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アジア開発銀行 豊かでインクルーシブ、災害等のショッ クに強靭で持続可能なアジア・太平洋 地域への投資 20197

アジア開発銀行アジア開発銀行 豊かでインクルーシブ、災害等のショッ クに強靭で持続可能なアジア・太平洋 地域への投資 2019年7月

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  • アジア開発銀行

    豊かでインクルーシブ、災害等のショックに強靭で持続可能なアジア・太平洋地域への投資

    2019年7月

  • 概要

    信用の基盤

    資金調達業務

    グリーン・ボンド・フレームワーク

    付録2

  • ADBとは

    • 創設年:1966年• 国際開発金融機関• 本部所在地:フィリピン、マニラ• 現地事務所数:31• 職員数:3,381、職員国籍数:603

  • ビジョン

    極度の貧困を撲滅する取り組

    みを続けながら、豊かでインク

    ルーシブ、災害等のショックに

    強靭で持続可能なアジア・太平

    洋地域を実現する

    ビジョン • アジア・太平洋地域には未だに世界の最貧困層の約40%が居住1

    • 必要なインフラの整備には2030年まで毎年1兆7,000億ドルが必要

    • 気候変動、環境負荷と自然災害のリスクが最も高い世界10カ国のうち、7カ国がADBの

    開発途上加盟国

    アジアの貧困問題

    4

    1 極度な貧困は、2011年の購買力平価で1日1.90ドル以下の生活費と定義される。世界銀行. PovcalNet. http://iresearch.worldbank.org/PovcalNet/home.aspx.

  • 5

    ガバナンスと組織力の強化 地域協力と統合の推進

    今なお残る貧困と不平等への対処

    ジェンダーの平等の促進 気候変動への対応、気候変動や災害に強い社会の構築、環境の持続可能性の向上

    2030年までに約定済み案件の少なくとも75%にジェンダーの平等の要素を盛り込む

    2030年までに約定済み案件の75%以上に気候変動・防災対策を盛り込む。2019年から2030年までの期間にADB自身の財源から累積で800億ドルの気候変動対策を実施する。

    民間セクター業務の

    拡大

    開発資金の触媒と動員 知識サービスの強化

    2030年までに民間部門向け投融資1ドルにつき、2.5ドルの協調融資を動員する

    農村開発と食糧安全

    保障の促進より暮らしやすい

    都市づくり

    ストラテジー2030業務上の優先課題

  • より暮らしやすい都市づくり

    農村開発と食糧安全

    保障の促進

    ガバナンスと組織力の強化

    今なお残る貧困と不平等への対処

    ジェンダーの平等の促進

    気候変動への対応、気候変動や災害に強い社会の構築、環境の持続可能性の向上

    地域協力と統合の推進

    6

    ADBの戦略や政策は、国連総会で採択された17の持続可能な開発目標(SDGs)に沿うものです。

    持続可能な開発目標(SDGs)に対応する業務上の優先課題

  • 7

    加盟国による強い支持

    出資比率1 出資比率1

    非借入加盟国 格付け2 2018 借入加盟国 格付け2 2018

    日本 A1/A+ 15.6% 中国 A1/A+ 6.4%

    米国 Aaa/AA+ 15.6% インド Baa2/BBB- 6.3%

    オーストラリア Aaa/AAA 5.8% インドネシア Baa2/BBB 5.4%

    カナダ Aaa/AAA 5.2% マレーシア A3/A- 2.7%

    韓国 Aa2/AA 5.0% フィリピン Baa2/BBB+ 2.4%

    ドイツ Aaa/AAA 4.3% パキスタン B3/B- 2.2%

    フランス Aa2/AA 2.3% タイ Baa1/BBB+ 1.4%

    英国 Aa2/AA 2.0% バングラデシュ Ba3/BB- 1.0%

    イタリア Baa3/BBB 1.8% その他 5.3%

    ニュージーランド Aaa/AA 1.5%

    その他 7.7%

    27カ国合計 66.8% 40カ国合計 33.2%

    小数点以下の処理により合計と一致しない場合がある。1 12月31日時点の応募済資本総額に対する割合。2 ムーディーズおよびスタンダード・アンド・プアーズの格付けは2019年6月24日時点のもの(出所:ブルームバーグ)3 2019年3月11日にニウエがADBに加盟した。

    加盟国数:683、うち域内加盟国は49

    Sheet1

    出資比率1% Shareholdings1出資比率1% Shareholdings1

    非借入加盟国格付け2201820122011201020092008借入加盟国格付け2201820122011201020092008

    日本A1/A+15.6%15.6%15.7%17.7%14.2%15.6%中国A1/A+6.4%6.4%6.5%7.3%5.9%6.4%

    米国Aaa/AA+15.6%15.6%15.7%6.6%5.3%5.8%インドBaa2/BBB-6.3%6.3%6.4%7.2%5.8%6.3%

    オーストラリアAaa/AAA5.8%5.8%5.8%5.9%4.8%5.2%インドネシアBaa2/BBB5.4%5.4%5.2%6.2%5.0%5.4%

    カナダAaa/AAA5.2%5.2%5.3%5.9%14.2%15.6%マレーシアA3/A-2.7%2.7%2.7%3.1%2.5%2.7%

    韓国Aa2/AA5.0%5.0%5.1%5.7%4.6%5.0%フィリピンBaa2/BBB+2.4%2.4%2.4%2.7%2.2%2.4%

    ドイツAaa/AAA4.3%4.3%4.3%4.9%3.9%4.3%パキスタンB3/B-2.2%2.2%2.2%2.5%5.9%2.2%

    フランスAa2/AA2.3%2.3%2.3%2.6%2.1%2.3%タイBaa1/BBB+1.4%1.4%1.4%1.5%3.7%1.4%

    英国Aa2/AA2.0%2.0%2.1%2.3%1.9%2.0%バングラデシュBa3/BB- 1.0%1.0%1.0%1.2%2.8%1.0%

    イタリアBaa3/BBB1.8%1.8%1.8%2.1%1.6%1.8%その他5.3%5.4%5.4%5.8%5.4%5.3%

    ニュージーランドAaa/AA1.5%

    その他7.7%1.5%1.5%1.7%1.4%1.5%

    27カ国合計66.8%59.3%59.5%56.8%54.0%59.2%40カ国合計33.2%33.2%38.1%37.5%39.1%33.2%

    小数点以下の処理により合計と一致しない場合がある。

    1 12月31日時点の応募済資本総額に対する割合。

    2 ムーディーズおよびスタンダード・アンド・プアーズの格付けは2019年6月24日時点のもの(出所:ブルームバーグ)

    3 2019年3月11日にニウエがADBに加盟した。

    Sheet2

    非借入借入

    ブルネイ0.352アフガニスタン0.034

    香港(中国)0.545アルメニア0.298

    シンガポール0.34アゼルバイジャン0.445

    台湾1.089ブータン0.006

    オーストリア0.34カンボジア0.049

    ベルギー0.34クック諸島0.003

    デンマーク0.34フィジー諸島 0.068

    フィンランド0.34グルジア0.341

    アイルランド0.34カザフスタン0.806

    ルクセンブルク0.34キリバス0.004

    オランダ1.026キルギス0.299

    ノルウェー0.34ラオス0.014

    ポルトガル0.113モルジブ0.004

    スペイン0.34マーシャル諸島0.003

    スウェーデン0.34ミクロネシア0.004

    スイス0.584モンゴル0.015

    トルコ0.34ミャンマー0.545

    ナウル0.004

    7.449ネパール0.147

    日本15.607パラオ0.003

    米国15.607パプアニューギニア0.094

    オーストラリア5.786サモア0.003

    カナダ5.231ソロモン諸島0.007

    韓国5.038スリランカ0.58

    ドイツ4.326タジキスタン0.286

    フランス2.328東ティモール0.01

    英国2.042トンガ0.004

    イタリア1.807トルクメニスタン0.253

    ニュージーランド1.536ツバル0.001

    66.76ウズベキスタン0.674

    バヌアツ0.007

    ベトナム0.341

    5.352

    7.449中国6.444

    インド6.331

    インドネシア5.446

    マレーシア2.723

    フィリピン2.383

    パキスタン2.178

    タイ1.362

    バングラデシュ1.021

    33.24100.00

    10066.76

    Sheet3

  • 8

    堅実な資産構造

    ADBは1966年以降、5回の一般増資を実施しています

    請求払い資本はADB債券の所有者を保護するために請求できる資本です

    ADBはこれまで請求払い資本の請求を行ったことがありません

    2019年3月31日時点のADBの資本構造

    -10.0

    10.0

    30.0

    50.0

    70.0

    90.0

    110.0

    130.0

    150.0

    1971 1976 1983 1994 2008Mar-19

    GCI-I1.0

    GCI-II3.7

    GCI-III11.5

    GCI-IV30.2

    GCI-V前54.9

    GCI-V147.7

    単位:10億ドル

    請求払い資本 払込済資本

    ADBの資本基盤の増強

    単位:10億ドル

    払込済資本 7.4

    請求払い資本 140.3

    応募済資本 147.7

  • 概要

    信用の基盤

    資金調達業務

    グリーン・ボンド・フレームワーク

    付録9

  • 2018年の業務概要

    • 215億8,000万ドル:融資、グラント等• 2億4,100万ドル:技術協力• 140億ドル:協調融資

    358億2,000万ドル

    投融資総額

    10

  • 地域別支援額

    80億2,000万ドル中央・西アジア

    109億ドル南アジア

    113億9,000万ドル東南アジア

    41億4,000万ドル東アジア

    5億3,000万ドル太平洋

    358億2,000万ドル

    2018年の投融資総額

    8億4,000万ドル域内複数国

    11

    • アジア・太平洋地域に特化• 小規模経済国への配慮• 域内全体および各地域での協力

    の推進

    • 国内債券市場の開発

  • 12

    国別融資承認額

    合計 – 2,838億ドル

    OCRの通常融資および譲許的融資の累計額(2019年3月末現在)

    インドネシア$37,297 mn

    パプアニューギニア$2,844 mn

    フィジー諸島$524 mn

    ナウル$5 mn

    ミクロネシア連邦$84 mn

    マーシャル諸島$93 mn

    域内複数国向け$631 mn

    韓国$6,338 mn

    中国$40,534 mn

    タイ$7,336 mn

    マレーシア$1,998 mn

    ラオス$1,794 mnインド

    $45,537 mn

    スリランカ$9,586 mn

    パキスタン$31,303 mn

    ネパール$5,007 mn

    アフガニスタン$956 mn

    カザフスタン$5,057 mn

    ウズベキスタン$7,629 mn

    モンゴル$2,414 mn

    アゼルバイジャン$4,177 mn

    香港(中国)$102 mn

    シンガポール$181 mn

    フィリピン$18,992 mn

    ベトナム$16,741 mn

    台湾$100 mn

    バングラデシュ$22,223 mn

    カンボジア$2,807 mn

    ジョージア$2,748 mn

    モルジブ$158 mn

    ブータン$538 mn

    ミャンマー$3,213 mn

    クック諸島$102 mn

    アルメニア$1,486 mn

    パラオ$85 mn

    トルクメニスタン$625 mn

    キルギス$1,287 mn

    東ティモール$272 mn

    タジキスタン$497 mn

    キリバス$35 mn

    サモア$191 mn

    ソロモン諸島$123 mn

    トンガ$69 mn

    ツバル$8 mn

    バヌアツ$98 mn

    凡例:

    $0 - $500 million $5,001 - $10,000 million

    $501 - $2,000 million $10,001 - $15,000 million

    $2,001 - $5,000 million $15,001 million 以上

  • 1 2017年1月1日をもってADFからOCRに移管された譲許的融資を含む。2 OCRの約定済み融資残高は、総融資残高1,078億ドルに発効済み融資の未実行残高437億ドルを加えたもの。内訳は通常ソブリン融資が1,055億ドル(69%)、譲許的ソブリン融資が377億ドル(25%)、ノンソブリン融資が83億ドル(6%)。3 ADBは未収利息不計上貸付について厳格な政策を採用しています。(i) 延滞60日 - 新規融資の停止、(ii) 延滞90日 - 貸付実行の停止、(iii) 延滞6カ月 - 未収利息不計上

    中国

    国別セクター

    8.0%ベトナム

    8.7%インドネシア

    9.8%

    バングラデシュ

    10.0%

    パキスタン

    16.4%

    インド

    16.6%

    25.3%

    その他 20.4%

    エネルギー

    9.9%

    公共部門管理

    10.4%

    水・都市インフラ

    7.9%

    農業・自然資源

    9.0%金融5.2%教育

    31.0%交通運輸

    3.5%その他

    2.7%マルチセクター

    フィリピン

    5.4%

    約定済み融資残高1,515億ドル1,2(2019年3月31日現在)

    13

    2019年3月末現在、未収利息不計上扱いとなったソブリン融資はありませんでした。毀損したノンソブリン融資は2億1,200万ドルで、融資ポートフォリオ総額の0.20%でした。これに対し引当金の準備率は約83%となっています。

    毀損融資の融資総額に対する比率

  • ウズベキスタン

    注:小数点以下の処理により合計と一致しない場合がある。1 実行済み融資残高、保証額の現在価値と株式の公正価値の合計。2 2017年1月1日をもってADFからOCRに移管された譲許的融資を含む。

    16%

    インド

    10%

    パキスタン

    10%

    インドネシア9%

    バングラデシュ

    16%

    その他

    17%

    中国

    44%

    その他

    5%

    インドネシア

    20%

    インド

    16%

    中国

    7%

    タイ

    ベトナム

    8%

    フィリピン

    7%

    スリランカ

    4%

    3%

    パキスタン

    4%

    ベトナム

    4%

    出所:ADBリスク管理部

    業務ポートフォリオ1,2(国別)ソブリン92.2%、ノンソブリン7.8%(2019年3月31日現在)

    14

    ソブリン ノンソブリン

  • 融資残高1

    1,075億ドル

    その他3

    545億ドル

    投資366億ドル

    合計 = 1,986億ドル

    資産

    借入

    941億ドル

    その他3

    530億ドル

    自己資本2

    515億ドル

    合計 = 1,986億ドル

    負債・資本

    1 通常ソブリン融資(737億ドル)、譲許的ソブリン融資(284億ドル)とノンソブリン融資(56億ドル)の合計から貸倒引当金(1億ドル)を差し引いた金額。

    2 2017年1月1日にOCRとADFが統合された結果、ADFからOCRの通常準備金へ307億ドルが移転された。3 主にスワップの未収金および未払い金。スワップの未払い金(純額)は18億ドル。

    15

    貸借対照表の概要2019年3月31日現在

  • 目次

    16

    概要

    信用の基盤

    資金調達業務

    グリーン・ボンド・フレームワーク

    付録

  • ADBは国際市場及び国内市場における主要なトリプルA格の債券発行体で、これまでに様々な市場において36通貨建ての債券を発行しています。

    通常資本財源(OCR)の通常融資業務の財源は借入によって手当てされます。 OCRの通常融資は通常、比較的高い経済発展を遂げた開発途上加盟国に提供されます。

    ADBの債券は、主要な国際格付け機関から最高の格付けを受けています。

    強固な信用基盤に基づくトリプルA格付け

    17

    ムーディーズの信用力評価 2018年7月強み

    • 非常に高い資本の適性度がOCRとADFの統合によりさらに強化された• OCRとADFの統合により流動性バッファーが強化され、市場へのアクセスは引き続き良好• 加盟国はADBに強力な支援を惜しまず、その能力を有している

    スタンダード・アンド・プアーズの主な格付け要素の評価 2018年7月強み

    • 極めて強い資本基盤がADBの財務状況を良くしている• 公共政策による強い支援と融資総額の健全な伸びに支えられた堅実な業務内容• 優先債権者待遇の継続が見込まれる

    フィッチの主な格付け要素の評価 2018年7月強み

    • 極めて高い資本力• 非常に低いリスク評価• 極めて良好な資本市場へのアクセスと多様な投資家基盤

  • *SACP = 単独ベースの信用力評価出所:S&P グローバル・レーティングのウェブサイト2019年2月

    国際機関の格付けと格付けの根拠の概要

    SACP* 格付け 見通し リスク状況 財務状況 加盟国の強い支持に基づく財務状況

    アジア開発銀行 aaa AAA 安定的 極めて良好 極めて良好 極めて良好

    アフリカ開発銀行 aa+ AAA 安定的 非常に良好 非常に良好 極めて良好

    米州開発銀行 aaa AAA 安定的 極めて良好 非常に良好 極めて良好

    国際金融公社 aaa AAA 安定的 非常に良好 極めて良好 該当せず

    国際復興開発銀行 aaa AAA 安定的 極めて良好 極めて良好 極めて良好

    18

  • 借入残高1—941億ドル1 2019年3月31日現在

    米国

    カナダ

    ノルウェー

    英国 オランダ

    ドイツ

    ルクセンブルクスイス

    イタリア

    ベルギー

    オーストリア

    クウェート

    サウジアラビア

    ブラジル

    中国

    インド タイ

    マレーシア

    シンガポール

    フィリピン

    ニュージーランド

    オーストラリア

    日本

    香港(中国)

    韓国

    台湾

    カザフスタン

    メキシコ

    南アフリカ

    トルコユーロ

    ジョージア

    各市場にまたがる借入活動

    ロシア連邦

    スウェーデン

    インドネシア

    ガーナ

    19

    アルメニア

  • アジア・太平洋地域における起債

    20

    2017

    1兆インドネシア・ルピア

    1970 1995

    26億新台湾ドル800億ウォン

    2007

    60億カザフスタン・テンゲ

    20192014

    30億インド・ルピー10億人民元

    2018

    26億6,000万アルメニア・ドラム

    2004

    50億インド・ルピー4億マレーシア・リンギット

    2億シンガポール・ドル

    1998

    10億豪ドル

    5億シンガポール・ドル

    153億2,000万カザフスタン・テンゲ153億2,000万カザフスタン・テンゲ

    52億2,000万フィリピン・ペソ54億6,000万フィリピン・ペソ

    1兆2,000億インドネシア・ルピア

    2013 2015

    1億ジョージア・ラリ

    2010

    12億人民元2億2,500万NZドル

    10億人民元25億フィリピン・ペソ

    40億タイ・バーツ

    2005

    60億円

  • 1 2019年の数値は2019年6月24日までの取引金額。2 ECPディーラーには、バンクオブアメリカ・セキュリティーズ、バークレイズ、シティグループ・グローバル・マーケッツ、クレディ・アグリコルCIB、ゴールドマン・サックス、アイエヌジーバンクおよびUBSが含まれます。

    事業に必要な資金を常に利用可能な状態にする

    ベンチマーク債の発行 公募債の発行仕組み私募債およびその他の第三者の要請に基づく債券発行

    個人投資家を対象とする起債 現地通貨建て債券の発行ユーロ・コマーシャル・ペーパー

    (ECP)80億ドルプログラム2

    必要な資金を常に確保

    0.0

    5.0

    10.0

    15.0

    20.0

    25.0

    30.0200

    6

    2007

    2008

    2009

    2010

    2011

    2012

    2013

    2014

    2015

    2016

    2017

    2018

    2019

    1.63.1 2.9

    0.3 0.0 0.6

    5.7

    2.5 2.44.1

    8.37.5

    6.75.15

    9 910

    1514

    1312

    14

    19

    21

    29

    24

    11

    Indicative, 22

    ECP Medium-Long-term borrowings単位:10億ドル

    21

    中長期の借入

    予想 22

    chart

    chart

    1.642820062006

    3.139120072007

    2.866620082008

    0.3420092009

    0.0320102010

    0.620620112011

    5.68420122012

    2.51820132013

    2.4220142014

    4.08220152015

    8.34120162016

    7.5420172017

    6.6520182018

    5.13520192019

    ECP

    Medium-Long-term borrowings

    indicative

    24

    Indicative, 24

    Indicative, 22

    5

    9

    9

    10

    15

    14

    13

    12

    14

    19

    21

    28.6

    23.537

    11.073604

    22

    Sheet1

    20032004200520062007200820092010201120122013201420152016201720182019

    indicative4222.00

    Medium-Long-term borrowings4245991015141312141921292411

    27

    ECP20062007200820092010201120122013201420152016201720182019

    Amount(actual, $ billion)1.63.12.90.30.00.65.72.52.44.18.37.56.75.1

    Sheet3

  • 2019年現在までの通貨構成

    • ベンチマーク債(USD)

    • 公募債(AUD, CNH, EUR, GBP, NZD, RUB)

    • 現地通貨建て (IDR, KZT, PHP)

    • その他私募債(機関投資家向け、売出債)(CNH, HKD, JPY, NOK, SEK, USD, TRY, ZAR)

    22

    5% 5% 1% 1% 2%7% 6% 8%

    16% 20%3% 2%0%

    3%

    39% 39%

    29%

    47%

    43%

    49% 47% 60%

    36% 32%

    0.000

    1.000

    2.000

    3.000

    4.000

    5.000

    6.000

    0.0%

    10.0%

    20.0%

    30.0%

    40.0%

    50.0%

    60.0%

    70.0%

    80.0%

    90.0%

    100.0%

    2015 2016 2017 2018 2019年6月

    平均償還期間

    (年)

    ドル/ユーロ建てグロー

    バル・ベンチマーク債

    公募債

    現地通貨建て債券

    その他私募債(機関投資

    家向け、売出債、個人投

    資家向け)

    仕組み私募債

    平均償還期間(最初の

    コール日による)

    注: ユーロ・コマーシャル・ペーパー(ECP)を除く。2019年の数値は2019年6月24日までの取引金額。小数点以下の処理により合計と一致しない場合がある。

    債券種別年間借入額(2015~2019年)

    発行債券と通貨の多様性

    2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019通貨の種類 13 7 7 9 9 8 10 11 11 14 15 17 16発行件数 94 113 44 92 68 77 58 50 56 74 91 130 67

    Sheet1

    Annual Borrowings

    2003200420062007200820092010201120122013201420152016201720182019

    通貨の種類5613137799810111114151716

    発行件数6419519411344926877585056749113067

    Sheet2

    Sheet3

  • 23 部外秘

    多通貨建て債券の発行未償還銘柄

    • 未償還銘柄の元本総額は2018年末現在904億ドル(2017年末は873億ドル)。これには未払利息と手数料が含まれる。スワップを伴わない借入は元本金額から未償却のディスカウントまたはプレミアムを除いた金額、それ以外は公正価値で計算。

    単位:百万ドル

    注:端数処理のため合計が100%にならない場合がある。

    借入残高の通貨構成

    スワップ前 スワップ後

    その他その他

    その他その他

  • 26293234

    2648

    4129

    2929

    3538

    98

    9412

    1

    1919

    2025

    168

    515

    109

    115

    201420152016201720182019

    24

    米ドル市場 米ドル建てグローバル債の残高:590億ドル超 2019年に発行したベンチマーク債:35億ドル

    35億ドル 2.625% 2024年償還 MS+7bp

    0.80

    3.15

    2.25

    1.00

    4.00

    2.20

    1.00

    3.75

    3.10

    1.90

    1.00

    3.75

    2.25

    0.75

    4.00

    3.25 3

    .50

    1.50

    0.50

    1.00

    0.50

    1.30

    0.50

    1.60 1.

    70

    0.75

    0.65

    1.05

    1.46

    1.28

    2.05

    2.43

    0.00

    0.50

    1.00

    1.50

    2.00

    2.50

    3.00

    3.50

    4.00

    4.50

    Jun-

    19

    Jul-1

    9

    Aug-

    19

    Jan-

    20

    Jan-

    20

    Feb-

    20

    Mar

    -20

    May

    -20

    Aug-

    20

    Nov

    -20

    Jan-

    21

    Mar

    -21

    Mar

    -21

    Jun-

    21

    Jun-

    21

    Nov

    -21

    Dec-

    21

    Feb-

    22

    Feb-

    22

    Aug-

    22

    Sep-

    22

    Mar

    -23

    Jan-

    24

    Jan-

    25

    Mar

    -25

    Apr-

    26

    Aug-

    26

    Jan-

    27

    Aug-

    27

    Nov

    -27

    Jan-

    28

    Sep-

    28

    変動金利債

    固定金利債

    償還年

    単位:10億ドル2014/19

    2017/20

    2015/19

    2016/19

    2015/20

    2016/20

    2013/20

    2017/20

    2015/20

    2018/20

    2018/21

    2016/21

    2017/21

    2017/21

    2016/21

    2014/21

    2017/22

    2015/22

    2017/22

    2017/22

    2018/23

    2015/25

    2015/25 2016/26

    2016/26

    2017/27

    2017/27

    2017/27

    2018/28

    2018/28

    2019/24

    地域別(%) 投資家種別(%)

    注:固定金利債、変動金利債およびグローバル・フォーマットの追加発行が含まれる。

    アジア 欧州 米国を除く米州中東・アフリカ 米国 中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    45525554

    6254

    36342626

    2137

    1311

    171916

    9

    6321

    0

    201420152016201720182019

    リスクウェイト0%(バーゼルII基準) HQLAレベル1 引受会社による強力なサポート 幅広い投資家基盤の積極的な参加

    2019/21

  • 2019年1月23日、ADBは35億ドルのグローバル・ベンチマーク債の値付けを行いました。

    地域別配分 投資家種別配分

    35億米ドル5年物グローバル・ベンチマーク債

    アジア欧州・中東・アフリカ

    中央銀行/公的機関 銀行

    ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    ハイライト

    ADBは35億ドルの5年物グローバル・ベンチマーク債(2024年1月30日償還)の値付けに成功しました。本銘柄の表面利率は2.625%です。

    本銘柄はミッドスワップを7ベーシス・ポイント(bp)上回り、2023年12月31日償還・利率2.625%の米国債を14.9bp上回る水準で値付けされました。

    値付けの詳細

    25

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模: 35億ドル

    値付け日: 2019年1月23日

    決済日: 2019年1月30日

    償還日: 2024年1月30日

    利率: 2.625%

    再オファー: ミッドスワップ+7bp

    米国債 + 14.9bps

    事務幹事会社:

    ゴールドマン・サックスJPモルガンみずほ証券

    RBCキャピタル・マーケッツ

    44%41%

    15%

    54%36%

    10%

    米州

  • $4 bi llion $2 bi llion $1 bi llion

    注:円の大きさは発行規模を表す。 色は償還期間を表す。

    26

    米ドル市場での発行規模

    ADBドル建てグローバル債の発行利率水準(米国債比)

    米国

    債比

    の発

    行利

    率水

    準(bps)

    ミッ

    ドス

    ワッ

    プ比

    の発

    行利

    率水

    準(bps)

    ADBドル建てグローバル債の発行利率水準(ミッドスワップ比)

    40億ドル 20億ドル 10億ドル 3年 5年

    5年3年

    7年 10年

    10年7年

  • 2.450

    0.600

    0.520

    償還年

    単位:10億ユーロ

    2025年7月

    2023年5月

    2037年2月

    2019年6月24日現在、ADBの未償還ユーロ債3銘柄の元本残高は35億7,000万ユーロとなっています。

    ユーロ市場

    地域別(%) 投資家種別(%)

    アジア 欧州中東・アフリカ米州

    中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    16

    11

    16

    84

    88

    69 10

    1

    2017

    2018

    2019

    13

    33

    92

    5

    15

    82

    52

    8

    2017

    2018

    2019

    金額(単位:10億

    ユーロ)利率 償還期限

    0.520 1.400% 2037年2月

    0.600 0.350% 2025年7月

    2.450 0.200% 2023年5月

    27

    * 新受託構造(NSS)で発行された債券。NSSで発行された債券は、ユーロシステムの適格基準を満たすと欧州中央銀行が判断すれば、ユーロシステム取引での適格担保になり得ます。

  • 2018年5月15日、ADBは5年物のユーロ債を値付けしました。

    地域別配分 投資家種別配分

    12億5,000万ユーロ5年債

    アジア欧州・中東・アフリカ

    中央銀行/公的機関 銀行

    ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    ハイライト

    ADBは12億5,000万ユーロの5年債(2023年5月25日償還)の値付けに成功しました。

    この5年債の表面利率は年率0.2%で、利払いは年1回となっています。本銘柄は99.866%で値付けされ、利回りは2023年4月14日償還のOBLを22.3ベーシス・ポイント上回り、ミッドスワップを22ベーシス・ポイント下回る水準になりました。

    値付けの詳細

    28

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模: 12億5,000万ユーロ

    値付け日: 2018年5月15日

    決済日: 2018年5月25日

    償還日: 2023年5月25日

    利率: 0.20%

    再オファー: ミッドスワップ-22bp

    OBL+22.3bps

    事務幹事会社:

    BNPパリバシティ

    クレディ・アグリコルCIBゴールドマン・サックス

    14%

    76%

    10%

    39%

    25%

    36%

    米州

  • ADBは2006年以降カンガルー債市場でのプレゼンスを維持し、少なくとも年に1回起債を行っています。

    2019年6月24日現在、未償還銘柄の元本残高は108億豪ドルとなっています。

    2019年については、これまでにADBは、約15億豪ドルのカンガルー債を発行しています。

    レポ取引の対象になり得る

    カンガルー債市場

    29

    39

    41

    38

    30

    20

    16

    17

    57

    40

    45

    59

    62

    67

    80

    2

    18

    12

    6

    11

    12

    2

    1

    5

    5

    7

    5

    1

    2

    0

    2013

    2014

    2015

    2016

    2017

    2018

    2019

    27

    32

    43

    28

    16

    15

    45

    31

    25

    25

    24

    36

    25

    30

    39

    43

    32

    48

    48

    60

    25

    32013

    2014

    2015

    2016

    2017

    2018

    2019

    オーストラリア アジア 中東・アフリカ欧州 米州

    地域別(%)

    中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    投資家種別(%)

    1.20

    1.00

    0.55

    1.00

    0.70

    1.05

    0.60

    0.925

    0.19

    0.40

    0.68

    0.90

    0.35

    1.11

    0.00

    0.20

    0.40

    0.60

    0.80

    1.00

    1.20

    1.40

    償還年

    単位:10億豪ドル変動金利債固定金利債

  • 0.300

    0.600

    0.500

    0.700

    0.200

    0.000 0.100 0.200 0.300 0.400 0.500 0.600 0.700 0.800 0.900 1.000

    2020年1月

    2021年4月

    2023年1月

    2024年5月

    2026年4月

    単位:10億NZドル

    償還年

    2019年6月24日現在、ADBの未償還カウリ債5銘柄の元本残高は23億NZドルとなっています。 レポ取引の対象になり得る

    カウリ債市場

    地域別(%) 投資家種別(%)

    オーストラリアとニュージーランド

    アジア 欧州・中東・アフリカ

    米州 中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    48

    47

    55

    55

    62

    77

    81

    40

    50

    35

    44

    11

    11

    13

    7

    3

    10

    1

    10

    11

    6

    5

    17

    1

    2013

    2014

    2015

    2016

    2017

    2018

    2019

    32

    23

    10

    4

    9

    6

    47

    54

    65

    92

    60

    79

    89

    21

    23

    25

    8

    36

    12

    5

    2013

    2014

    2015

    2016

    2017

    2018

    2019

    金額(単位:10億

    NZドル)利率 償還期限

    0.200 2.375% 2026年4月

    0.700 3.500% 2024年5月

    0.500 3.000% 2023年1月

    0.600 2.875% 2021年4月

    0.300 3.875% 2020年1月

    30

  • 0.5000.250

    0.4000.800

    0.9250.700

    0.2500.250

    0.000 0.200 0.400 0.600 0.800 1.000

    2022年2月2022年3月

    2022年12月2023年10月2023年12月

    2024年3月2025年3月

    2025年12月

    単位:10億ポンド

    償還年

    地域別(%)

    2019年6月24日現在、ADBの未償還英ポンド債8銘柄の元本残高は40億7,500万ポンドとなっています。

    レポ取引の対象になり得る

    英ポンド市場

    投資家種別(%)

    金額(単位:10億ポ

    ンド)利率 償還期限

    0.250 1.125% 2025年12月

    0.250 1.375% 2025年3月

    0.700 変動 2024年3月

    0.925 1.375% 2023年12月

    0.800 変動 2023年10月

    0.400 1.000% 2022年12月

    0.250 0.750% 2022年3月

    0.500 変動 2022年2月

    アジア 英国中東・アフリカ英国を除く欧州 米州

    中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    16

    4

    52

    66

    86

    93

    16

    34

    8

    6

    16

    2

    1

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2016

    2017

    2018

    2019

    31

    33

    8

    60

    1

    75

    85

    9

    65

    15

    14

    1

    2

    0% 20% 40% 60% 80% 100%

    2016

    2017

    2018

    2019 1

    31

    変動金利債固定金利債

  • 地域別配分 投資家種別配分

    SONIAリンク英ポンド債

    英国英国を除く欧州 中央銀行/公的機関 銀行

    ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    値付けの詳細

    32

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    規模: 6億ポンド/2億ポンド

    値付け日:2018年10月2日/2019年1月

    4日

    決済日:2018年10月12日/2019年1

    月14日

    償還日: 2023年10月12日

    利率: 複利日極SONIA + 25 bps

    事務幹事会社:

    HSBCRBCキャピタル・マーケッツ

    TDセキュリティーズ/バンクオブアメリカ・メリ

    ルリンチ

    86%

    8%7% 6%

    68%

    26%

    中東・アフリカ

    地域別配分 投資家種別配分

    英国英国を除く欧州 銀行 ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    値付けの詳細

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    規模: 5億ポンド

    値付け日: 2019年1月23日

    決済日: 2019年2月1日

    償還日: 2022年2月1日

    利率: 複利日極SONIA + 26 bps

    事務幹事会社:HSBC

    RBCキャピタル・マーケッツTDセキュリティーズ

    8億ポンド5年債(英ポンド市場で初めてのタップ発行)

    5億ポンド3年債

    90%

    10%

    90%

    10%

  • SONIAリンク英ポンド債

    33

    地域別配分 投資家種別配分

    英国英国を除く欧州 銀行 ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    値付けの詳細

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    規模: 7億ポンド

    値付け日: 2019年3月7日

    決済日: 2019年3月19日

    償還日: 2024年3月19日

    利率: 複利日極SONIA + 29 bps

    事務幹事会社:シティHSBC

    TDセキュリティーズ

    7億ポンド5年債

    94%

    6%

    88%

    12%

  • 金額(単位:10億人

    民元)利率 償還期限

    0.300 2.90% 2024年3月

    1.200 2.85% 2020年10月

    1.000 4.20% 2019年12月

    1.900 3.20% 2019年11月1.90

    1.0

    1.2

    0.3

    0.00 0.50 1.00 1.50 2.00

    2019年11月

    2019年12月

    2020年10月

    2024年3月

    償還年

    オフショア

    オンショア

    単位:10億人民元

    2005年、ADBは中国で初めて10億人民元のオンショア人民元債(「パンダ債」)を発行しました。ADBはオンショア人民元債市場で債券を発行した最初の外国人発行体です。

    2010年、ADBは初のオフショア人民元債(「点心債」)の発行に成功しました。この銘柄は12億人民元、償還期間10年で、オフショア人民元債市場のイールドカーブの延長に貢献しました。

    ADBがこれまでに発行した公募債の未償還残高は44億人民元で、うち34億人民元はオフショア債となっています。

    オンショア/オフショア人民元市場

    34

  • 金額 利率 償還期限

    200億インド・ルピー 6.20% 2026年10月

    140億インド・ルピー 5.90% 2022年12月

    189億インド・ルピー1 6.45% 2021年8月

    50億インド・ルピー2 6.00% 2021年2月

    30億インド・ルピー 6.95% 2020年1月

    ADBは2004年、インド国内市場で初めてインド・ルピー建て債券(マハラジャ債:50億ルピー)を発行しました。ADBはオンショア・インド・ルピー債市場で債券を発行した最初の外国人発行体です。

    2014年には、初のオフショア・インド・ルピー債(マサラ債:元本30億ルピー、償還期間2年)の起債を成功させました。

    国内市場と国際市場を合わせると、ADBはこれまでに689億ルピーのインド・ルピー債を発行しています。

    未償還銘柄はすべてオフショア債で、残高は609億ルピーとなっています。

    オンショア/オフショアインド・ルピー市場

    償還年

    単位:10億インド・ルピー

    1 利率6.45%、2021年8月償還のADB債については、2016年以降、リオープン方式の追加発行が3回行われています2 利率6.00%、2021年2月償還のADB債は、現地通貨建てで発行されたADB初のグリーン・ボンドです

    35

    0 5 10 15 20 25

    2020年1月

    2021年2月

    2021年8月

    2022年12月

    2026年10月

    オフショア

    グリーン

  • 投資家ニーズへの対応

    迅速な起債手続

    柔軟な発行規模

    幅広い償還期間

    多様な通貨および金利の設計

    注: 仕組み債、機関投資家向け債券および個人投資家向け債券を含む。2019年の数値は2019年6月24日までの取引金額。

    43件

    84件102件

    35件

    72件

    52件

    60件

    36件24件 30件

    46件 48件

    81件

    38件

    0.00

    1.00

    2.00

    3.00

    4.00

    5.00

    6.00単位:10億ドル

    2019年現在まで

    機動的な私募債プログラム

    36

  • 注: 名目元本の金額に基づく。プットまたはコール・オプション付きの債券については、最初のプットまたはコール日を償還日とみなす。ユーロ・コマーシャル・ペーパー(ECP)を含む。

    2019年5月末現在償還期限別借入残高

    37

    単位:10億ドル

    2029~

  • 38

    テーマ型債券とグリーン・ボンド

    • ADBのテーマ型債券は、トリプルA格のADB債を通じてADBの水関連プログラム、ジェンダー関連事業や保健関連事業等の重要なイニシアティブを支援しようというADBの取り組みを反映するものです。

    • ADBは2010年以降これまでに総額約26億ドル相当のテーマ型債券を発行しています。

    • ADBは2015年以降これまでに総額約60億ドル相当のグリーン・ボンドを発行しています。

    • 2019年6月24日時点で、テーマ型債券とグリーン・ボンドの未償還銘柄の残高は約64億ドル相当となっています。

  • 4.18% NZD PP of 2014

    9.1% TRY PP of 2015

    8.68% BRL PP of 2015

    2.25% AUD PP of 2015

    Zero Coupon BRL PP

    of 2018

    2.25% AUD PPs of 2017

    0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

    2019

    2019

    2020

    2020

    2021

    2022

    ウォーター・ボンド償還年

    調達金額(単位百万ドル)

    3.45% NZD PP of 2017

    2.90% CAD PP of 2018

    0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

    2027

    2028

    ジェンダー・ボンド償還年

    調達金額(単位百万ドル)

    39

    3.87% NZD PP of 2017

    0 25 50 75 100

    2027

    ヘルス・ボンド償還年

    調達金額(単位百万ドル)

    テーマ型債券の発行残高

  • 償還年

    調達金額:単位百万ドル

    40

    グリーン・ボンドの発行残高

    1.0% USD PO of 2016

    2.003% HKD PPs of 2018

    9.55% TRY PP of 2017

    6.0% INR POs of 2017

    2.0% AUD PP of 2017

    1.57% USD PP of 2017

    1.875% USD PO of 2017

    0.37% SEK PPs of 2018

    2.45% AUD PO of 2019

    2.125% USD PO of 2015

    2.0% USD PP of 2015

    0.35% EUR PO of 2018

    1.75% USD PO of 2016

    3.184% AUD PP of 2017

    2.625% USD PP of 2017

    2.375% USD PO of 2017

    1.45% SEK PP of 2018

    3.125% USD PO of 2018

    0 100 200 300 400 500 600 700 800 900

    2019

    2020

    2021

    2021

    2022

    2022

    2022

    2023

    2024

    2025

    2025

    2025

    2026

    2027

    2027

    2027

    2028

    2028

    グリーン・ボンド

  • 目次目次

    41

    概要

    信用の基盤

    資金調達業務

    グリーン・ボンド・フレームワーク

    付録

  • 2016年から2030年にかけてアジアで必要とされるインフラ投資の総額は26兆ドル(年間約1兆7,000億ドル)と推定されています。

    その内訳は電力分野が14兆7,000億ドル、交通運輸が8兆4,000億ドルとなっています。

    ADBは域内での持続可能な投資の重要性を認識しており、2011年以降、毎年20億ドル以上をクリーンエネルギー分野に投資しています。

    ADBは引き続き、2020年までに気候関連融資を年間60億ドルまで増やし、うち40億ドルを緩和、20億ドルを適応に振り向けるという公約の実現を目指しています。

    ADBは2030年までに、合意した業務案件数の75%について、気候変動の緩和と気候変動への適応を支援することを目指します。また、2019年から2030年までのADB自身の財源による気候対策融資の目標額を累積で800億ドルとしています。

    背景

    42

  • 業務の指針

    出所:ADB

    ADBは2017年に、アジア・太平洋地域における気候変動耐性と気候対策の強化の指針となる「気候変動業務の枠組み2017-2030」(CCOF 2030)を承認しました。

    43

    ADBの組織的取り組み

    • 気候への配慮を主流化して戦略、政策、計画、プロジェクトに取り入れる

    • 気候対策強化における譲許的融資の役割の評価

    • 業務部門と非業務部門の役割と責任の明確化

    • 職員の能力と技能の最適化• 内部の協力、調整と知識共有

    の改善

    ビジョン

    温室効果ガス排出量が少なく、気候変動に強い開発に向けた

    行動の強化

    ----------------------成果

    1開発途上加盟国の主導的開発

    パートナーとしてのADB

    2ADBの気候関連業務の強化

    開発途上加盟国を支援するための行動

    • 開発途上加盟国の野心的な気候対策に役立つ組織・制度開発と政策枠組みを支援

    • 官民・国内外の気候関連資金へのアクセスを支援

    • 業務における気候関連テクノロジーの活用を促進

    • ナレッジ・ソリューションの開発と能力開発の支援

    • パートナーシップとネットワークの強化

    原則

    • 自国が決定する貢献(NDC)やその他の気候計画に明記される野心的な気候関連目標の達成を支援

    • 温室効果ガスの排出量が少ない開発の促進• 気候変動への適応の促進• 気候変動への適応と災害リスク管理の統合• 気候対策をより広い持続可能な開発アジェンダに結び

    つける

  • 1. 国別支援戦略

    ADBのプロジェクト・サイクル

    2. 準備

    3. 承認4. 実施

    5. 評価

    出所: http://www.adb.org/projects/cycle

    概要:プロジェクト・サイクル

    44

  • 1. プロジェクトの適格性: ADBのグリーン・ボンド・フレームワークでは、開発途上加盟国による気候変動の影響への適応および影響の緩和を支援するプロジェクトを対象として定義しています。

    2. プロジェクトの選定:選定基準に従い、セクター・スペシャリストが財務部と調整しつつプロジェクトを選定します。

    3. 調達資金:グリーン・ボンドによって調達された資金はサブポートフォリオに配分され、そこから適格プロジェクトに対する融資が実行されます。

    4. 報告:ADBは適格プロジェクトの一覧と年1回発行するグリーン・ボンド・ニュースレターをオンラインで提供します。

    1 独立審査機関であるCICEROのセカンド・オピニオンを踏まえたもの。

    出所: http://www.adb.org/sites/default/files/adb-green-bonds-framework.pdf

    グリーン・ボンド・フレームワーク1

    45

  • 適格プロジェクトの基準 適格プロジェクト:ADBが全部または一部を融資するプロジェクトで、低炭素型かつ気候変動の

    影響に強い成長への移行を促すとADBが判断したもの

    気候変動の緩和• 再生可能エネルギー

    • 太陽• 風• 地熱• 小規模水力(20MW以下)

    • 省エネ1• 持続可能な交通運輸(道路を除く)

    • 都市部の公共交通• 都市部以外の鉄道事業• 自動車以外の交通運輸

    気候変動への適応• エネルギー1 • 水・都市インフラ• 交通運輸

    1 化石燃料を除く。

    出所:ADBグリーン・ボンド・フレームワーク

    https://www.adb.org/sites/default/files/adb-green-bonds-framework.pdf

    46

  • 地域別配分 投資家種別配分発行体: ADB格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模: 5億ドル

    値付け日: 2015年3月12日

    決済日: 2015年3月19日

    償還日: 2025年3月19日

    利率: 2.125%

    再オファー: ミッドスワップ + 1bp

    米国債 + 12.45bp

    事務幹事会社:

    バンクオブアメリカ・メリルリンチ

    モルガン・スタンレーSEB AG

    グリーン・ボンドの発行

    アジア 欧州 中東・アフリカ米国 米国を除く北米

    中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    その他

    31%

    37%

    22%

    2%8%

    16%

    22%

    61%

    1%

    47

    5億米ドル10年債

    13億米ドル・デュアル・トランシェ3年債/10年債

    58 5 37

    8億米ドル3年債地域別配分(%)

    8億米ドル3年債投資家種別配分(%)

    米州 アジア 欧州・中東・アフリカ 中央銀行/公的機関

    銀行 保険/年金/その他

    ファンドマネジャー

    5億米ドル10年債地域別配分(%)

    5億米ドル10年債投資家種別配分(%)

    19 49 32

    32 16 44 8

    11 13 46 30

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    トランシェ: 3年債 10年債

    規模: 8億ドル 5億ドル

    値付け日: 2016年8月9日 2016年8月9日

    決済日: 2016年8月16日 2016年8月16日

    償還日: 2019年8月16日 2026年8月14日

    利率: 1.00% 1.75%

    事務幹事会社:

    バンクオブアメリカ・メリルリンチ

    クレディ・アグリコルCIB

    J.P.モルガン47

  • 25 52 23

    47 24 29

    7億5,000万米ドル5年債地域別配分(%)

    7億5,000万米ドル5年債投資家種別配分(%)

    グリーン・ボンドの発行

    5億米ドル10年債地域別配分(%)

    5億米ドル10年債投資家種別配分(%)

    値付けの詳細

    米州 アジア 欧州・中東・アフリカ 中央銀行/公的機関 銀行 ファンドマネジャー/保険/年金

    18 13 69

    38 31 31

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    トランシェ: 5年債 10年債

    規模:7億5,000万ド

    ル5億ドル

    値付け日: 2017/8/1 2017/8/1

    決済日: 2017/8/10 2017/8/10

    償還日: 2022/8/10 2027/8/10

    利率: 1.875% 2.375%

    事務幹事会社:

    バンクオブアメリカ・メリルリンチ

    クレディ・アグリコルCIB

    J.P.モルガン

    48

    12億5,000万米ドル・デュアル・トランシェ5年債/10年債

    地域別配分 投資家種別配分

    アジア欧州・中東・アフリカ 中央銀行/公的機関

    銀行 ファンドマネジャー/保険/年金/

    その他

    値付けの詳細

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模: 6億ユーロ

    値付け日: 2018年7月4日

    決済日: 2018年7月16日

    償還日: 2025年7月16日

    利率: 0.35%

    再オファー: ミッドスワップ-17bp

    ドイツ国債+43bps

    事務幹事会社:

    バンクオブアメリカ・メリルリンチ

    クレディ・アグリコルCIBシティ

    10%

    90%

    39%

    12%

    49%

    6億ポンド7年債

  • 地域別配分 投資家種別配分

    グリーン・ボンドの発行

    中央銀行/公的機関銀行 ファンドマネジャー/

    保険/年金/その他

    値付けの詳細

    49

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模: 7億5,000万ドル

    値付け日: 2018年9月19日

    決済日: 2018年9月26日

    償還日: 2028年9月26日

    利率: 3.125%

    事務幹事会社:

    バンクオブアメリカ・メリルリンチ

    シティHSBC

    46%

    28%

    26%

    アジア 欧州・中東・アフリカ 米州

    24%

    31%

    45%

    7億5,000万米ドル10年債

    地域別配分 投資家種別配分

    中央銀行/公的機関

    銀行ファンドマネジャー/保険/年金/その他

    値付けの詳細

    発行体: ADB

    格付け: Aaa/AAA/AAA

    フォーマット: グローバル

    規模:10億豪ドル

    /1億1,000万豪ドル

    値付け日:2019年1月8日

    /2019年4月5日

    決済日:2019年1月17日

    /2019年4月16日

    償還日: 2024年1月17日

    利率: 2.45%

    事務幹事会社:ドイツ銀行

    野村TDセキュリティーズ

    22%

    74%

    1% 3%

    アジア 欧州・中東・アフリカ

    米州

    46%

    21%

    33%

    オーストラリア

    11億1,000万豪ドル5年債(タップ発行)

  • プロジェクト・カテゴリー: 再生可能エネルギーの生産

    融資総額:4,000万ドル

    アウトプット: フィリピン初のペソ建てグリーン・プロジェクト・

    ボンドの発行を支援する グリーン・ボンドを実現し、それによって環境

    テーマ型債券のコンセプトを開発途上加盟国にアピールし、気候関連金融の知識の移転を支援する

    期待される成果: フィリピンの将来のエネルギー開発にとって重

    要なセクターであるノンソブリンの地熱発電に、ADBとして初めて支援を行う。

    適格プロジェクト:ティウィ・マクバン地熱発電グリーン・ボンド・プロジェクト(フィリピン)

    50

  • プロジェクト・カテゴリー:都市部の公共交通

    融資総額:3億3,500万ドル

    アウトプット:

    28kmのバス高速輸送(BRT)インフラと、50kmを超える隣接コミュニティへの直通サービス路線からなる質の高い大量輸送システム

    期待される成果:

    ペシャワールの公共交通の質が改善され、50万人の住民が毎日直接裨益する

    温室効果ガスの排出量が年間約3万1,000トン削減される

    適格プロジェクト:ペシャワール持続可能なバス高速輸送システム・プロジェクト(パキスタン)

    51

  • プロジェクト・カテゴリー:都市部の公共交通

    融資総額:9億2,600万ドル

    アウトプット:

    エネルギー効率の高い車両の製造および計58キロメートルの路線用の高度な信号システム、列車制御システムならびにプラットフォーム・アクセス・システムの設置を通じて、メトロレール・システムの建設を支援する

    期待される成果:

    ムンバイの交通システムの全体的な質が改善し、汚染や渋滞が緩和され、公共交通機関の利用者が増加する

    自動車排気ガスの削減により、二酸化炭素の排出量が年間約16万6,000トン削減される

    適格プロジェクト:ムンバイ・メトロレール・プロジェクト(インド)

    52

  • プロジェクト・カテゴリー:都市部以外の鉄道交通運輸

    融資総額:27億5,000万ドル

    アウトプット:

    ルソン島中部の中心地であるクラークとマニラ首都圏およびラグナ州カランバを結ぶ総延長163kmの郊外鉄道網である南北通勤鉄道(NSCR)の一環として、車庫と駅を含む2区間計53.1kmの建設を支援する

    調達、プロジェクト管理および鉄道運営に関する研修プログラムを通じて組織能力を強化し、女性や社会の周縁に押しやられている人々に質の高い鉄道サービスを提供するという政府のジェンダーに公正な開発努力を支援する

    期待される成果:

    料金が手頃で、確実かつ安全な公共交通手段が提供される

    自動車排気ガスの削減により、二酸化炭素の排出量が年間約6万トン削減される

    適格プロジェクト:マロロス-クラーク鉄道プロジェクト(フィリピン)

    53

  • 54

    概要

    信用の基盤

    資金調達業務

    グリーン・ボンド・フレームワーク

    付録

  • 事業概要

    バングラデシュは2021年までに中所得国に移行するという目標を掲げており、安価な電力の安定供給というニーズに応えることが同国の課題になっています。本事業ではインフラの制約を取り除き、同国の送配電網を改善するだけでなく、地方におけるエネルギーの有効利用、利用者の安全の強化、地方配電管理の改善、そして電力セクターにおける女性の雇用を支援します。

    具体的には、バングラデシュ南部とダッカを結ぶ174kmの高圧(400kV)送電線の建設、ダッカ電力供給会社管内の配電網の改善を目的とする制御・自動化システムの設計と設置、5万kmを超える全国の地方配電網の修復と拡張、電力セクター各機関の事業設計、投資計画および規制遵守に関する支援を行います。

    本事業では配電関連投資によって2020年までに約87万5,000世帯が受益し、2021年までに全人口に電力を供給するというバングラデシュ政府の目標の達成に貢献すると見込まれます。総事業費は10億5,900万ドルで、政府が見返り資金として4億4,100万ドルを負担します。

    電力システム強化・効率改善プロジェクト

    開発効果: バングラデシュにおける効率的かつ安定的な電力供給へのアクセスの改善

    セクター: エネルギー―送電および配電―エネルギー効率と省エネ

    目標達成の手段:

    ガバナンスと能力育成パートナーシップ

    事業期間: 2017~2020年

    ADBの融資: 6億ドル

    付録1:バングラデシュ電力システムの強化

    55

  • 事業概要

    補助道路改良プロジェクトは、ジルーラからハラガウリ経由でチュマテレティに至る50kmの道路および現地の各コミュニティからの短い連絡道路を改良することにより、住民とこの地域を訪れる観光客の移動性とアクセス性を高め、地域の経済活動の増加を図るものです。この道路は、ケビ=ウビサ幹線道路の建設中に、この幹線道路の極めて重要な代替路線として国際交通と国内交通を担うことになります。

    周辺地域に住む3万人が利用するこの補助道路を修復することで、運輸の接続性と道路の安全性が改善されます。対象区間では道路の改良と橋梁の修復が行われ、地域コミュニティの市場および公共サービスに対するアクセスが改善されます。近くにあるボルジョミ=ハラガウリ国立公園と道路沿いにある鉄道の駅への連絡道路も改良されます。

    補助道路改良プロジェクト

    開発効果: ジョージアの道路接続性の改善と経済的機会へのアクセスの拡大

    セクター: 運輸―道路輸送(都市部以外)

    目標達成の手段:

    ガバナンスと能力育成

    ナレッジ・ソリューション

    パートナーシップ

    民間セクター開発

    事業期間: 2017~2022年

    ADBの融資: 8,000万ドル

    ジョージア:経済活動の増加

    56

  • 事業概要

    膨大な人口と、電力を消費しながら成長し続ける経済を抱えるインドは、電力不足に悩まされています。電力が安定的に供給されないことが同国の成長潜在力の足かせとなっており、3億1,100万人が電気を十分に利用できない状況にあります。政府はこのエネルギー需要の増加に対応する努力の一環として、ソーラーパーク(太陽光発電所)の開発を進めています。

    本事業は、特に新しいソーラーパークで発電された電力を全国送電網に送ることを主眼として、州際送電網の能力と効率を改善するものです。ラジャスタン州バッドラのソーラーパークから2,500メガワット(MW)、およびグジャラート州バナスカンサから700MWの電力を送電網に供給するだけでなく、電力グリッド公社は本事業に追加される2つのサブプロジェクトを通じて、太陽発電能力を4.2ギガワット増やし、炭素排出量を毎年700万トン以上削減することを見込んでいます。

    ソーラー送電セクター・プロジェクトはまた、プロジェクトの自立性とオーナーシップを確保しつつ、手続の迅速化を図るべく制定された、政府機関のセーフガード規則と電力グリッド公社の調達制度が適用される最初のプロジェクトでもあります。

    ソーラー送電セクター・プロジェクト

    開発効果: 再生可能なエネルギー源を通じたエネルギー能力と供給の増加

    セクター: エネルギー―送電および配電

    目標達成の手段:

    ガバナンス能力開発ナレッジ・ソリューションパートナーシップ民間セクター開発

    事業期間: 2017~2022年

    ADBの融資: 1億7,500万ドル

    インドクリーンな電力の供給の拡大

    57

  • 事業概要

    本事業は、ウズベキスタンの人口の3割近くが住むフェルガナ盆地の主要都市と首都タシケントを結ぶ旅客列車と貨物列車の直行運行および効率的な運行を支援するものです。本事業により、フェルガナ盆地の運輸接続性が改善され、成長と雇用創出の促進が見込まれます。中央アジア地域経済協力(CAREC)の第2回廊を通じた域内貿易の増加と、鉄道の環境面・安全面でのパフォーマンスの改善にも貢献します。本事業により、二酸化炭素の排出量が毎年1万トン削減されると見込まれています。総事業費は1億7,745万ドルと見積もられており、ウズベキスタン鉄道と政府が9,745万ドルを負担します。ADBの融資は、監督コンサルタントの雇用、施設の調達、維持管理機器の調達および外部電源用資材の調達に利用されます。本事業は、ソビエト時代に建設された鉄道網の改良を目指すウズベキスタン鉄道と政府の努力を支援するものです。本事業は、最近完成した、同国南部の歴史的な都市サマルカンドとカルシを結ぶ鉄道路線140kmの電化事業を含む他の事業の成功を受けて実施されるものです。

    中央アジア地域経済協力第2回廊(パプ=ナマンガン=アンディジャン)鉄道電化プロジェクト

    開発効果: 鉄道路線の旅客・貨物サービス水準の向上

    セクター: 運輸―鉄道輸送(都市部以外)

    目標達成の手段:

    ナレッジ・ソリューション

    事業期間: 2017~2021年

    ADBの融資: 8,000万ドル

    ウズベキスタン:鉄道インフラの改良

    58

  • 事業概要

    本事業のためにAC Energy Finance International Limited社が最大2,000万ドルのグリーン・ボンドを発行します。債券の発行で調達された資金は、主にフィリピン、インドネシア、ベトナムの太陽・風力発電事業に利用されます。本事業の結果として、域内の太陽・風力発電事業における民間セクターの活動が増加します。2022年までに1,390ギガワット時以上の再生可能電力を生産します。2022年までに、二酸化炭素排出量について年間73万6,000トンの削減を達成します。アウトプットは以下の通りです。(i)AC Energyにより2020年までに域内で合計1,050MWの太陽・風力発電施設が新設される。(ii)この債券が気候債券として認められる。(iii)AC Energyの人事政策にジェンダー差別を撤廃する政策が取り入れられ、2021年までに、この気候債券の資金を利用する少なくとも5つの事業において、地元コミュニティで女性の利益につながるか、女性の権利を拡大する「企業の社会的責任」(CSR)プログラムが実施される。

    AC Energyグリーン・ボンド・プロジェクト

    開発効果: 本事業は2025年までに1次エネルギーの23%を近代的、持続可能かつ再生可能なエネルギー源に切り替えるというASEANの目標に沿ったものです

    セクター: エネルギー - 再生可能エネルギーの生産

    目標達成の手段:

    パートナーシップ民間セクター開発

    事業期間: 2019~2022年

    ADBの融資: 2,000万ドル

    域内:AC ENERGYグリーン・ボンド・プロジェクト

    59

  • 63 69

    102 108 111

    96 86

    93 85 82

    0.0

    25.0

    50.0

    75.0

    100.0

    125.0

    150.0

    175.0

    200.0

    2015 2016 2017 2018 31-Mar-19

    Lending Headroom

    Lending Headroom

    Loans Outstanding, Guarantees, Equity Investments, and OtherDebt Securities

    融資限度枠: ADBの融資政策に基づき、融資実行残高、出資承認額およびADBが請求されうる保証の現在高総額の合計は、毀損していない応募済資本、準備金および剰余金(特別準備金を除く)の合計額を超えることはできません。注:2016年12月以降はその他の債務証券を含む。

    69 7789 93 95

    44 33

    60 53 51

    0.0

    25.0

    50.0

    75.0

    100.0

    125.0

    150.0

    175.0

    2015 2016 2017 2018 31-Mar-19

    Borrowing Headroom

    Borrowings on an after swap basis Borrowing Headroom

    借入限度枠:ADBの借入政策に基づき、総借入残高は、非借入加盟国からの請求払い資本、払込済資本および準備金(剰余金を含む)の合計額を超えることはできません。

    付録2:堅実な財務管理

    60

    リスク負担能力:ADBはストレス・テスト手法を使って四半期毎に適正資本量を評価しています。この手法は、未収利息不計上のショックによる所得の損失を吸収できる十分な資本量と、将来の融資の拡大を維持できる適正な所得を確保するように設計されています。2019年3月31日時点のストレス・テストの結果、ADBはそのポートフォリオのリスクに対して十分な資本を有していることが確認されました。

    堅実な投資ガイドライン: 投資残高全体の最長償還期間は平均4年以下、米ドル建て中核ポートフォリオの償還期間については3年を目標とし、プラスマイナス1年の逸脱が認められると定められています。投資ガイドラインにより認められる投資先は政府および政府機関の債券や格付けの高い社債など、質の高い証券に限定されています。第二の防御ラインとして、所定の限度枠を超えることがないように、リスク管理部が投資ポートフォリオを毎日モニターしています。

    単位:10億ドル 単位:10億ドル融資余力 借入余力

    融資余力

    融資残高、保証、出資、その他の債務証券

    借入余力スワップ後の借入

    19年3月末 19年3月末

    Chart1

    20152015

    20162016

    20172017

    20182018

    4355543555

    Loans Outstanding, Guarantees, Equity Investments, and Other Debt Securities

    Lending Headroom

    Lending Headroom

    63.042

    96.094

    68.786

    86.152

    102.476

    93.487

    108.375

    84.585

    110.784

    82.386

    Lending Headroom

    $ millionLoans Outstanding, Guarantees, Equity Investments, and Other Debt SecuritiesLending Headroom1000from Karisa 2010 presentation

    199912,17912,179

    200010,21510,215

    20018,4388,438

    200212,15812,158

    200319,87019,870

    200422,52622,526

    200518,79718,797

    200618,26318,263

    200715,40915,409

    200829,20629,206

    200929,53329,533

    2010108,611

    201151123

    201254121

    201354121

    201457108

    20156396

    20166986

    201710293

    201810885

    31-Mar-1911182

    always check previous years if with adjustments

    Sources:

    2008-2015 figures from Dec 2015 MFR, page 36

    2015 also in Dec MD&A draft, page 6

    2005-2007 figures from previous MFRs as of 31 Dec

    1999-2004 figures from previous presentation file

    Chart1

    20152015

    20162016

    20172017

    20182018

    4355543555

    Borrowings on an after swap basis

    Borrowing Headroom

    Borrowing Headroom

    68.965

    43.79

    77.2322

    32.811

    88.766

    59.971

    93.0599

    53.4508

    95.354

    51.47

    Borrowing Headroom

    % = Column C/ Column B

    $ millionTotal Callable Capital of Nonborrowing Members, Paid-in Capital and ReservesBorrowings on an after swap basisOutstanding borrowings as a percentage of callable capital of nonborrowing members, paid-in capital, and reservesBorrowing HeadroomCheck:O/S Borr + Borr Headroom1000

    200746,953.232,591.969%14,361.346,953.2- 0

    200846,485.137,626.481%8,858.746,485.1- 0

    200946,914.941,127.088%5,787.946,914.9- 0

    201093,524.848,612.952%44,911.993,524.8- 0

    2011112,680.854,799.949%57,880.9112,680.8- 0

    2012113,511.260.10%53.4113.5- 0

    2013122,592.961.30%61.3122.6- 0

    2014116,740.963.70%53.1116.7- 0

    2015112,755.069.00%43.8112.8- 0

    2016110,043.377.20%32.8110.00.0

    2017148,400.088.80%60.0148.7(0.3)

    2018146,510.793.10%53.5146.511- 0

    31-Mar-19146,823.695.40%51.5146.824(0.0)

    Notes:

    1/ Outstanding borrowings from 2008- 2012 on an after swap basis (principal outstanding, excludes accrued interest and net of swaps)

    2/ Outstanding borrowings in 2007 includes net swap receivable and guarantees

    3/ Always check previous years if with adjustments

    4/ Borrowings exclude accrued interest. Balance net of swaps.

    Sources:

    2008-2015 figures from Dec 2015 MFR, page 39 and

    Other historical figures from year-end MFRs of previous years

    2015 figure also in Dec MD&A, page 11

    % = Column C/ Column B

    $ millionTotal Callable Capital of Nonborrowing Members, Paid-in Capital and ReservesBorrowings on an after swap basisOutstanding borrowings as a percentage of callable capital of nonborrowing members, paid-in capital, and reservesBorrowing HeadroomCheck:O/S Borr + Borr Headroom1000

    200746953.232591.90.694135862914361.346953.20

    200846485.137626.40.8094292588858.746485.10

    200946914.9411270.87662981275787.946914.90

    201093524.848612.90.519786195744911.993524.80

    2011112680.854799.90.486328638157880.9112680.80

    2012113511.260098.80.529452600353412.4113511.20

    2013122592.961301.40.500040377561291.5122592.90

    2014116740.963675.60.54544379953065.3116740.90

    2015112755689650.6116358476437901127550

    2016110043.377232.20.701834641532811.1110043.30

    sma:sma:new policy starting 2008 where borrowing headroom = callable capital of nonborrowing members + paid-in capital and reserves - borrowings (principal outstanding)

  • 2009年7月20日に承認された新たなセーフガード政策は、ADBの業務が環境および現地住民に与える悪影響を回避、最小化、軽減または補償するための保護要件を借入国またはクライアントに確実に遵守してもらうというADBの取り組みを再確認し、強化するものです。

    この政策に基づき、ADBは各国のセーフガード制度を審査し、借入国またはクライアントによる環境・社会リスク管理のアプローチや国レベルの能力を強化し、実施中の監督業務を拡充していきます。

    ADBでは既に、環境、先住民族および非自発的移転に関する政策を開発途上加盟国(DMCs)で実施されるADB支援の全プロジェクトに適用しています。 この新政策は、環境にやさしく総ての人々に恩恵が行き渡る持続的成長を促進するというADBの使命において中核をなすものであり、既存の政策を統合・拡充するものです。

    新政策は、ADBのセーフガードを他の国際開発金融機関のセーフガードと調和させ、開発途上加盟国や民間セクター・クライアントのニーズの変化に適確に応えられるようにするものです。

    新政策には、生物多様性の保全、地域社会の衛生と安全性、および文化的資源に関する規定が新たに設けられました。借入国側の能力開発と、政策の実施・監督面を重視している点も主な特徴です。

    新セーフガード政策は2010年1月20日に発効しました。

    詳細については、http://www.adb.org/site/safeguards/mainをご覧下さい。

    付録3:セーフガード政策

    61

  • グッド・ガバナンスの推進と汚職対策はADBの中核的な戦略目標であり、効果的かつ透明性の高い、責任ある援助に不可欠です。 ADBは「援助効果に係るパリ宣言」の採択により、この問題への取り組みを公約しています。

    2009年10月に独立性を与えられたADBの汚職防止・公正管理部(OAI)は、ADBの関連活動またはADBの職員が関与する汚職または不正の告発の受付窓口となっています。同課は、ADBとそのパートナーが最高水準の倫理・職業基準を維持することを確保し、貧しい人々の生活の改善に使われるべき資源が私益のために流用されるのを防ぐことを使命としています。

    詐欺、汚職行為、威圧行為、談合、妨害行為またはADBが特定するその他の不正行為を行ったと判断される当事者は、除外措置による制裁を受ける可能性があります。 除外措置を受けた主体は、ADBが資金提供、管理または支援する活動に参加することができなくなります。企業に対する除外措置はその全ての従業員と役員に及び、場合によってはその他の主要関係者や契約社員にも及ぶこともあります。除外措置を受けた個人は、不適格企業との関係を完全に絶った場合を除き、個人としても、適格企業による推薦によってもADBの関連活動に参加することはできません。

    国際開発金融機関が2006年に採択した調和化の枠組みを受け、ADB、世界銀行グループ、アフリカ開発銀行(AfDB)、米州開発銀行(IADB)と欧州復興開発銀行(EBRD)は2010年4月9日、ルクセンブルクにおいて、「相互除外措置協定」に署名しました。世界レベルの汚職対策における大きな成果である本協定は、ある参加機関が除外措置を適用した主体に対し、他の参加機関も除外措置を適用することを可能にするもので、世界的な汚職対策の強化に向けた重要な一歩といえます。

    不正行為に対する基本的な制裁は3年間の除外措置です。公正管理監督委員会(Integrity Oversight Committee: IOC)は各案件の事情を勘案し、除外措置の期間を増減することができます。IOCが参考にする期間のガイドラインは、①最初の除外措置(当事者が以前に戒告を受けていたケースを含む)の場合、個人は1年~無期限、企業は1~7年、②2回目の除外措置の場合、個人は最長で無期限、企業は最長10年、③3回目以降の除外措置の場合、個人は最長で無期限、企業は最長20年となっています。

    ADBは「汚職防止政策」に基づいて、汚職に対して毅然たる対応を取っており、この方針は開発途上加盟国のガバナンスおよび能力強化に対する幅広い支援と結びついています。 ADBはいくつかの開発途上加盟国の政府機関に対し、不正・汚職の検知に関する訓練を提供しています。

    ADBはまた、公正管理に関する意識を高め、スキルを向上させる知識支援活動を行っています。2010年以降、ADBの全職員は、汚職対策および汚職防止政策の遵守の重要性についてレクチャーを受けることが義務づけられています。

    詳細については、http://www.adb.org/site/integrity/mainをご覧下さい。

    付録4:汚職防止・公正管理政策

    62

    http://www.adb.org/site/integrity/main

  • 域内加盟国 格付け 加盟年 格付け 加盟年

    アフガニスタン NR/NR 1966 ミクロネシア連邦 NR/NR 1990

    アルメニア B1/NR 2005 モンゴル B3/B 1991

    オーストラリア Aaa/AAA 1966 ミャンマー NR/NR 1973

    アゼルバイジャン Ba2/BB+ 1999 ナウル NR/NR 1991

    バングラデシュ Ba3/BB- 1973 ネパール NR/NR 1966

    ブータン NR/NR 1982 ニュージーランド Aaa/AA+ 1966

    ブルネイ NR/NR 2006 パキスタン B3/B- 1966

    カンボジア B2/NR 1966 パラオ NR/NR 2003

    中国 A1/A+ 1986 パプアニューギニア B2/B 1971

    クック諸島 NR/B+ 1976 フィリピン Baa2/BBB+ 1966

    フィジー諸島 Ba3/B+ 1970 サモア NR/NR 1966

    ジョージア Ba2/BB- 2007 シンガポール Aaa/AAA 1966

    香港(中国) Aa2/AA+ 1969 ソロモン諸島 B3/NR 1973

    インド Baa2/BBB- 1966 スリランカ B2/B 1966

    インドネシア Baa2/BBB 1966 台湾 Aa3/AA- 1966

    日本 A1/A+ 1966 タジキスタン B3/B- 1998

    カザフスタン Baa3/BBB- 1994 タイ Baa1/BBB+ 1966

    キリバス NR/NR 1974 東ティモール NR/NR 2002

    韓国 Aa2/AA 1966 トンガ NR/NR 1972

    キルギス B2/NR 1994 トルクメニスタン NR/NR 2000

    ラオス NR/NR 1966 ツバル NR/NR 1993

    マレーシア A3/A 1966 ウズベキスタン B1/BB- 1995

    モルジブ B2/NR 1978 バヌアツ NR/NR 1981

    マーシャル諸島 NR/NR 1990 ベトナム Ba3/BB 1966

    域外加盟国 格付け 加盟年

    オーストリア Aa1/AA+ 1966

    ベルギー Aa3/AA 1966

    カナダ Aaa/AAA 1966

    デンマーク Aaa/AAA 1966

    フィンランド Aa1/AA+ 1966

    フランス Aa2/AA 1970

    ドイツ Aaa/AAA 1966

    アイルランド A2/A+ 2006

    イタリア Baa3/BBB 1966

    ルクセンブルク Aaa/AAA 2003

    オランダ Aaa/AAA 1966

    ノルウェー Aaa/AAA 1966

    ポルトガル Baa3/BBB 2002

    スペイン Baa1/A- 1986

    スウェーデン Aaa/AAA 1966

    スイス Aaa/AAA 1967

    トルコ B1/B+ 1991

    英国 Aa2/AA 1966

    米国 Aaa/AA+ 1966

    注:ムーディーズおよびスタンダード・アンド・プアーズの格付けは2019年6月24日現在のもの。(出所:ブルームバーグ)1 2019年3月11日にニウエがADBに加盟した。

    付録5:加盟国2018年末現在1

    63

    Regional

    域内加盟国格付け加盟年格付け加盟年

    アフガニスタンNR/NR1966ミクロネシア連邦NR/NR1990

    アルメニアB1/NR2005モンゴルB3/B1991

    オーストラリアAaa/AAA1966ミャンマーNR/NR1973

    アゼルバイジャンBa2/BB+1999ナウルNR/NR1991

    バングラデシュBa3/BB-1973ネパールNR/NR1966

    ブータンNR/NR1982ニュージーランドAaa/AA+1966

    ブルネイNR/NR2006パキスタンB3/B-1966

    カンボジアB2/NR1966パラオNR/NR2003

    中国A1/A+1986パプアニューギニアB2/B1971

    クック諸島NR/B+1976フィリピンBaa2/BBB+1966

    フィジー諸島Ba3/B+1970サモアNR/NR1966

    ジョージアBa2/BB-2007シンガポールAaa/AAA1966

    香港(中国)Aa2/AA+1969ソロモン諸島B3/NR1973

    インドBaa2/BBB-1966スリランカB2/B1966

    インドネシアBaa2/BBB1966台湾Aa3/AA-1966

    日本A1/A+1966タジキスタンB3/B-1998

    カザフスタンBaa3/BBB-1994タイBaa1/BBB+1966

    キリバスNR/NR1974東ティモールNR/NR2002

    韓国Aa2/AA1966トンガNR/NR1972

    キルギスB2/NR1994トルクメニスタンNR/NR2000

    ラオスNR/NR1966ツバルNR/NR1993

    マレーシアA3/A1966ウズベキスタンB1/BB-1995

    モルジブB2/NR1978バヌアツNR/NR1981

    マーシャル諸島NR/NR1990ベトナムBa3/BB1966

    Non-regional

    域外加盟国格付け加盟年

    オーストリアAa1/AA+1966

    ベルギーAa3/AA1966

    カナダAaa/AAA1966

    デンマークAaa/AAA1966

    フィンランドAa1/AA+1966

    フランスAa2/AA1970

    ドイツAaa/AAA1966

    アイルランドA2/A+2006

    イタリアBaa3/BBB1966

    ルクセンブルクAaa/AAA2003

    オランダAaa/AAA1966

    ノルウェーAaa/AAA1966

    ポルトガルBaa3/BBB2002

    スペインBaa1/A-1986

    スウェーデンAaa/AAA1966

    スイスAaa/AAA1967

    トルコBa3/BB-1991

    英国Aa2/AA1966

    米国Aaa/AA+1966

    Sheet3

    Regional

    域内加盟国格付け加盟年格付け加盟年

    アフガニスタン1966ミクロネシア連邦1990

    アルメニアBa2/NR2005モンゴルB1/NR1991

    オーストラリアAaa/AAA1966ミャンマー1973

    アゼルバイジャンBa1/BBB-1999ナウル1991

    バングラデシュBa3/BB-1973ネパール1966

    ブータン1982ニュージーランドAaa/AA1966

    ブルネイNR/NR2006パキスタンB3/B-1966

    カンボジアB2/B1966パラオ2003

    中国Aa3/AA-1986パプアニューギニアB1/B+1971

    クック諸島NR/B+1976フィリピンBa2/BB1966

    フィジー諸島B1/B1970サモア1966

    グルジア2007シンガポールAaa/AAA1966

    香港(中国)Aa1/AAA1969ソロモン諸島1973

    インドBaa3/BBB-1966スリランカB1/B+1966

    インドネシアBa1/BB+1966台湾Aa3/AA-1966

    日本Aa3/AA-1966タジキスタン1998

    カザフスタンBaa2/BBB+1994タイBaa1/BBB+1966

    キリバス1974東ティモール2002

    韓国A1/A1966トンガ1972

    キルギス1994トルクメニスタンWR/NR2000

    ラオス1966ツバル1993

    マレーシアA3/A-1966ウズベキスタン1995

    モルジブ1978バヌアツ1981

    マーシャル諸島1990ベトナムB1/BB-1966

    Non-regional

    域外加盟国格付け加盟年

    オーストリアAa1/AA+1966

    ベルギーAa3/AA1966

    カナダAaa/AAA1966

    デンマークAaa/AAA1966

    フィンランドAa1/AA+1966

    フランスAa2/AA1970

    ドイツAaa/AAA1966

    アイルランドA2/A+2006

    イタリアBaa3/BBB1966

    ルクセンブルクAaa/AAA2003

    オランダAaa/AAA1966

    ノルウェーAaa/AAA1966

    ポルトガルBaa3/BBB2002

    スペインBaa1/A-1986

    スウェーデンAaa/AAA1966

    スイスAaa/AAA1967

    トルコB1/B+1991

    英国Aa2/AA1966

    米国Aaa/AA+1966

    Sheet3

  • 米ドルおよびユーロ建て

    償還期間:2、3、5、7、10または20年

    発行規模:通常10~40億ドル1

    少なくとも年1回発行

    ドキュメンテーション GMTNプログラム

    決済 連邦準備銀行ブック・エントリー・シ

    ステム ユーロクリアおよびクリアストリーム

    グローバル・ベンチマーク債

    各種インデックスの対象銘柄 バークレイズ・キャピタル・グローバル総合イ

    ンデックス シティグループ世界BIG債券インデックス JPモルガン・ユーロ・スターリング・インデック

    ス Markit iBoxx 米ドル建公社債インデックス UBSオーストラリア債券インデックス UBSスープラ・ソブリン・インデックス

    ドキュメンテーションと決済 GMTNプログラム - ユーロクリアおよびクリアス

    トリーム、DTC AUD MTNプログラム - オーストラクリア、ユー

    ロクリアおよびクリアストリーム NZD MTNプログラム - オーストラクリア NZ シ

    ステム、NZクリアリング・システム ACN(アジア通貨建て債券)プログラム - CDP、

    HKMA、BNM、PDEx(該当する場合)、TDCC、ユーロクリアおよびクリアストリーム

    MYR MTNプログラム - マレーシア国立銀行

    資金調達プラットフォーム

    投資家のニーズに合わせて設定(通貨、発行額、条件、ストラクチャー)

    テーマ型債券:ウォーター、クリーンエナジー、グリーン、ヘルス、ジェンダー・ボンド

    売出債

    個人投資家向け債券

    仕組み私募債

    ドキュメンテーション GMTNプログラム ACNPプログラム

    私募債

    付録6:資金調達の手段

    1 グリーン・ボンドの規模は通常5億ドル以上。

    64

  • ADBウェブサイト www.adb.org

    インベスター・リレーションズに関するウェブサイト

    www.adb.org/investors

    ストラテジー2030www.adb.org/documents/strategy-2030-prosperous-

    inclusive-resilient-sustainable-asia-pacific

    地域・国別業務 www.adb.org/countries

    年次報告 www.adb.org/documents/series/adb-annual-reports

    基金と財源 www.adb.org/funds

    セクターおよびテーマ www.adb.org/focus-areas

    経済統計と研究 www.adb.org/data

    アジア債券モニター asianbondsonline.adb.org

    ニュースとイベント www.adb.org/news

    ブルームバーグ ADB

    付録7:詳細情報の参照先

    65

    http://www.adb.org/http://www.adb.org/investorshttps://www.adb.org/documents/strategy-2030-prosperous-inclusive-resilient-sustainable-asia-pacifichttp://www.adb.org/countrieshttp://www.adb.org/documents/series/adb-annual-reportshttp://www.adb.org/fundshttp://www.adb.org/focus-areashttp://www.adb.org/datahttp://www.adb.org/news

  • このプレゼンテーションは情報提供のみを目的としており、いかなる法域においても、ADB債券の販売の申込または購入申込の勧誘が非合法である相手先に対して、かかる申込または勧誘を行うものではありません。

    - ADBの文脈において「国」はADB加盟国を指しますが、その主権や独立の有無に関するADBの見解を示すものではありません。

    - 本書で「$」あるいは「ドル」という場合には米ドルを指します。

    注意事項

    本書で用いられるデータの正確性の確保には全力を尽くしていますが、アジア開発銀行(ADB)の出版物においては発行日の相違、データの情報源およびその解釈によってデータが異なる場合があります。データの使用によって生じるいかなる結果についてもADBは責任を負いません。

    66

  • アジア・太平洋地域の貧困と闘う

    アジア開発銀行財務局資金調達課6 ADB Avenue, Mandaluyong City1550 Metro Manila, Philippines

    メール [email protected]投資家ウェブサイト www.adb.org/investorsブルームバーグ ADB 電話番号 +632 683-1204Fax番号 +632 632-4120

    画像の出所は全てADBフォトライブラリ。

    Slide Number 1Slide Number 2ADBとはアジアの�貧困問題Slide Number 5持続可能な開発目標(SDGs)に対応する�業務上の優先課題加盟国による強い支持Slide Number 8Slide Number 92018年の業務概要地域別�支援額Slide Number 12Slide Number 13Slide Number 14貸借�