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CSV ESD CSR 第6回産廃3Rフォーラム 20141020株式会社伊藤園 常務執行役員 CSR推進部長 笹谷 秀光 “トリプルS“ 本業を活用したCSR/CSV/ESD 持続可能な社会・環境に向けて、今、企業が考えるべきこと -伊藤園の取り組みを例としてー

CSR CSV - pref.nagano.lg.jp · 事業のミッション ①自給率向上・環境保全型農業 ②耕作放棄地対策、有害鳥獣対策 ③地域活性化 本業・教育csr

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CSV

ESD

CSR

第6回産廃3Rフォーラム

2014年10月20日

株式会社伊藤園

常務執行役員 CSR推進部長

笹谷 秀光

“トリプルS“ 本業を活用したCSR/CSV/ESD

持続可能な社会・環境に向けて、今、企業が考えるべきこと

-伊藤園の取り組みを例としてー

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CSR

創業

1964年

売上高(連結)

437,755百万円

(2014年4月期)

全国営業網

201拠点

原料茶葉取扱い

約1/4

伊藤園

2

経営理念「お客様第一主義」

社是

製品、プロセス、経営手腕においてイノベーションを起こし、これを土台として独自性がある戦略を実行し、その結果として業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰するため、2001年7月に創設。ハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授に由来。運営:一橋大学大学院国際企業戦略研究科 (ポーター賞HPより)

株式会社伊藤園の概要と「社是」

伊藤園:ポーター賞受賞2013

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CSR真のグローバル化の必要性

2020 TOKYO

世界が共感するクール・ジャパンの発信に向けて

複合課題への対応

LEGACY BEYOND 2020

アウトバウンド

インバウンド

共有価値創造の時代

① 富士山の世界文化遺産②和食の世界無形文化遺産③ 富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産④東京五輪 写真:文化庁 HPより

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CSR

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目指すところは持続可能性 Sustainability持続可能な発展(sustainable development)

「将来の世代の人々が自らのニーズを満たす能力を危険にさらすことなく,現状のニーズを満たす発展」(出典:ISO26000(JISZ26000) 2.23)

世(社会)のため、人のため

自分のため

子孫のため

①競争激化 ②お客様の価値観の変化 ③「世のため消費」の動きの中で、今、企業には次の3点が求められている。

1.社会対応力 キーワードは「社会」

「みんなで学ぶ時代」の社会対応力

2.企業と社会のウィンウィン関係構築力

3.グローバル社会で通用する人材育成力

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CSR

消費者・株主政府・自治体

NPO・NGO

メディア企業学校

ますます複雑化する社会課題その解決のためには

相互補完性パートナーシップ

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あらゆる組織はみな社会の一員として

社会と環境の持続可能性のために果たすべき責任がある

誰が社会的対応を行うのか。

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CSR

Win-Win-Win関係「持続可能性」

多様な関係者との連携・協働による持続可能な発展

社会・環境

明日につながる社会明日につながる地球

・環境

明日につながる消費明日につながる調達明日につながる生計

組織

関係者ステークホルダー

持続可能な成長

6

7つの中核主題(第6章)

社会で求められる活動は何か。

7つの中核主題の図の出典:ISO26000(JISZ26000)

以下同じ

全体的アプローチ相互依存性

組織が得意分野(本業)を通じることが最も効率的・効果的

本業を通じたCSR(本業CSR)

本業を通じて 本業に関連づけて 本業のスキル・アセット活用

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CSR

(写真:環境省チャレンジ25サイトより)7

2007年から運用

世界最大

事前登録

30分は無料

パリ市が運営

みんなで考え、みんなで活用

パリ市自転車メーカー

メンテナンスメーカー地元協議会

世界遺産保存

コミュニティの理解

持続可能な観光

市民の足

人にやさしい交通

大気汚染・環境

景観

事例:パリの自転車シェアリングシステム

PARIS Vélib(ヴェリブ)Vélo en libre service

複合的社会課題への対応事例

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CSR

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社会的価値 経済的価値同時実現

ウィン・ウィン関係構築力:CSV

企業

関係者

社会・環境 Win-Win-Win関係

「持続可能性」

ウィン・ウィン関係構築力

企業は

「三方よし」 共有価値の創造

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マイケル・ポーターらのCSV 2011年1月

邦訳版:ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー(2011.6)を参考に作成9

①製品・サービスCSV

②バリューチェーンCSV

③産業クラスターCSV

共有価値の創造

CSV(Creating Shared Value)

ウィン・ウィン関係構築力:CSV

企業

関係者

社会・環境 Win-Win-Win関係

「持続可能性」

CSV

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CSR

活用局面・次元が異なるー>両方必要

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CSRからCSVへ?

CSRの進化型

経営戦略の進化型

両刀使いの経営へ

CSR(ISO26000) CSV(ポーター)

人権・労働慣行・公正な事業慣行など網羅的課題

経営・競争戦略

世界標準・国内標準⇒デファクトスタンダードへ

企業経営者の関心⇒経営の局面での運用

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CSR

持続可能な開発のための教育

環境、経済、社会の統合的な発展について考える

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ともに知る学ぶ

つながる

人づくり

地域づくり

育みたい力○体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、多面的・総合的なものの見方)

○持続可能な発展に関する価値観(人間の尊重、多様性の尊重、非排他性、機会均等、環境の尊重等)を見出す力

○代替案の思考力(批判力) ・情報収集・分析能力 ・コミュニケーション能力

出典:日本ユネスコ協会ホームページより

グローバル人材育成:ESD3 グローバル人材育成

学び方・教え方車座

・ワークショップ

気付き・学習

人材育成の目的

組織づくり

プレゼン力・コミュニケーション力

「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」本年11月10日~12日

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CSR

Win-Win-Win関係「持続可能性」

社会・環境

持続可能な社会持続可能な地球・環境

持続可能な消費持続可能な調達持続可能な生計

組織

関係者ステークホルダー

持続可能な成長

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ウィン・ウィン関係構築(CSV)

教育CSR/ESD(パートナーシップ)

教育CSR/ESD(社員人材育成)

教育CSR/ESD(地域づくり)

ISO26000活用

トリプルSによる教育CSR/ESD

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CSR

・事業目的:「おいしいお茶は、いい畑から。」(原料の安定調達)

・茶産地育成事業の二本柱 契約栽培+新産地事業(2001年から)

茶園面積

(契約栽培及び新産地)

863ヘクタール

九州6地区

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特色「社会性」社会的課題

日本農業の危機茶園の減少

事業のミッション①自給率向上・環境保全型農業②耕作放棄地対策、有害鳥獣対策③地域活性化

本業・教育CSR 本業を通じて

(1) 茶産地育成事業4 事例で考える明日へのヒント

「フード・アクション・ニッポン アワード2013」(主催:フード・アクション・ニッポンアワード2013実行委員会 共催:農林水産省)研究開発・新技術部門最優秀賞受賞緑茶の栽培・管理技術、飲料製造技術および健康性の研究開発などの取り組み

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CSR

「お~いお茶」の製造過程においては、多量の茶殻が排

出。その量、年間約49,000トン(2013年度)。

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ほとんどは肥料・飼料

一部を日用品に

本業・教育CSR 本業を通じて

年度 2011年度 2012年度2013年度(目標)

茶殻再利用量

802t 813.4t 870t

茶殻折り紙教室

MOTTAINAI

(2) 茶殻リサイクルシステム

「リサイクルシステム」(2003年から商品化)協力企業との協働とシナジー効果でリサイクルの輪が拡大

本業活用段ボールは約2500万ケース以上(500ml級お~いお茶24本入り2013年現在)

数多くの受賞歴:平成25年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 「農林水産大臣賞」を受賞

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CSR●リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 受賞

■ 主 催:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会■ 後 援:財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済

産業省、国土交通省、環境省■ 賞概要:リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサ

イクル(再資源化)に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体等を表彰することによりこれらの活動を奨励し、もって循環型社会の形成推進を図るもの

■ 内 容:農林水産大臣賞「茶殻リサイクルシステム」

■ 受賞日:2013年10月25日■ 表彰式:2013年10月29日(於:KKRホテル東京)

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受賞暦一覧

■2005年12月:第2回エコプロダクツ大賞(エコサービス部門)農林水産大臣賞

■2006年8月 :ウェステック大賞2006環境大臣賞■2006年11月:第36回食品産業技術功労賞(資材・機器・システム部門)■2006年12月:平成18年地球温暖化防止活動環境大臣賞(技術開発・

製品化部門)■2007年10月:平成19年度資源循環技術・システム表彰経済産業省

産業技術環境局長賞■2007年10月:平成19年度循環型社会形成推進功労者表彰環境大臣

賞■2007年11月:「お茶入りダンボール」が「新日本様式」100選に選定■2010年10月:第12回グリーン購入大賞審査員特別賞■2011年2月 :第20回地球環境大賞環境大臣賞

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「お~いお茶」とともに、25年歩み続ける

「お~いお茶新俳句大賞」

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累計応募総数26,244,854句

第25回英語俳句の部応募数 10,183句

約9割が学校から応募約2,400校

本業CSR 本業に関連づけて 協働・教育CSR 学校

(3) お~いお茶 新俳句大賞

環境省ESD自由俳句への協力環境省がESDに関する自由俳句を本年7月公募・8月選定

伊藤園は「お~いお茶」パッケージに環境大臣賞・優秀賞を

掲載する協力(10月頃から)

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CSR

ティーテイスター(茶資格)制度

・大茶会編(松江城大茶会、金沢城・兼六園大茶会、東京大茶会など)・流通のお客様とのタイアップ・秘書会・学校(小・中学校等)

・お茶の種類 ・お茶の入れ方と茶器 ・大切な急須とお茶碗・3つの入れ方

(冷茶・熱湯・適温) ・味の違い ・カテキンとテアニン

セミナーでの紹介内容の一例

1664名(1級6名・準1級6名・2級220名・3級1,432名)(2014年5月現在)

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本業・教育CSR 本業のスキル活用

絆・持続可能な社会

消費者

コミュニティ 人権

労働慣行

環境

教育CSRCSV

食文化

参加者

社員

ESD:教育者(ESDを実践する教育者の育成)

EDUCATORSand TRAINERS

(4) ティーテイスター/茶文化の普及

「お茶っこ会」(被災地支援でお茶セミナー)

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●本年6月策定●ユネスコのグローバル・アクション・プログラムに即して5つの優先分野で重点取り組み課題を設定●社内体制を整備●CSR/CSV活動と連動●パートナーとの協働を重視

世界のティーカンパニーへ

グローバル・アクション・プログラム(GAP)への貢献

伊藤園モデル本業活用トリプルSバリューチェーン全体パートナーとの協働

特色

伊藤園ESDグローバル・アクション・プログラム CSV

ESD

CSR

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伊藤園グループのCSR/CSV/ESD

CSV

CSR

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伊藤園モデル

※伊藤園の登録商標です。

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CSR

企 業 自治体・関係機関

消費者・地域の人々

大 学

メディア

NPO・NGOすべての基本は人と人とのつながり

■地理的広がり

■時間的広がり

■情報的広がり

3つの広がりを目指す

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人づくり組織づくり地域づくり

「連携と協働の時代」5

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CSR

ウィン・ウィン関係構築力

グローバル時代の人材育成力

社会

対応力

3要素によるグローバル経営戦略

アライアンスの新たな展開

3要素の統合で

みんなでつながる時代

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CSR

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CSV

ESD

CSRCSVで、共有価値を創造する

ESDを用いてみんなで学び、人材育成する

CSRを、ISO26000で固める

新たな経営戦略

国際標準で社会課題を学ぶ

多様性から学ぶ

みんなで学ぶ

具体的手法として

結語 “トリプルS”とは

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CSR

株式会社伊藤園常務執行役員CSR推進部長笹谷秀光直通:03-5371-7213

E-mail:[email protected]

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(プロフィール)

笹谷秀光(ささや ひでみつ)

Hidemitsu Sasaya 株式会社伊藤園 常務執行役員 CSR推進部長

日本経営倫理学会会員、日本環境福祉学会会員、異文化経営学会会員、グローバルビジネス学会会員、日本広報学会会員、 通訳案内士資格保有(仏語・英語)

東京大学法学部卒業。1977年農林省(現農林水産)入省。

人事院研修で1981-1983年フランス留学、外務省出向(1987-1990年在米国日本大使館一等書記官)農林水産省にて、中山間地域活性化対策、食品流通対策、国際経済交渉等を担当。

2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。

同年伊藤園入社、知的財産部長、経営企画部長等を経て2010年より取締役。2014年7月25日より現職。CSR・環境を担当。

著書「CSR新時代の競争戦略-ISO26000活用術」 (日本評論社・2013年12月刊)

Mail:[email protected]

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CSR最近の参加パネルディスカッション・講演・大学講義など

(2014年)8月21日 オルタナ第7期CSR部員塾 講師 「ケーススタディ:伊藤園伊藤園はどうCSVに取り組んでいるか」8月20日 「ESD地球市民村」ESD実践モデル全国会議 「持続可能な生産と消費」分科会登壇8月8日 <シンポジウム>教育CSRを考える 主催:日経BP社、日本経済新聞社 講演「みんなで学ぶ時代の企業の役割~」およびパネルディスカ

ッション「教育CSRを、企業経営にどう位置づけるか?」8月1日 「水の日」記念イベント 主催:環境省 事例プレゼン「みんなで考えよう!水ときずな」7月26日 「世界一田めになる学校in東京大学」 主催:大崎市・佐渡市・豊岡市・小山市 ミニプレゼン7月27日 「ESD持続可能な町づくり、人づくり、社会づくり世界フォーラム」 主催:ESDアカデミア会議 in 岡山特別講演「企業におけるESDとCSR

の取組と実践」7月16日 第100回 醸造調味食品セミナー 主催:(公財)日本醸造協会 講演 「和食とお茶で笑顔のおもてなし」6月28日・7月12日 異文化経営学会 発表「異文化コミュニケーション力強化と世界標準の「おもてなし」のためのグローバル人材育成のためのESD

を活用した異文化経営戦略」(6/28)、「ISO26000によるCSR、共有価値の創造(CSV)及び持続可能な開発のための教育(ESD)の「トリプルS」によるグローバルな異文化経営戦略に関する一考察」(7/12)

6月21日 経営倫理学会第22回研究発表大会 発表「ISO26000によるCSRとCSVの関係性及びそれらの普及啓発のためのESDに関する一考察」5月22日 アジアフードビジネス協会第3回総会 特別講演「グローバル時代の共有価値創造戦略~食とお茶で笑顔OMOTENASHI~」5月19日 環境経営フォーラム研究会 主催:日経BP 講演「企業にとってのESD/CSR/CSV-みんなで学ぶ時代」5月14日 リン・ツイスト来日講演&フォーラム 事例発表 ・4月20日 EARG-環境監査研究会 月例研究会 講演4月18日・7月30日 エコッツエリア協会「CSRイノベーションワーキンググループ」 講演4月17日 帝国データバンクCSRセミナー 「グローバルな共有価値創造戦略~伊藤園の取組みを例として~」 講演4月1日 NGOと企業の連携推進ネットワーク2013年度第四回定例会 講演「“トリプルSのCSR”~伊藤園の取り組み事例から~」3月25日 エコッツエリア協会「第一回ソーシャルグッド会議」 講演3月22日 グローバルビジネス学会 第2回全国大会 講演「グローバルな共有価値創造戦略伊藤園のお茶のおもてなしと世界の

ティーカンパニーへの取組みを例としてー」2月4日 第3回『近江金石会~全体交流会~』 講演1月21日 オルタナ第6期CSR部員塾 講師 「ISO26000中核主題:組織統治 ISO26000でどうガバナンスを進めるか。」(2013年)12月22日 東北大学復興アクション 講演およびシンポジウム「心的外傷後成長(PTG)について考える」事例発表 「お茶っこ会の取り組み」、シンポ

ジウム(第一部)に参加11月30日 「あいち・なごやESDフェスタ2013in三河」 主催:ESDユネスコ世界会議あいち・なごや支援実行委員会発表「企業にとってのESD、み

んなにとってのESD-伊藤園を例にして」、平野啓子氏とのトークショーに参加11月20日 経営倫理シンポジウム 主催:一般社団法人経営倫理実践研究センター 後援:一般社団法人日本経済団体連合会大学特別講義駿河台大学(2014年4月28日・2013年4月29日)、東洋大学(2013年6月18日・2014年6月10日)、埼玉大学(2013年11月14日)、関西大学(2013

年12月12日)、白鴎大学(2014年6月16日)、明治学院大学(2014年6月20日)、久留米大学(2014年7月15日)