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アルフレッド・ノーベルAlfred Nobel
湯川 秀樹Hideki Yukawa
日本人初のノーベル賞受賞者
(1907~1981)
〒530-0005 大阪市北区中之島 4-2-1 電話 06-6444-5656
http://www.sci-museum.jp/大阪市立科学館・展示場の発券・入場は16:30まで・プラネタリウム最終投影は16:00から9:30~17:00
毎週月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
開館時間
休 館 日地下鉄 四つ橋線「肥後橋駅」3号出口から西へ約500m京 阪 中之島線「渡辺橋駅」②出口から南西へ約400m
臨時休館日 11月28日(火)~11月30日(木)
お知らせ 11月18日(土)、19日(日)の「関西文化の日」は、展示場を無料で見学していただけます。
ノーベル賞はアルフレッド・ノーベルの遺書により、1901年から始まった賞です。大阪市立科学館には、ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞に関する資料があります。今回の企画展では、資料を通してノーベル賞について紹介します。世界最高峰といわれるノーベル賞。その研究内容が身近に感じられる展示です。
大阪市立科学館資料で見る
1956年物理学賞関連資料 世界初のトランジスタラジオRegency TR-1
2002年、2015年物理学賞関連資料 光電子増倍管
2002年化学賞関連資料 質量分析器LAMS-50K イオン引き出し部
・京都大学基礎物理学研究所・公益財団法人日立市民科学文化財団・筑波大学後藤研究室(白川英樹先生・協力推薦)・湯川家
協 力
2017年9月16日月 日12 17
企画展
土
日
(1833~1896)
○場 所:大阪市立科学館 展示場 4階
○観覧料:企画展の観覧には展示場観覧料が必要です。 (大人400円 高校・大学生300円 中学生以下無料)
○時 間:9:30 ~ 17:00(展示場入場は16:30 まで)
後 援・関西ハンガリー交流協会・在大阪ハンガリー国名誉総領事館・大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)・東京大学地震研究所・ハンガリー科学アカデミーウィグナー物理学研究センター・ハンガリー大使館
(五十音順)
ノーベル賞創設の遺言を残した
大阪市立科学館資料で見る
学芸員のギャラリートーク
・参 加 費・会 場:展示場4階 ・実施日時:不定期 チンダル現象
展示品紹介
放電箱 (スパークチェンバー)1992 年物理学賞関連資料
導電性高分子ポリアセチレン2000 年化学賞関連資料
コッククロフト・ウォルトン型加速器1951 年物理学賞関連資料
超電導ケーブル1987 年物理学賞関連資料
1934 年、菊池正士らが大阪大学に設置した日本初の加速器の一部(実物)。60 万 ボルトの高電圧を発生させることができました。水素や重陽子を加速し、重水にぶつけ、発生した中性子を使って原子核の性質を研究しました。
2000 年、白川英樹らがノーベル化学賞を受賞した導電性高分子「ポリアセチレン」のフィルムです(実物)。プラスチック ( 高分子 ) はふつう電気を流しません。プラスチックと金属の両方の利点を持ったような導電性高分子の発見は、私たちのくらしにも役立っています。
1959年に大阪大学の宮本重徳(元大阪市立科学館館長)と福井崇時が開発した検出器です(実物)。素粒子物理実験で荷電粒子の検出器として広く使われ、放電箱を使ったいくつかの実験からノーベル賞が生まれました。
電気抵抗がゼロになる超伝導体を使って送電すれば、電力のロスがなくなります。このケーブルは、2006~ 2007年にニューヨーク州で行なわれた世界初の長尺実系統線路運転用に作られた超電導ケーブルの一部です。上部に出ている3本の電線で銀色の部分が表面を銀で被覆したBiSrCaCuO超伝導体です。
●時間:14:10 ~ 14:30
(都合により内容が変更になる場合があります)
サイエンスガイドによる実験 大阪市立科学館ミニブック「大阪市立科学館資料で見るノーベル賞」
1冊100円(税込)ミュージアムショップにて
18日(月・祝)
23日(土・祝)
24日(日)
1日(日)
7日(土)
8日(日)
9日
15日(日)
田中氏の質量分析器
大倉 宏
小野昌弘
各学芸員が担当しているノーベル賞関連資料や展示について、約20分で解説をします。参加費は無料です (展示場観覧券が必要)。4階企画展会場へ
講演会
化学
ワイヤーチェンバー 物理
トランジスタラジオ 19561973 物理
自発的対称性の破れ 物理
重 水 化学
X線天文衛星「てんま」 物理2002
CCD 物理
導電性プラスチック 化学
ミューオン 天才の素顔と最新技術1936年、新粒子ミューオンが発見された当時、大阪市立科学館の建っている地には大阪大学があり、ここで湯川秀樹は日本初のノーベル賞となる論文を発表していました。そして、湯川はミューオンが自身の予言した粒子である可能性を論じたのです。現代では、ミューオンはレントゲン写真のX線のように火山などの透視に使われ、多分野でブレークスルーが生じています。ミューオンの発見と今日の利用を紹介します。
●日時:9月17日(日)13:30~16:20 ●会場:研修室(開場は12:45) ●定員:80名(当日先着順) ●参加費:無料
湯川は1935年に新粒子の存在を予言しました。その翌年に新粒子ミューオンが発見されると、湯川の予言は否定的な意味で世界的な注目を浴びることになりました。湯川はその不満を師に手紙で伝え、師は湯川を励ます返信を書いたのです。大科学者の人間味あふれる一面を紹介します。
13:30~14:30
14:50~16:20
当館には、ノーベル賞を受賞した研究内容の資料を所蔵しています。どのような研究内容がノーベル賞を受賞したのかを実際の資料を通じてご紹介します。
ミューオンの発見と湯川秀樹斎藤吉彦(大阪市立科学館 館長)
ミューオンの現代:ミュオグラフィ田中宏幸(東京大学 地震研究所 教授)
展示場においてサイエンスガイドボランティアが、ノーベル賞に関連した実験を行います。 X線による透過実験やチンダル現象などを ご覧ください。
本企画展のガイドにもなるオリジナルミニブックです。大阪市立科学館にあるノーベル賞に関する資料について、担当学芸員が、その資料の秘話も含めて分かりやすく解説しています。
講演会普段使っているICOCAやPiTaPa。ソニーのFeliCaという技術が使われている無線ICカードです。ショックレーらの発明(1956年ノーベル物理学賞)によるトランジスタを複数組み合わせ、回路全体を半導体に実装する「集積回路」というアイディアがキルビーにより実現されました。ICやLSIと言われ現代では全ての電化製品で使われています。私たちの身近な所に活かされているノーベル賞の業績をFeliCa開発物語という形でご紹介します。
●日 時:10月7日(土) 15:00~16:50●会 場:研修室(開場は14:30) ●定 員:80名(当日先着順)●参加費:無料
元ソニー(株)半導体事業本部。主な実績はFeliCa用LSIとCMOSイメージャの開発。現在は、(株)TNPパートナーズにて保健・医療のパラダイムシフト推進に関わる。
中本 泰キルビーの集積回路(ノーベル物理学賞)とFeliCa開発
1936年にアンダーソンとネッダーマイヤーがミューオンを発見してから今年で81年目。21世紀に入ってようやくミューオンを使った巨大物体レントゲン写真「ミュオグラフィ」が世界で初めて実証されました。この最新技術を大阪市立科学館で世界初公開する最新装置とともに解説します。
長谷川能三
長谷川能三
齋藤吉彦
江越 航
渡部義弥
岳川有紀子
光電子増倍管 2002 物理
長谷川能三
大倉 宏
IC(集積回路) 2000 物理
2002
1992
2008
1934
2009
2000
田中氏の質量分析器 小野昌弘化学2002
放電箱 物理1992 江越 航
CCD 物理 渡部義弥2009
導電性プラスチック 化学 岳川有紀子2000
自発的対称性の破れ 物理 齋藤吉彦2008
22日(日)
29日(日)
19日(日)
23日(木・祝)
26日(日)
9日(土)
10日(日)月10
9月 月
10
月11
月12
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寄贈:住友電気工業株式会社
寄贈:筑波大学後藤研究室
(月・祝)
(スパークチェンバー)
2015
(株)TNP パートナーズ /技術顧問
http://www.geohealthinnovation.jp/
:無 料(要展示場観覧料)
営業時間:10:30~17:00 大阪市立科学館
大阪市立科学館資料で見る
湯川 秀樹Hideki Yukawa
日本人初のノーベル賞受賞者
(1907~1981)
アルフレッド・ノーベルAlfred Nobel(1833~1896)