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平成28年1月15日  広報みよし 第1108号 22 26 調26 32 17 26 26 使32 N 76 (図1)平成26年度温室効果ガスの施設別排出量 合計 4,429t-CO2 (対前年度比98.0%) 監査報告書が提出されました 『環境管理外部監査報告』 環境管理への取り組みについての 助言や指摘をいただき、今後の取り 組みに生かすために外部委員による 監査が行われています。その監査報 告書が平成27年12月21日、環境管 理外部監査員の杉 すぎやま 山八 千代さんから 野田賢 けんじ 治市長へ提出されました。 サンアート 514t- CO2 (103.6%) 保育園8園 115t- CO2 (74.5%) 総合体育館 186t- CO2 (104.0%) 福祉センター 84t- CO2 (100.8%) 市役所庁舎 431t- CO2 (97.4%) 学校給食センター 485t- CO2 (94.9%) その他14施設 361t- CO2(97.8%) 小中学校12校 675t-CO2 (101.8%) 市民病院 1,491t- CO2 (94.9%) 33.6% 15.3% 11.0% 9.7% 4.2% 8.1% 2.6% 1.9% 11.6% 2.0% カリヨンハウス 87t- CO2(※)カリヨンハウスは平成25年11月開所のため、対前年度比の記載はありません

環境にやさしいまちを目指して 26年度 温室効果ガス排出量...25年度の4520t‐CO に比べて2 2% 減少しました (図2)。 また、平成 26年度の目標

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Page 1: 環境にやさしいまちを目指して 26年度 温室効果ガス排出量...25年度の4520t‐CO に比べて2 2% 減少しました (図2)。 また、平成 26年度の目標

平成28年1月15日  広報みよし 第1108号 22

 

みよし市地球温暖化対策実行計画に基づき、平成26年度の市内公共施設などから出た

温室効果ガス排出量を調査しました。その結果がまとまりましたのでお知らせします。

平成26年度みよし市公共施設

  温室効果ガス排出量の公表

特集

◆�

温室効果ガス排出抑制の背景

 

地球温暖化は、家庭や事業所などから排出される二酸

化炭素などの温室効果ガス排出量の増加が原因といわれ

ており、人類の生活基盤を脅かす深刻な問題です。

 

国の温室効果ガスの削減目標は、2020年度(平成

32年度)までに、2005年度(平成17年度)の排出量か

ら3・8%削減するとされています。なお、昨年7月に

は、2020年以降の新たな温室効果ガス削減目標

(2030年の温室効果ガス排出量を2013年比で26

%削減)が発表されました。

◆�

温室効果ガスの算出方法

 

平成26年度のみよし市の公共施設などの温室効果ガス

排出量(図1)は、電気、ガス、水道の使用量や燃やすご

みの排出量などの実績を根拠として算出しています。

▼問い合わせ=環境課

☎(32)8018 

N(76)5103

(図1)平成26年度温室効果ガスの施設別排出量合計4,429t-CO2(対前年度比98.0%)

環境にやさしいまちを目指して

▲監査報告書が提出されました

『環境管理外部監査報告』

 環境管理への取り組みについての助言や指摘をいただき、今後の取り組みに生かすために外部委員による監査が行われています。その監査報告書が平成27年12月21日、環境管理外部監査員の杉

すぎやま

山八や ち よ

千代さんから小お の だ

野田賢け ん じ

治市長へ提出されました。

サンアート�514t-CO2(103.6%)

保育園8園115t-CO2(74.5%)

総合体育館186t-CO2(104.0%)

福祉センター84t-CO2(100.8%)

市役所庁舎431t-CO2(97.4%)

学校給食センター485t-CO2(94.9%)

その他14施設361t-CO2(97.8%)

小中学校12校675t-CO2(101.8%)

市民病院1,491t-CO2(94.9%)

33.6%

15.3%11.0%

9.7%

4.2%

8.1%2.6%

1.9%

11.6%

2.0%

カリヨンハウス87t-CO2※

(※)カリヨンハウスは平成25年11月開所のため、対前年度比の記載はありません

Page 2: 環境にやさしいまちを目指して 26年度 温室効果ガス排出量...25年度の4520t‐CO に比べて2 2% 減少しました (図2)。 また、平成 26年度の目標

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環境にやさしいまちを目指して

平成26年度みよし市公共施設温室効果ガス排出量の公表

◆市施設の温室効果ガス排出量

 

市内の公共施設などからの温室効果ガス排出量につい

て、平成26年度温室効果ガス排出量の合計は4429t

‐CO2

で、平成25年度の4520t‐CO2

に比べて2%

減少しました(図2)。

 

また、平成26年度の目標「平成25年度途中に開所した

カリヨンハウスと昨年度から対象外の施設となった黒笹

保育園の2施設を除いた排出量との比較で、前年度の実

績に対して0・4%削減し、4413t‐CO2

とするこ

と」に対し、実績値は4342t‐CO2

で目標を達成す

ることができました。減少した主な要因としては、夏場

における空調機器のエネルギー使用量が減少したことが

考えられます。また、温室効果ガスの発生要因としては、

電気・ガスによる排出が総排出量の97%以上を占める結

果となっています。

 

今後も、新たに建設する施設への太陽光発電パネルやL

ED照明の導入、公用車の低公害車への更新など、市の施

設からの温室効果ガスの排出量削減に努めていきます。

特集

26年度25年度24年度0

1,000

4,400

4,450

4,500

4,550

(単位:t-CO2)

(図2)市施設の温室効果ガス排出量(実績)

4,350

4,300

2施設を除いた目標値4,413t-CO2

目標に対する実績4,342t-CO24,429t-CO2

4,480t-CO2

西三河5市の市長日本第1号となる日本版「首長誓約」に参加

 みよし市、豊田市、岡崎市、安城市、知立市の西三河5市は、温室効果ガスの排出量削減に向けた

対策を、自治体同士が連携して取り組むことについて検討を行ってきました。今回、名古屋大学など

が提案する日本版「首長誓約」へ、国内で初めて参加を決定。その誓約式を平成27年12月12日(土)、

ホテルトヨタキャッスル(豊田市)で行いました。誓約式には、小野田みよし市長をはじめ、5市長が

出席。エネルギーの地産地消や温室効果ガスの大幅削減、気候変動などへの適応を各市が連携して取

り組むことを確認し、誓約書にそれぞれ署名しました。

 今後は、5市で共通のアクションプランを策定し、連携して地球温暖化対策に取り組んでいきます。

Ⅰ 次の項目に一体として取り組む。  ①エネルギーの地産地消

  ②温室効果ガスの大幅削減

  ③気候変動などへの適応

Ⅱ �①~③に関する目標(2030年)、具体的な達成方策などに関する持続可能なエネルギーアクシ

ョンプランを策定する。

Ⅲ 自治体のネットワークを通じ連携して取り組む。 ▲ 誓約書は市役所庁舎1階(情報プラザ横)に展示しています

~誓約内容~

4,520t-CO2