12
2016年 7月 15日 発行 第46号 隣保館とは福祉の向上や人権啓発活動をとおして、住民が交流を行 う拠点としての施設(コミュニティーセンター)です。 また、文化教養教室を開催し、身近なところから人権・ 同和問題への理解を深める取組みや、人権問題をはじめ、 子育て、教育、福祉、就労などの生活上の相談窓口として の事業も行っています。 お気軽にお越しください。 梅雨もそろそろ終わりになり、暑い夏がやってきました。 毎日を元気に過ごすためのコツを知り、この夏をのりきりましょう!! そこで隣保館では、そんなヒントになる健康教室を開催します。 ぜひ講演会に参加して、夏を賢く過ごしてみませんか? 健康づくり講演会 演題「体温を1℃あげるには?~『がん体質』を克服した体験から~■講師 人権擁護委員 福光 治子さん(元豊後高田市保健師) ■日時 7月27日(水) 午前9時30~(約1時間) ■場所 隣保館 第2ホール 入場無料 ~この機会にご自分の生活習慣 を見直してみませんか?~ 【開館時間】 平日の午前9時~午後5時

隣 保 館 2016年 7月 15日 第46号 『隣保館とは』 · 6 2 7 豊 後 高 田 市 新 地 1 2 7 8 番 地 電 話 ( 2 4 ) 0 0 0 7 F A X ( 2 4 ) 0 0 0 7 人 類 の

  • Upload
    others

  • View
    2

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2016年 7月 15日 発行 第46号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「橋のない川」

著者

住井すゑ

『隣保館とは』

福祉の向上や人権啓発活動をとおして、住民が交流を行

う拠点としての施設(コミュニティーセンター)です。

また、文化教養教室を開催し、身近なところから人権・

同和問題への理解を深める取組みや、人権問題をはじめ、

子育て、教育、福祉、就労などの生活上の相談窓口として

の事業も行っています。

お気軽にお越しください。

梅雨もそろそろ終わりになり、暑い夏がやってきました。

毎日を元気に過ごすためのコツを知り、この夏をのりきりましょう!!

そこで隣保館では、そんなヒントになる健康教室を開催します。

ぜひ講演会に参加して、夏を賢く過ごしてみませんか?

☆ 健康づくり講演会 ☆ ■演題「体温を1℃あげるには?~『がん体質』を克服した体験から~」

■講師 人権擁護委員 福光 治子さん(元豊後高田市保健師)

■日時 7月27日(水)

午前9時30~(約1時間)

■場所 隣保館 第2ホール

「合言葉をモットーに!」

このたび、4月から隣保館長として、

勤務することになりました姫野博子と

申します。

隣保館での勤務は初めてですが、仕事

で何度か来館したことがあります。

隣保館は、誰でも利用できる施設で

す。「出あい」「ふれ合い」「認め合い」

の合言葉をモットーに、皆さんの心のよ

りどころとなるよう、職員一同お手伝い

をしたいと思います。

今後とも、よろしくお願いいたしま

す。 隣

保館へ、いつでも、気軽にお立ち寄

りください。

血圧計を設置しました

隣保館では、健康づくりの一環と

して、血圧計を購入しました。隣保

館に入って、すぐの所に設置してい

ます。

散歩などで近くに

お越しの際は、どうぞ

お気軽にご利用くださ

い。

入場無料

~この機会にご自分の生活習慣

を見直してみませんか?~

【開館時間】

平日の午前9時~午後5時

隣保館運営審議会を開催

男性料理教室

毎月

第4火曜日(年8回

午前10時~午後1時

季節の素材を使い、体に

やさしい料理を、講師と

一緒に作りましょう。

初心者大歓迎です。

興味のある方は、ぜひ

参加してみませんか。

※希望者多数の場合は、先着順となりま

す。

材料費

600円/回

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

絵てがみ教室

毎月

第2月曜日

午後1時~午後2時30分

身近にある四季折々の花や果物な

ど好きなものを描いてみませんか。

送る人へ想いを込めた絵てがみ作

りで楽しいひとときを過ごしてくだ

さい。

※作品は館内に常時展示しています。

手話教室

毎月

第2・第4土曜日

午前10時~午前11時30分

手話に関心のある方、

参加してみませんか!

「手話サークル」は

毎週水曜日の

午後7時30分から

活動しています。

こちらへの参加もどうぞ!

折り紙細工教室

毎月

第1・3水曜日

午後1時~午後4時

小さな紙のパーツを組み立て

かわいい動物、キャラクター

人形、おしゃれな小物入れなど

すてきなオリジナル作品を作っています。

興味のある方の参加をお待ちしていま

す。 作

品は館内に飾っていますので、お越し

の際は、ご覧ください。

♪隣保館主催♪ 文 化 教 室 受 講 生 募 集 中!!

6月3日、委員7名が出席して開催しました。前年度の事業報告を行い、ご承認をいただき

ました。また、本年度の事業計画についても活発な意見が交わされました。委員より出された

意見を参考に、今後も住民にとって開かれたコミュニティーセンターとして人権・同和問題の

解決や福祉の向上を目指し、地域に密着した活動に取り組んでいきたいと思います。

※いずれの教室も、入会は随時、受付けています。ご希望の方は隣保館までお問い合わせください。

≪男女共同参画講演会行わる≫

6月29日(水)隣保館にて特定社会保険労務士・キャリアカウンセラーの西村慶治さんをお迎えし、『老若男女で多種多彩な豊の国 ―未来はあなたからはじまる―』と題して講演会を実施しました。 アンケートでは、男女共同参画について、講演会を聴く前は、「あまり関心がなかった」と答え

た方々が、講演会を聴いた後では、みなさん「理解が深まった」と回答されました。また自由意見では、「一人ひとりの良さを見つける、といったお話に大変感激しました」、「男女共同参画とは何かよくわからなかったけど、今日の講演会に参加して、こういうことから始める、意識すればよいということがわかった」など、講演会に参加してよかった、という意見が多くありました。

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2016年 8月 15日 発行 第47号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「橋のない川」

著者

住井すゑ

8月は『差別をなくす運動月間』

~人権を考える講演会~ 1、日時 8月30日(火) 19:00~20:30

2、場所 豊後高田市役所 高田庁舎本館2階コスモスホール

3、演題「誰もが安心して心豊かに暮らせる地域作り条例について」

4、講師 徳田 靖之さん

大分県では、人権問題に関する理解を深める機会にしていただくため、同和対

策審議会の答申が出された 8月を「差別をなくす運動月間」と定め、毎年各種の

啓発を行っています。

隣保館は、私たちの暮らしの中での、さまざまな差別についていっしょに考え、

他人事と思わず、私たち一人ひとりが自分の問題ととらえ、自分の中の差別意識

に気づくきっかけづくりになるような活動を心がけています。

今回は、弁護士としてさまざまな人権問題に積極的に取組んでいる

徳田靖之さんをお招きして講演会を開催します。

徳田さんのお話を聴いて、今一度人権について、改めて考えて

みませんか?そして、すべての人の人権が大切にされる社会を

みんなでつくっていきましょう。

徳田さんは、1969年に弁護士登録をされ、その後大分県弁護士会に入会され現在に

至っています。これまでに担当された事件は、障害児教育権裁判やみどり荘事件をはじめ、

九州HIV訴訟やらい予防法違憲国賠訴訟では弁護団の代表をされました。その他、在宅

障害者支援ネットワーク代表世話人もされています。

入場無料

《差別をなくす『人権標語』募集》 ■対 象 豊後高田市内に在住もしくはお勤めの方

(小・中・高校生については学校を通じて別途募集します)

■方 法 ハガキまたはハガキ大の大きさの用紙に標語を書き、住所、氏名、

電話番号をご記入のうえ、郵送、FAX、電子メールもしくはご持参

ください。(高田庁舎、真玉庁舎、香々地庁舎に応募箱を設置しています)

■期 間 2016年8月1日(月)~9月8日(木)

■そ の 他 応募作品は返却いたしません。

優秀作品は、啓発用ポスター等に活用させていただきます。

~お知らせ~

※8月17日~23日までの一週間、ケーブルテレビの“週刊ニュース”で「差別をなくす運動月間」の取り

組みについてお知らせします。ぜひ、ご覧ください。

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

7月27日(水)隣保館にて、人権擁護委員の福光治子さんをお迎えし「体温を1℃あげる

には?~『がん体質』を克服した体験から~」と題して講演会を開催しました。講演では、福

光さんご自身がガンになり、その闘病生活の中で生活習慣などを見直すなど、さまざまな工夫

をされ病気を克服した経験をお話しくださいました。

話の中で、体温は36.5℃以上が理想で、自律神経のバランスが崩れると低体温になりや

すく、病気の誘因にもなるとのことです。体温が1℃下がると免疫力が30%低下し、体温が

1℃上がると免疫力は500~600%も高くなるそうです。また、病気が発症する原因の9

0%は「ストレス」だそうです。食生活では、和食を中心とし、添加物が含まれていない良質

な調味料が重要で、特に、ミネラルを沢山含んだ天然の塩を使うことが大切になると話してく

ださいました。

◇◇隣保館では、今後も食事療法や自分でできるマッサージなど、健康に関するさまざまな講演会を予

定しています。講演会に関する情報は、「隣保館だより」などでお知らせします。◇◇

人の値うち

江口

いと

いつかモンペをはいてバスに乗ったら

隣座席の人は私を「おばはん」と呼んだ

戦時中よくはいたこの活動的なものを、どうや

らこの人は年寄りの着物と思っているらしい。

よそ行きの着物に羽織を着て汽車に乗ったら

人は私を「奥さん」と呼んだ

どうやら人の値うちは、着物で決まるらしい

講演がある

何々大学の先生だと言えば

内容が悪くとも

人々は耳をすませて聴き

良かったと言う

どうやら人の値うちは

肩書きで決まるらしい

名も無い人の講演には

人々はそわそわして

帰りを急ぐ

どうやら人の値うちは

学歴で決まるらしい

立派な家の娘さんが

部落にお嫁に来る

でも生まれた子供はやっぱり部落の子だと

言われる

どうやら人の値打うちは

生まれた所によって決まるらしい

人々はいつの日

このあやまちに気付くであろうか

この詩のように、人の第一印象の善し悪しは、着ている服などの外観で決めつける人が多いように思われ

ます。講演会では、内容ではなく講師の肩書に重きをおいてしまいます。思い込みや外観にとらわれず、そ

の人の良さを見つける態度を身につけたいものです。

健康づくり講演会が行われました

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2016年11月1日 発行 第48号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「橋のない川」

著者

住井すゑ

☆ 健康づくり講演会 ☆ ■日時 11月8日(火) 午前10時~12時

■場所 隣保館 第2ホール

■講師 高畑 康子さん(高畑康子クッキングスタジオ主宰)

■演題 「和食は、すばらしい!!」

入場無料

♥和食中心の食事で子どもが変わった!♥

長野県上田市では、食事を和食中心に変えたら、アトピーやアレルギー、キレる子

どもが少なくなり、学力も向上し、犯罪件数も減ったという報告があります。

また、人間の味覚は10歳までに形成され、将来食べた味に戻って来るといわれて

います。つまり10歳までに食事代わりに菓子などを沢山食べていると、年をとって

もそれを続けるということです。私たちは、毎日食事をしていますが、その食事の中

には、改善可能な要素が多く含まれているのではないでしょうか?

全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間がはじまります

日 時:11月14日(月)~20日(日) 担 当 者:人権擁護委員・法務局職員

平 日:午前8時30分~午後7時 問合せ先:大分地方法務局人権擁護課

土・日:午前10時~午後5時 TEL 097-532-3368

電 話:0570-070-810(全国共通・無料) 秘密は守ります。

※上記以外でも、平日午前8時30分~午後5時15分まで お気軽にご相談ください。

専用電話(0570-070-810)で相談に応じています。

11月12日

~25日は

8月30日、徳田靖之さん(弁護士)をお

迎えし「誰もが安心して心豊かに暮らせる

地域づくり条例について」と題し、お話を

していただきました。

これまで障がいは、本人の問題であると

考えられてきました。そのため障がいのあ

る人は、「周りの人に迷惑をかけてはいけ

ない」と思い、他人に「頼むこと」を控え

る傾向にありました。

しかし、社会が、障がいのある人々への

配慮に欠けているため、その人たちにとっ

て暮らしにくいものとなっており、その事

が差別となり存在しているのです。

例えば、手話は聴覚障がいのある人が会

話をするのに必要な方法と考えられていま

す。しかし、本来は健常者が聴覚障がいの

人に意思を伝えるために必要な方法なので

す。 ま

た、駅などのエレベータは、車いすの

人だけではなく、大きな荷物を持っている

人や疲れている人などさまざまな人にも利

用されています。

この事からも、『障がいのある人が住み

良い社会は、みんなが住み良い社会である』

ということがいえるのです。

≪人権講演会を開催しました≫

お味噌造りの

実演があります!

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

大分県隣保館連絡協議会女性部会は、「隣保館事業推進

のため、隣保館における女性職員の役割と任務の調査研究、

職員相互の連絡と協調を図る」ことを目的に 1999 年 9 月

に発足し、17 年が経ちました。最近では、館長・所長を

はじめ多くの女性職員が主要な役割を担い、さまざまな

行事に参加することのより、県隣協での活動の場がかなり

広がってきました。

2016(平成 28)年度の大分県隣協女性部会は、5 月 10 日に総会及び研修会が開催さ

れ、新たな役員体制で運営されることになりました。

主な活動として「第 9 回全隣協九州ブロック女性職員研修会」が「隣保館の活性化

に向け、地域とつながり、必要とされる女性職員になろう」のテーマのもと、9 月 29

日・30 日の 2 日間北九州市で開催され、研修会の 2 日目(30 日)、第 2 分科会で玖珠

町人権同和啓発センターが、「人権が尊重される豊かな社会の実現を目指して」と題し

て女性の視点で活動について実践報告しました。

今回の報告に先立ち、7月 15 日に第 2 回の女性部研修会でレポート審議を開催し、意

見交換をしました。また、12 月 10 日に臼杵市で開催される人権フエスティバルに向

けての作品作りや当日会場での実演コーナーの担当など、女性部ならでは活動に多く

の仲間が参加します。

女性部は、行政職・相談員・指導員と職種があり、その殆どが臨時職員や嘱託職員

という勤務条件の課題があります。しかし、職種や勤

務条件を超えて、横の絆を深めています。研修会も、

時には真剣に、また和気あいあいの雰囲気で行われて

います。

これからも、協力し合い、明るく元気に、

いろんな場面で心配りができるような活動を

続けていきたいと思います。

性犯罪被害者研修会

玖珠町実践報告

大分県隣保館連絡協議会は、同和対策審議会答申に基づき、同和問題のすみやかな解決の

ため県内の隣保館相互の連携を強化し隣保事業の充実発展を図るために設置されている。

隣保事業実施に必要な調査研究を行い、事業促進及び職員の資質向上のため、また、各館

の連携と情報交換のため、県隣協主催の館長会議、県及び九州ブロック主催の職員・女性部

研修会が年数回行われている。また、2年に1回の全国館長会議や大分県主催の人権フェス

ティバルに共催として参画し、隣保館コーナーを担当している。

◆◆大分県隣保館連絡協議会とは・・・

1948年12月10日第3回国連総会において、

「すべての人間は、生れながらにして自由であり、

かつ、尊厳と権利とについて平等である」

とうたった「世界人権宣言」が採択されました。

この宣言の採択を機に、国は12月4日~10日

までを「人権週間」と定めています。

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2016年12月 1日 発行 第49号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「橋のない川」

著者

住井すゑ

◆ 人権を考える講演会 ◆ ■日時 12月8日(木)午後7時~

■場所 隣保館 第2ホール

■講師 石﨑 杏里さん(フレンズ代表)

■演題「一人ひとりが自分らしく生きるために」

~性の多様性を知ることから~

入場無料

『13人に1人・・・』

皆さんは「LGBT」という言葉を何度となく聞いたことがあるかと思います。

これは、女性同性愛のレズビアン、男性同性愛のゲイ、両性愛のバイセクシュア

ル、出生時に診断された性と自認する性の不一致のトランスジェンダーのこと

で、それぞれの頭文字をとった性的マイノリティ―(少数者)の総称で使われて

いるものです。

日本では、2015 年に大手広告代理店が約7万人を対象に実施した調査で、

7.6%(約13人に1人、学校を例にすると40人学級では3~4人)の対象

者がいるという結果がでています。この数字は、私たちの身近に性的マイノリテ

ィ(少数者)であることで、自分らしく生きていけない。生きづらさを感じて生

きている人がいることを表わしています。

その生きづらさをなくすために、正しく学び合う「場」をもつことが大切なこ

とではないでしょうか?性的マイノリティ―(少数者)の人が生きやすい社会に

なるということは、誰もが住みやすく生きていける社会になるということです。

そのような社会を皆でつくっていきましょう。

♥隣保館においても、12月4日~10日の「人権週間」に人権についての理

解を深めていただくための啓発活動を行っています♥

※11月30日~12月6日までの一週間、ケーブルテレビの“週刊ニュース”で

「人権週間」の取り組みについてお知らせします。ぜひ、ご覧ください。

~お知らせ~

~12月4日~10日は、【人権週間】です~

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

11月8日(火)隣保館にて、高畑康子クッキングスタジオ主宰の高畑さんをお迎えし「和

食はすばらしい!!~『生活習慣病を予防する食事』~」と題して講演会を開催しました。

講演では、「食生活において先人の知恵から生まれ、体にも良いとされる「和食」のすばらし

さを再度見直して欲しい。その代表格である発酵食品の『みそ』は、がんなどの生活習慣病や

骨粗鬆症、糖尿病の予防、更に体温を上げる効果などがあり万能食品といわれており、日本の

伝統的食事であるご飯、みそ汁、漬物だけで充分栄養が摂れている。

また、日に三度の食事をしない方が身体的、精神的に健康な状態をつくれない。

そして、食生活が乱れると心まですさんでしまい、人に対して優しい接し方ができなくなり、

これは人権の問題にもつながっている」と話してくださいました。

◇◇隣保館では、今後も食事療法や自分でできるマッサージなど、健康に関するさまざまな講演会を予

定しています。講演会に関する情報は、「隣保館だより」などでお知らせします。◇◇

疲れた時にみそ汁を飲むとホッと落ち着いた気持ちになります。これは、みそに疲労回復効果があるビタミ

ン群が多く含まれているからだそうです。今回、講演会でみそ作りの実演を行いました。皆さんも万能食品で

あるオリジナルのみそ作りに挑戦してみませんか?

【材 料】麹5kg、生大豆1kg、塩1kg、大豆の煮汁3~5カップ(600cc~1000cc)

【作り方】

1 大豆は、一晩水にかして、親指と人差し指にはさみ、つぶれるくらいの柔らかさになるまで煮る。

大豆の煮汁は、さましておく。

2 大豆をすり鉢でつぶす。ボウルに、つぶした大豆、玄米麹、塩を入れてよく混ぜ、大豆の煮汁を追加する。

(手で混ぜると菌が混ざり、より美味しいみそになるそうです)

3 よく混ぜたら団子にして、保存の容器の中に投げ入れる(空気抜きをする)。

4 材料を全部容器に入れたら、押して空気を抜く。

5 洗って乾燥させたさらしを上にかぶせ、中ぶたをし、重石(約5kg)をのせる。

(早く発酵させたい場合は、重石を多くのせると発酵が早くなるとのこと)

6 最後に容器にふたをして、涼しい所で保存する。(最短3ケ月はねかせる)

児童館から

のお知らせ

★★★クリスマス工作教室(かべ飾り作り)★★★

❤と き 12月14日(水) ❤対象者 小学生以下の児童

15時~16時30分 ❤定 員 15名

❤ところ 児童館 ❤申込先 児童館⑦24-0007

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2017年 2月 1日 発行 第50号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「橋のない川」

著者

住井すゑ

♦川口 泰司さんからのメッセージ♦

昨年の12月、部落差別解消法が成立しました。その背景の一つに、インターネット上で

の差別の深刻化があります。今、若い世代はネットでいろんな情報を入手していますが、

そこには差別的情報が圧倒的です。「無知、無理解、無関心」な人たちはそれを鵜呑みに

し、差別はどんどんエスカレートしています。「今、部落差別はどうなっているの?」、「な

ぜ、人権問題をしっかりと学んでおいた方がいいの?」、「じゃ、どうしたらいいの?」、そん

なことを、一緒に考えましょう。

入場無料

と き 2月12日(日)9:30~

ところ 豊後高田市中央公民館大ホール

【第1部】 「差別をなくす人権標語」入選作品表彰式

【第2部】 講 演 会

演 題 「寝た子」は、ネットで起こされる!?

~部落差別解消法の具体化を求めて~

講 師 川口 泰司さん(山口県人権啓発センター事務局長)

~★ 3月12日(日)「『第19回人権・福祉まつり』開催 ★~

「人と人との出会いを大切にし、ふれあいを通してお互いの立場や価値観の違いを認め合う」

ことをめざし、豊後高田市隣保館・児童館及び高田小学校体育館において開催します。詳しい

内容につきましては、次回「館だより」やケーブルテレビにてお知らせいたします。

みなさんのお越しをお待ちしています。

「寝た子を起こすな」にとどまっている私たちが、それを乗り越えていくために、

ともに学んでいきましょう。

実行委員会からのお願いとお知らせ

ご家庭で眠っている未使用の品物があればバザー用品として提供をお願いします。バザーの収益金

につきましては、《ふれあい広場》にて、参加景品等の購入費として活用させていただいています。

❤前売券発売中❤

〖抹茶・和菓子セット〗200円(前売券・当日券200円)〖カレーライス〗250円(当日券は300円)

実行委員会では、カレーライスと抹茶・和菓子セットの前売り券を販売しています。

お問い合わせ先:隣保館(⑦24-0007)

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

◆ふれあい健康体操◆

毎週火曜日

9時30分~10時30分

私たちは、毎週火曜日午前9時

30分より一時間、隣保館二階の畳

の部屋でストレッチとツボ体操を

しています。

皆さんの平均年齢は七十歳代で

すが、和気あいあいとおしゃべり

したり、時には笑ったりしながら、

帰りには心も体も「ホッカホカ」

です。

いつでも、どなたでも見学を兼

ねてご参加ください。お待ちして

います。会費は無料です。

部落差別の解消の推進に関する法律が成立しました

2016年12月9日、初めて「部落差別」の名称が入った「部落差別の解消に関する法律」

が参議院本会議で可決、成立しました。

この法律は、部落差別の存在を明確にし、部落差別は許されないものであるとの認識のもと

に、「国や自治体の責務」、「相談態勢の充実」、「教育・啓発」、「実態調査の実施」を明記してい

ます。部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現することを目的とした「理

念」を柱にした内容で、情報化の進展に伴って悪質化、陰湿化する相次ぐ差別事件の現状を受

けて成立したものです。今回の法律の成立により、部落問題をはじめさまざまな人権問題の解

消に向けて大きく前進させていきましょう。

◆書籍点訳◆

毎月第2・4月曜日

9時30分~11時30分

パソコン点訳のグループです。

市報を毎月点訳して、視覚障がい

者の方に読んでいただいています。

その他、大分県点字図書館をとお

して全国ネットの“サピエ図書館”

へ書籍を点訳し、登録しています。

毎月第二、第四の月曜日9時30分

~11時30分まで隣保館で勉強会を

おこなっています。関心のある人は

参加してみませんか!

会費は無料です。

✿つぶやき・・・・✿

新しい年が明けて早や1ヶ月、月日

のたつのは早いですね。

昨年は人権に関するいろんな法律

が成立、施行されました。私たちも、

身近な日常生活の中にある差別に気

づき、ともに考えていく必要がありま

す。今年は、「酉年」です。差別のな

い社会や未来に飛躍できるように頑

張りましょう。

回 覧

隣 保 館 だ よ り 2017年 3月 1日 発行 第51号

【編集発行】

豊後高田市隣保館

〒879―0627

豊後高田市新地

1278番地

話(24)0007

FAX(24)0007

人類の母性は

人以上の人をうまず

人以下の人をうまず

「橋のない川」

著者

住井すゑ

「出会い・ふれあい・認め合い」をテーマに今回もたくさんの方が

出会い、そしてふれあうことにより、人権・福祉・環境などについて、

より一層関心を持っていただけるような“まつり”にしたいと思っています。

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

人権・福祉まつり実行委員会

10 時~10 時 50 分 ◆体験・発表 夢いろ幼稚園と手話サークルによるコーラス・読み聞かせ

10 時~13 時

◆展示・体験 陶芸、折り紙細工、絵てがみ、点字、キーホルダーづくりなど

◆環 境 牛乳パックとトイレットペーパーの交換など

◆福 祉 高齢者疑似体験、介護用品展示、ペットボトルのキャップ回収など

◆相 談 健康相談、消費者相談、福祉相談など

◆お楽しみ リコーダー、バザー、フリーマーケット、青空市場など

◆お子さん向け(無料) キャンディすくい、ヨーヨーつり、バルーンアート(風船細工)など

『ふれあい広場』 と き : 3月 12日(日)10 時~13 時

ところ : 豊後高田市隣保館・児童館

高田小学校体育館

※駐車場は、隣保館前、高田小学校、

高田小学校前、高田中央病院南側

駐車場です。

☆バザー用品のご協力をお願いします☆

収益金は《ふれあい広場》参加景品などに活用させていただきます。

各コーナーの紹介

10 時 30 分~13 時 ◆食べ物 カレーライス、抹茶セット、パンなど

❤前売券発売中❤

〖抹茶・和菓子セット〗200円(前売券・当日券200円)、〖カレーライス〗250円(当日券300円)

お問い合わせ:隣保館 (☎24-0007)

2 月 12 日に開催された「市民の集い」では、最初に「差別をなくす人権標語」入選作品の表彰式

が行われました。今年度は、市内の小学生から 971 点、中学生から 554 点、高校生から 466 点、成

人から 543 点の計 2,534 点の応募があり、表彰式では、優秀賞の 10 名、佳作の 25 名に人権教育啓

発推進協議会長の永松市長より賞状と記念品が授与されました。

続いて、山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司さんをお迎えし、「『寝た子』は、ネットで

起こされる!?」と題し、講演が行われました。その中で、昨年 12 月に成立した「部落差別解消法」

やインターネットにより引き起されるさまざまな差別などについて、わかりやすく話してください

ました。

《優秀賞》

【小・中・高校生の部】

高田小学校5年 野上 海斗 「友だちは 未来を見つける パートナー」

戴星学園3年 後藤 倖聖 「『また、あそぼ』言って わらって いい気持ち」

田染小学校1年 金髙 沙良 「やめようよ じぶんがされて いやなこと」

臼野小学校5年 幡手 飛向 「その言葉 相手の気持ち 考えて」

戴星学園9年 吉岩 エリカ「許さない うわさや決めつけ 思い込み」

真玉中学校3年 ウェルシュ アリッサ 「やめようよ 見て見ぬふりも 重い罪」

高田高等学校2年 安藤 愛華 「大切な 仲間を失う その辛さ わかってあげたい その思い」

【成人の部】

豊後高田市高田 桑原 八枝子「気付こうよ 心の叫び 救いの手」

豊後高田市高田 安藤 まち子「気がついて! 何よりこわい 無関心」(県入賞)

豊後高田市羽根 髙橋 幸次 「わしゃ知らん それじゃあ減らん さべつん芽」(県入賞)

人権問題につながる身元調査、しない決心・させない勇気

★正しい知識を学ぶということが、本当に大事なんだということに気づかされました。

こどもにも正しい知識を学んでほしいと思います。貴重なお話ありがとうございました。

★ネットの恐ろしさを思い知りました。正しいことを学び伝えていきたいと思います。

★インターネット社会の危うさが認識できました。ヘイトスピーチのカウンターに協力した

い。何かできることをがんばりたい。忘れないようにしたいと思います。

★こどもの時から何度も人権教育を受けてきて、その度に「寝た子を起こすな」的な感想を

持っていましたが、はずかしい話、やっとその教育を受ける意味が分かったような気がし

ました。お話を聞けて良かったです。

★現在の法律について、わかりやすく説明してくれてとても良かった。

もっともっと多くの人々に聞かせてほしいと思います。

講演会の感想

(表彰式の様子) (講演会の様子)

k

「じんけんを考える市民の集い」が行われました

(当日のアンケートより)