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2016/12/13 嘱託社員就業規則 2017 年 1 月 東京濾器株式会社

嘱託社員就業規則 - roki.co.jp · 2016-12-13 · 2016/12/13 - 4 - 第1章 総則 (目的) 第1条 この就業規則(以下規則といいます)は東京濾器株式会社(以下会社といいます)に定年後再

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嘱託社員就業規則

2017年 1月

東京濾器株式会社

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社 是

品 質

信 と 和

【経営理念】

1.創業以来の社是を忘れず、予測されない社会の変化の中でも

自主独立の経営姿勢を堅持し、失敗を恐れず又お互いを責める

ことなく計画的に課題に取り組む。

2.開発、製造、販売が一体となり、緊張感に満ちたより簡素で、より

効率的で競争力のある経営体質と体制を維持する。

3.世界的に独創的な製品を創造し、得意先、仕入先、そして地域

社会の健全な発展に貢献する。

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目 次

嘱託社員就業規則

第1章 総則

第2章 人事

第3章 服務規律

第4章 勤務

第1節 労働時間、休憩、欠勤および入退場

第2節 時間外、深夜および休日勤務

第3節 休日および休暇等

第4節 配置換えおよび出張

第5章 休職

第6章 賃金および退職金

第7章 退職および解雇

第8章 安全および衛生

第9章 災害補償

第10章 表彰

第11章 懲戒

第12章 教育訓練

第13章 その他

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第1章 総則

(目的)

第1条 この就業規則(以下規則といいます)は東京濾器株式会社(以下会社といいます)に定年後再

雇用される嘱託社員の勤務、労働条件および服務規律、その他の就業に関する事項を定めたもので

す。

(嘱託社員の定義)

第2条 この規則において嘱託社員とは、正社員が定年退職後に第2章に定める手続きを経て、期間を

定めて雇用される者で、原則として1週または1箇月の所定労働時間が社員より短い者、あるいは

同一の者をいいます。

(規則遵守の義務)

第3条 会社および嘱託社員は、この規則をよく守り、お互いに協力して誠実にその勤務を遂行し、社

業の発展に努めなければなりません。

2.嘱託社員はこの規則を知らなかったということで、違反をしてはなりません。

3.上司は常に部下がこの規則を守るよう指導監督し、注意しても行われない場合は、上申しなけ

ればなりません。

第2章 人事

(採用手続き)

第4条 会社は、正社員の定年到達者で再雇用希望者が採用基準を満たし、きめられた手続を終えたと

きに、嘱託社員として採用します。

2.嘱託社員の採用に関する取り扱い基準については、「嘱託社員採用規定」に定めます。

(提出書類)

第5条 嘱託社員は、採用に際し、次の書類を提出しなければなりません。

(1)雇用契約書

(2)誓約書

(3)個人番号カード、通知カード又は個人番号が記載された住民票の写し若しくは住民票記載事

項証明書(個人番号カード又は通知カードについては提示の場合は原本の提示、送付の場合は

写しの送付による。)

(4)その他会社が必要とする書類

4.第1項(3)に定める個人番号の利用目的は次のとおり限定する。

(1)給与所得の源泉徴収票作成事務

(2)健康保険・厚生年金保険届出事務

(3)雇用保険届出事務

(4)労働者災害補償保険届出事務

(5)その他法令により定められた業務

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2.提出書類の記載事項に変更があるときは、その都度届けなければなりません。

(再雇用要件の変更)

第6条 採用の基準・手続は、個人の適正・能力及び会社の業績、経営環境、業界の動向、事業展開の

方向等により、労使間の合意の上で改定、追加、廃止等の変更を行うことがあります。

(労働契約の締結)

第7条 再雇用契約時および契約更新時の労働条件については、再雇用の要件を満たした再雇用希望者

の適正、能力・技術・勤務態度に基づく人事考課結果、健康状況、および経営環境、職場の要員状

況等を総合勘案して、会社が提示し、個別の労働契約を締結するものとします。

2.労働契約の更新は、会社が契約期間満了日の30日前迄に次期の労働条件について書面で示し、

嘱託社員の合意に基づいて行います。ただし契約内容は前回の内容と異なる場合があります。

(雇用期間)

第8条 嘱託社員の雇用期間は 1年以内とし、雇用契約書において定めます。

2.労働契約を更新する場合でも、契約期間は原則として以下に定める日を超えることはできません。

(1)平成18年4月1日~平成19年3月31日の間の60歳定年到達者

・・・・・・・63歳に到達した日の属する月の末日

(2)平成19年4月1日~平成21年3月31日の間の60歳定年到達者

・・・・・・・64歳に到達した日の属する月の末日

(3)平成21年4月1日以降の60歳定年到達者

・・・・・・・65歳に到達した日の属する月の末日

第3章 服務規律

(嘱託社員としての心構え)

第9条 嘱託社員は「社是」「経営理念」を尊び、東京濾器の社員である事を誇り持ち、明朗と和をも

って人に接し、熱意と責任をもって仕事にはげまなければなりません。

(遵守上の心構え)

第10条 嘱託社員は、次の各号を守らなければなりません。

(1)おたがい人格を重んじ、礼儀をわきまえること。

(2)仕事中は、上司の指示にしたがって行動すること。

(3)資材・動力・消耗品などを無駄につかわないこと。

(4)時間を大切にして、仕事を早く正確に行うこと。

(5)創意工夫により業務の効率をはかること。

(6)会社の設備・機械・器具などを大切に扱うこと。

(7)職場では常に整理・整頓に心掛け、また、火災などに注意すること。

(8)安全・衛生については、安全衛生規則を守り、安全衛生委員会の指示にしたがうこと。

(9)きめられた徽章をつけること。

(10)会社で貸与する被服を着用し、勤務すること。また、業務上必要なもの、もしくは、あらか

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じめ許可を受けたもの以外のものを被服につけてはならない。

(11)喫煙は休憩時間中に、定められた場所で行うこと。

(12)勤務中は無断で職場をはなれないこと。やむを得ずはなれるときは上司の許可をうけること。

(13)勤務中は雑談その他、職務以外の打合せや会合をしないこと。

(14)不真面目な態度で作業をしないこと。

(15)きめられた届出や手続を怠らないこと。

(16)出退社のときは所定の方式により、その時刻を記録し出退勤の状況を明らかにすること。

(17)外出するときは、上司の許可を受けた外出証を総務に提出し、予定時刻に帰社すること。

(18)残業、休日出勤などの命令をうけたときは、正当な理由なくして拒否しないこと。

(19)入退場のときは、許可なく必要品以外の品物を持ち込んだり持ち出したりしないこと。

(20)勤務が終わった後 30分以内に出門すること。ただし都合で会社に残るときは、所定の届出を

すること。

(21)会社で私品を造らないこと。

(22)社内で賭博や背信行為をしないこと。

(23)他の社員との間で金銭の貸し借りを行なわないこと。

(24)会社名を悪用しないこと。

(25)会社の信用や名誉を傷つける、あるいは会社に損害をあたえるようなことをしないこと。

(26)職務権限を超えた独断専行をしないこと。

(27)会社方針に対しては十分理解の上遂行しなければならないこと。

(28)会社の資材・金銭・品物・文書・帳簿などを許可なく他人に貸与したり持ち出したりしな

いこと。

(29)私事に関する金銭取引その他証書類に会社の名称を用いないこと。

(30)会社名あるいは自分の職務を利用して、金品や接待を受ける、あるいは不当な利益をはか

らないこと。

(31)会社の構内または施設内で、政治活動や宗教活動をしないこと。

(32)就業時間内および事業場内はもとより就業時間外および事業場外においても、許可なく他

の社員に対し販売活動およびそれに類似する行為を行なわないこと。

(33)許可なく演説・集会・ デモなど行わないこと。

(34)許可なく社内に貼り紙や掲示をする、または図書印刷物を配り、または落書・旗・のぼり・

懸垂幕等をかかげないこと。

(35)会社の承認を受けず在籍のまま他の会社に入社する、または公職を含め他の職に就かない

こと。

(36)自分の地位を利用して、不当な言動を行ってはなりません。

(37)その他前各号に準ずる不都合な行為をしないこと。

(入門および出門)

第11条 入門・出門は、所定の通用門を通らなければなりません。

(所持品検査など)

第12条 会社は必要に応じ、嘱託社員の入退場その他に際し、その所持品を検査し、または必要な事項

を聴取することがあります。

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2.嘱託社員は前項の所持品検査などを正当な理由なく拒むことはできません。

(電話の使用)

第13条 電話の使用にあたっては次の事項を遵守して下さい。

(1)会社の電話を私的に使用してはいけません。

(2)勤務中は携帯電話の電源を切って下さい。業務中に私的な会話をしてはいけません。

(セクシュアルハラスメントの禁止)

第14条 嘱託社員は職場の環境を悪化させるような相手方の望まない性的言動を慎み、また、その性

的言動に対する相手方の対応によって、一定の不利益を与えるような行為を行ってはなりません。

2.セクシュアルハラスメントを防止するために嘱託社員が遵守するべき事項、ならびに性的な言動

ハラスメントに起因する問題に関する雇用管理上の措置等行為については「セクシュアルハラスメン

トの防止に関わるハラスメント防止規定」に定めます。

(情報システムの使用)

第15条 嘱託社員は、情報機器の使用にあたっては別に定める「システム管理規定」に従い、情報の紛

失、破壊、改ざん、漏えいなどを防止しなければなりません。

(個人情報管理の義務)

第16条 嘱託社員は、会社の定めた「個人情報保護法規定」を遵守するとともに、取引先、顧客その他

の関係者および会社の役員、社員の個人情報を正当な理由なく開示したり、利用目的を超えて取扱

い、漏洩してはなりません。退職後においても同様とします。

(機密保持)

第17条 嘱託社員は在職中にはもとより退職後においても、会社から許可を得た場合を除き、企業の

機密である情報を社外に持ち出す、または第三者に漏洩してはなりません。機密の情報とは以下の

各号をいいます。

(1)会社の重要政策、または計画に関連する事項

(2)新製品および技術開発に関連する事項

(3)得意先(取引先)との契約、協定、または申し合わせによる事項

(4)重要会議の議事に関連する事項

(5)人事、財務に関連する事項

(6)個人情報及び特定個人情報に関する事項

(7)その他、機密の情報と認められる事項

2.別に定める「機密保持に関する規定」を守らなければなりません。

(車両管理)

第18条 車両の管理および運行にあたっては次の事項を遵守して下さい。

(1)道路交通法を遵守して安全運転をすること

(2)酒気帯び運転・飲酒運転は絶対に行わないこと

(3)会社の車両を無断で私的に使用しないこと

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(4)車両を定期的に清掃して、清潔にすること

(5)交通事故を起こした場合、または会社の車両を破損したときはただちに上司に連絡するこ

2.会社が所有する車両および通勤に使用する私有車を含む総合的車両管理については「車両管理

規定」に定めています。

(発明、考案)

第19条 嘱託社員が自己の業務に関する著作、発明、考案をした場合は、その著作権、特許権、実用新

案権等の無形財産権は、会社に帰属します。

第4章 勤務

第1節 労働時間、休憩、欠勤および入退場

(労働時間および休憩時間)

第20条 嘱託社員の就業時間割は、個別の契約書に定めます。原則として次のとおりとし、隔日短時

間勤務は原則月、水、金の勤務とします。

(1)隔日短時間勤務

始業時刻 8:30

終業時刻 17:00

休憩時刻 12:00~12:40 (昼休み)

10:00~10:10

15:00~15:10

(2)毎日フルタイム勤務

始業時刻 8:30

終業時刻 17:00

休憩時刻 12:00~12:40 (昼休み)

10:00~10:10

15:00~15:10

2.前項の労働時間は、業務上の必要その他のやむを得ない事情により始業、終業、休憩の時刻

を所定労働時間の範囲内で変更することがあります。

3.変形労働制は、嘱託社員にも準用する場合があります。ただしフレックス制度は適用除外と

します。

(休憩時間の利用)

第21条 嘱託社員は、休憩時間を社内の定められた場所で自由に利用することができます。

(出・欠勤その他の記録)

第22条 嘱託社員はタイムカード等定められた方法によって出・欠勤・遅刻・早退および深夜勤務等

の記録を取らなければなりません。

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(災害時の勤務)

第23条 会社は、災害その他やむをえない事由のある場合で、労働基準監督長の許可を受けたときは、

この規則の定めにかかわらず、必要な限度において勤務時間を延長または変更し、もしくは休日に

勤務を命じることがあります。

(時間厳守)

第24条 嘱託社員は定刻までに入門し、始業の合図とともに、ただちに仕事ができるように準備しな

ければなりません。また休憩時間後の就業についても同様です。

(遅刻・早退および私用外出)

第25条 病気・その他やむを得ない理由により遅刻、早退または私用外出する場合は、あらかじめ

その理由と職場を不在とする時間を所定の届けに記載のうえ、会社に届け出て承認を受けて下さ

い。

2.やむを得ない事情により、あらかじめ届け出ることができない場合には、出社後、速やかに

届け出て承認を受けなければなりません。

(欠勤)

第26条 欠勤するときは、その理由と予定日数を所定の届けに記載のうえ、稼働日3日前までに上

司に届出て下さい。ただし、やむを得ない事情により、あらかじめ届け出ることができない場合

には、当日の始業時間前までに総務担当へ連絡し、出社後、速やかに届け出て承認を受けなけれ

ばなりません。

2.7日以上欠勤するときは前項の届に、病気のときは医師の診断書をそえて、その他の理由に

よるときは、その説明書または理由書をそえて、提出しなければなりません。

3.許可を得ない欠勤、または正当な理由なく医師の診断書等を提出しないときは、無断欠勤と

します。

4.会社は嘱託社員が次の各号のいずれかに該当し、上司の認可を受けたときは、遅刻、早退、

欠勤とせず、出勤として取り扱います。

(1)交通機関の停止、遅着によるとき(ただし交通機関の証明ある場合に限る)

(2)災害その他やむをえない事由によると会社が認めたとき。

(入場禁止および退場)

第27条 会社は社員が次の各号のいずれかに該当するときは、その入場を禁止し、または退場させ

ることがあります.

(1)職場の風紀秩序を乱し、またはそのおそれがあるとき。

(2)火災、凶器などの危険物を所持しているとき。

(3)衛生上有害と認められるとき。

(4)酒気を帯びて出勤したとき。

(5)その他前各号に準じ就業に不都合と認められるとき。

2.前項により入場を禁止されたときは、欠勤、所定の就業時刻前に退場させられたときは早退

として扱い、賃金は支払いません。

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第2節 時間外、深夜および休日勤務

(時間外・休日労働)

第28条 嘱託社員には原則として、時間外・休日に勤務を命じることはありません。ただし業務の

都合により、所定労働時間を超え、または休日に勤務を命じることがあります。また、その労働

時間が深夜(午後10時~午前5時)におよぶことがあります。

2.前項の勤務をさせる場合は、上司の指示により30分単位で行うこととします。

3.第1項の協定にかかわらず、会社は小学校就学の始期に達するまでの子を養育する社員が請

求した場合には、所定外・時間外・休日または深夜に労働させることはありません。

4.第1項の協定にかかわらず、会社は要介護状態の対象家族の介護を行う社員が請求した場合

には、時間外・休日または深夜に労働させることはありません。

(振替休日)

第29条 業務上の必要その他のやむを得ない事情が生じた場合は、予告のうえ休日を振替えること

があります。

2.振替休日を与えられた場合、前項の勤務は休日勤務とはみなしません。

(代休)

第30条 所定休日に勤務した場合、他の労働日をその休日勤務した日の代休として取得することが

できます。

2.業務の都合により一定期間に前項の代休を取得できないときは、休日に勤務したその日を休

日労働として取り扱います。

第3節休日及び休暇等

(休日)

第31条 嘱託社員の休日は、個別の雇用契約書により定めます。

2.日曜日を法定休日とします。

(休日の変更)

第32条 休日は、業務の都合によりやむを得ない場合に、他の日に変更することがあります。

(休暇の種類)

第33条 休暇の種類は次の通りとします。

(1)年次有給休暇 (有給休暇)

(2)特別休暇 (有給、または無給休暇)

(3)産前産後の休暇 (無給休暇)

(4)生理休暇 (無給休暇)

(5)育児休業 (無給休暇)

(6)介護休業 (無給休暇)

(7)子の看護休暇 (無給休暇)

(8)介護休暇 (無給休暇)

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(年次有給休暇)

第34条 年次有給休暇は毎年4月1日を基準日として付与します。ただし前年度の所定労働日数の

8割以上出勤した場合とします。

2.年次有給休暇を取得した日については所定労働時間に対する通常の賃金を支払うものとしま

す。

3.詳細は年次有給休暇規定に定めます。

4.定年前の勤続期間は通算します。

(年次有給休暇の請求)

第35条 嘱託社員が年次有給休暇をとるときは、所定の届けに記載し、原則としてその稼働日3日

前までに請求しなければなりません。

2.前項の請求する日に休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては時季を変

更させることがあります。

3.欠勤した日を有給休暇に振替えることを申請したときは、事情によって許可することがあり

ます。

4.前項にかかわらず、無届けのまま欠勤したとき、病気その他やむを得ない事情により欠勤し

たと認められない場合は、振替を認めません。

(年次有給休暇の有効期間)

第36条 年次有給休暇は権利発生後2年間有効に存続するものとし、その間に取得できなかった場

合は失効します。

(計画年休)

第37条 労働基準法の定める労使協定を締結した場合は、当該労使協定の定めるところにより、計

画的に年次有給休暇を取得しなければなりません。

2.前項の協定が締結された場合、会社は年次有給休暇の請求の有無にかかわらず、当該協定の

定めるところにより年次有給休暇(計画休暇)の取得の請求があったものとみなします。ただし、

最低でも5日間は本人の意思で取得できるように残します。この5日間には前年度からの繰り越

し分も含めます。

3.年次有給休暇を計画年休の必要な日数を有しない者については、計画年休に必要な日数を特

別休暇として与えます。特別休暇の付与は当該労使協定に定めます。

4.計画年休として予定されている年休日数は、自己の都合で使用することはできません。使用

すると欠勤扱いになります。

5.次に掲げる嘱託社員については、計画年休に関する規定は適用しません。

(1)計画年休の期間中に退職することが予定されている者

(2)計画年休の期間の開始前に退職することが予定されている者

(3)本規則の定めにより、休職または休業中の者

(4)その他、計画年休の規定を適用しないことが適当と思われる者

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(特別休暇)

第38条 嘱託社員が次の各号の一に該当するときは、特別休暇を受けることができます。

(1)本人が結婚するとき 5日

(2)子女の結婚 1日

(3)配偶者が出産するとき 3日

(4)実父母・配偶者・子が死亡したとき 4日

(5)祖父母・兄弟・姉妹および配偶者の父母が死亡したとき 2日

(6)前3号・4号の理由によって帰郷するとき:その最小限の日数

(7)裁判員候補者もしくは裁判員等に選任されたとき

裁判所に出頭するために必要な日数

(8)選挙権その他公民としての権利を行使するとき

会社が必要と認めた日数

(9)証人、または参考人等として官公庁より公用出頭を命ぜられたとき

会社が必要と認めた日数

(10)その他会社が特に必要と認めた場合 会社が必要と認めた日数

2.1号から7号までは有給とします。8号から10号まではその事情を勘案して決定します。

(特別休暇の請求)

第39条 特別休暇を受けようとするときは、原則として、所定の届けに記載し、その稼働日3日前

までに請求しなければなりません。

2.やむを得ない事情により、あらかじめ届け出ることができない場合には、出社後、速やかに

届け出て承認を受けなければなりません。

3.特別休暇の日数は、原則として、休日を除いた継続日とします。但し(3)号については出

産日から10日以内を期限として継続日でなく通算して所定日まで取得することができます。

4.嘱託社員が1項の手続を怠った場合は無断欠勤して処理し、特別休暇を認めないことがあり

ます。

(生理休暇)

第40条 生理日に就業が著しく困難な女性嘱託社員が休暇を請求した場合、会社は、必要な日数の

休暇を与えます。

2.生理休暇を受けようとする嘱託社員は、事前または事後速やかに届け出てください。

3.生理休暇を取得した場合は、賃金は支給しません。

(育児休業等)

第41条 子を養育する嘱託社員が育児のため申し出た場合、会社は、育児休業、育児短時間勤務お

よび子の看護休暇の措置を与えます。

2.育児休業および子の看護休暇を取得した場合は賃金を支給しません。また、育児短時間勤務に

より短縮した時間分はその期間中の賃金を減額します。

3.育児休業、育児短時間勤務および子の看護休暇の期間、対象者、手続き等必要な事項につい

ては、「育児休業規定」に定めます。

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(育児時間)

第42条 会社は生後1年に満たない子を育てる嘱託社員から請求があったときは、所定の休憩時間

のほかに、1日につき2回各30分あるいは、1日1回60分を限度として育児時間を与えます。

2.育児時間はその取得時間分は賃金を支給しません。

(介護休業等)

第43条 介護を必要とする家族を有する嘱託社員が申し出たときには、介護休業、介護短時間勤務

および介護休暇の措置を与えます。

2.介護休業および看護休暇を取得した場合は賃金を支給しません。また、介護短時間勤務によ

り短縮した時間分はその期間中の賃金を減額します。

3.介護休業の対象者、対象家族および手続き等、必要な事項については、「介護休業規定」に

定めます。

第4節 配置換えおよび出張

(配置転換)

第44条 会社は都合で職場の変更、または他の事業所へ転勤させることがあります。

2.前項の場合、正当な理由がなければ、これを断ることはできません。

3.転勤を命じられた者は、発令の日までに赴任しなければなりません。ただし、業務の都合に

より、会社の許可を受けた場合はこの限りではありません。

(出向、海外駐在)

第45条 仕事の都合で、嘱託社員を他の会社へ出向させることおよび海外の当社現地法人または支

店に駐在させることがあります。

2.出向に関する事項の詳細は「出向規定」、海外駐在に関する事項の詳細は「海外勤務者規定」

に定めてあります

(出張)

第46条 会社は、業務上必要ある場合に、嘱託社員に対し出張を命ずることがあります。

2.出張は、所定労働時間を勤務したものとみなします。ただし、会社が別段の指示をした場合は

この限りではありません。

(旅費)

第47条 出張旅費の支給については、別に定める「旅費規定」によります。

第5章 休 職

(休職の適用)

第48条 嘱託社員が次の各号の一に該当したときは休職とします。

(1)仕事以外で生じた傷病にて、休職する場合は「私傷病休職規定」に定める。

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なお、休職期間終了後も復帰の見込みがない場合には、休職を認めない場合があります

(2)全各号のほか、特別の事情があって休職させることを必要と認めた時

(休職期間)

第49条 休職の期間は次のとおりとします。

(1)前条(1)の場合 【契約期間満了まで】

(2)前条(2)の場合 【指示期間】

2.前条1号によって復職後、再び同一または類似の事由により欠勤した場合は前後の期間は通算

します。

3.休職期間中は賃金を支払いません。

4.休職期間は勤続年数に算入しません。

5.休職期間中に発生した社会保険料の本人負担分は、翌月末日までに返金しなければなりません。

(休業中の連絡)

第50条 嘱託社員は、欠勤および休職等により長期にわたり休業した場合は、少なくとも月1回そ

の状況を会社に報告しなければなりません。

2.前項の休業のうち、その原因が傷病である場合は、医師の診断書を添えなければなりません。

(復職)

第51条 会社は休職期間が満了するまでに休職事由が消滅したと認められた場合は復職を命じます。

2、前項の規定によらず、私傷病による休職についてはその40日前までに復職を願い出て、会

社の指定する医師により休職事由が消滅したと認めた場合に限り、復職を命じます。

ただし、身体の条件その他を考慮し、別の職務、職場につけることがあります。ただし、当該社

員が復職の許可取得後に復職のための要件を満たさなくなったときは、復職時期の決定を取り消

すものとします。

3.会社は原則として休職前の職務、職場に復職させます。

4.休職者が休職期間満了までに復職できないときは退職するものとします。ただし特別の事情

があれば休職期間を延長することがあります。

第6章 賃金および退職金

(賃金)

第52条 嘱託社員の賃金については「賃金規定」に別に定めます。ただし、基本給については個

別の雇用契約書により定めます。

(昇給)

第53条 嘱託社員は昇給を行いません。

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(退職金)

第54条 嘱託社員には退職金を支給しません。

(報奨金)

第55条 会社は嘱託社員の契約期間内の人事考課において標準以上の成果を残した者に対して報奨金

を支給する場合があります。

2.報奨金の金額については会社への貢献度によってその都度、取締役会にて決定し、4・10月度

に支給給与にて支給します。

3.報奨金は、業務内容によっては支給しない場合があります。

(退職特別功労金)

第56条 在任中に会社に著しく功労した嘱託社員が退職する場合には、退職特別功労金を支給する

場合があります。

(慶弔見舞金)

第57条 嘱託社員に対する慶弔見舞金の支給については、別に定める「慶弔金見舞金規定」によります。

第7章 退職および解雇

(退職基準)

第58条 嘱託社員が次の各号の一に該当するときは、それぞれ定める日をもって退職とします。

(1)死亡したとき 【死亡日した日】

(2)契約更新時に定められた基準を満たさないとき【契約期間の最終日】

(3)契約期間が満了し、契約更新が行われないとき【契約期間の最終日】

(4)退職を願い出て受理されたとき 【会社が退職日と認めた日】

(5)休職期間が満了しても、すぐに会社に復しないとき【契約期間の最終日】

(6)役員に就任したとき 【就任の前日】

(7)行方不明となって30日が経過した場合 【音信を絶ったときから30日目】

(8)打切り補償を受けたとき 【定めた期日】

(9)解雇されたとき 【会社が解雇を通知した日】

(依願退職)

第59条 退職を希望するときは、遅くとも1箇月前までに、上司をとおして退職願を提出し、許可

のあるまで仕事をつづけなければなりません。ただし、やむを得ない事情があるときは、この限

りではありません。

(解雇基準)

第60条 次の各号の一に該当するときは解雇とします。

(1)仕事の能力が非常に劣っている、または勤務成績・勤務態度が悪く改善の見込のない場

合、あるいは不都合な行為があったとき

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(2)精神上または肉体上の故障によって、仕事をすることが無理であると判断されたとき、

または身体が弱いとか、老衰のため仕事をすることが無理であると判断されたとき

(3)協調性を欠き、他の社員の業務遂行に悪影響を及ぼす場合

(4)懲戒解雇または諭旨解雇が適用されたとき

(5)やむを得ない会社の都合によるとき、会社経営上やむをえない都合により事業の縮小ま

たは廃止をするとき

(6)その他前各号に準ずると認められるとき

(解雇の予告)

第61条 懲戒解雇をのぞき、解雇する場合は30日前に予告します。予告をしないときは、平均賃

金の30日分を支給して即日解雇とします。ただし、社員の責に帰すべき事由に基づいて解雇す

る場合、または天災事変その他やむを得ない事由により事業の継続が困難となった場合で、行政

官庁の許可を受けたときは解雇予告手当を支払いません。

2.前項の予告期間を短縮するときは、短縮した日数 1 日につき平均賃金の 1 日分を予告手当と

して支払います。

(解雇制限)

第62条 嘱託社員が業務上の負傷または疾病により欠勤する期間、ならびに産前産後の休暇により

欠勤する期間、およびその後30日間は解雇しません。

2.前項にかかわらず、次の場合はこの限りではありません。

(1)療養開始後3年を経過して、労働者災害補償給付の傷病補償年金の支給を受ける場合、

または、会社より打ち切り補償を受ける場合

(2)天災事変その他やむを得ない事由のため事業の継続が困難となった場合で行政官庁の認

定を受けた場合

(貸付金品の返還返納)

第63条 嘱託社員が退職するとき、または解雇されたときは、健康保険証・社員証・名札・被服・徽

章その他会社から借りている金品は、すぐに返さなければなりません。

2.退職者等は業務に関して入手した資料などを会社に返納しなければなりません。

3.嘱託社員が離職し本人または遺族等から請求があった場合は、社員の身分を喪失した翌日か

ら7日以内に、その者の権利に属する金品はこれを支払います。ただし、金品に関して係争のあ

る場合は意義のない部分を支払います。権利者の順位は法令の定めるところによります。

(競業避止義務)

第64条 嘱託社員は、在職中はもとより、退職後においても2年間は、会社の許可を得ずに以下の

行為を行ってはなりません。

(1)会社と競業する事業を行っている他社に就職すること

(2)競業する事業の設立に関与すること、または自ら営むこと

(3)会社の顧客を収奪すること

(4)会社に勤務する社員の引き抜き行為をすること

2.嘱託社員が在職中に前項に定める義務に違反する行為をした場合は、情状により懲戒処分を

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行います。

第8章 安全および衛生

(安全および衛生の向上)

第65条 嘱託社員は、会社が行う安全衛生に関しての措置に協力して、安全の確保と、健康の保持

増進に努めてください。

(安全衛生委員会)

第66条 会社は安全衛生の向上をはかるため、安全衛生委員会を設けてあります。

2.嘱託社員は安全衛生委員会の指示に従わなければなりません。

(安全基準)

第67条 嘱託社員は、災害防止のために次の各号を守らなければなりません。

(1)常に職場を整理整頓すること

(2)災害防止のため、必要な保護具の使用を怠らないこと

(3)安全装置・消火設備その他災害防止施設を許可なく除去変更しないこと

(4)運転中の機械にはとくに注意すること

(5)定められた場所以外で火気を使用し、または喫煙しないこと

(6)火気を使用したときは、確実に残火の始末をすること

(7)危険物の取扱いにはとく注意すること

(8)廃棄物は定められた場所に捨てること

(9)危険作業については、とくに諸機械・器具などの点検を怠らないこと

(10)立入禁止場所には、みだりに立ち入らないこと

(11)危険予防のため定められた表示・標識に注意すること

(12)その他危険行為または安全を害する行為に及ばないこと

2.嘱託社員は、保健衛生のために次の事項を守ってください

(1)常に職場の清潔に努めること

(2)廃棄物・汚物は定められた場所に捨てること

(3)作業により定められた衛生上必要な保護具などは必ず使用すること

(4)衛生に関する設備を取りはずさないこと

(5)その他衛生に有害な行為に及ばないこと

(健康診断)

第68条 会社は毎年定期に、社員の健康診断を行います。嘱託社員は定期健康診断(ストレスチェ

クを含む)を必ず受けてください。

2.前項のほか必要なときは、嘱託社員の全部または一部に、臨時に健康診断あるいは予防接種

を行うことがあります。

3.深夜業従事者に対しては6箇月ごとに健康診断を行います。

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4.前各項の健康診断あるいは予防接種は、正当な理由なくして拒むことはできません。ただし、

健康診断を他の医院等で受けて、その結果を提出したときはこの限りではありません。

5.第1項の健康診断の結果、業務上の事由による脳および心臓疾患にかかわるいずれの項目に

も異常の所見があると診断されたときに、請求により二次健康診断を受診することができます。

6.健康診断の結果で「要精密検査」となった者は、精密検査を受けなければなりません。その費用

は自己負担とします。精密検査の結果は、会社に報告する義務があります。

7.ストレスチェクの結果については社員に直接通知します

(特殊健康診断)

第69条 政令で定める有害な業務に従事する嘱託社員に対し、厚生労働省令で定めるところにより、

医師による特別の項目についての健康診断を行ないます。

2.特殊健康診断は、正当な理由なくして拒むことはできません。

(服務制限)

第70条 次の各号に該当する嘱託社員は、健康に注意する必要があるとみなして仕事の制限をする、

または配置換え・治療・そのほか衛生上必要な措置をとることがあります。

(1)ツベルクリン反応の陽性化後1年以内の社員

(2)病気にかかったり、身体が弱かったりして保護が必要な社員

(3)妊産婦

(4)健康診断の結果必要と認められる者

2.会社は前項の措置を取る場合、本人の承諾を得て所属長へ必要最低限の情報を開示すること

があります。

(病人の就業禁止)

第71条 会社は、次の各号に該当する嘱託社員については、その就業を禁止します。

(1)病毒伝ぱのおそれのある伝染病にかかった者(結核等)

(2)心臓、腎臓、肺等の疾病で労働のため病勢が著しく憎悪するおそれのある疾病にかかっ

た者

(3)前各号に準ずる疾病で厚生労働大臣が定める疾病にかかった者

(4)前各号の他、感染症法等の法令に定める疾病にかかった者

(5)前各号の他、当該嘱託社員の心身の状況が業務に適しないと会社が判断した者

2.前項4号の疾病が、嘱託社員の家庭または住所の付近に発生したときは、すぐにそのことを

会社に届出て、会社の指示に従わなければなりません。

3.第1項の就業の禁止の間は賃金を支払いません。

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第9章 災害補償

(災害補償)

第72条 嘱託社員が、業務上の事由又は通勤により負傷し、疾病にかかり、又は死亡した場合は、

労働基準法及び労働者災害補償保険法に定めるところにより、災害補償を行います。

第10章 表彰

(表彰対象)

第73条 会社は次の各号に該当する嘱託社員、または嘱託社員を含む団体に対し、これを表彰します。

(1)永年勤続者

(2)勤務成績が優秀で他の模範となる社員

(3)名誉となり、また社員の模範となる功績・善行・功労のあった社員

(4)有益な発明または改善提案をした社員

(5)その他災害の予防に力をつくし、また災害の起きた際に特に功労のあった社員

(6)特に表彰すべきであると認められた社員

(表彰の方法)

第74条 表彰の方法については、「表彰規定」を別に定めてあります。

第11章 懲戒

(懲戒の種類)

第75条 懲戒の種類はつぎのとおりとします。

(1)訓戒

(2)譴責

(3)減給

(4)出勤停止

(5)解職

(6)諭旨解雇

(7)懲戒解雇

(懲戒の方法)

第76条 懲戒は次の方法により行います。

(1)訓戒は、情状酌量して所属長の訓戒に止めます。

(2)譴責は、始末書を取り将来をいさめます。

(3)減給は、始末書を取り、1回について平均賃金の半日分以内を減給します。ただし、その総

額において当該支払い期の総収入に対し10分の1を超えることはありません。

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(4)出勤停止は、始末書を取り、14日以内出勤を停止し、その間賃金を支給しません。

(5)諭旨解雇は、その旨を諭し予告手当を支給し、即時解雇します。

(6)解職は、始末書を取り、役職を解きます。

(7)懲戒解雇は、予告期間を設けることなく即時解雇します。この場合、所轄労働基準監督署

長の認定を受けたときは、予告手当を支給しません。

(訓戒)

第77条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は訓戒に処します。

(1)正当な理由なくして所属長の命に従わないとき

(2)就業規則に定める各条項に違反したとき

(3)その他、訓戒に相当すると認められる行為があったとき

(譴責)

第78条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は譴責に処します。

(1)訓戒3回に及び、未だ改悛の情認め難いとき

(2)勤務時間中、会社の業務以外の仕事に従事したとき

(3)勤務怠慢と認めたとき

(4)出勤常ならざるとき

(5)会社の物品を私用に使用したとき

(6)正当な理由なく持ち物検査を拒んだとき

(7)許可なく、又は正当な理由なく就業後、みだりに会社に止まり所属長の注意に従わないと

(8)賭博等風紀、その他職場規律を乱したとき

(9)性的な言動によって他人に不快な思いをさせる行為、職場環境を乱す行為およびそれに準

ずる行為をしたとき

(10)勤務時間中に職場を離脱して職務を怠り、職務の運営に支障を生じさせたとき

(11)事実を捏造して虚偽の報告をおこなったとき

(12)前条の情状の重いもの

(13)その他、譴責に相当すると認められる行為があったとき

(減給)

第79条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は減給にします。

(1)譴責3回に及び、未だ改悛の情認め難いとき

(2)正当な理由なく8無断欠勤連続3日以上に及ぶとき

(3)会社に不測の損害を与えたとき

(4)会社の設備、機械若しくは器具等を破壊し、又は災害・傷害等の事故を発生させたとき

(5)会社の信用を失墜せしめた行為があったとき

(6)会社の名義を濫用し、迷惑を及ぼしたとき

(7)業務について虚偽の事項を申告し、又は業務上の誤りを隠したとき

(8)正規の手続を経ずに会社の物品を持ち出したとき

(9)正規の手続を経ずに会社の情報を持ち出したとき

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(10)職務を利用し、他より不正に金品を借用したとき

(11)職務上に関し、不正の饗応を要求し、又は約束したとき

(12)職務怠慢にして事故を起こしたとき

(13)正当な理由なくしばしば欠勤、遅刻、早退をするなど勤務を怠ったとき

(14)会社の秩序を乱し社員を混乱に陥れるような流言飛語を行なったとき

(15)上司、同僚、部下に対する暴言により職場の秩序を乱したとき

(16)前条の情状の重いもの

(17)その他、減給に相当すると認められる行為があったとき

(出勤停止)

第80条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は出勤停止にします。

(1)減給3回に及び、未だ改悛の情認め難いとき

(2)正当な理由なく無断欠勤連続5日以上に及ぶとき

(3)他の社員の業務に支障を与えるような性的関心を示したり、性的な行為をしたとき

(4)前条の情状の重いもの

(5)その他、出勤停止に相当すると認められる行為があったとき

(解職)

第81条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は解職に処します。

(1)出勤停止2回に及び、未だ改悛の情認めないとき

(2)職務上の位を利用し、不正な行為を行ったとき

(3)円滑な職務行為を妨げる、または職場の環境を悪化させるような相手方の望まない性的

言動を行い、また、その性的言動に対する相手方の対応によって、一定の不利益を与え

るような行為を行ったとき

(4)会社の職制を誹謗中傷し、もしくは不当に反抗したとき

(5)前条の情状の重いもの

(6)その他、解職に相当すると認められる行為があったとき

(諭旨解雇)

第82条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は諭旨解雇に処します。

(1)給与、その他会社の支払いに関し、不正を図ったとき

(2)未決事項を相手に通じ、会社に損害を与えたとき

(3)前条の情状の重いもの

(4)その他、諭旨解雇に相当すると認められる行為があったとき

(懲戒解雇)

第83条 嘱託社員が次の各号の一に該当する場合は懲戒解雇に処します。

(1)故意、過失により、会社の設備、機械・器具を破壊し、又は重大なる災害・傷害等の事

故を発生させたとき

(2)故意、過失により、安全装置若しくは消火装置を取り除き、又は破損せしめてその効力

を失わせたとき

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(3)職務上の地位を利用して、不正手段をもって金品を取得し、又は他人に取得をせしめた

とき

(4)正当な理由なく無断欠勤連続14日以上に及ぶとき

(5)職務上の地位を利用して、他の社員に交際を強要したり、性的関係を強要するなどの行

為およびそれに準ずる行為を行ったとき

(6)職場のパソコンを、会社規程その他の指示に反して使用し、コンピューターウイルス等

に感染させるなどして業務の運営に支障を生じさせた場合、又はその職務に関連しない

不正な目的で使用し、業務の運営に支障を生じさせ、会社の運営に重大な損害を与えた

とき

(7)会社の内外を問わず、同僚を脅迫、暴行、その他これに類する行為を行い、他人を苦し

めたとき

(8)職務上の地位を利用して、部下を抑圧した上で暴行又は脅迫行為をしたとき、又は嫌が

らせ行為等を執拗に繰り返したことにより相手が強度の心的ストレスの重責による精神

疾患にかかったとき

(9)会社の機密を漏洩し、重大な損害を与えたとき

(10)個人情報及び特定個人情報等を故意または、重大な過失にて漏洩させたとき

(11)自分の経歴を偽る、またはその他不正な手段で入社したとき

(12)会社の許可又は命令ではなく、在籍のまま他の会社若しくは団体に採用されたとき

(13)会社の金品を盗みだしたとき

(14)公務員等に贈賄行為を行ったとき

(15)正当な理由なく、業務の遂行を著しく阻害したとき

(16)正当な理由なく、会社が命じる転勤、配置転換、職種変更、出向、昇進を拒んだとき

(17)刑法、その他の法令に定める刑罰に相当する行為があったとき

(18)前条の情状の重いもの

(19)その他、懲戒解雇に相当すると認められる行為があったとき

(監督責任)

第84条 嘱託社員が懲戒処分に該当する行為を行った場合は、情状により、その管理監督者を懲戒

することがあります。

(損害賠償)

第85条 嘱託社員が故意、過失により、会社に損害を与えたときは、その全部又はその一部を賠償

させることがあります。ただし、これによって 懲戒処分を免れるものではありません。

(情状酌量)

第86条 懲戒処分に該当する場合でも情状によって酌量し、処分を軽減することがあります。

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第12章 教育訓練

(教育訓練の実施)

第87条 会社は、嘱託社員に実施する教育訓練で当該社員が従事する職務の遂行に必要な能力を付

与するものについては、職務内容が同一の嘱託社員に対して、正社員と同様に実施します。

2.会社は、前項のほか、嘱託社員の職務内容、成果、能力、経験等に応じ教育訓練を実施しま

す。

第13章 その他

(提出書類)

第88条 嘱託社員は、会社が行なう雇用管理に必要な書類およびその他会社が指示した書類を提出

しなければなりません。

2.会社は、雇用管理情報を取り扱うに当たっては、利用目的の範囲内において行うものとしま

す。

3.雇用管理に関する個人情報の適正な取扱い、保護を図ることを目的として「雇用管理に関す

る個人情報保護細則」を定めます。

(付則)

第89条 本規則は、2010年4月 1日より改定し、施行します。

2.本規則は、2013年4月 1日より改定し、施行します。

3.本規則は、2015年10月 1日より改定し、施行します。

4.本規則は、2017年1月 1日より改定し、施行します。