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環境問題資料
人類が直面する環境問題
• エネルギー資源の不足 化石燃料、原子力、再生可能エネルギー • 大気環境の変化(汚染、温暖化) CO2、オゾン層、汚染物質 • 水不足 灌漑による枯渇、季候変動、汚染 • 食糧不足 農作物、漁業資源
1.エネルギー資源の不足
太陽エネルギー 再生可能エネルギー
原子力 化石燃料
減少する一方
人類が使う化石燃料はやがて尽きるが、100年程度は先になる。その前に値上がりと、大気の問題が起こる。
石油、石炭、天然ガス、シェールガス、 メタン
何が問題か? 化石燃料を掘り尽くすまで使った場合、2100年頃には (1)大気中の二酸化炭素濃度は1,000ppmを越える。平均気温が上昇、気候変動と海面上昇。呼吸がやや苦しくなる。海の貧酸素化で硫化水素が増加。メタン放出で温暖化が加速。等が予測される。 (2)原油価格の上昇。 エネルギーだけでなく、 工業製品、農業製品の 価格上昇につながる。 >経済・産業は 成立するのか?
2.大気環境の変化(汚染、温暖化) CO2濃度増加 温暖化と気候変動 >自然災害の増加>嵐、高潮、土砂崩れ >砂漠化>農業生産の減少 >海面上昇>農地の減少 >海洋生物の死滅(珊瑚礁、貝)>漁獲減少 オゾン層の破壊 紫外線の増加 >ガン発生率の上昇 汚染物質の増加 窒素酸化物、硫化物、など >健康被害 >森林の枯死、農業生産の減少、石材の溶解
3.水不足 灌漑農業による水の枯渇 黄河上流、揚子江上流、アメリカ中西部、中央アジア(アラル海)、 インド・パンジャブ > 気候変動 >乾燥化地域 スペイン 中米、東アフリカ (原因の特定は困難) 汚染 >農薬 >工業化による汚染物質の放出
4.食糧不足 今後10年から20年の間に、世界の食糧生産は減少していくことが予測される。 農作物 小麦、コーン(=肉、砂糖) 水不足、砂漠化・海面上昇による耕地面積の減少、石油価格と連動した肥料などの費用増、気候の悪化 漁業資源 日本以外の国が魚食量を伸ばし始めた。 魚をとりつくし、漁業資源の減少。 >マグロ、ウナギ、ニシン、タラ・・・ 温暖化による貝の減少、漁場の移動
小麦
中国は輸入国 アメリカ、EU、カナダ、オーストラリア、ロシアが輸出国
コーン
中国は輸入国 アメリカが大輸出国、他アルゼンチン、ブラジル、ウクライナ
米
中国は輸入国 アメリカが輸出国、他タイ、インド、ベトナム、パキスタン
日本の食料自給 日本の食糧自給率はカロリーベースで約40% 米・芋・野菜などはほぼ完全自給できる 肉類は50%前後を自給(但しトウモロコシが必要) 小麦・豆はほとんど輸入 中国はもはや農業輸出国ではなく、輸入国。さらに農業生産は下がる可能性が高い。(水不足、砂漠化、海面上昇、石油、汚染) アメリカ合衆国、ロシアは水不足問題を抱えている。 また、大量生産している全ての国で、石油の価格と連動した作物価格の上昇が起きる。ブラジルは海面上昇、気候変動の影響を受ける可能性がある。
食料生産は減少し、価格は上昇する。