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Couleur Vol.01
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Vo l .1
St.Cousair little press
春の匂いを育てよう
Recipe オレガノを散らしたサラダ
Since you were precious in My sight,You have been honored,And I have loved you - Isaiah 43:4
ベランダから始まるやさしい時間
2 0 0 8 s p r i n g
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春の匂いを育てよう
文・レシピ / 日沼紀子
朝目覚めたらベランダに出て、
会話をするようにハーブと向き合う。
爽やかな香りで、
少しずつ体が目覚めていく。
ハーブはそもそも野生の植物なので、
育てるのは難しくない。
日向を好むか日陰を好むか、
それぞれの性格をわかってあげて、
あとは葉っぱの元気が少しなくなったな
と思ったときにお水をあげればいい。
相手をわかってあげようとすれば、十分繋がりあう。
生態など関係なく、
人であれ、植物であれ、動物であれ、
もしかすると無機物さえ。
Couleur 3
はじめての人には、園芸屋さんなどで売っ
ている小さな苗が一番手軽で育てやすい。
ポットから取り出したら優しく根をほぐし、
お気に入りの鉢に小石(または園芸用ネッ
ト)を敷いて土を乗せ、その上に苗を置く。
周りに土を盛り、たっぷりお水をあげる。
後は様子を見ながらお水をあげたりお日様
に当てたり。苗を買ったときについてくる
小さな説明書き(ハーブの性格が書いてあ
る)を取っておくと便利。
ハーブにチャレンジ!
ベ ラ ン ダから始まるやさしい時間
Couleur 4
ここ数年、オレガノと一緒に住んでいる。
彼の居場所は 1 年のうちほとんどがベランダで、気温が零度を下回る
ようになると窓辺に移した。気持ちに余裕がないときは水遣りがおろ
そかになり、少ししおれた葉を見てはハッとして自分の不甲斐無さを
反省した。それでもベランダの彼は枝を伸ばし気まぐれに花をつけ、
心地よい香りを放ちながら日々息づいていた。
小さなポットで、精一杯に。
ある夏、九州の山奥で大地一面にワイルドに花を咲かせているオレガ
ノを見た。かつてギリシャ人がそのたくましい様子に「山の歓び」と
名づけた、本来の姿。私はベランダの彼のルーツを思い、やるせない
気持ちになった。
誰しも故郷があり、物理的であれ精神的であれ多くの人がそこを離れ
て、つじつまを合わせながら生きている。つじつま合わせという言葉
が負の要素を含んでいるとは限らない。つじつまを合わせて生きてい
くことの先にも幸せがあると信じている。
私はベランダの彼のそれも幸せなものであることを祈りながら山を下
りたのだった。
春の日差しが温かい。
今日はオレガノでサラダにしよう。
つじつま
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スライスしたトマト、ゆで卵、新たまねぎを皿
に盛り、オレガノを散らす。塩、レモン汁をふり、
☆グレープシードオイル ハーブを回しかける。
オレガノを散らした
サラダ
☆印はサンクゼールオリジナル商品
グレープシードオイルハーブ100g
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サンクゼール本社の丘の上にあるレストランとチャペル。ここから望む景色と斜面一面に広がるぶどう畑は格別です。
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S a n c t u a r y
sanctuary(英)
「聖なる所・神と出会う所・神を礼拝する所・主に守られた所・神の平安がある所」
という意味があります。
サンクゼールにいらしてくださる皆様がおいしいお食事を楽しまれ、安らぎのひと時
をこの丘で過ごされますように。
主の豊かな祝福が、お一人お一人に注がれますようにお祈りいたします。
サンクチュアリー
11:28
11:2911:30
すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。
マタイ 11:28 ~ 30サンクゼールチャペル
サンクゼール本社の丘の上にあるレストランとチャペル。ここから望む景色と斜面一面に広がるぶどう畑は格別です。
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C o o k i n g
リアルト橋近くのトラットリアで食べたペスカトーレは、
皿の中に海を閉じこめているようだった。運河から魚が直
接運び込まれるメルカート(市場)があり、新鮮さは折り
紙つき。気取らないルックスとはうらはらに、その味は実
に繊細だ。魚介の美味しさを活かすために、味付けはごく
ごく控えめに。そこにあるのは、自然がくれた豊かな恵み
とパスタの素敵なマリアージュ。恋と、自由と、美食に生
きたあのカサノヴァも、舌鼓を打ったに違いない。
麺文化に慣れ親しんでいる私たちにとって、パスタファ
ンが多いのは当然というもの。ナポリの伊達男よろしく、
お洒落な女性のハートをさらってしまった。“ ゆでたてを
旬の素材と合わせる ” ただそれだけのシンプルさが信条で、
そんな潔さも支持される理由のひとつかも知れない。例え
ばほろ苦い菜の花や、まだ土の香りのする筍のみずみずし
さをパスタにからめていただく。すると、生まれたばかり
のデリケートな春野菜が、華やかなレディーへと変身した。
イタリアが産んだ偉大なるトマトソースが仲を取り持っ
て、素材とパスタが引き立てあえば、きっといつまでも変
わらない蜜月が約束される。
恋するパスタ
文・レシピ・料理 / 宮永侑佳
料理家。国籍にとらわれず、主婦が家庭のキッチンで作ることができる、ワンランクアップの料理を提案する。出張料理教室も好評。「料理は楽しく美しい!」がモットー。
幸せレシピ
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むき海老 3 尾アスパラ 1 本フェットチーネ 80g ☆トマトソース 110g 生クリーム 60cc塩、砂糖、胡椒 適量
海老のトマトクリームの
フェットチーネ
塩を加えた湯でフェットチーネを茹でる。茹で上がる直前に海老を加えて火を通す。鍋に A を入れ温め、①を加え混ぜ合わせる。塩、砂糖、胡椒で味を調える。皿に盛りつけ、さっと茹でたアスパラをのせて。
A
■作り方
☆印はサンクゼールオリジナル商品
■材料(1 人分)
トマトソース220g
①
②
③
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和風ソース220g
あさり 100g菜の花 2 本スパゲッティ 80g ☆和風ソース 110g 固形コンソメ 1/2 個 水 100cc生クリーム 100cc塩、砂糖、胡椒 適量
あさりと菜の花の
スープスパゲッティ
塩を加えた湯でスパゲッティを茹でる。鍋 に あ さ り と A を 入 れ 火 に か け、貝が開いたら生クリームと①を加え、塩、砂糖、胡椒で味を調える。皿に盛りつけ、さっと茹でた菜の花をのせて。
A
■作り方
☆印はサンクゼールオリジナル商品
■材料(1 人分)
①
②
③
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ガーリック&トマトソース220g
茹でたけのこ(櫛形切り) 40gルッコラ 少々赤唐辛子(輪切り) 1 本スパゲッティ 80g☆ガーリック&トマト 110gオリーブオイル 適量塩、砂糖、胡椒 適量パルメザンチーズ 適量
たけのこのアラビアータ
①
②
③
■作り方
■材料(1 人分)
☆印はサンクゼールオリジナル商品
塩を加えた湯でスパゲッティを茹でる。フライパンにオリーブオイルと赤唐辛子を入れてから、弱火でじっくりと火を通し、たけのこ、①、ガーリックトマトを入れ混ぜ合わせ、塩、砂糖、胡椒で味を調える。皿に盛りつけ、パルメザンチーズをふり、ルッコラをのせて。
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L i f eSt.Cousair Style
スマートに軽い力でコルクが抜ける
てこ式のワインオープナー(ソムリエナイフ)。
中でもダブルアクションタイプは 2 段階に
引っ掛けることができ、コルクがボロボロに・・・
なんていうことがありません。
これであなたもワイン通?
ソムリエナイフのすすめ
ワインオープナーを各種取り揃えております。お問合せはサンクゼールのお店へ
サンクゼールの“ナイアガラブラン”。このワインは熟成させるよりも、できるだけ早いうちに飲んでいただくのがおすすめです。そして栓を開けるまでフレッシュ感を保ってくれるのが、【ノマコルクⓇ※】。ワイン王国フランスでもシェアが広がっている、今注目のプラスチック製の合成コルクです。天然コルクのワインでまれに見られるブショネ(コルクの香りがワインの香りに影響を及ぼす)の心配もありません。その反面、ノマコルクは密閉性が高いので少し抜きにくいのが欠点です。そこで、今回ご紹介している“ソムリエナイフ”はいかがでしょうか。
サンクゼールはワインのある豊かな食卓をご提案しています。
フレッシュ感を楽しむ
ナイアガラブランには、
ノ・ ・
マコルク!
※ヨーロッパで広まりを見せる世界№1シェアの合成コルクブランド
www.nomaco r c . com
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Face to face
永田店長はピカイチセンスの持ち主。カラフルなギフトや、
季節を先取りした華やかなディスプレイで店内を装飾し、
いつも笑顔でお客様をお迎えします。長野駅前から善光寺
をつなぐ表参道を歩いていくと、大正時代に造られたモダ
ンな石造りの店構えと明るく華やかな店内、温かいおもて
なしの門前店にきっと自然に導かれるでしょう。長野への
ご観光、善光寺ご参拝の際には是非お立ち寄りください。
季節ごとのテーマカラーを使っての、大きなウィンドウや店内ディスプレイにはかなりのエネルギーを使っています。それとともにお客様の好みをお聞きし、ご期待以上のラッピングでお客様の笑顔が見られたら、サイコーに幸せです。そして、当社製造スタッフが心をこめて作ったワインやジャム、その熱いハートをお客様にどれだけお伝えできるかが、私の永遠のテーマです。
門前店店長 / 永田弥生
サンクゼール・ワイナリー
門前店
熱 い 想 い を 伝 え た い
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V i g n e r o n
フランス語で、ぶどうを育ててワインを造る人のことをヴィニュロンといいます。サ ン ク ゼ ー ル に と っ て、ワインが生まれるこの地を愛するすべての仲間がヴィニュロンです。
ヴィニュロン
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農場タルタルソース 160g
キッチンで作るのと同じように、
ピーマンのへたを取り除き、カリフラワーを小房に分けます。
きれいに切りそろえられたいろいろな野菜たちは、
お酢、お塩、お砂糖、香辛料を調合したサンクゼール特製調味料の中で
一週間じっくり漬け込まれ、味が馴染んでおいしいピクルスになります。
この手作りピクルスをたっぷり使ったタルタルソース。
ゆで卵のまろやかさも加わり、具だくさんの贅沢なソースに。
酸味と、甘みと、小気味よい食感!
フライに添えるだけでなく、
トーストやサンドイッチにもよく合います。
シンプルにタルタルソースを味わうなら、
ふかしたじゃがいもや茹でたアスパラでどうぞ。
今夜はエビフライを楽しみますか?
それともタルタルソースを味わいますか?
こだわりの農場タルタルソース
発行人 久世良三編集人 山川誠一発行所 サンクゼール・パブリッシング 〒 389-1201 長野県上水内郡飯綱町芋川 1260 TEL026-253-7002 FAX026-253-8861 http://www.stcousair.co.jp印刷製本 株式会社イシワタグラフィックス
ⓒ 2008 St.Cousair CO.,LTDPrinted in Japan
本書掲載の記事、写真、イラスト等の無断複写(コピー)、複製(転載)を禁じます。R本書からの複写を希望される場合には、株式会社サンクゼール(TEL026-253-7002)にご連絡ください。●落丁、乱丁、その他不良品がありましたら、お取り替えいたします。株式会社サンクゼール
(TEL026-253-7002)へご連絡ください。
Staff
Vol.1
Director/Photo 山川誠一Editor/Recipe 宮永侑佳Editor/Recipe 日沼紀子
Text 久世まゆみText 塩入寛之Text 島津由加Text 高岡 舞Text 永田弥生Text 三浦秀一
couleur [kulœ:r] Couleur【クルール】は「色」を表すフランス語です。四季の色やサンクゼールのこだわり、スタッフの人柄などをお伝えします。
"Lettre de St.Cousair" と "Flags" が一つになって、"Couleur" になりました。
2008.04.10 第 1 版発行
レストランでは沼津港から毎朝届く新鮮な魚介や、
地元の食材をふんだんに使ったお料理をご用意しております。
ワインと一緒にお楽しみ下さい。
ワイナリーショップは自社のジャム、バター、パスタソースや
ワインを特別価格で販売。
もちろん試食・試飲もできます。
ぜひ、お立ち寄り下さい。
レストラン&ワイナリーショップ サンクゼール御殿場店静岡県御殿場市深沢 1312 御殿場プレミアム・アウトレット区画№ 3300☎ 0550-81-3388http://www.premiumoutlets.co.jp/
レストラン&ワイナリーショップサンクゼール御殿場店 OPEN !