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800040 04 ’19.5.
取扱店
お客様相談室
東 京 支 店
大 阪 支 店
名 古 屋 支 店
福 岡 営 業 所
営 業 本 部
平 塚 製 造 所
千 葉 製 造 所
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1 - 2 - 2 三菱ケミカル日本橋ビルTEL 03(3279)3206 FAX 03(3279)6747
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1 - 2 - 2 三菱ケミカル日本橋ビルTEL 03(3279)3202 FAX 03(3279)6747
〒541-0044 大阪市中央区伏見町 4 - 1 - 1 明治安田生命大阪御堂筋ビルTEL 06(6204)8518 FAX 06(6208)6672
〒450-6419 名古屋市中村区名駅 3 - 28 - 12 大名古屋ビルヂング 19FTEL 052(565)3703 FAX 052(565)3565
〒812-0026 福岡市博多区上川端町 12 - 20 ふくぎん博多ビル 8FTEL 092(262)5289 FAX 092(262)5141
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1 - 2 - 2 三菱ケミカル日本橋ビルTEL 03(3279)3207 FAX 03(3279)6747
〒254-8614 神奈川県平塚市西真土 2 - 1 - 35 三菱ケミカル(株)平塚事業所内TEL 0463(22)8055 FAX 0463(54)5970
〒289-1515 千 葉 県 山 武 市 松 尾 町 富 士 見 台 20 8 - 8 5TEL 0479(86)3851 FAX 0479(80)7008
CONTENTS
物性表 2
ケトロン® PEEK 6
ジュラトロンⓇ PEI 8
ポリペンコⓇ MDSプレート 10
セミトロンⓇ MP370 11
テクトロンⓇ 1000 PPS 12
テクトロンⓇ HPV PPS 13
フルオロシントⓇ 14
ジュラトロンⓇ PAI 16
ポリペンコⓇ PBIⓇ 18
導電/帯電防止エンジニアリングプラスチック 20
特性比較 22
耐薬品データ 30
規格サイズ表 32
ブランド一覧表 40
ISO9001:2015 認証取得 三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ㈱は、MCナイロン®、ポリペンコ® アセタール、エルタライト® PET-P、ナイラトロン® PA66、ケトロン® PEEK、タイバー® UHMW-PE、ジュラトロン® PEI、ジュラトロン® PAI、テクトロン® PPSおよびフルオロシント®の規格素材に対し、製造から営業各場所を含めた全社レベルで一般財団法人日本品質保証機構(JQA)の審査を受け、その品質システムがISO9001:2015に適合していることの認証を取得しております。
ISO14001:2015 認証取得三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ㈱ 平塚製造所は、三菱ケミカル㈱ 平塚工場の一部門としてISO14001:2015の認証を取得しております。
エンプラ素材によるソリューション
商標について●POLYPENCOⓇ、ポリペンコⓇ、KetronⓇ、SemitronⓇ、DuratronⓇ、TechtronⓇ、FluorosintⓇ、TIVARⓇ、Ertalyte®、Nylatron®、ケトロン
Ⓡ、セミトロンⓇ、ジュラトロンⓇ、テクトロンⓇ、フルオロシントⓇ、タイバーⓇ、エルタライトⓇ、ナイラトロンⓇ、ソリジュールⓇは、MITSUBISHI CHEMICAL ADVANCED MATERIALSの登録商標です。
●ULTEM*は、SABIC Innovative Plastics IP B.Vの商標です。●TORLONⓇ、トーロンⓇは、Solvay Specialty Polymers LLCの登録商標です。●MCナイロンⓇは、三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ㈱の登録商標です。●PBIⓇは、㈱ PBIアドバンストマテリアルズの登録商標です。
連続使用温度250℃
連続使用温度150℃
連続使用温度100℃
汎用プラスチック
エンジニアリングプラスチック(GEP)
スーパーエンジニアリングプラスチック(AEP)
非晶性プラスチック 結晶性プラスチック
UHMW-PE[タイバー® UHMW-PE]
PE-LDPVC
RF-PP
PMMA
PET[エルタライト® PET-P]
POM[ポリペンコ® アセタール]
PC
PVDF
ECTFEPEI[ジュラトロン® PEI]
PPSUPES
PSU
PAI[ジュラトロン® PAI]
ポリペンコ® PBI®
PI
PPS[テクトロン® PPS]
LCP
PEEK[ケトロン® PEEK]
PTFE[フルオロシント®]
PA[MCナイロン®]
PP
PS
ABS
PE-HD[クオドラント® PE500]
1
物性表
項目 単位 試験方法ASTM
ケトロン® PEEK ジュラトロン® PEI ポリペンコ®
MDS プレート
MDS100
セミトロン®
MP370
テクトロン® PPS ジュラトロン® PAI
ケトロン®
1000 PEEKケトロン®
HPV PEEKケトロン®
GF30 PEEKケトロン®
CA30 PEEKジュラトロン®
U1000 PEIジュラトロン®
U2300 PEIテクトロン®
1000 PPSテクトロン®
HPV PPSジュラトロン®
T4203 PAIジュラトロン®
T4301 PAIジュラトロン®
T5530 PAI
機械的性質
1 比重(23℃) ― D792 1.32 1.45 1.51 1.41 1 1.27 1.51 1.51 1.62 1.35 1.43 1.40 1.45 1.55
2 引張強度 MPa{kgf/cm2} D638 98
{1,000}75{765}
90{920}
130{1,330} 2 124
{1,260}126{1,280}
124{1,264}
79{806}
93{950}
75{765}
147{1,500}
108{1,100}
108{1,100}
3 伸び % D638 20 5 5 5 3 23 7 4 3 15 5 35 8 5
4 曲げ強度 MPa{kgf/cm2} D790 170
{1,730}97{990}
159{1,621}
228{2,320} 4 157
{1,600}181{1,850}
158{1,611}
115{1,173}
147{1,500}
96{979}
196{2,000}
186{1,900}
147{1,500}
5 曲げ弾性率 MPa{103kgf/cm2} D790 4,021
{41.0}5,001{51.0}
6,890{70.3}
8,620{87.9} 5 3,040
{31.0}5,099{52.0}
9,552{97.4}
4,309{43.9}
3,430{35.0}
3,310{33.8}
3,620{36.9}
5,000{51.0}
5,490{56.0}
6 圧縮強度(5%変形) MPa{kgf/cm2} D695 119
{1,210}107{1,090}
133{1,360}
144{1,470} 6 118
{1,200}142{1,450}
177{1,804}
110{1,121}
108{1,100}
100{1,020}
118{1,200}
108{1,100}
132{1,350}
7 圧縮弾性率 MPa{103kgf/cm2} D695 4,110
{41.9}4,500{45.9}
6,060{61.8}
7,260{74.0} 7 3,230
{32.9}4,900{50.0}
10,585{107.9}
4,137{42.2}
3,530{36.0}
3,520{35.9}
3,820{39.0}
4,700{47.9}
5,000{51.0}
8 動摩擦係数(対鋼) ― ― 0.37 0.21 ― 0.24 8 0.42 ― ― ― 0.40 ― 0.35 0.20 0.20
9 ロックウエル硬度Rスケール D785 120 120 126 ―
9127 127 124 ― 124 ― 127 123 124
Mスケール D785 105 91 99 102 109 112 103 98 97 84 119 107 108
10 アイゾット衝撃値(ノッチ付)
J/m{kgf・cm/2.54cm幅} D256
77{20}
35{9}
55{14}
55{14} 10 42
{11}54{14}
23{6}
21{5}
19{5}
30{8}
138{36}
77{20}
54{14}
熱的性質
11 線膨張係数 ×10-5/℃ D696 5.0 5.0 3.0 2.5 11 5.6 2.7 2.5 4.5 5.0 5.0 3.1 3.1 2.7
12
荷重たわみ温度
1.820MPa{18.6kgf/cm2} ℃ D648 155 195 230 230
12
200 210 210 149 121 116 278 278 271
0.445MPa{4.6kgf/cm2} ℃ D648 ― ― ― ― 210 ― ― ― ― ― ― ― ―
13 ガラス転移点 ℃ D3418 143 143 143 143 13 215 215 ― ― ― ― 275 275 275
14 融点 ℃ D3418 340 340 340 340 14 ― ― 340 340 282 280 ― ― ―
15 連続使用温度4) ℃ ― 250 250 250 250 15 170 170 200 250 220 220 250 250 250
16 熱伝導率 W/(m・k){kcal/(hr・m・℃)} C177 0.25
{0.22}0.24{0.21}
0.43{0.37}
0.92{0.79} 16 0.22
{0.19}0.22{0.19} ― ― 0.29
{0.25} ― 0.26{0.22}
0.54{0.46}
0.36{0.31}
17 比熱 kJ/(kg・K){kcal/(kg・℃)} ― 1.34
{0.32}1.9{0.45} ― ― 17 0.92
{0.22}1.09{0.26} ― ― ― ― ― ― ―
電気的性質
18 絶縁破壊電圧 kV/mm D149 19 非絶縁 24 非絶縁 18 33 30 95 38 21 24 24 24 28
19 表面抵抗5) Ω/□ ― >1013 ― >1013 <105 19 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013
20 体積固有抵抗5) Ω・m{Ω・cm} D257 1014
{1016} ― >1012{>1014}
<104{<106} 20 1015
{1017}1014{1016}
>1014{>1016}
>1013{>1015}
1014{1016}
1012{1014}
>1012{>1014}
>1011{>1013}
>1012{>1014}
21 誘電率(106Hz) ― D150 3.3 ― 3.6 ― 21 3.2 3.7 3.0 4.1 3.0 3.3 4.2 6.0 6.3
22 誘電正接(106Hz) ― D150 0.003 ― 0.003 ― 22 0.0013 0.0015 0.0024 0.004 0.0013 0.003 0.026 0.037 0.05
その他
23 吸水率(23℃水中24時間浸漬) % D570 0.04 0.06 0.1 0.06 23 0.25 0.16 0.08 0.11 0.01 0.01 0.33 0.28 0.3
24 UL規格6) ― (UL94) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) 24 (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0)
25 食品衛生法(適合:○) ― ― ○ ○ ○ ○ 25 ○ ○ ○ ― ○ ○ ○ ○ ○
[注]1)上記の物性値およびデータは、当社測定値の絶乾時の代表例を示しており、保証値ではありません。参考値としてご利用ください。2) 上記の物性値は原料供給メーカーのカタログ値と一部異なっていますが、これは主に供試体の成形方法ならびに形状および試験片形状の差異によるものです。3)数値の記載のない部分(-)は、有用なデータがないことを示します。4)連続使用温度は実使用での実績などに基づき設定した値であり、参考値としてご利用ください。5) 体積固有抵抗、表面抵抗は測定法により数値が異なりますので、詳しくは当社までお問い合わせください。なお、静電気が障害を及ぼす用途では、体積固有抵抗のみでの判断では
問題を生じる可能性がありますので、サンプルによる実使用条件下での試験をお勧めいたします。6)素材としてのイエローカードはありません。原料メーカーのデータおよびUL94に準拠した評価試験の結果等に基づき類推しております。
2
項目 単位 試験方法ASTM
ケトロン® PEEK ジュラトロン® PEI ポリペンコ®
MDS プレート
MDS100
セミトロン®
MP370
テクトロン® PPS ジュラトロン® PAI
ケトロン®
1000 PEEKケトロン®
HPV PEEKケトロン®
GF30 PEEKケトロン®
CA30 PEEKジュラトロン®
U1000 PEIジュラトロン®
U2300 PEIテクトロン®
1000 PPSテクトロン®
HPV PPSジュラトロン®
T4203 PAIジュラトロン®
T4301 PAIジュラトロン®
T5530 PAI
機械的性質
1 比重(23℃) ― D792 1.32 1.45 1.51 1.41 1 1.27 1.51 1.51 1.62 1.35 1.43 1.40 1.45 1.55
2 引張強度 MPa{kgf/cm2} D638 98
{1,000}75{765}
90{920}
130{1,330} 2 124
{1,260}126{1,280}
124{1,264}
79{806}
93{950}
75{765}
147{1,500}
108{1,100}
108{1,100}
3 伸び % D638 20 5 5 5 3 23 7 4 3 15 5 35 8 5
4 曲げ強度 MPa{kgf/cm2} D790 170
{1,730}97{990}
159{1,621}
228{2,320} 4 157
{1,600}181{1,850}
158{1,611}
115{1,173}
147{1,500}
96{979}
196{2,000}
186{1,900}
147{1,500}
5 曲げ弾性率 MPa{103kgf/cm2} D790 4,021
{41.0}5,001{51.0}
6,890{70.3}
8,620{87.9} 5 3,040
{31.0}5,099{52.0}
9,552{97.4}
4,309{43.9}
3,430{35.0}
3,310{33.8}
3,620{36.9}
5,000{51.0}
5,490{56.0}
6 圧縮強度(5%変形) MPa{kgf/cm2} D695 119
{1,210}107{1,090}
133{1,360}
144{1,470} 6 118
{1,200}142{1,450}
177{1,804}
110{1,121}
108{1,100}
100{1,020}
118{1,200}
108{1,100}
132{1,350}
7 圧縮弾性率 MPa{103kgf/cm2} D695 4,110
{41.9}4,500{45.9}
6,060{61.8}
7,260{74.0} 7 3,230
{32.9}4,900{50.0}
10,585{107.9}
4,137{42.2}
3,530{36.0}
3,520{35.9}
3,820{39.0}
4,700{47.9}
5,000{51.0}
8 動摩擦係数(対鋼) ― ― 0.37 0.21 ― 0.24 8 0.42 ― ― ― 0.40 ― 0.35 0.20 0.20
9 ロックウエル硬度Rスケール D785 120 120 126 ―
9127 127 124 ― 124 ― 127 123 124
Mスケール D785 105 91 99 102 109 112 103 98 97 84 119 107 108
10 アイゾット衝撃値(ノッチ付)
J/m{kgf・cm/2.54cm幅} D256
77{20}
35{9}
55{14}
55{14} 10 42
{11}54{14}
23{6}
21{5}
19{5}
30{8}
138{36}
77{20}
54{14}
熱的性質
11 線膨張係数 ×10-5/℃ D696 5.0 5.0 3.0 2.5 11 5.6 2.7 2.5 4.5 5.0 5.0 3.1 3.1 2.7
12
荷重たわみ温度
1.820MPa{18.6kgf/cm2} ℃ D648 155 195 230 230
12
200 210 210 149 121 116 278 278 271
0.445MPa{4.6kgf/cm2} ℃ D648 ― ― ― ― 210 ― ― ― ― ― ― ― ―
13 ガラス転移点 ℃ D3418 143 143 143 143 13 215 215 ― ― ― ― 275 275 275
14 融点 ℃ D3418 340 340 340 340 14 ― ― 340 340 282 280 ― ― ―
15 連続使用温度4) ℃ ― 250 250 250 250 15 170 170 200 250 220 220 250 250 250
16 熱伝導率 W/(m・k){kcal/(hr・m・℃)} C177 0.25
{0.22}0.24{0.21}
0.43{0.37}
0.92{0.79} 16 0.22
{0.19}0.22{0.19} ― ― 0.29
{0.25} ― 0.26{0.22}
0.54{0.46}
0.36{0.31}
17 比熱 kJ/(kg・K){kcal/(kg・℃)} ― 1.34
{0.32}1.9{0.45} ― ― 17 0.92
{0.22}1.09{0.26} ― ― ― ― ― ― ―
電気的性質
18 絶縁破壊電圧 kV/mm D149 19 非絶縁 24 非絶縁 18 33 30 95 38 21 24 24 24 28
19 表面抵抗5) Ω/□ ― >1013 ― >1013 <105 19 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013 >1013
20 体積固有抵抗5) Ω・m{Ω・cm} D257 1014
{1016} ― >1012{>1014}
<104{<106} 20 1015
{1017}1014{1016}
>1014{>1016}
>1013{>1015}
1014{1016}
1012{1014}
>1012{>1014}
>1011{>1013}
>1012{>1014}
21 誘電率(106Hz) ― D150 3.3 ― 3.6 ― 21 3.2 3.7 3.0 4.1 3.0 3.3 4.2 6.0 6.3
22 誘電正接(106Hz) ― D150 0.003 ― 0.003 ― 22 0.0013 0.0015 0.0024 0.004 0.0013 0.003 0.026 0.037 0.05
その他
23 吸水率(23℃水中24時間浸漬) % D570 0.04 0.06 0.1 0.06 23 0.25 0.16 0.08 0.11 0.01 0.01 0.33 0.28 0.3
24 UL規格6) ― (UL94) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) 24 (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0)
25 食品衛生法(適合:○) ― ― ○ ○ ○ ○ 25 ○ ○ ○ ― ○ ○ ○ ○ ○
3
物性表
項目 単位 試験方法ASTM
フルオロシント®
ポリペンコ®
PBI®
タイバー® UHMW-PE MCナイロン® セミトロン® ESd
フルオロシント®
500 PTFEフルオロシント®
207 PTFE
タイバー®
1000ECUHMW-PE
タイバー®
1000ESdUHMW-PE
MC501CD R2
MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11
ESd225POM-C
ESd410CPEI
ESd420PEI
ESd490 PEEK
ESd520HRPAI
ESd300PET
機械的性質
1 比重(23℃) ― D792 2.32 2.30 1.30 0.94 0.94 1 1.20 1.23 1.19 1.15 1.33 1.34 1.35 1.50 1.58 1.39
2 引張強度 MPa{kgf/cm2} D638 9
{95}12{120}
160{1,630}
40{408}
40{408} 2 69
{700}75{760}
88{897}
52{530}
42{430}
74{750}
67{683}
86{877}
126{1,280}
82{836}
3 伸び % D638 10 75 3 300 300 3 10 7 12 162 30 4 5 2.1 7 10
4 曲げ強度 MPa{kgf/cm2} D790 19
{190}21{210}
220{2,240}
25{250}
25{250} 4 118
{1,200}118{1,200}
132{1,346}
45{460}
49{500}
98{1,000}
105{1,073}
125{1,275}
178{1,820}
127{1,295}
5 曲げ弾性率 MPa{103kgf/cm2} D790 3,330
{34.0}1,960{20.0}
6,460{65.9}
1,100{11.2}
1,100{11.2} 5 4,110
{41.9}4,020{41.0}
4,160{42.4}
1,216{12.4}
1,370{14.0}
5,390{55.0}
4,340{44.3}
6,590{67.2}
5,490{56.0}
3,294{33.6}
6 圧縮強度(5%変形) MPa{kgf/cm2} D695 28
{290}20{200}
294{3,000}
25{250}
25{250} 6 98
{1,000}93{950}
106{1,081}
33{340}
44{450}
132{1,350}
174{1,775}
176{1,794}
133{1,360}
107{1,091}
7 圧縮弾性率 MPa{103kgf/cm2} D695 2,250
{22.9}1,470{15.0}
5,880{60.0}
970{9.9}
970{9.9} 7 4,210
{42.9}4,020{41.0}
4,438{45.3}
1,314{13.4}
1,560{15.9}
5,580{56.9}
4,634{47.3}
6,750{68.8}
5,780{58.9}
3,353{34.2}
8 動摩擦係数(対鋼) ― ― 0.18 0.17 0.24 0.12~0.14 ― 8 ― ― ― ― ― 0.29 ― ― ― ―
9 ロックウエル硬度Rスケール D785 65 60 129 52 52
9119 117 119 93 111 123 127 123 126 125
Mスケール D785 ― ― 128 ― ― 86 82 ― ― 55 103 112 104 115 ―
10 アイゾット衝撃値(ノッチ付)
J/m{kgf・cm/2.54cm幅} D256 54
{14}96{25}
46{12} 破断せず 破断せず 10 35
{9}35{9}
35{9}
180{47}
77{20}
38{10}
33{9}
25{6}
38{10}
29{8}
熱的性質
11 線膨張係数 ×10-5/℃ D696 3.4 10.3 2.3 20.0 20.0 11 8.0 7.5 8.6 11.0 16.7 2.4 3.6 3.5 2.7 5.5
12
荷重たわみ温度
1.820MPa{18.6kgf/cm2} ℃ D648 132 98 435 47 47
12
200 200 200 75 106 210 210 260 271 ―
0.445MPa{4.6kgf/cm2} ℃ D648 ― ― ― 80 80 215 215 215 150 ― ― ― ― ― 195
13 ガラス転移点 ℃ D3418 ― ― 398 ― ― 13 ― ― ― ― ― 220 ― ― 275 ―
14 融点 ℃ D3418 327 327 ― 136 136 14 215 215 218 212 ― ― ― 340 ― 252
15 連続使用温度4) ℃ ― 260 260 310 80 80 15 120 120 150 105 80 170 170 250 250 100
16 熱伝導率 W/(m・k){kcal/(hr・m・℃)} C177 0.76
{0.65} ― 0.40{0.34}
0.40{0.34} ― 16 0.51
{0.44}0.71{0.61} ― ― ― 0.35
{0.30}0.23{0.20} ― 0.36
{0.31} ―
17 比熱 kJ/(kg・K){kcal/(kg・℃)} ― ― ― ― ― ― 17 1.67
{0.40}1.67{0.40} ― ― ― ― ― ― ― ―
電気的性質
18 絶縁破壊電圧 kV/mm D149 11 8 23 非絶縁 非絶縁 18 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁
19 表面抵抗5) Ω/□ ― >1013 >1012 >1013 <105 105~109 19 ― — ― — 109~1010 104~106 106~109 1010~1012 1010~1012 ―
20 体積固有抵抗5) Ω・m{Ω・cm} D257 >1011
{>1013}>1010{>1012}
>1013{>1015}
<102{<104}
103~107{105~109} 20 1~102
{102~104}104~106{106~108}
106~108{108~1010}
108~1010{1010~1012}
108~1010{1010~1012}
<104{<106}
104~107{106~109}
108~1010{1010~1012}
108~1010{1010~1012}
104~107{106~109}
21 誘電率(106Hz) ― D150 2.9 2.7 3.4 ― ― 21 ― ― ― ― 4.31 3.0 5.63 5.33 5.76 ―
22 誘電正接(106Hz) ― D150 0.008 0.008 0.003 ― ― 22 ― ― ― ― 0.036 0.0013 0.266 0.227 0.182 ―
その他
23 吸水率(23℃水中24時間浸漬) % D570 0.1 0.03 0.4 <0.01 <0.01 23 0.4 0.5 0.6 1.6 2.0 0.3 0.5 0.12 0.6 0.03
24 UL規格6) ― (UL94) (V-0) (V-0) (V-0) (HB) (HB) 24 (HB) (HB) (HB) (HB) (HB) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (HB)
25 食品衛生法(適合:○) ― ― ○ ○ ○ ○ ― 25 ○(2.0hr煮沸処理品)
○(2.0hr煮沸処理品)
○(2.0hr煮沸処理品)
×(不適合) ○ ○ ○ ○ ○ ○
[注]1)上記の物性値およびデータは、当社測定値の絶乾時の代表例を示しており、保証値ではありません。参考値としてご利用ください。2) 上記の物性値は原料供給メーカーのカタログ値と一部異なっていますが、これは主に供試体の成形方法ならびに形状および試験片形状の差異によるものです。 3)数値の記載のない部分(-)は、有用なデータがないことを示します。 4)連続使用温度は実使用での実績などに基づき設定した値であり、参考値としてご利用ください。 5) 体積固有抵抗、表面抵抗は測定法により数値が異なりますので、詳しくは当社までお問い合わせください。なお、静電気が障害を及ぼす用途では、体積固有抵抗のみでの判断では
問題を生じる可能性がありますので、サンプルによる実使用条件下での試験をお勧めいたします。 6)素材としてのイエローカードはありません。原料メーカーのデータおよびUL94に準拠した評価試験の結果等に基づき類推しております。
4
項目 単位 試験方法ASTM
フルオロシント®
ポリペンコ®
PBI®
タイバー® UHMW-PE MCナイロン® セミトロン® ESd
フルオロシント®
500 PTFEフルオロシント®
207 PTFE
タイバー®
1000ECUHMW-PE
タイバー®
1000ESdUHMW-PE
MC501CD R2
MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11
ESd225POM-C
ESd410CPEI
ESd420PEI
ESd490 PEEK
ESd520HRPAI
ESd300PET
機械的性質
1 比重(23℃) ― D792 2.32 2.30 1.30 0.94 0.94 1 1.20 1.23 1.19 1.15 1.33 1.34 1.35 1.50 1.58 1.39
2 引張強度 MPa{kgf/cm2} D638 9
{95}12{120}
160{1,630}
40{408}
40{408} 2 69
{700}75{760}
88{897}
52{530}
42{430}
74{750}
67{683}
86{877}
126{1,280}
82{836}
3 伸び % D638 10 75 3 300 300 3 10 7 12 162 30 4 5 2.1 7 10
4 曲げ強度 MPa{kgf/cm2} D790 19
{190}21{210}
220{2,240}
25{250}
25{250} 4 118
{1,200}118{1,200}
132{1,346}
45{460}
49{500}
98{1,000}
105{1,073}
125{1,275}
178{1,820}
127{1,295}
5 曲げ弾性率 MPa{103kgf/cm2} D790 3,330
{34.0}1,960{20.0}
6,460{65.9}
1,100{11.2}
1,100{11.2} 5 4,110
{41.9}4,020{41.0}
4,160{42.4}
1,216{12.4}
1,370{14.0}
5,390{55.0}
4,340{44.3}
6,590{67.2}
5,490{56.0}
3,294{33.6}
6 圧縮強度(5%変形) MPa{kgf/cm2} D695 28
{290}20{200}
294{3,000}
25{250}
25{250} 6 98
{1,000}93{950}
106{1,081}
33{340}
44{450}
132{1,350}
174{1,775}
176{1,794}
133{1,360}
107{1,091}
7 圧縮弾性率 MPa{103kgf/cm2} D695 2,250
{22.9}1,470{15.0}
5,880{60.0}
970{9.9}
970{9.9} 7 4,210
{42.9}4,020{41.0}
4,438{45.3}
1,314{13.4}
1,560{15.9}
5,580{56.9}
4,634{47.3}
6,750{68.8}
5,780{58.9}
3,353{34.2}
8 動摩擦係数(対鋼) ― ― 0.18 0.17 0.24 0.12~0.14 ― 8 ― ― ― ― ― 0.29 ― ― ― ―
9 ロックウエル硬度Rスケール D785 65 60 129 52 52
9119 117 119 93 111 123 127 123 126 125
Mスケール D785 ― ― 128 ― ― 86 82 ― ― 55 103 112 104 115 ―
10 アイゾット衝撃値(ノッチ付)
J/m{kgf・cm/2.54cm幅} D256 54
{14}96{25}
46{12} 破断せず 破断せず 10 35
{9}35{9}
35{9}
180{47}
77{20}
38{10}
33{9}
25{6}
38{10}
29{8}
熱的性質
11 線膨張係数 ×10-5/℃ D696 3.4 10.3 2.3 20.0 20.0 11 8.0 7.5 8.6 11.0 16.7 2.4 3.6 3.5 2.7 5.5
12
荷重たわみ温度
1.820MPa{18.6kgf/cm2} ℃ D648 132 98 435 47 47
12
200 200 200 75 106 210 210 260 271 ―
0.445MPa{4.6kgf/cm2} ℃ D648 ― ― ― 80 80 215 215 215 150 ― ― ― ― ― 195
13 ガラス転移点 ℃ D3418 ― ― 398 ― ― 13 ― ― ― ― ― 220 ― ― 275 ―
14 融点 ℃ D3418 327 327 ― 136 136 14 215 215 218 212 ― ― ― 340 ― 252
15 連続使用温度4) ℃ ― 260 260 310 80 80 15 120 120 150 105 80 170 170 250 250 100
16 熱伝導率 W/(m・k){kcal/(hr・m・℃)} C177 0.76
{0.65} ― 0.40{0.34}
0.40{0.34} ― 16 0.51
{0.44}0.71{0.61} ― ― ― 0.35
{0.30}0.23{0.20} ― 0.36
{0.31} ―
17 比熱 kJ/(kg・K){kcal/(kg・℃)} ― ― ― ― ― ― 17 1.67
{0.40}1.67{0.40} ― ― ― ― ― ― ― ―
電気的性質
18 絶縁破壊電圧 kV/mm D149 11 8 23 非絶縁 非絶縁 18 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁 非絶縁
19 表面抵抗5) Ω/□ ― >1013 >1012 >1013 <105 105~109 19 ― — ― — 109~1010 104~106 106~109 1010~1012 1010~1012 ―
20 体積固有抵抗5) Ω・m{Ω・cm} D257 >1011
{>1013}>1010{>1012}
>1013{>1015}
<102{<104}
103~107{105~109} 20 1~102
{102~104}104~106{106~108}
106~108{108~1010}
108~1010{1010~1012}
108~1010{1010~1012}
<104{<106}
104~107{106~109}
108~1010{1010~1012}
108~1010{1010~1012}
104~107{106~109}
21 誘電率(106Hz) ― D150 2.9 2.7 3.4 ― ― 21 ― ― ― ― 4.31 3.0 5.63 5.33 5.76 ―
22 誘電正接(106Hz) ― D150 0.008 0.008 0.003 ― ― 22 ― ― ― ― 0.036 0.0013 0.266 0.227 0.182 ―
その他
23 吸水率(23℃水中24時間浸漬) % D570 0.1 0.03 0.4 <0.01 <0.01 23 0.4 0.5 0.6 1.6 2.0 0.3 0.5 0.12 0.6 0.03
24 UL規格6) ― (UL94) (V-0) (V-0) (V-0) (HB) (HB) 24 (HB) (HB) (HB) (HB) (HB) (V-0) (V-0) (V-0) (V-0) (HB)
25 食品衛生法(適合:○) ― ― ○ ○ ○ ○ ― 25 ○(2.0hr煮沸処理品)
○(2.0hr煮沸処理品)
○(2.0hr煮沸処理品)
×(不適合) ○ ○ ○ ○ ○ ○
5
(Ketron PEEK)ポリエーテルエーテルケトン素材
・耐薬品性に優れる・熱水や蒸気に連続的にさらしても安定した物性を示す・放射線安定性に優れる(ガンマ線累積吸収、1,000 メガラッズ以上でも物性変化はほとんど生じない)・難燃性(UL94 V-0相当)で低発煙性である・基本グレード ケトロン® 1000 PEEKは、FDA(米 国食品医薬品局)規格に適合する
非強化の基本グレードで、FDA規格に適合し、PEEK樹脂の中では最も高い伸びと強靱性を示します。
炭素繊維、グラファイトおよびポリ四フッ化エチレン(PTFE)を充 て んした摺 動グレードで、ケトロン®
1000 PEEKに比べ摩擦係数が低く、耐摩擦摩耗特性に優れていることから、軸受、ライナーなどの摺動部品に適しています。
30%ガラス繊維強化グレードで、ケトロン® 1000 PEEKと比べて高い剛性および耐クリープ性を備えるとともに、寸法安定性に優れています。高温度で、長期間、高い静的荷重のかかる構造部品に適しています。摺動部品としても使用可能ですが、充てんされたガラス繊維が相手表面を傷付けますので、使用にあたっては注意が必要です。
30%カーボン繊維強化グレードで、ケトロン® GF30 PEEKよりもさらに剛性が高く、機械的強度およびクリープ性の点で優れているばかりでなく、良好な耐摩耗性を併せもっています。さらに、カーボン繊維のため、ケトロン® 1000 PEEKに比べて、約3.5倍高い熱伝導率をもちますので、摺動部品表面からより早く熱を放散します。
特 長
ケトロン® 1000 PEEK(Ketron® 1000 PEEK)
ケトロン® PEEKは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂を押出成形した熱可塑性スーパーエンジニアリングプラスチック素材です。連続使用温度は250℃と高い上、図1のとおり機械的強度、耐薬品性、機械的特性、機械加工性等において、先端エンジニアリングプラスチックの中では非常にバランスのとれた性能を発揮します。PEEK樹脂は、PPS樹脂に似た耐薬品性や耐加水分解性を示しますが、PPS樹脂より高温度において使用可能です。また、基本グレードでも優れた耐摩擦摩耗特性を示しますが、カーボン繊維やグラファイト等の添加により一段と改良されます。このため、ケトロン® PEEKは、過酷な環境下での使用においてフッ素系のポリマーに対し高強度代替品となります。PEEK樹脂の耐薬品性は、ポリイミド樹脂に比べ、高温時の耐酸性・耐アルカリ性ならびに耐熱水性が大幅に改良されています。特に、250℃までの熱水や水蒸気に対しては連続的に使用可能であり、ポリイミド樹脂では不可能であった分野での展開が可能です。また、V-0相当の難燃性ランクを達成しているうえ、炎にさらされた時に煙や毒性のガスはほとんど発生しません。
250℃までの機械的強度、耐薬品性、耐摩擦摩耗性に優れる
ケトロン® HPV PEEK(Ketron® HPV PEEK)
ケトロン® GF30 PEEK(Ketron® GF30 PEEK)
ケトロン® CA30 PEEK(Ketron® CA30 PEEK)
6
性能比較
●ポペットバルブシートケトロン® 1000 PEEKは、水蒸気と水を混合する機器のポペットバルブシートに要求される耐加水分解性と機械的強度を満たします。数千時間使用後もその性能は保持されていることにより、ケトロン® 1000 PEEK製バルブシートを組み込んだこの水蒸気—水ミキサーは、工業装置としての信頼性を向上させました。
(以前の材料:ガラス繊維強化PTFE)
●ポンプウェアリングケトロン® CA30 PEEKより機械加工されたリングは、軸とのすき間を小さくできるうえ、腐食および摩耗問題を解決できるため、渦巻きポンプの効率を改善することができます。
(以前の材料:青銅)
●電気部品ハウジングケトロン® 1000 PEEKは精密に機械加工でき、機械的強度が安定しており、しかも電気絶縁性を示しますので、シリコーンチップに詳細パターンを書き込む電子ビームの焦点合わせコイルフォーマーに使用されています。
(以前の材料:熱硬化性エポキシ樹脂)
●ブッシング、ベアリング、シール、バックアップリング航空機から油田の掘削にいたる用途範囲において、ケトロン® PEEKから機械加工された構成部品は高性能で信頼性を高めています。
( 以 前 の 材 料:強 化PTFE、PPS、青銅)
警告ケト ロ ン® HPV PEEKお よ び ケト ロ ン®CA30 PEEKを発熱体、接点および端子等の電気部品として使用しないでください。 注意
❶ 切断加工について:帯鋸での切断を推奨します。特に、ケトロン® 1000 PEEKの外径100mm以上の丸棒およびケトロン® HPVPEEK、ケトロン® CA30 PEEK、ケトロン® GF30 PEEKの外径30mm以上の丸棒については、丸鋸での切断は避け、帯鋸で切断してください。
❷ ドリルでの穴開け時、貫通時の送り量は、0.1mm/回転を厳守してください。
❸ その他の加工条件については、当社までお問合せください。❹ ガラス転移点143℃付近で機械的性質が大きく変
化しますので、設計にあたっては注意が必要です。❺ 高温度で使用される軸受等では、熱クリープにより
寸法変化をきたす場合がありますので、150℃以上の高温で運転される公差の厳しい軸受やシールには、ジュラトロン® PAIをお勧めいたします。
用途例
ケトロン® 1000 PEEKジュラトロン® T4203 PAIジュラトロン® U1000 PEI
図1 各種耐熱性樹脂の特性比較
7
(Duratron PEI)ポリエーテルイミド素材
・ 絶縁破壊強度に優れる・ 難燃性(UL94 V-0相当)で低発煙性である・ 熱水や蒸気に連続的にさらしても安定した物性を示
す(沸騰水中10,000時間浸漬後も高い引張強度を保持)
・ 放射線安定性に優れる(ガンマ線累積吸収、500メガラッズ時、引張強度低下は6%以下)
・ 基本グレード ジュラトロン® U1000 PEIは、FDA(米国食品医薬品局)規格に適合する
非強化の基本グレードで、FDA規格に適合し、PEI樹脂の中では最も高い伸びと強靱性を示します。
基本グレード ジュラトロン® U1000 PEIにガラス繊維を30%配合した高剛性グレードで、優れた寸法安定性を示します。
ポリエーテルイミド(PEI)樹脂は、芳香族ポリイミドの機械的強度、熱安定性、難燃性にエーテル結合を付加することで、優れた流動性、加工性を付与した非晶性樹脂です。PEI樹脂は、高い難燃性をもち、広範囲な周波数域において安定した誘電特性を示すため、電気・電子部品材料として利用されているだけでなく、耐熱水性・耐蒸気性に優れ、高濃度の酸性溶液および繰り返しのオートクレーブサイクルに耐えるため、各種医療機器分野で用途開発が進んでいます。ジュラトロン®
PEIは、このPEI樹脂を押出成形した熱可塑性エンジニアリングプラスチック素材で、連続使用温度170℃までの温度範囲で高い機械的強度および優れた難燃性を示します。
170℃までの高い機械的強度および広範囲の周波数領域での安定した誘電特性に優れる
特 長
ジュラトロン® U2300 PEI(Duratron® U2300 PEI)
ジュラトロン® U1000 PEI(Duratron® U1000 PEI)
性能比較
U1000 PEI
図2 各種非晶性樹脂の曲げ弾性率(23℃)の比較
8
●外科手術用プローブジュラトロン® U1000 PEIから機械加工された外科手術用プローブは、耐オートクレーブ性が良いうえ、高い強度を示します。(以前の材料:ポリアセタール、ポリサルホン)
●マニホールドジュラトロン® U1000 PEIから機械加工されたマニホールドは、温度の高い化学溶液に耐え、日々衛生性が保たれるので、薬品製造装置で使用されています。
(以前の材料:アルミニウム)
●インシュレーターマイクロ波通信装置では、ジュラトロン® U1000 PEIから機械加工された高周波インシュレーターが使用されています。(以前の材料:セラミック)
注意❶ 非晶性プラスチックの一般的性質として、耐薬品性
および摩擦摩耗特性に難点がありますので用途によっては注意が必要です。❷ ノッチ感度が高い材料の部類に入りますので、設計
にあたってはコーナー部および角部はアール(R)を確保するようにしてください。
用途例
9
・寸法安定性に優れる・切削時のバリの発生が少なく、微細な加工が可能で
ある・絶縁性に優れる
●半導体テスト工程ソケット、ハンドリング治具(デバイスガイド等)
●電子デバイス実装工程ガイド、トレイ等のハンドリング用治具
●絶縁部品絶縁性を要求される分野への各種部品等
注意 ノッチ感度が高いので、設計にあたってはコーナー
部および角部はアール(R)を確保するようにしてください。
微細な切削加工に適し、寸法安定性に優れる
ポリペンコ® MDSプレ−トは、熱可塑タイプのスーパーエンジニアリングプラスチックをベースに、特殊な改良を施し、優れた寸法安定性を付与した製品です。さらに、バリの発生を抑えるなど切削加工性を向上させており、細かい寸法部位を容易に加工できます。
特 長
用途例
MDSプレート
代表的な他素材との比較では、MDSプレートは水分吸収の影響が非常に少ない材料といえます。
MDSプレート
性能比較
代表的な他素材との比較では、MDSプレートは非常に寸法変化の少ない材料といえます。
図3 線膨張係数比較
図4 吸水率比較(23℃水中、24時間)
半導体、電気・電子産業向エンジニアリングプラスチック
切削加工例(φ0.05微細穴加工)
10
変性ポリエーテルエーテルケトン素材Semitron MP370
・ガラス転移点が約160℃と、一般的なPEEK樹脂(同約143℃)より高いため、高温環境下でも高い剛性を保持する
・切削時のバリの発生が少なく、精度の高い加工が容易である
・吸水率が低く熱膨張率も小さいため、経年や環境温度の変化に伴う寸法変化を小さく抑えられる
●半導体テスト工程ソケット、ハンドリング治具
●電子部品の検査治具その他絶縁性が必要な精密機能部品
注意 ノッチ感度が高いので、設計にあたってはコーナー部
および角部はアール(R)を確保するようにしてください。
微細な切削加工に適し、寸法安定性に優れる
セミトロン® MP370は、高温下での高い剛性と耐衝撃性を高めた変性PEEKをベース原料に、ファインセラミックを充てんした高機能材料です。
特 長
用途例
セミトロン® MP370 他社セラミック充てんPEEK 他社ポリイミド
〈加工条件〉 ■穴径:φ0.2 ■ピッチ:0.25 ■穴長さ:2mm ■穴数:100個
各種耐熱素材の温度と剛性の関係を上図に示します。ICチップの検査工程で想定される150℃前後の温度領域において、セミトロン® MP370は高い弾性率を保持します。
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
-50 0 50 100 150 200 250 300
セミトロン® MP 370 ジュラトロン® T4203 PAI ジュラトロン® U1000 PEI 他社ポリイミド
高温特性
図5 動的粘弾性比較
図6 切削加工精度比較
性能比較
各種材料で同一条件の穴加工を行った際の穴位置の精度を右図に示します。セミトロン® MP370は、ばらつきが少ないことが分かります。
切削加工精度
〈加工条件〉�■�穴径:φ0.2�����■�ピッチ:0.25mm�■�穴長さ:2mm��■�穴数:100個
(Semitron® MP370)
加工例(ソケット)
11
(Techtron 1000 PPS)ポリフェニレンサルファイド素材
・耐薬品性に優れる・低吸水性に優れる・寸法安定性に優れる・低い温度ではPEEKの代替品となる・FDA(米国食品医薬品局)規格に適合する
注意❶ 220℃までの雰囲気温度下で連続使用可能となって
いますが、荷重たわみ温度(1.820MPa)は121℃と低い上、赤外線による加熱では表層に熱がこもり、表面劣化が進行することがありますので、設計にあたっては注意が必要です。❷ ノッチ感度が高い材料の部類に入りますので、設計
にあたってはコーナー部および角部はアール(R)を確保してください。
●HPLC高速液体クロマトグラフィーで使われる構成部品は、純粋性および耐薬品性が要求されるので、テクトロン® 1000 PPSから機械加工された製品が多く使用されています。
(以前の材料:PEEK、ステンレス鋼、チタン)
●テスト用フィクスチャーテクトロン® 1000 PPSから機械加工された広範囲に及ぶソケットアッセンブリーは、半導体パッケージの高出力/高速テストで使用されています。
(半導体・液晶製造装置部品)
220℃までの腐食性環境下で卓越した性能を発揮する
テクトロン® PPSは直鎖状ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂を押出成形した素材で、部分的に架橋した従来のPPS樹脂に比べ、大幅に靱性が改良されています。また、スーパーエンジニアリングプラスチックの中ではポリ四フッ化エチレン(PTFE)に次いで優れた耐薬品性を示します。200℃以下では知られた溶媒はなく、高温度下で一部の酸に長時間さらされると強度低下をきたしますが、水蒸気、強塩基、有機溶剤およびほとんどの酸に対して耐性があります。テクトロン® 1000 PPSは非強化の基本グレードで、PPS樹脂の中では高い伸びと強じん性を示します。
特 長性能比較
用途例
PTFE
%
%
%
%
%
テクトロンⓇ1000 PPS
ケトロンⓇ1000 PEEK
ジュラトロンⓇU1000 PEI
ジュラトロンⓇT4203 PAI
図7 飽和吸水率比較
12
ポリフェニレンサルファイド素材
・高温下での耐摩耗性に優れる・摩擦係数が小さいので、滑らかに動く・絶縁性に優れる・耐薬品性に優れる・FDA(米国食品医薬品局)規格に適合する
●摺動部品産業機械の各種摺動部品ブッシュ (軸受)、スラストワッシャー、ガイド、スライドプレート等
●薬液中の機械部品耐薬品性を生かした各種機械部品メッキ加工、金属表面処理ライン等の各種部品
●食品機械用部品各種食品加工機械への用途
注意❶ 荷重たわみ温度が低いので、設計にあたっては注意
が必要です。❷ 薬品によっては変色しますが、性能に問題はありま
せん。❸ ノッチ感度が高いので、コーナー部および角部は
アール(R)を確保するようにしてください。
摺動特性、耐摩耗性、摩擦特性を向上させたPPS素材
テクトロン® HPV PPSは、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂をベースに、摺動性能を大幅に向上させた製品です。PPS樹脂が本来もっている寸法安定性や耐薬品性を犠牲にすることなく摺動性能を向上させており、さらに用途が広がります。高温で摺動を伴う部品や、高PV値の用途に適しています。
特 長
性能比較
代表的な他材料との比較ではテクトロン® HPV PPSは摩耗進行の少ない材料といえます。
(Techtron HPV PPS)
用途例
代表的な他材料との比較では、テクトロン® HPV PPSは非常に限界PV値の高い材料といえます。
摩
テクトロンⓇHPV PPSテクトロンⓇHPV PPS
テクトロン®1000 PPS
ケトロン®
1000 PEEK
POM‐NC
エルタライト® TX PET-P
テクトロン®1000 PPS
テクトロンⓇ HPV PPS
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T4203 PAI
図9 限界PV値比較
図8 摩耗特性比較
13
(Fluorosint PTFE)マイカ強化ポリ四フッ化エチレン素材
・PTFEに匹敵する耐薬品性・連続使用温度:260℃・ PTFEと比較して
—耐荷重性が高い —荷重下変形量が小さい —線膨張係数が低い
フルオロシント® 500 PTFEは無充てんのPTFEに比べ、荷重下の変形に対し約9倍優れた耐性を示します。線膨張係数はアルミニウムに近く、PTFEの5分の1であり、はめあいやクリアランスの問題を改善できます。
(図10)PTFEより約30%程度硬いですが、より良い摩耗性能とともに低い摩擦係数を発揮します。また、相手材・接触する部品を摩耗させることはほとんどありません。
フルオロシント® 207 PTFEはフルオロシント® 500 PTFEに次ぐ寸法安定性、材料強度を示します。耐摩耗性は150℃以下の温度雰囲気下ではPTFEの20分の1です。白色でFDA規格(FDA21C.F.R.175.300)に適合し、食品機械の用途に適しています。
フルオロシント®の独特な性能は、合成雲母がPTFEと化学的に結合するという特殊な製法によります。この製法により、通常の強化PTFEよりも優れた性質を保持しています。
特 長
フルオロシント® 500 PTFE(Fluorosint® 500 PTFE)
フルオロシント® 207 PTFE(特注品)(Fluorosint® 207 PTFE)
ポリ四フッ化エチレン(PTFE)ベース製品の中で最も寸法安定性に優れる
性能比較
10
26
24
22
20
18
14
12
10
8
6
4
2
60 110 160
線膨張係数(mm/mm℃)×10
-5
温度(℃)
フルオロシント® 500 PTFEフルオロシント® 207 PTFEALUMINUM25% GF PTFEPTFE
図10 線膨張係数の温度依存性比較
14
●ロータリーエアーロック装置のフローティングシールロータリーエアーロック装置メーカーは、アルミニウムのハウジングの中で、フルオロシント® 500 PTFE製のフローティングシールを使用しています。フルオロシント® 500 PTFEは熱による寸法変化が非常に小さいため、−130℃から230℃までの運転範囲において、シールは、自由に動き回ることができます。シールは高温下で異なった圧力に長時間さらされた後でも、変形の兆候はみられません。また、シールからの漏れやモーターの負荷を減らすことにより、エアーロックの効率を改善しています。部品の寿命が延びることにより、メンテナンスや取替え費用を削減できる上、相手の鉄製構成部品を摩耗させることはほとんどありません。(以前の材料:カーボンおよびグラファイト充てんPTFE)
●ラビリンスシールおよびシュラウドフルオロシント® 500 PTFEより機械加工されたターボ機械類のアブレダブルシールは、過酷な化学的環境下で優れた性能を発揮します。
(以前の材料:アルミニウム、青銅、軸受合金)
●皿洗い機アームベアリングフルオロシント® 207 PTFEより機械加工されたベアリングは、耐久性に優れており、約20年間使用可能です。
(以前の材料:PTFE)
●�トランスミッションおよび パワーステアリングシールリング
自動車メーカーでは、性能改善および寿命が伸びるという理由で、フルオロシント® 500 PTFEを使用しています。
(以前の材料:ガラス繊維強化PTFE)
●バルブシートフルオロシント® 207 PTFEより機械加工されたシートは、非透過性、優れた寸法安定性および摩耗速度が小さいということで、蒸気や熱風中で優れた性能を発揮しています。
(以前の材料:PTFE、充てん剤入りPTFE)
注意 フルオロシント®のベースポリマーはポリ四フッ化エチ
レン(PTFE)であるため、機械的特性は他のスーパーエンジニアリングプラスチック(ケトロン® PEEK、ジュラトロン® PEI、ジュラトロン® PAI)に比べて高くないので、設計にあたっては注意が必要です。
用途例
15
・250℃まで強度と剛性を維持する・250℃までの線膨張係数は非常に低い・耐摩擦摩耗特性に優れる
電気的特性に優れた基本グレードで、ジュラトロン®PAI のグレード中では、最も高い伸びを示します。
耐摩擦摩耗特性に優れた摺動グレードで、無潤滑のベアリング、シール、ベアリングケージおよびレシプロコンプレッサー部品のように、過酷な条件の耐摩耗用途において優れた性能を発揮します。
ガラス繊維を30%充てんした強化グレードで、負荷の高い構造物もしくは電気的用途に適した材料です。
広い温度範囲での剛性と強度に優れる
ジュラトロン® PAIは、ポリアミドイミド(PAI)樹脂を原料として押出/圧縮成形加工したスーパーエンジニアリングプラスチック素材です。特に、−196℃の低温から+250℃の高温にいたる広い温度範囲における耐熱性のみならず、優れた機械的強度(図11)、寸法安定性、耐薬品性、耐摩擦摩耗特性など、材料特性の面で魅力ある性能を発揮します。スーパーエンジニアリングプラスチックの中では、広い温度範囲・過酷な応力条件下で使用できる数少ない材料であり、構造部材として使用された場合、低い線膨張係数(図12)および高い耐クリープ特性により、優れた寸法安定性および耐久性を提供します。押出成形 されたジュラトロン® PAIは、最新の技術および処理方法でポストキュア(後硬化)されていますので、ほとんどの使用条件下では、機械加工後さらにポストキュアする必要はありません。ただし、最適の耐薬品性や耐摩擦摩耗特性を要求される場合は、所定のポストキュアサイクルにより処理されることをお勧めいたします。
特 長
(Duratron PAI)ポリアミドイミド素材
ジュラトロン® T4203 PAI(押出成形品)(Duratron® T4203 PAI)
ジュラトロン® T4301 PAI(押出成形品)(Duratron® T4301 PAI)
ジュラトロン® T5530 PAI(圧縮成形品)(Duratron® T5530 PAI)
16
●チップネスト、ソケットジュラトロン® T5530 PAIより 機械加工された部品は、広い温度範囲において寸法安定性が維持されるので、テスト接続の信頼性を高めるのみならず寿命を伸ばすことができます。
(以前の材料:ポリイミド)
●高温度用電気コネクタージュラトロン® T4203 PAIおよびジュラトロン® T5530 PAIの顕著な電気的性質および高温域での安定性を活かすことができます。
(以前の材料:ナイロン、PPS、ポリエーテルイミド)
●ラビリンスシールジュラトロン® T4301 PAIはすべり摩擦に強く、シールクリアランスを減らせるので、ターボコンプレッサーなどで圧縮効率の向上が図れます。
(以前の材料:アルミニウム)
●ベアリングケージジュラトロン® T4203 PAIおよびジュラトロン®
T4301 PAIは線膨張係数が低く、耐摩擦摩耗特性に優れているので、回転速度を上げられるだけでなく、部品の寿命を延ばすことができます。
(以前の材料:鋼製ケージ、焼き入れ鋼球、青銅ブッシュ)
●缶マンドレルジュラトロン® T4203 PAIは圧縮強度が非常に高く、ざらつき摩耗特性に優れるため、印刷工程でアルミニウム缶をしっかりと保持できるので、生産速度を上げられるのみならず、部品寿命を延ばすことが可能です。
(以前の材料:ナイロン、超高分子量ポリエチレン、セラミック被覆鋼)
注意❶ ポリアミドイミド樹脂は吸水性をもっていますので
210℃以上の雰囲気温度で使用する場合は、使用前に乾燥させてください。乾燥が不十分ですと熱により破損しますので注意が必要です。❷ ジュラトロン® PAIは、高温において剛性は高いものの
伸びが少ない材料です。そのため、構造部材同士を堅く組み付けると熱膨張に耐えきれなくなり、破損することがあります。高温で使用する場合は、熱膨張分を逃がす構造となるよう設計段階でご配慮ください。❸ ノッチ感度が高い材料の部類に入りますので、設計
にあたっては、コーナー部および角部はアール(R)を確保してください。❹ 機械加工する際は、発生する浮遊粉じんを吸入しな
いようにしてください。
用途例 性能比較
フルオロシント® 207 PTFEフルオロシント® 500 PTFEケトロン® 1000 PEEKケトロン® HPV PEEKシマリット PVDF
テクトロン® 1000 PPSジュラトロン® T4203 PAIジュラトロン® T4301 PAIジュラトロン® T5530 PAIジュラトロン® U1000 PEIジュラトロン® U2300 PEI
ケトロン® HPV PEEKジュラトロン® T4203 PAIジュラトロン® T4301 PAIジュラトロン® T5530 PAIジュラトロン® U2300 PEI
図11 ジュラトロン®�PAIの曲げ弾性率の温度変化
図12 ジュラトロン®�PAIの線膨張係数の温度変化
17
・プラスチックの中で最も高い機械的性質を示す・荷重たわみ温度は435℃でプラスチックの中では最
も高く、連続使用温度は不活性雰囲気中で400℃、空気中で310℃、短時間の暴露であれば540℃である
・すべての無充てんプラスチックのなかでは、最も低い熱膨張と最も高い圧縮強度を示す
ポリペンコ® PBI®は、今日有用なプラスチックの中で、最も優れた高機能スーパーエンジニアリングプラスチック素材で、きわめて高い耐熱性を示し、他の無充てんおよび強化プラスチックと比較して高い機械的強度を示します。(図13、図14)さらに、他のいかなる強化もしくは非強化のスーパーエンジニアリングプラスチックに比べて、高温度領域での耐摩擦摩耗特性および耐荷重性に優れています。ポリペンコ® PBI®は非強化材料であるため、イオン不純物が非常に少なく、ウエハー・ガラス基板と接触する部品および真空チャンバー内用途に適しています。また、超音波通過性をもつとともに優れた断熱材であるため、超音波測定装置のようなプローブチップレンズおよびプラスチック生産・成形装置の接触シールや断熱ブッシュに対し理想的な材料といえます。
特 長
エンジニアリングプラスチックの中で最高峰の耐熱性と高温時における機械的性質を示す
ポリベンゾイミダゾール素材(Duratron PAI)
性能比較
ポリペンコ® PBI®
ケトロン® 1000 PEEKケトロン® HPV PEEKジュラトロン® T4203 PAIジュラトロン® T4301 PAIジュラトロン® T5530 PAIジュラトロン® U1000 PEIジュラトロン® U2300 PEI
ポリペンコ® PBI®
ケトロン® 1000 PEEKケトロン® HPV PEEKジュラトロン® T4203 PAIジュラトロン® T4301 PAIジュラトロン® T5530 PAIジュラトロン® U1000 PEIジュラトロン® U2300 PEI
図13 耐熱性樹脂の引張強度比較
図14 耐熱性樹脂の圧縮弾性率比較
18
●バキュームカップ、爪、ホールダー白熱管や蛍光管のメーカーにて、バキュームカップ、爪やホルダーのような高温接触部分に、PBI®が採用されました。PBI®はポリイミドに比べて、耐熱性および摩耗性能が優れているため寿命が長くなります。PBI®に切替えることによって生産ロス(管の破損)を減少させています。
(以前の材料:グラファイトプレス品、セラミック、ポリイミド)
●断熱ブッシングPBI®から加工された、プラスチック射出成形時に使われるブッシングは、プラスチックの溶融状態を維持します。高温溶融プラスチックはPBI®に付着しませんので、ブッシングは長持ちし、掃除が容易です。
(以前の材料 : ポリイミド、 セラミック)
●電気コネクター航空機エンジンメーカーは安全性をより確保するために、205℃以上の温度に曝されるコネクターにPBI®を採用しました。
(以前の材料:ポリイミド)
●ボールバルブシートPBI®から機械加工されたボールバルブシートは、高温液体を扱う工程において優れた性能を示します。
(以前の材料:金属)
●クランプリングPBI®から機械加工された、ガスプラズマエッチング装置で使われる部品は、高エネルギーによる侵食速度を遅くすることができるので、ポリイミド製部品よりも長持ちします。取り替え回数が少ないので、貴重な生産稼動時間を延ばすことができます。
(以前の材料:ポリイミド)
注意❶ 非常に硬い材料ですので、機械加工する際には、多結
晶ダイヤモンド工具を推奨します。❷ ポリベンゾイミダゾール(PBI)樹脂は吸水性をもっ
ていますので、210℃以上の雰囲気温度で使用する場合は、使用前に乾燥させてください。乾燥が不十分ですと熱により破損するので注意が必要です。
❸ ノッチ感度が高い材料の部類に入りますので、設計にあたっては、コーナー部および角部はアール(R)を確保するようにしてください。❹ 加工公差の厳しい部品は、水分吸収による寸法変化
を避けるため、加工後密封したコンテナに保存してください。
用途例
19
・永久的な電気抵抗値・ベースポリマーを活かした熱的、機械的性能
警告❶ セミトロン® ESd、MC501CDR2/R6/R9、MC500
ASR11、タイバー ® 1000EC/1000ESd UHMW-PE、ケトロン® CA30PEEKを発熱体、接点および端子等の電気部品として使用しないでください。
❷ セミトロン® ESd225 POM-C、タイバー ® 1000EC/ 1000ESd UHMW-PEは指定可燃物に属しますので、消防法および火災予防条例に従って保管・管理してください。
❸ セミトロン® ESd225 POM-Cは吸湿性があり、寸法が増加しますので、設計の際には十分ご注意ください。
❹ セミトロン® ESd300 PETをアルカリ性および55℃を上回る温水中で使用しないでください。
注意❶ ベースポリマーの違いにより、物理的、化学的および
熱的性質が大きく変わりますので、応用にあたっては特性の見極めが必要です。また、溶媒・溶液の種類によっては、充てん剤が抽出されることがありますので、使用前に同一環境下での試験をお勧めいたします。
❷ セミトロン® ESd410C PEI、セミトロン® ESd420 PEI、セミトロン® ESd520HR PAI、セミトロン® ESd300 PETはノッチ感度が高い材料の部類に入りますので、設計にあたっては、コーナー部および角部はアール(R)を確保するようにしてください。
導電/帯電防止エンジニアリングプラスチック
あらゆる温度範囲で使用可能な永久導電/帯電防止材料
性能比較
セミトロン®ESd
導電/帯電防止エンジニアリングプラスチックシリーズは、プラスチックが静電気を帯びることが問題となっていた分野で使用可能です。静電破壊を起こしやすい電子部品(ICやHDD等)の製造ラインでの使用に対してもこのシリーズの中から選択可能です。
特 長
1012
108
1010
106
104
102
1000 2,000 4,000 6,000 8,000
セミトロン® ESd225 POM-C
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd420 PEI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd300 PET
MC501CD R2
MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11
タイバー® 1000EC UHMW-PE
タイバー® 1000ESd UHMW-PE
ケトロン® CA30 PEEK
1012
108
1010
106
104
102
1000 100 200 300
セミトロン® ESd225 POM-C
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd420 PEI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd300 PET
MC501CD R2
MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11
タイバー®1000EC UHMW-PE
タイバー® 1000ESd UHMW-PE
ケトロン® CA30 PEEK
図16 体積固有抵抗と弾性率の関係
図17 体積固有抵抗と連続使用温度の関係
20
セミトロン® ESd225 POM-C (Semitron®ESd225 POM-C)帯電防止ポリアセタール
体積固有抵抗:108〜1010Ω・m {1010〜1012Ω・cm}連続使用温度:80℃
特長:耐摩耗性
セミトロン® ESd410C PEI (Semitron®ESd410C PEI)導電性ポリエーテルイミド
体積固有抵抗:<104Ω・m {<106Ω・cm}連続使用温度:170℃
特長:寸法安定性・機械的強度
セミトロン® ESd420 PEI (Semitron®ESd420 PEI)帯電防止ポリエーテルイミド
体積固有抵抗:104〜107Ω・m {106〜109Ω・cm}連続使用温度:170℃
特長:寸法安定性・機械的強度
セミトロン® ESd490 PEEK (Semitron®ESd490 PEEK)帯電防止ポリエーテルエーテルケトン
体積固有抵抗:108〜1010Ω・m {1010〜1012Ω・cm}連続使用温度:250℃
特長:寸法安定性・耐薬品性
セミトロン® ESd520HR PAI (Semitron®ESd520HR PAI)帯電防止ガラス強化ポリアミドイミド
体積固有抵抗:108〜1010Ω・m {1010〜1012Ω・cm}連続使用温度:250℃
特長:機械的強度
セミトロン® ESd300 PET (Semitron®ESd300 PET)帯電防止ポリエチレンテレフタレート
体積固有抵抗:104〜107Ω・m {106〜109Ω・cm}連続使用温度:100℃
特長:寸法安定性・機械的強度・摺動性
MC501CD R2導電性MCナイロン®
体積固有抵抗:1〜102Ω・m {102〜104Ω・cm}連続使用温度:120℃
特長:機械的強度
MC501CD R6帯電防止MCナイロン®
体積固有抵抗:104〜106Ω・m {106〜108Ω・cm}連続使用温度:120℃
特長:機械的強度
MC501CD R9帯電防止MCナイロン®
体積固有抵抗:106〜108Ω・m {108〜1010Ω・cm}連続使用温度:150℃
特長:機械的強度・耐熱性
MC500AS R11ノンカーボン帯電防止MCナイロン®
体積固有抵抗:108〜1010Ω・m {1010〜1012Ω・cm}連続使用温度:105℃
特長:ノンフィラータイプ
タイバー ® 1000EC UHMW-PE (TIVAR®1000EC UHMW-PE)導電性UHMW-PE
体積固有抵抗:<102Ω・m {<104Ω・cm}連続使用温度:80℃
特長:低摩擦係数・耐摩耗性・耐薬品性
タイバー ® 1000ESd UHMW-PE (TIVAR®1000ESd UHMW-PE)帯電防止UHMW-PE
体積固有抵抗:103〜107Ω・m {105〜109Ω・cm}連続使用温度:80℃
特長:低摩擦係数・耐摩耗性・耐薬品性
ケトロン® CA30 PEEK (Ketron®CA30 PEEK)導電性カーボン繊維強化ポリエーテルエーテルケトン
体積固有抵抗:<104Ω・m {<106Ω・cm}連続使用温度:250℃
特長:機械的強度・耐摩耗性・耐薬品性
21
特性比較
23℃
250℃
0 40 80 120 160 200 240 280 320
圧縮強度(5%変形)MPa
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
23℃
250℃
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
圧縮弾性率 MPa
22
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
図18 AEP耐熱シリーズの圧縮強度(250℃)
図19 AEP耐熱シリーズの圧縮弾性率(250℃)
23℃
150℃
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000
圧縮弾性率 MPa
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPS
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
23℃
150℃
0 40 80 120 160 200 240 280 320
圧縮強度(5%変形)MPa
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロ® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPS
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
23
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
図21 AEP耐熱シリーズの圧縮弾性率(150℃)
図20 AEP耐熱シリーズの圧縮強度(150℃)
特性比較
23℃
80℃
0 40 80 120 160 200 240
圧縮強度(5%変形)MPa
ケトロン® CA30 PEEK
タイバー® 1000EC UHMW-PE
MC500AS R11
MC501CD R9
MC501CD R6
MC501CD R2
セミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd225 POM-C
23℃
80℃
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000
圧縮弾性率 MPa
ケトロン® CA30 PEEK
タイバー® 1000EC UHMW-PE
MC500AS R11
MC501CD R9
MC501CD R6
MC501CD R2
セミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd225 POM-C
24
図22 AEP帯電防止シリーズの圧縮強度(80℃)
図23 AEP帯電防止シリーズの圧縮弾性率(80℃)
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
23℃
150℃
0 40 80 120 160 200 240
曲げ強度 MPa
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPS
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
23℃
150℃
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000
曲げ弾性率 MPa
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® GF30 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPS
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
25
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
図24 AEP耐熱シリーズの曲げ強度(150℃)
図25 AEP耐熱シリーズの曲げ弾性率(150℃)
特性比較
23℃
80℃
0 40 80 120 160 200 240
曲げ強度 MPa
ケトロン® CA30 PEEK
タイバー® 1000EC UHMW-PE
MC500AS R11
MC501CD R9
MC501CD R6
MC501CD R2
セミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd225 POM-C
23℃
80℃
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000
ケトロン® CA30 PEEK
タイバー® 1000EC UHMW-PE
MC500AS R11
MC501CD R9
MC501CD R6
MC501CD R2
セミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd225 POM-C
曲げ弾性率 MPa
26
図26 AEP帯電防止シリーズの曲げ強度(80℃)
図27 AEP帯電防止シリーズの曲げ弾性率(80℃)
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
0
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
0
曲げ弾性率
MP
a
40 80 120 160 200 240 280
ジュラトロン® U1000 PEI ジュラトロン® U2300 PEIテクトロン® 1000 PPSテクトロン® HPV PPSジュラトロン® T4203 PAI ジュラトロン® T4301 PAI ジュラトロン® T5530 PAI ケトロン® 1000 PEEKケトロン® HPV PEEKケトロン® GF30 PEEKフルオロシント® 500 PTFE フルオロシント® 207 PTFE
温度(℃)
0
100
200
300
400
500
荷重たわみ温度(℃)
0
連続使用温度(℃)
100 200 300 400
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFEケトロン® 1000 PEEK
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® GF30 PEEKケトロン® CA30 PEEK
ジュラトロン® T4203 PAI ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T5530 PAI
テクトロン® 1000 PPS
テクトロン® HPV PPS
ジュラトロン® U1000 PEI
ジュラトロン® U2300 PEI
セミトロン® ESd225
POM-C
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd490 PEEKセミトロン® ESd520HR PAI
MC501CD R2MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11タイバー®1000EC
UHMW-PEタイバー®1000ESd
UHMW-PE
0
曲げ弾性率
MP
a
40 80 120 160 200 240 2800
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000
8,000
9,000
10,000
温度(℃)
セミトロン® ESd225 POM-C
セミトロン® ESd410C PEI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd300 PET MC501CD R2
MC501CD R6
MC501CD R9
MC500AS R11
タイバー® 1000EC UHMW-PE
ケトロン® CA30 PEEK
27
※グラフのデータは、絶乾時の代表特性を示します。
図28 AEP耐熱シリーズの曲げ弾性率の温度変化
図30 AEPシリーズの荷重たわみ温度(1.820MPa)と連続使用温度との関係
図29 AEP帯電防止シリーズの曲げ弾性率の温度変化
特性比較
0 5 10 15
線膨張係数(×10-5/℃)
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFE
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® HPV PEEK
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAI
ジュラトロン® T4301 PAI
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPS
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
セミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAI
セミトロン® ESd490 PEEK
セミトロン® ESd410C PEI
吸水率%(23℃、水中24時間浸漬)
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8
ポリペンコ® PBI®
フルオロシント® 207 PTFEフルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® HPV PEEKケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T5530 PAIジュラトロン® T4301 PAIジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® HPV PPSテクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEIジュラトロン® U1000 PEIセミトロン® ESd300 PET
セミトロン® ESd520HR PAIセミトロン® ESd490 PEEKセミトロン® ESd410C PEI
28
図31 AEPシリーズの吸水率
図32 AEPシリーズの線膨張係数
0
誘電率(106Hz)
1 2 43 5
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
0 0.01 0.02 0.03
誘電正接(106Hz)
フルオロシント® 500 PTFE
ケトロン® 1000 PEEK
ジュラトロン® T4203 PAI
テクトロン® 1000 PPS
ジュラトロン® U2300 PEI
ジュラトロン® U1000 PEI
29
図33 主なAEPシリーズの誘電率
図34 主なAEPシリーズの誘電正接
耐薬品データ
濃度(%)
ケトロンPEEK
ジュラトロンPEI
MDSプレート
テクトロンPPS
テクトロンHPV
フルオロシント
ジュラトロンPAI
PBI
ポリアセタール
タイバーUHMW︲PE
MCナイロン
アクリロニトリル UD A ― ― ― ― A A ― ― A Aアセトアミド 50 A ― ― ― ― A ― ― A A Aアセトアルデヒド 40 A ― D ― ― A A ― A A Aアセトン UD A C ― A A A A ― A A Aアニリン UD A ― ― A A A A ― B A Bあまに(亜麻仁)油 CA A ― A ― ― A A ― A A Aアミルアルコール〈ペンタノール〉UD A ― A A A A A ― A ― A亜硫酸 10 A ― A ― ― A ― B ― ― ―亜硫酸水素ナトリウム〈重亜硫酸ナトリウム〉 10 A ― ― ― ― A A ― C A Aアリルアルコール UD A ― A ― ― A A ― ― A B安息香酸 SS A ― ― ― ― A A ― C A Cアンモニア(気体) 20 A ― ― A A A A ― A A Bアンモニア水〈水酸化アンモニウム〉 10 A A ― ― ― A ― ― A A A硫黄 UD A ― ― ― ― A A ― A A Aイソプロピルアルコール〈=イソプロパノール〉 UD A A A ― ― A A A A A Aイソプロピルエーテル UD A ― A ― ― A A A A B Aエチルアルコール〈エタノール〉 96 A A A ― ― A A A A A Bエチルエーテル〈エーテル、ジエチルエーテル〉 UD A A ― A A A A A A B Aエチレン〈エテン〉 UD A ― ― ― ― A A ― A A Aエチレングリコール UD A A A A A A A A A A Aエチレンジアミン〈ジアミノエタン〉 UD A ― C B B A C ― A A B塩化亜鉛 10 A A A A A A ― ― B A B塩化アリル UD A ― ― ― ― A ― ― ― C B塩化アルミニウム 10 A ― ― A A A A ― B A A塩化アンチモン(Ⅲ) 10 A ― ― ― ― A ― ― ― A C塩化アンモニウム 10 A ― ― A A A A ― A A A
〃 35 A ― ― A A A A ― ― A ―塩化エチル〈クロロエタン〉UD A ― ― A A A A ― A B B塩化カリウム SS A ― ― A A A B ― ― A ―塩化カルシウム 10 A ― ― A A A A ― A A A塩化水銀(Ⅱ) 5 A ― ― ― ― A ― ― ― A B塩化スズ(Ⅳ) 10 A ― A A ― A ― ― D ― ―塩化鉄(Ⅱ)〈塩化第一鉄〉10 A ― ― A A A A ― ― A A塩化鉄(Ⅲ)〈塩化第二鉄〉 5 A ― ― A A A A ― B A B
〃 10 A ― ― A A A A ― B A B〃 SS A ― ― A A A A ― ― A C
塩化銅(Ⅱ)〈塩化第二銅〉10 A ― ― ― ― A ― ― A ― ―塩化チオニル UD A ― ― ― ― A ― ― ― C D塩化ナトリウム〈塩〉 10 A ― ― A A A A ― A A A
〃 90 A ― ― A ― A A ― A ― A塩化ビニル UD A ― ― ― ― A A A A ― A塩化マグネシウム 10 A ― ― A A A A ― A A A塩化メチル〈クロロメタン〉UD A ― ― ― ― A B ― B B B塩化メチレン〈ジクロロメタン〉UD A D D A A A B C C B C塩酸〈塩化水素酸〉 1 A A A A A A A C ― A B
〃 2 A A A A A A A D C A B〃 10 A A A A A A A D C A C
塩素ガス(乾燥) UD A ― ― B B A A A C B C塩素酸ナトリウム 10 A ― ― ― ― A A ― A A A塩素水 10 B ― ― ― ― A ― ― C C Bオクタン〈イソオクタン〉 UD A A A ― ― A A A A A Aオゾン UD A ― ― ― ― A C ― C B Cオレイン酸〈9-オクタデセン酸〉 UD A ― ― ― ― A A ― A A A過塩素酸 10 A ― ― ― ― A ― ― C A C過酸化水素 1 A ― A A A A ― A A A C
[注]1)データはすべて室温での判定を示します。 2)耐性の判定は「A」~「D」の記号をもって示しており、各々の定義は次のとおりです。 A:影響を受けない。あったとしてもわずかな水分等の吸収程度。機械的強度への影響は無視できる。 B:わずかに攻撃を受ける。幾分膨張し、機械的特性はわずかながら低下する。長期寿命を期待するのは難しい。
プラスチックの耐薬品性は、浸漬温度、浸漬時間、溶液濃度および適用される応力によって大きく変わりますので、予測が非常に困難です。したがって、記載のデータはあくまでガイドラインとしてのみご使用下さい。サンプルによる実使用条件下での予備試験をお勧めいたします。
濃度(%)
ケトロンPEEK
ジュラトロンPEI
MDSプレート
テクトロンPPS
テクトロンHPV
フルオロシント
ジュラトロンPAI
PBI
ポリアセタール
タイバーUHMW︲PE
MCナイロン
過酸化水素 3 A A A A ― A ― ― B A C〃 UD A ― ― ― ― A C ― C A C
ガソリン(無鉛) CA A ― ― A A A A ― A ― ―過マンガン酸カリウム 1 A ― ― A A A A ― A A Cぎ酸 2 A A A A A A C C A A B〃 10 A A A A A A C C B A Cキシレノール UD A ― B ― ― A A ― A ― Dキシレン UD A B B A A A A A A B Aクエン酸 10 A A A ― ― A ― A A A B〃 SS A ― ― A ― A ― ― ― ― C
グリコール酸〈ヒドロキシ酢酸〉UD A ― ― A A A ― ― ― ― Cグリセリン〈グリセロール〉UD A ― A ― ― A A ― A A Aクレゾール〈メチルフェノール〉90 C ― ― A A A ― ― ― A Dクロム酸 1 A A A ― ― A A A B A Bクロロ酢酸 10 A ― ― ― ― A ― ― C A Cクロロスルホン酸〈クロロ硫酸〉10 A ― ― ― ― A ― ― C ― Cクロロベンゼン UD A ― ― A A A A ― A B Aクロロホルム(トリクロロメタン)UD A C D A A A B A C C Cケイ酸ナトリウム 10 A ― ― ― ― A ― ― A A A軽油 CA A ― A A A A A A A A A鉱油類 CA A A A A A A A A A A A酢酸 10 A A A A A A A B B A B〃 50 A ― ― A A A B ― B A C酢酸アミル〈ペンチルアセテート〉UD A B B A A A A ― A A A酢酸エチル UD A B B A A A A ― A A A酢酸カリウム 50 A ― A A ― A A ― A A A酢酸ナトリウム 60 A ― ― ― ― A A ― A A A酢酸プチル UD A B B A A B A ― A A A酢酸鉛 10 A ― ― ― ― A B ― A A B酢酸メチル UD A B B ― ― A A ― A A Aサリチル酸 SS C ― ― ― ― A A ― C A A三フッ化ホウ素 UD B ― ― ― ― ― C ― C ― C次亜塩素酸カルシウム〈カルキ〉 SS A ― ― ― ― A B ― C A C次亜塩素酸ナトリウム〈次亜塩素酸ソーダ〉 10 A ― ― B B A A ― C A Cシアン化ナトリウム(青酸ソーダ)10 A ― ― ― ― A ― ― A A Aジエチレングリコール UD A ― ― ― ― A A ― A A A四塩化炭素〈テトラクロロメタン〉 UD A A B A A A A A B C Aジオキサン UD A ― ― A A A A ― A A Aシクロヘキサノール(そのエステル類含む) UD A ― A A A A A A A A Aシクロヘキサノン UD A ― ― A A A A A A A Aシクロヘキサン UD A A A A A A A A A A Aジクロロエチレン UD A ― D A A A A A C C Aジクロロジフルオロメタン(R-12)UD A ― ― A A A A A A B Aジフェニルエーテル〈フェニルエーテル〉 UD A ― ― A A A ― ― A A Aジメチルアミン UD A ― ― ― ― A ― ― A A Aジメチルホルムアミド UD A ― ― A A A ― ― A A A臭化カリウム 10 A ― A ― ― A A ― A A B臭化水素〈臭素酸〉 10 A ― ― ― ― A A ― C A C臭化リチウム 50 A ― ― ― ― A ― ― A ― Dシュウ酸 10 A ― ― A A A ― ― C A B臭素(液体) UD C ― ― B B ― B ― ― C C臭素水 2 A ― ― ― ― A ― ― ― A ―酒石酸〈ブタン二酸〉 10 A ― ― ― ― A ― ― A A B潤滑油 CA A ― ― A A A A A A A A硝酸 0.1 A A A A ― A ― A ― A B
30
C:適度に攻撃を受けるか、水分等を吸収し適度に膨張する。材質的には使用限度がある。機能部品用としては推奨できない。 D:短時間で溶解するか、分解する。―:有用なデータなし。 3)濃度の欄の記号の意味は次のとおりです。 SS:飽和溶液。UD:原液もしくは希釈していないもの。
濃度(%)
ケトロンPEEK
ジュラトロンPEI
MDSプレート
テクトロンPPS
テクトロンHPV
フルオロシント
ジュラトロンPAI
PBI
ポリアセタール
タイバーUHMW︲PE
MCナイロン
硝酸 10 A A A A A A C C C A C硝酸カリウム 10 A ― ― ― ― A C ― A A A硝酸銀 50 A ― ― ― ― A A ― A A A硝酸ナトリウム 50 A ― ― ― ― A B ― A A A樟脳(ショウノウ) 50 A ― ― ― ― A ― ― A A Aシリコーン油 CA A A A A A A A A A A A酢 CA A ― A A A A A A A A C水銀 UD A ― ― ― ― A ― ― A A A水酸化カリウム 10 A A A ― ― A C ― A A A
〃 50 A ― ― A A B C ― A A B水酸化カルシウム 10 A ― ― ― ― A ― ― A A A
〃 SS A C ― ― ― A C ― A A A水酸化ナトリウム〈カセイソーダ〉 10 A B B A A A ― B A A A
〃 50 A ― D A A B C B A A A水酸化マグネシウム 10 A ― ― A A A C ― A A Aステアリン酸 UD A ― ― ― ― A A ― A A A石油エーテル(ベンジン)CA A ― A ― ― A A ― A A Aせっけん液類〈清浄液類〉UD A A A A A A A A A ― Aタール CA A ― ― ― ― A A ― A A B炭酸 10 A ― ― ― ― A ― ― A A A炭酸アンモニウム 10 A ― ― ― ― A A ― A A A炭酸カリウム SS A A A ― ― A C ― A A A炭酸水素ナトリウム〈重炭酸ナトリウム〉 50 A ― ― A ― A A ― A A A炭酸ナトリウム 20 A ― ― A ― A A A A A ―
〃 50 A ― ― A ― A A ― A A Aチオフェン UD A ― ― ― ― A ― ― B B Aチオ硫酸ナトリウム 10 A ― ― A A A A ― A A Aデカリン〈デカヒドロナフタレン〉UD A ― A ― ― A ― A A A Aテトラクロロエタン UD ― ― ― ― ― A B ― ― C ―テトラクロロエチレン〈パークロロエチレン〉 UD A A C A A B A A A B Bテトラヒドロフラン UD A ― ― A A A C A B B Aテトラリン〈テトラヒドロナフタレン〉 UD A ― ― ― ― A ― ― A A Aトリエタノールアミン UD A ― D ― ― A C ― A A Aトリクロロエタン UD A C ― A A A A ― A ― Aトリクロロエチレン〈トリクロロエテン〉 UD A C C A A A B ― B B Bトルエン UD A C C A A A A A A B Aナフタレン UD A ― D A A A A ― A A Aニクロム酸カリウム 5 A ― ― A A A A ― A A B二酸化硫黄(乾燥) UD A ― ― A A A A ― C A Bニトロベンゼン UD A ― D A A A A ― B A Bニトロメタン UD A A ― A A A ― ― ― A B乳酸 10 A ― ― A A A A ― A A A〃 90 A ― ― A A A A ― A A C尿素 5 A ― ― ― ― A ― ― A A A二硫化炭素 UD A ― ― A A A A ― A B Aパラフィン CA A ― A ― ― A A A A A Aヒドロキノン(ハイドロキノン) 5 A ― ― ― ― A ― ― A A C漂白剤(ジャベル水) CA A ― ― ― ― A ― ― B A ―ピリジン UD A ― ― A A A C ― B A Aフェノール〈石炭酸〉 5 A ― C A A A ― A ― A C
〃 90 B C C A A A ― ― C A Dブタジエン UD A ― ― A A A A ― A C Aブタノール〈ブチルアルコール〉UD A A A A A A A A A A Aフタル酸 SS A ― ― ― ― A A ― A A Bフタル酸ジブチル UD A B B ― ― A A ― A A A
濃度(%)
ケトロンPEEK
ジュラトロンPEI
MDSプレート
テクトロンPPS
テクトロンHPV
フルオロシント
ジュラトロンPAI
PBI
ポリアセタール
タイバーUHMW︲PE
MCナイロン
ブチルアミン UD A ― D A A A A ― A ― ―ブチレングリコール〈ブタンジオール〉UD A ― ― ― ― A ― A A A Aブチロラクトン UD A ― ― ― ― A A ― A ― Aフッ酸(フッ化水素酸) 5 B ― ― ― ― B ― C C A Cフッ素 UD C ― ― ― ― B C ― C C Cフルーツジュース CA A ― A A A A A ― A A Aフルオロケイ酸 30 A ― ― ― ― B C ― C A Cフルフラール UD A ― ― A A A B ― A A Aブレーキオイル CA A A ― A A A ― ― A A Aプロピオン酸〈プロパン酸〉10 A ― ― ― ― A ― ― B A Cプロピレングリコール UD A A ― ― ― A A ― ― A ―プロパン UD A ― ― ― ― A A A A A Aヘキサン UD A A A A A A A A A A Aヘプタン UD A ― A A A A A A A A Aベンジルアルコール〈フェニルメタノール〉 UD A ― ― ― ― A A ― A A Bベンズアルデヒド UD A C D A A A A ― A A Bベンゼン UD A C D A A A A ― A B Aホウ酸 10 A ― ― ― ― A ― ― B A B抱水クロラール UD A ― ― ― ― A ― ― ― A Cホルムアルデヒド(気体)UD A C ― ― ― A A ― A A Aマレイン酸 UD A ― ― ― ― A ― ― ― ― Cマロン酸 UD A ― ― ― ― A ― ― ― ― C水 UD A A A A A A A A A A Aメタノール〈メチルアルコール〉 50 A A A A A A ― A A A A
〃 UD A A A A A A ― A A A Aメタン UD A ― ― ― ― A A A A A Aメチルエチルケトン〈MEK〉UD A C C A A B A A B A ANーメチルピロリドン UD A ― D ― ― A ― ― A A Aヨウ素 UD B ― ― ― ― A ― ― ― C C酪酸 20 A ― ― ― ― A ― ― A A A〃 UD A ― ― ― ― A B ― ― A ―硫化アンモニウム SS A ― ― ― ― A ― ― ― A ―硫化カリウム 50 A ― ― ― ― A C ― ― ― A硫化水素(気体) UD A ― ― A A A ― ― B A B硫化ナトリウム 90 A ― ― A A A B ― ― ― ―硫酸 2 A A A A A A A B A A C〃 20 A A ― A A A C ― ― A C硫酸亜鉛 10 A ― ― A ― A ― ― C ― ―硫酸アルミニウム 5 A ― ― A A A A ― A A A硫酸アンモニウム UD A ― ― A A A ― ― ― A A硫酸カリウム SS A ― ― ― ― A B ― A A A硫酸ナトリウム 90 A ― ― A A A A ― A ― A硫酸銅(Ⅱ) 10 A ― ― A A A ― ― A A A〃 SS A ― ― A A A B ― ― A A
リン酸 1 A A A A A A A B ― A B〃 3 A A A A A A A C ― A C〃 10 A A A A A A A C A A Cリン酸ナトリウム 10 A ― ― ― ― A ― ― A A A歴青(ビチューメン) CA A ― ― ― ― A ― ― A A Aレゾルシノール UD A ― ― ― ― A ― ― ― ― Cワセリン CA A ― A ― ― A A A A A Aワックス UD A ― A A ― A A ― A ― A
31
ブランド一覧表
現製品名 現グレード名 旧製品名 旧グレード名
タイバー ® UHMW-PE(TIVAR® UHMW-PE)
タイバー ®
1000NA UHMW-PE基本グレード(乳白色)
ポリペンコ®
U-PE U-PE100
ソリジュール®
10-100
タイバー ®
1000GR UHMW-PE基本グレード(緑)
10-301
タイバー ®
1000BK UHMW-PE基本グレード(黒)
10-801
タイバー ®
1000EC UHMW-PE導電グレード(黒)
10-806
タイバー ®
UV UHMW-PE耐候グレード(白)
10-100UV
タイバー ®
H.O.T. UHMW-PE熱劣化防止グレード(白)
16-100E
タイバー ®
オイルNA UHMW-PEオイル入グレード(白)
10-109
タイバー ®
オイルGR UHMW-PEオイル入グレード(緑)
10-309
タイバー ®
DSイエロー UHMW-PE耐摩耗グレード(黄色)
10-605SS
タイバー ®
セラムP® UHMW-PE耐摩耗グレード(うぐいす色)
10-365CP
クオドラント® PE500高密度PE(白) 84-100
タイバー ®
1000ASTL UHMW-PE導電グレード(黒)
ポリペンコ® U-PE U-PE300
エルタライト® PET-P(Ertalyte® PET-P)
エルタライト® PET-P基本グレード
ポリペンコ®
PET
PET100
エルタライト® TX PET-P摺動グレード PET200
ナイラトロン® PA66 (Nylatron® PA66) ポリペンコ® 66N
ケトロン® PEEK(Ketron® PEEK)
ケトロン® 1000 PEEK基本グレード
ポリペンコ®
PEEK
PK-450
ケトロン® HPV PEEK摺動グレード PK-450FC
ケトロン® GF30 PEEKガラス繊維強化グレード PK-450GF
ケトロン® CA30 PEEKカーボン繊維強化導電グレード PK-450CA
現製品名 現グレード名 旧製品名 旧グレード名
ジュラトロン® PEI(Duratron® PEI)
ジュラトロン® U1000 PEI基本グレード
ポリペンコ®
ULTEM*
UL-1000
ジュラトロン® U2300 PEIガラス繊維強化グレード UL-2300
ジュラトロン® PAI(Duratron® PAI)
ジュラトロン® T4203 PAI基本グレード
トーロン® 素材
TR-4203
ジュラトロン® T4301 PAI摺動グレード TR-4301
ジュラトロン® T5530 PAIガラス繊維強化グレード TR-5530
セミトロン®
(Semitron®)
セミトロン®
ESd225 POM-Cポリアセタールベース
セミトロン®
ESD225
セミトロン®
ESd410C PEIポリエーテルイミドベース
ESD410
セミトロン®
ESd420 PEIポリエーテルイミドベース
ESD420
セミトロン®
ESd490 PEEKポリエーテルエーテルケトンベース
ESD490HR
セミトロン®
ESd520HR PAIポリアミドイミドベース
ESD520HR
セミトロン®
ESd300 PETポリエチレンテレフタレートベース
ポリペンコ®
PET PET300ESD
テクトロン® PPS(Techtron® PPS)
テクトロン® 1000 PPS基本グレード
テクトロン®
PPS
テクトロン® HPV PPS摺動グレード HPV
フルオロシント®
(Fluorosint® PTFE)
フルオロシント®
500 PTFE基本グレード
フルオロシント®
FL-500
フルオロシント®
207 PTFEFDA規格適合
FL-207
※上記表には当カタログに未掲載の製品も記載しております。
40
800040 04 ’19.5.
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福 岡 営 業 所
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〒289-1515 千 葉 県 山 武 市 松 尾 町 富 士 見 台 20 8 - 8 5TEL 0479(86)3851 FAX 0479(80)7008