の被爆者306人が、「被爆の 実相」を明らかにすることによって、国に原爆症と認めさせ、核 兵器をなくすことに寄与したいとして提起した裁判である。 キリトリ お名前 ご住所 ☎お電話 郵便番号 セット 原爆症認定集団訴訟 たたかいの記録 ―明らかにされたヒバクの実相 原爆症認定集団訴訟・記録集刊行委員会 [編] 全2巻セット 注文先 【送信先】 FAX 03-3987-8590 〒170-8474 東京都豊島区南大塚3-12- 4 03-3987- 8621 日本評論社 営業部販売課 日本評論社 第1巻 報告集 刊行にあたって 刊行によせて/池田眞規・齋藤 紀・聞間 元・澤田昭二・田中煕巳 序 章 森 孝博 第1章 原爆症認定集団訴訟はどのような運動であり裁判だったのか/宮原哲朗 第2章 原爆症裁判とは何か/内藤雅義 第3章 原爆症認定集団訴訟と被爆者運動/山本英典 第4章 原告を支えた運動/伊藤直子 第5章 各地のたたかい 第6章 座談会・弁護士は集団訴訟にどう取り組んだか 終 章 原爆症認定集団訴訟運動の到達点と今後の課題/大久保賢一 年表  原爆症認定集団訴訟のあゆみ 用語集/内藤雅義 あとがき 第2巻 資料集 Ⅰ 主張関係書面 ①訴状、②最終準備書面 Ⅱ 証拠関係(意見書・調書) 田中煕巳(日本被団協事務局長)・牟田喜雄(くわみず病院附属平和クリニッ ク医師)・澤田昭二(名古屋大学教授・理学博士)・安斎育郎(立命館大学 国際関係学部教授)・野口邦和(日本大学歯学部講師)・矢ヶ崎克馬(琉球大 学理学部教授・当時)・市川定夫(農学博士・社会学名誉博士)・増田善信 (気 象学者)・齋藤 紀(元広島福島生協病院・現福島わたり病院)・福地保馬(藤女 子大学教授)・中沢正夫(精神科医)・肥田舜太郎氏(医師)証人尋問調書 ほか Ⅲ 原爆症認定資料 ①認定基準(内規)、②原爆症認定に関する審査の方針 ③新しい審査の方針 Ⅳ 対政府関係資料 ①原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書 ②内閣官房長官談話 Ⅴ 被団協運動関係 A5判上製 全2巻セット 本体価格15,000+税 付録DVD「原爆症認定集団訴訟の記録 にんげんをかえせ」 ISBN=978-4-535-51847-6 hp://www.nippyo.co.jp/ 原爆症認定集団訴訟・記録集刊行委員会 【編】 原爆症認定集団訴訟 たたかいの記録 ―明らかにされたヒバクの実相 「隅ずみまで明快な 偉大な本」 大江健三郎 (作家) 20 世紀に人間のたどりついた、究極の決意は何だったか、といま福島原発事故の大きい放 射能汚染のなかで、あらためて確認します。 「ふたたび被爆者をつくらせない。」 この大きい本は「証言集」 「資料集」ともに文章の明確さできわだっていますが、原爆症認定 集団訴訟までの苦しみにみちた経験と裁判そのものが(原告の次つぎの死)、訴訟の原理的 正しさともども被爆者たちにこの表現をあたえたのです。弁護人、各界からの専門家の文 章にも共有されて、本書を比類のない(しかも読みやすい)偉大な本とします。 私は危機を超えての「希望」を見ました。 推薦 目 次

原爆症認定集団訴訟 - Kinokuniya本書は、原爆症認定集団訴訟のたたかいの記録である。この 集団訴訟は、全国で広島、長崎の被爆者306人が、「被爆の

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Page 1: 原爆症認定集団訴訟 - Kinokuniya本書は、原爆症認定集団訴訟のたたかいの記録である。この 集団訴訟は、全国で広島、長崎の被爆者306人が、「被爆の

本書は、原爆症認定集団訴訟のたたかいの記録である。この集団訴訟は、全国で広島、長崎の被爆者306人が、「被爆の実相」を明らかにすることによって、国に原爆症と認めさせ、核兵器をなくすことに寄与したいとして提起した裁判である。

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原爆症認定集団訴訟 たたかいの記録―明らかにされたヒバクの実相 原爆症認定集団訴訟・記録集刊行委員会[編]

全2巻セット

注文先 【送信先】FAX ▼03-3987-8590

〒170-8474 東京都豊島区南大塚3-12-4☎ 03-3987-8621

日本評論社 営業部販売課

日本評論社

第1巻 報告集刊行にあたって刊行によせて/池田眞規・齋藤 紀・聞間 元・澤田昭二・田中煕巳序 章 森 孝博第1章 原爆症認定集団訴訟はどのような運動であり裁判だったのか/宮原哲朗第2章 原爆症裁判とは何か/内藤雅義第3章 原爆症認定集団訴訟と被爆者運動/山本英典第4章 原告を支えた運動/伊藤直子第5章 各地のたたかい第6章 座談会・弁護士は集団訴訟にどう取り組んだか終 章 原爆症認定集団訴訟運動の到達点と今後の課題/大久保賢一年表  原爆症認定集団訴訟のあゆみ用語集/内藤雅義あとがき

第2巻 資料集Ⅰ 主張関係書面 ①訴状、②最終準備書面Ⅱ 証拠関係(意見書・調書) 田中煕巳(日本被団協事務局長)・牟田喜雄(くわみず病院附属平和クリニッ ク医師)・澤田昭二(名古屋大学教授・理学博士)・安斎育郎(立命館大学  国際関係学部教授)・野口邦和(日本大学歯学部講師)・矢ヶ崎克馬(琉球大 学理学部教授・当時)・市川定夫(農学博士・社会学名誉博士)・増田善信 (気 象学者)・齋藤 紀(元広島福島生協病院・現福島わたり病院)・福地保馬(藤女 子大学教授)・中沢正夫(精神科医)・肥田舜太郎氏(医師)証人尋問調書 ほかⅢ 原爆症認定資料 ①認定基準(内規)、②原爆症認定に関する審査の方針 ③新しい審査の方針Ⅳ 対政府関係資料 ①原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書 ②内閣官房長官談話Ⅴ 被団協運動関係

A5判上製 全2巻セット 本体価格15,000円+税 付録DVD「原爆症認定集団訴訟の記録 にんげんをかえせ」ISBN=978-4-535-51847-6 http://www.nippyo.co.jp/

原爆症認定集団訴訟・記録集刊行委員会【編】

原爆症認定集団訴訟 たたかいの記録―明らかにされたヒバクの実相

「隅ずみまで明快な 偉大な本」 ̶̶̶̶ ̶大江健三郎(作家)20世紀に人間のたどりついた、究極の決意は何だったか、といま福島原発事故の大きい放射能汚染のなかで、あらためて確認します。「ふたたび被爆者をつくらせない。」この大きい本は「証言集」「資料集」ともに文章の明確さできわだっていますが、原爆症認定集団訴訟までの苦しみにみちた経験と裁判そのものが(原告の次つぎの死)、訴訟の原理的正しさともども被爆者たちにこの表現をあたえたのです。弁護人、各界からの専門家の文章にも共有されて、本書を比類のない(しかも読みやすい)偉大な本とします。私は危機を超えての「希望」を見ました。

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