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社会医療法人 社会医療法人 社会医療法人 社会医療法人 石州会 石州会 石州会 石州会 第三次中期事業計画書 平成25年度~平成27年度

第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

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社会医療法人社会医療法人社会医療法人社会医療法人    石州会石州会石州会石州会

第三次中期事業計画書

平成25年度~平成27年度

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社会医療法人社会医療法人社会医療法人社会医療法人    石州会石州会石州会石州会    第三次中期事業計画第三次中期事業計画第三次中期事業計画第三次中期事業計画

はじめにはじめにはじめにはじめに ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 1

1111章章章章    第二次中期事業計画第二次中期事業計画第二次中期事業計画第二次中期事業計画のののの検証検証検証検証 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 2

(1)六日市病院 第二次中期事業計画期間

(平成22年度~平成24年度)の主な出来事  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 2~4

     

(2)医療供給体制

①益田二次医療圏における人口変化と高齢化                 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 5~6

②益田二次医療圏における医療供給体制の推移               ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 6~7

(3)患者動向

①益田二次医療圏における大疾病分類別患者数              ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 8

②六日市病院大疾病分類別入退院数                      ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 9~11

入院時病名 退院時病名

③病床群・年齢別入院患者数(益田二次医療圏)               ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 12

④六日市病院病床群別入院患者動態数                    ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 13~14

⑤六日市病院年度別・入院元別推移          ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 15

⑥六日市病院年度別・退院元別推移                       ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 16~17

⑦六日市病院在宅復帰率                                 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 18

⑧六日市病院病棟群別平均在院日数                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 18

⑨六日市病院外来患者紹介率 逆紹介率                      ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 18~19

⑩六日市病院年齢別入院数                              ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 20

⑪六日市病院年度別・科別外来患者数                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 21

⑫六日市病院年度別・年齢別外来患者数                     ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 22

⑬六日市病院4疾病患者数                              ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 23

⑭六日市病院地区別入院患者推移                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 24

吉賀町 益田市 津和野町 岩国市玖北 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 25~27

⑮益田二次医療圏推計患者                  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 28~29

⑯益田二次医療圏における高齢化の状況               ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 29

⑰益田二次医療圏域及び吉賀町寝たきり、要介護発生推計  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 30~31

⑱益田二次医療圏域基準病床数                   ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 31

(4)六日市病院における病院機能変遷

①病棟群及び病床数推移   ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 32

②医療従事者推移                                  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 33~35

③救急活動                                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 36~37

④時間外診療実績 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 38~39

⑤年度別科別手術件数                                           ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 39

⑥看護必要度                                         ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 39

⑦医療必要度                                         ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 40~41

⑧要介護度                                           ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 41

⑨患者動態(ADL・救護区分・認知症)                 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 42

⑩栄養管理                                          ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 43

⑪病棟別食事介助状況                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 44

⑫リハビリ摂食機能療法                                 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 44

⑬地域医療介護連携室相談                      ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 45

⑭医療機能                                      ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 46~53

目 次目 次目 次目 次

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(5)石州会運営状況推移

①年度別経営指標及び目標数値                        ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 54~55

②年度別機能別診療報酬推移                                                             ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 56~61

③経費削減対策                                    ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 62

④収入増収対策 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 63~64

⑤医療安全対策 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 65~70

⑥病院機能健全化対策 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 71

A.病院機能評価認定病院  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 71~75

B.交付金  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 76~77

C.吉賀町との連携 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 78~80

C.院内ヘリポート建設事業について ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 81~85

E.TQM(Total Quality Management)活動  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 86

F.医療従事者確保対策 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 87~88

G. 未収金回収実績 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 89

H.補助金の利用  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 90

I.建物 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 91~93

J.建物付帯設備  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 94

K.医療機器 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 95

L.年度別 主な備品購入・修繕修理・工事内訳 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 96~97

M.年度別研修及び講習 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 98~99

N.電子カルテ・オーダリング導入事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 100~104

O.AHA受講 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 105

P.改善推進室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 106~110

⑦臨床検査室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 111

⑧診療放射線室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 112

⑨リハビリ室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 113~115

⑩内視鏡・超音波検査室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 115

⑪薬局 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 116~118

⑫健康管理室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 118~122

(6)財務検証 

①社会医療法人石州会年度別貸借対照表 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 123~124

②社会医療法人石州会年度別損益計算書 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 125~126

(7)介護療養型老人保健施設 六日市苑検証

①地域に密着した介護提供体制 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 127~132

②六日市苑利用状況(平成23年度) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 133~134

③六日市苑利用状況(平成24年度) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 135

④ご利用者動態 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 136~138

2222章章章章    第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績とととと課題課題課題課題 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 139

大分類1 病院機能転換事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 140

中分類1 療養機能転換事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 140~142

中分類2 リハビリ機能拡充対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 143~146

大分類2 病院機能確保事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 146

中分類3 吉賀町、島根県および国との関連事業               ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 146~150

中分類4 建物整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 151~153

中分類5 付帯設備更新事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 153~155

中分類6 情報網整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 155~157

中分類7 検診事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 157~159

中分類8 医療従事者確保対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 160~165

中分類9 医療安全対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 165~169

中分類10 医療質向上(教育・講習)事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 169~173

中分類11 患者様サービス向上事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 173~175

中分類12 コンプライアンスの遵守 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 176~177

中分類13 医療機器等整備事業  ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 177~179

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大分類3 病院機能健全化事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 179

中分類14 増収対策事業(医療保険事業) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 179~182

中分類15 増収対策事業(介護保険事業) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 182~184

中分類16 経費削減対策              ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 185~187

中分類17 病院機能評価再認定事業                             ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 187~188

中分類18 交付税措置対策事業                         ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 188~190

中分類19 補助金対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 190~191

中分類20 TQM活動の推進事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 192~193

中分類21 未収金対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 193~194

中分類22 診療報酬請求管理事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 195~197

中分類23 広報活動 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 197~199

中分類24 病床の有効利用事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 200~201

中分類25 財務健全化事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 201~203

3333章章章章    第三次中期事業計画第三次中期事業計画第三次中期事業計画第三次中期事業計画にににに向向向向けてけてけてけて ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 204

(1)各事業項目の継続、中止、終了の検討 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 204

1.病院機能転換事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 205~207

2.病院機能確保事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 208~210

3.病院機能健全化事業

(2)第三次中期事業計画遂行にあたって新たに必要であると決定された事業・・・・・・・・ 211

4444章章章章    法人法人法人法人のののの社是社是社是社是・・・・基本理念基本理念基本理念基本理念・・・・基本方針基本方針基本方針基本方針ならびにならびにならびにならびに中期目標中期目標中期目標中期目標 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 212

(1) 法人の社是・基本理念・基本方針 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 212~214

《社是》《基本理念》《基本方針》《各部門理念・方針》

(2) 法人の第三次中期目標(平成25年~平成27年) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 214

(3) 部門・室・部署中期目標 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 214

①診療部 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 215

②診療協力部 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 215~216

③看護部 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 216~217

④事務部 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 217~218

⑤医療安全推進室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 218

⑥地域医療介護連携室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 218

⑦中央病歴管理室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 218

⑧健康推進室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 218

⑨企画調整室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 219

⑩改善推進室 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 219

5555章章章章    基本事業計画基本事業計画基本事業計画基本事業計画((((公益性公益性公益性公益性とととと永続性永続性永続性永続性をををを求求求求めてめてめてめて)))) ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 220

(1) 第三次中期事業計画事業項目 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 220~222

(2) 機能転換事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 223

①地域のニーズに合わせた医療・介護事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 223~231

②災害拠点病院の整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 231~236

(3) 機能確保事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 236

③吉賀町、島根県、国との関連事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 236~238

④建物整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 238~239

⑤付帯設備更新事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 240~243

⑥情報網整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 243

⑦人材確保対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 244~259

⑧医療安全推進事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 259~264

⑨職員教育推進事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 265~275

⑩サービス向上推進事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 276~284

⑪医療機器整備事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 284~285

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(4) 機能健全化事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 286

⑫コンプライアンス遵守事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 286

⑬改善推進事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 286

⑭増収対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 287~296

⑮病床・居室の有効利用事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 297

⑯診療報酬請求管理事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 297~298

⑰経費削減対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 298~300

⑱広報活動・開かれた病院づくり事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 301~304

⑲各種交付税・補助金措置の対策事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 304~306

⑳財務健全化事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 307

6666章章章章    運営基盤確保運営基盤確保運営基盤確保運営基盤確保にににに向向向向けてけてけてけて ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 308

(1) 電子カルテ導入事業 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 308~312

(2) 災害拠点病院認可への取り組み ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 313~316

(3) 財務検証 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 317~335

7777章章章章    事業計画事業計画事業計画事業計画のののの進捗管理進捗管理進捗管理進捗管理 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 336

(1) 事業計画スケジュール ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 336~337

(2) 計画の進捗管理 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 338~339

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1

はじめにはじめにはじめにはじめに

「六日市病院第二次中期事業計画」は、期間を平成22年度から平成24年度の間と

し、公的病院等としての性格を有した社会医療法人の役割の重要性を職員一同が共

通目標として認識・共有して、事業にまい進して参りました。事業を遂行するに当たり、

「公共的な運営が確保されると同時に、経営基盤を安定させ、地域における安定的で

公正な医療提供体制を確保することを目的とする」を基本原則として、その基本原則

を踏まえ、六日市病院事業の現況と課題を彰かにし、将来的方向性を確立する中で、

事業基本方針を定め、経営基盤強化への取組を行ってまいりました。

病院の将来的方向性を確立する上で最大の事業は、①益田二次医療圏域、特に

吉賀町における六日市病院の位置づけの確立であり、行政のご理解とご支援を継続

的に賜る過程で、一定の事業が成就致しました。特に平成21年度より開始された「六

日市病院に対する財政支援策は、平成23年度まで継続され、単年度1億円、3年間

の累計で3億円になり、この成果が、平成24年度から開始された国の「公的病院等に

対する特別交付税措置」へと結びついた事を思えば、吉賀町民の要望である「六日市

病院の存続」を町の事業として具現化して戴いた吉賀町の大英断に、最大限の感謝と

敬意を表したいと存じます。②当地域における高齢化が進む中で、地域医療計画に

沿った形で、病床群の見直しと病床数の削減を実行し、介護・医療難民を出す事無く、

当地域に必要不可欠と思われた介護療養型老人保健施設の開設を成しえたことであ

ります。③安心安全で快適な医療・介護を提供するにあたって不安材料であった病院

本体の建物耐震化工事をはじめとする建物付帯工事の完了でありました。

これら事業を展開するに当たり、国・島根県・吉賀町の石州会に対する様々な施策

と、石州会職員の努力が、「六日市病院第二次中期事業計画」の三つの柱であった

「病院機能転換事業・病院機能確保事業・病院機能健全化事業」を成しえる事が出来

た大きな要因であったと存じております。

次期「第三次中期事業計画」作成にあたりましては、上記の第二次中期事業計画の

検証のもと、六日市病院としての計画ではなく、社会医療法人石州会としての中期事

業計画を作成することにいたしました。今後、更なる進化を遂げ、「吉賀町まちづくり会

議」の中核メンバーとして又「島根県地域医療拠点病院」の一員として、地域医療と介

護事業の発展に寄与すべく邁進して参りたいと存じております。

最後になりましたが、社会医療法人の経営と運営の行動指針と方向性を見極める

に当たり、様々な御助言を賜りましたメインバンクの山陰合同銀行と社会医療法人協

議会の長英一郎先生に感謝を申し上げたいと存じます。誠にありがとうございました。

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2

平成22年度

泌尿器科医師1名が常勤に

メッセンジャー業務を委託に

吉賀町議会議員13名との意見交換会(4/23)

3者(病院・役場・銀行)協議会、兼「進捗状況管理委員会」(4/23)

安心コミュニティ実現のための「5者プラス1会議」(実務担当者会議)(4/27)

耐震補強工事の島根県補助金が10/10になる通知

第二回QCサークル発表大会(5/11)・・・29年開院記念日

耐震補強工事業者の入札(熊谷組)

病棟居室のカビ取り塗装

人事考課考課者研修(6/26)

社会医療法人の認定事例セミナー(全国町村会館)で事例発表(6/26)

全エアコンのカビ取り等サニクリーンの清掃作業

3階60床を療養基本料2から基本料1(医療区分2.3が8割)に転換

耐震補強工事開始(熊谷組)

8月 訪問リハビリテーションを開始

9月 トヨタ生産方式のカイゼン方式「無利、むら、ムダ」の職員聴取

病院建物外壁塗装工事開始(カネキ)、屋上防水改修工事開始(熊谷組)

社会医療法人の認定事例セミナー(全国町村会館)で事例発表(11/27)

大森治樹副院長 退職(11/30)

益田保健所の立入調査(11/30)

中国四国厚生局の実地立入調査(12/6)

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(12/21)

吉賀町議会議員との意見交換会(12/24)

4階を医療療養病棟から介護保険移行準備病棟に転換

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(2/9)

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(2/25)

看護部の看護研究発表会(3/19)

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(3/30)

耐震補強工事及び屋上防水工事の完成引渡し(3/31)

11月

12月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

1111章章章章 二次中期事業計画二次中期事業計画二次中期事業計画二次中期事業計画のののの検証検証検証検証

(1)六日市病院 第二次中期事業計画期間

(平成22年度~平成24年度)の主な出来事

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3

外来医事業務委託の変更(㈲医療事務研究会に)

櫛橋慎一郎氏が理事会事務局長及び企画調整室長に就任

社会医療法人の認定事例セミナー(全国町村会館)で事例発表(4/15)

東日本大震災の被災地避難所に医療支援派遣(4/23-26)宮城県七ヶ浜町

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(4/26)

開院30周年記念式典及び第3回QCサークル発表大会(5/11)

沢田寮(アンフォーラ)を売買取得

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(5/26)

6月 島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(6/6)

ANAラーニング接遇研修(7/5)

吉賀町議会との意見交換会(7/8)

外壁塗装工事の完成引渡し(7/11)

介護療養型老人保健施設への転換工事開始

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(8/26)

省エネ改修事業の入札(8/30)

永続的な財政支援を求め「陳情書」を町長・議長へ提出(8/31)

長尾睦美看護師長が副看護部長に就任(9/1)

吉賀町が第2次支援計画(案)(平成24年度以降の支援)を発表・説明(9/15)

第3回吉賀町まちづくり会議幹事会(9/21)

ANAラーニング接遇研修(9/25-26)

吉賀町議会総務常任委員会に陳情書の趣旨説明(10/7)

介護療養型老人保健施設転換のための改修工事完成引き渡し

介護療養型老人保健施設六日市苑(西・4階・5階)開設

山本銀子、村上愛子看護師長が副看護部長に就任(11/1)

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(11/2)

社会医療法人の認定事例セミナー(全国町村会館)で事例発表(11/26)

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(11/28)

益田保健所立入り検査(12/5)

田中喜久子看護部長退職(12/31)

2階病棟(一般病床)90床(30床休床)を50床に減少

長尾睦美が看護部長に就任、(1/1)

山陰合同銀行六日市支店より3億円借入(1/31)

省エネ改修事業の完成引渡

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(2/29)

来年度法人目標を策定する意見交換会(2/29)

3月 看護部の看護研究発表会(3/21)

1月

2月

平成23年度

9月

10月

11月

12月

4月

5月

7月

8月

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4

小澤和博が副院長兼診療協力部長として入職

東城幸子が看護部顧問として入職

社会医療法人の認定事例セミナーで事例発表(4/12)

理事の小野宏さんが逝去(5/5)

開院記念式典及び第4回QCサークル発表大会(5/11)

第5回吉賀町まちづくり会議幹事会(5/16)

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(5/25)

小澤和博副院長が理事に就任(5/29)

6月 吉賀町議会議員との意見交換会(6/7)

地域医療介護連携室長に櫛橋慎一郎が就任(7/1)

事務部統括事務部長に櫛橋慎一郎が就任(7/9)

NPO法人六日市ECC協会がシンポジウム開催(7/14)

ゆうちょ銀行口座(総合口座、振替口座)を開設

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(8/29)

災害時病院機能整備担当特命副院長に岩本浩見が就任(9/1)

高額寄付金を受ける(櫻林節子様より1000万円)(9/4)

院内ヘリポート設置計画書(案)を吉賀町長に提出(9/27)

中四国厚生局の実地調査(10/1)

TQM全国大会(沖縄)で施設用度課が発表(10/13)

病院機能評価の予備受審を受ける(10/15)

介護療養型老人保健施設六日市苑の開設1周年式典(11/1)

社会医療法人の認定事例セミナーで事例発表(11/15)

六日市苑の実地調査(県高齢福祉課)(11/21)

3者(病院・役場・銀行)会議、兼「進捗状況管理委員会」(11/27)

総合受付を設置(12/3)

槇田祥恵さんと櫛橋慎一郎(評議員→理事)(12/6)

益田保健所立入り検査(12/19)

島根県地域医療支援会議に谷浦病院長が出席(12/26)

1月 院内ヘリポート建設事業が石州会から吉賀町にシフト

2月 病院機能評価受審(2/20-22)

10月

11月

12月

平成24年度

5月

8月

9月

4月

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5

年齢別 構成比 全構成比 年齢別 構成比 全構成比

二次医療圏二次医療圏二次医療圏二次医療圏 67,60367,60367,60367,603 -1,622-1,622-1,622-1,622 66,94766,94766,94766,947 -656-656-656-656 64,22364,22364,22364,223 -3,380-3,380-3,380-3,380

0~14歳 8,184 12.11% 12.11% -746 7,950 12.40% 12.40% -234 7,042 12.40% 12.40% -1,142

15~64歳 37,593 55.61% 55.61% -1,399 37,215 52.11% 52.11% -378 34,116 52.11% 52.11% -3,477

65~ 21,826 32.29% 32.29% 523 21,782 35.49% 35.49% -44 23,065 35.49% 35.49% 1,239

益田市益田市益田市益田市 51,61351,61351,61351,613 76.35%76.35%76.35%76.35% -735-735-735-735 51,03251,03251,03251,032 75.83%75.83%75.83%75.83% -581-581-581-581 49,33049,33049,33049,330 75.83%75.83%75.83%75.83% -2,283-2,283-2,283-2,283

0~14歳 6,606 12.80% 9.77% -464 6,399 12.88% 9.77% -207 5,749 12.88% 9.77% -857

15~64歳 29,454 57.07% 43.57% -1,006 29,169 53.80% 40.79% -285 26,875 53.80% 40.79% -2,579

65~ 15,553 30.13% 23.01% 735 15,464 33.32% 25.27% -89 16,706 33.32% 25.27% 1,153

津和野町津和野町津和野町津和野町 8,9328,9328,9328,932 13.21%13.21%13.21%13.21% -583-583-583-583 8,9568,9568,9568,956 13.19%13.19%13.19%13.19% 24242424 8,3518,3518,3518,351 13.19%13.19%13.19%13.19% -581-581-581-581

0~14歳 806 9.02% 1.19% -161 798 10.27% 1.35% -8 655 10.27% 1.35% -151

15~64歳 4,525 50.66% 6.69% -350 4,555 47.28% 6.24% 30 4,067 47.28% 6.24% -458

65~ 3,601 40.32% 5.33% -72 3,603 42.44% 5.60% 2 3,629 42.44% 5.60% 28

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 7,0587,0587,0587,058 10.44%10.44%10.44%10.44% -304-304-304-304 6,9596,9596,9596,959 10.99%10.99%10.99%10.99% -99-99-99-99 6,5426,5426,5426,542 10.99%10.99%10.99%10.99% -516-516-516-516

0~14歳 772 10.94% 1.14% -121 753 11.62% 1.28% -19 638 11.62% 1.28% -134

15~64歳 3,614 51.20% 5.35% -43 3,491 46.26% 5.08% -123 3,174 46.26% 5.08% -440

65~ 2,672 37.86% 3.95% -140 2,715 42.12% 4.63% 43 2,730 42.12% 4.63% 58

二次中期計画人口推計

地域医療連携室確認(H21.8.19)

人口人口人口人口((((2009200920092009年年年年7777月末月末月末月末))))

現状現状現状現状-H-H-H-H

17171717年年年年

国立社会保障・人口問題研究所  市区町村別参考推計(封鎖人口)データ(平成20

年12月推計)*直近の数値により近いと判断し採用

将来推計人口将来推計人口将来推計人口将来推計人口((((2015201520152015年年年年))))

6666年後年後年後年後ーーーー

現状現状現状現状

将来推計人口将来推計人口将来推計人口将来推計人口((((2010201020102010年年年年))))

1111年後年後年後年後ーーーー

現状現状現状現状

年齢別 構成比 全構成比 年齢別 構成比 全構成比 年齢別 構成比 全構成比

二次医療圏二次医療圏二次医療圏二次医療圏 66,63566,63566,63566,635 -312-312-312-312 65913659136591365913 65189651896518965189

0~14歳 8,004 12.01% 12.01% 54 7,877 11.95% 11.95% 7,675 11.77% 11.77%

15~64歳 36848 55.30% 55.30% -367 36421 55.26% 55.26% 35743 54.83% 54.83%

65歳~ 21783 32.69% 32.69% 1 21615 32.79% 32.79% 21771 33.40% 33.40%

益田市益田市益田市益田市 50,88050,88050,88050,880 76.36%76.36%76.36%76.36% -152-152-152-152 50,47050,47050,47050,470 76.57%76.57%76.57%76.57% 50,04650,04650,04650,046 76.77%76.77%76.77%76.77%

0~14歳 6,477 12.73% 9.72% 78 6,414 12.71% 9.73% 6,287 12.56% 9.64%

15~64歳 28,859 56.72% 43.31% -310 28,601 56.67% 43.39% 28,152 56.25% 43.19%

65歳~ 15,544 30.55% 23.33% 80 15,455 30.62% 23.45% 15,607 31.19% 23.94%

津和野町津和野町津和野町津和野町 8,7588,7588,7588,758 13.14%13.14%13.14%13.14% -198-198-198-198 8,5558,5558,5558,555 12.98%12.98%12.98%12.98% 8,3758,3758,3758,375 12.85%12.85%12.85%12.85%

0~14歳 777 8.87% 1.17% -21 742 8.67% 1.13% 709 8.47% 1.09%

15~64歳 4395 50.18% 6.60% -160 4287 50.11% 6.50% 4130 49.31% 6.34%

65歳~ 3586 40.95% 5.38% -17 3526 41.22% 5.35% 3536 42.22% 5.42%

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 6997699769976997 10.50%10.50%10.50%10.50% 38383838 6888688868886888 10.45%10.45%10.45%10.45% 6768676867686768 10.38%10.38%10.38%10.38%

0~14歳 750 10.72% 1.13% -3 721 10.47% 1.09% 679 10.03% 1.04%

15~64歳 3594 51.36% 5.39% 103 3533 51.29% 5.36% 3461 51.14% 5.31%

65歳~ 2653 37.92% 3.98% -62 2634 38.24% 4.00% 2628 38.83% 4.03%

人口人口人口人口((((2012201220122012年年年年3333月月月月31313131日日日日))))現在現在現在現在

二次計画二次計画二次計画二次計画

とのとのとのとの差差差差

住民基本台帳住民基本台帳住民基本台帳住民基本台帳

年齢別人口年齢別人口年齢別人口年齢別人口

人口人口人口人口((((2010201020102010年年年年3333月月月月31313131日日日日))))現在現在現在現在 人口人口人口人口((((2012012012011111年年年年3333月月月月31313131日日日日))))現在現在現在現在

総務省自治行政局住民制度課資料

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町

参考:吉賀町「広報よしか」

参考:2013年(平成25年)1月1日現在人口

6800人

(2)医療供給体制

①益田二次医療圏における人口変化と高齢化

上記の表は二次事業計画書に記載された人口構成予想であり、根拠として、

人口問題研究所発表資料(H20.12)の封鎖人口データが現状と近似値で

ある事から、その推計を基に六日市病院の必要な医療機能を構築した基礎デー

タである。

上記表は2010年~2012年の三月末現在の人口確定値であり、第二次

六日市病院中期事業計画(2010年度~2012年度)における人口推移は

「総務省自治行政局住民制度課発表」の住民基本台帳の数値となっている。上

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6

益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数 平成21年7月現在

一般 亜急性

特殊

疾患

結核 感染 精神 回復 療養 介護 合計

益田医師会 147 16 48 44 44 44 343

益田日赤 285 30 8 4 327

津和野共存 50 49 99

日原

六日市 80 10 180 39 309

松ヶ丘 215 215

合計 562 56 48 8 4 215 44 273 83 1293

678 215 400

*六日市病院の一般30床と津和野共存病院の療養病床49床は当時休床中です

益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数益田医療圏種別病床数 平成25年2月現在

一般 亜急性

特殊

疾患

結核 感染 精神 回復 療養 介護 合計

益田医師会 143 20 48 44 44 44 343

益田日赤 285 30 8 4 327

津和野共存 45 5 49 99

日原

六日市 42 8 60 110

松ヶ丘 215 215

合計 515 63 48 8 4 215 44 153 44 1094

638 215 241

*津和野共存病院の療養病床49床は現在休床中です

記表の比較からも、二次事業計画での吉賀町の人口は、年齢構成別人口推計と

は大きく変わっておらず(2010年対事業計画比 益田市:-152人 津

和野町:-198人 吉賀町:+38人)、特に六日市病院における患者層は6

5歳以上であり、数値的には問題ない事と、人口問題研究所における最新の報

道発表資料(平成22年度国勢調査に基づく人口推計)が出ていない事から、

次期「第三次中期事業計画」期間における人口推計においても、二次中期事業

計画の人口推計(2015年)を基に必要な医療機能を構築していく事とする。

但し、計画進行中に発表があった際には最新版を参考に再構築するものとする。

又、地域における国の高齢化予想は実態を上回っており、現状の高齢化率は

「益田医療圏域においては34%前後」「吉賀町においては39%」前後の数値

と思われる。

②益田二次医療圏における医療供給体制の推移

(二次事業計画書)

(現状)

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7

施設名 所在地 定員

くにさき苑 益田市 99床

せせらぎ 津和野町 99床

198床合計

施設名 所在地 定員

くにさき苑 益田市 99床

せせらぎ 津和野町 99床

六日市苑 吉賀町 154床

352床合計

平成21年 平成25年

許可病床数 許可病床数 増減

一般 648 638 -10

精神 215 215 0

療養 351 192 -159

合計 1,214 1,045 -169

病院詳細病院詳細病院詳細病院詳細 平成23年5月現在

正式名称 住所

DPC対象病

大学病院

救急救命セン

ター

地域医療支援

病院

がん診療拠

点病院

周産期母子医

療センター

2 0 0 2 0 1

社団法人 益田市美濃

郡医師会立 益田地域

医療センター医師会病

島根県益田

市遠田町

1917-2

1 1

日本赤十字社 益田赤

十字病院

島根県益田

市乙吉町イ

103-1

1 1 1

医療法人 正光会 松ヶ

丘病院

島根県益田

市高津4-

24-10

石西厚生農業協同組合

連合会 津和野共存病

島根県鹿足

郡津和野町

森村口141

社会医療法人 石州会

六日市病院

島根県鹿足

郡吉賀町六

日市368-4

二次医療圏の許可病床数は1045床(休止中は除く)と169床の減少となったが、こ

れは六日市病院の病床数が一般で40 床(休床を含む)の減床をしたことと療養・介護

病床159床を老健にしたことが原因となっている。

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8

益田二次医療圏 総数 0~14 15~64 65歳以上 不詳

歳 歳

総数 1,807 50 549 1,208 1

I 感染症及び寄生虫症 20 5 3 12 -

Ⅱ 新生物 198 - 59 139 -

Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 8 1 2 5 -

Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 84 - 20 64 -

V 精神及び行動の障害 293 1 168 124 1

Ⅵ 神経系の疾患 160 2 37 121 -

Ⅶ 眼及び付属器の疾患 21 1 6 14 -

Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 6 3 1 2 -

Ⅸ 循環器系の疾患 371 - 53 318 -

X 呼吸器系の疾患 82 14 11 57 -

XI 消化器系の疾患 73 2 19 52 -

XⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 11 2 2 7 -

XⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 98 1 19 78 -

XⅣ 尿路性器系の疾患 107 - 33 74 -

XV 妊娠,分娩及び産じょく 7 - 7 - -

XⅥ 周産期に発生した病態 3 3 - - -

XⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 7 4 2 1 -

XⅧ症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの

32 1 8 23 -

XⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 126 6 25 95 -

XXI 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 100 4 74 22 -

島根県患者調査(平成20年)

病院患者数;傷病分類・年齢階級・患者住所地(二次医療圏)別を年齢3区分に集約

平成20年(2010年)

益田二次医療圏 総数 0~14 15~64 65歳以上 不詳

歳 歳

総数 1,796 58 539 1,198 1

I 感染症及び寄生虫症 25 3 8 14 -

Ⅱ 新生物 151 4 37 110 -

Ⅲ 血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 12 1 1 10 -

Ⅳ 内分泌,栄養及び代謝疾患 119 2 34 83 -

V 精神及び行動の障害 286 1 164 120 1

Ⅵ 神経系の疾患 177 4 50 123 -

Ⅶ 眼及び付属器の疾患 13 - 3 10 -

Ⅷ 耳及び乳様突起の疾患 3 - 2 1 -

Ⅸ 循環器系の疾患 329 - 36 293 -

X 呼吸器系の疾患 93 12 10 71 -

XI 消化器系の疾患 53 1 18 34 -

XⅡ 皮膚及び皮下組織の疾患 35 4 16 15 -

XⅢ 筋骨格系及び結合組織の疾患 124 - 32 92 -

XⅣ 尿路性器系の疾患 87 3 35 49 -

XV 妊娠,分娩及び産じょく 16 - 16 - -

XⅥ 周産期に発生した病態 3 2 1 - -

XⅦ 先天奇形,変形及び染色体異常 3 2 1 - -

XⅧ症状,徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの

19 4 3 12 -

XⅨ 損傷,中毒及びその他の外因の影響 165 5 44 116 -

XXI 健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用 83 10 28 45 -

島根県患者調査(平成23年)

病院患者数;傷病分類・年齢階級(3区分)・患者住所地(二次医療圏)別

平成23年(2011年)

(3)患者動向

①二次医療圏における大疾病分類別患者数

* 平成 20 年には65歳以上高齢者の傷病分類の特徴は循環器系、新生物、精神

及び行動の傷害の順となっていたが、平成 23 年には循環器系、神経系、精神

及び行動の傷害の順と変化してきている。

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9

ICD10 国際統計大分類 (入院時病名) (平成19年4月~平成21年3月)

19191919年度年度年度年度 比率比率比率比率 20202020年度年度年度年度 比率比率比率比率 21212121年度年度年度年度 比率比率比率比率 合計合計合計合計 比率比率比率比率

ⅠⅠⅠⅠ 13 0.5% 29 1.1% 22 0.9% 64646464 0.8%

ⅡⅡⅡⅡ 84 3.1% 76 2.8% 69 2.9% 229229229229 2.9%

ⅢⅢⅢⅢ 54 2.0% 19 0.7% 24 1.0% 97979797 1.2%

ⅣⅣⅣⅣ 165 6.0% 186 6.7% 175 7.2% 526526526526 6.6%

ⅤⅤⅤⅤ 77 2.8% 28 1.0% 23 1.0% 128128128128 1.6%

ⅥⅥⅥⅥ 235 8.6% 245 8.9% 163 6.8% 643643643643 8.1%

ⅦⅦⅦⅦ・・・・ⅧⅧⅧⅧ 45 1.6% 93 3.4% 29 1.2% 167167167167 2.1%

ⅨⅨⅨⅨ 1,225 44.6% 1,207 43.7% 1,121 46.4% 3,5533,5533,5533,553 44.9%

ⅩⅩⅩⅩ 178 6.5% 192 7.0% 145 6.0% 515515515515 6.5%

ⅩⅠⅩⅠⅩⅠⅩⅠ 102 3.7% 137 5.0% 106 4.4% 345345345345 4.4%

ⅩⅡⅩⅡⅩⅡⅩⅡ 16 0.6% 19 0.7% 20 0.8% 55555555 0.7%

ⅩⅢⅩⅢⅩⅢⅩⅢ 186 6.8% 137 5.0% 169 7.0% 492492492492 6.2%

ⅩⅣⅩⅣⅩⅣⅩⅣ 45 1.6% 87 3.2% 64 2.7% 196196196196 2.5%

ⅩⅤⅩⅤⅩⅤⅩⅤ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅥⅩⅥⅩⅥⅩⅥ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅦⅩⅦⅩⅦⅩⅦ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅧⅩⅧⅩⅧⅩⅧ 79 2.9% 102 3.7% 54 2.2% 235235235235 3.0%

ⅩⅨⅩⅨⅩⅨⅩⅨ 239 8.7% 203 7.4% 230 9.5% 672672672672 8.5%

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠ 2 0.1% 0 0.0% 0 0.0% 2222 0.0%

2,745 2,760 2,414 7,9197,9197,9197,919

疾病および死亡の外因(V・Y)

健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z)

周産期に発生した病態(P)

先天奇形・変形および染色体異常(Q)

症状・徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R)

損傷・中毒およびその他の外因の影響(S・T)

皮膚および皮下組織の疾患(L)

筋骨格系および結合組織の疾患(M)

尿路性器系の疾患(N)

妊娠・分娩および産じょく(O)

眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患(H)

循環器系の疾患(I)

呼吸器の疾患(J)

消化器系の疾患(K)

血液及び造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D)

内分泌・栄養および代謝疾患(E)

精神および行動の障害(F)

神経系の疾患(G)

感染症及び寄生虫(A・B)

新生物(C・D)

ICD10 国際統計大分類 (入院時病名) (平成22年4月~平成24年1月)

22222222年度年度年度年度 比率比率比率比率 23232323年度年度年度年度 比率比率比率比率 24242424年度年度年度年度 比率比率比率比率 合計合計合計合計 比率比率比率比率

ⅠⅠⅠⅠ 19 1.1% 22 1.4% 14 1.0% 55555555 1.2%

ⅡⅡⅡⅡ 39 2.3% 94 6.2% 74 5.1% 207207207207 4.4%

ⅢⅢⅢⅢ 31 1.8% 15 1.0% 14 1.0% 60606060 1.3%

ⅣⅣⅣⅣ 122 7.1% 103 6.8% 107 7.3% 332332332332 7.0%

ⅤⅤⅤⅤ 14 0.8% 21 1.4% 20 1.4% 55555555 1.2%

ⅥⅥⅥⅥ 141 8.2% 93 6.1% 76 5.2% 310310310310 6.6%

ⅦⅦⅦⅦ・・・・ⅧⅧⅧⅧ 9 0.5% 32 2.1% 101 6.9% 142142142142 3.0%

ⅨⅨⅨⅨ 873 50.5% 713 46.9% 388 26.5% 1,9741,9741,9741,974 41.9%

ⅩⅩⅩⅩ 59 3.4% 85 5.6% 171 11.7% 315315315315 6.7%

ⅩⅠⅩⅠⅩⅠⅩⅠ 36 2.1% 36 2.4% 82 5.6% 154154154154 3.3%

ⅩⅡⅩⅡⅩⅡⅩⅡ 25 1.4% 23 1.5% 12 0.8% 60606060 1.3%

ⅩⅢⅩⅢⅩⅢⅩⅢ 117 6.8% 77 5.1% 67 4.6% 261261261261 5.5%

ⅩⅣⅩⅣⅩⅣⅩⅣ 51 2.9% 32 2.1% 35 2.4% 118118118118 2.5%

ⅩⅤⅩⅤⅩⅤⅩⅤ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅥⅩⅥⅩⅥⅩⅥ 0 0.0% 0 0.0% 3 0.2% 3333 0.1%

ⅩⅦⅩⅦⅩⅦⅩⅦ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅧⅩⅧⅩⅧⅩⅧ 28 1.6% 31 2.0% 53 3.6% 112112112112 2.4%

ⅩⅨⅩⅨⅩⅨⅩⅨ 166 9.6% 144 9.5% 246 16.8% 556556556556 11.8%

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

1,730 1,521 1,463 4,7144,7144,7144,714

疾病および死亡の外因(V・Y)

健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z)

周産期に発生した病態(P)

先天奇形・変形および染色体異常(Q)

症状・徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R)

損傷・中毒およびその他の外因の影響(S・T)

皮膚および皮下組織の疾患(L)

筋骨格系および結合組織の疾患(M)

尿路性器系の疾患(N)

妊娠・分娩および産じょく(O)

眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患(H)

循環器系の疾患(I)

呼吸器の疾患(J)

消化器系の疾患(K)

血液及び造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D)

内分泌・栄養および代謝疾患(E)

精神および行動の障害(F)

神経系の疾患(G)

感染症及び寄生虫(A・B)

新生物(C・D)

②六日市病院大疾病分類別入退院数

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10

ICD10 国際統計大分類 (退院時病名) (平成19年4月~平成21年3月)

19191919年度年度年度年度 比率比率比率比率 20202020年度年度年度年度 比率比率比率比率 21212121年度年度年度年度 比率比率比率比率 合計合計合計合計 比率比率比率比率

ⅠⅠⅠⅠ 13 0.5% 29 1.1% 42 5.5% 84848484 1.3%

ⅡⅡⅡⅡ 84 3.1% 76 2.8% 43 5.7% 203203203203 3.2%

ⅢⅢⅢⅢ 54 2.0% 19 0.7% 2 0.3% 75757575 1.2%

ⅣⅣⅣⅣ 165 6.0% 186 6.7% 56 7.4% 407407407407 6.5%

ⅤⅤⅤⅤ 77 2.8% 28 1.0% 10 1.3% 115115115115 1.8%

ⅥⅥⅥⅥ 235 8.6% 245 8.9% 17 2.2% 497497497497 7.9%

ⅦⅦⅦⅦ・・・・ⅧⅧⅧⅧ 45 1.6% 93 3.4% 99 13.1% 237237237237 3.8%

ⅨⅨⅨⅨ 1,225 44.6% 1,207 43.7% 104 13.7% 2,5362,5362,5362,536 40.5%

ⅩⅩⅩⅩ 178 6.5% 192 7.0% 86 11.4% 456456456456 7.3%

ⅩⅠⅩⅠⅩⅠⅩⅠ 102 3.7% 137 5.0% 80 10.6% 319319319319 5.1%

ⅩⅡⅩⅡⅩⅡⅩⅡ 16 0.6% 19 0.7% 9 1.2% 44444444 0.7%

ⅩⅢⅩⅢⅩⅢⅩⅢ 186 6.8% 137 5.0% 19 2.5% 342342342342 5.5%

ⅩⅣⅩⅣⅩⅣⅩⅣ 45 1.6% 87 3.2% 21 2.8% 153153153153 2.4%

ⅩⅤⅩⅤⅩⅤⅩⅤ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅥⅩⅥⅩⅥⅩⅥ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅦⅩⅦⅩⅦⅩⅦ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅧⅩⅧⅩⅧⅩⅧ 79 2.9% 102 3.7% 53 7.0% 234234234234 3.7%

ⅩⅨⅩⅨⅩⅨⅩⅨ 239 8.7% 203 7.4% 98 12.9% 540540540540 8.6%

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ 0 0.0% 0 0.0% 2 0.3% 2222 0.0%

ⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠ 2 0.1% 0 0.0% 16 2.1% 18181818 0.3%

2,745 2,760 757 6,2626,2626,2626,262

疾病および死亡の外因(V・Y)

健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z)

周産期に発生した病態(P)

先天奇形・変形および染色体異常(Q)

症状・徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R)

損傷・中毒およびその他の外因の影響(S・T)

皮膚および皮下組織の疾患(L)

筋骨格系および結合組織の疾患(M)

尿路性器系の疾患(N)

妊娠・分娩および産じょく(O)

眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患(H)

循環器系の疾患(I)

呼吸器の疾患(J)

消化器系の疾患(K)

血液及び造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D)

内分泌・栄養および代謝疾患(E)

精神および行動の障害(F)

神経系の疾患(G)

感染症及び寄生虫(A・B)

新生物(C・D)

ICD10 国際統計大分類 (退院時病名) (平成22年4月~平成24年1月)

22222222年度年度年度年度 比率比率比率比率 23232323年度年度年度年度 比率比率比率比率 24242424年度年度年度年度 比率比率比率比率 合計合計合計合計 比率比率比率比率

ⅠⅠⅠⅠ 33 3.8% 42 4.2% 22 3.0% 97979797 3.7%

ⅡⅡⅡⅡ 59 6.8% 66 6.6% 36 5.0% 161161161161 6.2%

ⅢⅢⅢⅢ 8 0.9% 7 0.7% 6 0.8% 21212121 0.8%

ⅣⅣⅣⅣ 44 5.1% 82 8.2% 61 8.4% 187187187187 7.2%

ⅤⅤⅤⅤ 15 1.7% 13 1.3% 14 1.9% 42424242 1.6%

ⅥⅥⅥⅥ 22 2.5% 31 3.1% 22 3.0% 75757575 2.9%

ⅦⅦⅦⅦ・・・・ⅧⅧⅧⅧ 106 12.3% 112 11.2% 79 10.9% 297297297297 11.5%

ⅨⅨⅨⅨ 108 12.5% 154 15.4% 119 16.4% 381381381381 14.7%

ⅩⅩⅩⅩ 87 10.1% 98 9.8% 72 9.9% 257257257257 9.9%

ⅩⅠⅩⅠⅩⅠⅩⅠ 140 16.2% 112 11.2% 66 9.1% 318318318318 12.3%

ⅩⅡⅩⅡⅩⅡⅩⅡ 10 1.2% 16 1.6% 7 1.0% 33333333 1.3%

ⅩⅢⅩⅢⅩⅢⅩⅢ 18 2.1% 42 4.2% 36 5.0% 96969696 3.7%

ⅩⅣⅩⅣⅩⅣⅩⅣ 24 2.8% 27 2.7% 11 1.5% 62626262 2.4%

ⅩⅤⅩⅤⅩⅤⅩⅤ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅥⅩⅥⅩⅥⅩⅥ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅦⅩⅦⅩⅦⅩⅦ 0 0.0% 0 0.0% 0 0.0% 0000 0.0%

ⅩⅧⅩⅧⅩⅧⅩⅧ 62 7.2% 60 6.0% 68 9.4% 190190190190 7.3%

ⅩⅨⅩⅨⅩⅨⅩⅨ 128 14.8% 139 13.9% 104 14.3% 371371371371 14.3%

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩ 0 0.0% 0 0.0% 3 0.4% 3333 0.1%

ⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠⅩⅩⅠ 1 0.1% 0 0.0% 1 0.1% 2222 0.1%

865 1,001 727 2,5932,5932,5932,593

感染症及び寄生虫(A・B)

新生物(C・D)

血液及び造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D)

内分泌・栄養および代謝疾患(E)

精神および行動の障害(F)

神経系の疾患(G)

眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患(H)

循環器系の疾患(I)

呼吸器の疾患(J)

消化器系の疾患(K)

皮膚および皮下組織の疾患(L)

筋骨格系および結合組織の疾患(M)

尿路性器系の疾患(N)

妊娠・分娩および産じょく(O)

疾病および死亡の外因(V・Y)

健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用(Z)

周産期に発生した病態(P)

先天奇形・変形および染色体異常(Q)

症状・徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R)

損傷・中毒およびその他の外因の影響(S・T)

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11

(入院時病名)

入院時傷病名としては、「循環器系の疾患(狭心症・高血圧症)」といった傷

病名が多く、次いで「損傷・中毒およびその他の外因(骨折・打撲等)」の傷病

名となっている。また、眼科系の疾患(老人性初期白内障)での手術依頼が多

くなっているため「眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患」が増え

てきつつある。

(退院時病名)

入院されて、退院された患者さまは、年度毎にみても生活習慣病の延長線上

の「循環器系の疾患(狭心症・高血圧症)」といった病名が多く、入退院を繰り

返されている。次に、「損傷・中毒およびその他の外因の疾患(打撲・骨折等)」

が続く。

眼科については(老人性白内障)の手術目的で入退院されている。「内分泌・

栄養」については、糖尿病・低血糖等で入退院されている。

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12

益田医療圏 合計 精神病床

感染症

病床

結核病床

療養病床

(医療

保険)

療養病床

(介護

保険)

一般病床

総数 1,054 205 - 1 240 78 530

0歳 3 - - - - - 3

1歳 2 - - - - - 2

2歳 - - - - - - -

3歳 - - - - - - -

4歳 - - - - - - -

1~4歳 2 - - - - - 2

5~9歳 2 - - - - - 2

10~14歳 2 - - - - - 2

15~19歳 5 1 - - - - 4

20~24歳 10 5 - - - - 5

25~29歳 5 3 - - - - 2

30~34歳 4 1 - - - - 3

35~39歳 16 6 - - 1 - 9

40~44歳 13 7 - - - - 6

45~49歳 23 11 - - - - 12

50~54歳 16 7 - - 2 - 7

55~59歳 52 26 - - 3 - 23

60~64歳 70 30 - - 5 1 34

65~69歳 56 19 - - 8 1 28

70~74歳 104 22 - - 16 3 63

75~79歳 144 28 - 1 24 8 83

80~84歳 184 21 - - 46 9 108

85~89歳 175 9 - - 69 22 75

90~94歳 116 6 - - 49 21 40

95~99歳 42 3 - - 14 9 16

100歳以上 10 - - - 3 4 3

不詳 - - - - - - -

65歳以上(再掲) 831 108 - 1 229 77 416

70歳以上(再掲) 775 89 - 1 221 76 388

80歳以上(再掲) 527 39 - - 181 65 242

島根県患者調査(3年毎に実施)平成23年度

病院入院患者数;施設所在地(二次医療圏)・病床の種類・年齢階級別

③病床群・年齢別入院患者数(益田二次医療圏)

65歳以上の入院患者さまの全体に対する割合は、療養病床(医療保険)で

95%、療養病床(介護保険)で98%を上回り、一般病床でも78%と高い

比率を示している。高齢化に伴い今後も高い比率で推移していくものと思われ

る。

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13

項目項目項目項目 年度年度年度年度 一般病棟一般病棟一般病棟一般病棟 亜急性亜急性亜急性亜急性

医療療養医療療養医療療養医療療養

病棟病棟病棟病棟

介護療養介護療養介護療養介護療養

病棟病棟病棟病棟

老人保健老人保健老人保健老人保健

施設施設施設施設

計計計計

19191919年度年度年度年度 876 0 1 0 877877877877

20202020年度年度年度年度 847 0 2 0 849849849849

21212121年度年度年度年度 757 0 2 0 759759759759

22222222年度年度年度年度 838 0 0 0 838838838838

23232323年度年度年度年度 887 0 6 0 196 1,0891,0891,0891,089

24242424年度年度年度年度 660 0 6 - 76 742742742742

19191919年度年度年度年度 39 67 173 23 302302302302

20202020年度年度年度年度 41 67 177 16 301301301301

21212121年度年度年度年度 28 80 140 16 264264264264

22222222年度年度年度年度 50 97 209 12 368368368368

23232323年度年度年度年度 17 94 189 2 20 322322322322

24242424年度年度年度年度 10 59 86 - 1 156156156156

19191919年度年度年度年度 727 62 96 5 890890890890

20202020年度年度年度年度 665 55 119 5 844844844844

21212121年度年度年度年度 586 76 79 4 745745745745

22222222年度年度年度年度 646 93 114 4 857857857857

23232323年度年度年度年度 678 86 235 38 48 1,0851,0851,0851,085

24242424年度年度年度年度 524 52 85 - 74 735735735735

19191919年度年度年度年度 198 7 81 16 302302302302

20202020年度年度年度年度 225 12 54 10 301301301301

21212121年度年度年度年度 195 3 54 12 264264264264

22222222年度年度年度年度 246 6 107 9 368368368368

23232323年度年度年度年度 226 6 68 2 20 322322322322

24242424年度年度年度年度 144 7 4 - 1 156156156156

19191919年度年度年度年度 1,840 136 351 44 2,3712,3712,3712,371

20202020年度年度年度年度 1,778 134 352 31 2,2952,2952,2952,295

21212121年度年度年度年度 1,566 159 275 32 2,0322,0322,0322,032

22222222年度年度年度年度 1,780 196 430 25 2,4312,4312,4312,431

23232323年度年度年度年度 1,808 186 498 42 284 2,8182,8182,8182,818

24242424年度年度年度年度 1,338 118 181 - 152 1,7891,7891,7891,789

19191919年度年度年度年度 16,642 3,131 53,809 14,115 87,69787,69787,69787,697

20202020年度年度年度年度 13,609 2,844 59,496 14,176 90,12590,12590,12590,125

21212121年度年度年度年度 12,984 2,917 61,674 14,214 91,78991,78991,78991,789

22222222年度年度年度年度 13,630 2,760 61,703 14,122 92,21592,21592,21592,215

23232323年度年度年度年度 14,903 3,042 43,680 7,844 21,986 91,45591,45591,45591,455

24242424年度年度年度年度 10,241 2,087 14,599 - 40,258 67,18567,18567,18567,185

19191919年度年度年度年度 45 9 147 39 240240240240

20202020年度年度年度年度 37 8 163 39 247247247247

21212121年度年度年度年度 36 8 169 39 251251251251

22222222年度年度年度年度 37 8 169 39 253253253253

23232323年度年度年度年度 41 8 119 37 145 250250250250

24242424年度年度年度年度 37 8 53 - 146 244244244244

19191919年度年度年度年度 56.8% 85.5% 81.7% 98.9% 77.5%77.5%77.5%77.5%

20202020年度年度年度年度 57.3% 77.9% 90.6% 99.6% 84.0%84.0%84.0%84.0%

21212121年度年度年度年度 71.1% 79.9% 93.9% 99.9% 90.1%90.1%90.1%90.1%

22222222年度年度年度年度 74.7% 75.6% 93.9% 99.2% 90.6%90.6%90.6%90.6%

23232323年度年度年度年度 87.2% 90.6% 91.7% 94.0% 93.9% 91.6%91.6%91.6%91.6%

24242424年度年度年度年度 88.7% 94.9% 88.5% - 95.1% 92.5%92.5%92.5%92.5%

1111日平均日平均日平均日平均

稼働率稼働率稼働率稼働率

入院入院入院入院

転入転入転入転入

退院退院退院退院

転出転出転出転出

移動数移動数移動数移動数

月延人数月延人数月延人数月延人数

④六日市病院病床群別入院患者動態数 平成24年度は12月まで

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14

* 平成23年11月に介護療養型老人保健施設の移行に伴い介護対応病床の5

床減床と一般病床の10床減床を行ったことにより、入院患者数は減ってきてい

るが、稼動率は増加の傾向にある。医療療養病床の稼働率が減少の傾向にあ

るが、医療区分2,3の割合を80%以上に維持していく中で、該当する患者さ

まがいなかったことがその一因であると思われる。

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15

年度別年度別年度別年度別・・・・入院元別比率推移入院元別比率推移入院元別比率推移入院元別比率推移

入院元入院元入院元入院元

22222222年度年度年度年度

((((自院他保自院他保自院他保自院他保

健健健健からのからのからのからの

入院含入院含入院含入院含むむむむ))))

22222222年度年度年度年度

((((自院自院自院自院のののの転転転転

棟棟棟棟をををを含含含含めめめめ

ずずずず))))

23232323年度年度年度年度

((((自院他保自院他保自院他保自院他保

健健健健からのからのからのからの

入院含入院含入院含入院含むむむむ))))

23232323年度年度年度年度

((((自院自院自院自院のののの転転転転

棟棟棟棟をををを含含含含めめめめ

ずずずず))))

24242424年度年度年度年度

((((自院他保自院他保自院他保自院他保

健健健健からのからのからのからの

入院含入院含入院含入院含むむむむ))))

24242424年度年度年度年度

((((自院自院自院自院のののの転転転転

棟棟棟棟をををを含含含含めめめめ

ずずずず))))

自宅自宅自宅自宅 90.9 % 93.3 % 88.6 % 91.5 % 83.6 % 87.6 %

救急 17.8 % 18.3 % 14.4 % 14.9 % 15.7 % 16.5 %

外来 73.1 % 75.1 % 74.2 % 76.6 % 67.8 % 71.1 %

他施設他施設他施設他施設 6.5 % 6.7 % 8.3 % 8.5 % 11.8 % 12.4 %

救急 1.3 % 1.3 % 1.2 % 1.3 % 0.9 % 1.0 %

転院 3.7 % 3.8 % 5.5 % 5.6 % 6.5 % 6.8 %

他介護施設 1.5 % 1.6 % 1.6 % 1.6 % 4.3 % 4.6 %

医療→介護療養 1.5 % 0.0 % 0.0 %

介護療養→医療 1.0 % 0.2 % 0.0 %

老健→医療 - % 2.9 % 4.6 %

H25年1月末現在

⑤六日市病院年度別・入院元別推移

* 入院元の比率は、平成23年度までは自宅からが90%前後であったも

のが平成24年度には85%前後に減少している。これとは逆に他施

設・他医療機関から転院は徐々に増加している。

入院元入院元入院元入院元 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

自宅自宅自宅自宅 782 人 794 人 616 人

救急 153 人 129 人 116 人

外来 629 人 665 人 500 人

他施設他施設他施設他施設 56 人 74 人 87 人

救急 11 人 11 人 7 人

転院 32 人 49 人 48 人

他介護施設 13 人 14 人 32 人

合計 838 人 868 人 703 人

自院

医療→介護療養 13 人 人 人

介護療養→医療 9 人 2 人 人

老健→医療 人 26 人 34 人

総合計総合計総合計総合計(自院他保

健からの転棟含む)

860 人 896 人 737 人

H25年1月末現在

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年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移((((介護病棟介護病棟介護病棟介護病棟をををを除除除除くくくく))))

22222222年度年度年度年度((((自自自自

院他保健院他保健院他保健院他保健

からのからのからのからの退院退院退院退院

含含含含むむむむ))))

22222222年度年度年度年度((((自自自自

院院院院のののの転棟転棟転棟転棟をををを

含含含含めずめずめずめず))))

23232323年度年度年度年度((((自自自自

院他保健院他保健院他保健院他保健

からのからのからのからの退院退院退院退院

含含含含むむむむ))))

23232323年度年度年度年度((((自自自自

院院院院のののの転棟転棟転棟転棟をををを

含含含含めずめずめずめず))))

24242424年度年度年度年度((((自自自自

院他保健院他保健院他保健院他保健

からのからのからのからの退院退院退院退院

含含含含むむむむ))))

24242424年度年度年度年度((((自自自自

院院院院のののの転棟転棟転棟転棟をををを

含含含含めずめずめずめず))))

自宅 74.6 % 75.7 % 61.8 % 76.3 % 68.2 % 77.1 %

他施設 11.3 % 11.4 % 8.5 % 10.6 % 8.1 % 9.2 %

転院 3.7 % 3.8 % 4.9 % 6.0 % 4.8 % 5.4 %

他介護施設 7.5 % 7.7 % 3.7 % 4.5 % 3.3 % 3.7 %

死亡 12.7 % 12.9 % 10.7 % 13.2 % 12.1 % 13.7 %

医療→介護 1.5 % 0.2 % - %

医療→老健 - % 18.8 % 11.6 %

平成25年1月末現在

年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移((((介護病棟介護病棟介護病棟介護病棟をををを除除除除くくくく))))

22年度 23年度 24年度

自宅 642 人 643 人 496 人

他施設 97 人 89 人 59 人

転院 32 人 51 人 35 人

他介護施設 65 人 38 人 24 人

死亡 109 人 111 人 88 人

合計合計合計合計 848 人 843 人 643 人

平成25年1月末現在

介護療養介護療養介護療養介護療養((((自院自院自院自院////六日市苑六日市苑六日市苑六日市苑((((老健含老健含老健含老健含むむむむ))))))))

医療→介護 13 人 2 人 - 人

医療→老健 - 人 196 人 84 人

総合計総合計総合計総合計

(自院他保健から

の転棟含む)

861 人 1041 人 727 人

平成25年1月末現在

* 介護病棟(自院)とは一般病棟・医療療養病棟からの介護病棟へ

* 平成23年11月より六日市苑開苑。

 平成23年10月31日付で、一般病棟および医療療養病棟、介護療養病棟

 から退院し、平成23年11月1日付で、150名六日市苑に入所となる。

⑥六日市病院年度別・退院元別推移

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年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移((((介護病棟介護病棟介護病棟介護病棟))))

22年度 23年度 24年度

自宅 0 人 0 人 - 人

他施設 0 人 0 人 - 人

転院 0 人 0 人 - 人

他介護施設 0 人 0 人 - 人

死亡 4 人 4 人 - 人

介護→医療 9 人 2 人 - 人

合計合計合計合計 13 人 6 人 - 人

病床数病床数病床数病床数 39393939 床床床床 39393939 床床床床 ---- 床床床床

*介護病棟:平成23年10月まで稼働

平成25年1月末現在

年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移((((介護病棟介護病棟介護病棟介護病棟))))

22年度 23年度 24年度

自宅 0.0 % 0.0 % - %

他施設 0.0 % 0.0 % - %

転院 0.0 % 0.0 % - %

他介護施設 0.0 % 0.0 % - %

死亡 30.8 % 66.7 % - %

転棟(自院) 69.2 % 33.3 % - %

平成25年1月末現在

年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移退院先別人数推移((((老健老健老健老健))))

22年度 23年度 24年度

自宅 - 人 3 人 9 人

他施設 - 人 7 人 12 人

転院 - 人 0 人 1 人

他介護施設 - 人 7 人 11 人

死亡 - 人 11 人 16 人

老健→医療 - 27 43

合計合計合計合計 - 人 48 人 80 人

病床数病床数病床数病床数 ---- 床床床床 154154154154 床床床床 154154154154 床床床床

*老健:平成23年11月六日市苑開苑

平成25年1月末現在

*医療→老健:六日市苑を退所し、六日市病院へ入院。

年度別年度別年度別年度別・・・・退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移退院先別比率推移((((老健老健老健老健))))

22年度 23年度 24年度

自宅 - % 6.3 % 11.3 %

他施設 - % 14.6 % 15.0 %

転院 - % 0.0 % 1.3 %

他介護施設 - % 14.6 % 13.8 %

死亡 - % 22.9 % 20.0 %

老健→医療 - % 56.3 % 53.8 %

平成25年1月末現在

* 平成23年11月から介護療養型老人保健施設を開設したが、退所される入所

者さまのうち、容態の悪化により急性期病棟へ入院する入所さまが50%を越え

ている。急性期病棟で治療の後、老健へ再入所するか、老健が満床あるいは

居室の条件が合わなければ、医療療養病棟で待機後、再入所となる。

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18

⑦ 六日市病院在宅復帰率

⑧ 六日市病院病棟群別平均在院日数

⑨ 六日市病院外来患者紹介率 逆紹介率

地域支援病院定義地域支援病院定義地域支援病院定義地域支援病院定義 ①紹介率80%以上 ②紹介率60%以上且つ逆紹介率30%

以上 ③紹介率40%以上且つ逆紹介率60%以上

在宅復帰率在宅復帰率在宅復帰率在宅復帰率((((在宅在宅在宅在宅のみのみのみのみ)))) 22年度 23年度 24年度

一般一般一般一般 80.0% 75.5% 81.1%

亜急性亜急性亜急性亜急性 93.5% 97.7% 98.1%

医療療養医療療養医療療養医療療養 32.6% 10.4% 37.6%

介護移行型介護移行型介護移行型介護移行型 26.3% 12.9% -

介護療養介護療養介護療養介護療養 0.0% 0.0% -

老健老健老健老健 - 10.7% 24.3%

全体全体全体全体 74.7% 58.1% 71.6%

在宅復帰率在宅復帰率在宅復帰率在宅復帰率((((施設施設施設施設をををを含含含含むむむむ)))) 22年度 23年度 24年度

一般一般一般一般 87.5% 84.7% 85.9%

亜急性亜急性亜急性亜急性 100.0% 100.0% 100.0%

医療療養医療療養医療療養医療療養 41.1% 23.4% 50.6%

介護移行型介護移行型介護移行型介護移行型 47.4% 27.2% -

介護療養介護療養介護療養介護療養 0.0% 0.0% -

老健老健老健老健 - 23.8% 50.0%

全体全体全体全体 82.4% 67.8% 79.2%

(24年度は12月末現在)

22年度 23年度 24年度

一般一般一般一般 13.9 14.7 14.1

亜急性亜急性亜急性亜急性 28.1 32.7 35

医療療養医療療養医療療養医療療養 279.8 179.4 163.7

介護療養介護療養介護療養介護療養 1129.7 3264.8 -

老健老健老健老健 - 238.1 508.8

(24年度は12月末現在)

22年度 23年度 24年度

紹介率 29.9% 27.6% 25.2%

22年度 23年度 24年度

逆紹介率 31.2% 33.1% 36.3%

(24年度は12月末現在)

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19

* 平成23年度は、介護療養型老人保健施設への移行にともない150名程度の

患者さまが療養病棟退院から老健入所となったため在宅復帰率が下がってい

るが それを除けば在宅復帰率はほぼ70%で横ばいである。

* 病棟群別平均在院日数は、一般病棟・亜急性期病床は日数が毎年減少して

いたが、平成23年度からは再び増加の傾向にある。医療療養病棟に関しては

医療区分2,3が増加したことと老健への入所があることから日数は減少してい

る。老健の平均在院日数は増加の傾向にある。

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20

六日市病院年齢階層別患者数六日市病院年齢階層別患者数六日市病院年齢階層別患者数六日市病院年齢階層別患者数

入院延入院延入院延入院延

べべべべ合計合計合計合計

入院数入院数入院数入院数

////1111日日日日

割合割合割合割合 合計合計合計合計

入院数入院数入院数入院数

////1111日日日日

割合割合割合割合

0000 ~~~~ 4444 0 0.0 0.0% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者 0000 ~~~~ 4444 0 0.0 0.0% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者

5555 ~~~~ 9999 0 0.0 0.0% 5555 ~~~~ 9999 2 0.0 0.0%

10101010 ~~~~ 14141414 2 0.0 0.0% 10101010 ~~~~ 14141414 2 0.0 0.0%

15151515 ~~~~ 19191919 17 0.0 0.0% 15151515 ~~~~ 19191919 6 0.0 0.0%

20202020 ~~~~ 24242424 46 0.1 0.0% 20202020 ~~~~ 24242424 41 0.1 0.0%

25252525 ~~~~ 29292929 116 0.3 0.1% 25252525 ~~~~ 29292929 46 0.1 0.0%

30303030 ~~~~ 34343434 14 0.0 0.0% 30303030 ~~~~ 34343434 36 0.1 0.0%

35353535 ~~~~ 39393939 91 0.2 0.1% 35353535 ~~~~ 39393939 48 0.1 0.1%

40404040 ~~~~ 44444444 59 0.2 0.1% 40404040 ~~~~ 44444444 174 0.5 0.2%

45454545 ~~~~ 49494949 59 0.2 0.1% 45454545 ~~~~ 49494949 81 0.2 0.1%

50505050 ~~~~ 54545454 1,217 3.3 1.3% 50505050 ~~~~ 54545454 936 2.6 1.0%

55555555 ~~~~ 59595959 846 2.3 0.9% 55555555 ~~~~ 59595959 529 1.4 0.6%

60606060 ~~~~ 64646464 1,069 2.9 1.1% 60606060 ~~~~ 64646464 1,034 2.8 1.1%

65656565 ~~~~ 69696969 3,083 8.4 3.3% 65656565 ~~~~ 69696969 3,057 8.4 3.3%

70707070 ~~~~ 74747474 5,617 15.4 6.0% 70707070 ~~~~ 74747474 5,421 14.8 5.9%

75757575 ~~~~ 79797979 10,948 30.0 11.8% 75757575 ~~~~ 79797979 8,869 24.2 9.6%

80808080 ~~~~ 84848484 16,008 43.9 17.2% 80808080 ~~~~ 84848484 18,979 51.9 20.5%

85858585 ~~~~ 89898989 26,976 73.9 29.0% 85858585 ~~~~ 89898989 23,467 64.1 25.3%

90909090 ~~~~ 94949494 19,092 52.3 20.5% 90909090 ~~~~ 94949494 21,660 59.2 23.4%

95959595 ~~~~ 99999999 5,366 14.7 5.8% 95959595 ~~~~ 99999999 5,605 15.3 6.1%

100100100100 ~~~~ 104104104104 2,141 5.9 2.3% 100100100100 ~~~~ 104104104104 2,622 7.2 2.8%

105105105105 ~~~~ 109109109109 401 1.1 0.4% 105105105105 ~~~~ 109109109109 0 0.0 0.0%

110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0% 110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0%

93,16893,16893,16893,168 255.3255.3255.3255.3 100.0%100.0%100.0%100.0% 92,61592,61592,61592,615 253.0253.0253.0253.0 100.0%100.0%100.0%100.0%

合計合計合計合計

入院数入院数入院数入院数

////1111日日日日

割合割合割合割合

0000 ~~~~ 4444 0 0.0 0.0% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者

5555 ~~~~ 9999 0 0.0 0.0%

10101010 ~~~~ 14141414 0 0.0 0.0%

15151515 ~~~~ 19191919 0 0.0 0.0%

20202020 ~~~~ 24242424 14 0.0 0.0% 年度別高齢者年度別高齢者年度別高齢者年度別高齢者のののの占占占占めるめるめるめる割合割合割合割合

25252525 ~~~~ 29292929 5 0.0 0.0%

30303030 ~~~~ 34343434 41 0.1 0.1% 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

35353535 ~~~~ 39393939 33 0.1 0.0%

40404040 ~~~~ 44444444 168 0.5 0.2%

45454545 ~~~~ 49494949 23 0.1 0.0%

50505050 ~~~~ 54545454 346 1.1 0.5%

55555555 ~~~~ 59595959 729 2.4 1.0%

60606060 ~~~~ 64646464 1,124 3.7 1.5%

65656565 ~~~~ 69696969 2,665 8.7 3.5%

70707070 ~~~~ 74747474 4,120 13.5 5.4%

75757575 ~~~~ 79797979 6,774 22.1 8.9%

80808080 ~~~~ 84848484 16,037 52.4 21.1%

85858585 ~~~~ 89898989 18,276 59.7 24.0%

90909090 ~~~~ 94949494 18,163 59.4 23.9%

95959595 ~~~~ 99999999 5,105 16.7 6.7%

100100100100 ~~~~ 104104104104 2,421 7.9 3.2%

105105105105 ~~~~ 109109109109 92 0.3 0.1%

110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0%

76,13676,13676,13676,136 248.8248.8248.8248.8 100.0%100.0%100.0%100.0%

24年度は1月末まで

後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者 86.9%86.9%86.9%86.9% 87.7%87.7%87.7%87.7% 87.8%87.8%87.8%87.8%

96.7%96.7%96.7%96.7%

87.8%87.8%87.8%87.8%

合計合計合計合計

65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 96.2%96.2%96.2%96.2% 96.8%96.8%96.8%96.8% 96.7%96.7%96.7%96.7%

合計合計合計合計 合計合計合計合計

年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

96.2%96.2%96.2%96.2% 96.8%96.8%96.8%96.8%

86.9%86.9%86.9%86.9% 87.7%87.7%87.7%87.7%

年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成22222222年度年度年度年度 年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

⑩六日市病院年齢別入院数

*65歳以上の高齢者の入院患者の割合は後期高齢者の割合とともに年々増加の

傾向にあり、平成24年度では65歳以上が96.7%、75歳以上が87.8%に達してい

る。益田圏域の人口動態と照らし合わせても今後も高齢化が続くと考えられる。

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21

診療科診療科診療科診療科 総数 1日当 総数 1日当 総数 1日当

内科内科内科内科 7,669 21.0 8,085 22.2 7,419 24.2

小児科小児科小児科小児科 251 0.7 274 0.8 185 0.6

外科外科外科外科 3,831 10.5 3,540 9.7 2,959 9.7

整 形 外科整 形 外科整 形 外科整 形 外科     8,353 22.9 7,069 19.4 6,244 20.4

脳神経外科脳神経外科脳神経外科脳神経外科 5,506 15.1 5,194 14.2 4,373 14.3

眼科眼科眼科眼科 3,041 8.3 2,826 7.7 2,260 7.4

耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科 1,383 3.8 1,006 2.8 841 2.7

皮膚科皮膚科皮膚科皮膚科 927 2.5 613 1.7 487 1.6

泌尿器科泌尿器科泌尿器科泌尿器科 1,095 3.0 1,140 3.1 1,173 3.8

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション科科科科 3,118 8.5 3,383 9.3 3,530 11.5

歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科 4,849 13.3 4,582 12.6 3,420 11.2

合計合計合計合計 40,023 109.7 37,712 103.3 32,891 107.5

(24年度は1月末現在)

22年度 23年度 24年度

⑪六日市病院年度別・科別外来患者数

*1日当たり:暦年の年間日数で除した患者数であり、診療日数で除した患者数ではない

平成23年度には全体として外来患者数は内科、リハビリテーション科以外は減少し

たが、平成24年度には増加に転じている。平成22年度に外科の医師 1 名が退職した

ことが影響していると思われる。平成24年度は歯科医師の1名退職により、歯科口腔

外科の患者数が減少している。

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22

外来延外来延外来延外来延

べべべべ合計合計合計合計

外来数外来数外来数外来数

////1111日日日日

割合割合割合割合 合計合計合計合計

外来数外来数外来数外来数

////1111日日日日

割合割合割合割合

0000 ~~~~ 4444 206 0.6 0.5% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者 0000 ~~~~ 4444 205 0.6 0.5% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者

5555 ~~~~ 9999 257 0.7 0.6% 5555 ~~~~ 9999 293 0.8 0.8%

10101010 ~~~~ 14141414 290 0.8 0.7% 10101010 ~~~~ 14141414 263 0.7 0.7%

15151515 ~~~~ 19191919 207 0.6 0.5% 15151515 ~~~~ 19191919 167 0.5 0.4%

20202020 ~~~~ 24242424 285 0.8 0.7% 20202020 ~~~~ 24242424 196 0.5 0.5%

25252525 ~~~~ 29292929 410 1.1 1.0% 25252525 ~~~~ 29292929 440 1.2 1.2%

30303030 ~~~~ 34343434 355 1.0 0.9% 30303030 ~~~~ 34343434 282 0.8 0.7%

35353535 ~~~~ 39393939 487 1.3 1.2% 35353535 ~~~~ 39393939 464 1.3 1.2%

40404040 ~~~~ 44444444 410 1.1 1.0% 40404040 ~~~~ 44444444 387 1.1 1.0%

45454545 ~~~~ 49494949 503 1.4 1.3% 45454545 ~~~~ 49494949 409 1.1 1.1%

50505050 ~~~~ 54545454 1,073 2.9 2.7% 50505050 ~~~~ 54545454 1,167 3.2 3.1%

55555555 ~~~~ 59595959 1,660 4.5 4.1% 55555555 ~~~~ 59595959 1,404 3.8 3.7%

60606060 ~~~~ 64646464 2,113 5.8 5.3% 60606060 ~~~~ 64646464 1,951 5.3 5.1%

65656565 ~~~~ 69696969 3,636 10.0 9.1% 65656565 ~~~~ 69696969 3,139 8.6 8.3%

70707070 ~~~~ 74747474 4,908 13.4 12.2% 70707070 ~~~~ 74747474 5,281 14.4 13.9%

75757575 ~~~~ 79797979 8,324 22.8 20.7% 75757575 ~~~~ 79797979 7,144 19.5 18.8%

80808080 ~~~~ 84848484 8,040 22.0 20.0% 80808080 ~~~~ 84848484 7,751 21.2 20.4%

85858585 ~~~~ 89898989 4,719 12.9 11.7% 85858585 ~~~~ 89898989 4,957 13.5 13.0%

90909090 ~~~~ 94949494 1,650 4.5 4.1% 90909090 ~~~~ 94949494 1,610 4.4 4.2%

95959595 ~~~~ 99999999 588 1.6 1.5% 95959595 ~~~~ 99999999 483 1.3 1.3%

100100100100 ~~~~ 104104104104 38 0.1 0.1% 100100100100 ~~~~ 104104104104 29 0.1 0.1%

105105105105 ~~~~ 109109109109 9 0.0 0.0% 105105105105 ~~~~ 109109109109 2 0.0 0.0%

110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0% 110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0%

40,16840,16840,16840,168 110.0110.0110.0110.0 100.0%100.0%100.0%100.0% 38,02438,02438,02438,024 103.9103.9103.9103.9 100.0%100.0%100.0%100.0%

合計合計合計合計

外来数外来数外来数外来数

////1111日日日日

割合割合割合割合

0000 ~~~~ 4444 124 0.4 0.4% 65656565歳以上歳以上歳以上歳以上 後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者

5555 ~~~~ 9999 131 0.4 0.4%

10101010 ~~~~ 14141414 225 0.7 0.7%

15151515 ~~~~ 19191919 120 0.4 0.4%

20202020 ~~~~ 24242424 173 0.6 0.5% 年度別高齢者年度別高齢者年度別高齢者年度別高齢者のののの占占占占めるめるめるめる割合割合割合割合

25252525 ~~~~ 29292929 344 1.1 1.1%

30303030 ~~~~ 34343434 210 0.7 0.7% 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

35353535 ~~~~ 39393939 302 1.0 0.9%

40404040 ~~~~ 44444444 338 1.1 1.1%

45454545 ~~~~ 49494949 308 1.0 1.0%

50505050 ~~~~ 54545454 847 2.8 2.7%

55555555 ~~~~ 59595959 950 3.1 3.0%

60606060 ~~~~ 64646464 1,921 6.3 6.0%

65656565 ~~~~ 69696969 2,585 8.4 8.1%

70707070 ~~~~ 74747474 3,638 11.9 11.4%

75757575 ~~~~ 79797979 5,883 19.2 18.4%

80808080 ~~~~ 84848484 7,414 24.2 23.2%

85858585 ~~~~ 89898989 4,459 14.6 14.0%

90909090 ~~~~ 94949494 1,530 5.0 4.8%

95959595 ~~~~ 99999999 356 1.2 1.1%

100100100100 ~~~~ 104104104104 46 0.2 0.1%

105105105105 ~~~~ 109109109109 3 0.0 0.0%

110110110110 ~~~~ 114114114114 0 0.0 0.0%

31,90731,90731,90731,907 104.3104.3104.3104.3 100.0%100.0%100.0%100.0%

24年度は1月末まで

81.2%81.2%81.2%81.2%

61.7%61.7%61.7%61.7%

合計合計合計合計

65656565歳以上歳以上歳以上歳以上

合計合計合計合計 合計合計合計合計

年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

81.2%81.2%81.2%81.2%

後期高齢者後期高齢者後期高齢者後期高齢者 58.2%58.2%58.2%58.2% 57.8%57.8%57.8%57.8% 61.7%61.7%61.7%61.7%

79.4%79.4%79.4%79.4% 79.9%79.9%79.9%79.9%

79.4%79.4%79.4%79.4% 79.9%79.9%79.9%79.9%

58.2%58.2%58.2%58.2% 57.8%57.8%57.8%57.8%

年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成22222222年度年度年度年度 年齢年齢年齢年齢 平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

⑫六日市病院年度別・年齢別外来患者数

* 65歳以上の高齢者が占める割合は 80%前後で推移しているが、75 歳以上の

後期高齢者の占める割合が平成24年度には61.7%に達している。外来患者

においても高齢化が進んでいる状況である。

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23

適応病名適応病名適応病名適応病名

糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病 Ⅰ型糖尿病、Ⅱ型糖尿病、境界型糖尿病

脳卒中脳卒中脳卒中脳卒中 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、硬膜下血腫

心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞 急性心筋梗塞

胃癌胃癌胃癌胃癌 胃癌術後

肺癌肺癌肺癌肺癌 肺癌術後

大腸癌大腸癌大腸癌大腸癌 大腸癌術後、S状結腸癌、S状結腸癌術後、結腸癌、結腸癌術後

子宮癌子宮癌子宮癌子宮癌 子宮癌術後

乳癌乳癌乳癌乳癌 乳癌術後

入院入院入院入院 (単位:人)

19191919年度年度年度年度 20202020年度年度年度年度 21212121年度年度年度年度 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病 88 114 100 114 128 124

脳卒中脳卒中脳卒中脳卒中 41 52 55 63 72 51

心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞 3 3 3 0 0 2

胃癌胃癌胃癌胃癌 6 10 7 11 15 14

肺癌肺癌肺癌肺癌 2 2 1 3 5 4

大腸癌大腸癌大腸癌大腸癌 8 9 8 6 5 4

子宮癌子宮癌子宮癌子宮癌 0 0 0 0 0 0

乳癌乳癌乳癌乳癌 1 1 1 0 0 1

合計合計合計合計 149149149149 191191191191 175175175175 197197197197 225225225225 200200200200

平成25年1月末現在

外来外来外来外来 (単位:人)

19191919年度年度年度年度 20202020年度年度年度年度 21212121年度年度年度年度 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

糖尿病糖尿病糖尿病糖尿病 280 289 278 262 250 246

脳卒中脳卒中脳卒中脳卒中 118 128 121 104 103 123

心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞心筋梗塞 7 10 13 10 11 10

胃癌胃癌胃癌胃癌 26 26 25 11 10 7

肺癌肺癌肺癌肺癌 7 7 7 12 8 9

大腸癌大腸癌大腸癌大腸癌 15 14 15 8 9 12

子宮癌子宮癌子宮癌子宮癌 1 1 1 1 0 0

乳癌乳癌乳癌乳癌 0 1 1 2 3 2

合計合計合計合計 454454454454 476476476476 461461461461 410410410410 394394394394 409409409409

平成25年1月末現在

⑬六日市病院4疾病患者数

* 4疾病に関しては平成23年度まで全体として外来の受診数が減少傾向

にあり、逆に入院数が増加傾向にあったが、平成24年度は、外来、入

院ともに増加傾向にある。特に糖尿病の入院、脳卒中の外来の増加が顕

著である。

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24

平成22年度~平成24年度市町村別患者実績一覧表

22年度 23年度 24年度 (在院患者数/1日)

益田市 37.137.137.137.1 30.330.330.330.3 36.836.836.836.8

津和野町 12.612.612.612.6 10.710.710.710.7 12.612.612.612.6

吉賀町 149.7149.7149.7149.7 163.2163.2163.2163.2 153.0153.0153.0153.0

浜田市 7.47.47.47.4 7.07.07.07.0 4.74.74.74.7

その他の島根県 1.41.41.41.4 2.62.62.62.6 1.11.11.11.1

岩国市 31.531.531.531.5 24.924.924.924.9 25.325.325.325.3

周南市 3.33.33.33.3 1.91.91.91.9 2.02.02.02.0

その他の山口県 2.42.42.42.4 2.92.92.92.9 4.24.24.24.2

広島県 5.95.95.95.9 5.65.65.65.6 6.36.36.36.3

その他 1.31.31.31.3 1.81.81.81.8 1.71.71.71.7

小計 252.6252.6252.6252.6 250.9250.9250.9250.9 247.7247.7247.7247.7

H24度は1月末現在

市町村別保健別在院数市町村別保健別在院数市町村別保健別在院数市町村別保健別在院数((((1111日当日当日当日当たりたりたりたり)H)H)H)H24242424年度年度年度年度((((4444月月月月~~~~1111月月月月))))

介護保険介護保険介護保険介護保険

一般一般一般一般 亜急性亜急性亜急性亜急性 療養療養療養療養 老人保健施設老人保健施設老人保健施設老人保健施設 合計合計合計合計

許可病床数許可病床数許可病床数許可病床数 42 8 60 154 264264264264

益田市 1.3 0.00.00.00.0 5.15.15.15.1 30.430.430.430.4 36.836.836.836.8

津和野町 0.90.90.90.9 0.10.10.10.1 2.82.82.82.8 8.88.88.88.8 12.612.612.612.6

吉賀町 27.027.027.027.0 8.28.28.28.2 33.833.833.833.8 83.983.983.983.9 153.0153.0153.0153.0

浜田市 0.10.10.10.1 0.00.00.00.0 1.11.11.11.1 3.33.33.33.3 4.54.54.54.5

その他の島根県 0.00.00.00.0 0.00.00.00.0 0.20.20.20.2 1.11.11.11.1 1.31.31.31.3

岩国市 3.43.43.43.4 1.41.41.41.4 8.68.68.68.6 12.012.012.012.0 25.325.325.325.3

周南市 0.00.00.00.0 0.00.00.00.0 1.61.61.61.6 0.40.40.40.4 2.02.02.02.0

その他の山口県 0.30.30.30.3 0.00.00.00.0 0.30.30.30.3 3.63.63.63.6 4.24.24.24.2

広島県 0.20.20.20.2 0.20.20.20.2 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9 6.36.36.36.3

その他 0.10.10.10.1 0.10.10.10.1 1.01.01.01.0 0.40.40.40.4 1.71.71.71.7

小計小計小計小計 33.333.333.333.3 10.010.010.010.0 57.557.557.557.5 146.8146.8146.8146.8 247.7247.7247.7247.7

医療保険医療保険医療保険医療保険

⑭六日市病院地区別入院患者推移

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25

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

140.0

160.0

180.0

六日市病院吉賀町推移(在院数/日)

吉賀町

吉賀町 149.7 163.2 153.0

22年度 23年度 24年度

* 吉賀町からの入院は年々増加してきており、平成23年度は160人を

越えている。一般病床で35名~40名、療養病床で30名~35名、

老健で80名~85名の入院入所があると考えれば、今後も140名~

160名で在院数は推移すると考えられる。

* 益田市からの入院は平成23年度には減少したが、24年度には復調傾

向にある。24年度の在院数の表からは益田市からの入院入所は療養病床、老

健がほとんどであることから、今後も高齢化に従い増加する可能性が大である。

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

六日市病院益田市推移(在院数/日)

益田市

益田市 37.1 30.3 36.8

22年度 23年度 24年度

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26

*津和野町からの入院も益田市同様、療養病床・老健がほとんどであり今後

も高齢化に伴い増加していくと考えられる。

* 岩国市玖珂北部からの入院は平成23年度、24年度と減少の傾向にあ

る。一般病床の入院患者も5人程度あることから、医療・介護の両面での機能

の強化が必要である。

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

12.0

14.0

六日市病院津和野町推移(在院数/日)

津和野町

津和野町 12.6 10.7 12.6

22年度 23年度 24年度

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

六日市病院岩国市推移(在院数/日)

岩国市

岩国市 31.5 24.9 25.3

22年度 23年度 24年度

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27

合計合計合計合計

12121212 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 0000

津和野町津和野町津和野町津和野町 1111

益田市益田市益田市益田市 6666

玖北玖北玖北玖北 4444

そのそのそのその他他他他 1111

内訳内訳内訳内訳

益田医療圏益田医療圏益田医療圏益田医療圏

およびおよびおよびおよび玖北玖北玖北玖北

以外以外以外以外はははは除外除外除外除外

入院待機患者入院待機患者入院待機患者入院待機患者((((地区別地区別地区別地区別))))HHHH25252525....1111

入院に当たっては、六日市病院診療圏の吉賀町を最優先に行っており、上記

表の入院待機状況になっている。最近の入院待機患者数は10~20人で推移

している。

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28

総数総数総数総数 入院入院入院入院 外来外来外来外来 総数総数総数総数 入院入院入院入院 外来外来外来外来 総数総数総数総数 入院入院入院入院 外来外来外来外来

二次医療圏二次医療圏二次医療圏二次医療圏 5,6165,6165,6165,616 1133113311331133 4483448344834483 5,4385,4385,4385,438 1164116411641164 4274427442744274 5,4485,4485,4485,448 1157115711571157 4291429142914291

0~14歳 449 25 425 270 23 247 338 19 320

15~64歳 1921 307 1614 1810 290 1521 1578 250 1327

65~ 3245 801 2444 3358 851 2506 3532 888 2644

益田市益田市益田市益田市 4093409340934093 807807807807 3286328632863286 3959395939593959 837837837837 3122312231223122 4026402640264026 838838838838 3188318831883188

0~14歳 359 20 339 194 19 175 273 15 258

15~64歳 1489 238 1252 1405 225 1181 1225 194 1031

65~ 2245 550 1695 2359 593 1766 2528 629 1899

津和野町津和野町津和野町津和野町 856856856856 182182182182 674674674674 836836836836 185185185185 650650650650 804804804804 181181181181 623623623623

0~14歳 47 3 44 39 2 37 33 2 31

15~64歳 246 40 207 229 37 192 199 32 167

65~ 563 140 423 567 146 421 573 148 425

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 666666666666 143143143143 523523523523 644644644644 142142142142 502502502502 617617617617 138138138138 479479479479

0~14歳 43 2 41 37 2 35 32 2 31

15~64歳 186 30 156 176 28 148 154 24 129

65~ 437 111 326 431 112 319 431 112 320

参考参考参考参考:H:H:H:H17171717年患者調査年患者調査年患者調査年患者調査

発生患者推計発生患者推計発生患者推計発生患者推計((((2005200520052005年年年年)))) 発生患者推計発生患者推計発生患者推計発生患者推計((((2010201020102010年年年年))))

参考参考参考参考:H:H:H:H17171717年患者調査年患者調査年患者調査年患者調査

発生患者推計発生患者推計発生患者推計発生患者推計((((2015201520152015年年年年))))

参考参考参考参考:H:H:H:H17171717年患者調査年患者調査年患者調査年患者調査

島根県H17年患者動向調査(在院患者/日)

益田医師益田医師益田医師益田医師

会会会会

益田日赤益田日赤益田日赤益田日赤

津和野共津和野共津和野共津和野共

存存存存

日原日原日原日原 六日市六日市六日市六日市 松松松松ヶヶヶヶ丘丘丘丘 計計計計

県外県外県外県外 34 41 5 2 119 11 211211211211

県内県内県内県内 32 29 0 0 11 11 83838383

益田市益田市益田市益田市 246 178 1 5 24 153 606606606606

津和野町津和野町津和野町津和野町 5 22 26 68 4 20 144144144144

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 2 12 2 1 146 15 179179179179

計計計計 253253253253 212212212212 29292929 74747474 174174174174 188188188188 929929929929

(県外流出は含まず)

第15表 病院入院患者数;病床種別・患者住所地(二次医療圏)・施設所在地(二次医療圏)別

施設所在地

病床種別・患者住所地 総数 松江圏 雲南圏 出雲圏 大田圏 浜田圏 益田圏 隠岐圏

総   数 9,429 3,557 606 2,216 512 1,341 1,054 143

松江圏 2,928 2,8272,8272,8272,827 16 78 1 5 - 1

雲南圏 1,024 225 575575575575 224 - - - -

出雲圏 1,815 180 6 1,6021,6021,6021,602 14 12 1 -

大田圏 832 51 1 169 476476476476 133 2 -

浜田圏 1,231 17 - 68 14 1,0751,0751,0751,075 57 -

益田圏 1,016 12 - 19 - 93 892892892892 -

隠岐圏 259 95 - 21 - 1 - 142142142142

県外 321 148 8 35 7 22 101 -

住所不定・不詳 3 2 - - - - 1 -

⑮二次医療圏推計患者

上記表の数値は、第二次中期事業計画において推計した表であり、《島根県保健医療計画

の受領率と国立人口問題研究所発表の市区町村推計を参考に推計。しかしながら、入院数

においては、下記表の患者動向調査(2005年)実態数値と開きがあり「入院:推計1

43人 ⇒ 実態179人(県外流出を含まない)」、二次中期計画策定においては、ある

一定の数値を推計数値に加味する必要があると思われる。》と考察した予想である。

上記表は島根県発表の平成23年10月における患者数であり、下記表は益田二次医療

圏における、自治体別患者発生数である。

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29

人口総数 65歳以上

人  口

高齢化率 世帯数 高齢夫婦

世 帯 数

老々世帯率 高齢単身

世 帯 数

独居老人世

帯率

島根県島根県島根県島根県             717,397 207,398 28.9% 262,219 30,872 11.8% 27,279 10.4%

益田市     50,015 15,466 30.9% 19,243 2,792 14.5% 2,410 12.5%

津和野町    8,427 3,487 41.4% 3,411 636 18.6% 624 18.3%

吉賀町     6,810 2,717 39.9% 2,805 488 17.4% 482 17.2%

益田二次

医療圏

65,252 21,670 33.2% 25,459 3,916 15.4% 3,516 13.8%

参考:総務省統計局 統計で見る市町村の姿(2012年6月15日公表 )

人口総数 65歳以上

人  口

高齢化率 世帯数 高齢夫婦

世 帯 数

老々世帯率 高齢単身

世 帯 数

独居老人世

帯率

島根県島根県島根県島根県 742,232 201,103 27.1% 260,864 29,290 11.2% 24,452 9.4%

益田市 52,368 14,818 28.3% 19,333 2,679 13.9% 2,129 11.0%

津和野町 9,515 3,673 38.6% 3,626 669 18.5% 585 16.1%

吉賀町 7,362 2,812 38.2% 2,845 497 17.5% 440 15.5%

益田二次

医療圏

69,245 21,303 30.8% 25,804 3,845 14.9% 3,154 12.2%

参考:総務省統計局 統計で見る市区町村の姿(2009年6月19日公表 )

総数 入院 外来

二次医療圏二次医療圏二次医療圏二次医療圏 1,7961,7961,7961,796 1,0161,0161,0161,016 780780780780

益田市 1,192 688 504

津和野町 262 125 137

吉賀町 342 203 139

患者所在地別入院数

参考:平成23年島根県患者調査

上記表の数値は、平成23年度の患者発生数であるが、二次中期事業計画で推計し

た総数は近似値であった。また、その際吉賀町における入院予想数にある一定の数

値を推計数値に加味する必要があると述べていたが、その予想通りであった。

⑯益田二次医療圏における高齢化の状況

上記表は高齢者の3年間(第二次中期事業計画進行期)の推移である。益田

二次医療圏においては高齢化率が進んでいる。問題として、高齢夫婦世帯及び

高齢単身者世帯数が増えている事である。吉賀町においては高齢世帯数の減少

があるものの、独居老人数が増加しており、今後、その対策が必要となると思

われる。

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30

益田二次医療圏における寝たきり、要介護発生推計

益田市 2005年 2010年 2015年 津和野町 2005年 2010年 2015年

寝たきり(寝

たきりでかつ

認知症の者

を含む)

965 1,109 1,247

寝たきり(寝

たきりでかつ

認知症の者

を含む)

256 295 322

要介護の認

知症(寝たき

りの者を除

く)

142 177 197

要介護の認

知症(寝たき

りの者を除

く)

41 48 52

合計 1,107 1,285 1,445 合計 297 343 374

吉賀町 2005年 2010年 2015年 二次医療圏 2005年 2010年 2015年

寝たきり(寝

たきりでかつ

認知症の者

を含む)

214214214214 239239239239 254254254254

寝たきり(寝

たきりでかつ

認知症の者

を含む)

1,4351,4351,4351,435 1,6431,6431,6431,643 1,8231,8231,8231,823

要介護の認

知症(寝たき

りの者を除

く)

34343434 39393939 41414141

要介護の認

知症(寝たき

りの者を除

く)

217217217217 263263263263 290290290290

合計 248248248248 278278278278 295295295295 合計 1,6521,6521,6521,652 1,9061,9061,9061,906 2,1142,1142,1142,114

平成8年厚生白書に基づき、人口推計から算出

年齢階層年齢階層年齢階層年齢階層 出現率出現率出現率出現率 益田市益田市益田市益田市 津和野町津和野町津和野町津和野町 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 二次医療圏二次医療圏二次医療圏二次医療圏

65656565~~~~69696969歳歳歳歳 1.5% 64.7 11.4 8.7 84.8

70707070~~~~74747474歳歳歳歳 3.6% 116.5 21.348 15.5 153.3

75757575~~~~79797979歳歳歳歳 7.1% 208.6 47.57 32.8 289.0

80808080~~~~84848484歳歳歳歳 14.6% 429.7 101.616 71.0 602.3

85858585歳以上歳以上歳以上歳以上 27.3% 894.1 248.157 211.0 1353.3

合計患者数合計患者数合計患者数合計患者数 1713.61713.61713.61713.6 430.1430.1430.1430.1 339.0339.0339.0339.0 2482.62482.62482.62482.6

参考:人口問題研究所市区町村別参考推計

益田二次医療圏益田二次医療圏益田二次医療圏益田二次医療圏におけるにおけるにおけるにおける認知症出現数推計認知症出現数推計認知症出現数推計認知症出現数推計((((2015201520152015年年年年))))

参考:厚生労働省簡易生命表(2002年)

65歳以

上(認知)

2010年 2015年 2020年 2025年

10⇒25年

増加

発生率 9.5% 10.2% 11.3% 12.8% 3.3%

発生人口 2,037 2,187 2,423 2,745 708

日常生活自立度Ⅱ以上推計人口(益田二次医療圏)

参考:H24.8.24厚労省老健局高齢者支援課発表

⑰益田二次医療圏域及び吉賀町寝たきり、要介護、認知症発生推計

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31

* 前述の表のとおり寝たきり、要介護者の発生数が2015年(平成27年)

まで増加するならば、下記の島根県保健医療計画(H20.4)における

圏域内基準病床をおよび平成24年12月現在の既存病床数では対応が

追いつかないと考えられ、医療機関なり介護施設なりを整備していかなけ

れば介護難民を発生させることとなる。

* 同様に2015年には認知症の出現推計も益田二次医療圏では2482人となっ

ており、日常生活自立度Ⅱ以上も2187人と推計されており、より手厚いケアを

必要とされる患者さまに既存の病床数では足りず、圏域内の医療機関と介護施

設が連携をすることにより柔軟な受け入れ体制を構築せねばならない。

⑱益田二次医療圏域基準病床数

   一般病床・療養病床数の基準病床数

基準病床数

既存病床数

(H21.7月

末現在)

既存病床数

(H24.12.1現在)

一般病床・療養病床 991 987 899

島根県医療計画(H20)

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32

一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 42

亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 8

休止中 30 休止中 30 休止中 30 休止中 30 休止中 30 - -

西病 介護療養 39 介護療養 39 介護療養 39 介護療養 39 老健 34 老健 34

計 279 計 279 計 279 計 279 計 274 計 264

一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 50 一般病棟 42

亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 10 亜急性 8

医療療養

60

医療療養

60

介移準病棟 60

介移準病

60

介移準病

60

介移準病

120

介護療養 39 介護療養 39 介護療養 39 介護療養 39

老健 154 老健 154

計 279279279279 計 279279279279 計 279279279279 計 279279279279 計 274274274274 計 264264264264

: 平成24年1月に80床(30床休床)から42床に減床

: 平成24年1月に10床から8床に減床

: ・平成22年4月診療報酬改正で医療療養病棟が入院基本料Ⅰ・Ⅱに区分され

 3F・4Fの120床が医療療養病棟入院基本料Ⅱ

・平成22年7月医療療養病棟入院基本料Ⅰ60床(3F)

         医療療養病棟入院基本料Ⅱ60床(4F)

: ・平成23年2月4F60床を介護保険移行準備病棟に転換

 4F・5F合わせて120床

・平成23年11月介護療養型老人保健施設に転換(120床⇒120床)

: 平成23年11月介護療養型老人保健施設に転換(39床⇒34床)

平成23年11月開設 定員154名

医療療養

60

医療療養

60

医療療養

60

医療療養

120

介護保険移行

介護療養病棟

介護療養型老

人保健施設

準備病棟

2F

一般病棟

亜急性期

医療療養病棟

医療療養

介移準病棟

3F

4F

5F

120

介移準病棟 60 老健60 介移準病棟 60 介移準病棟 60

介移準病棟

60 老健 60

老健 60 老健 6060

医療療養

60

医療療養 60

医療療養 60

医療療養

60

H24/1H23/11

60

医療療養

60

医療療養

医療療養

60

H23/2H22/7

医療療養

60

H20/10 H22/4

60

医療療養

(4)六日市病院における病院機能変遷

① 病棟群及び病床数推移

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33

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 8.2 7.1 7.1

非常勤 3.6 3.4 3.6

計 11.8 10.5 10.7

常勤 2.0 2.0 1.4

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 2.0 2.0 1.4

医科医師

歯科医師

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 41.8 47.3 47.8

非常勤 1.6 2.0 4.0

計 43.4 49.3 51.8

常勤 43.2 38.9 35.7

学生 28.5 35.4 37.7

非常勤 1.8 1.1 2.0

計 73.5 75.4 75.4

116.9 124.7 127.2

看護師

総合計

准看護師

看護職員(看護師)に占める六日市学園卒業生の比率

(人)

H22年4月1H23年4月1日 H24年4月1日

1期生 H12年 3月卒 1 1 1

2期生 H13年 3月卒 1 1 1

3期生 H14年 3月卒 1 1 1

4期生 H15年 3月卒 0 0 0

5期生 H16年 3月卒 2 2 2

6期生 H17年 3月卒 2 2 2

7期生 H18年 3月卒 3 4 2

8期生 H19年 3月卒 1 1 1

9期生 H20年 3月卒 0 0 0

10期生 H21年 3月卒 6 3 2

11期生 H22年 3月卒 5 4 2

12期生 H23年 3月卒 5 1

13期生 H24年 3月卒 10

卒業生計 22 24 25

看護師総数 45 50 52

六日市学園卒業生の比率(%) 48.9 48.0 48.1

② 医療従事者推移

平成22年度に、医師1名が退職、平成24年度に歯科医師が1名退職し厳しい状況と

なっている。当直の可能な非常勤医師を確保するなどして乗り切っている状況である。

看護師は高齢による退職者と出身地へ戻る退職者があるが、六日市学園の卒業生

(正看護師)と新入生(准看護師)の入職により増加傾向にある。

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34

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 53.3 48.4 46.3

非常勤 5.9 8.3 8.3

計 59.2 56.7 54.6

常勤 13.0 13.3 13.3

非常勤 0.0 0.5 2.7

計 13.0 13.8 16.0

リハビリ助手 計 5.0 4.1 2.9

77.2 74.6 73.5

看護補助者

総合計

介護福祉士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 3.0 3.0 3.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 3.0 3.0 3.0

薬剤師

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 4.0 3.5 4.0

非常勤 1.0 1.0 1.0

計 5.0 4.5 5.0

放射線技師

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 2.0 2.0 2.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 2.0 2.0 2.0

臨床検査

技師

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 3.0 3.0 4.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 3.0 3.0 4.0

管理栄養士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 1.0 1.0 1.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 1.0 1.0 1.0

歯科衛生士

看護補助者は減少傾向にあるが、高齢により業務への対応が難しくなったものと考え

られる。看護補助者を募集はしてはいるが、なかなか集まらないというのが現状であ

る。

薬剤師は平成23年度に1名退職となったが、平成24年度に1名の入職があり何とか

定数に足りている状況である。

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35

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 7.0 7.0 5.7

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 7.0 7.0 5.7

理学療法士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 1.0 1.0 1.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 1.0 1.0 1.0

作業療法士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 1.0 1.0 2.3

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 1.0 1.0 2.3

言語聴覚士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 1.0 1.0 2.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 1.0 1.0 2.0

臨床心理士

(人)

形態 22年度 23年度 24年度

常勤 1.0 2.0 3.0

非常勤 0.0 0.0 0.0

計 1.0 2.0 3.0

診療情報

管理士

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36

救急車来院件数救急車来院件数救急車来院件数救急車来院件数

各分遣所各分遣所各分遣所各分遣所 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

件数 件数 件数

島根 241 222 170

山口 13 10 20

広島 1 2 0

合計 255 234 190

24年度は12月末まで

初診時傷病程度初診時傷病程度初診時傷病程度初診時傷病程度

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

件数 件数 件数

死亡 3 7 2

重症 29 28 18

中等症 151 125 107

軽症 81 81 71

合計 264 241 198

24年度は12月末まで

大疾病分類別来院件数大疾病分類別来院件数大疾病分類別来院件数大疾病分類別来院件数((((救急車使用救急車使用救急車使用救急車使用))))

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

件数 件数 件数

Ⅰ 感染症及び寄生虫(A・B) 5 7 4

Ⅱ 新生物(C・D) 0 5 2

Ⅲ 血液及び造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(D) 0 0 1

Ⅳ 内分泌・栄養および代謝疾患(E) 12 23 16

Ⅴ 精神および行動の障害(F) 9 2 5

Ⅵ 神経系の疾患(G) 12 6 11

Ⅶ・Ⅷ 眼および付属器の疾患・耳および乳様突起の疾患(H) 3 1 2

Ⅸ 循環器系の疾患(I) 38 40 26

X 呼吸器の疾患(J) 22 14 8

XⅠ 消化器系の疾患(K) 7 11 8

XⅡ 皮膚および皮下組織の疾患(L) 1 0 0

XⅢ 筋骨格系および結合組織の疾患(M) 1 6 7

XⅣ 尿路性器系の疾患(N) 3 2 5

XV 妊娠・分娩および産じょく(O) 0 0 0

XⅥ 周産期に発生した病態(P) 0 0 0

XⅦ 先天奇形・変形および染色体異常(Q) 0 0 0

XⅧ 症状・徴候および異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの(R) 45 37 30

XⅨ 損傷・中毒およびその他の外因の影響(S・T) 106 87 73

XX 疾病および死亡の外因(V・Y) 0 0 0

XXI 健康状態に影響をおよぼす要因および保健サービスの利用 0 0 0

合計 264264264264 241241241241 198198198198

24年度は12月末まで

③ 救急活動

*1台の救急車にて複数名同乗の場合があり

* 救急車にての来院件数は、平成23年度は減少したものの平成24年度は平成

22年度と同程度の件数で推移しそうである。

* 救急初診時の傷病程度は中等症の割合が減って、軽症の割合が増加してい

る。

* 来院時の疾病分類としては、損傷・中毒及びその他の外因の影響、循環器系

の疾患、内分泌・栄養及び代謝疾患の順で搬送される患者さまの割合が多い。

* 平成22年度から3年連続で当院医師3名が厚生労働省開催の「医師救急医療

業務実地修練」(3日間全国研修会)に選出され、参加、終了している。

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37

ICD10 ICD10における代表的な傷病名

Ⅰ 急性胃腸炎・偽膜性大腸炎・細菌性食中毒・結核・破傷風・風疹・手足口病

Ⅱ 肺癌・膵癌・子宮癌・大腸ポリープ・骨軟骨腫・脂肪腫

Ⅲ 鉄欠乏性貧血・血友病・紫斑病・

Ⅳ 高アンモニア血症・脱水・糖尿病・甲状腺腫・バセドウ病・橋本病

Ⅴ 急性アルコール中毒・心臓神経症・過換気症候群・誤飲・統合失調症

Ⅵ 一過性脳虚血発作・てんかん発作・パーキンソン病・アルツハイマー病

Ⅶ・Ⅷ メニエル病・外耳炎・感音性難聴・

Ⅸ 脳梗塞・心不全・心肺停止・心筋梗塞・高血圧性緊急症・狭心症・急性心筋炎

X 誤嚥性肺炎・胸水・気管支炎・血胸・呼吸困難・気胸・アレルギー性鼻炎

XⅠ 消化管出血・腸閉塞・肝硬変・舌炎・食道炎・急性虫垂炎・クローン病

XⅡ アトピー性皮膚炎・おむつ皮膚炎・接触皮膚炎・湿疹

XⅢ 坐骨神経痛・腰痛・偏平足・川崎病・膠原病

XⅣ 尿路感染症・尿管結石・急性腎炎・腎不全・膀胱炎・前立腺炎・卵巣炎

XⅦ 無脳症・脊髄髄膜瘤・心房中隔欠損症

XⅧ 意識障害・腹痛・痙攣発作・呼吸困難・眩暈・嘔吐・鼻出血・尿閉・

XⅨ 交通外傷・誤嚥・アキレス腱断裂・アナフィラキシーショツク・大腿骨頚部骨折・熱中症

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度 平成平成平成平成23232323年度年度年度年度 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

13件 13件 8件

心室性頻拍 クモ膜下出血 消化管出血

第5趾裂創 胸部大動脈解離 腹痛

硬膜外血腫 多発肋骨骨折 大腿骨頚部骨折

大腿骨遠位端骨折 脳梗塞 大腿骨転子部骨折

溺水 ・ 呼吸障害 交通外傷(妊娠15週) 交通外傷

心筋梗塞疑い 前腕外傷・頭部外傷 大腿骨頚部骨折

大腿骨骨折 くも膜下出血 上部消化管出血

心筋梗塞疑い アキレス腱断裂 意識障害

消化管出血 外傷性くも膜下出血

頸椎損傷 腹膜炎

くも膜下出血 動脈解離

心筋梗塞疑い 胸部大動脈解離疑い

上腕骨遠位端骨折疑い 腹膜炎

転医傷病名転医傷病名転医傷病名転医傷病名

転医件数及び傷病名(救急車来院後)

救急車で来院された患者さまで循環器疾患・骨折等の手術が必要な場合は、当院に

て救急処置を行った上で手術の行える他の医療機関へ転送を行っている。整形外科

医・内科医(循環器)・麻酔科医の確保が課題である。

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38

取扱取扱取扱取扱いいいい患者患者患者患者のののの来院来院来院来院・・・・方法別内訳方法別内訳方法別内訳方法別内訳

入院 外来 入院 外来 入院 外来

救急車救急車救急車救急車 114 60 99 80 86 59

そのそのそのその他他他他 110 1,461 127 1,588 100 1,307

合計合計合計合計 224224224224 1,5211,5211,5211,521 226226226226 1,6681,6681,6681,668 186186186186 1,3661,3661,3661,366

(平成25年1月末現在)

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

④ 時間外診療実績

*時間外患者数は年々増加の傾向にあり、平成23年度は1900人弱となっているが、

内科の受診数が伸びていることから、23年度のインフルエンザの流行がその要因にな

っていると考えられる。時間外の入院患者数は220人前後と大きく変動していないこと

から入院の必要のない患者さまの受診が増えている。平成24年度も同様の動きで推

移すると予想される。

診療科別時間外患者数診療科別時間外患者数診療科別時間外患者数診療科別時間外患者数((((休日休日休日休日・・・・祭日含祭日含祭日含祭日含むむむむ))))

患者総数

再掲(入院

患者数)

患者総数

再掲(入院

患者数)

患者総数

再掲(入院

患者数)

内科内科内科内科 548 79 677 113 577 82

小児科小児科小児科小児科 154 0 145 1 98 1

外科外科外科外科 597 81 602 33 478 33

整形外科整形外科整形外科整形外科 91 9 85 21 86 27

脳神経外科脳神経外科脳神経外科脳神経外科 142 39 171 46 125 35

眼科眼科眼科眼科 21 0 19 1 11 0

耳鼻科耳鼻科耳鼻科耳鼻科 15 2 26 6 21 2

皮膚科皮膚科皮膚科皮膚科 14 0 13 0 13 0

泌尿器科泌尿器科泌尿器科泌尿器科 34 3 25 3 23 2

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション科科科科 103 10 118 1 113 4

歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科 26 1 13 1 7 0

総数総数総数総数 1,7451,7451,7451,745 224224224224 1,8941,8941,8941,894 226226226226 1,5521,5521,5521,552 186186186186

(平成25年1月末現在)

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

再掲再掲再掲再掲((((就学未満就学未満就学未満就学未満) ) ) ) 時間外患者数時間外患者数時間外患者数時間外患者数

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

3333歳未満歳未満歳未満歳未満 31 32 25

再掲再掲再掲再掲((((入院患者数入院患者数入院患者数入院患者数)))) 0 0 0

3333歳以上就学未満歳以上就学未満歳以上就学未満歳以上就学未満 43 38 28

再掲再掲再掲再掲((((入院患者数入院患者数入院患者数入院患者数)))) 0 0 0

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39

手術件数手術件数手術件数手術件数 ( ( ( (手術室使用手術室使用手術室使用手術室使用))))

内科内科内科内科 小児科小児科小児科小児科 外科外科外科外科 整形外科整形外科整形外科整形外科

脳神経外脳神経外脳神経外脳神経外

科科科科

眼科眼科眼科眼科

耳鼻咽喉耳鼻咽喉耳鼻咽喉耳鼻咽喉

科科科科

皮膚科皮膚科皮膚科皮膚科 泌尿器科泌尿器科泌尿器科泌尿器科

歯科口腔歯科口腔歯科口腔歯科口腔

外科外科外科外科

合計合計合計合計

21212121年度年度年度年度 1 0 9 3 0 94 0 0 0 8 115

22222222年度年度年度年度3 0 4 0 6 104 0 0 1 12 130

23232323年度年度年度年度5 0 0 0 7 105 0 0 1 6 124

24242424年度年度年度年度 8 0 0 1 5 78 0 0 0 2 94

24年度は1月末現在

時間外等初診料算定件数加算割合

社会医療法人認定の初診率は20%以上である。24 年度は初診割合が下がってはい

るが、高齢化に伴い治療継続中の患者さまの時間外受診が多いためと考えられる。

⑤ 年度別科別手術件数

常勤の麻酔科の医師が不在のため、緊急手術以外は他院へ転院していただいている

状況である。手術件数のほとんどが眼科の手術(白内障)によるものである。現在の医

師の状況から考えると、今後も100件前後の手術件数で推移すると思われる。

⑥ 看護必要度

*平成24年4月、診療報酬改定により「一般病棟看護基準7:1(旧1.4:1看護)」の

条件として15%以上に改定されが、急性期看護補助加算の条件がすでに15%以上

となっており、条件としては平成22年度、23年度、24年度ともに20%前後とクリアして

いる。

時間外等初診料算定件数割合時間外等初診料算定件数割合時間外等初診料算定件数割合時間外等初診料算定件数割合

年度年度年度年度 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

初診算定件数初診算定件数初診算定件数初診算定件数 2,162 2,205 1,713

時間外時間外時間外時間外・・・・休日休日休日休日のののの初診件数初診件数初診件数初診件数 583 604 420

初診割合初診割合初診割合初診割合 27.0%27.0%27.0%27.0% 27.4%27.4%27.4%27.4% 24.5%24.5%24.5%24.5%

(平成24年12月末現在)

平成22年度 平成23年度 平成24年度

看護必要度 19.6% 20.6% 20.6%

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40

 病棟別・医療必要度別患者数(1日当たり)

病棟

21.9 39.7% 29.4 52.4% 28.4 53.2%

1.7 3.1% 4.6 8.2% 4.3 8.1%

2.4 4.3% 2.1 3.7% 1.0 2.0%

26.0 47.1% 36.1 64.3% 33.8 63.3%

11.9 21.6% 8.0 14.3% 6.2 11.6%

4.8 8.7% 3.9 7.0% 2.7 5.0%

5.0 9.0% 3.2 5.7% 4.6 8.6%

21.7 39.3% 15.2 27.0% 13.5 25.2%

2.5 4.5% 1.7 3.0% 1.2 2.3%

1.0 1.8% 1.2 2.2% 1.5 2.8%

4.0 7.2% 2.0 3.5% 3.4 6.4%

7.5 13.5% 4.9 8.7% 6.1 11.5%

9.2 16.8% 2.4 4.5% - -

0.5 0.9% 0.2 0.4% - -

2.2 4.1% 0.2 0.4% - -

12.0 21.8% 2.8 5.4% - -

7.5 13.7% 5.2 9.7% - -

6.8 12.3% 4.9 9.2% - -

5.3 9.6% 5.9 10.9% - -

19.5 35.6% 16.0 29.8% - -

6.6 12.0% 13.6 25.2% - -

6.8 12.4% 8.1 15.1% - -

10.0 18.3% 13.2 24.6% - -

23.4 42.6% 34.9 64.8% - -

3.5 5.9% 2.0 3.5% - -

1.7 2.8% 2.0 3.6% - -

0.3 0.4% 0.5 0.9% - -

5.4 9.2% 4.5 8.0% - -

5.9 10.0% 6.7 12.2% - -

3.1 5.3% 5.5 9.9% - -

6.6 11.0% 6.0 10.9% - -

15.6 26.3% 18.2 33.0% - -

4.2 7.0% 4.0 7.3% - -

21.7 36.5% 18.0 32.5% - -

12.5 21.0% 10.6 19.2% - -

38.4 64.5% 32.6 59.0% - -

34.6 20.4% 33.8 20.5% 28.4 53.2%

3.9 2.3% 6.8 4.1% 4.3 8.1%

4.9 2.9% 2.8 1.7% 1.0 2.0%

43.4 25.6% 43.4 26.3% 33.8 63.3%

25.4 15.0% 19.9 12.1% 6.2 11.6%

14.7 8.7% 14.3 8.7% 2.7 5.0%

16.8 9.9% 15.1 9.1% 4.6 8.6%

56.9 33.6% 49.4 29.9% 13.5 25.2%

13.2 7.8% 19.3 11.7% 1.2 2.3%

29.5 17.4% 27.3 16.5% 1.5 2.8%

26.5 15.6% 25.8 15.6% 3.4 6.4%

69.3 40.8% 72.4 43.8% 6.1 11.5%

平成24年度医療区分・ADL

ADL3

ADL2

ADL1

5F

(60

床)

4F

(60

床)

平成22年度 平成23年度

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

3F

(60

床)

ADL3

ADL3

ADL2

ADL1

ADL1

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

全体

ADL3

ADL2

ADL1

ADL3

ADL2

ADL1

⑦ 医療必要度(医療区分・ADL)

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41

* 平成23年度から老人保健施設に転換したことから、医療療養病床が3F のみと

なり、また診療報酬の看護基準から医療区分2,3の患者さまの比率80%以上

必要ということもあり、医療区分2,3の患者さまの比率が増加した。

⑧ 要介護度

平成23年度11月に老人保健施設に転換するまでの介護病床の要介護度は要介護

度4,5の患者さまの割合が高いまま推移している。老健移行後の要介護度について

は、後の老人保健施設の検証のところで改めて検証する。

人数 割合 人数 割合

要介護要介護要介護要介護1111 0.9 2.3% 0.0 0.0%

要介護要介護要介護要介護2222 0.1 0.3% 1.6 4.3%

要介護要介護要介護要介護3333 2.8 7.3% 1.9 5.1%

要介護要介護要介護要介護4444 16.8 43.5% 19.4 53.1%

要介護要介護要介護要介護5555 18.1 46.9% 13.7 37.5%

在院数在院数在院数在院数////1111日日日日

平均要介護度平均要介護度平均要介護度平均要介護度

23年度は10月まで

4.32 4.20

許可病床(39床)

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度

38.6 36.6

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42

病床群 救護区分 患者数 割合 患者数 割合 患者数 割合

担送 13 36.1% 14 24.6% 14 35.0%

護送 16 44.4% 27 47.4% 19 47.5%

独歩 7 19.4% 16 28.1% 7 17.5%

合計 36 57 40

担送 69 65.1% 71 64.5% 36 70.6%

護送 31 29.2% 32 29.1% 10 19.6%

独歩 6 5.7% 7 6.4% 5 9.8%

合計 106 110 51

担送 27 45.0% 27 45.8% 50 54.9%

護送 31 51.7% 30 50.8% 29 31.9%

独歩 2 3.3% 2 3.4% 12 13.2%

合計 60 59 91

担送 38 97.4% 32 94.1% 80 54.8%

護送 1 2.6% 2 5.9% 63 43.2%

独歩 0 0.0% 0 0.0% 3 2.1%

合計 39 34 146

担送 147 61.0% 144 55.4% 130 54.9%

護送 79 32.8% 91 35.0% 92 38.8%

独歩 15 6.2% 25 9.6% 15 6.3%

合計 241 260 237

介護保険

準備病棟

24年度

医療全体

介護病棟

全体

24年度老

人保健施

医療療養

22年度 23年度 24年度

一般

⑨ 患者動態(救護区分・認知症)

* 医療療養病棟(3F)のADL2・3(患者さまの自立度の状態が悪い)の患者さまが8

4%以上を占めており、看護師・看護補助者への労務負荷が増えている。

上記患者数は該当年度9月末現在

* 担送・護送の患者さまが医療全体で85%、老人保健施設においては98%近く

を占めており、診療、入浴、食事等の際の移動に介助が必要な状況である。

医療療養病棟医療療養病棟医療療養病棟医療療養病棟ADLADLADLADL別別別別    在院日数在院日数在院日数在院日数・・・・割合割合割合割合

在院日数在院日数在院日数在院日数 割合割合割合割合

ADLADLADLADL1111 278 15.6%

ADLADLADLADL2222 252 14.1%

ADLADLADLADL3333 1255 70.3%

合計合計合計合計 1785 100.0%

25年1月末現在

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43

1日の患者食状況(H22年度~H24年度12月)

1111日当総日当総日当総日当総

患者数患者数患者数患者数

①①①①++++②②②②++++③③③③

①①①①食事

食事食事食事食事////総総総総

患者数患者数患者数患者数

②②②②濃厚流

動食(経

腸)

濃厚流動濃厚流動濃厚流動濃厚流動

食食食食////総患総患総患総患

者数者数者数者数

③③③③絶食

(欠食)

絶食絶食絶食絶食((((欠食欠食欠食欠食))))

////総患者数総患者数総患者数総患者数

HHHH22222222年度年度年度年度 247.8247.8247.8247.8 164.3 66.3%66.3%66.3%66.3% 73.9 29.8%29.8%29.8%29.8% 9.6 3.9%3.9%3.9%3.9%

HHHH23232323年度年度年度年度 250.7250.7250.7250.7 172.6 68.8%68.8%68.8%68.8% 65.5 26.1%26.1%26.1%26.1% 12.6 5.0%5.0%5.0%5.0%

HHHH24242424年度年度年度年度 264.3264.3264.3264.3 182.1 68.9%68.9%68.9%68.9% 70.8 26.8%26.8%26.8%26.8% 11.4 4.3%4.3%4.3%4.3%

<<<<①①①①-2 食事区分>

特別

治療

治療食治療食治療食治療食////

全食数全食数全食数全食数

一般食

一般食

/全食

特別食加算特別食加算特別食加算特別食加算%%%%

HHHH22222222年度年度年度年度 155.3 94.5%94.5%94.5%94.5% 8.9 5.4%5.4%5.4%5.4% HHHH22222222年度年度年度年度 88.0%88.0%88.0%88.0%

HHHH23232323年度年度年度年度 165.2 95.7%95.7%95.7%95.7% 7.4 4.3%4.3%4.3%4.3% HHHH23232323年度年度年度年度 84.8%84.8%84.8%84.8%

HHHH24242424年度年度年度年度 166.9 91.7%91.7%91.7%91.7% 15.2 8.3%8.3%8.3%8.3% HHHH24242424年度年度年度年度 78.8%78.8%78.8%78.8%

<<<<①①①①-1 食事形態(患者様の副食内容)>

常菜

軟菜

常菜常菜常菜常菜

軟菜軟菜軟菜軟菜////

全食数全食数全食数全食数

きざみ 軟々菜

ミキ

サー食

流動食 ムース

きざみきざみきざみきざみ~~~~

ムースムースムースムース////全全全全

食数食数食数食数

HHHH22222222年度年度年度年度 80.2 48.8%48.8%48.8%48.8% 16.3 37.2 27.8 3.0 0.0 51.3%51.3%51.3%51.3%

HHHH23232323年度年度年度年度 90.4 52.4%52.4%52.4%52.4% 20.3 36.0 23.7 4.0 0.7 49.1%49.1%49.1%49.1%

HHHH24242424年度年度年度年度 108 59.3%59.3%59.3%59.3% 16.1 36.0 18.3 1.7 2.0 40.7%40.7%40.7%40.7%

年間 月平均 年間 月平均

HHHH22222222年度年度年度年度 152152152152 13.3 114114114114 9.59.59.59.5 274274274274

HHHH23232323年度年度年度年度 113113113113 9.4 57575757 4.754.754.754.75 170170170170

HHHH24242424年度年度年度年度 84848484 9.3 48484848 5.35.35.35.3 132132132132

合計合計合計合計

入院入院入院入院 外来外来外来外来

栄養指導件数栄養指導件数栄養指導件数栄養指導件数(H(H(H(H22222222年度年度年度年度~H~H~H~H24242424年度年度年度年度12121212月月月月))))

⑩ 栄養管理

*入院患者さまの食事状況において、経口摂取は65~70%、経腸栄養(経

鼻、胃瘻)は25~30%前後を占めている。

*咀嚼・嚥下状態に問題のある患者さま(きざみ~ムース食を摂取)は、60%

(H21年度)だったのが50%から40%に減少している。看護師や言語聴

覚士の細やかな介入による機能維持や改善がみられていると考えられる。H2

3年度よりムース食を開始し、現在はソフト食導入の準備段階である。さらに

他職種と連携を密にしてよりよい食事の提供が行えるよう取り組んでいく必要

がある。

*特別治療食の割合は H21年度と変わらず95%前後だが特別食加算の割合

は 80%前後と減少傾向だった。医療保険の加算の対象とならなくても治療食を

必要としている患者さまが増えた。

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44

病棟別食事介助状況病棟別食事介助状況病棟別食事介助状況病棟別食事介助状況

対象患者 割合 対象患者 割合 対象患者 割合

一般 2F 45 3 6.7% 1 2.2% 4 8.9%

医療療養 3F 58 10 17.2% 3 5.2% 13 22.4%

4F 60 4 6.7% 7 11.7% 11 18.3%

5F 60 3 5.0% 2 3.3% 5 8.3%

西 34 6 17.6% 5 14.7% 11 32.4%

257 26 10.1% 18 7.0% 44 17.1%

調査日:H25.2.13

全介助 部分 合計

介護療養

型老人保

健施設

合計

在院数

平成22年度 平成23年度

病院 病院 病院 老健 全体

対象者総数 316 229 123 300 423

実施件数 777 983 463 234 697

実施件数/月 65 82 39 20 58

平成24年度(4月~9月)

摂食機能療法算定患者数

⑪ 病棟別食事介助状況

*介護療養型老人保健施設においては、要介護度の高い患者さまは食事の介助

が必要な方が多く特に西居室棟では 3人に1人の方が介助が必要となっている。

病院・施設全体でも17.1%の方が何らかの介助を必要としており、看護補

助者の負担となっている。

⑫ リハビリ摂食機能療法

平成 22 年度~23 年度のデータ範囲は 4 月~3 月、平成 24 年度のデータ範囲は

4~9 月平成 24 年度 5 月より ST が増員し 2 名となり、6 月より ST の老健介入

開始、10 月より ST 増員のため老健へ 2 名配置した。

平成 22 年度~23 年度 11 月までは看護師により療養病棟にて摂食機能療法を算

定していたが、老健移行とともに算定不可となった。このため、対象者数及び

実施件数は減少したと考えられる。

今後、病院での対象者は現状のまま推移していくと予想される。

現在、六日市苑では約 7 割の利用者に対して摂食機能療法を実施しているが、6

月~9 月は ST の老健介入移行期として実施していたため、現在よりも対象数、

実施件数ともに少ない。10 月以降の実施件数は平均 180 件/月程度である。

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45

1月当件数 年合計 1月当件数 年合計 1月当件数 年合計

入院相談 24.0 288 20.5 246 33.7 303

退院支援 19.0 228 16.6 199 23.1 208

金銭相談 7.2 86 3.9 47 3.4 31

治療・療養相談 10.4 125 26.5 318 32.0 288

苦情 0.2 2 1.7 20 2.8 25

介護保険申請手続き 6.2 37 7.0 84 6.3 57

その他 10.6 127 10.6 127 21.6 194

合計 74.4 893 86.8 1041 122.9 1106

相談件数及び内容内訳

平成22年度 平成23年度 平成24年度(12月現在)

相談内容内訳

入院相談 32.3% 23.6% 27.4%

退院支援 25.5% 19.1% 18.8%

金銭相談 9.6% 4.5% 2.8%

治療・療養相談 14.0% 30.5% 26.0%

苦情 0.2% 1.9% 2.3%

介護保険申請手続き 4.1% 8.1% 5.2%

その他 14.2% 12.2% 17.5%

割合

57.8% 42.7% 46.2%

相談内容内訳

平成22年度 平成23年度 平成24年度

割合 割合

⑬ 地域医療介護連携室相談

* 相談件数は年々増加の傾向にあり、平成24年度の月当たり件数は100

件を越えてきている。

* 相談内容の内訳では従来入院相談が最も多かったが、平成23年度は治

療・療養相談が30%を占めて最も多くなるなど治療・療養相談の件数も

増えてきている。入院相談、退院支援、治療・療養相談で全体の相談の7

割強を占めている。

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六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 診療ガイドラインに則した診療が実施可能である × ○

② 病理検査及び病理診断が実施可能である ○

③ CT検査及び画像診断が実施可能である ○

④ MRI検査及び画像診断が実施可能である ○

⑤ 核医学検査及び画像診断が実施可能である × × 島根大学医学部附属病院

⑥ 集学的治療が実施可能である × ○

⑦ 異なる専門分野間の定期的なカンファレンスを実施し、連携を図っている ○

⑧ 外来化学療法が実施可能である ○

⑨ 外来においてがんと診断された時からの緩和ケアを実施可能である ○

⑩ 緩和ケアチームが配置されている × ○ 益田日赤

⑪ がんのリハビリテーションが実施可能である × ○ 益田日赤

⑫ 相談支援体制を確保し、情報の収集・発信、患者・家族の交流の支援等を実施している × ○ 益田日赤

⑬ 治療法の選択に関して主治医以外の医師による助言(セカンドオピニオン)が受けられる ○

⑭ 他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することなどにより連携を取っている ○

⑮ 敷地内禁煙を実施している × ○ 益田日赤

⑯ 禁煙外来を実施している × ○ 松本医院

⑰ 院内がん登録を実施している ○

⑱研修・診療支援・緊急時の対応等を行うことにより、他の医療機関の診療支援等を行っている

① 診療ガイドラインに準じた診療が実施可能である ○

② 病理検査及び病理診断が実施可能である ○

③ CT検査及び画像診断が実施可能である ○

④ MRI検査及び画像診断が実施可能である ○

⑤ 核医学検査及び画像診断が実施可能である × × 島根大学医学部附属病院

⑥ 手術療法、化学療法が実施可能である × ○ 益田日赤

⑦ 緩和ケアが実施可能である ○

⑧ リハビリテーションが実施可能である ○

⑨ 他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することなどにより連携を取っている ○

⑩ 患者・家族に対する相談機能を有している ○

⑪ 敷地内禁煙を実施している × ○ 益田日赤

⑫ 業煙外来を実施している × ○ 松本医院

⑬ 地域がん登録に参加している ○

⑭ がん検診の精度管理に協力している ○

① 退院後の外来化学療法が実施可能である ○

② 退院後の定期的な検査(血液検査、CT検査、超音波検査等)が実施可能である ○

③ 24時間対応可能な在宅医療(往診等による対応体制)を提供している × ○ 近隣診療所等

④ 在宅患者に対する緩和ケアが提供可能である × ○ 近隣診療所等

⑤ 在宅患者に対する看取りを含めた終末期ケアを24時間体制で提供可能である × ○ 近隣診療所等

⑥ 在宅患者に対し医療用麻薬が提供可能である ○

⑦ 在宅患者が病状悪化した場合等における入院受け入れ体制を整えている ○

⑧ 他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することなどにより連携を取っている ○

2.がんの早期発見,早期診断及び胃がんなど国内に多いがんの治療を行う機能

【調査項目】

1.専門的ながん診療機能

3.退院後のフォローアップを支援する機能

⑭ 医療機能

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六日市

病院

現状

益田1次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田1次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 診療ガイドラインに則した診療が実施できる ○

② 血液検査が24時間実施可能である ○

③ 画像検査(x線検査、CT検査、MRI検査)が24時間実施可能である ○

④脳卒中(疑)患者に対する専門的診療が24時間実施可能である(画像伝送等の遠隔診断に基づく治療を含む)

× ○ 益田日赤

⑤ 脳卒中評価スケールなどを用いた客観的な神経学的評価が24時間実施できる ○

⑥ 来院後1時間以内にt-PAの静脈内投与による血栓港解療法が実施可能である × ○

⑦外科手術及び脳血管内手術が必要と判断した場合には来院後2時間以内の治療開始が可能である

× × 益田日赤 国立浜田

⑧ 全身管理(呼吸管理、循環管理、栄養管理等)及び感染症や合併症に対する診療が可能である ○

⑨ 早期リハビリテーション(早期座位・立位、早期歩行訓練、セルフケア訓練等)が実施可能である ○

⑩回復期、維持期等を担う他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている

⑪ 脳卒中疑いで救急搬送された患者の最終判断を救急隊に情報提供している ○

① 診療ガイドラインに則した診療が実施可能である ○

② 再発予防の治療(抗血小板療法、抗凝固療法等)が可能である ○

③ 基確疾患、危険因子に対する管理が可能である ○

④ 抑うつ状態や認知症などの脳卒中後の様々な合併症への対応が可能である ○

⑤ 専門医療スタッフによるリハビリテーションが集中的に実施可能である ○

⑥ 急性期や維持期を担う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている ○

3.日常生活への復帰及び日常生活維持のためのリハビリテーションを実施する機能【維持期】

① 診療ガイドラインに則した治療が実施可能である ○

② 再発予防の治療が実施可能である ○

③ 基確疾患・危険因子の管理が可能である ○

④ 抑うつ状態への対応が可能である ○

⑤ 生活機能の維持及び向上のためのリハビリテーションが実施可能である ○

⑥ 訪問リハビリテーションが実施可能である ○

⑦ 通所リハビリテーションが実施可能である ○

⑧自立生活一在宅療養のための在宅サービスの調整を図る相談員(ケアマネージャー等)が配置されている

⑨急性期や回復期を担う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携可能である

① 再発予防の治療が実施可能である ○

② 基礎疾患・危険因子の管理が可能である ○

③ 抑うつ状態への対応が可能である ○

④ 生活機能の維持及び向上のためのリハビリテーションが実施可能である ○

⑤ 訪問リハビリテーションが実施可能である ○

⑥ 通所リハビリテーションが実施可能である ○

⑦通院が困難な患者に対し、訪問看護ステーションや薬局等と連携して在宅医療が実施可能である

⑧ 特別養護老人ホーム等の施設に赴き、医療を提供することが可能である × ○ 近隣診療所等

⑨ 他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携可能である ○

⑩ 介護支援専門員等と連携して在宅サービスを調整することが可能である ○

【調査項目】

4.生活の場で療できるよう支援する機能【維持期】

2.身体機能を回復させるリハビリテーションを実施する機能【回復期】

1.救急医療の機能【急性期】

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六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 診療ガイドラインに則した診療が実施可能である ○

② 心電図検査、血液生化学検査、心臓超音波検査が24時間実施可能である × ○ 益田日赤

③ X線検査、CT検査が24時間実施可能である ○

④ 心臓カテーテル検査が24時間実施可能である × ○ 益田日赤

⑤ 器械的補助循環装置を用いた処置が24時間実施可能である × × 国立浜田

⑥ 急性心筋梗塞(疑)患者に対する専門的な診療を行う医師等が24時間実施可能である × ○ 益田日赤

⑦ ST上昇型心筋梗塞に対し、90分以内に、冠動脈造影検査が実施可能である × ○ 益田日赤

⑧ ST上昇型心筋梗塞に対し、90分以内に、適応があれば経皮的冠動脈形成術( PCI)の開始が可能である × ○ 益田日赤

⑨ 全身管理(呼吸管理、疼痛管理等)や合併症(ポンプ不調、心破裂等)治療が実施可能である × ○ 益田日赤

⑩ 冠動脈バイパス術等の外科治療が実施可能である × × 国立浜田

⑪ 電気的除細動、機械的補助循環装置、緊急ペーシングへの対応が可能である × × 国立浜田

⑫ 運動処方により合併症を防ぎつつ、包括的あるいは多要素リハビリテーションが実施可能である ○

⑬ 抑うつ状態への対応が可能である ○

⑭ 他の医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている ○

⑮ 再発予防のための定期的専門的な検査が実施可能である ○

① 診療ガイドラインに則した診療が実施可能である ○

② 再発予防の治療が可能である ○

③ 基礎疾患、危険因子に対する管理が可能である ○

④ 抑うつ状態への対応が可能である ○

⑤ 心電図検査、電気的除細動等急性増悪時の対応が可能である ○

⑥ 合併症併発時や再発時に内科的・外科的な緊急対応が可能な医療機関と連携している ○

⑦運動耐容能を評価した上で、運動療法一食事療法等の心臓リハビリテーションが実施可能である

⑧急性心筋梗塞の再発や重症不整脈発生時等の対応法について、患者,家族への教育を行っている

× ○ 益田日赤

⑨ 急性期の医療機関等と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている ○

① 診療ガイドラインに則した治療が実施可能である ○

② 再発予防の治療が実施可能である ○

③ 基礎疾患・危険因子の管理が可能である ○

④ 抑うつ状態への対応が可能である ○

⑤ 緊急時の除細動等急性増悪時の対応が可能である ○

⑥ 合併症併発時や再発時に内科的・外科的な緊急対応が可能な医療機関と連携している ○

⑦ 急性期や回復期を担う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携可能である ○

2.身体機能を回復させるリハビリテーションを実施する機能【回復期】

1.救急医療の機能【急性期】

【調査項目】

3.再発予防の機能【再発予防】

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六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

1.合併症の発症を予防するための初期・安定期治療を行う機能【初期・安定期治療】

① 診療ガイドラインに則した診療が実施可能である ○

② 糖尿病の診断及び専門的な指導が可能である × ○ 益田日赤

③ 75gGTT、HbAlc等糖尿病の評価に必要な検査が実施可能である ○

④ 食事療法、運動療法及び薬物療法による血糖コントロールが可能である ○

⑤ 低血糖及びシックデイの対応が可能であること ○

⑥専門治療、合併症の治療を行う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている

① 75gGTT、HbA1 c等糖尿病の評価に必要な検査が実施可能である ○

② 各専門職種のチームによる教育入院等の集中的な治療が実施可能である ○

③ 糖尿病患者の妊娠に対応可能である ×

④ 食事療法、運動療法を実施するための設備がある ○

⑤予防治療及び急性期一慢性合併症の治療を担う医疫機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている

① 診療ガイドラインに則した治療が実施可能である ○

② 糖尿病性昏睡等急性合併症の治療が24時間実施可能である × × 松江日赤

③ 食事療法、運動療法を実施するための設備がある ○

④予防治療及び急性期・慢性合併症の治療を担う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている

①糖尿病性腎症の検査(尿一般検査、尿中微量アルブミン量検査、腎生検、腎臓超音波検査)が実施可能である

② 糖尿病性腎症の専門的治療(血液透析を含む)が実施可能である × ○ 益田日赤

③ 糖尿病性網膜症の検査(蛍光眼底造影検査)が実施可能である ○

④ 糖尿病性網膜症に対する専門的治療(光凝固療法を含む)が実施可能である ○

⑤糖尿病性網膜症に対する手術(硝子体出血に対する手術、網膜剥離に対する手術)が実施可能である

⑥ 糖尿病性神経障害に対する専門的な検査及び治療が実施可能である × ○ 益田日赤

⑦予防治療及び急性期・慢性合併症の治療を担う医療機関と診療情報や治療計画を共有することにより連携を取っている

2.血糖コントロール不可例の治療を行う機能【専門治療】

3.急性合併症の治療を行う機能【急性増悪期治療】

【調査項目】

4.糖尿病の慢性合併症の治療を行う機能【慢性合併症治療】

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50

六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 救急告示病院である ○

② 脳卒中患者を原則として24時間365日必ず受け入れることが可能である ○

③ 急性心筋梗塞患者を原則として24時間365日必ず受け入れることが可能である × ○ 益田日赤

④ 重症外傷の患者を原則として24時間365日必ず受け入れることが可能である ○

⑤複数の診療科にわたる重篇な救急患者を原則として24時間365日必ず受け入れることが可能である

× ○ 益田日赤

⑥ 集中治療室(ICU)を備えている × ○ 益田医師会病院

⑦ 心臓病専用病室(CCU)を備えている × × 県立中央病院

⑧ 脳卒中専用病室(SCU)を備えている × × 大田記念病院

⑨救急医療について相当の知識及び経験を有する医師(救急科専門医等)が常時診療に従事している

× ○ 益田日赤

⑩ ドクターヘりを用いた救命救急医療を提供している × × 県立中央病院

⑪ ドクターカーを用いた救命救急医療を提供できる体制を備えている × ○ 益田日赤

⑫ 救命救急に係る病床を確保している(院内全体としてベッド調整を行う等の連携が図られているなど) ○

⑬ 急性期のリハビリテーションを実施している ○

⑭ 急性期は脱したが特別な管理が必要な患者を転棟、転院できる体制が取られている ○

⑮ 実施基準」の円滑な運用・改善に当たり積極的な役割を果たしている ○

⑯ メディカルコントロール体制の充実に当たり積極的な役割を果たしている ○

⑰ DMAT派遣機能を持つこと等により、災害に備えて積極的な役割を果たしている × ○ 益田日赤

⑱ 診療機能を住民・救急搬送機関等に周知している ○

⑲ 研修等を通じ、地域の救命救急医療の充実強化に協力している ○

⑳ 救命救急士の気管挿管・薬剤投与等の病院実習、就業前研修、再教育などに協力している ○

① 救急告示病院である ○

② 救急医療について相当の知識及び経験を有する医師が常時診療に従事している ○

③ 救急医療を行うために必要な施設及び設備を有している ○

④ 救急医療を要する傷病者のための専用病床又は優先的に使用される病床を有している ○

⑤ 傷病者の搬入に適した構造設備を有している ○

⑥ 急性期にある患者に対して、必要に応じて早期のリハビリテーションが実施可能である ○

⑦ 初期救急医療機関と連携していること ○

⑧ 重症救急患者への対応に備え、三次救急医療機関と連携している ○

⑨ 診療可能な日時や診療機能を住民一救急搬送機関に周知している ○

⑩ 医師、看護師、救命救急士等の医療従事者に対して研修を実施している ○

① 救急医療の必要な患者に対し、外来診療を提供している ○

② 病態に応じて速やかに患者を紹介できるよう、=次救急医療機関等と連携している ○

③ 診療可能時間や対応可能な診療科等について住民等に周知している ○

① 救急医療機関と連携し、人工呼吸器使用患者・気管切開患者等を状況によって受け入れることが可能である ○

② 生活機能の維持向上のためのリハビリテーションが実施可能である ○

③ ADLの低下した患者に対し、在宅等での包括的な支援を行う体制を確保している × ○ 吉賀町社協

④ 通院困難な患者に対し、在宅医療や居宅介護サービスの提供について調整している × ○ 吉賀町社協

⑤ 救急医療機関や在宅療養を支援する医療機関と診療情報や治療計画を共有するなどして連携を取っている ○

【調査項目】

1.救命救急医療機 (三次救急医療)の機能【救命医療】

3.初期救急医療を担う医療機関の機能【初期救急医療】

2.入院を要する救急医医療を担う医療機(二次救急医療)の機能【入院救急医療

4.救命救急医療機関等からの転院を受け入れる機能【救命期後医療】

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51

六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 妊婦の健康診断が実施可能である × ○ 益田日赤

② 新生児の健康診断が実施可能である × ○ 益田日赤

③ 妊婦の生活状況を把握し、適切な保健指導が実施可能である × ○ 益田日赤

④ 新生児の生活状況を把握し、適切な保健指導が実施可能である × ○ 益田日赤

⑤ 健康診断の結果等に応じて、他の医療機関に紹介するなどの連携体制が図られている × ○ 益田日赤

① 産科に必要とされる検査が実施可能である × ○ 益田日赤

② 産科に必要とされる診断が実施可能である × ○ 益田日赤

③ 産科に必要とされる治療が実施可能である × ○ 益田日赤

④ 正常分娩を安全に実施可能である × ○ 益田日赤

⑤ 他の医療機関との連携により、合併症や帝王切開術その他の手術に適切に対応できる × ○ 益田日赤

⑥ 妊産婦のメンタルヘルスに対応可能である × ○ 益田日赤

3. 周産期に係る比較的高度な医療行為を行うことができる機能【地域周産期母子医療センター】

① 緊急帝王切開術等高度な医療を提供することのできる施設・設備を備えている × ○ 益田日赤

② 分娩監視装置、超音波診断装置、微量輸液装置など産科医療に必要な設備を備えている × ○ 益田日赤

③ 新生児病室を備えている × ○ 益田日赤

④新生児用呼吸循環監視装置、新生児用人工換気装置、保育器等を備えた新生児集中治療管理室を備えている

× ○ 益田日赤

⑤ 帝王切開術が必要な場合、30分以内に児の娩出が可能なよう医師等の体制が確保されている × ○ 益田日赤

⑥ 新生児病室の対応のため24時間体制で小児科医師が勤務している × ○ 益田日赤

⑦ 新生児医療を提供するために必要な看護師が適当数勤務している × ○ 益田日赤

⑧ 新生児病室に臨床心理士等の臨床心理技術者を配置している × ○ 益田日赤

⑨ 麻酔科等の関連診療科を有しており、関連各科との連携体制が図られている × ○ 益田日赤

⑩ 他の周産期関連施設との連携機能を有している × ○ 益田日赤

4. ハイリスク妊娠に対する医療及び高度新生児医療等の周産期医療を行うことができる機能【総合周産期母子医療センター】

① 母体・胎児集中治療管理室(MFICU)を備えている × × 県立中央病院

② 新生児集中治療管理室(NICU)を備えている × ○ 益田日赤

③ 新生児治療回復室(GCU)を備えている × × 松江日赤

④ 新生児と家族の愛着形成を支援するための設備を備えている × ○ 益田日赤

⑤ 母体又は新生児を搬送するためのドクターカーを備えている × ○ 益田日赤

⑥ 24時間体制で産科を担当する複数の医師が勤務していること × × 国立浜田

⑦ 新生児集中管理室には24時間体制で常時新生児を担当する医師が勤務している- × × 国立浜田

⑧ 麻酔科医を配置している × × 県立中央病院

⑨ 母体・胎児集中治療管理室において常時3床に1名の助産師又は看護師が勤務している × × 県立中央病院

⑩ 新生児集中治療管理室には、常時3床に1名の看護師が勤務している × ○ 益田日赤

⑪ NICUに臨床心理士等の臨床心理技術者を配置してる × × 国立浜田

⑫ NICU入院児支援コーディネーターを配置している × ○ 益田日赤

⑬ 新生児治療回復室( GCU)には、常時6床に1名の看護師が動務している × × 松江日赤

⑭ 他の周産期関連施設との連携機能を有している × ○ 益田日赤

⑮ 周産期医療情報センターを設置している × ○ 益田日赤

⑯ 周産期医療関係者に対する研修を行っている × ○ 益田日赤

5. 周産期医療施設を退院した障害児等が生活の場で療養・療育できるよう支援する機能【療養一療育支援】

① 周産期医療施設等と連携し、人工呼吸器の管理が必要な児や気管切開等のある児を受け入れることが可能である × ○ 益田日赤

② 児の急変時に備え、救急対応可能な病院等との連携が図られている × ○ 益田日赤

③ 医療、保健、福祉サービスを調整し、適切に療養・療育できる体制を図ること × ○ 益田日赤

④ 周産期医療施設等と連携し、療養・療育が必要な児の情報(診療情報や治療計画等)を共有している × ○ 益田日赤

⑤ 重症心身障書児施設等における障書児の適切な療養・療育を支援することができる、 × ○ 益田日赤

⑥ 家族に対する精神的サポート等の支援を実施できる . × ○ 益田日赤

2.正常分娩等を扱う機能【正常分2

【調査項目】

1.妊婦及び新生児の健康診断、日常の生活-指導及び医相談を行う機能

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52

六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 一般的な小児医療に必要とされる診断・検査・治療が実施可能である × ○ 益田日赤

② 入院施設を有しており、軽症の入院治療を実施可能である × ○ 益田日赤

③小児病棟やNICU等から退院するに当たり、生活の場での療養・療育が必要な小児に対する支援が実施可能である

× ○ 益田日赤

④訪問看護ステーション、福祉サービス事業者、行政等との連携により、医療・介護・福祉サービスを調整できる

× ○ 益田日赤

⑤ 医療型障書児入所施設等自宅以外の生活の場での医療の提供について調整している × ○ 益田日赤

⑥ 在宅医療を提供することができる × ○ 益田日赤

⑦ 慢性疾患の急変時に備え、対応可能な医療機関と連携している × ○ 益田日赤

⑧ 専門医療を担う地域の病院と、診療情報や治療計画を共有することなどにより連携している × ○ 益田日赤

① 平日昼間における初期小児救急医療が実施可能である ○

② 夜間における初期小児救急医療が実施可能である × ○ 益田日赤

③ 体日における初期小児救急医療が実施可能である × ○ 益田日赤

④ 緊急手術や入院等を要する場合に備え、対応可能な医療機関と連携している × ○ 益田日赤

⑤ 地域で小児医療に従事する開業医等が、病院の初期救急センターに参加している × ○ 益田日赤

① 高度の診断・検査・治療が実施可能である × ○ 益田日赤

② 医師の専門性に応じた専門医療が実施可能である × ○ 益田日赤

③一般の小児医療を行う医療機関では対応が困難な患者に対する入院医療が実施可能である

× ○ 益田日赤

④ 常時監視して治療が必要な患者に対する入院医療が実施可能である × ○ 益田日赤

⑤小児科標榜医療機関等との連携体制の構築により、地域で求められている小児医療を実施することが可能である

× ○ 益田日赤

⑥ 高次機能病院との連携が図られている × ○ 益田日赤

⑦ 療養・療育支援を行う施設との連携が図られている × ○ 益田日赤

⑧ 在宅医療の支援を行っている × ○ 益田日赤

⑨ 家族に対する精神的サポート等の支援を行うことが可能である × ○ 益田日赤

① 入院を要する小児救急医療を24時間365日体制で実施可能である × ○ 益田日赤

②小児科標榜医療機関等との連携体制の構築により、地域で求められている入院を要する小児救急医療を実施可能である

× ○ 益田日赤

③ 高度専門的な対応について、高次機能病院との連携が図られている × ○ 益田日赤

④ 療養・療育支援を行う施設との連携が図られている × ○ 益田日赤

⑤ 家族に対する精神的サポート等の支援を行うことが可能である × ○ 益田日赤

①重症外傷を含めた救急患者を中心に、重篤な小児患者に対する救急医療を24時間365日体制で実施可能である

× ○ 益田日赤

② 小児の集中治療を専門的に実行できる診療体制(PICUの運営を含む)を構築している × × 県立中央病院

③ 療養・療育支援を行う施設との連携が図られている × ○ 益田日赤

④家族に対する精神的サポート等の支援を行うことが可能である .

× ○ 益田日赤

【調査項目】

4.入院を要する救急医療を担う機能【入院小児救急】

3.小児専門医療を担う機能【小児専門医療】

2.初期小児救急医療を担う機能【初期小児救急】

1.一般小児医療(初期救急医療を除く)を担う機能【一般小児医療】

5 小児の救命救急医療を担う機能【小児救命救急医療】

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53

六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外(高次

医療)対応可能施設(例)

① 地域包括支援センターや介護支援専門員等と連携して、認知症の人の日常診療を行っている ○

② 認知症の治療計画や介護サービス、緊急時の対応等を患者・家族等に説明し、療養支援を行っている ○

③ 認知症の対応力向上のための研修等に参加している ○

④ 地域包括支援センター、介護サービス事業所等との連絡会議に参加し、関係機関との連携を図っている ○

① 日本老年精神医学会若しくは日本認知症学会の定める専門医が配置されている × ○ 松が丘病院

② 認知症疾患の鑑別診断等の専門医療を主たる業務とした5年以上の臨床経験を有する医師が配置されている × ○ 松が丘病院

③ 血液検査、尿一般検査、心電図検査が実施できる体制を整えている ○

④ CT検査が実施できる、又は、CT検査が実施できる医療機関との連携により検査が実施できる体制を整えている ○

⑤ MRI検査が実施できる、又は、MRI検査が実施できる医療機関との連携により検査が実施できる体制を整えている ○

① 専門医療相談が実施できる専門の部門が設置されている ○

② 医療相談室に精神保健福祉士又は保健師等が2名以上配置されている × ○ 松が丘病院

③ 臨床心理技術者が1名以上配置されている ○

④ 神経心理検査が実施できる体制を整えている × ○ 松が丘病院

⑤ SPECT検査が実施できる、又は、SPECT検査が実施できる医療機関との連携により検査が実施できる体制を整えている × ○ 松が丘病院

⑥ 認知症疾患の周辺症状と身体合併症に対する急性期入院治療を行える一般病床を有している ○

⑦ 認知症疾患の周辺症状と身体合併症に対する急性期入院治療を行える精神病床を有している × ○ 松が丘病院

⑧ 鑑別診断や入院医療の必要な患者の入院の調整等において、他の医療機関と連携を取っている ○

⑨ 認知症の専門医療に係る研修に取り組んでいる × ○ 松が丘病院

【調査項目】

2.認知症の診断及び治療方針の決定を行うことのできる機能

1.認知症の人の日常診療を行う機能

3.入院治療が必要な認知症患者に対応することのできる機能

六日市

病院

現状

益田2次

医療圏

対応可能

施設(例)

益田2次医療圏域外

(高次医療)対応可

能施設(例)

① 神経学専門医*(又は同等の医師)が配置されている ○

② 他疾患と鑑別し、てんかんの適切な診断・治療が行える機能を有している ○

③ 薬物血中濃度測定による抗てんかん薬の調整を行っている ○

④ 脳波およびMRI(他機関との連携による実施でもよい)によるてんかんの診断が行える ○

【調査項目】

1.精神科専門医療を提供できる機能【てんかん】

*小児神経科専門医、神経内科専門医、脳神経外科専門医、精神科専門医、てんかん専門医

六日市病院における医療機能は、限られた医師の中でできる限りの医療を提供して

はいるが、当院で対応が難しい患者さまは益田圏域の他院への搬送をお願いしてい

る。そのときの状況によっては、島根県、広島県、山口県の高次医療機関への搬送も

行っている。今後も、当院の地理的状況から考えても県境をまたがった他の医療機関

との連携をとり、ドクターヘリの活用も踏まえて地域の患者さまのそのときの状況に応じ

た対応を行っていく必要がある。

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54

    石州会石州会石州会石州会    年度別経営分析指標実績表年度別経営分析指標実績表年度別経営分析指標実績表年度別経営分析指標実績表

分析項目 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

一般一般一般一般 療養療養療養療養 老健老健老健老健

[[[[基礎基礎基礎基礎]]]]

  対象施設数(施設) 804 634 1468 1 1 1 1 1 1

  平均病床数(床) 186.7 147.3 96.6 309 294 279 279 274.4 264

[[[[機能性機能性機能性機能性]]]]

  1日平均入院患者・入所者数(人) 152.0 137.0 92.9 242.0 249.2 251.5 252.6 249.9 256.3

  1日平均外来患者数(人) 287.6 77.8 27.9 103.1 106.1 103.6 110.9 106.2 112.5

  病床利用率(%) 81.4% 93.0% 96.1% 78.3 84.8 90.1 90.5 91.1 94.1

  外来/入院比(倍) 1.9 0.6 0.3 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4

  平均在院日数(日) 21.5 102.9 98.2 48.0 84.6 93.6 77.4 65.5 77.8

  患者(入所者)規模100人当たり

従事者数(人)

110.5 91.5 58.5 86.5 77.9 79.3 78.4 80.3 77.8

 患者(入所者)1人1日当たり入院

収益(円)

41,102 21,112 12,835 19,330 18,580 18,506 18,893 18,610 17,913

 患者1人1日当たり外来収益(円) 10,231 8,399 10,487 5,033 5,156 5,251 5,338 5,343 5,491

[[[[収益性収益性収益性収益性]]]]

 医業収益対医業利益率(%) 3.7 6.7 9.5 -14.2% -5.4% -2.2% -1.0% -3.5% -6.9%

 人件費率 (%) 50.6 55.8 54.9 66.9% 61.1% 60.9% 61.3% 62.1% 64.3%

 医療材料費率(%) 20.7 9.4 2.6 11.3% 11.1% 11.5% 11.1% 11.5% 11.4%

 経費率(その他の経費を含む)

(%)

20.2 23.9 27.5 22.3% 18.9% 16.0% 14.7% 14.5% 14.5%

 委託費率(%)(上記に含む) - - - 9.8% 10.2% 9.4% 9.2% 9.4% 9.4%

 減価償却費率(%) 4.7 4.1 5.5 3.9% 4.1% 4.4% 4.9% 6.0% 7.4%

 経常収益対支払利息率(%) 1.2 1.1 1.8 1.5% 1.5% 1.1% 1.1% 1.2% 1.3%

 経常収益対経常利益率(%) 3.4 6.8 8.9 -14.6% -6.3% 3.6% 7.7% 7.9% 1.8%

 総収益対総利益率(当期純利益

率) (%)

2.8 6.3 8.9 -10.3% -14.2% 3.4% 7.3% 7.6% 1.6%

[[[[生産性生産性生産性生産性]]]]

 従事者1人当たり年間医業収益(千

円)

12,201 9,048 7,610 8,004 8,576 8,471 8,753 8,487 8,356

 労働生産性(千円) 6,626 5,653 4,904 4,215 4,779 4,977 5,272 4,971 4,798

 労働分配率(%) 93.1 89.3 85.2 127.0% 109.7% 103.7% 101.7% 106.0% 111.9%

 労働分配率(%) 運営費補助金を収入に加えた場合 92.3% 92.8% 94.1% 98.5%

資料参考資料参考資料参考資料参考::::独立行政法人福祉独立行政法人福祉独立行政法人福祉独立行政法人福祉

医療機構医療機構医療機構医療機構の発表

石石石石        州州州州        会会会会 ( ( ( (全体全体全体全体))))

吉賀町からの財政支援移行

平成22年度経営分析指標(全国平均)

(5)石州会運営状況推移

①年度別経営分析指標

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55

●機能性の状況

 ①平均許可病床数が年々減少しているにも関わらず、1日平均入院患者数は平成24年度に最高値に

  なっている。要因としては、病床機能の見直しに伴う病床群の再編分化と明確化、ニーズの上昇及び

  職員の努力によるものと思われる。

 ②1日平均外来患者数は、平成24年度は伸びている。

 ③病床利用率は、2階の一般病床と老健居室が伸ばしている。

 ④患者規模100人当たりの従事者数は、ケアミックス(老健含む)の状況で、全国平均から見てもほぼ

  妥当な数値と思われる。

 ⑤患者1人1日当たり入院収益は、老健移行したので減少傾向にある。

●収益性の状況

 ①人件費率は、収入が減少すると率が上がるのであるが、全国平均と比べても高い数値である。

  特に提供医療の確保に伴う非常勤医師の人件費が高い。

  また、全国平均の数値が病院会計準則に順守した会計かどうか、また委託費や本部(出向者)の増加

  によっては全国平均値は下がっていると思われる。

 ②経常収益=事業収入(医業収入)+医業外収入 なので、補助金収入も経常収益に含むので、吉賀町

  からの1億円以上の補助金を頂けるのようになってからは正常な数値を示している。

●生産性の状況

 ①全体的に全国平均と乖離があるのは、医業(事業)収入金額の割には人件費をかけ過ぎという数値

  になっているが、収入を減らしても(老健移行)、特別交付税を獲得しにいくという事業計画の結果とも

  思われ、ちなみにその特別交付税など運営費補助金を事業収入に加えた場合には、表のように正常

  値に近づくことが解る。

経営分析指標経営分析指標経営分析指標経営分析指標    別表別表別表別表

分析項目

[[[[基礎基礎基礎基礎]]]] 一般一般一般一般 療養療養療養療養 老健老健老健老健 一般一般一般一般 療養療養療養療養 老健老健老健老健

  対象施設数(施設) 804 634 1,468 1 1 1

  平均病床数(床) 186.7 147.3 96.6 50 60 154

[[[[機能性機能性機能性機能性]]]]

  1日平均入院患者・入所者数(人) 152.0 137.0 92.9 47.5 53.8 147.2

  1日平均外来患者数(人) 287.6 77.8 27.9 112.5

  病床利用率(%) 81.4% 93.0% 96.1% 94.4% 89.7% 95.6%

  平均在院日数(日) 21.5 102.9 98.2 14.7 163.7 535.3

  平均要介護度 - - 3.28 - - 3.64

  患者(入所者)1人1日当たり入院収

益(円)

41,102 21,112 12,835 30,178 20,207 14,071

  患者1人1日当たり外来収益(円) 10,231 8,399 10,487 5,491

  ※平成24年4月~平成25年1月

 ①病床利用率が全国平均からも低くいことが解る。この解消を考えていく必要がある。

 ②平均在院日数は、療養も老健も全国平均よりかなり長いことが解る。これは、全国の施設は訪問事業

  を持ち回転重視で収益を上げているが、当地域では移動範囲が広く非効率であることから、株式会社

  の参入(介護事業:特に訪問事業)は考えられず、当然、施設入院及び施設入所に頼らざるを得ない

  状況がある。

 ③当施設は介護療養型老人保健施設であり、普通の老健より平均要介護度及び単価が高い。

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度((((石州会石州会石州会石州会))))

石州会の一般・療養・老健の個別指標

資料参考資料参考資料参考資料参考::::独立行政法人福祉医独立行政法人福祉医独立行政法人福祉医独立行政法人福祉医

療機構療機構療機構療機構の発表

平成22年度経営分析指標(全国平均)

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56

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 255.0 252.8 248.5

単価 \18,893.2 \18,609.5 \18,475.8

診療 \62.8 \107.5 \157.9

投薬 \129.6 \138.2 \121.8

注射 \337.9 \314.3 \259.2

処置 \245.2 \238.7 \185.6

手術 \243.7 \231.1 \193.3

検査 \224.9 \237.8 \246.8

画像診断 \320.8 \251.9 \229.8

リハビリ \604.8 \568.5 \524.6

入院基本料 \14,524.1 \14,425.1 \14,548.1

食事 \2,004.7 \1,848.4 \1,619.6

雑医療(おむつ等) \194.7 \248.1 \389.1

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\1,758,427,490.0 \1,722,126,420.0 \1,670,386,186.7

患者数(1日) 254.5 256.2 258.0

単価 \18,683.0 \18,119.0 \17,956.6

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \1,735,799,870.0 \1,694,328,120.0 \1,690,974,545.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

入入入入

    

院院院院

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 39.1 42.6 39.6

単価 \31,544.8 \30,962.3 \31,538.3

診療 \198.6 \207.2 \196.6

投薬 \652.6 \733.0 \706.4

注射 \2,203.0 \1,866.8 \1,624.2

処置 \997.2 \891.2 \735.0

手術 \1,410.9 \1,258.1 \1,156.9

検査 \1,466.0 \1,412.5 \1,546.8

画像診断 \1,161.1 \1,053.2 \1,352.8

リハビリ \966.0 \1,206.4 \1,295.7

入院基本料 \20,358.2 \20,174.4 \20,655.1

食事 \1,756.0 \1,775.2 \1,826.9

雑医療(おむつ等) \375.2 \384.3 \441.9

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\450,333,700.0 \482,424,340.0 \454,910,081.4

患者数(1日) 36.5 37.1 39.0

単価 \32,146.0 \31,447.0 \30,561.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \428,692,840.0 \425,913,140.0 \435,035,835.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

一一一一

    

般般般般

    

病病病病

    

棟棟棟棟

②年度別機能別診療報酬推移

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57

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 7.8 8.5 7.8

単価 \25,360.6 \24,918.6 \23,275.4

診療 \191.4 \121.2 \33.8

投薬 \227.2 \191.3 \191.1

注射 \0.0 \0.9 \0.0

処置 \0.0 \0.0 \0.0

手術 \0.0 \9.7 \0.0

検査 \0.0 \0.0 \0.0

画像診断 \0.0 \0.0 \0.0

リハビリ \2,490.9 \2,188.5 \2,086.3

入院基本料 \20,366.4 \20,340.1 \18,775.8

食事 \2,031.0 \2,018.8 \2,015.1

雑医療(おむつ等) \53.7 \48.0 \173.2

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\72,353,680.0 \77,945,410.0 \66,137,714.7

患者数(1日) 9.0 8.0 8.0

単価 \25,616.0 \25,365.0 \24,372.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \84,147,250.0 \72,469,010.0 \71,166,240.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

亜亜亜亜

急急急急

性性性性

期期期期

病病病病

棟棟棟棟

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 169.4 120.0 53.8

単価 \16,341.1 \17,092.8 \20,206.9

診療 \17.3 \12.6 \18.4

投薬 \33.9 \17.5 \14.2

注射 \0.0 \0.0 \0.4

処置 \138.8 \186.7 \315.5

手術 \41.1 \39.9 \40.2

検査 \0.0 \0.0 \0.0

画像診断 \214.8 \157.2 \64.4

リハビリ \373.8 \449.4 \622.7

入院基本料 \13,208.7 \13,935.2 \16,860.6

食事 \2,198.4 \2,178.1 \2,065.6

雑医療(おむつ等) \114.2 \116.3 \205.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\1,010,156,410.0 \750,630,370.0 \395,659,572.0

患者数(1日) 170.0 115.8 57.0

単価 \15,972.0 \17,170.0 \20,096.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \991,069,050.0 \725,837,200.0 \418,097,280.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

医医医医

療療療療

療療療療

養養養養

病病病病

棟棟棟棟

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58

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 38.7 36.8 -

単価 \15,969.4 \15,695.6 -

診療 \98.6 \102.3 -

投薬 \0.0 \0.0 -

注射 \0.0 \0.0 -

処置 \0.0 \0.0 -

手術 \0.0 \0.0 -

検査 \0.0 \0.0 -

画像診断 \0.0 \0.0 -

リハビリ \870.2 \715.0 -

入院基本料 \13,204.6 \13,101.8 -

食事 \1,403.2 \1,382.6 -

雑医療(おむつ等) \392.8 \393.8 -

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((23232323年度年度年度年度はははは7777ヶヶヶヶ月月月月、、、、

24242424年度年度年度年度はははは転換転換転換転換))))

\225,583,700.0 \123,712,500.0 ----

患者数(1日) 39.0 33.4 -

単価 \16,290.0 \15,843.0 -

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \231,890,730.0 \113,073,870.0 -

介介介介

護護護護

療療療療

養養養養

病病病病

棟棟棟棟

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) - 145.0 147.2

単価 - \13,044.1 \14,070.8

診療 - \226.1 \205.1

投薬 - \0.0 \0.0

注射 - \0.0 \0.0

処置 - \0.0 \0.0

手術 - \0.0 \0.0

検査 - \0.0 \0.0

画像診断 - \0.0 \0.0

リハビリ - \72.3 \198.3

入院基本料 - \10,969.8 \11,833.9

食事 - \1,385.2 \1,379.8

雑医療(おむつ等) - \390.7 \453.6

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((23232323年度年度年度年度はははは5555ヶヶヶヶ月月月月、、、、

24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

- \287,413,800.0 \753,678,818.6

患者数(1日) - 151.8 154.0

単価 - \12,857.0 \13,639.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 - \294,705,582.0 \766,648,190.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

老老老老

人人人人

保保保保

健健健健

施施施施

設設設設

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59

* 年間入院総収入年間入院総収入年間入院総収入年間入院総収入:平成23年11月に、医療療養病床120床と介護療養病床34

床を介護療養型老人保健施設に転換したことにより診療報酬単価が下がった

ことから平成23年度、24年度と総収入は22年度に比較して減収となっている。

平成23年度は平成22年度に比べて約3600万円、平成24年度は約8800万

円の減収となっている。老健移行による減収を見込んで計画をしているが、平

成23年度は計画を 280 万円上回ったものの、平成 24 年度は計画に 2000 万

円届かなかった。これは、24年度の計画が老健の稼動率を100%としたにもか

かわらず、実際には95%程度しか稼動をあげることができなかったことによるこ

が原因である。

* 一般病棟総収入一般病棟総収入一般病棟総収入一般病棟総収入::::平成24年1月特別交付金の交付準備のため病床数が8床

減床となったため減収を予想していたが患者数が増加したことにより平成22年

度と比較して平成 23 年度は約3200万円の増収、平成 24 年度は約400万円

の増収となった。年度計画と比較しても、3 ヵ年とも上回っている。22 年度と 23

年度は 1 日あたりの患者数が計画を上回ったことが寄与しており、24 年度は 1

日当たりの単価が増加したことに起因している。

* 亜急性期総収入亜急性期総収入亜急性期総収入亜急性期総収入::::平成 22 年度と比較して 24 年度は約620万円の減収である。

平成24年度の特別交付税の準備のため 2 床減床したことと、平成24年度の診

療報酬改定で入院基本料が下がったことが主な原因である。

* 医療療養総収入医療療養総収入医療療養総収入医療療養総収入::::平成24年度は計画に比較して、約2200万円の減収である

が、稼動があがらなかったことが原因である。医療区分2,3の患者さまの比率

を80%以上という条件を維持しながら稼動をあげていく工夫が必要である。

* 介護療養介護療養介護療養介護療養総収入総収入総収入総収入::::老健移行にともない、平成23年度で終了となる。収入は計画

に比較して23年度は1000万円のプラスであった。計画に対し稼動があがった

ことが要因と思われる。

* 老人保健施設老人保健施設老人保健施設老人保健施設::::平成23年度から開設した老健ではあるが、要介護度の上昇に

より単価は計画よりも上がっているが、稼動が23年度、24年度ともに及ばず、

それぞれ約700万円と約1300万円の減収となった。

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60

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 110.9 103.0 107.5

単価 \5,329.3 \5,420.8 \5,594.6

診療 \1,456.0 \1,671.0 \1,735.0

投薬 \359.8 \428.8 \467.7

注射 \284.8 \319.3 \368.9

処置 \519.5 \522.9 \441.7

手術 \127.1 \118.6 \119.1

検査 \1,240.7 \1,224.5 \1,210.7

画像診断 \1,021.6 \907.6 \979.8

リハビリ \239.6 \145.6 \190.3

雑医療(おむつ等) \80.2 \82.5 \81.3

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\215,816,510.0 \204,429,350.0 \218,716,108.5

患者数(1日) 105.0 116.0 110.0

単価 \5,218.0 \5,294.0 \5,137.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \200,000,000.0 \225,600,130.0 \206,277,532.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

外外外外

    

来来来来

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 96.4 90.5 96.3

単価 \5,339.0 \5,482.6 \5,741.8

診療 \1,325.0 \1,531.2 \1,604.9

投薬 \341.3 \411.6 \456.8

注射 \276.9 \300.7 \367.4

処置 \201.2 \220.7 \214.0

手術 \103.0 \95.9 \97.4

検査 \1,185.7 \1,192.3 \1,186.2

画像診断 \928.7 \848.6 \949.6

リハビリ \200.0 \145.6 \190.3

雑医療(おむつ等) \75.4 \69.7 \78.7

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\187,792,610.0 \181,637,980.0 \201,152,760.3

患者数(1日) 95.0 100.0 90.0

単価 \5,479.5 \5,364.0 \5,417.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \180,000,000.0 \195,575,730.0 \177,915,948.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

外外外外

    

来来来来

((((

医医医医

科科科科

))))

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61

1日当患者

1件単価

科別1日当収

1日当患者

1件単価

科別1日当収

1日当患者

1件単価

科別1日当収

内科 21.0 638.5 \134,157 22.1 661.1 \146,046 24.4 705.9 \172,094

小児科 0.7 684.4 \4,706 0.7 651.7 \4,879 0.6 643.5 \3,828

外科 10.5 600.8 \63,055 10 704.8 \68,169 10 661.5 \66,041

整形外科 22.9 318.0 \72,769 19 297.5 \57,456 20 383.4 \76,813

脳外科 15.1 519.7 \78,392 14 498.0 \70,677 14 553.2 \78,382

耳鼻科 3.8 459.5 \17,409 3 467.9 \12,860 3 493.8 \13,685

眼科 8.3 570.1 \47,499 8 563.8 \43,529 7 552.4 \40,549

皮膚科 2.5 358.8 \9,113 2 333.6 \5,587 2 288.0 \4,602

泌尿器科 3.0 990.5 \29,716 3 988.6 \30,792 4 785.3 \30,309

リハビリ科 8.5 675.3 \57,684 9 608.9 \56,284 12 575.9 \66,601

医科(合計) 96.4 533.9 \514,500 91 548.3 \496,279 96 574.2 \552,904

歯科 13.3 544.9 \72,392 13 497.4 \62,272 11 432.4 \48,276

総合計総合計総合計総合計 110.9110.9110.9110.9 532.9532.9532.9532.9 \591,278\591,278\591,278\591,278 103103103103 542.1542.1542.1542.1 \558,550\558,550\558,550\558,550 107107107107 559.5559.5559.5559.5 \601,180\601,180\601,180\601,180

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

22年度 23年度 24年度

項目 単価(1件/1日) 単価(1件/1日) 単価(1件/1日)

患者数(1日) 13.3 12.5 11.2

単価 \5,449.2 \4,974.1 \4,324.5

診療 \131.0 \139.8 \130.1

投薬 \18.5 \17.2 \10.9

注射 \7.9 \18.7 \1.5

処置 \318.4 \302.1 \227.7

手術 \24.1 \22.7 \21.7

検査 \54.9 \32.1 \24.6

画像診断 \92.9 \59.0 \30.2

リハビリ \0.0 \0.0 \0.0

雑医療(おむつ等) \4.8 \12.8 \2.6

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費

((((24242424年度年度年度年度はははは推計推計推計推計))))

\26,423,140.0 \22,791,370.0 \17,563,348.2

患者数(1日) 10.0 13.0 12.0

単価 \5,479.5 \5,343.0 \5,002.0

年間総診療費年間総診療費年間総診療費年間総診療費 \20,000,000.0 \25,552,380.0 \22,058,820.0

年年年年

度度度度

計計計計

画画画画

外外外外

    

来来来来

((((

歯歯歯歯

科科科科

))))

* 年間外来総収入年間外来総収入年間外来総収入年間外来総収入:平成22年度は患者数が計画を上回りプラスとなり平成23年

度は患者数が減少し計画よりマイナス、平成24年度は患者数は計画を下回っ

たが単価が上がったことで計画よりもプラスとなった。

* 医科外来総収入医科外来総収入医科外来総収入医科外来総収入::::平成22年度、23年度、24年度と診療、投薬、注射の単価が

毎年上がってきている。平成24年度は単価の増加と患者数の増加が寄与して

収入は計画よりも約2300万円増加した。

* 歯科外来総収入歯科外来総収入歯科外来総収入歯科外来総収入::::平成22年度より、患者数、単価ともに減少している。歯科医

師1名が平成23年度より休職の後24年度に退職したことが原因である。

外来科別収入

* 整形外科、歯科を除き、科別の1日当たり収入は増加傾向にあり、特に内

科においては顕著である。

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62

改善内容 導入理由及び効果・内容 金額的効果(約)

平成22年 12月 A重油の価格交渉

A重油の価格交渉で11円/ℓのコ

ストダウン。平成23年1月~平成

23年3月だけで762,751円削

減出来た。来年度からは年間30

0万円以上の経費削減に繋が

3,000千円/年

平成22年

~23年

4月~3月 注射薬後発品採用。 20品目 -

合計 \3,000,000\3,000,000\3,000,000\3,000,000

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度

改善内容 導入理由及び効果・内容 金額的効果(約)

平成23年 5月

沢田職員住宅(アン

フォーラ)賃貸(家賃42万

円/月

家賃42万円/月を5000万円で

購入。合銀からの借り入れ15年

月約35万円で返済。15年で150

0万円の削減。

1,000千円/年

平成23年 11月 A重油使用量削減。

省エネ改修工事(ボイラー)に伴

い、A重油使用量を月6,000ℓ金

額で月約50万円(年間約600万

円)削減に繋がる。

6,000千円/年

平成24年 1月 医療材料見直し

プラスチック手袋のメーカー変更

により経費削減。

3,000千円/年

平成24年 3月 車両更新を中古車対応

医師送迎車両買い替えを中古車

で対応(185万円)

1,000千円

平成23年

~24年

4月~3月 注射薬後発品採用。 22品目 -

合計 \11,000,000\11,000,000\11,000,000\11,000,000

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

改善内容 導入理由及び効果・内容 金額的効果(約)

平成24年 4月 紙おむつ価格交渉  

紙おむつ価格交渉、月約25万円

の削減に繋がる。

3,000千円/年

平成24年 4月

省エネ改修工事によるボ

イラー更新により保守管

理委託契約見直し。

省エネ改修工事によるボイラー

更新により合同産業㈱との保守

管理委託契約見直しで 月約35

万円(年間で約420万円)削減に

繋がる。

4,200千円/年

平成24年 4月

患者用レンタルテレビを

委託から自前に

レンタル契約をやめ床頭台270

台・テレビ135台を購入し5年割

賦で支払。5年後の割賦終了後

はメリットが年間約250万円にな

る。

320千円/年

平成24年 6月 保有車両台数見直し。 日産キャラバン売却(20万円) 200千円

平成24年 6月 車両更新を中古車対応

訪問リハ用車両買い替えを中古

車で対応(50万円)

1,000千円

平成24年

~25年

4月~3月 注射薬後発品採用。 2品目 -

合計 \8,720,000\8,720,000\8,720,000\8,720,000

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

③ 経費削減対策

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63

((((単位単位単位単位 :  :  :  : 上段上段上段上段・・・・点数点数点数点数    下段下段下段下段・・・・回数回数回数回数))))

実績 平均値 実績 平均値 実績 平均値

診療計650 54.2 2980 248.3 19230 2136.7

単価単価単価単価 325325325325・・・・380380380380 件数 2 0.2 9 0.8 59 6.6

診療計22770 1897.5 16200 1350.0 6480 720.0

単価単価単価単価 90909090 件数 253 21.1 180 15.0 72 8.0

診療計33410 2784.2 22490 1874.2 16510 1834.4

単価単価単価単価 130130130130 件数 257 21.4 173 14.4 127 14.1

診療計242400 20200.0 260100 21675.0 260400 28933.3

単価単価単価単価300300300300 件数 808 67.3 867 72.3 868 96.4

診療計40200 3350.0 45900 3825.0 22800 2533.3

単価単価単価単価 300300300300 件数 134 11.2 153 12.8 76 8.4

診療計217019 18084.9 253327 21110.6 324120 36013.3

単価単価単価単価 185185185185 件数 1141 95.1 1347 112.3 1752 194.7

診療計161000 13416.7 65500 5458.3 5000 555.6

単価単価単価単価 250250250250 件数 644 53.7 262 21.8 20 2.2

診療計2233600 186133.3 2299200 191600.0 1442400 160266.7

単価単価単価単価 800800800800 件数 2792 232.7 2874 239.5 1803 200.3

診療計763080 63590.0 810240 67520.0 630840 70093.3

単価単価単価単価 120120120120 件数 6359 529.9 6752 562.7 5257 584.1

(24年度は12月まで)

内容内容内容内容

薬剤管理指導薬剤管理指導薬剤管理指導薬剤管理指導

退院時薬剤情報管理指導料退院時薬剤情報管理指導料退院時薬剤情報管理指導料退院時薬剤情報管理指導料

栄養食事指導栄養食事指導栄養食事指導栄養食事指導

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション総合計画評価料総合計画評価料総合計画評価料総合計画評価料

退院時退院時退院時退院時リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション指導指導指導指導

摂食機能療法摂食機能療法摂食機能療法摂食機能療法

23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

難病患者等入院診療加算難病患者等入院診療加算難病患者等入院診療加算難病患者等入院診療加算

救急医療管理加算救急医療管理加算救急医療管理加算救急医療管理加算

急性期看護補助加算急性期看護補助加算急性期看護補助加算急性期看護補助加算

22222222年度年度年度年度

実績 平均値 実績 平均値 実績 平均値

診療計- - 76050 6337.5 167705 18633.9

単価単価単価単価 件数 - - 402 33.5 548 60.9

(24年度は12月まで)

内容内容内容内容

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

医師事務作業補助体制加算医師事務作業補助体制加算医師事務作業補助体制加算医師事務作業補助体制加算

実績 平均値 実績 平均値 実績 平均値

診療計255750 21312.5 224550 18712.5 311700 34633.3

単価単価単価単価 150→300150→300150→300150→300 件数 1705 142.1 1497 124.8 1039 115.4

(24年度は12月まで)

救急救急救急救急・・・・在宅等支援療養病床初期加算在宅等支援療養病床初期加算在宅等支援療養病床初期加算在宅等支援療養病床初期加算

内容内容内容内容

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

④ 収入増収対策

薬剤管理指導 薬剤師の入職により24年度から増加

退院時リハビリテーション指導 22年度から23年度にかけてはリハビリテ

ーション室の増員もあり増加傾向であった。23年度、老健移行に伴い

対象者が減少したため件数も減少している。

摂食機能療法 STの増員に伴い増加。

平成22年度~23年度の単価は150点であったが、24年度の診療報酬改定により30

0点に変更された。件数の増加はないが、実績点数は約2倍になっている。

平成23年10月より 75:1を算定(単価:180点)

平成24年1月より 50:1を算定(単価:255点)

平成24年11月より 25:1を算定(単価:490点)

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実績 平均値 実績 平均値 実績 平均値

診療計- - - - 213575 23730.6

単価単価単価単価 25252525 件数 - - - - 8543 949.2

(24年度は12月まで)

療養環境加算療養環境加算療養環境加算療養環境加算

内容内容内容内容

22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度

平成24年5月から算定している

病院の収入の大半は診療報酬のみであり、診療単価は2年ごとの診療報酬改定により

定められている事から、収入増を図るには、稼働率を上げるか新たな基準を取得する

方法のみである。しかしながら、両方法には常に医師・看護師などの医療従事者数が

基準の根底にあり、数年の状況下では労働性向上を図る上での基準を下げて収支の

向上を図るという策をとっていることから、採用できない。その状況下で、医事課が中

心となり新たに採用できる指導料・加算見直しをして、他関係部署の協力得る事により

実施した効果が上記表である。尚、平成21年度の数値は9月末現在の数値であり、

平成21年度の効果金額は推計である。

薬剤管理指導・・・H20.4月より点数変更あり

リハビリテーション総合計画書・・・H20.4月より点数変更あり

経口維持加算(介護病棟)・・・H21.07より点数の高い療養食加算に変更した

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⑤医療安全対策

「医療従事者も安全・安心に働ける職業環境を整える」という目標のもとで、

健康支援室と協力し、結核感染予防対策としてクォンティフェロンTBゴール

ド(QFT)を診療部、看護部、診療協力部に実施した。これを施行しておく

ことで、ベースラインを作っておくことが出来、肺結核患者に接触した場合に、

接触後の感染の有無が確認出来る。22 年度当初は 5 年計画で行う予定であった

が、24 年度中に終了することが出来た。また、HBS抗体(-)の医療従事者

も多く、B型ワクチン接種も必要と考え、25 年度に計画している。

アクシデント・インシデント報告提出件数について

平成 22 年度のアクシデントレポートの報告が一番多く、要因として確認を怠

ったという報告が多かった(表 1)。全国における原因において、確認が出来て

ない理由として手順書はあるが見ていないことが示されている(表 2)。

今後、業務手順書の見直しと共に、手順書に従って業務を進めることが大切で

あることを啓発する必要がある。

平成22年度 アクシデントレポート報告

≪平成22年度 

   ※ 平成21年度 アクシデントレポート提出数 372件

≪アクシデントの内訳≫ ≪アクシデント発生要因の内訳≫

アクシデント件数 アクシデント発生要因

確認を怠った その他

内服薬関係 70 内服薬関係 63 7

診療関係 1 診療関係 1 0

医療機器関係 23 医療機器関係 4 19

注射薬関係 53 注射薬関係 47 6

輸液ルート 8 輸液ルート 0 8

食事関係 74 食事関係 56 18

検査関係 46 検査関係 40 6

事務処理関係 40 事務処理関係 23 17

介護関係 44 介護関係 6 38

患者間違い 25 患者間違い 25 0

チューブ関係 10 チューブ関係 1 9

その他 72 その他 11 61

合計 466 合計 277(59595959....4444%%%%) 189(40.6%)

479479479479件件件件

466件

13件ヒヤリハット件数

アクシデント件数

アクシデントレポートアクシデントレポートアクシデントレポートアクシデントレポート提出数提出数提出数提出数

【平成21年 公益財団法人 日本医療機能評価機構 医療事故情報等事業】

平成21年 1月~3月 4月~6月 7月~9月 10月~12月 合計

アクシデント発生要因で

確認を怠った件数

(件)

132 (14.9%)173(17.6%) 105(14.4%) 121(13.4%) 531(15151515....2222%%%%)

表表表表1111

表表表表2222

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アクシデント・インシデン報告書にヒヤリハットも記入し報告していたが、

報告書の記入が複雑なためヒヤリハット報告の件数が少なかった。そこで、24

年度にヒヤッとした事象を記入が簡単にできる別の様式「ヒヤッとした事象報

告書」を作成し、看護部門で記入するようにした。この結果、23 年度と比較し

24 年度 12 月までの報告件数が多くなった(表 3)(表4)。

24 年度はアクシテント・インシデントの報告書で何が原因で起こったのか把

握できないものもあったので、原因の分析を提出者に記入してもらうような様

式に変更した。今後は、なにが原因で起こり、どのような対策を行ったかを報

告出来ると思われる。

ヒヤッとした段階で報告することにより、アクシデント・インシデントが未

然に防げたのではないかと考えられる。

(アクシデント・インシデント・ヒヤリハット報告件数)

部署部署部署部署

24242424年度年度年度年度

((((4444月月月月~~~~12121212月月月月))))

23232323年度年度年度年度

((((4444月月月月~~~~3333月月月月))))

外来 93 80

2F 199 168

3F 159 60

4F 327 66

5F 319 42

西 185 28

診療部 25 7

歯科 3 1

放射線 14 12

検査室 5 3

薬局 6 7

リハビリ 12 2

事務部 5 0

医事課・

医事研

9 26

栄養課 39 20

地域連携 16 2

病歴 7 1

健康支援室 4 1

医療安全 5 1

合計合計合計合計 1432143214321432 527527527527

(ヒヤリハット報告件数)

年度 24年度 23年度

ヒヤリハット 857857857857 36363636

アクシデント・インシデントが起こる前にヒヤッとした事象に気付き、業務

改善を行っていく必要があるが、まだ浸透していないように考える。

表表表表3333

表表表表4444

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よって、医療安全推進室としては、25 年度からはKYT(危険予知トレーニ

ング)を行い、医療従事者の安全・安心な職業環境を整えていく。

医療安全管理会議は、月 1 回各部門、部署長が集まり開催されている。週に

1回の執行部会に参加し、そこでアクシデントの発生、対策について検討して

いる。今のところ、死亡に関わるような重大な医療事故は発生していない。

院内感染対策について

感染対策委員会は毎月 1 回開催している。全国的に流行している感染症につ

いては、厚生労働省からの通知や島根県健康福祉部薬事衛生課長の通知分や島

根感染症センター、広島県及び山口県の情報も参考として対応している。

また、週に1回の執行部会で流行していて当地域にも感染が多くなるものにつ

いて報告し、院内掲示をしている。感染に係る情報収集については、医療安全

推進室に 23 年度インターネット環境を整備し迅速な収集が容易となった。

24 年度はノロウィルスの爆発的な流行があったが、当施設においては早めの

対応で今のところはアウトブレークもない状況である。

感染対策については、報告書から偽膜性腸炎が多く発生している(表1)。

感染症発生報告数 感染症発生報告数 感染症発生報告数 感染症発生報告数

感染症分類感染症分類感染症分類感染症分類 22年度 23年度 24年度

MRSA感染症 6 4 4

MDRP感染症 1 0 0

PRSP感染(疑い) 2 0 0

偽膜性腸炎 9 17 21

インフルエンザ 1 5 0

疥癬 2 7 3

その他 0 1 0

感染症転帰報告数 感染症転帰報告数 感染症転帰報告数 感染症転帰報告数

感染症分類感染症分類感染症分類感染症分類 22年度 23年度 24年度

MRSA感染症 7 3 3

MDRP感染症 1 0 0

PRSP感染(疑い) 2 0 0

偽膜性腸炎 14 14 16

インフルエンザ 1 8 0

疥癬 2 7 2

その他 0 1 0

原因は主に医療従事者の手指から感染していくとされている。

表表表表1111

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この 3 年間で、速乾性アルコール剤の見直しをおこなった。

病室の入り口に設置してあるアルコールは、3mlで消毒効果があるが、実際に

は 3mlと取ろうとしても手から床に流れ落ちし正しい量での消毒ができてい

なかった。院内感染対策チームで話し合いの結果、手をかざすと自動的に消毒

剤が出てくるものに変更した。また、看護師、看護補助者にはケアごとに手指

消毒ができるように個人に携帯してもらうようにした。

(速乾性アルコールオートディスペンサー) (乾性アルコールの個人携帯)

しかしながら、偽膜性腸炎は減っていない。これは、手指消毒に加え環境整

備にも問題があるのではないかと考えられる。カーテンやマットは定期的に交

換されるようになったが、環境については、病室の壁や窓のレールが汚く定期

的な清掃が必要である。

また、院内感染対策としては、感染管理加算は算定されておらず、今後は感

染管理専任の看護師(認定看護師)の設置が必要である。

院内感染対策マニュアルについて

22 年度から 24 年度にかけてマニュアルの見直し変更を行った。

変更内容としては、写真や絵や表を多用した分りやすい内容とし、新人職員の

教育にも使用できるようにした。

今後も、ガイドラインを参考にして最新のものに変更していく。

転倒・転落のマニュアルについて

平成 22 年 10 月に厚生労働省からベッド柵がからむ死亡事故があり、ベッド

柵の正しい設置について注意喚起があり、当院でも見直しの必要があった。

開院当初からのベッド柵をこの 2 年間で交換した。

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24 年度に入りベッド柵の正しい設置について医療安全推進室は各病棟、各苑

でスタッフ全員に正しい設置方法を指導した。

これは、今後も続けていく必要がある。

転倒・転落についての報告について

下記表より、3 年間大きな変動が無いことが分る。

レベル 0 間違ったことが発生したが、実施されなかった

レベル1 身体には影響はみられなかったが、不愉快を感じさせた。

レベル2 間違ったことが実施され、経過観察の必要と判断された

レベル3 事故により観察強化や検査、小処置の必要性があると感じた

レベル4 事故により手術や蘇生等の処置を必要とした

レベル5 生命に関わる影響が生じた

平成24年度(4月~12月)六日市病院・六日市苑

レベルレベルレベルレベル 0000 1111 2222 3333 4444 5555 計計計計

転倒転倒転倒転倒 48 29 21 26 0 0 124124124124

転落転落転落転落 16 13 8 6 0 0 43434343

合計合計合計合計 64646464 42424242 29292929 32323232 0000 0000 167167167167

平成23年度(4月~3月)六日市病院・六日市苑

レベルレベルレベルレベル 0000 1111 2222 3333 4444 5555 合計合計合計合計

転倒転倒転倒転倒 1 0 75 36 0 0 114

転落転落転落転落 1 0 31 3 0 0 42

合計合計合計合計 2222 0000 106106106106 39393939 0000 0000 156156156156

平成22年度(4月~3月)六日市病院

レベルレベルレベルレベル 0000 1111 2222 3333 4444 5555 合計合計合計合計

転倒転倒転倒転倒 7 5 75 39 0 0 114

転落転落転落転落 0 4 47 0 0 0 42

合計合計合計合計 7777 9999 122122122122 39393939 0000 0000 156156156156

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入院時、症状の変化時、転棟時にはアセスメントスコアシートによって転倒

の危険度を知らせている。

入院のほとんどが高齢者であるため、ほとんどが危険度Ⅲである。

転倒・転落防止にも引き続き注意していく必要があるが、転倒・転落してもケ

ガしない工夫も必要と思われる。

現在、センサーマットでの離床対応を行っている。センサーマットは現在 10

台あり、各部署に 2 台ずつ配置されているが、十分ではない。

また、センサーマット以外の転倒・転落予防のグッズの検討の必要があり、

低床ベッドやセンサー付きベッド、転落してもケガをさせない為の床マットな

どを検討中である。

今までは、転倒・転落防止対策チームとして活動していたが、25 年度は医療

安全対策の一環として集約し活動していくようにする。

医療安全対策の知識の向上・進化・システム化について

22 年度 23 年度は担当者 1 名で医療安全・院内感染対策を行ってきたが、24

年度から新入職者が加わり、データ処理、日々の報告等の入力について分担で

行えるようになった。

医療安全推進室のスキルアップとして、24 年度中国四国厚生局主催の「医療

安全ワークショップ」に参加し、原因分析や医療事故について学ぶことができ

た。更に、院内感染対策についても厚生労働省主催の「院内感染対策講習会」

を受講し、スキルアップを図った。

今後は、電子カルテに移行するが、医療安全推進室としてはアクシデント等

のデータ管理が容易に出来るようになることを期待している。

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⑤ 病院機能健全化対策

A.A.A.A.病院機能評価認定病院病院機能評価認定病院病院機能評価認定病院病院機能評価認定病院::::

六日市病院は、平成20年3月17日に日本医療機能評価機構から一定の水準

を満たしており、地域に根ざし、安心・安全、信頼と納得の得られる医療サー

ビスを提供すべく、努力している病院であると評価され、病院機能評価の認定

をうけました。

その後5年が経過する平成25年3月16日で認定期限が終了するため、平成

25年3月までには認定更新の受審が必要となることから、平成25年2月2

0日~22日の3日間で審査を受けました。

【評価項目について】

評価項目は前回受審時のV5.0から今回はV6.0 に改訂されています。

-改訂の基本的考え方・骨子-

◎評価対象領域、評価項目体系の構造、訪問審査期間などの基本の枠組

みは変えず、現行版の運用経験から評価項目体系、病院種別等を見直

す。

◎受審病院の負担を軽減し、審査業務の合理化を図る観点から、評価項

目は減らす方向で対応する。手順の簡素化を図ることでサーベイヤー

の事務的な負担を軽減し、さらなる評価クオリティの向上を目指す。

◎認定期間中の質の維持・改善に向けた努力を評価する項目の導入を図

るとともに、中間的審査や認定期間の短縮についても検討する。

◎新医師臨床研修制度が一定の定着を見た事から、病院の臨床研修機能

に関する項目を追加する。

-主な改正点-

◎内容の重複する項目などの整理統合。新規評価項目もあるが、小項目

数はV5.0の約3割減。

◎第2領域の名称が「患者の権利と医療の質および安全の確保」とされ、

質と安全の向上に向けた取り組みの評価が明確にされた。

◎新たな視点の評価項目を新設、又は既存項目の内容が充実された。

・エネルギー消費抑制努力などを評価。(「地球環境に配慮している」

を新設。)

・認定期間中の質の維持・改善の努力を評価。(「継続的な活動によ

り医療機能が改善されている」を新設。)

・重要な領域の安全手順の整備が具体的に求められる。(「安全確保

の手順が定められている」を中項目に格上げ。)

・第4領域で評価する医療機能について「体制の整備」「機能の発揮」

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72

「質の改善」という視点から評価項目が再編整備された。

・医療情報システムの管理状況を評価。(「情報システム管理機能」

を新設。)

・「医療機器管理」が大項目に格上げ。

・子育て支援などの離職防止・復職支援策を評価。(「就労管理が適

切に行われている」に盛り込まれる。

・院内暴力等への方針の策定や対応策の検討状況を評価。(「院内暴

力について組織的に対応している」を新設。)

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平成24年4月1日 受審申込受審申込受審申込受審申込((((受審希望日平成受審希望日平成受審希望日平成受審希望日平成25252525年年年年2222月月月月))))

平成24年4月23日     契約締結契約締結契約締結契約締結

平成24年6月26日 受審病院説明会受審病院説明会受審病院説明会受審病院説明会((((任意任意任意任意)))) 平成24年5月~ 各領域各領域各領域各領域でででで自己評価開始自己評価開始自己評価開始自己評価開始

・ 評価 b・cの項目について改善

平成24年7月 受審病院登録票送付受審病院登録票送付受審病院登録票送付受審病院登録票送付

平成24年10月15日 訪問受審支援訪問受審支援訪問受審支援訪問受審支援((((予備受審予備受審予備受審予備受審) ) ) ) 

サーベイヤー3名が院内で書類及び設備を審査

≪≪≪≪費用費用費用費用:¥:¥:¥:¥682682682682,,,,305305305305≫≫≫≫

平成24年12月1日 ・・・・現況調査票現況調査票現況調査票現況調査票WEBWEBWEBWEB提出提出提出提出①①①①

・・・・病院資料提出病院資料提出病院資料提出病院資料提出

機構で提出書類のチェック(3週間以内)

平成24年12月22日 チェックバックチェックバックチェックバックチェックバック

修正・加筆(2週間以内)

平成24年12月28日 ・・・・現況調査票現況調査票現況調査票現況調査票WEBWEBWEBWEB提出提出提出提出②②②②((((再提出再提出再提出再提出))))

・・・・自己評価調査票自己評価調査票自己評価調査票自己評価調査票WEBWEBWEBWEB提出提出提出提出

平成25年1月15日 訪問審査日訪問審査日訪問審査日訪問審査日のののの決定決定決定決定・・・・連絡連絡連絡連絡

(2週間以内)

評価料残金評価料残金評価料残金評価料残金のののの振振振振りりりり込込込込みみみみ

平成25年1月30日 ・・・・訪問審査当日訪問審査当日訪問審査当日訪問審査当日のののの進行進行進行進行モデルモデルモデルモデル・・・・進行表提出進行表提出進行表提出進行表提出

・・・・施設基準等施設基準等施設基準等施設基準等にににに関関関関するするするする状況提出状況提出状況提出状況提出

・・・・訪問訪問訪問訪問1111日目日目日目日目にににに確認確認確認確認するするするする書類一覧提出書類一覧提出書類一覧提出書類一覧提出

平成25年2月6日 書面審査書面審査書面審査書面審査サマリーダウンロードサマリーダウンロードサマリーダウンロードサマリーダウンロード

平成25年2月20日

~2月22日

訪問審査訪問審査訪問審査訪問審査

リーダー(管理)1名・管理1名・診療1名・看護1名の合計4名のサーベイヤーが

来院し、書類・設備の確認および面接が行われた。

≪≪≪≪費用費用費用費用:¥:¥:¥:¥1111,,,,575575575575,,,,000000000000≫≫≫≫

病院機能評価 訪問審査までの日程

  会組織図・会議、委員会一覧

平成24年4月20

各領域責任者選任各領域責任者選任各領域責任者選任各領域責任者選任・・・・フフフプ゚゚゚ロシロシロシロジ゙゙゙ェクトチームェクトチームェクトチームェクトチーム

立立立立ちちちち上上上上げげげげ

a 評価項目については小項目

ごとに資料をファイリング

【日本医療機能評価機構とのやりとり】 【病院での取り組み】

  病院沿革・病院案内・組織図・入院案内・

毎週1回連絡会議で進捗状況

報告

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74

【審査体制区分と費用】

一般+精神

一般+療養

一般+精神+療養

リーダー

 ・一般

 ・複合

 ・精神

 ・療養

審査体制

区分4

4名 7名 7名

リーダー リーダー リーダー

4名

審査体制

区分1

審査体制

区分2

審査体制

区分3

午前

午後

全体の

病床数

(許可病床数)

サーベイヤー体制

 ・複合[精神+療養]

午前

午後

午前

午後

審査日数

1日目

2日目

3日目

2,625,000円

(税込)

診2

看2

事2

診2

看2

事2

20~99

20~199

100~199

200~399

200~499

400床~

500床~

受審費用

本審査(新規・更新)

1,260,000円

(税込)

1,575,000円

(税込)

2,100,000円

(税込)

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75

第第第第1111領域領域領域領域 病院組織病院組織病院組織病院組織のののの運営運営運営運営とととと地域地域地域地域におけるにおけるにおけるにおける役割役割役割役割 4.12 救急医療機能

1.1 病院の理念と基本方針 4.13 栄養管理機能

1.2 病院管理者・幹部の 4.14 リハビリテーション機能

  リーダーシップと計画的な運営 4.15 診療記録の管理

1.3 病院組織の運営 4.16 情報システム管理機能

1.4 情報管理機能 4.17 在宅療養支援機能

1.5 職員の教育・研修 4.18 外来診療機能

1.6 地域における役割と連携 4.19 医療機器管理

1.7 健康増進と環境 4.20 臨床研修機能

1.8 継続的な質改善の取組 第第第第5555領域領域領域領域 医療医療医療医療のののの質質質質とととと安全安全安全安全のためののためののためののためのケアプロセスケアプロセスケアプロセスケアプロセス

第第第第2222領域領域領域領域 患者患者患者患者のののの権利権利権利権利とととと医療医療医療医療のののの質質質質およびおよびおよびおよび安全安全安全安全のののの確保確保確保確保 5.1 病棟における医療の方針と責任体制

2.1 患者の権利と医療者の倫理 5.2 入院診療の計画的対応

2.2 患者-医療者のパートナーシップ 5.3 適切なケアサービスの実施

2.3 患者の安全確保 5.4 ケアの実施(各論の流れ)

2.4 医療事故への対応 5.5 ケアプロセスにおける感染対策

2.5 医療関連感染管理 5.6 診療・看護記録

2.6 チーム医療の推進と診療の質の向上 5.7 病棟での薬剤・機器の管理

第第第第3333領域領域領域領域 療養環境療養環境療養環境療養環境とととと患者患者患者患者サービスサービスサービスサービス 第第第第6666領域領域領域領域 病院運営管理病院運営管理病院運営管理病院運営管理のののの合理性合理性合理性合理性

3.1 案内機能と待ち時間 6.1 人事・労務管理

3.2 相談機能および患者・家族の意見の尊重 6.2 財務・経営管理

3.3 施設・設備の整備と利便性 6.3 施設・設備管理

3.4 プライバシーの確保 6.4 物品管理

3.5 快適な療養環境 6.5 業務委託

第第第第4444領域領域領域領域 医療提供医療提供医療提供医療提供のののの組織組織組織組織とととと運営運営運営運営 6.6 病院の危機管理への適切な対応

4.1 診療部門 第第第第7777領域領域領域領域 精神科精神科精神科精神科にににに特有特有特有特有なななな病院機能病院機能病院機能病院機能

4.2 看護部門 7.1 入院時の評価・説明および

4.3 薬剤部門        入院形態の適切性

4.4 臨床検査機能 7.2 入院中の処遇の適切性

4.5 病理診断機能 7.3 精神科リハビリテーションと退院支援

4.6 画像診断機能 7.4 精神科における事務管理

4.7 放射線治療機能 7.5 精神障害者の身体管理の適切性

4.8 輸血・血液管理機能 第第第第8888領域領域領域領域 療養病床療養病床療養病床療養病床にににに特有特有特有特有なななな病院機能病院機能病院機能病院機能

4.9 手術・麻酔機能 8.1 療養病床への適切な受入れと人権への配慮

4.10 洗浄・滅菌業務 8.2 チーム医療の適切性

4.11 集中治療機能 8.3 慢性期の診断・治療とケアの適切性

病院機能評価病院機能評価病院機能評価病院機能評価    評価項目評価項目評価項目評価項目VVVV6666....0000

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76

    特別交付税特別交付税特別交付税特別交付税にににに関関関関するするするする省令省令省令省令    第第第第3333条第条第条第条第1111項第項第項第項第3333号表号表号表号表67676767号号号号

    のののの交付金活用交付金活用交付金活用交付金活用のののの概要概要概要概要についてについてについてについて

平成21年度から平成23年度までの吉賀町からの財政支援(年1億円の補助金)が終わるので、

平成24年度以降の補助金について、国(総務省)の不採算地区公的病院等に係る特別交付税

措置を活用することとした。(吉賀町役場との申し合わせどおりのスキーム)

(経緯の大筋)

 平成23年8月 社会医療法人石州会は「財政支援に関する陳情書」を町(町長、議長)に提出。

 平成23年9月 吉賀町役場は「第二次支援計画(案)」を発表し、吉賀町議会に説明。

 (内容は、総務省の特別交付税を財源に、平成24年度以降各年134,694千円

  の財政支援を行うというもの。)

 平成23年10月7日 吉賀町議会(総務常任委員会)に呼ばれ、陳情書の趣旨説明を行う。

 平成24年1月4日 吉賀町議会から陳情書の「採択」決定通知が届く。

 平成24年2月 吉賀町は正式に、特別交付税を財源とした石州会財政支援を発表。

 (内容は、平成24年度から3年間とするが、総務省の制度が変わらなければ永続的な

  ものとし、金額も群輪番制救急補助金を含め、134,694千円とするというもの。)

 平成24年3月28日 特別交付税の満額を平成24年度から受けられるように、前年助成実績

  として、26,088千円が吉賀町から支給された。

●特別交付税に関する省令 第3条第1項第3号表67号 について

 ・総務省自治財政局が平成21年度に改正した(平成21年12月15日改正)省令

 ・不採算地区公的病院等に係る特別交付税措置について記載

 ・適用される「公的病院等に社会医療法人が追加」された。

 その67号の内容は・・・

 [条件]病院を経営していない市町村が、公的病院等に対して助成している場合(前年実績)

    上記の額と助成額のいずれか少ない額を適用して特別交付税措置を行う。

(1)不採算地区病院

  第1種・・・病床数150床未満で、直近一般病院までの移動距離15km以上

  第2種・・・病床数150床未満で、人口集中地区以外所在

   ※100床を超える場合は、150床でゼロとなるよう逓減

  病床数は、「一般病床と医療療養病床」の合計数

  つまり、医療保険適用病床数のこと。

 [補助金額]

  1病床あたり

   第1種・・・123万円 (六日市病院)

   第2種・・・ 82万円

  第1種に該当すると(逓減)

    90床・・・ 11,070万円の特別交付金

   100床・・・ 12,300万円 〃

   110床・・・ 9,840万円   〃    (六日市病院)

BBBB....特別交付税交付金活用特別交付税交付金活用特別交付税交付金活用特別交付税交付金活用

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(2)救急告示病院

 [補助金額]

  1病院当たり

    1,697千円×救急病床数+32,900千円

  六日市病院はHCUが2床のため 1,697千円×2+32,900千円=36,294千円

 よって、(1)不採算地区病院の第1種の 98,400千円と

     (2)救急告示病院の 36,294千円の 合算額(134,694千円)が 交付される。

※但し、群輪番制救急補助金は、8,606千円を見込んでいる。

 したがって、134,694千円 - 8,606千円 = 126,088千円

●特別交付税に関する省令改正の続編

平成23年12月9日改正 官報(号外第266号)

 特別交付税に関する省令 

 ・第3条第1項第1号表第67号

  「市町村について、前条第1項第1号の表第64号の規定する算定方法に準じて算定

  した額とする。」

  (注)64号の規定する算出方法については、石州会の関係のある不採算病院と

     救急告示病院は金額の改正はありませんでした。

 ・第2条第1項第1号表第64号

  この第64号は、道府県について規定され、第67号と合わせ法的には倍額の交付が可能

  になった。

  そして「公立病院等がない市町村」という条件がこれにはない。

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CCCC....吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町とのとのとのとの連携連携連携連携

吉賀町との連携は第二次中期事業計画樹立後、より重厚なものとなった。財政

面では、吉賀町議会において「六日市病院支援方針」が採択され、3年間にわ

たり年間1億円計3億円の財政支援を受けた。平成24年度以降の財源を確保

するため特別交付税を財源とした財政支援を頂いている。なお院内の主要な会

議である管理運営会議ならびに医療安全管理会議に保健福祉課課長補佐が参加

され石州会の運営に携わっており、ご指導、ご理解を頂いている。平成23年

5月28日に第1回吉賀町まちづくり会議が開催され石州会からも数名参加し

福祉・医療に関して意見を述べ、継続して行われている。平成23年7月8日

に吉賀町議会議員の皆様との意見交換会を実施し、介護療養型老人保健施設へ

の転換説明等意見を交換して、皆様にご理解を頂いている。また、平成25年

度以降に六日市病院に隣接する用地への救急医療用ヘリポートを吉賀町が事業

主体となり整備し、社会医療法人石州会六日市病院がドクターヘリの運用を関

係機関と連携・協力を得ながら、救急医療の更なる充実を図ります。

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79

①①①①六日市病院六日市病院六日市病院六日市病院のののの主要主要主要主要2222会議会議会議会議にににに    役場役場役場役場のののの保健福祉課職員保健福祉課職員保健福祉課職員保健福祉課職員ののののオブザーバーオブザーバーオブザーバーオブザーバー出席出席出席出席

 六日市病院の月定例の「医療安全管理会議」及び「管理運営委員会」の主要2会議に吉賀町役場

保健福祉課職員の出席をいただき、病院の状況管理及び現状把握をしていただいております。

 (開催日)平成24年4月以降  (出席者)

2010.4.23 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2010.5.27 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2010.6.11 医療安全管理会議 健康福祉課課長

2010.6.25 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2010.7.23 管理運営委員会 健康福祉課課長

2010.9.10 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2010.9.24 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2010.10.8 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2010.10.22 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2010.11.25 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2010.12.17 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2010.12.24 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.1.28 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.2.25 管理運営委員会 健康福祉課課長

2011.3.11 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2011.3.25 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.4.22 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2011.5.13 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2011.5.26 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2011.6.9 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2011.6.24 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2011.7.8 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2011.7.22 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.8.11 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2011.8.26 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2011.9.9 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2011.9.22 管理運営委員会 健康福祉課課長

2011.10.14 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2011.10.21 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.11.25 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2011.12.9 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2011.12.21 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.1.12 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.1.27 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.2.10 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.2.24 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.3.9 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.3.23 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.4.13 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.4.27 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.5.18 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2012.5.25 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2012.6.8 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.6.21 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.7.13 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.7.27 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.8.10 医療安全管理会議 健康福祉課課長

2012.8.24 管理運営委員会 健康福祉課課長

2012.9.14 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.9.28 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.10.12 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.10.26 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2012.11.30 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

2012.12.14 医療安全管理会議 健康福祉課課長補佐

2012.12.28 管理運営委員会 健康福祉課課長 健康福祉課課長補佐

2013.1.11 医療安全管理会議 健康福祉課課主幹

2013.1.25 管理運営委員会 健康福祉課課主幹

2013.2.8 管理運営委員会 健康福祉課課長補佐

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80

②②②②三者会議三者会議三者会議三者会議((((病院病院病院病院、、、、役場役場役場役場、、、、銀行銀行銀行銀行))))をををを開催開催開催開催しししし、、、、病院病院病院病院のののの進捗管理進捗管理進捗管理進捗管理をををを行行行行うううう

 六日市病院、吉賀町役場、山陰合同銀行六日市支店の三者会議(進捗状況管理委員会)においては、

運営状況、収支状況、資金調達、資金繰り管理、事業計画、事業報告等、細かな状況を協議します。

 (開催日)平成24年4月以降  (出席者)

2010.4.23 三者会議   銀行と役場の 副町長 健康福祉課課長 健康福祉課長補佐 健康福祉課課主幹

2010.7.30 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課長補佐 健康福祉課課主幹

2010.10.22 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課長補佐

2011.2.25 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長

2011.5.26 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長

2011.8.26 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課主幹

2011.11.28 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長

2012.2.29 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長 健康福祉課課長補佐

2012.5.25 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課長補佐

2012.8.29 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長 健康福祉課課長補佐

2012.11.27 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課長補佐

2013.2.28 三者会議   銀行と役場の 健康福祉課課長 健康福祉課課長補佐

③③③③吉賀町町議会吉賀町町議会吉賀町町議会吉賀町町議会とのとのとのとの意見交換会意見交換会意見交換会意見交換会をををを開催開催開催開催しししし、、、、情報交換情報交換情報交換情報交換をををを行行行行うううう

 吉賀町議会議員14名及び議会事務局との意見交換会を開催し、住民代表の議員先生方に 病院の

状況を説明し、地域医療の現状等の意見を交換をしています。

 (開催日)平成24年4月以降  (出席者)  (場所)

2010.4.23 意見交換会 13名の議員と議会事務局長 六日市病院会議室

2010.12.24 意見交換会 12名の議員と議会事務局長 六日市病院会議室

2011.7.8 意見交換会 12名の議員と議会事務局長 六日市病院会議室

2011.10.7 陳情書趣旨説明会 議会総務常任委員(4名)及び議長、事務局長 吉賀町議会会議室

2012.6.7 意見交換会 11名の議員と議会事務局長 六日市病院会議室

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81

DDDD....院内院内院内院内ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポート建設事業建設事業建設事業建設事業についてについてについてについて

平成 24 年 9 月 27 日に「院内ヘリポート設置計画書」を吉賀町長に提出し、吉賀町と

の協議が開始された。

その必要性をご理解いただき、財源面から、吉賀町が今回のヘリポートを建設する

こととなった。病院西側の民有地を吉賀町が買収し、造成から建設まで、合併特例債

と島根県地域医療再生計画の補助金を財源とし、建設する。

吉賀町では、平成 24 年 2 月 1 日には基本設計料と不動産鑑定委託費としての先行

予算が臨時議会で可決され、スタートを切った。

以下は、平成 24 年 9 月 27 日に提出した「院内ヘリポート設置計画書」の一部であり

「ヘリポートの必要性」を示したもの。(参考)

1111 将来将来将来将来においてのにおいてのにおいてのにおいての災害時災害時災害時災害時のののの危危危危機管理機管理機管理機管理

((((吉賀町役場吉賀町役場吉賀町役場吉賀町役場とのとのとのとの協調協調協調協調))))

大規模災害時には、「吉賀町地域防災計画」および「島根県地域防災計画」に基づき、

六日市病院(唯一の救急医療機関)としての役割を果たすために、行政機関と協議の

上、危機管理体制を構築しなければならない。

そのため、災害時の救助・救護活動、患者の移送、緊急物資の輸送、救護資材人材

の輸送など、ヘリコプターの機動性を生かした応急活動を円滑に実施するため、ヘリ

ポートは無くてはならないものであり、そのヘリポート整備に努めなければならない。

また、国道 187 号線及び中国縦貫自動車道が寸断され不通になった場合には、この

吉賀町地域が孤立してしまう可能性が高い。このような時には「空輸」による手段が

有効なものとなる。そのためのヘリポートは、重症者等の搬送(第3次救急医療機関

への移送)を優先するために病院敷地内が適切と考える。

2222 広域防災拠点広域防災拠点広域防災拠点広域防災拠点としてのとしてのとしてのとしての整備整備整備整備

((((吉賀町役場吉賀町役場吉賀町役場吉賀町役場とのとのとのとの協調協調協調協調))))

大規模災害時において効率的な災害支援活動が行えるよう、災害用ヘリポートの整

備は必要になってくる。

吉賀町は、中国山脈、島根県の最南端に位置し、東に岩国市、南に周南市、西に山

口県阿東町、北に津和野町に接しており、西中国地方の中心地にある。

そして、北の日本海側と南の瀬戸内海側の中間に位置することから、中山間地域と

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82

言え、地理的には中心地となる。その地理的特性と、中国縦貫自動車道の利便性を生

かし、広域的な防災拠点になりうる整備を山口県や広島県とも協議しながら構築する

時期にきていると思う。

3333 東日本大震災東日本大震災東日本大震災東日本大震災をををを踏踏踏踏まえたまえたまえたまえた必要性必要性必要性必要性

平成 23 年 10 月に厚生労働省が発表した「災害医療等のあり方に関する検討会」の

報告書において、東日本大震災後の対応の中で明らかとなった問題に対して、災害医

療体制の一層の充実を図る観点から、災害医療等の課題と提案が示された。

その中でヘリポートに関しては、「敷地外のヘリコプター離着陸場からの搬送では時

間と手間がかかった」との報告があり、ヘリポートは病院敷地内に設置するべきとい

う意見があった。

これを受けて、六日市病院でも、救急医療や災害時に備えたヘリポート建設に際し

ては「病院内敷地」にすることが望ましいと考える。

また、島根県には東部の鹿島町に「中国電力・島根原子力発電所」があり(島根原

発と吉賀町との直線距離は 150km以上ある)、これが福島原発のような事態になれば、

島根県東部の医療機関(30km 圏内に 27 病院ある)やそのヘリポートの使用は不可能

になり、県西部にヘリポートのある災害拠点病院を備えておくことは、危機管理上必

要であることから、六日市病院では島根県と協議し、今後、院内ヘリポート設置と併

せて災害拠点病院の指定も視野に入れた計画としていきたい。

災害拠点病院は、益田2次医療圏では益田赤十字病院が指定されているが、海岸沿

いの益田市においては、津波の可能性もあることから、中山間地域の吉賀町に存在す

る六日市病院の役割が重要になると考える。

4444 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町のののの現在現在現在現在のののの緊緊緊緊急離着陸場急離着陸場急離着陸場急離着陸場((((ランデブーポイントランデブーポイントランデブーポイントランデブーポイント))))

平成 23 年 6 月 13 日から、島根県ドクターヘリコプター運用開始以降、吉賀町では

7か所のランデブーポイントを指定し、ドクヘリの緊急離着陸に対応している。

六日市中学校 校庭 六日市 利用実績あり

七日市小学校 校庭 七日市

六日市学園 グランド 真田 利用実績あり

柿木中学校 校庭 柿木

大野原運動交流広場 大野原

身近な運動広場 下高尻

朝倉ゲートボール場 朝倉

・いずれも土のグランドである。

・病院敷地内ではないので、その場所まで救急車での搬送が必要。

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85

平成平成平成平成 24242424 年年年年 12121212 月時点月時点月時点月時点でのでのでのでの院内院内院内院内ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポートのののの構想構想構想構想((((案案案案))))

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部署部署部署部署 テーマテーマテーマテーマ 改善策改善策改善策改善策

2F病棟 内服チェックリストのサイン抜けをなくす 内服チェックリストを廊下に用意

口腔ケアの勤務時間内施行 朝は早日勤、昼は看護師が施行

朝の申し送り時間短縮 基準を「転棟・発熱・重症患者のみ」とする

中央病歴管理室 依頼されたカルテを少しでも早く届ける 実施計画書を作成

中央材料室 手術機械器具の管理見直し データベース化し管理する

リハビリテーション室 時間帯によるリハビリ室の混雑をなくす 個別予定表を作成し見える化を実施

5F病棟

部署部署部署部署 テーマテーマテーマテーマ 改善策改善策改善策改善策

2F病棟 生食20mlの臨時処方箋を減らす 一覧表の作成とルール作りを行う

4F病棟 便秘で困っている利用者様の苦痛緩和 チェック表の作成、薬剤パスの作成

5F病棟 利用者の便・尿汚染を防ぎ、不快感をなくす パッドの使用方法を変更する

施設用度課 酸素ボンベ払い出しの効率化 原則的に払い出しを定時化

リハビリテーション室 電話での問い合わせ件数を減らす ホワイトボードを設置

外来 待ち時間を有効に使う パンフレットの掲示・テロップ作成

健康支援室 健診検査時の動線のムダを軽減 環境整備と業務の見直し

西病棟 ポータブルトイレの匂いを軽減する 洗浄・消毒の見直し

部署部署部署部署 テーマテーマテーマテーマ 改善策改善策改善策改善策

2F病棟 ベッドサイドのカードを有効利用する

5F病棟 入浴に関するムラをなくして時間短縮をはかる

外来 中央材料室の在中を0にする

事務部 院内掲示物の管理

西病棟 レクリエーションの充実

地域医療連携室 退院時のマニュアル作成

リハビリテーション室 病棟との情報伝達をスムーズにする

平成25年5月11日の開院記念日に行わ

れる第5回QCサークル発表大会にて取り

組んだテーマに対しての結果を報告する

EEEE....TQMTQMTQMTQM((((Total Quality ManagementTotal Quality ManagementTotal Quality ManagementTotal Quality Management))))活動活動活動活動

TQM 活動を行っていく際の課題であった、職員への教育に関して、医療の改善活動

全国大会の教育セミナー(入門編、グレードアップ編)、フォーラム、交流会に参加して

もらい、教育や他院との情報交換などを行っている。また、麻生飯塚病院、益田赤十

字病院、益田医師会病院の発表大会などの見学や、様々な研修へ参加させている。

23年度からは組織を再編成し、ある段階で TQM 実行委員会、所属長、アドバイザー

Dr など複数の意見をもらえるようなシステムを導入している。具体的には、テーマの選

定からパワーポイントを使用したプレゼンテーションを行ってもらい、意見をもらってそ

れを活動に取り入れ進めていく方法を取り入れた。これにより、活動自体は円滑に進

行している。

24年10月には、医療の改善活動全国大会に参加し六日市病院のQC活動を全国に

アピールすることができた。

これからも全国のレベルにもっていくには、管理職クラス、TQM 実行委員会への教育

を継続して行なっていく必要がある。

平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度((((5555 サークルサークルサークルサークル))))

平成平成平成平成 22223333 年度年度年度年度((((8888 サークルサークルサークルサークル))))

平成平成平成平成 22224444 年度年度年度年度((((7777 サークルサークルサークルサークル))))

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六日市学園

石見高看生 准看護師 看護師

1年次 580,000 850,000 720,000 360,000

2年次 380,000 600,000 - -

3年次 1,100,000 600,000 - -

計 2,060,000 2,050,000 720,000 360,000

(円)

③吉賀町社会福祉士

等修学資金

520,000

420,000

①社会医療法人石州会

看護技術職員奨学金

②吉賀町医療従事者等確

保対策給付金

420,000

1,360,000

六日市学園生

FFFF....医療従事者確保対策医療従事者確保対策医療従事者確保対策医療従事者確保対策

医療従事者確保対策としては

・紹介会社、ハローワークへの求人

・関東・関西吉賀会へのアプローチ

・研修病院としての働きかけ

・島根県赤ひげバンク(島根県医療政策課医師確保対策室)へのアプローチ

・就職キャンペーン、就職ガイダンスへの参加

・働きながら進学することのメリットや社会医療法人石州会の奨学金制度の説

明で、中国地区及び九州地区の准看護学校や高校を訪問

・看護部離職対策委員会での離職防止や働きやすい職場環境整備の整備につい

て検討

・臨床心理士による相談

・実習施設として、学生(看護師、理学療法士、医学生)の実習の受け入れと

卒業臨床研修の地域医療実習としての医師の受入れ

・中国地区、福岡県の学校への求人票送付、訪問による教員への要請

・島根大学医学部地域推薦枠での病院長推薦

等積極的に取り組んでいく。

看護師については、働きながら進学することのメリットや社会医療法人石州会

の奨学金制度の説明での訪問の効果があり、平成25年度は六日市学園入学希

望者で六日市病院就職を希望している学生が過去最高の20名を超える人数に

なりそうである。今後も学校訪問を積極的に行っていきたい。下記に①社会医

療法人石州会看護技術職員奨学金、②吉賀町医療従事者等確保給付金、③吉賀

町社会福祉士等修学資金と奨学金・給付金制度の貸与・給付実績を掲げる。

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平成22年度から24年度の新規貸与・給付実績は以下のとおりである

平成22年度 平成23年度 平成24年度

※①石州会奨学金 8 11 11

※②吉賀町給付金 6 6 14

※③吉賀町修学資金 1 4 1

(人)

石州会の奨学金貸与額の推移は以下の以下のとおりである。

平成22年度 平成23年度 平成24年度 計

1年生分 4,910,000 6,650,000 6,180,000 17,740,000

2年生分 1,900,000 3,260,000 4,400,000 9,560,000

3年生分 4,400,000 9,880,000 10,500,000 24,780,000

計 11,210,000 19,790,000 21,080,000 52,080,000

(円)

吉賀町給付金・修学資金の給付・貸与額の推移は以下のとおりである。

平成22年度 平成23年度 平成24年度 計

吉賀町給付金 4,320,000 4,320,000 9,720,000 18,360,000

吉賀町修学資金 940,000 2,920,000 2,620,000 6,480,000

吉賀町計 5,260,000 7,240,000 12,340,000 24,840,000

(円)

石州会の奨学金貸与金額は、平成24年度は 2108 万円であり、平成22年度の

1.88 倍である。吉賀町の給付金・修学資金の給付・貸与総額は平成24年度で

1234 万円であり、平成22年度の 2.35 倍となっている。

その他の医療従事者についても看護師・准看護師同様に奨学金制度のPRに努

め、近隣の学校の訪問を計画的に行っていきたい。

医師については、紹介会社や島根県赤ひげバンクから毎年数件の紹介はあるが、

条件が合わず採用には至っていない。今後も引き続き積極的に募集に努める。

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未収金回収実績未収金回収実績未収金回収実績未収金回収実績

 外来、入院とも未収金の管理は「督促状」の発送を頻繁に行い、備忘及び滞納している

 方々から回収してきた。

 ●督促状発送およびその回収実績

督促年月 件数 合計金額 回収件数 回収金額(合計)

平成22年4月 49 \725,357 16 \196,950

平成22年5月 199 \15,400,881 47 \673,351

平成22年7月 130 \13,653,635 17 \142,060

平成22年10月 126 \13,317,962 22 \143,820

平成23年1月 170 \14,439,003 46 \302,642

平成23年2月 164 \15,470,450 32 \651,238

平成23年3月 141 \15,107,616 35 \706,721

小計 979 --- 215 \2,816,782

督促年月 件数 合計金額 回収件数 回収金額(合計)

平成23年4月 131 \14,847,655 31 \336,880

平成23年5月 139 \14,699,337 40 \246,952

平成23年7月 131 \14,108,132 24 \282,955

平成23年8月 120 \14,575,236 30 \357,940

平成23年10月 179 \14,995,670 59 \302,173

平成23年12月 150 \13,854,291 54 \230,166

平成24年3月 151 \14,848,226 45 \151,265

小計 1,001 --- 283 \1,908,331

督促年月 件数 合計金額 回収件数 回収金額(合計)

平成24年6月 147 \15,711,070 33 \655,730

平成24年9月 142 \15,783,261 42 \414,158

平成25年1月 244 \23,082,956 89 \3,199,813

小計 533 --- 164 \4,269,701

GGGG....未収金未収金未収金未収金回収実績回収実績回収実績回収実績

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補助金交付実績補助金交付実績補助金交付実績補助金交付実績((((平成平成平成平成22222222----24242424年度年度年度年度) ) ) ) ※平成24年度はほぼ確定

平成22年度 平成23年度 平成24年度

吉賀町(社会医療法人石州会救急医療等

対策事業補助金)

100,000,000 126,088,000 125,948,000

病院群輪番制病院運営費補助金 8,541,667 8,606,047 8,746,000

非常勤医師交通費支援事業 1,986,000 2,006,000 2,294,000

医師事務作業補助者設置支援事業 0 1,666,000 3,257,000

先輩看護職員キャリアアップ応援事業 275,000 1,000,000 1,000,000

医療従事者に対するメンタルヘルスケア

支援事業

814,000 900,000 900,000

新人看護師確保に関する支援事業 44,000 180,000 500,000

がん情報提供促進病院支援事業 296,000 750,000 699,000

新人看護職員研修事業及び医療機関受

け入れ研修事業

0 79,000 400,000

小計 3,415,000 6,581,000 9,050,000

新型インフルエンザ患者入院医療機関整

3,444,000

島根医療施設耐震化整備費補助金 99,486,000

連動型住宅用火災報知機の譲与 95,550

平成23年度島根県病床転換助成事業補

助金

60,000,000

平成23年度住宅・建築物高効率エネル

ギーシステム導入促進事業費補助金

72,615,749

病院内保育所運営補助金 1,931,000 1,352,000 1,352,000

島根大学医学部附属病院群臨床研修費

等補助金

824,600 260,890 824,200

島根県電子カルテ導入支援事業補助金 44,100,000

遠隔画像診断システム整備事業計画 3,286,000

介護労働者設備等導入奨励金 3,000,000

その他雇用関係各種補助金 500,000

合計 217,737,817 275,503,686 196,806,200

HHHH....補助金補助金補助金補助金のののの利用利用利用利用

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IIII....建物建物建物建物

1)耐震補強工事

当初、新耐震基準を満たしていない医療機関を耐震化整備指定医療機関

に指定する為の申請を県に申請をする。

申請日 平成 22 年 5 月 11 日

交付対象額 129,750,000 円(概算の総工事費用)

補助申請額 64,875,000 円(税込み)

工事期間 平成 22 年 6 月 18 日~平成 23 年 3 月 31 日

平成 22 年 4 月 19 日に、医療施設耐震化整備費補助金の交付額が総工事費

用の 1/2 から 2/2 に引き上げられた。平成 22 年 5 月 11 日の申請では、島

根県の予算案は 1/2 の補助率で゙決定されていたため、下期の予算案で 2/2

に引き上げられた後に再度補助金申請をするように求められた。

申請日 平成 22 年 12 月 13 日

補助申請額 129,750,000 円

平成 22 年 12 月 13 日申請分は、概算申請であり総工事費の確定後に再申請

を行った。

申請日 平成 23 年 3 月 8 日

補助申請額 99,487,500 円(税込み)

引渡日 平成 23 年 3 月 31 日

工事総額 99,487,500 円(税込み)

補助交付額 99,486,000 円(税込み)

当初、1/2の補助率で予定していたが、全額補助の対象で耐震補強工事を行

うことができた。病院の建物が建築基準法上の耐震基準を満たしたことで、安

心安全な環境での医療の実践が可能となった。

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外来屋上

リハビリ室屋上

塩ビシート防水

加硫ゴムシート防水

塩ビシート防水

高圧洗浄

ドレン改修工事

西病棟 屋上L

屋上M

屋上E

本館中央棟

管理棟

屋上K 西病棟渡り廊下屋上

エントランス屋上

管理棟屋上

西病棟屋上

西病棟屋上(折板)

折板高圧洗浄

ペントハウス

機械室屋上

屋上B

屋上A

屋上H

屋上I

屋上G

屋上J

折板高圧洗浄

塩ビシート防水

名称 施工方法

塩ビシート防水

本館東棟屋上

薬局屋上

本館中央棟屋上

新館屋上

区域

塩ビシート防水

塩ビシート防水

塩ビシート防水

塩ビシート防水

屋上C

屋上F

本館東棟

屋上D

2)屋上防水工事

当初工期 平成22年10月15日~平成22年12月20日

工期については、契約後12月上旬ごろに計画の遅れが生じてきたため計画変

更を行ってきましたが12月下旬ごろから積雪の為、さらに状況が悪化しまし

た。当初の工期では、殆ど作業ができない状況であり工事の安全を考慮し約3

ヶ月間の延期を行っています。工事請負変更契約を結び、工期を平成22年1

0月15日~平成23年3月31日として年度内の完了を最終期限とした。

平成23年3月31日完了引渡済み

総工事費用 36,750,000円(税込み)

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【第1工区】

西病棟・本館西側・本館北側

工事期間 平成22年10月30日~平成22年12月25日

【第2工区】

東棟 本館東側・本館北側

工事期間 平成23年1月21日~平成23年4月30日

【第3工区】

管理棟(全面)

工事期間 平成23年4月10日~平成23年5月20日

【第4工区】

中央棟 本館東側・本館南側

工事期間 平成23年5月1日~平成23年7月11日

3)外壁塗装工事

外壁塗装工事については、積雪の為施工が進まない状況が続いたことと、

壁の一部で下地の調整が必要なエリアが発生したことにより1ヶ月弱

の遅れが出た。そのため完了予定日を5月31日から1カ月引き伸ばし

6月30日に延期したが、気候の影響により最終的には 7 月の引渡しと

なった。

完成引渡日 平成 23 年 7 月 11 日

総工事費用 76,650,000 円

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平成平成平成平成22222222年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

設備等 有飯住宅エアコン(M、N棟) 22.5 266,000

設備等 ガス設備(2、3階)15箇所 22.5 4,845,120

設備等 ダイキンエアコン(3.4.5階ナースS) 22.6 840,000

設備等 電気給湯器(5台 病棟) 22.6 960,000

設備等 電動ベッド 20台 22.6 3,528,000

設備等 配膳車 22.6 245,490

設備等 ダイキンエアコン(5階スタッフ休憩室) 22.7 155,000

設備等 ダイキンエアコン(喫茶談話室) 22.8 118,000

設備等 ダイキンエアコン(西112号) 22.8 163,000

設備等 ダイキンエアコン(5階506号) 22.8 155,000

設備等 ダイキンエアコン(5階527号) 22.8 155,000

設備等 ダイキンエアコン(西114号) 22.9 157,000

設備等 医事コン病棟設置 22.10 737,100

設備等 医師住宅H棟エアコン2台 22.10 277,000

設備等 病棟医事コン(2台) 22.10 338,100

設備等 仮設厨房機器一式 23.1 1,680,000

設備等 灯油ボイラー(西病棟) 23.1 220,000

年度合計 14,839,810

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

設備等 電動ベッド30台・サイドレール 23.4 5,276,250

設備等 職員住宅(アンフォーラ) 23.5 50,000,000

設備等 医局 テンキー鍵 23.5 110,000

設備等 温冷配膳車9台 23.6 10,133,025

設備等 三菱エアコン(524.529号) 23.7 280,000

設備等 窓カーテン 23.7 3,255,000

設備等 外壁塗装工事 23.7 76,650,000

設備等 日立エアコン(403号) 23.8 137,000

設備等 老健用ローチェスト154台 23.10 2,995,980

設備等 病室ベットまわりカーテン 23.10 4,924,500

設備等 老健改修工事 23.10 63,285,140

設備等 2階トイレ改修工事 23.10 2,100,000

設備等 洗濯機・乾燥機(寮B1.2)2台 23.10 380,000

設備等 カーテンレール(2.3階) 23.12 1,050,000

設備等 省エネ改修工事 24.1 276,150,000

設備等 省エネ改修工事(追加) 24.1 4,987,500

設備等 テンキー(病歴室入口) 24.3 120,000

年度合計 496,558,145

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

設備等 床頭台 270台 24.4 5,720,500

設備等 テレビ 123台 24.4 4,032,000

設備等 電動ベッド40台 24.5 8,169,000

設備等 監視カメラ一式 24.5 1,050,000

設備等 電動ベッド7台 25.1 1,177,117

年度合計 20,148,617

JJJJ....建物付帯設備建物付帯設備建物付帯設備建物付帯設備

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平成平成平成平成22222222年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

医療機器 心電計 22.5 2,842,000

医療機器 サンディングセット(作業療法) 22.6 468,707

医療機器 眼圧計 22.6 1,291,500

医療機器 生体情報モニター 22.12 2,856,000

医療機器 簡易陰圧装置 22.12 3,440,000

年度合計 10,898,207

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

医療機器 ポータブルエコー 23.5 971,250

医療機器 自動視野計 23.6 4,620,000

医療機器 眼科ブライトスコープ 23.7 137,865

医療機器 EVIS上部消化管ビデオスコープ 23.8 3,139,500

医療機器 除細動装置(ペーシング付き) 23.12 1,395,000

医療機器 X線制御装置Console 24.3 1,260,000

年度合計 11,523,615

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

種別 導入物件 導入年月 導入金額(円)税込

医療機器 自動血圧計 24.5 160,000

医療機器 生体情報モニタ 24.5 2,824,500

医療機器 人工呼吸器ベネット740 24.5 1,120,000

医療機器 エアウエイスコープ 24.6 650,000

医療機器 鼻咽喉ファイバースコープ 24.6 577,500

医療機器 薬局・安全キャビネット 24.12 1,669,500

医療機器 採血等シュミレーター 24.12 198,450

医療機器 吸引シュミレーター 24.12 111,300

医療機器 経管栄養シュミレーター 24.12 224,700

医療機器 セントラルモニタ 25.1 1,501,500

医療機器 オージオメータ(聴力検査機) 25.1 1,150,000

年度合計 10,187,450

KKKK....医療機器医療機器医療機器医療機器

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96

①危機管理 H22.12 4・5階階段降り口にアコーディオン門扉購入 112,800

②医療の質の確保 H22.4 エアコン日立RASS28Y購入 250,000

③医療機器等更新 H22.4 上部消化管ビデオスコープ 296,783

③医療機器等更新 H22.6 管球冷却装置 9,975,000

合計 10,271,783

④経費削減等H23.1

A重油単価引き下げによる経費削減 ¥250000(年間)2,500,000

⑤患者サービス・環境整備 H22.6 高機能エアーマット購入 887,250

⑤患者サービス・環境整備 H22.8 ブレンダー購入 214,200

合計 1,101,450

⑥その他(職員環境整備)H23.1 簡易陰圧装置 3,440,000

①~⑥平成22年度合計 17,676,033

平成22年度

①危機管理H23.4 電動ベッド購入 30台・サイドレール購入 5,276,250

①危機管理H23.6 医局 テンキー設置 110,000

①危機管理H23.10. 2階トイレ改修工事 2,100,000

①危機管理H23.10 耐震補強工事 (全額補助金) 0

①危機管理H23.12 2階処置室入口用テンキー設置 110,000

合計7,596,250

③医療機器等更新H23.5 汎用超音波診断装置(ポータブルエコー) 971,250

③医療機器等更新H23.6 自動視野計 4,620,000

③医療機器等更新H23.7 EVIS上部消化管ビデオスコープ 3,139,500

③医療機器等更新H23.12 除細動器購入 1,395,000

合計10,125,750

④経費削減等H23.5 軽トラック4WD(中古) 169,260

④経費削減等H24.3 公用車 トヨタ エスティマ購入 1,850,000

④経費削減等H23.3 テレビ購入 2,583,000

合計4,602,260

⑤患者サービス・環境整備H23.6 温冷配膳車フラットトレイ式  (9台) 10,133,025

⑤患者サービス・環境整備H23.7 全自動錠剤分包機 10,972,500

⑤患者サービス・環境整備H23.10 90㎝巾ローチェスト(キャスター付)34個、120㎝巾ローチェスト(キャスター付)120個 2,995,980

⑤患者サービス・環境整備H23.12 カーテンレール(2.3階) 1,050,000

⑤患者サービス・環境整備H24.3 床頭台・回転板台購入 5,720,500

⑤患者サービス・環境整備H24.3 地デジ改修工事 1,449,000

合計32,321,005

その他(職員環境整備)H23.10 洗濯機・乾燥機(寮B1.2)2台購入 380,000

①~⑥平成23年度合計 55,025,265

LLLL.... 年度別年度別年度別年度別 主主主主なななな備品購入備品購入備品購入備品購入・・・・修繕修理修繕修理修繕修理修繕修理・・・・工事内訳工事内訳工事内訳工事内訳

平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度

平成平成平成平成 22223333 年度年度年度年度

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97

建物・設備等の修繕・更新H23.7 外壁塗装工事 76,000,000

設備等H23.10 院内カーテン全て 7,728,000

設備等H23.10 老健改修工事 63,285,140

設備等H23.12 防水改修工事 36,750,000

設備等H24.1 省エネ改修工事 276,150,000

合計459,913,140

①危機管理H24.4 カルテ監視用カメラ設置 1,050,000

①危機管理H24.5 パラマウントベッドKA-3310R・サイドレール・マットレス(40台) 8,169,000

①危機管理H24.5 注射・薬保管室テンキー設置 110,000

①危機管理 H24.12 電動ベッド(パラマウント)7台 1,177,117

①危機管理 H25.1 中材前にテンキー設置 120,000

合計 10,626,117

③医療機器等更新H24.4 セントラルモニタ・ベッドサイドモニタ購入 2,856,000

③医療機器等更新 H25.1 東伸実業 リオンオージオメーター 1,228,500

合計4,084,500

④経費削減等H24.6 公用車キャラバン売却 200,000

④経費削減等 H25.2 プラスック手袋業者変更により年間 ¥1500000の削減 1,500,000

合計 1,700,000

⑤患者サービス・環境整備 H24.10 安全キャビネット BHC-1006 Ⅱ A2 1,669,500

⑥その他(職員環境整備) H24.8 特別浴室入口開口工事 108,150

⑥その他(職員環境整備) H24.8 寮A・B・C棟防犯センサーライト設置 51,890

合計 160,040

①~⑥平成24年度合計 18,240,157

設備等H24.5 託児所床改修工事 1,323,420

平成平成平成平成 23232323 年度年度年度年度

平成平成平成平成 22224444 年度年度年度年度

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98

件数件数件数件数 金額金額金額金額 件数件数件数件数 金額金額金額金額 件数件数件数件数 金額金額金額金額

診療部診療部診療部診療部 8 569,470 16 1,164,700 12 1,006,580

看護部看護部看護部看護部 81 1,747,030 100 3,103,100 100 2,087,800

診療協力部診療協力部診療協力部診療協力部 27 444,150 21 215,820 21 677,190

事務部事務部事務部事務部 15 162,340 30 119,780 23 509,138

健康支援室健康支援室健康支援室健康支援室 6 64,223 7 67,440 9 128,050

地域医療介護連携室地域医療介護連携室地域医療介護連携室地域医療介護連携室 12 9,600 29 231,150 26 267,040

中央病歴管理室中央病歴管理室中央病歴管理室中央病歴管理室 2 64,000 6 207,820 7 137,510

医療安全対策室医療安全対策室医療安全対策室医療安全対策室 2 62,960 2 42,565 5 45,960

栄養科栄養科栄養科栄養科 1 50,000 1 50,000 4 90,730

合計合計合計合計 153 3,123,773 211 5,152,375 203 4,859,268

HHHH22222222年度年度年度年度 HHHH23232323年度年度年度年度 HHHH24242424年度年度年度年度((((1111月月月月までまでまでまで))))

HHHH22222222年度年度年度年度

健康支援室

中央病歴管理室

栄養科

看護部

診療協力部

主な研修名

第14回日本病態栄養学会

事務部

日本外科学会定期学術集会、脳神経外科コングレス総会、泌尿器科学会頭部総会、日本消化器関連学会

日本口腔外科学会総会・学術大会、日本脳外科学会、医師救急医療業務実施修練、院内感染対策講習

介護認定調査研修、「看護の日」記念のつどい、感染管理Ⅰ・Ⅱ、看護必要度評価者院内指導者研修

通常総会・全国職能別集会、看護協会総会及び職能集会、固定チームナーシング研究集会、認知症の理解と看護

日本看護学術集会、看護相談員連絡会議、新人ナース研修、リーダーシップトレーニング、終末期医療とこれからの課題

臨床実習指導者会議、心エコーハンズオン講習会、合同MRI勉強会、日本理学療法学術大会、呼吸ケア・リハビリテーション学術講演会

診療部

医療安全対策室

2010年度島根県がん診療ネットワーク協議会、地域がん登録に関する研修会、日本診療情報管理学会

協毒性新型インフルエンザ発生のまん延期における発熱外来診療についてのお願い

病棟を“見える化”する医療安全5S

日本脳神経超音波学会ハンズオンセミナー、石西栄養療法研究会、3学会合同呼吸療法認定士認定講習会、医用超音波講義講習会

高圧ガス保安教育、不在者投票管理事務担当者打合会、安全運転管理者等講習、危険物取扱者保安講習会、防火管理甲種講習会

挨拶、情報交換(東京医科大学)・療養病床の転換支援研修(国立保健医療科学院)

吉賀町医療機関会議、協会けんぽ生活習慣病予防健診事業説明会、益田圏域緩和ケア関係者研修、吉賀町健康づくり推進会議

高齢者の権利擁護に関する研修会、介護認定調査員研修、相談援助技術研修会、介護保険施設集団指導

介護保険サービス事業所等集団指導、益田圏域難病医療連絡会議

地域医療介護連携室

MMMM....年度別研修及年度別研修及年度別研修及年度別研修及びびびび講習講習講習講習

部署別研修費

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99

HHHH23232323年度年度年度年度

健康支援室

中央病歴管理室

医療安全対策室

栄養科

主な研修名

診療部

医療現場の接遇セミナー、日本脳神経外科コングレス総会、バージニアメイスン病院改善セミナー、日本脳神経外科学会総会

島根県臨床研修指導医講習会、医師医療業務実施修練、医療安全全国フォーラム、島根県院内感染対策研究会、医療の改善活動全国大会

地域医療介護連携室

介護支援専門員専門研修兼更新研修、益田圏域「自殺予防週間」におけるアルコール関連問題地域セミナー、医療ソーシャルワーカー基幹研修

益田圏域女性に対する暴力対策関係機関連絡会、認定調査員研修、感染対策セミナー、施設における高齢者虐待の防止研修会

看護部

医療現場の接遇セミナー、施設ケアマネージャースキルアップ研修、新人看護職員研修、日本看護協会通常総会・全国職能集会

「看護の日」記念の集い、救急看護の研修、看護必要度評価者院内指導者研修、看護連盟通常総会、日本看護学会学術集会地域看護

認定看護管理者制度セカンドレベル、実践に活かすフィジカルアセスメント、認知症の理解と看護、呼吸管理、基礎病態セミナー

診療協力部

臨床実習指導者会議、全国訪問リハビリテーション研修会、呼吸ケアカンファレンス、日本理学療法学術大会、総合臨床実習指導者会議

下関呼吸リハビリテーション講演会、日本病院薬剤師会 近畿学術大会、胃がん検診従事者講習会、乳がん自己検診指導者養成講座

事務部

医療機器安全基礎講習、社会医療法人保険事務説明会、住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入支援事業、安全運転管理説明会

フォーラム 医療の改善活動全国大会、診療・介護報酬改定セミナー、診療報酬改定時集団指導、電子カルテに関わる病院見学

消防協会ストレス研修会、日本心理臨床学会第30回秋季大会、教職員巡回相談 担当者会議、島根県がん相談員等西部研修会

医師事務作業補助者講習会、がん登録研修会、診療情報管理士生涯教育研修会、電子カルテ導入にかかわる病院見学

第14回日本病態栄養学会

医療安全全国フォーラム、介護職員等による痰の吸引等の実施のための指導者講習

HHHH24242424年度年度年度年度

健康支援室

中央病歴管理室

医療安全対策室

栄養科

認知症の理解と看護、日本看護学会学術集会 看護総会、メンタルサポート支援、新人看護職員指導者研修、リーダーシップトレーニング

診療協力部

臨床実習指導者会議、学術講演会、病院機能評価 受審病院説明会、日本摂取嚥下リハビリテーション学会、臨床指導者会議

第14回フォーラム「医療の改善活動」全国大会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会、がん専門薬剤師集中教育講座

主な研修名

診療部

5年生地域医療実習学生説明会、災害医療研修会、日本ヘリコバクター学会、病院機能評価 受審病院説明会、Kaizenセミナー、教育研修会

日本消化器関連学会、日本口腔外科学会総会、日本脳神経外科第71回学術総会、医師救急医療秒無実施修練

看護部

島根県看護連盟研修会、平成24年「看護の日」記念の集い、プリセプター研修、呼吸管理の基礎知識と呼吸ケア、固定チームナーシング研究集会

介護福祉士実習指導者講習会、島根県看護協会通常総会、看護管理過程と目標管理、フィジカルアセスメント(基礎編)、褥瘡ケア・基礎コース

JTASプロバイダーコース、緩和ケア研修会、認定看護管理者ファーストレベル

医師事務作業補助者講習、院内がん登録実務初級者研修、がん医療従事者研修会、島根県がん登録研修会

TNT-D認定管理栄養士 全国集会、糖尿病透析予防指導セミナー、特定給食実施等栄養管理担当者研修、山口接種嚥下技術セミナー

事務部

不在者投票事務研修、医療機器安全基礎講習会、中規模病院における電子カルテシステム導入の実際と効果、危険物取扱者保安講習

フォーラム「医療の改善活動」全国大会、労災診療費算定実務研修、、浜田医療センター災害訓練、年末調整説明会、社会保険委員実務研修会

特定保健指導技術研修会、圏域別がん患者等意見交換会、日本精神分析的心理療法フォーラム大会、SSW研修、日本心理臨床学会

地域医療介護連携室

難病ボランティア養成講座、益田圏域アルコール関連問題地域セミナー、介護支援専門員実務従事者基礎研修、日本心理臨床学会 

緩和ケア講習会 終末期患者さんの心のケア、これからの認知症ケアとまちづくり、島根県がん相談員等地区研修会、認定調査研修

浜田医療センター災害訓練、島根がん相談員等研修会、医療安全ワークショップ、院内感染対策講習会

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100

病院負担 7,590万円

補助金 4,410万円

予算合計 1億2,000万円

社名 電子カルテ 医事会計システム

日本事務器㈱ NEC NEC

富士通エフ・アイ・ピー㈱ 富士通 富士通

㈱ナイス IBM IBM

平成

24年

3月

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平成

25年

1月

2月 3月 4月

①業者ヒアリング

②システムベンダー

  選定

③システム作成

④運用手順策定

⑤データ移行

⑥端末PC入札

導入

⑦運用テスト

⑧評価・見直し

⑨院内研修

リハーサル

運用

開始

NNNN.... 電子電子電子電子カルテカルテカルテカルテ・・・・オーダリングシステムオーダリングシステムオーダリングシステムオーダリングシステム導入事業導入事業導入事業導入事業

(1)導入までの概要

情報網整備事業の最終到達点としての電子カルテ・オーダリングシステムに

向けて平成23年度より活動を開始する。当初は全額病院負担で導入を検討し

以下の表にあげる3社で導入を検討していたが、平成24年度になり、島根県

の「地域医療再生計画対象事業」の「島根県電子カルテシステム導入支援事業

補助金」が活用できることとなった。島根県の IT を活用した医療連携を推進す

る「島根県医療情報ネットワーク まめねっと」に参加することを条件に補助

金4,410万円が交付されることとなり、総額1億2,000万円の予算で

導入を計画する。

導入予算

平成23年度選考電子カルテベンダー

電子カルテ導入スケジュール

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101

社名 電子カルテ 医事会計システム

日本事務器㈱ NEC NEC

富士通エフ・アイ・ピー㈱ 富士通 富士通

㈱日立メディコ ㈱日立メディコ ㈱ナイス

㈱ワイズマン ㈱ワイズマン ㈱ワイズマン

㈱プロビズモ オリジナル ㈱ナイス

平成24年3月 平成24年4月 平成24年7月 平成24年8月 平成24年9月 平成24年11月

日南病院見学(日立メディコ社)

24年度島根県電子カルテシステム導入支援事業 事業計画書提出

㈱プロビズモ参画

24年度島根県電子カルテシステム導入支援事業 経費計算書提出

日本事務器㈱選定除外

富士通エフ・アイ・ピー選定除外

導入費用比較表作成(1回目)

3社プレゼンテーション

導入費用比較表作成(2回目)

㈱日立メディコ決定

(2)導入ベンダーの選定

当初は前頁のスケジュールにて導入を計画したが各社とも予算額の1億2,

000万円よりも価格が高く、価格交渉を続けながら別のベンダーも検討して

いった。WEB 環境で動作する日立メディコ社、介護から出発しているワイズマ

ン社と各社特徴がある中で、出雲市のソフトウェア開発会社のプロビズモ社に

1からの開発の検討をお願いした。プロビズモ社は機能、価格両面で協力をい

ただいて病院の要望に沿ったシステムの構築をめざしたが、納期的な問題と今

の当院の状況で1からの開発作業に割ける時間が病院側にあるのかという意見

もあり断念することとなった。大手の NEC,富士通のシステムベンダーは金額的

にこれ以上は下げることが困難とのことでこちらも断念した。最終的にワイズ

マン社と日立メディコ社での検討となったが、日立メディコ社は自社で介護の

システムを持っておらず、利用者の半分以上が介護施設である当法人としては

医療・介護一体のシステムが必要なことから一旦はワイズマン社を優位に考え

ていた。しかし、日立メディコ社から介護のシステムを作成するとの申し出が

あり、両社を比較検討した結果、日立メディコ社のシステムの導入を決定した。

平成24年度選考電子カルテベンダー

電子カルテベンダー選定経緯

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102

((((株株株株))))プロビズモプロビズモプロビズモプロビズモ

((((株株株株))))日立日立日立日立メディコメディコメディコメディコ

((((株株株株))))ナイスナイスナイスナイス

((((株株株株))))ワイズマンワイズマンワイズマンワイズマン そのそのそのその他打他打他打他打ちちちち合合合合わせわせわせわせ等等等等

初旬

打ち合わせ

見積もり受け取り

中旬

下旬

4月 中旬

初旬

中旬

打ち合わせ

見積もり受け取り

打ち合わせ

電子カルテシステムデモ

下旬 打ち合わせ

初旬

打ち合わせ

電子カルテシステムデモ

医事コン デモ

打ち合わせ

見積もり受け取り

打ち合わせ

日本事務器(電子カルテベンダー)

費用面により選定候補から除外

富士通エフ・アイ・ピー(電子カルテベン

ダー)

費用面により選定候補から除外

下旬

打ち合わせ

見積もり受け取り

打ち合わせ

初旬 打ち合わせ

打ち合わせ

見積もり受け取り

打ち合わせ

下旬

初旬 打ち合わせ

富士フイルムメディカル(PACS業者)

打ち合わせ

中旬

打ち合わせ

電子カルテシステムデモ

打ち合わせ 打ち合わせ

下旬

打ち合わせ

見積もり受け取り

各部門に対する

電子カルテシステムデモ

アライドテレシス(ネットワーク業者)

打ち合わせ

Mic(IT製品等販売業者)

打ち合わせ

初旬 打ち合わせ 打ち合わせ

ミック(歯科電算システム業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り

Mic(IT製品等販売業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【PC・プリ

ンタ】

富士フイルムメディカル(PACS業者)

打ち合わせ

アライドテレシス(ネットワーク業者)

打ち合わせ

フクダ電子(医療機器業者)

打ち合わせ

シーメンスジャパン(CT・MRI業者)

打ち合わせ

タイピック(IT製品販売業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【PC・プリ

ンタ】

打ち合わせ 打ち合わせ

アライドテレシス(ネットワーク業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【ネット

ワーク機器】

成和産業(医療機器販売業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【医療機

器連携】

北陽電気(電気工事業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【発電回

路】

下旬 打ち合わせ

アライドテレシス(ネットワーク業者)

打ち合わせ

Mic(IT製品等販売業者)

打ち合わせ・見積もり受け取り【PC・プリ

ンタ】

9月

3月

10月

11111111月月月月13131313日日日日    執行部執行部執行部執行部によるによるによるによる電子電子電子電子カルテベンダーカルテベンダーカルテベンダーカルテベンダーのののの決定決定決定決定

電子電子電子電子カルテシステムベンダーカルテシステムベンダーカルテシステムベンダーカルテシステムベンダー決定決定決定決定までのまでのまでのまでの流流流流れれれれ

中旬

7月

8月

平成24年度

平成23年度

3333月月月月22222222日日日日    日南病院様日南病院様日南病院様日南病院様へへへへ電子電子電子電子カルテシステムカルテシステムカルテシステムカルテシステムのののの見学見学見学見学((((日立日立日立日立メディコメディコメディコメディコ製製製製))))

9999月月月月28282828日日日日    3333社同時社同時社同時社同時プレゼンプレゼンプレゼンプレゼン

11月

時期

導入費用比較表作成導入費用比較表作成導入費用比較表作成導入費用比較表作成((((1111回目回目回目回目))))

中旬

導入費用比較表作成導入費用比較表作成導入費用比較表作成導入費用比較表作成((((2222回目回目回目回目))))

平成平成平成平成24242424年度島根県電子年度島根県電子年度島根県電子年度島根県電子カルテシステムカルテシステムカルテシステムカルテシステム導入支援事業導入支援事業導入支援事業導入支援事業    事業計画書事業計画書事業計画書事業計画書    提出提出提出提出

平成平成平成平成24242424年度島根県電子年度島根県電子年度島根県電子年度島根県電子カルテシステムカルテシステムカルテシステムカルテシステム導入支援事業導入支援事業導入支援事業導入支援事業    経費計算書経費計算書経費計算書経費計算書    提出提出提出提出

中旬

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103

社名 AAAA社社社社

((((株株株株))))日立日立日立日立メディコメディコメディコメディコ

((((株株株株))))ナイスナイスナイスナイス

CCCC社社社社

資本金 9,985万円

日立メディコ:138億8,400万円

ナイス:3,000万円

9億9,222万円

従業員数 100名

日立メディコ:5,416名(連結)

         2,143名(個別)

ナイス:165名

360名

売上高(平成23年度) 8億円

日立メディコ:855億円

ナイス:不明

84億円

電子カルテシステムシェア

新医療

「電子カルテ&PACS白書

 2011~2012」より

 ※1

0% 1.82%(10位)

2.33%(8位)

(介護システムは15%(1位))

保守対応

リモートメンテナンス

出向:出雲

ソフトウェア:24時間365日対応

リモートメンテナンス

出向:広島

ソフトウェア:月曜~金曜 9:00~17:00(祝

日、年末年始は除く)

ハードウェア:24時間365日オンサイト対応

リモートメンテナンス

出向:福岡、広島

ソフトウェア:月曜~金曜 8:45~18:45(祝

日・夏期、年末年始は除く)

土曜日及び毎月25日~翌月10日の祝日

8:45~17:00(夏期,年末年始は除く)

ハードウェア:24時間365日オンサイト対応

特徴

・病院とメーカーの共同開発

  システム変更の自由度が高くなる

・Web型電子カルテシステム

・帳票等のカスタマイズ性が高い

・DBにデータ項目の追加が容易であり、分

析・統計処理機能も有り

・簡易ではあるが様々な部門システムが内

包されている。

(リハビリ、栄養管理、RIS、輸血管理)

・主要な機能が同一パッケージに含まれる

(電子カルテ・医事会計・介護請求)

・元々が介護システムのメーカー

メリット

・独自でシステムの変更や機能追加が可

(著作権は石州会に有り)

・変更作業を委託する場合に特定の業者

に依存しない

・島根県のメーカー

(県や県内の他病院へ大きなアピールポイ

ントになる)

・ハードウェア及びインフラ整備の一括発注

を条件に低コスト化が可能

・クライアントの追加・更新作業が容易

・独自に帳票やDBのカスタマイズが可能

・カルテ画面の項目追加・変更が可能

・電子カルテシステムに蓄積されたデータ

から様々な情報が分析可能

・病院と老健のデータの連携がスムーズ

(患者様・入所者様の老健と病院の移動処

理、請求業務等)

・システム全体で統一性のある操作感

デメリット

(課題・問題点)

・開発工数が長くなる

(導入スケジュールの再調整が必要)

・導入実績が少なく、導入直後の不具合も

発生しやすい

・介護の機能が弱く、介護請求業務も煩雑

になる可能性有り

・システム変更をベンダーに依頼すると費

用が発生

・システム変更の要望が通らない場合有り

・5年後毎に更新作業・更新費用が発生す

る可能性有り

・カルテ画面の項目追加・変更は不可能

・システム変更をベンダーに依頼すると費

用が発生

・システム変更の要望が通らない場合も有

・5年後毎に更新作業・更新費用が発生す

る可能性有り

電子電子電子電子カルテシステムベンダーカルテシステムベンダーカルテシステムベンダーカルテシステムベンダー説明説明説明説明

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104

医事会計医事会計システムシステム

((MLML--AA))

医事会計システム医事会計システム(サーバ・(サーバ・PPPP))

※※レセプトチェック機能(べてらん君)レセプトチェック機能(べてらん君)含む含む

電子カルテ(Open電子カルテ(Open--Karte)Karte)

電子カルテ/オーダリング/看護支援電子カルテ/オーダリング/看護支援(サーバ・(サーバ・PPPP))

会計情報会計情報

患者情報患者情報

注射注射 処方処方

放射線放射線 給食給食

臨床検査臨床検査 処置処置

生理検査生理検査 手術手術

リハビリリハビリ 病名病名

診療予約診療予約 書類書類

デスクトップ:デスクトップ:

レセプトプリンタレセプトプリンタ

請求書プリンタ請求書プリンタ

デスクトップ:デスクトップ:

ノート:ノート:

画像情報画像情報

放射線部門放射線部門

画像画像管理管理システムシステム

(富士フィルム)(富士フィルム)

MWMMWM

情報情報

Echelon

各種各種

モダリティモダリティ

※※処方処方チェックチェック機能、機能、DIDI機能含む機能含む

検査部門検査部門(臨床)(臨床)

オーダオーダ

情報情報

検査結果検査結果

情報情報

検体検査システム検体検査システム

((BMLBML、オネスト九州、オネスト九州))

スキャナスキャナ

※※台数は別途調整台数は別途調整

(施設様準備)(施設様準備)

A4A4プリンタプリンタ

ラベルプリンタラベルプリンタ 99台台

リストバンドプリンタリストバンドプリンタ 22台台

※※台数は別途調整台数は別途調整

(施設様準備)(施設様準備)

バーコードリーダーバーコードリーダー 1515台台

診察券発行機診察券発行機

(ドットウェル)(ドットウェル)

患者患者情報情報

再来受付機再来受付機

(アルメックス)(アルメックス)

受付情報受付情報

介護介護 リハビリリハビリ

歯科歯科

33点チェック点チェック DWHDWH

レジメンレジメン

※※オプションオプション

※※カスタマイズカスタマイズ

予約情報予約情報

前頁までの経緯で電子カルテベンダーを決定したが、平成25年度3月までに

電子カルテのシステム作成は完了し、平成25年4月、5月のリハーサル期間

を経て平成25年6月より本稼動する予定である。

介護システムについては、作成に時間を要するため平成25年8月よりの運用

開始を予定している。

(3)電子カルテ・オーダリング導入範囲

薬局薬局部門部門

調剤支援システム調剤支援システム

(トーショー)(トーショー)

オーダ情報オーダ情報

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105

部署部署部署部署 スタッフスタッフスタッフスタッフ数数数数

BLSBLSBLSBLS受講者数受講者数受講者数受講者数

()()()()内内内内はははは

期限切期限切期限切期限切れれれれ

ACLSACLSACLSACLS

受講者数受講者数受講者数受講者数

ハートセイバーハートセイバーハートセイバーハートセイバー

AEDAEDAEDAED受講者数受講者数受講者数受講者数

()()()()はははは期限切期限切期限切期限切れれれれ

BLSBLSBLSBLS受講率受講率受講率受講率

((((期限内期限内期限内期限内::::期限外期限外期限外期限外))))

ACLSACLSACLSACLS受講率受講率受講率受講率

ハートセイバーハートセイバーハートセイバーハートセイバーAEDAEDAEDAED

受講率受講率受講率受講率

((((期限内期限内期限内期限内::::期限外期限外期限外期限外))))

外来 9 9 4 0 1 0 0

2階病棟 49 33(3) 9 9(9)

67.3%

(61.2% : 6.1%)

0

18.4%

(0% : 18.4%)

3階病棟 41 14(1) 1 3(3)

34.1%

(31.7% : 2.4%)

0

7.3%

(0% :  7.3%)

4階居室 34 9(4) 0 0

26.5%

(14.7% : 11.8%)

0 0

5階居室 27 11(4) 1 3(3)

40.7%

(25.9% : 14.8%)

0

11.1%

(0% : 11.1%)

西棟居室 23 8(1) 1 1(1)

34.8%

(30.4% : 4.4%)

0

4.3%

(0% : 4.3%)

診療協力部 9 4(4) 0 1(1)

44.4%

(0% : 44.4%)

0

11.1%

(0% : 11.1%)

リハビリ 11 7(3) 0 0

63.7%

(36.4% : 27.3%)

0 0

検査室 2 2 0 0 1 0 0

室 13 8(3) 1 4(3)

61.6%

(38.5% : 23.1%)

0

30.8%

(7.7% : 23.1%)

事務 26 20(10) 0 6(6)

77%

(38.5% : 38.5%)

0

23.1%

(0% : 23.1%)

平成25年2月

OOOO.... AHAHAHAHA受講受講受講受講

院内職員のBLS、ACLS 他の受講について

平成 21 年度よりAHAのコースを受講された職員には賞与で返金していたが、研修意

識に疑問を感じ、24 年度から、返金は中止した。急変時の対応は医療従事者にとって

は出来て当たり前の手技と思われるが、平成 22 年度より受講者が 20 名から 30 名程

度となり平成 24 年は 24 名程度あった。そこで、4 月からは、Rapid Response Team

(急変対応チーム:RRT)を立ち上げた。メンバーは 3 名で候補生として 5 名決定した。

この 5 名はBLS、ACLS、PALS、ACLS-EPの受講をしてもらう。

この 5 名は、業務として病院で受講料を負担して頂いている。

医療従事者には、全員BLS、ACLSは受講してほしいと思っている。

24 年度は六日市中学生全員ハートセイバーAEDコースを受講され修了証を持って

おられる。地域での心肺蘇生コースを勧めている中で、院内職員の受講が減ってきて

いる事に疑問もある。

25 年度からは、応急処置を加えたコースもリニューアルされており院内での啓発に努

めていく必要があると思われる。

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106

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度

H22.4.30 嘱託職員の社会保険料軽減 総務課 

H22.5.20 通用口及び外来の消毒液表示についての改善 医療安全対策室 

H22.6.8 厨房・喫茶のグリストラップ清掃に関する改善 施設用度課 

H22.6.16 医事コン 入金履歴システムの改善 医事課

H22.6.24 日数制限がある投薬に関する改善 医事課

H22.8.11 眼科ドクター椅子の下フロアマット補修に関する改善 施設用度課

H22.8.11 病室内の壁塗装に関する改善 施設用度課

H22.8.11 医療用点滴台の修理費用に関する改善 施設用度課

H22.8.11 病院前の出入り口に関する改善 施設用度課

H22.8.17 心電図室に関する改善 生理機能検査室

H22.8.31 外来会計に設置してあるエタプラス撤去 医療安全対策室

H22.9.10 一般撮影(腰椎・胸椎臥位側面撮影)に関する改善 放射線室

H22.9.10 一般撮影用寝台に関する改善 放射線室

H22.9.22 外来カルテ庫扉についての改善 ニチイ学館

H22.9.24 採血室に関する改善 生理機能検査室

H22.9.29 業者出入り口の照明に関する改善 施設用度課

H22.12.6 A重油のコストダウンに関する改善 施設用度課

H22.12.9 エコー検査用ベットに関する改善 生理機能検査室

H22.12.14 託児所証明に関する改善 施設用度課

H22.12.14 託児所裏フェンスに関する改善 施設用度課

H23.2.15 採血室に関する改善 生理機能検査室

H23.3.2 サマリー依頼に関する改善 中央病歴管理室

H23.3.2 カルテ整理に関する改善 中央病歴管理室

H23.3.28 消防対象物立入検査の口頭での指摘事項について 総務課

H23.3.30 こばと保育園遊具の管理について ㈱アイレンタル

件数件数件数件数 25252525件件件件

標標標標            題題題題

改善報告事例改善報告事例改善報告事例改善報告事例((((第二次中期事業計画期間内第二次中期事業計画期間内第二次中期事業計画期間内第二次中期事業計画期間内))))

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

H23.4.18 消防対象物立入検査改善報告書提出後の改善について 総務課

H23.4.20 院外処方箋の対応に対する改善 医事研

H23.4.20 予約データー入力・確認の改善 医事研

H23.4.20 眼科外来手術・検査機械に関する改善 外来

H23.4.22 採血の準備方法に関する改善 検査室

H23.5.19 当直・日直者の連絡事項に関する改善 総務課

H23.5.19 事務当直・日直日誌の様式に関する改善 総務課

H23.5.23 防災センター内の物品配置について 総務課

H23.5.23 入院カルテ検温表に関する改善 医事課

H23.5.24 入院カルテ作成担当の変更に関する改善 医事課

H23.5.24 入院カルテ1号用紙作成に関する改善 医事課

標標標標            題題題題

PPPP.... 改善推進室改善推進室改善推進室改善推進室

改善を行った際は改善報告書を提出してはいたが、平成23年度からは改善推進室を

立ち上げ改善活動の啓発を推進した結果、平成23年度、24年度の改善報告数は平

成22年度に比較して飛躍的に増加した。また、毎月の管理運営委員会で投票により

月間最優秀改善報告を発表し、月間最優秀改善報告の中から年間最優秀報告を選

び、5月の開院記念日に年間の最多改善報告者とともに表彰を行っている。

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107

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

H23.5.24 医療区分・ADL評価表の印刷についての改善 医事課

H23.6.1 診療録検査台紙の色分けに関する改善について 中央病歴管理室

H23.6.1 3F保管カルテの改善 中央病歴管理室

H23.6.9 心電図室(心電計設置場所)に関する改善 生理機能検査室

H23.6.9 検査結果(控え)の保管に関する改善 生理機能検査室

H23.6.13 酸素ボンベ使用に関する改善 リハビリテーション室

H23.6.14 リハビリテーション控室内の動線と電話連絡などの伝達に関する改善 リハビリテーション室

H23.6.15 訪問リハビリテーション実施計画書の記入に関する改善 リハビリテーション室

H23.6.17 病棟の退院カルテの管理方法に関する改善 中央病歴管理室

H23.6.20 職員健診結果報告書返却を早くする改善 健康支援室 

H23.6.21 退院サマリー作成依頼書についての改善 中央病歴管理室

H23.6.22 書類発注の遅れに関する改善 リハビリテーション室

H23.6.27 QFT検査の再検査防止に関する改善 健康支援室 

H23.6.29 摂取機能療法実施計画書に関する改善 リハビリテーション室

H23.7.4 嚥下造影検査の各部署の役割見直しに関する改善 リハビリテーション室

H23.7.11 修理工具・部品の整理整頓に関する改善 合同産業 

H23.7.11 トイレ内作業の告知に関する改善 合同産業 

H23.7.13 軟膏の保管について 西病棟

H23.7.15 脳波の電極装着に関する改善 生理機能検査室

H23.7.20 貼紙の整理整頓 外来

H23.7.21 聴器(ステンバー法)の撮影台の作成 放射線室

H23.7.22 リハビリテーション実施計画書のPCデータ化に関する改善 リハビリテーション室

H23.7.26 新入職者面談における病棟職員の負担軽減 健康支援室

H23.7.26 リハビリ室歩行補助具貸出に関する改善 リハビリテーション室

H23.7.26 救急カートの整理整頓 外来

H23.7.28 縫合セットの変更 外来

H23.7.28 ガーゼケッテルの廃止 外来

H23.8.1 ナースステーション内の整理整頓 西病棟

H23.8.9 訪問リハビリテーションの月末業務に関する改善 リハビリテーション室

H23.8.10 病棟の整理整頓に関する改善 4F病棟

H23.8.11 ホルダー心電図に関する改善 生理機能検査室

H23.8.11 義歯洗浄の間違いと時間短縮に関する改善 5F病棟

H23.8.11 留置針での真空採血について 外来

H23.8.15 プラスチック手袋ホルダー設置 診療部

H23.8.16 足の評価マニュアル作成 診療部

H23.8.17 当日外来が休診になった場合の対応に関する改善 総務課

H23.8.17 総務課内個別の休暇時マニュアルに関する改善 総務課

H23.8.18 個人宛の配布書類紛失予防に関する改善 4F病棟

H23.8.19 記録用紙の補充に関する改善 リハビリテーション室

H23.8.24 詰所への記録用紙ファイルの設置に関する改善 リハビリテーション室

H23.8.24 言語聴覚士の所在確認に関する改善 リハビリテーション室

H23.8.24 改善報告書の提出促進に関する改善 改善推進室

H23.8.24 当番技師の表札作成に関する改善 診療放射線室

H23.8.24 執行部からの毎日の伝達方法の改善 事務次長

H23.8.25 現金(小銭)勘定時間時間短縮の改善 経理課

H23.8.27 医師当直室のテレビに関する改善 施設用度課

H23.8.29 夜間業務の見直し 3F病棟

H23.8.29 夜間業務の勤務体制の見直し 3F病棟

H23.8.31 健診結果報告書に関する改善 健康支援室

H23.8.31 下膳時に関する改善 5F病棟

H23.8.31 メッセンジャー台車のコンパクト化に関する改善 施設用度課

H23.8.31 ゴミ袋の設置場所変更に関する改善 施設用度課

H23.8.31 院内スプーン変更・統一に関する改善 リハビリテーション室

標標標標            題題題題

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108

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

H23.9.2 介護療養型老人保健施設への転換理由の周知 事務次長

H23.9.8 地域医療介護連携室呼び出しチャイム設置について 地域医療介護連携室

H23.9.8 診療情報提供書の管理・把握について 地域医療介護連携室

H23.9.8 情報共有のためのホワイトボード活用方法の改善について 地域医療介護連携室

H23.9.9 改善推進室との連絡に関する改善 改善推進室

H23.9.9 病室業務表示について 西病棟

H23.9.16 業務分担に関する改善 2F病棟

H23.9.16 スタッフルームに関する改善 2F病棟

H23.9.16 看護必要度データに関する改善 2F病棟

H23.9.16 ネームボードに関する改善 2F病棟

H23.9.16 退院時サマリーに関する改善 2F病棟

H23.9.16 入退院情報に関する改善 2F病棟

H23.9.22 訪問リハの書類準備に関する改善 リハビリテーション室

H23.9.26 朝のボイラー立ち上げ時間変更への対応に関する改善 合同産業

H23.9.26 節電に伴う受電室冷房運転に関する改善 合同産業

H23.9.28 超音波検査の報告書に関する改善 生理機能検査室

H23.9.28 聴力検査室に関する改善 生理機能検査室

H23.9.30 コップ内のお茶に埃が入らないようにする 5F病棟

H23.9.30 洗濯ネットの仕分け 5F病棟

H23.10.12 物品請求ノートに関する改善 5F病棟

H23.10.12 ヘリオス充填記録ノートに関する改善 リハビリテーション室

H23.10.12 リハビリ処方時の担当理学療法士の確認・決定に関する改善 リハビリテーション室

H23.10.14 胸部外傷に対する対処 外来

H23.10.14 外来の整理整頓 外来

H23.10.19 トライアルコンタクトレンズの管理(期限切れ) 外来

H23.11.2 リハビリテーション室個人日報の変更について リハビリテーション室

H23.11.16 栄養剤の支出額削減について 栄養科

H23.11.22 4F・5F特浴内タイルの保護に関する改善 施設用度課

H23.11.22 感染性廃棄物置場に関する改善 施設用度課

H23.11.25 外来処方箋保管に関する改善 医事課

H23.11.28 被ばく低減に関する改善 診療放射線室

H23.11.29 訪問リハビリテーションの月末業務の書類提出に関するミスをなくす改善 リハビリテーション室 

H23.12.5 リハビリ患者一覧ボードに関する改善 リハビリテーション室 

H23.12.12 日清栄養士の病棟訪問について 日清医療食品㈱ 

H23.12.12 使用食材に関する改善 日清医療食品㈱ 

H23.12.12 待機者への連絡に関する改善 協同医学 

H23.12.21 心電図室に関する改善 生理機能検査室

H23.12.23 リハビリテーション月報のID・生年月日の記載ミスをなくす改善 リハビリテーション室

H24.1.4 クレベリンのトイレ設置について 日清医療食品㈱

H24.1.6 患者様のご家族の来院把握についての改善 3F病棟

H24.1.6 転倒転落防止に関する改善 3F病棟

H24.1.9 配薬間違い防止に関する改善 5F居室棟 

H24.1.9 入所者一覧表の改善 5F居室棟 

H24.1.12 ボイラー運転方法変更による重油節約への改善 合同産業 

H24.1.18 入院申込書の複写化 医事課

H24.1.19 カルテ庫のカルテ位置をインデックス表示 中央病歴管理室 

H24.1.30 スタッフ行き先ボードの作成 リハビリテーション室

H24.2.8 日本語表記による一般撮影用の画像マーキングの作成 放射線室 

H24.2.9 人間ドック検査成績書における所見記入欄の改善 健康支援室 

H24.2.13 点滴台・チューブを整理し容易に撮影できるようにする 放射線室 

H24.2.16 肺がん検診(CT)の問診票に関する改善 健康支援室

H24.2.21 レントゲン架台の作成に関する改善 施設用度課・放射線室

H24.3.13 院外処方箋の記入に対する改善 医事研 

標標標標            題題題題

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109

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

H24.3.13 リハビリテーション実施や診療科の日付間違いに関する改善 医事研 

H24.3.13 外来カルテのアリバイ管理に関する改善 医事研 

H24.3.19 環境整備の平準化について 5F居室棟

H24.3.19 情報収集事項の明確化 副看護部長

H24.3.23 業務分担表に関する改善 5F居室棟

H24.3.27 外来診療時の次回採血検査オーダーに関する改善 外来

件数件数件数件数 123123123123件件件件

標標標標            題題題題

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

H24.4.3 尿臭の蔓延に関する改善 5F居室棟

H24.4.5 退所支援に関する改善 地域医療介護連携室

H24.4.9 詰所内のファイルの整理 西居室棟

H24.4.9 入浴における安全確保とスタッフの負担軽減 西居室棟

H24.4.9 PACSの患者名を漢字表記にする 放射線室

H24.4.11 特浴時のベット柵の置き場所 4F居室棟

H24.5.8 栄養調整食品の使用について 日清医療食品

H24.5.10 患者移動に関する改善 外来

H24.5.14 診療情報提供書の取扱い 外来

H24.5.15 褥瘡処置のリストに関する改善 2F病棟

H24.5.17 配膳方法の変更 4F居室棟

H24.5.19 リハビリ室スタッフ不在に関する改善 リハビリテーション室

H24.5.23 AEDの解析について 医療安全推進室

H24.5.23 検査伝票の動きについて 外来

H24.5.31 医療サービス病衣個別請求用紙の変更 副看護部長

H24.6.12 2F詰所の動線見直し 2F病棟

H24.6.18 退職金起案書書式変更について 総務課

H24.6.20 ME室での2階機器保管 2F病棟

H24.6.21 入院連絡票の変更 医事課

H24.6.22 レセプト請求時の減点に関する改善 医事研

H24.6.22 ポータブルトイレ用のふた置場の改善 西居室棟

H24.6.27 口腔外科診療室スペースの有効利用 歯科口腔外科

H24.6.27 外来杖掛け設置 診療部

H24.6.28 空き缶を利用した替刃メスのブレイドリムーバー作成 歯科口腔外科

H24.6.28 薬剤室での業務中断中の表示に関する改善 2F病棟

H24.6.29 薬剤感受性検査に関する改善 生理機能検査

H24.6.29 ホルダー心電図に関する改善 生理機能検査

H24.7.3 老健入所・退所時のファイル更新手順に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.3 六日市苑患者リスト作成に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.3 六日市苑入退所者リスト作成に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.3 リハビリテーション実施計画書作成に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.13 面会時間終了放送に関する改善 企画調整室

H24.7.13 画像診断依頼時における送信間違いに関する改善 放射線室

H24.7.18 健診の診察案内を説明しやすくする改善 健康支援室

H24.7.18 病室ドア開放に関する改善 2F病棟

H24.7.19 プリンターセッション統一に関する改善 医事課

H24.7.19 請求書の手渡し(宛名ラベルの工夫)に関する改善 医事課

H24.7.19 転記間違いに関する改善 栄養管理室 

H24.7.20 2F患者さまのリハビリ状況共有に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.20 重錘の使用に関する改善 リハビリテーション室 

H24.7.20 7月5日の調理ミスに関する改善 日清医療食品

H24.8.7 歯科口腔外科受診(入院患者)手続きの変更 歯科口腔外科 

標標標標            題題題題

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110

報告日報告日報告日報告日 報告部署報告部署報告部署報告部署

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

H24.8.13 施設見学者に関する改善 事務部 

H24.8.16 口腔外科診察室スペースの有効利用について(2) 歯科口腔外科

H24.8.21 蛇口の熱湯注意掲示に関する改善 2F病棟

H24.8.21 施設見学マニュアル・フローチャート・見学届作成に関する改善 総務課

H24.8.22 執行部回覧文書における期限切れ防止に関する改善 総務課

H24.8.24 GOJO(手指消毒スペンサー)の受け皿の清掃について 歯科口腔外科

H24.8.27 血液製剤請求伝票/投与報告書に関する改善 生理機能検査

H24.8.27 輸血同意書の改善 生理機能検査

H24.8.29 入職時の説明について 総務課

H24.8.31 ポヒヨンドンスクラブに関する改善 医療安全推進室

H24.9.13 OP誤認防止のためのカード作成 2F病棟

H24.9.20 患者様の住所・生年月日等の確認について 医事研

H24.9.24 歯科用器材(エンドルーラー)の再生 歯科

H24.9.24 経腸栄養剤エンシュアを用いたレシピの開発 歯科 ・ 薬局

H24.9.25 尿コップ置場に関する改善 生理機能検査 

H24.9.26 歯科口腔外科デットスペースの有効活用 歯科口腔外科

H24.10.1 内線電話の自動転送機能活用 歯科口腔外科

H24.10.16 歯科用ミラーの照明に関する改善 歯科口腔外科

H24.10.17 四点柵の固定について 4F居室棟

H24.10.17 緊急時連絡先・介護保険証写し・負担限度額認定証写しの保管方法見直し 地域医療介護連携室

H24.10.26 「お薬が出ます」スタンプを予約表に押す改善 歯科口腔外科

H24.11.9 リハビリテーション総合実施計画書の運動器・呼吸器・脳血管疾患のファイルを色分けリハビリテーション室

H24.11.14 リハビリテーション処方時の手順作成 リハビリテーション室

H24.11.16 感染性廃棄物用プラ容器ふた脱宅防止 歯科口腔外科

H24.11.20 詰所内の机の配置変更 2F病棟

H24.11.21 杖立ての設置 歯科口腔外科

H24.11.26 タンス角の保護 5F居室棟

H24.11.26 インスリン施行後の針処理の指摘を見える化 5F居室棟

H24.11.27 ゴミ(紙コップ)の減量 歯科口腔外科 

H24.11.27 どこでもシャウカステンの製作 歯科口腔外科 

H24.11.27 台車側面へのキャスター取り付け 歯科口腔外科 

H24.11.27 歯科用切削器具(Kファイル)パッキングの効率化 歯科口腔外科 

H24.11.29 職員手当請求書の書式変更について 総務課 

H24.11.30 作業室の整理整頓 5F居室棟

H24.12.11 共同医学との連絡方法 外来

H24.12.25 局所麻酔用注射針の廃棄 歯科口腔外科 

H24.12.25 局所麻酔用注射器のリキャップスタンド 歯科口腔外科 

H25.1.4 大浴場の壁清掃 施設用度課 

H25.1.4 アンビューバックの保管方法 外来 

H25.1.8 内科外来の診療時に担当者が持ち場を離れる時間を短縮する 外来 

H25.1.10 連絡事項の確実さと責任の所在を明確にする 総務課

H25.1.11 院外処方箋の記入誤りの改善 医事研

H25.1.11 皮膚科患者さまを長時間お待たせした件についての改善 医事研

H25.1.23 歯科機材用電極作成 歯科口腔外科 

H25.1.23 手洗い用タイマーの作製・設置 歯科口腔外科 

H25.1.24 救急用ホワイトボードの改善 外来

H25.1.29 口腔ケア用無影灯の製作 歯科口腔外科

件数件数件数件数 89898989件件件件

標標標標            題題題題

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111

臨床検体検査

入院 外来 計 入院 外来 計 入院 外来 小計

生化学 3,916 6,237 10,153 3,382 6,991 10,373 2,535 6,221 8,756

血清 3,344 2,369 5,713 2,293 2,269 4,562 1,109 1,111 2,220

血液 3,561 3,957 7,518 3,192 4,460 7,652 2,338 4,182 6,520

血液Gas 193 81 274 108 18 126 41 18 59

Xマッチ 50 11 61 32 10 42 15 21 36

尿一般 530 2,304 2,834 405 2,760 3,165 330 2,134 2,464

便Hb 94 210 304 94 207 301 86 260 346

微生物 79 79 158 239 202 441 269 413 682

細菌 366 230 596 338 187 525 263 196 459

結核菌 15 38 53 1 3 4 12 4 16

病理 36 56 92 36 38 74 8 25 33

細胞診 23 56 79 20 23 43 9 9 18

外注 742 1,670 2,412 561 1,354 1,915 384 1,070 1,454

合計 12,949 17,298 30,247 10,701 18,522 29,223 7,399 15,664 23,063

平成24年度は2月18日まで

平成22年度 平成23年度 平成24年度

生理機能検査

入院 外来 計 入院 外来 計 入院 外来 計

心電図 602 761 1,363 665 904 1,569 579 882 1,461

ホルター 28 61 89 36 50 86 42 51 93

Form 14 26 40 16 68 84 10 55 65

脳波 5 2 7 8 4 12 1 2 3

ABR 1 8 9 0 0 0 0 0 0

MCV 2 12 14 0 0 0 3 15 18

肺機能 0 19 19 6 36 42 2 33 35

心エコー 147 117 264 189 125 314 170 146 316

頸部エコー 75 165 240 87 129 216 88 136 224

PSG 4 1 5 3 4 7

CPAP 1 10 11 0 16 16

合計 874 1,171 2,045 1,012 1,327 2,339 898 1,340 2,238

平成24年度は2月18日まで

平成22年度 平成23年度 平成24年度

⑥ 臨床検査室

検査件数は全体的に減少傾向にあり、特に平成 24 年度は大きく減少している。

医師が検査項目をセットで依頼していたものを必要な項目に絞ってオーダーするよう

になったことが一因であると思われる。

平成 24 年度から循環器内科の診療が月 3 回と増えたため、心電図・ホルタ-の検査

数が増加している。平成 23 年度からは睡眠時無呼吸症候群の検査として PSG 検査

を開始し検査数はまだ少しではあるが、現在は検査機器を借りて行っているので機器

械の導入を検討している。生理機能検査件数としては横ばいである。

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112

人数 件数 人数 件数 人数 件数 人数 件数

一般撮影 2,626 5,549 0 0 984 1,775 3,610 7,324

ポータブル検査 0 0 0 0 676 735 676 735

X線テレビ検査 18 35 0 0 75 101 93 136

血管撮影検査 0 0 0 0 0 0 0 0

外科用イメージ(OP室) 0 0 0 0 3 3 3 3

CT検査 1,165 1,198 3 4 1,642 1,667 2,810 2,869

(再掲)CT造影 128 2 55 185

MRI検査 483 483 76 76 187 187 746 746

(再掲)MRI造影 12 0 0 12

合 計 4,292 7,265 79 80 3,567 4,468 7,938 11,813

紹介紹介紹介紹介

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度

外来外来外来外来 入院入院入院入院 合計合計合計合計

⑧ 診療放射線室

人数 件数 人数 件数 人数 件数 人数 件数

一般撮影 2,369 4,704 0 0 1,024 1,789 3,393 6,493

ポータブル検査 2 3 0 0 745 802 747 805

X線テレビ検査 9 14 0 0 56 67 65 81

血管撮影検査 0 0 0 0 0 0 0 0

外科用イメージ(OP室) 0 0 0 0 2 2 2 2

CT検査 1,065 1,067 5 5 1,169 1,178 2,239 2,250

(再掲)CT造影 115 0 52 167

MRI検査 589 589 60 60 206 206 855 855

(再掲)MRI造影 26 0 1 27

合 計 4,034 6,377 65 65 3,202 4,044 7,301 10,486

平成平成平成平成23232323年度年度年度年度

外来外来外来外来 紹介紹介紹介紹介 入院入院入院入院 合計合計合計合計

人数 件数 人数 件数 人数 件数 人数 件数

一般撮影 2,109 4,702 0 0 884 1,476 2,993 6,178

ポータブル検査 0 0 0 0 614 651 614 651

X線テレビ検査 7 15 0 0 18 33 25 48

血管撮影検査 0 0 0 0 0 0 0 0

外科用イメージ(OP室) 0 0 0 0 0 0 0 0

CT検査 894 896 1 1 760 762 1,655 1,659

(再掲)CT造影 84 0 26 110

MRI検査 557 557 55 55 165 165 777 777

(再掲)MRI造影 12 0 0 12

合 計 3,567 6,170 56 56 2,441 3,087 6,064 9,313

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

外来外来外来外来 紹介紹介紹介紹介 入院入院入院入院 合計合計合計合計

平成24年度は12月まで

平成 22 年 1 月から PACS を導入したことにより、フィルムを出さない診療が定着し、い

つでも PACS 端末があるところから直近、過去を問わず画像を参照できるようになった。

また画像診断を外部に依頼する際もフィルムを送付する必要があったが電話回線で

送信できるようになり、時間的にも費用的にも経費節減が可能となった。

CT 検査は平成 23 年 11 月から老人保健施設に移行したことにより、老健の入所者さ

まは保険点数がつかなくなったため減少傾向にある。

MRI 検査については、徐々に増加してきている。

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113

((((単位単位単位単位::::件件件件))))

HHHH22222222年度年度年度年度 HHHH23232323年度年度年度年度 HHHH24242424年度年度年度年度

一般一般一般一般 4,407 5,978 5,068

亜急性亜急性亜急性亜急性 1,762 1,779 1,583

4,635 5,285 5,269

5,401 4,879 4,804

4,837 4,591 5,835

6,119 4,246 2,782

231 719 718

12,090 10,348 8,866

39,48239,48239,48239,482 37,82537,82537,82537,825 34,92534,92534,92534,925合計合計合計合計

取取取取りりりり扱扱扱扱いいいい件数件数件数件数

※平成25年1月末現在

5F5F5F5F

西西西西

訪問訪問訪問訪問

外来外来外来外来

2F2F2F2F

3F3F3F3F

4F4F4F4F

((((単位単位単位単位::::点点点点))))

HHHH22222222年度年度年度年度 HHHH23232323年度年度年度年度 HHHH24242424年度年度年度年度

一般一般一般一般 1,410,330 1,897,655 1,621,289

亜急性亜急性亜急性亜急性 666,675 631,795 483,421

737,355 1,111,680 967,664

963,250 562,365 403,562

501,655 418,955 476,004

1,263,319 579,932 148,358

157,671 505,058 482,873

1,108,040 721,390 848,429

6,808,2956,808,2956,808,2956,808,295 6,428,8306,428,8306,428,8306,428,830 5,431,6005,431,6005,431,6005,431,600

診療報酬診療報酬診療報酬診療報酬

4F4F4F4F

5F5F5F5F

西西西西

2F2F2F2F

3F3F3F3F

訪問訪問訪問訪問

外来外来外来外来

合計合計合計合計

※平成25年1月末現在

⑨ リハビリテーション室

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション室取室取室取室取りりりり扱扱扱扱いいいい件数件数件数件数

平成 22 年度より理学療法士 1 名、作業療法士 1 名が増員し、前年度までと比較

して取り扱い件数が増加。H22 年度より訪問リハビリテーションを開始し、徐々

に需要が増加。H23 年度より西病棟を担当していた理学療法士が訪問リハビリ

テーションの専従となり、西病棟の取り扱い件数は減少。そのため、H23 年度

の取り扱い件数は減少している。H24 年度より理学療法士 2 名が退職したもの

の、5 月には言語聴覚士 1 名、8 月には理学療法士 1 名、10 月には言語聴覚士 1

名増員し、リハビリテーション体制、スタッフともに充実してきており、取り

扱い件数は増加すると予想される。

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション室診療報酬室診療報酬室診療報酬室診療報酬

H23 年 11 月から介護療養型老人保健施設に移行し、西病棟の減収が著明である

ものの、医療、介護ともにリハビリテーションの需要は大きい。今後も吉賀町

においてはリハビリテーションを必要とする患者数は維持・増加していくこと

が予想され、医療、介護のリハビリテーション体制の充実が必要となってくる。

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114

((((単位単位単位単位::::点点点点))))

HHHH22222222年度年度年度年度 HHHH23232323年度年度年度年度 HHHH24242424年度年度年度年度

7名 7名 6名

569,625 609,700 426,195

1,293,270 1,077,780 600,510

199,240 321,130 104,040

929,900 818,000 450,940

474,680 509,010 318,402

217,305 211,140 211,635

0 0 0

334,705 303,520 242,445

786,708 404,670 -

223,860 115,150 -

134,160 170,160 445,920

5,520 240 0

144,501 479,460 472,445

2,550 9,318 9,108

1月以内 6,930 11,880 1,320

3月以内 3,690 4,400 0

5,326,6445,326,6445,326,6445,326,644 5,045,5585,045,5585,045,5585,045,558 3,282,9603,282,9603,282,9603,282,960

1名 1名 1名

50,575 70,875 75,707

195,360 99,990 278,703

3,230 56,950 6,120

196,200 234,600 207,540

97,850 140,220 43,415

28,440 34,470 36,915

0 0 0

0 0 0

0 0 0

0 0 0

0 0 0

0 0 0

1月以内 0 0 0

3月以内 0 0 0

571,655571,655571,655571,655 637,105637,105637,105637,105 648,400648,400648,400648,400

1名 1名 3名

442,900 267,200 327,880

57,170 73,530 118,161

16,740 12,510 28,830

0 0 0

143,745 181,577 158,545

113,071 48,720 -

0 0 122,640

0 0 271,219

0 0 188,145

0 0 0

0 0 0

1月以内 0 0 0

3月以内 0 0 0

773,626773,626773,626773,626 583,537583,537583,537583,537 1,215,4201,215,4201,215,4201,215,420

103,200 148,500 256,800

8,400 12,900 25,200

24,770 1,230 2,820

6,808,2956,808,2956,808,2956,808,295 6,428,8306,428,8306,428,8306,428,830 5,431,6005,431,6005,431,6005,431,600

認知症短期集中リハビリテーション

早期リハビリテーション加算

訪問リハビリテーション指導管理料

サービス提供加算

短期集中リハビリ

テーション実施加算

医療

運動器リハビリテーション(Ⅰ)

運動器リハビリテーション(Ⅱ)

呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)

認知症短期集中リハビリテーション

訪問リハビリテーション

理学療法理学療法理学療法理学療法

合計合計合計合計

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・イ)

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・ロ)

消炎鎮痛処置

短期集中リハビリテーション実施加算

作業療法作業療法作業療法作業療法

医療

運動器リハビリテーション(Ⅰ)

運動器リハビリテーション(Ⅱ)

呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・イ)

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・ロ)

早期リハビリテーション加算

消炎鎮痛処置

介護

短期集中リハビリテーション実施加算

認知症短期集中リハビリテーション

訪問リハビリテーション

サービス提供加算

短期集中リハビリ

テーション実施加算

年度別診療報酬推移年度別診療報酬推移年度別診療報酬推移年度別診療報酬推移

合計合計合計合計

医療

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・イ)

脳血管リハビリテーション(Ⅱ・ロ)

早期リハビリテーション加算

訪問リハビリテーション指導管理料

摂食機能療法

訪問リハビリテーション指導管理料

指導料指導料指導料指導料

合計合計合計合計

介護

言語聴覚療法

摂食機能療法

訪問リハビリテーション

サービス提供加算

短期集中リハビリ

テーション実施加算

リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション室合計室合計室合計室合計

※平成25年1月末現在

理学療法(Ⅰ)

リハビリテーション体制強化加算

介護

言語聴覚療法(Ⅰ)

リハビリテーション総合実施計画料

退院時リハビリテーション指導料

退院前訪問指導料

言語療法言語療法言語療法言語療法

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115

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度 平成平成平成平成23232323年度年度年度年度 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度

胃胃胃胃・・・・十二指腸十二指腸十二指腸十二指腸ファイバーファイバーファイバーファイバー 243 218 202

大腸大腸大腸大腸ファイバーファイバーファイバーファイバー 46 23 23

気管支気管支気管支気管支ファイバーファイバーファイバーファイバー 0 0 0

膀胱尿道膀胱尿道膀胱尿道膀胱尿道ファイバーファイバーファイバーファイバー 3 5 2

ERCPERCPERCPERCP 0 1 0

腹部腹部腹部腹部エコーエコーエコーエコー 305 258 208

頚部頚部頚部頚部エコーエコーエコーエコー 241 222 225

そのそのそのその他他他他エコーエコーエコーエコー 109 116 98

心心心心エコーエコーエコーエコー 264 314 316

合計合計合計合計 1,211 1,157 1,074

24年度はH25年1月まで

リハビリリハビリリハビリリハビリテーションテーションテーションテーション室報酬室報酬室報酬室報酬((((平成平成平成平成22222222年度年度年度年度~~~~平成平成平成平成25252525年度年度年度年度1111月月月月))))

リハビリテーション室のセラピストの推移は、それぞれの年度で 9 名、9 名、

10 名と人員は確保できている。H22 年度より作業療法士が入職し、脳血管疾患

等リハビリテーションは施設基準(Ⅱ)となった。H23 年度 11 月から介護療養

型老人保健施設に移行したため、介護の理学療法(Ⅰ)が算定できなくなり減

収となったが、言語聴覚士において H24 年度より徐々に増員し、介護療養型老

人保健施設にも活動範囲を拡大しているため、減収分をカバーできている。

今後の診療報酬改訂により在宅医療へ移行し、維持期リハビリテーションを

どのように実施していくかが課題であるが、どのような状況でも対応できるよ

うセラピスト数の確保と地域医療に貢献できるような取り組みが必要となる。

⑩ 内視鏡・超音波検査室

1. 内視鏡検査

内視鏡検査の件数は年々減少傾向にある。平成22年度に内視鏡検査を担当して

いた医師が退職したことが一因となっているが、残りの医師による検査のスケジュール

をとりづらいということも一因となっている。また、患者さまが内視鏡検査が苦痛を伴うこ

とから敬遠されているということも考えられる。当院でも、比較的苦痛の少ない経鼻内

視鏡の導入を検討している。

2. 超音波検査

超音波検査は腹部エコーが減少の傾向にあるが、これは内視鏡と同様に医師の不

足からくるスケジュールがとれないということに起因する。その他のエコーはほぼ横ば

いで推移しているが、心エコーは増加している。

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116

1111 医薬品費医薬品費医薬品費医薬品費のののの削減等経営上削減等経営上削減等経営上削減等経営上のののの視点視点視点視点からからからから後発医薬品後発医薬品後発医薬品後発医薬品のののの採用採用採用採用をををを検討検討検討検討するするするする

設定理由としては、

 また、平成22年度診療報酬は下記のように改定された。

【後発医薬品使用体制加算】    入院初日30点

平成22年度を振り返ってみた。

1) 後発医薬品採用数・割合 平成23年 3月現在

全採用医薬品数 品目

後発医薬品採用数 品目

後発医薬品採用割合

注射薬での経費削減について

総購入金額 単位:万円

後発品購入金額

後発品の製剤別購入

内服

外用

注射

2) まとめ

① 注射薬のみの概算ではあるが後発医薬品の採用が有利である。

年度別採用数

平成21年以前の後発品採用品目      105品目

平成22年後発品採用品目      20品目

平成23年後発品採用品目      22品目

平成24年後発品採用品目      2品目

平成24年12月時点採用品目数         143品目/823品目中(17.4%)

厚生労働省の後発品使用促進「平成24年度までに、後発医薬品の数量シェアを30%

以上にする」による。

後発医薬品の採用品目数の割合が全医薬品目数の20%以上あること。

3.9%

1,722

一般病棟では約マイナス48万円、包括病棟ではプラス236万円で、全体として1

88万円の削減ができた。

全面的に安価な薬剤を採用するのではなく、当然、安全性、利便性は考

慮して採用している。

68

1,092

8,658

平成25年1月現在約18%の採用率で後発医薬品使用体制加算を目指

すにはあと数%の採用が必要である。

金額(万円)

大部分の後発品は採用した。後発品は品名等が一般的でなく現場での混

乱を危惧し少量ずつの切り替えを行っている。

119

15.2%

32.6%

採用割合は、中央社会保険医療協議会「2010年度後発医薬品の使用状況調

査」によるとDPC対象病院以外での病院の採用割合は中央値で15.8%で当院

は全国平均である。

病院

781

63.4%

562

経費削減を後発品購入金額の約63%を占める注射薬で、先発品と比較出来な

い品目を除き、概算ではあるが検証した。期間は平成22年 4月〜平成23年3

月。

割合

⑪ 薬局

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117

2222 人材不足人材不足人材不足人材不足をををを補補補補うためうためうためうため「「「「物品物品物品物品のののの供給供給供給供給とととと管理管理管理管理」」」」((((SPDSPDSPDSPD))))システムシステムシステムシステムのののの導入計画導入計画導入計画導入計画をををを立立立立てるてるてるてる

 はじめに

1) 目標の変更

卸一社の概算見積もりを知り驚異の高額であったため目標を変更した。

初期費用・運営費用合計 月額(3年) 円

月額(5年) 円

2)  医薬品発注方法の変更

○ 対象薬剤

内服薬、外用薬 合計約630品目

○ 方法

・ 各薬剤の定数(発注点)をきめる

・ 各薬剤に品名、バーコードの札をつける

・ 午後4時までに札のバーコードを読み、自動発注する。

・ 翌日納品時に札を添付する。

3) まとめ

① 発注もれがなくなる。

② 発注は職種に関係なく可能で、発注時間も短縮できた。

 医療を取り巻く環境は大きく変わり、薬局の役割は処方箋による調剤だけでなく、服薬

指導、持参薬管理、医薬品安全使用の管理、さらにチーム医療への参加と、幅広い業

務が求められている。

 当院の薬剤師数は法的には基準を満たしてはいるが、これらの業務を今より満足で

き、円滑に遂行するためには十分な人員とは言えない。今後において病院のレベル

アップの手段としても人材不足を補う日常業務の見直しが必要と判断した。その一つの

対策として院内物流管理システム『院内の医薬品の搬送、補充、在庫管理など一元化

する「SPD(Supply processing & Disutribution)」』の導入計画を立てた。

平成24年9月より、院内SPD(「物品の供給と管理」)の一部である消費管理システムを

取り入れた発注方法に変更した。業者を入れない薬局職員のみで運用している。

繁用薬剤は開封時、稀用薬剤は発注点になればその札をはずし、札専用

箱に集める。

 院内の医薬品は、薬剤師が一元的に管理を行うべきであるが、現状は定数管理、使

用期限管理等の大部分を看護部にお願いしている。SPD導入後はそれらの業務も削減

ができ本来業務への回帰が得られると考える。

888,889

813,333

導入の必要性を薬局内で十分に検討することにし、卸のSPD担当者の意見を求め参

考にした。

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118

3333 調剤機器調剤機器調剤機器調剤機器のののの導入導入導入導入

① 自動錠剤分包機、薬袋印刷機

② 安全キャビネット

注射薬調剤は長年の目標で、高カロリー注射剤調剤を目指していた。今、

技術的にはまだ未熟であるが、一歩進んだ抗がん剤調剤が可能であり大

きな進歩である。

新自動錠剤分包機は患者名、用法はもちろんのこと、分包紙へ薬品名、数

量等の印字が可能で錠剤の判別が容易で医療安全に大きく貢献してい

る。

抗がん剤を調整する際に無菌性を保ち、調製者を抗がん剤からの被曝を

守る機器である。

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119

<<<<外来健康診断受診件数推移外来健康診断受診件数推移外来健康診断受診件数推移外来健康診断受診件数推移>>>>(平成24年度は、第3四半期までの件数)

H24.12.31現在

62 63 80 80 78 85 78 79

74 108 120 112 118 121 121 122

96 81 67 51 81 86 86 78

116 110 103 80 77 80 104 93

1 20 18 0 6 5 6 7

42 76 63 37 18 90 92 82

19 27 35 47 45 37 39

6 3 4 3 0 15 0 13

0 0 0 0 0 0 1 0

3 4 4

1 0 0 4 3 3 8 3

22 15 9 18 14 6 4 1

0 0 0 0 0 1 0 0

(一般健診)24 34 33 38 52 55 57 52

(付加健診)0 0 0 0 0 1 2 1

(肝炎ウイルス検査-HCV抗体検査、HBS抗原検査)

0 0 0 0 0 1 0 0

11 0 3 5 6 10 14 5

2 0 0 0 0 0

6 5 0 0 0 0 0 0

(一般健診)41 44 41 31 26 15 12 13

(精密)0 0 3 1 0 0 0 0

(がん健診)0 0 1 0 1 2 1 0

0 1 0 0 7 5 2 0

70 58 31

4 7 5 15 12

1 0

48

574 637 603 499 541 634 645 652

+63 -34 -104 +42 +93 +11 +7

・・・検便検査のみ

※1 肺がん検診は、平成22年度より開始 ※2 広島東友健康保険組合人間ドックは、平成24年度より契約解除

※3 住民基本健診は、平成19年度で終了 ※4 特定健診は、平成20年度より開始

※5 生活機能評価は、平成23年度より開始 ※6 六日市苑健診は、平成24年度より開始

結核健診

住民基本健診

※3

特定健診

※4

生活機能評価

※5

六日市苑健診

※6

総数

前年比

単位(件)

生活習慣病予防健診

国保人間ドック

広島東友健康保険組合人間ドック

※2

三菱自動車健康保険組合人間ドック

原爆被爆者健診

脳ドック

肺がん検診

※1

進学・就職等健診

各種診断書作成等(免許申請用等)

その他(検便)

平成平成平成平成

20202020年度年度年度年度

平成平成平成平成

21212121年度年度年度年度

㈱アイ・グラン検便

その他(検便)

健診健診健診健診のののの種類種類種類種類

平成平成平成平成

17171717年度年度年度年度

平成平成平成平成

18181818年度年度年度年度

平成平成平成平成

19191919年度年度年度年度

平成平成平成平成

22222222年度年度年度年度

平成平成平成平成

23232323年度年度年度年度

平成平成平成平成

24242424年度年度年度年度

吉賀町学校教職員健康診断

吉賀町役場職員健康診断

六日市学園学生健診

その他事業所(労安法に基づく一般・雇入時健診)

その他事業所(じん肺健診などの特殊健診)

六日市学園学生検便

⑫ 健康支援室

【健康診断業務】

平成17~21年度までの外来健診件数の把握と検証をした結果から、「健診事業の

見直し」と「健康支援(保健指導)サービスの提供」を課題とし、様々な取り組みをした。

●健診事業の整備● “健診事業の見直しと健康支援(保健指導)体制の構築”

①2日間かかっていた人間ドック(国保)、生活習慣病予防健診(付加健診)を1日で

実施(平成22年10月)

②国保特定健診(個別健診)の実施(平成23年4月)

③曜日別健診件数の偏りをなくすため、卓上視力測定機の導入をする(平成24年

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120

397397397397

480480480480

(+83)(+83)(+83)(+83)

482482482482

(+2)(+2)(+2)(+2)

398398398398

((((-84-84-84-84))))

425425425425

(+37)(+37)(+37)(+37)

527527527527

(+102)(+102)(+102)(+102)

524524524524

((((-3-3-3-3))))

513513513513

((((-11-11-11-11))))

23232323

15151515

((((-8-8-8-8))))

482482482482

((((-6-6-6-6))))

22222222

(+13)(+13)(+13)(+13)

17171717

((((-5-5-5-5))))

13131313

((((-4-4-4-4))))

17171717

(+4)(+4)(+4)(+4)

8888

((((-9-9-9-9))))

154154154154

142142142142

((((-12-12-12-12))))

112112112112

((((-30-30-30-30))))

79797979

((((-33-33-33-33))))

99999999

(+20)(+20)(+20)(+20)

94949494

((((-5-5-5-5))))

104104104104

(+10)(+10)(+10)(+10)

131131131131

(+27)(+27)(+27)(+27)

574574574574

((((前年比前年比前年比前年比))))

637637637637

(+(+(+(+63636363))))

603603603603

((((----34343434))))

499499499499

((((----104104104104))))

541541541541

(+(+(+(+42424242))))

634634634634

(+(+(+(+93939393))))

645645645645

(+(+(+(+11111111))))

652652652652

(+(+(+(+7777))))

総数総数総数総数

平成平成平成平成

21212121年度年度年度年度

平成平成平成平成

22222222年度年度年度年度

平成平成平成平成

23232323年度年度年度年度

平成平成平成平成

24242424年度年度年度年度

平成平成平成平成

17171717年度年度年度年度

平成平成平成平成

18181818年度年度年度年度

平成平成平成平成

19191919年度年度年度年度

平成平成平成平成

20202020年度年度年度年度

健診健診健診健診のののの種類種類種類種類

事業所検診事業所検診事業所検診事業所検診

個人検診個人検診個人検診個人検診

委託契約検診委託契約検診委託契約検診委託契約検診

分類別外来健康診断件数推移分類別外来健康診断件数推移分類別外来健康診断件数推移分類別外来健康診断件数推移

574

637

603

499

541

634645 652

0

200

400

600

800

H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度

総数 事業所健診 個人健診 委託契約健診

(件)

6月)

●健康支援対策● “健康支援(保健指導)サービスの提供”

①外来健診保健指導(「健康応援アドバイス」にて健康情報提供)の開始(平成23

年4月)

健診受診環境の整備をしたことにより新規事業所健診件数も増え、外来健診件数

を維持・増数することができた。

【その他】

予防接種委託業務(小児予防接種事業・高齢者肺炎球菌予防接種)の実施。

また、インフルエンザ予防接種業務の改善、職員健診の改善、職員健診事後措置

体制の構築等を行った。

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121

年間心理相談件数年間心理相談件数年間心理相談件数年間心理相談件数

職場の

人間関

勤労・

就業意

ハラス

メント

休職・

退職

異動・

昇進

・昇格

給与・

待遇

技能・

能力

私生活

入職者

面談

看護師

新卒者

面談

アクシデ

ント後の

面談

H19年度 69 16 0 0 28 2 0 0 20 3

H20年度 108 22 4 0 21 2 1 6 37 15

H21年度 134 14 6 0 11 0 0 3 80 20

H22年度 105 30 1 0 13 1 2 2 49 7

H23年度 205 57 0 0 16 3 0 3 100 23 3

H24年度(H24.4-

12)

207 29 1 0 33 0 5 2 81 25 23 8

備考:*1はH24年度より新たに開始。*2はH23年度より新たに開始。

計(件)

*

1

*

2

【心理相談業務】

・H19年に心理相談室を設置後、その相談件数は年々増加している。その理由として

は次の通りである。

1.入職者面談・退職者面談・ストレスチェックの対象は、H19年度では看護部職員

に限定したものであったが、H22年度からは全部門職員に拡大した。

2.ストレスチェックについては、H24年度からは後期健診時に臨床心理士が簡単な

面談を行い迅速に心理相談につなげる取り組みを行なった。

3.H23年度からはアクシデント後の面談を医療安全推進室と協同し開始、アクシデ

ントを起こした職員を迅速に心理相談につなげた。

4.H24年度からは看護師新卒者(卒後1~3年目の看護師)への定期面談を開始、

迅速に心理相談等につなげた。

・ 相談内容別の件数を見ると私生活上の悩みが最も多い。また H24年度には休

職・退職の悩みが増えている。これは総務人事課との連携を図ったことや、その他退

職面談の理解が浸透されたのか看護部以外の部門の管理職からの紹介が増えてき

たこと等があり、以前よりも相談につながりやすくなった結果だと思われる。

・ 課題としては、心理相談が私生活上のストレスへの対応に偏っている点が挙げら

れる。今後は職場のストレスへの対応を積極的に図るため、安全衛生委員会等を中心

としたメンタルヘルス体制の構築を検討したい。

Page 128: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

122

心理相談内容別件数心理相談内容別件数心理相談内容別件数心理相談内容別件数

0

20

40

60

80

100

120

H

1

9

H

2

0

H

2

1

H

2

2

H

2

3

H

2

4

H

2

4

.4

-

1

2

相談

件数

相談

件数

相談

件数

相談

件数

職場の人間関係

勤労・

就業意欲

ハラスメント

休職・退職

異動・昇進

・昇格

給与・待遇

技能・能力

私生活

入職者面談

看護師新卒者面談

アクシデント後の面談

Page 129: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

123

社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会    年度別年度別年度別年度別    貸借対照表貸借対照表貸借対照表貸借対照表 財務検証財務検証財務検証財務検証BBBB////SSSS

平成平成平成平成21212121年度末年度末年度末年度末 平成平成平成平成22222222年度末年度末年度末年度末 平成平成平成平成23232323年度末年度末年度末年度末 (金額単位:円)

22.3.31現在 23.3.31現在 24.3.31現在

資産資産資産資産のののの部部部部 資産資産資産資産のののの部部部部

Ⅰ流動資産 499,103,552 513,551,275 504,929,898 Ⅰ流動資産

  現金・預金 115,532,271 130,402,363 138,407,570   現金・預金

  医業未収金・未収金 353,514,795 362,339,334 348,639,343   医業未収金・未収金

  棚卸資産 15,712,929 13,677,496 10,850,372   棚卸資産

  その他の流動資産 14,343,557 7,132,082 7,032,613   その他の流動資産

Ⅱ固定資産 1,409,152,646 1,479,976,491 1,872,357,427 Ⅱ固定資産

 1有形固定資産 1,379,149,086 1,445,892,931 1,832,822,706  1有形固定資産

  建物等 1,106,101,379 1,187,501,340 1,564,139,973   建物等

  備品 90,372,833 84,470,591 93,261,741   備品

  その他有形固定資産 3,145,559 6,274,185 7,774,177   その他有形固定資産

  土地 167,646,815 167,646,815 167,646,815   土地

  建設仮勘定 11,882,500 0 0

 2無形固定資産 5,239,960 4,719,960 4,224,721  2無形固定資産

 3その他の資産 24,763,600 29,363,600 35,310,000  3その他の資産

Ⅲ繰延資産 3,527,740 8,764,258 27,423,470 Ⅲ繰延資産

資産の部合計 1,911,783,938 2,002,292,024 2,404,710,795 資産の部合計

負債負債負債負債のののの部部部部 負債負債負債負債のののの部部部部

Ⅰ流動負債 558,061,607 526,874,592 474,605,308 Ⅰ流動負債

  支払手形・買掛金・未払金 192,234,744 196,084,702 235,592,686   支払手形・買掛金・未払金

  短期借入金 157,000,000 152,000,000 72,000,000   短期借入金

  短期の引当金 61,297,112 61,677,801 60,400,283   短期の引当金

  未払費用 39,014,678 15,026,512 17,051,391   未払費用

  その他の流動負債 93,371,151 91,162,895 82,859,506   その他の流動負債

Ⅱ固定負債 1,192,607,930 1,146,733,722 1,425,935,210 Ⅱ固定負債

  長期借入金 1,089,770,022 1,016,487,115 1,286,671,004   長期借入金

  退職給付引当金 102,837,908 130,246,607 139,264,206   退職給付引当金

負債の部合計 1,750,669,537 1,673,608,314 1,900,540,518 負債の部合計

純資産純資産純資産純資産のののの部部部部 純資産純資産純資産純資産のののの部部部部

Ⅰ純資産額 161,114,401 328,683,710 504,170,277 Ⅰ純資産額

純資産の部合計 161,114,401 328,683,710 504,170,277 純資産の部合計

負債及び純資産の合計 1,911,783,938 2,002,292,024 2,404,710,795 負債及び純資産の合計

(内訳)

長期借入金残高長期借入金残高長期借入金残高長期借入金残高 22.3.31現在 23.3.31現在 24.3.31現在 25.3.31現在

 山陰合同銀行 一本化 653,921,000 609,605,000 565,289,000 520,973,000

 山陰合同銀行 3億円 296,668,000 276,676,000

 山陰合同銀行 5000万円 46,953,000 43,629,000

 山陰合同銀行 7000万円 63,514,000

 吉賀町 5億円 304,014,692 280,117,635 256,220,578 232,323,521

 吉賀町 1億円 100,000,000 100,000,000 100,000,000 94,112,000

 日医リース CT 3225万円 31,834,330 26,764,480 21,540,426 16,157,477

合計 1,089,770,022 1,016,487,115 1,286,671,004 1,247,384,998

★上記の表の説明(解説)

 ①資産の部の増加の要因は、主に平成22-23年度に実施した耐震補強工事、省エネ改修工事、外壁塗装工事、

  老健改修工事の影響である。

 ②負債の部の増加の主な要因は、上記工事等に伴う長期借入金の増加である。

 ③純資産の部については、損益が黒字を出しており、その影響で増加し、好転している。

 ④長期借入金について、平成22年2月に山陰合同銀行六日市支店の「一本化」により、665,000,000円15年返済が始まった。

  また、平成20年6月に吉賀町から新規融資1億円の返済が平成24年5月に第1回目を向かえた。(1年1回588万円返済)

  更に平成24年1月には設備工事資金(省エネ工事、屋上防水工事、外壁塗装工事)として、3億円(15年返済)新規借入を

  行った。職員住宅(アンフォーラ)の買取資金5000万円の借入(15年返済)は平成23年5月に実行した。

(6)財務検証

①年度別貸借対照表

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124

主主主主なななな設備投資実績設備投資実績設備投資実績設備投資実績

平成22年度 投資額(円)

平成22年 6月 電動ベッド 20台 3,528,000

平成23年 3月 屋上防水工事 36,750,000

3月 耐震補強工事 99,487,500 (全額補助金)

3月 耐震補強工事(現場管理料) 4,987,500

平成23年度

平成23年 4月 電動ベッド 30台 5,276,250

5月 職員住宅(アンフォーラ) 50,000,000

6月 温冷配膳車 9台 10,133,025

7月 窓カーテン 3,255,000

7月 錠剤分包機 10,972,500

7月 建物外壁塗装工事 76,650,000

10月 ローチェスト 154台(老健用) 2,995,980

10月 病室ベッドまわりカーテン 4,924,500

10月 老健改修工事 63,285,140 (6000万補助金)

平成24年 1月 省エネ改修工事 281,137,500 (7261万補助金)

平成23年度

平成24年 4月 床頭台 270台 5,720,500

4月 テレビ 123台 4,032,000

5月 電動ベッド 40台 8,169,000

12月 ネットワーク機器一式 10,510,500

平成24年 1月 電動ベッド 7台 1,177,120

3月 電子カルテ一式 104,961,069 (4410万補助金)

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125

社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会    年度別年度別年度別年度別    損益計算書損益計算書損益計算書損益計算書 (単位:千円)

2007 2008 2009 2010 2011 2012

平成平成平成平成19191919年度年度年度年度 平成平成平成平成20202020年度年度年度年度 平成平成平成平成21212121年度年度年度年度 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度((((予予予予))))

入院収入 1,485,874 1,460,396 1,480,572 1,530,924 1,306,469 920,1641

室料差額収入 3,342 2,450 2,039 2,985 3,443 2,7492

外来収入 188,544 202,244 199,837 215,155 205,457 215,7923

保健予防収入 13,299 10,984 11,141 12,747 14,140 15,0094

介護保険収入 226,101 227,606 229,135 225,630 123,699 05

老健収入 0 0 287,425 756,7866

認定調査委託料収入 42 59 61 178 375 3237

その他医業収入 232 1,525 1,759 2,154 2,200 08

訪問リハビリテーション収入 0 1,427 5,204 5,8319

保険等査定減等 -2,765 -3,347 -2,980 -4,983 -4,169 -7,03810

事業収益 計 1,914,669 1,901,917 1,921,563 1,986,215 1,944,242 1,909,61611

12

給与費 1,380,313 1,264,325 1,209,178 1,216,898 1,206,643 1,227,39313

材料費 216,196 211,375 220,617 220,131 224,062 216,82214

委託費 187,608 193,169 179,944 181,829 183,077 179,69315

減価償却費 75,474 78,371 84,480 96,768 116,058 140,50016

設備関係費(減・償を除く) 158,449 141,157 117,941 107,405 91,659 87,21117

研究研修費 6,357 13,241 10,086 8,657 17,835 9,53318

その他経費 162,932 164,171 140,684 136,779 141,929 141,38619

事業費用 計 2,187,329 2,004,738 1,962,931 2,006,882 2,012,091 2,040,53020

21

事業損益 -272,660 -102,820 -41,367 -20,667 -67,848 -130,91422

23

事業外収益 27,301 30,319 152,341 232,119 288,900 219,56824

事業外費用 37,797 48,610 35,519 40,485 44,655 51,01125

26

経常損益 -283,157 -121,111 75,456 170,967 176,398 37,64327

28

特別利益 72,550 60,024 63,169 63,729 64,340 64,26229

特別損失 6,660 152,237 66,185 67,056 65,180 65,99430

31

税引前当期利益 -217,267 -213,323 72,439 167,640 175,558 35,91132

税引後当期利益 -206,691 -281,967 72,368 167,569 175,487 35,84033

当期繰越損益 -36,434 -318,401 -246,033 -78,463 97,023 132,86334

各経費比率各経費比率各経費比率各経費比率

給与費 72.1% 66.5% 62.9% 61.3% 62.1% 64.3%34

材料費 15.7% 16.7% 18.2% 18.1% 18.6% 17.7%35

委託費 9.8% 10.2% 9.4% 9.2% 9.4% 9.4%36

減価償却費 3.9% 4.1% 4.4% 4.9% 6.0% 7.4%37

設備関係費(減・償を除く) 8.3% 7.4% 6.1% 5.4% 4.7% 4.6%38

研究研修費 0.3% 0.7% 0.5% 0.4% 0.9% 0.5%39

その他経費 8.5% 8.6% 7.3% 6.9% 7.3% 7.4%40

財務検証財務検証財務検証財務検証PPPP////LLLL

②年度別損益計算書

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126

★ 前頁前頁前頁前頁のののの表表表表のののの説明説明説明説明((((解説解説解説解説))))

①平成19年度から赤字に転じた当期繰越損益が、平成23年度以降に黒字に好転した。(34

行目)

②平成 21 年度から吉賀町の財政支援1億円(年)が3年間繰入れされ、当期利益は平成

21 年度から黒字になった。(33 行目)

③吉賀町の財政支援は平成 23年度で終わるため、介護療養型老人保健施設に一部移行し、

収入は減少するが(11 行目)、 特別交付税約1億 3 千万円を獲得した。(24 行目)

④介護療養型老人保健施設は平成 23 年 11 月から開始した。(6 行目)

⑤人件費は思うように減少しない理由として、現代は病院業務の多様化・緻密化により、

人材が必要になっている。(13 行目)

⑥主な補助金

平成平成平成平成19191919年度年度年度年度 平成平成平成平成20202020年度年度年度年度 平成平成平成平成21212121年度年度年度年度 22222222年度年度年度年度 23232323年度年度年度年度 24242424年度年度年度年度((((予予予予))))

 群輪番制救急 7,916 8,139 8,430 8,541 8,606 8,746

 吉賀町 2,500 100,000 100,000 126,088 125,948

 島根県(機器設備整備) 3,008 26,676 102,930 60,000 44,100

 島根県(地域医療再生) 3,415 6,502 8,650

 省エネ 72,615

 島根労働局(電動ベッド) 3,000

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127

(7)介護療養型老人保健施設 六日市苑検証

① 地域に密着した介護提供体制

第ニ次中長期計画の基本事業計画のなかで病院機能転換事業が最も大きな事

業であり、老人保健施設の創設が挙げられ、当初の予定では、平成23年10

月の転換予定であったが、転換のための改修工事の関係で1ヶ月遅れとなった

ため、平成23年11月に病棟機能転換し、介護療養型老人保健施設への移行

が完了した。

第ニ次中長期計画において2010年における「75歳以上1000人当た

りの介護老人保健施設+介護老人福祉施設の定員数」の状況は全国平均49.5

であり、益田圏域においても増え続ける後期高齢者(75歳以上)に対応する

ため、全国平均を下回っている老人保健施設の増床が必要であることから、六

日市病院の病床転換は妥当であり機能転換が進められた。

279床 274床 264床

0床 154床 154床

西 39床 西 34床 西 34床

5F 60床 5F 60床 5F 60床

4F 60床 4F 60床 4F 60床

3F 60床 3F 60床 3F 60床

急性期 50床 急性期 50床 急性期 42床

亜急性期 10床 亜急性期 10床 亜急性期 8床

279床 120床 110床

※平成23年総許可病床数においては一般病床30床の休床は含まず

病院合計

老健合計

総合計 総合計

老健合計

病院合計

総合計

老健合計

病院合計

2F

平成24年1月

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

医療療養病棟

2F 一般病棟一般病棟

平成23年11月

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

医療療養病棟

平成23年10月

一般病棟2F

介護療養病棟

介護保険移行準備病棟

介護保険移行準備病棟

医療療養病棟

益田圏域(吉賀町、益田市、津和野町)人口予測

人口 2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年

2010年⇒2035年

増加率

0歳~65歳 43,425 37,918 33,332 29,613 26,826 24,480 -43.6%

65歳以上75歳未満 9,005 9,966 10,202 8,569 6,955 5,691 -36.8%

75歳以上 12,439 12,671 12,493 13,321 13,369 12,765 2.6%

高齢化率(65歳以上) 33.1% 37.4% 40.5% 42.5% 43.1% 43.0%

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128

益田圏域における25年間の人口予測は、5年ごとに全体の人口が減少し、

0歳から65歳までは大幅な減少と予測され、75歳以上の人口についてはほ

ぼ変わらず増加傾向である。高齢化率(65歳以上)は40%を超え人口の半

分近くは高齢者(65歳以上)が占めることと予想される。労働省厚生局介護

保険事業状況報告月報(暫定版)保険者別要介護(要支援)認定者数(平成2

4年10月)によると益田圏域の75歳以上の要介護1から要介護5までの認

定者数は3,366名であり、今後も増える傾向にある。

益田圏域(吉賀町、益田市、津和野町)人口予測

33.1%

37.4%

40.5%

42.5%

43.1% 43.0%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

50.0%

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年

75歳以上 65歳以上75歳未満 0歳~65歳 高齢化率(65歳以上)

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129

労働省厚生局 介護保険事業状況報告 月報(暫定版) 平成24年10月分

保険者別要介護(要支援)認定者数 平成24年10月末現在

(単位:人)

都道府県 島根県 島根県 島根県 山口県

保険者名 吉賀町 津和野町 益田市 岩国市

2,594 3,615 15,922 42,977

954 1,328 6,743 19,846

1,640 2,287 9,179 23,131

要支援1 128 139 527 1,021

要支援2 89 118 415 971

要介護1 129 180 654 1,777

要介護2 61 132 548 1,468

要介護3 60 89 355 1,031

要介護4 65 110 417 968

要介護5 62 108 382 807

合計 594 876 3,298 8,043

要支援1 126 138 516 1,008

要支援2 89 114 400 945

要介護1 129 177 642 1,748

要介護2 61 132 531 1,424

要介護3 60 88 349 1,008

要介護4 65 109 408 945

要介護5 62 105 374 780

計 592 863 3,220 7,858

要支援1 4 9 46 107

要支援2 3 12 31 113

要介護1 15 17 55 153

要介護2 5 7 41 162

要介護3 5 6 31 92

要介護4 5 5 21 91

要介護5 4 7 29 88

計 41 63 254 806

要支援1 122 129 470 901

要支援2 86 102 369 832

要介護1 114 160 587 1,595

要介護2 56 125 490 1,262

要介護3 55 82 318 916

要介護4 60 104 387 854

要介護5 58 98 345 692

計 551 800 2,966 7,052

要支援1 2 1 11 13

要支援2 0 4 15 26

要介護1 0 3 12 29

要介護2 0 0 17 44

要介護3 0 1 6 23

要介護4 0 1 9 23

要介護5 0 3 8 27

計 2 13 78 185

※第1号被保険者

 65歳以上のすべての方が第1号被保険者となります。

※注 第2号被保険者が65歳に到達した場合、通常は手続きなしで第1号被保険者に変更されます。

 介護(支援)が必要と認定されたときに、介護サービスを利用できます。

※第2号被保険者

 医療保険加入の40歳以上65歳未満の方が第2号被保険者となります。

 16種の特定疾病(別表)により、介護(支援)が必要と認定された場合に、介護サービスの利用ができます。

 16種の特定疾病にはつぎのものが、定められています。

 ○ 糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症 ○ 筋萎縮性側索硬化症 ○ 脳血管疾患

 ○ 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病 ○ 後縦靱帯骨化症 ○ 閉塞性動脈硬化症

 ○ 慢性関節リウマチ ○ 骨折を伴う骨粗鬆症 ○ 脊髄小脳変性症

 ○ 慢性閉塞性肺疾患 ○ 多系統萎縮症 ○ 脊柱管狭窄症

 ○ 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症 ○ 初老期における認知症

 ○ がん(がん末期) ○ 早老症

65歳以上75歳未満

75歳以上

第2号被保険者

保険者別要介護

(要支援)認定者

第1号被保険者数 (平成24年10月末現在)

(65歳以上75歳未満)

(75歳以上)

総数

第1号被保険者

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130

なお益田圏域における保険者別施設サービス受給者数(介護老人福祉施設お

よび介護老人保健施設)は801名と益田圏域内の介護老人福祉施設および介

護老人保健施設の定員数832を下回っている。

なお益田圏域における介護老人福祉施設および老人保健施設整備収容数(人

口1000人当り)は、六日市病院の機能転換前2010年は45.7で全国

平均49.5を下回っていたが、六日市病院の機能転換後、益田圏域内の他施

設での収容数増加にともない57.0と全国平均を上回る結果となった。高齢

化率が今後、増加することから益田圏域内での収容数が全国平均を上回ること

は、利用者の利便性もよくなり、施設の多様化に繋がる。

労働省厚生局

介護保険事業状況報告 月報(暫定版) 平成24年10月分

保険者別施設サービス受給者数

 現物給付(8月サービス分) 償還給付(9月支出決定分) (単位:人)

都道府県 島根県 島根県 島根県 山口県

保険者 吉賀町 津和野町 益田市 岩国市

要介護1 9 13 26 75

要介護2 16 21 61 133

要介護3 30 28 76 237

要介護4 33 49 167 363

要介護5 38 62 172 300

合計 126 173 502 1,108

要介護1 1 4 9 12

要介護2 5 9 17 42

要介護3 12 13 45 109

要介護4 8 30 132 245

要介護5 8 43 136 220

計 34 99 339 628

要介護1 8 9 17 63

要介護2 11 12 44 91

要介護3 18 15 31 128

要介護4 25 19 35 118

要介護5 30 19 36 80

計 92 74 163 480

施設サービス

施設サービス受給者総数

(介護老人福祉施設)

(介護老人保健施設)

(介護老人福祉施設)

(介護老人保健施設)

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131

益田圏域介護老人福祉施設 詳細

平成23年5月現在

70 益田市

50 益田市

50 益田市

30 益田市

30 益田市

30 津和野町

50 津和野町

30 吉賀町

30 吉賀町

平成25年1月現在

70 益田市

100 益田市

50 益田市

30 益田市

30 益田市

50 津和野町

50 津和野町

30 吉賀町

30 吉賀町

20 吉賀町

20 吉賀町

介護老人福祉施設

(地域密着型特別養護老人ホーム)

特別養護老人ホームみろく苑

40

特別養護老人ホームとびのこ苑

特別養護老人ホーム「ますだ」ハイツ

所在地

益田圏域

定員

定員施設サービス 施設名

特別養護老人ホームみろく苑

特別養護老人ホームとびのこ苑

特別養護老人ホーム雪舟園

介護老人福祉施設

(特別養護老人ホーム)

特別養護老人ホームみろく苑

370

特別養護老人ホームとびのこ苑

特別養護老人ホーム星の里

特別養護老人ホーム雪舟園

特別養護老人ホーム「ますだ」ハイツ

特別養護老人くしろ宝寿苑

益田市立特別養護老人ホームもみじの里

益田市立特別養護老人ホーム美寿苑

介護老人福祉施設

(特別養護老人ホーム)

特別養護老人ホームシルバーリーフつわの

特別養護老人ホーム星の里

440

施設サービス 施設名 定員

益田圏域

定員

特別養護老人くしろ宝寿苑

益田市立特別養護老人ホームもみじの里

益田市立特別養護老人ホーム美寿苑

所在地

特別養護老人ホームシルバーリーフつわの

全国 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 13.4

益田圏域 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 2015年 2020年 2025年

17.3 16.3 16.3 16.9

全国 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 27.8

益田圏域 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 2015年 2020年 2025年

29.7 29.2 29.6 27.8

全国 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 13.4

益田圏域 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2015年 2020年 2025年

21.2 21.2 21.9

全国 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 27.8

益田圏域 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2015年 2020年 2025年

37.9 38.4 36.0

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132

益田圏域介護老人保健施設 詳細

平成23年5月現在

99 益田市

99 津和野町

平成23年11月現在

99 益田市

99 津和野町

154 吉賀町

介護老人保健施設

益田市立介護老人保健施設くにさき苑

介護老人保健施設せせらぎ

介護療養型老人保健施設六日市苑

介護老人保健施設

益田市立介護老人保健施設くにさき苑

198

介護老人保健施設せせらぎ

施設サービス 施設名 定員

益田圏域

定員

所在地

施設サービス 施設名 定員

益田圏域

定員

所在地

352

全国 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 10.5

益田圏域 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 2015年 2020年 2025年

9.2 8.7 8.7 9.0

全国 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 21.7

益田圏域 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 2015年 2020年 2025年

15.9 15.6 15.8 14.9

全国 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 10.5

益田圏域 平均対65歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2015年 2020年 2025年

15.5 15.5 16.1

全国 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2010年 21.7

益田圏域 平均対75歳以上人口(1000人当たり)整備収容数

2015年 2020年 2025年

27.8 28.2 26.4

全国 平均対75歳以上人口(1000人当たり)の

介護老人福祉施設及び老人保健施設整備収容数 

2010年 49.5

(全国的には未整備の数値であり、今後増加傾向にあると思われる。)

益田圏域 平均対75歳以上人口(1000人当たり)の

介護老人福祉施設及び老人保健施設整備収容数 

2010年 2015年 2020年 2025年

45.7 44.8 45.5 42.6

2015年 2020年 2025年

57.0 57.8 54.2

六日市病院

機能転換後

六日市病院

機能転換前

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133

② 六日市苑利用状況(平成23年度)

介護療養型老人保健施設六日市苑の開設した平成23年度の利用状況は以下

のとおりである。

利用状況については全国の介護老人保健施設と比べ、若干上回る程度であり、

1 施設当りの定員ならびに利用者数は全国平均よりも多く、施設の規模としては

大きな施設と言える。

六日市苑の要介護別利用者数(構成割合)は全国に比べ要介護4ならびに要

介護5に占める割合が多いことから要介護度が高い。平成23年度では要介護

3は少なかったが誘導することで、要介護1が減少し、要介護3が増加してお

り、より医療を必要とするご利用者様にご利用頂いている。

介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設    六日市苑六日市苑六日市苑六日市苑    平成平成平成平成23232323年度利用状況年度利用状況年度利用状況年度利用状況

年月 日数

前年度

の平均値

実績

総括

月間延

人数

総括

利用率

(退所除く)

総括

入所

総括

退所

総括

入院

(再掲)

総括

死亡

(再掲)

総括

院外

(再掲)

H23.11 30 138.6 143.9 4,316 93.7% 9 14 11 2 1

H23.12 31 138.6 146.4 4,537 95.2% 10 10 3 5 2

H24.1 31 138.6 142.5 4,417 92.7% 4 8 4 4 0

H24.2 29 138.6 144.9 4,202 94.3% 11 10 7 0 3

H24.3 31 138.6 145.6 4,514 94.7% 12 6 2 0 4

月平均 30.4 138.6 144.6 4397.2 93.9% 9.2 9.6 5.4 2.2 2.0

合 計 152 693.0 723.2 21,986 470.6% 46 48 27 11 10

厚生労働省 介護サービス施設・事業所調査結果の概要

利用率年次推移

介護老人福祉施設 介護老人保健施設

1施設当りの

定員(人)

1施設当りの

利用者数(人)

利用率(%)

1施設当りの

定員(人)

1施設当りの

利用者数(人)

利用率(%)

平成19年 70.0 68.8 98.2% 平成19年 91.3 83.0 90.9%

平成20年 70.2 69.1 98.4% 平成20年 91.1 83.4 91.5%

平成21年 70.6 69.5 98.5% 平成21年 91.0 83.5 91.8%

平成22年 71.1 69.8 98.3% 平成22年 90.7 83.6 92.2%

平成23年 71.8 70.7 98.4% 平成23年 90.0 83.1 92.2%

当苑H23年 154.0 144.6 93.9%

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134

厚生労働省 介護サービス施設・事業所調査結果の概要

介護老人福祉施設

要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 その他 要介護

平成19年 3.9% 9.8% 21.2% 32.4% 32.3% 0.4% 3.80

平成20年 3.3% 9..5 21.9% 32.8% 32.3% 0.3% 3.82

平成21年 2.8% 8.9% 21.7% 33.1% 33.5% 0.1% 3.86

平成22年 3.1% 8.8% 20.6% 32.4% 35.1% 0.1% 3.88

平成23年 3.1% 8.7% 20.3% 32.0% 35.8% 0.1% 3.89

介護老人保健施設

要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 その他 要介護

平成19年 9.0% 18.4% 27.7% 27.0% 17.3% 0.6% 3.25

平成20年 8.0% 18.4% 28.4% 27.2% 17.7% 0.3% 3.28

平成21年 7.8% 18.0% 27.9% 27.4% 18.8% 0.1% 3.31

平成22年 9.2% 17.8% 25.4% 27.1% 20.3% 0.2% 3.32

平成23年 9.7% 18.1% 24.4% 26.7% 20.3% 0.2% 3.31

当苑H23年 14.6% 15.0% 9.8% 33.1% 27.5% 0.0% 3.44

当苑H24年 10.1% 10.7% 15.7% 32.7% 30.8% 0.0% 3.63

※「その他」は、要介護認定を受けていない者(要介護認定申請中)等である。

介護老人保健施設要介護度別利用者数(構成割合)の年次推移

9.0%8.0% 7.8%

9.2% 9.7%

14.6%

10.1%

18.4%18.4% 18.0%

17.8%18.1%

15.0%

10.7%

27.7%28.4%

27.9% 25.4%24.4%

9.8%

15.7%

27.0% 27.2%27.4%

27.1% 26.7%

33.1%

32.7%

17.3% 17.7% 18.8%20.3% 20.3%

27.5%

30.8%

0.6% 0.3% 0.1% 0.2% 0.2% 0.0% 0.0%

3.25

3.28

3.31

3.32

3.31

3.44

3.63

3.00

3.10

3.20

3.30

3.40

3.50

3.60

3.70

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 当苑H23年当苑H24年

要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 その他 要介護

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135

③ 六日市苑利用状況(平成24年度)

介護療養型老人保健施設への転換を行い1年が経過した平成24年度の六日

市苑の利用状況は以下のとおりである。

年度計画では100%の利用(稼働)率を設定し運用を開始した。しかし平

成24年4月~平成24年7月までの利用(稼働)率が低迷し、90%まで落

ち込んだ。落ち込んだ原因としては周辺地域の各施設への周知等が不充分であ

ったことや入所待機者の確保が進んでいなかったことが挙げられる。平成24

年8月には目標数値に近づく98.2%まで増加した。各部署が協力し周辺地

域の各施設へ出向き説明等を行って利用者の確保、利用(稼働)促進に力を注

いだ結果、その後は95%以上の利用(稼働)を維持し、定期的に各施設へ出

向き情報収集および情報交換をして連携を深めている。平成25年度以降も医

療・介護機関との連携体制の強化を図る。なお益田圏域の75歳以上の要介護

1から要介護5までの認定者数は3,366名であり、益田圏域の保険者別施

設サービス受給者数(介護老人福祉施設および介護老人保健施設)は801名

と益田圏域内の介護老人福祉施設および介護老人保健施設の定員数832を下

回っている。認定者数の中には介護老人福祉施設への入所順番待ちの入所待機

者もいることが考えられ、利用(稼働)率の低迷は回避できるものである。

介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設介護療養型老人保健施設    六日市苑六日市苑六日市苑六日市苑    平成平成平成平成24242424年度利用状況年度利用状況年度利用状況年度利用状況

年月 日数

前年度

の平均値

実績

総括

月間延

人数

総括

利用率

(退所除く)

総括

入所

総括

退所

総括

入院

(再掲)

総括

死亡

(再掲)

総括

院外

(再掲)

H24.4 30 145.4 148.8 4,464 96.9% 8 12 6 2 4

H24.5 31 145.2 143.1 4,435 93.0% 5 7 3 2 2

H24.6 30 144.0 138.6 4,159 90.0% 9 12 5 3 4

H24.7 31 143.6 140.3 4,349 91.1% 15 7 4 2 1

H24.8 31 144.7 151.3 4,689 98.2% 8 2 0 2 0

H24.9 30 145.4 149.8 4,495 97.3% 7 14 9 1 4

H24.10 31 145.0 146.6 4,546 95.2% 11 7 4 2 1

H24.11 30 145.6 149.3 4,478 96.9% 7 8 6 2 0

H24.12 31 145.9 149.8 4,643 97.3% 6 5 2 0 3

H25.1 31 146.7 152.1 4,714 98.7% 10 6 4 0 2

月平均 30.6 145.2 147.0 4497.2 95.4% 8.6 8.0 4.3 1.6 2.1

合 計 306 1451.5 1469.6 44,972 954.7% 86 80 43 16 21

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136

④ ご利用者動態

(1)救急区分

救護区分について護送、担送の占める割合は限りなく100%に近く、移動

困難である利用者に対する診療、入浴等に対して看護職員ならびに介護職員の

介助に対する労力を要する。

(2)食事介助

食事介助を必要とされる食事介助者の占める割合は15.1%となっており、

全介助、半介助等ご利用者の状況に合わせ声かけ、見守りを交えながら食事介

助を行っている。

介護療養型老人保健施設 六日市苑 救護区分 (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

独歩 2.2% 2.1% 1.6% 1.3% 1.3% 1.7% 1.7%

護送 41.4% 44.0% 44.3% 45.0% 45.6% 45.4% 44.3%

担送 56.5% 53.9% 54.0% 53.7% 53.0% 52.9% 54.0%

延べ独歩 101 93 74 60 62 79 78.2

延べ護送 1,939 1,978 2,015 2,015 2,119 2,139 2,034.2

延べ担送 2,649 2,424 2,457 2,403 2,462 2,496 2,481.8

延べ入所者数 4,689 4,495 4,546 4,478 4,643 4,714 4,594.2

介護療養型老人保健施設 六日市苑 食事介助者数 (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

食事介助者

の占める割合

15.9% 15.4% 14.6% 14.5% 15.4% 14.8% 15.1%

延べ食事介助者 746 691 663 651 713 697 693.5

延べ入所者数 4,689 4,495 4,546 4,478 4,643 4,714 4,594.2

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137

(3)摂食機能障害

摂食機能障害の占める割合は9.2%となっており、平成24年度より増員

した言語聴覚士が摂食機能の訓練を施行し機能の障害の改善に努めており、継

続して訓練を行う。

(4)要介護度

六日市苑の月末利用者要介護度別の要介護4および要介護5に占める割合は

60%以上となっている。今後、介護療養型老人保健施設の特性を活かした運

用を行うことで要介護度の増加ならびに社会医療法人石州会の増収が見込める。

介護療養型老人保健施設 六日市苑 摂食機能障害者数 (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

摂食機能障害者

の占める割合

7.9% 6.9% 7.7% 10.1% 11.4% 11.2% 9.2%

延べ摂食機能

障害者

369 308 349 451 527 526 421.7

延べ入所者数 4,689 4,495 4,546 4,478 4,643 4,714 4,594.2

介護療養型老人保健施設 六日市苑 月末利用者要介護度別 (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

要介護平均 3.62 3.71 3.69 3.60 3.63 3.60 3.64

月末利用者数 153 146 150 149 150 154 150.3 100.0%

要介護 5 50 49 48 41 43 44 45.8 30.5%

要介護 4 45 45 48 51 52 51 48.7 32.4%

要介護 3 23 24 26 28 26 27 25.7 17.1%

要介護 2 20 16 15 15 15 18 16.5 11.0%

要介護 1 15 12 13 14 14 14 13.7 9.1%

割合

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138

(5)認知症高齢者日常生活自立度

日常生活に支障をきたすような症状・行動や意識疎通の困難さが見られ、介

護を必要とするあるいは常に介護が必要なランクⅢ以上の認知症高齢者の占め

る割合は70.1%となっている。なかには問題行動のあるご利用者もおられ、

徘徊、転倒、不穏行動、奇声を発する等問題行動は様々であり、診療ならびに

看護および介護の業務に負担がかかっている。問題行動の対応については早期

発見により柔軟に対応している。

介護療養型老人保健施設 六日市苑 認知症高齢者日常生活自立度 (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

---- 5 4 4 4 4 4 4.2

ⅠⅠⅠⅠ 7 10 9 9 9 9 8.8

ⅡⅡⅡⅡ 2 3 5 6 9 9 5.7

ⅡⅡⅡⅡaaaa 13 12 14 15 13 13 13.3

ⅡⅡⅡⅡbbbb 13 12 12 13 14 14 13.0

ⅢⅢⅢⅢ 4 3 3 2 4 5 3.5

ⅢⅢⅢⅢaaaa 20 17 17 18 15 16 17.2

ⅢⅢⅢⅢbbbb 2 2 2 2 2 2 2.0

ⅣⅣⅣⅣ 64 61 62 60 60 64 61.8

MMMM 23 22 22 20 20 18 20.8

Ⅲ+Ⅲa+Ⅲb+Ⅳ+MⅢ+Ⅲa+Ⅲb+Ⅳ+MⅢ+Ⅲa+Ⅲb+Ⅳ+MⅢ+Ⅲa+Ⅲb+Ⅳ+M 113 105 106 102 101 105 105.3

入所者入所者入所者入所者 153 146 150 149 150 154 150.3

割合割合割合割合 73.9% 71.9% 70.7% 68.5% 67.3% 68.2% 70.1%

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139

ランクランクランクランク

AAAA

BBBB

CCCC

DDDD

計画に掲げる大部分の項目について取り組み、

成果が出た(概ね目標達成)

やや遅れている

計画に掲げる大部分の項目について取り組んだ

が、成果が出ていない(目標未達成)

遅れている 計画に掲げる項目に取り組まなかった(未実施)

評価基準評価基準評価基準評価基準ランクランクランクランク区分設定区分設定区分設定区分設定のののの考考考考ええええ方方方方

評価基準評価基準評価基準評価基準

設定設定設定設定のののの考考考考ええええ方方方方

区分区分区分区分

計画どおり進んでいる

計画に掲げる全ての項目について取り組み、成果

が上がった(目標達成)

概ね計画どおり進んでいる

ランクランクランクランク 点点点点    数数数数

AAAA 3333

BBBB 2222

CCCC 1111

DDDD 0000

やややややややや遅遅遅遅れているれているれているれている

遅遅遅遅れているれているれているれている

判定点数判定点数判定点数判定点数ははははランクランクランクランク

をををを点数化点数化点数化点数化してしてしてして各項各項各項各項

目毎目毎目毎目毎にににに集計集計集計集計したしたしたした平平平平

均値均値均値均値をををを評価点数評価点数評価点数評価点数とととと

しているしているしているしている

判定基準点数設定判定基準点数設定判定基準点数設定判定基準点数設定のののの考考考考ええええ方方方方

区区区区    分分分分

計画計画計画計画どおりどおりどおりどおり進進進進んでいるんでいるんでいるんでいる

概概概概ねねねね計画計画計画計画どおりどおりどおりどおり進進進進んでいるんでいるんでいるんでいる

2222章章章章 第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績第二次中期事業計画実績とととと課題課題課題課題

検証に当たって

六日市病院二次計画細目の事業計画は平成23年度、第4四半期より3項目

増加した110項目を、全ての項目について、事業展開をした全履歴毎に評価

をし、以下の考え方にて得点化をして再評価している。

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140

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

1111 1111 療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業 2.32.32.32.3 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.12.12.12.1

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((大分類大分類大分類大分類))))

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

1 病院機能転換事業病院機能転換事業病院機能転換事業病院機能転換事業 2.22.22.22.2 2.32.32.32.3 2.42.42.42.4 2.32.32.32.3

≪≪≪≪大分類大分類大分類大分類1111::::病院機能転換事業病院機能転換事業病院機能転換事業病院機能転換事業 ≫≫≫≫

・・・・中分類中分類中分類中分類1111 療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業

【平成22年度】

4階の介護保険移行準備病棟転換の主目標は、最終的に、4階、5階を介護療

養型老人保健施設に転換する為であり、主目的は医療保険病床数を減らす事に

より、国からの年間9,840万円の交付金を確保する事にある。平成22年度

については、10月を目標に3階病棟を療養病棟入院基本料Ⅰ、4階病棟を5

階病棟と同じ介護保険移行準備病棟へ転換することに取り組んだ。その一環と

して、3階病棟へ医療必要度の高い患者様を病棟間で移動し、医療区分2・3

の割合8割以上の収容を6月中に確保し、3階病棟だけは、計画を前倒しして

7月に療養病棟入院基本料Ⅰへ移行することができた。しかし、4階医療療養

病棟の介護保険移行準備病棟への転換については、依然医療必要度の高い患者

様の割合が高く、医療難民を出さないとの方針と耐震補強工事とが相まって、

10月転換は達成できず4カ月遅れて2月での転換となった。その後、3階医

療療養病棟については、順調に医療区分2・3の割合80%以上、4、5階の

介護保険移行準備病棟は医療区分1の割合60%以上が維持できている。医療区

分の把握については10月27日から病棟での医事コン運用が開始され、今ま

で以上にスムーズになっている。平成22年3月に計画した介護療養型老人保

健施設転換のための工事については、食堂兼談話室の環境改善を中心に見直し

を行い、12月最終案としての図面作成が完了した。この案で病床転換助成事

業交付金を活用し改修工事を行うため島根県健康福祉部高齢者福祉課へ介護療

養型老人保健施設定員120人移行計画改修についての計画書を平成23年2

月8日に提出。5月の内示(病床転換助成事業補助金交付要綱)を待って正式

申請を行っていく。

今後の方針:介護療養型老人保健施設転換に向け、六日市病院の基本理念どお

り、地域において、医療・介護難民を創りださないよう、計画どおり準備を進

めていく。また、本年度の補助金要項についての確認を県高齢者福祉課と密に

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141

行い、見積業者との施工期間等の調査も合わせて行い、無理のない施工期間の

設定を検討していく。

【平成23年度】

平成22年に立てられた第二次中期事業計画での療養機能転換事業の最も大き

な事業である老人保健施設転換については、島根県病床転換助成事業補助金(6

0,000,000円)を利用しての改修工事が10月に終了し、11月1日4

階・5階・西の医療・介護合わせた療養病棟159床を介護療養型老人保健施

設(六日市苑)154床に転換することで終了。当初の予定では、平成23年

10月の転換予定であったが、転換の為の改修工事の関係で1ヶ月遅れの11

月開設となった。しかし、これも当初の計画での想定内でありほぼ順調に進ん

だと考えている。現時点では介護療養型老人保健施設開設からまだ5カ月しか

経っていないので様子見の段階ではあるが、今後は、介護療養型老人保健施設

の稼働・入所者さまの要介護度の状況・スタッフの充足状況等の動向を注視し、

西棟34床を今後どのように有効利用(展開)していくべきかを見定めていく

必要がある。3階医療療養病棟については療養病棟入院基本料Ⅰの基準である

医療区分2・3の割合80%以上が順調に維持できている。2階一般病棟につ

いては、計画どおり平成24年1月の病床削減(一般病棟80床⇒42床・亜

急性期10床⇒8床の計40床減)が完了。これにより医療法上での許可病床

数は一般病床(亜急性期含)50床・医療療養病床60床の合計110床とな

り、国からの年間9840万円の特別交付金確保についての準備は整った。病

棟稼働率については、年平均で一般病棟が88.7%(計画77.1%)、亜急

性期病棟89.9%(計画84.2%)、10月までの介護保険移行準備病棟を

含めた医療療養病棟は92.2%(計画96.3%)、10月までの介護療養病

棟は94.4%(計画100%)と一般及び亜急性期は計画を上回ったが、医

療介護ともに療養病棟は計画を下回ることとなった。これは、介護保険移行準

備病棟の医療区分1の割合60%を維持することと、介護療養型老人保健施設

転換の準備のための要介護認定基準の影響があったものとみられる。11月か

ら3月の介護療養型老人保健施設の稼働率は94.1%(計画98.1%)で

平均要介護度は3.4であった。

今後の方針:今回の転換で、一般病棟の後方支援となる療養病床が60床に減

少したことにより、今まで以上に療養病棟、老健との連携を細かくとり空床状

況を確認していく必要がある。また、老健の療養強化型を維持していくために

は、入院後の治療方針についても早期に確認し可能な限り、在宅に向けて介護

保険の申請などの手続きを行っていくことも必要となる。

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142

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

1 1 1 一般病床一般病床一般病床一般病床・・・・亜急性病床亜急性病床亜急性病床亜急性病床 2.52.52.52.5 2.72.72.72.7 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7

1 1 2 療養病床療養病床療養病床療養病床((((医療保険医療保険医療保険医療保険)))) 2.12.12.12.1 1.61.61.61.6 1.91.91.91.9 1.91.91.91.9

1 1 3 療養病床療養病床療養病床療養病床((((介護保険介護保険介護保険介護保険)))) 2.42.42.42.4 1.81.81.81.8 1.21.21.21.2 1.81.81.81.8

療養機能転換事業について介護療養型老人保健施設への転換が(4階、5階、西)

平成23年度計画どおり終了した。老健施設は平成24年4月に療養強化型へ転換

したが、稼働が計画に対し低迷した。平成24年度の下期には100%稼働に近づ

いているが、稼働調整ならびに入院、入所待機者の確保が必要であると言える。ま

た、認知症高齢者日常生活自立度割合の基準を今後注視する必要がある。2階一般

病棟については平均在院日数、看護必要度割合共に堅持できている。また、稼働に

ついても順調である。なお、平均在院日数ならびに看護必要度割合は、常に把握す

る必要があり、今後も継続する必要がある。3階医療療養病棟の医療区分比率は基

準を満たしており、今後も堅持しながら稼働を調整する必要がある。今後3ヶ年の

計画では大きな機能転換の必要はないと思われるが、診療報酬改定、介護報酬改定

前に情報収集し必要に応じ、綿密な計画を持って機能転換する必要性も考えられ

る。基準については常に把握し、堅持する必要があり、入院支援、退院支援を交え

ながら稼働を調整し、稼働率を上げ空床の削減に努める。

【平成24 年度】

第二次中期事業計画での転換事業は、計画どおり平成23年度で終了。老健に

ついては、計画どおり4月の介護報酬改定で新設された療養強化型(従来療養

型に比べ要介護度3・4・5についてサービス費が69単位プラス)に移行で

きた。一般病棟では新たに療養環境加算(25点/日)の算定を5月から開始。

一般病棟の後方支援となる療養病床、療養病棟の後方支援となる介護療養型老

人保健施設との連携体制を今まで以上に密にし、空床状況を確認し計画の稼働

率維持に努めている。また、介護療養型老人保健施設については、療養強化型

を維持していくために在宅に向けての支援も重要である。一般病棟7:1の平

均在院日数・看護必要度割合、療養病棟の医療区分比率、介護療養型老人保健

施設の認知症高齢者日常生活自立度割合の基準については、全て順調にクリア

出来ている。稼働については、一般病棟の稼働が4月~9月の6ヶ月では計画

の稼働94%に対し実績も94%と計画どおりであった。しかし、1 人当たりの

単価では計画を上回り、一般病棟の収入は計画を上回っている。療養病棟では

計画稼働95%に対し実績は90%と計画を下回った。老健については、10

0%稼働の計画であったが実績は94.5%と計画を大きく下回る結果となっ

た。ただ、8月後半では一時的に100%稼働に達することもあり、計画稼働

に向け順調に進んでいたが、9月に入り、病状の急変による退所が多かった(8

名)影響で、9月の稼働は97.6%にとどまった。しかし待機者の入所につ

いては計画的かつ順調に進んでいる。

【【【【中分類中分類中分類中分類1111 療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業療養機能転換事業のののの課題課題課題課題】】】】

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143

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

1111 2222 リハビリリハビリリハビリリハビリ機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業 2.12.12.12.1 2.52.52.52.5 2.82.82.82.8 2.52.52.52.5

・・・・中分類中分類中分類中分類2222 リハビリリハビリリハビリリハビリ機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業

【平成22年度】

地域リハビリテーション推進プロジェクトチームを立ち上げ、役場や社会福祉

協議会、院内の関連部署に協力得て活動を開始。また、8月1日より訪問リハ

ビリテーション事業を開始し、件数は順調に増え定着しつつある。訪問リハビ

リテーションのサービス提供強化加算の取得。嚥下造影(VF)検査を6月から

開始。予定通り作業療法士が1名入職し、脳血管疾患等リハビリテーションの

施設基準(Ⅱ)の算定が6月1日から可能となった。事業計画で第一4半期で

の達成予定であった嚥下造影検査、作業療法は予定通り開始する事ができたた

めに目標達成とした。医療療養病棟の担当者設置に関しては、入職予定者が国

家試験不合格であったために各病棟に1名ずつ配置する事はできなかったが、

2名を医療療養病棟へ配置し計画終了とした。

地域リハビリテーションの構築は、地域リハビリテーション推進プロジェク

トチームを立ち上げ役場や社会福祉協議会と協議を行っている。役場との連携

で機能訓練事業や地域のサロンを利用しての高齢者を対象とした取り組みも行

い、リハビリテーションの必要性などの教育を行っている。また、その都度デ

ータをとり、効果の検証も行えた。しかし、吉賀町全体でどの程度のリハビリ

テーションサービスが必要であるかを認識するまでにいたっていない。通所リ

ハビリテーションに関しては、病棟機能転換案として、短時間(1~2時間)

と長時間(6~8時間)で定員20名、営業日を5日/週、6日/週、正月を除く

毎日の3つのパターでのシミュレーションを行い西病棟での運営検討もおこな

ったが、準備期間が短く10月の開始は見合すこととなった。

今後の方針:老人保健施設への転換に合わせ通所リハビリテーション開始は一

時見合わせることとなったが24年度には短時間の通所リハビリテーションに

ついての検討していく。役場と共同して行っている機能訓練事業としての訪問

リハビリテーションは今後も継続して行っていき、病院として介護保険や医療

保険を利用した訪問リハは順次社会福祉協議会のケアマネージャーと連携して

実績を増やしていく事とする。地域リハビリテーションの構築の最終的な目標

は、吉賀町内での転倒や介護予防に対する取り組み、訪問や通所リハビリテー

ションなどの介護サービスをニーズに応じて提供できる体制を構築することで

ある。来年度は行政との連携を密にし、評価に基づいた機能分類を行い、行政

で行われている事業を有効に活用し、身体機能レベルにあった運動を提供でき

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144

るように取り組んでいきたい。また、行政主導により、吉賀町地域のリハビリ

テーションサービスに対するニーズを把握し、それぞれの施設に機能を分散さ

せることが必要ではないかと思われるので保健福祉課などと協議が行えるよう

な環境を整備していく。

【平成23年度】

地域リハビリテーションの構築として、行政・社会福祉協議会と協力し取り組

んできた介護予防事業であるが、各サロンにおけるモデル事業で、ある程度の

成果と課題が挙がったものと評価する。昨年度は社会福祉協議会からの依頼に

より、六日市・蓼野地区のふれあいサロンで高齢者を対象に転倒および骨折に

対しての教育・運動療法を指導しその効果を検証した。その結果多くの高齢者

にその効果が認められた。そのため年度末に行政、社会福祉協議会が立てた今

後3年間の介護予防事業の方向性も踏まえ、六日市・立河内・蔵木・蓼野地区

のふれあいサロンをモデルとして約100名の高齢者を対象に転倒や骨折予防

に効果があると言われているダイナミックフラミンゴ療法を指導している。そ

の効果の検証結果として、蔵木地区において骨密度の測定結果に効果が見られ

たが、その他の地区は効果が認められなかった。効果が認められなかった原因

を追求するために、参加者にアンケート調査を行った結果、運動療法を毎日継

続して行えている人がほとんどいなかった事がわかった。毎日継続して行えな

い原因としては、現在行なっている運動療法が必ずしも参加者に適当なもので

はない可能性があることと、参加者の歩行が困難な方から元気な方まで幅広く、

参加人数も20~30名と比較的多いことから利用者に個別の指導をすること

が困難な事が考えられるため、それらの改善が今後の課題である。その他、新

たに開始されたこととして、みろく苑からの依頼により、9月より職員に対す

る訪問指導(移乗や歩行などの介助方法や、ポジショニングなど)を月1回程

度の頻度で行うこととなった。平成24年度からはその成果と課題を十分に検

討し、高齢者に対して効果的な取り組みができるように形作っていきたい。そ

のために、対象を大幅に拡大させ、教育内容や実施プログラムも他の事業とリ

ンクさせ、より個人にあった運動や教育が提供できるようなシステム化を構築

していく。嚥下造影については、平成23年9月開始を目指し歯科口腔外科と

導入を検討していたが、担当医の不在により開始時期が未定となった。検査自

体は現在耳鼻咽喉科診療業務として既に実施されていることから、9月より検

査が必要な場合は耳鼻咽喉科外来を予約し、嚥下内視鏡検査を依頼することと

した。検査の食材等の事前準備は言語聴覚士が行い、実施・評価の際にも同席す

る。検査後結果の説明・報告を主治医に行い患者本人、家族への説明は主治医

が行っている。現状ではこのまま耳鼻咽喉科外来で実施していく予定である。

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検査の承諾書、手順書については、今後耳鼻咽喉科以外の当院医師による嚥下

内視鏡検査実施も考えられるため検査の説明をして理解を得るためにも必要と

考え作成した。フローチャートについては、各部署の協力が必要であり、検査

の流れを確認するために作成した。評価用紙については、耳鼻咽喉科医師に確

認し作成していたもので問題なく使用可能との事だった。今後の方針としては、

来年度から役場が立てる今後3ヵ年の事業計画が開始されるために、それに向

けて介護予防事業自体の長中期的な目標と、それに対する対象、方法などを協

議し進めていく。また、平成22年12月に役場が実施した「厚労省が作成し

たアンケート調査」では、65歳以上の高齢者で過去1年間での転倒経験のあ

る方が約700名存在していることが確認できており、さらに骨折に至ったケ

ースとしては約70名で、転倒した総件数の約10%が骨折に結びついている

結果が出ている。今後、転倒による骨折の可能性の高い方を対象として事業を

行なっていけば、参加者の身体的な機能のばらつきも少なくなるために、適切

な運動療法が提供できるのではないかと考えている。訪問リハビリテーション

の提供については、平成22年度において六日市地区に限定されていたが、本

年度は柿木地区への訪問リハビリテーション拡大も検討し、他院に主治医をも

つ患者さんへの提供に取り組みを計画。六日市や柿木のケアマネージャーを通

して、訪問リハビリテーションに対する働きかけにより、柿木で2件の訪問リ

ハビリテーションの提供ができるようになった。但し、ケアマネージャーが六

日市病院の訪問リハビリテーションに対する認識や他院からの診療情報提供書

や指示書の手続きの問題で、柿木地区での訪問リハビリテーションの提供は思

うように伸びていない。これらの問題に対しては柿木のケアマネセンターへの

営業活動や、書類作成に関する工夫を行っていきたい。

【平成24年度】

地域リハビリテーションの構築は計画どおり進んでいる。総合評価は、65歳

以上の高齢者を対象として、水中運動教室や骨折・転倒予防教室など個人の身

体機能に応じたプログラムへ参加してもらうための機能評価を実施。また、総

合評価のための準備や、実施後の重要事項の検討、事業効果の検証なども合わ

せて実施。骨折・転倒予防教室は、転倒による骨折や転倒自体を減少させ、要

介護状態への移行を予防する目的として実施。嚥下内視鏡検査については、関

連部署から意見を参考に手順書、フローチャート、承諾書、評価用紙、検査食

依頼箋を作成し、5月25日から運用を開始しており、現状では耳鼻咽喉科外

来の日に上限1人/日まで可能となった。8月には成和産業より、ワイヤレスの

内視鏡用ビデオカメラ「エアスコープ」のデモを行った。来年度の購入申請を

検討予定。購入が決定されればベッドサイドでの検査が可能となる。耳鼻咽喉

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146

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

1 2 4 地域地域地域地域リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションのののの構築構築構築構築 2.12.12.12.1 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.72.72.72.7

1 2 5 訪問訪問訪問訪問リハビリリハビリリハビリリハビリ 2.52.52.52.5 3.03.03.03.0計画終了計画終了計画終了計画終了

2.72.72.72.7

1 2 6 通所通所通所通所リハビリリハビリリハビリリハビリ 0.90.90.90.9 1.01.01.01.0計画終了計画終了計画終了計画終了

1.01.01.01.0

1 2 7

嚥下造影嚥下造影嚥下造影嚥下造影⇒⇒⇒⇒嚥下内視鏡検査導嚥下内視鏡検査導嚥下内視鏡検査導嚥下内視鏡検査導

入入入入(H(H(H(H23232323....9999変更変更変更変更))))

2.72.72.72.7 1.81.81.81.8 2.52.52.52.5 2.32.32.32.3

1 2 8 作業療法作業療法作業療法作業療法 2.82.82.82.8計画終了計画終了計画終了計画終了 計画終了計画終了計画終了計画終了

2.82.82.82.8

1 2 9 療養病棟担当者設置療養病棟担当者設置療養病棟担当者設置療養病棟担当者設置 2.52.52.52.5 計画終了計画終了計画終了計画終了 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.52.52.52.5

リハビリ機能拡充対策事業について平成22年8月から訪問リハビリテーション事

業を開始し、順調に件数が増えてきており当初の目的は達成された。通所リハビリ

テーションについては老健開設時に運営検討が行われたが、利用者コントロールが

難しく、居宅介護支援事業所の支援体制が必要なことから、開設時の事業開始は保

留となった。嚥下内視鏡検査導入、作業療法、療養病棟担当者設置については平成

24年度に言語聴覚士2名、作業療法士1名の増員等により、当初の目的は達成さ

れ計画は終了である。地域リハビリテーションの構築に対しては、計画どおり進ん

でおり、水中運動教室や骨折・転倒予防教室等で活躍の場を広げている。今後3ヶ

年の課題としては、平成24年度にリハビリ室のセラピストが増員、充実したこと

により、様々なリハビリの提供が可能で、病院、施設のリハビリはもちろん地域の

リハビリ提供を推進することも必要である。地域のリハビリテーションサービスに

対するニーズを把握する事が重要で、行政との連携によりリハビリ機能拡充が必要

である。訪問リハビリテーションの充実、通所リハビリテーションの検討について

はニーズの把握後、柔軟に対応すべきでありリハビリに対する支援の必要となる居

宅介護支援事業所の運用についても見直しが必要である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 3333 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町、、、、島根県島根県島根県島根県およびおよびおよびおよび国国国国とのとのとのとの関連事業関連事業関連事業関連事業 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7 2.82.82.82.8

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((大分類大分類大分類大分類))))

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 病院機能確保事業病院機能確保事業病院機能確保事業病院機能確保事業 2.42.42.42.4 2.42.42.42.4 2.62.62.62.6 2.52.52.52.5

科外来でのみで実施されているため、件数実績が現状では少なく、耳鼻咽喉科

以外での実施(重冨悠乃医師)を準備中である。常勤医師での実施が可能とな

れば、検査全体の流れの見直しを行う。また、検査動画についてはPACS端

末を利用して閲覧できるようにした。

【【【【中分類中分類中分類中分類2222 リハビリリハビリリハビリリハビリ機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業機能拡充対策事業のののの課題課題課題課題】】】】

≪≪≪≪大分類大分類大分類大分類2222::::病院機能確保事業病院機能確保事業病院機能確保事業病院機能確保事業 ≫≫≫≫

・・・・中分類中分類中分類中分類3333 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町、、、、島根県島根県島根県島根県およびおよびおよびおよび国国国国とのとのとのとの関連事業関連事業関連事業関連事業

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147

【平成22年度】

「5者協定プラス1会議」事務担当者会議・吉賀町議会との「意見交換会」・「行

政連絡協議会3者協議会」・「進捗状況管理委員会」を通して連携を取りながら、

着実に進めている。又、島根県地域医療支援会議委員の委嘱を院長が受け会議

に参加している。地域医療拠点病院事業要件においても益田保健所に確認とご

指導を求め、吉賀町の協力を仰ぎながら圏域内における各診療所と連携を図り、

遠隔医療等の各種診療支援のデータ集計を行い計画どおり実施できた。健診事

業については10月より国保人間ドック(1日)を実施。健診項目が多いので、

受診者様の負担が少なくできるよう検討し、各部門との連絡調整を密にして時

間のロスも少なく済むように行っている。今年度の「インフルエンザ予防接種」

業務については、順調に終了。委託事業についてはインフルエンザワクチン予

防接種委託、B型肝炎予防接種に関する契約を10月に行った(吉賀町と民間

企業)。地域医療協力事業については10月28日歯科検診(六日市小学校)、

11月25日歯科検診(六日市中学校)、11月26日歯科検診(蔵木中学校)、

11月11日1歳6ヶ月児、3歳児健診(吉賀町)、11月26日就学時歯科検

診(蔵木小学校)に歯科医師を派遣、12月1日『自殺とうつ病予防について』

講演(吉賀町)に心理士の派遣、1月21日歯科検診(双葉保育所)、2月4日

歯科検診(六日市保育所)、2月8日歯科検診(1歳・6ヶ月児・3歳児/吉賀

町)、2月15日「糖尿病の食事について」講師派遣、2月17日講師派遣(福祉

センター)、2月23日講師派遣(六日市(上)地区)、3月24日講師派遣(立

河内集会所)についても歯科医師、管理栄養士及び理学療法士を派遣し対応した。

国保人間ドック(1日)については受診希望されていた方(10名)すべての

健診が終了。教育・研修事業については島根大学付属病院から6名の研修医を

受け入れた。又、リハビリ実習生の受け入れについては、7施設からの受け入

れを行った。当然、六日市学園(看護科・介護福祉科)への講師派遣にも協力

をしている。地域医療協力事業については、吉賀町と機能訓練事業における障

害者の健康保持及び指導助言(訪問・集団リハビリ指導事業)を本年度から実施。

救急業務連絡協議会・社会福祉協議会カンファレンス・島根県がん情報提供促

進病院申請・益田圏域緩和ケア地域ネットワーク会議への情報提供・吉賀町健

康づくり推進会議職員派遣・吉賀町ドクターヘリ導入委員会参加・吉賀町在住

の高齢者に対する骨粗しょう症予防を目的に超音波骨密度測定装置(CM-1

00)の院外での使用・公的病院・自治体医療対策担当と民主党参議院議員と

の意見交換会・益田圏域の医療体制整備意見交換会などを通して事業展開でき

た。社会医療法人として、国及び島根県との関連である、「不採算地区病院に対

する特別交付税」措置への対応は、吉賀町とも協議がすすんでおり、3月31

日の理事会・評議員会で、平成23年度10月に4階・5階・西棟を「介護療

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148

養型老人保健施設」に転換し、医療病棟と介護施設を区分する病棟転換事業計

画が順調に進んでいる。

今後の方針:島根県地域医療拠点病院事業要件が維持できるよう鹿足郡内及び

益田市の診療所等を対象とした遠隔医療等の各種診療支援を積極的に行ってい

く必要がある。また、地域医療拠点病院の要件にかかわらず、積極的に医療支

援活動を行っていけるように体制を整える。健診事業については、来年度も同

様に実施していく予定。外来診療スケジュール等の変更など(病院全体の動き)

について早めに情報収集をし、実施方法等の変更がスムーズにできるようにす

る。臨機応変に対応できるようにしていきたい。

【平成23年度】

CNグループが提案した「吉賀町づくり推進プロジェクト事業」を遂行するた

めの5者プラス1会議では、吉賀町の医療・福祉・介護の全体に対するビジョ

ンの提示と共有ができないまま会議を重ねたことから、具体的な検討に至らな

かった。よって、安心コミュニティ実現のための5者協定プラス1会議は平成

23年5月28日もって一度解消され、同日新たに6者間で安心コミュニティ

実現に向け町づくり計画遂行のための基本協定を締結。安心して暮らせる活力

ある吉賀町のまちづくりを総合的かつ効果的に推進するための「吉賀町まちづ

くり会議」が設置され代表者会及び幹事会のメンバーが決定された。当日第1

回吉賀町まちづくり全体(代表者会・幹事会)会議が開催され各者の役割確認

及び今後のスケジュールが話し合われた。7月20日には第2回町づくり会議

幹事会が開催され、順調に計画が進みはじめた。第3回目は9月21日に開催

され、六日市病院の第2次支援計画と、コミュニティネットワーク協会の高専

賃に対する住民ニーズ調査結果報告と、地域包括ケアシムテム等について説明

があった。 第四回目は11月21日に開催され、今後の取り組みについて協議

された。行政連絡協議会「3者(病院・役場・銀行)協議会」「進捗状況管理委

員会」も引き続き定期的に開催し、役場・銀行との連携もとられている。社会

医療法人事業については、社会医療法人としての機能を確保する上での社会医

療法人の要件はすべて満たしている報告を6月に島根県に提出(決算届)、また、

介護療養型老人保健施設を事業を目的に追加し、寄附行為を変更する手続きも

行った。地域医療拠点病院運営事業についても平成22年度地域医療拠点病院

運営事業報告書を4月28日島根県へ提出。8月には島根県健康福祉部医療政

策課医師確保対策室より、へき地保健医療事業実施計画の策定についての照会

があり、平成23年度~平成27年全体計画及び平成23年度計画を提出済み

である。11月2日・12月22日に谷浦病院長が「島根県地域医療支援会議」

に出席。会議の中で地域医療再生計画拡充分補助金の協議も行われ、六日市病

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149

院は「電子カルテ」、「院内ヘリポート」で手を上げている。健診事業について

は、本年度より新たに吉賀町「特定健診個別健診事業」を受け入れることとな

った。期間は7月~9月で受診者数は9名であった。10月からは、国保人間

ドックを実施し11名が終了。来年度に向けては、アナウンス方法等を役場健

康福祉課と検討していく必要があると思われる。その他の健診については、例

年通りの内容で、契約に基づき実施できた。委託事業としは、高齢者予防接種

事業(高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種)と小児予防接種事業(小児の定期予

防接種「一類疾病」と任意予防接種「子宮頚がん予防ワクチン・ヒブワクチン・

小児用肺炎球菌ワクチン」)を実施。平成23年度の(10月~12月)インフ

ルエンザ予防接種事業は大きな問題なく計画どおり終了。教育・研修事業につ

いても計画どおり進んでいる。地域医療協力事業については、年間計画に沿っ

て順調に進んでいる。医師派遣を平成23年度の中・高合同ロードレース大会

に、歯科医師を平成23年10月24日吉賀高等学校・吉賀中学校、平成23

年10月27日六日市小学校、平成23年11月1日蔵木小学校・六日市小学

校、平成23年11月29日六日市中学校、平成23年12月8日蔵木中学校

の歯科健診に派遣している。ドクターヘリ運用実績は6月1件(松江医療セン

ター)・7月2件(広島市民病院・広島大学病院)・9月2件(県立中央病院・

島根大学病院)・10月1件(島根大学病院)の合計6件の転送実績があった。

【平成24年度】

5月と8月には定例の行政連絡会議「3者(病院・役場・銀行)協議会」「進捗

状況管理委員会」を開催。6月には、吉賀町議会と六日市病院との「意見交換

会」を開催し、11名の議員に参加頂いた。また月2回の全体会議(管理運営

委員会・医療安全会議)には引き続き吉賀町保健福祉課に参加して頂き、連携

に努めている。社会医療法人事業・地域医療拠点病院運営事業については、計

画どおり順調に進んでいる。健診事業、予防接種事特定健診業ともに例年どお

り実施中である。本年度の特定健診については、卓上視力計の導入により特定

検診枠を増やすことが出来たので、受診者数を増やす目的で新聞折り込みによ

るアナウンスを行ったが、国保での件数は昨年と変化がなかった。来年度に向

け役場保健福祉課担当者と協議し、対策を立て直したい。教育・研修事業とし

ては、新人看護職員(学校卒業生)を対象とし外部研修を開始した。地域医療

協力事業として、リハビリでは、YICリハビリテーション大学校・松江総合

医療専門学校・リハビリテーションカレッジ島根・長崎リハビリテーション学

院・九州看護福祉大学・広島医療保健専門学校の理学療法士臨床実習を計画ど

おり受入。島根大学医学部からは5月~11月で5年生・6年生16人の地域

医療実習を受入。また、島根大学附属病院からは10月に卒後臨床研修(地域

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150

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 3 10 社会医療法人事業社会医療法人事業社会医療法人事業社会医療法人事業 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 3 11 島根県地域医療拠点病院事業島根県地域医療拠点病院事業島根県地域医療拠点病院事業島根県地域医療拠点病院事業 2.52.52.52.5 2.62.62.62.6 1.51.51.51.5 2.22.22.22.2

2 3 12 健診事業健診事業健診事業健診事業 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9 2.92.92.92.9 2.92.92.92.9

2 3 13 委託事業委託事業委託事業委託事業 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9

2 3 14 教育教育教育教育・・・・研修事業研修事業研修事業研修事業 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 3 15 地域医療協力事業地域医療協力事業地域医療協力事業地域医療協力事業 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 3 106

ドクターヘリドクターヘリドクターヘリドクターヘリ運用事業運用事業運用事業運用事業(H(H(H(H23232323....10101010

追加追加追加追加))))

---- 3.03.03.03.0 2.52.52.52.5 2.82.82.82.8

社会医療法人事業については、救急医療を地域に提供できており順調である。島根

県地域医療拠点病院事業は鹿足郡内および益田市の診療所等を対象とした遠隔医療

等の各種診療支援を行っており、順調である。健診事業については順調で予防接

種、特定健診ともに順調であり、卓上視力計の導入により健診枠を増やすことがで

きた。委託事業については、健診事業、地域医療協力事業の中で契約を締結し進め

た。教育・研修事業については島根大学付属病院の研修医の受け入れ、リハビリ実

習生の受け入れ、六日市学園(看護科・介護福祉科)への講師派遣にも協力した。

地域医療協力事業については吉賀町内の小学校、中学校への歯科検診、歯科医師派

遣。医師、管理栄養士、診療心理士、理学療法士の派遣要請に協力し、研修会の講

師等地域の医療事業に貢献した。ドクターヘリ運用事業については平成23年6月

から運用が開始され、転送実績の件数は増えてきている。今後3ヶ年の計画では社

会医療法人として救急医療の継続堅持ならびに外来機能の再構築などが挙げられ、

地域拠点病院として診療所の支援ならびに遠隔画像診断システムの参加など広範囲

な活動、連携が必要である。また吉賀町の支援により隣接する場所にドクヘリのヘ

リポートができることから、有事の際に広域的に支援ができる災害拠点病院への認

定に向けた動きをすることも大切である。

医療)として研修医1名を受入。その他には六日市中学校・蔵木中学校・蔵木

小学校の歯科検診及び六日市保育所・双葉保育所の「歯の健康教室」、吉賀町の

1歳6カ月児・3歳児歯科検診へ歯科医師を派遣。六日市保育所の「内科健診」

に小児科医師を派遣。吉賀町介護予防事業には理学療法士・管理栄養士を派遣。

島根大学医科学専攻修士課程「地域医療支援コーディネーター養成コース」実

習生1名の受入れ。吉賀町介護予防事業に講師として理学療法士を派遣。六日

市中学校・柿木小学校の「ふるさと教育(地域医療教育)」に講師として病院長

が参加。吉賀町まちづくり会議にも医療施設として参加。6月にはNPO法人

六日市ECC協会の協力を得てハートセイバーAEDコースを開催し、六日市

中学校の全生徒・教職員に受講していただいた。地元の小中学校及び吉賀高校

の職場体験や1日看護体験についても積極的に受け入れている。本年度のドク

ターヘリ運用実績は4月の広島大学への転送1件で、平成23年6月13日の

運航開始からの六日市病院の利用は7件であった。

【【【【中分類中分類中分類中分類3333 吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町、、、、島根県島根県島根県島根県およびおよびおよびおよび国国国国ととととのののの関連事業関連事業関連事業関連事業のののの課題課題課題課題】】】】

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151

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 4444 建物整備事業建物整備事業建物整備事業建物整備事業 2.12.12.12.1 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0

・・・・中分類中分類中分類中分類4444 建物整備事業建物整備事業建物整備事業建物整備事業

【平成22年度】

医療施設耐震化整備費補助金事業については、島根県医療対策課において御指

導を頂き、耐震補強工事指名競争入札を5月28日実施した。その後、熊谷組

と耐震補強工事「工事請負契約書」を締結し、7月27日には工事を開始した。

工事は順調に進み平成23年3月31日には無事完了。平成22年度島根県医

療施設耐震化整備費補助金の完了報告を4月4日に提出して全ての業務が完了

となる。これで六日市病院は建築基準法の耐震基準を満たした建物(緩和措置

による)となり、今まで以上に患者様の安全確保もでき、より安全・安心な療

養環境になった。外壁塗装工事については、積雪の為施工が進まない状況が続

いたことと、壁の一部で下地の調整が必要なエリアが発生したことにより1ヶ

月弱の遅れが出た。そのため完了予定日を5月31日から1カ月引き伸ばし6

月30日に延期した。日程的な事以外の施工状況は良好で質的な問題はない。

防水加工工事についても積雪の影響で思うように工事が進まない状況が続いた。

そのため工事工程等の見直しを行うとともに、より確実な施工環境を確保する

為、完了引渡日を当初予定していた平成22年12月31日から3ヶ月延期し、

平成23年3月31日として契約変更を行った。変更後は順調に施工が進み予

定通り平成23年3月31日完了引渡済。

今後の方針:耐震補強工事・防水加工工事の完了により残る工事は外壁塗装工

事と老人保健施設開設整備工事だけとなった。外壁塗装工事については6月3

0日完了予定で順調に進んでおり、今後は老人保健施設開設整備工事を中心に

考える。特に補助金については県から正式な補助金交付要綱が届いてない段階

ではあるが、計画どおり10月には老人保健施設に移行できるよう県高齢福祉

課と調整していく。

【平成23年度】

耐震補強工事・防水加工工事については、平成22年度で計画終了。外壁塗装

工事は平成23年6月30日工事完了引き渡しをもって計画完了。平成22年

度から準備を進めてきた介護療養型老人保健施設転換の為の工事については、

6月28日島根県健康福祉部高齢者福祉課より平成23年度島根県病床転換助

成事業補助金60,000,000円の交付決定通知有。これを受け入札準備に入

ったが、指名競争入札業者選定等に予定より時間を要し、当初計画していた7

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 4 16 耐震補強工事耐震補強工事耐震補強工事耐震補強工事 2.82.82.82.8 計画終了計画終了計画終了計画終了 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.82.82.82.8

2 4 17 外壁塗装工事外壁塗装工事外壁塗装工事外壁塗装工事 2.02.02.02.0 3.03.03.03.0計画終了計画終了計画終了計画終了

2.52.52.52.5

2 4 18 防水加工工事防水加工工事防水加工工事防水加工工事 2.22.22.22.2計画終了計画終了計画終了計画終了 計画終了計画終了計画終了計画終了

2.22.22.22.2

2 4 19 老人保健施設開設整備工事老人保健施設開設整備工事老人保健施設開設整備工事老人保健施設開設整備工事 1.61.61.61.6 2.72.72.72.7計画終了計画終了計画終了計画終了

2.12.12.12.1

2 4 107

院内院内院内院内ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポート建設事業建設事業建設事業建設事業(H(H(H(H23232323....

10101010追加追加追加追加))))

---- 1.01.01.01.0 2.02.02.02.0 1.51.51.51.5

月1日工事着工が7月11日ずれ込んだ。よって、10月に予定していた介護

療養型老人保健施設開設も11月へと1ヶ月延期せざるおえなくなった。工事

については順調に進捗し、10月20日には完成引き渡し済み。この工事は県

の補助事業であり10月26日に県高齢者福祉課の施設検査、書類検査がおこ

なわれた。これをもって老人保健施設開設整備工事も計画終了し、建物整備事

業としては、ヘリポート整備事業を残すのみとなった。ヘリポート整備事業に

ついては、11月2日に平成23年度第二回島根県地域医療支援会議に病院長

が出席。会議では院内ヘリポート整備に対する地域医療再生計画補助金につい

て、平成24年度~25年度の事業とし、六日市病院を含め県内の2病院に対

して1億1761万円の枠の中での支援を国に申請することが決定。それを受

け11月17日には県庁の医療政策課を訪問し、院内ヘリポー整備に対する県

の考えをお伺いし、支援について再度お願いをした。

【平成24年度】

院内ヘリポート建設事業以外の事業は、全て計画終了。院内ヘリポート建設事

業については、8月までに具体的な進展がなかったことを危惧し、9月から院

内ヘリポート設置計画にかかる「特命副院長」(岩本事務次長)を配置してから

急ピッチで計画が進み、吉賀町役場のご指導、島根県庁のご指導の下、平成2

4年9月27日に「設置計画書(案)」を吉賀町長に提出することができた。そ

の後は吉賀町役場と連携を図り、この事業を遂行している。

Page 159: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

153

建物整備事業は、医療施設耐震化整備費補助金事業を活用し、耐震補強工事が平成

23年3月に完了し、建設基準法の耐震基準を満たした建物となり計画終了。防水

加工工事について積雪の影響で平成23年3月で工事完了。外壁塗装工事について

も、工事期間の延期があったものの平成23年6月に完了。これにより防水加工工

事および外壁塗装工事の計画終了。島根県病床転換助成事業補助金を活用し、平成

23年10月に老人保健施設開設整備工事も計画終了となった。院内ヘリポート建

設については、島根県地域医療再生計画(拡充分)補助金の活用で対応する予定で

あったが、島根県庁のご指導、吉賀町役場のご指導の下、平成24年9月に「設置

計画書(案)」を吉賀町に提出したことで、吉賀町役場ならびに議会での協議の結

果、事業主体が吉賀町となって六日市病院に隣接する用地への医療用ヘリポートの

整備が決定し、六日市病院に無償貸与されることとなった。今後3ヶ年の計画では

開設から30年以上経過し、経年劣化による改修、利便性を求めた改修が必要とな

り(病院玄関、院内内装、大浴場、駐車場、トイレ)優先順位を付けて改修をする

必要がある。平成23年10月に追加された院内ヘリポート建設の計画は隣接する

ヘリポートへの整備・運用の協力と形を変えて事業を進めることとなり、吉賀町を

はじめ関係機関との連携や協力が必要となります。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 5555 付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業 2.02.02.02.0 2.42.42.42.4 3.03.03.03.0 2.52.52.52.5

【【【【中分類中分類中分類中分類4444 建物整備事業建物整備事業建物整備事業建物整備事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類5555 付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業

【平成22年度】

電動ベッド導入については、計画どおり実施され、本年度導入予定の20台の

更新が終了。ボイラー更新・空調更新・給湯配管工事については3月31日の

理事会・評議員会で23年度の事業として承認が得られた。よって、補助金申

請の準備に入らなければいけないところであるが、東北地方太平洋沖地震の影

響で補助金要項の確定が遅れている。院内病室カーテン取替えについても、3

月31日の理事会・評議員会で23年度の事業として承認が得られているので、

現在3社と価格交渉中である。

今後の方針:院内病室カーテン取り替えについては、協議中の業者(3社)と

最終見積もり協議を行い、できるだけ価格を下げる努力を行っていく。電動ベ

ッドについては、平成21年から計画的に更新を進めており、平成21年20

台・平成22年20台の更新が済んでいる。平成23年度は30台・平成24

年度は20台を更新予定。放送設備・エレベーター取替工事・浄化槽取り壊し

及び整備事業等計画に上がっているが予算化できない事業については収支のバ

ランスを考え慎重に検討を重ねる必要がある。また、補助金については社会医

療法人の特性を生かし補助金獲得に向け幅広くアンテナを広げ情報を収集し、

積極的に活用していく。

Page 160: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

154

【平成23年度】

院内カーテンについては、全館の窓カーテンの更新が7月29日完了。病室ベ

ットサイドカーテン更新は、10月下旬から着手し、11月完了。電動ベッド

は4月12日に30台を導入済みである。環境共創イニシアチブ【SII】(住宅・

建物高効率エネルギーシステム導入促進事業費補助金)事業であるボイラー・

空調・給湯配管の更新工事については、計画どおり順調に進み平成24年1月

25日工事完了。ボイラーについては10月末より新ボイラーの運転を開始し

ている。付帯設備更新事業としては、放送設備更新・エレベーター更新・浄化

槽取り壊し及び整備事業と来年度以降も引き続き電動ベッド導入を計画的に進

めていくことが残されているが、放送設備更新・エレベーター更新・浄化槽取

り壊し及び整備事業については、予算の目処が立たず計画延期の状態が続いて

いる。引き続き、社会医療法人の特性を生かし活用できる補助金の情報収集を

積極的に行っていく必要がある。電動ベッドについては、介護労働者設備等導

入奨励金(補助金)を利用し、来年度40台を導入する予定であり、ハローワ

ークには3月12日申請済み。これにより、ベッド40台6,867,000円の

うち3,000,000円の給付が見込める。

【平成24年度】

電動ベッドについては、ハローワークの補助金(介護労働者設備等導入奨励金)

を利用し5月に40台を導入(640万のうち300万円助成)、本年度の計画

については予定どおり終了。来年度以降も計画的に更新していく必要がある。

その他の事業については、計画終了または次期事業計画まで延期。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 5 20 ボイラーボイラーボイラーボイラー更新更新更新更新 2.32.32.32.3 2.92.92.92.9 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.62.62.62.6

2 5 21 空調更新空調更新空調更新空調更新 2.32.32.32.3 2.92.92.92.9計画終了計画終了計画終了計画終了

2.62.62.62.6

2 5 22 給湯配管工事給湯配管工事給湯配管工事給湯配管工事 2.02.02.02.0 2.82.82.82.8計画終了計画終了計画終了計画終了

2.42.42.42.4

2 5 23 院内病室院内病室院内病室院内病室カーテンカーテンカーテンカーテン取替取替取替取替ええええ 1.81.81.81.8 3.03.03.03.0計画終了計画終了計画終了計画終了

2.42.42.42.4

2 5 24 電動電動電動電動ベットベットベットベット導入導入導入導入 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 5 25 放送設備放送設備放送設備放送設備 1.91.91.91.9計画延期計画延期計画延期計画延期 計画延期計画延期計画延期計画延期

1.91.91.91.9

2 5 26 エレベーターエレベーターエレベーターエレベーター取替取替取替取替ええええ工事工事工事工事 1.71.71.71.7計画延期計画延期計画延期計画延期 計画延期計画延期計画延期計画延期

1.71.71.71.7

2 5 27 浄化槽取浄化槽取浄化槽取浄化槽取りりりり壊壊壊壊しししし及及及及びびびび整備事業整備事業整備事業整備事業 1.41.41.41.4 計画延期計画延期計画延期計画延期 計画延期計画延期計画延期計画延期 1.41.41.41.4

Page 161: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

155

付帯設備更新事業は予算化できない事業について優先順位を付け、慎重に検討を重

ねる必要があるため、3つの事業を計画延期として(放送設備、エレベーター更新

工事、浄化槽取り壊し及び整備事業)第三次事業計画に盛り込む。電動ベッド導入

については平成22年度~平成24年度まで計画的に順次導入した。平成23年1

1月に院内病室カーテン取替えが完了し計画終了。住宅・建物高効率エネルギーシ

ステム導入促進事業費補助金を活用したボイラー・空調・給湯配管の更新工事につ

いては平成24年1月に完了。これによりボイラー更新、空調更新、給湯配管工事

の全ての事業が計画終了となった。今後3ヶ年の計画として、機能的に劣る古い

ベッドがまだ院内に残っているため計画的に電動ベッドの導入を継続し、更新して

いく必要がある。また事業の延期対象となった3つの事業について随時更新してい

く必要があり、更新費用の捻出および更新時期の決定が課題である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 6666 情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業 2.12.12.12.1 2.42.42.42.4 2.42.42.42.4 2.32.32.32.3

【【【【中分類中分類中分類中分類5555 付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類6666 情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業

【平成22年度】

院内ラン整備については10月に院内ラン配線工事・パソコンの設置・設定作

業を終了し、西病棟を除く各階病棟に1名医事課職員を配置し、医事職員の病

棟業務を開始して一応の成果を挙げているが、各病棟により業務内容が異なる

ため、誰でも対応できるようなシステムへの移行が求められる。今後、4階.・

5階が老健移行する場合の配置はどうすべきか、総合的に計画を立てる必要が

ある。オーダリングシステム・電子カルテ導入については、導入を平成24年

4月、運用開始を平成24年10月に計画変更し、同時導入を前提に複数の業

者からの説明会、勉強会を細かく積み重ねている状況である。「検査動線の見直

し」については、「検査環境の整備」に事業名を変更し着実に実行中である。

今後の方針:オーダリングシステム・電子カルテ導入については、1年の計画

延期により時間的余裕があるので、再度、実際の業務を丁寧に洗い出し、各部

署が自分たちの仕事にどう役立てたいのか、そのためにはどのような機能が必

要なのかを業者と協議し、医療安全・業務軽減につながるシステムを考えてい

く必要がある。また、平成23年10月の移行予定の老健については、オーダ

リングシステム・電子カルテ導入後も無駄にならない請求ソフトの導入を早急

に検討していく。

【平成23年度】

院内ラン整備については、5月に中央病歴管理室・看護部長室、6月には地域

医療・介護連携室に事務系のLANを増設した。また、2階~5階の各パイプ

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 6 28 院内院内院内院内ランランランラン整備整備整備整備 2.12.12.12.1 2.12.12.12.1 2.92.92.92.9 2.42.42.42.4

2 6 29 オーダリングオーダリングオーダリングオーダリング機能導入事業機能導入事業機能導入事業機能導入事業 1.81.81.81.8 2.32.32.32.3 2.32.32.32.3 2.12.12.12.1

2 6 30 電子電子電子電子カルテカルテカルテカルテ導入事業導入事業導入事業導入事業 2.02.02.02.0 2.22.22.22.2 2.02.02.02.0 2.12.12.12.1

2 6 31

検査動線検査動線検査動線検査動線のののの見直見直見直見直しししし⇒⇒⇒⇒検査環境検査環境検査環境検査環境のののの

整備整備整備整備(H(H(H(H22222222....9999変更変更変更変更))))

2.22.22.22.2 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.72.72.72.7

2 6 32 救急外来救急外来救急外来救急外来のののの整備整備整備整備 2.32.32.32.3 2.32.32.32.3 2.02.02.02.0 2.22.22.22.2

スペースまでの敷設は完了。一部S・Fまで完了。今後はスイッチングハブを

設置して、ケーブルを集約するスペースをどこにするか?iPadなどの携帯

端末の院内利用を考慮して無線LAN対応にするべきか?などを検討していか

なくてはならない。しかし、業者に依頼せず施設用度課職員で対応しているた

め現状のペースが精一杯である。オーダリングシステム・電子カルテ導入につ

いては、地域医療再生計画補助金(1/2補助)を利用しての実施を計画して

おり、11月2日に行われた地域医療支援会議の中で地域医療再生計画拡充分

補助金として電子カルテ整備推進4億4100万円(10病院)を国に申請す

ることが決まる。当院としては、この補助金を利用して計画どおり平成25年

4月運用開始を目指し準備を進めていく。業者のプレゼンは看護部に対し6月

に実施した(富士通・NEC・ナイス)。検査環境の整備については、計画どお

り順調に進んでいる。検査環境の整備については、マニュアル作成中である。

【平成24年度】

院内LAN整備については、4月の監視カメラ導入に伴い、スタッフルームか

ら録画サーバーのあるところまでLANを増設した。この監視カメラについて

は、記録時間拡張の為、記憶媒体(HDD)の増設も行った。LAN増設作業

については、施設用度課職員が行うことにより安価な費用でLANを引くこと

ができている。今後のLAN拡張にはネットワークの帯域が問題視されるため、

基幹ネットワークの高速化(GBit対応)を計画・検討中である。オーダリ

ングシステム・電子カルテ導入については、5月に業者を決定しシステム作成

に入る予定であったが、予算内に収まる業者が無く、業者の選定に時間がかか

ったが電子カルテメーカーとの交渉を続けた結果、医療・介護両面の機能を実

現が可能な日立メディコ社に決定した。平成24年度中にシステムを構築後、

平成25年4月、5月のリハーサルを経て平成25年6月より本稼動予定であ

る。

Page 163: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

157

情報網整備事業は平成22年10月に医事系LANを各病棟に整備し、医事課職員

を配置して成果を挙げている。平成23年6月には施設用度課により院内ラン整備

を中央病歴管理室、看護部長室、地域医療介護連携室に事務系LANを増設した。

オーダリング機能導入事業および電子カルテ導入事業は、当初平成24年4月導入

の計画で始ったが、業者選定等に時間を要したため、平成24年度中にシステムを

構築後、平成25年6月から本稼働の予定となり、次の3ヶ年の計画に持ち越しと

なった。検査環境の整備については平成22年9月に検査動線の見直しから項目を

変更し、マニュアル整備ならびに改善報告等により検査環境を整え、平成24年度

中に整備は完了計画終了となる。救急外来の整備は病院機能評価の評価項目や改善

報告等を利用して順調に改善が行なわれ整備は完了し計画は終了。今後3ヶ年の計

画では、オーダリング機能導入事業および電子カルテ導入事業が同時進行で進み導

入時期が設定されたことから、電子カルテ整備として事業を進める。電子カルテ整

備のための院内ラン整備も新たな局面を向かえ過渡期に様々な問題が発生すると考

えられ、電子カルテの運用と同様に柔軟な対応をしていく必要がある。情報網整備

事業が完了すると業務効率化および情報の共有ならびに患者様待ち時間の解消に効

果が望める。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 7777 健診事業健診事業健診事業健診事業 2.72.72.72.7 2.02.02.02.0 2.42.42.42.4 2.42.42.42.4

【【【【中分類中分類中分類中分類6666 情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類7777 健診事業健診事業健診事業健診事業

【平成22年度】

健診事業は、ほぼ計画通りにすすんでいる。第一4半期の事業計画検証におい

て、課題としていた国保人間ドック・生活習慣病予防健診(付加健診)を1日

で実施可能にすることについては、関係部署と話し合い、実施体制を検討した

ところ、2日間かかっていた健診を1日で実施することが可能となった。これ

については、10月より開始。健診事業の見直しと健康支援(保健指導)体制

の構築については、3月の「医療機関会議」にて「特定健診の個別健診事業」

についての協議を行い、平成23年度より実施可能となる。職員の雇入れ時健

診(当院職員)の実施時期等の見直しは、総務課・看護部へ協力を依頼し、新

入職者に関しては入職時オリエンテーション時に健康診断実施を組み入れても

らうようお願いした。中途入職者に関しては、総務課より早めに入職日を知ら

せてもらい所属長と打ち合わせ実施できた。職員健診時(全職員に対し)のス

トレスチェックも11月に実施。健康支援(保健指導)サービスの提供につい

ては、4月から実施予定の健康支援サービス(一般健診・人間ドック受診者様

に対する健康情報やアドバイスの配信等)を準備中で、健康診断結果表ととも

にリーフレット等を郵送する予定。ストレスチェック・サービスの提供につい

ては、吉賀町教育委員会より、現時点では町の予算を利用することは不可であ

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158

ったことの連絡があった。ただし、各教職員個人との契約によって、ストレス

チェック・サービスを実施することは可能とのことなので、引き続き吉賀町教

育委員会と協議しながら、ストレスチェック・サービスの提供方法を再検討し

ていきたい。職員に対しては、健康支援室の臨床心理士岡田と看護部長との連

携でアクシデント発生後のストレスを軽減のため個別対応システムを構築中。

CT、MRI検診体制の構築については、CT検診案内文作成・ホームページ

掲載・CT検診案内はがきの作成等をし、健診体制の構築を図った。

今後の方針:引き続き吉賀町の担当部署との連絡を密にし、協議・連携を進め

る必要がある。健診事業については、他部門の状況を考慮しながらも積極的に

アプローチし、受診者様への負担が少なく、効率的な健診を実施できるように

引き続き健診事業の見直しと再構築の努力をしていく。心理相談業については、

事業所健診オプション「ストレスチェック・サービス」をカウンセリング外来

の事業として、当サービスのメリットをアピールし、先方の意向を踏まえて修

正してサービスを検討していく。

【平成23年度】

外来健診件数は、昨年度に比べ28件増えた。件数の維持及び増数を引き続き

目指していきたい。健診支援については、体制の構築として今年度より新たに

吉賀町「特定健診個別健診事業」を実施。7月~9月の毎週金曜日に吉賀町「特

定健診個別健診」枠を取っていたが、3ヶ月間の受診者は9名のみであった。

また、4月から健康支援サービス(一般健診・人間ドック受診者様に対する健

康情報やアドバイスの配信等)を開始した(健康診断結果表とともにリーフレ

ット等を郵送する)。「ストレスチェック・サービス」の提供としては、「ストレ

スドック」という名称で、心理検査(うつ検査[SDS]及び性格検査[TEG])

の実施と20分間の面談とをセットにして提供することを検討し、吉賀町教育

委員会と協議中である。CT、MRI検診体制の構築として、7月11日~1

7日・25日~31日、8月8日~14日・22日~28日にケーブルテレビ

を利用して、吉賀町及び津和野町エリアを対象にテロップ放送実施したが、そ

の効果の検証が出来ていないため来年度については、ケーブルテレビでのテロ

ップ放送は行わず、院内掲示・月報掲載・院内ガイダンス等で対応し、吉賀町

広報への掲載もお願いしていきたい。職員健診の見直しとして、当院職員の「雇

い入れ時健診」については、看護部は看護部オリエンテーション期間内に実施、

他職種は4月~5月の前期健康診断期間内に実施できた。中途入職者について

は、入職日等の情報を総務課より連絡を受け、随時実施できている。また、職

員定期健診についても前期(4月~5月)・後期(10月~11月)に計画どお

り実施でき、受診率は前期・後期とも100%であった。健診結果の返却につ

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 7 33

健診事業健診事業健診事業健診事業のののの見直見直見直見直しとしとしとしと健康支援健康支援健康支援健康支援

((((保健指導保健指導保健指導保健指導))))体制体制体制体制のののの構築構築構築構築

2.92.92.92.9 2.42.42.42.4 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

2 7 34

健康支援健康支援健康支援健康支援((((保健指導保健指導保健指導保健指導))))サービスサービスサービスサービスのののの

提供提供提供提供

2.92.92.92.9 2.42.42.42.4 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5

2 7 35

「「「「ストレスチェックストレスチェックストレスチェックストレスチェック・・・・サービスサービスサービスサービス」」」」のののの提提提提

供供供供

2.92.92.92.9 1.31.31.31.3 2.32.32.32.3 2.22.22.22.2

2 7 36 CT,MRICT,MRICT,MRICT,MRI検診体制検診体制検診体制検診体制のののの構築構築構築構築 2.32.32.32.3 1.91.91.91.9 2.02.02.02.0 2.12.12.12.1

健診事業について、健診事業の見直しと健康支援(保健指導)体制の構築は平成2

2年度より計画通り進んでおり、実施体制の検討、改善により2日間かかっていた

健診が1日で可能となり、受診しやすい環境整備が整い健診件数も増え順調である

計画については名称を変更して継続。健康支援(保健指導)サービスの提供は、健

康診断結果表送付時にリーフレット等健康情報やアドバイスの配信等を行うことで

サービスの提供を行っており、計画については名称を変更して継続する。「ストレ

スチェック・サービス」の提供は「ストレスドッグ」という名称で心理検査の提供

を開始したが希望者が少なかった計画については名称を変更して継続する。CT、

MRI検診体制の構築ではCT検診案内文作成、ホームページ掲載、CT検診体制

案内はがきの作成、吉賀町および津和野町エリアを対象にケーブルテレビでのテ

ロップ放送を実施。効果について検診件数は如実に表れなかった。計画については

終了。今後3ヶ年の計画では、健康支援対策としてメンタルヘルスの重要性の啓発

やストレスドッグの広報活動が必要であると共に、地域医療協力の一環として健診

に関わる委託事業の協力が必要である。また職員の健康づくりや職員の福利厚生と

言った職場環境の整理にも力を入れていくことが大切である。第ニ次事業計画では

概ね健診事業の骨格が完成した。今後も計画の統廃合により健診事業(地域住民、

職員)を推進します。

いては、予定通り早くできた。しかし、職員への健康支援については、不十分

であり、病院全体として健康支援に取り組める環境づくりが今後の課題である。

【平成24年度】

健診を受診しやすい環境整備として、月~金曜日(水曜日を除く)で平均的に

健診実施ができるようにした。特に金曜日については眼科外来があり視力検査

が難しい状況であったが、卓上視力計の購入により眼科以外での検査が可能に

なり検診枠を増加することが出来た。健診支援対策については、個別性のある

保健指導が出来るように個々の生活習慣や生活背景が分かるような問診票作成

を検討中。また、外部研修に参加し、保健指導技術の向上に努めていきたい。

職員に対する受動喫煙防止・禁煙支援対策の実施については喫煙が及ぼす健康

障害等の情報発信を続けていく。「ストレスチェック・サービス」の提供につい

ては、8月に吉賀町役場職員および教職員を対象に健診のオプション検査とし

て「ストレスドック」の申込募集を行い、サービスの提供を開始したが希望者

が少なかった。広報不足、メンタルヘルスの重要性の啓蒙が必要といった要因

が考えられる。今後は健診検査の申込時期に合わせストレスドックの広報・受

付を行いたい。

【【【【中分類中分類中分類中分類7777 健診事業健診事業健診事業健診事業のののの課題課題課題課題】】】】

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 8888 医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業 2.42.42.42.4 2.62.62.62.6 2.92.92.92.9 2.62.62.62.6

・・・・中分類中分類中分類中分類8888 医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業

【平成22年度】

職員住宅・寮の整備をし、住宅の居住環境を改善。事業所内保育請負契約の更

新。平成22年度高校生一日看護体験の計画。勤続25年表彰・職員功労表彰

をする。看護離職対策プロジェクトと連携し看護部各病棟への聞き取り調査、

問題点の把握、分析をする。離職対策プロジェクトのアンケートより夜勤業務

が大変という意見が多くあり夜勤業務の実地調査を行った。その結果、特に大

変と思われたことは、夜間の認知症の患者さんの対応であった。又、看護業務

支援を目的として、看護業務支援委員会の立ち上げをし、メッセンジャーおよ

び洗濯業務の定着と検証をする。その結果として「1、メッセンジャーの業務

をリーダー及び師長が行っている為に病棟を空けることが多い2、洗濯物(タ

オル・エプロン等)は看護補助者が行っているが時間がかかり看護師の補助業

務ができない」等の結果があきらかになった。既卒の方の来年に向けての看護

師国試100%合格を目指し、部署配置を考慮して、大森塾へ参加できる勤務

表の配慮をしている。島根大学付属病院研修医の地域・保健医療研修への協力

と島根大学医学部6年の地域医療実習3週間の受け入れをする。吉賀町議会に

て「医療従事者確保対策給付金条例」が可決された事により、確保に向けた取

り組みがしやすくなった。対象者への奨学金の支給を決定。看護師確保のため

学校訪問を6月から行っている。職員へのカウンセリングの定期的な実施をす

る。高校生の一日看護師体験・「ふるさと就職フェア2010」参加を実施。5

者協定プラス1事業については、7月以降、このコミュニティネットワーク協

会との協議はなく、進展なし。メンタルヘルス対策として11月には職員健診

時(全職員に対し)にストレスチェックが実施できた。医師業務補助対策とし

ては、12月に2名の診療情報管理士の面接を行い、うち1名を4月1日づけ

で採用することとし、医師業務補助につける予定である。退職希望の予兆があ

った看護師については、速やかに健康支援室臨床心理士と連携し、心理相談を

行い看護師2名の離職を防止した。また、アクシデント発生後のストレスを軽

減のため個別対応システムも構築した。離職者防止対策プロジェクトチームで

は、業務軽減対策として徘徊防止のため(階段での転倒転落を防ぐ)階段出入

り口に柵を設け、夜勤業務の軽減、リスクの減少を図った。夜勤業務の心労を

軽減し、離職防止に努めている。求人については、引き続きハローワーク及び

吉賀町無料職業紹介所・各養成施設・成功報酬制の紹介会社に求人を依頼し、

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161

幅広く募集にあたっている。採用については平成23年度に六日市学園看護科

へ入学する学生のうち14名が当院で働きながら看護師を目指す。また、その

学生の多くが奨学金を借りたい旨を申し出ており、職員確保対策にはいい傾向

にある。診療録管理士・心理士も各1名の採用が内定している。

今後の方針:引き続き来年度の六日市学園看護科入学希望者の情報収集を積極

的に行い、当院の奨学金制度及び吉賀町の医療従事者確保対策給付金の紹介を

含め、早い段階での積極的なアプローチを行っていく。また他の有資格者につ

いても養成学校訪問等積極的に募集活動を行う必要がある。人材確保対策とし

て大きな勇気づけとなったのが、吉賀町議会にて可決された「医療従事者確保

対策給付金条例」であり、有効な利用広報活動を進めていく。医療従事者確保

支援対策として、島根県地域医療再生計画事業費補助金(非常勤医師交通費支

援事業・新人職員確保支援・看護師キャリアアップ応援・医療従事者メンタル

ヘルス支援事業)等も有効に利用していく。人材定着・離職対策として看護業

務支援委員会・看護者離職対策プロジェクトチームの活動も積極的に行ってい

く。

【平成23年度】

人材確保対策として、6月16日広島国際大学を訪問。副学長と就職担当者に

面会し、放射線技師・薬剤師・看護師等の来春卒業生や既卒者の当院への推薦

をお願いした。また、看護職員について、6月には島根県内3校・鳥取県内3

校・岡山県内1校、広島県内3校、7月に山口県内11校・広島県内7校・九

州地域16校、8月は九州地区20校、9月は九州地区29校を訪問し、引き

続き積極的に募集活動を行っている。介護スタッフの人員確保対策としては、

平成23年7月27日に六日市医療技術専門学校で行われた六日市学園福祉の

仕事就職説明会へ参加し、募集活動を行った。平成23年8月12日には益田

鹿足雇用推進協議会主催のふるさと就職フェア2011にも参加。また、体験

学習、施設見学等にも積極的に取り組んでいる。6月9日吉賀町立六日市小学

校2年生児童3名体験学習、6月14日島根大学医学部看護学科学生2名の施

設見学、6月22日23日吉賀町立蔵木中学校3年生学生2名体験学習、9月

29・30日の2日間で六日市中学校の3年生1名と2年生4名の体験学習、

11月には六日市市苑で高校生ボランティアの受け入れを行ない、病院・施設

での仕事に興味を持ってもらう取組を行い、今後も定期的に受け入れていくこ

ととなった。また、高校への求人活動の一環として、医療職の出張講座といっ

た案も検討している。公営住宅への求人チラシの配布については、吉賀町内で

の配布は終了した。現在近隣の町への配布を検討中。また総務課が新聞折り込

みチラシでの求人を数回おこなった。現在のところ、配布した求人チラシを見

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162

ての問い合わせはないが新聞折り込みチラシに対しては5件問い合わせがあり、

実際に3件応募につながっている。本年度の島根大学付属病院研修医の当院で

の地域・保健医療研修は5月1名・12月1名の2名の希望者があり、5月の

研修は終了した。島根大学医学部6年生の地域医療実習については8名の希望

者があり、4・5・6・7月で8名の実習が終了。毎年希望者があり、定例化

しつつある。島根大学付属病院研修医及び島根大学医学部6年生ともに大変満

足できる実習であったとの感想を頂いた。リハビリテーション室及び看護部に

ついても例年どおり実習生の受け入れを行っており、定例化している。管理栄

養士については、8月に当院で研修を行った美作大学生活科学部食物学科学生

1名が来年卒業後に当院への就職を希望しており10月に面接を行い採用内定

済みである。島根県地域支援会議での医師派遣の要望(2名)を11月4日に

提出。人材育成対策としては、認定看護師(救急認定看護師)と呼吸療法認定

士の資格取得支援、臨床指導者研修・セカンドレベル認定看護師研修等への参

加で人材育成教育を行っている。メンタルヘルス対策では、通常の心理相談の

他に、医療安全対策室と協力しアクシデントを起こした職員への心理支援を行

なう体制作りを行った。その他看護部と臨床心理士と共同で看護部の年輩職員

を各部署から数名集め、3回に渡って退職者面談の意見に対する感想を聴く場

を設けた。そこで語られた意見をまとめ、具体的な解決方法へとつなげていき

たい。また東北地震の被災地派遣された職員への惨事ストレスケアも行った。

昨年度看護師の離職対策として立ち上げた看護職者離職対策プロジェクトチー

ムは6月10日に解散し、新たに看護部離職対策委員会を立ち上げ離職者防止

対策の活動を継続している。看護部離職対策委員会では、取り組む課題を明確

にし、実際に課題解決にあたるワーキンググループ(WG)を結成させ、WG

の活動を中心に行ない、その進捗状況は随時委員長へ報告されている。病棟の

事務作業の明確化、入職対策として高校生ボランティアの受け入れ、小さなお

子様を持つ方でも働きやすい職場というコンセプトの求人チラシの配布といっ

た活動を実施している。また、過去の退職者面談の中で語られた意見をまとめ、

執行部及び各部署責任者へ報告し、改善を求めた。看護業務補助対策としては、

一年間で看護補助パート者7名・正職員3名、介護福祉士パート2名を採用し、

業務の軽減及び看護の質の向上を図る。医師業務補助対策としては、4月より

医師事務作業補助者を配属し、32時間の研修及び6ケ月間の研修業務終了後、

10月1日より医師事務作業補助体制加算(75対1)を算定。専従の医師事

務作業補助者の配置で医師の労務軽減を図っている。病院奨学金制度について

は、平成24年度の六日市学園入学生(14名)のうち11名が奨学金を申請

している。また石見高等看護学校にも新規に1名貸し付け、石見高看は累計3

名になった。また、来年度に向け7月に学校法人ベル学園岡山医療福祉専門学

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163

校より看護学生奨学金制度の照会あり、奨学金規程等案内資料を送付した。平

成23年度は、4月に看護師1名・准看護士(学生)14名・診療情報管理士

1名、10月放射線技師1名、11月・2月介護福祉士パート各1名の有資格

者の採用があった。平成24年4月には、薬剤師1名・看護師1名・看護師パ

ート1名・准看護師1名・准看護師(学生)13名・心理士1名・栄養士2名・

診療情報管理士1名の採用が内定している。

【平成24年度】

4月:薬剤師1名・心理士1名・管理栄養士2名・看護師1名・看護師パート

2名・准看護師2名・准看護師(学生)13名・診療情報管理士1名・看護補

助者パート3名・薬局事務補助者1名入職。5月言語聴覚士1名・事務1名入

職。6月:看護補助者2名・看護補助者パート1名・事務1名入職。7月医師

1名・事務1名入職。8月理学療法士1名・准看護師1名・入職。また、六日

市学園卒業の准看護師12名が看護師試験合格。また、看護師募集については、

7月~9月:広島県内4校、島根県内4校、鳥取県内3校、岡山県内1校、香

川県内8校、徳島県内2校、愛媛県内2校、高知県内1校、福岡県内15校、

佐賀県内6校、長崎県内5校、大分県内7校、宮崎県内6校、熊本県内7校、

鹿児島県内4校、兵庫県内3校、大阪府内7校、京都府内2校の看護学校、准

看学校をそれぞれ訪問し、看護師確保および来年度進学希望の准看護師の確保

に努めている。その結果45人からの六日市学園の資料請求があり、うち25

人が病院見学に来院した。人材育成としては、外部研修への参加や外部から講

師を招いて、質の向上を計るなどの職員の育成だけではなく、吉賀地域の医療

を担う人材を育てるという観点から積極的に活動している。具体的には、病院

長他スタッフが町内の中学校、小学校に出向いて、医療に関係する職種に興味

をもってもらえるよう特別講義も行っている。6月と9月には六日市中学校、

7月には柿木小学校、9月に吉賀中学校で「ふるさと教育(地域医療を考える)」

「キャリア教育(自分の進路を考える)」の一環としての特別授業を行った。そ

の他、8月1日には六日市中学校3名・吉賀高校6名が1日看護体験、8月7

日には吉賀高校1名・六日市中学6名・柿木中学5名の医療現場体験セミナー、

9月27・28日は六日市中学2名の職場体験を受入れ、将来を担う地域の人

材育成に積極的に関与している。職員の定着化及びメンタルヘルス対策を目的

として、入職者面談及び卒後者面談を実施している。また、退職希望者につい

ては事務部と連携を図り、その面談も行なっている。

離職者防止対策としては、看護部離職対策会議を引き続き毎月定期的に開催し、

看護業務についての課題・改善方法について検討している。課題については、

必要に応じて各委員会に離職対策メンバーを派遣し、問題の解決について検討

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164

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 8 37 人材人材人材人材のののの定着対策定着対策定着対策定着対策 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 8 38 人材確保対策人材確保対策人材確保対策人材確保対策 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 8 39 人材育成対策人材育成対策人材育成対策人材育成対策 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 8 40 5555者協定者協定者協定者協定プラスプラスプラスプラス1111事業事業事業事業 1.51.51.51.5 2.52.52.52.5計画終了計画終了計画終了計画終了

2.02.02.02.0

2 8 41 メンタルヘルスメンタルヘルスメンタルヘルスメンタルヘルス対策対策対策対策 2.72.72.72.7 2.32.32.32.3 2.72.72.72.7 2.62.62.62.6

2 8 42 離職者防止対策離職者防止対策離職者防止対策離職者防止対策プロジェクトプロジェクトプロジェクトプロジェクト 2.42.42.42.4 2.02.02.02.0 2.92.92.92.9 2.42.42.42.4

2 8 43 看護業務補助対策看護業務補助対策看護業務補助対策看護業務補助対策 2.52.52.52.5 2.62.62.62.6 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7

2 8 44 医師業務補助対策医師業務補助対策医師業務補助対策医師業務補助対策 1.81.81.81.8 2.62.62.62.6 3.03.03.03.0 2.52.52.52.5

2 8 45 病院奨学金制度病院奨学金制度病院奨学金制度病院奨学金制度 2.52.52.52.5 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

2 8 108

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町まちづくりまちづくりまちづくりまちづくり会議会議会議会議(H(H(H(H24242424....3333

追加追加追加追加))))

---- ---- 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

をお願いしている。病院奨学金制度については、平成24年度は、1年生11

名618万円。2年生名418万円。3年生342万円を支給した。吉賀町ま

ちづくり会議には医療機関・介護施設として継続して参加している。医師業務

補助対策としては、4月入職の診療情報管理士を医師事務作業補助者研修に参

加させ医師事務作業補助加算を現在の50:1(255点)から25:(490

点)へ変更済(11月請求分から)。

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医療従事者確保対策事業について、人材定着対策として職員住宅・寮の整備をし、

居住環境の改善を行った。人材確保対策は看護学校に年々広範囲に訪問し、看護師

募集、確保に努めている。また他の医療従事者も大学訪問等により、薬剤師等人材

確保に努めており、様々な職種の人材を3ヶ年において確保した。また平成24年

度には町内の中学校や小学校に出向いて院長他スタッフが特別講義を行い未来の人

材確保を行った。人材育成対策は島根県医療再生計画事業費補助金を活用し、認定

看護師の資格取得支援、臨床者指導研修、セカンドレベル認定看護師研修等を行っ

た。また入職者の研修や院内外の研修等を積極的に行ない育成している。5者協定

プラス1事業は平成23年7月以降このコミュニティネットワーク協会との協議は

なく計画終了となり、吉賀町まちづくり会議へと形を変えた。メンタルヘルス対策

は全職員に対しストレスチェックを継続して実施している。またアクシデントを起

こした職員への心理相談の体制作りも行われ充実してきている。離職者防止対策プ

ロジェクトについては離職者防止対策プロジェクトで問題を洗い出し、具体的な解

決方法へと繋げた。平成23年6月から看護部離職対策委員会へと引き継がれた。

看護業務補助対策は平成22年5月に看護業務支援委員会を立ち上げ支援および改

善を行った。また看護部離職対策委員会でも問題を洗い出し、解決へと努めた。医

師業務補助対策として平成23年4月より医師事務作業補助者1名を配置し、32

時間の研修および6ヶ月間の研修後10月より専従医師の労務軽減を図っている。

なお平成24年11月から医師事務作業補助者2名体制となった。病院奨学金制度

について、当院の奨学金制度および吉賀町の医療従事者確保対策給付金の紹介を活

かした看護師募集、医療従事者の確保に努めている。吉賀町まちづくり会議につい

て平成23年5月に第1回吉賀町まちづくり会議が開催され、福祉・医療に関する

協議に石州会からも参加し、継続して行われている。今後3ヶ年の計画としては、

人材確保、人材定着、人材育成を継続して行う必要があり、人材確保に対しては六

日市学園と連携した、奨学金制度を活用した看護師募集。人材定着として看護業務

の補助対策は看護支援委員会、看護離職対策委員会の継続実施が必要である。医師

業務補助対策としては医師事務作業補助者の育成等が挙げられる。また専門職種の

人材の定着を図るために、職員住宅の整備や通勤手段の確保、院内保育所の充実、

職員の福利厚生、職員の健康づくり対策、職場環境の整備給与体系や人事考課の見

直し等が課題である。人材育成においては院内外研修の充実、新規入職者への教育

の充実、資格取得への支援等が挙げられ、質の高い医療、介護の提供が可能となり

ます。

【【【【中分類中分類中分類中分類8888 医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業医療従事者確保対策事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類9999 医療安全対策事業医療安全対策事業医療安全対策事業医療安全対策事業

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 9999 医療安全対策事業医療安全対策事業医療安全対策事業医療安全対策事業 2.62.62.62.6 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 2.72.72.72.7

【平成22年度】

安全・安心な療養環境及び働ける職場環境の整備については、毎日の執行部会

議にて問題点の検討と整備について議論され、決定されており、計画通り実行

されている。転倒・転落防止プロジェクトチームについては、再結成の起案が

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166

通りメンバーが選出され、10月27日より転倒転落プロェクトの活動を再開

した。その後、ベッド柵のすき間について検討し、ベッド柵の調査を行い不適

合品が389本あることを確認した。使用中の物もあり、ベッド柵の使用方法

について再度各病棟に通知しベッド柵の点検を定期的に病棟で行い記録に残す

ことにした。それ以外の小項目事業については、医療事故防止対策委員会・院

内感染対策委員会・褥創対策委員会・安全衛生委員会・防火管理委員会・放射

線安全管理委員会・輸血管理委員会・医薬品安全管理委員会・医療機器安全管

理委員会の定期的開催で取り組まれ計画通り進んでいる。耐震補強工事中患者

様の安全確保事業については、看護部に於いて、耐震工事中患者様の移動等が

安全に終了できるよう、工程等の説明会で話を聞き、具体的に動けるように施

設用度課とミーティング行い何の問題もなく終了。QFT導入については計画

通り、本年度後期健康診断より10代20代から開始となった。院内感染対策

マニュアルの改正についてはQFT検査導入に伴い、結核感染予防対策マニュ

アルの変更をおこなった。医療安全対策の知識の向上・進化 システム化 研

修については、院内のCPAのデータをとり、フィードバックできるようにウ

ツタイン様式をとり入れたものを作成した。職員への啓蒙教育については、計

画通り院内研修を行っている。また、六日市ECCトレーニングサイトの協力

得て職員へのBLS・ACLS・PALSコースを受講も引き続き勧めている。

今後の方針:医療安全対策 は最優先事業であり、常に意識し検討改善を続けて

いく必要がある。転倒・転落防止プロジェクトが再結成された事から、事故防

止に向けて活動を強化していく。転倒・転落マニュアルについては来年度も2

2年度目標を引き続き継続する。今後、ベッド車椅子・オーバーテーブル・床

頭台の点検方法の見直しが必要であるが、全てのベッドの更新は難しく古いベ

ッドがまだ多く残っており、点検方法についてもこれまで通りとし点検を徹底

する。職員の啓蒙教育については、計画どおり院内研修を行っていく。来年度

も院内工事が予定されており、患者様の安全確保に向けて検討を続けていく必

要がある。

【平成23年度】

安心・安全な療養生活環境の整備及び安全・安心に働ける職場環境整備につい

ては、引き続き毎日の執行部会議において問題点の検討と整備について議論・

決定されている。平成23年度1年間の改善報告書の提出件数は131件であ

った。今後も改善意識が維持していけるよう努めていきたい。改善活動につい

ては他にも10月28日・29日に行われた医療の改善活動の全国大会に20

名が参加。12月には医療安全全国共同行動団体へ登録・参加のため医療安全

全国フォーラム(東京)に病院長他計3名が出席。病棟の療養に関する安全面・

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環境整備については、状況を月報に連載することにした。その他、小項目につ

いても定期的に開催されている医療事故防止対策委員会・院内感染対策委員

会・褥瘡対策委員会・安全衛生委員会・防火管理委員会・放射線安全管理委員

会・輸血管理委員会・医薬品安全管理委員会・医療機器安全管理委員会・にお

いて検討され、全て順調に進んでいる。院内感染対策として、気管吸引チュー

ブをシングルユースに変更。それに伴い手順書も変更した。院内感染対策マニ

ュアルの改正については、「法令により届け出義務のある感染症発生時の連絡体

制」の見直し・変更を行った。感染チェックリストの見直しも行い新しいチェ

ックリストをリンクナースに配布し、院長回診後、感染チェック表を元にラウ

ンドしている。6月には5階病棟より開始した。新たな問題点として、針刺し

事故が起きた場合の初期対応についてのフローシートの作成を検討していきた

い。その他、ベッド柵について患者様に合った使用方法がされているか各病棟

で点検を実施。転倒・転落については、アセスメントスコアの見直しを検討中

である。医療安全確保の為のBLS・ACLS・PALSコース受講についても

六日市ECCトレーニングサイトの協力を得て引き続き受講を進めている。ま

た、12月より全職員を対象に急変時の対応についての評価も合わせておこな

っている。職員の健康診断の見直しとして前年度10月より開始したQFTの

導入については、在職中の対象者(診療部・診療協力部・看護部職員)について

予定通り実施中であり、新入職者についても、雇い入れ時健診と同時に実施で

きている。QFT検査の目的等を十分に理解していただくためのQFT検査結

果報告書の内容についても検討した。新入職の健康診断については、入職初日

で完了するように健康支援室と総務課が連携し、調整している。

【平成24年度】

安全・安心な療養生活環境の整備として、病棟の療養に関する安全面、環境整

備について月報に連載を行っている。また、毎月のヒヤリハット集計の中で目

立って多く出ているものに注目し、月間キャンペーンとして取り組んでいる。

インフルエンザ定点報告病院に指定され、毎週のインフルエンザの患者数を保

健所に報告する事になりマニュアルを作成。針刺し事故のマニュアルについて

もICTと連携して検討中。転倒・転落アセスメントスコアシート作成し、起

案も通り4月中旬から開始。職員の健康診断の見直し(特にツ反からQFTの

導入)については順調に行えている。BLSについては、患者様に関わる職種

のBLSは医療従事者として出来て当たり前であり、受講については今後も勧

めていきたい。BLS手技については定期的に評価をしている(現在全体の4

5%程度)。ベッド柵の安全性については点検基準を作成し点検を行おり、旧式

のものは更新を申請中である。簡易ソフトを利用した被爆低減への取り組みと

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 9 46

安全安全安全安全・・・・安心安心安心安心なななな療養生活環境療養生活環境療養生活環境療養生活環境のののの整整整整

備備備備

2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 9 47

安全安全安全安全・・・・安心安心安心安心にににに働働働働けるけるけるける職場環境整職場環境整職場環境整職場環境整

備備備備

2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 9 48

医療機器整備医療機器整備医療機器整備医療機器整備とととと医療機器管理体医療機器管理体医療機器管理体医療機器管理体

制制制制

2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 9 49

被被被被ばくばくばくばく低減施設認定取得低減施設認定取得低減施設認定取得低減施設認定取得 ⇒⇒⇒⇒簡簡簡簡

易易易易ソフトソフトソフトソフトをををを利用利用利用利用したしたしたした被爆低減被爆低減被爆低減被爆低減へのへのへのへの

取取取取りりりり組組組組みとみとみとみと技師教育技師教育技師教育技師教育(H(H(H(H22222222....9999変変変変

更更更更))))

1.51.51.51.5 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5 2.12.12.12.1

2 9 50 医療情報医療情報医療情報医療情報システムシステムシステムシステムのののの安全管理安全管理安全管理安全管理 2.62.62.62.6 2.52.52.52.5 3.03.03.03.0 2.72.72.72.7

2 9 51

耐震補強工事中患者様耐震補強工事中患者様耐震補強工事中患者様耐震補強工事中患者様のののの安全安全安全安全

確保確保確保確保

2.72.72.72.7 計画終了計画終了計画終了計画終了 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.72.72.72.7

2 9 52 院内感染対策院内感染対策院内感染対策院内感染対策マニュアルマニュアルマニュアルマニュアルのののの改正改正改正改正 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7 2.72.72.72.7 2.82.82.82.8

2 9 53 転倒転倒転倒転倒・・・・転落転落転落転落ののののマニュアルマニュアルマニュアルマニュアル作成作成作成作成 2.32.32.32.3 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6

2 9 54

医療安全対策医療安全対策医療安全対策医療安全対策のののの知識知識知識知識のののの向上向上向上向上・・・・進進進進

化化化化    システムシステムシステムシステム化化化化    研修研修研修研修

2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

2 9 55

職員職員職員職員のののの健康診断健康診断健康診断健康診断のののの見直見直見直見直しししし((((特特特特にににに

ツツツツ反反反反からからからからQFTQFTQFTQFTのののの導入導入導入導入))))

2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8

2 9 56 職員職員職員職員へのへのへのへの啓蒙教育啓蒙教育啓蒙教育啓蒙教育 2.42.42.42.4 2.52.52.52.5 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6

技師教育については、NDD法による測定を行い概ね達成できた。今後は、実

測値算出を目指していきたい。

Page 175: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

169

安全・安心な療養生活環境の整備および安全・安心に働ける職場環境整備について

毎朝行われる執行部会で問題点の検討と整備について討論され日々改善されてい

る。また月報で安全面、環境整備について医療安全推進室で連載を行っており、毎

月のヒヤリハット集計で注目したものを月間キャンペーンとして取り組む等して整

備している。医療機器整備と医療機器管理体制は、医療機器安全管理委員会の定期

開催で取り組まれ計画通り進んでいる。簡易ソフトを利用した被爆低減への取組み

と技師教育はNDD法による測定を行い概ね達成でき平成24年度で計画終了とな

る。医療情報システムの安全管理は概ね管理できている。耐震補強工事中患者様の

安全確保は耐震補強工事の工程等の説明会において施設用度課と看護部が協議を行

い、実行し何の問題もなく無事計画は終了した。院内感染対策マニュアルの改正は

結核感染予防マニュアルや「法令により届け出義務のある感染症発生時の連絡体

制」の見直し変更を行い順調に進んでいる。転倒・転落のマニュアル作成について

は転倒・転落防止プロジェクトが再結成され、転倒・転落アセスメントシートを作

成し活用している。また転倒・転落防止策としてベッド柵の点検基準を作成し点検

を継続中である。医療安全対策の知識の向上・進化システム化研修についてはCP

Aのデータをとり、フィードバックできるようにウツタイン様式をとり入れたもの

を作成した。この事業は医療安全対策支援室が知識の向上を図り、職員に対し周

知、教育を行うため計画を終了とする。職員の健康診断の見直し(特にツ反からQ

FTの導入)については平成22年10月よりQFTを在職中の対象者(診療部・

診療協力部・看護部職員)に実施しQFTの導入は順調である。職員への啓蒙教育

は職員院内研修を研修委員会が年間教育に沿って行っており、六日市ECCトレー

ニングサイトの協力を得てBLS・ACLS・PALSコースの受講を受講料返金

制度を設け進めてきたが、受講率が少ないためこの制度は廃止とした。BLSの手

技については定期的に評価している。今後3ヶ年では安全・安心な療養環境の整備

を引続き行っていく。安全安心に働ける職場環境整備は医療従事者確保対策の中で

充実を図る。医療機器整備と医療機器管理体制は平成25年4月より待望の臨床工

学士が入職することで新たな体制が築ける。院内感染対策ならびに医療安全対策に

ついてはマニュアル等の改正も行われており、報告も速やかである今後も継続して

いく。院内感染対策ならびに医療安全対策のなかで、新人看護教育、入職者の研

修、各部署の院内外の研修の充実が必要であり、NPO法人六日市ECC協会との

連携により、BLSの手技を高めていくことが大事である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 10101010 医療質向上医療質向上医療質向上医療質向上((((教育教育教育教育・・・・講習講習講習講習))))事業事業事業事業 2.52.52.52.5 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5 2.42.42.42.4

【【【【中分類中分類中分類中分類9999 医療安全対策事医療安全対策事医療安全対策事医療安全対策事業業業業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類10101010 医療質向上医療質向上医療質向上医療質向上((((教育教育教育教育・・・・講習講習講習講習))))事業事業事業事業

【平成22年度】

国家資格プラスαの資格取得の奨励と支援事業以外については全て計画に沿っ

た形で順調に推移している。六日市ECCトレーニングサイトの協力得て職員

へのBLS・ACLS・PALSコースの受講を勧めている 平成22年度はA

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170

ED23名・BLS17名・BLS-R6名・ACLS11名・PALS12

名が受講している。院内研修委員会の活動は計画どおり終了。臨床検査室とし

ての講習会は時期的に少なく参加できなかったが、インターネットなどを利用

し、意欲的に取り組んだ。リハビリテーション室では、高齢者を対象として転

倒に関する歩行時のToeクリアランスの研究を行うなど当初の計画を無事終

了。看護部においては、看護部(院内)教育検討会において「・新人・集合教

育(AED必修)、注射夜勤業務(実技を含む)、看護過程の展開研修、・卒後・

救急(BLS必修)、注射夜勤業務(変更点)・全体・認定看護師の講習会(フ

ィジカルアセスメント)、看護研究の取り組み、病棟での倫理検討会、看護過程

の展開研修・補助者・環境整備についての実施手順作成方法」について論議し

計画実施された。又、看護研究指導日決定・第41回日本看護学会学術集会参

加・平成22年度島根県認知症介護実践研修「実践リーダー研修」・感染管理Ⅱ

「組織で取り組む感染管理」・救急認定看護師の資格取得支援について院内体制

を検討。厚生労働省中国四国厚生局主催の平成22年医療安全ワークショップ

第3クールの研修に2名が参加。またこの研修にはリハビリテーション室から

も1名が参加した。

今後の方針:国家資格プラスαの資格取得の奨励と支援については実績が表れ

ていないが、再来年度再取得予定の病院機能評価に大いに影響があり今後も奨

励していく必要がある。来年度の看護部新人研修では、島根大学付属病院のク

リニカルスキルアップセンターからシュミレーターを積極的に借り受け行って

いきたい。院内研修委員会では研修への参加率UPの為の取組として開催日・

研修時間について見直しを検討。

【平成23年度】

看護部:院内外教育の充実については、医師による褥瘡講習・看護必要度研修・

記録(介護)研修等を行い、看護教育検討会で計画した研修は予定通り進んで

いる。また、教育レベルをステップⅠからⅤの5段階に分類し実行していくこ

とを検討し、本年度から実施している。看護研究については、本年度も外部講

師に依頼し計画的どおり進んだ。(今年度は2・3階)。看護学生については、

勤務日を調整することで研修に参加しやすい体制にしていくこととした。卒後

新人研修については、一般病棟に主任を配置し、スケジュールに沿って計画を

進めている。医事課の院内・院外の勉強会・研修会への参加については、現在

個人、個人が資格取得(実務レベル)に向け活動中である。毎月行う「増減点

対策会議」では各部署の情報をもとに質向上できるよう勉強している。また、

一般病棟、療養病棟(3階)のカンファレンスにも欠かさず参加し、個人個人

入手した情報は医事課内全員で話し合い共有できるようコミュニケーションを

Page 177: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

171

とっている。今後の予定として、11月には労災の研修会に参加予定である。

リハビリテーション室では経験の浅いセラピストに対する教育の一環として今

年度より症例検討の実施を行うこととした。契機となったことは医師や病棟な

どからの指摘があり、指導する立場の人間が経験の浅いセラピストが行ってい

る治療が把握出来ていないことが問題として考えられたからである。院内職員

のBLS、ACLS他の受講については、引き続き六日市ECCトレーニング

サイトの協力得て職員へのBLS・ACLS・PALSコースの受講を勧めて

いる。また、12月より急変の対応について全職員を対象に二ヶ月に1回のペ

ースで急変時の対応について評価しているので、できない職員はBLS、AC

LS を受講してもらうように勧めていきたい。国家資格プラスαの資格取得の奨

励と支援については、アンケートによる意識調査計画中で希望者については引

き続き支援を行っていきたい。その他、研修委員会でも院内及び吉賀町内のA

ED配置場所及びAEDの使用方法についての研修会を6月に続き7月も開催

した。その際六日市ECCトレーニングサイトで行われているBLS等の手技

を学ぶよう改めて職員へ喚起した。院内研修委員会における職員研修内容の充

実については、年間計画に沿って概ね順調に進んでいる。本年度は特に接遇研

修に重点を置きANAラーニングの接遇研修としてブレークスル―コミュニケ

ーション研修(6時間)を7月5日と9月26日に行い40名(1日/20人)

が参加、9月25日には同じくANAラーニングの接遇研修として、医療接遇

ベーシック研修(6時間)を行い20名が参加した。国家資格プラスαの資格

取得の奨励と支援として看護部では、看護管理認定看護師(セカンドレベル)、

救急認定看護師・呼吸療法士への支援を行っている。

【平成24年度】

臨床検査室の研修への参加については、計画どおり実施できている。看護部の

院内外教育の充実についても計画どおり順調に進んでいる。医事課の院内・院

外の勉強会・研修会への参加については、5月当院と同じ規模で老健併設型の

下関市豊浦病院に施設見学・研修に行き情報交換をした。院内では医事職員が

講師となり、5月~6月に療養病棟勉強会、9月~10月に介護報酬の勉強会

を開催した。また、管理運営委員会においても診療報酬・介護報酬についての

プチ勉強会として情報を発信している。その他医事課として毎週行われる一般

病棟と療養病棟のカンファレンスへ参加し情報収集・勉強に努めている。院内

職員のBLS、ACLS他の受講については、受講料返金制度を設け受講を勧

めてきたが、受講率UPにつながらないので、この制度は廃止し、各病棟での

指導・評価者として医療安全対策室で推薦された受講者についてのみ病院が費

用負担する制度に変更。患者様に関わる職種のBLSは医療従事者として出来

Page 178: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

172

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 10 57

臨床検査室臨床検査室臨床検査室臨床検査室::::研修研修研修研修へのへのへのへの参加参加参加参加。(。(。(。(年年年年

3333回回回回))))

2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 10 58 リハビリリハビリリハビリリハビリ室室室室::::臨床研究臨床研究臨床研究臨床研究のののの実施実施実施実施 3.03.03.03.0計画中止計画中止計画中止計画中止 計画中止計画中止計画中止計画中止

3.03.03.03.0

2 10 59 看護部看護部看護部看護部::::院内外教育院内外教育院内外教育院内外教育のののの充実充実充実充実 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 2.92.92.92.9 2.92.92.92.9

2 10 60

医事課医事課医事課医事課::::院内院内院内院内・・・・院外院外院外院外のののの勉強会勉強会勉強会勉強会・・・・研研研研

修会修会修会修会へのへのへのへの参加参加参加参加

2.32.32.32.3 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.12.12.12.1

2 10 61

国際医療画像管理士国際医療画像管理士国際医療画像管理士国際医療画像管理士のののの資格取資格取資格取資格取

得得得得

2.02.02.02.0 計画中止計画中止計画中止計画中止 計画中止計画中止計画中止計画中止 2.02.02.02.0

2 10 62

院内職員院内職員院内職員院内職員ののののBLS、ACLSBLS、ACLSBLS、ACLSBLS、ACLS他他他他のののの受受受受

講講講講

2.52.52.52.5 1.81.81.81.8 1.81.81.81.8 2.02.02.02.0

2 10 63

院内研修委員会院内研修委員会院内研修委員会院内研修委員会におけるにおけるにおけるにおける職員研職員研職員研職員研

修内容修内容修内容修内容のののの充実充実充実充実

2.52.52.52.5 2.52.52.52.5 2.92.92.92.9 2.62.62.62.6

2 10 64

国家資格国家資格国家資格国家資格プラスプラスプラスプラスααααのののの資格取得資格取得資格取得資格取得のののの

奨励奨励奨励奨励とととと支援支援支援支援

1.91.91.91.9 2.12.12.12.1 2.52.52.52.5 2.22.22.22.2

て当たり前であり、受講については今後も勧めていきたい。BLS手技につい

ては定期的に評価をしている(現在全体の45%程度)。院内研修委員会におけ

る職員研修内容の充実については、3ヶ月で研修委員指定研修会が16回開催

され、延べ516名が研修を受けており、研修委員会の研修が年間計画に沿っ

て順調に進んでいると思われる。看護部では、看護教育検討会での必要な研修

を院内研修に取り入れて実施している。国家資格プラスαの資格取得の奨励と

支援としては、来年度より介護福祉士の実習受け入れ施設を目指している関係

から、介護福祉士実習指導者講習会受講(1名)が終了。また、看護管理研修

ファーストレベルも 1 名が終了。

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173

臨床検査室:研修への参加。(年3回)について臨床検査室としての講習会は少な

く参加出来なかった。インターネット等を利用し意欲的に取り組んだ。リハビリ

室:臨床研究の実施については高齢者を対象として転倒に関する歩行時のToeク

リアランスの研究を行うなど当初の計画を無事終了。看護部:院内外教育の充実に

ついては看護部教育検討会において新人、注射夜勤業務(実技を含む)、看護課程

の展開研修、卒後、等を論議し、計画実施した。また看護研究については外部講師

に依頼し計画通り進んだ。医事課:院内・院外の勉強会・研修会への参加について

は医事課職員が個人個人に資格取得(実務レベル)に向け活動し、毎月行う増減点

対策会議では各部署の情報をもとに質向上できるように勉強している。また病棟で

の情報収集、情報発信も継続している。国際医療画像管理士の資格取得については

資格取得を目指していた放射線技師の退職により取得中止となる。院内職員のBL

S、ACLS他の受講はNPO法人六日市ECC協会と連携して行った。院内研修

委員会における職員研修内容の充実は年度計画を立てて進めている。国家資格プラ

スαの資格取得の奨励と支援として、看護管理認定看護師(セカンドレベル)、救

急認定看護師、呼吸療法士等への奨励、支援を行った。平成25年度より開始する

介護福祉士の実習受入施設の関係から介護福祉士指導者講習を支援し受講が終了し

ている。今後3ヶ年の計画では院内感染対策ならびに医療安全対策を含めた院内研

修の充実と新人職員および新人看護教育の充実も必須である。またNPO法人六日

市ECC協会との連携によりBLS、ACLSの手技を定期的に評価し、有事の際

に自信を持って手技を行える意識づけおよび体制作りが必要である。また資格取得

への支援として面談時や広報により資格取得への情報を職員へ提供し、支援してい

くことも大切である。また平成25年度より介護福祉士実習施設となることから運

用の中で職員の指導、教育を行い、実習生の受け入れ体制を整える。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 11111111 患者様患者様患者様患者様サービスサービスサービスサービス向上事業向上事業向上事業向上事業 2.62.62.62.6 2.62.62.62.6 2.62.62.62.6 2.62.62.62.6

【【【【中分類中分類中分類中分類10101010 医療質向上医療質向上医療質向上医療質向上((((教育教育教育教育・・・・講習講習講習講習))))事業事業事業事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類11111111 患者患者患者患者様様様様サービスサービスサービスサービス向上事業向上事業向上事業向上事業

【平成22年度】

療養環境整備に於いては院内における定期清掃、院内設備・機器などを修理す

るとともに、電動ベッドを新規購入し環境整備をしている。又、2階・3階に

おいて、15箇所の医療ガス配管増設整備をして環境整備に努めている。患者

さまのニーズの把握と活用については、当面は地域医療連携室が主管し相談業

務・苦情窓口等を行っている。また、毎月地域のサービス事業者を病院に集め、

カンファレンスを行うようにしており、地域の患者さまの情報共有に努めてい

る。患者満足度調査については、各部署単独ではなく、統合された調査方法を

構築するために、患者満足度調査プロジェクトのメンバーを再編し第二次プロ

ジェクトチームを立ち上げ活動を再開した。11月に入り第二次患者満足度向

上プロジェクトチームでの会議を重ね平成22年12月15日~平成23年2

月15日の2か月間実施した。また、各部署での患者満足度に関連した事業の

Page 180: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

174

把握も行い患者満足調査と合わせて結果報告書を執行部会に提出した。患者さ

まのニーズの把握と活用については、患者さまのニーズの把握のために地域医

療連携室で相談業務・苦情窓口等を行っている。また、毎月地域のサービス事

業者を病院に集め、カンファレンスを行い、地域の患者さまの情報共有に努め

た。その他、2か月に1度のペースで吉賀町医療・介護・福祉に携わる実務者

で連携をとるネットワーク会議(仮)を立ち上げ連携に努めています。各事業

所の意見を聞き、当院で対応できることは速やかに対応することにより、患者

さまの状況やニーズの把握に努めている。ボランティアの受け入れと調整につ

いては、1個人・1団体のボランティア受け入れを定期的に行っています。特

に個人に関しては療養病棟での活動が定着化しつつあります。療養環境整備に

ついては、療養病棟の担当者会議、2階病棟でのカンファレンスの定期開催で

環境整備に努めている。11月からは一般・療養にかかわらず個別のカンファ

レンスも積極的に開催している。

今後の方針:患者満足度調査の結果から見えてきた課題についてプロジェクト

チームと各部署が連携し解決策を検討・実施していく必要がある。今後も患者

満足度調査を定期的に行い患者さまのニーズの把握と対応について各部署連携

し対応していく。ボランティアに対しての啓発も積極的に行う必要がある。

【平成23年度】

患者満足度調査事業についての第2次患者満足度向上プロジェクトの活動は昨

年度で終了。本年度は第2次患者満足度向上プロジェクトの活動からの23年

度以降についての課題を引き継ぎ、プロジェクトチームとしての活動ではなく、

サービス向上委員会として活動することとなり、2月13日から3月12日の

1カ月でアンケート調査を実施したが。当初の計画の回答数に達していないた

め実施期間を1ヶ月間(4月12日まで)延長したため、本年度中の結果報告

には至っていない。その他、看護部では接遇プロジェクトチームが引き続き活

動を継続している。地域医療介護連携室でも、相談業務または苦情窓口担当と

して患者さまのニーズの把握につとめている。また、入院患者さまについては、

入院中必要に応じて1~2回の家族を交えたカンファレンスを開催し情報を得

ている。さらに近隣地域においては、地域包括センター、デイサービスや訪問

看護ステーション等の担当者と月に2回情報交換を行っている。ボランティア

の受け入れと調整としては、今年も7月7日に七夕コンサートを実施し、2名

のボランティアの方にお越しいただいた

【平成24年度】

患者満足度調査事業については、毎年行っている患者満足度調査の集計も終わ

Page 181: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

175

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 11 65 患者満足度調査事業患者満足度調査事業患者満足度調査事業患者満足度調査事業 2.12.12.12.1 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5 2.32.32.32.3

2 11 66 患者患者患者患者さまのさまのさまのさまのニーズニーズニーズニーズのののの把握把握把握把握とととと活用活用活用活用 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 2.52.52.52.5 2.72.72.72.7

2 11 67 ボランティアボランティアボランティアボランティアのののの受受受受けけけけ入入入入れとれとれとれと調整調整調整調整 2.62.62.62.6 2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

2 11 68 療養環境整備療養環境整備療養環境整備療養環境整備 2.72.72.72.7 2.42.42.42.4 2.42.42.42.4 2.52.52.52.5

患者様サービス向上事業について患者満足度調査事業は平成22年度に患者満足度

向上プロジェクトチームを立ち上げ、調査と結果報告を行った。平成23年度にも

引続き患者満足度向上プロジェクトチームから課題を引き継いだサービス向上委員

会がアンケート調査を行った。しかし当初計画の回答数に達していないため実施期

間を延長したことで結果報告は平成24年度となった。患者さまのニーズの把握と

活用については患者満足度調査事業や意見箱または地域医療介護連携室の相談業務

等でニーズの把握に努め、管理運営委員会等の主要な会議で協議して反映に努めて

いる。ボランティアの受入れと調整についてボランティアを計画どおり定期的に受

入れており、美化活動、演奏活動、音訳ボランティア、生け花会等順調に行なわれ

ている。療養環境整備については院内における定期清掃、院内設備、機器等を必要

に応じ更新ならびに修理するとともに、年次計画で電動ベッドを新規購入し環境を

整えた。今後3ヶ年の計画では患者満足度調査事業や地域医療介護連携室の相談業

務、退院支援を駆使し、引続き患者さまのニーズの把握に努める。ボランティアの

受入れと調整についても広報活動等を用い地域住民の理解を求め、地域に開かれた

病院とすることが必要である。療養環境整備については患者さま、入所者さまの目

線に立ったアメニティーの確保が大切であり、建物整備事業や付帯設備更新事業の

推進はもとより病院機能評価の項目やご利用者さまの生の声に耳を傾けていく必要

があり病院のサポート的存在を確保する必要が望まれる。

り、ホームページに掲載済みである。平成23年度の実績をふまえ、更に充実

した調査にするためにサービス向上委員会で準備・検討を行っている。看護部

は接遇プロジェクトチームが引き続き活動を継続しサービス向上に努めている。

地域医療介護連携室では、引き続き相談業務・苦情担当窓口として患者さまの

ニーズの把握に努めている。また、入院患者さまについては、入院中必要に応

じて1~2回の家族を交えたカンファレンスを行い情報を得ている。さらに近

隣地域においては、地域包括センター・デイサービスや訪問看護ステーション

等の担当者と継続的に情報交換を行っている。ボランティアの受入れと調整に

ついても、計画どおり行えており、美化活動・演奏活動・音訳ボランティア・

生け花会等、9月までで36回の受入れ実績があった。今後も地域の方のご理

解ご協力を得て積極的に行っていきたい。療養環境整備については、一般病棟

において病床1人8㎡を確保した。

【【【【中分類中分類中分類中分類11111111 患者患者患者患者様様様様サービスサービスサービスサービス向上事業向上事業向上事業向上事業のののの課題課題課題課題】】】】

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176

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 12121212 コンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスのののの遵守遵守遵守遵守 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

・・・・中分類中分類中分類中分類12121212 コンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスのののの遵守遵守遵守遵守

【平成22年度】

年2回の防火訓練の実施。法改正による育児休業規程・介護休業規程を一部改

定し、施行を開始し、院内LAN内のデータも改定し、監督署・年金機構・職

安等関係部署での改正点について職員に周知している。必要医療従事者数の確

認も毎日のデータ管理をする事により良好である。平成22年度診療報酬改定

に於いても情報の入手をし、法令順守に努めている。医療情報システムの安全

管理については概ね管理できている、しかしながら、外来予約システムなどの

情報取り扱いにおいては、個々の目的意識が低いことが見受けられ、問題が発

生し、患者さまにご迷惑をおかけする事もあった。11月30日に益田保健所

による「平成22年度医療法第25条1項の規定に基づく立入検査」、12月6

日には中四国厚生局による「施設基準に係る届出受理後の実地調査」が行われ

たが大きな問題はなかった。平成23年3月2日には六日市分遣所の立入検査

が行われた。誘導灯の接触不良について改善の指摘を受けたが、特に大きな問

題はなかった。誘導灯については3月29日改善報告書提出済み。

今後の方針:。患者さまの安全を第一に考え、引き続き法令順守を適正に行っ

ていく。今後とも、管理手順に沿って、適正に法令順守に努めるとともに、情

報の管理・蓄積・利用の目的を個々のレベルまで指導する必要がある。情報網

整備事業構築にも大きく影響する問題である。

【平成23年度】

患者さまの安全を第一に考え、引き続き各法令について適正に順守されている。

職員の労務管理についても管理手順に沿って、適正に法令順守に努めている。

必要医療従事者数の確認も毎日のデータ管理をする事により良好である。12

月5日に益田保健所による「平成23年度医療法第25条1項の規定に基づく

立入検査」が行われたが特に問題はなく、非常に良い評価を頂いた。今後も患

者さまの安全を第一に考え、引き続き法令順守を適正に行っていく。管理手順

に沿って、適正に法令順守に努めていきたい。

【平成24年度】

患者さまの安全を第一に考え、引き続き各法令順守について適正に順守されて

いる。職員の労務管理についても管理手順に沿って、適正に法令順守に努めて

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 12 69

各部門各部門各部門各部門におけるにおけるにおけるにおける関係法令関係法令関係法令関係法令のののの職員職員職員職員

へのへのへのへの教育教育教育教育とととと熟知熟知熟知熟知

2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

2 12 70 医療情報医療情報医療情報医療情報システムシステムシステムシステムのののの安全管理安全管理安全管理安全管理 2.72.72.72.7 2.12.12.12.1 2.92.92.92.9 2.62.62.62.6

コンプライアンスの遵守については益田保健所により毎年行われる「医療法第25

条1項の規定に基づく立入検査」において特に問題もなく、年々良い評価を頂いて

いる。これは病院機能評価受審やTQM活動、改善報告による効果のあらわれと言

える。各部門における関係法令の職員への教育と熟知についても適宜行われた。医

療情報システムの安全管理については大きな問題もなく管理できている。今後3ヶ

年では引き続き適正に法令遵守に努めるとともに職員への周知ならびに教育が必要

である。また電子カルテ導入に伴う医療情報システムの安全管理を見直し、職員へ

の教育および安全体制の強化が必要がある。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2222 13131313 医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備 2.02.02.02.0 1.61.61.61.6 2.02.02.02.0 1.91.91.91.9

いる。必要医療従事者数の確認も毎日のデータ管理により良好である。10月

1日には中国四国厚生局の「実地調査」がおこなわれ、掲示・届出等に関する

指摘はあったが、特に大きな問題は無く終了。今後も患者さまの安全を第一に

考え、引き続き法令順守を適正に行っていく。

【【【【中分類中分類中分類中分類12121212 コンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスのののの遵守遵守遵守遵守のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類13131313 医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備

【平成22年度】

新規医療機器整備については、平成22年度県単独医療設備整備費補助金に係

る計画書を提出。その他医療機器については保守契約の見直しなどをし、メン

テナンスを行っており、医療安全・医療の質の確保の視点を重視し、予算案の

範囲内で執行出来ている。薬局(SPD)システムの導入については、資金的

に見て、導入は当面難しいことから、目標を変更し「物品の供給と管理」(SP

D)の導入計画から「導入の検討を薬局内で行なう」に変更した。理由としては

卸一社の資料ではあるが導入費用の概算を知り驚異の高額であったので導入に

ついて十分な検討が必要であると考えた。その後、薬局(SPD)システムの

導入検討について進展はない。新規医療機器等購入については、補助金を利用

して、簡易陰圧装置一式を導入した。これによりインフルエンザなど感染対策

により安全に対応できるようになった。更新医療機器等整備については、除細

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動器の更新を行った。次年度新規・更新医療機器等整備については、12月ま

でに購入希望を募り危機管理・病院機能・アメニティ等で優先順位を決定し、・

ポータブルエコー(980,000円)・温冷配膳車(11,765,614円)

薬袋・ラベル・薬剤情報発行・錠剤分包システム(11,518,500円)・

電動ベッド30台(5,150,250円)・イージースライダー4台(369,

600円)の購入が3月31日の理事会・評議員会で承認される。

今後の方針:薬局(SPD)システムの導入検討については、病棟編成及びオ

ーダリングシステム導入に絡めて構築する。これにより費用の削減も期待でき

る。来期購入が承認された機器についても再度価格交渉し、購入申請書を執行

部会へ提出する。

【平成23年度】

本年度も医療安全・医療の質の確保の視点を重視し、医療機器の整備を行って

いる。薬局(SPD)システムの導入計画については、病棟機能転換(老健移

行)における業務量の変化を見極めSPDシステム導入(院外業者)の検討す

ることにしていたが、現在のところ大きな変化は見られないので引き続き動向

を注視し必要性の検討を行っていきたい。また、日常業務において薬剤師の業

務削減が出来るのは発注業務であり、来年度には、まず業者を入れずに院内S

PDシステム構築を目指していきたい。新規医療機器購入については、薬局に

おいて医療安全へ眼を向け、錠剤自動分包機・薬袋印字装置更新の予算化をお

願いし、7月に導入・運用開始した。新機種は印字機能が進歩しており、分包

紙に医薬品名の印字が可能となり調剤監査時、配薬時などの確認作業等に成果

を発揮するものである。その他5月にポータブルエコー、12月には救急外来

へ除細動器を導入した。更新医療機器等整備については、4月電動ベッド30

台、6月眼科自動視野計、7月眼科ブライトスコープ・錠剤分包及び薬袋印字

システム、8月上部消化管ビデオスコープの更新をおこなった。医療器械につ

いては引き続き、各方面の補助金を効率よく活用できるよう情報収集に努める。

また、来年度導入を希望する医療機器についてのリストアップ・見積もり・優

先順位の決定については3月提出・予算化済み。

【平成24年度】

薬局(SPD)システムの導入計画構築については、内服薬・外用薬の発注に

限り10月開始を目指し準備は完了した。医療機器の購入・更新については4

月自動血圧計・ベットサイドモニター及びセントラルユニット、5月人工呼吸

器(中古)・電動ベッド40台・エアーウェイスコープ、6月鼻咽喉ファイバー

スコープ・コンパクト視野計、7月・9月にパルスオキシメーターを各2台購

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

2 13 71

薬局薬局薬局薬局((((SPDSPDSPDSPD))))システムシステムシステムシステムのののの導入計画導入計画導入計画導入計画

構築構築構築構築⇒⇒⇒⇒    導入導入導入導入のののの検討検討検討検討をををを薬局内薬局内薬局内薬局内でででで

行行行行うううう(H(H(H(H22222222....9999変更変更変更変更))))

1.31.31.31.3 0.50.50.50.5 0.50.50.50.5 0.80.80.80.8

2 13 72 新規医療機器等購入新規医療機器等購入新規医療機器等購入新規医療機器等購入 2.42.42.42.4 2.32.32.32.3 3.03.03.03.0 2.62.62.62.6

2 13 73 更新医療機器等整備更新医療機器等整備更新医療機器等整備更新医療機器等整備 2.22.22.22.2 2.02.02.02.0 2.42.42.42.4 2.22.22.22.2

導入の検討を薬局内で行う(SPD)について、SPD導入の見積金額は高額で

あったので再考することにした。平成24年10月より内服薬、外用薬に限って医

薬品卸に頼らない院内SPD(「物品の供給と管理」)の一部である消費管理システ

ムを取り入れた発注方法に変更した。新規医療機器等購入については報酬、価格、

費用対効果等検証し、優先順位を決め導入している。更新医療機器等整備について

は優先順位に沿って導入しているが、急を有する修理等の場合は、修理が有利か新

規購入が有利か見定めて整備している。今後3ヶ年の計画では薬局でジェネリック

薬品への切り替えを推進しながら院内(SPD)を行う体制も必要で部分的に移行

できるよう検討することが課題である。新規医療機器等の導入および医療機器の更

新にあたっては報酬、価格、費用対効果を検討し、優先順位を決定し導入すること

が課題である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((大分類大分類大分類大分類))))

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

大分類大分類大分類大分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 病院機能健全化事業病院機能健全化事業病院機能健全化事業病院機能健全化事業 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5 2.32.32.32.3 2.42.42.42.4

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 14141414 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((医療保険事業医療保険事業医療保険事業医療保険事業)))) 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5 2.62.62.62.6 2.52.52.52.5

入し、安全・安心な医療機器の確保に努めている。医療機器については、各方

面の補助金を効率よく活用できるよう引き続き情報収集に努めたい。

【【【【中分類中分類中分類中分類13131313 医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備医療機器等整備のののの課題課題課題課題】】】】

≪≪≪≪大分類大分類大分類大分類3333::::病院機能健全化事業病院機能健全化事業病院機能健全化事業病院機能健全化事業 ≫≫≫≫

・・・・中分類中分類中分類中分類14141414 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((医療保健事業医療保健事業医療保健事業医療保健事業))))

【平成22年度】

全ての個別事業に於いてほぼ計画どおり進行している。特に4階を介護保険移

行準備病棟に機能転換し、3階の医療療養病棟入院基本料Ⅱを医療療養病棟入

院基本料Ⅰに転換する時期を10月に予定していたが、看護部と事務部の相互

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180

協力において、3階だけ3ヶ月前倒して7月から医療療養病棟入院基本料Ⅰの

算定が出来きる事となり、増収対策上での大きな成果となった。4階の介護保

険移行準備病棟転換は4カ月遅れの2月転換となったが点数は医療療養病棟入

院基本料Ⅱで変わりなく影響はない。看護基準(7:1看護)の確保継続につ

いても事前の計画表の作成により適正な人員配置行っている。急性期看護補助

加算の取得については、4月1日からの急性期看護補助加算を取得し、継続さ

れている。稼働率・平均在院日数(19日以内)・看護必要度(15%以上)・

医療区分割合・入院待機者情報等については、毎週執行部会に報告され問題点

の整理と方向性が協議されている。月1回の管理運営委員会でも報告し継続に

努めている。医事課からは長期入院の患者さまについての情報を2階師長に随

時報告し、対応策を協議している。月2回の稼動調整会議においても報告し検

証を行っている。2月から4階病棟を介護移行型療養病棟へ変更したことによ

る医療区分1の割合60%以上を維持するために患者さまの医療区分の状況に

ついては地域医療連携室と連絡をとりあっている。4階・5階全体での医療区

分1の割合は2月59.0%3月62.2%であった。今後も医療区分内容に

ついては、現行どおり随時チェックが必要。

今後の方針:入院・外来の利用稼働の堅持と新規加算の管理を今後とも行い、

早めの対応をしていく。患者さまの病状を常に把握し、その患者さま及びご家

族にとってよりよいと思われる転室、転棟を積極的に検討し、稼働率UPにつ

なげる。

【平成23年度】

本年度は一般病棟の稼働実績(88.9%)が計画(78.3%)を上回って

おり、直近1年の平均入院患者数が増加傾向である。よって、総労働時間数が

7:1看護基準を下回らないよう必要人員配置表を早目に作成し、必要人員配

置数の確保に努めた結果、計画どおり進んでいる。急性期看護補助加算につい

ても計画どおり算定できている。平均在院日数(19日以内)は、15日前後

でほぼ安定した数字となっている、看護必要度(15%以上)についても4月

から8月の5カ月間こそ20%を下回っていたが、9月以降は安定して20%

を超えた数字となっており、平均在院日数・看護必要度ともに順調に維持でき

ている。平成24年度の診療報酬改正により、来年度からは一般病棟7:1看

護基準での平均在院日数が18日以内、看護必要度が15%以上に変更になっ

たが、当院の平均在院日数は15日前後で維持できており、看護必要度につい

ても急性期看護補助体制加算1を算定していたため、もともと15%以上であ

ったことから影響はないとみている。基準についてのデータは、医事課で毎週

検証を行い地域医療連携室、執行部に報告されている。また、月1回の管理運

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181

営委員会、月2回の稼動調整会議においても報告し検証を行っている。アメニ

ティー(病室内専有面積)の確保については、平成24年1月1日の一般病床

削減(90床⇒50床)の届け出後に患者さま1人8㎡を確保し基準の届出を

行う予定である。亜急性期病床の利用率の100%については、引き続き稼動

の検証・報告(管理運営委員会・稼動調整会議)を行うとともに算定日数が切

迫している患者さまについては、その都度 主治医、2階師長、地域医療介護

連携室に連絡し、対処している。また、一般病棟のカンファレンスにも参加し

現状報告をしている。一般病棟については、1月に病床数を90床から50床

に削減し、医師事務作業補助体制加算の75:1(入院初日のみ180点)が

50:1(入院初日のみ255点)の算定に、同じく病床削減で病棟内に食堂

のスペースを設けた事により、2月より食堂加算5点/日(人)の算定が出来

るようになった。現在、来年度の一般病棟の療養環境加算(25点/日)の算

定を目指し準備を進めている。

【平成24年度】

看護基準(7:1看護)の確保継続・平均在院日数(18日以内)の堅持・看

護必要度(15%)以上の確保継続・急性期看護補助加算については、計画ど

おり進んでいる。療養病棟の医療区分比率(2・3)80%以上も順調にクリ

アできている。データの検証については毎週検証を行い執行部に報告している。

また、月1回の管理運営委員会、月2回の稼働調整会議においても報告し検証

を行っている。アメニティ(病室内専有面積)の確保については、一般病棟に

おいて1人8㎡を確保し、5月より療養環境加算25点の算定を開始。その他

の増収対策としては、4月入職の診療情報管理士を医師事務作業補助者研修に

参加させ医師事務作業補助加算を現在の50:1(255点)から25:1(4

90点)へ変更(11月請求分から)。亜急性期病床の稼動については、管理運

営委員会、一般病棟のカンファレンスで検証報告をしている。算定日数が切迫

している患者さまについては、その都度 主治医、病棟2階師長、地域医療介

護連携室に現状報告し、対処出来ている。しかし、稼働率については、計画の

100%には及ばず95.4%にとどまった。一般病棟については、計画の9

2.9%を上回る93.8%であったが、療養病棟では計画稼働95%に対し

実績は90%と計画を下回った。1日1人当たりの単価については、一般では

計画2950.8点に対し実績3039.7点、療養では計画2009.6点

に対し2026.3点と一般・療養ともに実績が計画を上回っている。

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 14 74

看護基準看護基準看護基準看護基準((((7777::::1111看護看護看護看護))))のののの確保継確保継確保継確保継

続続続続

2.52.52.52.5 2.02.02.02.0 2.52.52.52.5 2.32.32.32.3

3 14 75

平均在院日数平均在院日数平均在院日数平均在院日数((((19191919日以内日以内日以内日以内))))のののの堅堅堅堅

持持持持⇒⇒⇒⇒平均在院日数平均在院日数平均在院日数平均在院日数((((18181818日以内日以内日以内日以内))))

のののの堅持堅持堅持堅持(H(H(H(H24242424....3333変更変更変更変更))))

2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8

3 14 76

看護必要度看護必要度看護必要度看護必要度((((15151515%%%%以上以上以上以上))))のののの確保確保確保確保

継続継続継続継続

2.62.62.62.6 2.52.52.52.5 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6

3 14 77 急性期看護補助加算急性期看護補助加算急性期看護補助加算急性期看護補助加算のののの取得取得取得取得 2.82.82.82.8 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6 2.72.72.72.7

3 14 78

アメニティーアメニティーアメニティーアメニティー((((病室内専有面積病室内専有面積病室内専有面積病室内専有面積))))

のののの確保確保確保確保

1.51.51.51.5 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5 2.22.22.22.2

3 14 79

病床利用率病床利用率病床利用率病床利用率のののの100100100100%(%(%(%(亜急性亜急性亜急性亜急性

期期期期))))

2.32.32.32.3 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5 2.42.42.42.4

3 14 80

4444FFFFをををを介護保険移行準備病棟介護保険移行準備病棟介護保険移行準備病棟介護保険移行準備病棟にににに

機能転換機能転換機能転換機能転換

1.81.81.81.8 1.01.01.01.0計画終了計画終了計画終了計画終了

1.41.41.41.4

看護基準(7:1看護)の確保継続については事前の計画表の作成により適正な人

員配置を行っており順調である。平均在院日数(18日以内)の堅持については毎

週執行部会に報告され問題点の整理と方向性が協議されている。看護必要度(1

5%以上)の継続確保についても、稼働調整リーダーを決め、管理しており、毎週

の執行部会に報告され順調である。また基準については月1回の管理運営委員会で

も報告され継続に努めている。急性期看護補助加算の取得については、平成22年

4月から取得済みで順調であり、計画は終了となる。アメニティー(病室内専有面

積)の確保は、平成24年5月より一般病棟において1人8㎡を確保し療養環境加

算を算定開始し順調であり、計画は終了となる。病床利用率100%(亜急性期)

については、稼働の検証、報告(管理運営委員会、稼働調整会議)を行うとともに

算定日数が切迫している患者さまについてはその都度、主治医、病棟師長、地域医

療介護連携室に連絡し対処している。100%は努力目標として近づくように稼働

調整を行っている。4Fを介護保健移行準備病棟に機能転換については、計画に対

し4ヶ月遅れの平成23年2月となったが無事完了。その後老健施設への転換へと

移行し計画は終了である。今後3ヶ年では施設基準の維持と新基準への準備、各種

加算項目の維持と新規算定への取り組みが必要となる。また、稼働調整、入所待機

者の確保、病床・居室利用者の向上を行うために地域医療、介護の連携強化が課題

である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 15151515 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((介護保険事業介護保険事業介護保険事業介護保険事業)))) 2.32.32.32.3 1.31.31.31.3 1.11.11.11.1 1.61.61.61.6

【【【【中分類中分類中分類中分類14141414 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((医療保健事業医療保健事業医療保健事業医療保健事業))))のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類15151515 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((介護保健事業介護保健事業介護保健事業介護保健事業))))

【平成22年度】

訪問リハビリについては8月に開始され、順調に件数も増え定着しつつある。

通所リハビリについては中分類No2で述べたとおり、短時間型と6~8時間

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183

型での試算を行い病棟機能転換プロジェクトにおいて、西病棟での運営検討も

おこなった。その結果、島根県内での他の事業所の運営状況と吉賀町の65歳

以上の人口とを併せて考えると十分ニーズはあると考えられたが、介護療養病

棟を除いた現在の介護事業は社会福祉協議会の居宅介護支援事業所に依存して

いるために、試算どおりの利用者を維持し続けるための利用者のコントロール

が難しく、平成23年度中に6~8時間型の通所リハビリテーションを提供す

ることは困難と判断した。今後の方針:通所リハビリについては、今後3年か

ら5年後に安定した運営が可能となるように、居宅介護支援事業所を機能させ

る準備をすすめていく事が必要であり、平成24年度の診療報酬改定後に再検

討を行っていきたい。

【平成23年度】

訪問リハビリテーションについて、昨年度までは吉賀町内の六日市地区のみ訪

問リハビリテーションを提供していたが、今年度より、柿木地区においても提

供を開始した。当初(第1四半期)は小笠原医院や栗栖医院の医師に六日市病

院の訪問リハビリテーションを紹介することからスタートし、施設への訪問リ

ハビリテーションも、とびのこ苑のみから依頼を受けての開始となった。第2

四半期では月間の平均訪問件数が45件から57件(+12件)、回数も99回

から127回(+28回)に増加している。しかし、一方で1回あたりの単価

が737点から693点(-44点)へ減少している。この減少は、退院後3

ヶ月以内に算定できる短期集中リハビリテーション実施加算の算定が第2四半

期ではなかった事が大きく関与している。第3四半期では第2四半期よりも1

名増加し、計3名の訪問を行なっている。訪問リハビリテーションの収益とし

ても、第2四半期と比較すると件数、回数がそれぞれ10件、20回増加して

おり、それに伴い点数も試算を約30,000点上回る結果となった。しかし、

11月より老人保健施設へ移行したことにより、人員がそちらに割かれてしま

い地域の需要に対応できていない状況にある。その他の問題点として、現在全

てのサービス計画を他施設のケアマネージャーが行っているために、必要かど

うかの判断が困難で、訪問リハビリテーションが必要であっても通所介護や訪

問介護などの異なるサービスを提供するようなケースも考えられる。今後の課

題としては、六日市病院のケアマネージャーよるサービス計画提供の検討が必

要である。また、石州会の居宅介護支援事業所についても看板は掲げているが、

実質機能していないため、居宅介護支援事業所のケアマネージャーの業務見直

しも必要である。これは将来通所リハビリテーションを進めていく上でも必要

である。11月に開設した介護療養型老人保健施設については、3ヶ月の実績

に伴い2月からサービス提供体制加算6単位/日が算定できるようになった。

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184

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 15 81

訪問訪問訪問訪問リハビリリハビリリハビリリハビリ開設開設開設開設⇒⇒⇒⇒訪問訪問訪問訪問リハビリリハビリリハビリリハビリ

のののの需要開拓需要開拓需要開拓需要開拓(H(H(H(H22223333....4444変更変更変更変更))))

2.72.72.72.7 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.22.22.22.2

3 15 82 通所通所通所通所リハビリリハビリリハビリリハビリ検討検討検討検討 2.02.02.02.0 0.50.50.50.5 0.00.00.00.0 0.80.80.80.8

介護保険事業の増収対策事業として、平成22年8月から訪問リハビリテーション

事業を新たに開始したことで増収となった。件数も順調に増加してきており当初の

目的は達成された。通所リハビリテーションについては平成23年度老健開設時に

運営検討が行われ、利用者コントロールの問題、居宅介護支援事業所運用について

の問題が払拭できなかったことから開設時の事業開始は保留となった。その後平成

24年度の診療報酬ならびに介護報酬改定後での検討も行われていない状態であ

る。今後3ヶ年の計画のなかで地域のリハビリテーションのニーズの把握が必要で

あり、収集したデータをもとに訪問リハビリテーションまたは通所リハビリテー

ションにて柔軟に対応する必要があり、居宅介護支援事業所の運用についても検討

材料の一つである。平成24年4月より療養強化型へ移行したことにより、要介護

度の高い方が入所することで従来型に比べ増収となる。療養強化型の確保継続は必

須となることから算定要件を満たすように基準を堅持する。

【平成24年度】

訪問リハビリについては、ケアマネと連携をとり、訪問リハビリの実施頻度の

見直しや新規希望者・必要者の確認を行っているが、予定外で理学療法士が6

月に1名退職したため十分な活動が行えなかったが、8月には理学療法士が1

名入職し、六日市苑の専従で活動することにより、今まで六日市苑と訪問リハ

を兼務していた2名が訪問リハを優先することができるようになり、予定どお

りの活動ができるようになった。訪問リハビリの需要は落ち着き始めており、

今後は現状で推移していくと考える。通所リハビリ検討については、具体的な

進展はない。介護療養型老人保健施設については、100%稼働の計画であっ

たが実績は94.5%と計画を大きく下回る結果となった。ただ、8月後半で

は一時的に100%稼働に達することもあり、計画稼働に向け順調に進んでい

たが、9月に入り、病状の急変による退所が多かった(9名)影響で、9月の

稼働は97.6%にとどまった。しかし待機者の入所については計画的かつ順

調に進んでおり、後半期にはほぼ計画どおりの稼働に達成すると思われる。1

日1人当たりの単価では計画の1363.9単位に対し実績は1393.1単

位と実績が計画を上回っている。

【【【【中分類中分類中分類中分類15151515 増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業((((介護保健事業介護保健事業介護保健事業介護保健事業))))のののの課題課題課題課題】】】】

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185

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 16161616 経費削減対策経費削減対策経費削減対策経費削減対策 2.42.42.42.4 2.22.22.22.2 1.51.51.51.5 2.02.02.02.0

・・・・中分類中分類中分類中分類16161616 経費削減対策経費削減対策経費削減対策経費削減対策

【平成22年度】

SPD導入プロジェクトも結成後6年を経過しており、現在は通常業務の一環

として運営されている。5月からは適正な運営の観点から委員会として対応し

ていくことになった。人事考課制度の見直しのために評価者を対象に人事考課

研修を行った。又、役職登用にあたっての評価制度を新たに作り、人事考課制

度の見直しも行った。後発薬品の採用について執行部会にて討議する。現状:

14.2%⇒20%にするには、50品目の採用が必要である。後発品の品目数

では、3月末で119品目採用。今季14品目を採用したが採用取消等で全体

数は増えていない。採用数としては一般的な数字である。中央社会保険医療協

議会発表の「2010年度後医薬品の使用状況調査」(診療所除く、DPC病院

含む)によると200品目までの採用施設が89.5%を占めている。金額ベ

ースで、後発品購入金額の約63.4%占める注射剤で医薬品費削減効果を出

来高病棟、包括病棟を加味して検証してみると年間で約188万円削減できた。

言うまでもなく、安価な商品の採用に目を向けているのでない。医薬品使用の

利便性、安全性のため高価であるバッグ製剤、シリンジ製剤なども採用してい

る。業者・契約・使用量の見直しについては、交渉により蒸気ボイラーのA重

油単価のコストダウン(1ℓ当り11円ダウン)22年度使用量(1月~3月)で

762,751円の削減、年間3,051,000円の削減と大幅なコストダ

ウンに繋がった。

今後の方針:引き続き業者・契約・使用量の見直しを積極的に行う。後発品採

用についても薬事委員会に積極的に提案していく。

【平成23年度】

介護療養型老人保健施設については、計画から1ヶ月遅れの開設となったが、

当初は、療養病棟から老健に移行することで単価が下がることを考えると平成

23年度のできるだけ遅い時期にという考えもあり、1ヶ月遅れは想定の範囲

であり、経営的にはプラスに働いたといえる。後発薬品採用については、順調

に進行しており問題点なし。特に高薬価である抗生物質製剤3品目について、

診療部会・薬事委員会で承認を得て後発品に変更した。在庫、対象患者により

使用量はまだ低いが、今後に大きく期待できる。内服薬についても12月には

1番購入金額の多い薬剤を後発品に切り替えた。引き続き業者・契約・使用量

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186

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 16 83 介護療養型老人保健施設開設介護療養型老人保健施設開設介護療養型老人保健施設開設介護療養型老人保健施設開設 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.82.82.82.8

3 16 84

認知症専門老人保健施設認知症専門老人保健施設認知症専門老人保健施設認知症専門老人保健施設orororor小小小小

規模老人保健施設規模老人保健施設規模老人保健施設規模老人保健施設のののの開設開設開設開設⇒⇒⇒⇒介介介介

護療養型老人保健施設護療養型老人保健施設護療養型老人保健施設護療養型老人保健施設のののの一般一般一般一般

老人保健施設老人保健施設老人保健施設老人保健施設へのへのへのへの転換転換転換転換(H(H(H(H23232323....

9999変更変更変更変更))))

2.22.22.22.2 1.41.41.41.4 1.51.51.51.5 1.71.71.71.7

3 16 85 業者業者業者業者・・・・契約契約契約契約・・・・使用量使用量使用量使用量のののの見直見直見直見直しししし 2.62.62.62.6 2.92.92.92.9 2.52.52.52.5 2.72.72.72.7

3 16 86 人事考課制度人事考課制度人事考課制度人事考課制度のののの見直見直見直見直しししし 2.02.02.02.0 1.01.01.01.0 1.01.01.01.0 1.31.31.31.3

3 16 87 後発薬品採用後発薬品採用後発薬品採用後発薬品採用 2.42.42.42.4 2.92.92.92.9 2.32.32.32.3 2.52.52.52.5

の見直しを積極的に行う。後発品採用についても薬事委員会に積極的に提案し

ていく。

【平成24年度】

業者との契約に際しては、複数業者から見積もりを取り価格の低減に努めてい

る。昨年導入した空調システムについては、集中管理をして無駄のないように

運用をしている。後発医薬品に関しては、処方の多い薬剤はほぼ後発品への変

更が終了した。後発品の見直しによる反省として過去の採用基準が曖昧であっ

たことがあげられるので、今後は採択基準を明確化し、引き続き取り組んでい

きたい。業者・契約・使用量の見直しについては、各担当部署が定期的に開催

する各委員会に委託業者にも参加して頂き、問題点を共有し改善及び契約の見

直しの検討を継続して行っている。その中で、事務部の受付・会計業務につい

ては、精度の向上・指揮系統の強化を図るために、現委託業者の㈲医事研との

契約は本年度で終了し、来年度からは病院職員で対応することに決定し準備を

進めている。

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HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 17171717 病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業 2.32.32.32.3 2.32.32.32.3 2.72.72.72.7 2.42.42.42.4

【【【【中分類中分類中分類中分類16161616 経費削減対策経費削減対策経費削減対策経費削減対策のののの課題課題課題課題】】】】

介護療養型老人保健施設開設については計画から1ヶ月遅れの開設となったが、無

事療養病棟から老健に移行でき計画は終了である。介護療養型老人保健施設の一般

老人保健施設への転換は入所者のニーズ、職員の人員配置等現時点での転換は適さ

ないことから、平成27年度の介護報酬改定移行で検討することとし計画は終了で

ある。業者・契約・使用量の見直しについてはA重油の単価交渉をすることで年間

大幅なコストダウンとなった。また空調を更新し集中管理としたことでより効果が

現れた。人事考課制度の見直しについて人事考課の見直しのために評価者を対象に

人事考課研修を行った。後発品採用について後発薬品の採用を検討し順調に導入が

進んでいる。今後3ヶ年の計画では老健の運用(稼働率)を高めた状態で継続し、

平成27年度の介護報酬改定の情報を収集し経費削減対策を検討することが有利で

ある。また業者・契約・使用量の見直しについては項目を再分類し(業者との契約

内容、レンタル機器、保守料)検証後、見直しをすることが大切である。人事考課

制度の見直しについては、人件費の検討も必要で、職員一人一人には人件費の削減

と捉えず、増収対策と認識して頂き、(改善によるコスト削減、新しい加算の取

得、残業時間削減)等の無駄の削減を推進し、結果的に経費削減に繋がり達成でき

ると意識して頂きたい。後発薬品採用については引続き診療部会・薬事委員会にお

いて検討し切り替えを推進していく。 ・・・・中分類中分類中分類中分類17171717 病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業

【平成22年度】

現状の病院日常業務は病院機能評価機構認定病院の視点から、執行部会を中核

として運営されており、日頃から2013年3月の病院機能評価再認定を意識

し業務改善は行われており、各委員会での討議検証も行われている。

今後の方針:来年度には改善推進室を新たに設け、更なる業務改善を目指す。

再認定まで残りあと2年しかなく、早い段階での新設項目等新バージョンの情

報収集と対応を進める必要がある。

【平成23年度】

現状の病院日常業務は病院機能評価機構認定病院の視点から、執行部会を中核

として運営されており、日頃から2013年3月の病院機能評価再認定を意識

し業務改善は行われている。病院機能評価更新準備としてV6.0の評価項目

解説集を購入し、関係部署に評価項目の把握と対応をお願いした。更新申込み

は認定有効期限(2013年3月16日)の1年前から始まるので、来年度4

月には申込みをする予定。受審月は有効期限前月の2月で申し込むことは、既

に執行部で決定。今後は、早急に領域責任者を決め、スケジュールを立て、今

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188

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 17 88 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度VVVV6666....0000対応対応対応対応 2.32.32.32.3 2.32.32.32.3 2.72.72.72.7 2.42.42.42.4

病院機能評価再認定事業については平成25年2月20日~2月22日の3日間で

本審査が無事終了した。平成24年度V6.0対応は現在、審査結果待ちの状態で

ある。結果については良い知らせを頂けると確信している。今後3ヶ年の計画では

病院機能評価の認定期間が5カ年有効であるが、それに満足せず、良質な医療を効

率的に提供するために、組織で改善活動に取り組むことが重要で、第三者評価を導

入することで組織の活性化、職員の意識の向上が図れる。V6.0を受審したばか

りではあるが、平成25年4月より病院機能評価が新評価体系に変わり、認定の有

効期間が切れる平成30年には新たな評価体系v7.0での受審となることから、

3ヶ年の早い段階で病院機能評価受審のために組織の新体制を整えV7.0の中項

目88~92項目の検証を行い、目的を理解した改善活動を日々進めていくことが

必要である。またTQM活動の手法を用いたりすることで無駄の削減を推進するこ

とも可能である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 18181818 交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業 2.42.42.42.4 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

まで以上に積極的・計画的に準備を進めていく必要がある。

【平成24年度】

受審希望を平成25年2月とし、4月に受審申込みを済ませ正式に契約済み。

各領域の責任者を第一領域:企画調整室長、第二領域:医療安全推進室長、第

三領域:老健副施設長、第四領域:副院長、第五領域:看護部長、第六領域:

事務部長、第八領域:看護師長としプロジェクトチームでの活動を進めている。

6月には「受審病院説明会」に谷浦病院長・小澤副院長・長尾部長が参加した。

本審査前の準備として「訪問受審支援」を10月15日に受け、サーベイヤー

による最終確認と現場でのアドバイスを頂き、2月20日から2月22日の3

日間で本審査が無事終了し、審査結果待ちである。

【【【【中分類中分類中分類中分類17171717 病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業病院機能評価再認定事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類18181818 交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業

【平成22年度】

公的病院等に対する財政支援措置(総務省)の特別交付税措置が、新たに社会

医療法人に適用される(不採算地区病院@123万円/1床)ことになり、六

日市病院の計画では、23年度末(24.3.31)までに一般・療養病床の合計

病床数を110床にする方針が出ており、着実に進行している。また、島根県

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189

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 18 89

交付税措置交付税措置交付税措置交付税措置((((不採算地区病院不採算地区病院不採算地区病院不採算地区病院1111

種種種種))))対応対応対応対応

2.42.42.42.4 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.82.82.82.8

や吉賀町担当者にも御理解して戴き、連携を取りながら進めている。交付税措

置の条件である医療保険病床数に移行するための老健移行の第一段階として、

3階の医療度2-3の患者80%以上である医療療養病棟入院基本料Ⅰの取得が

7月1日から出来る事となり、第2段階の4階を介護移行準備病棟へ移行する

計画も4カ月遅れではあるが2月に行うことができた。「不採算地区病院に対す

る特別交付税」措置は、吉賀町とも協議がすすんでおり、平成24年度交付を

目指し3月31日の理事会・評議員会で、平成23年度10月に4・5・西棟

を「介護療養型老人保健施設」に転換し、医療病棟と介護施設を区分する病棟

転換事業の承認を得て、計画どおり進めている。

今後の方針:老健転換まで残り6カ月となり、今まで以上に進捗状況の細かい

管理を行っていく。

【平成23年度】

平成21年度から継続された吉賀町からの財政支援(年間1億円の補助金)が

終了することから、平成24年度以降の財源を確保するため、当年度の動きは

総務省の不採算地区公的病院等に係る特別交付税措置を活用するために、平成

23年8月「財政支援に関する陳情書」を吉賀町に提出した。平成23年9月

吉賀町役場で「第二次支援計画(案)」が発表され、吉賀町議会に説明された。

(内容は、総務省の特別交付税を財源に、財政支援を行うというもの。)平成2

3年10月7日に吉賀町議会(総務常任委員会)から招集を受けて、陳情書の

趣旨説明を行った。平成24年1月4日吉賀町議会から陳情書の「採択」決定

通知が届く。平成24年2月吉賀町が特別交付税を財源とした石州会財政支援

を発表された。これにより平成25年度以降は特別交付税として137,33

4千円(不採算地区病院の第1種の98,400千円と救急告示病院の36,

294千円)が交付されることになり、今後の地域医療確保と永続性を確保さ

れることとなった。

【平成24年度】

社会医療法人に対する特別交付税134,694千円のうち、吉賀町の特別交

付税は1億円が先行的に支給された(4月)。残りの部分については、群輪番制

の金額確定後今年度中に交付される予定である。

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吉賀町からの財政支援が平成23年で終了することから、財源確保のため、特別交

付税措置を活用することにした。平成23年8月に陳情書を吉賀町に提出。同年9

月吉賀町役場において第二次支援計画(案)を発表。吉賀町議会に説明。同年10

月吉賀町議会に招集され、陳情書の趣旨説明を行う。平成24年1月吉賀町議会か

ら陳情書の採択決定通知が届く。同年2月吉賀町が特別交付税を財源とした石州会

財政支援を発表。今後の地域医療確保と永続性を確保されることとなった。今後

3ヶ年の計画では平成25年度以降は特別交付税として137,334千円(不採

算地区病院の第1種の98,400千円と救急告示病院の36,294千円)が交

付されるしかし、特別交付税の交付期間も明確に示されていないため永続的な補助

金収入としては期待できない。しかし特別交付税を活用し、病院機能健全化に取り

組んでいく。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 19191919 補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

【【【【中分類中分類中分類中分類18181818 交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業交付税措置対策事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類19191919 補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業

【平成22年度】

社会医療法人・地域医療拠点病院に認定されたこともあるが、島根県・吉賀町

の地域医療を確保存続させる意思が諸々の場面で如実に顕れており、大きな力

となっている。今年度の補助金事業として、病棟陰圧装置344万、耐震補強

工事8500万、非常勤医師交通費206万、医療従事者メンタルヘルス90

万などの補助金交付が決定している。また、地域医療再生計画(拡充分)臨時

補助金について、ヘリポート・ER室、電子カルテについて計画の提案書を提

出した。

今後の方針:平成23年度においても引き続き社会医療法人(公的病院等)の

メリットをいかし、島根県・吉賀町の御指導の基に、積極的に補助金獲得に取

り組む。

【平成23年度】

4月1日吉賀町社会医療法人石州会救急医療等対策事業補助金100,000,

000円交付決定。6月10日には、平成23年度県単独医療設備整備費補助

金を利用し、内視鏡システムの導入計画を提出したが、不採択となった。6月

28日島根県健康福祉部高齢者福祉課より平成23年度島根県病床転換助成事

業補助金60,000,000円の交付決定通知有。6月30日島根県地域医療再

生計画事業費補助金内示約6,500,000円(医師・看護師確保及びガン対策)。

社会医療法人に対する特別交付税については、不採算地区病院(第1種)98,

400,000円と、救急告示病院36,294,000円が適用になり、この合算

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HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 19 90 国国国国・・・・島根県島根県島根県島根県・・・・吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

社会医療法人、地域拠点病院に認定され、島根県、吉賀町、他各種補助金の恩恵を

受けている。平成22年度には島根県地域医療再生計画事業費補助金、医療施設耐

震化整備費補助金、吉賀町社会医療法人石州会救急医療等対策事業補助金、他。平

成23年度には島根県病床転換助成事業補助金、島根県地域医療再生計画事業費補

助金、吉賀町社会医療法人石州会救急医療等対策事業補助金、住宅・建物高効率エ

ネルギーシステム導入促進事業費補助金他。平成24年度には島根県地域医療再生

計画事業費補助金、吉賀町社会医療法人石州会救急医療等対策事業補助金他、補助

金を毎年1億円以上確保した。今後3ヶ年の計画では平成25年度に島根県地域医

療再生計画事業費補助金が完了となる。特別交付税の交付期間も明確に示されてい

ないため永続的な補助金収入は期待できない。しかし、病院機能健全化を推し進め

ながら、島根県、吉賀町のご指導の下に各種補助金獲得に積極的に取り組んでい

く。また各種機関の補助金情報を収集し、活用することも必要である。

額134,694,000円を求めるための「陳情書」8月31日に吉賀町長と議

長に提出した。平成23年度住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進

事業費補助金『六日市病院省エネ改修工事』の75,251,432円が8月3日

交付決定。6月30日内示のあった島根県地域医療再生計画事業費補助金(非

常勤医師交通費支援事業他5事業)6,561,000円についても9月15日交

付決定。今後も引き続き社会医療法人(公的病院等)のメリットをいかし、島

根県・吉賀町の御指導の基に、積極的に補助金獲得に取り組んでいきたい。

【平成24年度】

吉賀町の特別交付税は1億円が先行的に支給された(4月)。群輪番制の救急補

助金については874万円が支給された(5月)。平成24年度島根県地域医療

再生計画事業費補助金については、非常勤医師交通費支援事業2,294,000

円、医師事務作業補助者設置支援事業3,257,000円、新人看護職員の確保

に関する支援事業500,000円、先輩看護職員カリアアップ応援事業1,00

0,000円、医療従事者に対するメンタルヘルスケア支援事業900,000円、

がん情報提供促進病院支援事業69,9000円の総額8,650,000円の計

画書を6月に提出。8月には同補助金の新人看護研修費400,000円の申請

を行った。ハローワークの補助金では、介護労働者設備等導入奨励金を利用し

ベッド40台を導入し、費用640万のうち300万円の助成をうけることが

できた。来期からこの補助金でのベッド導入は対象外となるため効果的な補助

金利用ができたと考える。その他ハローワークの補助金では9月に建設業離職

者雇用開発助成金250,000円申請を行った。来期に向けては岩国市と本

郷・向峠便バス運行に関しての助成金について協議中である。

【【【【中分類中分類中分類中分類19191919 補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業補助金対策事業のののの課題課題課題課題】】】】

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HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 20202020 TQMTQMTQMTQM活動活動活動活動のののの推進事業推進事業推進事業推進事業 2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

・・・・中分類中分類中分類中分類20202020 TQMTQMTQMTQM活動活動活動活動のののの推進事業推進事業推進事業推進事業

【平成22年度】

予定通り平成22年5月11日に第2回QCサークル発表大会を実施。平成2

2年5月31日でプロジェクトチームを解散し、新たにTQM実行委員会とし

て編成しなおし、活動の継続にあたった。TQM実行委員会での研修部門に関

しては、各サークルにそれぞれ支援するメンバーを配置し、キックオフ大会の

準備などを行った。運営部門では、第3回の発表大会に向けて講師の依頼や会

場の確保、プログラムの検討などを行った。益田日赤の発表大会へも4名が参

加した。また、予定どおり11月26日の親和会との忘年会で第3回のキック

オフ大会も無事行う事が出来た。

今後の方針:職員の自発的な参加が、コストの削減、サービスの質・安全性・

能率の向上につながることから、新たな組織改編による効果を期待している。

TQM発表に限らず日頃の業務改善にもTQM手法が活用できるような取り組

みも必要。

【平成23年度】

平成23年5月の第3回発表大会の反省点として、十分な教育体制が整備され

ておらず、それらを構築するために管理運営委員会のメンバーをQCの推進委

員にし、管理職クラスの関与を深めた。また、医療のTQM推進協議会への入

会や、医療の改善活動全国大会への参加(20名)、飯塚病院TQM発表大会へ

の参加(14名)など外部との交流する機会も拡大した。QC活動においては、

今大会よりそれぞれのサークルに推進委員とサポートメンバー、コンサルタン

トDrを配置し、定期的にレビューを行ってきた。効果として前回大会と比較

すると、サークルの質は高まってきていると思われる。ただ、実質的に関与し

ているサポートメンバーへの負担が大きくなっており、未だQCに対する意識

の拡大には十分につながっていない面も見られるために、今後の課題としては、

それらの体制を強化し、それぞれに何らかの役割を与え責任を持たせることに

よって改善を図っていきたいと考える。

【平成24年度】

昨年より各チームが設定したテーマについての活動の成果発表が5月11日の

TQM発表大会において行われた。TQM実行委員会のサポート体制やQCサ

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計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

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点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 20 91

病院全体病院全体病院全体病院全体でのでのでのでの取取取取りりりり組組組組みみみみ(TQM(TQM(TQM(TQM実実実実

行行行行プロジェクトチームプロジェクトチームプロジェクトチームプロジェクトチーム))))

2.82.82.82.8 2.92.92.92.9 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

平成22年5月に第2回発表大会を実施。TQM実行委員会を再編し各サークルを

支援するサポートメンバーを配置した。平成23年5月に第3回発表大会開催。Q

C活動においては、それぞれのサークルに推進委員とサポートメンバー、コンサル

タントドクターを配置し、定期的にレビューを行った。また医療のTQM推進協議

会への入会や医療の改善活動全国大会への参加など外部との交流する機会も拡大し

た。平成24年5月に第4回発表大会開催。今年度の発表大会で最優秀賞に選ばれ

た「酸素ボンベの払い出しについて」は10月に沖縄で行われた全国大会で事例発

表を行った。年々少しづつではあるが内容が充実してきており、職員の意識も変わ

りつつある。今後3ヶ年の計画では、TQMの活動を継続して行うが、病院機能改

善に活かすべく病院全体で取り組む必要があり、職員間において取組みに対する温

度差もあることから、外部との交流する機会を活用しながら職員の意識改革が必要

である。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 21212121 未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業 1.91.91.91.9 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0

ークルメンバーの意識の向上によって、年々少しずつではあるが内容が充実し

てきたように思われる。今後もTQM活動を病院機能改善に活かすべく病院全

体で取り組んでいきたい。また、今年度の発表大会で最優秀賞に選ばれた施設

用度課の「酸素ボンベの払い出しについて」は、10月に行われる沖縄の全国

大会で事例発表をおこなった。

【【【【中分類中分類中分類中分類20202020 TQMTQMTQMTQM活動活動活動活動のののの推進事業推進事業推進事業推進事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分中分中分中分類類類類21212121 未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業

【平成22年度】

TQM活動(未収金回収)を活かし、医事課が主管となって、督促状を発送す

る業務をして退院患者さまを対象に未収管理を行っている。未収金督促状によ

る回収成果はでている。しかしながら、充分機能しているとは言い難いのが現

状である。患者さまだけでなく保証人さまへの未収金に対する意識改革の対策

として、今まで渡していなかった、入院申込書の複写を患者さまだけでなく保

証人の方にもわたすようにした。弁護士法人事務所にも相談に行き、①時効に

ついて②債権回収代理業務③発生防止対策④今後の回収方法について助言をい

ただいた。

今後の方針:弁護士に助言頂いたことを参考に医事課を中心に計画化を進める。

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計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 21 92

回収方法回収方法回収方法回収方法とととと管理管理管理管理をををを実行実行実行実行((((DDDD))))できるできるできるできる

仕組仕組仕組仕組みのみのみのみの再構築再構築再構築再構築

1.91.91.91.9 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.02.02.02.0

回収方法と管理を実行(D)できる仕組みの再構築についてはTQM活動を活かし

督促状を発送し、未収管理を行っている。回収成果については概ねできているが充

分機能しているとは言い難い。また、弁護士法人事務所に相談へ行き①時効につい

て②債権回収代理業務③発生防止対策④今後の回収方法について助言を頂いた。そ

の後、頂いた助言を基に実行して、ある程度の成果は出てきている。今後3ヶ年の

計画では、既に行われている管理体制を継続し未収を管理していくことも必要であ

るが、未収としない取り組みも必要であり、大きな事業として対等に向き合う必要

がある。

【平成23年度】

未収金対策は医事課データにより、督促状を4月・5月・7月・8月の4回発

送し、その督促件数は延べ521件。回収効果としは125件、120万円の

回収実績が表れた

【平成24年度】

定期の督促業務として、6月25日に病院147件(15,372,504円)、

老健2件(338,566円)の合計149件(15,711,070円)の督促状を

発送し、うち33件(655,730円)の回収、9月25日には病院136件

(13,819,387円)、老健6件(1,963,874円)の合計142件(15,

783,261円)の督促状を発送し、うち42件(414,158円)の回収実

績を上げた。また、老健分については、5月に入所者で、督促状を送付してい

るが2ヵ月以上入金の無い方に対して電話連絡をし、滞納分をお支払い頂くよ

うにお願いした。その結果1ヶ月で約170万円回収ができた。回収できた理

由として①6月が賞与月であった。②支払忘れ、③口頭による催促の効果があ

げられる。今後も引続き督促状を送付することはもちろんであるが、定期的に

電話による催促をする必要があり、未収金を少額に抑えることが、ご利用者お

よび当施設の運用に有益と考える。電話連絡については、病院分についても同

様に実施していく必要がある。今後は数人の多額な滞納者とどのように向き合

うかが問題である。

【【【【中分類中分類中分類中分類21212121 未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業未収金対策事業のののの課題課題課題課題】】】】

Page 201: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

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HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 22222222 診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業 2.72.72.72.7 2.92.92.92.9 2.02.02.02.0 2.52.52.52.5

・・・・中分類中分類中分類中分類22222222 診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業

【平成22年度】

平成22年度診療報酬改定に伴う届け出は完了し、収入も計画通りに推移。診

療報酬改定の検証については、算定計画、実績報告を管理運営委員会で報告し

ている。厚労省からのニュースを取得し、当院で必要な項目はいち早く周知し

ている。また、他院(益田医師会、益田日赤、松ヶ丘病院等)の医事課と協力

し、算定についてのニュースを共有している。

事務精度向上については、外来業務(ニチイ学館)の事務精度がなかなか改善

されないこともあり、業者の見直しを計画し、11/9ニチイ学館と・医療事

務研究会の2社でプレゼンを行った。業務内容、人材、改善能力等 総合的に

判断し、来年度からは医療事務研究会山口営業所に業者を変更する事が11月

理事会で承認される。来年度より外来業務委託業者をニチイ学館から医療事務

研究会へと業者変更し更なる精度の向上に努める。業者間の引き継ぎについて

は順調に進んでいる。

入院業務については、厚労省から発信される新しい情報を随時更新し、医事課

全員で把握できるように回覧している。全ての業務を透明化して誰もが把握で

きるようにするため、11月に作成した【仕事分担表】を基に業務の共有化を

開始している。加算項目管理については、毎月の検証と3ヶ月ごとの検証を行

い、管理運営委員会で報告している。計画に達していない加算項目については、

原因を追究し関連部署と話し合いを持ちながら改善していった。現在はほとん

どの加算項目が増加傾向にある。

今後の方針:引き続き加算項目の検証を行い計画が達成できるよう改善に努め

る。また、情報の収集・共有も積極的に行い診療報酬請求管理業務の充実に努

める。各業務のマニュアルについても見直を行い、最新版を作成していきたい。

【平成23年度】

平成22年度診療報酬改定の検証と対応として、引き続き毎月の管理運営委員

会で、実績を報告している。内容についても細かく分析し、皆さんにわかりや

すく説明文を添付している。また、厚労省からのニュースを取得し、当院で必

要な項目はいち早く周知している。他院(益田医師会、益田日赤、松ヶ丘病院

等)の医事課と連携をとり、算定についてのニュースを共有している。医事課

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196

の事務精度向上対策としては、全ての業務を透明化して誰もが把握できるよう

にするため、昨年から【仕事分担表】を基に業務の内容を分担している。1つ

の業務に対して2人以上が内容を把握できている現状であるが、今後はもっと

詳しい内容についても全員が把握できるようしていく必要がある。外来業務に

ついては、4月からの運用は順調とは言えなかったが、アクシデント・クレー

ムの件数も減少傾向にあり、今後も引き続き改善に努めていきたい。また、診

療報酬業務以外の業務(健康診断や予防注射など)にも協力的に業務を行って

いる事は評価できる。月1回は医事課、外来看護師を交え会議を行っている。

加算項目の管理は引き続き、毎月の検証と3ヶ月ごとの検証を行い、管理運営

委員会で報告している。現在はほとんどの加算項目で計画どおり順調算定でき

ている。新たな加算項目として、医師事務作業補助体制加算(75対1補助体

制加算 入院時180点)を10月1日より算定を開始した。医師事務作業補

助体制加算については、平成24年1月1日の一般病床削減に伴い、75対1

(180点/入院初日のみ)から50対1(255点/入院初日のみ)へ変更

し算定している。また、この病床削減で病棟内に食堂のスペースを設けた事に

より、2月より食堂加算5点/日(人)の算定が出来るようになった。現在、

来年度の一般病棟の療養環境加算(25点/日)の算定を目指し準備を進めて

いる。

【平成24年度】

平成24年度診療報酬・介護報酬の改定に伴う届出については、計画どおり完

了し、病院・老健ともに1人当たりの単価は計画を上回り順調である。実績の

報告については、引き続き月別診療実績速報資料を執行部会・管理運営委員会

にて討議している。加算項目についても診療実績及び診療情報報告を毎月の管

理運営委員会で継続して行い対応を検討している。また、厚生労働省からのニ

ュース・Q&Aなどの取得で必要項目はいち早く周知している。他院(益田医

師会・益田日赤・松ヶ丘病院等)の医事課と連携をとり、算定についてのニュ

ース等の共有も引き続き行っている。レセプト減点会議も毎月開催し、医師・

診療協力部と共に減点内容の報告・対策を協議している。事務の精度の向上・

指揮系統の強化を図るために、現委託業者の(有)医事研との契約は本年度で

終了し、来年度からは病院職員で受付・会計(外来部門)の対応することに決

定し準備を進めている。

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197

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 22 93

HHHH22222222年度診療報酬改定年度診療報酬改定年度診療報酬改定年度診療報酬改定のののの検証検証検証検証

とととと対応対応対応対応

2.82.82.82.8 2.92.92.92.9計画終了計画終了計画終了計画終了

2.92.92.92.9

3 22 94

HHHH24242424年度診療報酬年度診療報酬年度診療報酬年度診療報酬・・・・介護報酬同介護報酬同介護報酬同介護報酬同

時改定時改定時改定時改定のののの情報収集情報収集情報収集情報収集とととと対応対応対応対応

2.62.62.62.6 2.92.92.92.9 計画終了計画終了計画終了計画終了 2.82.82.82.8

3 22 95 事務精度向上事務精度向上事務精度向上事務精度向上 2.42.42.42.4 2.92.92.92.9 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7

3 22 96 加算項目管理加算項目管理加算項目管理加算項目管理 2.72.72.72.7 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

3 22 109

HHHH24242424年度診療報酬年度診療報酬年度診療報酬年度診療報酬・・・・介護報酬同介護報酬同介護報酬同介護報酬同

時改定時改定時改定時改定のののの情報収集情報収集情報収集情報収集とととと対応年度対応年度対応年度対応年度

(H(H(H(H24242424....3333追加追加追加追加))))

---- ---- 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5

3 22 110

HHHH26262626年度診療報酬改定年度診療報酬改定年度診療報酬改定年度診療報酬改定のののの情報情報情報情報

収集収集収集収集とととと対応対応対応対応(H(H(H(H24242424....10101010追加追加追加追加))))

---- ---- 1.51.51.51.5 1.51.51.51.5

診療報酬請求管理事業については平成22年4月に診療報酬改定があり、改定に伴

う届出も速やかに行なわれ、収入も計画どおりに推移した。厚労省からのニュース

取得や他院の医事課と協力して算定に関する情報を継続して共有している。平成2

3年度に新たな加算として医師事務作業補助体制加算、一般病棟の療養環境加算を

取得。平成24年4月の診療報酬ならびに介護報酬の改定に伴う届出も速やかに行

なわれ、計画に対する1人当りの単価は計画を上回っており、継続して毎月行って

いる診療実績および診療情報報告にて検証と対応をしており加算項目管理もできて

いる。改定に関する情報収集および検証と対応は順調であった。事務精度向上につ

いては平成22年度に外来業務(ニチイ学館)の改善としてニチイ学館、医療事務

研究会の2社によるプレゼン後、平成23年度より医療事務研究会へと業者変更し

更なる精度の向上に努めたが、事務精度の向上、指揮系統の強化を図るため平成2

5年度から病院職員で外来業務(受付・会計)の対応をすることに決定し準備して

いる。今後3ヶ年の計画において診療報酬請求管理事業は法人の収入に対する根幹

となることから、診療報酬改定および介護報酬改定に対する情報収集、検証と対応

ならびに加算項目管理は踏襲する。なお加算項目の管理は法人の収入の根幹となる

ことから、医事課以外の他職種も加算項目の知識を深め新規算定への取り組みの協

力体制を構築する等充実を図る必要がある。また外来業務を委託から病院職員で対

応となることで準備を進めているが、電子カルテの導入等が重なり、過渡期である

ため外来患者様の待ち時間等に影響がないよう配慮する必要があります。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 23232323 広報活動広報活動広報活動広報活動 2.72.72.72.7 2.82.82.82.8 2.62.62.62.6 2.72.72.72.7

【【【【中分類中分類中分類中分類22222222 診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類23232323 広報活動広報活動広報活動広報活動

【平成22年度】

年4回の行政連絡協議会「3者協議会(病院・町・銀行)」、吉賀町議会との「意

見交換会」・「進捗状況管理委員会」・「5者協定プラス1会議」を通じて病院の

現状報告を行っている。また毎月、六日市病院月報を発行して院内の情報発信

Page 204: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

198

を図るとともに、外来診療予定を新聞折込する際の裏面を利用して節目節目の

病院の連絡事項や職員募集を広報している。インターネット上でも同様に診療

予定等の情報を逐次掲載してご利用いただくとともに、『中期事業計画実績検証

報告書』『事業計画書』をホームページにて公開し病院の事業内容の「見える化」

にも努めている。年に数回催される社会医療法人の認定セミナーにおいては、

事務次長が講師を務め全国的な「六日市病院」の広報を行っている。

今後の方針:病院を利用される地域住民への更なる情報発信と優秀な病院スタ

ッフの確保への適切な広報活動手段をいろいろな角度から検討していきたい。

社会医療法人が公的病院等になることで国の特別交付税を受けることが可能に

なり、その第1号に六日市病院がなりそうであることを全国にアピールしてい

きたい。

【平成23年度】

本年度も行政連絡協議会「3者(病院・町・銀行)会議」「進捗状況管理委員会」・

吉賀町議会との「意見交換会」を計画的に実施し、病院の現状報告を行ってい

る。行政連絡協議会「3者(病院・町・銀行)協議会」「進捗状況管理委員会」

については5月・8月・11月・2月に実施。吉賀町議会との「意見交換会」

は7月8日に実施された。また。10月には議会に提出した陳情書に対する「議

会への趣旨説明」を議会総務常任委員会で行った。5者協定プラス1会議は平

成23年5月28日もって一度解消され、新たに「吉賀町まちづくり会議」と

して安心コミュニティ実現のためのまちづくりを協議していくこととなり、5

月28日・7月20日・9月21日に会議が開催された。また、毎月病院月報

および外来診療表についても引き続き毎月配布し、病院の情報発信を継続して

行っている。また、4半期ごとの事業計画の検証についてもホームページに掲

載し地域発信事業に努めている。社会医療法人協議会活動としての特別な会合

はないが、4月の社会医療法人認定セミナー(東京)では、長英一郎先生と社

会医療法人の特別交付税について有意義な協議が行えた。このセミナーには、

事務次長の岩本が講師として当院の事例発表を行っており、今回で5回目(平

成21年~)となる。

【平成24年度】

本年度も行政連絡協議会「3者(病院・町・銀行)会議」「進捗状況管理委員会」・

吉賀町議会との「意見交換会」を計画的に実施し、病院の現状報告を行ってい

る。行政連絡協議会「3者(病院・町・銀行)協議会」「進捗状況管理委員会」

は5月と8月、吉賀町議会との「意見交換会」は6月に開催された。また、月

2回の全体会議(管理運営委員会・医療安全会議)には引き続き吉賀町保健福

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199

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 23 97

適切適切適切適切なななな広報活動広報活動広報活動広報活動をををを通通通通じてのじてのじてのじての地域地域地域地域

発信事業発信事業発信事業発信事業

2.82.82.82.8 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.92.92.92.9

3 23 98 社会医療法人協議会活動社会医療法人協議会活動社会医療法人協議会活動社会医療法人協議会活動 2.22.22.22.2 2.42.42.42.4 2.72.72.72.7 2.42.42.42.4

3 23 99

保健保健保健保健・・・・医療医療医療医療・・・・福祉福祉福祉福祉サービスサービスサービスサービス研究会研究会研究会研究会

セミナーセミナーセミナーセミナー発表発表発表発表

3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.02.02.02.0 2.72.72.72.7

適正な広報活動を通じての地域発信事業については各年度で行政連絡協議会「3者

(病院・町・銀行)協議会」「進捗状況管理委員会」吉賀町議会との「意見交換

会」が開催され病院の現状報告を行っている。また、毎月外来診療予定表、病院月

報を継続して配布。定期的にホームページも更新し病院の情報発信を行っている。

また平成24年度から報道各社に対して地域医療協力活動等の病院行事の情報を提

供している。社会医療法人協議会活動としての特別な活動はないが、事業計画に

沿って順調に運営できている。保健・医療・福祉・サービス研究会セミナー発表に

ついては毎年、年数回東京で行われる社会医療法人セミナーに岩本事務次長が講師

となって当院の事例を交え社会医療法人の特別交付税や補助金・財政支援措置への

取り組み等の発表を行っている。今後3ヶ年の計画では、広報活動を通じて見える

化ならびに開かれた病院となるために、地域と一体となった事業展開が望まれ、町

内の小中学校との連携や、病院事業への理解者、支援者の拡充(ボランティア、サ

ポーター等)が考えられる。また今まで行ってきた広報活動を更に発展させ(ホー

ムページの運用、各種セミナーの発表、地域情報発信の多様化等)最新の情報を如

何に提供するかが課題である。

祉課に参加して頂き、情報を共有している。外来診療予定表・病院月報につい

ても引き続き毎月配布し、ホームページも定期的に更新し、病院の情報発信を

継続して行っている。本年度から報道各社に対して地域医療協力活動等の病院

行事の情報をFAX提供することを始めた。6月には六日市中学校の全生徒・

教職員に対して、日本ACLS協会のハートセイバーAEDコースを受講して

いただき、報道各社により地域に情報発信した。保健・医療・福祉サービス研

究会セミナー発表についても引き続き行って予定であり、4月には東京におい

て、長英一郎先生と「社会医療法人の認定事例と成長発展する今後の病院経営

戦略」と題して、補助金・財政支援措置への取り組みの事例紹介を岩本事務次

長が講和した。また、柿木小学校、六日市中学校、吉賀中学校において病院長

や看護師が「ふるさと教育」の一貫として特別講義を行った。その取材を新聞

各社に呼びかけ、記事としてとりあげられた。

【【【【中分類中分類中分類中分類23232323 広報活動広報活動広報活動広報活動のののの課題課題課題課題】】】】

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200

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 24242424 病床病床病床病床のののの有効利用事業有効利用事業有効利用事業有効利用事業 2.92.92.92.9 2.72.72.72.7 2.12.12.12.1 2.62.62.62.6

・・・・中分類中分類中分類中分類22224444 病床病床病床病床のののの有効利用事業有効利用事業有効利用事業有効利用事業

【平成22年度】

毎週病棟稼働状況表を作成し、月曜日の執行部会において問題点を検討し、改

善の努力をしている。現時点では問題無く継続できている。今後も改良を重ね、

継続し病床稼働に有効に使用していく。

今後の方針:稼働状況表の情報を稼働調整会議に提出しているが2週間に1度

の会議なので少しでもリアルタイムな情報の伝達方法を考え病床の有効利用に

努める。医療区分1は4・5階に医療区分2~3は3階への方向で転出、転入

を行っていく基本は大事であるが、3階病棟の医療区分2~3割合80%以上、

4・5階の医療区分1割合60%以上は3ヶ月平均であり、稼働率を考えた柔

軟な対応も必要である。

【平成23年度】

引き続き毎週病棟稼働状況表を作成し、火曜日の執行部会議で検討している。

看護部においては、在院患者一覧、在院日数表を作成し入退院予定表と合わせ

て転棟計画を立てている。11月の病床転換により、医療療養病棟が60床に

減少したが、一般病棟の後方支援及び老健の待機となるこの医療療養病床60

床の有効利用が稼働率UPのカギであり、一般病棟・療養病棟、老健との連携

を細かくとり空床状況を常に確認していく必要がある。また、老健の療養強化

型を維持していくためには、入院後の治療方針についても早期に確認し可能な

限り、在宅に向けて介護保険の申請などの手続きを行っていく必要がある。

【平成24年度】

引き続き地域医療介護連携室が病棟稼働状況表を毎週火曜日に執行部会議で報

告している。看護部においては、副看護部長を病棟稼動リーダーとして情報を

共有し在院患者一覧・在院日数表を作成し入退院予定表と合わせて転棟計画を

立てている。第一四半期は、退院・退所者数が死亡退院も含めて予想以上に多

く老健では稼働率が90%近くまでさがることとなった。対策として近隣の施

設・病院に地域医療介護連携室職員だけでなく事務部が協力し介護療養型老人

保健施設六日市苑の特徴説明にパンフレットを持参し訪問した。その結果8月

後半では一時的に100%稼働に達することもあり、計画稼働に向け順調に進

Page 207: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

201

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 24 100

病棟稼働等状況表病棟稼働等状況表病棟稼働等状況表病棟稼働等状況表のののの利用継続利用継続利用継続利用継続

((((看護部看護部看護部看護部・・・・地域連携室連携地域連携室連携地域連携室連携地域連携室連携))))

2.92.92.92.9 2.72.72.72.7 2.12.12.12.1 2.62.62.62.6

2階一般病棟については平均在院日数、看護必要度割合共に堅持できている。ま

た、稼働についても順調である。なお、平均在院日数ならびに看護必要度割合は、

常に把握する必要があり、今後も継続する必要がある。3階医療療養病棟の医療区

分比率は基準を満たしており、今後も堅持しながら稼働を調整する必要がある。老

健施設は平成24年4月に療養強化型へ転換したが、稼働が計画に対し低迷した。

平成24年度の下期には100%稼働に近づいているが、稼働調整ならびに入院、

入所待機者の確保が必要であると言える。また、認知症高齢者日常生活自立度割合

の基準を注視する必要がある。今後3ヶ年の計画において各階の施設基準を常に把

握しながら基準を堅持することが優先事項であるが、患者さまならびに入所者さま

のニーズに応じることも必要である。また、毎週病棟稼働状況表を作成し、問題点

を検討しているが、稼働状況を週単位等で予測することも必要であり、入院支援、

退院支援に反映させることも必要であることが言え、地域医療介護連携の強化の底

上げにより、空床の削減に努めることが課題であり、経営の安定化に繋がる。

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((中分類中分類中分類中分類))))

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

中分類中分類中分類中分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3333 25252525 財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5 2.52.52.52.5

んでいたが、9月に入り、病状の急変による退所が多かった(9名)影響で、

9月の稼働は97.6%にとどまった。しかし待機者の入所については計画的

かつ順調に進んでおり、後半期にはほぼ計画どおりの稼働に達成すると思われ

る。今後は老健入所者だけでなく医療療養病棟の患者についても計画的に確保

につとめる必要がある。

【【【【中分類中分類中分類中分類24242424 病床病床病床病床のののの有効利用事業有効利用事業有効利用事業有効利用事業のののの課題課題課題課題】】】】

・・・・中分類中分類中分類中分類25252525 財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業

【平成22年度】

法人の資金繰りを健全化にするためには、今のところ山陰合同銀行六日市支店

からの資金調達を計画的に行っていく必要性がある。そのためにはB/S・P

/Lの健全化を図り、法人の経営に対する姿勢を説明していきながら、山陰合

同銀行六日市支店と密接に連携し信頼を得、資金調達を円滑に遂行できる体制

の構築することが使命である。公的病院等である社会医療法人化で、吉賀町及

び島根県の補助金の繰り入れが行わるようになってから以降は、損益計算書上

は黒字決算に転じており、山陰合同銀行六日市支店からの信頼信用もかなり回

復した。島根県信用保証協会の保証付きの借入金についても8000万円の枠

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202

まで拡大し、この融資を上手に回していることで、キャッシュ・フローもプラス

になっている。平成22年度は、平成21年度から始まった吉賀町役場におけ

る六日市病院財政支援計画の2年目にあたり、継続して行っている吉賀町役場

と山陰合同銀行六日市支店との3者会議や、吉賀町議会議員との意見交換会の

開催実績についても、山陰合同銀行の評価を受けている。今後の建物設備更新

のための資金調達(3億円)についても既に予定されており、現在の山陰合同

銀行六日市支店との協調協力連携体制については評価されるところである。税

制優遇措置の対応については、社会医療法人の法人税非課税措置や、固定資産

税の非課税措置などを利用しながら、財務健全化を図っている。その財務健全

化を担保し、信頼のおけるものにするためには、病院会計準則の適用を積極的

に採用し、適正な会計基準にすることが、広く世間(行政・金融機関・住民)

から信用・信頼の基準を上げることになるため、引き続き、財務関係について

広くディスクローズし、ガラス張りの状態で、ありのままの経営状況を公開し、

社会医療法人石州会の財務健全化を図っていきたい。

【平成23年度】

山陰合同銀行六日市支店と協議を重ね、資金繰りを調整しながら、支払いと借

入金(融資)を実行した。具体的には、①5月の職員住宅(アンフォーラ)買

取にかかる購入代金5000万円の借入を5月に実行。②7月に外壁塗装工事

代金7665万円を支払い。これはその時の手持ち資金で対応。③11月に介

護療養型老人保健施設の改修工事代金6500万円を支払い。これは島根県か

らの補助金6000万円を充てた。残金は手持ち資金で対応。④1月に省エネ

改修工事代金27615万円を支払い。この時新規に「3億円」の長期借入金

を実行した。この省エネ改修工事にかかる経済産業省の外郭団体からの補助金

7525万円が3月末に繰り入れされた。また、②や③の資金として借入れし

ていた島根県保証協会付きの短期借入金8000万円については、3月に全額

を返済した。B/S・P/L健全化については、累積の利益処分計算書の前年

繰越損失△7846万円が、今決算において、9702万円の次期繰越利益に

なり、赤字継続であったが、ようやく黒字に変換した。税制優遇措置対応とし

ては、社会医療法人は法人税非課税なので、建物取得にかかる補助金について

は、圧縮記帳は行わず、補助金収入として利益に直結するような措置をとって

いる。会計基準については、介護療養型老人保健施設六日市苑が11月から開

設したことにより、老健会計経理準則の適用について、その第2条第1項但し

書きに「特に支障がない場合には病院会計準則等を適用しても差支えない」と

あることから、全体を病院会計準則に適用している。老健区分については、必

要に応じて区分できるように準備をしている。

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203

HHHH22222222年年年年 HHHH23232323年年年年 HHHH24242424年年年年

HHHH22222222~~~~

HHHH24242424年年年年

計画大計画大計画大計画大

分類分類分類分類№№№№

計画中計画中計画中計画中

分類分類分類分類№№№№

計画小計画小計画小計画小

分類分類分類分類№№№№

事業名事業名事業名事業名((((小分類小分類小分類小分類))))

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

小分類小分類小分類小分類

評価評価評価評価

点数点数点数点数

3 25 101

山陰合同銀行借入金計画山陰合同銀行借入金計画山陰合同銀行借入金計画山陰合同銀行借入金計画(H(H(H(H22223333

年年年年1111月月月月からからからから新新新新たにたにたにたに実施実施実施実施))))

3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 3.03.03.03.0

3 25 102

資金繰資金繰資金繰資金繰りりりり健全化計画健全化計画健全化計画健全化計画(H(H(H(H22223333年年年年1111

月月月月からからからから新新新新たにたにたにたに実施実施実施実施))))

2.02.02.02.0 2.02.02.02.0 2.82.82.82.8 2.32.32.32.3

3 25 103

BBBB////SSSS・・・・PPPP////LLLL健全化健全化健全化健全化(H(H(H(H22223333年年年年1111月月月月

からからからから新新新新たにたにたにたに実施実施実施実施))))

2.52.52.52.5 2.02.02.02.0 2.22.22.22.2 2.22.22.22.2

3 25 104

税制優遇措置対応税制優遇措置対応税制優遇措置対応税制優遇措置対応(H(H(H(H22223333年年年年1111月月月月

からからからから新新新新たにたにたにたに実施実施実施実施))))

2.02.02.02.0 2.52.52.52.5 2.42.42.42.4 2.32.32.32.3

3 25 105

会計基準適正化対応会計基準適正化対応会計基準適正化対応会計基準適正化対応(H(H(H(H22223333年年年年1111

月月月月からからからから新新新新たにたにたにたに実施実施実施実施))))

3.03.03.03.0 3.03.03.03.0 2.32.32.32.3 2.82.82.82.8

【平成24年度】

山陰合同銀行の借入金計画については、計画どおり6月賞与の借入金7,000

万円を実行。利率は2.2%となり少し下げていただいた。資金繰り健全化計

画については、吉賀町中小企業育成資金利子補給制度(吉賀町)を活用し、省

エネ事業で借り入れた借入金の一部(1,000万円部分)について3か年で2

47,901円の利子補給を受ける申請をし、決定された。税制優遇措置対応に

ついては、固定資産税非課税という税制優遇措置を全額受けていたが、六日市

苑を開設したことに伴い、病院以外の部分について4,171,400円が課税さ

れた。保証協会付きの8000万円の枠は予定どおり使用しなくて(借入しな

くて)上半期を経過した。資金繰り健全化計画については、上半期の4-6月

の収入減少が資金繰りを悪化したことは事実であるが、8月に満床稼働もでき、

少し回復できた。

【【【【中分類中分類中分類中分類25252525 財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業のののの課題課題課題課題】】】】

山陰合同銀行借入金計画についてB/S、P/Lの健全化を図り、法人の経営に対

する姿勢を説明し山陰合同銀行六日市支店と協議を重ね連携しており、計画通り順

調である。資金繰り健全化計画について『中期事業計画実績検証報告書』『事業計

画書』等により資金調達を円滑に遂行できる体制を構築することができ、計画どお

り順調である。B/S、P/L健全化について累積の利益処分計算書の前年繰越損

失が平成23年度において次期繰越利益になり、赤字継続であったがようやく黒字

に転換し順調である。税制優遇措置対応については、社会医療法人の法人非課税措

置や固定資産税の非課税措置などを利用しながら、財務健全化を図っている。また

社会医療法人は法人税非課税なので建物取得にかかわる補助金については、圧縮記

帳は行わず補助金収入としている。なお六日市苑開設により固定資産税非課税が六

日市苑に関る部分が適用となった。会計基準適正化対応について病院会計準則の適

用を積極的に採用し、適正な会計基準にすることが信用・信頼の基準を上げること

になるため継続していく。今後3ヶ年の計画では各計画を継続し遂行していく必要

があり、山陰合同銀行との連携と借入金の健全化、会計基準の適正化と財務諸表の

健全化、税法等法令順守と税制優遇制度への対応に重点を置き財務健全化を行う必

要がある。

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204

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

1 一般病床・亜急性病床 継続

急性期、亜急性期ともに地域のニーズに合わせた

医療という点では欠かすことができないが、平成26

年の診療報酬改定の内容によっては病床運用に柔

軟に対応する必要があり事業継続

2 療養病床(医療保険) 継続

医療療養病床は平成26年の診療報酬改定によっ

て医療区分の内容変更等が行われる可能性が高

く、状況に応じた対応が必要で事業継続

3 療養病床(介護保険) 継続

介護保険療養病床についてはH23.11月老人保健

施設に移行したため事業終了ではあるが、介護療

養型老人保健施設として平成27年の介護報酬改

定への対応が必要なため名称を変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

4 地域リハビリテーションの構築 統合

来年度は総合評価事業として若返り学校、転倒予

防教室ともに回数を増やす方向で調整中であり、委

託事業に統合して継続

5 訪問リハビリ 継続

訪問リハビリの開設としての役割は終了し、名称を

「訪問リハビリテーションの充実」と変更して継続

6 通所リハビリ 継続

次回の診療報酬改定では期限を過ぎたリハビリの

算定が難しくなりそうなため、「通所リハビリテーショ

ンの検討」として継続

7

嚥下造影⇒嚥下内視鏡

検査導入(H23.9変更)

終了

検査の定着については機能評価、電子カルテ以降

の機会に乗じて関連部署への意識づけを行なって

いく必要があるが、導入は完了しており、計画終了

8 作業療法 終了

作業療法は平成22年度より開始して順調に推移し

ており計画終了

9 療養病棟担当者設置 終了

平成24年度に言語聴覚士2名、作業療法士1名の

増員等により、当初の目的は達成され計画は終了

第3章 第三次中期事業計画に向けて

第二次中期事業計画においての事業は、3つの大項目事業(病院機能転換事業・

病院機能確保事業・病院機能健全化事業)からなり、それら事業を25の中項

目事業と、さらに110項目の小事業に分化し計画を遂行してまいりました。

当然、4半期ごとの事業計画の進捗状況評価を行うとともに、「理事会」「進捗

状況管理委員会」「病院経営評価委員会」「町議会意見交換会」などへの報告と

評価を頂いてまいりました。

それらの評価を経て、無事終了した事業、延期となった事業、中止となった事

業を再度見直すとともに、新たに次期第三次中期事業計画の遂行にあたって、

加えるべき事業を各担当部署に提出を求め、六日市病院執行部会及び管理運営

委員会の裁可を経て加えることとしました。

(1)各事業項目の継続、中止、終了の検討

1.病院機能転換事業

[1]療養機能転換事業

[2]リハビリ機能拡充対策事業

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205

10 社会医療法人事業 継続

名称を「社会医療法人関連」と変更し、対象を拡げ

て継続

11 島根県地域医療拠点病院事業 継続 益田圏域の診療支援を行っており、継続

12 健診事業 継続 名称を健康支援対策と変更し継続

13 委託事業 継続 役場、学校等からの委託があり継続

14 教育・研修事業 継続 「各部署院内外研修の充実」として継続

15 地域医療協力事業 継続 地域のニーズにあわせた医療の提供のためにも継

106

ドクターヘリ運用事業

(H23.10追加)

継続

継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

16 耐震補強工事 終了 工事完了につき終了

17 外壁塗装工事 終了 工事完了につき終了

18 防水加工工事 終了 工事完了につき終了

19 老人保健施設開設整備工事 終了 工事完了につき終了

107

院内ヘリポート建設事業

(H23.10追加)

継続

院内ヘリポート建設は吉賀町が主導することとなっ

たので「隣接するヘリポートへの整備・運用の協力」

と名称を変更し継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

20 ボイラー更新 終了 工事完了につき終了

21 空調更新 終了 工事完了につき終了

22 給湯配管工事 終了 工事完了につき終了

23 院内病室カーテン取替え 終了 工事完了につき終了

24 電動ベッド導入 継続 継続

25 放送設備 継続

事業延期となっていたが、開院以来更新していない

ため事業としては継続

26 エレベーター取替え工事 継続

事業延期となっていたが、30年が経ち部品が打ち切

りになり早急な更新が必要なため継続

27 浄化槽取り壊し及び整備事業 継続

隣接ヘリポートの建設に係る工事車両の通行箇所

に位置しており浄化槽取り壊しと名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

28 院内ラン整備 継続 電子カルテ導入事業に伴い継続

29 オーダリング機能導入事業 継続 電子カルテ導入事業に統合して継続

30 電子カルテ導入事業 継続 オーダリング機能導入事業と統合して継続

31

検査動線の見直し⇒検査

環境の整備(H22.9変更)

終了

環境整備完了につき終了

32 救急外来の整備 継続

情報網整備事業としては終了であるが、救急医療と

統合して継続

2.病院機能確保事業

[3]吉賀町、島根県および国との関連事業

[4] 建物整備事業

[5] 付帯設備更新事業

[6] 情報網整備事業

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206

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

33

健診事業の見直しと健康支援

(保健指導)体制の構築

継続

健康支援対策と名称変更して継続

34

健康支援(保健指導)サービス

の提供

継続

健康支援対策と名称変更して継続

35

「ストレスチェック・サービス」の

提供

継続

健康支援対策と名称変更して継続

36 CT,MRI検診体制の構築 終了 成果があまり見られず平成24年度にて終了

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

37 人材の定着対策 継続 人材確保及び定着、離職対策と名称変更して継続

38 人材確保対策 継続 人材確保及び定着、離職対策と名称変更して継続

39 人材育成対策 継続 継続

40 5者協定プラス1事業 終了 吉賀町まちづくり会議が発足したため終了

41 メンタルヘルス対策 継続 人材確保及び定着、離職対策と統合して継続

42 離職者防止対策プロジェクト 継続 人材確保及び定着、離職対策と名称変更して継続

43 看護業務補助対策 継続 看護業務補助と名称変更し継続

44 医師業務補助対策 継続 医師事務作業補助と名称変更し継続

45 病院奨学金制度 継続 奨学金制度と名称変更して継続

108

吉賀町まちづくり会議

(H24.3追加)

継続

地域情報発信の多様化の中に含め継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

46

安全・安心な療養生活環境の

整備

継続

安全・安心な療養環境の整備と名称変更して継続

47

安全・安心に働ける

職場環境整備

継続

職員福利厚生と職場環境の整備と名称変更して継

48

医療機器整備と

医療機器管理体制

継続

医療機器等の管理体制整備と名称変更して継続

49

被ばく低減施設認定取得 ⇒

簡易ソフトを利用した被爆低

への取り組みと技師教育

(H22.9変更)

終了

NDD法の成果が見られたので終了

50 医療情報システムの安全管理 継続 医療情報の安全管理と名称変更して継続

51

耐震補強工事中患者様の

安全確保

終了

耐震補強工事終了につき終了

52

院内感染対策マニュアル

の改正

継続

院内感染対策に統合して継続

53 転倒・転落のマニュアル作成 継続 医療安全対策に統合して継続

54

医療安全対策の知識の

向上・進化 システム化 研修

継続

医療安全対策に統合して継続

55

職員の健康診断の見直し

(特にツ反からQFTの導入)

継続

導入は完了したので終了であるが、職員福利厚生

と職場環境の整備と統合して継続

56 職員への啓蒙教育 継続 入職者研修の充実に名称変更して継続

[7] 検診事業

[8] 医療従事者確保対策事業

[9] 医療安全対策事業

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207

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

69

各部門における関係法令の

職員への教育と熟知

継続

法令の遵守と教育と名称変更して継続

70 医療情報システムの安全管理 継続 医療情報の安全管理と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

71

薬局(SPD)システムの

導入計画構築⇒ 導入の検討

を薬局内で行う

(H22.9変更)

継続

無駄の削減の一環として継続

72 新規医療機器等購入 継続 新規医療機器の導入と名称変更して継続

73 更新医療機器等整備 継続 医療機器の更新と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

57

臨床検査室:研修への参加。

(年3回)

継続

各部署院内外研修の充実に統合して継続

58 リハビリ室:臨床研究の実施 終了 計画完了につき終了

59 看護部:院内外教育の充実 継続 各部署院内外研修の充実に統合して継続

60

医事課:院内・院外の勉強会

・研修会への参加

継続

各部署院内外研修の充実に統合して継続

61

国際医療画像管理士の

資格取得

中止

計画中止

62

院内職員のBLS、ACLS他の

受講

継続

NPO法人六日市ECC協会との連携と名称変更して

継続

63

院内研修委員会における

職員研修内容の充実

継続

各部署院内外研修の充実に統合して継続

64

国家資格プラスαの資格取得

の奨励と支援

継続

資格取得への支援と名称変更して継続

[10] 医療質向上(教育・講習)事業

[11] 患者様サービス向上事業

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

65 患者満足度調査事業 継続 患者満足度調査、ニーズの把握に統合して継続

66

患者さまのニーズの

把握と活用

継続

患者満足度調査、ニーズの把握に統合して継続

67 ボランティアの受け入れと調整 継続 継続

68 療養環境整備 継続 継続

[12] コンプライアンスの遵守

[13] 医療機器等整備

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208

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

81

訪問リハビリ開設⇒

訪問リハビリの需要開拓

(H23.4変更)

継続

訪問リハビリテーションの充実に名称変更して継続

82 通所リハビリ検討 継続 通所リハビリテーションの検討に名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

83 介護療養型老人保健施設開設 終了 開設完了により終了

84

認知症専門老人保健施設or

小規模老人保健施設の開設

⇒介護療養型老人保健施設

の一般老人保健施設への

転換(H23.9変更)

終了

介護療養型の維持のため終了

85 業者・契約・使用量の見直し 継続 業者との契約内容の見直し検証と名称変更して継

86 人事考課制度の見直し 継続 給与体系・人事考課の見直しに統合して継続

87 後発薬品採用 継続 ジェネリック薬品への切替えと名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

88 平成24年度V6.0対応 継続 病院機能評価受審と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

89

交付税措置(不採算地区

病院1種)対応

継続

特別交付税措置への対応と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

74

看護基準(7:1看護)の

確保継続

継続

施設基準維持と新基準(改正)への準備と統合して

継続

75

平均在院日数(19日以内)の

堅持⇒平均在院日数(18日

以内)の堅持(H24.3変更)

継続

施設基準維持と新基準(改正)への準備と統合して

継続

76

看護必要度(15%以上)の

確保継続

継続

施設基準維持と新基準(改正)への準備と統合して

継続

77 急性期看護補助加算の取得 終了 取得完了につき終了

78

アメニティー(病室内専有

面積)の確保

継続

アメニティーの確保として継続

79

病床利用率の100%

(亜急性期)

継続

病床・居室利用率の向上に統合して継続

80

4Fを介護保険移行準備病棟

に機能転換

終了

転換終了により終了

3.病院機能健全化事業

[14] 増収対策事業(医療保険事業)

[15] 増収対策事業(介護保険事業)

[16] 経費削減対策

[17] 病院機能評価再認定事業

[18] 交付税措置対策事業

[19] 補助金対策事業

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209

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

90 国・島根県・吉賀町 継続 各種補助金への対応と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

91

病院全体での取り組み

(TQM実行

プロジェクトチーム)

継続

TQM活動と名称変更して継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

93

H22年度診療報酬改定の

検証と対応

終了

対応終了

94

H24年度診療報酬・介護報酬

同時改定の情報収集と対応

終了

対応終了

95 事務精度向上 継続 事務制度向上、管理の充実と名称変更して継続

96 加算項目管理 継続

各種加算項目の維持と新規算定への取り組みに統

合して継続

109

H24年度診療報酬・介護報酬

同時改定のの検証と対応(H2

4.3追加)

継続

診療報酬改定への対応と名称変更し継続

110

H26年度診療報酬改定の

情報収集と対応

(H24.10追加)

継続

介護報酬改定への対応と名称変更し継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

100

病棟稼働等状況表の利用継

続(看護部・地域連携室連携)

継続

稼働調整・入所待機者の確保と名称変更し継続

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

97

適切な広報活動を通じての

地域発信事業

継続

地域情報発信の多様化と名称変更し継続

98 社会医療法人協議会活動 継続

社会医療法人協議会活動としては終了であるが、

社会医療法人関連と統合し継続

99

保健・医療・福祉サービス

研究会セミナー発表

継続

各種セミナー発表と名称変更し継続

[20] TQM活動の推進事業

[21] 未収金対策事業

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

92

回収方法と管理を実行(D)

できる仕組みの再構築

継続

未収金回収対策と名称変更して継続

[22] 診療報酬請求管理事業

[23] 広報活動

[24] 病床の有効利用事業

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210

[25] 病床の有効利用事業

小分類

事業名(小分類)

事業

方針

理由

101

山陰合同銀行借入金計画

(H23年1月から新たに実施)

継続

山陰合同銀行との連携と借入金健全化と名称変更

し継続

102

資金繰り健全化計画

(H23年1月から新たに実施)

継続

山陰合同銀行との連携と借入金健全化と名称変更

し継続

103

B/S・P/L健全化

(H23年1月から新たに実施)

継続

会計基準の適正化と財務諸表の健全化と名称変更

し継続

104

税制優遇措置対応

(H23年1月から新たに実施)

継続

税法等法令順守と税制優遇制度への対応と名称変

更し継続

105

会計基準適正化対応

(H23年1月から新たに実施)

継続

税法等法令順守と税制優遇制度への対応と名称変

更し継続

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211

大分類事業項目 新規追加事業小項目

病院機能転換事業 外来機能

居宅介護支援事業所の運用

災害拠点病院への認定に向けた事業

病院機能確保事業 病院玄関の改修

院内内装改修

大浴場の改修

駐車場改修

トイレ改修

職員健康づくり対策

奨学金制度

六日市学園との連携

職員住宅の整備

通勤手段の確保

院内保育所の運営

新人看護教育の充実

介護福祉士実習施設の運用

病院機能健全化事業 地域医療介護連携の強化

診療報酬改定への対応

レンタル機器の見直し

保守料の検証見直し

人件費の検討

ホームページ運用

町内の学校との連携

病院サポーター制度の導入

退院支援

療養環境整備

遠隔画像診断システム参加

院内改善活動

(2)第三次中期事業計画遂行にあたって、新たに必要であると決定された事

隣接地へのヘリポート整備にあわせて、西中国地方の中心に位置する地域性

を生かし災害拠点病院の認定に向けての事業を開始する。患者さまへの利便性

の向上を目指し院内の設備の改修を新たな事業項目とし、職員確保の観点から

住宅の整備、通勤手段の確保も追加した。教育機関として充実を図るために六

日市学園との連携を進め、介護福祉士実習施設の運用も開始する。地域のニー

ズを把握するために病院サポーター制度を導入することとした。

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212

4444章章章章 法人法人法人法人のののの社是社是社是社是・・・・基本理念基本理念基本理念基本理念・・・・基本方針基本方針基本方針基本方針ならびにならびにならびにならびに中期目標中期目標中期目標中期目標

(1)法人の社是・基本理念・基本方針

社会医療法人石州会の理念の根幹は、憲法第25条の「すべての国民

は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を日本に住む誰にでも保

障する」という条文の遵守であり、その条文の忠実な実践のために創

立理念の3P 主義を社是として掲げてきた。また、その創立理念を根

幹として、平成15年に「六日市病院基本理念」「六日市病院基本方針」

を策定して、職員や患者さま及び地域住民に明示し、共通の目的達成

に努力している。その基本方針達成を目指す中で、平成21年 1 月に

特別医療法人から社会医療法人に移行、平成22年1月に地域医療拠

点病院の指定、平成23年11月には病院の一部を転換し、介護療養

型老人保健施設を開設した結果、六日市病院だけの基本理念・基本方

針ではなく、社会医療法人石州会の基本理念・基本方針に変更し現在

にいたっております。

≪社 是≫

3P 主義

1.Patient(患者様・入所者様第一)

2.Peace(安心・安全な医療、介護、看護の実践)

3.Progressive(日々医療技術・知識の研鑚に努め、地域医療介護に

貢献)

≪基本理念≫

患者様・利用者様第一の医療・看護・介護の実践と地域医療介護への

貢献

≪基本方針≫

1.患者様・利用者様ならびにその家族が安心し満足して療養生活を

していただけるよう日々援助いたします。

「医療・介護事業はサービスであり、患者様・入所者様の視点に

たったサービスの提供が重要である。そのために、患者様・入所

者様の要望を常に把握することに努め、患者様・入所者様の精神

的、経済的負担の軽減を日々考えて行動します。」

2.すべてのことに心くばりを行い、より良い環境を作ることに日々

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213

努力いたします。

「病院と施設を利用するすべての患者様・入所者様が納得できる

医療介護事業をおこなうことが重要であると考え、そのために、

患者様・入所者様の権利、尊厳を守り、いつも患者様・入所者様

の要望を聞く姿勢をくずさず、改善に努めていきます。」

3.社会医療法人としての役割を認識し、地域に求められる医療体制

を提供いたします。

「地域における公的な施設の役割として、公益性が高く、特に必な

医療(救急医療・僻地医療・予防医学)事業に積極的に参加し、

良質かつ適切な医療並びに介護を効率的に提供し、医療及び介護

提供の継続性を目指します。」

4.地域医療拠点病院として圏域の医療と介護を支えてまいります。

「地域医療の現状把握と住民の医療を確保する目的を自覚し、病院

ならびに近隣の医療従事者に対する教育・研修及び研究施設の提

供をしていくと同時に行政が行う医療・介護確保のために実施する

事業に対して協力をしていきます。」

≪各部門理念・方針≫

【診療部】

理念:患者さま第一の医療の実践と地域への貢献

方針:患者さまに満足していただける医療の提供をする

【診療協力部】

理念:心と力を合わせたチーム医療の実践

(心を込め、能力を出し合い、一丸となって最良の医療提供を担っていく)

方針:1.専門知識と倫理観をもって業務の提供に努めます

2.円満な人間関係と明るい職場づくりに努めます

3.自己啓発と教育に努めます

【看護部】

理念:患者様、入所者様の視点に立った看護・介護サービスを提供し

ます

方針:1.患者様、入所者様の健康の回復と維持につとめ安全・安心

で良質な看護・介護サービスを提供します

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2.質の高い看護・介護サービスを目指し、医療チームの一員

として一人ひとりが役割と責任を果たし、能力開発に努め

ます

【事務部】

理念:継続的な医療・介護の提供

方針:安定的な経営基盤(人・物・金)の確立

(2)法人の第三次中期目標(平成25年~平成27年)

1.地域のニーズに合わせた医療・介護を提供する。

・国、県、圏域の医療計画に沿った医療を提供する。

・圏域の2次救急施設(救急指定病院)としての役割を果たすた

めの整備を行う。

・県境を越えて運用するドクターヘリを有効に活用するための整

備を行う。

・介護療養型老人保健施設の特徴を生かしていく。

・地域の高齢者の特徴を分析し、柔軟性をもって施設の機能転換

を図っていく。

2.災害時の地域医療の拠点となるべく準備を行う。

・県の災害拠点病院の要件を満たすよう準備を行う。

・地域等で行われる防災計画作成ならびに防災訓練へ積極的に参

加する。

3.教育機関としての充実を図る。

・院内教育のさらなる充実を図る。

・院外からの研修を積極的に受け入れる。

(3)部門・室・部署の第三次中期目標(平成25年~平成27年)

地域における六日市病院・介護療養型老人保健施設六日市苑の必要性と

医療・介護提供の継続性の観点に立てば、今後とも医療・介護の質向上

活動を進めることが重要である。そのためには常に組織活動の改革が必

要となる。組織活動改革は、職員の努力だけではなく、組織の責任者が

理念と方針にもとづいた明確な目標を実施するという強い意思を所属職

員に明確に表明し、率先垂範することが重要である。また、所属職員が

その目標達成に向かって一丸となり、継続的に質向上の努力をすること

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なくして達成することはできない。その意味からも、各部門・各部署・

各室がその方針を明確にし、掲げた目標達成に向けて取り組み、成果と

して評価されることが重要であると考え、部門・部署・室の「中期目標」

を掲げていく。

≪診療部≫

中期目標:1.電子カルテ移行がスムーズに行くよう努力する

2.治療方針の決定をスピーディーに行う

3.一般病棟の入院患者数については46人を目安に入退院

を調整する

≪診療協力部≫

中期目標:1.すべてに対し、迅速かつ確実に対応する

2.「業務の見える化」により、安全で能率的な業務を確立す

3.情報や知識の共有化を図り、協働体制を推進する

4.自己研鑚に努め、職員教育や後進の育成を目指す

【薬 局】

中期目標:1.指示の熟読、十二分な監査で調剤薬の安全な提供

2.プレアボイドの実践

プレアボイドとは、患者の不利益(副作用、相互作用、治療効果不十

分など)を回避あるいは軽減すること

【診療放射線室】

中期目標:1.放射線技師業務における専門知識の向上

2.全機器の使用件数増加へのアプローチ

【臨床検査室】

中期目標:1.臨床検査を通じて地域と医療に貢献する

2.患者様の人格およびプライバシーを尊重し、信頼を得ら

れるよう心掛ける

3.使用機器の管理を怠らない

4.他部門との連携を図り、チーム医療に積極的に参加する

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【リハビリテーション室】

中期目標:1.短時間型通所リハビリテーションの準備・設立

2.訪問リハビリテーション対象地区を錦町へ拡大

3.言語聴覚士における介護予防事業の開始

4.施設訪問指導の開始

5.療養病棟担当者の配置

6.症例検討会、勉強会の実施

7.学会、研修会への参加、伝達講習会の実施

8.実習生受け入れ

【栄養管理室】

中期目標:1.患者さま、入所者さまの病態や状況を積極的に把握し、

個々に適する食事の提供を行う

2.より食事が楽しみになるよう食事形態や食材に工夫を行

3.非常食の配備を状況に応じて行う

4.セミナーや研修に積極的に参加する

【ME機器管理室】

中期目標:1.医療機器の性能・安全性を重視した最良の状態での提供

2.院内修理、点検、調整による修理コストの削減

3.医療機器の効率的運用

4.医療機器使用の技術、教育の支援

【歯科】(歯科衛生士、歯科助手)

中期目標:1.必要なことは迅速に対応する

2.時間を厳守する

3.数値化できる事柄は数値化し改善を図る

≪看護部≫

中期目標:1.看護の質の向上

2.組織、機能の強化・活性化

3.働き甲斐のある職場づくり

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217

【一般病棟(2F)】

中期目標:1.7:1看護を基本に効率的な病床運用を行う

2.多職種・地域と連携した退院支援を行う

【療養病棟(3F)】

中期目標:1.患者様一人ひとりを尊重し、倫理に基づく安心・安全な

医療・介護を提供する

2.倫理に基づく終末期の医療・看護の充実

【外 来】

中期目標:1.多職種間で連携を図り、目配り・気配り・心配りをして

患者様に対応する

2.個人のスキルアップを図る

【老人保健施設(4F・5F・西)】

中期目標:1.介護療養型老人保健施設として効率的な運用をする

・職種間の連携を取り効果的に活動する

・介護福祉士の実習施設として整備する

2.生活の場として癒しのある療養環境を整える

≪事務部≫

中期目標:1.人材の確保・教育

2.環境整備

3.健全な経営

【総務人事課】

中期目標:1.情報の共有

2.人材の育成・個人のスキルアップ

3.連携の強化

4.経費削減・補助金の活用

【財務経理課】

中期目標:1.基礎データの蓄積を行い、必要な指標を即座に提出でき

る体制をとる

2.正確で間違えのないよう、個人のスキルアップを図る

3.区分経理のレベルアップを図る

4.計画的な借入金により、資金繰りを健全化する

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【施設用度課】

中期目標:常にコスト Down に努め、何事にも問題意識を持って行動

する

【医事課】

中期目標:1.外来業務と入院業務の円滑な業務遂行

2.未収金回収に努める

3.診療報酬改定を正しく読み取り、増収に努める

≪医療安全推進室≫

中期目標:1.全職員の安全文化の構築

2.全職員の院内感染対策に対する知識の向上

3.防災訓練へ積極的に参加しマニュアルの作成に協力する

4.他部署とのコミュニケーションをとり情報の共有をする

≪地域医療介護連携室≫

中期目標:1.室員のスキルアップに関すること

2.吉賀町内の社会資源との連携に関すること

3.町外の関連施設との連携に関すること

≪中央病歴管理室≫

中期目標:1.業務分担の見直し

2.診療情報管理士・医療情報技師の育成

3.統計業務の見直し

4.電子カルテについて

・診断書、退院時サマリーの作成業務及び環境の整備

・病歴管理と電子カルテの共有及び環境整備

≪健康推進室≫

中期目標:1.地域の健康課題にあった健康支援ができる

2.職員への健康支援の充実を図る

3.職員メンタルヘルスの組織的対策を検討・実施

4.地域住民の心の健康増進への寄与

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≪企画調整室≫

中期目標:永続的な運営の確保、経営基盤の安定、地域における安定的・

公益的な医療および介護提供体制確保のため、事業の見直し、

計画の立案をする

≪改善推進室≫

中期目標:1.改善報告書提出の件数増加に努める

2.自発的な改善行動を目指す

3.TQM 活動(QC 活動)の再定着化を目指す

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220

計画

大分類No

1111

2222

3333

事業名(大分類)

機能転換事業機能転換事業機能転換事業機能転換事業

機能確保事業機能確保事業機能確保事業機能確保事業

機能健全化事業機能健全化事業機能健全化事業機能健全化事業

ⅠⅠⅠⅠ....大分類事業大分類事業大分類事業大分類事業

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

1 1111

1 2222

2 3333

2 4444

2 5555

2 6666

2 7777

2 8888

2 9999

2 10101010

2 11111111

3 12121212

3 13131313

3 14141414

3 15151515

3 16161616

3 17171717

3 18181818

3 19191919

3 20202020

事業名(中分類)

地域のニーズに合わせた医療・介護事業

災害拠点病院の整備事業

吉賀町、島根県、国との関連事業

診療報酬請求管理事業

経費削減対策事業

広報活動・開かれた病院づくり事業

各種交付税・補助金措置の対策事業

財務健全化事業

増収対策事業

職員教育推進事業

サービス向上推進事業

医療機器整備事業

コンプライアンス遵守事業

ⅡⅡⅡⅡ....中分類事業中分類事業中分類事業中分類事業

改善推進事業

病床・居室の有効利用事業

建物整備事業

付帯設備更新事業

情報網整備事業

人材確保対策事業

医療安全推進事業

5555章章章章 基本事業計画基本事業計画基本事業計画基本事業計画((((公益性公益性公益性公益性とととと永続性永続性永続性永続性をををを求求求求めてめてめてめて))))

(1)第三次中期事業計画事業項目

第4章の中期目標ならびに、第3章の(1)(2)の各事業項目の検討結果

から、第三次中期事業計画においては3つの大項目事業を第二次事業計画

から引き継ぎ、25の中項目事業を20の中項目事業に整理して最終的に

87の小項目事業を作成した。

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221

計画

大分類No

計画

中分類No

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

1 1 1111

1 1 2222

1 1 3333

1 1 4444

1 1 5555

1 1 6666

1 1 7777

1 1 8888

1 1 9999

1 1 10101010

1 1 11111111

1 2 12121212

1 2 13131313

1 2 14141414

2 3 15151515

2 3 16161616

2 4 17171717 病院玄関の改修

2 4 18181818 院内内装改修

2 4 19191919 大浴場の改修

2 4 20202020 駐車場改修

2 4 21212121 トイレ改修

2 5 22222222 エレベーター更新

2 5 23232323 電動ベッドの導入

2 5 24242424 放送設備更新

2 5 25252525 浄化槽取り壊し

2 6 26262626 電子カルテ整備

2 6 27272727 院内ラン整備

2 7 28282828 人材確保及び定着、離職対策

2 7 29292929 人材育成対策

2 7 30303030 職員健康づくり対策

2 7 31313131 奨学金制度

2 7 32323232 六日市学園との連携

2 7 33333333 職員住宅の整備

2 7 34343434 通勤手段の確保

2 7 35353535 院内保育所の運営

2 7 36363636 看護業務補助

2 7 37373737 医師事務作業補助

2 7 38383838 給与体系・人事考課の見直し

2 7 39393939 職員福利厚生と職場環境の整備

2 8 40404040 安全・安心な療養環境の整備

2 8 41414141 医療機器等の管理体制整備

2 8 42424242 院内感染対策

2 8 43434343 医療安全対策

2 9 44444444 各部署院内外研修の充実

2 9 45454545 新人看護教育の充実

2 9 46464646 介護福祉士実習施設の運用

訪問リハビリテーションの充実

通所リハビリテーションの検討

居宅介護支援事業所の運用

地域医療協力

健康支援対策

委託事業

救急医療

地域医療拠点病院

事業名(小分類)

一般病床・亜急性期病床

介護療養型老人保健施設(介護保険)

療養病床(医療保険)

外来機能

災害拠点病院への認定に向けた事業

ドクターヘリの運用

隣接するヘリポートの整備協力・運用

社会医療法人関連

ⅢⅢⅢⅢ....小分類事業小分類事業小分類事業小分類事業

Page 228: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

222

2 9 47474747 NPO法人六日市ECC協会との連携

2 9 48484848 入職者研修の充実

2 9 49494949 資格取得への支援

2 10 50505050 患者満足度調査、ニーズの把握

2 10 51515151 アメニティーの確保

2 10 52525252 退院支援

2 10 53535353 療養環境整備

2 10 54545454 遠隔画像診断システム参加

2 10 55555555 病院機能評価受審

2 11 56565656 新規医療機器の導入

2 11 57575757 医療機器の更新

3 12 58585858

3 12 59595959

3 13 60606060

3 13 61616161

3 14 62626262

3 14 63636363

3 14 64646464 稼働調整・入所待機者の確保

3 15 65656565

3 15 66666666

3 16 67676767

3 16 68686868

3 16 69696969

3 16 70707070

3 17 71717171

3 17 72727272

3 17 73737373

3 17 74747474

3 17 75757575

3 17 76767676

3 18 77777777

3 18 78787878

3 18 79797979

3 18 80808080 町内の学校との連携

3 18 81818181

3 18 82828282 病院サポーター制度の導入

3 19 83838383

3 19 84848484

3 20 85858585

3 20 86868686

3 20 87878787

各種補助金への対応

特別交付税措置への対応

山陰合同銀行との連携と借入金健全化

会計基準の適正化と財務諸表の健全化

税法等法令順守と税制優遇制度への対応

レンタル機器の見直し

保守料の検証見直し

ジェネリック薬品への切替え

人件費の検討

無駄の削減

地域情報発信の多様化

ホームページ運用

各種セミナー発表

ボランティアの受入れと調整

病床・居室利用率の向上

地域医療介護連携の強化

診療報酬改定への対応

介護報酬改定への対応

事務精度向上、管理の充実

未収金回収対策

業者との契約内容の見直し検証

TQM活動

院内改善活動

施設基準維持と新基準(改正)への準備

各種加算項目の維持と新規算定への取り組み

法令の遵守と教育

医療情報の安全管理

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223

一般病棟(7:1)42

一般病棟(7:1)42

一般病棟(7:1)42

亜急性8

亜急性8

亜急性8

西病

介護療養型

老人保健施設

34 西病

介護療養型

老人保健施設

34 西病

介護療養型

老人保健施設

34

110 110 110

154 154 154

264 264 264

3F60

60

5F

医療療養Ⅰ3F

60

2F

介護療養型

老人保健施設

医療療養Ⅰ

5F

3F

4F

60 5F

介護療養型

老人保健施設

2F

60 4F

介護療養型

老人保健施設

4F

介護療養型

老人保健施設

60 医療療養Ⅰ 60

介護療養型

老人保健施設

60

介護療養型

老人保健施設

60

H25/4

H26/4

診 療 報 酬 改 定診 療 報 酬 改 定診 療 報 酬 改 定診 療 報 酬 改 定

H27/4

介 護 報 酬 改 定介 護 報 酬 改 定介 護 報 酬 改 定介 護 報 酬 改 定

2F

病院計

老健計

合計合計

病院計

老健計

病院計

老健計

合計

計画

大分類No

1111

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

1 1111

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

1111 7777

2222 8888

3333 9999

4444 10101010

5555 11111111

6666 通所リハビリテーションの検討

救急医療

療養病床(医療保険)

一般病床・亜急性期病床

介護療養型老人保健施設(介護保険)

外来機能

訪問リハビリテーションの充実

居宅介護支援事業所の運用

地域医療協力

健康支援対策

委託事業

事業名(中分類)

地域地域地域地域ののののニーズニーズニーズニーズにににに合合合合わせたわせたわせたわせた医療医療医療医療・・・・介護事業介護事業介護事業介護事業

事業名(小分類) 事業名(小分類)

事業名(大分類)

機能転換事業機能転換事業機能転換事業機能転換事業

(2)機能転換事業

1.一般病床・亜急性期病床

2.療養病床(医療保険)

3.介護療養型老人保健施設(介護保険)

現在、稼働率はほぼ計画どおり維持できており、平成25年度以降中期事

業計画(3年間)での許可病床・居室数の変更予定はないが、平成26年

4月の診療報酬改定と平成27年4月の介護報酬改定による基準の変更及

び今後の看護スタッフ人員の動向によっては見直しも必要となる。

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224

社会医療法人社会医療法人社会医療法人社会医療法人 石州会石州会石州会石州会 組織図組織図組織図組織図

Page 231: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

225

第一週 第二週 第三週 第四週

AM

皮膚科

(島根大学)

PM

循環器内科

(島根大学)

循環器内科

(島根大学)

循環器内科

皮 膚 科

(島根大学)

AM

循環器内科

(島根大学)

循環器内科

(島根大学)

循環器内科

(島根大学)

PM

AM

PM

AM

眼  科

耳鼻咽喉科

(島根大学)

眼  科

耳鼻咽喉科

(島根大学)

眼  科

耳鼻咽喉科

(島根大学)

眼  科

耳鼻咽喉科

(島根大学)

PM

眼  科

(島根大学)

眼  科

(島根大学)

眼  科

(島根大学)

眼  科

(島根大学)

AM

眼  科

(島根大学)

眼  科

(島根大学)

PM

皮膚科

(島根大学)

AM

PM

整形外科

(山口大学)

漢方内科

(石見クリニック)

月曜日

火曜日

水曜日

呼吸器内科

(大谷医師)

【【【【外来標榜科外来標榜科外来標榜科外来標榜科】】】】

内科内科内科内科・・・・漢方内科漢方内科漢方内科漢方内科・・・・循環器内科循環器内科循環器内科循環器内科・・・・呼吸器内科呼吸器内科呼吸器内科呼吸器内科・・・・小児科小児科小児科小児科・・・・外科外科外科外科・・・・整形外科整形外科整形外科整形外科・・・・脳神経外科脳神経外科脳神経外科脳神経外科・・・・

皮膚科皮膚科皮膚科皮膚科・・・・泌尿器科泌尿器科泌尿器科泌尿器科・・・・眼科眼科眼科眼科・・・・耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科耳鼻咽喉科・・・・リハビリテーションリハビリテーションリハビリテーションリハビリテーション科科科科・・・・歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科歯科口腔外科

【【【【非常勤医師非常勤医師非常勤医師非常勤医師のののの外来診療予定外来診療予定外来診療予定外来診療予定】】】】

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度~~~~平成平成平成平成27272727年度年度年度年度    外来標榜科外来標榜科外来標榜科外来標榜科・・・・非常勤診療予定非常勤診療予定非常勤診療予定非常勤診療予定

整形外科

(山口大学)

土曜日

木曜日

金曜日

漢方内科

(石見クリニック)

整形外科

(山口大学)

漢方内科

(石見クリニック)

整形外科

(山口大学)

漢方内科

(石見クリニック)

4.外来機能

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226

5.訪問リハビリテーションの充実

吉賀町内の需要は現状で推移していくと予想されるため、岩国市(旧玖北

地区)への提供範囲の拡大を検討していく。そのための岩国市社会福祉協

議会との連携を図っていきたい。また、他施設の入居者への動作やポジシ

ョニング・嚥下などの評価を行い、個々の課題や問題点を把握し、他施設

スタッフに指導が出来るよう当院のセラピストを派遣していく。

6.通所リハビリテーションの検討

平成26年の診療報酬改定で算定超えでのリハビリテーションの提供が不

可能となることが予想され、医療から介護への早期シフトが望まれている。

通所リハビリテーションの必要性・採算性を計画的に検討し、方針を固め

ていきたい。

7.居宅介護支援事業所の運用

現在は認定調査のみの業務であるが、通所リハビリの開設や訪問リハビリ

の強化となるとケアプランの作成が不可欠となってくる。そのためには、

人材の確保が必要となり、その後にはと業務の見直しを行う。

平成 20 年度島根県保健医療計画

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227

具体的関連事業

地域医療協力事業

関連部署 契約書名 分類 契約先 所在地

総務課 バス運行に関する協定書 バスの運行 六日市交通有限会社 吉賀町

総務課

協力病院(協力歯科医療機関を含

む)承諾書

協力病院

介護療養型老人保健施

設六日市苑

総務課 基本協定 地域協定

社団法人コミュニティ

ネットワーク

東京(吉賀町)

総務課

島根大学医学部附属病院卒後臨

床研修プログラムに関する契約書

臨床研修医 島根大学医学部 出雲市

地域医療介護連携室 協力病院承諾書 協力病院 有限会社ひまわり 山口県周防大島町

地域医療介護連携室 協力病院委託契約書 協力病院 吉賀町社会福祉協議会 吉賀町

地域医療介護連携室 医療協力委託契約書 協力病院 有限会社ネクストライ 広島市西区

リハビリ室 業務委託契約書 指導助言 みろく苑 吉賀町

8.地域医療協力

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228

益田圏域の訪問施設・病院名

施設・病院名

1 益田地域医療センタ-医師会病院

2 益田赤十字病院

3 松ヶ丘病院

4 特別養護老人ホ-ム ますだハイツ

5 特別養護老人ホ-ム くしろ宝寿苑

6 益田市立特別養護老人ホ-ム 美寿苑

7 益田市立特別養護老人ホ-ム もみじの里

8 特別養護老人ホ-ム 雪舟園

9 グル-プホ-ム・小規模多機能ホーム あんず

10 グル-プホ-ム ひなたぼっこ 高津

11 グル-プホ-ム ひなたぼっこ 美都

12 居宅介護支援事務所 からおと苑

13 社会福祉法人梅寿会障がい者支援施設 ラポ-ル宝生苑

14 社会福祉法人梅寿会軽費老人ホ-ム コ-ポますだ

15 介護付き軽費老人ホ-ム あすかケアホ-ム

16 高齢者生活福祉センタ- ふれあいの園

17 津和野共存病院

18 特別養護老人ホ-ム シルバ-リ-フつわの

19 老人保健施設 せせらぎ

20 特別養護老人ホ-ム 星の里

玖北方面の訪問施設・病院名

施設名

1 特別養護老人ホーム 錦苑

2 グループホーム錦

3 介護老人保健施設 あさぎりの郷

4 岩国市社会福祉協議会錦支部

5 岩国市立錦中央病院

6 岩国市社会福祉協議会美川支部

7 特別養護老人ホーム 美川苑

8 松風荘

9 特別養護老人ホーム ヴィラ本郷

10 グループホーム本郷

11 特別養護老人ホーム 美和苑

12 障害者支援施設 陽の出園

13 岩国市立美和病院

14 岩国市社会福祉協議会美和支部

15 特別養護老人ホーム 楽寿苑

16 国立 岩国医療センター

17 岩国市医療センター医師会病院

18 いしい記念病院

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229

六日市苑健診 60

委託契約健診

平成25年度 各健診の想定件数(件)

個人健診

脳ドック、肺がん検診、

進学就職等健診、

各種健康診断書作成等

10

 国保人間ドック

原爆被爆者健診

職員健診

その他の事業所健診

(一般、雇入れ、特殊)

100

六日市学園学生健診 85

吉賀町役場職員健診 120

吉賀町学校教職員健診 80

事業所健診

こばと園(院内保育所)

園児内科健診

20

石州会健診

480

特定健診(国保、社保家族) 10

10

15

生活習慣病予防健診 60

月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

※ 委託契約健診の「結核健診」については、随時、申込み受付をして実施

※ 委託契約健診の「社保家族の特定健診」については、随時、申込み受付をして実施

※ 個人健診(脳ドッグ、肺がん検診、進学就職等健診、各種健康診断書作成等)については、随時、申込み受付をして実施

委託契約

健診

六日市苑健診

平成25年度 健診年間スケジュール

生活習慣病予防健診

原爆被爆者健診 原爆被爆者健診

事業所

健診

石州会

健診

生活習慣病予防健診

こばと園

内科健診

こばと園

内科健診

特定健診(国保)

 国保人間ドック(毎週金曜日に1名ずつ)

六日市学園学生健診

前期職員健診 後期職員健診

その他の事業所健診

(一般、雇入れ、特殊)

その他の事業所健診(一般、雇入れ、特殊)

吉賀町学校教職員健診

吉賀町役場職員健診

9.健康支援対策

平成25年度は電子カルテ導入により、健診事業業務についての大きな改

善が必要となる。このような状況においても地域の方々のニーズに沿った

健診の継続・構築ができるように、関係機関との協議を重ね業務改善に取

り組んでいく。

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230

具体的関連事業

委託事業

関連部署 契約書名 分類 契約先

医事課

吉賀町子ども等医療費助成事

業委託契約書

医療費助成 吉賀町

医事課

補装具の給付判定並びに補装

具の適合判定業務の委託

判定業務 島根県立心と体の相談センター

健康支援室 自殺予防対策事業委託契約 指導・助言 吉賀町

診療部 副作用等調査委託契約書 調査 大正富士医薬品株式会社

診療部

製造販売後安全管理(副作用・

感染症症例調査)契約書

調査 第一三共株式会社

診療部

製造販売後調査実施に関する

契約書

調査 旭化成ファーマー株式会社

診療部

ノルスパンテープ特定使用成績

調査実施契約書

調査 ムンディファーマ株式会社

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 萩市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 浜田市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 周南市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 津和野町

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 岩国市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 美郷町

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 益田市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 廿日市市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 安芸太田市

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 吉賀町

地域医療介護連携室 要介護認定調査委託契約 要介護認定調査 広島市

10.委託事業

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231

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

1 2222

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

12121212 14141414

13131313

災害拠点病院への認定に向けた事業

ドクターヘリの運用

隣接するヘリポートの整備協力・運用

災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院のののの整備事業整備事業整備事業整備事業

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

11.救急医療

鹿足郡内唯一の救急指定病院としての役割と社会医療法人の認定要件であ

る救急維持の観点から救急医療の重要性を再認識し充実に努める。

12.災害拠点病院への認定に向けた事業

13.ドクターヘリの運用

14.隣接するヘリポートの整備協力・運用

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232

災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院へのへのへのへの認定認定認定認定にににに向向向向けたけたけたけた事業事業事業事業

1111 災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院ととととはははは

地震、火災、津波、台風、噴火、テロなど大規模災害発生時に各地域の初

期救急の中心になる病院で都道府県が指定する。1995 年(平成 7 年)の阪

神淡路大震災時の反省をもとに、翌 1996 年の厚生労働省令で定められた。

原則として、24 時間対応できる設備、ヘリコプター発着場、医薬品の備蓄、

水や電気などライフラインの確保、耐震化構造などが必要条件になっている。

2011 年 7 月の時点全国で 618 病院(基幹災害拠点病院:57 病院、地域災害

拠点病院:564 病院)が指定されている。

しかし、現状は必ずしも充実しているとはいえない。厚生労働省による災

害拠点病院の整備基準では、耐震構造を求めている対象は救急診療を行う棟

だけとなっているが、一方で国は「建物すべての耐震化が望ましい」という

指針を示し、整備費の補助を行っている。2011 年の東日本大震災では、耐

震化が不十分だったために、地震による建物被害を受けた災害拠点病院もあ

った。また、津波と洪水については想定外であり、津波の被害を受ける恐れ

のある海抜の低い場所に立地している病院でも、災害拠点病院の指定を受け

ている。

また、災害急性期(おおむね発災後 48 時間以内)に活動できる機動性を

もつ、専門的な訓練を受けた災害派遣医療チーム(医師や看護師らで構成さ

れる)で、被災地での広域医療搬送、病院支援、域内搬送、現場活動などを

主な活動とする。

災害派遣医療チームは、DMAT(ディーマット)と呼ばれ、多くは 2005

年から災害拠点病院に配置されている。

(東日本大震災では、島根県からの要請により、六日市病院から1チーム

(DMAT ではないが)、宮城県に救護班(4 名)を派遣した。)

2222 災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院のののの要件要件要件要件およびおよびおよびおよび体制体制体制体制のののの整備整備整備整備

① 建物が耐震耐火構造であること。(六日市病院では平成22年度に工事済)

② 資器材等の備蓄があること。(水についてはペットボトルで 400 リットル分

を用意している。また、井戸を掘り自家発電でくみ上げられるように

計画している。)

③ 応急収容するために転用できる場所があること。

④ 応急用資器材、自家発電機、応急テント等により自己完結できること。

(外部からの補給が滞っても簡単には病院機能を喪失しないこと。)

⑤ 近接地にヘリポートが確保できること。(吉賀町が平成 25 年度から建設

開始)

Page 239: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

233

また DMAT の配置は、災害拠点病院の要件ではないが、DMAT の多くは

災害拠点病院に配置されている。六日市病院では島根県に養成研修受講希望

を提出している。

更に平成 22 年度から 3 年連続で当院医師 3 名が厚生労働省開催の「医師

救急医療業務実地修練」(3 日間全国研修会)に選出され、参加、終了して

いる。

3333 島根県島根県島根県島根県のののの災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院

2次医療圏 病院名 院内ヘリポート DMAT 救命救急センター

松江 松江赤十字病院 ○ 2 チーム ○

松江 松江市立病院 1 チーム

出雲 島根県立中央病院 ○ 2 チーム ○

出雲 島根大学医学部附属病院 ○ 1 チーム ○

隠岐 隠岐病院 ○

雲南 雲南市立病院

大田 大田市立病院

浜田 島根県済生会江津総合病院

浜田 浜田医療センター 1 チーム ○

益田 益田赤十字病院 1 チーム

島根県では、1医療圏に1か所の災害拠点病院の指定という原則は崩れ

ている。これは、東西に長く、離島・中山間地が多く、極めて深刻な医師

不足等、医療資源の低下が要因と思われる。

4444 ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポートについてについてについてについて

災害拠点病院は、現在の指定要件では、原則として病院敷地内にヘリポ

ートを有することとされている。しかし、平成 23 年度の調査では、回答の

あった 489 病院中、ヘリコプターの離発着が可能な病院は 356 病院であり、

そのうちヘリポートの位置が病院敷地内にある病院は 197 病院であった。

原則として病院敷地内にヘリポートを有することが望ましいが、設置が困

難な災害拠点病院も存在する。

へリコプターでの搬送においては、搬送先医療機関との調整、ヘリコ

プター運航に関わる機関との調整、ヘリポートへの患者搬送、天候による

フライト変更への対処など、さまざまな問題に適切に対応し、かつ、ヘリ

ポートへの患者搬送の時間を短縮するためには、病院敷地内にヘリポート

を設置すべきとの意見があった。

(平成 23 年 10 月に厚生労働省が発表した「災害医療等のあり方に関する

Page 240: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

234

検討会」の報告書)

東日本大震災後、災害拠点病院についての見直しが始まっている中、六

日市病院に隣接するヘリポートが設置でき、災害拠点病院として機能する

ことは、島根県にとって、吉賀町にとって、住民の安心安全を担保するも

のとして期待される。また、益田赤十字病院のロジスティック(後方支援)

機能を有する病院として、益田二次医療圏に病院敷地内(隣接)ヘリポー

トを有する六日市病院が、今後、災害拠点病院に指定してもらえるように

吉賀町が主体の隣接ヘリポートの整備に支援体制を構築する。

5555 東日本大震災東日本大震災東日本大震災東日本大震災をををを踏踏踏踏まえたまえたまえたまえた敷地内敷地内敷地内敷地内ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポートのののの必要性必要性必要性必要性

平成 23 年 10 月に厚生労働省が発表した「災害医療等のあり方に関する

検討会」の報告書において、東日本大震災後の対応の中で明らかとなった

問題に対して、災害医療体制の一層の充実を図る観点から、災害医療等の

課題と提案が示された。

その中でヘリポートに関しては、「敷地外のヘリコプター離着陸場からの

搬送では時間と手間がかかった」との報告があり、ヘリポートは病院敷地

内に設置するべきという意見があった。

これを受けて、六日市病院でも、救急医療や災害時に備えたヘリポート

建設に際しては「病院内敷地」にすることが望ましいと考える。

また、島根県には東部の鹿島町に「中国電力・島根原子力発電所」があ

り(島根原発と吉賀町との直線距離は 150km 以上ある)、これが福島原発

のような事態になれば、島根県東部の医療機関(30km 圏内に 27 病院ある)

やそのヘリポートの使用は不可能になり、県西部にヘリポートのある災害

拠点病院を備えておくことは、危機管理上必要であるとの認識から、今後、

島根県と協議していきたい。

災害拠点病院は、益田2次医療圏では益田赤十字病院が指定されている

が、海岸沿いの益田市においては、津波の可能性もあることから、中山間

地域の吉賀町に存在する六日市病院の役割が重要になると考える。

●以上の必要性を吉賀町及び吉賀町議会のご理解いただき、救急医療確保

ためのヘリポート及び、災害等有事の際のヘリポートとして、吉賀町が事

業主体となり、平成 25 年度から六日市病院西側の民有地にヘリポートの建

設に入る

Page 241: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

235

次の図面は、平成 25 年 1 月現在の素案である。

吉賀町は、「吉賀町まちづくり計画」及び「吉賀町地域医療計画」に基づ

く救急医療・地域の根幹と位置付けている施策としてヘリポート建設を発表

した。完成されれば運用の締結を結び、ドクターヘリについては六日市病院

が運用主体となり、一層の利便性が図られ、地域住民の命を救える可能性が

高まる。

平成 25 年度から工事に入るが、工事中の協力体制を構築し、運用に関し

て整備指針を構築していかなければならない。

6666 ERERERER 室建設室建設室建設室建設((((設置設置設置設置))))のののの検討検討検討検討

現在、救急車は正面玄関に着け、救急患者はストレッチャーでロビーを通り、

外来の救急処置室に運ばれる。

このことは、救急告示病院としては建物構造の致命的な欠陥であり、改善の

必要及び指導が以前から言われている。

そこで、災害拠点病院としては、日常の救急車が着く「ER 室」(救急救命室:

Emergency Room)の建設(設置)が必要になってくると思われる。

ER室の建物及び機器については、合計で約 2000 万円弱を見積もっている

が、自らが資金調達することとなるが、各方面の補助金がないか検討していく。

災害拠点病院に認可されてからのさまざまな補助金を利用していきながらこの

建設に着手していく検討に入りたい。

Page 242: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

236

計画

大分類No

2222

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 3333

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

15151515 16161616

事業名(中分類)

吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町、、、、島根県島根県島根県島根県、、、、国国国国とのとのとのとの関連事業関連事業関連事業関連事業

事業名(小分類) 事業名(小分類)

事業名(大分類)

機能確保事業機能確保事業機能確保事業機能確保事業

社会医療法人関連 地域医療拠点病院

これは、玄関の横から、現在の薬局の部分を「ER 室」に改装する計画

案ですが、これで良いかどうかの検討も必要になってくる

(3)機能確保事業

15.社会医療法人関連

社会医療法人認定は石州会の生命線であり、現在の認定要件である救急だ

けでなく、今後は災害拠点病院指定を目指す。

また、東日本税理士法人グループ(長英一郎先生の事務所)が主管として

活動している社会医療法人協議会に引き続き加盟し、中央省庁への交渉要

望や情報入手・研修会への参加等を通じて、今後も長英一郎先生との関係

を良好に保ち、社会医療法人制度の道筋を見極めていきたい。

Page 243: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

237

(地域医療拠点病院名:六日市病院)

遠隔医療等遠隔医療等遠隔医療等遠隔医療等のののの各種診療支援各種診療支援各種診療支援各種診療支援にににに関関関関することすることすることすること

番番番番 号号号号 区区区区 分分分分 内内内内 容容容容 支支支支 援援援援 (((( 派派派派 遣遣遣遣 )))) 先先先先 職職職職 種種種種

想定想定想定想定

人数人数人数人数

実施実施実施実施

計画計画計画計画

1

遠隔医療等の

各種診療支援

MRI診療支援

つわぶき医院

医療法人小笠原 小笠原医院

栗栖医院

好生堂和﨑医院

医療法人山藤整形外科医院

診療放

射線技師

40人 通年

地域地域地域地域のののの医療従事者医療従事者医療従事者医療従事者にににに対対対対するするするする研修及研修及研修及研修及びびびび研究施設研究施設研究施設研究施設のののの提供提供提供提供にににに関関関関することすることすることすること

番番番番 号号号号 区区区区 分分分分 内内内内 容容容容 支支支支 援援援援 (((( 派派派派 遣遣遣遣 )))) 先先先先 職職職職 種種種種

想定想定想定想定

人数人数人数人数

実施実施実施実施

計画計画計画計画

2 研修の提供

心肺蘇生講習

(ACLSコース)

六日市病院

NPO法人六日市ECC協会

医師

看護師

9人 年3回

3 研修の提供

心肺蘇生講習

(BLSコース)

六日市病院

NPO法人六日市ECC協会

医師

看護師

60人 年12回

4 研修の提供

心肺蘇生講習

(ACLS-EPコース)

六日市病院

NPO法人六日市ECC協会

医師

看護師

10人 年2回

5 研修の提供

心肺蘇生講習

(HSAEDコース)

六日市病院

NPO法人六日市ECC協会

医師

看護師

12人 年6回

6 研修の提供

心肺蘇生講習

(PALSプロバイダーコース)

六日市病院

NPO法人六日市ECC協会

医師

看護師

6人 年4回

7 研修の提供 救急隊員の病院実習

六日市病院

益田地区広域市町村圏事務組合

医師

看護師

3人 年1回

8 研修の提供

六日市医療技術専門学校

看護科非常勤講師派遣

六日市医療技術専門学校

医師

看護師

55人 通年

そのそのそのその他市町村他市町村他市町村他市町村がががが地域地域地域地域におけるにおけるにおけるにおける医療確保医療確保医療確保医療確保のためにのためにのためにのために実施実施実施実施するするするする事業事業事業事業にににに対対対対するするするする協力協力協力協力にににに関関関関することすることすることすること

番番番番 号号号号 区区区区 分分分分 内内内内 容容容容 支支支支 援援援援 (((( 派派派派 遣遣遣遣 )))) 先先先先 職職職職 種種種種

想定想定想定想定

人数人数人数人数

実施実施実施実施

計画計画計画計画

9 検診

1歳6ヶ月児、3歳児

歯科検診医師派遣

吉賀町 歯科医師 33人 年4回

10 検診 歯科検診医師派遣 吉賀町立六日市小学校 歯科医師 85人 年2回

11 検診 歯科検診医師派遣 吉賀町立蔵木小学校 歯科医師 27人 年2回

12 検診 歯科検診医師派遣 吉賀町立六日市中学校 歯科医師 54人 年2回

13 検診 歯科検診医師派遣 吉賀町立蔵木中学校 歯科医師 18人 年2回

地域医療拠点病院運営事業年間計画書地域医療拠点病院運営事業年間計画書地域医療拠点病院運営事業年間計画書地域医療拠点病院運営事業年間計画書

16.地域医療拠点病院

Page 244: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

238

地域医療活動支援地域医療活動支援地域医療活動支援地域医療活動支援にににに関関関関することすることすることすること

番番番番 号号号号 区区区区 分分分分 内内内内 容容容容 支支支支 援援援援 (((( 派派派派 遣遣遣遣 )))) 先先先先 職職職職 種種種種

想定想定想定想定

人数人数人数人数

実施実施実施実施

計画計画計画計画

14

遠隔医療等の

各種診療支援

MRI診療支援

岩国市立錦中央病院

本郷診療所

錦須川診療所

錦高根診療所

錦宇佐診療所

診療放

射線技師

30人 通年

15 検診

歯の健康教室

(歯科検診医師派遣)

吉賀町

(社会福祉法人双葉保育所)

歯科医師

歯科衛生士

46人 年2回

16 検診

歯の健康教室

(歯科検診医師派遣)

吉賀町

(社会福祉法人六日市保育所)

歯科医師

歯科衛生士

44人 年2回

17 保健事業 学校歯科医 吉賀町立六日市小学校 歯科医師 85人 通年

18 保健事業 学校歯科医 吉賀町立蔵木小学校 歯科医師 27人 通年

19 保健事業 学校歯科医 吉賀町立六日市中学校 歯科医師 54人 通年

20 保健事業 学校歯科医 吉賀町立蔵木中学校 歯科医師 18人 通年

21 保健事業 学校薬剤師 吉賀町立六日市小学校 薬剤師 85人 通年

22 保健事業 学校薬剤師 吉賀町立蔵木小学校 薬剤師 27人 通年

23 保健事業 学校薬剤師 吉賀町立六日市中学校 薬剤師 54人 通年

24 保健事業 学校薬剤師 吉賀町立蔵木中学校 薬剤師 18人 通年

25 保健事業

吉賀町健康づくり推進

会議保健師派遣

吉賀町健康づくり推進会議 保健師 - 通年

26 医師派遣

中学生・高校生合同

ロードレース大会の医師派遣

島根県立吉賀高等学校

吉賀町立吉賀中学校

医師 175人 年1回

27

介護保険地域

支援事業

骨粗鬆症及び

転倒予防教室

社会福祉法人

吉賀町社会福祉協議会

理学療法士 60人 年12回

28 カウンセリング

島根県立学校教職員

ストレスカウンセリング

島根県立吉賀高等学校

島根県立津和野高等学校

臨床心理士 - 年12回

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 4444

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

17171717 20202020

18181818 21212121

19191919

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

病院玄関の改修

建物整備事業建物整備事業建物整備事業建物整備事業

大浴場の改修

院内内装改修

駐車場改修

トイレ改修

Page 245: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

239

17.病院玄関の改修

玄関両側のストレッチャー・車イス用スロープは雨が入り、雪が溜まりや

すい。両側スロープが使用できない場合、階段を持ち上げている。したが

って真ん中にスロープを着けたい。

また、冬季に玄関が開くと院内に冷気が入り暖房が効かないため、エアー

カーテンを着けたい。

18.院内内装改修

2階~5階の病室・居室の壁が汚いため、全室塗り替えを行っていく。

19.大浴場の改修

30年が経ち天井の結露防止用金具が錆で劣化しており危険。また、カビも

有り結露用金具を取り外さないと危険である。

20.駐車場の改修

駐車場が狭く来院された患者さまの駐車場がない。駐車場を全体に見直し

どの様にするか検討する。

21.トイレ改修

和式のトイレがあるため、高齢者には使いづらい状況が発生しており、ま

たバリアフリー化をすすめていくためにもトイレの洋式化は必要と思われ

る。あわせて床面、壁の更新も行っていきたい。

療養環境・アメニティー及び利便性を考えて「病院玄関の改修」「院内内装改

修」「大浴場の改修」「駐車場の改修」「トイレ改修」の整備をあげているが、

現状の収支状況では、医療安全・法的整備を最優先として計画を立てている

ため具体的な整備計画は出来ていない。今後は、補助金等を活用しての整備

も視野に入れ情報の収集に努めたい。

Page 246: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

240

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 5555

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

22222222 24242424

23232323 25252525

事業名(小分類) 事業名(小分類)

事業名(中分類)

電動ベッドの導入

付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業付帯設備更新事業

エレベーター更新 放送設備更新

浄化槽取り壊し

22.エレベーター更新

30 年が経ち部品が打ち切りになり部品が悪く故障すると部品をオーダーメ

イドで作成しなくてはならなくなり時間が掛かり長く利用出来なくなる。

また、少しでも安く出来るように業者と折衝を行う。籠は現行のものを使

用し外装及び内装をする予定で予算として1,200万円を計上している。

(予定期間 10 月)

Page 247: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

241

年 新規導入数(台) 古いベッド数(198台) 問題点

H22 20 198

H23 40 158

H24 40 118

H25 40 78

H26 40 38

H27 38 0

過去3ヶ年ベッド導入後残りベッド数

年間でベッド柵の穴・ギャッジアップ不良・背板・キャ

スター不良などの不良が年間平均35台不良が出る。

H18

H19

H20

H21

H22

H23

H24

38

39

過去ベッド年間不良数

年間不具合数(台数)

33

34

35

36

37

23.電動ベッドの導入

電動ベッドは第二次中期事業計画の3年間で100台を計画的に更新した

が、30年以上使用した旧式ベッド110台が残っており、今後3年間で

計画的に全てのベッドを電動式ベッドに更新する予定で、総額687万7

000円を予算計上している。

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242

1 2011 ベッドが動く

2 2011 ベッドストッパー破損

3 2011 ベッドの柵不良

4 2011 ベッドの柵の穴不良

5 2011 ベッドキャスター不良 ID

6 2011 ベッドキャスター破損 ID1252

7 2011 ベッド キャスター不良 ID1018

8 2011 ベッドの背の板が破損

9 2011 ベッド ID1649 ハンドル破損

10 2011 ベッド ID1110 柵の穴不良

11 2011 ベッド キャスター不良

12 2011 ベッドのストッパー破損 3台

13 2011 ベッド 不良 ID1099・ID1135

14 2011 ベッドストッパーはずれ

15 2011 ベッド キャスター不良

16 2011 ベッドのキャスター不良

17 2011 ベッドキャスター不良

18 2011 ベッドキャスター不良

19 2011 ベッド柵のぐらつき

20 2011 ベッドキャスター2台不良

21 2011 ベッド柵の穴不良

22 2011 ベッドの足切断

23 2011 ベッドストッパー破損

24 2011 ベッドキャスター不良

1 2012 ベッドハンドルかたい

2 2012 ベッドキャスター不良

3 2012 ベッド柵破損

4 2012 ベッドストッパー不良

5 2012 ベッドストッパーはそん

6 2012 ベッドストッパー破損

7 2012 ベッドストッパー破損

8 2012 ベッド キャスター不良

9 2012 ベッド ストッパー破損

10 2012 ベッドストッパー破損

11 2012 ベッドキャスターはずれ

12 2012 ベッド柵挿入箇所不良

13 2012 ベッドキャスター不良

14 2012 ベッド柵穴不良

15 2012 ベッドネジ緩み

16 2012 ベッドキャスター破損

17 2012 ベッドキャスター不良

18 2012 ベッド不良 廃棄

19 2012 ベッド ID1441 キャスター破損

20 2012 ベッドのタイヤカバー2箇所はずれ ID1434

21 2012 ベッドギャジアップ出来ない ID1252

22 2012 ベッドキャスターはずれ ID1274

23 2012 ベッド柵の固定 マジックテープ

24 2012 ベッドキャスター不良

25 2012 ベッドのリモコン不良

26 2012 A3ベッドキャスター不良

27 2012 ベッド不良 ID1003・ID1106ベッド柵の穴不良

28 2012 ベッドストッパー破損

29 2012 ベッドキャスター不良

30 2012 A05 ベッドキャスター不良

31 2012 ベッドキャスター不良 ID1193

32 2012 ベッドキャスター破損

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243

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 6666

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

26262626 27272727

情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業情報網整備事業

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

院内ラン整備電子カルテ整備

24.放送設備更新

現時点では不具合はなく使用できているので計画的な更新は考えていない。

しかし、不具合が生じた時点では修理対応が難しく更新が必要であり、見

積もりや工事期間等の情報は取得しておく必要がある。

25.浄化槽取り壊し

隣接ヘリポートの建設に係る工事車両の通行個所に位置しており、この取

り壊しについては、ヘリポート建設計画と同時に行うことが望ましいため、

吉賀町と協議中である。

26.電子カルテ整備

平成25年6月1日より運用開始に向け準備中である。平成25年5月の

連休明けからリハーサルを開始する予定であり、同時にサーバーへの監視

業務研修も行って行きたい。平成25年8月1日からは介護システム・歯

科システムも運用開始予定である。

電子カルテの正常かつスムーズな運用の為に、企画調整室情報システム担

当が電子カルテシステム管理者となり指導・監視の業務を行っていく。

27.院内ラン整備

電子カルテネットワークを使用し、院内での文章等のデータ共有を目指し

ていきたい。院内ネットワークとインターネット環境を明確に分けた院内

ランの構築、職員へのセキュリティ関連の教育(情報漏洩防止等)、PCス

キルアップ研修等も定期的に行っていきたい。

Page 250: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

244

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 7777

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

28282828 34343434

29292929 35353535

30303030 36363636

31313131 37373737

32323232 38383838

33333333 39393939

人材確保対策事業人材確保対策事業人材確保対策事業人材確保対策事業

通勤手段の確保

職員福利厚生と職場環境の整備

奨学金制度

六日市学園との連携

職員住宅の整備

医師事務作業補助

給与体系・人事考課制度の見直し

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

看護業務補助

人材確保及び定着、離職対策

人材育成対策

職員健康づくり対策

院内保育所の運営

看護職員の確保

(単位:人)

年月日 法定人員

常勤

換算

看護師 准看護師 員数 看護師 准看護師

平成23年11月1日 26 33.0 10.4 22.6 3 - 3

平成24年4月1日 26 35.4 10.4 25.0 2 - 2

平成25年1月1日 26 32.0 8.4 23.6 4 - 4

平成25年4月1日 26 31.1 10.4 20.7 3 - 3

看護職員 (再掲)嘱託職員

28.人材確保及び定着、離職対策

29.人材育成対策

31.奨学金制度

32.六日市学園との連携

看護職員の確保

看護職員ならびに介護職員の高齢化が進んでおり、60歳以上の嘱託職員が

勤務し、労務を支えている。また、夜勤が行える看護職員が不足しており、

夜勤のできる看護職員を確保することが必要であり、介護療養型老人保健施

設の夜勤看護職員基準(看護職員配置41:1以上)を維持することが困難

になってきており、毎月の勤務表を作成するにあたり配置に苦慮している。

なお看護職員の年齢構成は50歳以上の看護職員が多く夜間勤務のできる看

護職員の育成にも時間がかかる。今後、定年による退職が進み人員不足に悩

まされ、併設施設である六日市病院でも共通の課題であると認識する。看護

師の確保を3ヶ年の計画では重点において看護師確保を最優先し、次世代の

看護職員の定着を促進することで、人件費率の低減も図られ、夜勤業務の負

担軽減、負担の分散化が行えると考えられる。

Page 251: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

245

介護職員の充実

(単位:人)

年月日 法定人員

常勤

換算

介護

福祉士

看護

補助者

介護福祉士

の割合

加算算定

人員数

員数

介護

福祉士

看護

補助者

平成23年11月1日 26 43.1 11.9 31.2 27.6% -9.65 11 1 10

平成24年4月1日 26 41.1 13.6 27.5 33.0% -6.95 11 1 10

平成25年1月1日 26 40.4 15.2 25.2 38.5% -5.00 11 2 9

平成25年4月1日 26 38.1 15.2 22.9 39.9% -3.85 10 2 8 平成25年度中に4名採用

平成26年4月1日 26 42.1 19.2 22.9 45.6% -1.85 10 2 8 平成26年度中に4名採用

平成27年4月1日 26 46.1 23.2 22.9 50.3% +0.15 10 2 8

サービス提供体制強化加算(Ⅱ) 6単位 常勤職員が75%以上 取得

サービス提供体制強化加算(Ⅰ) 12単位 介護福祉士が50%以上 

定期的な採用計画

(再掲)嘱託職員介護職員

介護職員の充実

介護職員も看護職員同様に高齢化が進んでおり、60歳以上の嘱託職員が4

分の1を占め労務を支えている。介護職員については、法定人員で26名以

上(6:1)の施設基準となっているが、それよりも手厚い(4:1)の介

護職員配置となっている。平成25年度から六日市苑では介護福祉士の実習

受入施設となるために準備を整えている。実習受入施設になることにより介

護の質の向上および人材確保を目指す。現在介護職員に対する介護福祉士の

占める割合は開設時より徐々に増え、40%に達しようとしている。介護福

祉士の占める割合が50%以上の場合サービス提供体制強化加算(Ⅰ)の算定

が可能となり、現在加算しているサービス提供体制強化加算(Ⅱ)より6単位

多く加算が取得でき、また介護の質の充実も図られることから、介護福祉士

の計画的な採用を積極的に行なう。また、実習受入施設として実習指導者を

育成するために、介護福祉士実習指導者の研修や、認知症をより深く理解す

るために、認知症介護実践研修(実践者研修)等の研修会に意欲的に参加し、

介護の提供に向けた職員教育制度の確立を目指します。

吉賀町においては、従前より活動していた「6者協定+社協」で始まったプロ

ジェクトを改変昇華する形で、新たに、平成23年5月に下記理念を基に

Page 252: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

246

「吉賀町まちづくり会議」を設置し、下記基本方針が定められました。

Page 253: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

247

数度の回を重ね、下記の7分野の区分を、整理統合し、7事業の優先事業が取

りまとめられ、その事業に六日市病院も積極的に参画する事になった。

その優先施策に参画するにあたって、六日市病院の役割も多岐にわたっている

が、病院機能を充分に発揮するには、ハード面はともかくとしても、最大の障

壁は医療介護従事者の確保であり、優先事業にも記載があるものの「人材の育

成」と「定住・雇用対策」が、今後の大きな問題であるとしてとらえている。

特に、今後の吉賀町における「福祉」「保健医療」に対して、吉賀町民が望む事

業を展開するに当たり、「医療介護従事者の確保」とりわけ看護師と介護福祉士

の確保が今後3年間の重要な課題となることは明白であり、即座に描けるのは、

親密な関係である六日市学園との連携強化である。

本計画は、平成25年度に検証が行われることが決定されており、石州会の第

三次中期事業計画の初年度である平成25年度において、下記の「医療介護従

事者確保対策について、協議テーブルに載せていきたいと考えている。

① 看護師確保

看護要員は、六日市病院組織が抱える人員でいえば最大であり、看護師の確保

は、病院が地域のニーズと厚生労働省及び島根県の厚生行政指針に沿った医

療・介護を提供するにあたって、必要不可欠である。当院においても、30数

年の歴史の中で、医師確保と並んで最も苦慮してきたところである。その解決

策の一つとして、当地域に吉賀町・島根県のご協力の基に、平成9年六日市学

園六日市医療技術門学校看護科が設立され、多くの看護師が育成され、卒業生

の多くも当院の看護師として採用されてきた事は周知の事実である。

又、六日市学園は、准看護師を看護師に養成する機関である事もあり、多くの

学生は、准看護師として、六日市病院に在籍し、看護師資格を目指している。

Page 254: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

248

当然、六日市病院も学園開設以来、看護師確保の観点から奨学金規程を整備し、

学生を支援してきたところであるが、吉賀町においても、地域における医療従

事者確保の観点から、「医療従事者等確保給付金」の制度を制定し、学生への支

援をしている。しかしながら、養成施設への支援は、国と島根県からの補助金

があるのみで、六日市学園の運営状況は、非常に厳しい現状にある。

現在の六日市学園の理事長は、石州会の理事長と同一ではあるが、経営母体と

しては、別法人であり、六日市病院との関係は、実習施設としての一部分の協

力と、非常勤講師派遣としてのみの協力であり、学園経営にあたっての財務支

援は全くなく、学園を正常に維持する為に、理事長の関連グループが、毎年「1

500万円から最大8千8百万円」の寄付をし続けており、累計で6億3千5

百万円超にものぼっている。因みに、学園開設は、六日市町(現吉賀町)の要

請を受け開設した経過もあり、総工費15億2千円余りの内、吉賀町(当時六

日市町)より4億1千万円の御寄付を頂き、残金11億超を重冨グループが寄

付をして、学園の開設がなされた。

看護師を確保する上で、最大の恩恵を受けている機関は石州会であり、今後と

も、学生確保に当たって、担当者が中国地方の養成機関を廻り、看護師の確保

に努めたとしても、中山間地域という地理的状況下では、効果は多くは期待で

きず、畢竟、六日市学園の存在を無視する事は出来ないのが現状である。

今回、石州会の中期目標を設定しその達成には、看護師の確保無くしては、全

うする事は不可能であり、現在の日本の経済状況の中で、今後も理事長のグル

ープからの寄付が、永続的に行われるか否かは、不透明な状況である。

その認識にたてば、今後、当地域と特に石州会に恩恵をもたらし続けている六

日市学園の永続的な存続が、六日市病院の運営にとって、必要不可欠な存在で

あるとの理解が必要であり、石州会においても、積極的に、何らかの協力体制

を築く必要が有ると思われる。

石州会本体も、「公立病院等」として、吉賀町・島根県・国の交付税措置や各種

補助金などの財務支援を受けている状況下では、当面、経済的支援は無理では

あるが、補完関係にある六日市学園が、当地域の看護師の養成に、孤立無援で

運営を余儀なくされている現況を鑑みれば、六日市学園の永続性の確保に向け、

吉賀町と島根県に訴え、諸制度の活用を検討し、六日市学園との連携の強化を

図る時期に来ていると考える。

Page 255: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

249

参考資料

社会医療法人石州会の看護技術者の確保のために、①社会医療法人石州会看護

技術職員奨学金②吉賀町医療従事者等確保給付金、③吉賀町社会福祉士等修学

資金が創設されている。

Page 256: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

250

石州会の奨学金貸与金額は、平成24年度は 2108 万円であり、平成22年度の

1.88 倍である。吉賀町の給付金・修学資金の給付・貸与総額は平成24年度で

1234 万円であり、平成22年度の 2.35 倍となっている。

*六日市病院所属看護師の50505050%%%%近くを、六日市学園卒業生が占めている。

准看護師・看護師確保のための年度別訪問回数

Page 257: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

251

② 介護福祉士確保対策

六日市病院においては、平成23年10月に、病院機能を転換する形で、医療

療養病床(120床)介護療養病床(39床)を地域にとって必要であると思

われた介護療養型老人保健施設(164床)として開設した。

当然、運営に当たっては、充分な知識と技術を習得した介護福祉士の確保が必

要であるが、量及び質とも、日々進化するその域に達していない。

それらを解決するにあたって、六日市学園は、近隣で同一の理事長である事も

あり、看護科においては既に、看護師養成の実習病院として機能していること

もある事から、今後の連携強化によって、介護福祉士の確保をとおして、質の

充実をも図っていきたい。

又、平成25年度より、六日市学園の介護実習施設として決定がなされ、次年

度に向け、平成25年1月25日に「介護実習施設会議」が六日市学園にて開

催され、その会議にも当院から担当者が既に5名出席しており、石州会の施設

基準が学園の学生と教官にとって、満足できる施設となるよう準備を進めてい

る。

これにより、開学以来の懸案解決事項となっていた学生と教員の大きな負担(六

日市学園の実習施設が島根県と山口県の広域にわたっている)が一部軽減され

ることになる。

又、島根県及び益田圏域から六日市学園に対して、強い要望が出されていた「地

域介護施設従事者に対する喀痰吸引の講習」を、学園が平成25年度から開催

するにあたって、その講師となる要件を満たす職員を養成(平成24年1月に

4名の看護師が県主催の指導者講習を受講・平成24年3月に6名の看護師が

石州会六日市苑において、当院の指導者により指導者講習を受講)してきてお

り、これら講師の派遣も、学園運営の一助になると想像される。

今後は、地域にとっても不足が予想される介護福祉士の確保の為に、六日市学

園看護科と同様に、介護科においても、強い補完関係を築き上げていく必要が

有ると考えている。

これら、介護福祉士の確保は、石州会のみならず、地域の関係諸施設にとって

も重大関心事である。特に卒業生の多くは、島根県内の施設に就職しており、

これらの人材を通してのネットワーク化もしやすく、今後も、吉賀町の強いリ

ーダーシップのもとに、学園機能の確保に向けて、石州会も協力関係を築いて

いきたい。

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252

参考資料1

六日市病院六日市病院六日市病院六日市病院・・・・六日市学園六日市学園六日市学園六日市学園とのとのとのとの関関関関わりについてわりについてわりについてわりについて

介護福祉介護福祉介護福祉介護福祉科科科科

1.六日市苑・六日市学園介護福祉科協議会の発足

平成24年10月30日 第1回開催

<設置の理念・目的について協議>

目的:六日市苑の新規実習受入れに対する資質向上を図る。

メンバー構成:

長尾看護部長 中村主任 実習担当介護福祉士 橋垣副施設長

岸田事務局長 岩本教務主任 介護福祉科教員2名 にて委員構成を

行う。

事務局は六日市病院におく。

開催:毎月第4水曜日15時からとする。

以降、11月27日、2月27日 と計3回開催

※詳細は別紙議事録をご参照願います。

2.平成25年度の実習受入れについて

25度は実習Ⅰのみ(1 年生)

前半 平成 25 年 11 月 5 日~11 月 8 日

後半 平成 25 年 11 月 11 日~11 月 14 日

3.六日市苑実習に関する要望事項

(1)「介護実習Ⅰ要項」を事前に手交するので、指導事項等詳細をご理解いた

だき指導をお願いしたい。

(2)実習指導者だけでなく、組織的な体制の上に、受け入れ及び指導をお願

いしたい。

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253

参考資料2

喀痰吸引研修事業実施喀痰吸引研修事業実施喀痰吸引研修事業実施喀痰吸引研修事業実施((((案案案案))))についてについてについてについて

第1号研修とし、

1 募集定員

1回の定員は、40人とし、年2回実施する。

2 実施期間

受講者の募集期間及び研修実施期間は、下記のとおりとする。

研修実施期間

募集期間

講義 演習 実地研修

1 回 5 月 6 月~7 月 8 月 取り扱わない

2 回 8 月 9 月~10 月 11 月 取り扱わない

※講義は 1 週 2 日~3 日間 1 日当たり 7~8 時間 演習は 2 日~3 日間

3 実施場所

(1) 講義

講義は、原則として六日市医療技術専門学校 講義室で行う。

(2) 演習

演習は、原則として六日市医療技術専門学校 演習室で行う。

4 研修講師 15名 (本学看護科教員 6 名、本学外部講師 1 名、六日市

病院からの

講師派遣 8 名)

※講義は本学教員にて対応、六日市病院の講師には以下の演習担当を依頼

する。

口腔内の喀痰吸引 5回以上

鼻腔内の喀痰吸引 5回以上

気管カニューレ内部の喀痰吸

5回以上

胃ろう又は腸ろうによる経管

栄養

5回以上

経鼻経管栄養 5回以上

救急蘇生法 1回以上

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254

人材定着・確保・育成対策

人材定着・確保・育成の対策として、奨学金の貸与を行っているが、平成16年度から

平成20年度の5年間での奨学金受給者23名のうち奨学金償還免除の卒後3年間を勤務

したのは3名(13%)であった。その大きな原因は、全額償還免除期間の3年を勤務し

なくても、卒後の勤務期間によって一部償還を免除していることにあると思われる。

よって、今後は償還免除期間3年を勤務できなかった場合は奨学金の全額返済とするよ

う運用を見直す。

入職者数(学生) 奨学金受給者数

(対入職者

数割合)

卒後3年以上

勤務者数

(対奨学金受

給者数割合)

HHHH16161616年入学年入学年入学年入学 5555人人人人 5555人人人人 100100100100%%%% 2222人人人人 ((((40404040%)%)%)%)

HHHH17171717年入学年入学年入学年入学 6666人人人人 2222人人人人 33333333....3333%%%% 0000人人人人 ((((0000%)%)%)%)

HHHH18181818年入学年入学年入学年入学 10101010人人人人 6666人人人人 60606060%%%% 1111人人人人 ((((16161616....7777%)%)%)%)

HHHH19191919年入学年入学年入学年入学 5555人人人人 5555人人人人 100100100100%%%% 0000人人人人 ((((0000%)%)%)%)

HHHH20202020年入学年入学年入学年入学 8888人人人人 5555人人人人 62626262....5555%%%% 0000人人人人 ((((0000%)%)%)%)

H21年入学 9人 6人 66.6%

H22年入学 10人 8人 80%

H23年入学 13人 11人 84.6%

H24年入学 12人 11人 91.6%

HHHH16161616年年年年~~~~20202020年年年年

合計合計合計合計

在学中(1年生)

13131313%%%%

奨学金支給者奨学金支給者奨学金支給者奨学金支給者

平成21年度以降は卒後3年未満または在学中のため合計から除外

勤務中

在学中(3年生)

在学中(2年生)

23232323人人人人 67676767....6666%%%% 3333人人人人34343434人人人人

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255

残業時間適正化について

過去3年の残業を比較してみると平成22年度に比べ平成23年度・24年度ともに大幅

に残業時間が増加している。

職員の安全衛生を考え、残業の適正化に努める必要がある。

また、下記表には含まれていないが、師長・課長クラスの管理業務以外の実務での業務負

担が大きく残業となっている現状があり、待遇改善を考える。

職員数 残業時間 職員数 残業時間 職員数 残業時間

4月 258 743:45 4月 258 939:45 4月 260 860:50

5月 257 777:30 5月 261 1039:45 5月 261 813:35

6月 257 743:15 6月 261 1143:45 6月 263 987:43

7月 257 696:30 7月 262 911:30 7月 262 971:20

8月 255 614:45 8月 260 857:15 8月 259 1182:25

9月 254 696:45 9月 259 1064:45 9月 262 1282:30

10月 252 646:45 10月 259 1079:00 10月 264 1492:15

11月 252 864:30 11月 256 1336:00 11月 263 1034:15

12月 250 719:45 12月 256 843:45 12月 260 1222:15

1月 249 780:30 1月 255 998:00 1月

2月 248 719:45 2月 254 895:45 2月

3月 248 966:00 3月 255 932:50 3月

合計 8969:45 合計 12042:05 合計

月平均 253 747:28 月平均 258 1003:30 月平均 262 1094:07

前年度同月より増加

平成24年度平成22年度 平成23年度

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256

職員住宅

NO 住宅名 戸数 間取り 定員 建築年 備考

1 院長住宅 1 一軒家 世帯用 H7

2 医師住宅B~H 7 一軒家 世帯用 S56 D・H棟リフォーム済

3 医師住宅I~K 3 長屋タイプ 世帯用 S56

4 医師住宅L~Q 6 3LDKマンションタイプ 世帯用 S62

5 A棟 32 シェアハウス式 単身用 S61 お風呂・トイレキッチン共同・1F倉庫に使用

6 B-1棟 10 1Kアパートタイプ 単身用 H4

7 B-2棟 10 シェアハウス式 単身用 H5 お風呂・トイレキッチン共同

8 B-3棟 10 シェアハウス式 単身用 H6 お風呂・トイレキッチン共同

9 アンフォーラ 12 ワンルームマンションタイプ単身用 H16

30.職員健康づくり対策

目標①:職員への健康支援の充実を図る

取り組み:

1)健診内容を見直し、再構築

2)受動喫煙防止・禁煙支援対策のための情報収集と準備・実施

3)B 型肝炎予防対策(予防接種)の実施

目標②:職員のメンタルヘルスに対する組織的な対策の検討と実施

取り組み:

1)部門別のメンタルヘルス対策

(部門会議における検討および安全衛生委員会会議における情報共有・検討)

2)職員間の接遇マナー・キャンペーンの実施

33.職員住宅の整備

職員住宅を希望する職員の増加に伴い、住居の確保が必要。また、現在あ

る住宅の老朽化に伴う改修(六日市医療サービス負担外の部分)も考慮必

要増築などはコストもかさむため、現状では補助金を活用しても困難。具

体的には近隣にある住宅を借り上げて行く方式を取る事になると思います。

また、医師住宅などの改修については状況によってはリフォーム等の取り

組みは必要になると思われます。金額的に大きな事業になるため、状況を

見極めて事業に取り組みます。

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257

34.通勤手段の確保

鹿足地域の公共交通機関が未整備のため職員通勤手段を独自に確保する

必要があり、社会医療法人石州会では運転課を配置、バスなど車での送迎

を行っています。

特に冬季には積雪があり冬季のみ送迎を希望する職員も少なくなく、職員

確保のため必要な事業となっています。

通勤路線

1 益田路線 益田市-(国道 9 号)-日原-(国道 187 号)-六日市病院

2 本郷路線 本郷町-(県道 69 号)-美川町-国道 187 号)-六日市病院

3 周南路線 周南市-(国道 315 号)-鹿野IC-(中国自動車道)

-六日市病院

・益田路線の委託(経費削減)

職員送迎での経費削減策として益田路線の委託を行い、人件費・車両購入

費の削減を行っています。

・送迎必要の把握

「無駄な送迎は行わない」を念頭に置いて必要最低限の活動を行うべく、運

転課では職員勤務体制や利用状況を把握して、必要な送迎を利用人数に合

わせた車で対応しております。そのため、職員勤務状況によっては送迎の

運行を変更しております。

※現在、周南路線については必要時のみ鹿野まで、本郷路線は錦町大野まで

送迎しております。また、必要な職員がいれば路線の増加延長も考慮致し

ます。

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258

院内保育所院内保育所院内保育所院内保育所のののの運営状況運営状況運営状況運営状況

・子育て世代の医療スタッフ確保及び定着のため、六日市病院では平成5年4月より

 六日市病院附属ごばと保育所を運営し、現在に至っている。

 保育士の安定的な確保と保育の質向上を図るため、平成18年4月より現在の委託

 先である㈱アイ・グランに保育業務を外部委託している。

 児童は、生後4か月の0歳児から就学前の10名前後で、その数は年によって変化

 している。平成25年度はじめは13名と予想する。

 24時間保育体制をとっているが、その対象者は現在のところいないという状況で、

 今後、病児保育も検討し、更なる子育て世代の支援に六日市病院として努めて

 いきたい。

・採算ベースにのらない不採算部門で、医療スタッフ確保及び定着のための奨学金

 制度と同類の質のものと理解しているので、赤字運営はやむを得ない。

平成22年度 平成23年度 平成24年度(予) 平成25年度(見込)

保育料収入 1,133,000 1,112,000 1,320,000 1,560,000

平均児童数 9.4 9.2 11.0 13.0

県補助金 1,931,000 1,346,000 1,352,000 1,352,000

収入計 3,064,000 2,458,000 2,672,000 2,912,000

委託費 13,275,360 13,563,014 16,000,000 16,800,000

その他経費 1,308,566 1,595,634 1,500,000 1,500,000

減価償却費 1,251,918 1,065,414 1,063,144 1,063,144

費用計 15,835,844 16,224,062 18,563,144 19,363,144

収支差額 △ 12,771,844 △ 13,766,062 △ 15,891,144 △ 16,451,144

35.院内保育所の運営

36.看護業務補助

現在2F一般病床では病棟クラークを配置し、現場での事務業務を行って

いる。また、3F療養病床では医事スタッフが看護師の事務作業の手伝い

をしている。老健については、事務部から入浴時の患者移送業務の応援に

行っている。今後は病院全体で業務軽減の対策を検討していく必要がある。

37.医師事務作業補助

平成24年度に2人体制とし25:1の医師事務作業補助体制加算を取得

できたが、業務の見直しにより現在は1人(50:1)体制となっている。

平成25年6月には電子カルテの運用が開始され医師の負担が増えること

が予想されるため、院内での教育・研修により医師事務作業補助ができる

人員を1人でも多く育てていきたい。

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259

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 8888

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

40404040 42424242

41414141 43434343

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

院内感染対策

医療安全対策

安全・安心な療養環境の整備

医療機器等の管理体制整備

医療安全推進事業医療安全推進事業医療安全推進事業医療安全推進事業

38.給与体系・人事考課の見直し

人事考課制度は導入後5年が経過し、賞与だけではなく定期昇給にも反映

させる仕組みが確立できている。今後は、部門・室ごとに評価項目の見直

しを行い、よりよい人事考課制度となるよう取り組んでいきたい。

39.職員福利厚生と職場環境の整備

優秀な人材確保のためには、給与体系・人事考課の見直しだけではなく、

職員の福利厚生・職場環境の整備は必要であるが、収支のバランスに大き

く影響するため慎重に検討し取り組んでいく。

40.安心・安全な療養環境の整備

平成23年11月の介護療養型老人保健施設開設に伴う療養環境整備工事

により、老健部分の最低限の整備は行われたが、今後は病院部門を含め、

看護必要度・医療必要度(医療区分・ADL)・要介護度等それぞれの病棟・

居室に合った環境の整備を検討していく。

41.医療機器等の管理体制整備

平成25年4月より臨床工学技士1名が入職し、ME機器管理室を管理す

る体制が整う。新卒者のため他施設で数ヶ月間に渡る研修を受け、臨床現

場で必要な知識・技術を習得し、管理体制を充実させる。当面の業務とし

て、機器貸し出し、修理点検の業務を行い、輸液ポンプや人工呼吸器をは

じめとした機器の中央管理を行うことにより、機器の故障による事故発生

防止、機器稼働率の増加などに努め、「常時貸し出し機器」に関しては医療

機器管理運営フローチャートに従って計画的に定期点検を行い安全な機器

を提供する。更に、修理点検の充実に努め経費の削減を目指す。職員の教

育としてはME機器の勉強会を設け、病院全体の機器の安全使用に努める。

また、医師の指導の下で呼吸管理業務に従事し、呼吸ケアチーム(RST)

にも参加し、チーム医療の実践を目指す。

Page 266: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

260

医療機器安全管理責任者 1名

臨床工学技士 1名

医療機器安全基礎講習会課程修了者 2名

機 器 名 保有台数 機 器 名 保有台数

BS測定器 15 患者監視装置 26

ウロダイナミック装置 1 スパイロメーター 1

大型吸引器 6 心電図検査装置 1

吸引器 80 超音波エコー装置 1

関節鏡システム 1 超音波心エコー装置 1

外科用X線装置 1 超音波ネブライザー 6

腹腔鏡、膀胱鏡システム 1 電気メス 1

麻酔管理装置 1 内視鏡システム 1

自動脈波検査装置 1 脳波検査装置 1

除細動器 1 麻酔器 1

除細動器(経皮ペーシングモニター付き) 1 誘導電位検査装置 1

シリンジポンプ 2 パルスオキシメーター 11

【臨時貸し出し機器一覧】

機 器 名 保有台数

輸液ポンプ 6

人工呼吸器 7

【医療機器勉強会開催状況】 開催回数

平成24年度 

人工呼吸器の取り扱いについて 2回

平成23年度

人工呼吸器の取り扱いについて 3回

AED(装置、使用)について 2回

平成22年度

人工呼吸器の取り扱いについて 2回

【医療機器修理費の推移】

平成22年度 2,689,075円

平成23年度 1,471,680円

平成24年度 709,193円

【ME機器管理室 人員配置】

【常時貸し出し機器一覧】

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261

中期目標  医療安全推進室 

役割役割役割役割 医療安全体制医療安全体制医療安全体制医療安全体制・・・・院内感染対策院内感染対策院内感染対策院内感染対策のののの確立確立確立確立をををを図図図図りりりり、、、、安全文化安全文化安全文化安全文化のののの構築構築構築構築をををを目指目指目指目指すすすす。。。。

運営方針運営方針運営方針運営方針

区分区分区分区分 数値数値数値数値

レベル3以上の

報告件数減少

1回/2ヶ月

1ヶ月100件

報告書からの改善報

告が50%以上ある

手順書手順書手順書手順書のののの

見直見直見直見直しししし

10件/年 以下

20件/月

各部署 1回/月

100%以上

1回/1ヶ月

2回以上

100%

1回/2ヶ月

年度内

1回/1ヶ月

開催回数

対策後の確認

研修回数

出席者数

*AHAのコースの受講

*事例検討

安全・安心・信頼

知識

技術

感性

情報共有

指差し呼称で守る

医療安全

医療安全について全部

門が共通認識を持つ。

RRTメンバーの育成

急変時前の発見でも対

応ができる

BLS

ACLS

PALS

CIC

RRTメンバー会議

*対策後の改善の確認

*KYTの実施(院内研修・病棟内)

・リスクカンファレンスの実施

現場のカンファレンスに参加

看護部研修

管理者研修

内部内部内部内部プロセスプロセスプロセスプロセス

のののの視点視点視点視点

・管理者会議の事例報

告と検討の活用

情報の共有と対策

感染に対する意識・知

識の向上

学習学習学習学習とととと成長成長成長成長のののの

視点視点視点視点

*感染の研修

・環境パトロール(院内巡回)

・ヒヤリハット、アクシデントレポート内容か

ら事例検討

感染の研修回数

出席者数

標準予防策の徹底

顧客顧客顧客顧客のののの満足満足満足満足

*KYTの実施(院内研修・病棟内)

・患者さまの安全参加

実施件数

報告件数

ヒヤリハット増加医療安全感性向上

*指差し呼称の徹底

 指差し呼称の習慣化

*研修会の実施

・院外、院内講師による講演

・報告書の分析と活用

部門間の業務連携 改善報告書件数

*手順書の見直し

・職員の意識改革

・手順・マニュアルの見直し

効率的な業務の改善

無駄・むら・無理を意識

した業務改善

報告書の内容により手

順書の整備

手順書通りに行うこと

ができる

手順書によるアクシ

デントの減少

全職員研修計画

1111....指差指差指差指差しししし呼称呼称呼称呼称のののの意義意義意義意義をををを周知徹底周知徹底周知徹底周知徹底しししし、、、、職員一人職員一人職員一人職員一人ひとりのひとりのひとりのひとりの医療安全医療安全医療安全医療安全にににに対対対対するするするする感性感性感性感性をををを高高高高めるめるめるめる

2222....標準予防策標準予防策標準予防策標準予防策のののの徹底徹底徹底徹底

安全な医療の提供

主主主主なななな成果成果成果成果戦略的目標戦略的目標戦略的目標戦略的目標 実績評価指表実績評価指表実績評価指表実績評価指表

状況報告書数

転倒転落事故減少

事故報告の減少

アクションアクションアクションアクション

医療事故

起きない

職場風土

42.院内感染対策

院内感染対策のマニュアルの見直しを定期的に行っていく。今後は、職員

全員を対象に標準予防策の定期的な教育・研修を行っていく。

43.医療安全対策

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262

7777月月月月 「「「「内服薬内服薬内服薬内服薬のののの準備準備準備準備のののの際際際際のののの指差指差指差指差しししし確認確認確認確認」」」」

8888月月月月 「「「「自己流自己流自己流自己流・・・・思思思思いいいい込込込込みみみみストップストップストップストップ、、、、手順書確認手順書確認手順書確認手順書確認」」」」

9999月月月月 「「「「指差指差指差指差しししし呼称呼称呼称呼称」」」」

10101010月月月月 「「「「大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫ですかですかですかですか????キャンペーンキャンペーンキャンペーンキャンペーン」」」」

11111111月月月月 「「「「声声声声かけかけかけかけキャンペーンキャンペーンキャンペーンキャンペーン」」」」

12121212月月月月 「「「「環境整備環境整備環境整備環境整備」」」」

1111月月月月 「「「「院内感染対策院内感染対策院内感染対策院内感染対策    手洗手洗手洗手洗いいいい」」」」

2222月月月月 「「「「確認確認確認確認のののの徹底徹底徹底徹底」」」」

ベッド柵の付け忘れや、部屋によって寒い部屋があり患者さまの体調にも影響があり、患者さ

まの療養環境にとってふさわしくないことが考えられたため、患者さまの周囲を整えること

(ベッド柵やカーテンによるプライバシーの保護)、感染対策のための室温と湿度の調整を行

うことをテーマとした。

病棟内でインフルエンザ・疥癬が発症し、他の患者さま、スタッフに感染する可能性が考えら

れたため、院内感染を防ぐためには、基本の手洗いが重要であるということ示すためにこの

テーマを選定した。

確認不足を原因とするアクシデントが病棟内でみられたため、基本に振り替えり、再度「確認

の徹底」をテーマとした。

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度    医療安全推進室月間医療安全推進室月間医療安全推進室月間医療安全推進室月間キャンペーンキャンペーンキャンペーンキャンペーン    テーマテーマテーマテーマ選定理由選定理由選定理由選定理由

昨月は、配薬時の指差し呼称をテーマとしたが、配薬時だけでなく、内服薬を準備する際にア

クシデントの原因があることが考えられたため、7月では内服薬を準備する際にも指差し呼称

を行うように、「内服薬準備の際の指差し確認」をテーマとした。

手順書を見なかったことや、慣れによって自己流で業務を行うことで、アクシデントにつなが

る事例がみられた為、自己流や思い込みを止め、疑問に思ったときなどには手順書を確認する

というテーマを選定し、手順書確認の重要性を病棟に促した。

6月、7月と「指差し呼称で確認」をテーマとしていたが、病棟にまだ指差し呼称の文化が定

着していないため、もう一度「指差し呼称で確認すること」をテーマとし、病棟に促した。

アクシデントの中には、スタッフ同士の声かけやコミュニケーション不足が原因という事例が

いくつかみられたため、スタッフが業務を助け合うことやコミュニケーションを図りアクシデ

ントを軽減すること、患者さまやご家族に積極的に声をかけることを理由に、「大丈夫です

か?キャンペーン」を行った。

昨月に続き、スタッフ同士の声かけ、コミュニケーション不足がみられるた。スタッフ同士が

声を掛け合い、お互いの業務をフォローすることで、アクシデントが軽減することが考えられ

るため、引き続き「声かけキャンペーン」を行った。

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263

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264

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265

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 9999

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

44444444 47474747

45454545 48484848

46464646 49494949

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

職員教育推進事業職員教育推進事業職員教育推進事業職員教育推進事業

各部署院内外研修の充実

新人看護教育の充実

介護福祉士実習施設の運用

NPO法人六日市ECC協会との連携

入職者研修の充実

資格取得への支援

院内研修計画院内研修計画院内研修計画院内研修計画((((プログラムプログラムプログラムプログラム))))

【平成25~27年度研修】

区区区区 分分分分 分分分分 類類類類 研研研研 修修修修 内内内内 容容容容 全全全全 回回回回数数数数 担担担担 当当当当 部部部部 署署署署 予予予予 定定定定 対対対対 象象象象 者者者者 備備備備 考考考考

必修 医療安全 医療機器研修 全4回 ME器機管理室 医師、看護師

必修 医療安全 医薬品研修(1) 全3回 薬局 医師、看護師 年3回開催、 3年間継続、 講師 : 小澤

必修 医療安全 医薬品研修(2) 全3回 薬局 医師、看護師 年3回開催、 3年間継続、 講師 : 松中

必修 医療安全 医療安全研修(1) 全3回 診療放射線室 医師、看護師 年2回開催、 3年間継続

必修 医療安全 医療安全研修(2) 全2回 診療放射線室 看護職、介護職 年3回開催、 3年間継続、 講師 : 高松、徳永

必修 医療安全 医療安全研修(3) 全2回 臨床検査室 看護師 年2回開催

必修 医療安全 医療安全研修(4) 全3回 リハビリテーション室

介護福祉士、看

護助手

年4回開催、 3年間継続

必修 医療安全 医療安全研修(5) 全3回 リハビリテーション室

介護福祉士、看

護助手

年12回開催、 3年間継続

必修 医療安全 医療安全研修(4) 全3回 リハビリテーション室

看護師、介護福

祉士、看護助手

年数回開催、 3年間継続、 講師 : 言語聴覚士

必修 感染対策 感染対策研修(1) 全4回 ICT 全職員対象

必修 感染対策 感染対策研修(2) 全4回 医療安全対策室 全職員対象

必修 感染対策 感染対策研修(3) 全4回 医療安全対策室 看護部

必修 感染対策 感染対策研修(4) 全4回 医療安全対策室 全職員対象

必修 接遇人権 接遇人権研修 全6回 研修委員会 全職員対象

任意 個人情報 個人情報研修 全4回 総務課 全職員対象

任意 オープンカンファレンス

六日市病院開院

記念基調講演

全1回 総務課 オープン

※職員は必修研修の内【医療安全(2単位以上)、感染対策(2単位以上)、接遇人権(1単位以上)】は必ず研修を受けてください。

※なお必要単位(5単位未満)が満たない者は、レポート提出対象者となります。(パートタイム勤務者の方も受講回数が満たない場合対象となります

研修委員会

44.各部署院内研修の充実

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266

六日市病院/六日市苑 教育検討会

段階別 研修名 研修のねらい

集合教育 社会医療法人石州会職員と①4月1日 研修委員会

(オリエンテーション) しての自覚を持つ新採用

病院・施設の概要を知り組織 途中採用 ②4月2日 看護部 講義室

の一員としての責任ある行動③4月3日 (教育検討会・各部署)

がスムースにできるようになる④4月4日

救急講習 BLS受講、救急の実践新採用 4月 島根ECC 講義室

(中途採用未受講者) トレーニングサイト

1年間の 看護業務を一年間行って安全H26年1月

   振り返り で確実なケアができたかの(GW)

振り返りができ、自己の看護新採用 H26年3月 教育検討会 講義室

観を持つことができたか、また (看護観レポート提出)        メンバー

今後どのように活かしていく

か考える

夜勤業務 夜勤業務に入る前の、心構卒後 6月

   について えが出来、安全な夜勤業務新採用 教育検討会 講義室

について、事前に知識が得8月  12月        メンバー

られる

注射の実際 看護手順に沿った、注射の施

行・方法が理解でき安全な実新採用 6月前期 教育検討会・各部署 講義室

践につなぐことができる       メンバー

看護の展開

①情報収集 事例を通して正しい用語を①新採用 5・6・7月

    の仕方 用いて正確な情報収集を記録検討会 講義室

②計画・立案 行い、計画・実施の流れが①②③卒後       メンバー

    と実施 わかり、実施へつなぐことが

③評価 できる

プリセプティ会 プリセプターの指導のもとに

報告・連絡・相談しながら新採用 9月 教育検討会

日常の業務の実施を行う(GW)        メンバー 講義室

ことができ、不安や今後のプリセプター会代表者

対策を立て意欲の継続を図る

嚥下の理解 嚥下のメカニズムを理解し、

患者の嚥下機能の向上に必要新採用 5月 教育検討会 講義室

な援助を学ぶ(ビデオ学習)リハビリ未定

呼吸ケア 呼吸の理解・体位ドレナージ

の方法を学び安楽なケアに新採用

6月教育検討会 講義室

つなげるリハビリ未定

吸引法8月

スキンケア 皮膚トラブル、褥瘡予防ポジシ新採用 10月 教育検討会 講義室

ョニング、創傷ケアの実際を学ぶ未定

リフレッシュ 職業人としての不安や看護につステップⅠ 8月

   研修 いて感じた事を振り返り参加者

同士の交流を深める

感染 根拠に基づいた感染の基礎知ステップⅠ~Ⅴ ①4月~6月 研修委員会 講義室

識を理解し実践に活かす②10月~12月

③H25年1月~3月

接遇 社会人・専門職業人としてのステップⅠ~Ⅴ ①H25年1月~3月 研修委員会 講義室

正しいマナーを身に付ける

医療安全 医療現場での安全が確保できるステップⅠ~Ⅴ ①~⑦

(予定)研修委員会 講義室

為の基礎的知識を習得する

院内研修プログラム

対象者 時  期 講  師 会  場 

(集合教育未受講者)

(島根県看護協会看護研修センター)

②4月 教育検討会   講義室

45.新人看護教育の充実 参考資料:平成 24 年度分

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段階別 研修名 研修のねらい

看護過程展開

①情報収集 事例を通して正しい用語を卒後2年を目安とし 7・8・9・10月

    の仕方 用いて正確な情報収集を ステップⅠを終了した者記録検討会 講義室

②計画・立案 行い、計画・実施の流れが7・8・9・10月       メンバー

    と実施 わかり実施へつなぐことが

③評価 できる

嚥下の理解 嚥下のメカニズムを理解し、

嚥下機能の向上に必要な援助ステップⅡ 5月 教育検討会 講義室

を学びリスク管理に役立てるリハビリ未定

 (VFのビデオ学習)

呼吸ケア 呼吸の理解・体位ドレナージの4月 教育検討会

(吸引法) 方法を学び安楽な呼吸ケアにステップⅡ 6月 教育検討会 講義室

つなげるリハビリ未定

スキンケア 皮膚トラブル、褥瘡予防ポジシステップⅡ 10月 教育検討会 講義室

ョニング、創傷ケアの実際を学ぶ(講師未定)

接遇 専門職業人としての正しいステップⅠ~Ⅴ ①H26年1月~3月 研修委員会 講義室

マナーを身に付け、患者を取

り巻く家族、多職種との関係を

作る

感染 根拠に基づいた感染の基礎知ステップⅠ~Ⅴ ①4月~6月 研修委員会 講義室

識を理解し実践に活かす②10月~12月

①針刺し事故による感染

②手袋の正しい使い方

③④その他の感染予防対策

医療安全 医療現場での安全が確保できるステップⅠ~Ⅴ 講義室

為の基礎的知識を習得する

①医療機器の使用法、点検法ステップⅠ~Ⅴ

②③医薬品の安全な使用方法 ステップⅠ~Ⅴ

④針刺し事故への啓蒙 ステップⅠ~Ⅴ補助者

⑤AED使用法と主導体制 ステップⅠ~Ⅴ補助者

⑥未定

⑥未定

プリセプターシップ研修 ステップⅢ参照

制度の活用 患者への看護の提供を正しく

看護必要度 評価するために理解し、実践、 ステップⅠ~Ⅴ

につなげる(ビデオ含む)

医療区分 実践を正確に把握し病棟稼働 ステップⅠ~Ⅴ

につなげる

介護保険 体制移行に向けての知識を ステップⅠ~Ⅴ

持ち実践に取り組む

リーダー研修 主体的行動がとれ、他者へ働き 参加者報告

かける行動・リーダーとしての

役割を学ぶ

新人に必要な継続教育とは

何かを考え、プリセプターの

役割、知識を学び、新人指導に

役立てる

人間関係・コミ 話を聞く際の大切な方法を

ニュケーション 知る事によりよい人間関係を

能力をつける 保てることを学ぶ②H26年1月 心理学科  講義室

准教授  富樫公一

対象者 時  期 講  師 会  場 

②5月 教育検討会   講義室

③④H26年1月~3月

(予定) 研修委員会

①4月~6月 (ME器機業者)

②③①4月~6月 (薬局)

④7~9月 (医療安全対策室)

⑤7月~9月 (〃    )

⑥7月~9月 (〃    )

⑦9月~12月 (〃    )

H26年3月 教育検討会  講義室

①4月   ②11月 2階講習修了者  講義室

①5月   ②12月 医事課予定  講義室

①6月   ②1月 地域連携室予定  講義室

ステップⅡの内容のねらいを理解し実践する ステップⅢ~Ⅳ ステップⅡと同じ

ステップⅢはチームリーダーの認識を持つ

ステップⅢ~Ⅳ 未定  講義室

(9月 島根県看護協会 )

プリセプター

シップ研修

ステップⅢ    (①12月島根県看護協会)

ステップⅡ~Ⅲ ②H26年3月 教育検討会①参加者  講義室

   (①12月島根県看護協会)

ステップⅢ~Ⅳ ①12月 広島国際大学

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270

※集合教育内容は、

  時期 ・ 内容の変更あり

 ☆患者の安全安楽を確認し、 基礎的看護技術を身につける

 ☆各部署で必要な看護技術を指導を受けながら実践する

 ☆チームナーシング体制のなかでメンバーとして助言を受け援助の意味を考えながら

   看護する

 ☆プリセプター制度の期間

 呼吸循環を整える援助技術  呼吸循環を整える援助技術   救命救急処置技術   呼吸循環を整える援助技術

  ・ 体温調整   ・ 酸素吸入 ・ 酸素ボンベの取り扱い    ・ 意識レベルの確認   ・ 止血法   ・人工呼吸器 装着患者への援助

 与薬の技術   ・ ショック前駆症状の観察  ・ 口腔、 鼻腔内吸引   症状生体機能管理技術   ・低圧持続吸引患者の援助

  ・ 経口薬  ・ 経皮外用薬  褥瘡管理技術    ・ フィジカルアセスメント   救命救急処置技術

  ・ 点滴静脈内注射 ・末梢血管確保、 抜去の管理   ・ 創傷処置  ・ 包帯法    ・ パルスオキシメーター  ・ 心電図モニター   ・死後の処置

 症状生体機能管理技術  与薬の技術   呼吸循環を整える援助技術   症状生体機能管理技術

  ・ バイタルサイン ・ 身体の計測  ・ 血糖測定   ・ 直腸内与薬 ・ 皮下注射(インスリン)    ・ 呼吸理学療法 ・ 体位ドレナージ   ・採血   ・十二誘導心電図

 感染予防の技術   ・ 中心静脈栄養    ・ 気管内吸引  ・ マッサージ   与薬の技術

  ・ 衛生的手洗い  ・ 防護用具 ・ 感染性廃棄物  救命救急処置技術   与薬の技術   ・皮内 ・筋肉内注射

 安全管理の技術   ・ BLS  ・ 救急カートの点検    ・ 輸血  ・ 麻薬投与患者への援助   ・麻薬投与患者への援助

  ・ 安全管理体制  ・ 患者誤認防止 ・ 暴露防止  症状生体機能管理技術    ・薬剤管理  ・ 輸液ポンプ、 シリンジポンプ

 安楽確保の技術   ・ 検体の取り扱い ・ 検査前中後の援助

  ・ 安楽な体位  感染予防の技術   診療介助処置技術

 褥瘡管理技術   ・ 無菌操作    ・ 中心静脈カテーテルの挿入 ・ 抜去の管理  ※看護技術習得のステップの

  ・ 褥瘡予防  安全管理の技術    目安として活用する。

  ・ 転倒 ・ 転落予防

   早めに習得する

  環境調整技術   食事援助技術 排泄援助技術 排泄援助技術

   ・ 快適な病床環境 ・ ベッドメーキング    ・ 経管栄養 ・導尿 ・ 膀胱留置カテーテル ・ 摘便 ・ ストーマー造設患者への看護

   ・ 臥床患者のリネン交換   排泄援助技術 活動休息援助技術 食事援助技術

  食事援助技術  ・ 食事介助    ・ 失禁患者の援助   ・ 浣腸 ・ 入眠への援助 ・食事指導

  排泄援助技術  ・ 排尿排便介助   活動休息援助技術 清潔衣生活援助技術

  活動休息援助技術  ・移乗 ・ 移送  ・ 体位変換    ・ 廃用性症候群の予防 安全管理の技術

  清潔衣生活援助技術 ・ 抑制

   ・ 清拭 ・ 洗髪 ・ 口腔ケア ・ 部分浴 ・ 陰部洗浄 安楽確保の技術

   ・ 整容 ・ 寝衣交換 ・ 入浴 ・ 身体的 ・ 精神的安楽の促進  ※1年間を振り返り、

  コミュニケーション技術   ・ ビジネスマナー コミュニケーション技術    不足している技術を強化する

受持ち患者の看護実践

≪生命徴候の変化を観察 ・ アセスメント ・ 報告ができる≫ ≪生命を守り、 回復を助ける援助ができる≫ ≪技術習得の過程≫

②、技術的側面

③、管理的側面

 病院主催の研修会 【医療安全、 接遇、 倫理など】    委員会主催の研修会 【シリンジポンプ ・ 輸液ポンプ、 記録、 褥瘡、 嚥下、 呼吸ケアなど】

看護技術習得強化

①、看護職員として必要な基本的姿勢と態度

1年目看護師教育研修全体像

4 ~ 2月

ローテーション研修

前・中・後期

6月3ヵ月研修評価

外来見学研修

新入職者のみ

8月新人ナース研修 卒後のみ

新入職者のみローテーション

8月 中期研修10月 6ヶ月研修評価

①説明

②演習

③コミュニケーション

④実践

⑤リフレクション

評価は

実践現場で行う

3月

最終後期研修

実践能力別段階教育制度

ステップ1 ステップ2 ステップ3 ステップ4 ステップ5

1、組織人、社会人としてマナーを身に 1、チームナーシングを理解し、メンバー 1、看護チームのリーダーとしての役割 1、看護チームのリーダーの役割と責任 1、看護組織の中の集団活動において

社会医療法人石州会看護部   つけることができる   の役割を果たすことができる   を認識することができる   を果たすことができる   専門性や役割を理解しリーダーと

2、患者の安全安心を確認し基礎的 2、看護過程を用いて、アドバイスを得 2、日替わりリーダー業務が実践できる 2、適切に状況を把握しリーダーシップが   しての役割モデルが実践できる

実践能力段階別教育一覧   看護技術が実践できる   ながら個別的看護が実践できる   とることができる

3、チームナーシングにおけるメンバー 3、事例研究を通して看護感を深める 3、看護実践の役割モデルとなることが

  の役割が理解できる   ことができる   できる

内  容 項  目

●看護ケア実践能力 ・部署で必要な知識を習得し看護実践に ・部署での主な疾患治療の標準的経過 ・一般的な知識と経験に基づいた知識を ・専門的知識・技術を活用して包括的看 ・知識は経験に基づき確実となり予測的

 いかせる。看護実践において報告連絡  を理解し看護に活用できる  統合させ看護実践することができる  護を実践することができる  に看護実践できる

適切な看護ケアを提 ・理論的・経験的  相談が適切にできる ・心身の異常な反応について報告し相談 ・直ちに治療を要するのか経過を見れば ・医療チームの中で看護師としての判 ・医療チームの中で看護師としての判断

供するための知識・  知識 ・対象の優先順位を考えた看護実践が  しながら対応できる  良いのか判断できる  断ができ意見がいえる  ができ意見ができる

技術を総合的に活用 ・判断力  できる ・看護技術は患者の状況に応じて変化さ ・個別的で効果的な看護技術が安全に ・患者・家族の本質的な問題を予測し看 ・看護技術に習熟し対象に応じて変化・

し、適切な判断のも ・安全で確実な技  ・基礎看護技術を正確に実践できる(手  せながら安全確実に提供できる  提供できる  護計画に反映できる  選択でき看護の質を向上させることが

とに看護を実践する  術 順 に沿った看護技術が提供できる  受け持ち患者の看護計画の立案・評価 ・チーム患者の看護計画とその評価 ・看護過程を踏まえた個別的ケアが実  できる

能力 ・看護過程の展開 ・情報収集が正確にでき患者の安全  修正ができる。また看護ケアは患者の  修正が行える  践でき看護の方向性が導き出せる ・あらゆる患者・家族の問題を予測し看

 能力  安楽を考えたケアが実践できる  状況、反応に合わせて実践できる ・倫理的ジレンマについて気づくことが ・カンファレンスを効率よく効果的に開催  護実践に反映できる

・倫理的知識 ・指導を受けながら受け持ち患者の看護 ・事例研究を通して「看護者の倫理綱領」  できる  し運営できる ・医師・多職種に患者の尊厳及び権利を

 計画の立案・評価・修正ができる  について考えることができる ・医師・他職種に患者の立場に立った意  尊重した発言できる

・「看護者の倫理綱領」が理解できる  見を述べることができる ・倫理的知識に基づいた患者・家族への

・倫理的ジレンマとそれへの対応につい  対応が実践できる

 て考えることができる

●マネジメ ント 能力 ・問題を認識し問題発生時は報告・相談 ・自分自身で解決可能か否か判断し必 ・自分で解決可能な問題はアドバイスを ・必要な情報を収集し関連部門との連携 ・必要な情報を収集し関連部門に働き

 する  ず報告できる  受けながら解決することができる  がとれる  かけ解決に導く

適切な看護ケアの提 ・問題解決能力 ・看護部及び部署の目標を理解している ・看護部及び部署の目標を理解し改善 ・部署の問題意識を持ち改善のための ・部署の患者全体を把握し適切に業務が ・部署内の状況を適切に把握し積極的に

供及び組織の目標 ・課題追求、実践 ・緊急時の連絡方法を理解している  や改革に協力できる  提案ができる  遂行できるよう働きかけることができる  改善しようとする

を達成するために  改革能力 ・援助を得て一定期間内にケアを完了す ・チームメンバーと協力して効率的に業 ・チーム内のケアが効率的に遂行できる ・緊急時の判断ができ報告・相談のもと ・部署の患者全体を把握し適切に業務が

看護師に求められる ・調整し組織化す  る  務を遂行できる  よう周囲に対し配慮できる  適切な対応ができる  遂行できるよう他部門に働きかける

役割や責任を遂行す  る能力 ・チームメンバーとして自立している ・緊急時は状況に応じて他社に援助や ・緊急時の状況把握ができ報告・相談を ・緊急事態を把握し適切に判断しスタッフ

る能力 ・危機への対応能  指導を求め対処できる  しながら対処できる  への指導支援ができる

 力 ・一定時間内にケアを完了できる ・業務内容に応じて優先度を見極め効 ・役割遂行のため看護師長・主任など関

・責務遂行能力 ・メンバーシップを理解し実践できる  率的にケアを実施することができる  係者と調整できる

・リーダーの役割を理解し業務を実践

 できる

●人間関係能力 ・患者家族に対して思いやりのある態度 ・患者家族の意向を正確に把握できる ・患者家族・スタッフと適切な関係で ・患者家族の反応に冷静に対応しコミュ ・患者家族の自己決定に積極的に関わ

 で接することができる ・部署内の医療チームで自分の意見が  コミュニケーションを図ることができる  二ケーションを図ることができる  り意思が尊重されるようコミュニケー

患者家族及び協働者 ・コミュニケーション ・自分の意見が言える  言える ・部署間においてアサーティブに自己 ・医療チームには看護部の一員として発  ションを図ることができる

との信頼関係を構築  技術 ・積極性がある。仕事に対して積極的に ・部署内及び他部署の職員と強調的に  主張ができる  言しアサーティブな意見交換ができる ・医療チームには看護の立場で発言しア

する能力アサーティブ ・アサーティブな  取り組んでいる  関わることができる ・医療チーム、会議など他部署との協働 ・活気ある集団作りをするために雰囲気  サーティブに意見交換することができる

なコミュニケーション  自己主張 ・礼節をわきまえた対応ができる ・患者家族の希望や意思を尊重した対応  業務に対して積極的に役割分担できる  や環境をよくする行動をとることが ・部署内の業務が滞りなく遂行されるよ

技術をとおして人間 ・積極的・協調的な ・規律性がある。就業規則、職場の規則  ができる ・患者家族・スタッフなど相手への尊重と  できる  う他部門との交渉・調整ができる

関係を築き上げる能力  行動・対象者の  を守っている。職場の風紀を乱すこと  配慮が行え、リーダーにアドバイスをうけ ・患者家族の意思を繰り返し確認し意向 ・患者家族の自己決定に積極的に関わ

 尊重  がない  患者家族の自己決定に関わることが  に添えるよう配慮できる  り意思が尊重されるように支援できる

 できる

●教育・ 研究能力 ・学習会や研修を通して自己の課題を明 ・院内で企画されている講演会、研修会 ・自己のキャリア開発に対し目指す方向 ・自己のキャリア開発に向け自発的に ・自己のキャリア開発に対して目指す方

 らかにすることができる  に自主的に参加できる  を持つ  講演会・研修会に参加できる  向を持ち計画を立て講習会・研修会に

看護の質を確保する ・自己研鑽する能力 ・決められた院内の研修に参加できる ・部署の事例研究に主体的に取り組める ・看護協会をはじめ院外で開催されてい ・研修の意欲があり自己の専門的知識  参加できる

ため看護職や看護学 ・教育・指導能力 ・疑問はそのままにせず解決していける ・部署の学習会に参加できる  る講演会・研修会に自主的に参加  技術を向上させている ・スタッフや学生の成熟度に応じた指導

生を育成する能力ま ・研究的取り組み ・部署で必要とされている知識技術は  できる ・メンバー個々の力量に応じた支援が  ができる

た社会のニーズに伴  自主的に学習する ・チームメンバーに指導的に関わること  できる ・専門分野の研修会に参加し伝達講習

い変化する看護サー  ができる ・他部署の学習ニーズを満たすための  ができる

ビスに対応するため ・部署の活動評価に対して研究的視点  学習計画の展開ができる ・主体的にケーススタディに取り組むこと

に自己研鑽や研究に  を持って参加できる  ができる

取り組む能力

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271

実践能力別段階教育制度

ステップ1

1、組織人、社会人としてマナーを身に

  つけることができる

2、患者の安全安心を確認し基礎的 1カ月 3カ月 6カ月 9カ月 12カ月

  看護技術が実践できる

3、チームナーシングにおけるメンバー

  の役割が理解できる

内  容 項  目

職場適応(4月) 日勤業務の自立(7月) メンバーシップの発揮 メンバーとして自立(12月) 夜勤業務開始(1月)

●看護ケア実践能力 ・部署で必要な知識を習得し看護実践に          (10~12月) 夜勤業務の自立(2月)

 活かせる

適切な看護ケアを提 ・理論的・経験的 ・看護実践において報告・連絡・相談が ・基本的看護技術を手順に沿っ ・指導を受けながら基本的看護 ・受け持ち患者の病態生理,治  ・受け持ち患者の全体像、その ・助言を受けながら問題を見つ

供するための知識・  知識  適切にできる  て安全に実施する方法を学ぶ  技術が手順に沿って安全に実  療方針がわかり意図的に情  時々の状況を把握し助言を受  けて患者に合わせた援助が

技術を総合的に活用 ・判断力 ・対象の優先順位を考えた看護実践が  ことができる  施できる  報収集し指導を受けながら  けながら必要な看護判断・実  できる

し、適切な判断のも ・安全で確実な技   できる ・日常業務の流れを学ぶことが ・助言を受けながら、援助の意   看護計画の立案、実施、評価  施・評価し次の看護に生かす ・夜勤業務の流れを学ぶことが

とに看護を実践する  術 ・基礎看護技術を正確に実践できる  できる  味を考えることができる  ができる  ことができる  できる

能力 ・看護過程の展開 (手順に沿った看護技術が提供できる) ・記録基準に沿って記録する方 ・指導者とともに日勤業務の実 ・受け持ち患者の看護目標をチ ・受け持ち患者の個別性を踏ま ・生命徴候の変化を観察しアセ

 能力 ・情報収集が正確にでき患者の安全安  法を学ぶことができる  践ができる  ームメンバーに伝達しケアの  えた患者家族への生活指導  スメントと報告ができる

・倫理的知識  楽を考えたケアが実践できる ・スタンダードプリコーションを知 ・指導者とともに記録基準に沿  継続をアピールできる  ができる ・看護過程に沿った看護記録が

・指導を受けながら受け持ち患者の看護  ることができる  って記録(フローシート・経過 ・助言を受けながら受け持ち患  できる 

 計画の立案・評価・修正ができる ・「看護者の倫理綱領」を学ぶこ  記録)ができる  者に必要な看護を判断・実施 ・スタンダードプレコーションを活

・「看護者の倫理綱領」が理解できる  とができる  評価できる  用することができる

・指導者とともに夜勤業務の実

 践ができる

●マネジメ ント 能力 ・問題を認識し問題発生時は報告・相談 ・病院及び看護部の理念と目標 ・配属部署の目標を知ることが ・事故発生時リーダーに速やか ・問題発生時、適切にリーダー ・患者の安全に配慮し積極的に

 する  を理解することができる  できる  に報告することができる  及び責任者に報告することが  事故防止に努めることができ

適切な看護ケアの提 ・問題解決能力 ・看護部及び部署の目標を理解している ・病院及び看護部の組織と機能 ・配属部署の特殊性を知ること ・チームメンバーと情報を共有し  できる  る

供及び組織の目標 ・課題追求、実践 ・緊急時の連絡方法を理解している  について理解することができる  ができる  リーダーに報告しながら行動 ・備品・設備の不備や不足に気 ・病院・職場のルールを守り看

を達成するために  改革能力 ・援助を得て一定期間内にケアを完了する ・医療人として守秘義務を遂行 ・報告.連絡.相談ができる  することができる  づき責任者に報告することが  護チームの一員として責任あ

看護師に求められる ・調整し組織化す ・チームメンバーとして自立している  できる ・困ったときにプリセプターに ・複数の患者の看護ケアの優  できる  る行動が取れる

役割や責任を遂行す  る能力 ・規定に沿って適切に医療機器、  相談できる  先度を考えて行動する ・夜勤の院内管理体制を知るこ

る能力 ・危機への対応能  器具を取り扱うことができる ・自分の健康管理ができる  とができる

 力 ・パソコン操作ができる ・決められた業務を時間内に実

・責務遂行能力 ・各種伝票の取り扱いを知るこ  施できるように調整する

 とができる

●人間関係能力 ・患者家族に対して思いやりのある態度 ・就業規則、職場規則を理解し ・院内教育研修に参加し、知識 ・適切な言葉遣いで、メンバー ・周りの状況に目をむけメンバー ・部署内、多職種とのコミュニ

 で接することができる  行動することができる  と技術を学び、自己の学習課  や多職種とコミュニケーション  と協力することができる  ケーションを適切にとること

患者家族及び協働者 ・コミュニケーション ・自分の意見が言える ・挨拶ができる  題を見つけることができる  を図ることができる ・カンファレンスなどで積極的に  ができる

との信頼関係を構築  技術 ・積極性がある。仕事に対して積極的に ・身だしなみを整えることができ ・困ったときプリセプターやメン  自分の意見を言うことができ

する能力アサーティブ ・アサーティブな自己  取り組んでいる  る  バーの協力を自ら求めること  る

なコミュニケーション  主張 ・礼節をわきまえた対応ができる  ができる

技術をとおして人間 ・積極的・強調的な ・起立性がある。就業規則、職場の規則

関係を築き上げる  行動  を守っている

能力 ・対象者の尊重 ・職場の風紀を乱すことがない

●教育・ 研究能力 ・学習会や研修を通して自己の課題を明 ・院内入職オリエンテーション ・院内教育研修に参加し知識と ・院内教育研修に参加し知識と ・院内教育研修に参加し知識と ・学習の成果を自らの看護実践

 らかにすることができる  ローテーション研修に参加し、  技術を学び、自己の学習課題  技術を学び、課題解決に向け  技術を学び、課題解決に向け  に活用し看護観として発表す

看護の質を確保する ・自己研鑽する能力 ・決められた院内の研修に参加できる  専門知識と技術を学ぶこと   を見つけることができる  て必要な情報を収集すること  て行動することができる  ることができる

ため看護職や看護学 ・教育・指導能力 ・疑問はそのままにせず解決していける  ができる  ができる ・ステップ2に向けて自己の看

生を育成する能力ま ・研究的取り組み ・部署で必要とされている知識技術は ・スキルアップ研修等に主体的  護実践能力を評価し課題を明

た社会のニーズに伴  自主的に学習する  に参加することができる  らかにすることができる

い変化する看護サー

ビスに対応するため

に自己研鑽や研究に

取り組む能力

社会医療法人石州会

実践能力段階別教育

    ステップ1   月間到達目標

新人看護師の研修については院内研修委員会以外にも、看護部を中心として基

本理念・基本方針を定め充実した研修に取り組んでいます。今後も新人研修の

充実に努め職員のスキルアップ、職員定着に繋げていく所存です。

49.資格取得への支援

看護師の資格を取得するために六日市学園に通う勤務学生に対して 206 万

円の奨学金制度、また地域の高校生に対して養成学校・養成施設に進学す

る人材に対して、各種奨学金貸付制度(返還免除あり)の募集を行ってお

ります。職員に対しても看護部では今後も認定看護師の資格取得の支援を

行うべく勤務体制や研修費用の支援を行う予定です。また、平成 25 年度か

ら介護福祉士養成のための施設実習受入を行い、地域に開かれた支援を行

っています。今後新たに、看護補助者に対して介護職員基礎研修(旧ヘル

パー2 級)の受講支援、医師事務作業補助者養成研修などを行う予定です。

その他にも現状通り、介護支援専門員資格取得支援、社会福祉士資格取得

支援など各種資格取得の支援行い、法人全体のスキルアップに努める所存

です。

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272

【【【【介護実習受入施設年度計画介護実習受入施設年度計画介護実習受入施設年度計画介護実習受入施設年度計画】】】】

平成25年度(実習区分Ⅰ) 実習指導者講習会受講者2名(年度内受講1名)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

事前 受入

  実習指導マニュアルの充実 打合 2名

平成26年度(実習区分Ⅰ) 実習指導者講習会受講者3名(年度内受講1名)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

事前 受入

打合 4名

平成27年度(実習区分Ⅰ) 実習指導者講習会受講者4名(年度内受講1名)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

事前 受入

打合 6名

平成28年度(実習区分Ⅱ) 実習指導者講習会受講者5名(年度内受講1名)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

事前 受入 事前 受入 事前 受入

打合 4名 打合 4名 打合 4名

46.介護福祉士実習施設の運用

平成25年度より介護福祉士実習受入施設として六日市医療技術専門学校

介護福祉科と契約を締結しました。介護療養型老人保健施設六日市苑では

初めての介護福祉士実習施設受入となるため、介護実習区分Ⅰを担当させ

て頂き、実習生2名の受入を予定しています。介護実習区分Ⅰの実習施設

の要件は介護保険法その他の関係法令に基づく基準を満たす施設又は事業

であって、介護福祉士の資格を有する者又は介護職員として3年以上の実

務経験を有するものが実習指導者であることが条件であり、六日市苑では

十分条件を満たしています。当初は介護実習区分Ⅱでの受入準備を進めて、

平成24年度に実習指導者講習会に1名受講し、受入れ体制を整えました

が、指導者以外でも携わりやすい介護実習区分Ⅰを施設全体で受入をする

ことで、介護職員の介護に対する意識ならびに知識の向上、介護技術、介

護サービスの充実、新規介護福祉士雇用促進が図られると考えられ、介護

職員の平準化により最終的には実習区分Ⅱの受入施設を目指します。

Page 279: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

273

【【【【介護実習施設介護実習施設介護実習施設介護実習施設のののの概要概要概要概要】】】】

【【【【介護実習介護実習介護実習介護実習ⅠⅠⅠⅠ】】】】

利用者の生活の場である多様な介護現場において、利用者の理解を中心とし、これを

併せて利用者・家族との関わりを通じたコミュニケーションの実践、多職種協働の実践、

介護技術の確認等を行うことに重点を置いた『実習施設・事業等(Ⅰ)』

『介護実習Ⅰの実習施設の要件』

・介護保険法その他の関係法令に基づく基準を満たす施設又は事業であって、介護福

 祉士の資格を有する者又は介護職員として3年以上の実務経験を有する者が実習指

 導者であることとする。

『介護実習Ⅰ実習指導者の資格』

・介護福祉士の資格を有する者又は3年以上介護業務に従事した経験のある者。

『受入学生数』

・実習施設・事業等が同時に受け入れることができる学生数は、実習指導者1人につき

 5人を限度とすること。

【【【【介護実習介護実習介護実習介護実習ⅡⅡⅡⅡ】】】】

一つの施設・事業等において一定期間以上継続して実習を行う中で、利用者ごとの介

護計画の作成、実施後の評価やこれを踏まえた計画の修正といった一連の介護過程

のすべてを継続的に実践することに重点を置いた『実習施設・事業等(Ⅱ)』

『介護実習Ⅱの実習施設の要件』

・介護福祉士の資格を取得後3年以上の実務経験を有する者であって、かつ、実習指

指導者を養成するために行う講習会であって厚生労働大臣が別に定める基準を満た

すものとしてあらかじめ厚生労働大臣に届けられたもの(以下「実習指導者講習会」と

いう。)を修了した者が実習指導者であること。

・実習における指導のマニュアルを整備するとともに、実習指導者を中核とした実習の

 指導の体制が確保されるよう、介護実習施設等における介護職員(常勤の介護職員

 とする。)の人数に対する介護福祉士の人数の割合が3割以上であること。

・介護サービスの提供のためマニュアル等が整備され、活用されていること。

・介護サービスの提供の課程に関する諸記録が適切に整理されていること。

・介護職員に対する教育、研修等が計画的に実施されていること。

『介護実習Ⅱ実習指導者の資格』

・介護福祉士として3年以上介護業務に従事した経験があり、かつ、厚生労働大臣が別

 に定める研修課程を修了した者。

『受入学生数』

・実習施設・事業等が同時に受け入れることができる学生数は、実習指導者1人につき

 5人を限度とすること。

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274

47.NPO法人六日市ECC協会との連携

職員に対しては、島根ECCトレーニングサイトの公式コースを利用して

の積極的なBLS・ACLS受講を促す。

また、中学生に対する「ハートセイバーAEDコース」が町内の全ての中

学生対象となれば、吉賀町教育委員会と協力し、NPO法人六日市ECC協

会と連携を図りながら病院としても参画していきたい。さらに、毎年4月下

旬に行われる「よしが夢花マラソン」にもNPO法人六日市ECC協会と六

日市病院との協力体制で救護班担当を担うことも吉賀町教育委員会と申し

合わされている。

48.入職者研修の充実

新人研修としてはまず、全体のオリエンテーションを行い、法人の全体像を把

握してもらうようにしている。その後各所属に分かれ OJT など新人研修を行

っています。また、新人看護師については専用のプログラムに則した研修を行

いる。

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275

基本理念・基本方針

地域の中での当院の役割

社会医療法人としての役割

病院としての位置づけ

地域の中での役割

奨学金について

病院機能評価について

災害対策(消防対策)

3 施設の概要等 病院・老健の共有部分等

4 規定・規則について 提出書類の確認

就業規則

寮の規則

親和会について

給与規定・社会保険など

医事課

TQM委員会

健康支援室

中央病歴管理室

地域医療連携室

図書室

7

外来

中央材料室(中材)

SPD

手術室

転倒、転落防止について

拘束について

医療事故防止と安全対策※3

10 感染対策について 感染防止について※4

11 ユニフォームの調整 ※看護部のみ

以下のものは院内研修の単位とみなされます。

※1個人情報に関する研修(任意)

9

医療安全管理について

※2接遇・人権に関する研修(必修)

※3医療の安全管理に関する研修(必修)

※4感染対策に関する研修(必修)

8 各部署の役割と

システムについて

1

社会医療法人石州会の理

2

・接遇教育※2

新入職員研修スケジュール

講義内容

6 各部署の役割と

システムについて

社会医療法人石州会の概

院内研修について

・個人情報保護法について※'

5

規定・規則について

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276

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 10101010

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

50505050 53535353

51515151 54545454

52525252 55555555 病院機能評価受審

アメニティーの確保

事業名(小分類) 事業名(小分類)

退院支援

療養環境整備

遠隔画像診断システム参加

事業名(中分類)

患者満足度調査、ニーズの把握

サービスサービスサービスサービス向上推進事業向上推進事業向上推進事業向上推進事業

平成22年度 平成23年度

目標数 回収率

外来 110 外来 101 95 106.3%

入院 79 入院 98 80 122.5%

入所 入所 48 65 73.8%

計 189 計 247 240 102.9%

平成24年度については現在調整中

アンケート回収総数 アンケート回収総数

50.患者満足度調査、ニーズの把握

患者満足調査を1年に1度行い、患者様のニーズの把握に努めております。昨年度は

前年度と比べてアンケート回収総数も増えより広く患者ニーズを把握する事が出来ま

した。

結果も接遇面、環境設備なども前年度を上回る満足度を得る事が出来ました。患者様

の声を直接現場に反映すべく、調査結果については執行部に報告の上、管理運営会

議に提出して各部署に配布致しました。またホームページに掲載して多くの方にも閲

覧できるようにしております。今後も患者満足度の調査を行い、患者ニーズを把握しよ

りよい法人運営に努めてまいります。

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279

51.アメニティーの確保

院長回診にて病棟での改善すべき箇所を見つけて、随時アメニティーを

よりよいものにしていく。

52.退院支援

多職種でのカンファレンスを行って、院内の意思統一を図るとともに、

面談により本人・家族等の意思・希望を考慮にいれながら、最適な退院

支援を行っていく。

53.療養環境整備

患者さまの視点にたって、各部署が協力して療養環境の整備に努めて

いく。

54.遠隔画像診断システム参加

平成24年地域医療再生補助金での「iPad」3台の導入が決定しており、

平成25年度ではこの「iPad」を益田地域医療センター医師会病院・益

田赤十字病院・岩国医療センターへ貸出し、画像表示端末として使用す

る予定。

55.病院機能評価受審

平成25年4月より新評価体系に病院機能評価が変わります。新たな病

院機能評価の枠組みと評価項目(機能種別版)にて運用が開始され、そ

の基本的な考え方は『認定の枠組みと運用の発展的変更』と、『評価内

容の重点化』となります。変更されるポイントは①病院の特性に応じた

機能種別を選択。②評価内容の集約・重点化により評価項目を削減。③

プロセス重視の審査。④継続的な質改善活動を支援。⑤その他の改定と

なります。【①病院の特性に応じた機能種別を選択】新たな病院機能評

価の枠組みでは、病院の特性に応じた5つの機能種別が設定され、一般

病院1・一般病院2・リハビリテーション病院・慢性期病院・精神科病

院の中から、当院の特性に見合った機能種別を選択します。【②評価内

容の集約・重点化により評価項目を削減】機能機種別版評価項目の評価

対象領域は、『患者様の視点に立った、良質な医療の実践』を評価する

姿勢を明確にし、評価対象を4つの領域に集約し選択した機能種別に基

づく評価項目にて審査を行います。V6.0の評価項目の中項目137

項目、小項目352項目から、機能種別版評価項目では中項目を88~

92項目に削減し、小項目も廃止されました。【③プロセス重視の審査】

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280

新たな病院機能評価の枠組みでは、病院の代表的な症例の患者様の診療

録を参照しながら、外来に来院され、入院、退院に至るまでの実際の経

過に沿って確認します。【④継続的な質改善活動を支援】認定期間中の

病院の質改善努力を確認し、必要な助言を行い改善活動の継続を支援す

るために、3年目に「認定期間中の確認」が行われます。期中の確認は『審

査』ではなく質改善を目的とした支援となります。【⑤その他の改定】

(1)機能種別版評価項目ではより評価項目の狙いを明確にするため、

小項目を廃止し、大項目、中項目の2階層となりました。(2)各中項

目の評点はS(秀でている)、A(適切に行なわれている)、B(一定の

水準に達している)、C(一定の水準に達しているとはいえない)の4

段階評価となります。Cと評価された項目のうち、問題の重要性、改善

の緊急性が高い項目は「改善要望事項」が付されます。このように新評

価体系に病院機能評価が変わります。良質な医療を効率的に提供するた

めには、組織で改善に取り組むことが重要で第三者評価を導入すること

で組織の活性化、職員の意識の向上といった効果が生まれます。V6.

0を受審したばかりですが、新体制を整えV7.0の中項目88~92

項目の検証を行い、必要に応じ改善を進めていく必要がある。

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283

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284

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

2 11111111

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

56565656 57575757

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

新規医療機器の導入 医療機器の更新

医療機器整備事業医療機器整備事業医療機器整備事業医療機器整備事業

平成平成平成平成25252525・・・・26262626・・・・27272727年度年度年度年度    3333ヶヶヶヶ年計画医療機器新規購入希望年計画医療機器新規購入希望年計画医療機器新規購入希望年計画医療機器新規購入希望リストリストリストリスト

請求部門 請求部署 新・更 品品品品        名名名名 規 格 個 数 金額金額金額金額((((税込税込税込税込))))

診療部 診療部 新規 経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液ポンプポンプポンプポンプ 2台 \214,200\214,200\214,200\214,200

リハビリ室 新規 Profhnd Profhnd Profhnd Profhnd ((((プロファンドプロファンドプロファンドプロファンド)))) MBR-107T4 3台 \90,000\90,000\90,000\90,000

薬局 新規 錠剤充填監査錠剤充填監査錠剤充填監査錠剤充填監査システムシステムシステムシステム Chronos 1式 \280,000\280,000\280,000\280,000

放射線室 新規 カセッテカセッテカセッテカセッテ型型型型DRDRDRDR装置装置装置装置 CALNEO-C 1式 \11,840,000\11,840,000\11,840,000\11,840,000

部署全体 新規 心電図心電図心電図心電図モニターモニターモニターモニター((((2222床用床用床用床用)))) 1台 \1,501,500\1,501,500\1,501,500\1,501,500

3F 新規 輸液輸液輸液輸液ポンプポンプポンプポンプ 3台 \378,000\378,000\378,000\378,000

部署全体 新規 点滴点滴点滴点滴スタンドスタンドスタンドスタンド 20台 \460,000\460,000\460,000\460,000

診療協力部

看護部

56.新規医療機器の導入

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285

平成平成平成平成25252525・・・・26262626・・・・27272727年度年度年度年度    3333ヶヶヶヶ年計画医療機器更新希望年計画医療機器更新希望年計画医療機器更新希望年計画医療機器更新希望リストリストリストリスト

請求部門 請求部署 新・更 品品品品        名名名名 規 格 個 数 金額金額金額金額((((税込税込税込税込))))

診療部 更新 内視鏡内視鏡内視鏡内視鏡システムシステムシステムシステム 1式 \4,515,000\4,515,000\4,515,000\4,515,000

診療部 更新 上部内視鏡上部内視鏡上部内視鏡上部内視鏡 1式 \3,000,000\3,000,000\3,000,000\3,000,000

診療部 更新 下部内視鏡下部内視鏡下部内視鏡下部内視鏡 1式 \3,900,000\3,900,000\3,900,000\3,900,000

リハビリ室 更新 コンビエアロバイクコンビエアロバイクコンビエアロバイクコンビエアロバイク 2100R 1台 \530,000\530,000\530,000\530,000

リハビリ室 更新 昇降式平行棒昇降式平行棒昇降式平行棒昇降式平行棒 KQ8640 1台 \395,000\395,000\395,000\395,000

検査室 更新 電子電子電子電子スパイロメータースパイロメータースパイロメータースパイロメーター SP-370 1台 \367,500\367,500\367,500\367,500

検査室 更新 血液保管庫血液保管庫血液保管庫血液保管庫 iO-45-S3 1台 \1,260,000\1,260,000\1,260,000\1,260,000

薬局 更新 自動散薬分包機自動散薬分包機自動散薬分包機自動散薬分包機 MBR-107T4 1台 \298,200\298,200\298,200\298,200

診療部

診療協力部

57.医療機器の更新

Page 292: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

286

計画

大分類No

3333

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 12121212

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

58585858 59595959

機能健全化事業機能健全化事業機能健全化事業機能健全化事業

事業名(大分類)

法令の遵守と教育 医療情報の安全管理

事業名(中分類)

コンプライアンスコンプライアンスコンプライアンスコンプライアンス遵守事業遵守事業遵守事業遵守事業

事業名(小分類) 事業名(小分類)

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 13131313

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

60606060 61616161

改善推進事業改善推進事業改善推進事業改善推進事業

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

TQM活動 院内改善活動

(4)機能健全化事業

58.法令の遵守と教育

関連法令の改正等については、すばやく対応できるよう各方面からの情報

収集に努め、院内研修委員会と連携し職員への周知と教育を行っていく。

59.医療情報の安全管理

従来は、医事のレセプトシステムの情報セキュリティ管理を行ってきたが、

電子カルテの導入によりネットワーク上でのPC台数とそれに関わる人数

が格段に増加するため、個々の意識向上のみならず情報漏洩に対する二重

三重のシステム構築が必要となる。

60.TQM活動

改善推進室では、第三次中期事業計画として掲げるTQM活動(QC活動)

の再定着化を目指す。そのために、取り組みを推進する実行委員のレベル

アップを行うとともに、QCサークルメンバーへの定期的な研修を行いボ

トムアップを図る。

61.院内改善活動

院内改善活動についても、QC手法を使いながら日々の改善行動を行える

よう勉強会も行い、病院および六日市苑のサービス・安全性・能率の向上

につなげていきたい。

Page 293: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

287

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 14141414

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

62626262 64646464

63636363

施設基準維持と新基準(改正)への準備

各種加算項目の維持と新規算定への取

り組み

増収対策事業増収対策事業増収対策事業増収対策事業

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

稼働調整・入所待機者の確保

62.施設基準維持と新基準(改正)への準備

63.各種加算項目の維持と新規算定への取り組み

一般病棟7:1入院基本料での人員基準(1.4:1)・看護必要度(15%

以上)・平均在院日数(18日以内)、医療療養病棟入院基本料Ⅰでの医療区

分2・3(80%以上)、介護療養型老人保健施設での認知症高齢者日常生活

自立度ランクⅣ+M(50%以上)等のデータを各部門・室で共有し基準維

持に努める。また、平成26年には診療報酬改正、平成27年には介護報酬

改正が控えており、基準の動向の情報を素早く入手し対応を検討していきた

い。

【療養強化型】の堅持

平成24年度の介護報酬改定では介護保険施設サービス費が見直され、六

日市苑では【療養強化型】へ平成24年4月に速やかに移行しました。算定

を開始したことで社会医療法人石州会の増収となっている。算定要件である

認知症高齢者日常生活自立度は著しい精神症状、周辺症状若しくは重篤な身

体疾患が見られ専門医療を必要とする認知症高齢者(Ⅳ+M)の占める割合が

0.5以上である。算定日が属する月の前3月間における入所者数は徐々に

50%に近付いており、3ヶ年での計画の中で堅持することが重要である。

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288

介護療養型老人保健施設 六日市苑 認知症高齢者日常生活自立度

【直近3ヶ月】 (単位:人)

H24.4 H24.5 H24.6 H24.7 H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近

3ヶ月

H24.2~

H24.4

H24.3~

H24.5

H24.4~

H24.6

H24.5~

H24.7

H24.6~

H24.8

H24.7~

H24.9

H24.8~

H24.10

H24.9~

H24.11

H24.10~

H24.12

H24.11~

H25.1

---- 4.0 3.7 3.7 3.7 4.7 4.7 4.3 4.0 4.0 4.0

ⅠⅠⅠⅠ 10.0 7.3 5.3 4.7 6.0 7.7 8.7 9.3 9.0 9.0

ⅡⅡⅡⅡ 0.7 1.0 1.0 1.0 1.3 2.0 3.3 4.7 6.7 8.0

ⅡⅡⅡⅡaaaa 22.7 20.0 16.7 13.3 12.7 12.7 13.0 13.7 14.0 13.7

ⅡⅡⅡⅡbbbb 4.3 8.0 11.0 13.7 13.0 12.7 12.3 12.3 13.0 13.7

ⅢⅢⅢⅢ 1.7 3.0 3.3 3.7 3.7 3.3 3.3 2.7 3.0 3.7

ⅢⅢⅢⅢaaaa 7.7 10.7 13.7 17.3 18.3 18.3 18.0 17.3 16.7 16.3

ⅢⅢⅢⅢbbbb 2.3 1.7 1.3 1.0 1.3 1.7 2.0 2.0 2.0 2.0

ⅣⅣⅣⅣ 55.7 58.3 59.0 60.7 61.7 62.7 62.3 61.0 60.7 61.3

MMMM 35.7 31.0 26.7 23.7 23.7 23.0 22.3 21.3 20.7 19.3

Ⅳ+MⅣ+MⅣ+MⅣ+M 91.3 89.3 85.7 84.3 85.3 85.7 84.7 82.3 81.3 80.7

入所者入所者入所者入所者 144.7 144.7 141.7 142.7 146.3 148.7 149.7 148.3 149.7 151.0

割合割合割合割合 63.1% 61.7% 60.4% 59.1% 58.3% 57.6% 56.5% 55.5% 54.3% 53.4%

介護療養型老人保健施設 六日市苑 認知症高齢者日常生活自立度

【実績】 (単位:人)

H24.4 H24.5 H24.6 H24.7 H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

---- 5 2 4 5 5 4 4 4 4 4

ⅠⅠⅠⅠ 8 3 5 6 7 10 9 9 9 9

ⅡⅡⅡⅡ 1 1 1 1 2 3 5 6 9 9

ⅡⅡⅡⅡaaaa 23 15 12 13 13 12 14 15 13 13

ⅡⅡⅡⅡbbbb 5 15 13 13 13 12 12 13 14 14

ⅢⅢⅢⅢ 2 4 4 3 4 3 3 2 4 5

ⅢⅢⅢⅢaaaa 7 17 17 18 20 17 17 18 15 16

ⅢⅢⅢⅢbbbb 2 1 1 1 2 2 2 2 2 2

ⅣⅣⅣⅣ 58 61 58 63 64 61 62 60 60 64

MMMM 33 23 24 24 23 22 22 20 20 18

Ⅳ+MⅣ+MⅣ+MⅣ+M 91 84 82 87 87 83 84 80 80 82

入所者入所者入所者入所者 144 142 139 147 153 146 150 149 150 154

割合割合割合割合 63.1% 59.1% 58.9% 59.1% 56.8% 56.8% 56.0% 53.6% 53.3% 53.2%

※算定要件(介護保健施設サービス費Ⅱ)

次のいずれにも該当する場合

 ①算定日が属する月の前12月間における新規入所者の総数のうち、医療機関を退院し、入所した者の占める割合から自宅等から

   入所した者の占める割合を減じて得た数が0.35以上であること。

 ②算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、喀痰吸引若しくは経管栄養が実施された者の占める割合が0.2以上であり、

かつ著しい精神症状、周辺症状若しくは重篤な身体疾患が見られ専門医療を必要とする認知症高齢者の占める割合が0.5以上

であること。

【療養強化型】を堅持するためには、ご利用者様77名以上がⅣまたはMに

該当しなければならなく、今後は毎週水曜日に行われている入所審査会等で認

知症高齢者日常生活自立度の動向を注視し、算定要件を満たすよう連携する。

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289

【療養強化型】を堅持するための要件として、算定日が属する月の前3月間

における入所者のうち、喀痰吸引若しくは経管栄養が実施された者の占める割

合が0.2以上必要であり現在、六日市苑では経管栄養が実施された者の占め

る割合が0.2以上を満たし算定をしている。算定要件を維持するためにはご

利用者様のうち31名以上の実施者が条件となるが、30%以上の実施対象者

がいることから、算定要件は十分に満たしている。また喀痰吸引実施者につい

ては20%を満たない状況ではあるが、より要介護の高い方への受入が進むと

算定要件である20%を超えることは十分可能であり経管栄養実施者数と共に

算定要件を満たすこととなる。また3ヶ年の計画の中で医療安全推進室と連携

し、介護福祉士への喀痰吸引の研修、教育を実施することで、安心、安全な医

療・介護の提供ならびに充実が必要であり、業務負担の軽減および分散化を図

る。

なお、六日市苑では経管栄養実施対象者以外のご利用者様にはできるだけ離

床していただき、食堂兼談話室で楽しく食事を摂っていただくように努めてお

り、介護職員ならびに看護職員の離床に対する意識の高さ、取り組みの努力が

うかがえ、今後も継続していく方針である。

介護療養型老人保健施設 六日市苑 喀痰吸引実施者数 (単位:人)

入所者数 実施者 割 合

H24.4 144 19 13.1% 144.7 16.0 11.0% H24.4.30現在

H24.5 142 20 14.0% 144.7 17.7 12.2% H24.5.31現在

H24.6 139 22 15.8% 141.7 20.3 14.3% H24.6.30現在

H24.7 147 25 17.0% 142.7 22.3 15.6% H24.7.31現在

H24.8 153 19 12.4% 146.3 22.0 15.0% H24.8.31現在

H24.9 146 22 15.0% 148.7 22.0 14.7% H24.9.30現在

H24.10 150 25 16.6% 149.7 22.0 14.6% H24.10.31現在

H24.11 149 19 12.7% 148.3 22.0 14.8% H24.11.30現在

H24.12 150 19 12.6% 149.7 21.0 14.0% H24.12.31現在

H25.1 150 20 13.3% 149.7 19.3 12.9% H25.1.31現在

入所者数 実施者 割 合

直近3ヶ月

備 考

Page 296: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

290

介護療養型老人保健施設 六日市苑 経管栄養実施者数 (単位:人)

入所者数 実施者 実施割合

H24.4 144 48 33.3% 144.7 46.7 32.2% H24.4.30現在

H24.5 142 49 34.5% 144.7 48.3 33.4% H24.5.31現在

H24.6 139 49 35.2% 141.7 48.7 34.3% H24.6.30現在

H24.7 147 49 33.3% 142.7 49.0 34.3% H24.7.31現在

H24.8 153 51 33.3% 146.3 49.7 33.9% H24.8.31現在

H24.9 146 52 35.6% 148.7 50.7 34.0% H24.9.30現在

H24.10 150 50 33.3% 149.7 51.0 34.0% H24.10.31現在

H24.11 149 49 32.8% 148.3 50.3 33.9% H24.11.30現在

H24.12 150 49 32.6% 149.7 49.3 32.9% H24.12.31現在

H25.1 154 50 32.4% 151.0 49.3 32.6% H25.1.31現在

※算定要件(介護保健施設サービス費Ⅱ)

次のいずれにも該当する場合

 ①算定日が属する月の前12月間における新規入所者の総数のうち、医療機関を退院し、入所した

  者の占める割合から自宅等から入所した者の占める割合を減じて得た数が0.35以上であること。

 ②算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、喀痰吸引若しくは経管栄養が実施された

  者の占める割合が0.2以上であり、かつ著しい精神症状、周辺症状若しくは重篤な身体疾患が見

  られ専門医療を必要とする認知症高齢者の占める割合が0.5以上であること。

入所者数 実施者 実施割合

直近3ヶ月

備 考

【療養強化型】を堅持するための要件として算定日が属する月の前の12月

間における新規入所者の総数のうち、医療機関を退院し、入所した者の占める

割合から自宅等から入所した者の占める割合を減じて得た数が0.35以上で

あることも要件の一つである。この算定要件については六日市苑では併設施設

である六日市病院からの入所が基本であるため医療機関退院後の入所率はほぼ

介護療養型老人保健施設 六日市苑 食堂利用者数(昼食時) (単位:人)

H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12 H25.1

直近6ヶ月

平均

食堂利用率

(昼食時)

50.6% 50.9% 54.0% 56.9% 55.3% 55.8% 53.9%

1日あたり

平均利用者数

76.6 76.3 76.7 84.9 82.9 84.8 80.4

1日あたり

平均入所者数

151.3 149.8 146.6 149.3 149.8 152.1 149.8

延べ利用者数 2,376 2,290 2,459 2,548 2,570 2,630 2,478.8

延べ入所者数 4,689 4,495 4,546 4,478 4,643 4,714 4,594.2

Page 297: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

291

介護療養型老人保健施設 六日市苑 医療機関退院後入所率 (単位:人)

H24.1 H24.2 H24.3 H24.4 H24.5 H24.6 H24.7 H24.8 H24.9 H24.10 H24.11 H24.12

12ヶ月

合計

4 10 12 8 5 9 15 8 7 11 7 6 102

100.0% 90.9% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 99.0%

1 1

9.1% 1.0%

4 11 12 8 5 9 15 8 7 11 7 6 103

100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%

4 11 12 8 5 9 15 8 7 11 7 6 103

100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%

※算定要件(介護保健施設サービス費Ⅱ)

次のいずれにも該当する場合

 ①算定日が属する月の前12月間における新規入所者の総数のうち、医療機関を退院し、入所した者の占める割合から自宅等

   から入所した者の占める割合を減じて得た数が0.35以上であること。

 ②算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、喀痰吸引若しくは経管栄養が実施された者の占める割合が0.2以上で

あり、かつ著しい精神症状、周辺症状若しくは重篤な身体疾患が見られ専門医療を必要とする認知症高齢者の占める割合が

0.5以上であること。

在 宅 等

合 計

医療機関

(六日市病院)

医療機関

(他医療機関)

介護療養型

医療施設

介護老人

保健施設

介護老人

福祉施設

小 計

100%となり、算定要件を問題なく満たしている。なぜ、併設施設である六

日市病院からの入所となるのか理由としては、他施設から病状が安定されたご

利用者様が来られたのち早期に病状が悪化する場合もあることから、六日市苑

ではご利用者様およびご家族様の負担軽減のため、六日市病院で入所予定者様

の身体状況を把握したうえで、入所審査会にて審査され、病状が安定されてか

らの入所としている。通常であれば一週間程度での入所の運びとなる。そのた

め入所までに時間を要すこともあり、退所者が突発的に発生した場合等は利用

(稼働)率に大きく関わり平成24年度の上半期には利用状況に多いに影響を

及ぼした。

Page 298: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

292

社会医療法人石州会の基本理念である『患者様・入所者様第一の医療・看護・

介護の実践と地域医療への貢献』を念頭に置き、3ヶ年の計画では、入所予定

者様の病状等を考慮し速やかな入所となるよう事前に情報収集ならびに情報共

有を深め計画的に入所ができるように併設施設である六日市病院との連携が重

要であり、入所待機者の確保が重要である。

Page 299: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

293

    平成平成平成平成24242424年度年度年度年度    事業収入計画検証事業収入計画検証事業収入計画検証事業収入計画検証((((見込見込見込見込))))

年月 計画点数 実績点数

計画ー実績

(補正)差異

1日1人

単価計画

1日1人

単価実績

利用率

(退含む)

実績補正

実績点数

計画ー実績

(見込)差異

1日1人

単価実績

利用率

(退含む)

実績見込

H24.4 6,301,218 6,100,592 -200,626 1,363.9 1,363.0 96.9% 6,100,592 -200,626 1,363.0 96.9%

H24.5 6,511,259 6,129,103 -382,156 1,363.9 1,379.8 93.0% 6,129,103 -382,156 1,379.8 93.0%

H24.6 6,301,218 5,848,658 -452,560 1,363.9 1,402.2 90.3% 5,848,658 -452,560 1,402.2 90.3%

H24.7 6,511,259 6,076,282 -434,977 1,363.9 1,394.9 91.2% 6,076,282 -434,977 1,394.9 91.2%

H24.8 6,511,259 6,598,836 87,577 1,363.9 1,406.7 98.3% 6,598,836 87,577 1,406.7 98.3%

H24.9 6,301,218 6,365,304 64,086 1,363.9 1,411.7 97.6% 6,365,304 64,086 1,411.7 97.6%

H24.10 6,511,259 6,555,086 43,827 1,363.9 1,439.7 95.4% 6,555,086 43,827 1,439.7 95.4%

H24.11 6,301,218 6,463,420 162,202 1,363.9 1,440.8 97.1% 6,463,420 162,202 1,440.8 97.1%

H24.12 6,511,259 6,452,827 -58,432 1,363.9 1,388.3 97.4% 6,452,827 -58,432 1,388.3 97.4%

H25.1 6,511,259 6,643,208 131,949 1,363.9 1,407.5 98.9% 6,643,208 131,949 1,407.5 98.9%

H25.2 5,881,137 6,374,273 493,136 1,363.9 1,415.5 104.4% 5,933,535 52,398 1,415.5 97.2%

H25.3 6,511,259 7,057,230 545,972 1,363.9 1,415.5 104.4% 6,569,271 58,012 1,415.5 97.2%

月平均 6,388,735 6,388,735 0 1,363.9 1,405.6 97.0% 6,311,343 -77,391 1,405.5 95.9%

合 計76,664,819 76,664,819

0 16,366.8 16,865.675,736,121

-928,698

計画点数に対する実績利用率(補正) 1日1人単価に対する実績利用率(見込)

第三次中長期計画では、安定的な運営を維持するため利用(稼働)率に着目

し、計画に基づいた利用(稼働)率以上を継続する必要がある。平成24年度

の上期は利用(稼働)率の低迷により、今年度の計画点数に対して実績点数(見

込)はマイナスになる見通しとなっている。やはり利用(稼働)は大きな要因

であることが分かる。利用(稼働)率を上げるためには、入所待機者の確保が

必要であり、周辺地域との連携、周知を行った平成24年8月以降の利用(稼

働)率は計画とした100%に近付き、高い数値を継続している。

Page 300: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

294

    平成平成平成平成25252525年度年度年度年度    事業収入計画事業収入計画事業収入計画事業収入計画

要介護誘導

シミュレーション

誘導点数

計画点数 前年対比

計画ー前年

差異

要介護誘導

シミュレーション

1日1人

単価誘導

1日1人

単価計画

利用率

(退含む)

計画

要介護誘導

シミュレーション

要介護

H25.4 6,389,941 6,363,041 6,100,592 262,449 1,421.5 1,415.5 97.3% 3.67

H25.5 6,611,371 6,575,142 6,129,103 446,039 1,423.3 1,415.5 97.3% 3.68

H25.6 6,406,261 6,363,041 5,848,658 514,383 1,425.1 1,415.5 97.3% 3.69

H25.7 6,628,235 6,575,142 6,076,282 498,860 1,426.9 1,415.5 97.3% 3.71

H25.8 6,636,667 6,575,142 6,598,836 -23,694 1,428.7 1,415.5 97.3% 3.72

H25.9 6,430,741 6,363,041 6,365,304 -2,263 1,430.6 1,415.5 97.3% 3.73

H25.10 6,653,531 6,575,142 6,555,086 20,056 1,432.4 1,415.5 97.3% 3.75

H25.11 6,447,061 6,363,041 6,463,420 -100,379 1,434.2 1,415.5 97.3% 3.76

H25.12 6,670,395 6,575,142 6,452,827 122,315 1,436.0 1,415.5 97.3% 3.77

H26.1 6,678,827 6,575,142 6,643,208 -68,066 1,437.8 1,415.5 97.3% 3.79

H26.2 6,040,105 5,938,838 5,933,535 5,303 1,439.6 1,415.5 97.3% 3.80

H26.3 6,695,691 6,575,142 6,569,271 5,871 1,441.5 1,415.5 97.3% 3.81

月平均 6,524,069 6,451,416 6,311,343 140,073 1,431.4 1,415.5 97.3% 3.74

合 計78,288,825 77,416,993 75,736,121 1,680,871.9 16,986.0 1167.6% 44.9

平成25年度の事業収入計画では、6ヶ月間の実績に基づいた利用(稼働)

率を97.3%と設定し運用を行う。リハビリ職員(理学療法士、作業療法士、

言語聴覚士)の増員等により、1日1人あたりの単価が増収となっており、利

用(稼働)率を維持することで前年対比および前年計画の点数を上回り、介護

報酬は増収となる。また、ご利用者様の要因に大きく関わるが介護ならびに医

療のニーズに応じ、要介護度の高い方への入所が進むことで介護報酬の増収と

なる。なお、【療養強化型】の堅持も大事であり、堅持することが介護ならびに

医療のニーズに応えるものである。3ヶ年の計画の中で最終年の平成27年度

は3年に1度の介護報酬改定の年にあたり、平成26年度に情報収集、検証が

必要で計画の見直し時期となる。

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295

    平成平成平成平成26262626年度年度年度年度    事業収入計画事業収入計画事業収入計画事業収入計画

要介護誘導

シミュレーション

誘導点数

計画点数 前年対比

計画ー前年

差異

要介護誘導

シミュレーション

1日1人

単価誘導

1日1人

単価計画

利用率

(退含む)

計画

要介護誘導

シミュレーション

要介護

H26.4 6,487,861 6,363,041 6,363,041 0 1,423.5 1,415.5 97.3% 3.83

H26.5 6,712,555 6,575,142 6,575,142 0 1,424.6 1,415.5 97.3% 3.84

H26.6 6,501,691 6,363,041 6,363,041 0 1,425.7 1,415.5 97.3% 3.85

H26.7 6,724,273 6,575,142 6,575,142 0 1,426.8 1,415.5 97.3% 3.85

H26.8 6,730,132 6,575,142 6,575,142 0 1,427.8 1,415.5 97.3% 3.86

H26.9 6,518,701 6,363,041 6,363,041 0 1,428.9 1,415.5 97.3% 3.87

H26.10 6,741,850 6,575,142 6,575,142 0 1,430.0 1,415.5 97.3% 3.87

H26.11 6,530,041 6,363,041 6,363,041 0 1,431.1 1,415.5 97.3% 3.88

H26.12 6,753,568 6,575,142 6,575,142 0 1,432.2 1,415.5 97.3% 3.89

H27.1 6,759,427 6,575,142 6,575,142 0 1,433.2 1,415.5 97.3% 3.89

H27.2 6,110,581 5,938,838 5,938,838 0 1,434.3 1,415.5 97.3% 3.90

H27.3 6,771,145 6,575,142 6,575,142 0 1,435.4 1,415.5 97.3% 3.91

月平均 6,611,819 6,451,416 6,451,416 0 1,450.7 1,415.5 97.3% 3.87

合 計79,341,824 77,416,993 77,416,993 0.0 17,153.5 16,986.0 1167.6% 46.4

    平成平成平成平成27272727年度年度年度年度    事業収入計画事業収入計画事業収入計画事業収入計画

要介護誘導

シミュレーション

誘導点数

計画点数 前年対比

計画ー前年

差異

要介護誘導

シミュレーション

1日1人

単価誘導

1日1人

単価計画

利用率

(退含む)

計画

要介護誘導

シミュレーション

要介護

H27.4 6,558,391 6,363,041 6,363,041 0 1,459.0 1,415.5 97.3% 3.91

H27.5 6,782,863 6,575,142 6,575,142 0 1,460.2 1,415.5 97.3% 3.92

H27.6 6,569,731 6,363,041 6,363,041 0 1,461.5 1,415.5 97.3% 3.93

H27.7 6,794,581 6,575,142 6,575,142 0 1,462.7 1,415.5 97.3% 3.93

H27.8 6,800,440 6,575,142 6,575,142 0 1,464.0 1,415.5 97.3% 3.94

H27.9 6,581,071 6,363,041 6,363,041 0 1,464.0 1,415.5 97.3% 3.94

H27.10 6,800,440 6,575,142 6,575,142 0 1,464.0 1,415.5 97.3% 3.94

H27.11 6,591,301 6,363,041 6,363,041 0 1,466.3 1,415.5 97.3% 3.96

H27.12 6,813,367 6,575,142 6,575,142 0 1,466.8 1,415.5 97.3% 3.97

H28.1 6,818,079 6,575,142 6,575,142 0 1,467.8 1,415.5 97.3% 3.98

H28.2 6,160,393 5,938,838 5,938,838 0 1,468.3 1,415.5 97.3% 3.99

H28.3 6,825,147 6,575,142 6,575,142 0 1,469.3 1,415.5 97.3% 4.00

月平均 6,674,650 6,451,416 6,451,416 0 1,464.5 1,415.5 97.3% 3.95

合 計 80,095,803 77,416,993 77,416,993 0.0 16,986.0 1167.6% 47.4

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296

要介護度誘導シミュレーション

平成25年度

介護療養型老人保健施設 六日市苑 要介護別ご利用者数(月末)(誘導) (単位:人)

H25.4 H25.5 H25.6 H25.7 H25.8 H25.9 H25.10 H25.11 H25.12 H26.1 H26.2 H26.3 月平均 割合

3.67 3.68 3.69 3.71 3.72 3.73 3.75 3.76 3.77 3.79 3.80 3.81 3.74

150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150.0

要介護 5 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47.0 31.3%

要介護 4 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48.0 32.0%

要介護 3 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 31.5 21.0%

要介護 2 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16.0 10.7%

要介護 1 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 7.5 5.0%

平成26年度

介護療養型老人保健施設 六日市苑 要介護別ご利用者数(月末)(誘導) (単位:人)

H26.4 H26.5 H26.6 H26.7 H26.8 H26.9 H26.10 H26.11 H26.12 H27.1 H27.2 H27.3 月平均 割合

3.83 3.84 3.85 3.85 3.86 3.87 3.87 3.88 3.89 3.89 3.90 3.91 3.87

150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150.0

要介護 5 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47 47.0 31.3%

要介護 4 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48 48.0 32.0%

要介護 3 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 43.5 29.0%

要介護 2 16 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 11.4 7.6%

要介護 1 1 0.1 0.1%

平成27年度

介護療養型老人保健施設 六日市苑 要介護別ご利用者数(月末)(誘導) (単位:人)

H27.4 H27.5 H27.6 H27.7 H27.8 H27.9 H27.10 H27.11 H27.12 H28.1 H28.2 H28.3 月平均 割合

3.91 3.92 3.93 3.93 3.94 3.94 3.94 3.96 3.97 3.98 3.99 4.00 3.95

150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150 150.0

要介護 5 47 47 47 47 47 47 47 48 48 49 49 50 47.8 31.8%

要介護 4 48 48 48 48 48 48 48 48 49 49 50 50 48.5 32.3%

要介護 3 50 51 52 53 54 54 54 54 53 52 51 50 52.3 34.9%

要介護 2 5 4 3 2 1 1 1 1.4 0.9%

要介護 1 0.0 0.0%

100.0%

利用者数

要介護平均

100.0%

利用者数

要介護平均

100.0%

利用者数

要介護平均

要介護度誘導シミュレーションについては、退所、入所の実績の平均値を用

いて算出しており、実際の現場での介護ならびに医療のニーズには適していま

せん。よって入所されているご利用者様第一の医療・看護・介護の実践とし、

地域の貢献に努めます。なお要介護度誘導シミュレーションは3ヶ年計画の要

介護度誘導の目安として用い、介護報酬の増収要因として位置づけます。

64.稼働調整・入所待機者の確保

益田圏域、岩国圏域(玖北地域)の地域包括支援センター及び関連施設を

継続訪問し、情報交換を行う。それによって入院・入所者を確保し、稼働

を見ながらの連携室入院を行っていく。

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297

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 15151515

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

65656565 66666666

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

病床・居室利用率の向上 地域医療介護連携の強化

病床病床病床病床・・・・居室居室居室居室のののの有効利用事業有効利用事業有効利用事業有効利用事業

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 16161616

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

67676767 69696969

68686868 70707070介護報酬改定への対応

事務精度向上、管理の充実

未収金回収対策

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

診療報酬改定への対応

診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業診療報酬請求管理事業

65.病床・居室利用率の向上

7:1入院基本料等の施設基準を鑑みて連携室入院を進めていくとともに、

的確な転棟、入所、退院支援も行う。

66.地域医療介護連携の強化

圏域の訪問で連携をはかることももちろんであるが、通常においても紹

介・逆紹介などの業務をスムーズにこなし、連携を強化していく。

67.診療報酬改定への対応

平成26年度の診療報酬改定についての情報入手に努め、基本単価、加算項

目等に変更に対応していく。特に施設基準にかかわることには他部署と連携

し迅速に対応していく。

68.介護報酬改定への対応

平成27年度の介護報酬改定に向けて、医療から介護へのシフトが今後も

進められていくと考えられるので、施設のあり方も含めてより高い点数を

目指す。

69.事務精度向上、管理の充実

受付・会計業務について、当初委託によるメリットにあげていた業務水準

の向上・人的資源の安定確保・労務管理の軽減のうち一番のメリットとし

て考えていた業務水準の向上についての効果がみられず、逆に委託業務の

デメリットである直接指示できないことによりアクシデントの改善が出来

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298

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 17171717

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

71717171 74747474

72727272 75757575

73737373 76767676

事業名(中分類)

経費削減対策事業経費削減対策事業経費削減対策事業経費削減対策事業

業者との契約内容の見直し検証

レンタル機器の見直し

保守料の検証見直し

ジェネリック薬品の採用

人件費の検討

無駄の削減

事業名(小分類) 事業名(小分類)

なかったり、改善に時間がかかったりしている現状がある。よって、平成

25年度からは、医事課職員で対応することとした。今後は、業務委託で

あるために改善できなかった様々な問題点を見直し、事務精度の向上・管

理の充実・サービス向上に努めたい。電子カルテ導入により、転記ミスは

なくなると考えられる。

70.未収金回収対策

平成24年度までは、財務経理課で督促状の発送業務を行っていたが、平

成25年度からは、未収金管理業務を医事課で一本化し回収の効果充実策

を構築していく。督促状の発送については、引き続き頻繁に行っていく。

また、懸案事項である弁護士への委託に関して、本格的な検討に入る。

71.業者との契約内容の見直し検証

平成23年には、食事の不備の改善、質の向上を目的に給食業務の委託業

者の見直しをおこなった。現契約先の日清医療食品㈱と㈱ナリコマ・富士

産業㈱の3社によるプレゼンテーションを数回にわたり行い選考に当たっ

た。その結果、金額的に一番条件が良かったことと、現状の問題点を理解

し改善するべきことが分かっている日清医療食品㈱の業務改善に期待し、

日清医療食品㈱と再契約することとした。その後、期待通りの効果がみら

れている。その他の委託業者についても、平成24年に現状の業務につい

てのプレゼンテーションを実施し、業務改善を求めている。今後も必要に

応じて行って行きたい。

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299

【月額レンタル機器】

社名 機器名

フクダライフテック 酸素濃縮機

山脇酸素 医療用液化酸素装置

山脇酸素 携帯用液化酸素装置

山脇酸素 呼吸同調式デマンドバルブ

山脇酸素 Auto CPAP

山脇酸素 陽圧式人工呼吸器(ビボ40)

コヴィディエンジャパン 人工呼吸器(ベネット)

【回数レンタル機器】

社名 機器名

オリンパスメディカルシステムズ 内視鏡洗浄消毒装置

オリンパスメディカルシステムズ モバイルスコープ

院内院内院内院内レンタルレンタルレンタルレンタル機器一覧機器一覧機器一覧機器一覧

72.レンタル機器の見直し

レンタル機器に関しては、病棟に不足が出るものについては随時レンタルにて

補充をしているが、購入とレンタルのバランスを考えてレンタルを行っていく。

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300

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 保守料保守料保守料保守料    予算計画予算計画予算計画予算計画

契約先業者 保守契約名 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

ごうぎんシステム IB手数料 口座振替 3,150 3,150 3,150 3,150 3,150 3,150 3,150 3,150 3,150

いわみインターネット インタネット保守 口座振替 2,835 2,835 2,835 2,835 2,835 2,835 2,835 2,835 2,835

東芝メディカルシステムズ 一般撮影システム 当月請求当月払い 25,000 25,000 25,000 25,000 25,000 25,000 25,000 25,000 25,000

東芝メディカルシステムズ 外科用システム 〃 27,825 27,825 27,825 27,825 27,825 27,825 27,825 27,825 27,825

東芝メディカルシステムズ 回診用X線装置 〃 21,525 21,525 21,525 21,525 21,525 21,525 21,525 21,525 21,525

富士フィルムメディカル FCRシステム 当月請求当月払い 54,600 54,600 54,600 54,600 54,600 54,600 54,600 54,600 54,600

富士フィルムメディカル パックス 〃 196,875 196,875 196,875 196,875 196,875 196,875 196,875 196,875 196,875

シーメンス旭メディテック CT 当月請求当月払い 568,750 568,750 568,750 568,750 568,750 568,750 568,750 568,750 568,750

シーメンス旭メディテック MRI 〃 726,250 726,250 726,250 726,250 726,250 726,250 726,250 726,250 726,250

シーメンス旭メディテック 血管連続装置他1点 前年3月発生 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500

ナイス ソフト保守(M-PACK) 当月請求当月払い 94,500 94,500 94,500 94,500 94,500 94,500 94,500 94,500 94,500

ナイス 年間 介護年間ソフト 4月発生、翌月払い 126,000

ナイス 年間 診察券発行機 12月発生、翌月払い

ナイス 年間 M-PACKライセンス 当月請求当月払い

日立メディコ 電子カルテシステム 459,375 459,375 459,375 459,375 459,375 459,375 459,375 459,375 459,375

成和産業 マルチモーダルビューワーシステム 354,900

木本天狗屋 セキュリティソフトライセンス更新料 228,690

サンキ 調剤支援システム 367,500

アイカム㈱ ① 窓カーテン 383枚 当月請求当月払い 42,525 42,525 42,525 42,525 42,525 42,525 42,525 42,525 42,525

アイカム㈱ ② 中カーテン 431枚 当月請求当月払い 61,845 61,845 61,845 61,845 61,845 61,845 61,845 61,845 61,845

成和産業 心電図モニター 当月請求当月払い 690,900

成和産業 人工呼吸器 当月請求当月払い 1,260,000

成和産業 輸液ポンプ ・シリンジポンプ 42,000

成和産業 心電計(フクダ電子) 105,000

田中電機工業 IBM 15台 翌々々月5日払い13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125

田中電機工業 IBM 1台 〃 874 874 874 874 874 874 874 874 874

田中電機工業 IBM 2台 〃 2,362 2,362 2,362 2,362 2,362 2,362 2,362 2,362 2,362

田中電機工業 医事コン サーバー 〃 31,775 31,775 31,775 31,775 31,775 31,775 31,775 31,775 31,775

田中電機工業 システム保守 〃 36,750 36,750 36,750 36,750 36,750 36,750 36,750 36,750 36,750

田中電機工業 ゼロックス レーザープリンタ 〃 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125 13,125

田中電機工業 リコー医事コンプリンタ 4月発生 65,940

田中電機工業 すこやかさん機械 4月発生 31,643

モリタ(RSK) 歯科医事コン 口座振替 6,300 6,300 6,300 6,300 6,300 6,300 6,300 6,300 6,300

エムネス 画像診断 口座振替 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500 157,500

エムネス VPN接続サービス 口座振替 23,940 23,940 23,940 23,940 23,940 23,940 23,940 23,940 23,940

ホシザキ中国 製氷機1台 4月発生 44,100

ホシザキ中国 台下冷蔵庫 4月発生 31,500

NDソフトウェア 健診ソフト 4月発生 105,000

さくらインターネット レンタルサーバ 2,500 2,500 2,500 2,500 2,500 2,500 2,500 2,500 2,500

さくらインターネット ドメイン 7,350

計(税込) 3,786,896 2,856,806 2,772,806 3,006,489 2,730,806 2,730,806 2,738,156 2,730,806 4,681,706

計(税抜) 3,606,568 2,720,768 2,640,768 2,863,323 2,600,768 2,600,768 2,607,768 2,600,768 4,458,768

73.保守料の検証見直し

平成 25 年度の保守料支払い予定は次のとおりであるが、個別に検証する。

74.ジェネリック薬品への切替え

包括病棟に多く処方されている薬品を優先に切り替えていきたいが、現状

のシステムでは品名に馴染みが薄いので現場が混乱しないよう少しずつの

採用となる。

但し、電子カルテが運用開始となれば、先発品と後発品の品名が一目でわ

かるようになり、切り替えのスピードもアップできる。

75.人件費の検討

人材確保に苦労している状況での人件費の検討(経費削減)は、とても難

しい問題であるが、平成22年度以降増え続けている残業時間については、

職員の安全衛生上の観点からも、工程の見直し・個々のレベルをあげるな

どの対策で削減に努める必要がある。

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301

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 18181818

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

77777777 80808080

78787878 81818181

79797979 82828282

地域情報発信の多様化

ホームページ運用

町内の学校との連携

ボランティアの受入れと調整

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

各種セミナー発表 病院サポーター制度の導入

広報活動広報活動広報活動広報活動・・・・開開開開かれたかれたかれたかれた病院病院病院病院づくりづくりづくりづくり事業事業事業事業

76.無駄の削減

こまめな節電、不要な印刷の中止等従来からの経費削減を行いつつ、構造

的に節約ができるものの見つけていきたい。

77.地域情報発信の多様化

定期的な「3者会議(病院・町・銀行)」「進捗状況管理委員会」「吉賀町議

会との意見交換会」「吉賀町まちづくり会議」等を通じて現状報告を行って

いる。また、月報の発行・ホームページ・新聞折込み・報道各社との連携

による新聞掲載・ケーブルテレビ等を利用し、積極的な情報発信も行って

いる。今後も病院を利用される地域住民の皆様への更なる情報発信に努め

る。

78.ホームページ運用

平成24年度にホームページを一新し、「分かりやすい」「見やすい」を意

識してきた。今後も定期的な更新で幅広く情報を発信すると共に地域連携

や職員募集のアイテムとして更なる充実を図っていきたい。

79.各種セミナー発表

社会医療法人石州会の認定事例発表、補助金等財政支援獲得の実例発表及

び病院会計準則を始めとする会計経理セミナーの講師を行っていき、全国

に発信していく。

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302

平成24年度実績 今後の予定

蔵木中学校 AHAハートセイバーAEDコース受講。

蔵木小学校

六日市中学校

全生徒・前職員に対して、NPO法人六日市ECC協

会の協力を得て、AHAのハートセイバーAEDコース

を受講。

2年一回のハートセイバーAEDコース更新

研修。

ふるさと教育として、全生徒に対し、谷浦病院長の

特別授業を開催した。

引き続き実施

ふるさと教育として、全生徒に対し、看護師2名(六

中出身者)の特別授業を開催した。

引き続き実施

六中文化祭で「地域医療の現状」についてのパネ

ル討論会に谷浦病院長が出席。

引き続き実施

2名の生徒さんが六日市病院附属保育所に職場体

験学習チャレンジアワーとして体験。

引き続き実施

6名の生徒さんが医療現場体験。 引き続き実施

六日市小学校

朝倉小学校

吉賀中学校

ふるさと教育として、全生徒に対し、谷浦病院長の

特別授業を開催した。

AHAハートセイバーAEDコース受講。

七日市小学校

柿木中学校 3名の生徒さんが六日市病院に職場体験。 引き続き実施

AHAハートセイバーAEDコース受講。

5名の生徒さんが医療現場体験。 引き続き実施

柿木小学校

ふるさと教育として、4年生9名の児童さんに対し、

谷浦病院長と看護師の特別事業。

引き続き実施

吉賀高等学校 全生徒のロードレースに医師を派遣。 引き続き実施

1名の生徒さんが医療現場体験。 引き続き実施

80.町内の学校との連携

81.ボランティアの受入れと調整

入院患者さま、入居者さまが日々生活に潤いを感じられるよう希望を取り

入れながら新規ボランティアの開拓をし、定期的な受け入れができるような

体制作りをする。

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303

平成24年度ボランティア活動受入状況

受入年月日 ボランティア活動者 ボランティア活動内容

平成24年4月4日 町内個人 演奏活動

平成24年4月6日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年4月11日 町内個人 演奏活動

平成24年4月18日 町内個人 演奏活動

平成24年4月25日 町内個人 演奏活動

平成24年5月9日 町内個人 演奏活動

平成24年5月11日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年5月16日 町内個人 演奏活動

平成24年5月23日 町内個人 演奏活動

平成24年5月30日 町内個人 演奏活動

平成24年6月1日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年6月6日 町内個人 演奏活動

平成24年6月13日 町内個人 演奏活動

平成24年6月20日 町内個人 演奏活動

平成24年6月27日 町内個人 演奏活動

平成24年7月4日 町内個人 演奏活動

平成24年7月6日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年7月11日 町内個人 演奏活動

平成24年7月13日 町内ボランティアグループ2 音訳ボランティア

平成24年7月13日 町内個人 演奏活動

平成24年7月18日 町内個人 演奏活動

平成24年7月20日 町内個人 演奏活動

平成24年7月23日 町内個人 演奏活動

平成24年7月25日 町内個人 演奏活動

平成24年8月3日 町内個人 演奏活動

平成24年8月10日 町内個人 演奏活動

平成24年8月13日 町内個人 演奏活動

平成24年8月17日 町内個人 演奏活動

平成24年8月22日 町内個人 演奏活動

平成24年8月23日 町内ボランティアグループ2 音訳ボランティア

平成24年8月24日 町内個人 演奏活動

平成24年8月27日 町内個人 演奏活動

平成24年8月31日 町内個人 演奏活動

平成24年9月18日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年9月25日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年10月2日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年10月9日 町内ボランティアグループ1 美化活動

平成24年11月5日 町内個人 演奏活動

平成24年11月9日 町内個人 演奏活動

平成24年11月12日 町内個人 演奏活動

平成24年11月14日 吉賀高校生ボランティア 生け花会

平成24年11月16日 町内個人 演奏活動

平成24年11月16日 町内ボランティアグループ2 音訳ボランティア

平成24年11月21日 町内個人 演奏活動

平成24年12月5日 町内個人 演奏活動

平成24年12月7日 町内個人 演奏活動

平成24年12月14日 町内ボランティアグループ2 音訳ボランティア

平成24年12月19日 町内個人 演奏活動

平成24年12月19日 益田がんサロン クリスマスコンサート

平成24年12月21日 町内個人 演奏活動

平成25年1月7日 町内個人 演奏活動

平成25年1月11日 町内個人 演奏活動

平成25年1月16日 町内個人 演奏活動

平成25年1月23日 町内個人 演奏活動

平成25年1月25日 町内個人 演奏活動

平成25年1月30日 町内個人 演奏活動

平成25年2月6日 町内個人 演奏活動

平成25年2月15日 町内個人 演奏活動

平成25年2月20日 町内個人 演奏活動

平成25年2月27日 町内個人 演奏活動

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304

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 19191919

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

83838383 84848484

事業名(中分類)

事業名(小分類)

特別交付税措置への対応 各種補助金への対応

各種交付税各種交付税各種交付税各種交付税・・・・補助金措置補助金措置補助金措置補助金措置のののの対策事業対策事業対策事業対策事業

事業名(小分類)

82.病院サポーター制度の導入

社会医療法人石州会の年度目標については、平成24年度から一般の方を

含めた外部のメンバーに参加して頂き、「年度目標作成のための意見交換

会」を開催し、そこで出された様々な意見を参考に決定している。このよ

うに外部の方に参加して頂くことで、職員とは違う立場・目線での意見が

出されることは、有意義でとても参考になることから、目標設定に限らず

幅広く色々な病院行事に参加して頂く制度を検討し、より開かれた病院を

目指す。

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305

●特別交付税に関する省令改正の続編(平成25年度より適用)

 平成24年12月5日改正 官報(号外第263号)

(1)不採算地区病院

  第1種・・・病床数150床未満で、直近一般病院までの移動距離15km以上

  第2種・・・病床数150床未満で、人口集中地区以外所在

   ※100床を超える場合は、150床でゼロとなるよう逓減

  病床数は、「一般病床と医療療養病床」の合計数

  つまり、医療保険適用病床数のこと。

 [補助金額]

  1病床あたり

   第1種・・・123万円 →126.3万円(六日市病院)

   第2種・・・ 82万円 →84.2万円

  第1種に該当する六日市病院の場合は、

   110床・・・ 9,840万円 →10,104万円の特別交付税になる(264万円の増額)

(2)救急告示病院

 [補助金額]

  1病院当たり

    1,697千円×救急病床数+32,900千円

  六日市病院はHCUが2床のため 1,697千円×2+32,900千円=36,294千円

 よって、(1)不採算地区病院の第1種の 101,040千円と

     (2)救急告示病院の 36,294千円の 合算額(137,334千円)が 交付される。

(3)前年度支給実績の廃止

   今回の改正で、これまで前年度支給実績による期ズレ交付が廃止され、

   当期支給実績の当期交付になり、市町村役場が交付しやすく改正された。

83.特別交付税措置に関する対応

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306

補助金申請計画補助金申請計画補助金申請計画補助金申請計画((((平成平成平成平成25252525----27272727年度年度年度年度))))※各年、予定額

平成25年度 平成26年度 平成27年度

吉賀町(社会医療法人石州会救急医療

等対策事業補助金)特別交付税

128,834,000 128,834,000 128,834,000

病院群輪番制病院運営費補助金 8,500,000 8,500,000 8,500,000

非常勤医師交通費支援事業 2,000,000 0 0

医師事務作業補助者設置支援事業 3,257,000 0 0

先輩看護職員キャリアアップ応援事業 1,000,000 0 0

医療従事者に対するメンタルヘルスケア

支援事業

900,000 0 0

新人看護師確保に関する支援事業 500,000 0 0

がん情報提供促進病院支援事業 600,000 0 0

新人看護職員研修事業及び医療機関受

け入れ研修事業

400,000 0 0

小計 8,657,000 0 0

島根県医療連携ITシステム構築支援事

不明 0 0

岩国市六日市病院送迎バス運行費補助

500,000 500,000 500,000

病院内保育所運営補助金 1,352,000 1,352,000 1,352,000

島根大学医学部附属病院群臨床研修費

等補助金

800,000 800,000 800,000

その他雇用関係各種補助金 300,000 300,000 300,000

合計 148,943,000 140,286,000 140,286,000

84.各種補助金への対応

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307

計画

大分類No

計画計画計画計画

中分類中分類中分類中分類NoNoNoNo

3 20202020

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

85858585 87878787

86868686

山陰合同銀行との連携と借入金健全化

会計基準の適正化と財務諸表の健全化

税法等法令順守と税制優遇制度への対応

事業名(中分類)

事業名(小分類) 事業名(小分類)

財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業財務健全化事業

85.山陰合同銀行との連携と借入金健全化

監事を引き続き山陰合同銀行六日市支店支店長に担っていただき、ご助言

を頂きながら、常に情報を公開し連携を密にし、今後さまざまな資金状況

変化に対応していきたい。先だっては長期借入金の一本化に向け協議をし

たい。 また、財務の健全化を図る上には、常にキャッシュ(現金・預金)

の管理を行い、事業収支の資金繰りが円滑に回ることが重要になる。その

ためには、資金調達の手段や時期を山陰合同銀行六日市支店と協議してい

きながら、資金ショートしないことが最重要課題であるが、現状では危険

な状況が続いている。決まっている利益の中から借入金等の返済をしてい

る中では、この借入金の返済条件の緩和についても、今後吉賀町と山陰合

同銀行六日市支店と協議していきたい。

86.会計基準の適正化と財務諸表の健全化

平成16年に適用された病院会計準則は当法人は逸早く導入し現在に至って

いる。財務経理課長はそのセミナー講師として全国の普及に努めている。

引き続き、病院会計準則に従い財務諸表を作成し、適切な経営判断が出来

るよう経営指針をデータ化し、経営分析を行っていく。

87.税法等法令順守と税制優遇制度への対応

社会医療法人の税制上の非課税は、法人税・固定資産税・事業税であるが、

今後の財務省・総務省の税制改正の情報を素早く入手し、対応が遅れない

よう取り組んでいく。

社会医療法人は非課税(本業部分)になっているが、税務署の税務調査は

全国的に社会医療法人でも行われている。課税対象となる消費税や源泉所

得税・固定資産税・地方税については、その法令順守を適切に行っていき

たい。また、一旦認定された社会医療法人であるが、その後認定当時とは

違った見解や判断がなされている(例えば収益事業の範囲や固定資産税の

課税等)。その情報を的確に早期にキャッチし、常に変化に対応できるよう

な体制をとっていく。

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308

電子カルテ・オーダリングシステム運用開始までのスケジュール

H24.12 H25.1 H25.2 H25.3 H25.4 H25.5 H25.6 H25.7 H25.8

 基本設計

フェーズ

2013年2月1日

医事会計システム

運用開始

2013年6月1日

電子カルテ・

オーダシステム

運用開始

 リハーサル フェーズ

介護

会計機能

運用開始

介護機能

運用開始

運用設計 フェーズ

マスタ登録 フェーズ

操作練習 フェーズ

システム構築/総合テスト フェーズ

歯科

システム

運用開始

6666章章章章 運営基盤確保運営基盤確保運営基盤確保運営基盤確保にむけてにむけてにむけてにむけて

((((1111)))) 電子電子電子電子カルテカルテカルテカルテ導入事業導入事業導入事業導入事業

・電子カルテ導入スケジュール

平成24年11月に電子カルテベンダーを日立メディコ社に決定し、平成24

年12月からヒアリングを開始し、各部署のワーキンググループを立ち上げ詳

細部分の打ち合わせを行った。平成25年3月中には電子カルテのシステム作

成は完了し、平成25年4月、5月のリハーサル期間を経て平成25年6月よ

り本稼動する予定である。それにあわせて医事会計システムは前もって平成2

5年2月より、新システムでの並行入力を開始しており平成25年3月までの

リハーサルを経て平成25年4月から電子カルテに先立って運用を開始する予

定である。

介護システムについては、本来の電子カルテには機能がなく新たに作成をする

必要があった関係上、平成25年8月よりの運用開始を予定している。また歯

科システムについてもパッケージの機能にはないため、当初は他メーカー製の

歯科システムを導入する予定であったが電子カルテとしての統一した操作がで

きずデータの受け渡しや、重複した入力が必要なことから日立メディコ社に新

たに作成を依頼し、こちらも平成25年8月より運用を開始する予定である。

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309

医事会計医事会計システムシステム

((MLML--AA))

医事会計システム医事会計システム(サーバ・(サーバ・PPPP))

※※レセプトチェック機能(べてらん君)レセプトチェック機能(べてらん君)含む含む

電子カルテ(Open電子カルテ(Open--Karte)Karte)

電子カルテ/オーダリング/看護支援電子カルテ/オーダリング/看護支援(サーバ・(サーバ・PPPP))

会計情報会計情報

患者情報患者情報

注射注射 処方処方

放射線放射線 給食給食

臨床検査臨床検査 処置処置

生理検査生理検査 手術手術

リハビリリハビリ 病名病名

診療予約診療予約 書類書類

デスクトップ:デスクトップ:

レセプトプリンタレセプトプリンタ

請求書プリンタ請求書プリンタ

デスクトップ:デスクトップ:

ノート:ノート:

画像情報画像情報

放射線部門放射線部門

画像画像管理管理システムシステム

(富士フィルム)(富士フィルム)

MWMMWM

情報情報

Echelon

各種各種

モダリティモダリティ

※※処方処方チェックチェック機能、機能、DIDI機能含む機能含む

検査部門検査部門(臨床)(臨床)

オーダオーダ

情報情報

検査結果検査結果

情報情報

検体検査システム検体検査システム

((BMLBML、オネスト九州、オネスト九州))

スキャナスキャナ

※※台数は別途調整台数は別途調整

(施設様準備)(施設様準備)

A4A4プリンタプリンタ

ラベルプリンタラベルプリンタ 99台台

リストバンドプリンタリストバンドプリンタ 22台台

※※台数は別途調整台数は別途調整

(施設様準備)(施設様準備)

バーコードリーダーバーコードリーダー 1515台台

診察券発行機診察券発行機

(ドットウェル)(ドットウェル)

患者患者情報情報

再来受付機再来受付機

(アルメックス)(アルメックス)

受付情報受付情報

介護介護 リハビリリハビリ

歯科歯科

33点チェック点チェック DWHDWH

レジメンレジメン

※※オプションオプション

※※カスタマイズカスタマイズ

予約情報予約情報

・電子カルテ導入範囲

電子カルテの機能としては、すべての部門間でのオーダリングが可能となって

おり、発行されたオーダを実施が電子カルテ上に記録されるシステムとなって

いる。放射線科、検査部門、薬局の記録も端末上から参照できる。一部、検査

機器で古いものついては、接続ができないものもあるがスキャナにて読み取る

ことで端末上から参照が可能である。

薬局薬局部門部門

調剤支援システム調剤支援システム

(トーショー)(トーショー)

オーダ情報オーダ情報

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310

・端末の配置状況

当初は、全体でデスクトップ、ノート PC あわせて100台の端末配置を予定し

ていたが、ワーキンググループでの検討の結果131台の端末を配置すること

となった。

病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老 病 老

65 3 48 15 13 7 5 2 21 4 2 0 24 4 2 0 0 0 6 3 4 3 2 1

事務部医事課

地域医療介護連携室

防災センター

薬局

検査室

放射線部門

外来

歯科口腔外科

手術部門

リハビリテーション室

栄養科

健康支援室

副院長室

副院長室

医師控室

医師当直室

看護部長室

会議室・応接室

2階病棟

医療安全推進室

3階病棟

中央病歴管理室

情報管理部門

4階居室棟

相談員室

5階居室棟

西棟居室棟

印刷装置

電子電子電子電子カルテカルテカルテカルテ端末及端末及端末及端末及びびびび周辺装置配置表周辺装置配置表周辺装置配置表周辺装置配置表

部門

端末・入力装置

68

デスクトップ

2

追加ディ

スプレイ

25

バーコード

リーダ

7

外部バッ

テリー

20

カート

63

ノート型

2

1

4

5

2

8

3

1

1

1

2

2

1

18

2

1

1

1

3

1

1

1

1

3

2

3

1

11

4

1

2

14 7 11

12 6 2 8

1

3 2 1

3

4 4 1 1

4 1 1

4 2 1 2

3

ラベル

(リスト)

7

ラベル

(点滴)

28

カラーレーザ

(A3)

9

ラベル

(スピッツ)

0

複合機

2

モノクロレー

ザ(A3)

1

1

1

1

1 1

1

1 1 1

2 2

2

9 1

1

1

1

1

1

1 1

1

111

1 1 1

1 1

11

111

1

1

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311

項番項番項番項番 発注内容発注内容発注内容発注内容 発注金額発注金額発注金額発注金額((((税込税込税込税込)))) 発注先発注先発注先発注先 支払支払支払支払いいいい

電子カルテシステム・医事会計システム

※保守料除く

68,800,000

電子カルテシステム カスタマイズ 7,350,000

② インフラ整備(LAN) 10,510,500 (株)エスティック

H25.1.25 全額

支払済み

クライアントPC(1回目) 2,345,145

H25.2.25 全額

支払済み

クライアントPC(2回目) 8,719,420

プリンタ・ノートPC周辺機器 【予定】 2,100,000

④ 診察券発行機・再来受付機 3,570,000 (株)ドッドウェル

⑤ POSレジシステム 758,625 グローリー(株)

⑥ 電子カルテカート 625,800 ワタキューセイモア(株)

インフラ整備(サーバ室発電機回路) 475,650

H24.3.5 一部

支払済み

インフラ整備(院内電源増設) 1,624,350

⑧ トーショー調剤支援システム連携 3,622,500 (株)サンキ

フクダ電子検査データファイリングシステム

内視鏡システム検査結果転送機能

2,310,000

超音波診断装置連携 154,350

⑩ CR MWM連携 105,000 富士フイルムメディカル(株)

⑪ イメージコピーソフト 297,108 シマンテックビジネスストア

⑫ セキュリティソフト 228,690 (株)木本天狗屋

発注金額合計発注金額合計発注金額合計発注金額合計 113,597,138113,597,138113,597,138113,597,138

(株)日立メディコ

(株)ミック③

⑨ 成和産業(株)

電子電子電子電子カルテシステムカルテシステムカルテシステムカルテシステム費用明細費用明細費用明細費用明細

⑦ 北陽電気工事(株)

・電子カルテシステム導入費用明細

導入にあたって予算1億2千万円の予定で当初より予算内に収めることが難し

くベンダーの選定にも時間を要した。ベンダーと粘り強く交渉を重ねることや、

端末や周辺装置の発注をベンダーに一任せず、各メーカーと直接交渉すること

で価格を抑えることが可能となった。導入後、多少の調整費が見込まれるが予

算内での導入ができたと考える。

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導入効果導入効果導入効果導入効果

・医療安全の向上

従来の紙カルテでの転記ミスがなくなり、また点滴、注射の実施時には3点

チェックを行うことにより実施ミスがなくなり、医療安全の向上につながる。

・動線の短縮

電子カルテ導入により従来紙カルテを移動する必要がなくなり、必要なとき

に各端末から必要な情報を取り出し、記録することが可能となる。

・医事会計の省力化

導入当初、慣れるまで多少の混乱はあると思われるが軌道に乗ってくれば医

事が紙カルテから医事会計端末に処置、処方を転記していた部分はシステム

から引用ができるようになり時間の短縮が見込める。患者様の待ち時間の短

縮とともに、医事計算にかかる人員の削減にもつながると考えられるが、医

師のカルテ入力補助にも新たに人員を配置する必要も生じる。

・他の医療機関との連携

電子カルテの導入により他の医療機関との情報の交換が可能となる。特に島

根県の医療情報ネットワーク「まめねっと」との連携を平成25年度には行

う予定となっており、患者さまの利便性の向上につながると考えられる。

電子電子電子電子カルテカルテカルテカルテ導入後導入後導入後導入後のののの検討事案検討事案検討事案検討事案

① システム管理者

企画調整室 情報システム管理担当がシステム管理者を担当するが、電子カ

ルテについては24時間365日常時稼動している。㈱日立メディコおよび

㈱ナイスの遠隔監視システムにてある程度対応は可能であるが、当院側のシ

ステム担当人員の増員を検討する必要がある。

② メンテナンス

メンテナンスに関しては、システム管理者および、㈱日立メディコ、㈱ナイ

スにて随時行う。診療報酬改定に伴うマスターの変更は保守契約の範囲(年

額約600万円)で行われる。

③ セキュリティー

電子カルテネットワークを使用することで、院内 LAN が整備され、「情報の

共有化」に繋がり事務的業務の効率化が図れる。しかし、同時にセキュリテ

ィーに関しても強化しなければならない。電子カルテを使用する職員に対す

るセキュリティー研修を定期的に行うとともに質とモラルの向上を図りなが

ら情報漏えいには最大限の監視を行う必要がある。

④ 業務の効率化

電子カルテ導入のための業務運用を検討することで、業務の「ムラ」「ムダ」

を省き、職員の負担軽減を図り、医療事故防止・医療安全の確保を行ってい

く。

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((((2222))))災害拠点病院認可災害拠点病院認可災害拠点病院認可災害拠点病院認可へのへのへのへの取取取取りりりり組組組組みみみみ

1111 災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院とはとはとはとは

地震、火災、津波、台風、噴火、テロなど大規模災害発生時に各地域の初期救急の

中心になる病院で都道府県が指定する。1995 年(平成 7 年)の阪神淡路大震災時の反

省をもとに、翌 1996 年の厚生労働省令で定められた。原則として、24 時間対応でき

る設備、ヘリコプター発着場、医薬品の備蓄、水や電気などライフラインの確保、耐

震化構造などが必要条件になっている。2011 年 7 月の時点全国で 618 病院(基幹災害

拠点病院:57 病院、地域災害拠点病院:564 病院)が指定されている。

しかし、現状は必ずしも充実しているとはいえない。厚生労働省による災害拠点病

院の整備基準では、耐震構造を求めている対象は救急診療を行う棟だけとなっている

が、一方で国は「建物すべての耐震化が望ましい」という指針を示し、整備費の補助

を行っている。2011 年の東日本大震災では、耐震化が不十分だったために、地震によ

る建物被害を受けた災害拠点病院もあった。また、津波と洪水については想定外であ

り、津波の被害を受ける恐れのある海抜の低い場所に立地している病院でも、災害拠

点病院の指定を受けている。

また、災害急性期(おおむね発災後 48 時間以内)に活動できる機動性をもつ、専門

的な訓練を受けた災害派遣医療チーム(医師や看護師らで構成される)で、被災地で

の広域医療搬送、病院支援、域内搬送、現場活動などを主な活動とする。

災害派遣医療チームは、DMAT(ディーマット)と呼ばれ、多くは 2005 年から災害

拠点病院に配置されている。

(東日本大震災では、島根県からの要請により、六日市病院から1チーム(DMAT で

はないが)、宮城県に救護班(4 名)を派遣した。)

2222 災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院のののの要件要件要件要件およびおよびおよびおよび体制体制体制体制のののの整備整備整備整備

① 建物が耐震耐火構造であること。(六日市病院では平成 22 年度に工事済)

② 資器材等の備蓄があること。(水についてはペットボトルで 400 リットル分を用意し

ている。また、井戸を掘り自家発電でくみ上げられるように計画している。)

③ 応急収容するために転用できる場所があること。

④ 応急用資器材、自家発電機、応急テント等により自己完結できること。(外部か

らの補給が滞っても簡単には病院機能を喪失しないこと。)

⑤ 近接地にヘリポートが確保できること。(吉賀町が平成 25 年度から建設開始)

また DMAT の配置は、災害拠点病院の要件ではないが、DMAT の多くは災害

拠点病院に配置されている。六日市病院では島根県に養成研修受講希望を提出

している。

更に平成 22 年度から 3 年連続で当院医師 3 名が厚生労働省開催の「医師救急

医療業務実地修練」(3 日間全国研修会)に選出され、参加、終了している。

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3333 島根県島根県島根県島根県のののの災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院災害拠点病院

2次医療圏 病院名 院内ヘリポート DMAT 救命救急センター

松江 松江赤十字病院 ○ 2 チーム ○

松江 松江市立病院 1 チーム

出雲 島根県立中央病院 ○ 2 チーム ○

出雲 島根大学医学部附属病院 ○ 1 チーム ○

隠岐 隠岐病院 ○

雲南 雲南市立病院

大田 大田市立病院

浜田 島根県済生会江津総合病院

浜田 浜田医療センター 1 チーム ○

益田 益田赤十字病院 1 チーム

島根県では、1医療圏に1か所の災害拠点病院の指定という原則は崩れている。

これは、東西に長く、離島・中山間地が多く、極めて深刻な医師不足等、医療資

源の低下が要因と思われる。

4444 ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポートについてについてについてについて

災害拠点病院は、現在の指定要件では、原則として病院敷地内にヘリポートを有

することとされている。しかし、平成 23 年度の調査では、回答のあった 489 病院中、

ヘリコプターの離発着が可能な病院は 356 病院であり、そのうちヘリポートの位置

が病院敷地内にある病院は 197 病院であった。原則として病院敷地内にヘリポート

を有することが望ましいが、設置が困難な災害拠点病院も存在する。

ペリコプターでの搬送においては、搬送先医療機関との調整、ヘリコプター運航

に関わる機関との調整、ヘリポートへの患者搬送、天候によるフライト変更への対

処など、さまざまな問題に適切に対応し、かつ、ヘリポートへの患者搬送の時間を

短縮するためには、病院敷地内にヘリポートを設置すべきとの意見があった。

(平成 23 年 10 月に厚生労働省が発表した「災害医療等のあり方に関する検討会」の報告書)

東日本大震災後、災害拠点病院についての見直しが始まっている中、六日市病院

に隣接するヘリポートが設置でき、災害拠点病院として機能することは、島根県に

とって、吉賀町にとって、住民の安心安全を担保するものとして期待される。また、

益田赤十字病院のロジスティック(後方支援)機能を有する病院として、益田二次

医療圏に病院敷地内(隣接)ヘリポートを有する六日市病院が、今後、災害拠点病

院に指定してもらえるように吉賀町が主体の隣接ヘリポートの整備に支援体制を構

築する。

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5555 東日本大震災東日本大震災東日本大震災東日本大震災をををを踏踏踏踏まえたまえたまえたまえた敷地内敷地内敷地内敷地内ヘリポートヘリポートヘリポートヘリポートのののの必要性必要性必要性必要性

平成 23 年 10 月に厚生労働省が発表した「災害医療等のあり方に関する検討会」の

報告書において、東日本大震災後の対応の中で明らかとなった問題に対して、災害医

療体制の一層の充実を図る観点から、災害医療等の課題と提案が示された。

その中でヘリポートに関しては、「敷地外のヘリコプター離着陸場からの搬送では時

間と手間がかかった」との報告があり、ヘリポートは病院敷地内に設置するべきとい

う意見があった。

これを受けて、六日市病院でも、救急医療や災害時に備えたヘリポート建設に際し

ては「病院内敷地」にすることが望ましいと考える。

また、島根県には東部の鹿島町に「中国電力・島根原子力発電所」があり(島根原

発と吉賀町との直線距離は 150km以上ある)、これが福島原発のような事態になれば、

島根県東部の医療機関(30km 圏内に 27 病院ある)やそのヘリポートの使用は不可能

になり、県西部にヘリポートのある災害拠点病院を備えておくことは、危機管理上必

要であるとの認識から、今後、島根県と協議していきたい。

災害拠点病院は、益田2次医療圏では益田赤十字病院が指定されているが、海岸沿

いの益田市においては、津波の可能性もあることから、中山間地域の吉賀町に存在す

る六日市病院の役割が重要になると考える。

●以上の必要性を吉賀町及び吉賀町議会のご理解いただき、救急医療確保ためのヘ

リポート及び、災害等有事の際のヘリポートとして、吉賀町が事業主体となり、平

成 25 年度から六日市病院西側の民有地にヘリポートの建設に入る。

下記の図面は、平成 25 年 1 月現在の素案である。

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吉賀町は、「吉賀町まちづくり計画」及び「吉賀町地域医療計画」に基づく救急医療・

地域の根幹と位置付けている施策としてヘリポート建設を発表した。完成されれば運

用の締結を結び、ドクターヘリについては六日市病院が運用主体となり、一層の利便

性が図られ、地域住民の命を救える可能性が高まる。

平成 25 年度から工事に入るが、工事中の協力体制を構築し、運用に関して整備指針

を構築していかなければならない。

6666 ERERERER 室建設室建設室建設室建設((((設置設置設置設置))))のののの検討検討検討検討

現在、救急車は正面玄関に着け、救急患者はストレッチャーでロビーを通り、外来の救

急処置室に運ばれる。

このことは、救急告示病院としては建物構造の致命的な欠陥であり、改善の必要及び指

導が以前から言われている。

そこで、災害拠点病院としては、日常の救急車が着く「ER 室」(救急救命室:Emergency

Room)の建設(設置)が必要になってくると思われる。

ER室の建物及び機器については、合計で約2000万円弱を見積もっているが、自らが資

金調達することとなるが、各方面の補助金がないか検討していく。災害拠点病院に認可さ

れてからのさまざまな補助金を利用していきながらこの建設に着手していく検討に入りた

い。

これは、玄関の横から、現在の薬局の部分を「ER 室」に改装する計画案ですが、

これで良いかどうかの検討も必要になってくる。

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病棟別診療報酬集計表(平成24年度予想) (単位 : 点)

一般病棟   亜急性期

2F(42床) 2F(8床) 小計小計小計小計 3F(60床) 小計小計小計小計 4F(60床) 5F(60床) 西(34床) 小計小計小計小計 合計合計合計合計

実日数 14,401 2,883 17,28417,28417,28417,284 19,849 19,84919,84919,84919,849 20,869 21,146 12,117 54,13254,13254,13254,132 91,26591,26591,26591,265

診察料 281,595 11,510 293,105293,105293,105293,105 36,878 36,87836,87836,87836,878 571,683 314,249 213,902 1,099,8341,099,8341,099,8341,099,834 1,429,8171,429,8171,429,8171,429,817

投薬 1,010,801 62,725 1,073,5261,073,5261,073,5261,073,526 35,215 35,21535,21535,21535,215 0 0 0 0000 1,108,7411,108,7411,108,7411,108,741

(内服) 759,631 59,216 818,847818,847818,847818,847 24,622 24,62224,62224,62224,622 0 0 0 0000 843,469843,469843,469843,469

(頓服) 6,950 126 7,0767,0767,0767,076 475 475475475475 0 0 0 0000 7,5517,5517,5517,551

(外用) 134,895 3,383 138,278138,278138,278138,278 10,118 10,11810,11810,11810,118 0 0 0 0000 148,396148,396148,396148,396

(調剤) 109,324 0 109,324109,324109,324109,324 0 0000 0 0 0 0000 109,324109,324109,324109,324

注射 2,212,734 0 2,212,7342,212,7342,212,7342,212,734 597 597597597597 0 0 0 0000 2,213,3312,213,3312,213,3312,213,331

処置 1,048,716 0 1,048,7161,048,7161,048,7161,048,716 623,401 623,401623,401623,401623,401 0 0 0 0000 1,672,1171,672,1171,672,1171,672,117

(処置) 738,031 0 738,031738,031738,031738,031 588,267 588,267588,267588,267588,267 0 0 0 0000 1,326,2981,326,2981,326,2981,326,298

(処置薬) 310,685 0 310,685310,685310,685310,685 35,134 35,13435,13435,13435,134 0 0 0 0000 345,819345,819345,819345,819

手術 1,689,784 0 1,689,7841,689,7841,689,7841,689,784 83,955 83,95583,95583,95583,955 0 0 0 0000 1,773,7391,773,7391,773,7391,773,739

(手術) 1,540,539 0 1,540,5391,540,5391,540,5391,540,539 60,684 60,68460,68460,68460,684 0 0 0 0000 1,601,2231,601,2231,601,2231,601,223

(手術薬) 149,245 0 149,245149,245149,245149,245 23,271 23,27123,27123,27123,271 0 0 0 0000 172,516172,516172,516172,516

検査 2,205,491 0 2,205,4912,205,4912,205,4912,205,491 0 0000 0 0 0 0000 2,205,4912,205,4912,205,4912,205,491

画像 1,950,350 0 1,950,3501,950,3501,950,3501,950,350 129,763 129,763129,763129,763129,763 0 0 0 0000 2,080,1132,080,1132,080,1132,080,113

理学 1,906,963 577,311 2,484,2742,484,2742,484,2742,484,274 1,242,790 1,242,7901,242,7901,242,7901,242,790 476,426 539,185 210,339 1,225,9501,225,9501,225,9501,225,950 4,953,0144,953,0144,953,0144,953,014

基本料 29,812,722 5,426,265 35,238,98735,238,98735,238,98735,238,987 33,320,341 33,320,34133,320,34133,320,34133,320,341 25,053,264 23,917,194 15,144,749 64,115,20764,115,20764,115,20764,115,207 132,674,535132,674,535132,674,535132,674,535

(単価) 2,070 1,882 2,0392,0392,0392,039 1,679 1,6791,6791,6791,679 1,201 1,131 1,250 1,1841,1841,1841,184 1,4541,4541,4541,454

食事 2,630,781 585,143 3,215,9243,215,9243,215,9243,215,924 4,140,052 4,140,0524,140,0524,140,0524,140,052 2,872,424 2,933,813 1,661,991 7,468,2287,468,2287,468,2287,468,228 14,824,20414,824,20414,824,20414,824,204

小計 44,749,936 6,662,952 51,412,88851,412,88851,412,88851,412,888 39,612,991 39,612,99139,612,99139,612,99139,612,991 28,973,796 27,704,442 17,230,981 73,909,21973,909,21973,909,21973,909,219 164,935,098164,935,098164,935,098164,935,098

雑医療 633,890 55,159 689,049689,049689,049689,049 407,512 407,512407,512407,512407,512 966,334 927,926 557,595 2,451,8552,451,8552,451,8552,451,855 3,548,4163,548,4163,548,4163,548,416

合計合計合計合計 45,383,82545,383,82545,383,82545,383,825 6,718,1126,718,1126,718,1126,718,112 52,101,93752,101,93752,101,93752,101,937 40,020,50240,020,50240,020,50240,020,502 40,020,50240,020,50240,020,50240,020,502 29,940,12929,940,12929,940,12929,940,129 28,632,36828,632,36828,632,36828,632,368 17,788,57617,788,57617,788,57617,788,576 76,361,07376,361,07376,361,07376,361,073 168,483,512168,483,512168,483,512168,483,512

療養病棟 介護療養型老人保健施設

医療外含医療外含医療外含医療外含むむむむ2F 亜急性 一般合計 3F 小計 4F 5F 西 小計 総合計

1111人人人人あたりあたりあたりあたり単価単価単価単価((((点点点点))))3,151.3 2,330.2 3,014.4 2,016.3 2,016.3 1,434.7 1,354.0 1,468.1 1,410.7 1,846.1

1111日日日日あたりあたりあたりあたり単価単価単価単価((((点点点点))))124,339 18,406 142,745 109,645 109,645 82,028 78,445 48,736 209,208 461,599

1111日日日日あたりあたりあたりあたり病床数病床数病床数病床数39.5 7.9 47.4 54.4 54.4 57.2 57.9 33.2 148.3 250.0

稼働率稼働率稼働率稼働率(%)(%)(%)(%)93.9% 98.7% 94.7% 90.6% 90.6% 95.3% 96.6% 97.6% 96.3% 94.7%

((((3333))))今後今後今後今後のののの財務財務財務財務についてについてについてについて

石州会における事業計画を安定的に遂行するには、財源の確保が大きな柱の

一つであり、その財源は①診療報酬及び介護報酬と②国・島根県・吉賀町から

の特別交付税措置と補助金のみである。

これら収入を見込み、今後3年間の財務予想を行う。

① 診療報酬及び介護報酬の見込み

平成26年度には診療報酬改定が、平成27年度には介護報酬改定が予定さ

れており、その政策により、報酬額は変化する事は当然ではあるが、現時点で

は、平成25年度の報酬上の各指数を検証し、3年間の収入額とする。

当然、改定前年度において、経営の遅滞を招かないよう、改定情報をいち早く

入手し、可能最大の目標を定めていく。

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318

4F 5F 西 小計

12,248 12,516 7,152 31,916

17,840,107 16,994,209 10,557,666 45,391,982

96.3% 98.4% 99.2% 97.8%

1,456.6 1,357.8 1,476.2 1,422.2

実日数

総介護報酬

老健部分について

は8月~2月

稼働率

単価/1日1人当たり

平成24年度 科別診療報酬予想(外来)

(単位 : 点)

内科 小児科 外科 整形外科 脳外科 耳鼻科 眼科 皮膚科 泌尿器科 リハビリ科 医科 歯科 介護 合計合計合計合計

実日数 8,912 224 3,605 7,329 5,189 998 2,571 586 1,428 4,190 35,032 4,086 1,837 40,95540,95540,95540,955

診察料 2,200,299 94,222 701,377 916,399 918,907 122,016 233,395 90,682 205,543 796,597 6,279,437 522,319 0 6,801,7566,801,7566,801,7566,801,756

内服 36,103 2,196 7,995 1,369 1,038 57 0 263 7,460 1,765 58,246 1,904 0 60,15060,15060,15060,150

頓服 724 203 1,273 44 68 3 0 0 0 465 2,780 42 0 2,8222,8222,8222,822

外用 1,874 713 1,461 404 572 0 625 77 6 2,711 8,443 443 0 8,8868,8868,8868,886

調剤 14,581 5,075 9,032 1,697 1,464 118 379 497 446 2,676 35,965 2,176 0 38,14138,14138,14138,141

注射 211,913 2,012 351,341 145,837 16,569 1,058 401 894 481,903 169,534 1,381,462 6,096 0 1,387,5581,387,5581,387,5581,387,558

処置 32,823 1,814 60,200 382,247 31,612 21,802 5,233 5,716 1,708 99,947 643,102 896,439 0 1,539,5411,539,5411,539,5411,539,541

処置薬 48,137 784 45,865 2,130 14,052 2,701 60 36 1,170 87,689 202,624 519 0 203,143203,143203,143203,143

手術 14,665 1,000 79,340 62,312 9,604 8,858 105,759 10,854 0 43,469 335,861 82,742 0 418,603418,603418,603418,603

手術薬 4,485 10 4,322 4,210 3,580 4 96 66 0 18,811 35,584 1,203 0 36,78736,78736,78736,787

検査 1,992,958 23,931 339,217 107,723 506,096 191,053 930,704 33,741 206,765 352,562 4,684,750 102,103 0 4,786,8534,786,8534,786,8534,786,853

画像 984,983 9,959 488,399 708,520 813,039 110,369 19,145 3,657 49,266 549,789 3,737,126 120,737 0 3,857,8633,857,8633,857,8633,857,863

理学 50,223 1,334 76,161 354,125 162,928 0 0 0 0 116,591 761,362 0 601,298 1,362,6601,362,6601,362,6601,362,660

処方 588,652 4,873 142,158 126,454 364,965 44,821 136,884 33,660 91,174 151,551 1,685,192 39,042 0 1,724,2341,724,2341,724,2341,724,234

小計小計小計小計 6,182,4206,182,4206,182,4206,182,420 148,126148,126148,126148,126 2,308,1412,308,1412,308,1412,308,141 2,813,4712,813,4712,813,4712,813,471 2,844,4942,844,4942,844,4942,844,494 502,860502,860502,860502,860 1,432,6811,432,6811,432,6811,432,681 180,143180,143180,143180,143 1,045,4411,045,4411,045,4411,045,441 2,394,1572,394,1572,394,1572,394,157 19,851,93419,851,93419,851,93419,851,934 1,775,7651,775,7651,775,7651,775,765 601,298601,298601,298601,298 22,228,99722,228,99722,228,99722,228,997

雑医療 114,680 0 47,658 21,570 27,164 5,315 11,418 72 805 64,161 292,843 10,663 0 303,506303,506303,506303,506

合計合計合計合計 6,297,1006,297,1006,297,1006,297,100 148,126148,126148,126148,126 2,355,7992,355,7992,355,7992,355,799 2,835,0412,835,0412,835,0412,835,041 2,871,6582,871,6582,871,6582,871,658 508,175508,175508,175508,175 1,444,0991,444,0991,444,0991,444,099 180,215180,215180,215180,215 1,046,2461,046,2461,046,2461,046,246 2,458,3182,458,3182,458,3182,458,318 20,144,77720,144,77720,144,77720,144,777 1,786,4281,786,4281,786,4281,786,428 601,298601,298601,298601,298 22,532,50322,532,50322,532,50322,532,503

医科 歯科 訪問リハ

575.1 437.2 327.3127.4 16.9 7.5

275 242 245

(医療外含む)

1日あたり単価(点)

1日あたり人数

1年稼働日

病床 稼動 稼動率 単価(点)

2階 一般 42 39.4 93.9% 3,151.3

一般(亜急性期) 8 8.0 100.0% 2,330.2

3階 医療療養 60 55.9 93.1% 2,016.3

4階 60 58.7 97.8% 1,422.2

5階 60 58.7 97.8% 1,422.2

西棟 34 33.3 97.8% 1,422.2

計 264 253.9 96.2%

退院含む

1日数 1年稼動 1日単価

医科 127.4 275 575.1

歯科 16.9 242 437.2

訪問リハビリテーション 7.5 245 327.3

介護療養型老人保健施設

入院・入所

外来

※2階・3階の単価・稼働

は、平成 24 年度予想の平均

値を目標とする。但し、亜

急性期病床は一般病棟の平

均在院日数の関係より、

100%稼働を目標とする。

※3階の稼働は、全国平均

の 93.1%を目標とする。

※老健の単価・稼働は、今

期直近7か月の平均値を目

標とする。

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319

補助金申請計画補助金申請計画補助金申請計画補助金申請計画((((平成平成平成平成25252525----27272727年度年度年度年度))))※各年、予定額

平成25年度 平成26年度 平成27年度

吉賀町(社会医療法人石州会救急医療

等対策事業補助金)特別交付税

128,834,000 128,834,000 128,834,000

病院群輪番制病院運営費補助金 8,500,000 8,500,000 8,500,000

非常勤医師交通費支援事業 2,000,000 0 0

医師事務作業補助者設置支援事業 3,257,000 0 0

先輩看護職員キャリアアップ応援事業 1,000,000 0 0

医療従事者に対するメンタルヘルスケア

支援事業

900,000 0 0

新人看護師確保に関する支援事業 500,000 0 0

がん情報提供促進病院支援事業 600,000 0 0

新人看護職員研修事業及び医療機関受

け入れ研修事業

400,000 0 0

小計 8,657,000 0 0

島根県医療連携ITシステム構築支援事

不明 0 0

岩国市六日市病院送迎バス運行費補助

500,000 500,000 500,000

病院内保育所運営補助金 1,352,000 1,352,000 1,352,000

島根大学医学部附属病院群臨床研修費

等補助金

800,000 800,000 800,000

その他雇用関係各種補助金 300,000 300,000 300,000

合計 148,943,000 140,286,000 140,286,000

② 特別交付税及び補助金

特別交付税措置は、国の施策に大きく影響され、措置額の変化は、単年度

ごとに決定されるが、大きくは変わらないと思われる。

補助金についても、特別交付税措置と同様の考え方ではあるが、国・島根県・

吉賀町の施策を綿密に検討し、緻密な計画を立案して行く必要がある。

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320

③ 財務健全化について

過去及び現在の石州会の経営状況については周知の事実であり、石州会関係者は当然の

こととして、吉賀町、並びに山陰合同銀行におかれてもご理解いただいているところと存

じます。

平成 13 年に法人成りした時点の建物取得にかかる費用 17 億円の借財が足かせとなり、

その後の平成 18 年の診療報酬改定により経営状況は更に悪化の道をたどったことから、吉

賀町の支援なくしては存続できない状況までに至った。その状況を吉賀町においても憂慮

して戴き、吉賀町から平成 20 年 6 月に経営安定化資金として 1 億円(無利息)の融資を受

け、更には、平成 21 年度から 3 年間にわたり、各年 1 億円計 3 億円の救急医療対策補助金

として支援して戴いた。

特別医療法人時代には実現不可能であった「公的病院等に対する特別交付税措置」を目

指し、平成 21 年 1 月に石州会は社会医療法人化されることとなった。その後、平成 21 年

12 月 15 日に総務省の特別交付税に関する省令(不採算地区公的病院等に係る特別交付税措

置)が改正され、公的病院等の範囲に社会医療法人が新たに追加された。この政府(総務

省)の新たな方針を確認するために中谷吉賀町長と重冨理事長は平成 21 年 4 月 14 日に総

務省自治財政局地域企業経営企画室長のもとを訪問し、吉賀町との連携とご支援を得るこ

とにより、計画的に国の特別交付税措置による六日市病院に対する財政支援措置の道筋が

立つことが出来るまでに至った。

吉賀町からの 3 億円の財政支援が終わる平成 23年度には翌年度からの特別交付税措置を

講じるための要件整備として、病院部分の病床(4 階、5 階、西)を介護療養型老人保健施

設に移行(平成 23 年 11 月)し、平成 24 年 1 月に 2 階一般病床を 50 床に減少し、病院部

分(医療保険)の病床を 110 床とし、特別交付税措置の要件を満たした。

この病床転換は、石州会関係者、吉賀町、山陰合同銀行にも御理解を得た上での長期的

展望であり、地域医療を存続させるための決断であった。たとえ、経費を必要とする医業

収入が減少となったとしても、真水である特別交付税措置の獲得策が、より経営を安定化

させるとの判断によるものであった。

しかしながら、この真水の交付金は、山陰合同銀行六日市支店と吉賀町の借入金返済に

充てられているという経営状況であり、キャッシュ・フローはぎりぎりの状況でもあり、

留保金を繰り延べるような資金繰りではない。むしろ、30 年以上経過した建物の補修関係

に更なる借入金が積み重なり、単年期中では運転資金の短期借入をせざるを得ない状況下

であり、この状態では、将来においても経営状況は改善されない状況が見込まれる。

今後も、健全な地域医療の確保と吉賀町まちづくり会議に積極的に参画するにあたって

は、日本における平均的な医療機器などの更新・取得も必要であり、一定の剰余金が必要

であると思われる。山陰合同銀行六日市支店とは更なる借入金の返済緩和を協議させて戴

きたいとの要望を持っており、また吉賀町には、今後も、様々な御指導を仰ぐとともに、

より健全な道筋を探って参りたい。是非とも、第三次中期事業計画の遂行にあたってのご

支援を今まで通り継続して戴くと同時に、今後も、三者会議などを通して、経営基盤安定

に対する協議をお願いしたいと考えている。

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321

年間予想年間予想年間予想年間予想

平成平成平成平成25252525年度 収支予算年度 収支予算年度 収支予算年度 収支予算・・・・キャッシュフローキャッシュフローキャッシュフローキャッシュフロー

●●●●病院病院病院病院・・・・施設施設施設施設    収入収入収入収入 ※2階・3階の単価・稼働は、平成24年度予想の平均値を目標と

 する。但し、亜急性期病床は一般病棟の平均在院日数の関係

 より、100%稼働を目標とする。

※3階の稼働は、全国平均の93.1%を目標とする。

※老健の単価・稼働は、今期直近7か月の平均値を目標とする。

病床 稼動 稼動率 単価(点) 年間収入(円)

2階 一般 42 39.4 93.9% 3,151.3 453,625,538

一般(亜急性期) 8 8.0 100.0% 2,330.2 68,041,840

3階 医療療養 60 55.9 93.1% 2,016.3 411,101,391

4階 60 58.7 97.8% 1,422.2 304,609,640

5階 60 58.7 97.8% 1,422.2 304,609,640

西棟 34 33.3 97.8% 1,422.2 172,612,130

計 264 253.9 96.2% 1,714,600,179

退院含む

1日数 1年稼動 1日単価 年間収入(円)

医科 127.4 275 575.1 201,486,285

歯科 16.9 242 437.2 17,880,606

訪問リハビリテーション 7.5 245 327.3 6,014,138

計 225,381,028

保健予防収入 15,000,000

( 室料差額収入  2階の入院収入に含む 2,800,000 )

その他医業収入 2,000,000

認定調査委託料 300,000

保険査定減 -6,000,000

医業収入合計医業収入合計医業収入合計医業収入合計 平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 1,951,281,2071,951,281,2071,951,281,2071,951,281,207 ●

△△△△人件費人件費人件費人件費

給与給与給与給与 950,000,000

賞与賞与賞与賞与 136,000,000

法定福利費法定福利費法定福利費法定福利費((((給与給与給与給与)))) 124,450,000

法定福利費法定福利費法定福利費法定福利費((((賞与賞与賞与賞与)))) 18,088,000

法定福利費法定福利費法定福利費法定福利費((((労働労働労働労働)))) 18,000,000

1,246,538,000 △

退職給付費用を除く給与費比率 63.9%63.9%63.9%63.9%

介護療養型老人保健施設

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

入院・入所

外来

まず、平成25年、26年、27年度の収支予想を行うために、平成25年単

年度の収支予想を行い、それを推移させて3年間の収支予想を行う。

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322

△△△△材料費材料費材料費材料費

医薬品費医薬品費医薬品費医薬品費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 2,097.8 30,197,558

一般(亜急性期) 8 8.0 549.3 1,603,956

3階 医療療養 60 55.9 861.0 17,554,843

4階 60 58.7 428.0 9,166,990

5階 60 58.7 428.0 9,166,990

西棟 34 33.3 428.0 5,194,627

外来 医科 127.4 459.0 16,782,784

歯科 16.9 0.0 0

89,667,748 △

診療材料費診療材料費診療材料費診療材料費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 1,322.1 19,031,458

一般(亜急性期) 8 8.0 90.5 264,260

3階 医療療養 60 55.9 1,730.9 35,291,147

4階 60 58.7 512.6 10,978,969

5階 60 58.7 512.6 10,978,969

西棟 34 33.3 512.6 6,221,416

外来 医科 127.4 315.4 11,532,223

歯科 16.9 828.6 3,402,812

97,701,253 △

医療消耗備品費医療消耗備品費医療消耗備品費医療消耗備品費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 314.8 4,531,505

一般(亜急性期) 8 8.0 280.0 817,600

3階 医療療養 60 55.9 315.8 6,438,815

4階 60 58.7 529.5 11,340,937

5階 60 58.7 529.5 11,340,937

西棟 34 33.3 529.5 6,426,531

外来 医科 127.4 89.7 3,279,773

歯科 16.9 144.2 592,186

44,768,283 △

※上記の材料費の算出方法は、それぞれの病棟及び老健ごとの、平成24年4月

 から平成24年12月までの実数の「一人1日当たりの平均単価」を算出し、それを

 計画の平均稼働で乗じて、365日を乗じて算出した。

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

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323

△△△△委託費委託費委託費委託費

給食業務委託費給食業務委託費給食業務委託費給食業務委託費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 927.5 13,351,242

一般(亜急性期) 8 8.0 926.2 2,704,504

3階 医療療養 60 55.9 593.6 12,102,851

4階 60 58.7 812.4 17,400,146

5階 60 58.7 812.4 17,400,146

西棟 34 33.3 812.4 9,860,083

外来 医科 127.4 0

歯科 16.9 0

72,818,971 △

寝具委託費寝具委託費寝具委託費寝具委託費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 95.0 1,367,513

一般(亜急性期) 8 8.0 95.0 277,400

3階 医療療養 60 55.9 95.0 1,936,946

4階 60 58.7 95.0 2,034,729

5階 60 58.7 95.0 2,034,729

西棟 34 33.3 95.0 1,153,013

外来 医科 127.4 0.0 0

歯科 16.9 0.0 0

8,804,329 △

検査委託費検査委託費検査委託費検査委託費 病床 稼動 1日単価 年間費用(円)

2階 一般 42 39.4 534.8 7,698,376

一般(亜急性期) 8 8.0 534.8 1,561,616

3階 医療療養 60 55.9 77.6 1,582,179

4階 60 58.7 43.3 927,408

5階 60 58.7 43.3 927,408

西棟 34 33.3 43.3 525,531

外来 医科 127.4 629.7 23,024,225

歯科 16.9 42.2 173,303

36,420,046 △

※上記の委託費の算出方法は、それぞれの病棟及び老健ごとの、平成24年4月

 から平成24年12月までの実数の「一人1日当たりの平均単価」を算出し、それを

 計画の平均稼働で乗じて、365日を乗じて算出した。

年間費用(円)

建物管理委託費建物管理委託費建物管理委託費建物管理委託費 49,000,000 △

医事業務委託費医事業務委託費医事業務委託費医事業務委託費 0 △

そのそのそのその他委託費他委託費他委託費他委託費 2,973,600 △

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

介護療養型老人保健施設

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

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324

△△△△そのそのそのその他経費支払他経費支払他経費支払他経費支払 年間費用(円)

リース料 5,800,000 ↓

地代家賃 25,000,000

医療機器修繕費 2,100,000

設備等修繕費 7,000,000

固定資産税等 4,254,000

保守料 35,995,205 ↑

器機設備保険料 600,000

車両関係費 3,500,000

研修費 6,000,000

福利厚生費 500,000

福利厚生費(健診代) 7,000,000

旅費交通費 9,400,000

職員被服費 1,000,000

通信費 3,200,000

広告宣伝費 350,000

消耗備品費 14,000,000

事務消耗備品費 7,300,000

会議費 10,000

水道光熱費 50,000,000

保険料 1,100,000

交際費 1,600,000

諸会費 360,000

租税公課 500,000

燃料費 12,000,000

図書費 900,000

印刷費 3,400,000

衛生費 240,000

雑費 1,000,000

計 204,109,205 △

院内託児所費用 16,800,000 △

診療費減免額 60,000 △

△△△△そのそのそのその他機器他機器他機器他機器、、、、設備等購入設備等購入設備等購入設備等購入    支払支払支払支払((((割賦割賦割賦割賦))))平成平成平成平成25252525年度導入年度導入年度導入年度導入

電動ベッド(40台) 割賦11 1,628,000

エレベーター1号機 割賦5 1,110,000

計 2,738,000 △

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

8,000,000

12,000,000

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325

●●●●運営費補助金収入運営費補助金収入運営費補助金収入運営費補助金収入

補助金収入(吉賀町:不採算地区病院、救急告示) 128,834,000

補助金収入(群輪番制救急) 8,500,000

補助金収入(保育所) 1,352,000

補助金収入(地域医療再生計画) 8,657,000

補助金収入(岩国市バス) 500,000

補助金収入(大学医学部研修費) 800,000

補助金収入(雇用関係) 300,000

補助金収入(その他) 0

計 148,943,000 ●

●●●●そのそのそのその他収入他収入他収入他収入

受取利息 20,000 ●

院内託児所収入 1,560,000 ●

その他医業外収入 20,000,000 ●

家賃収入 1,600,000 ●

外来カウンセリング収入 0 ●

●●●●借入金収入借入金収入借入金収入借入金収入

山陰合同銀行六日市支店 0 ●

山陰合同銀行六日市支店 運転資金分 0 ●

△△△△借入金借入金借入金借入金のののの返済返済返済返済

山陰合同銀行(既存の665百万円分) 元金 44,316,000

 上記の利息(賞与分利息も含む) 15,687,268

山陰合同銀行(新規の3億円分) 元金 19,992,000

 上記の利息 5,052,952

山陰合同銀行(アンフォーラの5千万円分) 元金 3,324,000

 上記の利息 732,278

日医リース(3.2千万円分) 元金 5,546,676

 上記の利息 408,864

山陰合同銀行(電子カルテ分) 元金 5,832,000

 上記の利息 1,360,858

吉賀町(5億と1億の返済) 元金 29,779,057

  (小計 132,031,953 )

△△△△前年以前前年以前前年以前前年以前にににに導入導入導入導入のののの割賦支払割賦支払割賦支払割賦支払

割賦延払(29物件)利息相当含む 既存分 28,370,028

借入・割賦返済 計 160,401,981 △

△△△△退職金等支払退職金等支払退職金等支払退職金等支払

退職金支払額(坂田、上田、仲田、中村和子、手島、上山、永島、豊田

32,000,000 △

奨学金 1年生23名、2年11名、3年10名 28,520,000 △

△△△△申告納税申告納税申告納税申告納税

法人県民税、法人町民税 71,000 △

消費税 1,200,000 △

差引差引差引差引キャッシュキャッシュキャッシュキャッシュ・・・・フローフローフローフロー 28,811,79028,811,79028,811,79028,811,790

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度

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326

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度    社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会社会医療法人石州会    収支予算書収支予算書収支予算書収支予算書

本来業務収入

医業収入

入院収入 929,968,769

室料差額収入 2,800,000

外来収入 219,366,891

保健予防活動収入 15,000,000

その他医業収入 2,000,000

介護収入

介護療養型老人保健施設収入 781,831,410

訪問リハビリテーション収入 6,014,138

保険等査定減 △ 6,000,000 1,950,981,207

医業外収入

受取利息 20,000

運営費補助金収入 148,943,000

施設設備補助金収入 0

院内託児所収入 1,560,000

その他医業外収入 20,000,000 170,523,000

附帯業務収入

認定調査委託料収入 300,000 300,000

収益業務収入

家賃収入 1,600,000

外来カウンセリング収入 0 1,600,000

2,123,404,2072,123,404,2072,123,404,2072,123,404,207

費用(経費)

人件費

給料 950,000,000

賞与 136,000,000

法定福利費 160,538,000

退職給付費用 38,000,000 1,284,538,000

材料費

医薬品費 89,667,748

診療材料費 97,701,253

医療消耗備品費 44,768,283 232,137,285

委託費

検査委託費 36,420,046

給食業務委託費 72,818,971

寝具委託費 8,804,329

医事業務委託費 0

建物管理委託費 49,000,000

その他委託費 2,973,600 170,016,946

設備関係費

減価償却費 146,000,000

リース料 5,800,000

地代家賃 25,000,000

医療機器修繕費 2,100,000

設備等修繕費 7,000,000

固定資産税等 4,254,000

保守料 35,995,205

器機設備保険料 600,000

車両関係費 3,500,000 230,249,205

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327

研究研修費

研修費 6,000,000

研修費(学) 3,800,000 9,800,000

その他経費

福利厚生費 500,000

福利厚生費(健診代 7,000,000

旅費交通費 9,400,000

職員被服費 1,000,000

通信費 3,200,000

広告宣伝費 350,000

消耗備品費 14,000,000

事務消耗備品費 7,300,000

会議費 10,000

水道光熱費 50,000,000

保険料 1,100,000

交際費 1,600,000

諸会費 360,000

租税公課 500,000

燃料費 12,000,000

図書費 900,000

印刷費 3,400,000

衛生費 240,000

雑費 1,000,000 113,860,000

2,040,601,436

医業外費用

支払利息 26,242,220

繰延消費税等償却 7,000,000

診療費減免額 60,000

院内託児所費用 16,800,000

その他医業外費用 0 50,102,220

2,090,703,6562,090,703,6562,090,703,6562,090,703,656

差引差引差引差引    経常利益経常利益経常利益経常利益 32,700,55132,700,55132,700,55132,700,551

発生主義的簡易発生主義的簡易発生主義的簡易発生主義的簡易キャッシュキャッシュキャッシュキャッシュ・・・・フローフローフローフロー

32,700,551

非キャッシュ費用

退職給付費用 + 38,000,000

減価償却費 + 146,000,000

研修費(学) + 3,800,000

繰延消費税等償却 + 7,000,000

退職金支給額 - △ 32,000,000

奨学金支給額 - △ 28,520,000

法人税等納付額 - △ 1,271,000

有形固定資産の取得支出 - 0

借入金収入 + 0

借入金元金返済 - △ 108,789,733

割賦繰延費用 - △ 28,108,028

28,811,79028,811,79028,811,79028,811,790

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328

(金額単位:千円、税込) (金額単位:千円、税込) (金額単位:千円、税込)

本来業務収入

医業収入

入院収入 929,969 929,969 0

室料差額収入 2,800 2,800 0

外来収入 219,367 219,367 0

保健予防活動収入 15,000 12,292 2,708

その他医業収入 2,000 2,000 0

介護収入

介護療養型老人保健施設収入 781,831 0 781,831

訪問リハビリテーション収入 6,014 6,014 0

保険等査定減 △ 6,000 1,950,981 △ 3,596 1,168,846 △ 2,404 782,135

医業外収入

受取利息 20 12 8

運営費補助金収入 148,943 148,943 0

施設設備補助金収入 0 0 0

院内託児所収入 1,560 935 625

その他医業外収入 20,000 170,523 11,986 161,876 8,014 8,647

附帯業務収入

認定調査委託料収入 300 300 300 300 0 0

収益業務収入

家賃収入 1,600 959 641

外来カウンセリング収入 0 1,600 0 959 0 641

収入合計収入合計収入合計収入合計 2,123,4042 ,123,4042 ,123,4042 ,123,404 1 ,331 ,9821 ,331 ,9821 ,331 ,9821 ,331 ,982 791 ,423791 ,423791 ,423791 ,423

費用(経費)

人件費

給料 950,000 582,540 367,460

賞与 136,000 83,395 52,605

法定福利費 160,538 98,442 62,096

退職給付費用 38,000 1,284,538 23,302 787,679 14,698 496,859

材料費

医薬品費 89,668 66,877 22,791

診療材料費 97,701 68,862 28,839

医療消耗備品費 44,768 232,137 15,747 151,486 29,021 80,651

委託費

検査委託費 36,420 33,937 2,483

給食業務委託費 72,819 29,031 43,788

寝具委託費 8,804 3,605 5,199

医事業務委託費 0 0 0

建物管理委託費 49,000 27,886 21,114

その他委託費 2,974 170,017 1,692 96,153 1,281 73,864

設備関係費

減価償却費 146,000 136,374 9,626

リース料 5,800 5,800 0

地代家賃 25,000 15,425 9,575

医療機器修繕費 2,100 1,259 841

設備等修繕費 7,000 4,195 2,805

固定資産税等 4,254 425 3,829

保守料 35,995 34,965 1,030

器機設備保険料 600 342 258

車両関係費 3,500 230,249 2,098 200,883 1,402 29,366

平成平成平成平成25252525年度年度年度年度    収支予算書収支予算書収支予算書収支予算書

うちうちうちうち    六日市苑六日市苑六日市苑六日市苑うちうちうちうち    六日市病院六日市病院六日市病院六日市病院((((社医社医社医社医))))石州会石州会石州会石州会    全体全体全体全体

Page 335: 第三次中期事業計画書 · 2013. 6. 5. · 社会医療沵人社会医療沵人 石州会石州会石州会 第三次中曋事業計璽第三次中曋事業計璽 頁 はじめに

329

研究研修費

研修費 6,000 3,679 2,321

研修費(学) 3,800 9,800 2,330 6,009 1,470 3,791

その他経費

福利厚生費 500 300 200

福利厚生費(健診代) 7,000 4,292 2,708

旅費交通費 9,400 5,634 3,766

職員被服費 1,000 599 401

通信費 3,200 1,918 1,282

広告宣伝費 350 210 140

消耗備品費 14,000 8,391 5,609

事務消耗備品費 7,300 4,375 2,925

会議費 10 6 4

水道光熱費 50,000 28,500 21,500

保険料 1,100 1,010 90

交際費 1,600 959 641

諸会費 360 216 144

租税公課 500 300 200

燃料費 12,000 6,840 5,160

図書費 900 539 361

印刷費 3,400 2,038 1,362

衛生費 240 144 96

雑費 1,000 113,860 998 67,268 2 46,592

2,040,601 1,309,478 731,124

医業外費用

支払利息 26,242 15,728 10,515

繰延消費税等償却 7,000 4,195 2,805

診療費減免額 60 36 24

院内託児所費用 16,800 10,069 6,731

その他医業外費用 0 50,102 0 30,027 0 20,075

費用合計費用合計費用合計費用合計 2,090,7042 ,090,7042 ,090,7042 ,090,704 1 ,339 ,5051 ,339 ,5051 ,339 ,5051 ,339 ,505 751 ,199751 ,199751 ,199751 ,199

経常利益経常利益経常利益経常利益 32,70032,70032,70032,700 経常利益経常利益経常利益経常利益 △ 7,523△ 7,523△ 7,523△ 7,523 経常利益経常利益経常利益経常利益 40,22340 ,22340 ,22340 ,223

発生主義的簡易発生主義的簡易発生主義的簡易発生主義的簡易キャッシュキャッシュキャッシュキャッシュ・・・・フローフローフローフロー

(金額単位:千円、税込) (金額単位:千円、税込) (金額単位:千円、税込)

32,700 △ 7,523 40,223

非キャッシュ費用

退職給付費用 + 38,000 23,302 14,698

減価償却費 + 146,000 136,374 9,626

研修費(学) + 3,800 2,330 1,470

繰延消費税等償却 + 7,000 4,195 2,805

退職金支給額 - △ 32,000 △ 19,622 △ 12,378

奨学金支給額 - △ 28,520 △ 17,488 △ 11,032

法人税等納付額 - △ 1,271 △ 762 △ 509

有形固定資産の取得支出 - 0 0 0

借入金収入 + 0 0 0

借入金元金返済 - △ 108,790 △ 66,658 △ 42,131

割賦繰延費用 - △ 28,108 △ 28,108 0

28,81128,81128,81128,811 26 ,03926 ,03926 ,03926 ,039 2 ,7722 ,7722 ,7722 ,772

((((社医社医社医社医))))石州会石州会石州会石州会    全体全体全体全体 うちうちうちうち    六日市病院六日市病院六日市病院六日市病院 うちうちうちうち    六日市苑六日市苑六日市苑六日市苑

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330

今後今後今後今後3333年間年間年間年間のののの収支収支収支収支・・・・財務計画財務計画財務計画財務計画にあたってにあたってにあたってにあたって

① 事業収入については、平成25年度の予算をその後の2年間もとりあえず同額としているが、

平成26年4月の診療報酬改定、及び、平成27年4月の介護報酬改定が予定されており、

その動向、情報をより早く入手し、対応策を講じる必要がある。その場合には、平成26年度、

平成27年度単年の収支予算策定時には繁栄させていきたい。

② 人件費については、平成25年8月には常勤医師が1名入職予定。さらに平成25年度からは、

外来医事業務委託を止め委託費が削減させるが、その分、医事課等の職員の増員、また、

電子カルテ導入により、医師事務作業補助者の育成や増員が必要にもなる。

24時間救急や、365日対応の勤務は、その交代要員も余剰が必要になり、法定人員以上

の人材を確保する必要があるし、それらは医療資格者のため、急な補充手当が困難な為、

常に余剰人員を確保しておく必要があるなど、人件費の削減には難しいところがある。

③材料費及び委託費の算出方法は、それぞれの病棟及び老健ごとの、平成24年4月から

平成24年12月までの実数の「一人1日当たりの平均単価」を算出し、それを計画の平均

稼働で乗じて、365日を乗じて算出した。

④ リース料は、リース会計基準を採用しており、過去のリース物件は徐々に少なくなっている。

その分、医療機器等はリースに代わり、リース会社の「割賦繰延」契約をしており、P/Lには

利息相当額しか繁栄されずに、B/Sに資産として計上されている(リース会計)。

⑤ 地代家賃については、看護師寮が不足される状況が予想され、民間の住宅等を賃貸せざる

を得ない。その分を予想し増額して計上した。

⑥ その他の経費については、平成24年度と状況は変わらず、ほぼその程度の予算を計上

した。

⑦ 補助金収入のうち、吉賀町からの公的病院等に対する特別交付税の交付額については、

平成24年12月5日の省令改正によるものを反映し、264万円を増額した予算とした。

⑧ 発生主義的な簡易なキャッシュ・フローについて、減価償却費等非キャッシュ費用は、次の

勘定科目の合計である。

退職給付費用、減価償却費、研修費(学)、繰延消費税等償却

(すべて経費ではあるが、キャッシュの支出のないもの)

⑨ 退職給付費用が非キャッシュ費用であるため、退職金の支給額については、定年60歳を

見込み計上している。

⑩ 奨学金支給額は、平成25年度1年生新規を23名と見込んだ場合の3か年計画であるが、

負担増額傾向にある。

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331

収支収支収支収支・・・・財務財務財務財務    計画計画計画計画((((平成平成平成平成25252525----27272727年度年度年度年度))))

進行期進行期進行期進行期((((予想予想予想予想)))) 3333ヵヵヵヵ年計画年計画年計画年計画 3333ヵヵヵヵ年計画年計画年計画年計画 3333ヵヵヵヵ年計画年計画年計画年計画

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度      平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 平成平成平成平成26262626年度年度年度年度 平成平成平成平成27272727年度年度年度年度

907,546 入院料収益 919,469 919,469 919,469

2,749 室料差額収益 2,800 2,800 2,800

658,401 老健収益 681,831 681,831 681,831

215,792 外来診療収益 219,367 219,367 219,367

15,009 保健予防活動収益 15,000 15,000 15,000

12,618 その他の医業収益 12,500 12,500 12,500

98,385 その他の老健収益 100,000 100,000 100,000

5,831 訪問リハ収益 6,014 6,014 6,014

323 認定調査委託料収益 300 300 300

-7,038 保険等査定減 -6,000 -6,000 -6,000

1,909,6161,909,6161,909,6161,909,616 事業収入 計事業収入 計事業収入 計事業収入 計 1,951,2811,951,2811,951,2811,951,281 1,951,2811,951,2811,951,2811,951,281 1,951,2811,951,2811,951,2811,951,281

給与費給与費給与費給与費

935,324 給料 950,000 955,000 955,000

135,603 賞与 136,000 136,000 136,000

37,992 退職給付費用 38,000 38,000 38,000

156,466 法定福利費 160,538 161,000 161,000

材料費材料費材料費材料費

79,889 医薬品費 89,667 89,667 89,667

93,621 診療材料費 97,701 97,701 97,701

43,312 医療消耗備品費 44,768 44,768 44,768

委託費委託費委託費委託費

32,054 検査委託費 36,420 36,420 36,420

69,346 給食業務委託費 72,818 72,818 72,818

8,250 寝具委託費 8,804 8,804 8,804

21,336 医事業務等委託費 0 0 0

45,875 建物管理委託費 49,000 49,000 49,000

2,832 その他委託費 2,973 2,973 2,973

設備関係費設備関係費設備関係費設備関係費

140,500 減価償却費 146,000 146,000 146,000

16,201 リース料 5,800 3,000 2,700

25,268 地代家賃 25,000 27,500 27,500

1,895 医療機器修繕費 2,100 2,100 2,100

7,120 設備等修繕費 7,000 7,000 7,000

4,254 固定資産税等 4,254 4,254 4,254

28,285 保守料 35,995 34,300 34,300

570 器機設備保険料 600 600 600

3,618 車両関係費 3,500 3,500 3,500

研究研修費研究研修費研究研修費研究研修費

5,716 研修費 6,000 6,000 6,000

3,817 研修費(学) 3,800 3,800 3,800

経費経費経費経費

7,400 福利厚生費 7,500 7,500 7,500

9,253 旅費交通費 9,400 9,400 9,400

905 職員被服費 1,000 1,000 1,000

3,259 通信費 3,200 3,200 3,200

364 広告宣伝費 350 350 350

13,350 消耗備品費 14,000 14,000 14,000

7,483 事務消耗備品費 7,300 7,300 7,300

11 会議費 10 10 10

50,302 水道光熱費 50,000 50,000 50,000

1,174 保険料 1,100 1,100 1,100

1,644 交際費 1,600 1,600 1,600

353 諸会費 360 360 360

319 租税公課 500 500 500

11,658 燃料費 12,000 12,000 12,000

912 図書費 900 900 900

3,366 印刷費 3,400 3,400 3,400

238 衛生費 240 240 240

0 寄附金 0 0 0

0 医業貸倒損失 0 0 0

2,995 雑費 1,000 1,000 1,000

26,400 控除対象外消費税等 0 0 0

2,040,5302,040,5302,040,5302,040,530 事業費用 計事業費用 計事業費用 計事業費用 計 2,040,5982,040,5982,040,5982,040,598 2,044,0652,044,0652,044,0652,044,065 2,043,7652,043,7652,043,7652,043,765

-130,914-130,914-130,914-130,914 事業利益事業利益事業利益事業利益 -89,317-89,317-89,317-89,317 -92,784-92,784-92,784-92,784 -92,484-92,484-92,484-92,484

(千円)

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332

20 受取利息 20 20 20

196,806 補助金収益 148,943 140,286 140,286

1,258 院内託児所収益 1,560 1,500 1,500

1,579 収益事業収入 1,600 1,600 1,600

19,971 その他事業外収入 20,000 20,000 20,000

219,634219,634219,634219,634 事業外収入 計事業外収入 計事業外収入 計事業外収入 計 172,123172,123172,123172,123 163,406163,406163,406163,406 163,406163,406163,406163,406

24,884 支払利息 23,247 21,200 19,400

3,002 リース支払利息 3,000 3,000 3,000

7,000 繰延消費税等償却 7,000 7,000 7,000

55 診療費減免額 60 60 60

16,069 院内託児所費用 16,800 16,500 16,500

0 収益事業費用 0 0 0

1 その他事業外費用 0 0 0

51,01151,01151,01151,011 事業外費用 計事業外費用 計事業外費用 計事業外費用 計 50,10750,10750,10750,107 47,76047,76047,76047,760 45,96045,96045,96045,960

37,70937,70937,70937,709 経常利益経常利益経常利益経常利益 32,70032,70032,70032,700 22,86222,86222,86222,862 24,96224,96224,96224,962

64,262 特 別 利 益 65,000 65,000 65,000

65,994 特 別 損 失 65,000 65,000 65,000

35,97735,97735,97735,977 税引前当期利益 32,70032,70032,70032,700 22,86222,86222,86222,862 24,96224,96224,96224,962

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度 平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 平成平成平成平成26262626年度年度年度年度 平成平成平成平成27272727年度年度年度年度

発生主義的発生主義的発生主義的発生主義的なななな簡易簡易簡易簡易キャッシュキャッシュキャッシュキャッシュ・・・・フローフローフローフロー

37,709         経常利益経常利益経常利益経常利益 32,700 22,862 24,962

189,309  + 減価償却費等非キャッシュ 194,800 194,800 194,800

-37,172  - 退職金支給額 -32,000 -29,000 -12,000

-14,980  - 奨学金支給額 -28,520 -32,440 -44,500

-249,336  - 借入金元本等 -136,897 -141,255 -140,074

70,000  + 事業資金借入 0 0 0

-1,271  - 法 人 税 等 -1,271 -1,271 -1,991

-5,741-5,741-5,741-5,741 年間年間年間年間キャッシュキャッシュキャッシュキャッシュ増減増減増減増減 28,81128,81128,81128,811 13,69613,69613,69613,696 21,19721,19721,19721,197

※※※※重要項目重要項目重要項目重要項目のののの内訳内訳内訳内訳

元本等返済及元本等返済及元本等返済及元本等返済及びびびび設備投資設備投資設備投資設備投資

67,632  ごうぎん借入金元本 67,632 67,632 67,632

29,785  6億円借入金元本(町) 29,779 29,779 29,779

1,458  ごうぎん7000万借入元金 5,832 5,832 5,832

25,078  割賦繰延 25,370 25,297 19,936

 新規割賦繰延 2,738 7,000 12,000

5,383  CT借入金元金 5,546 5,715 4,895

120,000  電子カルテ(設備投資)

249,336 計 136,897 141,255 140,074

事業資金借入事業資金借入事業資金借入事業資金借入

70,000  電子カルテ分

0  運転資金

70,000  借入金発生額 0 0 0

補助金収入補助金収入補助金収入補助金収入

125,948 吉賀町(特別交付税) 128,834 128,834 128,834

8,746 群輪番制救急 8,500 8,500 8,500

1,352 保育所運営費 1,352 1,352 1,352

824 臨床研修医 800 800 800

9,050 地域医療再生計画 8,657 0 0

3,500 労働・雇用関係 300 300 300

44,100 電子カルテ

3,286 遠隔画像診断システム

岩国市(バス) 500 500 500

196,806 計 148,943 140,286 140,286

平成平成平成平成24242424年度年度年度年度 平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 平成平成平成平成26262626年度年度年度年度 平成平成平成平成27272727年度年度年度年度

(千円)

(千円)

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333

借入金借入金借入金借入金のののの状況等状況等状況等状況等((((借入金推移表借入金推移表借入金推移表借入金推移表))))

平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度末 平成27年度末

借入先 使途 当初金額 23232323....3333....31313131残残残残 24242424....3333....31313131残残残残 25252525....3333....31313131残残残残 26262626....3333....31313131残残残残 27272727....3333....31313131残残残残 28282828....3333....31313131残残残残

山陰合同銀行  平22.1月 一本化 6.65億 609,605,000 565,289,000 520,973,000 476,657,000 432,341,000 388,025,000

山陰合同銀行  平23年度 新規15年 3億 296,668,000 276,676,000 256,684,000 236,692,000 216,700,000

山陰合同銀行  平23年度 寮15年 5千万 46,953,000 43,629,000 40,305,000 36,981,000 33,657,000

山陰合同銀行  平24年度 電子カルテ12年 7千万 69,514,000 63,682,000 57,850,000 52,018,000

短短短短 山陰合同銀行  保証分(8000万円限度) 80,000,000 0 0 0 0 0

短短短短 山陰合同銀行  賞与分 72,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000

吉賀町  平13年 建物購入資金 5億 280,117,635 256,220,578 232,323,521 208,426,464 184,529,407 160,632,350

吉賀町  平20年度 運転資金 1億 100,000,000 100,000,000 94,112,000 88,230,000 82,348,000 76,466,000

日医リース  CT融資 26,764,480 21,540,426 16,157,477 10,610,801 4,895,418 0

合計 1,168,487,115 1,358,671,004 1,325,384,998 1,216,595,265 1,107,636,825 999,498,350

23232323....3333....31313131残残残残 24242424....3333....31313131残残残残 25252525....3333....31313131残残残残 26262626....3333....31313131残残残残 27272727....3333....31313131残残残残 28282828....3333....31313131残残残残

借入先別借入先別借入先別借入先別 山陰合同銀行 計 761,605,000 980,910,000 982,792,000 909,328,000 835,864,000 762,400,000

吉賀町 計 380,117,635 356,220,578 326,435,521 296,656,464 266,877,407 237,098,350

日医リース 計 26,764,480 21,540,426 16,157,477 10,610,801 4,895,418 0

合計 1,168,487,115 1,358,671,004 1,325,384,998 1,216,595,265 1,107,636,825 999,498,350

23232323....3333....31313131残残残残 24242424....3333....31313131残残残残 25252525....3333....31313131残残残残 26262626....3333....31313131残残残残 27272727....3333....31313131残残残残 28282828....3333....31313131残残残残

長短期別長短期別長短期別長短期別 長期借入金 計 1,016,487,115 1,286,671,004 1,253,384,998 1,144,595,265 1,035,636,825 927,498,350

短短短短 短期借入金 計 152,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000 72,000,000

合計 1,168,487,115 1,358,671,004 1,325,384,998 1,216,595,265 1,107,636,825 999,498,350

増減 -78,282,907 190,183,889 -33,286,006 -108,789,733 -108,958,440 -108,138,475

「「「「吉賀町吉賀町吉賀町吉賀町のののの借入金借入金借入金借入金についてについてについてについて」」」」

 まだ3億円以上ある吉賀町からの借入金について年間29,779,057円返済している。この返済をするにあたり、

 山陰合同銀行から短期の借入れをしなければならないような財務状況である。

 今一度、この吉賀町の借入金返済の件について吉賀町役場と相談し、ご理解を得て、財務健全化の方向を

 探していきたい。

「「「「山陰合同銀行六日市支店山陰合同銀行六日市支店山陰合同銀行六日市支店山陰合同銀行六日市支店のののの借入金借入金借入金借入金についてについてについてについて」」」」

 平成22年1月に実施していただいた「借入金の一本化」による返済の緩和について、再度、その後増額した

 3億円と5千万円と7千万円を加えていただき、2回目の借入金一本化により、財務健全化を図れるよう、

 山陰合同銀行と協議していきたい。

「「「「連帯保証人連帯保証人連帯保証人連帯保証人についてについてについてについて」」」」

 山陰合同銀行及び吉賀町の借入金についての連帯保証人に理事長(重冨亮)個人が一人設定されている。

 理事長は社会医療法人石州会から給料(報酬)を受けずに借入金の保証のみを行っている現状である。

 社会医療法人の公益性・公共性・特性からも、この連帯保証人を外していただけるよう、山陰合同銀行及び

 吉賀町に今後も要望していきたい。(島根県内の社会医療法人のある安来支店と川本支店でも同じような

 協議に入っていると聞きました)

借入金額借入金額借入金額借入金額のののの最高限度最高限度最高限度最高限度のののの決定決定決定決定

平成平成平成平成22222222年度年度年度年度 平成平成平成平成23232323年度年度年度年度 平成平成平成平成24242424年度年度年度年度 平成平成平成平成25252525年度年度年度年度 平成平成平成平成26262626年度年度年度年度 平成平成平成平成27272727年度年度年度年度

1,600,000,000 1,800,000,000 1,800,000,000 1,800,000,000 1,800,000,000 1,800,000,000

(円)

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334

部門部門部門部門

順位順位順位順位

請求部門 請求部署 新・更 品品品品        名名名名 規 格 個 数 金額金額金額金額((((税込税込税込税込))))

診療部 新規 経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液経腸栄養用輸液ポンプポンプポンプポンプ 2台 \214,200\214,200\214,200\214,200

診療部 更新 内視鏡内視鏡内視鏡内視鏡システムシステムシステムシステム 1式 \4,515,000\4,515,000\4,515,000\4,515,000

診療部 更新 上部内視鏡上部内視鏡上部内視鏡上部内視鏡 1式 \3,000,000\3,000,000\3,000,000\3,000,000

診療部 更新 下部内視鏡下部内視鏡下部内視鏡下部内視鏡 1式 \3,900,000\3,900,000\3,900,000\3,900,000

リハビリ室 更新 コンビエアロバイクコンビエアロバイクコンビエアロバイクコンビエアロバイク 2100R 1台 \530,000\530,000\530,000\530,000

検査室 更新 電子電子電子電子スパイロメータースパイロメータースパイロメータースパイロメーター SP-370 1台 \367,500\367,500\367,500\367,500

リハビリ室 新規 Profhnd Profhnd Profhnd Profhnd ((((プロファンドプロファンドプロファンドプロファンド)))) MBR-107T4 3台 \90,000\90,000\90,000\90,000

リハビリ室 更新 昇降式平行棒昇降式平行棒昇降式平行棒昇降式平行棒 KQ8640 1台 \395,000\395,000\395,000\395,000

薬局 新規 錠剤充填監査錠剤充填監査錠剤充填監査錠剤充填監査システムシステムシステムシステム Chronos 1式 \280,000\280,000\280,000\280,000

検査室 更新 血液保管庫血液保管庫血液保管庫血液保管庫 MBR-107T4 1台 \298,200\298,200\298,200\298,200

放射線室 新規 カセッテカセッテカセッテカセッテ型型型型DRDRDRDR装置装置装置装置 CALNEO-C 1式 \11,840,000\11,840,000\11,840,000\11,840,000

部署全体 新規 電動電動電動電動ベッドベッドベッドベッド KQ8640 40台 \6,867,000\6,867,000\6,867,000\6,867,000

部署全体 新規 マットレスマットレスマットレスマットレス((((電動電動電動電動ベッドベッドベッドベッド用用用用))))

oh-881MT

83cm幅

40枚 \1,200,000\1,200,000\1,200,000\1,200,000

部署全体 新規 心電図心電図心電図心電図モニターモニターモニターモニター((((2222床用床用床用床用)))) 1台 \1,501,500\1,501,500\1,501,500\1,501,500

西 新規 清拭車清拭車清拭車清拭車 1台 \300,000\300,000\300,000\300,000

3F 新規 輸液輸液輸液輸液ポンプポンプポンプポンプ 3台 \378,000\378,000\378,000\378,000

外来 新規 リクライニングリクライニングリクライニングリクライニング付付付付ベッドベッドベッドベッド 3台 \1,500,000\1,500,000\1,500,000\1,500,000

部署全体 新規 点滴点滴点滴点滴スタンドスタンドスタンドスタンド 20台 \460,000\460,000\460,000\460,000

5F 新規 シャワーシャワーシャワーシャワー用車椅子用車椅子用車椅子用車椅子 2台 \80,000\80,000\80,000\80,000

更新

エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル NoNoNoNo....1111

【【【【本館本館本館本館】】】】

1式 \12,000,000\12,000,000\12,000,000\12,000,000

更新

エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル エレベーターリニューアル NoNoNoNo....2222

【【【【給食用給食用給食用給食用】】】】

1式 \10,000,000\10,000,000\10,000,000\10,000,000

新規 井戸井戸井戸井戸((((災害時断水対策災害時断水対策災害時断水対策災害時断水対策)))) 1式 \5,000,000\5,000,000\5,000,000\5,000,000

更新 防災機器防災機器防災機器防災機器のののの設備更新設備更新設備更新設備更新 1式 \8,400,000\8,400,000\8,400,000\8,400,000

更新 大浴場改修大浴場改修大浴場改修大浴場改修 1式 \1,500,000\1,500,000\1,500,000\1,500,000

更新 吸水吸水吸水吸水ポンプポンプポンプポンプ 1式 \735,000\735,000\735,000\735,000

更新 夜間夜間夜間夜間・・・・休日通用口休日通用口休日通用口休日通用口のののの新規更新新規更新新規更新新規更新 1式 \1,200,000\1,200,000\1,200,000\1,200,000

更新 霊安室横霊安室横霊安室横霊安室横のののの出入口出入口出入口出入口 1式 \490,000\490,000\490,000\490,000

平成平成平成平成25252525・・・・26262626・・・・27272727年度年度年度年度    3333ヶヶヶヶ年年年年のののの医療機器医療機器医療機器医療機器・・・・設備設備設備設備・・・・備品等備品等備品等備品等    各部署申請各部署申請各部署申請各部署申請リストリストリストリスト

診療部

看護部

共共共共    通通通通

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335

更新 公用車公用車公用車公用車のののの買買買買いいいい替替替替ええええ 2台 \2,000,000\2,000,000\2,000,000\2,000,000

新規 事務所移設事務所移設事務所移設事務所移設 1式 \3,000,000\3,000,000\3,000,000\3,000,000

新規 正面玄関寒正面玄関寒正面玄関寒正面玄関寒ささささ対策対策対策対策 送風式 1式 \2,000,000\2,000,000\2,000,000\2,000,000

新規 正面玄関正面玄関正面玄関正面玄関スロープスロープスロープスロープ設置設置設置設置((((中央中央中央中央にににに)))) 1式 \848,400\848,400\848,400\848,400

更新 オイルギヤポンプオイルギヤポンプオイルギヤポンプオイルギヤポンプ 1式 \157,500\157,500\157,500\157,500

更新 非常用照明器具非常用照明器具非常用照明器具非常用照明器具 全館 1式 \2,000,000\2,000,000\2,000,000\2,000,000

更新 大浴場関係大浴場関係大浴場関係大浴場関係 ( ( ( (ろろろろ過過過過フィルターフィルターフィルターフィルター・・・・昇温器昇温器昇温器昇温器)))) 1式 \638,400\638,400\638,400\638,400

更新 消防避難器具消防避難器具消防避難器具消防避難器具((((東側東側東側東側ベランダベランダベランダベランダ)))) 1式 \2,499,000\2,499,000\2,499,000\2,499,000

更新 消防関係機器消防関係機器消防関係機器消防関係機器((((スプリンクラースプリンクラースプリンクラースプリンクラー・・・・消火栓消火栓消火栓消火栓)))) 1式 \460,000\460,000\460,000\460,000

更新 ハロゲンハロゲンハロゲンハロゲン化物消化設備化物消化設備化物消化設備化物消化設備 1式 \1,023,000\1,023,000\1,023,000\1,023,000

更新 消火消火消火消火ポンプポンプポンプポンプ設備設備設備設備 1式 \400,000\400,000\400,000\400,000

更新 送水管設備送水管設備送水管設備送水管設備((((消防用耐圧試験消防用耐圧試験消防用耐圧試験消防用耐圧試験)))) 1式 \300,000\300,000\300,000\300,000

新規 西棟西棟西棟西棟ナースコールナースコールナースコールナースコール設備設備設備設備 1式 \997,500\997,500\997,500\997,500

部門部門部門部門

順位順位順位順位

請求部門 請求部署 新・更 品品品品        名名名名 規 格 個 数 金額金額金額金額((((税込税込税込税込))))

健康支援室 新規 面談室壁面談室壁面談室壁面談室壁のののの防音対策防音対策防音対策防音対策 1式 \200,000\200,000\200,000\200,000

健康支援室 新規 面談室面談室面談室面談室PACSPACSPACSPACS設置設置設置設置 1台 \650,000\650,000\650,000\650,000

健康支援室 新規 健康支援室入口健康支援室入口健康支援室入口健康支援室入口のののの戸戸戸戸 1式 \80,000\80,000\80,000\80,000

健康支援室 新規 面談室応接面談室応接面談室応接面談室応接セットセットセットセット 1式 \400,000\400,000\400,000\400,000

地域連携室 新規 PCPCPCPC((((デスクトップデスクトップデスクトップデスクトップ)))) 2台 \180,000\180,000\180,000\180,000

医療安全推進

新規 転倒転倒転倒転倒・・・・転落吸収転落吸収転落吸収転落吸収シートシートシートシート 5枚 \20,000\20,000\20,000\20,000

医療安全推進

新規 離床離床離床離床センサーセンサーセンサーセンサー((((赤外線赤外線赤外線赤外線タイプタイプタイプタイプ)))) 2枚 \70,000\70,000\70,000\70,000

医療安全推進

新規 ベッドベッドベッドベッド柵柵柵柵カバーカバーカバーカバー 6枚 \35,000\35,000\35,000\35,000

改善推進室 新規 インカムインカムインカムインカム・・・・トランシーバートランシーバートランシーバートランシーバー 5台 \50,000\50,000\50,000\50,000

改善推進室 新規 MicrosoftMicrosoftMicrosoftMicrosoft    OfficeOfficeOfficeOffice2011201120112011 1R=2台 3個 \109,620\109,620\109,620\109,620

改善推進室 新規 PCPCPCPC((((ノートノートノートノート) () () () (TQMTQMTQMTQM用用用用)))) 12.1型 2台 \180,000\180,000\180,000\180,000

企画調整室 新規 3333FFFFカンファレンスルームカンファレンスルームカンファレンスルームカンファレンスルームPACSPACSPACSPACS設置設置設置設置 1台 \1,843,800\1,843,800\1,843,800\1,843,800

施設 六日市苑 新規 エアーサクセスプロエアーサクセスプロエアーサクセスプロエアーサクセスプロ((((コンパクトコンパクトコンパクトコンパクト消臭機消臭機消臭機消臭機)))) AM-PA20W 134個 \3,939,600\3,939,600\3,939,600\3,939,600

共共共共    通通通通

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336

計画

大分類

計画中分類

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

上期 下期 上期 下期 上期 下期

1111 平成26年診療報酬改定時検討

2222 平成26年診療報酬改定時検討

3333 平成27年介護報酬改定時検討

4444 継続

5555 継続

6666 継続

7777 継続

8888 継続

9999 継続

10101010 継続

11111111 継続

12121212 継続

13131313 継続

14141414 開始

15151515 継続

16161616 継続

17171717 病院玄関の改修 開始時期を検討

18181818 院内内装改修 開始時期を検討

19191919 大浴場の改修 開始時期を検討

20202020 駐車場改修 開始時期を検討

21212121 トイレ改修 開始時期を検討

22222222 エレベーター更新 開始(1台) 開始時期を検討(1台)

23232323 電動ベッドの導入 継続

24242424 放送設備更新 開始時期を検討

25252525 浄化槽取り壊し 開始

26262626 電子カルテ整備 継続

27272727 院内ラン整備 継続

28282828 人材確保及び定着、離職対策 継続

29292929 人材育成対策 継続

30303030 職員健康づくり対策 継続

31313131 奨学金制度 継続

32323232 六日市学園との連携 継続

33333333 職員住宅の整備 検討

34343434 通勤手段の確保 継続

35353535 院内保育所の運営 継続

36363636 看護業務補助 継続

37373737 医師事務作業補助 継続

38383838 給与体系・人事考課の見直し 検討

39393939 職員福利厚生と職場環境の整備 継続

40404040 安全・安心な療養環境の整備 継続

41414141 医療機器等の管理体制整備 継続

42424242 院内感染対策 継続

43434343 医療安全対策 継続

44444444 各部署院内外研修の充実 継続

45454545 新人看護教育の充実 継続

46464646 介護福祉士実習施設の運用 継続

47474747 NPO法人六日市ECC協会との連携 継続

48484848 入職者研修の充実 継続

49494949 資格取得への支援 継続

50505050 患者満足度調査、ニーズの把握 継続

51515151 アメニティーの確保 継続

52525252 退院支援 継続

53535353 療養環境整備 継続

54545454 遠隔画像診断システム参加 継続

55555555 病院機能評価受審 継続

56565656 新規医療機器の導入 継続

57575757 医療機器の更新 継続

医療安全推進事業

職員教育推進事業

サービス向上推進事業

医療機器整備事業

建物整備事業

付帯設備更新事業

情報網整備事業

人材確保対策事業

居宅介護支援事業所の運用

地域のニーズに合わせた

医療・介護事業

災害拠点病院の整備事業

吉賀町、島根県、国

との関連事業

介護療養型老人保健施設(介護保険)

外来機能

訪問リハビリテーションの充実

通所リハビリテーションの検討

事業名(小分類)

一般病床・亜急性期病床

療養病床(医療保険)

地域医療協力

健康支援対策

委託事業

救急医療

災害拠点病院への認定に向けた事業

ドクターヘリの運用

隣接するヘリポートの整備協力・運用

社会医療法人関連

地域医療拠点病院

平成25年度 平成26年度 H27年度

第第第第7777章章章章 事業計画事業計画事業計画事業計画のののの進捗管理進捗管理進捗管理進捗管理

(1)事業計画スケジュール(事業別総括)

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337

計画

大分類

計画中分類

計画計画計画計画

小分類小分類小分類小分類NoNoNoNo

上期 下期 上期 下期 上期 下期

58585858 継続

59595959 継続

60606060 継続

61616161 継続

62626262 継続

63636363 継続

64646464 稼働調整・入所待機者の確保 継続

65656565 継続

66666666 継続

67676767 平成26年診療報酬改定時検討

68686868 平成27年介護報酬改定時検討

69696969 継続

70707070 継続

71717171 継続

72727272 継続

73737373 継続

74747474 継続

75757575 継続

76767676 継続

77777777 継続

78787878 継続

79797979 継続

80808080 町内の学校との連携 継続

81818181 継続

82828282 病院サポーター制度の導入 検討 開始

83838383 継続

84848484 継続

85858585 継続

86868686 継続

87878787 継続

財務健全化事業

診療報酬請求管理事業

経費削減対策事業

広報活動・開かれた

病院づくり事業

各種交付税・補助金措置の

対策事業

コンプライアンス遵守事業

改善推進事業

増収対策事業

病床・居室の有効利用事業

事業名(小分類)

法令の遵守と教育

医療情報の安全管理

TQM活動

院内改善活動

施設基準維持と新基準(改正)への準備

各種加算項目の維持と新規算定への取り組み

病床・居室利用率の向上

レンタル機器の見直し

保守料の検証見直し

地域医療介護連携の強化

診療報酬改定への対応

介護報酬改定への対応

事務精度向上、管理の充実

山陰合同銀行との連携と借入金健全化

会計基準の適正化と財務諸表の健全化

税法等法令順守と税制優遇制度への対応

ホームページ運用

各種セミナー発表

ボランティアの受入れと調整

特別交付税措置への対応

平成25年度 平成26年度 H27年度

各種補助金への対応

ジェネリック薬品への切替え

人件費の検討

無駄の削減

地域情報発信の多様化

未収金回収対策

業者との契約内容の見直し検証

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338

(2).計画の実行管理

①院内管理検証体制

A.各部門・各室毎の事業遂行状況をタイムリーに把握するために、年度別事業計画

一覧表を作成し、企画調整室で集約し定期的(4半期毎)な事業進捗状況を執行部会、

管理運営委員会及び安全衛生委員会において報告をする。

B.日常問題把握においては、担当部門と協議し、執行部会において解決策を図り、

計画の円滑な進捗を管理する。

C.計画の修正及び新規事業計画

三次計画書作成過程においては、平成24年度の診療報酬・介護報酬同時改定に基

づいて策定されている。平成26年の診療報酬改定時、平成27年の介護報酬改定時

に計画の修正が必要と思われる。今後も報酬改定の情報収集に努め、病院機能変更

が必要な際には新規事業を計画をしていかねばならない。

②院外管理検証体制

事業計画の遂行にあたっては、公的病院等に対しての補助金が交付される事の重み

を受け止め、定期的な行政(吉賀町)の監督を定期的に受けると同時に、地域住民に

対しての説明手段を講じる。

A.理事会・評議員会(最低3回開催/年)における報告と承認

B.吉賀町・山陰合同銀行・石州会の三者での会議(進捗状況管理委員会:4半期毎)

への報告及び検討と病院経営評価委員会(年度末)における吉賀町からの補助金

の効果及び評価をする。

C.吉賀町議会議員との意見交換会(定期:年3回、臨時:随時、場所:医師の救急対

応想定の為六日市病院)を開催する。

D.地域住民への広報(病院月報、ホームページや新聞折込を利用、町広報等の情

報媒体での公表)をする。

(3).事業計画実施における各部門・各室の事業活動留意事項

①各部門・各室の責任者が、「所管事業計画」の目的と実行手段を所属員に充分に

理解させて、実施する必要がある。

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石石石石 州州州州 会会会会 事事事事 業業業業 計計計計 画画画画 管管管管 理理理理 体体体体 制制制制

石石石石

州州州州

会会会会 ②事業計画は、部門・室における業務の主軸であり、六日市病院の理念・基本方針・

目標に合ったものでなければならず、「業務の目的や意義と食い違わないようにする」

事業活動が重要である。

③組織を挙げた活動とするために、年間のスケジュール・目標を設定する。

④他の部署にも影響を与える活動、あるいは、システムの変更を要する事項があれば

関係部署との相談や調整が必要である。

⑤組織横断的活動が必要とされる事業にあたっては、多職種の職員が参加する事と

なるため、進捗状況把握管理が最重要となる。その為には、プロジェクトチームを結

成する事も必要であるし、担当委員の選任と定期的な会議の開催をし、執行部会に

対しての進捗状況報告が重要である。

⑥組織横断的活動においては、担当委員の役割が重要である。部門内において担当

委員は密接に情報交換を行い、進捗状況、課題や問題点の早期解決の為に活動

する必要がある。

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地域医療拠点病院

財団法人 日本医療機能評価機構認定病院

六 日 市 病 院 社会医療法人 石 州 会

島根県鹿足郡吉賀町六日市 368 番地 4

TEL

FAX

(0856)77-1581

(0856)77-1580

六 日 市 苑 介護療養型老人保健施設