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- 148 -
②排出・移動量等の把握
排出・移動量の推計が困難であったり時間がかかった対象物質とその環境媒体について、
それぞれの回答件数を表3-1-8に示す。対象物質としては、様式としての報告件数が多い
物質ほど「困難であった」という回答も多く、必ずしも当該物質自体の特徴に起因した難しさ
を反映している訳ではないと考えられる。
排出・移動量の推計が困難であった主な物質(表3-1-8)について、それらを挙げた理由
は以下の通りである。平成10年度の回答の多かった物質とほぼ同じ物質についての回答が
多かった。
<トルエン>
・廃棄物中の測定値が分からないため、算定ができない。(17件)
・使用箇所、含有されている溶剤の種類が多いため、作業量が多い。(12件)
・大気中への排出など、算定方法が分かりにくい。(12件)
・含有率が不明であった。(3件)
・排出先がよく分からなかった。(3件)
<キシレン>
・廃棄物中の測定値が分からないため、算定ができない。(14件)
・大気中への排出など、算定方法が分かりにくい。(10件)
・使用箇所、含有されている溶剤の種類が多いため、作業量が多い。(9件)
・含有率が不明であった。(2件)
・排出先がよく分からなかった。(2件)
<亜鉛化合物>
・使用箇所、含有されている原料の種類が多いため、作業量が多い。(5件)
・測定値が分からないため、算定ができない。(4件)
・算定方法が分かりにくい。(2件)
・含有率が不明であった。(2件)
<ジクロロメタン>
・算定方法が分かりにくい。(4件)
・廃棄物中の測定値が分からないため、算定ができない。(3件)
大気公共用水域
公共下水道
土壌廃棄物の外部委託
自ら行う埋立処分
リサイクル
1 亜鉛化合物 3 2 2 1 13 1 3 186 アセトアルデヒド 3 - - - - - - 38 アンチモン及びその化合物 1 1 1 - 1 - 2 312 エチレンオキサイド - - - - 1 - - 115 塩化水素(塩酸を除く) - - 1 - 1 - - 217 塩化ビニルモノマー - - - - 4 - 1 418 塩素(ガス状のもののみ) - - 1 - 1 - - 221 キシレン(類) 33 4 2 2 20 1 4 4922 銀化合物 - - - - 1 - 3 324 クロム化合物(六価) 2 - - 1 6 - 1 1225 クロム化合物(六価以外) 1 - - 1 3 1 3 732 クロロホルム 5 2 - - 5 - - 734 コバルト及びその化合物 - - - - 1 - 2 337 シアン化合物 - 1 1 - 1 - - 342 1,4-ジオキサン - - - - 1 - - 149 p-ジクロロベンゼン 1 - - - 1 - - 150 ジクロロメタン 10 3 - 1 7 - - 1255 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート 1 - - - - - - 158 N,Nージメチルホルムアミド 1 1 - - 1 - - 261 シュウ酸 - - 1 - - - - 163 スチレンモノマー 5 1 - - 2 - 1 666 テトラクロロエチレン 1 - 1 - 2 - - 468 銅化合物(溶解性) 1 - 1 - 1 - - 272 トリクロロエチレン 4 1 - 1 4 - 4 779 トルエン 43 7 2 3 25 1 5 6080 鉛化合物 1 - 1 - 5 - 1 781 ニッケル化合物 - 1 - - 3 - 1 486 バリウム及びその化合物(溶解性) - - - - 2 - 1 387 ヒ素及びその化合物 - - - - - - - 188 ヒドラジン 3 2 3 - 2 - - 792 1,3-ブタジエン 1 - - - - - - 193 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 2 - - 1 3 - 2 594 フッ化水素 1 2 2 2 3 1 1 796 フッ素化合物(無機) 4 3 2 - 2 - - 9100 ベンゼン 4 - - - - - - 4101 ベンゾエピン - - - - - - 1 1104 ほう素及びその化合物 - 1 - - 2 - - 4105 ホルムアルデヒド 10 1 1 - 2 - - 13107 マンガン化合物 1 - - - 5 - 1 7109 メチルメルカプタン - - - - 1 - - 1114 アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル 1 - - - 1 - 2 2118 アルミニウム化合物(溶解性) 2 4 1 2 3 2 2 8121 モノエタノールアミン 3 1 - - 1 - - 4123 エチルベンゼン 1 - - - - - - 1124 2-エトキシエタノール 2 - - - 2 - - 2134 酢酸2-エトキシエチル 3 - - - 3 - 1 3135 酢酸ビニルモノマー - - - - 1 - - 1146 ジルコニウム及びその化合物 - - - - 1 - 1 2147 炭化ケイ素 - - 1 - 1 - - 1149 テトラヒドロフラン 1 - - - 2 - - 2156 ハイドロキノン - - - - 1 - - 1165 塩化ベンジル - - - - 1 - - 1175 ダイオキシン類 5 1 1 1 1 2 - 10176 多環芳香族炭化水素類 - - - - - - - 1
160 39 25 16 150 9 43 327
表3-1-8 推計が困難であった対象物質とその排出・移動先
合 計
合計整理番号
物質名
媒体別の報告件数(件)
- 149 -
- 150 -
③作業及び費用の負担
(ア)作業に関与した人数
全体の平均は2.5人であり、平成10年度の2.8人より若干減少した。従業員規模や報告物
質数による差が顕著であり、その差は平成10年度の結果よりさらに大きくなっている。これは、
一部の高等教育機関で大きな人数を回答したことが強く影響している。
図3-1-8 作業に関与した平均人数
5.3
3.1
3.5
2.4
1.8
1.4
1.5
9.4
1.5
0 2 4 6 8 10
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人)
平均人数(人)
2.8
2.2
2.3
2.1
3.7
0 1 2 3 4
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均人数(人)
9.4
4.5
5.0
4.5
2.7
2.8
1.7
1.7
24.8
0 5 10 15
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
平均人数(人)
- 151 -
(イ)作業に要した延べ人日
全体の平均は7.2人日で、平成10年度の6.8人日より微増している。「作業に関与した人
数」の場合と同じ理由から、非製造業などで平成10年度より大きく増加している。高等教育
機関のような「少量多品種」の化学物質を扱う事業所で大きな延べ人日を回答したケースが
目立った。
図3-1-9 作業に要した平均延べ人日
13.5
8.5
8.0
10.9
4.1
3.8
2.8
21.9
3.1
0 5 10 15 20 25
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
平均延べ人日(人・日)
11.5
4.7
6.2
5.0
9.7
0 2 4 6 8 10 12 14
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均延べ人日(人・日)
30.3
11.7
15.9
12.7
6.4
14.9
4.1
3.3
69.8
0 10 20 30 40 50
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
平均延べ人日(人・日)
- 152 -
(ウ)作業に最も多く時間を要した作業
平成10年度の調査結果と比較すると、「化学物質の調査」と「報告の必要性の判定」がそ
れぞれ6%及び7%増加している。
図3-1-10 最も多くの時間を要した作業
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人)
回答数の構成比
化学物質の調査
報告の必要性の判定
排出・移動量の算定
報告様式の作成
その他
回答数:2,858
報告様式の作成11%
排出・移動量の算定
23%
報告の必要性の判定
22%
化学物質の調査
40%
その他4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
化学物質の調査
報告の必要性の判定
排出・移動量の算定
報告様式の作成
その他
- 153 -
(エ)外部業者の関与(外注等)
平成10年度の結果とほぼ同じ割合(約14%)の事業所で外部業者が関与している。その割
合は、小規模事業所で10%前後、大規模事業所で20%前後と、規模による差が見られる。
図3-1-11 外部業者の関与(外注等)
回答数:2,666
外注等なし86%
外注等あり14%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
回答数の構成比
外注等あり
外注等なし
不明
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
外注等あり
外注等なし
不明
- 154 -
(オ)費用負担の概算
回答事業所の分析費、通常雇用人件費等の合計費用の1事業所当たり平均値は、平成
10年度の約21万円から約6万円減少し、今年度は約15万円となった。平成10年度と同様に、
従業員規模や報告物質数による費用負担の差が顕著である。
図3-1-12 費用負担合計の平均値(単位:千円)
700
349
239
188
113
78
88
59
54
0 100 200 300 400 500 600 700 800
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人)
費用負担合計の平均値(単位:千円)
969
403
399
350
160
111
87
60
1,716
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
費用負担合計の平均値(単位:千円)
54
86
184
131
274
0 50 100 150 200 250 300
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
費用負担合計の平均値(単位:千円)
- 155 -
また、回答事業所の平均で算出した、1事業所あたりの費用負担の合計(約15万円)の内
訳を図3-1-14に示す。全体としては、通常雇用人件費が80%を占め圧倒的に大きいが、分
析費等の割合は、報告物質数等によって大きな差がある。
図3-1-13 回答事業所の平均費目構成
この設問で、無記入で回答した事業所は「不明」として扱い、平均費用はこれらの「不
明」を除いて算定した。しかし、金額の欄に"0"と記入して回答した事業所は「0円」とみなし
て平均値を算定した。このような「0円」も含めると、385事業所(回答事業所の約12%)は1
万円未満の費用負担であったと回答し、費用負担合計は、その「1万円未満」と「4~10万
円」に二つのピークを持つ分布をしている(図3-1-14)。
図3-1-14 費用負担合計の頻度分布
無記入の事業所(回答事業所の約46%)の中には、「実質的な負担はゼロだったので記入
しなかった」という事業所が多数含まれているものと考えられる。従って、実際の費用負担額
は、ここに示す金額よりも低いものと考えられる。
費用負担合計約151,000円
通常雇用人件費
80%
その他4%
新規雇用人件費
5%分析費
13%
132
236
353
263
156
96
44
385
0
50
100
150
200
250
300
350
400
1万円 未満
1~2 万円
2~4 万円
4~10 万円
10~20 万円
20~40 万円
40~100 万円
100万円 以上
報告
件数
(件
)
- 156 -
○分析費(分析試薬、機器等の購入費、外注費等)
平均分析費は全費用合計の約13%を占めており、約2万円である。平成10年度の約3万
6千円よりも減少している。分析費の負担は報告物質数等による差が顕著で、7物質以上
報告した事業所では10万円前後の費用負担となっている。
図3-1-15 分析費の平均値(単位:千円)
29.7
46.1
21.5
18.1
4.7
4.2
3.0
8.9
154.7
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
平均分析費(千円)
10.1
15.5
21.6
20.4
30.7
0 5 10 15 20 25 30 35
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均分析費(千円)
100.0
144.1
102.4
99.6
37.9
15.8
9.6
23.4
1.0
0 20 40 60 80 100 120 140 160
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
平均分析費(千円)
- 157 -
○通常雇用人件費
通常雇用人件費は費用合計額の約80%を占めているため、費用負担合計と同様の傾
向が見られる。
図3-1-16 通常雇用人件費の平均値(単位:千円)
266.5
182.2
128.2
87.7
69.0
80.7
43.6
51.4
527.5
0 100 200 300 400 500 600
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
平均の通常雇用人件費(千円)
36.7
66.1
136.8
105.2232.2
0 50 100 150 200 250
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均の通常雇用人件費(千円)
824.0
277.2
281.9
294.8
118.0
92.9
58.1
49.8
1,571.8
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
常用
雇用
者数
平均の通常雇用人件費(千円)
- 158 -
○新規雇用人件費
今回調査のために新規に雇用した人件費は全費用合計額の約5%を占めている。平成
10年度調査の結果(1%)に対して割合は増加している。
図3-1-17 新規雇用人件費の平均値(単位:千円)
5.5
10.4
6.6
12.4
5.0
2.8
2.9
2.9
0.9
0 2 4 6 8 10 12 14
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19常
用雇
用者
数(人
)
平均の新規雇用人件費(千円)
6.2
3.5
4.9
3.8
7.6
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均の新規雇用人件費(千円)
13.1
16.5
5.0
6.6
5.8
4.4
2.9
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
平均の新規雇用人件費(千円)
- 159 -
○その他の費用
その他の費用の主なものとしては、電話代、FAX代等の通信費、パソコン購入費であ
った。
図3-1-18 その他の費用の平均値(単位:千円)
14.6
2.2
24.6
0.4
0.7
0.1
0.1
39.0
0 5 10 15 20 25 30 35 40
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19常
用雇
用者
数(人
)
平均のその他費用(千円)
0.3
0.0
18.5
1.4
2.3
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
平均のその他費用(千円)
0.6
10.0
1.8
12.0
18.0
0.3
0.3
6.1
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
20物質以上
15~19物質
10~14物質
7~9物質
5~6物質
3~4物質
2物質
1物質
報告物質なし
報告
物質
数
平均のその他費用(千円)
- 160 -
○平成10年度と比較した負担感
平成10年度のパイロット事業等に参加した事業所にのみ回答を求めた。全体としては、
「軽くなった」という事業所(約36%)が「重くなった」という事業所(約9%)を大きく上回って
いる。負担が軽くなった主な作業は、「化学物質の調査」及び「排出量の算定」であり、理
由には、「昨年度の作業や結果を参考にした」や「パソコンの利用」などが挙がっていた。
また、負担が重くなった項目も同様であり、「精度の向上」や「取扱物質数の増加」が理由
として挙げられた。
図3-1-19 平成10年度と比較した負担感
回答数:691件
多少軽くなった
23%
あまり変わらない
56%
かなり軽くなった
13%
かなり重くなった
3%
多少重くなった
6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
回答数の構成比
かなり軽くなった
多少軽くなった
あまり変わらない
多少重くなった
かなり重くなった
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
かなり軽くなった
多少軽くなった
あまり変わらない
多少重くなった
かなり重くなった
- 161 -
④支援方策
(ア)記入説明会への参加
記入説明会への参加率は、設問へ無記入の事業所を不参加とみなして算定した。全体
では約56%の事業所が参加したが、常用雇用者数50人未満の事業所では参加率が半数に
満たなかった。
図3-1-20 記入説明会への参加率
回答数3,098 参加
56%
無回答12%
不参加32%
79%
72%
62%
65%
60%
54%
47%
46%
48%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人)
参加率
62%
50%
51%
55%
67%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
参加率
- 162 -
(イ)記入説明会の印象
記入説明会への印象は「非常に良かった」または「良かった」が29%であり、「非常に良く
なかった」または「良くなかった」の10%を上回っているものの、「普通」が61%を占めており、
改善の余地があると思われる。改善すべき点としては、「業種や知識の度合いに応じて説明
会を分けるべき(77件)」、「時間が不足している(64件)」、「個別質問の時間を設けるべき
(17件)」、「作業手順について具体的に説明すべき(16件)」といった意見が多かった。
図3-1-21 記入説明会の印象
回答数1,674件
非常に良かった
2%
非常に良くなかった
2%
良くなかった8%
普通61%
良かった27%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
回答数の構成比
非常に良かった
良かった
普通
良くなかった
非常に良くなかった
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
非常に良かった
良かった
普通
良くなかった
非常に良くなかった
- 163 -
(ウ)技術的な問題点の問い合わせ先
技術的な問題点の問い合わせ先は「実施機関」、「原材料等のメーカー」、「原料等の販
売会社」が多く、平成10年度と同様の傾向であった。「その他」の具体的な内容としては、
「社内の他部署(65件)」、「所属工業会(3件)」等が挙げられた。
図3-1-22 技術的な問題点の問い合わせ先
回答数:2,363件
その他6%
個人的な知り合い
4%
実施機関26%
親会社等の関連会社
8%プラントメー
カー3%
原料等の販売会社
27%
原料等のメーカー
26%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
回答数の構成比
実施機関
原料等のメーカー
原料等の販売会社
プラントメーカー
親会社等の関連会社
個人的な知り合い
その他
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
実施機関
原料等のメーカー
原料等の販売会社
プラントメーカー
親会社等の関連会社
個人的な知り合い
その他
- 164 -
(エ)実施機関による問題解決の状況
実施機関(都道県市)に問題点を問い合わせた場合、93%の事業所では解決しているも
のの、残りの7%の事業所では解決しない問題が残った。解決しなかった具体的な内容とし
ては、「対象化合物の範囲、考え方(22件)」、「電子媒体のトラブル(9件)」、「算定方法につ
いて(8件)」、「記入項目の報告のしかた(3件)」等が挙げられた。
図3-1-23 実施機関による問題解決の状況
回答数:594件
すぐに解決80%
全く解決しない
2%
一部解決しな
い5%
時間がかかったが
解決13%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人
)
回答数の構成比
すぐに解決
時間がかかったが解決
一部解決しない
全く解決しない
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比
すぐに解決
時間がかかったが解決
一部解決しない
全く解決しない
- 165 -
(オ)国や自治体に望む支援
「算定方法や届け出方法等のマニュアルの充実(15%)」、「事業者のための化学物質管理
マニュアルの整備(13%)」、「有害性等データベースの整備(13%)」が比較的回答の多い項目
であった。アンケート回答事業所は、1事業所当たり平均して2.7項目を要望している。
図3-1-24 国や自治体に望む支援
0% 20% 40% 60% 80% 100%
1,000以上
500~999
300~499
200~299
100~199
50~99
30~49
20~29
0~19
常用
雇用
者数
(人)
回答数の構成比
マニュアルの充実
算出方法などの説明会
技術的な相談窓口
MSDS義務付け
有害性等のデータベース
利用しやすい形のデータ公表
公表データの説明会
リスコミのマニュアル
リスコミの専門家
化学物質管理マニュアル
化学物質管理の説明会
その他
回答数8,239
リスコミの専門家2%
化学物質管理マニュアル
13%
公表データの説明会6%
リスコミのマニュアル5%
利用しやすい形のデータ公表
10%有害性等
のデータベース13%
化学物質管理の説明会
8% マニュアルの充実15%
算出方法などの説明会
10%
その他1%
技術的な相談窓口9%
MSDS義務付け8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
非製造業
その他製造業
機械系製造業
金属系製造業
化学系製造業
回答数の構成比