「参加型セミナー～REDDって何？」

W-BRIDGE 産学によるインドネシア森林再生の取組

早稲田大学

2013年2月7日早稲田大学国際会議場

早稲田大学人間科学学術院

森川 靖森川 靖

プロジ クト の住民要望ヒアリングプロジェクトへの住民要望ヒアリング ヒアリングの横で黙々と水を運ぶ少女

植民地時代からの構造例）エチオピアはアフリカで

コーヒー生産第１位

先進国企業

コ ヒ 生産第１位でも貧困？

先進国企業

利益（搾取）

輸出

（搾取）

わずかな

生物資源

輸出利益

農民一部富裕層 政府

農民移住民 ？

フィリピンでの森林修復 事例フィリピンでの森林修復 事例

パンタバンガン森林造成プロジェクト（JICA）期間：1976-1992, 目的：水源林造成

造林前は荒廃しほぼ 造林により、周辺に木々草地だった。 は戻った。しかし・・・。

フィリピンでの森林修復 事例パンタバンガン森林造成プロジェクト（JICA）

50,000haの荒廃地のうち8,100haに造林 現在2,700ha残存50,000haの荒廃地のうち8,100haに造林 現在2,700ha残存

プロジェクトが実施さ プロジェクトが終了した後れていた頃のオフィス

1978のオフィス

2002

森林修復には、植えた後の管理が重要

管理すれば成熟林へ

修復 、 重要

Plant & Burnオマ

ス

Plant & Burn

（植える、燃える）バイ

オ

（植える、燃える）

時間

管理なしでは放置され焼失を繰り返すのみ…

*現地で森林管理を担うのは誰か？

現地政府？ 現地企業？ 現地NGO？

地域で生活する現地住民が鍵を握っている

*地域住民にベネフィットがいく荒廃地緑化を目指して 混植方式荒廃地緑化を目指して＜混植方式＞

植混植試験林の造成 地

球地域

木材利用

長伐期樹木

CO2吸収

球温暖

域住民

利用

燃材 飼料 多目的

樹木 吸収暖化の

民の生計

燃材・飼料利用

多目的樹木

の緩和計

向上

種子販売

油糧植物

化石燃料代替

和に寄

上販売 植物 代替寄与

トゥーリ

J t hJatropha

W-Bridgeプロット2010年3月

Gmelina; 用材

*予測される成果 ： CO2削減2

効果CO2削減効果30年間で最大で

250

300

2 減効果30年間で最大で231.3 CO2t / ha

250

300

150

200

2 （

t/ha）

ⅢⅢ

地上部バイオマス量の推定

150

200

250

（t/

ha）

50

100CO

2

80

100

120

（t/

ha）

Ⅰ ⅡⅢ

80

100

120

（t/

ha）

Ⅰ ⅡⅢ

50

100CO

2

0

0 5 10 15 20 25 30

Age

20

40

60

Dry

mas

s　

20

40

60

Dry

mas

s　

0

0 5 10 15 20 25 30

Age

0

0 5 10 15 20 25 30

Age

0

0 5 10 15 20 25 30

Age

伐期地上部バイオマス

+Ⅰ、Sesbania Ⅱ、JatrophaⅢ、Gmelina

+石油代替（Jatropha oil、fuelwood）

土地利用 W-BRIDGE 生産林 薪炭林 油糧樹木土地利用 W BRIDGE 生産林 薪炭林 油糧樹木収入（100万ルピア）収入（100万ルピア）1～10年 10 25 8 0 11 3 11 5 8 6 25 71～10年 10.-25.8 0 11.3-11.5 8.6-25.7１１ 20年 10 3 1 29 232 290 22 6 30 0 8 6 25 7１１～20年 10.3-1.29 232-290 22.6-30.0 8.6-25.721 30年 765 152 9 22 6 30 0 8 6 25 721～30年 765 152.9 22.6-30.0 8.6-25.7全期間 878 6 1760 1819 56 5 75 0 25 7 77 0全期間 878.6 1760-1819 56.5-75.0 25.7-77.0年平均年平均 29.3-30.7 58.7-60.6 1.9-2.5 0.9-2.6

Bridgestone Epson

緑化事業候補地

森林公園

南カリマンタン

地ごしらえ

造林造林 エプソンの植林地

繰り返される火災による荒廃地のひろがり

森林公園森林公園

といっても火災などで残存森林が点在

●W B id の可能性●W-Bridgeの可能性・防火帯の設定方法・森林管理方法の教育森林管理方法の教育・環境教育マニュアル・生物多様性保全の

ための回廊設定

来園していた地元の大学生来園していた地元の大学生

公園入り口のお店公園入り口のお店

森森林 緑の

森

林A

緑回廊

森林B

南カリマンタンでのコミ ニティ フォレスト

ブリヂストン・カリマンタン社コミュニティーフォレスト

プロジェクトの概要

カリマンタン社

面積の大きな国有地などの荒廃地増産したい

住民参加の森づくり推奨社有林の限界

現地での期待！！

ゴム 果樹などの換金樹木の植栽

社有林の限界

ゴム、果樹などの換金樹木の植栽+

地域固有種の植栽地域社会への貢献

++生物多様性修復

+W-BRIDGE方式 森林の二酸化炭素吸収

効果

W-BRIDGE方式住民のキャパシティビルディング

1 ゴム園周辺地域住民に対する社会経済調査園周辺 域住民 対する社会経済調

2 コミュニティ・フォレスト計画の策定3 ゴム林造成技術キャパシティ・ビルディングの実施

早稲田大学〔天野・田中〕

国際緑化推進センターを通して委託

地域住民ランブン

マンクラット大学〔マルス ハムダニ〕

地域住民

4 住民参加によるコミュニティ・フォレストの造成

（財）国際緑化推進センター

〔マルス・ハムダニ〕住民参 ィ 成

5 ゴム林の保育・管理技術キャパビルの実施

推進センタ〔大角・仲摩〕

南カリマンタン州庁大森林 園管 署大森林公園管理署

6 保育・管理 修復状況モニタリング

P.T. ブリヂストンカリマンタン・プランテーション

6 保育 管理、修復状況モニタリング

A B

C D

A B

石炭の露天掘り 廃土による荒廃地石炭 露天掘り人工グランドキャニオン？

2011.11 南カリマンタン

水上マーケット

石炭の曳航

A B

C DA BC DA B

湿地のメラルーカ林

A Bトレンチで陸地化し 泥炭の乾燥化によるトレンチで陸地化し倉庫や店舗に転用

泥炭の乾燥化によるジャローサイトの顕在化

A B

A BA B

A B

A B

A BA B

A B

C D

A B

静聴静聴謝謝

インドネシア・ロンボク島荒廃地緑化・・国際緑化推進センター（JIFPRO）