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EA21 環境活動レポート:2019 年度版】 対象期間:2019 4 1 日~2020 3 31 対象範囲:全ての組織、全ての事業活動 行:2020 6 30 日 第 13 九州電力グループ 光洋電器工業株式会社

ecoaction-200910 · 2020. 9. 10. · コアクション21の認証を2009年に取得し、環境負荷の低減に 向け活動を継続しております。 本レポートは、弊社の環境活動の2019年度の具体的活動実績

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  • 【EA21 環境活動レポート:2019 年度版】

    対象期間:2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日 対象範囲:全ての組織、全ての事業活動 発 行:2020 年 6 月 30 日 第 13 版

    九州電力グループ 光洋電器工業株式会社

  • 目次

    1.

    2.

    3.

    4.

    5.

    6.

    7.

    8.

    9.

    10.

    11.

    12.

    13.

    はじめに

    組織の概要

    環境経営方針

    2019 年度環境活動目標

    2019 年度環境活動計画、環境活動実績及び評価

    マテリアルバランス

    環境関連法規の遵守状況

    代表者による全体評価

    環境ボランティア活動

    産業廃棄物の最終処分場視察

    表彰関係

    2020 年度~2022 年度環境中期目標

    EA21活動の歩み

    2~3

    6~14

    15

    16

    17

    18~19

    20

    20

    21

    22

    2012 年 2 月に会社 OB の睦会から寄贈頂いた桜が今年も開花しました!

  • 1.はじめに 弊社は、天草で採掘される良質な陶石の有効活用を目的として、

    昭和16年に九州電気株式会社(九州電力の前身)が中心となり、

    熊本の財界の総意をもって九州磁器工業株式会社として創業を開始

    しました。 昭和35年に社名を「光洋電器工業株式会社」に変更し、 創業

    以来すでに79年目を迎え、 窯業としての長い歴史をもっております。 企業として環境経営が求められる時代、弊社は「社会・生活の質

    を高める電力・エネルギーをお届けすることをサポートし、快適で

    環境にやさしい持続可能な社会の創造に貢献します」を基本理念と

    し、これを全うするために、環境マネジメントシステムとして、エ

    コアクション 21 の認証を2009年に取得し、環境負荷の低減に向け活動を継続しております。 本レポートは、弊社の環境活動の2019年度の具体的活動実績

    を紹介したもので、今回で13回目の発行になります。 ぜひご一読いただき、皆さまからの忌憚のないご意見・ご感想を

    参考に環境活動の更なる充実に努めてまいりたいと考えておりま

    す。

    代表取締役社長 高田 和馬

    1

  • 2.組織の概要 ■会社名 光洋電器工業株式会社 ■代表者名 代表取締役社長 高田 和馬 ■所在地 本 社:熊本市西区春日8-17-31

    TEL096-353-1268 白藤工場:熊本市南区白藤1-5-40 TEL096-353-5811 福岡支社:福岡市中央区渡辺通1-1-1 TEL092-771-6193

    ■環境管理責任者 品質管理部長 山内 俊藏 ■事業内容 本 社:がいしの製造

    がいし・自動点滅器・配電用機器の販売 白藤工場:がいし・自動点滅器の製造 福岡支社:がいし・自動点滅器・配電用機器の販売

    ■資本金 20百万円 ■売上高 2,631百万円(2019年度)

    (物件別売上高及び生産量)

    物件別 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度

    売上高 (億円)

    がいし 8.6 13.3 11.7 12.5 点滅器 1.4 1.6 1.4 1.1 仕入商品 13.2 14.7 16.9 12.7

    計 25.4 29.6 30.0 26.3 生産量(t) 548 648 595 616

    ■従業員数 84名(2019年4月1日現在) ■敷地面積 15,916㎡(本社:11,582 ㎡、白藤工場:4,334 ㎡) ■延床面積 9,168㎡(本社:6,684 ㎡、白藤工場:2,422 ㎡、福岡支社:62 ㎡) ■沿革

    1941年 5月:九州磁器工業株式会社を設立 1943年 9月:田崎工場(熊本市田崎町380番地)操業開始 1959年 3月:自動点滅器を開発 1960年10月:社名を現在の光洋電器工業株式会社へ変更 1971年 6月:現在の住所へ移転 1993年 3月:白藤工場操業開始 2001年 2月:防犯街路灯の製造販売開始 2002年10月:ISO9001:2000 認証取得 2009年 4月:エコアクション21認証・取得 2012年 1月:平成23年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州:

    エネルギー部門賞受賞 2012年11月:平成24年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州:

    パフォーマンス大賞受賞 2013年11月:平成25年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州:

    環境レポート大賞受賞 2014年11月:平成26年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州: 九州環境カウンセラー協会特別賞受賞 2015 年11月:平成27年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州:

    廃棄物部門賞受賞 2016年 2月:第 19 回環境コミュニケーション大賞

    環境活動レポート部門 優良賞受賞 2017年 2月:第 20 回環境コミュニケーション大賞

    環境活動レポート部門 優良賞受賞

    2

  • ■沿革 2017年11月:平成29年度エコアクション21環境活動レポート大賞・九州: 選考員会特別賞受賞

    2017年12月:白藤工場へ樹脂成形機(一次成形機)の導入 2018年 9月:白藤工場へ樹脂成形機(二次成形機)の導入 2018年 2月:第 21回環境コミュニケーション大賞

    環境活動レポート部門 優良賞受賞 2019年11月:令和元年度エコアクション21環境経営(活動)レポート大賞・九

    州:環境パフォーマンス賞受賞 2019年11月:エコアクション21 10年継続事業者感謝状受領

    ■組織図

    ■環境経営活動推進体系図

    株主総会

    取締役会

    代表取締役社長

    企画・総務部

    営業部

    福岡支社

    大阪営業所

    技術開発部

    技術統括本部

    品質管理部

    製造部

    製造一課

    製造二課

    製造部製造二課

    環境管理推進責任者

    製造部製造一課

    環境管理推進責任者

    技術開発部

    環境管理推進責任者

    営業部福岡支社

    環境管理推進責任者

    営業部

    環境管理推進責任者

    企画・総務部

    環境管理推進責任者

    品質管理部

    環境管理推進責任者

    環境管理推進委員会

    最高責任者

    社  長

    環境管理責任者

    品質管理部長

    環境管理委員会

    委員長 品質管理部長(環境管理責任者)委 員 常勤取締役・各部(支社)長幹 事 品質管理部(環境管理推進責任者)    企画総務部 (環境管理推進責任者)

    (委託機関の為除外)

    (本社工場)

    (白藤工場)

    3

  • 3.環境経営方針

    【基本理念】

    光洋電器工業株式会社は、「より優れた製品を、より安く、より効率的に、より良い

    環境で」の基本理念のもと、がいし、自動点滅器製造及び仕入商品の販売の事業活動を

    通して環境と調和した事業活動を行い豊かな社会とより良い地球環境の実現を目指し

    ます。

    【基本方針】

    事業活動において、環境課題に積極的に取り組み、継続的な環境活動を通して社会的責

    任を遂行します。

    (1) 環境経営の形成を目指して、エネルギーや資源の有効利用、廃棄物の再資源化に取

    り組み、以下の環境負荷の低減に積極的に努めます。

    o二酸化炭素排出量の削減

    (原単位あたりのエネルギー消費削減)

    o廃棄物排出量の削減

    o水使用量の削減

    o化学物質の適正管理

    (2) 環境関連法規等を遵守します。

    (3) 高歩留りの維持や設備投資の確実な実施を行うことで、省エネ・省資源の推進に努めま

    す。

    (4) エコマーク商品など、環境に配慮した商品の購入を積極的に行います。

    (5) 環境活動および実績を定期的に確認、改善し、環境保全のレベル向上に努めます。

    (6) 環境経営レポートの公開や社会貢献活動を通じて、社会とのコミュニケーションを図

    ります。

    (7) 環境経営方針はすべての従業員に周知します。

    制定日 2019年11月 1日

    光 洋 電 器 工 業 株 式 会 社

    代表取締役社長 高田 和馬

    4

  • 4.2019年度環境活動目標

    環境活動目標値は、2018 年度環境活動実績及び 2019 年度の生産計画等を考慮し、設定し

    ました。2019 年度の二酸化炭素排出量の削減及びエネルギー消費量の削減の目標値は、2018

    年度のがいし生産量が3%減少すると想定したことから、2018 年度の実績値に 97%を乗じ

    て設定しました。

    白藤工場の部門目標は、2019 年度から PPS 樹脂モールドの内製化に伴い、樹脂成形機の

    冷却水で水使用量の増加が考えられることから、新規に冷却水の再利用に取り組むこととし

    ました。福岡支社については、2018 年度の取組みを継続しました。

    注)分母(t)は、がいし用磁器生産量

    環境目標項目 2019年目標値

    二酸化炭素排出量の削減 2,170kg-CO2/t 以下

    エネルギー消費量

    の削減

    電力使用量削減 2,050kWh/t 以下

    都市ガス使用量削減 500 /t 以下

    廃棄物排出量の削減 175kg/t 以下

    水使用量の削減 12 /t 以下

    化学物質使用量管理 三価クロム使用量管理:把握率 100%

    グリーン調達の実施

    コピー用紙・トイレットペーパー・作業ズボン等のグリーン調達

    率:100%

    文具類グリーン調達率:98%以上

    コピー用紙使用量の削減 140,000 枚以下

    製品・サービスに関する

    環境負荷低減 運送会社へのエコドライブ依頼:3件完了

    通勤時の二酸化炭素排出量削減

    3,000kg-CO2/年以上

    [車通勤者1人当たり 100km/年+αのノーマイカ

    ー通勤]

    環境ボランティア活動参加 160 名以上の参加

    [1人当たり 2回/年の参加協力を依頼]

    【部門独自の環境目標】

    部門環境目標項目 2019 年度目標値

    製造二課

    [白藤工場] 樹脂成形冷却水の再利用

    冷却水年間使用量想定:

    240 →100 削減

    営業部

    [福岡支社]

    社有車のエコドライブ運転徹底

    による燃費向上 25.0 ㎞/ 以上

    5

  • 5.2019 年度環境目標及び環境活動計画、環境活動実績及び評価

    ニ酸化炭素排出量の削減 環境活動計画(全体・部門目標) 目標値 実績 達成率

    2018 年度

    実績 評価

    二酸化炭素

    排出量削減

    ・照明器具の LED 化

    ・オフィスの省エネ

    ・省エネルギーデイの実施

    ・ゴールデンウィーク、夏季休日、年

    末年始休暇の連続休暇の実施

    ・エコドライブ運転の徹底

    2,170

    ㎏-CO2/t

    1,904

    ㎏-CO2/t 114%

    2,143

    ㎏-CO2/t

    電力使用量

    削減

    2,050

    kWh/t

    1,958

    kWh/t 105%

    2,036

    kWh/t 〇

    都市ガス減

    使用量削

    ・冷熱ボイラーの効率的運用

    ・シャトル窯の効率的運用 500

    /t

    519

    /t 96%

    507

    /t ×

    ・生産が当初計画より 36t 増産となったことと、がいし生産全体の歩留りが 95.5%と過去最

    高実績を上げ、効率的な生産となった。(目標 94.4%)

    ・電力 CO2排出係数(0.463→0.347)が下がったことも大きな要因である。

    ・冷熱試験機のチラーユニットの設備を更新し、電力使用量を約 30%削減できた。

    ・4月~12月は、6kV がいしより生産性が低い 22kV がいしを増産したことでガス使用量が増

    えた。また、1月~3月は、中国電力㈱様の軽量ながいしを増産したことで、窯出し重量が

    伸びず目標未達となった。

    作業者コメント

    製造一課:飯田

    2019 年 7 月に冷熱試験機のチラーユニットの設備を更新したこと

    で、試験時間が 9時間半→6時間になり、3時間半短縮することがで

    きた。試験時間が短縮されたことにより、熱湯のガスボイラーを使

    用量も前年度に比べて 970 削減でき、大きく二酸化炭素排出量削

    減に繋がった。ガス使用量をコストに換算すると約 84,000 円節約

    できた。

    2020年度取組

    【具体的取組】

    ・2019 年末にフロン R22 冷媒のエアコンの生産終了に伴い、使用していない R22 冷媒のエア

    コンの廃棄を検討する。また、新冷媒タイプへ買い替えすることで、省エネによる節電効果、

    電気代の削減、二酸化炭素排出量削減につなげる。

    ・その一環として、2020 年 5 月は本社工場の冷暖房空調装置の設備を更新する。

    全社統一活動は継続する。

    ・オフィスの省エネ

    ・毎週水・金曜日のノー残業デー実施

    ・エコドライブ運転の徹底

    ・照明器具の LED 化

    6

  • 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    総排出量 1,310,000 1,424,000 1,275,500 1,172,800

    排出原単位 2,391 2,198 2,143 1,904

    生産量 548 648 595 616

    2,391 2,198 2,143

    1,904

    0

    500

    1,000

    1,500

    2,000

    2,500

    0

    400,000

    800,000

    1,200,000

    1,600,000

    2,000,000

    2,400,000

    二酸化炭素総排出量(kg-CO2) (kg-CO2/t)

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    福岡支社 4 3 3 3

    白藤工場 123 115 109 121

    本社 1,093 1,128 1,100 1,082

    原単位当たり使用量 2,218 1,917 2,036 1,958

    1,2201,246

    1,212 1,2062,218

    1,917

    2,036 1,958

    1,5001,6001,7001,8001,9002,0002,1002,2002,3002,4002,500

    1,000

    1,050

    1,100

    1,150

    1,200

    1,250

    1,300

    電力使用量(千kWh) (千kWh/t)

    2016年度 2017年度 2018 年度 2019 年度

    総使用量 279 311 302 320

    原単位当たりの使用量 507 478 507 519

    507478

    507 519

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600都市ガス使用量

    (千 ) ( /t)

    7

  • 廃棄物排出量削減

    環境活動計画(全体・部門目標) 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価

    廃棄物排出量削減

    ・排水プレス粘土の再資源化 ・原材料入荷用パレットの有効活用 ・側溝汚泥の自主回収 ・マイ箸の活用 ・マニフェスト管理の徹底 ・産廃の最終処分場の処分状況確認 ・廃棄物適正分別の指導

    175 kg/t

    284 kg/t 62%

    189 kg/t ×

    ・新規開発関連の廃棄物を 35t 廃棄したことが目標未達となった主な要因。(今後は発生なし) ・2018 年度末の汚泥 10t を 2019 年度に廃棄したこと。 ・排水プレス粘土の販売が低調だった。(2018 年度 14t、2019 年度 3.3t 販売) ・2018 年度下期にがいしの半製品試験の抜取数を見直し、試験数が増えたことから、金具付き

    廃棄がいしが約 5t 増えた。

    作業者コメント

    品質管理部:松永

    がいしの強度試験後の金具付廃棄がいし分別について、現在全て産業廃

    棄物として廃棄している。それを、金具部は産業廃棄物へ、磁器部を有

    価物として引き取ってもらうことを検討した。検討した結果、廃棄物排

    出量は約 2t程度削減できるが、費用対効果が見込めなかったため、検討を断念した。

    製造二課:東田

    ブッシングを出荷する際、ダンボールに PP バンドをして出荷していたが、廃棄物削減・省資源化の観点から、PP バンドを廃止することができた。また、PP バンドを廃止したことで、作業の効率化に繋がった。

    2020年度取組

    【具体的取組】 ・製造一課では、フィルタープレスの濾布が老朽化した箇所から粘土の漏れが発生している

    ことから、粘土の漏れがひと目でわかるように工夫することと応急処置をすることで、汚

    泥の排出量削減につなげる。また、定期的な更新を実施していく。 ・九州電力㈱様向け点滅器を出荷する際、ダンボールに PP バンドおよび PP バンド食込み防

    止ダンボールを取り付けて出荷しているが、廃棄物削減・省資源の観点から、PP バンドと PP バンド食込み防止のダンボールの廃止を検討する。

    ・長期未使用品の化学物質の処分を実施する。 全社統一活動は継続する。

    ・事業所ごとの廃棄物排出量把握

    ・廃棄物適正分別の状況管理 ・排水プレス粘土の全量再資源化(製造一課、企画・総務部) ・磁器クズリサイクル化により排出量削減(製造一課、企画・総務部) ・側溝汚泥の自社回収(製造一課、製造二課)

    8

  • 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    福岡支社 0.2 0.4 0.2 0.1

    白藤工場 19 13 16 19

    本社 126 90 95 156

    排出原単位 263 159 189 284

    生産量 548 646 595 616

    144

    103 112

    175

    263

    159 189

    284

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    廃棄物排出量実績(t) (㎏/t)

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    汚 泥 52 58 59 86

    磁器くず 59 12 10 51

    一般廃棄物・その他 15 20 26 19

    排出量原単位 230 139 160 253

    230

    139 160

    253

    0

    50

    100

    150

    200

    250

    300

    0

    50

    100

    本社 廃棄物排出量(t) (㎏/t)

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    汚 泥、セメント 10 9 13 17

    一般廃棄物 9 4 3 2

    排出量原単位 35 20 27 31

    35

    20

    27

    31

    0

    10

    20

    30

    40

    0

    3

    6

    9

    12

    15

    18

    白藤工場 廃棄物排出量(t) (㎏/t)

    9

  • 水使用量の削減

    環境活動計画(全体・部門目標) 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価

    水使用量削減

    ・土練機ドラム冷却水の再利用継続 ・冷熱試験機の水のオーバーフロー防

    止 ・地下水再利用継続 ・上水道の使用メーターチェック ・地下水の汲上メーターチェック

    12 /t

    13 /t 92%

    13 /t ×

    ・下期から水使用量の少ない 7 号土練機が稼働すると想定したが、稼働が 2020 年度へ延期したこ と。

    ・白藤工場の樹脂成形機の稼働により、白藤工場の上水道使用量は対 2017 年度比 213 (31%) 増えたことで、目標未達となった。

    作業者コメント

    製造一課:松本

    ・本社工場の地下水は、全体の水使用量の 1/3 が土練機ドラムの冷却水に使用

    し、2/3が製造設備の清掃洗浄水に使用している。土練機ドラムの冷却水に

    2,060 使用し、うち 176 は戻り土溶解へ再利用することができた。

    ・本社では毎月上水道の漏水チェックを実施している。漏水箇所を発見したこ

    とから 2019 年 11 月に漏水工事を実施することができ、水使用量削減に努

    めることができた。

    2020年度取組

    【具体的取組】

    ・2020 年度から 7号土練機が本格稼働によりドラム

    冷却水を循環式にしたことと、土練機の清掃が週 1

    回程度に済むようになったことで年 100 削減する。

    ・樹脂成形機(一次成形機・二次成形機)の冷却水を

    再利用するため年 100 削減する。

    全社統一活動は継続する。 ・土練機の水使用量削減

    ・上水道使用量の把握

    ・地下水使用量の把握

    7 号 土 練 機

    10

  • 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    白藤工場 650 710 690 900

    本社 7,600 7,200 6,910 7,090

    使用量原単位 15 12 13 13

    生産量 548 648 595 616

    8,250 7,910 7,600 7,99015

    12 13 13

    0

    5

    10

    15

    20

    01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,0008,0009,00010,000

    水総使用量(本社・白藤工場)( ) ( /t)

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    上水使用量 1,100 1,300 1,410 1,250

    地下水使用量 6,500 5,900 5,500 5,840

    使用量原単位 14 11 12 12

    14

    11 12 12

    0

    2

    4

    6

    8

    10

    12

    14

    16

    0

    1,000

    2,000

    3,000

    4,000

    5,000

    6,000

    7,000

    本社 水使用量実績( ) ( /t)

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度

    上水使用量 430 480 530 700

    地下水使用量 220 230 160 200

    使用量原単位 1.2 1.1 1.2 1.5

    1.21.1

    1.2

    1.5

    0.0

    0.2

    0.4

    0.6

    0.8

    1.0

    1.2

    1.4

    1.6

    0

    100

    200

    300

    400

    500

    600

    700

    800

    900

    1,000

    白藤工場 水使用量実績( ) ( /t)

    ※福岡支社はビルテナントのため、水使用量は把握不可

    11

  • 環境目標 環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    化学物質使

    用量管理

    三価クロム使用量 把握

    100% 把握 100% 100% 100% 〇

    ・三価クロムは、高圧がいし赤帯の顔料に使用。 ・適正に在庫管理を実施することができた。 ・2020 年度も継続して管理する。

    グリーン調

    達の実施

    環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    コピー用紙、トイレットペー

    パー、作業ズボン調達 100% 調達 100% 100% 100% 〇

    ・今年度は コピー用紙、トイレットぺーパー、全てグリーン商品 調達ができた。

    ・作業服を見直した際、作業ズボンの通気性や伸縮性を重視したこと から、グリーン商品調達対象外品を選定したため、作業ズボンを除 外とした。

    ・2020 年度も継続してグリーン商品を調達する。

    環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価

    文具類の調達 98% 以上 98% 100% 102% 〇

    ・今年度の購入の文具類は、64 点中 63 点のグリーン商品の購入がで きた。

    ・2020 年度も各部署の文具類購入担当者へグリーン商品調達推進を 周知する。

    製品・サー

    ビスに関す

    る環境負荷

    低減

    環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    運送会社へ エコドライブ依頼

    3 社へ 依頼

    5 社 依頼完

    了 167% 3 社へ

    依頼完了 〇

    ・例年は、久留米運送、トールエクスプレスジャパン、日本郵政の3 社様へ依頼していたが、今年度は、上記3社に加え橋村運送、高速興 建の 2 社 合計5社にエコドライブを依頼し、了承を得た。

    ・エコドライブを依頼した運送会社(5 社)は、全ての業務車両の排ガ ス削減に取り組まれており、その活動の一つとしてドライバーのエ コドライブ運転を実施して頂いた。

    ・2020 年度も運送会社と協力してエコドライブ運転に努めて頂く。

    12

  • 部門目標 環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    コピー用紙使

    用量削減

    ・両面コピー・裏面利 用の励行

    ・会議時プロジェクター利 用の励行

    ・帳票類、品質記録の 電子化

    140,000枚

    160,000枚 88%

    133,500 枚 ×

    ・3 月中旬に 32,500 枚の購入があり、目標未達となった。 ・ただし、4 月~2 月は 127,500 枚購入。3 月の購入は中旬であること

    より、この購入を除くと年度の購入は 13 万枚程度と推測される。 (昨年度の 13.6 万枚より購入枚数は減少)

    ・コピー用紙使用量(料)削減につなげるために、2020 年 2 月にコピー用紙 代及び複合機毎のカウンター料を見える化を実施した。

    ・2020 年度も両面コピー・集約印刷、帳票類の電子化等に努める。

    通勤時の二

    酸化炭素排

    出量削減

    環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    1 人当たり約 100kmのノーマイカー参加 (対象従業員 67 人)

    3,000 kg-CO2

    3,089 kg-CO2 103%

    4,300 kg-CO2 〇

    ・マイカー通勤者による通勤距離を 1 人当たり 100km/年ノーマイカー通 勤し、燃料分を CO2換算し、排出削減量を合計する。

    ・今年度も従業員の皆さんにご協力頂き、目標を上回ることができた。 ・企画総務部、技術開発部は目標達成できた。 ・2020 年度も継続して取り組む。

    環境ボランティ

    ア活動参加

    環境活動計画 目標値 実績 達成率 2018 年度 実績 評価 SDGs

    1 人当たり 2 回以上 (対象従業員 80 人) 160 人 191 人 119% 186 人 〇

    ・環境ボランティアとは公的施設、道路、公園、学校の清掃、植林、資源 分別・収集等に携わった活動としている。

    ・今年度も従業員の皆さんにご協力頂き、目標を上回ることができた。 ・企画総務部、営業部、福岡支社、品質管理部、技術開発部、製造一課は

    目標達成できた。 ・2020 年度も継続して取り組む。

    13

  • 部門目標項目

    部門目標 目標値 実績 達成率 評価

    製造二課

    樹脂成形機冷却水の 再利用

    冷却水年間使用量想

    定:240 →100 削減

    再利用料 0 上水道使用量

    214 0%

    ・計画当初では、一体成形が 4 月から開始され、大

    幅な水使用量の増加が見込まれていたため活動を 計画したが、一体成形の生産が 2020 年度以降へ 延期されたことから、対策を延ばした。214 の 使用となった。

    ・対策を延期したことから、2020 年度も引き続き取 り組む。

    作業者コメント 製造二課:浪治

    今年度は対策を延期したが、樹脂メーカーからアドバイスを頂

    き、一体成形機の金型調温器の設定温度を高くしたことにより冷

    却水の使用量を減少させることができた。

    2020

    年度取組

    一次、二次成形機冷却水の再利用

    部門目標 目標値 実績 達成率 評価

    福岡支社

    社有車の有効な活用に

    よる燃費向上 25.0km/ 以上 23km/ 92%

    ・走行距離:18,531 ㎞、給油量:813 ・エコドライブに努めたが、市街地走行が多く燃費が思うように伸びなかった。 ・同車種の本社のフィールダーの 2019 年度の燃費は 19 ㎞/ 。目標設定が厳しかっ

    たため、目標未達となった。 ・2020 年度も社有車の燃費管理を行い、エコ運転の徹底に努める。

    担当者

    コメント

    福岡支社:松田

    ・エコドライブに努めたが、目標設定が高かったため、目標達成でき なかった。

    ・福岡支社と同車種の本社のフィールダーより燃費は良かった。 ・来年度は、目標値を見直し、引き続きエコドライブに努めたい。

    2020

    年度取組

    2020 年度も社有車の燃費管理を行い、エコ運転に努める。

    一次成形機 (PPS 樹脂モールド)

    二次成形機 (一体成形)

    14

  • 6.マテリアルバランス

    アウトプット合計 1,281t

    製品販売

    重量 がいし 1,013t

    限流 AH・ポリマー 33t

    点滅器 12t

    合 計 1,058t

    廃棄物

    排出量 廃棄物排出量 175t

    (リサイクル量) 73t

    (リサイクル率) 42%

    有価物量 48t

    合 計 223t

    原材料インプット合計 1,241t

    がいし 原料 807t

    金具 224t

    限流 AH・ポリマー 91t

    梱包材 98t

    その他 9t

    合 計 1,229t

    点滅器 部材 10t

    梱包材 2t

    合 計 12t

    エネルギーインプット

    エネルギー

    投入量 電気 1,206kWh 都市ガス 320 千 N

    灯油 8.8

    ガソリン 3.3

    軽油 2.0

    水使用量 上水道 1.9 千

    地下水 6.0 千

    CO2 アウトプット合計 1,173t-CO2

    電気 419t-CO2

    都市ガス 719t-CO2

    灯油 22.0t-CO2

    ガソリン 8.0t-CO2

    軽油 5.4t-CO2

    水総使用量 7.9 千

    15

  • 7.環境関連法規の遵守状況 当社に関する主な法規制の順守状況は以下の通りです。 なお、過去 10 年間にわたって行政機関からの違反及び訴訟等はありませんでした。

    法規制等名称 順守状況

    廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法) 良好

    フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律 良好

    浄化槽法 良好

    大気汚染防止法 良好

    水質汚濁防止法 良好

    ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法

    (PCB特措法) 良好

    騒音規制法 良好

    振動規制法 良好

    工業用水法 良好

    下水道法 良好

    熊本市地下水保全条例 良好

    消防法(危険物取扱に係る部分のみ) 良好

    16

  • 8.代表者による全体評価

    エコアクション21ガイドラインが 2009 年版から 2017 年版へ改訂に伴い、当社の「環境経営方針」及び「環境マネジメントマニュア

    ル」等を改訂しました。より一層の環境経営システムの構築が求めら

    れています。 2019 年度は、がいし製造課程の歩留りが 95.5%と 3 年連続で過去

    最高の実績を上げ、効率的な生産となり環境負荷低減活動につなが

    っていると思います。この調子を維持するとともに、まだヒューマン

    エラーによる社内不適合が 3 件発生しており、もう少し頑張れる余地があると考えます。ついては今一度、作業工程の再確認、不適合の

    再発防止・未然防止に努めて頂きたいと思います。 一部環境目標未達の水使用量について、樹脂成形機の冷却水の再

    利用では、白藤工場の上水道が 2017 年度より 2019 年度は年間 200 、8 万円程度増加しています。2021 年度から一体成形の量産化がスタートすると更に水使用量の増加が予想されますので、2020 年度中に PPS 樹脂モールド成形と一体成形の冷却水の再利用の対応に努めるよう指示しました。また、2020 年度から 7 号土練機が本格稼働し、冷却水を循環式にしたことで水使用量の削減に繋がると思いま

    す。

    2020 年度も会社・従業員一丸となって、更なる環境負荷低減活動に取り組んでいきたいと思います。

    2020 年 5 月 25 日 代表取締役社長 高田 和馬

    17

  • 9.環境ボランティア活動 第 16 回「しらかわの日」~流域一斉清掃~

    8 月 4 日、26 名に参加して頂きました!

    18

  • 始業前の社外清掃ボランティア

    19

  • 10.産業廃棄物の最終処分場視察(企画・総務部) 当社は、汚泥の最終処分を㈲オー・エス収集センター様に委託している。 2020 年 2 月 20 日に汚泥の最終処分場である㈲オー・エス収集センター様を視察した。 汚泥の処分フロー

    集塵クズ、排水処理の

    脱水汚泥、排水側溝汚

    泥、セメント汚泥

    収集運搬 中間処理 最終処分

    星山商店 星山商店 オー・エス収集センター 汚泥年間排出量・最終処分費用実績

    年 度 年間排出量 年間処理費用 2019 年度 97t 911 千円 2018 年度 90t 637 千円

    11.表彰関係 第 12 回 環境経営(活動)レポート大賞・九州

    「環境パフォーマンス賞」受賞 エコアクション 21

    「10 年継続事業者感謝状」受領

    20

  • 12.2020 年度~2022 年度環境中期目標

    環境経営目標 2019 年度

    実績 環境経営計画

    2020 年度

    目標

    2021 年度

    目標

    2022 年度

    目標

    二酸化炭素排出量削減 1,904

    kg-CO2/t

    o 照明器具の LED化

    o オフィスの省エネ

    ・不要照明消灯

    ・冷暖房の温度管理

    oクールビズ・ウォームビズ推進

    o社用車の燃費向上

    ・エコドライブの徹底

    o省エネルギーデイの実施

    ・毎週水・金 or月曜日

    oガスボイラー効率的運用

    o工場用コンプレッサー稼働時間把握

    o太陽光発電の実績把握

    o電力デマンド監視からの情報提

    o老朽化設備更新による消費電

    力低減

    1,905

    kg-CO2/t

    1,905

    kg-CO2/t

    1,905

    kg-CO2/t

    環境経営

    の推進

    (エネル

    ギー消費

    実績把

    握)

    電力使用量

    把握

    (原単位)

    1,958

    kWh/t o 電力使用量削減

    1,964

    kWh/t

    1,962

    kWh/t

    1,962

    kWh/t

    都市ガス使

    用量把握

    (原単位)

    519

    /t o 都市ガス使用量削減

    511

    /t

    500

    /t

    500

    /t

    廃棄物排出量削減 284

    kg/t

    o 廃棄物排出量の把握

    ・マニュフェスト管理の徹底

    ・産廃最終処分状況確認

    o廃棄がいしの再資源化

    o金具付廃棄がいし分別

    o廃棄パレットの有効活用

    oマイ箸の活用

    198

    ㎏/t

    212

    ㎏/t

    212

    ㎏/t

    水使用量削減 13

    /t

    o 工業用水の再利用

    o節水の徹底

    o冷熱試験水のオーバーフロー監

    o水使用量把握

    o 本社上水道漏水チェック(1 回

    /日)

    o設備更新による水使用量低減

    13 /t 13 /t 13 /t

    21

  • 13.EA21活動の歩み

    年度

    境負

    荷項

    改善

    箇所

    善活

    改善

    効果

    C

    O2

    廃棄

    その

    2008

    年度

    E

    A21

    取得準

    備委員会立

    ち上

    事務局

    を設置

    。環境活

    動推進

    体系を

    整える

    各部署から環

    境推

    進委員を選

    任、活

    動体

    系が整

    った。

    がいし焼

    成炉

    設備改

    がいし

    焼成炉

    設備改善

    に伴う

    熱源燃

    料の変

    更(灯油

    →ガス

    設備改善前と

    改善

    後の

    CO

    2排

    出は

    50%強

    に削

    減。

    いし素

    地製

    造用フ

    ィルター

    プレス

    改善

    1バッチ

    の数量

    を減ら

    しロス

    を少な

    くした。

    150枚×

    4基 →

    100枚

    ×6基)

    料漏れが減

    少、

    汚泥排出量

    削減に

    繋が

    る。

    いし焼

    成炉

    の冷却

    ファ

    ンの改

    設備導

    入に合

    わせ水冷

    式を空

    冷式に

    変更

    業用水使用

    量が

    前年比約

    25%

    %削減

    2009

    年度

    E

    A21

    取得:

    EM

    S制定

    社大

    で環境

    目標を定

    め、改

    善活動

    に本格

    的に取り

    組んだ

    社員の環境意

    識が

    向上した。

    がいし焼

    成1バッ

    チの

    重量を

    見直し

    改善

    成1回当

    りの

    窯詰重量

    の見直

    しを行う

    焼成炉燃料を

    3%/ 年

    削減。

    社有車の

    高燃

    費車導

    ハイブ

    リッド

    カー導入

    有車の燃費

    が向

    上した(

    10km

    /

    18km

    / )

    廃棄がい

    し再

    利用研

    廃棄が

    いしリ

    サイクル

    として

    2次製品

    化の研

    藻漁礁・海藻

    養殖

    基盤開発成

    功( 特

    許取

    得)

    真空ポン

    プ冷

    却水再

    活用

    空ポ

    ンプ冷

    却水を貯

    水槽に

    戻し循

    地下水の節水

    に繋

    がった。

    上水蛇口

    節水

    改善

    社、

    白藤工

    場全ての

    上水蛇

    口に節

    水コマ

    取付

    水の節水に

    繋が

    った。

    20

    10年度

    がいし焼

    成1バッ

    チ数

    の再見

    直し改

    製品の

    組合せ

    方を見直

    すこと

    により

    1回当

    りの焼成

    量増

    やした

    成効率が

    3%向上し

    た。

    太陽光発

    電設

    備導入

    電し

    た電気

    は全て自

    社消費

    とした

    本社電力使用

    量の

    約5%

    を太

    陽光

    発電で

    まかなって

    いる

    2011

    年度

    白藤工場

    のが

    いし組

    立洗浄水

    の再利

    用改善

    浄水

    を循環

    ろ過して

    再利用

    を行っ

    た。

    藤工場の地

    下水

    使用量は、

    前年度

    の1/

    2程度と

    なった

    2012

    年度

    藤工場

    電力

    監視シ

    ステム導

    電力量

    が明確

    になり削

    減対象

    物を特

    定、節

    電対策を

    実施。

    約電力の削

    減に

    繋がった(

    135k

    w

    95kw

    社排水

    汚泥

    脱水改

    排水汚

    泥の保

    管場所を

    設け脱

    水して

    排出。

    泥を

    5%脱水す

    るこ

    とで排

    出量削

    減に繋が

    った。

    土練機冷

    却水

    の再利

    土練機

    ドラム

    の冷却水

    を原料

    溶解水

    に再利

    年間約

    200 を再利

    用するこ

    とで節

    水に繋

    がっ

    た。

    2013

    年度

    スボイ

    ラー

    の排熱

    利用

    スボ

    イラー

    へエコノ

    マイザ

    ー設備

    導入取

    排熱利用で熱

    効率

    が10

    %強向上

    した

    ( 本社・白藤工

    場)

    白藤工場

    コンプレッサーを

    小型化

    アー

    の必要

    量を調査

    し、小

    型化し

    た。

    力使用量を

    約6%

    削減。

    本社事務

    所の

    使用電

    力の見え

    る化

    務所

    棟へ電

    力監視シ

    ステム

    導入。

    力使用量が

    明確

    になりオフ

    ィスの

    省エ

    ネ意識

    が向上した

    藤工場

    セメ

    ント汚

    泥処理改

    業者へ

    委託排

    出してい

    たもの

    を一部

    自社で

    回収し、

    脱水し

    て排

    出。

    藤工場のセ

    メン

    ト汚泥排出

    量を約

    70%削減。

    務所手

    洗い

    蛇口の

    締め忘れ

    改善

    ート

    ストッ

    プ水洗へ

    取替え

    口の締め忘

    れが

    無くなり節

    水に繋

    がっ

    た。

    上水漏水

    防止

    改善

    水道メ

    ータカウ

    ンター

    を記録

    使用量を監

    視す

    ることで漏

    水等の

    異常

    の早期

    発見ができ

    る。

    2014

    年度

    いし焼

    成効

    率改善

    小製

    品を効

    率的に組

    合せる

    ことで

    1回当

    りの焼成

    重量

    を増や

    焼成効率が前

    年比

    で5%

    向上

    した。

    社冷熱

    試験

    用ガスボイラーの

    燃料削減

    改善

    イラ

    ー停止

    タイミン

    グをこ

    まめに

    調整す

    る。

    イラー燃料

    の使

    用量削減に

    繋がっ

    た。

    白藤工場

    セメ

    ント養

    生室断熱

    改善

    生室

    内に断

    熱材を貼

    り付け

    断熱効

    果を向

    上させた

    イラー燃料

    (灯

    油)年間使

    用量の

    約20

    %削減。

    料入荷

    時の

    持ち込

    み方法改

    原料メ

    ーカー

    と交渉し

    て木パ

    レット

    持ち込

    みを取り

    やめ専

    用パ

    レット

    を準備

    した。

    クズの排出

    削減

    に繋がった

    熱試験

    水の

    オーバ

    ーフロー

    改善

    験槽

    のフロ

    ート弁の

    取付位

    置を変

    えるこ

    とにより

    オーバ

    ーフ

    ローが

    少なく

    なった

    験水の節水

    に繋

    がった。

    2015

    年度

    有車の

    ハイ

    ブリッ

    ド車導入

    社軽

    ワゴン

    車を

    1500

    ccハイブ

    リッド

    車へ入替

    有車の燃費

    が向

    上した(

    11km

    / →

    20km

    / )

    排水脱水

    プレ

    ス機設

    備更新

    水処

    理能力

    アップ

    水汚泥のバ

    キュ

    ーム委託排

    出量の

    削減

    練機冷

    却水

    の再利

    土練機

    ドラム

    の冷却水

    を原料

    溶解水

    に再利

    用、

    1か

    所を

    3か所

    に拡大

    利用水 約

    200

    / 年

    2016

    年度

    余剰セメ

    ントの再

    利用

    いし

    組立

    時発

    生す

    る養

    生セ

    メン

    トを

    成形

    しブロックと

    して

    活用

    する。

    セメント汚泥

    3500

    kg/ 年

    排出

    削減

    2017

    年度

    エネデ

    ーの

    定着化

    年で

    水・金

    曜日を省

    エネデ

    ーに決

    実施率

    96%

    オフィ

    スの

    省エネに

    繋がる

    棄がい

    しの

    再資源

    廃棄が

    いしの

    選別保管

    をルー

    ル化し

    再原料

    として販

    売が軌

    道に

    のる。

    器類廃棄物

    を50

    t/年排出

    削減。

    2018

    年度

    点滅器基

    板の

    改良

    雷向

    上のバ

    リスタへ

    変更

    滅器のクレ

    ーム

    低減に繋が

    った。

    福岡支社

    の社

    有車を

    買換え

    イブ

    リット

    プリウ

    ス→フ

    ィール

    ダー

    有車の燃費

    が向

    上した。

    (21㎞

    / →

    23㎞

    / )

    2019

    年度

    縄電力

    ㈱様

    向け

    22kV

    LPが

    いし

    形状変更

    いし

    の形状

    変更

    留まり向上

    に繋

    がった。

    IoTシス

    テム導入

    によ

    る窯の

    三交代勤

    務廃止

    いし

    焼成炉

    にIoT

    システ

    ムを導

    作業の効率化

    、働

    き方改革に

    繋がっ

    た。

    冷熱試験

    機の

    チラー

    ユニット

    設備更

    チラー

    ユニッ

    ト更新

    力使用量で

    約30

    %削減。

    1日あた

    りの

    稼働時

    間が約

    3時間半

    短縮

    ブッシン

    グ梱

    包変更

    PP

    バン

    ド廃

    廃棄物削減、

    省資

    源化、作業

    の効率

    化に

    繋がっ

    た。

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