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仙波糖化工業株式会社
2021年3月期 第2四半期決算説明会
2020年11月27日
証券コード：2916
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1
Ⅰ 2021/3上期の決算概況 P 2
Ⅱ 2021/3期の業績予想 P13
Ⅲ 重点施策の進捗状況 P18
参考資料 P27
目次
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Ⅰ. 2021/3上期の決算概況
2
-
-18.7%
-19.8%
-11.5%-13.8%
-9.6%-10.6%
-40.1%-37.5%
-25.4%
-18.5%
-18.4%
-17.0%
-50.0%
-40.0%
-30.0%
-20.0%
-10.0%
0.0%
10.0%
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9
コンビニ来店客 外食産業来店客
3
コンビニ及び外食産業来店客数推移（全店ベース）（前年同月比伸び率）
業界環境
(出所）日本フランチャイズチェーン協会、日本フードサービス協会
新型コロナウイルスの影響大きい製品群
外出自粛
事業活動制限
・コンビニ向けや外食向けの商材
・在宅勤務に拡大に伴う給茶機向け商材・ジムや部活動休止に伴う一部健康食品受託
20202019
(月)
2021/3上期実績
-
（単位：百万円、円）
決算概要 2021/3上期実績
4
2020/3上期 2021/3上期
金額 前年同期比 金額 前年同期比 従前予想 予想比
売上高 10,163 △3.2％ 9,571 △5.8％ 9,700 △129
営業利益 484 △22.1％ 463 △4.3％ 370 93
経常利益 474 △19.3％ 387 △18.4％ 340 47親会社株主に帰属する
四半期純利益 301 △26.0％ 154 △48.6％ 230 △76
１株純利益 26.49 - 13.61 - 20.20 △6.59
設備投資額 1,283 +725 983 △300
減価償却費 461 +7 400 △61
研究開発費 181 +33 153 △27
売上高は、外出自粛や事業活動制限の影響残り、5.8％減収
営業利益は、販管費削減を強化するも、減収要因をカバーできず、
4.3％減益
営業利益は計画クリアだが、特損計上などで四半期純利益は計画未達
-
製品区分別売上実績
（単位：百万円）
5
2020/3上期 2021/3上期 前年同期比
金額 構成比 金額 構成比 増減額 伸び率
売上高 10,163 100.0% 9,571 100.0% △591 △5.8％
カラメル製品 1,887 18.6％ 1,826 19.1％ △60 △3.2％
乾燥製品類 2,951 29.0％ 2,841 29.7％ △109 △3.7％
組立製品類 2,714 26.7％ 2,405 25.1％ △308 △11.4％
冷凍製品 1,964 19.3％ 1,853 19.4％ △110 △5.6％
その他 645 6.4％ 643 6.7％ △2 △0.4％
自社商材 6,042 59.5% 5,524 57.7% △518 △8.6％
受託商材 4,121 40.5％ 4,047 42.3％ △73 △1.8％
海外売上高 629 6.2％ 526 △16.4％ △103 △16.4％
(為替レート：円/元) 16.20 15.39 △0.81
2021/3上期実績
カラメル製品は、飲料向けやお土産向け需要が減少
乾燥製品類は、巣ごもり需要増加だが、在宅勤務拡大の影響で粉末茶低迷
組立製品類は、一部健康食品受注が事業活動制限の影響を受ける
冷凍製品は、外食向け冷凍山芋が大幅減少
-
6
製品区分別売上詳細
一般食品用・お土産、贈答用が苦戦
着色用・飲料向け、中食向けが低迷
凍結乾燥製品・国内は巣ごもり需要の恩恵・中国市場向けは稼働率の低下で減収
粉末乾燥製品・粉末ソースは巣ごもり需要・在宅勤務拡大で粉末茶減・海外の健康食品受託終了
ブレンド製品・全般的に受託加工低迷
造粒製品・一部の健康食品受託が減少
その他・中国子会社の受託商材拡大
冷凍和菓子・どら焼き・ド-ムケ-キ堅調
冷凍山芋・外食・CVS向け大幅減
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
20/3上 21/3上
着色用 一般食品用
カラメル製品
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
20/3上 21/3上
粉末乾燥品 凍結乾燥品
乾燥製品類
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
20/3上 21/3上
造粒製品 ブレンド製品
組立製品類
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
20/3上 21/3上
冷凍山芋 冷凍和菓子
その他
冷凍製品
（百万円） （百万円）（百万円）（百万円）
1,8261,887
619
1,242
929879
1,912
2,8412,951
2,072
2,4052,714
1,964 1,853451
2,172 1,954
720
998
542
698
435
538
428
1,268
584
2021/3上期実績
-
-40.0%
-30.0%
-20.0%
-10.0%
0.0%1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
給茶機向け粉末茶月次売上動向
(3か月移動平均：対前年同月比伸び率)
7
0
200
400
600
800
1,000
1,200
上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
健康食品受託売上高推移
スポーツサプリ ダイエット・その他
-80.0%
-60.0%
-40.0%
-20.0%
0.0%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
スポーツ・サプリ月次売上動向
（3か月移動平均：対前年同月比伸び率)
2021/3上期実績
0
100
200
300
400
500
600
１Q ２Q ３Q ４Q
四半期別粉末茶売上高推移
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
粉末茶事業 健康食品受託事業
主力製品の動向
2020年 2020年
スポーツサプリ受託が減少するも、ダイエット関連は堅調
在宅勤務増加でオフィス向け需要減少
-
要約損益計算書
（単位：百万円）
8
2020/3上期 2021/3上期
金額 構成比 金額 構成比 増減額 伸び率
売上高 10,163 100.0% 9,571 100.0% △ 591 △5.8%
売上原価 7,923 78.0% 7,475 78.1% △ 448 △5.7%
売上総利益 2,239 22.0% 2,095 21.9% △ 143 △6.4%
販管費 1,754 17.3% 1,631 17.0% △123 △7.0%
営業利益 484 4.8% 463 4.8% △ 20 △4.3%
営業外損益 △ 10 △0.1% △76 △0.8％ △66 ー
経常利益 474 4.7% 387 4.0% △ 87 △18.4%
特別損益 △6 △0.1% △149 △1.6% △143 ー
税引前利益 468 4.6% 237 2.5% △ 231 △49.3%親会社株主に帰属する
四半期純利益 301 3.0% 154 1.6% △ 146 △48.6%
2021/3上期実績
原価率は、自社商材の落ち込み大きく、0.1ポイント悪化
販管費削減に努め、営業利益率は、4.8％を維持
製品トラブルを主に特別損失を計上
【営業外損益】
20/3上 21/3上
営業外収益 38 → 37
営業外費用 48 → 114
(金融収支) 3 → △13
(為替差損) 15 → 73
【特別損益】
特別利益 - → 10
特別損失 6 → 159
-
9
19/3期 20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
売上高 5,099 5,395 5,268 4,793 5,056 5,107 5,526 5,053 4,767
4,804
カラメル製品 972 940 1,052 867 947 940 1,031 893 903 923
乾燥製品類 1,626 1,635 1,771 1,647 1,531 1,420 1,719 1,546 1,489
1,352
組立製品類 1,206 1,400 1,418 1,310 1,310 1,404 1,456 1,194 1,113
1,292
冷凍製品 985 1,080 703 687 950 1,014 951 1,113 933 920
その他 308 340 324 282 316 329 367 307 326 317
営業利益 391 231 309 147 235 249 426 146 199 264
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
1Q 2Q 3Q 4Q
四半期売上高推移
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
0
100
200
300
400
500
1Q 2Q 3Q 4Q
四半期営業利益推移
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
四半期業績推移
（単位：百万円）
2021/3上期実績
（百万円） （百万円）
-
10
営業利益増減分析
484 463△591
＋23
△28
売上高
（単位：百万円）
製造固定費減
21/3上期
20/3上期
+15
運賃減
販管費中人件費増
研究開発費減
＋27
その他費用減
＋107
原・燃料費減
＋424
2021/3上期実績
-
要約貸借対照表
（単位：百万円）
11
2020/3末 2020/9末 増減額
流動資産 11,762 11,205 △556
現金及び預金 3,757 3,396 △360
受取手形及び売掛金 4,080 4,031 △49
棚卸資産 3,634 3,390 △243
固定資産 9,667 10,277 609
有形固定資産 6,612 7,122 510
無形固定資産 574 646 71
投資その他資産 2,480 2,507 27
資産合計 21,430 21,482 52
流動負債 8,061 7,741 △319
支払手形及び買掛金 2,429 2,182 △246
短期借入金 3,855 3,807 △47
固定負債 2,906 3,201 295
長期借入金 1,316 1,620 303
負債合計 10,967 10,943 △24
純資産合計 10,462 10,539 76
2021/3上期実績
棚卸資産 △243
・商品・製品 △223
・仕掛品 ＋135
・原材料・貯蔵品 △155
有利子負債 ＋256
・短期借入金 △ 47
・長期借入金 ＋303
⇒自己資本比率 45.2%
(＋0.5ポイント)
-
要約キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円）
12
2020/3上期
2021/3上期
営業キャッシュ・フロー 345 406
税金等調整前四半期利益 468 237
減価償却費 461 400
売上債権の増減額（△は増加） 394 50
たな卸資産の増減額（△は増加） 111 229
仕入債務の増減額（△は減少） △507 △235
法人税等の支払額 △162 △84
投資キャッシュ・フロー △237 △832
有形固定資産の取得による支出 △1,024 △657
財務キャッシュ・フロー △40 92
有利子負債の純増減額 152 287
配当金の支払額 △170 △170
現金及び現金同等物 期中増減額 56 △360
現金及び現金同等物 期末残高 3,194 3,381
2021/3上期実績
-
Ⅱ. 2021/3期の業績予想
13
-
14
新型コロナウィルスの収益への影響前提
【生産面】
【需要面】
下期の生産への影響は、従来想定据え置き
1Q 2Q 3Q前提 4Q前提
日本 (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月)
需要減粉末茶、健康食品、冷凍商材
一部商材底打ち回復基調↓
回復鈍い
正常化↓
やや影響残る
需要増巣ごもり向け商材（即席めん向け商材粉末ソースなど）
引合い継続巣ごもり需要反落
↓巣ごもり需要継続
正常化↓
巣ごもり需要反落
海外 (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月)
中国 内需減少 底這い 回復基調 正常化
東南アジア ほぼ影響なし 一部商材減少回復基調↓
ほぼ影響無し正常化
1Q 2Q 3Q前提 4Q前提
日本 (4-6月) (7-9月) (10-12月) (1-3月)
単体 ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし
子会社 ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし
海外 (1-3月) (4-6月) (7-9月) (10-12月)
中国 △63％ △50％ △25％ ゼロ
ベトナム ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし ほぼ影響なし
下期の国内需要回復は、従来想定より鈍い見込みに修正
2021/3期予想
-
（単位：百万円）
新型コロナの影響長期化で下期の需要回復にやや遅れ
製品区分別売上高予想 2021/3期予想
15
2020/3期 2021/3期予想
上期 下期 通期 上期 下期(予)通期
伸び率（修正予） 従来
売上高 10,163 10,579 20,742 9,571 10,429 20,000 20,400 △3.6%
カラメル製品 1,887 1,924 3,811 1,826 1,974 3,800 3,850 △0.3%
乾燥製品類 2,951 3,265 6,216 2,841 3,259 6,100 6,600 △1.9%
組立製品類 2,714 2,651 5,365 2,405 2,845 5,250 5,350 △2.2%
冷凍製品 1,964 2,065 4,029 1,853 1,697 3,550 3,350 △11.9%
その他 645 674 1,319 643 657 1,300 1,250 △1.5%
カラメル製品は、食品向けの拡販に注力するが、お土産用途の戻り鈍い乾燥製品類は、在宅勤務の拡大で粉末茶需要の下期回復期待反落組立製品類は、下期回復だが、上期の健康食品受注低迷の影響残る冷凍製品は、中国子会社の稼働低下とコンビニ・外食向け需要減少
-
通期業績予想
（単位：百万円、円）
16
2020/3期 2021/3期予想
実績 修正予想 増減額 伸び率 従来予想
売上高 20,742 20,000 △742 △3.6％ 20,400
営業利益 1,056 930 △126 △12.0％ 930
経常利益 996 830 △166 △16.7％ 830親会社株主に帰属する
当期純利益 579 460 △119 △20.6％ 540
1株純利益 50.88 40.41 △10.47 - 47.44
設備投資額 3,140 2,000 △1,140
減価償却費 1,021 1,020 △1
研究開発費 354 380 +26
売上高は、コロナ影響の長期化を見込み減額修正営業利益は、グループを挙げてのコスト削減強化で当初予想を据え置く上期の特別損失計上で通期の当期純利益予想を減額
営業利益は当初予想据え置きだが、当期純利益を減額修正
2021/3期予想
〈為替レート〉 20/3期:15.78円/元、21/3期(予)：15.00円/元
-
17
（円）
19.91
26.77
38.62
50.05
64.57
50.88
40.41
8.0 10.0 10.0
12.0 15.0 15.0 15.0
40.2%
37.4%
25.9%24.0%
23.2%29.5%
37.1%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
60.0
70.0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期（予）
1株利益 配当金 配当性向
配当予想
21/3期は15円/株の計画
2021/3期予想
-
Ⅲ. 重点施策の進捗状況
18
-
すべてのステークホルダーからの信頼を拡大
より良いものを作り、顧客信頼度を向上させ、
収益を伸ばすことで株主様、従業員、地域社会への還元を増やす
経営方針
19
100年企業に向けた強固な基盤を構築
株主
地域社会
顧客
従業員モチベーションの高まる
職場環境づくりと人財育成
還元原資の最大で
株主還元強化安全・安心な素材の安定供給と
レシピ力で差別化できる素材供給
事業活動を通じ、地域
社会への貢献を実行
営業キャッシュフロー最大化
海外市場開拓
株主様、潜在株主様
地域社会への貢献
取引企業、当社製品を
食するすべての人
グループ全社員
-
20
経営戦略
成長投資資金の確保と還元強化
営業キャッシュフローの最大化を目指す
グループ経営力強化
海外子会社管理強化
個別経営からの脱却
自社商材拡販
開発強化
提案営業強化
海外市場開拓
中国市場対応
東南アジア市場対応
基本戦略
注）営業キャッシュフロー＝営業利益＋減価償却費
基本戦略の3本柱は不変
海外事業基盤の整備と ポスト新型コロナの事業戦略再考当面の重点戦略
-
21
基本戦略の成果 順調に拡大する営業キャッシュフロー
海外市場向け売上高推移
0
50
100
150
200
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
自社商材売上高推移
自社商材
受託商材
（億円）(単位：百万円）
18/3期 19/3期 20/3期
海外売上高 264 1,497 1,403
海外売上比率 1.4% 7.3% 6.8％
海外子会社 225 1,465 1,342
輸出 39 32 61
11.2 8.9
11.7 12.3
14.9 15.0 16.9
20.1 20.8
0
5
10
15
20
25
0
5
10
15
20
25
12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
営業キャッシュフロー推移
営業利益
減価償却費
（億円）
-
0
500
1,000
1,500
2,000
18/3期 19/3期 20/3期 20/3上期 21/3上期
粉末茶事業
給茶機向け その他
22
ポスト新型コロナ対応の事業戦略見直し
給茶機向け売上比率
20/3上期 21/3上期
70.0％ 62.7％
感染症対策で
企業の働き方改革が浸透
オフィス向け商材戦略の見直し
緊急課題
【対象商材】・粉末茶・給茶機向け粉末製品
▸給茶機向け粉末茶拡販 見直し
▸非給茶機向け粉末茶拡販 加速
▸給茶機向け非粉末茶拡販 見直し
従来戦略
新型コロナ終息後も
在宅ワーク定着の可能性大
-
日・中・越3拠点で海外市場開拓海外事業の現状
23
(単位：百万円）
仙波糖化
SEMBAｰNFC
東北センバ
STVC(工場建設中)
龍和食品
福州仙波
日 本
東南アジア市場
【海外事業収益】
（注）売上高、営業利益とも海外子会社単純合算ベース
中国市場
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
中国事業
売上高 46 195 2,496 2,692
営業利益 △20 77 260 239
ベトナム事業
売上高 1 30 41 77
営業利益 △0 △1 3 0
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-
海外事業の基盤整備の流れ
24
①海外子会社の管理体制強化
経営体制
管理体制
②中国市場対応
③東南アジア市場対応 中国事業管掌役員が
龍和食品の董事長に就任
ベトナム事業管掌役員が
STVC社長就任
海外収益の邦貨換算時
の為替レート基準変更
2019/11
新工場竣工 2019/3ベトナム製造子会社設立
2020/3
新工場建設開始
中国子会社の収益基盤拡充 ベトナムで拠点整備
2016/10
SEMBA-NFC設立(販社)
①中国子会社の収益管理体制強化とグループ・シナジーの追求②ベトナム工場の計画通りの建設
今期の重点施策
-
海外メーカーがサンプル評価開始重点施策の進捗状況①
25
新会計基準導入 →経理担当の研修中
日本の収益認識基準変更に合わせて新会計基準を導入予定
収益認識の早期化
グループシナジーの追求
①中国子会社の収益管理体制強化とグループ・シナジー追及
日本向け冷凍デザート
原料生産：福州仙波 製 造：龍和食品 販売協力：仙波糖化
当社開発戦略室主導による
中国市場向け自社商材の開発
仙波糖化
龍和食品福州仙波 ①
②③ ④
9月より一部商材のサンプル評価開始
【具現化例】4つのシナジーの追及
シナジー創出に向けて
新型コロナの影響でサンプル輸出できずやや遅れ
-
26
東南アジア市場へ日本品質基準製品を届ける
工場立地･･･ホーチミン市より約40km
稼働開始･･･2021年度中
製造予定品目
・食品原料、食品添加物、食品
新工場建設は、ほぼ計画通り
②ベトナム工場建設
起工式
2020/7
2020/3
2020/11
ベトナム工場の建設状況
2020/3/4
一部の設備搬入にやや遅れがあるが想定内
重点施策の進捗状況②
-
参考資料
27
-
28
1946年 10月 栃木県真岡市に創業、カラメルの製造販売開始。
1963年 5月 スプレー・ドライヤーを新設し、粉末食品の生産開始。
1967年 7月 茨城県水戸市に工場を新設。
1971年 11月 真岡工業団地に真岡第二工場を新設。
1972年 5月 太陽食品包装株式会社設立。(現：仙波包装株式会社)
1974年 3月 真岡第二工場の第2期増設完了。フリーズ・ドライ製品の生産開始。
1977年 9月 本社工場に造粒設備を新設。
1979年 9月 スプレー・ドライヤー及び造粒設備増強のため真岡第三工場を新設。
1988年 9月 水戸工場を真岡第三工場へ移転。
1990年 7月 株式会社東北センバを設立し、冷凍山芋の生産開始。
1991年 1月 福建龍和食品実業有限公司を共同で設立。
1994年 11月 資本金13億4,050万円に増資。日本証券業協会に株式を店頭登録。
2001年 8月 資本金15億50万円に増資。
2003年 11月 福州仙波食品有限公司（現:福州仙波糖化食品有限公司）を設立。
2006年 4月 真岡第二工場に昆布エキス製造工場を新設。
2006年 9月 真岡第二工場に粉末茶製造工場を新設。
2007年 4月 冷凍和菓子の生産開始。
2007年 8月 真岡第二工場に鰹節エキス調味料設備を新設。
2011年 5月 真岡第三工場スプレー・ドライヤーS&B。
2012年 11月 株式会社東北センバ大館新工場稼働。
2016年 10月 SEMBA-NFC設立。
2017年 4月 真岡第二工場焙焼製品新工場稼働。
2018年 1月 福建龍和食品実業有限公司を子会社化。
2019年 3月 SEMBA TOHKA VIETNAM設立。
沿革
-
こんなところに
29
食品の「色・味・香・旨」を演出する食品素材メーカー
●カスタードプリン、炭酸飲料・コーヒー牛乳 にも…
カラメルソース
カラメル色素
●インスタントコーンスープ にも…
クリーミングパウダー
コーンパウダー
●即席味噌汁 にも…
粉末味噌
うまみ具材のFDネギ
●インスタントラーメン にも…
カラメル色素
粉末醤油カラメル色素
うまみ具材のFDブロック野菜
鰹節エキスポークエキスチキンエキス
●粉末茶 にも…
煎茶エキスパウダー
ほうじ茶エキスパウダー
●とろろそば にも…
粉末山芋鰹節エキス昆布エキス
冷凍山芋
-
30
0
50
100
150
200
250
S22 S24 S26 S28 S30 S32 S34 S36 S38 S40 S42 S44 S46 S48 S50 S52
S54 S56 S58 S60 S62 H1 H3 H5 H7 H9 H11 H13 H15 H17 H19 H21 H23 H25
H27 H29 R1
カラメル製品昭和22年
粉末製品昭和39年
凍結乾燥製品昭和49年
造粒製品昭和52年
ブレンド製品昭和53年
冷凍製品平成2年
焙焼技術
スプレードライ技術
フリーズドライ技術
造粒技術ブレンド技術
冷凍技術
福建龍和食品実業*平成30年
SEMBAｰNFC平成28年
福州仙波糖化食品*平成15年
売上高（億円）
(年度)
粉末茶工場
冷凍和菓子工場
STVC*平成31年
業容拡大の歴史
カラメル製品で創業
近年は海外市場開拓に注力。
STVC*：SEMBA TOHKA VIETNAM COMPANY LIMITED
福州仙波糖化食品*：以降は、福州仙波と記載
福建龍和食品実業*：以降は、龍和食品と記載
-
クリエイトインターナショナル
製品の流れ
31
国内市場
アジア市場
中国市場
製造
製造
製造・販売
製造・販売
販売
東北センバ(秋田県)
仙波包装(栃木県)
龍和食品(中国)
福州仙波(中国)
SEMBA-NFC(ベトナム)
仙波糖化工業本社（栃木県真岡市）東京支社大阪支店
SEMBA TOHKA VIETNAM2019/3設立
製造（ベトナム)
当社グループ
-
32
30.0%
19.4
%
25.9%
18.4%
組立製品類（造粒製品・ブレンド製品）
カラメル製品 乾燥製品類（粉末製品・凍結乾燥製品）
その他
連結売上高
207億円
冷凍製品（冷凍山芋、冷凍和菓子）
連結営業利益
10.5億円
製品群別売上構成
6.3％
2020/3期の製品種類別収益概況事業構成
-
中国事業
33
事業内容及び新工場
注)FD：フリーズドライ、 AD：エアードライ、 SD：スプレードライ
中国事業
福建省・連江県
粉末製品(SD)
カラメル製品
製造・販売
福州仙波福建省・連江県
乾燥製品(FD・AD)
製造・販売
龍和食品
冷凍・冷蔵製品
福州仙波龍和食品
福州長樂国際空港
新工場外観
SD室
冷凍庫
包装機
FDチャンバー
中国新工場
-
カラメル製品事業事業概要
一般食品用３3％
着色用67％
（2020/3期）
用途別カラメル製品売上構成
（百万円）
2,000
2,500
3,000
3,500
4,000
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
カラメル製品売上高推移
プリン、アイスクリーム、ケーキ、バウムクーヘンなど
一般食品用
清涼飲料やアルコール飲料、ソース、カレーなど
着色用
カラメルソース(タブレット）
カラメルソース（顆粒品）
カラメルソース（ボトル品）
キャンディー・チップ
一般食品向け製品例
34
-
乾燥製品類事業
売上高の約80％は B to B、粉末製品と凍結乾燥製品を手掛ける。
粉末製品は、粉末茶や粉末調味料（味噌や醤油）などを販売。
凍結乾燥製品は、野菜ブロックや粉末山芋が主力。
乾燥製品類売上構成
（2020/3期）
凍結乾燥製品
粉末製品
69％
31％
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
14/3期15/3期16/3期17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
（百万円） 乾燥製品類売上高推移
事業概要
当社の主力製造技術
スプレードライ(SD)技術液状化した原料を霧状にし、加熱空気で瞬
間的に粉末化する乾燥技術。乾燥工程が
短く、大量生産に威力を発揮し、高品質
で、低コストな製品の安定供給が可能。
粉末製品
フリーズドライ(FD)技術凍結させた原料を真空状態のもと、低温で
乾燥させる技術。素材の色、味、香り、栄
養をそこなうことなく乾燥することが可能。保
存性や簡便性に加えて、機能性が高い乾
燥方法。
凍結乾燥製品
35
-
36
主な乾燥製品の紹介
事業概要
海外市場向け
乾燥製品類事業
【紅茶】 【玄米茶】 【麦茶】
【煎茶】【ほうじ茶】 【ほうじ茶】【煎茶】
粉末製品例
国内市場向け
0
50
100
150
200
250
13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
粉末茶売上高推移(13/3期=100)
業務用粉末茶は業界2位業務用粉末茶は業界2位
粉末山芋
凍結乾燥製品例
抹茶ラテ
粉末製品例
野菜ブロック
凍結乾燥製品例
-
37
事業概要 冷凍製品事業
冷凍和菓子はメディケア市場向け中心に、約50種類を販売。 冷凍山芋は業務用・CVS向け中心。取扱量は業界２位。
中国子会社は主に冷凍デザート製品を手掛ける。
0
1,000
2,000
3,000
4,000
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
冷凍製品売上高推移
（百万円）
その他
冷凍和菓子
冷凍山芋
冷凍和菓子
その他(海外)
【ライチゼリー】【タピオカ】
冷凍山芋
-
組立製品類事業
38
造粒製品とブレンド製品とも受託加工が中心。
溶け易くなどのキーワードで提案営業を強化。
現在は、健康食品関連製品の受託が牽引。
健康食品の売上構成
(2020/3期)
スポーツサプリ 美肌・その他
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
組立製品類売上高推移(百万円)
ブレンド製品
造粒製品
事業概要
小麦粉ミックス、唐揚
粉、
みそ汁、粉末エキス等
ブレンドとは
各種原料を混合し、原料の
持ち味を活かした粉末状調
味料やインスタント食品など
を製造する。
ブレンド製品
スープ類、 健康食品、
スポーツ飲料、ココア等
粉末食品の「溶けにくい」、
「流動性が悪い」、「吸湿性
が強い」等を改善し、より使
い易い最終商品へ仕上げ
る。
造粒とは
造粒製品
-
25.74
6.85
1.70
19.81 19.91
26.77
38.62
50.05
64.57
50.88
0
10
20
30
40
50
60
70
80
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
581
375
74
321 458
662 727
865
1,019 996
292
7819
225 226
304
439
569
735
579
0
200
400
600
800
1,000
1,200
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
経常利益 当期利益
619
354
86
360
466
704 720
926
1,078 1,056
4.0
2.5
0.6
2.4
2.9
4.1 4.1
5.0 5.2 5.1
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
7.0
8.0
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
1,100
1,200
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
営業利益 営業利益率
15,609
14,095 14,232 15,239 15,928
17,295 17,624
18,675
20,555 20,742
0
2,500
5,000
7,500
10,000
12,500
15,000
17,500
20,000
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
経常利益、当期純利益（百万円）
営業利益
（百万円） （％）
売上高
（百万円）
１株当たり当期利益（円）
主要財務データ①
39
-
588.9 594.0 602.2629.1 657.4
671.1705.1
754.1 800.3840.9
200
300
400
500
600
700
800
900
1,000
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
6,703 6,762 6,855
7,161 7,483 7,639 8,027
8,584 9,110
10,462
48.4 45.4 43.5
46.0 46.0 47.3 48.0
43.0 43.6 44.7
0
20
40
60
80
100
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
純資産額 自己資本比率
13,854 14,886 15,772 15,555 16,261
16,150 16,710
19,733 20,656
21,430
1.12
0.95 0.90
0.98 0.98 1.07 1.05
0.95 1.00 0.97
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
0
5,000
10,000
15,000
20,000
11.3 12.3 13.3 14.3 15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
総資産額 総資産回転率
（円）
総資産、総資産回転率
（百万円）
純資産額、自己資本比率
（百万円） （％）
１株当たり純資産額
（回/年）
40
主要財務データ②
-
〈お問い合わせ先〉
仙波糖化工業株式会社
総務部 IR担当
TEL: 0285-82-2171
FAX: 0285-84-3283
E-Mail：[email protected]
当社IRサイトもご覧ください。 https://www. sembatohka.co.jp/
本資料には当社の計画、見通し、経営戦略および経営方針に基づいた「将来予測に関する記載」が含まれております。この「将来予測に関する記載」には発表日時点までに入手可能な情報に基づいた経営判断や前提が述べられております。そのため諸与件の変化により、実際の業績は「将来予測に関する記載」とは異なる結果となる可能性があります。従って本資料における業績予想などの「将来予測に関する記載」が将来に亘って正確であることを保証するものではないことを、ご了解いただきますようお願い致します。なお、掲載内容について当社はあらゆる面から細心の注意を払っておりますが、それらには誤りやタイプミス等が含まれる可能性があります。
41
-
42
メモ
