10
1 市内 CO 2 排出量等調査結果および第 2 次名古屋市地球温暖化防止 行動計における取組状況 1.第 2 次名古屋市 次名古屋市 次名古屋市 次名古屋市地球温暖化 地球温暖化 地球温暖化 地球温暖化防止行動計 防止行動計 防止行動計 防止行動計における における における における削減目標 削減目標 削減目標 削減目標 本市では、2010 年(平成 22 年)までに、市域内の二酸化炭素排出量を 1990 年(平成 2 年)を 基準として 10%削減する。 二酸化炭素を含む温室効果ガス全体の排出量についても、2010 年(平成 22 年)までに、1990 年(平成 2 年)を基準として 10%削減する。 2002 年の排出量実績値をベースとして、2010 年における活動区分ごとの目標を設定(図 1)。 * 温室効果ガスのうち HFC、PFC、SF 6 については、基準年を 1995 年(平成 7 年)とする。 図1 活動区分別 活動区分別 活動区分別 活動区分別 CO CO CO CO 2 排出量 排出量 排出量 排出量の削減目標 削減目標 削減目標 削減目標 544 544 544 544 480 480 480 480 421 421 421 421 306 306 306 306 234 234 234 234 210 210 210 210 205 205 205 205 184 184 184 184 347 347 347 347 270 270 270 270 0 500 500 500 500 1,000 1,000 1,000 1,000 1,500 1,500 1,500 1,500 2,000 2,000 2,000 2,000 2002 2002 2002 2002年 2010 2010 2010 2010年 家庭 マイカー 業務車 オフィス ・店舗等 工場・ その他 (単位:万トン-CO 2 22101027121,750 750 750 750 1,449 449 449 449 (実績) (目標) 資料 資料 資料 資料 2

資料2222 2排出量等調査結果および第2次名古屋市地球温暖化 ......2 2222....部門別部門別COCCOOCO2222排出量のののの推移推移 市域から排出されるCO2量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、ブ゜ィヴ、

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1

市内 CO2排出量等調査結果および第 2次名古屋市地球温暖化防止

行動計画における取組状況

1111....第第第第 2222 次名古屋市次名古屋市次名古屋市次名古屋市地球温暖化地球温暖化地球温暖化地球温暖化防止行動計画防止行動計画防止行動計画防止行動計画におけるにおけるにおけるにおける削減目標削減目標削減目標削減目標

● 本市では、2010 年(平成 22 年)までに、市域内の二酸化炭素排出量を 1990 年(平成 2 年)を

基準として 10%削減する。

● 二酸化炭素を含む温室効果ガス全体の排出量についても、2010 年(平成 22 年)までに、1990

年(平成 2 年)を基準として 10%削減する。

● 2002 年の排出量実績値をベースとして、2010 年における活動区分ごとの目標を設定(図 1)。

* 温室効果ガスのうち HFC、PFC、SF6 については、基準年を 1995 年(平成 7 年)とする。

図図図図1111 活動区分別活動区分別活動区分別活動区分別 COCOCOCO2222 排出量排出量排出量排出量のののの削減目標削減目標削減目標削減目標

544544544544 480480480480

421421421421

306306306306

234234234234

210210210210

205205205205

184184184184

347347347347

270270270270

0000

500500500500

1,0001,0001,0001,000

1,5001,5001,5001,500

2,0002,0002,0002,000

2002200220022002年年年年 2010201020102010年年年年

家庭

マイカー

業務用車

オフィス

・店舗等

工場・

その他

(単位:万トン-CO2)

市民

事業者

△△△△22%%%%

△△△△10%%%%

△△△△10%%%%

△△△△27%%%%

△△△△12%%%%

1111,,,,750750750750

1111,,,,449449449449

削削削削 減減減減 目目目目 標標標標

(実績) (目標)

資料資料資料資料 2222

Page 2: 資料2222 2排出量等調査結果および第2次名古屋市地球温暖化 ......2 2222....部門別部門別COCCOOCO2222排出量のののの推移推移 市域から排出されるCO2量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、ブ゜ィヴ、

2

2222....部門別部門別部門別部門別 COCOCOCO2222 排出量排出量排出量排出量のののの推移推移推移推移 市域から排出される CO2 量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、マイカー、

オフィス・店舗等のエネルギー消費量が依然として基準年比で増加しています。しかし、マイ

カー・業務用車は 2002 年以降、減少傾向が続いています。

最新データの 2006 年の CO2排出量は、基準年(1990 年)から 2.5%増加、前年からは 0.8%

増加しました。世帯数やオフィス・店舗等の床面積は、引き続き増加しているものの、暖冬だ

ったことなどにより、全体のエネルギー消費量は 2.4%減少しましたが、CO2排出量の算定に係

る電力原単位*が対前年比で 6.4%悪化したことが影響しています。

*電力原単位:電気を 1kWh 使用する際に発電所から排出される CO2量

3333....COCOCOCO2222 排出量排出量排出量排出量およびおよびおよびおよび温室効果温室効果温室効果温室効果ガスガスガスガス排出量排出量排出量排出量のののの推移推移推移推移

基準年 目標年

1990 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年

2010 年

CO2排出量 1,610 1,750 1,677 1,650 1,637 1,651 1,449

基準年(1990 年)比 +8.7% +4.2% +2.5% +1.7% +2.5% △10%

温室効果ガス排出量 1,739 1,824 1,748 1,715 1,694 1,706 1,566

基準年(1990 年)比 +4.9% +0.5% △1.4% △2.6% △1.9% △10%

家庭

マイカー

業務用車

オフィス

・店舗等

工場・

その他

(単位:万トン-CO2)

656544 519 508 494 494 480

287 421 395 393 405 426306

268 234228 230 217 216

210

137 205209 201 191 185

184

263347

327 319 330 330

270

1990年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2010年

++++26%%%%

++++35%%%%

△△△△19%%%%

++++49%%%%

△△△△25%%%%

(基準年) (目 標)

市民

事業者

2006 年増減率

(1990年比)

単位(万トン-CO2)

1,1,1,1,610610610610

1,1,1,1,757575750000 1,1,1,1,677677677677 1,1,1,1,650650650650 1,1,1,1,637637637637 1,1,1,1,651651651651

1,1,1,1,449449449449

Page 3: 資料2222 2排出量等調査結果および第2次名古屋市地球温暖化 ......2 2222....部門別部門別COCCOOCO2222排出量のののの推移推移 市域から排出されるCO2量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、ブ゜ィヴ、

3

4444....市市市市民民民民・・・・事業者事業者事業者事業者のののの努力努力努力努力、、、、およびおよびおよびおよび電力原単位別電力原単位別電力原単位別電力原単位別によるによるによるによる COCOCOCO2222 削減削減削減削減推移推移推移推移

5555....市民市民市民市民・・・・事業者事業者事業者事業者のののの努力努力努力努力によるによるによるによる COCOCOCO2222 削減削減削減削減、、、、およびおよびおよびおよび主主主主なななな COCOCOCO2222 増減要因増減要因増減要因増減要因

※電力原単位を第 2 次名古屋市地球温暖化防止行動計画の目標設定値である 0.371kg-CO2/kWh と想定

市民市民市民市民・・・・事業者事業者事業者事業者のののの努力努力努力努力 によるによるによるによる削減分削減分削減分削減分

電力原単位電力原単位電力原単位電力原単位のののの向上向上向上向上 によるによるによるによる削減分削減分削減分削減分

1651 万トン

1750 万トン

58585858 万万万万トントントントン削減削減削減削減

41414141 万万万万トントントントン削減削減削減削減

1,525 万トン

1,466 万トン

2010201020102010 年年年年((((目標年目標年目標年目標年))))のののの COCOCOCO2222 排出量排出量排出量排出量

2002年実績値

2006年実績値

CO2増減率

(2006/2002)

世帯数 921,994→969,528世帯 5.2%

エアコン保有率237.8→248.0台/百世帯

4.3%

普通車・軽台数 1,001→1,039千台 3.8%

自家用乗用車燃費 997→915kcal/km -8.2%

貨物自動車台数 220→179千台 -18.6%

営業用普通貨物車燃費2,440→2,225kcal/km

-8.8%

市内生産額(卸・小売、金融・保険、不動産、サービス) 80,495→92,176億円

14.5%

床面積 33.2→34.7百㎡ 4.5%

市内生産額(農業・製造・建設・電気ガス等)24,084→25,626億円

6.4%

エネルギー消費量(工場・その他) 47,542千→44,287千GJ

-6.8%

合計 1,525 1,466 -3.9% 市内総生産額 121,170→135,673億円 12.0%

家庭 293 286 -2.4%

主なCO2増減

要因の増減率

(2006/2002)

活動に基づくCO2排出量※(万t-CO2)

主なCO2増減要因

オフィス・店舗等

327 345 5.5%

-9.8%マイカー 205 185

-6.9%工場・その他

466 434

業務用車 234 216 -7.7%

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4

6666....今後今後今後今後のののの見通見通見通見通しししし

6.1. 2008年試算値注)について

6.2. 試算の内訳

注)試算の条件

*1: 2008 年試算値は、中部電力㈱・東邦ガス㈱による 2008 年度の管内の各使用量(2007 年度比)をもとに、本市分を推計。 (電気使用量:前年比△3.1%、 都市ガス使用量:前年比△3.7%)

*2: 名古屋市域分のデータが揃っていないため 2007 年値を代用 *3: 名古屋市域分のデータが揃っていないため 2006 年値を代用

京都メカニズムクレジットの反映について

「京都議定書」で定められた京都メカニズム(途上国等で削減した温室効果ガス排出量をあたかも自らの排出量を

削減したとみなす仕組み等)を活用し、電力原単位を低減させている。

1990 年

実績値

2008 年

試算値

0.464 0.455 (京都メカニズムクレジット反映前)

0.424 (京都メカニズムクレジット反映後)

電気・都市ガス 773 930*1 879*1

自動車ガソリン、

軽油、廃棄物 469 410*2 410*2

その他の重油、

灯油など 369 256*3

256*3

CO2 合計 1,610 1,596 1,545

基準年(1990 年)比 ― △0.9% △4.1%

温室効果ガス合計 1,739 1,652 1,600

基準年(1990 年)比 ― △5.0% △8.0%

主な燃料種

1,610 1,596 1,545

0

400

800

1,200

1,600

2,000

(万トンCO2)

1990 年 2008 年

(基準値) (試算値)

京都メカニズムクレジット反映前 反映後

CO2

温室効果ガス総量

1,739 1,652 1,600

CO2 以外の温室効果ガス

電力原単位

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5

電力電力電力電力原単位原単位原単位原単位についてについてについてについて((((参考参考参考参考))))

1111.... 電力原単位電力原単位電力原単位電力原単位とはとはとはとは

電気は火力発電、原子力発電、水力発電などによって作られています。例えば、火力発電で

は、石炭や天然ガスなど化石燃料の燃焼により CO2 が排出されていますので、電気を使用する

ことによって間接的に CO2を排出しているとみなすことができます。

「電力原単位」とは、1キロワット時の電気を発電したときの CO2 排出量のことです。電力

原単位は、発電電力量の構成や京都メカニズムクレジットの活用等により、毎年変動します。

電気の使用によって排出される CO2 排出量は以下のように計算ができます。

電気の使用による CO2 排出量= 電力原単位 × 電気の使用量

(kg-CO2) (1kWh あたりの CO2 排出量 kg-CO2/kWh) (kWh)

2222.... 京都京都京都京都メカニズムメカニズムメカニズムメカニズムのののの利用利用利用利用についてについてについてについて

各電力会社は、温室効果ガスをより効率的に削減し、途上国の持続的発展にも貢献できる京

都メカニズム※を活用して、目標の達成(CO2排出原単位の低減)に取り組んでいます。

中部電力の 2008 年度の CO2排出原単位は、京都メカニズムの活用等により、0.424kg-CO2/kWh

となっています。

※ 「京都メカニズム」とは、「京都議定書」において定められた、温室効果ガス削減をより柔軟に行

うための経済的メカニズムです。海外における排出削減量等を自国の排出量削減分に割り当てる

ことが出来るもので、クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)、排出権取引(ET)の 3

類型があります。

図 1.日本の発電電力量の構成(2007 年度)

出典)エネルギー白書 2009 年版 経済産業省

天然ガス27.4%

原子力25.6%

石炭25.3%

石油等13.2%

水力・地熱・新エネルギー

7.6%

揚水1.0%

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1413

なごや環境大学 など

なごや環境大学 など

EXPO

エコマネー

センター など

「なごや環境大学」実行委員会事務局

電話・FAX 052-223-1223

ホームページ http://www.n-kd.jp

EXPOエコマネーセンター

TEL 052-324-6142

ホームページ http://eem.jp/

本市の重点施策

本市の重点施策

本市の重点施策

本市の重点施策

本市の重点施策

重点施策②:

○「地球温暖化対策計画書」届出制度等による

 取組の支援と制度の充実・強化

○エコ事業所の普及拡大

○従業員に対する普及啓発などによる取組の波及

オフィス・店舗等での自主的な取組の促進

オフィス・店舗等での自主的な取組の促進

重点施策③:

○公共交通への利用転換

○適正な自転車利用の促進

○エコドライブの推進

○低公害・低燃費車の普及促進

自動車から排出されるCO2の削減対策の推進

自動車から排出されるCO2の削減対策の推進

重点施策①:

<エコライフの実践の輪の拡大>

○様々な機会を通じた普及啓発ー「もういちど!」大作戦イベントの展開

○エコポイント制度(EXPOエコマネー)を活用した成果の可視化による行動の促進

  ーエコライフ宣言者実践行動キャンペーン、エコマネーポイント対象事業の拡大

○なごや環境大学による「人づくり」「人の輪づくり」の推進

○二酸化炭素濃度の街頭などでの表示

<連携・協働による取組の推進>

○環境カウンセラー、地球温暖化防止活動推進員などの活用

○NPO等との連携

<従来からの施策の普及拡大>

○環境家計簿など既存の施策の改善と継続

220万市民の「もういちど!」大作戦の展開

220万市民の「もういちど!」大作戦の展開

重点施策⑤:

○省エネルギー機器に関する情報提供

 と普及支援

○「建築物環境配慮制度」に基づく取

 組の評価

建築物の省エネルギー化の推進

建築物の省エネルギー化の推進

重点施策⑥:

新エネルギーの普及促進

新エネルギーの普及促進

○庁舎への率先導入

○市民・事業者への普及啓発による

 理解の増進

省エネルギー家電製品の買換促進

省エネルギー家電製品の買換促進

重点施策④:

○省エネラベルの普及

○関係団体との連携・協力

国等の計画によ

り全国的に展開

される施策

本市が独自の

取組をすすめ

る施策

エコライフ宣言者の拡大

「意識から行動へ」

67

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① 220 万市民の「もういちど!」大作戦(CO2削減市民運動)の展開

なごやエコキッズ

(幼稚園・保育園)

なごやエコスクール

(小中高・特別支援学校)

なごやユニバーサル

エコ・ユニット なごや環境大学

内容

年齢年齢年齢年齢にににに応応応応じてじてじてじて環境に対する感性を育み、

環境保全意識を高める学習や子どもたちが

主体となって実践する取組を促進する仕組み

学生学生学生学生がががが主体主体主体主体で、大学祭・

エコ企画を推進する

横断的大学祭実行委員

各主体各主体各主体各主体のののの協働協働協働協働で、人づくり、

人の輪づくりを目指す

新しい環境学習の場・仕組み

実績 (取り組み園)

466園

(取り組み校)

396校

(加盟大学)

17大学20キャンパス

138講座

受講者18,193人

取組内容取組内容取組内容取組内容とととと実施状況実施状況実施状況実施状況

学び

幼稚園児から小中高校、大学生、そして社会人が

一堂に会し、地球温暖化について語り合った

H21.1.22H21.1.22H21.1.22H21.1.22

小林事務次官も交え、学生と社会人が

2050年の将来像を議論した「戦略シンポ」

H21.H21.H21.H21.8888.22.22.22.22

○環境サポーターの派遣実績:331件 市内の保育園・幼稚園において行われる「「「「なごやなごやなごやなごやエコエコエコエコ

キッズキッズキッズキッズ」」」」のののの取組取組取組取組をををを支援支援支援支援する制度。

環境環境環境環境サポータサポータサポータサポーターーーーのののの様子様子様子様子 ダンゴムシレースダンゴムシレースダンゴムシレースダンゴムシレース

子ども

幼稚園・保育園 小中・特別 高校 大学生 大人 職員等 企業

11,566人 156,861人 8,143人 10,590人 195,154人 36,367人 504社

(2) 「エコライフチャレンジシート」によるエコライフ宣言:約42万人(H20.3.31現在)

エコライフエコライフエコライフエコライフのののの意識意識意識意識をををを啓発啓発啓発啓発するため、簡単で効果の高いエコライフメニュー20 項目を示し、取り組

む項目を選択してエコライフを宣言するもの。約 1000 回の地域説明会や学校、イベントなどで

の呼びかけ、大学生の主体的取り組みの結果、総宣言者数約 42 万人。

(1) 各世代に応じた幅広い環境学習の展開(H20実績)

なごやなごやなごやなごや環境大学環境大学環境大学環境大学::::市民講座市民講座市民講座市民講座

なごやなごやなごやなごやユニハユニハユニハユニバ゙゙゙ーサルーサルーサルーサル・・・・エコユニットエコユニットエコユニットエコユニットがががが毎年夏至毎年夏至毎年夏至毎年夏至にににに

行行行行ううううキャンドルナイトキャンドルナイトキャンドルナイトキャンドルナイト::::久屋大通公園久屋大通公園久屋大通公園久屋大通公園

8

Page 8: 資料2222 2排出量等調査結果および第2次名古屋市地球温暖化 ......2 2222....部門別部門別COCCOOCO2222排出量のののの推移推移 市域から排出されるCO2量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、ブ゜ィヴ、

「なごやエコライフものさし」の展開

エコライフ宣言で醸成された「「「「意識意識意識意識」」」」をををを確実確実確実確実にににに COCOCOCO2222 削減削減削減削減「「「「行動行動行動行動」」」」にににに導導導導くくくくため、自分の家庭の CO2排

出量を簡単に計ることができ、さらに市内標準家庭と比べることができるシート。これにより

日常日常日常日常ののののエコライフエコライフエコライフエコライフをををを検証検証検証検証し、さらなるエコライフのステップアップを図る。

○エネルギーダイエット実績:参加152世帯 CO2 削減量25t

電気電気電気電気・・・・ガスガスガスガスのののの削減削減削減削減にににに団体団体団体団体でででで取取取取りりりり組組組組みみみみ、削減量に応じて発行したエコマネーを植樹に寄付すること

で、団体の活動資金を提供。

(実績は、年間に直すと家庭生活から排出される CO2 量の約 10%に相当)

○Web 版なごやエコライフものさしの構築(H21度中に構築)

Web 版とすることで、新たな世代を開拓するとともに、エコライフの実態を効果的に分析し、

視覚的な面白さを演出してエコライフエコライフエコライフエコライフにににに継続性継続性継続性継続性をををを持持持持たせるたせるたせるたせる。また、パソコンの集積・分析能力を

活かし、世帯間における自分の位置を「見える化」し、市民に一層の CO2 削減努力を促す。

EXPO エコマネーの活用(H20実績)

環境環境環境環境にににに配慮配慮配慮配慮したしたしたした行動行動行動行動にににに対対対対してしてしてしてポイントポイントポイントポイントをををを付与付与付与付与し、貯めたポイントは、エコ商品との交換や植樹に寄

付することができ、環境配慮行動への「「「「市民市民市民市民のののの背中背中背中背中をををを押押押押すすすす」」」」しくみしくみしくみしくみとして展開。

実践し

可視化する

エコマネー発行ポイント数(H20実績) 還元ポイント数(H20実績)

環境配慮行動ポイント※1 CO2 削減量ポイント※2 エコ商品交換 植樹実績

市内

拠点※3

7,036,450 631,093 3,054,135 1,377,475 12

※1:環境学習やエコライフ宣言、レジ袋お断りなど、 環境配慮行動に対して付与されるポイント

※2:電気・ガスなど、エネルギーを削減したことによる CO2削減量に応じて付与されるポイント (1ポイント=40g-CO2)

※3:拠点数はH22.1現在

毎年、親子で参加して植樹祭を行っています! 9

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② オフィス・店舗等での自主的な取り組みの促進

○ 地球温暖化対策計画書届出制度

届出数:395件

温室効果ガスの排出量排出量排出量排出量がががが一定以上一定以上一定以上一定以上(原油

換算 800kℓ)の事業者に対し、削減計画

及びその結果について作成・届出・公表

を条例条例条例条例でででで義務義務義務義務づけづけづけづけ

○ 省エネコミュニケーション

訪問件数(H17~累計)

376件

届出事業所事業所事業所事業所をををを訪問訪問訪問訪問し、計画の

取組状況や設備の管理状況

を確認し、より効果的な地球

温暖化対策等について助言・

意見交換を行う

大規模事業所

○ 企業との CO2 削減スクラム大作戦

中小企業中小企業中小企業中小企業のののの省省省省エネエネエネエネ対策対策対策対策をををを促進促進促進促進するため、学識経験者、事業者団

体等で構成する「企業との CO2削減スクラム検討会」を設置し、

業態別の省エネ対策手引書手引書手引書手引書をををを作成作成作成作成ししししててててそのそのそのその活用活用活用活用をををを図図図図るるるる取り組み

分野別「省エネ対策虎の巻」 の作成 (カッコ内は実態調査) 店舗編 (29件)、病院・老人ホーム・オフィスビル編 (25件)

ホテル・文化施設編 (25件)

省エネアドバイザーによる

個別訪問:453件(H21 末累積)

中規模事業所中規模事業所中規模事業所中規模事業所へへへへ訪問訪問訪問訪問し、「虎の巻」をもとに、

省エネ対策等のアドバイスを行う

中小規模事業所

○ 今日からうちもエコな店!

~エコジョブのすすめ~

宣言したお店(H21 末累積):39件

小小小小さなおさなおさなおさなお店店店店が自分のお店のエコエコエコエコのこだわりのこだわりのこだわりのこだわり宣言宣言宣言宣言し、

省資源・省エネルギー対策等の普及促進を図る。

小規模事業所

環境配慮事業所

○ エコ事業所認定制度

認定事業所数:1169 環境に配慮した取り組みを自主的

かつ積極的に実施している事業所

を認定する制度

○ エコ事業所表彰制度 (H21 までの累積)

表彰事業所数:19

1,169件平成21年12月現在

製造業

建設業

エネ供給業

サービス業

卸・小売業

金融業

運輸業

不動産業

その他

9%

23%

認定件数

2%

26%

21%

7%

1%

3%

8%

省省省省エネコミュニケーションエネコミュニケーションエネコミュニケーションエネコミュニケーションのののの様子様子様子様子

「「「「虎虎虎虎のののの巻巻巻巻」」」」のののの掲載一例掲載一例掲載一例掲載一例

運輸36件

民生業務225件

産業99件

395395395395 件件件件

10

Page 10: 資料2222 2排出量等調査結果および第2次名古屋市地球温暖化 ......2 2222....部門別部門別COCCOOCO2222排出量のののの推移推移 市域から排出されるCO2量は、工場等からの削減が進んでいるのに対し、家庭、ブ゜ィヴ、

重点施策重点施策重点施策重点施策 取組内容取組内容取組内容取組内容 実施状況実施状況実施状況実施状況

③③③③ 自動車自動車自動車自動車からからからから排排排排

出出出出されるされるされるされる COCOCOCO2222のののの

削減対策削減対策削減対策削減対策のののの推推推推

進進進進

エコドライブ・ステップ・アップ事業

➢燃費計付き自動車による体験型のエコドライ

ブ教習会

エコドライブ・マイスター認定制度

➢事業所において、エコドライブ推進の旗振り

役となる人材を育成するため、認定講習受講

者を「エコドライブ・マイスター」として認

アイドリング・ストップ自動車導入促進事業

➢アイドリングストップの徹底を図るととも

に、広く PR するために、タクシー事業者のア

イドリングストップ自動車導入を支援

燃料電池自動車の活用

➢低公害・低燃費車の普及促進のため、平成 15

年に導入した燃料電池自動車(愛称「エコ・MY・

カー」)をイベントや環境学習を通して活用

【H20 年度実績】

3回の教習会、累計 182 名

平均燃費改善率 27.8%向上

【H20 年度実績】

認定者数:672 名

認定者設置事業所数:462 事業所

【実績】

464 台補助(H 17~20 年度累計)

【H20 年度実績】

イベント:31 件

環境学習:64 件

④④④④ 省省省省エネルギーエネルギーエネルギーエネルギー

家電製品家電製品家電製品家電製品のののの買買買買

換促進換促進換促進換促進

省エネ型家電製品普及キャンペーン

➢家電量販店と協働で「統一省エネラベル」の

普及キャンペーンを実施

【実績】

H20 年度 家電販売店 440 店舗

H21 年度 368 店舗

⑤⑤⑤⑤ 建築物建築物建築物建築物のののの省省省省エエエエ

ネルギーネルギーネルギーネルギー化化化化のののの

推進推進推進推進

住宅省エネルギー連携モデル事業

平成 18 年度

➢CO2 冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)

の設置費補助(18 年度、守山区)

平成 19 年度

➢①ガスエンジン給湯器(エコウィル)、

②潜熱回収型給湯器(エコジョーズ)の設置費

補助(19 年度、緑区)

【補助件数】98 件

《共同事業者》中部電力株式会社

【補助件数】①27 件、②99 件

《共同事業者》東邦ガス株式会社

⑥⑥⑥⑥ 新新新新エネルギーエネルギーエネルギーエネルギー

のののの普及促進普及促進普及促進普及促進

最新環境技術研究会

➢企業や学識経験者等と本市各局の実務担当者

が参加して、横断的な研究会を開催し、環境

技術の本市施設への導入を検討する。

太陽光発電システム設置補助 平成 21 年度

➢太陽光発電システムを設置する市民に対し、

10kW を上限として 1kW あたり 7万円補助

太陽熱利用システム設置補助 平成 21 年度

➢太陽熱利用システムを設置する市民に対し、

10m2を上限として集熱パネル1m2あたり1万円

補助

【実績】19 回(H17~20 年度累計)

【成果】

H18 年度 瑞穂消防署堀田出張所

「燃料電池システム」

H19 年度 環境局北環境事業所

「太陽光発電システム」、

H20 年度 環境局港環境事業所

「太陽熱利用システム」

《募集件数》500 件程度

《募集件数》

太陽熱温水器 150 件程度

ソーラーシステム 50 件程度

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