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債券内容説明書
令和 2 年 2 月 7 日現在
愛知県･名古屋市折半保証
第 150 回・第 151 回
名古屋高速道路債券
名古屋高速道路公社
1. 本債券内容説明書（以下「本説明書」という。）において記載する「愛知県･名古屋
市折半保証第 150 回・第 151 回名古屋高速道路債券」（以下「本債券」という。）
は、地方道路公社法（昭和 45 年法律第 82 号。以下「公社法」という。）第 27 条の 2
に基づき、名古屋高速道路公社（以下「当公社」という。）が発行する公募債券で
す。
2. 本債券は、愛知県･名古屋市が折半して債務保証をしている公募債券です。
3. 本債券については、金融商品取引法（昭和 23 年法律第 25 号）第 3条により同法第 2
章の規定は適用されず、その募集について同法第 4条第 1項の規定による届出は必要
とされません。
本説明書は、当公社の事業、財務の内容等について、公社法第 26 条に定める財務諸
表等をもとに、当公社が任意に作成したものであり、金融商品取引法第 13 条第 1 項
に基づく目論見書ではありません。
また、本説明書においては、保証体である愛知県及び名古屋市にかかる開示はなされ
ておりません。
4. 当公社の財務諸表は、公社法及び公社法施行規則（昭和 45 年建設省令第 21 号）並び
に名古屋高速道路公社会計規程及び同実施細則に基づき作成され、公社法で規定する
当公社監事による意見を付した上で、設立団体の長である愛知県知事及び名古屋市長
に提出しているものです。
なお、上記の財務諸表は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定は適用されない
ため、同条に基づく公認会計士又は監査法人の監査証明は受けておりません。
本説明書は、以下の場所に備え置き閲覧に供しています。
名古屋高速道路公社経営企画部企画課（予算・資金担当）
名古屋市北区清水四丁目 17 番 30 号
（名古屋高速道路公社黒川ビル 6階）
電話番号:052-919-5639
目 次
頁
第一部 証券情報 ············································ 1
第 1 募集要項 ············································ 2
1 新規発行債券（5年債） ······························· 2
2 債券の引受け及び債券に関する事務（5 年債） ·········· 5
3 新規発行債券（20 年債） ······························ 6
4 債券の引受け及び債券に関する事務（20 年債） ········· 9
5 新規発行による手取金の使途 ························ 10
第二部 法人情報 ············································ 11
第 1 法人の概況 ·········································· 12
1 主要な経営指標等の推移 ···························· 12
2 沿革 ·············································· 14
3 事業の内容 ········································ 15
4 関係会社の状況 ···································· 34
5 職員の状況 ········································ 34
第 2 事業の状況 ·········································· 35
1 業績等の概要 ······································ 35
2 重点施策 ·········································· 42
3 事業等のリスク ···································· 43
4 経営上の重要な契約等 ······························ 44
5 研究開発活動 ······································ 44
6 財政状態及び経営成績の分析 ························ 44
第 3 設備の状況 ·········································· 46
1 設備投資等の概要 ·································· 46
2 主要な設備の状況（事業資産） ························ 46
3 設備の新設、除却等の計画 ·························· 47
第 4 法人の状況 ·········································· 48
1 基本金の推移 ······································ 48
2 役員の状況 ········································ 48
3 コーポレート･ガバナンスの状況 ····················· 50
第 5 財務の状況 ·········································· 51
1 財務諸表の作成方法 ································ 51
2 財務諸表の提出 ···································· 51
3 財務諸表等 ········································ 51
(1)平成 30 事業年度 ·································· 52
①監事の意見書 ···································· 52
②財務諸表 ········································ 53
〔参考〕キャッシュ･フロー計算書 ··················· 57
(2)平成 29 事業年度 ·································· 58
①監事の意見書 ···································· 58
②財務諸表 ········································ 59
〔参考〕キャッシュ･フロー計算書 ··················· 63
(注) 1. 本説明書中の数値は、特に他の記載がない限り、平成 31 年 4月 1日現在のものです。
2. 本説明書中の表においては、数値が原則として四捨五入されているため、合計は計数の
総和と必ずしも一致しません。
3. 当公社の事業年度は、各年 4 月 1 日に開始し、翌年の 3 月 31 日に終了します。なお、本
説明書において、「平成 30 事業年度」又は「平成 30 年度」とは、平成 30 年 4月 1日に
開始し、平成 31 年 3月 31 日に終了した事業年度をいい、その他の表記もその例になら
います。
4. 本説明書中の道路の名称は、必要に応じて法令上の整備計画の路線名で表している場合
と、管理上の路線呼称で表している場合があります。
- 1 -
第一部 証券情報
- 2 -
第 1 募集要項
1 新規発行債券（5 年債）
銘 柄 愛知県･名古屋市折半保証
第 150 回名古屋高速道路債券
振替債券の総額 12,000 百万円
記名・無記名の別 － 発行価額の総額 12,000 百万円
各 債 券 の 金 額 1,000 万円 申 込 期 間 令和 2年 2月 7 日
発 行 価 格 額面 100 円につき
金 100 円
申 込 証 拠 金 額面 100 円につき金 100 円
とし、払込期日に払込金に
振替充当する。申込証拠金
には利息を付けない。
利 率 年 0.005％ 払 込 期 日 令和 2年 2月 28 日
利 払 日 毎年 2月 28 日及び 8月 28 日 申 込 取 扱 場 所 別項引受金融商品取引業者
の本店及び国内各支店
償 還 期 限 令和 7年 2月 28 日 振 替 機 関 株式会社証券保管振替機構
東京都中央区日本橋茅場町
二丁目 1 番 1号
募 集 の 方 法 一般募集
利 息 支 払 の 方 法 1 利息支払の方法及び期限
(1)本債券の利息は、払込期日の翌日から本債券を償還すべき日(以下「償還
期日」という。)までつけ、令和 2 年 8月 28 日を第 1 回の支払期日として
その日までの分を支払い、その後毎年 2月 28 日及び 8 月 28 日の 2回に各
その日までの前半か年分を支払う。
(2)償還の場合に半か年に満たない利息を支払うときは、半か年の日割をも
って計算する。
(3)利息を支払うべき日が銀行休業日にあたるときは、その支払は前日に繰
り上げる。
(4)償還期日後は、利息をつけない。
2 利息の支払場所
本債券の利息は、社債、株式等の振替に関する法律（平成 13 年法律第 75
号）（以下「社債等振替法」という。）及び上記「振替機関」欄記載の振替
機関が定める業務規程その他の規則に従って支払われる。
償 還 の 方 法 1 償還金額
額面 100 円につき金 100 円
2 償還の方法及び期限
(1)本債券の元金は、令和 7 年 2月 28 日にその総額を償還する。
(2)償還期日が銀行休業日にあたるときは、その支払は前日に繰り上げる。
(3)本債券の買入消却は、払込期日の翌日以降、上記「振替機関」欄記載の
振替機関が別途定める場合を除き、いつでもこれを行うことができる。
3 償還元金の支払場所
本債券の元金は、社債等振替法及び上記「振替機関」欄記載の振替機関が
定める業務規程その他の規則に従って支払われる。
- 3 -
担 保 本債券には担保は付されておらず、また本債券のために特に留保されている資
産はない。
保 証 本債券の元金及び利息の支払については、地方道路公社法（昭和 45 年法律第
82 号）の定めるところにより、平成 31 年 3月 20 日の愛知県議会及び平成 31
年 3月 15 日の名古屋市会において議決された一般会計予算にもとづいて、愛
知県及び名古屋市により折半保証されている。
財
務
上
の
特
約
担保提供制限 該当事項なし
(本債券は債務保証付であり、財務上の特約は付されていない。)
その他の条項 該当事項なし
取 得 格 付 該当事項なし
摘 要
1 社債等振替法の適用
本債券は、社債等振替法の規定の適用を受けるものとし、同法第 120 条で
準用する同法第 67 条第 1項の規定により本債券の証券は発行しない。
2 募集の受託会社
(1)本債券の募集の受託会社（以下「受託会社」という。）は株式会社三菱
ＵＦＪ銀行及び株式会社みずほ銀行とする。
(2)受託会社は、本債券の債権者のために弁済を受け、または本債券にもと
づく債権の実現を保全するために必要な一切の裁判上または裁判外の行為
をする権限を有する。
(3)受託会社は、本債券の発行要項各項のほか、法令及び名古屋高速道路公
社（以下「公社」という。）と受託会社との間の令和 2 年 2月 7日付愛知
県・名古屋市折半保証第 150 回名古屋高速道路債券募集委託契約証書に定
める義務及び権限を有する。
(4)受託会社が共同して行うこととされている事務の取扱については、株式
会社三菱ＵＦＪ銀行をその代表者とする。
3 時効
本債券の消滅時効は、元金については 10 年、利息については 5年とす
る。
4 公告の方法
本債券に関し、本債券の債権者に通知すべき事項がある場合は、法令また
は契約に別段の定めがある場合を除き、東京都、大阪市及び名古屋市で発行
される各 1種以上の新聞紙にこれを掲載する。ただし、受託会社が、本債券
の債権者のために必要でないと認めたときは、この限りではない。
5 本債券の債権者集会
(1)本債券の債権者集会（以下「債権者集会」という。）は、本債券総額に
つきなす支払猶予その他本債券の債権者の利害に重大なる関係を有する事
項につき決議をなすことができる。
(2)債権者集会は、名古屋市において行う。
(3)債権者集会は、公社または受託会社がこれを招集するものとし、会日の
少なくとも 3週間前に債権者集会を開く旨及び会議の目的たる事項を公告
する。
- 4 -
摘 要 (4)本債券の総額の 10 分の 1 以上にあたる債権者は、その保有する本債券の
額を証明する書面ならびに会議の目的たる事項及び招集の理由を記載した
書面を受託会社に提出したうえ、債権者集会の招集を請求することができ
る。
(5)債権者集会においては、債権者はその保有する本債券の額面 1,000 万円
につき 1 個の議決権を有するものとする。
(6)債権者集会の決議は、本債券の議決権の総額の 5分の 1以上で、かつ当
該債権者集会に出席する本債権者の議決権の総額の 3分の 2以上の議決権
を有するものの同意をもってこれをなす。ただし、以下のいずれかに該当
する決議をなすことはできないものとし、これらに該当する決議がなされ
た場合、かかる決議は効力を有しない。
①債権者集会の招集の手続きまたはその決議の方法が法令または本要項
の定めに違反するとき
②決議が不当の方法によって成立したとき
③決議が著しく不公正なとき
④決議が本債券の債権者の一般の利益に反するとき
(7)本債券の債権者は、本人またはその代理人によって、債権者集会に出席
することができる。公社は、その代表者を当該集会に出席させまたは書面
をもって、意見を述べることができる。本人またはその代理人が当該集会
に出席しない本債券の債権者は、受託会社が定めるところにしたがい、書
面をもって議決権を行使することができる。
(8)債権者集会の決議は、本債券のすべての債権者に対し効力を有するもの
とし、その執行は受託会社があたるものとする。
(9)本項(4)ないし(6)の規定は、公社の所有する本債券については、適用し
ない。
(10)本項の手続きに要する合理的な費用は公社の負担とする。
6 募入方法
応募超過の場合は、別記「2 債券の引受け及び債券に関する事務（5年
債）」欄記載の引受人の代表者が適宜募入額を定める。
7 発行代理人及び支払代理人
上記「振替機関」欄記載の振替機関が定める業務規程にもとづく本債券の
発行代理人業務及び支払代理人業務は、株式会社三菱ＵＦＪ銀行においてこ
れを取り扱う。
- 5 -
2 債券の引受け及び債券に関する事務（5 年債）
債
券
の
引
受
け
引受人の氏名又は名称 住 所 引受金額 引受けの条件
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー
証 券 株 式 会 社
み ず ほ 証 券 株 式 会 社
Ｓ Ｍ Ｂ Ｃ 日 興 証 券 株 式 会 社
東京都千代田区丸の内
二 丁 目 5 番 2 号
東京都千代田区大手町
一 丁 目 5 番 1 号
東京都千代田区丸の内
三 丁 目 3 番 1 号
百万円
4,800
3,600
3,600
1 引受人は本債券
の全額につき、共
同して引受け並び
に募集の取扱いを
行い、応募額がそ
の全額に達しない
場合には、その残
額を引受ける。
2 本債券の引受手
数料は額面 100 円
につき金 22.5 銭と
する。
計 ― 12,000
債
券
に
関
す
る
事
務
募集の受託会社の名称 住 所
株 式 会 社 三 菱 Ｕ Ｆ Ｊ 銀 行
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
東 京 都 千 代 田 区 丸 の 内 二 丁 目 7 番 1 号
東 京 都 千 代 田 区 大 手 町 一 丁 目 5 番 5 号
- 6 -
3 新規発行債券（20 年債）
銘 柄 愛知県･名古屋市折半保証
第 151 回名古屋高速道路債券
振替債券の総額 8,000 百万円
記名・無記名の別 － 発行価額の総額 8,000 百万円
各 債 券 の 金 額 1,000 万円 申 込 期 間 令和 2年 2月 7 日
発 行 価 格 額面 100 円につき
金 100 円
申 込 証 拠 金 額面 100 円につき金 100 円
とし、払込期日に払込金に
振替充当する。申込証拠金
には利息を付けない。
利 率 年 0.320％ 払 込 期 日 令和 2年 2月 28 日
利 払 日 毎年 2月 28 日及び 8月 28 日 申 込 取 扱 場 所 別項引受金融商品取引業者
の本店及び国内各支店
償 還 期 限 令和 22 年 2 月 28 日 振 替 機 関 株式会社証券保管振替機構
東京都中央区日本橋茅場町
二丁目 1 番 1号
募 集 の 方 法 一般募集
利 息 支 払 の 方 法 1 利息支払の方法及び期限
(1)本債券の利息は、払込期日の翌日から本債券を償還すべき日(以下「償還
期日」という。)までつけ、令和 2 年 8月 28 日を第 1 回の支払期日として
その日までの分を支払い、その後毎年 2月 28 日及び 8 月 28 日の 2回に各
その日までの前半か年分を支払う。
(2)償還の場合に半か年に満たない利息を支払うときは、半か年の日割をも
って計算する。
(3)利息を支払うべき日が銀行休業日にあたるときは、その支払は前日に繰
り上げる。
(4)償還期日後は、利息をつけない。
2 利息の支払場所
本債券の利息は、社債、株式等の振替に関する法律（平成 13 年法律第 75
号）（以下「社債等振替法」という。）及び上記「振替機関」欄記載の振替
機関が定める業務規程その他の規則に従って支払われる。
償 還 の 方 法 1 償還金額
額面 100 円につき金 100 円
2 償還の方法及び期限
(1)本債券の元金は、令和 22 年 2月 28 日にその総額を償還する。
(2)償還期日が銀行休業日にあたるときは、その支払は前日に繰り上げる。
(3)本債券の買入消却は、払込期日の翌日以降、上記「振替機関」欄記載の
振替機関が別途定める場合を除き、いつでもこれを行うことができる。
3 償還元金の支払場所
本債券の元金は、社債等振替法及び上記「振替機関」欄記載の振替機関が
定める業務規程その他の規則に従って支払われる。
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担 保 本債券には担保は付されておらず、また本債券のために特に留保されている資
産はない。
保 証 本債券の元金及び利息の支払については、地方道路公社法（昭和 45 年法律第
82 号）の定めるところにより、平成 31 年 3月 20 日の愛知県議会及び平成 31
年 3月 15 日の名古屋市会において議決された一般会計予算にもとづいて、愛
知県及び名古屋市により折半保証されている。
財
務
上
の
特
約
担保提供制限 該当事項なし
(本債券は債務保証付であり、財務上の特約は付されていない。)
その他の条項 該当事項なし
取 得 格 付 該当事項なし
摘 要
1 社債等振替法の適用
本債券は、社債等振替法の規定の適用を受けるものとし、同法第 120 条で
準用する同法第 67 条第 1項の規定により本債券の証券は発行しない。
2 募集の受託会社
(1)本債券の募集の受託会社（以下「受託会社」という。）は株式会社三菱
ＵＦＪ銀行及び株式会社みずほ銀行とする。
(2)受託会社は、本債券の債権者のために弁済を受け、または本債券にもと
づく債権の実現を保全するために必要な一切の裁判上または裁判外の行為
をする権限を有する。
(3)受託会社は、本債券の発行要項各項のほか、法令及び名古屋高速道路公
社（以下「公社」という。）と受託会社との間の令和 2 年 2月 7日付愛知
県・名古屋市折半保証第 151 回名古屋高速道路債券募集委託契約証書に定
める義務及び権限を有する。
(4)受託会社が共同して行うこととされている事務の取扱については、株式
会社三菱ＵＦＪ銀行をその代表者とする。
3 時効
本債券の消滅時効は、元金については 10 年、利息については 5年とす
る。
4 公告の方法
本債券に関し、本債券の債権者に通知すべき事項がある場合は、法令また
は契約に別段の定めがある場合を除き、東京都、大阪市及び名古屋市で発行
される各 1種以上の新聞紙にこれを掲載する。ただし、受託会社が、本債券
の債権者のために必要でないと認めたときは、この限りではない。
5 本債券の債権者集会
(1)本債券の債権者集会（以下「債権者集会」という。）は、本債券総額に
つきなす支払猶予その他本債券の債権者の利害に重大なる関係を有する事
項につき決議をなすことができる。
(2)債権者集会は、名古屋市において行う。
(3)債権者集会は、公社または受託会社がこれを招集するものとし、会日の
少なくとも 3週間前に債権者集会を開く旨及び会議の目的たる事項を公告
する。
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摘 要 (4)本債券の総額の 10 分の 1 以上にあたる債権者は、その保有する本債券の
額を証明する書面ならびに会議の目的たる事項及び招集の理由を記載した
書面を受託会社に提出したうえ、債権者集会の招集を請求することができ
る。
(5)債権者集会においては、債権者はその保有する本債券の額面 1,000 万円
につき 1 個の議決権を有するものとする。
(6)債権者集会の決議は、本債券の議決権の総額の 5分の 1以上で、かつ当
該債権者集会に出席する本債権者の議決権の総額の 3分の 2以上の議決権
を有するものの同意をもってこれをなす。ただし、以下のいずれかに該当
する決議をなすことはできないものとし、これらに該当する決議がなされ
た場合、かかる決議は効力を有しない。
①債権者集会の招集の手続きまたはその決議の方法が法令または本要項
の定めに違反するとき
②決議が不当の方法によって成立したとき
③決議が著しく不公正なとき
④決議が本債券の債権者の一般の利益に反するとき
(7)本債券の債権者は、本人またはその代理人によって、債権者集会に出席
することができる。公社は、その代表者を当該集会に出席させまたは書面
をもって、意見を述べることができる。本人またはその代理人が当該集会
に出席しない本債券の債権者は、受託会社が定めるところにしたがい、書
面をもって議決権を行使することができる。
(8)債権者集会の決議は、本債券のすべての債権者に対し効力を有するもの
とし、その執行は受託会社があたるものとする。
(9)本項(4)ないし(6)の規定は、公社の所有する本債券については、適用し
ない。
(10)本項の手続きに要する合理的な費用は公社の負担とする。
6 募入方法
応募超過の場合は、別記「4 債券の引受け及び債券に関する事務（20 年
債）」欄記載の引受人の代表者が適宜募入額を定める。
7 発行代理人及び支払代理人
上記「振替機関」欄記載の振替機関が定める業務規程にもとづく本債券の
発行代理人業務及び支払代理人業務は、株式会社三菱ＵＦＪ銀行においてこ
れを取り扱う。
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4 債券の引受け及び債券に関する事務（20 年債）
債
券
の
引
受
け
引受人の氏名又は名称 住 所 引受金額 引受けの条件
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー
証 券 株 式 会 社
み ず ほ 証 券 株 式 会 社
Ｓ Ｍ Ｂ Ｃ 日 興 証 券 株 式 会 社
東京都千代田区丸の内
二 丁 目 5 番 2 号
東京都千代田区大手町
一 丁 目 5 番 1 号
東京都千代田区丸の内
三 丁 目 3 番 1 号
百万円
3,200
2,400
2,400
1 引受人は本債券
の全額につき、共
同して引受け並び
に募集の取扱いを
行い、応募額がそ
の全額に達しない
場合には、その残
額を引受ける。
2 本債券の引受手
数料は額面 100 円
につき金 40 銭とす
る。
計 ― 8,000
債
券
に
関
す
る
事
務
募集の受託会社の名称 住 所
株 式 会 社 三 菱 Ｕ Ｆ Ｊ 銀 行
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
東 京 都 千 代 田 区 丸 の 内 二 丁 目 7 番 1 号
東 京 都 千 代 田 区 大 手 町 一 丁 目 5 番 5 号
- 10 -
5 新規発行による手取金の使途
(1) 新規発行による手取金の額
払込金額の総額 発行諸費用の概算額 差引手取概算額
20,000 百万円 69 百万円 19,931 百万円
（注）上記金額は、第 150 回名古屋高速道路債券及び第 151 回名古屋高速道路債券の合計額です。
(2) 手取金の使途
上記の差引手取概算額19,931百万円は、全額を令和2年3月に償還期限を迎える名古屋高速道路債券等の借
換資金に充当します。
- 11 -
第二部 法人情報
- 12 -
第 1 法人の概況
1 主要な経営指標等の推移
（単位：百万円）
決算年度 平成 26
事業年度
平成 27
事業年度
平成 28
事業年度
平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
経常収益 68,638 72,562 74,872 76,523 78,237
道路料金収入 67,944 71,781 74,099 75,739 77,389
道路管理費 15,815 18,855 24,463 32,852 36,271
償還準備金繰入 *1 40,326 41,951 39,304 32,994 31,881
支払利息 *2 9,561 8,822 8,095 7,522 6,904
有利子負債残高 *3 622,930 606,710 589,261 572,158 558,294
償還準備金 *4 539,154 581,105 620,409 653,403 685,285
基本金 *5 316,662 317,408 317,588 317,843 317,963
純資産額 *6 316,662 317,408 317,588 317,843 317,963
総資産額 *7 1,676,473 1,682,045 1,685,209 1,689,433 1,695,977
職員数 *8 160 人 160 人 160 人 160 人 164 人
(注) 1. 当公社には議決権を所有する子会社及び関連会社がないため、連結財務諸表は作成して
いません。
2. 消費税は税込方式によっています。
主要な経営指標等の説明
*1 償還準備金繰入＝毎期の道路事業に係る収入と金利を含む費用の差（収支差）
*2 支払利息＝道路債券利息＋借入金利息（愛知県借入金・名古屋市借入金、地方公共団体金融機
構借入金、市中銀行等借入金）
*3 有利子負債残高＝道路債券＋愛知県借入金・名古屋市借入金＋地方公共団体金融機構借入金＋
長期借入金（証書借入金）
*4 償還準備金＝償還準備金繰入の累計
*5 基本金＝愛知県・名古屋市の出資金
*6 純資産額＝愛知県・名古屋市の出資金
*7 総資産額＝流動資産＋固定資産＋繰延資産＝資産合計
*8 職員数＝各年度 4月 1 日現在の定員数
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〔参考〕高速道路事業における主要な経営指標等の推移 （単位：百万円）
決算年度 平成 26
事業年度
平成 27
事業年度
平成 28
事業年度
平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
営業中道路に係る収益 *9 68,638 72,562 74,872 76,523 78,237
営業中道路に係る費用 *10 28,313 30,611 35,568 43,529 46,355
償還準備金繰入 40,326 41,951 39,304 32,994 31,881
収支率 *11 41.2％ 42.2％ 47.5％ 56.9％ 59.2％
道路資産 *12 1,661,073 1,665,048 1,665,732 1,666,611 1,667,271
償還準備金 539,154 581,105 620,409 653,403 685,285
要償還額 *13 1,121,919 1,083,943 1,045,323 1,013,208 981,987
償還率 *14 32.5％ 34.9％ 37.2％ 39.2％ 41.1％
高速道路事業における主要な経営指標等の説明
*9 営業中道路に係る収益＝道路料金収入＋ETC マイレージ還元負担金収入＋業務雑収入＋業務外
収益＋特別利益（ETC マイレージ引当金戻入益）
*10 営業中道路に係る費用＝道路管理費＋貸倒引当金繰入＋ETC マイレージ還元負担金＋ETC マイレ
ージ引当金繰入＋一般管理費（一般管理費、賞与引当金繰入、退職給与引当金繰入、減価償却
費）＋業務外費用
*11 収支率（％）＝（営業中道路に係る費用／営業中道路に係る収益）×100
*12 道路資産＝営業中道路投資額（事業資産（道路））－資産見返交付金
*13 要償還額＝道路資産－償還準備金
*14 償還率（％）＝（償還準備金／道路資産）×100
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2 沿革
(1) 設立までの経緯
名古屋都市高速道路の構想の具体化は、昭和 36 年、建設省から大都市幹線街路調査の委託を受けた愛
知県及び名古屋市の基礎調査からで、同年 10 月の運輸大臣の諮問機関である「都市交通審議会」の答申
において、名古屋都市高速道路の必要性が強調されました。
ついで昭和 38 年 6 月に、建設省中部地方建設局、愛知県、名古屋市及び日本道路公団名古屋支社で構
成される「名古屋都市高速道路調査連絡会」が発足し、都市高速道路計画に関する調査事務の調整、基本
計画の作成に着手しました。
さらに昭和 39 年 3 月に、建設省、愛知県、名古屋市を始め報道機関、産業界の代表者及び学識経験者
からなる「名古屋大都市整備計画懇談会」が設立され、1年余りの討議の結果、整備計画の基本構想が昭
和 40 年 6月にまとめられました。このなかで、構想実現のため最も基本となるのは都市交通体系の整備
であるとし、名古屋環状 2号線と一体となって名古屋市への流出入交通の円滑化を図るとともに、平面街
路の交通渋滞を緩和するため、都市高速道路の必要性と緊急性が強調されました。
これらを受けて昭和 42 年 4 月、愛知県土木部に愛知県及び名古屋市の職員で構成する「都市高速道路
調査室」が設置され、本格的に計画立案に取り組むに至りました。
また、同年 6月、地元関係機関、団体、地元選出国会議員により「名古屋都市高速道路建設促進期成同
盟会」が発足し、都市高速道路建設の促進運動が繰り広げられました。
このような経緯を経て、昭和 45 年度政府予算に、名古屋高速道路を建設するため 5億 8,500 万円が計
上されるとともに、昭和 45 年 5 月、公社法が制定されました。
同年 9月 24 日、全国にさきがけ、愛知県及び名古屋市の出資により当公社が設立されました。
(2) 当公社設立以降
年 月 事 項
昭和 45 年 9 月 当公社の設立
建設大臣、名古屋都市高速道路の都市計画の認可
愛知県知事、名古屋都市高速道路の都市計画（総延長 57.5km）の決定
昭和 45 年 12 月 建設大臣、整備計画（総延長 57.9km、工期昭和 54 年度）の許可（当初計画）
昭和 46 年 3 月 第 1回名古屋高速道路債券を発行
昭和 52 年 5 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 41.26km、工期昭和 62 年度）
昭和 62 年 12 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 41.4km、工期平成 9 年度）
平成 4 年 8 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 44.8km、工期平成 9 年度）
平成 6 年 2 月 愛知県知事、名濃道路の都市計画を決定
平成 6 年 11 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 53.1km、工期平成 12 年度）
平成 8 年 1 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 60.1km、工期平成 16 年度）
平成 8 年 11 月 愛知県知事、名岐道路の都市計画を決定
平成 9 年 3 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 69km、工期平成 16 年度）
平成 10 年 2 月 建設大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期平成 17 年度）
平成 12 年 9 月 建設大臣、整備計画の変更の許可
（国土開発幹線自動車道（以下「国幹道」という。）との連結路の組入れ、
総延長 81.2km、工期平成 17 年度）
平成 17 年 2 月 国土交通大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期平成 22 年度）
平成 18 年 2 月 国土交通大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期平成 22 年度）
平成 22 年 2 月 国土交通大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期平成 25 年度）
平成 25 年 1 月 国土交通大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期平成 30 年度）
平成 30 年 6 月 国土交通大臣、整備計画の変更の許可（総延長 81.2km、工期令和 2年度）
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3 事業の内容
(1) 当公社の概要
① 目 的 当公社は、名古屋市の区域及びその周辺の地域において、その通行又は利用につ
いて料金を徴収することができる指定都市高速道路の新設、改築、維持、修繕そ
の他の管理を総合的かつ効率的に行うことなどにより、この地域の地方的な幹線
道路の整備を促進して交通の円滑化を図り、もって住民の福祉の増進と産業経済
の発展に寄与することを目的としています。
② 設 立 団 体 愛知県、名古屋市
③ 基 本 財 産
（基本金）
318,038 百万円（二団体が二分の一ずつ出資）
(令和元年 6 月 26 日付 定款変更)
④ 業務の範囲 当公社は、公社法及び当公社定款により、主に次の業務を行います。
イ. 有料の指定都市高速道路の新設、改築、維持、修繕、災害復旧その他の管理
ロ. 国や地方公共団体等の委託に基づき、指定都市高速道路の管理と密接な関連
のある道路の管理
ハ. 有料の自動車駐車場の建設及び管理
ニ. イ.の指定都市高速道路の建設と一体となって建設することが適当である事
務所などの建設及び管理
ホ. 上記に掲げる業務に附帯する業務
(2) 国及び愛知県、名古屋市との関係
①公社法に基づく主な認可、承認等
イ．設立（公社法第 8 条、第 9条）
道路公社を設立しようとする地方公共団体は、議会の議決を経、かつ、定款及び業務方法書を作成して
国土交通大臣の認可（あらかじめ総務大臣への協議）を受けなければならないこととなっています。
当公社は、昭和 45 年 7月に愛知県議会、同年 8 月に名古屋市会の議決を経て、同年 9月 21 日に建設大
臣（当時）の設立認可を受け、同月 24 日に設立されました。
ロ．定款及び業務方法書の変更（公社法第 5条、第 22 条）
国土交通大臣の認可を受けなければならないこととなっています。
なお、定款変更が、基本計画の変更、業務の範囲の変更若しくは基本財産の額の増加であるときは、設
立団体があらかじめ議会の議決を経なければならないこととされています。
ハ．役員の任命（公社法第 13 条）
当公社の理事長及び監事は、設立団体の長が任命することとされています。
当公社の副理事長及び理事は、理事長が設立団体の長の認可を受けて任命することとされています。
ニ．予算、事業計画及び資金計画（公社法第 24 条）
毎事業年度の予算、事業計画及び資金計画は、当該事業年度の開始前に設立団体の長の承認を受けるこ
ととされています。
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ホ．財務諸表等の提出（公社法第 26 条）
毎事業年度、財務諸表（財産目録、貸借対照表及び損益計算書）を作成し、決算完結後 2 ヶ月以内に設
立団体の長に提出することとされています。
なお、愛知県知事及び名古屋市長は、地方自治法第 243 条の 3第 2 項に基づき、当公社の経営状況を説
明する書類を作成し、これを議会に提出することとされています。
へ．報告及び検査（公社法第 38 条）
国土交通大臣又は設立団体の長は、当公社の業務及び資産の状況に関する報告を求め、又はその職員に
検査させることができます。
ト．監督命令（公社法第 39 条）
国土交通大臣又は設立団体の長は、当公社の業務に関し、監督上必要な命令をすることができます。
チ．監督権限（地方道路公社法施行令第 8 条）
上記公社法第 38 条第 1項又は第 39 条の規定による権限は、設立団体の長が行うものとされており、国
土交通大臣については、ただし書きにより、特に必要があると認めるときは、これらの権限を行うことが
できるとされています。
②道路整備特別措置法（「特措法」という。以下この項において同じ。）に基づく主な許可等
イ．整備計画（特措法第 12 条、第 16 条）
当公社が指定都市高速道路を新設又は改築しようとするときは、整備計画を記載した申請書を国土交通
大臣に提出し、国土交通大臣の許可を受けなければならないこととされており、これを変更しようとする
ときも同様とされています。
なお、許可を受けようとするときは、あらかじめ、道路管理者の同意を得なければならないこととされ
ており、道路管理者が同意をしようとするときは、あらかじめ議会の議決を経なければならないこととさ
れています。
ロ．料金及び料金徴収期間（特措法第 13 条、第 16 条）
国土交通大臣の認可を受けなければならないこととされており、これを変更しようとするときも同様と
されています。
なお、認可を受けようとするときは、あらかじめ、道路管理者の同意を得なければならないこととされ
ています。
③愛知県及び名古屋市等による監査等
イ．愛知県監査委員事務局及び名古屋市監査事務局による監査等
当公社は、地方自治法第 199 条第 7項に基づき、愛知県監査委員事務局及び名古屋市監査事務局による
監査を受けています。（不定期）
直近では、平成 27 年 9月 8 日から平成 27 年 10 月 30 日にかけて、平成 26 事業年度を対象とした愛知
県監査委員事務局による監査を、平成 28 年 8 月 3日から平成 29 年 2月 14 日にかけて、平成 27 事業年度
を対象とした名古屋市監査事務局による監査を受けています。
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ロ．愛知県及び名古屋市の包括外部監査人による監査
当公社は、地方自治法第 252 条の 37 に基づき、愛知県及び名古屋市の包括外部監査人による監査の対
象となっています。（不定期）
直近では、平成 22 年 8月 4 日から平成 23 年 1月 11 日にかけて、平成 21 事業年度を対象とした愛知県
包括外部監査人による監査を受けています。
ハ．会計検査院による検査
当公社は、会計検査院法第 23 条第 1 項第 3 号の規定により会計検査院による検査を受けています。
直近では、平成 17 年 2月 14 日から 2月 18 日にかけて、国土交通省所管都市高速道路整備資金貸付金
等を対象とした検査を受けています。
〔参考〕当公社に関連する法律の概要について
○都市計画法（昭和 43 年法律第 100 号）
都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、もって国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与するた
め、都市計画の内容及びその決定手続、都市計画制限、都市計画事業その他都市計画に関し必要な事項を
定める法律です。当公社は、本法に基づく都市計画において定められた指定都市高速道路の新設、改築、
維持、修繕その他の管理を行うことができます。
○地方道路公社法（昭和 45 年法律第 82 号）
地方道路公社の設立目的等を定めるとともに、出資、組織、業務範囲、財務会計、国、地方公共団体等
の監督等について規定しています。
○道路整備特別措置法（昭和 31 年法律第 7号）
道路の整備を促進し、交通の利便を増進するため、その通行又は利用について料金を徴収することがで
きる道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理を行う場合の特別の措置を定める法律です。当公社が新
設、改築等を行うことができる名古屋高速道路も本法に基づくものです。
○地方自治法（昭和 22 年法律第 67 号）
地方自治法第 199 条第 7項後段及び同法施行令第 140 条の 7第 1項では、地方公共団体の監査委員は、
必要があると認めるとき又は地方公共団体の長の要求があるときは、当該地方公共団体が出資金の 4分の
1 以上を出資している法人を監査することができると規定しています。当公社は、この法人に該当し、愛
知県及び名古屋市の監査を受けています。
○会計検査院法（昭和 22 年法律第 73 号）
会計検査院法第 23 条第 1項第 3号では、会計検査院は、必要と認めるとき又は内閣の請求があるとき
は、国が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えて
いるものの会計を検査することができると規定しています。当公社はこの規定に基づき会計検査院の検査
を受けています。
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(3) 当公社の組織
当公社における組織体制は、以下のとおりです。
（平成 31 年 4月 1 日現在）
監 査 室
技 術 管 理 室
広 報 課
総 務 課
交 通 管 理 課
会 計 課
企 画 課
調 査 課
総 務 部
経 営 企 画 部
副
理
事
長
理
事
長
監
事
理
事
企 画 整 備 課
工 事 課
料 金 課
施 設 課
交 通 管 理 部
環 境 対 策 課
整 備 部
都心アクセス 関 連 事 業 室
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(4) 事業の流れ
名古屋高速道路の計画決定から供用開始、管理までの主な事業の流れは、以下のとおりです。
都計16
都計18①、17①
都計18③
都計18①
公社5③ 公社5②
都計18①
特措12① 特措12①
都計59② 都計59②
道路7①、8① 都計66
道路48の2 特措22①
公社5④
特措16
特措27①
都計62
特措22②
特措16① 特措13 特措13
道路18② 道路18②
管 理
地方公共団体 当公社 国
都市計画原案の作成
公 聴 会
関係市町村の意見・都市計画案の縦覧
国土交通大臣の同意
国土交通大臣の認可
国土交通大臣の許可
国土交通大臣の認可
工事完了公告
工事開始公告
用 地 取 得
工 事 施 行
国土交通大臣の検査
道路の整備に関する基本計画の決定
指定都市高速道路事業の許可
都市計画事業の認可
周 知 措 置
都市計画地方審議会
路 線 認 定
自動車専用道路の指定
都市計画決定
料 金 決 定
供 用 開 始
料金及び料金徴収期間に対する国土交通大臣の認可
道路の整備に関する基本計画に対する道路管理者の同意
指定都市高速道路事業に対する道路管理者の同意
告示及び縦覧
料金及び料金徴収期間に対する道路管理者の同意
供用開始の公示
凡例 都計：都市計画法（昭和 43 年法律第 100 号）
公社：地方道路公社法（昭和 45 年法律第 82 号）
特措：道路整備特別措置法（昭和 31 年法律第 7号）
道路：道路法（昭和 27 年法律第 180 号）
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(5) 当公社の事業の概要
当公社が現在行っている主な業務は、名古屋高速道路の新設、改築、維持、修繕その他の管理です。
①事業計画
イ．基本計画
名古屋高速道路の基本計画は、名古屋都市圏の基幹道路網として、昭和 45 年 9月に当公社定款に定め
られており、平成 19 年 8月までに 6回の変更を経て、現在に至っています。
基 本 計 画 （参考）
路 線 起 点 終 点 路線延長
高速 1号 約 17.1km
高速 1 号 名古屋市中川区島井町 名古屋市千種区鏡池通
高速 1 号四谷高針線 名古屋市千種区鏡池通 名古屋市名東区猪高町
高速 2号 名古屋市北区大我麻町 名古屋市緑区大高町 約 20.6km
高速 3号 約 21.9km
高速名古屋朝日線 名古屋市中村区名駅四丁目 清須市朝日
高速名古屋新宝線 名古屋市中村区名駅四丁目 東海市新宝町
高速分岐 2号 名古屋市西区那古野二丁目 名古屋市東区泉二丁目 約 2.2km
高速分岐 3号 名古屋市中川区山王三丁目 名古屋市昭和区御器所一丁目 約 2.3km
高速名古屋小牧線 名古屋市北区大我麻町 小牧市大字村中 約 8.2km
高速清須一宮線 清須市朝日 一宮市緑四丁目 約 8.9km
計 約 81.2km
〔参考〕 公社法第 5条 道路公社は、定款をもつて、次の事項を規定しなければならない。
七 道路（道路法（昭和 27 年法律第 180 号）第 3条の一般国道、都道府
県道及び市町村道をいう。以下同じ。）の整備に関する基本計画
路線網の立案に当っての基本方針は、都心と市街地周辺との連絡です。名古屋市の外周部には、名古屋
第二環状自動車道が配置され、さらにその外側には東名、名神高速道路等の国幹道があり、名古屋高速道
路は、都心から主要な 6方向に放射状に伸びて、これらの国幹道等に接続する計画です。
主要な方向としては、
小 牧 方 面
一 宮 方 面
四日市方面
知 多 方 面
岡 崎 方 面
豊 田 方 面
（国道 41 号、名神高速道路）
（国道 22 号）
（東名阪自動車道）
（知多半島道路、国道 247 号バイパス）
（国道 23 号）
（東名高速道路、国道 153 号）
を選んでおり、共に集中交通量の多い放射道路です。
このうち、交通需要が大きい南北方向に 2 路線、東西方向に 1 路線の 3路線と、南北 2路線相互を連絡
する 2分岐線によって構成されています。これらは都心部で環状ルートを形成し、都心部から主要方向へ
の放射部は、往復通行とし、都心部は分岐線を経由する都心環状一方通行方式（時計回り循環方式）を採
用しています。
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ロ．整備計画
名古屋高速道路の整備計画では、基本計画全線（81.2km）を令和 2年度までに、16,900 億円（概算
額）をもって建設することになっています。
路線名及び新設する区間
路 線 名 新 設 す る 区 間 路線延長
起 点 終 点
愛知県道
高速名古屋朝日線
名古屋市中村区名駅四丁目
清須市朝日
約 7.6km
愛知県道
高速名古屋新宝線
名古屋市中村区名駅四丁目
東海市新宝町
約 14.3km
名古屋市道
高速 1号
名古屋市中川区島井町
名古屋市千種区鏡池通
約 13.5km
名古屋市道
高速 1号四谷高針線
名古屋市千種区鏡池通
名古屋市名東区猪高町
約 3.6km
名古屋市道
高速 2号
名古屋市北区大我麻町
名古屋市緑区大高町
約 20.6km
名古屋市道
高速分岐 2号
名古屋市西区那古野二丁目
名古屋市東区泉二丁目
約 2.2km
名古屋市道
高速分岐 3号
名古屋市中川区山王三丁目
名古屋市昭和区御器所一丁目
約 2.3km
愛知県道
高速名古屋小牧線
名古屋市北区大我麻町
小牧市大字村中
約 8.2km
愛知県道
高速清須一宮線
清須市朝日
一宮市緑四丁目
約 8.9km
計 約 81.2km
〔参考〕 道路整備特別措置法
（地方道路公社の行う指定都市高速道路の新設又は改築）
第 12 条 地方道路公社は、次に掲げる要件に適合する道路のみで一の道路網が構
成されている場合においては、道路法第 12 条、第 15 条、第 16 条第 1項若しく
は第 2項本文若しくは第 17 条第 1項から第 3 項まで若しくは第 88 条第 2項の規
定又は同法第 16 条第 2項ただし書若しくは第 19 条第 1項の規定に基づき成立し
た協議（同法第 16 条第 4項又は第 19 条第 4 項の規定により成立したものとみな
される協議を含む。）による管理の方法の定めにかかわらず、国土交通大臣の許
可を受けて、当該道路網を構成している道路（以下「指定都市高速道路」とい
う。）を新設し、又は改築して、料金を徴収することができる。
一 政令で指定する人口 50 万以上の市の区域及びその周辺の地域に存するこ
と。
二 道路法第 48 条の 2第 1 項の規定による指定を受けた自動車のみの一般交通の
用に供する道路で都市計画において定められたものであること。
2 地方道路公社は、前項の許可を受けようとするときは、設計図その他国土交通
省令で定める書面を添付して、次に掲げる事項を記載した申請書を国土交通大臣
に提出しなければならない。
一 整備計画
二 工事実施計画
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整備計画概略図
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②管理の概要
名古屋高速道路の開通区間の概要は、以下のとおりです。
路 線 呼 称 高 速 都 心 環 状 線 都心環状線部
及 び 高 速 1 号 楠 線 東片端 JCT～楠 JCT
開 通 区 間 高 速 2 号 東 山 線 新洲崎 JCT～高針 JCT
高 速 3 号 大 高 線 鶴舞南 JCT～名古屋南 JCT
高 速 4 号 東 海 線 山王 JCT～東海 JCT
高 速 5 号 万 場 線 新洲崎 JCT～名古屋西 JCT
高 速 6 号 清 須 線 明道町 JCT～清洲 JCT
高 速 1 1 号 小 牧 線 楠 JCT～小牧 IC
高 速 1 6 号 一 宮 線 清洲 JCT～一宮市緑四丁目
構 造 基 準 道路構造令第 2 種第 2 級及び第 1級
道 路 規 模 供 用 約 81.2km
構 造 高架一層式
一部高架二層式
一部半地下及びトンネル構造
車 線 往復分離 4車線
都心環状一方向 3車線
幅 員 一車線幅員 3.25ｍ又は 3.5ｍ
工 事 期 間 昭和 46 年度～平成 25 年度
開 通 時 期 1. 昭和 54 年 7 月 25 日 高辻～大高 10.9km
2. 昭和 60 年 5 月 7 日 東新町～高辻、東別院～鶴舞南 JCT 4.1km
3. 昭和 61 年 10 月 27 日 名古屋西 JCT～白川 7.3km
4. 昭和 62 年 8 月 31 日 名駅～新洲崎 JCT 0.8km
白川～吹上 (2.7km)
5. 昭和 63 年 4 月 26 日 新洲崎 JCT～山王 (1.0km)
山王～東別院 (1.2km) 4.9km
6. 昭和 63 年 12 月 21 日 楠～萩野 2.2km
（平成 6 年 11 月 16 日～平成 7年 9 月 19 日通行止）
7. 平成 元年 3 月 29 日 堀田出口
8. 平成 元年 6 月 16 日 堀田入口、東別院入口
9. 平成 3 年 3 月 19 日 楠 JCT 連絡路 0.1km
10. 平成 6 年 9 月 12 日 名駅～明道町 (1.1km)
明道町～丸の内 (0.6km) 1.7km
丸の内～東片端 JCT (1.6km)
11. 平成 7 年 9 月 19 日 萩野～東新町 (4.3km) 5.9km
名駅入口
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開 通 時 期 12. 平成 8 年 10 月 14 日 大高出口
13. 平成 9 年 3 月 27 日 大高入口
14. 平成 9 年 10 月 13 日 黒川出入口
15. 平成 11 年 11 月 11 日 丸の内入口
16. 平成 12 年 12 月 11 日 吹上～四谷（西行） 3.5km
17. 平成 13 年 3 月 10 日 楠 JCT～小牧南 5.4km
18. 平成 13 年 6 月 1 日 吹上～四谷（東行） (3.0km)
19. 平成 13 年 10 月 19 日 小牧南～小牧 IC 2.8km
20. 平成 14 年 4 月 24 日 小牧北入口
21. 平成 15 年 3 月 23 日 大高～名古屋南 JCT 0.1km
22. 平成 15 年 3 月 29 日 四谷～高針 JCT 3.6km
23. 平成 17 年 2 月 11 日 清洲 JCT～一宮 8.9km
24. 平成 19 年 12 月 9 日 明道町 JCT～清州 JCT 7.0km
25. 平成 22 年 9 月 4 日 山王 JCT～六番北 2.8km
26. 平成 23 年 11 月 19 日 木場～東海 JCT 5.3km
27. 平成 25 年 11 月 23 日 六番北～木場 3.9km
料 金 名 古 屋 線 普通車 780 円、大型車 1,570 円
尾 北 線 普通車 370 円、大型車 730 円
（特定料金区間：普通車 210 円、大型車 420 円）
料金収受時間 0 時～24 時
通 行 条 件 速 度 制 限 本線部分 60km/h、80km/h
連結部分（JCT）、トンネル 50km/h
ランプ部分 40km/h、30km/h
車 両 制 限 車両制限令第 3 条による。
ただし、特別に許可を受けた車両は除く。
重量：総重量 25ｔ、軸重 10ｔ
寸法：幅 2.5ｍ、高さ 4.1ｍ（一部 3.8ｍ）、長さ
12.0m
- 25 -
開通区間及びランプ箇所図
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③都市高速道路の特性
都市高速道路は自動車のための専用道路で、信号交差点がなく定速で走りやすい構造になっていること
から、一般道路と比べてより少ない車線数で大量の交通を通行させることができます。したがって、土地
の制約が大きく大量の自動車交通が発生する都市圏では、大変有用な道路といえます。
また、定速走行が可能なことから、一般道路に比べ、燃費効率の向上、大気汚染物質排出量の低減、効
果的な騒音対策が可能であるなど、環境対策面でも優れた特性を持っており、さらに、交通事故も少ない
など、様々な利点を持っています。
しかし、現実には都市内の道路網が完成しているわけではありません。限られた予算の中で、計画され
ているすべての道路網を早期に整備するには相当の期間を要します。このため、有料道路制度を活用して
都市高速道路の一層の整備促進を図ることが都市の渋滞対策、環境対策に大きく寄与するものと考えてい
ます。
④当公社の料金制度
一般道路は税金でつくられていることから無料となっています。しかしながら、税金だけでは整備が間
に合わないため、名古屋高速道路は有料道路として、借入金で建設し料金収入により一定の期間内に返済
していく仕組みとなっています。
この仕組みに基づき、料金制度は次の考え方で定められています。
イ．通行料金決定の基本的考え方
ア）償還主義
一定期間中の総収入が総費用と等しくなるように通行料金が決定されています。
(営利目的でないことから、利潤は含んでいません。)
イ）公正妥当主義
他の交通機関や有料道路の料金、物価水準等に比較し社会的経済的に妥当と認められるよう決定さ
れることになっています。
ロ．料金プール制
名古屋高速道路においては、ネットワークの観点から現在供用されている区間全体が、自動車交通上密
接な関連を有する道路であると国土交通大臣により定められていることから、その道路網の収支を一体と
して考える料金プール制が採られています。
ハ．均一料金制
一般的に、有料道路の料金は、利用する距離に応じて決まる「対距離料金制」と距離にかかわらず均一
とする「均一料金制」の二つの制度があります。
均一料金制は、以下のような利点があり、名古屋高速道路ではこの料金制が採用されています。
ア）料金体系が簡素なため料金収受の時間が短時間で済み、都市内の大量の交通を効率よく円滑に処理
することができること
イ）利用距離が長いほど割安となるため、長距離交通の高速利用を促すことから平面道路との役割分担
の効果が高くなること
また、都市高速道路が利用形態の異なる圏域にまたがる場合には別の料金圏として料金設定することが
合理的と考えられることから、名古屋高速道路においては、名古屋線料金圏と尾北線料金圏（高速 11 号
小牧線・高速 16 号一宮線）を設定しています。
なお、対距離料金制については、国の審議会（社会資本整備審議会 道路分科会 国土幹線道路部会）に
おける高速道路の料金体系見直しの議論を経て、首都圏では平成 28 年 4 月 1日より、近畿圏では平成 29
年 6月 3 日より導入されております。名古屋高速道路を含む中京圏の高速道路の料金体系についても、平
- 27 -
成 27 年 7 月、同部会の中間答申において、「中京圏の料金体系についてもネットワーク整備の進展に合
わせて、地域固有の課題等について整理した上で、議論を進めることが必要である。」とされ、平成 30
年 7月の同部会及び平成 30 年 11 月の中京圏小委員会において、中京圏の高速道路料金見直しの議論が開
始されました。
その後、自治体・関係団体等からのヒアリングを経て、令和元年 12 月 11 日に基本方針が公表されまし
た。また、令和元年 12 月 16 日に国土幹線道路部会で今後のスケジュールが示されており、国による新た
な料金の具体方針（案）等を経て、令和 2 年度中に予定されている名古屋第二環状自動車道の開通に合わ
せて、新たな料金体系を開始するものとされています。
ニ．料金収受期間
名古屋高速道路の料金収受期間は、換算起算日から 40 年以内としていましたが、老朽化及び震災への
対応として大規模修繕を実施するため、国の新規制度として、50 年以内とすることが認められました。
料金収受期間の換算起算日については、当初、最初の開通の日からとされていましたが、後から建設さ
れた路線の建設費を短期間で償還しなければならないため、料金水準が急激に上昇することになってしま
います。
そこで、各路線の建設費と開通日とを加重平均して、料金収受期間の換算起算日を算出する方法を採用
しています。
ホ．料金の決定手続き
当公社が作成した料金案について、道路管理者（愛知県及び名古屋市）の同意を受けた後、国土交通大
臣の認可を得る手続きが必要となります。
当公社は、上記料金案の作成に先立ち、お客様からのご意見を聴取するとともに、当公社理事長より、
有識者等からなる「料金問題調査会」に諮問し、その答申に基づいて料金案を作成することとしていま
す。
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(6) 名古屋高速道路の料金
①料金
料 金 圏 普通車 大型車
名古屋線 780 円 1,570 円
尾北線（小牧線・一宮
線）
370 円 730 円 ※楠 JCT⇔豊山南出入口、
尾北線（特定料金区間
※）
210 円 420 円 堀の内入口⇒小牧北出口・小牧 IC
②割引
イ．障がい者割引
身体障がい者が自ら運転する場合及び、重度の身体障がい者、重度の知的障がい者を乗せて介護者が運
転する場合、現金又は ETC で徴収する通行料金を 50％割引します。
ロ. ETC の料金割引
○距離の要素の割引
◆ETC 端末特定区間割引
（普通車：200 円引、大型車：400 円引）
・黒川～楠
・春岡～高針
・呼続～大高
・烏森～千音寺
・鳥見町～清須
・木場～東海
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○時間帯・曜日に応じた割引
◆ETC 日曜・祝日割引
日曜日及び祝日に通行した ETC 無線通行車に対し
て 10％の割引を行います。
日曜日・祝日の時間帯による割引率は夜間割引と
合わせて右図のとおりです。
◆ETC 夜間割引
夜間の時間帯に通行した ETC 無線通行車に対し
て 10％又は 20％の割引を行います。
0%
10%
20%
30%
6時0時 22時 24時
割引率
夜間割引にて割引
10%
0%
20%
30%
6時0時 24時
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○利用頻度に応じた割引
◆名高速一般向け ETC マイレージ割引 ◆名高速 ETC コーポレートカード割引
加算ポイント
月間利用額区分100円につき
5千円以下の部分 0ﾎﾟｲﾝﾄ 5千円以下の部分 0%
5千円を超え1万円以下の部分 3ﾎﾟｲﾝﾄ 5千円を超え1万円以下の部分 4%
1万円を超え2万円以下の部分 6ﾎﾟｲﾝﾄ 1万円を超え2万円以下の部分 7%
2万円を超え3万円以下の部分 12ﾎﾟｲﾝﾄ 2万円を超え3万円以下の部分 12%
3万円を超えた部分 19ﾎﾟｲﾝﾄ 3万円を超えた部分 18%
基本ポイント
1通行ごと100円につき
1ﾎﾟｲﾝﾄ
月間利用額区分 割引率
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(7) 当公社の資金調達について
当公社では、建設事業に必要な資金を、国、設立団体、民間から受け入れるとともに、元金償還に必要
な資金の一部を民間から借り入れています。
①資金計画
現行の整備計画に係る資金計画は、下表のとおりです。
（単位:百万円）
国 の 助 成 対 象 額
出資金 無利子
貸付金
特別
転貸債
民間
資金
金融機構
資金
(旧公庫
資金)
小 計 交付金 計
資金計画 319,060 463,999 534,910 332,786 32,223 1,682,978 7,022 1,690,000
平成 30 年
度末まで
317,963
462,114
532,195
330,852
32,223
1,675,347
7,022
1,682,369
②各資金の内容及び借入（受入）状況
イ．出資金
公社法第 4条の規定により、設立団体である愛知県及び名古屋市から出資を受けています。
平成 30 年度末までにおける出資金受入総額（基本財産の額）は、次のとおりです。
愛 知 県
名 古 屋 市
158,981,500 千円
158,981,500 千円
計 317,963,000 千円
ロ．無利子貸付金
道路整備特別措置法第 20 条の規定により、国から無利子貸付金（有料道路整備資金貸付金、道路事業
資金収益回収特別貸付金）の貸付けを受けています（公社法第 28 条の規定による愛知県及び名古屋市の
債務保証を得ています）。その償還期間は、20 年（うち据置 5 年）です。
平成 30 年度末までにおける無利子貸付金借入総額は、462,114,000 千円です。
ハ．特別転貸債
設立団体である愛知県及び名古屋市が、地方債として財務省財政投融資特別会計から借り入れたもの
を、同日、同一条件で設立団体から証書借入れにより貸付けを受けています。その償還期間は、20 年
（うち据置 5年）です。
平成 30 年度末までにおける特別転貸債借入総額は、次のとおりです。
愛 知 県
名 古 屋 市
266,098,000 千円
266,097,000 千円
計 532,195,000 千円
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ニ．民間資金
設立団体及び国からの公的資金のほかに、機関投資家等から幅広く資金調達ができる市場公募債等の民
間資金を調達しています（愛知県及び名古屋市の債務保証を得ています。）。
平成 30 年度末までにおける民間資金借入総額は、1,481,088,500 千円（建設事業費として 330,852,010
千円、元金償還へ充当する借換資金として 1,150,236,490 千円）です。
ホ．金融機構資金
昭和 58・59 年度に限り、地方公共団体金融機構(旧公営企業金融公庫)から証書借入れにより貸付けを
受けましたが、その後、平成 11 年度から再度、民間資金の一部を補完するため金融機構資金(旧公庫資
金)の貸付けを平成 19 年度まで受けています（愛知県及び名古屋市の債務保証を得ています。）。その償
還期間は、20 年（内据置 5年）（ただし、平成 11 年度は、据置 3年の 10 年償還）です。
平成 30 年度末までにおける金融機構資金借入総額は、32,223,490 千円です。
ヘ．交付金
関連街路分担金に対する一定の補助として、昭和 63 年度まで愛知県及び名古屋市から交付金を受けて
きました。なお、平成元年度以降は廃止されています。
交付金受入総額は、次のとおりです。
ト．その他の資金
政府助成金
昭和 56 年度から 59 年度に係る無利子貸付金について、一部特別転貸債（56、57、58 年度分）及び金
融機構資金（58、59 年度分）に振り替った分から発生する支払利息相当額を、国の道路整備特別会計か
ら政府助成金（利子補給金）として平成 17 年度まで補助を受けてきました。政府助成金受入総額は、
12,728,043 千円です。
愛 知 県
名 古 屋 市
3,510,875 千円
3,510,875 千円
計 7,021,750 千円
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③本債券における設立団体の債務保証について
イ．設立団体による債務保証
公社法第 28 条の規定により、設立団体は、法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律（昭和 21
年法律第 24 号）第 3条の規定にかかわらず、道路公社の債務について保証契約をすることができるとさ
れています。
なお、地方道路公社法の施行について（昭和 45 年建設省道政発第 101 号道路局長通達）記 6により、
ア）設立団体は、道路公社が債券を発行するときは、原則として債務保証契約をすること
イ）道路公社が債務保証に係る債券を発行しようとするときは、あらかじめ、発行を必要とする理由、
形式、発行の方法、発行総額、各債券の金額、引受先、利率、償還の方法及び期限、利息の支払の
方法並びにその他必要な事項を設立団体に協議させること
としています。
ロ．債務保証に関する議決等
本債券の債務保証に関しては、愛知県及び名古屋市一般会計予算の一部である債務負担行為（保証契約
等）として、債務保証の期間及び限度額が定められており、平成 31 年 3 月 20 日に愛知県議会、平成 31
年 3月 15 日に名古屋市会の議決を経ています。
平成 31 年度愛知県一般会計予算（平成 31 年 3月 20 日可決）－抜粋－
第 3表 債務負担行為
事 項 期 間 限 度 額
名古屋高速道路公社有料道路整備
資金借入金（民間資金）債務保証
平成 31 年度から
平成 52 年度まで
36,213,000 千円
外に利息に相当する額を
負担するものとする。
平成 31 年度名古屋市一般会計予算（平成 31 年 3月 15 日可決）－抜粋－
債務負担行為に関する調書
事 項 期 間 限 度 額
名古屋高速道路公社の民間借入金
に対する債務保証
平成 31 年度から
平成 52 年度まで
283,388,000 千円
外に利息相当額
（注）債務保証の設定方法は、愛知県では単年度方式、名古屋市では累計方式となっています。
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4 関係会社の状況
当公社には議決権を所有する子会社及び関連会社はありません。
5 職員の状況
区 分 平成 30 年度 平成 31 年度 増 減
高 速 道 路 事 業 164 名 174 名 10 名
計 164 名 174 名 10 名
(注) 1. 上表は、正規職員の定員数を記載しています。
2. 令和 2年 1月 1 日現在の正規職員の現員数は 169 名（うち設立団体からの派遣職員 22
名）で、他に非常勤嘱託員（再雇用職員含む）が 26 名います。
- 35 -
第 2 事業の状況
1 業績等の概要
(1) 収益の状況
収益の総額は 78,237 百万円となっています。そのほとんどが道路料金収入（77,389 百万円）で、全体
の 99.0％を占めています。
（単位:百万円）
勘定科目 平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
内 容
経常収益 76,523 78,237
業務収入 76,422 78,102
道路料金収入
ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ還元負担金収入
ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ引当金戻入益
75,739
616
2
77,389
609
4
営業中の高速道路の通行料金収入
公社付与の ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ還元額を使用して名
古屋高速道路を通行した場合における料金
収入
当該事業年度において消滅した ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ
還元額の所要見積額
業務雑収入 64 99 道路占用料、原因者負担金等の収入
業務外収益 102 135 受取利息等
合 計 76,523 78,237
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(2) 費用の状況
費用の主なものは、営業中の高速道路の維持補修や料金収受などに要する事業資産管理費及び一般管理
費の合計額が 39,266 百万円で、業務外費用（営業中道路の借入金等の利息など）が 7,089 百万円です。
営業中の高速道路の収支差となる 31,881 百万円は、償還準備金繰入に計上しています。
（単位:百万円）
勘定科目 平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
内 容
経常費用 76,523 78,237
事業資産管理費 33,893 37,311
道路管理費
32,852
36,271
営業中の高速道路の維持補修、料金収受等の
直接費用、消費税納付金
貸倒引当金繰入 0 +0 予測される貸し倒れに備える貸倒引当金の繰
入
ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ還元負担金 1,042 1,039 公社付与の ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ還元額を使用した有料
道路料金
一般管理費 1,925 1,955
一般管理費 1,454 1,520 営業中の高速道路の管理等に従事する職員の
人件費等
賞与引当金繰入 126 118 固有職員等の賞与引当金の繰入
退職給与引当金繰入 162 81 固有職員等の退職給与引当金の繰入
減価償却費 182 237 有形固定資産及び無形固定資産の減価償却費
償還準備金繰入 32,994 31,881 営業中高速道路の建設に要した借入金の返済
にあてた当年度回収額
業務外費用 7,711 7,089 道路債券、長期借入金の支払利息等で営業中
の高速道路に係るもの
合 計 76,523 78,237
(3) 収支状況
高速道路事業全体の収入は、前年度比 1,713 百万円（2.2％）増の 78,237 百万円となっています。ま
た、営業中の高速道路に掛かった費用の合計は前年度比 2,826 百万円（6.5％）増の 46,355 百万円となっ
ています。その結果、収支差は前年度比 1,112 百万円（3.4％）減の 31,881 百万円となり、償還準備金繰
入に計上しています。
（単位:百万円）
収入
（うち料金収入）
費用
（うち金利）
収支差 経理処理
78,237
（77,389）
46,355
（6,904）
31,881 償還準備金繰入
- 37 -
(4) 資産の状況
総資産額は 1,695,977 百万円となっています。このうち、営業中の道路投資額が 1,674,293 百万円、建
設中の道路投資額が 1,792 百万円で、合計 1,676,085 百万円となっており、総資産額に対して、道路投資
額が 98.8％を占めています。
（単位:百万円）
勘定科目 平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
内 容
流動資産 12,706 18,118 現金･預金、未収金等
固定資産 1,675,736 1,676,859
事業資産 1,673,632 1,674,293
道路 1,673,632 1,674,293 営業中の高速道路
事業資産建設仮勘定 1,224 1,792
道路建設仮勘定 1,224 1,792 建設中の高速道路
有形固定資産 866 761 建物、車両･運搬具等の減価償却後の価額
無形固定資産 2 2 電話加入権、ソフトウェア
投資その他の資産 11 11 宅地建物取引業営業保証金等
繰延資産 991 999 債券発行差金、調査費等
資産合計 1,689,433 1,695,977
- 38 -
(5) 負債及び資本の状況
負債及び資本の総額は 1,695,977 百万円となっています。主なものは、名古屋高速道路債券などの借入
金が 663,551 百万円、償還準備金が 685,285 百万円、設立団体（愛知県・名古屋市）からの出資金（基本
金）が 317,963 百万円です。
（単位:百万円）
勘定科目 平成 29
事業年度
平成 30
事業年度
内 容
流動負債 96,357 99,330
1 年以内返済予定長期借入金
81,582 78,298 道路債券等を含む一年以内返済予定借入金
未払金等 14,775 21,032
固定負債 621,830 593,399
名古屋高速道路債券 398,000 401,000 名古屋高速道路債券の発行残高
愛知県借入金 45,990 38,681 愛知県からの借入金の残高
名古屋市借入金 45,989 38,681 名古屋市からの借入金の残高
政府借入金 104,906 87,974 国からの借入金の残高
金融機構借入金 9,825 7,916 地方公共団体金融機構からの借入金の残高
長期借入金 9,000 11,000 金融機関からの借入金の残高
退職給与引当金 841 872 固有職員等の退職給与引当金
ETC ﾏｲﾚｰｼﾞ引当金 257 253 ETC ﾏｲﾚｰｼﾞｻｰﾋﾞｽにより生ずる還元額引当金
資産見返交付金 7,022 7,022 愛知県、名古屋市からの交付金
特別法上の引当金等 653,403 685,285
償還準備金 653,403 685,285 営業中高速道路の建設に要した借入金返済
額の累計額
基本金 317,843 317,963 愛知県、名古屋市からの出資金
負債･資本合計 1,689,433 1,695,977
(6) 営業中道路の償還状況
償還準備金は 685,285 百万円となっていますので、営業中の道路資産 1,667,271 百万円（営業中の道路
投資額 1,674,293 百万円から資産見返交付金 7,022 百万円を除く。）の 41.1％の償還を終えた計算とな
ります。
（単位:百万円）
営業中
道路資産
A
償還準備金
（償還済
額）
B
要償還額
A-B
償還率
（％）
B／A×100
建設中道路投資額
（建設仮勘定）
平成 29 事業年
度
1,666,611 653,403 1,013,207 39.2 1,224
平成 30 事業年
度
1,667,271 685,285 981,986 41.1 1,792
（注）営業中道路資産については、資産見返交付金を含んでいません。
- 39 -
(7) 事業の実績
①建設事業の実績
平成 30 年度の実績については、「第 3 設備の状況 1 設備投資等の概要」をご覧ください。
②管理事業の実績
イ．営業
平成 30 年度の名古屋高速道路の日平均交通量は、対前年度比 2.0％増の 344,315 台となり、料金収入
は、対前年度比 2.2％増の 77,389 百万円となっています。
日平均交通量（通行台数） 料金収入 延長
年間（台） 前年度比（％） 年間（百万円） 前年度比（％） (㎞)
344,315 102.0 77,389 102.2 81.2
〔参考〕名古屋高速道路における通行台数の推移
昭和 54 年、高辻～大高が開通した名古屋高速道路は、当初 1 日あたりの平均通行台数が約 2万台
で推移していました。その後開通区間が延び、都心環状線を始めとするネットワークが形成されて
きたため、通行台数は飛躍的に増加し、平成 13 年には小牧線が東名、名神高速道路と接続し、平成
15 年 3月には大高～名古屋南 JCT 及び四谷～高針 JCT、平成 17 年 2月には清洲 JCT～一宮、平成 19
年 12 月には明道町 JCT～清洲 JCT、平成 22 年 9月には山王 JCT～六番北、平成 23 年 11 月には木場
～東海 JCT、平成 25 年 11 月には東海線六番北～木場が開通し、平成 30 年度の平均通行台数は、1
日あたり約 34.4 万台となっています。全計画路線 81.2km が開通したことにより、周辺道路と一体
となったネットワーク機能の発揮がますます期待されるところです。
- 40 -
年度別通行台数及び料金収入状況（昭和54年度～平成30年度）
年
度
通 行 台 数 (台) 対前年度 伸 び 率
通行台数 (日平均)
料 金 収 入 (千円) 対前年度 伸 び 率
料金収入 (日平均)
年 度 別 合 計
日 平 均 年 度 別 合 計
日 平 均
計 内ＥＴＣ 利 用 率
内回数券 利 用 率
内大型車 利 用 率
計 内回数券 売 上 率
54
3,251,656
12,955
％
－ ％
10.4 ％
0.7 ％
－
1,294,431 5,157
％
10.8 ％
－ 55 6,041,537 16,552 － 16.1 0.9 27.8 2,360,784 6,468 14.8 25.4 56 7,048,799 19,312 － 19.1 0.8 16.7 2,735,992 7,496 17.3 15.9 57 7,680,858 21,043 － 22.0 0.7 9.0 2,959,946 8,109 19.7 8.2 58 8,320,704 22,734 － 23.2 0.6 8.0 3,203,005 8,751 20.8 7.9 59 9,353,239 25,625 － 24.5 0.7 12.7 3,595,702 9,851 21.9 12.6 60 11,394,160 31,217 － 23.9 0.7 21.8 5,390,307 14,768 22.0 49.9 61 15,444,923 42,315 － 23.7 0.9 35.6 7,411,035 20,304 21.8 37.5 62 21,937,275 59,938 － 23.7 1.5 41.6 10,588,960 28,932 21.4 42.5 63 29,655,956 81,249 － 25.0 2.0 35.6 16,981,651 46,525 23.4 60.8 元 35,366,607 96,895 － 29.2 2.4 19.3 20,326,291 55,688 26.6 19.7 ２ 39,851,533 109,182 － 32.1 2.8 12.7 22,741,778 62,306 29.6 11.9 ３ 44,187,042 120,730 － 34.0 2.9 10.6 24,718,654 67,537 31.5 8.4 ４ 45,256,936 123,992 － 34.9 2.9 2.7 25,350,291 69,453 32.8 2.8 ５ 44,081,007 120,770 － 35.0 3.0 △2.6 24,566,757 67,306 33.1 △3.1 ６ 42,397,490 116,158 － 35.6 3.3 △3.8 23,817,775 65,254 33.3 △3.0 ７ 46,800,891 127,871 － 35.7 3.5 10.1 27,812,640 75,991 32.7 16.5 ８ 52,340,988 143,400 － 32.8 3.5 12.1 32,461,129 88,935 30.5 17.0 ９ 54,758,359 150,023 － 32.4 3.5 4.6 33,680,624 92,276 30.0 3.8 10 54,788,712 150,106 － 31.6 3.2 0.1 33,619,908 92,109 29.4 △0.2 11 55,119,179 150,599 － 31.1 3.1 0.3 33,771,084 92,271 29.1 0.2 12 56,515,408 154,837 － 30.4 3.3 2.8 34,523,515 94,585 29.0 2.5 13 69,643,445 190,804 － 26.2 3.2 23.2 39,826,806 109,115 26.4 15.4 14 76,928,921 210,764 － 25.6 3.5 10.5 42,279,885 115,835 25.2 6.2 15 83,673,057 228,615 ※1.0 27.6 3.3 8.5 47,431,580 129,594 26.9 11.9 16 84,941,367 232,716 24.5 22.3 3.7 1.8 52,720,380 144,439 21.5 11.5 17 93,606,311 256,456 48.4 12.3 4.0 10.2 56,492,937 154,775 13.1 7.2 18 97,344,090 266,696 67.5 3.4 3.9 4.0 56,668,844 155,257 － 0.3 19 98,913,584 270,256 76.4 － 4.0 1.3 59,823,598 163,452 － 5.3 20 99,263,585 271,955 80.6 － 3.7 0.6 60,028,815 164,463 － 0.6 21 99,079,573 271,451 86.9 － 3.6 △0.2 57,019,780 156,219 － △5.0 22 103,928,797 284,736 89.6 － 3.8 4.9 58,866,539 161,278 － 3.2 23 102,746,675 280,729 90.5 － 3.9 △1.4 59,664,567 163,018 － 1.1 24 107,095,335 293,412 91.4 － 3.9 4.5 61,477,358 168,431 － 3.3 25 112,279,038 307,614 92.2 － 4.1 4.8 64,918,233 177,858 － 5.6 26 112,502,819 308,227 92.7 － 4.4 0.2 67,944,042 186,148 － 4.7 27 117,588,373 321,280 93.0 － 4.6 4.2 71,780,942 196,123 － 5.4 28 120,741,843 330,800 93.3 － 4.9 3.0 74,099,045 203,011 － 3.5 29 123,161,063 337,428 93.8 － 5.4 2.0 75,738,996 207,504 － 2.2 30 125,675,102 344,315 94.2 － 5.8 2.0 77,389,020 212,025 － 2.2 計 2,520,706,237 － － － － － 1,478,083,626 － － －
（注）1. 日平均は、昭和54年度は供用開始から、55年度以降は各年度の日数で除した数値 2. 昭和54年７月25日当初料金（普通車400円、大型車800円） 3. 昭和60年５月８日料金改定を実施（普通車500円、大型車1,000円） 4. 昭和63年４月27日料金改定を実施（普通車600円、大型車1,200円） 5. 昭和63年12月21日から平成７年９月19日までの間、２号北部（楠～萩野）は、 特定料金（普通車150円、大型車300円） 6. 平成７年９月20日料金改定を実施（普通車650円、大型車1,300円） 7. 平成13年３月10日供用の小牧線は別料金（普通車350円、大型車700円） 8. 平成15年３月29日特定区間料金を設定（普通車200円、大型車400円） 9. 平成16年３月29日料金改定を実施（普通車750円、大型車1,500円） 10. 平成17年２月11日供用の一宮線は別料金（普通車350円、大型車700円） 11. 平成21年度の料金収入には、料金引下げ社会実験による減収補填額（1,986,247千円）を含まない。 12. 平成22年度の料金収入には、料金引下げ社会実験による減収補填額（2,550,589千円）を含まない。 13. 平成26年４月１日料金改定を実施 （名古屋線：普通車770円、大型車1,540円 尾北線：普通車360円、大型車720円） ※ 平成16年３月１日よりＥＴＣ運用開始
- 41 -
ロ．管理
お客様の安全で快適な交通の確保のため、交通パトロールや故障車・交通事故対応など交通管理・管
制業務を実施しました。
渋滞情報の提供、交通安全の啓蒙及び利用増進のため、道路情報板やラジオ等による広報を実施しま
した。
お客様に快適にご利用していただくため、料金所において迅速な料金収受に係る業務を実施しまし
た。
ハ．保全
高速道路を常に良好な状態に保つため、道路構造物や道路付属設備の点検、路面等の点検・清掃を日
常的に行いました。
簡易な補修、事故等による損傷の応急復旧工事を行い、安全かつ快適な道路の維持に努めました。
冬季の積雪・路面凍結に対応するための雪氷対策業務を実施しました。
構造物の長寿命化を図るため、大規模修繕工事として床版等修繕工事、鋼桁等塗装修繕工事を実施し
ました。
ETC 利用の状況(平成 16 年～)
③受託事業の実績
名古屋第二環状自動車道西南部連絡路建設工事等を実施しました。
平成16年 3月 1日ＥＴＣ運用開始
平成16年10月 1日全料金所（堀の内除く）で運用開始
平成17年 2月11日一宮線開通に伴い、ＥＴＣ運用開始（８料金所）
平成19年12月 9日清須線開通に伴い、ＥＴＣ運用開始（４料金所）
平成21年 3月12日小牧線堀の内料金所のＥＴＣ運用開始により、全料金所でＥＴＣ運用開始
平成22年 9月 4日東海線一部開通に伴い、ＥＴＣ運用開始（１料金所）
平成23年11月19日東海線一部開通に伴い、ＥＴＣ運用開始（６料金所）
平成25年11月23日東海線開通に伴い、ＥＴＣ運用開始（２料金所）
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
90.0%
6月
H16
12月 6月
H17
12月 6月
H18
12月 6月
H19
12月 6月
H20
12月 6月
H21
12月 6月
H22
12月 6月
H23
12月 6月
H24
12月 6月
H25
12月 6月
H26
12月 6月
H27
12月 6月
H28
12月 6月
H29
12月 6月
H30
12月 6月
Ｒ1
12月
利用率ETC(無線）利用率（％）
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2 重点施策
(1) 中期経営計画
2019 年度から 2021 年度までの 3 年間における中期経営方針として「名古屋高速は、進化する名古屋
都市圏を支えます」を掲げて、この期間に重点的に取り組んでいく施策をまとめた中期経営計画を作成
しました。この計画を着実に進めていくことにより、いつでも「安全」「安心」「快適」な道路サービ
スを提供し、地域社会を支える名古屋高速を目指してまいります。
○中期経営方針 【名古屋高速は、進化する名古屋都市圏を支えます】 進む高速道路ネットワークの整備、近づくアジア競技大会開催・リニア中央新幹線開業。 名古屋高速は、既存施設を有効に活用し機能を向上させることで、「安全」「安心」「快適」な道路サ
ービスを提供し、将来のスーパー・メガリージョンの形成に向けて進化する元気な「名古屋都市圏」を支
えます。 前中期経営計画（2016－2018）の進捗・達成事項や長期の見通しを踏まえ、この方針を具体化するため
に 2019-2021 年の計画期間中に次の施策に取り組みます。
1）さらに使いやすい名古屋高速 ～元気な「名古屋都市圏」づくりへの貢献～
リニア中央新幹線開業に向けた都心へのアクセスの向上、名二環等とのネットワーク機能の発揮、よ
り利用しやすい料金に関する取り組みを進め、利便性向上を図ります。
2）さらに確かな名古屋高速 ～安全・安心の徹底～
交通安全対策を継続的に実施し、交通事故や逆走等の削減に努めます。また、大規模修繕の推進、着
実な点検・補修の実施等により、道路構造物を健全に保っていきます。さらに、南海トラフ地震を始め
とした自然災害への対応力強化を進め、安全・安心に対する信頼性向上を図ります。
3）さらに走りやすい名古屋高速 ～快適さとサービスの向上～
恒常的な渋滞箇所における渋滞や事故・工事による渋滞への対策を進めます。また、雪氷対策を強
化し、道路交通への影響軽減に努めます。さらに、高度化・多様化するお客様ニーズに対応し、より
充実した道路交通情報の提供を始めとしたサービスの向上に取り組み、快適性向上を図ります。
あわせて、上記施策を実行するための基盤となる健全で活力のある事業運営に資する諸施策に取り
組みます。
4）社会的責任の遂行
工事の品質確保と安全管理、環境保全、事業運営の信頼性向上（コンプライアンス徹底等）、地域社
会との共生、積極的な情報発信などに取り組みます。
5）経営基盤の強化
コスト縮減や戦略的な資金調達による財務基盤強強化・経営合理化、人材育成やワークライフバラ
ンス推進などによる組織基盤強化、重要施策間の連携強化による事業推進基盤強化に取り組みます。
内容の詳細につきましては、当公社ホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。
当公社の中期経営計画 (2019－2021)
http://www.nagoya-expressway.or.jp/kosya/jigyo/chukikeiei/chukikeiei.html
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(2) 大規模修繕計画
公社は、平成 27 年度に「大規模修繕計画」を公表しました。あわせて、大規模修繕事業に必要な財源
を確保するために、料金の徴収期間を 6年 2ヶ月延長することにつき国土交通大臣から認可を受けており
ます。
○大規模修繕計画の概要
古い基準で設計された箇所で、今後、重大な損傷や第三者に被害を及ぼす損傷に進展し、通行止め等
が発生する恐れがある箇所について、主要構造物全体に対して計画的に大規模修繕を実施することに
より、大規模な構造物の更新を回避し、長寿命化を図るものです。 名古屋高速道路の大規模修繕計画
区分 路線名 延長 概算工事費 事業実施予定年度
大規模修繕
高速都心環状線
約37.9㎞ 約1,250億円 平成 27 年度～令和 11 年度
高速1号楠線
高速2号東山線
高速3号大高線
高速5号万場線
3 事業等のリスク
以下において、本債券への投資に関し、当公社の事業活動を理解するために重要と考えられる事項及び
投資リスクに関する事項等、投資判断に重要な影響を及ぼすと当公社が考える事項を記載しています。
(1) 当公社の業績の変動要因について
当公社の業績は、一般的な外部経済要因により影響を受けますが、コスト縮減やお客様サービスの向上
を図るなど、一層効率的な経営を実現することで、社会情勢の変化に適切に対応していくこととしていま
す。
(2) 事業に係る法律事項等について
当公社は、公社法に基づき設立された機関であり、当公社の事業運営に際しましては、公社法に基づく
認可、承認等の定めに従う必要があるほか、設立団体の監督等を受けることとされています。
係る法律事項等についての詳細は、本説明書の 15～17 ページをご参照ください。
(3) 自然災害について
地震、台風、大雪等の自然災害に備え、ソフト面においては、①防災マニュアルの整備、防災訓練の実
施等防災体制の強化を図ると共に、②災害対策設備として自家発電設備、関係機関との防災通信設備、非
常階段設置等の整備を完了していますが、南海トラフ地震を始めとした自然災害への対応力向上を進め、
安全・安心に対する信頼性向上を図っていきます。
また、ハード面においては、阪神淡路大震災より以前に建設されたものに対しては、同規模の地震に対
しても①橋梁が倒壊しないよう橋脚の耐震補強工事を完了しており、②更に橋桁の落橋防止工事を平成
16 年度に完了しました（当該大震災以降に建設された構造物については、これらの地震対策を施した設
計になっています。）。さらに、伊勢湾台風級の台風に対しても設計上配慮することとしている等、お客
様の安全確保に努めています。
しかしながら、当公社の想定以上の自然災害が発生した場合には、災害復旧までの通行止めによる減収
等が想定されることから、当公社の事業計画等に何らかの影響を及ぼす可能性があります。
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4 経営上の重要な契約等
該当する事項はありません。
5 研究開発活動
当公社では、都市高速道路の建設、維持管理等のコストの縮減、品質の向上及び安全で快適な走行を確
保するために、新技術、新工法の開発に積極的に取り組んでいます。
なお、これらの研究開発活動に係る費用は、貸借対照表の「道路」、「道路建設仮勘定」及び損益計算
書の「道路管理費」等に含まれています。
6 財政状態及び経営成績の分析
(1) 経営成績の変動について
直近 2事業年度における損益の状況は以下のとおりです。
平成 29 事業年度 平成 30 事業年度 前年度比
償還準備金繰入 32,994 百万円 31,881 百万円 96.6％
平成 30 事業年度の名古屋高速道路の日平均交通量は、前年度比 2.0％増の 344,315 台となり、料金収
入は、前年度比 2.2％増の 77,389 百万円となっています。
また、高速道路事業全体の収入は、前年度比 1,713 百万円（2.2％）増の 78,237 百万円となり、営業中
の高速道路に掛かった費用の合計は、前年度比 2,826 百万円（6.5％）増の 46,355 百万円となっていま
す。その結果、平成 30 事業年度の償還準備金繰入（営業中道路に係る収益と費用の差）は、前年度に比
べ、1,112 百万円（3.4％）減少して 31,881 百万円となっています。
(2) 会計処理の特徴について
当公社では、その財政状態や経営成績を明らかにするため、真実性の原則や正規の簿記の原則など一般
に公正妥当と認められている企業会計原則に準じた会計処理を行っています。
ただし、有料道路事業は、出資金・借入金により道路を建設し、お客様からの料金収入により返済して
いくものであり、全ての返済を終えると、本来の道路管理者に引き渡すことになっています。このため、
利益を追求する概念はなく、利益を上げることが期待されている民間企業と異なります。
したがって、借入金が着実に返済されているかどうかを会計処理において適切に把握することが重要で
あり、新たな設備投資資金を積み立てるという企業会計上一般に採用されている減価償却費を計上してお
りません。
以上のことから、会計処理の特徴として、借入金の返済に充てた年度の「収支差」（収益と費用の差）
を「償還準備金繰入」として費用に計上し、その累計額を「償還準備金」として負債の部に計上していま
す。
これにより、貸借対照表上で資産に計上される「道路資産」の額と負債に計上される「償還準備金」の
額の対比により、道路に投下した資金の償還状況がわかるしくみになっています。
- 45 -
〔参考〕償還準備金のしくみ
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第 3 設備の状況
1 設備投資等の概要
平成 30 年度の建設事業における投資の概要は、以下のとおりです。
なお、下記事業以外については、記載すべき重要な事項はありません。
工事関係
① 高速 1号 名古屋西 JCT
名古屋第二環状自動車道西南部からの連絡路について、上部及び下部工事を実施しました。
② ETC 関連機器の機能向上
お客様の利便性向上や業務の効率化及び安全性向上のため、全線で ETC 関連機器の高度化工事を実施し
ました。
2 主要な設備の状況（事業資産）
営業中の高速道路 平成 31 年 3月末現在
路線名 区 間 開通延長
(km)
道路価格
（百万円）
高速名古屋朝日線 中村区名駅四丁目～清須市朝日 7.6 154,681
高速名古屋新宝線 中村区名駅四丁目～東海市新宝町 14.3 246,618
高速 1号 中川区島井町～千種区鏡池通 13.5 337,039
高速 1号四谷高針線 千種区鏡池通～名東区猪高町 3.6 176,069
高速 2号 北区大我麻町～緑区大高町 20.6 376,910
高速分岐 2号 西区那古野二丁目～東区泉二丁目 2.2 39,636
高速分岐 3号 中川区山王三丁目～昭和区御器所一丁目 2.3 29,960
高速名古屋小牧線 北区大我麻町～小牧市大字村中 8.2 170,888
高速清須一宮線 清須市朝日～一宮市緑四丁目 8.9 142,494
計 81.2 1,674,293
なお、上記事業資産以外に記載すべき主要な資産はありません。
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3 設備の新設、除却等の計画
令和元年度の建設事業計画は、以下のとおりです。
なお、当該事業以外については、記載すべき重要な事項はありません。
(1) 基本方針
① 高速 1号名古屋西 JCT のうち、名古屋第二環状自動車道西南部からの連絡路について、上部工
事を実施します。
② 令和元年度は上記①を踏まえ、建設事業費 500 百万円をもって事業を推進します。
建設事業費 500 百万円の内訳は、有料融資事業 500 百万円（財源構成：出資金 75 百万円、無利
子貸付金 125 百万円、特別転貸債 175 百万円、民間資金 125 百万円）となっています。
(2) 令和元年度建設事業予算
（単位:百万円）
区 分 収 入 支 出
建
設
事
業
費
出資金 75 高速道路建設費 407
無利子貸付金 125 一般管理費 83
特別転貸債 175 支払利息 10
民間資金 125
計 500 計 500
〔参考〕令和元年度予算（建設事業以外）
（単位:百万円）
管
理
事
業 費
高速道路料金収入 62,993 維持改良費 36,100
雑収入 174 業務管理費 11,238
民間資金 72,301 一般管理費 1,964
元金償還金 78,298
支払利息 7,863
予備費 5
計 135,468 計 135,468
受託
事業費
受託工事収入 3 受託工事費 3
合 計 135,471 合 計 135,471
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第 4 法人の状況
1 基本金の推移
（単位:百万円）
平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度
愛知県出資金 250 373 90 127.5 60
名古屋市出資金 250 373 90 127.5 60
当 期 受 入 額 500 746 180 255 120
期 末 残 高 316,662 317,408 317,588 317,843 317,963
(注) 当公社は、公社法第 4 条の規定により、設立団体である愛知県及び名古屋市から出資を受
けています。（出資金受入総額＝基本財産の額）
2 役員の状況
(1) 役員の定数及び任期
役員の定数及び任期については、公社法第 5条により、役員の定数、任期その他役員に関する事項は、
定款をもって規定しなければならないこととされています。
また、同法第 11 条により、役員として、理事長、副理事長、理事及び監事を置く（ただし、定款で副
理事長を置かないことができる）こととされ、その任期は、同法第 14 条により、4年を超えることがで
きず、再任されることができる旨定められています。
当公社においては、定款第 6 条及び第 9 条で、役員の定数及び任期について次のとおり定めています。
役 職 定 数 任 期
理 事 長 1 名
副理事長 1 名 4 年（再任されることができる）
理 事 4 名以内 ＊任期途中の交代時は、前任者の残任期間
監 事 2 名以内
(2) 役員の任命
公社法第 13 条により、役員のうち、理事長及び監事は、設立団体の長が任命することとされ、副理事
長及び理事は、理事長が設立団体の長の認可を受けて任命することとされています。
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(3) 役員一覧
令和元年 7月 1 日現在
役 職 氏 名
（生年月日）
略 歴
理 事 長 新しん
開かい
輝てる
夫お
昭和 53 年 4 月 名古屋市入庁
（昭和 28 年 11 月 14 日） 平成 25 年12 月 名古屋市副市長
平成 31 年 4 月 当公社理事長
副 理 事 長 畠はたけ
中なか
秀ひで
人と
平 成 元 年 4 月 建設省入省
（昭和 40 年 2月 5 日） 平成 29 年 7 月 観光庁観光地域振興部観光地域
振興課長
令 和 元 年 7 月 当公社副理事長
理 事 後ご
藤とう
勝かつ
彦ひこ
昭和 53 年 4 月 名古屋市入庁
(監査、総務、経営企
画） （昭和 29 年 7月 1 日） 平成 27 年 4 月 公益財団法人名古屋まちづくり公社常務理事
平成 28 年 6 月 当公社理事
理 事 山やま
田だ
和かず
久ひさ
昭和 56 年 4 月 愛知県入庁
(技術管理、交通管理、
整備) （昭和 34 年 3月 17 日） 平成 30 年 4 月 尾張建設事務所長
平成 31 年 4 月 当公社理事
監 事 丹に
羽わ
邦くに
彦ひこ
昭和 52 年 4 月 愛知県入庁
（昭和 33 年 4月 3 日） 平成 30 年 4 月 西三河県民事務所長
平成 31 年 4 月 当公社監事
- 50 -
3 コーポレート･ガバナンスの状況
当公社のガバナンス体制は、大きく、(1)法令に基づくもの、(2)設立団体による監督等、(3)名古屋高
速道路公社運営会議、(4)内部管理から構成されています。
(1) 法令に基づくもの
公社法に基づく主な認可、承認等については、本説明書の 15～16 ページをご参照ください。
(2) 設立団体による監督等
設立団体による監督等については、本説明書の 16～17 ページをご参照ください。
(3) 名古屋高速道路公社運営会議
名古屋高速道路公社運営会議は、愛知県知事を会長として、名古屋市長、東海財務局長、中部地方整備
局長、名古屋商工会議所会頭、名古屋銀行協会会長及び当公社理事長をもって組織され、当公社の運営に
関する重要事項を協議し、事業の適正かつ能率的な推進を図るため、年 1回開催しています。
(4) 内部管理
役員会は、理事長、副理事長、理事、監事をもって構成され、毎事業年度の予算、決算等、当公社の業
務運営上重要な事項について審議することになっています。
監事は、財務諸表並びに決算報告書に関する意見を述べることになっています。
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第 5 財務の状況
1 財務諸表の作成方法
当公社の財務諸表は、公社法第 23 条から第 27 条まで、公社法施行規則第 7 条及び第 8条並びに当公社
会計規程及び同実施細則に基づき作成しています。
2 財務諸表の提出
当公社は、公社法第 26 条の規定により、毎事業年度の決算完結後 2 ヶ月以内に、財産目録、貸借対照
表及び損益計算書（以下「財務諸表」という。）を作成し、設立団体の長に提出しなければならないこと
とされています。
また、その提出にあたっては、国土交通省令で定める事項を記載した当該事業年度の決算報告書を添付
し、財務諸表と決算報告書に関する監事の意見をつけることとされています。
なお、当公社の財務諸表は、金融商品取引法第 193 条の 2第 1 項の規定の適用がないため、同条に基づ
く公認会計士又は監査法人の監査証明は受けていません。
3 財務諸表等
次ページ以降に、平成 30 事業年度、平成 29 事業年度の順で掲載しています。
(1) 平成 30 事業年度
①監事の意見書
②財務諸表
〔参考〕キャッシュ･フロー計算書
(2) 平成 29 事業年度
①監事の意見書
②財務諸表
〔参考〕キャッシュ･フロー計算書
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（1） 平成 30 事業年度
① 監事の意見書
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②財務諸表
平成３１年３月３１日現在
金 額円 円
流動資産 18,118,405,689 現金・預金 9,488,655,646
現金 平成３１年３月３１日高速道路料金収入他 56,750,969 当座預金 (株)三菱ＵＦＪ銀行大津町支店 9,431,895,745 その他の預金 (株)ゆうちょ銀行 8,932
未収金 8,606,871,175 道路料金未収金 1,169件 7,625,735,195 その他の未収金 45件 981,135,980
前払費用 23,378,267 宿舎借上料、証書借入金エージェント手数料 23,378,267
貸倒引当金 △ 499,399 貸倒引当金 △ 499,399
固定資産 1,676,859,309,466 事業資産 1,674,293,017,008 道路 道路建設費 1,674,293,017,008
高速名古屋朝日線 中村区名駅四丁目～清須市朝日 7.6km 154,680,659,823 高速名古屋新宝線 中村区名駅四丁目～東海市新宝町 14.3km 246,617,977,282 高速１号 中川区島井町～千種区鏡池通 13.5km 337,038,541,292 高速１号四谷高針線 千種区鏡池通～名東区猪高町 3.6km 176,068,911,984 高速２号 北区大我麻町～緑区大高町 20.6km 376,909,735,376 高速分岐２号 西区那古野二丁目～東区泉二丁目 2.2km 39,635,707,836 高速分岐３号 中川区山王三丁目～昭和区御器所一丁目2.3km 29,959,796,155 高速名古屋小牧線 北区大我麻町～小牧市大字村中 8.2km 170,888,062,838 高速清須一宮線 清須市朝日～一宮市緑四丁目 8.9km 142,493,624,422
事業資産建設仮勘定 1,791,504,763 道路建設仮勘定 道路建設仮勘定 1,791,504,763
高速１号 中川区島井町 1,791,504,763
有形固定資産 761,261,034 建物 29,402,009
事務所建物 １棟 508.75㎡ 29,402,009
車両・運搬具 651,796,036 道路巡回車等 79台 651,796,036
工具・器具・備品 80,062,989 工具・器具・備品 219件 80,062,989
無形固定資産 2,247,981 電話加入権 電話加入権 2,247,981
投資その他の資産 11,278,680 敷金・保証金 敷金・保証金 10,324,500
その他の資産 自動車リサイクル料金預託金 954,180
繰延資産 999,141,586 債券発行諸費 987,015,586
名古屋高速道路債券発行諸費 987,015,586 証書借入金諸費 12,126,000
証書借入金諸費 12,126,000
1,695,976,856,741
平成３０事業年度名古屋高速道路公社財産目録
資 産 の 部
区 分内 訳
摘 要金 額
資 産 の 部 合 計
摘 要 金 額円 円
流動負債 99,330,467,415 １年以内返済予定長期借入金 78,298,341,139
１年以内返済予定 名古屋高速道路債券 償還額 44,000,000,000 １年以内返済予定 愛知県借入金 償還額 7,553,486,111 １年以内返済予定 名古屋市借入金 償還額 7,553,477,363 １年以内返済予定 政府借入金 償還額 17,281,828,568 １年以内返済予定 地方公共団体金融機構借入金 償還額 1,909,549,097
未払金 19,835,118,537 高速道路建設費 499,777,288 建設事業附帯事務費 2,577,311 受託業務費 57,982,716 維持改良費 18,566,584,809 業務管理費 632,738,973 一般管理費 75,378,631 業務外支出 78,809
未払費用 1,066,620,247 名古屋高速道路債券の未払利息 970,949,647 愛知県及び名古屋市借入金（特別転貸債）の未払利息 89,579,349 地方公共団体金融機構借入金の未払利息 5,075,213 証書借入金の未払利息 1,016,038 短期借入金の未払利息 0
預り金 12,748,599 源泉徴収所得税・住民税等 11件 12,748,599
仮受金 39,941 その他の仮受金 道路料金収入過剰金 39,941
賞与引当金 117,598,952 役員・職員に係る賞与引当金 117,598,952
固定負債 593,398,816,580 名古屋高速道路債券 401,000,000,000
名古屋高速道路債券 401,000,000,000
愛知県借入金 38,681,324,319 愛知県借入金（特別転貸債） 38,681,324,319
名古屋市借入金 38,680,945,888 名古屋市借入金（特別転貸債） 38,680,945,888
政府借入金 87,974,390,420 政府借入金（有料道路融資事業） 56,591,557,098
政府借入金（総合有料道路事業） 31,382,833,322
地方公共団体金融機構借入金 7,915,677,841 地方公共団体金融機構借入金 7,915,677,841
長期借入金 11,000,000,000 証書借入金 11,000,000,000
退職給与引当金 871,961,752 職員に係る退職給与引当金 871,961,752
ＥＴＣマイレージ引当金 252,766,360 ＥＴＣマイレージ引当金 252,766,360
資産見返交付金 7,021,750,000 愛知県交付金 3,510,875,000 名古屋市交付金 3,510,875,000
特別法上の引当金等 685,284,572,746 償還準備金 償還準備金 685,284,572,746
1,378,013,856,741
317,963,000,000
負 債 の 部 合 計
正 味 財 産
負 債 の 部
区 分内 訳
金 額
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平成３１年３月３１日現在
勘 定 科 目 金 額 勘 定 科 目 金 額
円 円
流動資産 18,118,405,689 流動負債 99,330,467,415 現金・預金 9,488,655,646 １年以内返済予定長期借入金 78,298,341,139 未収金 8,606,871,175 未払金 19,835,118,537 前払費用 23,378,267 未払費用 1,066,620,247 貸倒引当金 △499,399 預り金 12,748,599 固定資産 1,676,859,309,466 仮受金 39,941 事業資産 1,674,293,017,008 賞与引当金 117,598,952 道路 1,674,293,017,008 固定負債 593,398,816,580 事業資産建設仮勘定 1,791,504,763 名古屋高速道路債券 401,000,000,000 道路建設仮勘定 1,791,504,763 愛知県借入金 38,681,324,319
有形固定資産 761,261,034 名古屋市借入金 38,680,945,888
建物 29,402,009 政府借入金 87,974,390,420
車両・運搬具 651,796,036 地方公共団体金融機構借入金 7,915,677,841
工具・器具・備品 80,062,989 長期借入金 11,000,000,000 無形固定資産 2,247,981 退職給与引当金 871,961,752 電話加入権 2,247,981 ＥＴＣマイレージ引当金 252,766,360 投資その他の資産 11,278,680 資産見返交付金 7,021,750,000 敷金・保証金 10,324,500 特別法上の引当金等 685,284,572,746 その他の資産 954,180 償還準備金 685,284,572,746 繰延資産 999,141,586 （負債合計） 1,378,013,856,741 債券発行諸費 987,015,586 証書借入金諸費 12,126,000
基本金 317,963,000,000 愛知県出資金 158,981,500,000
調査費 0 名古屋市出資金 158,981,500,000 （資本合計） 317,963,000,000
資 産 合 計 1,695,976,856,741 負 債・資 本 合 計 1,695,976,856,741
平 成 ３０ 事 業 年 度 名 古 屋 高 速 道 路 公 社 貸 借 対 照 表
資 産 の 部 負 債 及 び 資 本 の 部
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平成３０年４月 １日から 平成３１年３月３１日まで
勘 定 科 目 金 額 勘 定 科 目 金 額円 円
経常費用 78,236,502,185 経常収益 78,236,502,185 事業資産管理費 37,310,516,651 業務収入 78,101,597,255 道路管理費 36,270,678,951 道路料金収入 77,389,020,285 貸倒引当金繰入 499,399 ＥＴＣマイレージ還元負担金収入 609,216,911 ＥＴＣマイレージ還元負担金 1,039,338,301 ＥＴＣマイレージ引当金戻入益 4,097,087 一般管理費 1,955,335,251 業務雑収入 99,262,972 一般管理費 1,519,601,952 業務外収益 134,904,930 賞与引当金繰入 117,598,952 受取利息 23,835 退職給与引当金繰入 81,461,850 雑益 134,881,095 減価償却費 236,672,497 引当金等繰入 31,881,418,569 償還準備金繰入 31,881,418,569 業務外費用 7,089,231,714 債券利息 5,028,536,125 借入金利息 1,875,938,903 元利金支払手数料等 31,024,307 債券発行諸費償却 144,763,739 証書借入金諸費償却 6,837,000 雑損 2,131,640
合 計 78,236,502,185 合 計 78,236,502,185
平 成 ３０ 事 業 年 度 名 古 屋 高 速 道 路 公 社 損 益 計 算 書
費 用 の 部 収 益 の 部
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〔参考〕
※本計算書は、公社法等に基づき作成した財務諸表ではなく、参考に作成したものです。
したがって、この計算書について監事の意見は付されておらず、また、設立団体の長へ
の提出は行っていません。
平成３０事業年度名古屋高速道路公社キャッシュ・フロー計算書
平成30年4月 1日から平成31年3月31日まで
（単位：円）Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
当期償還準備金繰入 31,881,418,569減価償却費 236,672,497債券発行諸費等償却 151,600,739退職給与引当金等の増減額 22,227,163ＥＴＣマイレージ引当金の増減額 △ 4,097,087貸倒損失 363,775受取利息 △ 23,835債券利息 5,077,905,714借入金利息 1,888,475,421固定資産処分益 △ 3,251,440固定資産処分損 2,131,643未収金(投資活動、財務活動を除く)の増減額 △ 572,250,418その他の資産の増減額 △ 159,621,263未払金(投資活動、財務活動を除く)の増減額 6,492,520,180その他の負債の増減額 5,666,124 小 計 45,019,737,782利息の受取額 23,835債券利息の支払額 △ 5,077,905,714借入金利息の支払額 △ 1,888,475,421
営業活動によるキャッシュ・フロー 38,053,380,482
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー事業資産の取得による支出 △ 813,636,132事業資産の売却等による収入 17,500,000建設仮勘定の取得による支出 △ 537,977,484固定資産の取得等による支出 △ 195,717,426固定資産の売却等による収入 0
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 1,529,831,042
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入による収入 0短期借入金の返済による支出 0長期借入による収入 2,840,000,000長期借入金の返済による支出 △ 44,581,635,176利子補給金の受取額 0利子補給金の支払額 0債券の発行による収入 47,000,000,000債券の償還による支出 △ 37,000,000,000出資金の受入による収入 120,000,000
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 31,621,635,176
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 0Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 4,901,914,264Ⅵ 現金及び現金同等物期首残高 4,586,741,382Ⅶ 現金及び現金同等物期末残高 9,488,655,646
(注記） 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金・預金 9,488,655,646 円現金及び現金同等物 9,488,655,646 円
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（2）平成 29 事業年度
①監事の意見書
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②財務諸表
平成３０年３月３１日現在
金 額円 円
流動資産 12,706,428,496 現金・預金 4,586,741,382
現金 平成３０年３月３１日高速道路料金収入他 45,442,448 当座預金 (株)三菱東京ＵＦＪ銀行大津町支店 4,541,296,438
その他の預金 (株)ゆうちょ銀行 2,496
未収金 8,096,526,864 道路料金未収金 1,136件 7,574,639,438 その他の未収金 44件 521,887,426
前払費用 23,295,874 宿舎借上料、証書借入金エージェント手数料等 23,295,874
貸倒引当金 △ 135,624 貸倒引当金 △ 135,624
固定資産 1,675,735,731,974 事業資産 1,673,632,454,147 道路 高速道路建設費 1,673,632,454,147
高速名古屋朝日線 中村区名駅四丁目～清須市朝日 7.6km 154,678,375,722 高速名古屋新宝線 中村区名駅四丁目～東海市新宝町 14.3km 246,422,570,968 高速１号 中川区島井町～千種区鏡池通 13.5km 336,848,235,884 高速１号四谷高針線 千種区鏡池通～名東区猪高町 3.6km 176,045,835,484 高速２号 北区大我麻町～緑区大高町 20.6km 376,774,889,543 高速分岐２号 西区那古野二丁目～東区泉二丁目 2.2km 39,618,608,438 高速分岐３号 中川区山王三丁目～昭和区御器所一丁目2.3km 29,942,696,757 高速名古屋小牧線 北区大我麻町～小牧市大字村中 8.2km 170,844,802,368 高速清須一宮線 清須市朝日～一宮市緑四丁目 8.9km 142,456,438,983
事業資産建設仮勘定 1,223,547,181 道路建設仮勘定 道路建設仮勘定 1,223,547,181
高速１号 中川区島井町 1,223,547,181
0 0 0 有形固定資産 866,213,895 建物 31,439,535
事務所建物 １棟 508.75㎡ 31,439,535
車両・運搬具 738,476,711 道路巡回車等 78台 738,476,711
工具・器具・備品 96,297,649 工具・器具・備品 230件 96,297,649
無形固定資産 2,247,981 電話加入権 電話加入権 2,247,981
その他の無形固定資産 商標 0
投資その他の資産 11,268,770 敷金・保証金 敷金・保証金 10,324,500
その他の資産 自動車リサイクル料金預託金 944,270
繰延資産 991,213,365 債券発行諸費 976,894,365
債券発行諸費 976,894,365 証書借入金諸費 14,319,000
証書借入金諸費 14,319,000 調査費 0
1,689,433,373,835資 産 の 部 合 計
平成２９事業年度名古屋高速道路公社財産目録
資 産 の 部
区 分内 訳
摘 要金 額
- 60 -
摘 要 金 額円 円
流動負債 96,356,869,353 １年以内返済予定長期借入金 81,581,635,176
１年以内返済予定 名古屋高速道路債券 償還額 37,000,000,000 １年以内返済予定 愛知県借入金 償還額 8,238,090,396 １年以内返済予定 名古屋市借入金 償還額 8,238,081,513 １年以内返済予定 政府借入金 償還額 18,227,666,662 １年以内返済予定 地方公共団体金融機構借入金 償還額 1,877,796,605 １年以内返済予定 長期借入金 償還額 8,000,000,000
未払金 13,513,309,117 高速道路建設費 604,737,314 建設事業附帯事務費 3,210,458 受託業務費 470,057,707 維持改良費 11,010,014,022 業務管理費 1,393,397,286 一般管理費 31,862,189 業務外支出 30,141
未払費用 1,128,526,354 名古屋高速道路債券の未払利息 1,020,319,236 愛知県及び名古屋市借入金（特別転貸債）の未払利息 100,362,923 地方公共団体金融機構借入金の未払利息 6,020,240 証書借入金の未払利息 1,823,955 短期借入金の未払利息 0
預り金 7,082,644 源泉徴収所得税・住民税等 11件 7,082,644
仮受金 39,772 道路料金収入過剰金 39,772
賞与引当金 126,276,290 役員・職員に係る賞与引当金 126,276,290
固定負債 621,830,350,305 名古屋高速道路債券 398,000,000,000
名古屋高速道路債券 398,000,000,000
愛知県借入金 45,989,810,430 愛知県借入金（特別転貸債） 45,989,810,430
名古屋市借入金 45,989,423,251 名古屋市借入金（特別転貸債） 45,989,423,251
政府借入金 104,906,218,988 政府借入金（有料道路融資事業） 64,663,385,669
政府借入金（総合有料道路事業） 40,242,833,319
地方公共団体金融機構借入金 9,825,226,938
長期借入金 9,000,000,000 証書借入金 9,000,000,000
退職給与引当金 841,057,251 職員に係る退職給与引当金 841,057,251
ＥＴＣマイレージ引当金 256,863,447 ＥＴＣマイレージ引当金 256,863,447
資産見返交付金 7,021,750,000 愛知県交付金 3,510,875,000 名古屋市交付金 3,510,875,000
特別法上の引当金等 653,403,154,177 償還準備金 償還準備金 653,403,154,177
1,371,590,373,835
317,843,000,000
負 債 の 部 合 計
正 味 財 産
負 債 の 部
区 分内 訳
金 額
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平成３０年３月３１日現在
勘 定 科 目 金 額 勘 定 科 目 金 額円 円
流動資産 12,706,428,496 流動負債 96,356,869,353 現金・預金 4,586,741,382 １年以内返済予定長期借入金 81,581,635,176 未収金 8,096,526,864 未払金 13,513,309,117 前払費用 23,295,874 未払費用 1,128,526,354 貸倒引当金 △135,624 預り金 7,082,644 固定資産 1,675,735,731,974 仮受金 39,772 事業資産 1,673,632,454,147 賞与引当金 126,276,290 道路 1,673,632,454,147 固定負債 621,830,350,305 事業資産建設仮勘定 1,223,547,181 名古屋高速道路債券 398,000,000,000 道路建設仮勘定 1,223,547,181 愛知県借入金 45,989,810,430 有形固定資産 866,213,895 名古屋市借入金 45,989,423,251 建物 31,439,535 政府借入金 104,906,218,988 車両・運搬具 738,476,711 地方公共団体金融機構借入金 9,825,226,938 工具・器具・備品 96,297,649 長期借入金 9,000,000,000 無形固定資産 2,247,981 退職給与引当金 841,057,251 電話加入権 2,247,981 ＥＴＣマイレージ引当金 256,863,447 その他の無形固定資産 0 資産見返交付金 7,021,750,000 投資その他の資産 11,268,770 特別法上の引当金等 653,403,154,177 敷金・保証金 10,324,500 償還準備金 653,403,154,177 その他の資産 944,270 （負債合計） 1,371,590,373,835 繰延資産 991,213,365 債券発行諸費 976,894,365 証書借入金諸費 14,319,000 基本金 317,843,000,000 調査費 0 愛知県出資金 158,921,500,000
名古屋市出資金 158,921,500,000 （資本合計） 317,843,000,000
資 産 合 計 1,689,433,373,835 負 債・資 本 合 計 1,689,433,373,835
平 成 ２９ 事 業 年 度 名 古 屋 高 速 道 路 公 社 貸 借 対 照 表
資 産 の 部 負 債 及 び 資 本 の 部
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平成２９年４月 １日から 平成３０年３月３１日まで
勘 定 科 目 金 額 勘 定 科 目 金 額円 円
経常費用 76,523,190,569 経常収益 76,523,190,569 事業資産管理費 33,893,497,860 業務収入 76,421,640,055 道路管理費 32,851,659,564 道路料金収入 75,738,996,444 ＥＴＣマイレージ還元負担金 1,041,838,296 ＥＴＣマイレージ還元負担金収入 616,484,031 一般管理費 1,924,771,851 ＥＴＣマイレージ引当金戻入益 2,304,323 一般管理費 1,454,394,988 業務雑収入 63,855,257 賞与引当金繰入 126,276,290 業務外収益 101,550,514 退職給与引当金繰入 162,144,799 受取利息 48,680 減価償却費 181,955,774 貸倒引当金戻入益 664,084 引当金等繰入 32,993,878,099 雑益 100,837,750 償還準備金繰入 32,993,878,099 業務外費用 7,711,042,759 債券利息 5,295,788,167 借入金利息 2,225,776,335 元利金支払手数料等 36,360,799 債券発行諸費償却 142,307,252 証書借入金諸費償却 10,810,200 雑損 6
合 計 76,523,190,569 合 計 76,523,190,569
平 成 ２９ 事 業 年 度 名 古 屋 高 速 道 路 公 社 損 益 計 算 書
費 用 の 部 収 益 の 部
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〔参考〕
※本計算書は、公社法等に基づき作成した財務諸表ではなく、参考に作成したものです。
したがって、この計算書について監事の意見は付されておらず、また、設立団体の長へ
の提出は行っていません。
平成２９事業年度名古屋高速道路公社キャッシュ・フロー計算書
平成29年4月 1日から平成30年3月31日まで
（単位：円）Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
当期償還準備金繰入 32,993,878,099減価償却費 181,955,774債券発行諸費等償却 153,117,452退職給与引当金等の増減額 177,412,836ＥＴＣマイレージ引当金の増減額 △ 2,304,323貸倒損失 △ 1,894,701受取利息 △ 48,680債券利息 5,366,615,963借入金利息 2,238,354,094固定資産処分益 △ 3,240,000固定資産処分損 7未収金(投資活動、財務活動を除く)の増減額 △ 688,202,915その他の資産の増減額 △ 152,530,569未払金(投資活動、財務活動を除く)の増減額 6,183,871,240その他の負債の増減額 △ 731,896 小 計 46,446,252,381利息の受取額 48,680債券利息の支払額 △ 5,366,615,963借入金利息の支払額 △ 2,238,354,094
営業活動によるキャッシュ・フロー 38,841,331,004
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー事業資産の取得による支出 △ 304,660,431事業資産の売却等による収入 21,300,000建設仮勘定の取得による支出 △ 54,825,720固定資産の取得等による支出 △ 305,137,384固定資産の売却等による収入 0
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 643,323,535
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入による収入 0短期借入金の返済による支出 0長期借入による収入 2,660,000,000長期借入金の返済による支出 △ 49,652,064,056利子補給金の受取額 0利子補給金の支払額 0債券の発行による収入 43,000,000,000債券の償還による支出 △ 32,000,000,000出資金の受入による収入 255,000,000
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 35,737,064,056
Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 0Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 2,460,943,413Ⅵ 現金及び現金同等物期首残高 2,125,797,969Ⅶ 現金及び現金同等物期末残高 4,586,741,382
(注記） 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金・預金 4,586,741,382 円現金及び現金同等物 4,586,741,382 円
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