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試験結果 - 医薬品医療機器総合機構...IMPELLA LD (C28) 1 52790 2011-06-3 2 52794 3 52793 4 52791 妥当性 被験機器の IMPELLA 5.0( C8は)申請品目 C7 とカテーテルの有効長以外は同一であるため、

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  • 試験結果 室温 37℃

    パージ圧 (mmHg) パージ流量 (mL/hr)

    キンク直径 (mm)

    パージ圧 (mmHg)

    パージ流量 (mL/hr)

    キンク直径 (mm)

    1 2 3 4 5 6 7 8

    考察 全ての検体でカテーテルを曲げている最中にパージ圧と流量に異常はなく、直径 mmn でもキンクは確認されなかった。

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.7. ポンプカテ-テルのパ-ジ用チュ-ブの耐圧性(2.5、実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付

    資料 ハ-7 P2012-052-1 実施期間 2012 年 4 月~2013 年 6 月

    試験目的 パ-ジラインの耐圧性を確認すること。 試験方法 パージラインに注射器と圧力計を接続し、① mmHg、② mmHg、③

    mmHg、④ mmHg、⑤ mmHg と加圧させ、漏れを確認する。 被験機器 全ての被験機器、IMPELLA 2.5(C12)は、ETO 滅菌されている。

    シリアル番号 製造日 試験日 保管期間 1 46652 2010-02-12

    2012-04-23 26 ヶ月

    2 46653 2010-02-12 3 46654 2010-02-12 4 47709 2010-05-31 2012-08-08 5 47704 2010-05-31

    2012-08-31 27 ヶ月

    6 47710 2010-05-31 7 47336 2010-04-22 28 ヶ月 8 48834 2010-10-04 2013-06-19 32 ヶ月

    適合基準 最低 mmHg の圧においてリーク又は亀裂が確認されないこと。 試験結果

    ① ② ③ ④ ⑤ 1 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 2 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 3 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 4 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 5 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 6 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 7 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 8 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    結論 適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.8. ポンプカテ-テルのパ-ジ用チュ-ブの耐圧性(5.0、実経時 17 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付資料 ハ-8

    P2012-052-2 実施期間 2012 年 12 月

    346

  • 試験目的 パ-ジラインの耐圧性を確認すること。 試験方法 パージラインに注射器と圧力計を接続し、① mmHg、② mmHg、③

    mmHg、④ mmHg、⑤ mmHg と加圧させ、漏れを確認する。 被験機器 全ての被験機器は、ETO 滅菌されている。

    シリアル番号 製造日 保管期間 IMPELLA 5.0 (C8) 1 52717

    2011-05-26

    18 ヶ月

    2 52709 3 52707 4 52712

    IMPELLA LD (C28) 1 52790

    2011-06-3 2 52794 3 52793 4 52791

    妥当性 被験機器の IMPELLA 5.0(C8)は申請品目 C7 とカテーテルの有効長以外は同一であるため、当該試験での使用は妥当である。同様に、被験機器の IMPELLA LD(C28)は申請品目IMPELLA 5.0(C7)と比較してカテーテル有効長が長く、先端ピッグテイルならびに留置用シースがない以外は同一であるため、当該試験での使用は妥当である。

    適合基準 最低 mmHg の圧においてリーク又は亀裂が確認されないこと。 試験結果

    ① ② ③ ④ ⑤ 1 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 2 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 3 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 4 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 5 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 6 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 7 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 8 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    結論 適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.9. ポンプカテ-テルのパ-ジ用チュ-ブの密閉性(2.5、実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付

    資料 ハ-9 2012-028-1 実施期間 2012 年 3 月~2012 年 8 月

    試験目的 ポンプカテ-テル内のパ-ジシステムの気密性を確認すること。 試験方法 ISO10555-1 の附属書 C 及び D の試験方法ではなく、 を密封し、空気にて

    kPa に加圧し、 秒間放置した場合 Pa 減圧しないことを確認する。 被験機器 全ての被験機器 IMPELLA 2.5(C12)は ETO 滅菌されている。

    シリアル番号 製造日 試験日 保管期間 1 46583 2010-02-09

    2012-03-21 25 ヶ月 2 46877 2010-02-18 3 46585 2010-02-09 4 47320 2010-04-21

    2012-08-18

    27 ヶ月 5 47303 2010-04-20 6 47463 2010-05-21

    26 ヶ月 7 47464 2010-05-21 8 47705 2010-05-31

    適合基準 秒間での減圧が kPa( kPa から Pa の範囲)以内であること。

    347

  • 試験結果 結果 判定 結果 判定 1

    秒間で kPa 減圧

    適合 5

    秒間で kPa 減圧

    適合 2 適合 6 適合 3 適合 7 適合 4 適合 8 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.10. ポンプカテ-テルのパ-ジ用チュ-ブの密閉性(5.0、実経時 17 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付

    資料 ハ-10 P2012-028-2 実施期間 2012 年 12 月~2013 年 1 月

    試験目的 ポンプカテ-テル内のパ-ジシステムの気密性を確認すること。 試験方法 ISO10555-1 の附属書 C 及び D の試験方法ではなく、 を密封し、空気にて

    kPa に加圧し、 秒間放置した場合 kPa 減圧しないことを確認する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。

    シリアル番号 製造日 試験日 保管期間 IMPELLA 5.0 (C8) 1 52708

    2011-05-26

    2013-01-31 20 ヶ月 2 52710 3 52711 4 52713

    2012-12-19 18 ヶ月 5 52715 6 52716 7 52839

    2011-06-8 8 52840 2013-01-31 19 ヶ月 9 52841 10 52842

    IMPELLA LD (C28) 1 52792

    2011-06-3 2012-12-19 18 ヶ月 2 52795 3 52796 4 52789

    妥当性 被験機器の IMPELLA 5.0(C8)は申請品目 C7 とカテーテルの有効長以外は同一であるため、当該試験での使用は妥当である。同様に、被験機器の IMPELLA LD(C28)は申請品目IMPELLA 5.0(C7)と比較してカテーテル有効長が長く、先端ピッグテイルならびに留置用シースがない以外は同一であるため、当該試験での使用は妥当である。

    適合基準 秒間での減圧が Pa( kPa から Pa の範囲)以下であること。 試験結果 IMPELLA 5.0 (C8)

    結果 判定 結果 判定 1

    秒間で kPa 減圧 適合 6 秒間で kPa 減圧 適合 2 適合 7 適合 3 秒間で kPa 減圧 適合 8 秒間で kPa 減圧 適合 4

    秒間で kPa 減圧 適合 9 秒間で kPa 減圧 適合 5 適合 10 適合 IMPELLA LD (C28) 結果 判定 結果 判定 1

    秒間で kPa 減圧 適合 3 秒間で kPa 減圧 適合 2 適合 4 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.11. 位置感知用サイドラインの耐圧性(2.5、実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付

    資料 ホ.1-66 P2012-332 実施期間 2013 年 1 月

    試験目的 位置感知用サイドライン及び位置感知用チュ-ブを加圧しても漏れがないことを確認す

    348

  • ること。 試験方法 位置感知用サイドラインに 3 方活栓を接続し、フラッシュ弁を解放した状態にて、圧力計

    付きのシリンジにより加圧し、漏れがないことを試験する。 被験機器 全ての被験機器 IMPELLA 2.5(C12)は ETO 滅菌されている。

    No. シリアル番号 製造日 保管期間 No.

    シリアル番号 製造日 保管期間

    1 47741 2010-06 32 ヶ月 8 47978 2010-06 32 ヶ月 2 48099 2010-07 31 ヶ月 9 48151 2010-07 31 ヶ月 3 48037 2010-06 32 ヶ月 10 48243 2010-08 30 ヶ月 4 47999 2010-06 11 47780 2010-06

    32 ヶ月 5 48206 2010-08 30 ヶ月 12 47831 2010-06 6 48038 2010-06 32 ヶ月 13 47934 2010-06 7 47803 2010-06 14 47742 2010-06

    適合基準 mmHg に加圧した際、 秒間以内に液漏れがないこと 試験結果

    No. No. (mmHg) (mmHg)

    1 漏れなし 漏れなし 漏れなし 8 漏れなし 漏れなし 漏れなし 2 漏れなし 漏れなし 漏れなし 9 漏れなし 漏れなし 漏れなし 3 漏れなし 漏れなし 漏れなし 10 漏れなし 漏れなし 漏れなし 4 漏れなし 漏れなし 漏れなし 11 漏れなし 漏れなし 漏れなし 5 漏れなし 漏れなし 漏れなし 12 漏れなし 漏れなし 漏れなし 6 漏れなし 漏れなし 漏れなし 13 漏れなし 漏れなし 漏れなし 7 漏れなし 漏れなし 漏れなし 14 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.12. フラッシュ弁の耐久性(2.5、実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付

    資料 ホ.1-66 P2012-332 実施期間 2013 年 1 月

    試験目的 使用期間の 日間、位置感知用センサを 1 日に 回フラッシュしても、フラッシュ弁からの漏出率に変化がないことを確認すること。

    試験方法 未フラッシュ時と 回フラッシュ後の位置感知用サイドラインに mmHg 加圧した状態で 5%ブドウ糖溶液を 時間輸液し、フラッシュ弁からの液漏れを計測し、漏出率を算出し、統計学的に比較評価する。

    被験機器 全ての被験機器 IMPELLA 2.5(C12)は ETO 滅菌されている。

    No. シリアル番号 製造日 保管期間 No.

    シリアル番号 製造日 保管期間

    1 47741 2010-06 32 ヶ月 8 47978 2010-06 32 ヶ月 2 48099 2010-07 31 ヶ月 9 48151 2010-07 31 ヶ月 3 48037 2010-06 32 ヶ月 10 48243 2010-08 30 ヶ月 4 47999 2010-06 11 47780 2010-06

    32 ヶ月 5 48206 2010-08 30 ヶ月 12 47831 2010-06 6 48038 2010-06 32 ヶ月 13 47934 2010-06 7 47803 2010-06 14 47742 2010-06

    適合基準 回フラッシュしても漏出率に統計学的有意差がないこと

    349

  • 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 シリアル番号

    製造日 経過期間シリアル番号

    製造日 経過期間

    1~5

    47303 03/2010 35 ヶ月 8 47710 04/2010 34 ヶ月 47705 04/2010 34 ヶ月 9 47704 47463 10 47709

    47320 03/2010 35 ヶ月 11 48835 08/2010 30 ヶ月 47464 04/2010 34 ヶ月 12 48205

    06/2010 32 ヶ月 6 47304 03/2010 35 ヶ月 13 48189 7 47336 04/2010 34 ヶ月 14 48152

    妥当性 留置用シ-スにはカテ-テルシャフトが随時挿入された状態である。

    適合基準 kPa の加圧に対して液漏れが確認されないこと。 試験結果

    検体加圧(kPa) 漏れ 検体

    加圧(kPa) 漏れ

    1 なし 8 なし 2 なし 9 なし 3 なし 10 なし 4 なし 11 なし 5 なし 12 なし 6 なし 13 なし 7 なし 14 なし

    結論 全てが適合基準を満たした。

    4.2.1.6.1.15. 留置用シ-スの引張強度(2.5 及び 5.0、実経時 31 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. Danvers 添付資

    ホ.1-69P2012-338実施期間 2013 年 2 月

    試験目的 シ-スとハブの接続部について、最低 N での引張強度を有することを示す。試験方法 試験サンプルを引張強度試験機のグリップに設置し、ゲ-ジの長さを mm、引張強度

    試験機のスピ-ドを mm/min に設定する。試験を開始し、試験サンプルが 2 つに分断されるまで引張り、破壊力を記録する。

    被験機器 全ての被験機器 IMPELLA 2.5 (C12) は ETO 滅菌されている。 シリアル番号

    製造日 保管期間シリアル番号

    製造日 保管期間

    1 から5

    47303 2010-03 36 ヶ月 8 47710 2010-04 35 ヶ月 47705 2010-04 35 ヶ月 9 47704 47463 10 47709

    47320 2010-03 36 ヶ月 11 48835 2010-08 31 ヶ月 47464 2010-04 35 ヶ月 12 48205

    2010-06 33 ヶ月 6 47304 2010-03 36 ヶ月 13 48189 7 47336 14 48152 適合基準 引張強度 ≧ N 試験結果

    No. 破壊強度(N) No. 破壊強度(N) 1 8 2 9 3 10 4 11 5 12 6 13 7 14

    結論 全てが適合基準を満たした。

    351

  • 4.2.1.6.1.16. ポンプカテーテルの最大流量(2.5、実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付

    資料 ハ-11 P2012-026-1 実施期間 2012 年 4 月~7 月

    試験目的 最大回転数(P9)、後負荷 mmHg にて作動させた際の最大補助流量を確認すること。 試験方法 ASTM F-1841 に準じたモック回路(37℃)を用いて、試験する。補助レベル P9 から始め、

    回路のクランプを全開から徐々に閉じ、後負荷を可能な限り(最大 mmHg)増大させ、データ収録システムに記録する。それを各補助レベル(P9 から P1 まで)にて試験する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 No. シリアル番号 製造日 試験日 保管期間

    1 46652 2010-02-12

    2012-04-03 25 ヶ月 2 46653 2010-02-12

    3 46654 2010-02-12

    4 47336 2010-04-22

    2012-07-20

    26 ヶ月

    5 47710 2010-05-31 25 ヶ月

    6 47704 2010-05-31

    7 47304 2010-04-20 27 ヶ月

    8 47709 2010-05-31 25 ヶ月

    適合基準 最大補助流量 ≥ L/min 試験結果

    No. 流量 (L/min) 判定 No. 流量 (L/min) 判定 1 適合 5 適合

    2 適合 6 適合

    3 適合 7 適合

    4 適合 8 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.17. ポンプカテーテルの最大流量(5.0、実経時 17 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付

    資料 ハ-12 P2012-026-2 実施期間 2012 年 11 月

    試験目的 最大回転数(P9)、後負荷 mmHg にて作動させた際の最大補助流量を確認すること。 試験方法 ASTM F-1841 に準じたモック回路(37℃)を用いて、試験する。補助レベル P9 から始め、

    回路のクランプを全開から徐々に閉じ、後負荷を可能な限り(最大 mmHg)増大させ、データ収録システムに記録する。それを各補助レベル(P9 から P1 まで)にて試験する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 No. シリアル番号 製造日 試験日 保管期間 IMPELLA 5.0(C8) 1 52707 2011-05-26

    2012-11-15 17 ヶ月

    2 52709

    3 52712

    4 52714 IMPELLA LD(C28) 1 52790 2011-06-03

    2 52791

    3 52793

    4 52794

    妥当性 被験機器の IMPELLA 5.0(C8)は申請品目 C7 とカテーテルの有効長以外は同一であるた

    352

  • 試験結果 作動期間 備考 1 予定とおりに 日間の作動を確認 2 3 4 80% Reliability、80% Confidence を達成するため、

    作動期間を延長 5 6 7 8

    測定項目 作動範囲

    (最小、最大) 測定項目 作動範囲 判定

    1 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    2 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    3 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    4 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    5 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    6 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    7 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    8 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 適合 モータ電流 mA ドリフト

    mmHg パージ圧 mmHg パージ流量 mL/hr

    考察 1/8 本が 日にて にて停止したため、4/8 本の作動期間を 日から 日に延期し、Reliability 80%、Confidence 80%を達成した。 調査の結果、モータハウジングの ため、 した

    ことによる が原因であった。当該不具合は 2012 年にモータハウジングのことで改善した。

    結論 4/8 本を 日間、適合基準を満たしながら継続作動させることで Reliability 80%、Confidence 80%を確保できた。

    4.2.1.6.1.19. ポンプカテーテルの耐久性(5.0、実経時 17 ヶ月) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添 付 ハ-14

    354

  • 4.2.1.6.1.21. パ-ジ用セット(カセット部)の密封性(実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付

    資料 ハ-16 P2012-036 実施期間 2013 年 2 月~2013 年 2 月

    試験目的 パ-ジ用セットの液密性と気密性を確認すること。 試験方法 ISO8536-8:2004 セクション 6.3 及び 6.4 に準じて試験する。

    試験 水温 試験方法 1a 一方を閉じ、水槽に入れ、空気を kPa にて 秒間加圧し、漏れを確

    認する 1b 2a 水で満たし、一方を閉じ、 kPa にて 秒間減圧し、漏れを確認す

    る 2b 3a 水で満たし、一方を閉じ、 kPa にて 分間加圧し、漏れを確認す

    る 3b

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。被験機器はパージ用カセット部。 シリアル番号 製造日 保管期間 11106、1105、1103、1101、1097、1100、11095、1089、1096、1093、1098、1088、1094、1102、1087、1092、1086、1091、1110、1104、1107、1108、1109、1099、1193、1214、1208、1211、1194、1213

    2011-01-29 24 ヶ月

    適合基準 漏れがないこと。 試験結果

    No. シリアル番号 1a 2a 3a 1b 2b 3b

    1 11106 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 2 1105 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 3 1103 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 4 1101 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 5 1097 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 6 1100 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 7 11095 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 8 1089 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 9 1096 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 10 1093 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 11 1098 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 12 1088 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 13 1094 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 14 1102 漏れなし 漏れなし 漏れあり 漏れあり 漏れあり 漏れあり 15 1087 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 16 1092 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 17 1086 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 18 1091 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 19 1110 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 20 1104 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 21 1107 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 22 1108 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 23 1109 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 24 1099 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 25 1193 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 26 1214 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 27 1208 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 28 1211 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 29 1194 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 30 1213 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    考察 1/14 個で漏れが確認されたため、検体数を 30 個に追加し、試験を実施。その結果、1/30 個

    357

  • のみの漏れとなり、Reliability 80%、Confidence 95%を達成した。 結論 29/30 本が適合基準を満たし、Reliability 80%、Confidence 95%を確保できた。 4.2.1.6.1.22. パ-ジ用セット(カセット部以外)の密封性(実経時 24 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付

    資料 ハ-17 P2012-333 実施期間 2013 年 5 月 3 日~2013 年 5 月 9 日

    試験目的 パ-ジ用セットの液密性と気密性を確認すること。 試験方法 ISO8536-8:2004 セクション 6.3 及び 6.4、ISO8536-11:2004 セクション 6.4 及び 6.5 に

    準じて試験する。 試験 水温 試験方法 1a 一方を閉じ、水槽に入れ、空気を kPa にて 秒間加圧し、漏れを確

    認する 1b 2a 水で満たし、一方を閉じ、 kPa にて 秒間減圧し、漏れを確認す

    る 2b 3a 水で満たし、一方を閉じ、 kPa にて 分間加圧し、漏れを確認す

    る 3b

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。被験機器はスパイク針部と Y コネクタ部。 ISO8536-11 に準じて、スパイク針の通気口と輸液フィルタの通気口を接着剤で密封。 シリアル番号 製造日 保管期間 1105、1100、11095、1089、1098、1088、1094、1092、1086、1110、1107、1109、1211、1213 2011-01-29 27 ヶ月

    適合基準 漏れがないこと。 試験結果

    No. シリアル

    番号 1a 2a 3a 1b 2b 3b

    1 1105 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    2 1100 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    3 11095 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    4 1089 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    5 1098 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    6 1088 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    7 1094 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    8 1092 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    9 1086 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    10 1110 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    11 1107 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    12 1109 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    13 1211 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    14 1213 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし 漏れなし

    結論 全てが適合基準を満たした。

    4.2.1.6.1.23. パ-ジ用セットの引張強度(実経時 29 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付

    資料 ハ-18 P2012-035 実施期間 2013 年 6 月

    358

  • 試験目的 パ-ジ用セットの引張強度を確認すること。 試験方法 ISO 8536:8:2004 附属書 A2 及び附属書 A3 に準じて、 N を荷重し、 秒間破断しないこ

    とを試験する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(3 回)されている。

    シリアル

    番号 製造日 経過期間

    シリアル

    番号 製造日 経過期間

    1 11106

    2011/01/29 29 ヶ月

    8 1094

    2011/01/29 29 ヶ月

    2 1105 9 1086

    3 1103 10 1110

    4 1100 11 1107

    5 11095 12 1109

    6 1098 13 1214

    7 1088 14 1211

    適合基準 N を荷重し、 秒間断裂しないこと 試験結果

    パージ用 カセット部 スパイク針部

    Y コネクタ部 赤ルア側 黄ルア側

    1 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 2 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 3 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 4 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 5 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 6 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 7 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 8 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 9 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 10 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 11 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 12 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 13 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし 14 破断なし 破断なし 破断なし 破断なし

    結論 全てが適合基準を満たした。 4.2.1.6.1.24. パージ用セットの耐久性(実経時 25 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ハ-19

    P2012-037 実施期間 2013 年 2 月 25 日~4 月 2 日 試験目的 ポンプカテーテルの最大使用期間の 10 日間作動することを確認すること。 試験方法 IMPELLA 制御装置のパージ用システムドライブ部にパージ用セットを装着し、ポンプカ

    テーテルの代わりに流量調整器に接続し、パージ液がポンプ部を通過する際の流量抵抗を設

    定する。

    試験 試験条件 パージ

    用液 試験期間

    A1 始動

    A2 パージ用セットの脱気

    A3 ポンプカテーテルの脱気

    359

  • A4 パージ液交換( 回/日)

    B1 通常

    作動

    高圧/低流量

    B2 低圧/高流量

    C 最大圧作動

    被験機器 全ての被験機器は 2011 年 1 月 29 日に製造され、経過期間が 25 ヶ月あり、ETO 滅菌(3 回)されている。

    シリアル 番号 試験期間

    シリアル 番号 試験期間

    2 1105 A

    18 1091 A

    B1 B1 C C

    4 1101 A

    19 1110 A

    B1 B2 C C

    6 1100 A

    20 1104 A

    B1 B2 C C

    7 11095 A

    21 1107 A

    B2 B2 C C

    11 1098 A

    22 1108 A

    B2 B1 C C

    12 1088 A

    23 1109 A

    B2 B1 C C

    13 1094 A

    24 1099 A

    B2 B1 C C

    15 1087 A

    26 1214 A

    B1 B1 C C

    17 1086 A

    28 1211 A

    B1 B2 C C

    適合基準 1. 試験条件を満たすこと 2. 漏れが 滴/hr 以下であること 3. 故障、異常等の不具合がないこと

    説明 80% Reliability、80% Confidence を達成するには全 18 本が作動範囲にて 10 日間問題なく作動する必要がある。

    360

  • 試験結果

    機能

    作動

    期間

    (hrs)

    不具合(漏れ) 機能

    作動

    期間

    (hrs)

    不具合(漏れ)

    2 正常 18 正常

    4 正常 19

    正常

    6 正常 20 正常

    7 正常 21 正常

    11 正常 22 正常

    12 正常 23 正常

    13 正常 24 正常

    15 正常 26 正常

    17 正常 28 正常

    注)検体 4、18 及び 24 は漏れのある Y コネクタを外し、耐久性試験を続行した。 試験 A 試験 B 試験 C

    漏れ 不具合 試験 漏れ 不具合 漏れ 不具合 2

    B1 4

    6

    7

    B2 11

    12

    13

    15

    B1 17

    18

    19

    B2 20

    21

    22

    B1

    23

    24

    26

    28 B2

    考察 6/18 セットにて漏れがあったため、12/18 セットの作動期間を 日間( 時間)から最

    361

  • 長で 日間以上に延期し、Reliability 80%、Confidence 80%を達成した。 調査の結果を下表にまとめた。 不具合 発生試験 内容

    4 B1

    18

    24

    15 A4

    20 A4

    26 B1

    結論 11/18 本を 日間以上、適合基準を満たしながら継続作動させることで Reliability 80%、Confidence 80%を確保できた。

    4.2.1.6.1.25. シースのピールアウェイ試験(実経時 36 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc., Danvers 添付

    資料 ハ-20 ES2014-042 実施期間 2014 年 02 月

    試験目的 ピールアウェイシースのピールアウェイ性能を検証するため 試験方法 ピールアウェイシースのハブを手動で破壊し、インストロン試験機を用い、 mm/min で

    ピールアウェイシースを引き裂き、完全にピールアウェイできるかを確認する 被験器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。

    ロット番号 数量 サンプル番号 経過期間 13Fr イントロデューサーキット

    S34109 3 本 3-22~24 37 ヶ月 S34266 11 本 3-11~21 36 ヶ月

    適合基準 ハブが手動力で完全に破壊でき、シースチューブが完全に分離できること。 試験結果

    ハブの破壊 シースチューブの分離 信頼度/信頼水準 Y N Y N 80%信頼度/95%信頼水準

    14 0 14 0

    結論 36 か月の実保存 13Fr イントロデューサーシースは、80%信頼度/95%信頼水準でピールアウェイ性能の合格基準を満たした。

    362

  • 4.2.1.6.1.26. イントロデューサーシース及びダイレーターの ISO11070 適合性試験(実経時 36 ヶ月) 実施施設 Abiomed, Inc., Danvers 添付資

    料 ハ-21 ES2014-050 実施期間 2014 年 2 月~3 月

    試験目的 Impella 2.5 ポンプカテーテルの留置に使用される 13Fr シースとダイレーターが ISO 11070の要求項目を満たすことを確認する

    試験方法 ISO 11070:1998 の 9.3.2 及び 9.3.3(ダイレーター)、7.4、7.3 及び 7.6(シース)に準じる

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。

    ロット番号 数量 サンプル番号 製造日

    経過 期間

    13Fr シース

    S30111 4 本 3-1~4 2009年10月 51 ヶ月 S34266 3 本 3-6~8 2011 年 1 月 36 ヶ月 S32086 1 本 3-27 2010 年 5 月 44 ヶ月

    S31532 1 本 3-28 2010 年 3 月 46 ヶ月

    S34109 5 本 3-25、26、29~31 2010年12月 38 ヶ月

    S33007 1 本 3-33 2010 年 8 月 42 ヶ月

    13Fr ダイレーター

    S30111 4 本 3-1~4 2009年10月 51 ヶ月

    S34266 3 本 3-6~8 2011 年 1 月 36 ヶ月

    S32086 1 本 3-27 2010 年 5 月 44 ヶ月

    S31532 1 本 3-28 2010 年 3 月 46 ヶ月

    S34109 6 本 3-25、26、29~31、32 2010年12月 38 ヶ月

    S33007 4 本 3-33~36 2010 年 8 月 42 ヶ月

    S34579 9 本 3-5、-9、-10、-37~-42 2011 年 2 月 36 ヶ月

    適合基準 ダイレーター 9.3.2 Pa で 秒間、ルアコネクターから漏れがないこと 9.3.3 N 以上の引張に対し、破損がないこと

    シース 7.3 止血弁を閉鎖させた状態で、 を閉鎖させた状で 秒間、水滴が落ちるような漏れがないこと

    7.4 9Fr のカテーテルを止血弁に通過させた際、 を止血弁で秒間、水滴が落ちるような漏れがないこと

    7.6 N 以上の引張に対し、破損がないこと 試験結果

    サンプル 番号

    9.3.2 サンプル 番号

    9.3.3 加圧 (kPa)

    時間 (sec) 漏れ 判定

    破断強度 (N) 判定

    3-5 なし 適合 3-1 適合 3-9 なし 適合 3-2 適合 3-10 なし 適合 3-3 適合 3-32 なし 適合 3-4 適合 3-33 なし 適合 3-6 適合 3-34 なし 適合 3-7 適合 3-35 なし 適合 3-8 適合 3-36 なし 適合 3-25 適合 3-37 なし 適合 3-26 適合 3-38 なし 適合 3-27 適合 3-40 なし 適合 3-28 適合 3-39 なし 適合 3-29 適合 3-41 なし 適合 3-30 適合

    363

  • 3-42 305-308 30.3 なし 適合 3-31 138.0 適合

    サンプル 番号

    7.4 7.3 加圧 (kPa)

    時間 (sec) 漏れ 判定

    加圧 (kPa)

    時間 (sec) 漏れ 判定

    3-1 なし 適合 なし 適合 3-2 なし 適合 なし 適合 3-3 なし 適合 なし 適合 3-4 なし 適合 なし 適合 3-6 なし 適合 なし 適合 3-7 なし 適合 なし 適合 3-8 なし 適合 なし 適合 3-25 なし 適合 なし 適合 3-26 なし 適合 なし 適合 3-27 なし 適合 なし 適合 3-28 なし 適合 なし 適合 3-29 なし 適合 なし 適合 3-30 なし 適合 なし 適合 3-31 なし 適合 なし 適合

    7.6 サンプル 番号

    破断強度 (N)

    判定 サンプル 番号

    破断強度 (N)

    判定

    3-2 適合 3-26 適合 3-3 適合 3-27 適合 3-4 適合 3-28 適合 3-6 適合 3-29 適合 3-7 適合 3-30 適合 3-8 適合 3-31 適合 3-25 適合 3-33 適合

    結論 36 か月の実保存 13Fr イントロデューサーシース及びダイレーターは、80%信頼度/95%信頼水準で ISO 11070:1998 の 9.3.2 及び 9.3.3(ダイレーター)、7.4、7.3 及び 7.6(シースイントロデューサー)の適合基準を満たした。

    4.2.1.6.1.27. イントロデューサキットのガイドワイヤの性能試験(実経時 36 ヶ月) 実施施設

    添付

    資料 ハ-22 ES2014-057

    実施期間 2014 年 2 月~3 月 試験目的 36 か月の実保存 0.035”ガイドワイヤのコーティング特性を評価する 試験方法 <目視検査>

    ISO 11070 4.3 に準じる <破壊試験> ISO 11070 Annex F に準じる <屈曲試験> ISO 11070 Annex G に準じる <腐食試験> ISO 11070 Annex B に準じる <コーティング強度/耐久性試験>

    364

  • <潤滑性試験>

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。

    ロット番号 数量 経過期間

    0.035”ガイドワイヤ

    S34266 9 本 36 ヶ月 S34109 9 本 37 ヶ月 S33007 10 本 41 ヶ月

    S34579 14 本 36 ヶ月

    適合基準 <目視検査> 目視又は2.5 倍に拡大して検査したとき,ガイドワイヤの外表面に異常を認めてはならない。また,使用中に血管に対する損傷を最小限にするものでなければならない。 <破壊試験> ガイドワイヤは固定部及び巻き付けた一周目を除いて破損の兆候があってはならない。ま

    た,コーティングしたガイドワイヤでは,コート箇所に薄片剝離があってはならない。 <屈曲試験> 欠陥又は損傷の兆候があってはならない。また,コーティングしたガイドワイヤでは,コー

    ト箇所に薄片剝離があってはならない。 <腐食試験> 金属部分に腐食の兆候があってはならない <コーティング強度/耐久性試験>

    <潤滑性試験>

    試験結果

    サンプ

    ル数 目視検査 破壊試験 屈曲試験 腐食試験 信頼度

    /信頼水準

    適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合

    14 14 0 14 0 14 0 14 0 80%/9

    5% サンプル

    数 コーティング強度/耐久性試験

    潤滑性試験 信頼度/信頼水準

    適合 不適合 適合 不適合 80%/95%

    14 14 0 14 0

    結論 36 か月の実保存 0.035”ガイドワイヤーは、80%信頼度/95%信頼水準で ISO 11070 の目視検査、破壊試験、屈曲試験、腐食試験並びにコーティング強度/耐久性試験、潤滑性試験の自社規格の合格基準を満たした。

    4.2.1.6.1.28. 留置用ガイドワイヤの特性試験(実経時 36 ヶ月) 実施施設

    添付資料 ハ-23

    ES2014-089 実施期間 2014 年 2 月 6 日~2014 年 4 月 28 日 試験目的 36 か月の実保存留置用 0.018 インチガイドワイヤの特性を検証するため

    365

  • 試験方法 <屈曲試験> ISO 11070 Annex G に準じる <破壊試験> ISO 11070 Annex F に準じる <腐食試験> ISO 11070 Annex B に準じる <コーティング強度/耐久性試験>

    <潤滑性試験>

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 ロット番号 数量 0.018 インチ PTFE ガイドワイヤ P1428082 14 本 0.018 インチシリコーンガイドワイヤ

    01802325 14 本 1802991 9 本

    P1429040 5 本

    適合基準 <屈曲試験> 欠陥又は損傷の兆候があってはならない。また,コーティングしたガイドワイヤでは,コー

    ト箇所に薄片剝離があってはならない。 <破壊試験> ガイドワイヤは固定部及び巻き付けた一周目を除いて破損の兆候があってはならない。ま

    た,コーティングしたガイドワイヤでは,コート箇所に薄片剝離があってはならない。 <腐食試験> 金属部分に腐食の兆候があってはならない <コーティング強度/耐久性試験>

    <潤滑性試験>

    試験結果

    ガイド

    ワイヤ サンプ

    ル数 屈曲試験 破壊試験 腐食試験 信頼

    度/信頼水

    適合 不適合

    適合 不適合

    適合 不適合

    0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    0.018シリ

    コーン

    ガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    ガイド

    ワイヤ サンプ

    ル数 コーティング

    強度/耐久性試験

    潤滑性試験 信頼度/信頼水

    366

  • 適合 不適合

    適合 不適合

    0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 80%/

    95%

    0.018シリ

    コーン

    ガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 80%/

    95%

    結論 0.018”ガイドワイヤは、80%信頼度/95%信頼水準で ISO 11070 の破壊試験、屈曲試験、腐食試験、引抜試験及び、コーティング強度/耐久性試験、潤滑性試験の自社規格の合格基準を満たした。

    367

  • 4.2.1.6.2. 耐久性

    総括

    試験項目 試験方法 試験結果

    実施施設 該当する 資料概要

    当該する

    品目仕様

    の項目 ポンプカテ-テルの耐久性

    (2.5) 自社試験法 適合 Abiomed

    Europe 4.2.1.6.2.1 ハ-13 ES2011-017

    16 ポンプ耐久性

    ポンプカテ-テルの耐久性

    (5.0) 自社試験法 適合 4.2.1.6.2.2

    ハ-28 ES2011-018

    16 ポンプ耐久性

    フラッシュ弁の耐久性 自社試験法 適合 Abiomed、Inc. 4.2.1.6.2.3 ホ.1-66 P2012-332

    21 フ ラ ッシュ弁 耐久性

    留置用シ-スの止血弁の耐

    久性(2.5 及び 5.0) 自社試験法 適合 Abiomed, Inc. 4.2.1.6.2.4

    ハ-15 P2012-337

    23 留 置 用シース 止血弁耐圧性

    位置感知用センサの耐久性

    (5.0) 自社試験法 適合 Abiomed

    Europe 4.2.1.6.2.5 ハ-30 ES2012-119

    パ-ジ用セットの耐久性 自社試験法 適合 Abiomed, Inc. 4.2.1.6.2.6 ハ-31 P2010-161

    30 パージ用セット耐久性

    留置用ガイドワイヤ 屈曲耐久性

    ISO11070 適合 4.2.1.6.2.7. ホ.1-4 ES2014-088

    35 留置用ガイドワイヤ 屈曲耐久性

    イントロデューサキット ガイドワイヤ 屈曲耐久性

    ISO11070 適合

    4.2.1.6.2.8. ホ.1-5 ES2014-071

    51 イントロデューサキッ

    ト ガイドワイヤ 屈曲耐久性

    本申請品目のポンプカテ-テル、パ-ジ用セット、留置用ガイドワイヤ及びイントロデューサキット

    は、上述した試験に適合したことから、耐久性は許容されると結論付ける。

    4.2.1.6.2.1. ポンプカテ-テルの耐久性(2.5) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付資料 ハ-13

    ES2011-017 実施期間 2008 年 9 月 4 日~12 月 15 日 試験目的 使用期間の 5 日間作動することを確認すること。 試験方法 ASTM F1841-97 に準じ、モック回路を用いて、生理食塩水にて試験する。ポンプカテ-

    テルは最大回転数(補助レベル P9)、後負荷を mmHg にて 日間実施する。回転数、モ-タ消費電流、パ-ジ圧、パ-ジ流量、位置感知用センサ、後負荷を測定する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(3 回)されている。

    2.5 シリアル

    番号 試験期間 2.5

    シリアル

    番号 試験期間

    1 C8 40029 4 C8 41070

    2 40523 5 41226

    368

  • 合 パ-ジ流量 mL/hr

    8 回転数 RPM 位置感知用センサ

    機能 異常あり センサ以

    外適

    モ-タ電流 mA ドリフト mmHg パ-ジ圧 mmHg

    パ-ジ流量 mL/hr 9 回転数 RPM 位置感知

    用センサ 機能 異常なし セン

    サ以

    外適

    モ-タ電流 mA ドリフト mmHg パ-ジ圧 mmHg

    パ-ジ流量 mL/hr 10 回転数 RPM 位置感知

    用センサ 機能 異常あり セン

    サ以

    外適

    モ-タ電流 mA ドリフト mmHg パ-ジ圧 mmHg

    パ-ジ流量 mL/hr 11 回転数 RPM 位置感知

    用センサ 機能 異常あり 適合

    モ-タ電流 mA ドリフト mmHg パ-ジ圧 mmHg

    パ-ジ流量 mL/hr 12 回転数 RPM 位置感知

    用センサ 機能 異常あり セン

    サ以

    外適

    モ-タ電流 mA ドリフト mmHg パ-ジ圧 mmHg

    パ-ジ流量 mL/hr

    考察

    結論 全てがセンサ以外にて適合基準を満たした。

    371

  • 4.2.1.6.2.3. フラッシュ弁の耐久性 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-66

    P2012-332 実施期間 2013 年 1 月 8 日 試験目的 使用期間の 5 日間、位置感知用センサを 1 日に 回フラッシュしても、フラッシュ弁

    からの漏出率に変化がないことを確認すること。 試験方法 未フラッシュ時と 回フラッシュ後の位置感知用サイドラインに mmHg 加圧した

    状態で 5%ブドウ糖溶液を 時間輸液し、フラッシュ弁からの液漏れを計測し、漏出率を算出し、統計学的に比較評価する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 C12 の構成部品 1 から 14、構成部品は位置感知用サイドライン、プラグハウジング(赤)及び位置感知用チュ-ブから構成される。

    妥当性 フラッシュ弁の漏出率を評価するため、完成品である必要性はない 適合基準 回フラッシュしても漏出率に統計学的有意差がないこと 試験結果

    検体 漏出率(mL/hr)

    検体 漏出率(mL/hr)

    1 8 2 9 3 10 4 11 5 12 6 13 7 14

    平均 正規分布性(p 値) 0.860 0.520 ペア T 検定(p 値) 0.547

    考察 未フラッシュ時と 回フラッシュ後の漏出率の平均値は同じ mL/hr であり、正規分布していた。ペア T 検定により、未フラッシュ時と 回フラッシュ後では漏出率に統計学的有意差はなかった。

    結論 全てが適合基準を満たした。

    372

  • 4.2.1.6.2.4. 留置用シ-スの止血弁の耐久性(2.5 及び 5.0) 実施施設 Abiomed, Inc. Danvers 添付資料 ハ-29

    P2012-337 実施期間 2013 年 2 月 12 日 試験目的 Impella2.5 及び 5.0 が 10 日間留置される間に用いられる留置用シ-スでシリコ-ンシ-

    ルされた止血弁の耐久性を検証すること。 試験方法 長期漏れ測定装置(同時に 31 個測定可能)に試験サンプルを接続し、生理食塩水で満た

    した後、ストップコックをすべて ON にする。その後 mmHg に圧を調整し、1 日 1回マノメ-タ-と圧力計の両方で圧力を液量の減少と共に記録する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(3 回)されている。 試験サンプル 製造トレ-サビリティ 留置用シ-ス PN:003835 社内製造発注番号 846

    適合基準 液漏れが使用期間の 10 日間で mL 未満であること 結果

    サン

    プル

    番号

    試験 期間 (日)

    最終圧 測定値 (mmHg)

    液漏出

    量 (g)

    注釈

    1

    2

    3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

    考察 1 サンプルが漏れ量の許容量である g/日を超え、本試験に不合格となった。新しい試験サンプルを追加し、サンプルサイズは 15 個とした。試験期間を 日から 日延長することで留置用シ-スは 80%/95 の信頼性を達成し、1 サンプルが不合格という結果に至った。

    結論 14/15 本が適合基準を満たし、Reliability 80%、Confidence 95%を確保できた。

    373

  • 4.2.1.6.2.5. 位置感知用センサの耐久性(5.0) 実施施設 Abiomed Europe GmbH、Abiomed, Inc 添付資料 ハ-30

    ES2012-119 実施期間 2012 年 8 月 13 日~10 月 3 日 試験目的 位置感知用センサ(5.0)が使用期間 10 日間、問題なく作動することを確認すること。

    センサ寿命を 10 日間(80% Reliability、70% Confidence)に改善できる製造上の是正処置の妥当性を確認すること。

    試験方法 ASTM F1841-97 に準じ、モック回路を用いて、生理食塩水にて試験する。ポンプカテ-テルは最大回転数(補助レベル P9)、後負荷を mmHg にて実施する。回転数、モ-タ消費電流、パ-ジ圧、パ-ジ流量、位置感知用センサ、後負荷を測定する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(3 回)されている。

    ポンプカテ-テル 制御装置

    ポンプカテ-テル 制御装置

    Version シリアル番号 Version シリアル番号 1 5.0 C8 20001730 IC1009 5 5.0 C8 20001734 IC1120 2 5.0 C8 20001731 IC1130 6 5.0 C8 20001737 IC1520 3 5.0 C8 20001732 IC1128 7 5.0 C8 20001738 IC1141 4 5.0 C8 20001733 IC1132 8 5.0 C8 20001739 IC1131

    妥当性 C7(申請品目)と C8 では使用期間に影響する変更はない。 適合基準 異常なく使用期間 10 日間(80% Reliability、70% Confidence)作動すること

    時間は mmHg、その後は mmHg/10 日間以内のセンサドリフト 説明 80% Reliability、70% Confidence を達成するため、センサ不良があるまで作動を継続 試験結果

    作動日数 作動日数 作動日数 作動日数 1 3 5 7 2 4 6 8

    センサドリフト(mmHg)

    判定 センサドリフト(mmHg)

    判定 その後 その後

    1 適合 5 適合 2 適合 6 適合 3 適合 7 適合 4 適合 8 適合

    考察 ワイブル解析により 80% Reliability、70% Confidence の使用期間は 日間であった。 日後にセンサ不良があった被験機器#1 を分析した結果 が

    原因であり、今回の改善処置には問題ないと判断しました。 #5 は共にモック回路の生理食塩水の交換が規定の 日以内から逸脱した結果、粘度の高いブドウ糖の濃度が高まり、交換後はドリフトも範囲内に戻っているため、適合と判断しまし

    た。 よって、センサの接続子の 及び により、 の接

    続性、液体の浸入防止性を向上でき、センサの信頼性をカテ-テルの使用期間と一致できる

    ようになった。 結論 全てが適合基準を満たした。

    374

  • 8 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。

    4.2.1.6.2.7. 留置用ガイドワイヤの特性試験 実施施設

    添付資料 ホ.1-4

    ES2014-088 実施期間 2012 年 11 月 9 日~2014 年 5 月 1 日 試験目的 留置用 0.018 インチガイドワイヤの特性を検証するため 試験方法 <表面>

    ISO 11070 4.3 に準じる <屈曲耐久性> ISO 11070 Annex G に準じる <破損> ISO 11070 Annex F に準じる <腐食抵抗性> ISO 11070 Annex B に準じる <破断強度> ISO 11070 Annex H に準じる <コーティング耐久性>

    <コーティング潤滑性>

    <X 線不透過性> ISO 11070 4.5 に準じる <トルク耐久性>

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 ロット番号 数量 0.018 インチ PTFE ガイドワイヤ 10303165 14 本

    P1430359 20 本 10132241 14 本

    0.018 インチシリコーンガイドワイヤ

    10331468 14 本 10139338 20 本

    0.018 インチ PTFE ガイドワイヤ 10353160 28 本 10353084 30 本

    376

  • 適合基準 <表面> 目視又は2.5 倍に拡大して検査したとき,ガイドワイヤの外表面に異常を認めてはならない。また,使用中に血管に対する損傷を最小限にするものでなければならない。 <屈曲耐久性> 欠陥又は損傷の兆候があってはならない。また,コーティングしたガイドワイヤでは,コー

    ト箇所に薄片剝離があってはならない。 <破損> ガイドワイヤは固定部及び巻き付けた一周目を除いて破損の兆候があってはならない。ま

    た,コーティングしたガイドワイヤでは,コート箇所に薄片剝離があってはならない。 <腐食抵抗性> 金属部分に腐食の兆候があってはならない <破断強度> ソフトチップ スタンダードチップ

    <コーティング耐久性>

    <コーティング潤滑性>

    <X 線不透過性> あるいはそれ以上のアルミニウムを通して視認できること

    <トルク耐久性>

    試験結果 ガイド

    ワイヤ サンプ

    ル数 表面 屈曲耐久性 破損 腐食抵抗性 信頼

    度/信頼水

    適合 不適合

    適合 不適合

    適合 不適合

    適合 不適合

    0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    0.018シリ

    コーン

    ガイド

    ワイヤ

    14 14 0 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 N/A N/A 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    ガイド

    ワイヤ サンプ

    ル数 破断強度 コーティング

    耐久性 コーティング

    潤滑性 X 線不透過性 信頼

    度/信頼水

    準 適合 不適

    合 適合 不適

    合 適合 不適

    合 適合 不適

    合 0.018PTFE 14 N/A N/A 14 0 14 0 14 0

    80%/

    95%

    377

  • ガイド

    ワイヤ 20 20 0 N/A N/A N/A N/A N/A N/A 80%/

    99% 0.018シリ

    コーン

    ガイド

    ワイヤ

    14 N/A N/A 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    20 20 0 N/A N/A N/A N/A N/A N/A 80%/

    99% 0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 N/A N/A 14 0 14 0 14 0 80%/

    95%

    30 30 0 N/A N/A N/A N/A N/A N/A 80%/

    99% ガイド

    ワイヤ サンプ

    ル数 トルク耐久

    性 信頼

    度/信頼水

    準 適合 不適

    合 0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 14 0 80%/

    95%

    20 N/A N/A 80%/

    99% 0.018シリ

    コーン

    ガイド

    ワイヤ

    14 14 0 80%/

    95%

    20 N/A N/A 80%/

    99% 0.018PTFEガイド

    ワイヤ

    14 14 0 80%/

    95%

    20 N/A N/A 80%/

    99%

    結論 0.018”ガイドワイヤは、80%信頼度/95%信頼水準又は 80%信頼度/99%信頼水準で ISO 11070 の表面、破損、屈曲耐久性、腐食抵抗性、破断強度、X 線不透過性に適合すると共にコーティング耐久性、コーティング潤滑性、トルク耐久性の自社規格の合格基準を満たした。

    4.2.1.6.2.8. イントロデューサキットのガイドワイヤの性能試験 実施施設

    添付資料 ホ.1-5

    ES2014-071 実施期間 2012 年 12 月 6 日~2014 年 2 月 6 日 試験目的 0.035”ガイドワイヤのコーティング特性を評価する 試験方法 <表面>

    ISO 11070 4.3 に準じる

    378

  • <破損> ISO 11070 Annex F に準じる <屈曲耐久性> ISO 11070 Annex G に準じる <腐食抵抗性> ISO 11070 Annex B に準じる <破断強度> ISO 11070 Annex H に準じる <コーティング耐久性>

    <コーティング潤滑性>

    <X 線不透過性> ISO 11070 4.5 に準じる

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 ロット番号 数量

    0.035”ガイドワイヤ 10357160 14 本 S39644X1 14 本

    適合基準 <表面> 目視又は2.5 倍に拡大して検査したとき,ガイドワイヤの外表面に異常を認めてはならない。また,使用中に血管に対する損傷を最小限にするものでなければならない。 <破損> ガイドワイヤは固定部及び巻き付けた一周目を除いて破損の兆候があってはならない。ま

    た,コーティングしたガイドワイヤでは,コート箇所に薄片剝離があってはならない。 <屈曲耐久性> 欠陥又は損傷の兆候があってはならない。また,コーティングしたガイドワイヤでは,コー

    ト箇所に薄片剝離があってはならない。 <腐食抵抗性> 金属部分に腐食の兆候があってはならない <破断強度>

    <コーティング耐久性>

    <コーティング潤滑性>

    <X 線不透過性>

    あるいはそれ以上のアルミニウムを通して視認できること 試験結果

    サンプ

    ル数 表面 破損 屈曲耐久性 腐食抵抗性 信頼度

    /信頼水準

    適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合

    14 14 0 14 0 14 0 14 0 80%/9

    5%

    379

  • サンプ

    ル数 破断強度 コーティング耐

    久性 コーティング潤

    滑性 X 線不透過性 信頼度

    /信頼水準 適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合 適合 不適合

    14 14 0 14 0 14 0 14 0 80%/9

    5%

    結論 0.035”ガイドワイヤーは、80%信頼度/95%信頼水準で ISO 11070 の表面、破損、屈曲耐久性、腐食抵抗性、破断強度、X 線不透過性に適合すると共に、コーティング潤滑性の自社規格の合格基準を満たした。

    380

  • 4.2.2. 機器の性能を裏付ける試験

    総括

    試験項目 試験方法 試験結果 実施施設

    該当する 資料概要

    当該する 品目仕様の項目

    ポンプカテーテルの

    最大流量(2.5)

    自社試験法

    適合 Abiomed Europe

    4.2.2.1 ホ.1-78 ES2010-088

    13 最大吐出性能

    ポンプカテーテルの

    最大流量(5.0) 適合 4.2.2.2

    ホ.1-79 ES2010-087

    位置感知用センサの

    測定範囲(2.5) 適合

    Abiomed, Inc.

    4.2.2.3 ホ.1-80 ES2012-139

    17 測定範囲 位置感知用センサ

    位置感知用センサの

    測定範囲(5.0)

    適合 4.2.2.4 ホ.1-81 ES2013-028

    位置感知用システム

    の正確度(2.5)

    適合 4.2.2.5 ホ.1-80 ES2012-139

    18 正確度 位置感知用システム

    位置感知用システム

    の正確度(5.0)

    適合 4.2.2.6 ホ.1-81 ES2013-028

    留置用シースの X 線不透過性

    ASTM F640-07

    適合 4.2.2.7 ホ.1-82 ES2013-003

    26 留置用シース X線不透過性

    留置用ガイドワイヤ

    のコーティング性(シ

    リコーン製)

    自社試験法 適合

    4.2.2.8 ホ.1-83 ES2012-140

    30 留置用ガイドワイヤコーティング性

    留置用ガイドワイヤ

    のコーティング性

    (PTFE 製)

    適合 4.2.2.9 ホ.1-83 ES2012-140

    留置用ガイドワイヤ

    の X 線不透過性(シリコーン及び PTFE)

    適合 4.2.2.10 ホ.1-83 ES2012-140

    32 留置用ガイドワイヤ X 線不透過性

    シースの X 線不透過性 ASTM

    F640-07

    適合 4.2.2.11 ホ.1-84 ES2013-018

    36 シース X 線不透過性

    シースのピールア

    ウェイ性

    自社試験法

    適合 Abiomed, Inc.

    4.2.2.12 ホ.1-77 ES2014-068

    37 シース ピールアウェイ性

    イントロデューサ

    キットのガイドワイ

    ヤのコーティング性

    適合 4.2.2.13 ホ.1-83 ES2012-140

    42 イントロデューサキットガイドワイ

    ヤコーティング性 イントロデューサ

    キットのガイドワイ

    ヤの X 線不透過性

    適合 4.2.2.14 ホ.1-83 ES2012-140

    44 イントロデューサキットガイドワイ

    ヤ X 線不透過性

    本申請品目は、上述した試験に適合し、機械的安全性並びに耐久性の試験に適合したことから、性能

    に関する評価は十分であると結論付ける。

    381

  • 4.2.2.1. ポンプカテーテルの最大流量(2.5) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付資料 ホ.1-78

    ES2010-088 実施期間 2010 年 3 月 23 日 試験目的 最大回転数(P9)、後負荷 mmHg にて作動させた際の最大補助流量を確認すること。 試験方法 ASTM F-1841 に準じたモック回路(37℃)を用いて、試験する。補助レベル P9 から始め、

    回路のクランプを全開から徐々に閉じ、後負荷を mmHg、又は流量が L/min になるまで増大させ、データ収録システムに記録する。それを各補助レベル(P9 から P1 まで)にて試験する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 IMPELLA 2.5 (C12) シリアル番号 シリアル番号 シリアル番号 1 46478 3 47017 5 46741 2 46846 4 47019 6 46839

    適合基準 ≥ L/min 試験結果

    流量 (L/min) 差異 判定 流量 (L/min) 差異 判定 1 適合 4 適合 2 適合 5 適合 3 適合 6 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。

    382

  • 4.2.2.2. ポンプカテーテルの最大流量(5.0) 実施施設 Abiomed Europe GmbH 添付資料 ホ.1-79

    ES2010-087 実施期間 2009 年 9 月 30 日~10 月 12 日 試験目的 最大回転数(P9)、後負荷 mmHg にて作動させた際の最大補助流量を確認すること。 試験方法 ASTM F-1841 に準じたモック回路(37℃)を用いて、試験する。補助レベル P9 から始め、

    回路のクランプを全開から徐々に閉じ、後負荷を可能な限り(最大 mmHg)増大させ、データ収録システムに記録する。それを各補助レベル(P9 から P1 まで)にて試験する。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 IMPELLA 5.0 (C6) シリアル番号 試験日 シリアル番号 試験日 シリアル番

    号 試験日

    1 42659 10/1/2009 3 42658 9/30/2009 5 45291 10/12/2009 2 36089 9/30/2009 4 45290 10/12/2009 6 45292 10/12/2009

    IMPELLA LD (C26) シリアル番号 試験日 シリアル番

    号 試験日 シリアル番

    号 試験日

    7 45248 10/12/2009 9 45250 10/12/2009 11 45183 10/6/2009 8 45249 10/12/2009 10 43069 10/1/2009 12 44432 9/20/2009

    妥当性 5.0 の C6 と C7 では最大流量に影響する変更はない。 LD の C26 と C27 では最大流量に影響する変更はない。

    適合基準 ≥ L/min 試験結果

    流量 (L/min) 差異 判定 流量 (L/min) 差異 判定 1 適合 7 適合 2 適合 8 適合 3 適合 9 適合 4 適合 10 適合 5 適合 11 適合 6 適合 12 適合

    結論 全てが適合基準を満たした。

    383

  • 4.2.2.3. 位置感知用センサの測定範囲(2.5) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-80

    ES2012-139 実施期間 2012 年 12 月 17 日 試験目的 位置感知用センサが必要な圧力範囲内で作動することを確認すること。 試験方法 圧力チャンバ内にポンプカテーテルの位置感知用開口部を室温設置し、位置感知用

    チューブを生食で充満し、 mmHg の範囲を mmHg 間隔で加圧し、制御装置の圧力表示を確認する。センサはプラグハウジング(赤)内にあり、位置留置用チューブ

    は絶えず持続輸液されているため、室温でも妥当とした。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    検体 IMPELLA 2.5 検体 IMPELLA 2.5 1 56275 C13 5 56825 C13 2 56667 C13 6 56918 C14 3 56792 C13 7 57396 C14 4 56822 C13 8 57944 C14

    妥当性 C13 と C14 は位置感知用システムでの変更がないため、C12 と同一である 適合基準 mmHg の範囲で圧力を測定可能であること 試験結果 下表に加圧に対する制御装置の表示圧を示す。

    検体

    制御装

    置 チャンバ内の基準圧力(mmHg)

    1 IC0105 IC1370

    2 IC0105 IC1370

    3 IC0105 IC1370

    4 IC0105 IC1370

    5 IC0105 IC1370

    6 IC0105 IC1370

    7 IC0105 IC1370

    8 IC0105 IC1370

    結論 全てが適合基準を満たした。

    384

  • 4.2.2.4. 位置感知用センサの測定範囲(5.0) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-81

    ES2013-028 実施期間 2013 年 1 月 15 日 試験目的 位置感知用センサが必要な圧力範囲内で作動することを確認すること。 試験方法 テスト回路を 37℃の生食で充満し mmHg の範囲を加圧し、補助レベル

    での制御装置の圧力表示と差圧センサの補正圧力を比較確認する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    検体 IMPELLA 5.0 検体 IMPELLA 5.0 1 62339 C8 5 62343 C8 2 62340 C8 6 32344 C8 3 62341 C8 7 62345 C8 4 62342 C8 8 62346 C8

    妥当性 C7 と C8 は位置感知用システムでの変更がないため同一である 適合基準 mmHg の範囲で圧力を測定可能であること 試験結果 下表に加圧に対する制御装置の表示圧を示す。

    検体 制御装置の表示圧力(mmHg) 1 2 3 4 5 6 7 8

    結論 全てが適合基準を満たした。

    385

  • 4.2.2.5. 位置感知用システムの正確度(2.5) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-80

    ES2012-139 実施期間 2012 年 12 月 17 日 試験目的 位置感知用センサが必要な圧力範囲内で作動することを確認すること。 試験方法 圧力チャンバ内にポンプカテーテルの位置感知用開口部を室温設置し、位置感知用

    チューブを生食で充満し mmHg の範囲を mmHg 間隔で加圧し、制御装置の圧力表示と基準圧力センサの圧力を比較確認する。センサはプラグハウジング(赤)内

    にあり、位置留置用チューブは絶えず持続輸液されているため、室温でも妥当とした。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    検体 IMPELLA 2.5 検体 IMPELLA 2.5 1 56275 C13 5 56825 C13 2 56667 C13 6 56918 C14 3 56792 C13 7 57396 C14 4 56822 C13 8 57944 C14

    妥当性 C13 と C14 は位置感知用システムでの変更がないため、C12 と同一である 適合基準 以内又は mmHg 以内のどちらか高値 試験結果 下表に加圧との誤差を示す。

    検体

    制御 装置

    チャンバ内の基準圧力(mmHg)

    1

    IC0105 IC1370

    2

    IC0105 IC1370

    3

    IC0105 IC1370

    4

    IC0105 IC1370

    5

    IC0105 IC1370

    6

    IC0105 IC1370

    7

    IC0105 IC1370

    8 IC010

    386

  • 5 IC1370

    適合範囲

    結論 全てが適合基準を満たした。

    387

  • 4.2.2.6. 位置感知用システムの正確度(5.0) 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-81

    ES2013-028 実施期間 2013 年 1 月 15 日 試験目的 位置感知用センサが必要な圧力範囲内で作動することを確認すること。 試験方法 循環モック回路(37℃)を生食で充満し mmHg の範囲を加圧し、補助レベ

    ル での制御装置の圧力表示と差圧センサの補正圧力を比較確認する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    検体 IMPELLA 5.0 検体 IMPELLA 5.0 1 62339 C8 5 62343 C8 2 62340 C8 6 32344 C8 3 62341 C8 7 62345 C8 4 62342 C8 8 62346 C8

    妥当性 C13 と C14 は位置感知用システムでの変更がないため、C12 と同一である 適合基準 %以内又は mmHg 以内のどちらか高値

    388

  • 試験結果 下表にセンサの補正圧力との誤差を示す。

    検体

    誤差(mmHg 及び%) 適合

    1 2 3 4 5 6 7 8

    結論 全てが適合基準を満たした。

    389

  • 4.2.2.7. 留置用シースの X 線不透過性 実施施設 添付資料 ホ.1-82

    ES2013-003 実施期間 2013 年 1 月 07 日 試験目的 X 線不透過性について、Abiomed の 13F イントロデューサと留置用シースの結果を比較す

    ること。すべての試験は ASTM F640-07 に準じて実施された。 試験方法 留置用シースについて、X 線不透過性試験は硫化バリウムのストライプでのみ実施された。

    試験用サンプルは、 の検出器に個別に設置

    され、対照として吸収度 100%の や)との差が検証された。試験サンプルは 70kV-57μA の X 線を照射し、固定した撮像条

    件(シャッター: 、輝度: 、グレーターゲット: )で撮像された。その画像を

    ASTM F 640-07 に従って解析した。 被験機器

    試験サンプル ロット番号 滅菌 数量 試験品 留置用シース 0063029 無滅菌 2 本 対照品 13F イントロデューサ S38745 ETO 滅菌(1 回) 2 本

    適合基準 X 線透視下にて視認性があること 結果

    試験品 1 試験品 2 対照品 1 対照品 2 差の平均(画素) 平均等値厚

    (mm) 2 サンプル-T テストにおいて、留置用シースと Abiomed の 13F イントロデューサを比較した際の p 値は 0.036 であり、この p

  • 4.2.2.8. 留置用ガイドワイヤのコーティング性(シリコーン) 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140 実施期間 2012 年 12 月 07 日 試験目的 診断カテーテル内でのガイドワイヤのコーティング性を検証するため 試験方法 屈曲したルート(カテーテルボード)内のカテーテルルーメンの中でガイドワイヤの挿

    入と引抜きに必要とされる力を測定する カテーテ

    ルボード 4F の を用いたボード 16-355-004

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 ロット番号 数量 シリコーンコートガイドワイヤ 10139338 14 本

    適合基準 ≦ N( gf) 試験結果

    サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf) サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf)

    1 8 2 9 3 10 4 11 5 12 6 13 7 14

    結論 全てが合格基準を満たした。

    391

  • 4.2.2.9. 留置用ガイドワイヤのコーティング性(PTFE) 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140 実施期間 2012 年 11 月 29 日 試験目的 診断カテーテル内でのガイドワイヤのコーティング性を検証するため 試験方法 屈曲したルート(カテーテルボード)内のカテーテルルーメンの中でガイドワイヤの挿

    入と引抜きに必要とされる力を測定する カテーテ

    ルボード 4F の ルを用いたボード 16-355-004

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 ロット番号 数量 PTFE コートガイドワイヤ 10132241 14 本

    適合基準 ≦ N( gf) 試験結果

    サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf)

    サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf)

    1 8 2 9 3 10 4 11 5 12 6 13 7 14

    結論 全てが合格基準を満たした。

    392

  • 4.2.2.10. 留置用ガイドワイヤの X 線不透過性(シリコーン) 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140 実施期間 2012 年 12 月 12 日 試験目的 アルミニウムパッドを介したガイドワイヤの先端チップのX線不透過性を評価するため。 試験方法 試験サンプルの先端チップを既定された厚みのアルミニウムパッドの下に設置し、アル

    ミ媒体を通して X 線透視下で視認可能かを検証する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    ロット番号 数量 シリコーンコートガイドワイヤ 10139338 14 本

    適合基準 以上の厚みのアルミ媒体を通して先端チップが視認できること。 試験結果

    サンプル番号 1-7

    8-14

    結果 試験サンプルは インチのアルミ媒体下で視認できた。 結論 全てが適合基準を満たした。

    393

  • 4.2.2.10. 留置用ガイドワイヤの X 線不透過性(PTFE) 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140 実施期間 2012 年 12 月 04 日 試験目的 アルミニウムパッドを介したガイドワイヤの先端チップのX線不透過性を評価するため。 試験方法 試験サンプルの先端チップを既定された厚みのアルミニウムパッドの下に設置し、アル

    ミ媒体を通して X 線透視下で視認可能かを検証する。 被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    ロット番号 数量 PTFE コートガイドワイヤ 10132241 14 本

    適合基準 以上の厚みのアルミ媒体を通して先端チップが視認できること。 試験結果

    サンプル番号 1-7

    8-14

    結果 試験サンプルは インチのアルミ媒体下で視認できた。 結論 全てが適合基準を満たした。

    394

  • 4.2.2.11. シースの X 線不透過性 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-84

    ES2013-018 実施期間 2013 年 2 月 19 日 試験目的 ピールアウェイ式シースの X 線不透過性が、 スの X

    線透過性部分(先端チップ以外のシース部)より視認できることを確認すること。 試験方法 の検出器に個別に設置し、対照として吸収

    度 100%の や との差が検証された。試験サンプルは 70kV-57μA の X 線を照射し、固定した撮像条件(シャッター 、輝度: 、グレーターゲット: )で撮像された。その画像を ASTM F 640-07 に従って解析した。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌されている。 試験サンプル ロット番号 数量 対照品 1 及び 2 2 本 試験品 1 及び 2 Abiomed 社製 13F イントロデューサ S38745 2 本

    適合基準 X 線透視下にて視認性があること 結果

    試験品 1 試験品 2 対照品 1 対照品 2 差の平均(画素) 平均等値厚(mm)

    考察 画素による差の平均の結果から、Abiomed 製の 13F イントロシューサは、の X 線透過性のシース本体(不透過の先端チップを除く)よりも %

    以上の X 線不透過性を有することが明らかにされた。 結論 全てが適合基準を満たした。

    395

  • 4.2.2.12. シースのピールアウェイ性 実施施設 Abiomed, Inc. 添付資料 ホ.1-77

    ES2014-068実施期間 2013 年 3 月 11 日 試験目的 シースのピールアウェイ性を評価するため。

    試験方法 ハブを手で破壊し、インストロンにハブをクランプして取り付け mm/min の速さでハブを引っ張り、シースを完全に引き裂く。

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 試験サンプル ロット番号 数量

    Abiomed 社製 13F イントロデューサ S39644X1 14 本

    適合基準 両端を引張した際に問題なくピールアウェイ式シースが割けること。

    結果

    サンプル番号 ハブの破壊 シースの完全なピールアウェイ

    1 成功 成功2 成功 成功3 成功 成功4 成功 成功5 成功 成功6 成功 成功7 成功 成功8 成功 成功9 成功 成功10 成功 成功11 成功 成功12 成功 成功13 成功 成功14 成功 成功

    結論 全てが適合基準を満たした。

    396

  • 4.2.2.13. イントロデューサキットのガイドワイヤのコーティング性 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140実施期間 2012 年 12 月 06 日 試験目的 診断カテーテル内でのガイドワイヤのコーティング性を検証するため

    試験方法 屈曲したルート(カテーテルボード)内のカテーテルルーメンの中でガイドワイヤの挿

    入と引抜きに必要とされる力を測定する

    カテーテ

    ルボード

    を用いたボード 16-654-001

    被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。 ロット番号 数量

    PTFE コートガイドワイヤ S39644X1 14 本

    適合基準 ≦ N( gf) 試験結果

    サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf)

    サンプル

    番号

    平均挿入力

    (gf) 平均引抜力

    (gf)

    1 8 2 9 3 10 4 11 5 12 6 13 7 14

    結論 全てが適合基準を満たした。

    397

  • 4.2.2.14. イントロデューサキットのガイドワイヤの X 線不透過性 実施施設 添付資料 ホ.1-83

    ES2012-140実施期間 2012 年 12 月 12 日 試験目的 アルミニウムパッドを介したガイドワイヤの先端チップのX線不透過性を評価するため。 試験方法 試験サンプルの先端チップを既定された厚みのアルミニウムパッドの下に設置し、アル

    ミ媒体を通して X 線透視下で視認可能かを検証する。被験機器 全ての被験機器は ETO 滅菌(1 回)されている。

    ロット番号 数量

    PTFE コートガイドワイヤ S396544X1 14 本

    適合基準 )以上の厚みのアルミ媒体を通して先端チップが視認できること。 試験結果

    サンプル番

    1-7

    8-14

    結果 試験サンプルは インチのアルミ媒体下で視認できた。 結論 全てが適合基準を満たした。

    398

  • 4.2.3. 機器の効能を裏付ける試験

    本申請品目の効能を裏付ける試験及び作用機序に関する試験については、本資料概要の第 4.3 章の臨

    床成績から妥当と判断できるが、それらは別途申請している、本申請品目の専用の制御装置ではなく、

    一世代前のものとのシステムであるため、最新のシステムとしての効能、作用機序を確認する観点から、

    IMPELLA 2.5 で試験した。併せて、本試験の結果からポンプカテーテルの血液適合性を ISO 10993-4

    に準じて、①血栓形成及び②血液学について評価する。

    試験項目 試験方法 試験結果 実施

    施設 該当する 資料概要

    当該する 品目仕様の項目

    ポンプ溶血(2.5) 自社試験法 合格 A 4.2.3.1.1. ホ.1-16

    14 溶血性

    ポンプ溶血(2.5) 自社試験法 合格 A 4.2.3.1.2. ホ.1-29

    14 溶血性

    ポンプ溶血比較(2.5 及

    び 5.0)

    自社試験法 基礎的な比較試験につき適合基準なし

    A 4.2.3.1.3. ホ.1-17

    実施施設 施設名 所在地 施設 A 米国

    4.2.3.1. 溶血試験

    4.2.3.1.1. ポンプ溶血試験(2.5) 実施施設 添付資料 ホ.1-16

    ES2010-089 実施期間 2008 年 9 月 4 日~5 日 試験目的 ポンプによる溶血が受容範囲であることを確認すること。 試験方法 ASTM F1841-97 に準じ、モック回路を用いて、ヘパリンにより ACT を最低 sec、ヘマ

    トクリット %に調製した新鮮牛血にて試験する。 毎、6 時間まで採血し、浮遊ヘモグロビン濃度(PfHb)とヘマトクリット(Hct)を測定する。ポンプカテーテルは最大回転数、後負荷を mmHg にて実施する。

    後負荷値

    の妥当性 ASTM F1841-97 が後負荷 100mmHg を推奨している背景は、完全に左心室をパイパスする左心人工心肺装置(LHA-CPBP)を基本としているためである。LHA-CPBP は、左房か左室から通常は静脈貯血槽に落差脱血させ、大動脈に送血する仕組みであり、この仕組みでの

    最大後負荷は、大動脈圧(90mmHg)と静脈貯血槽圧(-10mmHg)の差圧、100mmHg と設定されている。一方、IMPELLA については、直接左室から強制脱血し、大動脈に送血するため、大動脈圧(90mmHg)と左室内圧( mmHg)の差圧、すなわち mmHg となり、PCPS や ECMO の場合、中心静脈(10mmHg)から脱血するので、差圧は 80mmHg となる。よって、当該試験では後負荷を mmHg に設定した。

    被験機器 IMPELLA 2.5(C8):5 本(ETO 滅菌 1 回) 1 2 3 4 5 40035 39885 40156 39870 39878

    妥当性 C12 と C8 では、溶血に影響する変更はない。 適合基準 MIH ≤ 試験結果

    測定 (min)

    PfHb (g/dL)

    Hct (%)

    Hb (g/dL)

    容量 (L)

    流量 (L/min) MIH 判定

    1 適合

    399

  • 2

    適合

    3

    適合

    4

    適合

    5

    適合

    結論 全てのポンプカテーテルにて適合基準を満たした。

    4.2.3.1.2. ポンプ溶血試験(5.0) 実施施設 添付資料 ホ.1-29

    ES2010-090 実施期間 2008 年 9 月 4 日~5 日 試験目的 ポンプによる溶血が受容範囲であることを確認すること。 試験方法 ASTM F1841-97 に準じ、モック回路を用いて、ヘパリンにより ACT を最低 sec、ヘマ

    トクリット %に調製した新鮮牛血にて試験する。 分毎、6 時間まで採血し、浮遊ヘモグロビン濃度(PfHb)とヘマトクリット(Hct)を測定する。ポンプカテーテルは最大回転数、後負荷を mmHg にて実施する。

    後負荷値

    の妥当性 ASTM F1841-97 が後負荷 100mmHg を推奨している背景は、完全に左心室をパイパスする左心人工心肺装置(LHA-CPBP)を基本としているためである。LHA-CPBP は、左房か左室から通常は静脈貯血槽に落差脱血させ、大動脈に送血する仕組みであり、この仕組みでの

    最大後負荷は、大動脈圧(90mmHg)と静脈貯血槽圧(-10mmHg)の差圧、100mmHg と設定されている。一方、IMPELLA については、直接左室から強制脱血し、大動脈に送血するため、大動脈圧(90mmHg)と左室内圧 mmHg)の差圧、すなわち mmHg となり、PCPS や ECMO の場合、中心静脈(10mmHg)から脱血するので、差圧は 80mmHg となる。よって、当該試験では後負荷を mmHg に設定した。

    被験機器 IMPELLA LD(C26):5 本(ETO 滅菌 1 回) 1 2 3 4 5 21290 23879 23962 23408 23409

    妥当性 C27 と C26 では、溶血に影響する変更はない。また、IMPELLA 5.0 と LD でも相違はない。 適合基準 MIH ≤ であること。 試験結果

    測定時間 (min)

    PfHb (g/dL)

    Hct (%)

    Hb (g/dL)

    容量 (L)

    流量 (L/min) MIH 判定

    1

    適合

    400

  • 2

    適合

    3

    適合

    4

    適合

    5

    適合

    結論 全てのポンプカテーテルにて適合基準を満たした。

    4.2.3.1.3. ポンプ溶血比較試験(2.5 及び 5.0) 実施施設 添付資料 ホ.1-17

    ES2016-064 実施期間 2008 年 9 月 4 日~5 日及び 2009 年 1 月 16 日~17 日 試験目的 時間の試験期間の血漿遊離ヘモグロビンの測定することにより、IMPELLA 5.0 と、単回使用遠

    心ポンプである「サーンズセントリフューガルポンプ(承認番号:20300BZY00460000、承認日:平成 20 年 9 月 8 日、以下サーンズポンプと略)」及び IMPELLA 2.5 の溶血性の比較を行うこと。

    試験方法 血漿遊離ヘモグロビン(以下 PFH と略)が試験期間中に測定された。本 in vitro 試験では、ABIOMED 社が提供した同一ループモデルを用い、既承認品あるいは IMPELLA 2.5 と IMPELLA 5.0 比較し、溶血の指標である PHF について比較試験が行われた。各比較試験において各々5 つの一対比較試験が実施され、各一対比較試験で使用されたウシの血液は、同一プールから各一対

    比較試験に分け与えられた。 被験機器

    表 3:IMPELLA 5.0 と既承認品との比較試験

    試験# IMPELLA 5.0

    単回使用*

    既承認品 サーンズポンプシステム*

    1 S/N 40887 ·サーンズポンプ- Model 16425. L/N KN26

    2 S/N 40474

    3 S/N 40889

    4 S/N 40888

    5 S/N 40891

    * 全ての機器は使用前に無菌的に包装された。 表 4:IMPELLA 2.5 と IMPELLA 5.0 との比較試験

    試験# IMPELLA 2.5 単回使用 IMPELLA 5.0 単回使用

    1 S/N 40035 S/N 021290

    401

  • 2 S/N 39885 S/N 023879

    3 S/N 40156 S/N 023962

    4 S/N 39870 S/N 023408

    5 S/N 39878 S/N 023409

    妥当性 C12 と C8 では、溶血に影響する変更はない。 適合基準 本試験は、既承認の単回使用遠心ポンプと IMPELLA 2.5 や 5.0 の溶血性能を比較する基礎

    試験であり、適合基準は設けられていいない。 試験結果 前述のループモデルを用いたin vitroの比較試験の結果を元に、IMPELLA 5.0とサーンズポン

    プの双方を、 ℃、ヘマトクリット値 % L/分の流量、IMPELLA 5.0で mmHg及びサーンズポンプで mmHgの圧力水頭の予想臨床条件下で稼働させた際、IMPELLA 5.0は、溶血の観点から実質的に既承認のサーンズセントリフューガルポンプと同等かあるいは優れている。一般に、同じ流量レベルで既承認の人工心肺ポンプと比較し、 L/分で稼働させた際のIMPELLA 5.0の血漿遊離ヘモグロビン生成は、有意に低い。

    また、IMPELLA 5.0とIMPELLA 2.5を最悪の条件下で稼働させた際に、溶血に関してIMPELLA 5.0とIMPELLA 2.5はほぼ同等である。IMPELLA 5.0とIMPELLA 2.5の間で溶血に関連する測定値の違い(PFH)が見られたが、これはIMPELLA 5.0の方が高流量であることを考慮すると、説明できるものである。IMPELLA 5.0が高流量であるとは、IMPELLA 5.0が、IMPELLA 2.5と比較して、血液が2倍以上の流量で、高いストレスのかかるポンプ部を通過して循環することを意味する。この影響は、本溶血の試験で明らかに観察され、高流量のIMPELLA 5.0のPFHレベルが有意に高かった。しかし、個別のループモデルの試験における両者の流量の差を考慮して計算されたIHあるいはMIHのいずれの結果も有意差はなかった。

    また、このin vitroの試験は、測定値の変化を大いに増強する血液量( mLの間)で実施されたことに注意すべきである。これは、PFHレベルが、通常潜在的な問題と関連する臨床上のレベルを軽く上回る(2回の連続するPHF測定値が mg/dLを上回る)という溶血の結果に特筆されている。しかしながら、成人の血液量( 倍以上)やPFHのクリアランス率は、量デバイスが患者で使用された際、これらのレベルに達することはないであろう。

    結論 IMPELLA 2.5 及び IMPELLA 5.0 の溶血に対する潜在的なリスクは、概ね同等であり、これら 2つのデバイスの溶血に対する潜在的リスクは既承認の遠心ポンプと同等かあるいは低い。

    4.2.3.2. 動物試験成績

    4.2.3.2.1. 動物試験成績(2.5) 実施 施設

    Cardiovascular Innovation Institute University of Louisville

    添付資料 ホ.2-1 ES2010-069

    実施 期間

    2010 年 8 月 18 日~31 日

    試験 目的

    IMPELLA 2.5 補助循環用システムが正常に、被験動物に有害事象なく、安全に試験期間の 5 日間作動することを確認すること。

    試験 方法

    被験動物の観察期間中にカテーテルの移動等の問題がないよう、ポンプカテーテルを総頸動脈

    に留置したイントロデューサキットのシースから取扱説明書に準じて、挿入する。透視下にて

    左心室に留置し、補助循環を開始する。問題がなければ、カテーテルが移動しないよう、背部

    に固定する。基本的に最大持続回転数(P8)にて 5 日間作動させる。5 日目にポンプカテーテルを抜去し、更に 日間経過観察した後に剖検する。 下表のとおりに観察する:

    試験項目 ベースライン 留置後 初日 Day 抜去時 Day

    剖検時

    心エコ検査 √ √ √ √ 身体検査 √ √ √ √ √ 生命兆候 √ √ √ 生化学検査検尿 √ √ √ √

    血液検査 √ √ √ √ ポンプ パ�