2
newsletter A customer newsletter from ifm electronic EDITORIAL NEWS FROM SCIENCE AND TECHNOLOGY 燃料 燃料 なしで なしで 世界一周 世界一周 スイスのパイオニア的存在である、 Bertrand Piccard(会長)André Borschberg(CEO)は、ソーラー・イ ンパルスの創設者であり、パイロットで あり、このプロジェクトの活力源でもあ ります。 12年にわたる計画と研究を経て、Si2(ソー ラー・インパルス 2)20153月上旬にア ブダビ(UAE)から世界一周飛行に出発し、6 月下旬までに帰還する予定です(このニュー スレターが発行される時点ではすでに出発 しているはずです)。途中、オマーンのマス カット, インドのアーメダバードとバラナシ , ミャンマーのマンダレー, 中国の重慶と南 京を経由します。ハワイ経由で太平洋を横 断した後、Si2はフェニックスと、中西部と、 ニューヨークのJFK空港を経由しながら合衆 国を横断します。大西洋を渡ったあと、最 後の行程では南ヨーロッパまたは北アフリ カに立ち寄り、最終目的地であるアブダビ で世界一周飛行を終えます。ソーラー・イ ンパルスは、燃料を一切使わず大気を汚染 3ページに続く する排気も出さずに、昼夜を問わず飛行で きる最初の飛行機です。 ソーラー・インパルスは、私たちの心を科 学探究の中心に引き戻すことを目的とする、 独自の冒険的な試みです。ソーラー・イン パルスは、今日の課題に真正面から取り組 み、画期的な技術ソリューションを開発す るための空飛ぶ研究室でもあります。そし て、私たち1人1人が、日常的にパイオニ アになれることを促進する、ビジョンがあ ります。 この革新的な1人乗り飛行機はカーボンファ イバー製で、翼幅72m(ボーイング747-8Iり大きい)の巨体でありながら重量はわずか 2,300kgで、ファミリーカーと同程度です。 翼に組み込まれた17,000個の太陽光発電セ ルが4つの電気モーター(それぞれ17.5cv)再生可能エネルギーを供給します。日中は、 ソーラーセルが重量633kg(2077ポンド)リチウムバッテリーを充電し、このエネル ギーで夜間も飛行できるため、ほぼ無制限 読者のみなさま ifm mobileニュース レター 第13号をご覧 いただきありがとうご ざいます。 2015年は、世界各地 のさまざまな業界にわたって、成長と下落の 入り混じった様相を見せています。このため、 競争力を維持するために多角化に乗り出すメ ーカーもあります。 このニュースレターでは、2014年末に発売 された新しい3Dセンサーと、12.1インチ PDM NGディスプレイをご紹介し、さらに ifm社のプログラム可能で頑丈なユニットの 記事も掲載しています。 今年はIntermat 2015の展示会があり、建 設機器業界のステージは再びパリに移ります。 ショーにご来場される際は、ぜひ、ifmのブ ースにお越しいただき皆さまのアプリケーシ ョンについてお聞かせください。そして、セ ンサーと制御デバイスの最新の開発製品を是 非ご覧ください。 ニュースレターをお楽しみいただけましたら 幸いです。 Simon Evans ifm electronic GmbH © Solar Impulse 4 お問い合わせ先 China +86 21 3813 4800 E-mail: [email protected] Japan +81 43 299 2080 E-mail: [email protected] Korea +82 2 790 5610 E-mail: [email protected] Hong Kong +852 3528-0462 E-mail: [email protected] Singapore +65 6562 8661/2/3 E-mail: [email protected] Malaysia +60 3 8063 9522 E-mail: [email protected] Australia +61 3 8561 05-00 E-mail: [email protected] New Zealand +64 9 5 79 69 91 E-mail: [email protected] Taiwan +886 7 335-7778 E-mail: [email protected] Vietnam +84 8 35125177 E-mail: [email protected] 編集には万全の注意は払っていますが、稀に記載の誤りがある場合がござ います。それに付随するトラブル、損害の責任は当社は負いません。電気 製品の購入、設置、セットアップに適用される法的規制および規定に従う 義務があります。 この出版物の記事内容は、いかなる方法でも編集者の書面による同意無し で再現、電子システムによる使用、処理、複製、配布することを禁じます。 記事に掲載されているソリューションや指示は工業所有権を放棄するもの ではありません。 Authors of this issue: Simon Evans, Mark Wass, Rob Birkett, Jon Morris Thanks to: Solar Impulse Revillard @ rezo.ch Gary Buttler @ ALE Heavylift Mark Pollock @ Trucktek CONTACT EXHIBITION ifmIntermat展示会とPlantworx 展示会に出展 2015420~25日に開催されるINTERMAT 展示会は、建設業界のエキスパートの方々にと っては、今年見逃すことのできない重要なイベ ントです。ライブデモで最新のトレンドや技術 革新について学んだり、プラントや機器の性能 を実際の現場と同じ状況で確認したりすること ができます。ifm社のブースはホール5A スタン H 097です。 詳細はこちらまで: www.intermatconstruction.com PRODUCT 多くの稼働車輌では、操作性と画像化において大 型で高性能なインターフェースに対するニーズが 高まっています。 高解像度のグラフィックディスプレイ, 高性能な 32-bitコントローラー, IEC61131-3規格に準拠し たフレキシブルなプログラミング-PDM360 NG- 12は、これらを兼ね備えたユーザーインターフェ ースです。 光学接合式による最先端のディスプレイテクノロ ジーは、難しい条件下でも読取りが可能です。こ れはオプションでご用意している抵抗膜式のタッ チスクリーンタイプでも同様です。保護構造IP 65 / IP 67を備えた堅牢な外装のため、ディスプ レイは運転席の中でも外でも使用することが可能 です。 また、CANインターフェース, Ethernet, USB, デオ入力で他の車輌ユニットとのネットワーク化 や通信をサポートします。 TFTディスプレイ光学接合式を採用してい るため非常に読取りやすい バックライト付き機能ボタンと触覚フィード バックタイプのロッカースイッチ 内部マスストレージ, USBインターフェース, アナログカメラ用インターフェース CANopenおよびSAE J1939プロトコルを備 えた4つのCANインターフェース CODESYSによるプログラミング: IEC 61131-3規格 堅牢なディスプレイ, PDM NG 12 12.1“ TFTディスプレイ 1024 x 768ピクセル 光学接合式タッチスクリーン 詳細はこちらまで: www.ifm.com/jp PLANTWORX展示会は、イギリスで2年に1開催される、建設機器およびサービス業界向け のイベントで、イギリスの今年の建設関係の大 きなイベントです。建設業界のプロのために、 作業機械に特化しています。ifm社は、2015 62~4日、ブランティングソープ飛行場で 行われるPlantworxにパビリオン ブロックD スタンド3&4で参加します 詳細はこちらまで: www.plantworx.com どちらのショーでも、ifm社はモバイルマシン 用のコントロールシステム技術の最新のイノベ ーションに加えて、さまざまなディスプレイや センサーをご紹介します。これらのイベントに ご参加いただけないお客様で、ifm社のディス プレイ関連製品について詳しくお知りになりた い場合は、このページの右側にあるお問い合わ せ先からお近くの支店にお問い合わせください。 詳細をご説明させていただきます。 詳細はこちらまで: www.ifm.com/jp

燃料 なしで 世界一周 - ifmルが4つの 電気 モーター (それぞれ 17.5 cv )に 再生可能 エネルギー を供給 します。 日中 は、 ソーラーセル

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • newsletter

    A customer newsletter from ifm electronic

    EDITORIAL NEWS FROM SCIENCE AND TECHNOLOGY

    燃料燃料なしでなしで世界一周世界一周

    スイスのパイオニア的存在である、Bertrand Piccard氏(会長)とAndréBorschberg氏(CEO)は、ソーラー・インパルスの創設者であり、パイロットであり、このプロジェクトの活力源でもあります。

    12年にわたる計画と研究を経て、Si2(ソー

    ラー・インパルス 2)は2015年3月上旬にア

    ブダビ(UAE)から世界一周飛行に出発し、6

    月下旬までに帰還する予定です(このニュー

    スレターが発行される時点ではすでに出発

    しているはずです)。途中、オマーンのマス

    カット, インドのアーメダバードとバラナシ

    , ミャンマーのマンダレー, 中国の重慶と南

    京を経由します。ハワイ経由で太平洋を横

    断した後、Si2はフェニックスと、中西部と、

    ニューヨークのJFK空港を経由しながら合衆

    国を横断します。大西洋を渡ったあと、最

    後の行程では南ヨーロッパまたは北アフリ

    カに立ち寄り、最終目的地であるアブダビ

    で世界一周飛行を終えます。ソーラー・イ

    ンパルスは、燃料を一切使わず大気を汚染

    3ページに続く

    する排気も出さずに、昼夜を問わず飛行で

    きる最初の飛行機です。

    ソーラー・インパルスは、私たちの心を科

    学探究の中心に引き戻すことを目的とする、

    独自の冒険的な試みです。ソーラー・イン

    パルスは、今日の課題に真正面から取り組

    み、画期的な技術ソリューションを開発す

    るための空飛ぶ研究室でもあります。そし

    て、私たち1人1人が、日常的にパイオニ

    アになれることを促進する、ビジョンがあ

    ります。

    この革新的な1人乗り飛行機はカーボンファ

    イバー製で、翼幅72m(ボーイング747-8Iよ

    り大きい)の巨体でありながら重量はわずか

    2,300kgで、ファミリーカーと同程度です。

    翼に組み込まれた17,000個の太陽光発電セ

    ルが4つの電気モーター(それぞれ17.5cv)に

    再生可能エネルギーを供給します。日中は、

    ソーラーセルが重量633kg(2077ポンド)の

    リチウムバッテリーを充電し、このエネル

    ギーで夜間も飛行できるため、ほぼ無制限

    読者のみなさま

    ifm mobileニュースレター 第13号をご覧いただきありがとうございます。

    2015年は、世界各地のさまざまな業界にわたって、成長と下落の入り混じった様相を見せています。このため、競争力を維持するために多角化に乗り出すメーカーもあります。

    このニュースレターでは、2014年末に発売された新しい3Dセンサーと、12.1インチPDM NGディスプレイをご紹介し、さらにifm社のプログラム可能で頑丈なユニットの記事も掲載しています。

    今年はIntermat 2015の展示会があり、建設機器業界のステージは再びパリに移ります。ショーにご来場される際は、ぜひ、ifmのブースにお越しいただき皆さまのアプリケーションについてお聞かせください。そして、センサーと制御デバイスの最新の開発製品を是非ご覧ください。

    ニュースレターをお楽しみいただけましたら幸いです。

    Simon Evansifm electronic GmbH

    © S

    olar

    Impu

    lse

    4 お問い合わせ先China +86 21 3813 4800E-mail: [email protected] +81 43 299 2080E-mail: [email protected] +82 2 790 5610E-mail: [email protected] Kong +852 3528-0462E-mail: [email protected] +65 6562 8661/2/3E-mail: [email protected] +60 3 8063 9522E-mail: [email protected] +61 3 8561 05-00E-mail: [email protected] Zealand +64 9 5 79 69 91E-mail: [email protected] +886 7 335-7778E-mail: [email protected] +84 8 35125177E-mail: [email protected]

    編集には万全の注意は払っていますが、稀に記載の誤りがある場合がございます。それに付随するトラブル、損害の責任は当社は負いません。電気製品の購入、設置、セットアップに適用される法的規制および規定に従う義務があります。

    この出版物の記事内容は、いかなる方法でも編集者の書面による同意無しで再現、電子システムによる使用、処理、複製、配布することを禁じます。記事に掲載されているソリューションや指示は工業所有権を放棄するものではありません。

    Authors of this issue:

    Simon Evans, Mark Wass, Rob Birkett, Jon Morris

    Thanks to:

    Solar ImpulseRevillard @ rezo.chGary Buttler @ ALE HeavyliftMark Pollock @ Trucktek

    CONTACTEXHIBITION

    ifm社 Intermat展示会とPlantworx展示会に出展2015年4月20~25日に開催されるINTERMAT展示会は、建設業界のエキスパートの方々にとっては、今年見逃すことのできない重要なイベントです。ライブデモで最新のトレンドや技術革新について学んだり、プラントや機器の性能を実際の現場と同じ状況で確認したりすることができます。ifm社のブースはホール5A スタンドH 097です。

    詳細はこちらまで:www.intermatconstruction.com

    PRODUCT

    多くの稼働車輌では、操作性と画像化において大型で高性能なインターフェースに対するニーズが高まっています。

    高解像度のグラフィックディスプレイ, 高性能な32-bitコントローラー, IEC61131-3規格に準拠したフレキシブルなプログラミング-PDM360 NG-12は、これらを兼ね備えたユーザーインターフェースです。

    光学接合式による最先端のディスプレイテクノロジーは、難しい条件下でも読取りが可能です。これはオプションでご用意している抵抗膜式のタッチスクリーンタイプでも同様です。保護構造IP65 / IP 67を備えた堅牢な外装のため、ディスプレイは運転席の中でも外でも使用することが可能です。

    また、CANインターフェース, Ethernet, USB, ビデオ入力で他の車輌ユニットとのネットワーク化

    や通信をサポートします。

    • TFTディスプレイ”光学接合式“を採用しているため非常に読取りやすい

    • バックライト付き機能ボタンと触覚フィードバックタイプのロッカースイッチ

    • 内部マスストレージ, USBインターフェース, アナログカメラ用インターフェース

    • CANopenおよびSAE J1939プロトコルを備えた4つのCANインターフェース

    • CODESYSによるプログラミング: IEC 61131-3規格

    堅牢なディスプレイ, PDM NG 1212.1“ TFTディスプレイ 1024 x 768ピクセル „光学接合式“タッチスクリーン

    詳細はこちらまで:www.ifm.com/jp

    PLANTWORX展示会は、イギリスで2年に1度開催される、建設機器およびサービス業界向けのイベントで、イギリスの今年の建設関係の大きなイベントです。建設業界のプロのために、作業機械に特化しています。ifm社は、2015年6月2~4日、ブランティングソープ飛行場で行われるPlantworxにパビリオン ブロックDスタンド3&4で参加します

    詳細はこちらまで:www.plantworx.com

    どちらのショーでも、ifm社はモバイルマシン用のコントロールシステム技術の最新のイノベーションに加えて、さまざまなディスプレイやセンサーをご紹介します。これらのイベントにご参加いただけないお客様で、ifm社のディスプレイ関連製品について詳しくお知りになりた

    い場合は、このページの右側にあるお問い合わせ先からお近くの支店にお問い合わせください。詳細をご説明させていただきます。

    詳細はこちらまで:www.ifm.com/jp

  • 2APPLICATION

    が持つ経験と、実績のあるCoDeSysプラットフ

    ォーム向けソフトウェアライブラリでした。

    メインのCR0032コントローラーとともに

    、CR1081グラフィカルディスプレイがメイン

    のドライバーインタフェースとして使用され、

    エンジンRPM, 路上速度, 現在のギヤ, および処

    理後の状況などの重要な情報を、美しくクリア

    にグラフィック表示します。また、エンジンが

    生成する障害コードをJ1939インターフェイス

    から読取って表示し、障害時にオペレーターを

    支援します。

    すべてのトラクターユニットの車輌ブレーキ,

    電気系統, エンジンおよびトランスミッション

    がコントローラーによって同期されるため、各

    車輌のギヤ, RPM, およびトルクは確実に一致し

    ます。車輌ブレーキ, エンジン圧縮ブレーキ, お

    よびトランスミッションの制動は完全に同様に

    制御され、車列に追加できる車輌数の制限はあ

    りません。

    Trojanトラックのコンセプトは2012年に生ま

    れ、設計重量は72,000kgです。最大装備時の

    路上速度は時速77km(48mph)で、最大斜度

    14%で総重量300tをけん引できます。特注の

    エンジンとトランスミッションの性能により排

    気を抑制して、以前のモデルと比較して40%の

    燃料節約を達成します。

    ALEにとって設計上重要な考慮点は、動力が効

    果的に伝達され、市場にあるほかの標準的な製

    品と比較して大幅にけん引力を改善できるとい

    うことでした。そのために非常に重要なのは、

    トラックが優秀でバランスの取れたフットプリ

    ントを確実に提供でき、制動も支援できるとい

    うことです。

    「現在の車輌群を、車輌性能, 機能, および燃料

    効率を改善するようなものに交換したかったの

    ですが、市場にはそれを実現できるトラックは

    ほかにありませんでした」と、ALEのプロジェ

    クトマネージャーでTrojanトラックの設計者で

    あるGary Butler氏は言います。

    「そこで、弊社固有の要件に基づいて独自に設

    計しました。要件には、コンピュータによる同

    期, 長持ちする電子装置, 自動ギヤチェンジ,

    ABSトランスミッション制動, パワーとトルク

    に対して優れたフットプリント, そしてステン

    レス製のキャブなどがありました。

    カスタムの駆動系とトランスミッションにより、

    基準外の負荷をより効率よく, よりなめらかに,

    そしてより環境にやさしい方法で移動するため

    に必要なパワーを提供することができるように

    なりました。これはチーム一丸となっての努力

    の成果であり、関係者全員の懸命な働きがなけ

    ればこのトラックを作ることはできませんでし

    た。」

    これは、ALEが製造する予定の6台の新しいト

    ラックの最初のものです。4台は英国に保持さ

    れ、2台はアラブ首長国連邦に送られます。

    詳細はこちらまで:

    www.ale-heavylift.com

    www.trucktekltd.co.uk

    www.ifm.com/jp

    重量物起重機業界の最初の次世代輸送車として

    知られるTrojanトラックは、機能および燃料効

    率、信頼性の点で大きなブレークスルーです。

    Trojanは、Trucktek Ltd社のifmシステムイン

    テグレーターMark Pollockの支援をえて、ALE

    社のエンジニアによりイギリスで設計および製

    造が行われ、複数のトラクターユニットを連結

    して「コマンド&ドローン」車列にする機能を

    特徴としています。コマンド車輌は、自身だけ

    ではなく、無線と電子CANバスシステムで機械

    的に連結された車列内のすべてのトラクターを

    制御します。

    このシステムの中心となるのがifm社のコント

    ローラーCR0032で、Volvo社製の 700hp

    PentaエンジンおよびAllison社製トランスミッ

    ションをはじめとする主要なシャーシコンポー

    ネントとの通信に使用されます。Trucktek社と

    ALE社がifmと提携する主な理由の1つは、エン

    ジンとトランスミッションの統合に関して弊社

    重量物起重機と特殊輸送機の主要プロバイダーであるALEは、同社の輸送機器に、待望のTro-jan社製トラックを加えることを発表しました。

    ALE、Trojanトラックを発表

    ドライバーインターフェイスグラフィクス

    3

    PRODUCT

    の背景抑制機能で外乱光によるイメージセンサ

    ーの飽和状態をほぼ完全に防ぎます。これは

    PMD 3Dセンサーが最大120klxまでの明るさ(

    太陽光等)の下で動作可能なことを意味します。

    衝突の予測

    内蔵の自動物体認識機能で建設機械の走行路上

    にある静止体または動く物体を最大20個まで検

    出します。制動距離等の現在の速度、走行方向、

    定義したパラメータを比較することで、3Dセン

    サーは衝突の可能性を計算し、CANバスまたは

    Ethernetを通して車輌制御システムにデータを

    伝送し、オペレーターにその可能性を報らせま

    す。

    距離の監視

    簡単な距離機能には内蔵の距離監視機能があり

    ます。この機能では最大64個まで対象エリア

    (ROIs)を監視できます。対象エリアとは距離の

    監視を行うエリアを指します。後方エリアの監

    視の実現が可能で、自動化やアシスト面での課

    題を解決します。

    エッジの認識

    堅牢な3Dセンサーは、1,000以上の測定ポイン

    トにより刈り込みを行う植物のエッジを認識し

    ます。そのため効率的な刈り入れプロセスのた

    めの正確で安定した誘導が可能です。自動操縦

    の実装およびドライバーの負担軽減のために、

    センサーは全ての関連データを車輌制御システ

    ムへ供給します。

    衝突予測機能による自動車輌の追尾

    前方車輌の自動追尾では、反射性物体の識別を

    3Dスマートセンサー −移動車輌でオペレーターをアシストifm社のPMD 3Dセンサーはたった1つのイメー

    ジを捉えるだけで背景と物体を3次元で検出し

    ます。これはラインスキャナーで発生する可能

    性のある動作ブレを防ぎます。センサーシステ

    ムは車輌アプリケーションの過酷な稼働条件に

    適応できるように、特許を取得したPMDテクノ

    ロジーをベースにしています。3Dセンサーシス

    テムは、堅牢でコンパクトなデザインの他、特

    に外乱光や直射日光がある屋外のアプリケーシ

    ョンのために設計されました。レーザースキャ

    ナー等の他のセンサーと比べると、ifm社の3D

    センサーには可動部がありません。そのためセ

    ンサーは非常に堅牢で摩耗することがありませ

    ん。

    機能原理にはタイムオブフライト方式(ToF)をベ

    ースにしたPMDテクノロジーを採用しています。

    変調された非可視光の赤外線が背景を照射し、

    反射した光はPMDセンサーに到達します。また、

    センサーは変調源にも接続しています。PMDチ

    ップ上の各ピクセルが、投光信号と受光信号間

    の位相から背景までの距離を測定します。内蔵 詳細はこちらまで:www.ifm.com/jp

    1ページの続き

    の自力飛行が可能です。

    飛行は複数の経由地を経て約5か月かかると予

    測されており、総飛行距離は35,000km、実際

    の飛行時間は約500時間です。

    ソーラー・インパルス2は、これまでの練習飛

    行ですでに3つの世界記録を達成しています。

    絶対高度はなんと9235m, 上昇高度8744m, 飛

    行時間は26時間10分19秒です。これらはすべ

    て「ソーラー航空機」クラスのものです。

    詳細はこちらまで:http://www.solarimpulse.com

    使用しています。自動車産業で高度に発達した

    実証済みのアルゴリズムは信頼性があります。

    例えば、様々なパラメータを通して車輌前方の

    最小/最大距離を設定したり、反射体の特定の配

    置状態だけを認識することができます。衝突予

    測機能を追加することで障害物を確実に検出し、

    車輌制御システムに2段階で信号を伝送するこ

    とが可能です。直射日光の照射や他の3Dセンサ

    ーシステムによる干渉は抑制されます。

    © Solar Impulse | Revillard | Rezo.ch