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TC16-2
入門編
CIMコミュニケーションシステム[トレンドコア]
本書について
ご注意 (1) 本ソフトウェアおよび本文の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本ソフトウェアおよび本文の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。
(3) 本ソフトウェアを複数の機械で同時に使用する場合は、機械と同数の本ソフトウェアが必要です。
(4) 本ソフトウェアの内容については万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきの点がありましたら弊社までご連絡ください。
(5) 運用した結果の影響については(4)の項にかかわらず、いかなる責任も負いかねますのでご了承ください。
(6) 弊社以外のソフトウェアに関するお問い合わせはご遠慮願います。
(7) データのバックアップについて お客様が作られたデータはお客様にとって大切な財産です。万が一の不慮の事故による被害を最小限にとどめるために、お客様御自身の管理・責任において、データは必ず定期的に2か所以上の別の媒体(HDD、CD、DVDなど)に保存してください。 また、いかなる事由におきましても、データの破損により生じたお客様の損害は、弊社では補償いたしかねますのでご了承ください。
• Microsoft、Windows、Windows Vista、SQL Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
• Windows の正式名称は、Microsoft(R)Windows(R)Operating System です。
• Adobe、Adobe ロゴ、Adobe Acrobat、Adobe Reader は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における登録商標または商標です。
• InstallShield2013 Copyright(C) 2013 Flexera Software LLC. Flexera Software および InstallShield は、Flexera Software LLC の商標です。その他すべてのブランドおよび製品名は、各社の登録商標または商標です。
• 解説画面を含め、本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
• BLUETREND、EX-TREND、EX-TREND武蔵およびEX-TREND MUSASHIは、福井コンピュータ株式会社の登録商標です。
本書では、TREND-COREの簡単な操作方法を
紹介しています。
(※解説がオプションプログラムの内容である場合があります。ご了承ください。)
TT RR EE NN DD--CC OO RREE
入入 門門 編編
目次
3次元データを利活用してみよう _________ 1 1 視点を設定してみよう ___________________________________ 3
2 画像を出力してみよう ___________________________________ 5
3 レンダリングしてみよう ___________________________________ 6
4 任意断面を入力してみよう ______________________________ 7
5 部品をアニメーションしてみよう __________________________ 8
6 2DCADに出力してみよう _______________________________ 9
7 属性を設定してみよう(書類やURLのリンク設定) ______ 10
8 3D出力してみよう _____________________________________ 11
3次元データを作成してみよう __________ 13 1 下図を取り込んでみよう _______________________________ 13
2 道路、歩道、側溝、ガードレールを入力してみよう _______ 14
3 重機を配置してみよう _________________________________ 18
4 地盤を配置してみよう _________________________________ 19
3次元データを利活用してみよう まず、TREND-CORE を起動して、画面まわりを確認してみましょう。ここでは、「市街工事.TCM」を読み込んで解説します。
TREND-COREボタン タブ タイトルバー リボン ツールバー
ビューツールバー
ポップアップメニュー
コマンドサポートウィンドウ 平面ビュー ホームアリア
次に、マウスで画面を操作してみましょう。
マウスホイールを上下に動かすと 画面が拡大・縮小されます。
マウスの両方のホタンを押したまま右下、左上、左下、右上へドラッグすると、画面が拡大・縮小・前倍率・ホームアリアへ 変わります。
マウスホイールを押したままドラッグすると画面が移動します。
1
3D ビューに切り替えて、画面を操作してみましょう。
マウスの右ボタンを押したままドラッグすると、その方向に視点が回転移動します。
マウスホイールを押したままドラッグすると、その方向に視点位置が移動します。
[ビューの切り替え](ここでは[平面])-[3D]をクリックします。
3D ビューに変わります。
2
平面ビューの[視点変更]で視点を設定します。設定した視点は登録することもできます。
1 視点を設定してみよう 作業者・歩行者・通行車両・異なる視点で施工箇所を確認できる!
[左右に並べて表示]をクリックして、 平面ビューと 3D ビューを並べて表示します。
1
[視点の変更]をクリックして、 視点を設定します。
2
視点位置、方向をクリックします。
3
設定した視点で 3D ビューに表示されます。
4
[視点の切り替え]-[(現在の視点を登録)]をクリックします。
5 名称を入力して[OK]をクリックします。
6
視点が登録されます。 7
3
部品を少し移動したりして・・ 複数の視点から誘導員や保安施設の配置を検討する
2画面が表示されている状態でスプリットバーを持ち上げると、4画面表示することができます。
4画面に視点の異なる画面を表示すると、部品を少し移動したりして、複数の視点から誘導員や保安施設の配置
を検討することができます。
スプリットバーを持ち上げます。
1
4画面が表示されます。 4画面に視点の異なる画面を表示すると、部品を少し移動したりして、複数の視点から誘導員や保安施設の配置を検討することができます。
2
4
[武蔵連携]で、施工計画書作成支援に画像を取り込む
[書込]タブの[武蔵連携]で出力して、施工計画書作成支援の[イラストと図]-[画像取り込み]で取り込むこともで
きます。
[書込]タブの[スナップショット]で画像を出力して、Excel にその画像を貼り付けます。
範囲、形式、サイズを指定して[実行]をクリックします。
3
Excelで、画像を貼り付ける位置を指定して、Ctrl+Vキーを押します。
4
画像が貼り付けられます。 5
2 画像を出力してみよう 書類へ貼り付け。わかりやすい説明資料ができる!
[書込]タブをクリックします。 1
[スナップショット]をクリックします。
2
5
[プレゼンデータ作成]で、日時などを設定してレンダリングします。
[プレゼンデータ作成]をクリックします。
1
[レンダリング確認]をクリックします。
2
全体光、天候、環境(日時など)を設定します。
3
[実行]をクリックします。
4
指定した全体光、天候、環境でレンダリングされます。 光源を追加して夜間作業の課題も共有できます。
5
3 レンダリングしてみよう 西日の影響や夜間作業時の課題を共有できる!
6
任意断面を入力して断面ビューに切り替えます。
[平面]-[断面]をクリックします。
1
切断線の 2点をクリックします。
2 切断線の奥行きを
クリックします。 3
断面ビューに切断結果が表示されます。重機と地物などの高さ干渉をチェックする ことができます。
4
4 任意断面を入力してみよう 作業車両や重機と地物の高さ干渉チェックができる!
高さを計測する
[選択・表示]タブの[計測]-[線点間]で
高さを計測することができます。
(周辺地物との高さ干渉チェックをすること
ができます。)
7
部品を指定して[3D部品シミュレーション]を選択します。
[平面]-[3D]をクリックして3D ビューに切り替えます。
1
[選択]をクリックします。
2 部品をクリックして選択します。
3
[3D部品シミュレーション]をクリックします。
4
ブームを上下に移動します。
5
5 部品をアニメーションしてみよう 作業状況の確認・KY ミーティング・社内教育で使える!
8
[CAD編集]タブの[変換]で 2DCAD に受け渡すデータに変換することができます。 ここでは[DWG/DXF書き込み]で DXF データに変換して、EX-TREND武蔵に受け渡します。
断面ビューをクリックして選択します。
1
[CAD編集]タブ、[変換]-[DWG/DXF書き込み]をクリックします。
2
保存先を指定し、ファイル名を入力して、[保存]をクリックします。
3
変換設定を確認して[実行]をクリックします。
4
変換した DXF データをEX-TREND武蔵に受け渡します。
5
6 2DCADに出力してみよう 外部の2DCADに受け渡せば、細部の距離や面積などの数量検討に使える!
9
[ユーザー]タブでユーザー情報を設定する
[ユーザー]タブでユーザー情報を設定することもできます。
要素を選択して[その他]タブでリンク情報を設定します。検査時に有効です。
[選択]をクリックします。
1 属性を設定する要素をクリックして選択します。
2
[その他]タブをクリックして、 [追加]をクリックします。
3
情報は[編集]で追加することができます。
表示文字列を入力し、[ファイル]でリンク先のファイルを指定して、[OK]をクリックします。
4
リンク情報が設定されます。 ここでは「①_品質管理.pdf」を クリックするとリンク先のファイル が表示されます。
5
7 属性を設定してみよう(書類や URLのリンク設定)検査時に有効!指定箇所の関連書類をすぐ出せる!
10
XVLファイル(XV3ファイル)を閲覧するには
XVL Player をインストールする必要があります。
※XVL Player ダウンロード(無償)
http://www.lattice.co.jp/ja/download/xvl-player/download.html
[書込]タブの[モデル変換]で 3D データに変換します。
[書込]タブの[モデル変換]をクリックします。
1
ファイル形式、対象要素を指定します。
2
[実行]クリックします。
3
保存先を指定し、ファイル名を入力して、[保存]をクリックします。
4
8 3D出力してみよう 環境を選ばす、3D データを共有できる!
11
■3次元データの利活用方法!
1 視点設定:作業者・歩行者・通行車両・異なる視点で施工箇所を確認できる!
2 画像出力:書類へ貼り付け。わかりやすい説明資料ができる!
3 レンダリング:西日の影響や夜間作業時の課題を共有できる!
4 任意断面入力:作業車両や重機と地物の高さ干渉チェックができる!
5 部品アニメーション:作業状況の確認・KY ミーティング・社内教育で使える!
6 2DCAD出力:外部の 2DCAD に受け渡せば、細部の距離や面積などの数量検討に使える!
7 属性設定:検査時に有効!指定箇所の関連書類をすぐ出せる!
8 3D出力:環境を選ばす、3D データを共有できる!
12
3次元データを作成してみよう 次に、下図を取り込んで、図のような 3D モデルを作成してみましょう。
[ホーム]タブの[下図]-[下図読み込み]で下図を取り込みます。 ここでは、1/250 の「サンプル図面.sfc」を読み込みます。
[ホーム]タブの[下図]- [下図読み込み]をクリックします。
1 ファイルを指定して[開く]をクリックします。
2
倍率(ここでは「250」)を入力します。
3
基準点をクリックします。
4 [全体フィット]をクリック
すると全体が表示されます。
5
1 下図を取り込んでみよう CAD・画像・PDF等の発注図を利用できる!
13
[ホーム]タブの[道路]-[道路]で道路を入力します。
[ホーム]タブの[道路]- [道路]をクリックします。
1
道路の配置方法、プロパティを設定して、配置位置をクリックします。
2
ここでは始終点の高さを変更せずに[OK]をクリックします。
3
[左右に並べて表示]をクリックします。
4
3D ビューで入力した道路を確認することができます。
5
2 道路、歩道、側溝、ガードレールを入力してみよう 専用コマンドを使えば、すぐ現場を 3D化!
14
[ホーム]タブの[道路]-[その他道路]で歩道を入力します。
[ホーム]タブの[道路]- [その他道路]をクリックします。
1
歩道の配置方法、プロパティを設定して、配置位置をクリックします。 ここでは、配置基準、舗装幅、土工幅を図のように変更しています。
2
ここでは、始終点の高さに[-0.025]と入力して[OK]をクリックします。
3
歩道が入力されます。
4
15
[ホーム]タブの[側溝]で側溝を入力します。 [ホーム]タブの[側溝]を
クリックします。 1
入力モードで [道路参照]-
[他要素参照]をクリックします。
配置で「左端」を選択します。
2
断面形状を選択します。( で形状を反転します。)
3 歩道をクリックします。
4
歩道の勾配に合わせて左端部の高さが表示されますので、そのまま[OK]をクリックします。
5
側溝が入力されます。
6
16
[ホーム]タブの[柵ガードレール]でガードレールを入力します。
[ホーム]タブの[柵ガードレール]をクリックします。
1
ガードレールの始点、終点をクリックします。
5
「ガードレール」を選択します。
4
ここでは、地盤高に[-0.025]と入力して[OK]をクリックします。
6
ガードレールが入力されます。
7
[表示設定]で[2D色を有効にする]のチェックオフにします。
3 入力モードで [線分]-
[線分]をクリックします。
2
17
[ホーム]タブの[3D部品]-[3D部品]で重機を配置します。 [ホーム]タブの[3D部品]
-[3D部品]をクリックします。 1
重機を選択して[OK]をクリックします。
2
重機の配置位置をクリックします。
3
3 重機を配置してみよう 重機や建設資材など、現場状況をすぐ再現!
18
SketchUP データがそのまま取り込める
[汎用]-[汎用オブジェクト作成]の[インポート]-[SketchUP]で、SketchUP データを配置します。
配置したデータを、汎用オブジェクトとして登録すると、[汎用オブジェクト配置]でそのまま配置することができます。
※データによっては、読み込めない場合や、期待した形状にならない場合があります。
[ホーム]タブの[地盤]-[簡単地盤]で地盤を配置します。
4 地盤を配置してみよう 専用コマンドを使えば、すぐ現場を 3D化!
[ホーム]タブの[地盤]-[簡単地盤]をクリックします。
1
簡単地盤の配置方法、プロパティを設定して、配置位置をクリックします。 ここでは勾配を削除して、「指定なし」に変更しています。
2
ここでは始終点の高さを変更せずに[OK]をクリックします。
3
19
[3D部品]-[3D部品]で以下のような部品を配置してみましょう。
その他に以下のような部品などを配置することもできます!
その他 建物 大 (175m2以上)
その他 RV
建設土木 1690作業員
建設土木 950 カラーコーン
建設土木 1651 交通誘導員 B
その他 小型
建設土木 1650 交通誘導員 A
建設土木 369 カーゴクレーン (小型)_2.53
建設土木 901ミニガードフェンス (1200_1800)
その他 建物 中(100m2 _125m2)
その他 人物A
建設土木 899-115 片側交互通行
建設土木 1503電柱
20