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大分市の観光の 現状と課題

大分市の観光の 現状と課題€¦ · 観光振興を推進してきました。その結果、統計データでみる観光振興の現状は、以下のとおりです。

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第2章

第1章

第3章

第4章

資料編第3章

大分市の観光の現状と課題

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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1 大分市の観光の現状

 「大分市観光振興計画」では、「観光入込客数」「観光宿泊客数」「来訪者満足度」について目標値を掲げ、観光振興を推進してきました。その結果、統計データでみる観光振興の現状は、以下のとおりです。

■ 大分市の観光入込客数と観光宿泊客数の推移 過去 5 年間、本市の観光入込客数は約 340 万人から 400 万人の間で増減を繰り返していますが、観光宿泊客数は順調に伸びています。 2015(平成 27)年は、JRおおいたシティや大分県立美術館(OPAM)の開業、「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」開催等の効果もあり飛躍的な増加となりましたが、観光振興計画で掲げた「2016(平成 28)年までに観光入込客数を 430 万人、観光宿泊客数を 90 万人にする」という目標値の達成には至っていません。

図6:大分市観光入込客数

資料:「大分市観光動態調査」

3,200,0003,100,000

3,300,0003,400,0003,500,0003,600,0003,700,0003,800,0003,900,0004,000,0004,100,000

2015 年2014年2013年2012年2011年

3,899,322

3,592,975

3,891,525

3,437,002

4,044,670(人)

700,000720,000740,000760,000780,000800,000820,000840,000860,000880,000900,000

図7:大分市観光宿泊客数

資料:「大分県観光統計調査」

2015年2014年2013年2012年2011年

(人)

708,889732,366

770,699

777,550

869,911

第3章 大分市の観光の現状と課題

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

第3章 大分市の観光の現状と課題

■ 大分市の来訪者満足度の推移 本市の来訪者満足度は、2007(平成 19)年 12 月に実施した大分市観光調査では「満足」と「やや満足」の合計が 59.4%でした。今回の大分市観光実態調査では「満足」と「やや満足」の合計が 70.0%には到達したものの、「大分市観光振興計画」で掲げた「2016(平成 28)年までに 80%にする」という目標値に 10 ポイント及びませんでした。

満足 やや満足不満 無回答

普通 やや不満

図8:大分市の来訪者満足度(前回)

資料:2007(平成19)年12月実施 大分市観光調査

23.2%

36.2%

36.2%

3.4%1.0%

0.0%

N=305

満足 やや満足不満 無回答

普通 やや不満

図9:大分市の来訪者満足度(今回)

資料:2016(平成28)年9月実施 大分市観光実態調査

37.6%

32.4%

25.1%

1.8%0.0%

3.1%

N=327 

■ 大分市観光の項目別満足度 「満足」と「やや満足」の合計が最も高かった項目は、「景観や雰囲気(清潔度)」(75.8%)であり、「日本一きれいなまちづくり」の取組が成果として表れました。一方、「やや不満」と「不満」の合計が最も高かった項目は「大分市内の交通手段」(7.9%)でした。 また、「案内表示やパンフレットなど」(52.0%)、「おもてなし・接遇」(55.6%)については、他の項目と比較して相対的に低い結果となりました。

満足 やや満足 不満 無回答普通 やや不満

0 20 40 60 80 100(%)

おもてなし・接遇(N=327)

食事などのグルメ(N=327)

案内表示やパンフレットなど(N=327)

景観や雰囲気(清潔度)(N=327)

大分市内の交通手段(N=327)

図10:大分市観光の項目別満足度

資料:大分市観光実態調査

42.8 19.6 28.7 6.41.50.9

48.0 27.8 22.30.30.3 1.2

29.7 22.3 31.82.10.9 13.1

37.3 22.9 18.31.80.3 19.3

33.0 22.6 29.71.50.6 12.5

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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■ 観光資源の満足度 観光施設については、「水族館『うみたまご』」の満足度が最も高く(58.1%)、「高崎山自然動物園」「JRおおいたシティ」「佐賀関」「パークプレイス大分」「トキハわさだタウン」と続き、本市の代表的な観光施設に加えて、ショッピングも大分市の魅力の一つとして捉えられています。 食については、「とり天」「関あじ」「関さば」のほかに「りゅうきゅう」や「豊後牛」も好評であり、次回大分市訪問時の目的では、トップに「おいしいものや名物(ご当地グルメ)」が挙がっており(40.5%)、

「温泉」「ショッピング」「自然景観」「観光・文化施設(美術館や博物館など)」と続き、大分市への再来訪の意向は、「はい」の割合が 92.0%を占めています。

0 20 40 60(%)

無回答その他

その他の郷土料理その他の食べ物

にら豚大分ふぐ豊後牛

りゅうきゅう関さば関あじとり天

その他の観光地遊歩公園歴史資料館かんたん港園府内城跡

大分市美術館都町

中心市街地大分県立美術館(OPAM)トキハわさだタウンパークプレイス大分

佐賀関JRおおいたシティ高崎山自然動物園

水族館「うみたまご」

図11:観光資源の満足度

資料:①観光地点調査

58.134.9

21.419.916.812.8

6.76.43.12.82.11.50.90.66.4

53.541.940.1

20.217.4

8.01.55.24.6

0.33.1

全体(N=327)

0 10 20 30 40 50(%)

無回答

特になし

その他

宿泊施設

スポーツ・アウトドア

スポーツ観戦

歴史的な名所

特産品や土産品

まちなみ散策・まちあるき

のんびりできる

観光・文化施設(美術館や博物館など)

自然景観

ショッピング

温泉

おいしいものや名物(ご当地グルメ)

図12:次回大分市訪問時の目的

資料:①観光地点調査

全体(n=301)

40.5

24.6

21.9

21.3

18.6

9.0

7.3

4.0

3.3

2.7

2.3

2.3

13.0

5.0

1.7

はい いいえ わからない 無回答

図13:大分市への再来訪の意向

資料:①観光地点調査

0 20 40 60 80 100(%)

N=327 92.0 1.2 5.5 1.2

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

2 大分市観光振興計画の総括

 本プランを策定するに当たり、「大分市観光振興計画」の総括を行いました。

主な成果と課題

【主な成果】

◎高崎山自然動物園の赤ちゃんザル「シャーロット」や伝説のボスザル「ベンツ」などが全国放送で頻繁に取り上げられ、高崎山自然動物園を全国に情報発信することができ、入園者数増につながった。(入園者数:平成26年度305,798人、平成27年度388,396人)

◎さまざまな食イベントを実施し、そのなかでも「ふぐフェスタ」は満席となるお店が続出するなど、季節の風物詩として定着した。(平成27年1,251食)

◎大分市観光案内所に県内各市町村のパンフレットを配置し、広域の案内ができる環境を整えるとともに、市内中心部の観光案内板の情報を更新した。また、外国人に対する情報提供を行えるよう、QRコードを活用した多言語対応や主要観光地等でWi-Fi※1

環境の整備を行った。(観光案内所利用件数:平成26年度43,581件、平成27年度53,338件)

◎「船中八策観光維新同盟」を締結(平成23年)した長崎市と積極的に連携を進め、バスツアーなどの事業展開を行った。また、九州主要都市に加え、大阪府堺市とザビエルのつながりによるまつり交流を実施し、観光PRの充実を図ったほか、観光文化姉妹都市の北海道帯広市と子ども親善交流や物産販売などを通じた交流を実施した。

【主な課題】

◎本市は観光地としての知名度が低いことから、情報発信の強化は最重要課題の一つである。さまざまな観光宣伝ツールを活用し、効果的な情報発信を積極的に行う必要がある。

◎高崎山やうみたまご以外の観光資源の弱さが指摘される。新たな観光資源の発掘(開発)や既存資源の磨き上げを積極的に行うとともに、情報発信を継続的に展開する必要がある。

◎インバウンド対策としてのWi-Fi環境の整備と観光案内板やパンフレット、ホームページなどの多言語対応は欠かすことができない。訪日外国人旅行者の増大が見込まれるなか、引き続き対応を行う必要がある。

◎海外からの誘客については、本市単独ではなく、県や周辺自治体等との連携、並びに観光関連事業者との連携が必要である。

◎MICEの誘致活動については、県や別府市と連携し、大分市の特徴を活かした誘致活動を積極的に展開していく必要がある。

◎産業観光協力事業所や観光関連事業者との連携を密にし、来訪した観光客が旅を満喫できるよう、企画(見せ方や体験方法)や入場者へのインセンティブなどを検討するとともに、受入事業者の発掘と本市産業観光の魅力の発信や旅行会社への働き掛けが必要である。

大分市観光振興計画における戦略や具体的施策の選択と集中を行い、本市の魅力や特性を活かした戦略的な計画が必要である。

※1:Wi-Fiとは、駅やホテル、店舗、公共施設などでスマートフォンやノート型パソコン等を利用して無線でインターネットに接続できる通信サービスのことです。

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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3 大分市観光実態調査の結果

 本市への旅行者や本市を訪れたことのない国内観光客(非来訪者)、訪日経験のある外国人観光客、本市に在所する観光に携わる事業所等を対象にした「大分市観光実態調査」を実施し、調査結果を基に、本市の観光の強みや活かすべき資源とその方向性、弱みや課題解決への対応策等について分析しました。

①観光地点調査 調 査 手 法:面接調査(一部自記入あり) 調 査 地 点:高崎山自然動物園・水族館「うみたまご」、JR大分駅、道の駅さがのせき 調査対象者:調査地点に訪問している16歳以上の男女(大分市在住者、海外在住者は除く) 調 査 期 間:平成28年9月24日から平成28年9月25日及び平成28年10月15日 有効回収サンプル:327サンプル

②非来訪者WEB調査 調 査 手 法:インターネットを利用したWEB調査 配 信 地 域:北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄(大分市を除く) 調査対象者:大分市に訪問経験のない16歳以上の男女 調 査 期 間:平成28年10月4日から平成28年10月7日 有効回収サンプル:1,200サンプル

③訪日外国人WEB調査 調 査 手 法:インターネットを利用したWEB調査 配信国・地域:中国、香港、台湾、韓国、アメリカ、オーストラリア 調査対象者:訪日経験のある16歳以上の男女 調 査 期 間:平成28年10月5日から平成28年11月3日 有効回収サンプル:660サンプル

④事業所調査 調 査 手 法:郵送調査(郵送配布・郵送回収) 対象事業所:大分市に在所する事業所 配 布 数:204事業所 調 査 期 間:平成28年10月18日から平成28年11月4日 有効回収サンプル:120サンプル (回収率)  (58.8%)

【大分市観光実態調査の概要】

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

■「熊本地震からの復興」の視点 熊本地震発生後の観光客の訪問の意向については、本市を訪れたことのない国内観光客(非来訪者)は、

「気にせず訪れる」と回答した割合が 34.2%で、「被災地を避けて訪れる」「分からない」「訪れない」と回答する人がまだ全体の 6 割以上残る結果となりました。 また、訪日経験のある外国人観光客は、国により明らかな差が認められ、米国、台湾、豪州は半数以上の人が「気にせず訪れる」と回答したのに対し、韓国は 16.2%、香港は 28.5%に留まりました。

気にせず訪れる 被災地を避けて訪れる 分からない 訪れない0 20 40 60 80 100(%)

(N=1,200)

図14:大分市旅行の意向変化(日本人)

資料:②非来訪者WEB調査

34.2 3.8 39.8 22.3

気にせず訪れる 被災地を避けて訪れる 分からない 訪れない0 20 40 60 80 100(%)

豪州(n=70)

米国(n=70)

韓国(n=130)

台湾(n=130)

香港(n=130)

中国(n=130)

全体(N=660)

図15:日本旅行の意向変化(訪日経験のある外国人)

資料:③訪日外国人WEB調査

40.2 47.3 8.0 4.5

46.2 44.6 3.8 5.4

28.5 60.8 8.5 2.3

53.8 43.8 2.30.0

16.2 62.3 9.2 12.3

60.0 28.6 11.4 0.0

50.0 24.3 20.0 5.7

 また、大分市内の事業所を対象にした調査では、地震発生直後に利用客が「減少した」と回答した事業所が 65.0%を占め、そのうち、現在の利用客状況について「地震前と同じ程度の利用客数」と回答した事業所が 33.3%、「地震前と比べて 3/4 程度の利用客数」と回答した事業所が 46.2%、「地震前と比べて 2/4 程度の利用客数」と回答した事業所が 15.4%、「地震前と比べて 1/4 程度の利用客数」と回答した事業所が 5.1%でした。

増加した 変わらない 減少した 無回答分からない0 20 40 60 80 100(%)

(N=120)

図16:熊本地震直後の利用客状況

資料:④事業所調査

1.7 27.5 65.02.5

3.3

地震前と同じ程度の利用客数 地震前と比べて3/4程度の利用客数地震前と比べて2/4程度の利用客数 地震前と比べて1/4程度の利用客数

0 20 40 60 80 100(%)

(n=78)

図17:現在の利用客状況

資料:④事業所調査

33.3 46.2 15.4 5.1

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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■「認知度と潜在力」の視点 本市を訪れたことのない国内観光客(非来訪者)に対し、本市の観光素材のことを「どれだけ知っているか(認知度)」、また「知らないけれども興味や関心があるか(興味度)」について調べました。 さらに、「どんなイメージをもっているか」という点について、周辺の他都市と合わせて調べたところ、以下のようなことが明らかになりました。

・観光施設では「高崎山自然動物園」(40.8%)の認知度が高く、「水族館『うみたまご』」(12.3%)が続き、その他の観光素材認知度が一桁に留まる。

・食については、「関さば」(47.3%)、「関あじ」(37.3%)、「とり天」(33.8%)、「豊後牛」(21.2%)と続き、観光施設と比べて認知度が高い。

・その他の資源も認知度は低いが、興味や関心があるものは多い。

0 10 20 30 40 50(%)

特になしななせの火群まつり本場鶴崎踊大会大野川合戦まつり大分七夕まつり

にら豚りゅうきゅう大分ふぐ豊後牛とり天関あじ関さば

遊歩公園かんたん港園

トキハわさだタウン今市石畳都町

JRおおいたシティ歴史資料館

パークプレイス大分大分県立美術館(OPAM)

大分市美術館中心市街地府内城跡佐賀関

水族館「うみたまご」高崎山自然動物園

図18:本市の観光素材認知度(非来訪者)

資料:②非来訪者WEB調査

全体(N=1,200)

40.812.3

6.65.43.72.11.91.71.41.41.31.10.90.60.5

47.337.3

33.821.2

13.35.0

1.33.40.90.80.8

29.2

0 10 20 30 40(%)

特になし本場鶴崎踊大会

大野川合戦まつり大分七夕まつり

ななせの火群まつりにら豚

りゅうきゅうとり天

大分ふぐ豊後牛関あじ関さば

遊歩公園JRおおいたシティトキハわさだタウン

都町中心市街地

かんたん港園歴史資料館

大分市美術館今市石畳

大分県立美術館(OPAM)高崎山自然動物園

パークプレイス大分佐賀関

水族館「うみたまご」府内城跡

図19:本市の観光素材興味度(非来訪者)

資料:②非来訪者WEB調査

全体(N=1,200)

19.918.316.115.8

12.911.210.110.09.39.17.47.16.95.3

2.034.734.1

30.828.728.6

15.29.88.98.8

4.44.3

31.4

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

■「都市イメージ」の視点 本市を訪れたことのない国内観光客(非来訪者)に対し、「どんなイメージを持っているか」という点について周辺の 4 都市と比較すると、以下のようなことが明らかになりました。 ・多くの人が他都市に比べて「特徴がない」と捉えている。・他の項目に比べ「自然情緒が豊か」「食べ物がおいしい」の回答数が多い。

10%以上20%未満 30%以上20%以上30%未満

(%)

表5:本市を含む5都市の観光に関するイメージ

資料:②非来訪者WEB調査

あてはまるものはない

熊本市

北九州市

由布市(湯布院)

別府市

大分市

調査数

123456789101112131415161718192021222324252627282930

1,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,2001,200

5.5 2.8 16.5 7.3 6.3 6.9 4.3 11.5 9.9 5.8 15.8 12.4 3.8 9.8 6.8 4.9 2.8 10.7 6.0 9.2 8.4 4.0 2.5 3.2 5.2 2.4 3.1 4.5 11.3 21.3

6.2 3.8 27.5 7.7 3.2 7.3 8.9 22.3 59.9 9.3 14.9 9.3 5.2 11.0 6.7 2.7 4.3 23.6 9.0 15.9 30.5 20.6 12.1 19.5 12.3 4.8 4.8 8.3 7.1 4.5

4.8 6.7 39.9 9.8 3.1 6.3 10.8 32.0 62.8 16.1 14.9 8.8 6.2 11.9 7.4 3.8 3.8 36.1 12.4 22.6 32.6 31.1 33.5 21.5 13.9 5.8 4.8 10.8 6.7 3.2

2.9 8.9 9.0 8.8 21.4 19.4 5.8 7.6 3.0 3.7 19.3 11.9 13.7 9.3 4.6 16.8 14.4 9.3 4.3 5.3 9.8 6.8 3.2 3.6 7.1 10.1 7.9 5.4 9.4 14.3

2.8 5.1 20.8 40.4 14.9 14.3 8.6 21.4 6.1 9.9 29.0 28.8 10.6 20.8 9.3 9.5 8.0 17.0 8.5 12.8 29.0 26.3 5.3 14.1 16.5 5.4 8.3 17.5 6.7 5.8

86.2 78.9 45.4 50.7 66.8 69.9 78.9 52.2 25.0 73.6 55.9 60.1 75.8 68.8 79.2 74.8 77.0 55.0 79.4 65.3 49.8 50.3 60.8 63.8 69.5 80.3 81.6 73.2 80.2 72.1

古くさい新しい観光施設がある自然情緒が豊か有名な歴史的な建物や歴史上の人物がいる(ある)空港や拠点駅とのアクセスがよい鉄道やバスなど観光地内での移動が便利観光地の標識が分かりやすい自然や景勝地に魅力がある温泉に魅力がある菜の花や桜、紅葉など季節の魅力がある食べ物がおいしい名物といわれる食べ物がある有名な飲食店や店が多い地元の食品などの特産品が多い伝統工芸品などが多いショッピングなどの施設が多い遊ぶところが多い雰囲気やイメージがよい地元の人とのふれあいがある日本の原風景が残っている有名な観光地が多いテレビやマスコミによく取り上げられている女性に人気がある世界に誇れる観光地である見て回る観光地や施設が多い有名な産業がある・体験施設がある魅力的な祭りやイベントがある積極的に情報発信をしている良いものがあるのにあまり知られていない特徴がない

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第3章 大分市の観光の現状と課題

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■「ラグビーワールドカップ 2019 開催」の視点 訪日経験のある外国人観光客に対して「ラグビーワールドカップ 2019 開催」の認知度について調査したところ、中国が一番高く (52.3% )、米国 (37.1% )、豪州 (28.6% ) の順に続きました。一方、「ラグビーワールドカップ 2019 観戦のための訪日意向」の調査では、米国 (44.3% )、豪州 (28.6% )、中国 (25.4% ) の順となります。また、約 7 割の大分市内の事業所が「ラグビーワールドカップ 2019」に期待を寄せていることも分かります。 開催都市の認知度を調べたところ、東京都 (31.9% )、北海道 (21.5% )、大阪府 (20.9% )、福岡県(18.3% )、岩手県 (17.8% ) に続き大分県 (17.3% ) は 12 開催都市中 6 位となりました。

知っている 知らない

豪州(n=70)

米国(n=70)

韓国(n=130)

台湾(n=130)

香港(n=130)

中国(n=130)

全体(N=660)

0 20 40 60 80 100(%)

図20:ラグビーワールドカップ2019の認知度

資料:③訪日外国人WEB調査 資料:③訪日外国人WEB調査

28.9 71.1

52.3 47.7

25.4 74.6

16.9 83.1

16.9 83.1

37.1 62.9

28.6 71.4

0 10 20 30 40(%)

知らない兵庫県愛知県静岡県熊本県

神奈川県埼玉県大分県岩手県福岡県大阪府北海道東京都

図21:開催都市の認知度(訪日経験のある外国人)

31.921.520.9

18.317.817.3

14.712.612.010.58.47.3

27.7

全体(n=191)

訪れたい やや訪れたい どちらともいえないやや訪れたくない 訪れたくない

豪州(n=70)

米国(n=70)

韓国(n=130)

台湾(n=130)

香港(n=130)

中国(n=130)

全体(N=660)

0 20 40 60 80 100(%)

図22:ラグビーワールドカップ2019観戦のための訪日意向

資料:③訪日外国人WEB調査

18.0 28.0 21.8 18.2 13.9

25.4 39.2 22.3 7.7 5.4

10.8 30.8 19.2 21.5 17.7

8.5 26.2 25.4 23.1 16.9

23.87.7 20.0 33.1 15.4

44.3 22.9 17.1 5.7 10.0

28.6 18.6 27.1 7.1 18.6

期待している やや期待しているあまり期待していない

どちらでもない期待していない 無回答

(N=120)

0 20 40 60 80 100(%)

図23:ラグビーワールドカップ2019による利用客や売り上げ増加への期待度

資料:④事業所調査

38.3 30.8 3.38.36.7

12.5

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第3章 大分市の観光の現状と課題

31

第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

■「インバウンド」の視点 訪日経験のある外国人観光客の「次回の訪日観光で期待していること」の上位に「自然・景勝地観光」「日本食を食べること」「ショッピング」「温泉入浴」「日本の歴史・伝統文化体験」等が挙げられました。 本市の観光資源に対しては、「自然景観」「食」等への興味関心度が高いことが分かりました。

0 20 40 60(%)

特になし大分国際車いすマラソンの観戦

大野川合戦まつり水墨画や座禅の体験(浄慶寺)

能楽堂体験本場鶴崎踊大会

西寒多神社のふじまつりななせの火群まつり大分七夕まつり日本酒や焼酎大分ふぐ

関あじ・関さば豊後牛

郷土料理大分県立美術館(OPAM)

今市石畳元町石仏

温泉(疲れや病気を癒す)高崎山自然動物園

水族館「うみたまご」

佐賀関(景勝地)温泉(絶景)府内城跡

図24:観光資源の興味関心度

資料:③訪日外国人WEB調査

全体(N=660)

56.8

54.5

54.2

48.9

47.1

45.5

29.7

27.6

21.8

55.0

49.1

44.1

34.1

30.0

39.4

38.9

32.9

31.8

26.5

25.8

24.2

15.3

2.1

繁華街の

まちあるき

日本の日常

生活体験

四季の体感

日本の歴史・

伝統文化体験

温泉入浴

ショッピング

日本食を

食べること

自然・

景勝地観光

調査数

表6:次回の訪日観光で期待していること

資料:③訪日外国人WEB調査

全体中国香港台湾韓国米国豪州

6601301301301307070

64.866.267.776.250.061.467.1

55.353.174.644.656.248.648.6

53.559.261.558.543.842.947.1

49.151.556.954.656.922.931.4

36.530.033.844.626.242.951.4

33.520.040.056.218.525.740.0

33.530.827.743.825.438.640.0

32.135.434.626.236.228.628.6

行ってみたい やや行ってみたい どちらでもないやや行きたくない 行きたくない

0 20 40 60 80 100(%)

豪州(n=70)

米国(n=70)

韓国(n=130)

台湾(n=130)

香港(n=130)

中国(n=130)

全体(N=660)

図25:大分市への来訪意向

資料:③訪日外国人WEB調査

45.2 39.8 9.53.81.7

49.2 34.6 5.4 7.7 3.1

42.3 47.7 8.51.50.0

47.7 40.8 7.73.10.8

39.2 43.1 10.86.20.8

55.7 30.0 10.00.04.3

38.6 37.1 20.01.42.9

(%)

表7:観光資源の興味関心度(調査国・地域別)

資料:③訪日外国人WEB調査

特になし

大分国際車いす

マラソンの観戦

大野川合戦まつり

水墨画や座禅の体験

(浄慶寺)

能楽堂体験

本場鶴崎踊大会

西寒多神社のふじまつり

ななせの火群まつり

大分七夕まつり

日本酒や焼酎

大分ふぐ

関あじ・関さば

豊後牛

郷土料理

大分県立美術館

(OPAM)

今市石畳

元町石仏

温泉

(疲れや病気を癒す)

高崎山自然動物園

水族館「うみたまご」

佐賀関(景勝地)

温泉(絶景)

府内城跡

調査数

全体中国香港台湾韓国米国豪州

全体中国香港台湾韓国米国豪州

6601301301301307070

56.846.252.361.556.268.665.7

54.543.862.361.565.435.745.7

54.260.053.165.435.450.064.3

48.962.358.546.235.451.434.3

47.152.353.145.436.250.047.1

45.547.745.453.840.841.438.6

29.730.820.036.914.647.142.9

27.627.726.935.417.725.734.3

21.818.516.233.816.224.324.3

55.050.058.565.454.648.645.7

49.135.466.963.143.840.034.3

44.156.946.957.733.134.320.0

34.130.043.839.233.825.722.9

30.034.628.536.223.130.025.7

39.434.645.441.539.238.634.3

38.926.236.248.543.141.440.0

32.926.232.350.024.628.634.3

31.831.535.438.524.631.427.1

26.533.125.438.516.922.915.7

25.835.422.324.620.021.431.4

24.227.729.224.612.328.625.7

15.326.214.622.35.411.45.7

2.13.81.50.81.51.44.3

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第3章 大分市の観光の現状と課題

32

 レールパス※ 1 やSUNQパス※ 2 の利用も拡大しており、自由な旅行を楽しみたい人が増えている一方、過去の日本旅行で困ったこととしては、「コミュニケーションが取れないこと」「公共交通の利用方法が分からないこと」「Wi-Fi環境がないこと」等が上位に挙げられました。

両方とも使ったことがある レールパスを使ったことがあるSUNQパスを使ったことがある 使ったことはない

豪州(n=30)

米国(n=44)

韓国(n=93)

台湾(n=80)

香港(n=87)

中国(n=98)

全体(N=432)

0 20 40 60 80 100(%)

図26:「レールパス」「SUNQパス」の利用経験

資料:③訪日外国人WEB調査

29.9 34.3 4.2 31.7

46.9 29.6 5.1 18.4

26.4 42.5 3.4 27.6

16.3 35.0 2.5 46.3

20.4 22.6 6.5 50.5

47.7 38.6 4.5 9.1

23.3 53.3 23.3

調査数

個人旅行

旅行会社の

パッケージ

団体旅行

その他

表8:九州旅行の形態

資料:③訪日外国人WEB調査

全体中国香港台湾韓国米国豪州

432988780934430

52.841.864.440.062.447.766.7

28.730.618.428.826.950.026.7

25.540.821.838.810.813.613.3

1.61.00.03.81.12.33.3

0 10 20 30 40 50(%)

その他SIMカードの入手方法が分かりづらいこと現地で多言語地図・パンフレットが入手しづらいこと外国語の通じる病院情報の入手がしづらいこと

観光案内所の場所が分かりづらいこと両替できる場所が少ないこと

お風呂でのマナーが分からないこと現金しか使えない店が多いこと多言語表示がされていないことWi-Fi環境がないこと

公共交通の利用方法が分からないことコミュニケーションが取れないこと(言葉が通じない)

資料:③訪日外国人WEB調査

図27:過去の日本旅行で困ったこと

全体(N=660)

46.528.2

22.4

21.820.820.2

17.6

17.416.815.6

14.24.8

(%)

※ 1:レールパスは、JRグループ 6 社が共同して提供するパスで、日本中を鉄道でくまなく旅行して回るのに最も経済的なきっぷです。このパスは外国から日本を観光目的で訪れる方のみが購入できる特別企画乗車券で、7 日、14 日、21 日間用パスに分かれ、新幹線や特急列車、急行列車、快速列車、普通列車などで利用できます。

※ 2:SUNQパスは、九州島内および山口県下関市周辺の高速バス、及び一般路線バスのほぼ全線と一部の船舶が乗り放題となるフリーパスチケットです。

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第3章 大分市の観光の現状と課題

33

第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

 大分市内の事業所を対象に行った調査では、イベント、大会、会議等で外国人客が増えた時の課題として、「外国語への対応」(73.3% )、「外国人客への対応方法」(52.5% ) 等が課題として挙げられています。また、国・自治体が行う外国人客への対応に関する研修で参加したいものとして、「外国人客とコミュニケーションがとれるように基本的な外国語を学ぶことができる研修」(50.0% )、「外国人客と接するときのマナーを学ぶことができる研修」(39.2% ) 等が上位に挙げられました。

0 20 40 60 80(%)

無回答分からない/特になし

求められる商品・サービス商品・サービスの効果的な販売(提供)方法

直前のキャンセルが多いことWi-Fi環境の整備

食事の内容・味付け・材料外貨による精算

怪我や急病等の緊急時や災害時の対応外国人客のマナー違反外国人客への対応方法

外国語への対応

資料:④事業所調査

図28:イベント、大会、会議等で外国人客が増えたときの課題

全体(N=120)

73.3

52.537.5

35.0

33.316.715.815.015.0

13.3

6.74.2

0 10 20 30 40 50(%)

無回答

特になし

その他

外国人客に好まれる食事(内容・味付け等)に関することを学ぶことができる研修

宗教に関する禁忌(食の禁忌等)を学ぶことができる研修

外国人客に対して商品・サービスの効果的な販売(提供)方法を学ぶことができる研修

外国人客に喜ばれるおもてなし方法を学ぶことができる研修

外国人客と接するときのマナーを学ぶことができる研修

外国人客とコミュニケーションがとれるように基本的な外国語を学ぶことができる研修

資料:④事業所調査

図29:国・自治体が行う外国人客への対応に関する研修で参加したいもの

全体(N=120)

50.0

39.2

25.8

22.5

20.8

12.5

1.7

23.3

9.2

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第3章 大分市の観光の現状と課題

34

 また、大分市内の事業所における外国人客への対応状況としては、外国語のメニューを用意している事業所が 9.1%、施設や店舗の外見の名称を外国語表記している事業所が 31.7%、外国人客が無料で使用できるインターネット接続環境を提供している事業所が 30.0%、クレジットカードでの支払いを可能にしている事業所が 55.8%といった結果になりました。

0 20 40 60 80 100(%)

(n=66)

図30:メニューを外国語で表記している事業所

資料:④事業所調査

9.1 71.2 19.7

表記している 表記していない 無回答

表記している 表記していない 無回答

0 20 40 60 80 100(%)

(N=120)

図31:施設や店舗の外見の名称を外国語表記している事業所

資料:④事業所調査

31.7 65.8 2.5

提供している 提供していない 無回答0 20 40 60 80 100(%)

(N=120)

図32:外国人客が無料で使用できるインターネット接続環境の提供

資料:④事業所調査

30.0 66.7 3.3

0 20 40 60 80

無回答

その他

中国銀聯

MASTER

VISA

JCB

支払い可能 支払い不可能 無回答0 20 40 60 80 100(%)

100(%)

(N=120)

図33:クレジットカードでの決済状況

支払い可能なクレジットカード

資料:④事業所調査

55.8 41.7 2.5

92.5

89.6

86.6

37.3

20.9

1.5全体

(n=67)

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第3章 大分市の観光の現状と課題

35

第3章

第1章

第4章

資料編

第2章

4 大分市の強みと弱み

SWOT分析※1

強み Strengths

•関あじや関さばなど認知度の高いブランド魚や、県下の多彩なグルメの集積

•2002年サッカーワールドカップや国体、別大マラソン等大規模イベントの開催経験•アジアや福岡との距離の近さ•個室を多く有するシティホテル、ビジネスホテルの集積

•中心市街地にコンパクトに集積したMICE機能•大分市中心部から県内各地へ広がる二次交通網•九州の東の玄関口としての交通インフラの充実•西大分、高崎山、別府へと続く美しい景観と豊富な観光資源

•国内有数の工業都市であり「製造品出荷額九州一」

弱み Weaknesses

•周辺の別府市や由布市と比べた認知度不足(観光地としての知名度が低い)•高崎山・うみたまご以外の観光資源の発掘・磨き上げの遅れ•首都圏、関西圏との距離が遠い•インバウンド対応の遅れ•観光に携わる事業者、団体、行政等の連携不足と調整機能の欠如•産業観光面を意識した発掘・開発の遅れ•大分空港が遠い

機会 Opportunities

•おんせん県おおいたの認知度向上•東九州自動車道の開通•JRおおいたシティ、大分県立美術館(OPAM)の開業

•LCCの相次ぐ就航•国の政策強化によるインバウンドの急速な増加•九州内で相次ぐ世界遺産の登録•「国民文化祭/全国障害者芸術・文化祭」「ラグビーワールドカップ2019」「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催•大分県立屋内スポーツ施設の建設•広域連携の機運の高まり•キリシタン・南蛮文化を核とした都市間連携の推進•宿泊関連の法制度の抜本的見直し•大分川ダム(ななせダム)の完成(平成31年度)•全国最大級の戦国大名庭園の整備・公開(平成32年度)

脅威 Threats

•人口減少・少子高齢化による国内旅行需要の減少•若者の旅行離れ•他地域における世界遺産、NHK大河ドラマ等の盛り上がり•地震による風評被害•九州ふっこう割キャンペーン期間の終了•他地域における交通インフラの完成

※1:SWOT分析とは、目標を達成するために、組織において、外部環境や内部環境を強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境の変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つです。

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5 課題の整理

【課題1】観光資源の開発・活用 ・高崎山エリアの魅力向上 ・豊富にある食を活かす ・自然や景観を活かす ・歴史・文化・芸術を活かす

【課題2】広域連携の促進 ・地域の特性を活かした広域連携の強化 ・広域連携による観光ルートの造成

【課題3】インバウンド観光の促進 ・多言語対応等の受入態勢の整備 ・戦略的な情報発信とプロモーションの展開

【課題4】MICEと都市型観光の強化 ・誘致における競争力の向上 ・宿泊施設や飲食店など強みを活かしたプロモーションの展開 ・広域連携の強化

【課題5】戦略的な情報発信 ・大分市の認知度向上のためのプロモーションの推進 ・総合的に勘案した情報戦略の展開

【課題6】受入環境の整備と案内機能の強化 ・観光案内所の機能強化 ・高齢者や障がい者などさまざまな旅行者に優しい観光基盤の整備 ・急速に増加する訪日外国人旅行者に対する多言語対応など観光基盤の整備 ・各事業者・団体における観光人材の育成・強化 ・観光ボランティアガイドの育成・強化

【課題7】観光戦略推進体制づくり ・観光に携わる事業者・団体・行政等の連携強化 ・大分市観光協会のさらなる体制強化

第3章 大分市の観光の現状と課題

・産業観光の開発と受入施設の掘り起こし・スポーツを通じた誘客促進・まつり・イベントによる誘客促進

・関係者間の総合的な調整機能の強化

・訪日外国人旅行者を楽しませるコンテンツの充実・ナイトライフの充実

第4章

これからの観光戦略

36