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国際関係学部とは › media › international...fair trade diversity JICA literature orientalism Renaissance LGBT NPO EU populism SNS communication 03 04 刷新しました。

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 世界はよく言われるようにグローバル化に向かっているのか、あるいは逆に、反グローバル主義に向かっているのか、昨今の国際情勢はますます混迷の度合いを深めているように見えます。その中にあって、グローバル「人材」の育成を期待される本学部は、個人や地域を深く見すえるミクロな次元の洞察力と社会や地球を広く見渡すマクロな次元の構想力を兼ね備えた「人物」を育てることを提案します。 皆さんがグローバル社会で活躍できる人材と聞いた時にまず思い浮かべるのはどのような人でしょうか。世界を舞台に、外国語を流暢に操っての華々しい交渉の末に、自分たちの会社や社会に利益をもたらす人かもしれません。そのような能力自体は素晴らしいことで、否定はしません。ただ、最初から自分たちの経済的利益のことしか頭にないような態度では目の前の相手は全く動いてくれません。相手が持っている文化や価値観、背負っている歴史、単なる道具ではないはずの言語、属している社会、置かれている環境、それらを自らの力で理解してから話しかける、第一歩はおそらくそこだろうと思います。 本学部は2019年4月より、社会に出てからも役に立つ基礎力とキャリアにつながる専門性をあわせ育てる新たなカリキュラムをスタートさせました。ミクロな次元とマクロな次元を重ねる「人物」を育てる、そのための多様で複眼的なアプローチを提供できる準備を整え、皆さんをお待ちしています。

地域と地球をつなぐ創造的「人物」を育む 寺尾 康国際関係学部長

国際関係学部とは専任教員1人あたりの学生数は国際関係学部は14.8人です。大人数大教室のマスプロ教育ではなく少人数クラスが中心となります。さらに3・4年次には数名から十数名の少人数による「ゼミナール」で専門分野に集中して取り組むことによって、自分の関心を発見し深めます。これによって高い専門性と多角的視点を両立させていきます。

徹底した少人数教育03

Small Classes

国境を越えて人や物、情報や文化が活発に移動・交流し、IT技術の発展によりグローバル化が進展する一方で、世界各地で貧富の格差や民族対立、地域紛争がますます激化しています。ダイナミックに変化する国際社会の課題に応えるために、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中東、アフリカ、オセアニアなど多様な地域研究、およびその前提としての語学教育に力を入れています。

充実した地域研究01

Renowned Area Studies Experts

ひとくちに地域研究といっても、地域の現状分析から、その母胎としての歴史・文化・言語の研究に至るまで様々あります。国際関係学部は、思想、文学、言語学、歴史学、人類学、社会学、政治学、経済学や法律学など人文社会科学系の諸分野を広くカバーしています。本学部では、複雑化と不透明化が進む現代社会での問題理解に必須となる分野横断的で多面的な思考を養うことができます。

多彩な研究分野02

Diverse Perspectives and Interdisciplinary Fields

オハイオ州立大学、モスクワ国立国際関係大学、ブレーメン経済工科大学、リール政治学院、バリャドリード大学、ボアジチ大学、フィリピン大学、浙江大学、延世大学との間では交換留学・単位互換が行われています(P.15-16参照)。外国の状況や社会問題について関心をもった学生が、現地の大学に留学して状況を肌身で知ることによって問題の理解を深めています。国際関係学部は今後もさらに海外の大学との協力体制を充実させていきます。

活発な海外交流04

Dynamic International Collaboration

多面的な思考力と深い洞察力を兼ね備えた教養ある人材の育成。これこそが国際関係学部のミッションです。こうした人材の育成が、不透明で複雑な国際社会の未来を切り拓いていくものと確信しています。また、教員・学生それぞれの活動を通して、地域とのつながりを深め、社会への貢献に努めています。

洗練された教養人の育成と地域への貢献05

Sophisticated Intellectuals and Local Contribution

Contents

◆ 学部特設サイト  https://ir.u-shizuoka-ken.ac.jp/

◆ 学部教員紹介  https://db.u-shizuoka-ken.ac.jp/index.php/prof/faculty/3

比較文化プログラム日本研究プログラムアジア研究プログラムヨーロッパ研究プログラム

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在学生・卒業生の声14

ゼミナール・研究室案内国際交流・留学情報大学院案内就職・キャリア支援オープンキャンパス・入試情報

1517192122

【国際言語文化学科】グローバル・コミュニケーションプログラム11

国際関係学部とは国際関係学部のキーワード国際関係学部の教育体系ラーニング・クラスター紹介

01030507

専門プログラム紹介09【国際関係学科】

国際公共政策プログラム国際開発プログラム共生社会プログラム

09

10

01 02

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国際関係学部 は小さな地球多様な地域、言語、専門分野を豊富にカ バーするミニチュア版の地球へようこそ

静岡の地から世界と未来への扉 をひらく主役はあなたです。

あなたと世界を橋渡しする 多様な学知が世界中から集結少人数教育ならではの和気あいあいとした 雰囲気の中で新しい先生や友人と出会い

あなたの将来へと通じる 扉をみつけてください。

世界が多様であるように授業も多様です。まだ関心が定まっていなくても、バリエーション豊かな授業を通じて自分が進むべき方向を少しずつ探っていくことができます。

多種多様な専門領域をカバー自由な校風

4つの特色 1国際関係学部 4つの特色 2国際関係学部

自由度が高く、好奇心のおもむくままに幅広く世界を学べるカリキュラムを用意しています。学部運営にも学生の皆さんの意見を採り入れています。

少人数の授業が大半です。小さな教室で、学生が読んだり、書いたり、発表したりする授業を通じて、先生や友人とふれあい、興味を持った分野を掘り下げて学ぶことができます。

メディアにも登場する教授陣が国際舞台で活躍する先輩として授業をリードします。特定の分野のエキスパートになりたいと思う皆さんを親身になってサポートします。

第一線の専門家による授業 ホームな少人数教育

4つの特色 3国際関係学部 4つの特色 4国際関係学部

最先端の英語教育

学生が英語でプロジェクトを実施するPBL English

各種メディア教材を使ったインタラクティブな自律学習が可能な最新の施設

(SALL、STUDIO)

ネイティブ英語教員による必修科目

学習効果を高めるレベル別クラス編成

TOEIC対策科目・TOEIC留学英語の

開設

日本語教員 養成課程・単位修得証明書

高等学校教諭一種免許状

(英語または国語)社会調査士

英語に加えて学ぶ世界の多様な地域言語 取得できる免許・資格

フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語、フィリピン語、日本語(留学生対象)

から一言語を履修

ethnicity

交換留学

海外ゼミ研修 地域貢献

学生が国際会議

field work野外実習

ゼミ合宿

ボランティア

英語でプレゼン

warart 平和構築

思想

芸能

労働格差

伝統

信仰

共生

日本アジア

ヨーロッパ

人権

宗教

紛争開発

福祉韓国

ロシア英国

中東

アフリカ

中国

オセアニア

アメリカ

ハラールグローバル史

民族

難民

哲学生活

比較古典

貧困削減観光 援助

障害

幸福

経済 条約

英語学習

国際法

公共政策憲法国連政治政党

選挙

社会調査安全保障

日本語教育

慣習多文化

移民地球環境問題

nationalism

language

mediamoviegenderfamily

globalizationfair trade diversityJICA

literature

orientalism

RenaissanceLGBT

NPO

EU

populism

SNS

communication

03 04

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国際関係学科

国際言語文化学科

アカデミック・リテラシー❶ P.7

アカデミック・リテラシー❶ P.7

学部基礎力❹ P.8

国際公共政策❶

国際開発❷

共生社会❸

グローバル・コミュニケーション P.11❹

比較文化❺

日本研究❻

アジア研究❼

ヨーロッパ研究❽

P.12

P.12

P.13

P.13

P.9

P.9

P.10英語コミュニケーション力❷ P.7

地域実践力❸ P.8

学科別ブリッジ科目

学科別ブリッジ科目

P.15-16

P.15-16

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学部基礎

国際関係学科 八木 千裕さん

◆受講生の声 文献講読では毎週一冊の本を読みました。少し大変でしたが、内容を振り返って言葉の意味について考え、周りと意見を交わすことや内容が難しくてもとりあえず読んでみることの楽しさに気付けました。また情報を関連づけ発想につなげる手法である「KJ法」の実習では、受講者同士が協力して学ぶ姿勢を身につけることができました。

 高校までの学びと異なり、論理的に考える力を身につけ、専門知識を活用するための必要な幅広い教養を身につけることが国際関係学部では求められます。この授業では特定の専門分野にこだわらず国際関係学部でこれから学ぶ力の基礎をつくります。以下の3つが柱となります。1)文献講読のペース配分を掴む、2)図書館を使うことに慣れ書籍に親しむ、3)一見バラバラな情報の断片を関連づけて理解し、発想する方法を身につける。

◆教員からのメッセージ 宮崎 晋生

アカデミック・リテラシー

学知の森に分け入りながら読む力、書く力、調べる力発表する力を育む

学知の森に分け入りながら読む力、書く力、調べる力発表する力を育む

コンピューター・リテラシー、社会調査法入門、日本語教育学、日本文学研究、国際政治入門、国際法学入門、家族・ジェンダー論入門、グローバル化と地域社会、国際言語文化入門、比較文化入門、文学と社会、映像と社会

科目(一部)

ベーシック・スタディPick up

国際関係学科 山本 怜さん

◆受講生の声 この授業は英語コミュニケーション力の養成を目的としており、一般的な英会話の授業とはかなり異なった形式をとっています。受講生は英語のみでディスカッションを行いながら、効果的なプレゼンテーション方法を学びます。自分の能力を駆使してコミュニケーションを取ることで、実践力が養われていることを実感しています。難易度が高い授業ですが、とても充実しています。

"PBL English" stands for Project-Based Learning (in) English. Students in these courses use practical English to reflect on their personal experiences and observations, share their thoughts and opinions, and engage in meaningful project work designed ultimately to transform not only themselves as individuals but also the wider communities they belong to. As a result, PBL English learners develop the advanced skills of communication, critical thinking, creativity, and collaboration necessary for success in an ever-changing society.

◆教員からのメッセージ ディハーン・ジョナサン

英語コミュニケーション力

課題に取り組むことで実際に使える実践的英語力を鍛える最先端の英語教育

課題に取り組むことで実際に使える実践的英語力を鍛える最先端の英語教育

フレッシュマンイングリッシュ、英語コミュニケーション、英会話、英作文、英語プレゼンテーション、英語アクティブラーニング、時事英語、英語で読む国際関係入門

科目

PBL EnglishPick up

国際言語文化学科 青島 聡美さん

◆受講生の声 私は地域言語ではスペイン語を選択し、スペインに興味を持ちました。2年生の春休みには「海外研修スペイン語」科目でスペインへ3週間の短期留学をし、その後、交換留学制度でバリャドリード大学セゴビア・キャンパスへ半年間留学しました。現地の大学生に交じって受ける授業は難しかったですが、スペイン語だけでなくスペインの社会と文化について理解を深めることができました。

 「地域言語」科目の目標は語学習得に加えて、世界の多様さや文化と言語の深い結びつきを実感し、翻訳・通訳行為や異文化間のコミュニケーションについて理解を深め、学びの基盤を作ることです。この科目で言語の基礎を身に着け、その後「研修外国語」「会話」「テクスト研究/リーディングス」「表現研究/表現法」などの科目を通して、さらに上の語学力を目指すことも可能です。また、協定校への交換留学の道も開かれています。

◆教員からのメッセージ 森 直香

地域実践力地域の言葉・文化・現場を学ぶことで世界の特定の地域で活躍できる力を育む地域の言葉・文化・現場を学ぶことで世界の特定の地域で活躍できる力を育む

中国語、韓国語、フィリピン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、日本語、現代アメリカ論、現代ヨーロッパ論、現代東南アジア論、フィールドワーク

科目(一部)

地域言語・スペイン語Pick up

国際関係学科 竹本 亮雅さん

◆受講生の声 この授業を受けることによって、普段何気なく目にしている国際関係や国際政治関連のニュースをより深く理解できるようになりました。それぞれの国や地域の論理や歴史、国家や権力について学ぶことで、実際に起こっている出来事・現象の背景が分かるようになってきました。

 高校までに学習した世界史の授業や、新聞やテレビ等のメディアによるニュース報道で得てきた知識を、国際政治学という学問分野での学びに繋げる「橋渡し」的な授業です。学生の主体性を重視し、プレゼンテーションやグループ討論等も行います。

◆教員からのメッセージ 浜 由樹子

学部基礎力国際関係学部での学びのスタートアップに必要な基礎と教養の力を身につける

国際関係学部での学びのスタートアップに必要な基礎と教養の力を身につける

人類と文化、国際関係論、日本文化論、ことばと心理

科目

国際政治学Pick up

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共生社会 プログラム

 国際公共政策とは、国際社会の平和や発展に関わる問題を見つけ、解決するための政策です。 変動する国際社会のなかで日々生じる問題に取り組むには、柔軟な発想を支えるしっかりとした土台が必要です。本プログラムでは、政策立案に欠かせない法学、政治学、経済学の三分野を歴史と理論の両面から学び、国際社会の問題に取り組むために必要な知の礎を作りあげます。 たとえば、国際紛争の解決方法を考えるうえで、法学からは条約などの国際的なルールや国際連合・世界貿易機関といった国際組織に関する知識を、政治学からは国際政治の実態やさまざまな国の政治外交の過去と現在の姿に関する知識を、経済学からは国際経済の仕組みや経済格差の原因に関する知識を得ることができます。バランスよく三分野を学び、政策提言能力を備えた人材として国際社会に巣立つことを期待します。

◆プログラム紹介

 グローバリゼーションが進み世界が一体化すると共に格差が拡大する今日、国際開発について考えることは、途上国においても先進国においても重要な課題となっています。このプログラムでは、おもに経済学系と人類学系から構成される科目群によって、幅広い理論的視野と地域の実情に即した現場感覚の両方を身につけることができます。そして、それらを通じて、国際社会や地域社会で活躍できる実践力を備えた人材を育成することを目指しています。

●国際開発や国際協力に関心がある。●途上国の貧困削減、環境問題、人道支援などの地球規模の課題に取り組みたい。●農村開発、災害復興、観光開発などの地域の課題に取り組み、イノベーションを試みたい。●国連などの国際機関やJICA、青年海外協力隊、多国籍企業に関心がある。

◆プログラム紹介

 国境を超えた人の移動が加速する現在、多様な価値観をお互いに尊重して協働する「共生社会」を育て維持することは欠かせません。このプログラムでは、民族、移民、ジェンダー、障害、文化、コミュニケーション、教育、労働、犯罪・非行、人権、社会制度等に社会科学的にアプローチすることで「人の多様性と生き方」を理解し、共生社会への道を切り拓きます。そして、柔軟な発想と共生の感覚を持つ人材の育成を目指します。

●日本で暮らす外国人の生活や教育、異文化コミュニケーションに関心がある。●男性と女性の社会的役割の違い、格差や不平等はなぜ起こるのかが気になる。●性的志向や障害などを理由とした偏見や差別のない社会にしたい。●生きづらさを持つ人を支えたい。誰もが生きづらさを感じることのない社会を作りたい。

◆プログラム紹介

〈このプログラムは以下のような関心を持つ人に向いています。〉

〈このプログラムは以下のような関心や意欲を持つ人に向いています。〉

国際開発を学ぶことを通じて広い視野と現場感覚を備えた実践力を育む。

国際開発を学ぶことを通じて広い視野と現場感覚を備えた実践力を育む。

国際公共政策 プログラム

国際開発 プログラム

国際法、国際経済法、国際組織法、行政法、安全保障論、日本外交論、比較政治論、アメリカ政治外交、ヨーロッパ政治外交、政治思想史、国際思想史、開発金融論

法学、政治学、経済学の3つのアプローチから国際社会の現状を捉え、未来の政策を構想する力を養う。

法学、政治学、経済学の3つのアプローチから国際社会の現状を捉え、未来の政策を構想する力を養う。

科目(一部)

援助プログラム評価論、開発金融論、開発経済学、多国籍企業論、国際経営論、プロジェクト・ファイナンス論、開発人類学、災害人類学、グローバル化の人類学、観光人類学、文化遺産の人類学

科目(一部)

マイグレーション論、ナショナリズム論、多文化共生論、異文化コミュニケーション、共生の社会学、家族論、ジェンダー論、生きづらさと支援、国際人権と障害、メディア文化論、ウェルビーイングの心理学

他者を理解し尊重する対話から、共生社会への道を切り拓く。他者を理解し尊重する対話から、共生社会への道を切り拓く。

科目(一部)

Q A&

国関は国際関係学部を略した呼び名です。国関基礎力とは、アカデミック・リテラシー、英語コミュニケーション力、地域実践力、学部基礎力からなり、本学国際関係学部の学生として共通して身につけてもらいたい基本的な能力のことです。社会に出て、どんなことをするにしても役に立つ力でもあります。本学部では、専門的なテーマに取り組む前に、こうした基礎力をきちんと身につけておけるようなカリキュラムを組んでいます。

国関基礎力とはどのような力ですか。QA

PBLはProject Based Learningの略です。課題解決の作業(プロジェクト)を通して学びを得るというアクティブ・ラーニング(積極的・自発的学習)の手法の一つです。それを英語を使って行うのがPBL Englishという科目です。英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶ。英語を道具として用いることで、本当に使える英語力を身につけることを目指した科目です。英語ネイティブの教員が担当します。

PBL Englishとはどんな科目ですか。QA

そんなことはありません。自分の学科のブリッジ科目から最低でも6科目(12単位)を履修する必要がありますが、他学科のブリッジ科目も自由に履修することができますし、履修した単位は卒業に必要な単位として認められます。

ブリッジ科目は学科別になっていますが、他学科のブリッジ科目は学べないのですか。

QA

国関基礎力を身につけるための科目と専門プログラム科目との間を橋渡し(ブリッジ)すると同時に、同じ学科の異なる専門プログラム間の橋渡しにもなる学科別の科目です。専門プログラムの基礎となる科目や同じ学科の専門プログラムに共通して重要な科目が集まっています。

ブリッジ科目って何ですか。QA

国際関係学科

09 10

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比較文化 プログラム

日本研究 プログラム

グローバル・コミュニケーション プログラム

 グローバル化した社会では、英語はコミュニケーションのための共通語として必要とされています。しかし、英語を自由に使いこなしている人は少ないようです。なぜ英語は自由に使いこなせないのでしょう? また使いこなせていると思っている日本語は、英語よりも本当に簡単なのでしょうか? そもそも日本語とは,どのようなことばなのでしょう? 疑問は尽きません。 グローバル・コミュニケーションプログラムでは、これまでの英語や国語といった科目の枠組みから一歩踏み出し、英語や日本語の成り立ち・仕組み・働き、さらにその習得の方法などを体系的に学びます。英語あるいは日本語について専門的に学ぶことで、グローバルなコミュニケーションを可能にする力を身につけたいと考える皆さんに向いたプログラムです。英語や国語の教員免許を取りたい人、世界中のいろいろな人に日本語を教える仕事をしたい人にも向いています。

◆プログラム紹介

コミュニケーション論、比較言語論、異文化コミュニケーション、英語表現法、英語音声学、英米語学特殊研究、日本語文法論、日本語教授法、日本語教育実践研究、日本語学特殊研究、日本語表現法、日本語史、日本学研究

英語と日本語。二つの言語の探究を通して、グローバル・コミュニケーションのあり方を考える。英語と日本語。二つの言語の探究を通して、グローバル・コミュニケーションのあり方を考える。

科目(一部)  「アメリカではそれが普通だ」や「世のなか変わった」という日常的な言いまわしは、地域と地域、過去と現在の比較をふくんでいます。文化的な特徴は、いくつかの地域や社会を知り、比較・対照することで浮かびあがってくるのです。さらに、比較・対照する視点に立つと、一つの社会のなかにある多様な差異と共通性にも気づくでしょう。比較文化プログラムは、おもに南アジア、ブリテン諸島、オセアニアなどの地域で生じた、人びとの衝突や摩擦、競合や共存、交流、文化変容などの理解を深め、相互の価値観を尊重しあうのに必要な能力の養成を目標としています。多様性(ダイバーシティ)の促進や多文化共生、地域文化の創生、グローバルな交渉のなかで展開する地域史や広域世界の形成などに興味のある皆さんに向いたプログラムです。

◆プログラム紹介

複眼的な視点から多様な社会と文化を読み解く。複眼的な視点から多様な社会と文化を読み解く。

比較文化論、比較文化特殊研究、英米文化論、英米文学史、英米の社会と文化、英語文学特殊研究、オーストラリア文化論、オリエント文化社会論、多文化共生論、文化政策、比較日本文化論、比較哲学

科目(一部)

 現在のような不透明な時代を生き抜くためには、今自分がどこに立っているのかをしっかりと見定める必要があります。本プログラムでは、そのために必要な学問的な基礎を身につけることができます。 現代の日本は近代文明と伝統文化の絡み合いにおいて成り立っています。そのことをふまえ、本プログラムでは、近代日本の国家観・社会観・哲学などを学びつつ、それらの文化的な土台であった古代から近代までの様々な人間観について総合的に学びます。 具体的には、「愛」「家族」「社会」「政治」「科学」など、近代西洋の言葉から翻訳され日本に導入された諸観念、「うた」「あはれ」「幽玄」「さび」などの伝統的な美意識、「誠」「諦め」「武士道」などの死生観や「神」「仏」「天」などの宗教的諸観念を学び、「読む力」「人間を見る目」「未来を描く力」を養います。

◆プログラム紹介

日本古典文学研究、日本近代文学研究、日本文学特殊研究、日本芸能論、比較日本文化論、日本宗教思想研究、比較日本倫理思想、日本死生学、比較哲学、日本学研究、日本外交論、日本思想史

近代日本の国家観・社会観の根底にある、日本文化の人間観・美意識・死生観などについての学びを深め、文化面からグローバル化時代を支える人材となる。

近代日本の国家観・社会観の根底にある、日本文化の人間観・美意識・死生観などについての学びを深め、文化面からグローバル化時代を支える人材となる。

科目(一部)

国際言語文化学科

Q A&

英語コミュニケーション力の科目は授業を英語で行うものが多いですが、それ以外の科目は基本的には日本語で授業を行います。中には英語で授業を行う科目もありますが、高度な専門教育は、日本語を使ったほうが学習効果が高いため、おもに日本語で行います。

QA

ゼミは科目の一つで、正式には演習といいます。指導を受けたいと思う先生を2年次の終わりに1人決めて、3年次・4年次は、その先生の演習を履修します。卒業研究もその先生の指導のもとに進めることになります。ゼミで学ぶ内容は先生の専門分野あるいはそれに近いものになります。ゼミの授業方法は先生によって異なりますが、一般の科目に比べて、学生が自分自身で調べたり、考えたり、議論したりする比重が高くなります。扱うテーマそのものを学生自身が決める場合も多くあります。

QA

はい、そうです。専攻する専門プログラムを2年次の終わりに1つ決める必要があります。専攻するプログラムの科目は10科目(20単位)以上を履修する必要があります。

Q

A

専攻できる専門プログラムは自分の所属する学科のプログラムだけです。ただし、専攻しないプログラムの科目も自由に履修できますし、他学科の専門プログラムの科目も履修できます。授業で学べる地域やテーマ・問題の多彩さは本学部の大きな特色です。さまざまなことに好奇心を持つのは良いことです。興味・関心の幅を広げて、他学科の専門プログラムの科目もどんどん履修してください。

QA

授業は英語で行われますか。

ゼミとはどのようなものですか。専攻する専門プログラムは1つに決める必要があるのですか。

8つの専門プログラムのどれを専攻してもよいのですか。

11 12

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藤井 努さん国際関係学科2011年卒業( )

株式会社ケー・アンド・エル・

上海支社

(国際関係学科3年)

鈴木 杏佳さん(国際言語文化学科3年)

仙北谷 優香さん

 中国、朝鮮半島、東南アジア諸国、ロシアなど、現代アジアの動向と関連するテーマを、様々な研究分野から総合的に学びます。地域として一体性を強めながらも多様性に満ち、力強く発展する一方で多くの問題をはらんだ現代アジアについて、地域言語の修得をもとに、学際的、地域的、複眼的にアプローチできる人材の育成を目指します。

●日本と近隣国間の様々な関係に関心がある。  ●同じアジアの人々同士の考え方の違いを学びたい。●アジア各国の衣・食・住の文化を比較研究したい。  ●アジア各国の政治や外交についてもっと深く学んでみたい。●アジア域内での文学、漫画、アニメなど国境を越えた文化交流に関心がある。●将来、どんな職業に就くにしても、日本とアジア各国間の懸け橋となって活躍したい。

◆プログラム紹介

〈このプログラムは以下のような関心を持つ人に向いています。〉

現代アジア(ロシアを含む)の諸問題に対する専門的な知見を多角度から学ぶ。

現代アジア(ロシアを含む)の諸問題に対する専門的な知見を多角度から学ぶ。

アジア地域協力論、現代アジア交流論、現代アジア社会論、中国社会論、現代中国の諸相、東南アジア社会論、東南アジア文化論、韓国朝鮮社会論、アジアにおけるロシア、中国語表現法、韓国語表現法、ロシア語表現法、フィリピン語表現法

科目(一部)

国際言語文化学科

 私は高校の英語学習を通して語学の魅力を知り、別の言語も習得したい、そしてその国の文化についても知識を得たいと思い、国際関係学部を選びました。現在は、スペイン語を学ぶ一方で、スペイン語圏の文化についても勉強しています。 学部では、日本を含む世界の国々の文化・言語から政治・経済に関するものまでさまざまな科目が履修できるため、その中から自分の興味対象を見つけることが可能です。ヨーロッパ文学の授業を通して文学に興味を抱き、ゼミでは文学作品の映像化ついて取り組んでいます。また、先生方との距離が近いことも本学部の魅力だと思います。

 ヨーロッパというと真っ先に何が思い浮かぶでしょうか。地中海、西洋美術、中世の城、映画そしてファッション。さらに最近ではサッカーの本場、というイメージもあるかもしれません。 本プログラムは、ギリシア・ローマの時代から現代のEUまで、共同性と同時に多様性を持つ地域であるヨーロッパを様々な角度から研究します。英語の他に、ドイツ語、フランス語あるいはスペイン語というヨーロッパ言語を学びつつ、その社会、歴史、文学、思想、政治を研究することで、英語中心の国際理解では得られない世界が皆さんの前に広がります。 観光旅行先としてヨーロッパに大きな魅力があることは容易に想像できるかもしれませんが、本プログラムは、そのヨーロッパをさらに深く学ぶことで、国際社会で活躍できる教養人として実践的な力を身につけることを提案します。

◆プログラム紹介

地中海文明、キリスト教史、ヨーロッパ現代史、国際思想史、ドイツ文芸論、ドイツ文化論、フランス文学論、スペイン文化論、スペイン比較文学論、公共史、ドイツ語表現研究、フランス語表現研究、スペイン語表現研究、西洋古典語研究

科目(一部)

古くて新しいヨーロッパ、多様性と共同性のヨーロッパを探求する。

古くて新しいヨーロッパ、多様性と共同性のヨーロッパを探求する。

アジア研究 プログラム

ヨーロッパ研究 プログラム

 私の高校時代の夢は世界で活躍することでした。そこで世界の文化や言語を総合的に学べる国際言語文化学科に入学し、主にスペインを中心にヨーロッパの文化や思想について学びました。卒業後、何年か地元金融機関に勤めましたが、国際協力に関わりたいと考え、国際交流基金「日本語パートナーズ」事業に参加し、インドネシアで日本語教師のアシスタントを務めました。現在は青年海外協力隊として南米ボリビアで環境教育に携わっています。国際関係学部には様々な専門性を持った先生がおられ、選びきれないほどたくさんの興味深い講義がありました。大学で身に付けた幅広い知見が現在の活動につながっていると強く感じます。

 私は海外向け広告を得意とする広告代理店の上海支社でプランナーとして働いています。中国社会と市場を観察・分析しながら、14億の人々に届ける広告を創る仕事です。社会と生活が急速に変化する中国で「表現」の仕事をするためには、豊かな視点を持ち、ひとつの考え方に縛られないことがとても大切です。国際関係学部において政治・経済、文化や言語など幅広い分野の先生方とアットホームな雰囲気の中で学び、多様な視点と俯瞰的に物事を考える習慣を身につけることができました。これが現在の自分の礎となり、今の仕事にも生かされていると思います。

卒業生の声

在学生の声

 この大学には夢を見つけ、切磋琢磨し合える仲間のいる「豊かで小さな社会」があります。学部には講義型の授業に加え、演習や実際に地域に出て調査を行うフィールドワークがあり、これらを通じて仲間とともに学び、それを活かしたプロジェクトに挑戦することができます。私は、『富士宮観光マップ』作成、『清水区の100通りの健康レシピ冊子』作成など大学の地域貢献活動に参加しました。また私は地域の住民が管理・運営する「コミュニティーガーデン」に関心を持ち、その活動が盛んなオーストラリアに留学しました。今後もこの活動の研究に携わりたいと考えています。

小宮山 令子さん

青年海外協力隊(JICA)・ボリビア

国際言語文化学科2006年卒業( )

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ゼミナール 研究室案内 3・4年次にそれぞれが選択した専門プログラムのゼミナールで専門知識を深め、卒業研究に取り組みます。

ゼミでは世界貿易機関(WTO),地域貿易協定(CPTPPなど)そして二国間での様々な合意によって国際通商がいかに規律され,それはどうあるべきかについて学習します。

国際通商体制の現状と将来石川 義道ゼミ

国際公共政策

本ゼミでは、国際社会の事象を国際法という観点から評価できるようになること、そして国際法に関して卒業論文を書き上げることを目指します。

国際法坂巻 静佳ゼミ

国際公共政策

国際政治において重要な役割を果たしてきたヨーロッパは現在様々な課題に直面しています。小窪ゼミでは、欧州諸国の政治や欧州統合の諸相について研究します。

ヨーロッパ政治(国際政治学)小窪 千早ゼミ

国際公共政策、ヨーロッパ研究

思想史研究は、先人の知恵に助けを借りながら、歴史の表層で変わりゆく事象の背後にある不変的な価値を追究し、現代社会の課題解決をめざす学問です。

政治思想史、国際思想史松森 奈津子ゼミ

国際公共政策、ヨーロッパ研究

米大統領選挙動向も注目しつつ、トランプ時代のアメリカと国際社会を振り返りましょう。後期にはトルコ人留学生と一緒に合同ゼミ発表に参加する予定です。

アメリカ政治外交と国際関係佐藤 真千子ゼミ

国際公共政策

国境を越える民間営利企業の行動やイノベーション活動、および地域レベルでの持続可能性・イノベーションを可能にするビジネス・エコシステムについて考察。

国際経営論・多国籍企業論宮崎 晋生ゼミ

国際公共政策、国際開発

学生の関心に応じて事例とする地域・国を選び、そこを基点に国際政治の相対的・複眼的な見方を体得します。他大学との合同ゼミも行い、スキルを磨きます。

「地域」の視点から見る国際政治浜 由樹子ゼミ

国際公共政策、ヨーロッパ研究

ゼミは、3年生と4年生のときに履修します。3年次には上記のテーマに関する文献の輪読・発表(プレゼン)・議論を行い、4年次に卒業論文を作成します。

新興・途上国の貧困削減、経済開発、開発援助に関する経済学的研究飯野 光浩ゼミ

国際開発

SDGsを共通言語にして、地球規模の様々な問題に対して、アフリカから静岡まで、地域社会の実際の現場での人類学的フィールドワークを通じて取り組んでいます。

SDGs・人類学的フィールドワークによる地域研究湖中 真哉ゼミ

国際開発

グローバル化する社会を考える上で必要な知識と方法を、英語文献の講読と討論を通じて学びます。国際社会学、地域研究に関心を持つ学生が集うゼミです。

グローバル化する社会を考える─エスニシティと人の国際移動を中心に石井 由香ゼミ

共生社会、アジア研究

社会学の理論と方法論を用いて、広く家族やジェンダーに関わるさまざまな社会問題を学生自らが発見し、その解明や解決に積極的に取り組むことをめざしています。

家族、ジェンダーの社会学的研究犬塚 協太ゼミ

共生社会、日本研究

心理学に関連する文献を読み進め、研究方法を学び、問題を理解します。ストレスと健康、ウェルビーイングなど、心の諸問題を実証的に解き明かしていきます。

ウェルビーイングの心理学園田 明人ゼミ

共生社会

多文化共生へ社会学からアプローチするゼミです。南米系外国人学校や外国人集住地区での日本語ボランティアやフィールドワークを行います。

在日外国人・多文化共生高畑 幸ゼミ

共生社会、比較文化、グローバルコミュニケーション

第二言語としての日本語の習得について学び,各自の研究課題に沿ってリサーチを進め,COILを通して国際交流や日本語習得の実際を垣間見る,そんなゼミです。

第二言語習得澤﨑 宏一ゼミ

グローバル・コミュニケーション、日本研究

このゼミでは、文学作品等のテキストの読解を通して、日本語の語彙や語法など日本語の種々の現象について総合的に考え、問題を見出し、調査・分析を行います。

日本語の語彙・語法について考える竹部 歩美ゼミ

グローバル・コミュニケーション、日本研究

テーマに「メディア」を含むことから、ゼミ生によるドキュメンタリー映像製作に取り組んでいます。学習面では哲学・倫理学を中心とするテクストを読んでいます。

コミュニケーションとメディア、哲学・倫理学飯野 勝己ゼミ

共生社会、グローバル・コミュニケーション

なぜ日本人はなかなか英語が使えるようにならないのでしょうか?人間の言語能力について「なんで?」「どうして?」「本当?」と思われることを研究します。

英語習得における言語知識とその使用須田 孝司ゼミ

グローバル・コミュニケーション

日本語教育と第二言語習得に関する基本的な知識を文献資料から把握理解し、日本語教育という文脈の中で身近な社会への参加をめざす活動を行います。

社会参加をめざす日本語教育水野 かほるゼミ

グローバル・コミュニケーション

日本近代文学について、文学理論を学び、作品の研究します。また、「地域資源としての文学」をテーマに、文学による地域の魅力づくりにも取り組んでいます。

日本近代文学細川 光洋ゼミ

日本研究

吉田ゼミは倫理学・日本倫理思想史のゼミです。古代から近世に至る時代の神仏の説話や文芸作品を読み解くことを通して、人生の意味について考えています。

恋・霊・神・仏吉田 真樹ゼミ

日本研究

写真はインドのオランダ人墓地です。宗教・インド・死のどこかに興味がある人、お待ちしています。ゼミは作業と思考を持ち寄る場。一緒にいろいろやりましょう。

宗教学、インド研究、死生学冨澤 かなゼミ

比較文化、アジア研究

秋霜烈日のときもあれば春風駘蕩のときもあります。学生と教員がイギリス史・歴史学について、読み、聞き、話し、書きながら各自の色彩をくわえるゼミです。

イギリス史・歴史学栗田 和典ゼミ

比較文化

日本語、英語を対象に言い間違い、失語症の発話例、言語習得途中の子どもや成人の誤用、音韻単位の勘違いなど「ちょっと外れた」観点からことばと心を研究していきます。

言語逸脱からみることばと心寺尾 康ゼミ

グローバル・コミュニケーション

ゼミ生の主な目標は文化とコミュニケーションを多面的に調査し、より効果的な異文化間コミュニケーション戦略を発展させることです。

異文化間コミュニケーションリダン ポール アラン ゼミ

グローバル・コミュニケーション

楽しく効果的に学習・指導する方法をゲームで研究します。プロジェクトの実例は(1)革新的ゲームを作る。(2)学校、児童館などでゲームのプログラムを確立する。

ゲームと社会の可能性:The “Game Terakoya”ディハーン ジョナサン ゼミ

グローバル・コミュニケーション

国際協力に関し、ゼミ生が主体となって各自が関心のあるテーマを選定し、それに関連する論文や書籍を中心に発表し、コメントを出し合うなかで進めていきます。

貧困削減、平和構築、国際開発古川 光明ゼミ

国際開発

日本政治の諸問題を、国際比較しながら、ゆる~くDeepに考えるゼミです。卒論はコピペ厳禁、イチから手造りをモットーとしてます。(写真は担当者の博士論文)。

日本政治と比較政治前山 亮吉ゼミ

国際公共政策、日本研究

社会の中に多様性があり、固定観念を打破したいという欲求があり、斬新な着想があり、化学反応が起きるときに私たちは前進する。ゼミはそのことを学ぶ場だ。

障害学・当事者研究石川 准ゼミ

共生社会

自分の研究対象は政治・外交・軍事・インテリジェンス・メディア・地域等、多岐にわたっています。特に限定せず、面白ければ何でもあり。楽しく学びましょう!

日本近現代史森山 優ゼミ

国際公共政策、日本研究、アジア研究

私たちは、様々な生きづらさに覆われつつあります。自らの人生と向き合うことを通じて、お互いの価値観が交錯し合い、前に進む時間をつくりたいと思っています。

生きるということを考える津富 宏ゼミ

共生社会

国や民族のレベルから身近な友だちのレベルまで、人が形成する集団の間には競合や対立が生じることがよくあります。その理由を社会心理学の観点から考えます。

集団間関係渡邉 聡ゼミ

共生社会

世界で最も小さい大陸に、英国領土であった移民の国として知られるオーストラリアが重なっています。移民の他に先住民を含めてこの国の多様性を探究しています。

オーストラリアンスタディーズの社会文化論的アプローチ澤田 敬人ゼミ

比較文化、アジア研究、ヨーロッパ研究

中古から近世にかけての古典文学作品を題材として取り上げ、主に「恋」と「自然」に着目して精読することで、「〈文学に描かれた思ひ〉とは何か」を探究します。

日本古典文学から読み解く、人の「思ひ」についての探究鈴木 さやかゼミ

日本研究

東南アジアのことで、関心の持てることを探してもらいます。東南アジアの人 と々関係のある日本や中東のことでもいいです。文献や現地調査で理解を深めます。

東南アジアの社会と文化、イスラーム塩崎 悠輝ゼミ

アジア研究

ヨーロッパの古代中世史をメインに学ぶゼミです。最近は歴史のほか、ルネサンス絵画やイタリア文化を扱うことも多くなりました。歴史と美術にこだわるゼミです。

西洋古代中世史(オリエント・地中海文明、ルネサンス文化史も)橋川 裕之ゼミ

ヨーロッパ研究

国際社会の秩序と価値観はやがて中国的なものになってしまうのではないか。こうした問題意識と危機感、そして、自主性と自由闊達さを忘れずに学びあいましょう。

中国の政治と外交諏訪 一幸ゼミ

アジア研究

夏休みには近現代史に関する博物館や記念碑を訪ねる研修旅行を実施しています。国内だけでなく、フランスやポーランドなどヨーロッパに足を延ばす時もあります。

ヨーロッパ近現代史剣持 久木ゼミ

ヨーロッパ研究、比較文化

学期毎のテーマについて、複数の文献を読んでいきます。参加者の間での問題提起、意見交換を重視します。並行して各学生の関心領域についての発表も行います。

ヨーロッパの文化・芸術論小谷 民菜ゼミ

ヨーロッパ研究

文化社会学のアプローチに基づき、ドイツと日本の社会問題や歴史問題を取り上げる作品(映画、漫画、絵画、文学、歌、など)に重点を置くゼミです。

日独比較文化研究ファイファー マティアス ゼミ

ヨーロッパ研究

比較文学の手法で文学テクスト・音楽・映像を分析したり、スペイン社会について考察することを通して、論理的思考と意見を伝えるための文章力を身に着けます。

スペイン文学、スペイン文化、比較文学森 直香ゼミ

ヨーロッパ研究、比較文化

中国及び「中華圏」(華人世界)の社会と文化について学ぶ。草の根の視点から異文化を学ぶことを通して、現代社会の普遍性を探り生きる指針を得ることを目指す。

草の根からみる中華圏の文化と社会奈倉 京子ゼミ

アジア研究

ロシアおよび旧ソ連地域を研究対象とします。どんな分野でもこの地域に興味を持ち意欲を持つ学生であれば歓迎します。ゼミ研修でロシアに行く機会もあります。

ロシアの政治・社会堀内 賢志ゼミ

アジア研究

文学というとむずかしいと思えるかもしれませんが、それは誤解です。私たちはいつも言葉をつかって生活をしています。その言葉が積み重なって文学となるのです。

フランス文学・フランス文化浅間 哲平ゼミ

ヨーロッパ研究

韓国・北朝鮮の政治、外交、安全保障と朝鮮半島をめぐる国際関係を学ぶことで、一見不可解に思える彼らのロジックに迫り、北東アジアを複眼的に捉える目を養う。

朝鮮半島の政治・外交・安全保障と国際関係奧薗 秀樹ゼミ

アジア研究

韓国社会や日韓関係に関する文献を読み、報告・議論するのが基本スタイルです。日中韓のどこかで年2~3回の合宿と日韓/日中合同ゼミも行います。

日韓関係、韓国社会論・文化論、北東アジア地域研究小針 進ゼミ

アジア研究

スコットランドやウェールズなどブリテン島の周縁地域を中心にして、言語とナショナリズム、話者のアイデンティティ、言語政策などを関連させて考察しています。

イギリスの言語・文化・文学、社会言語学米山 優子ゼミ

比較文化、ヨーロッパ研究

演習・卒業研究

国際関係学科

国際言語文化学科

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本学では、グローバルに活躍する人材の育成を目指して、世界各国の大学や研究機関と協定を結び、共同研究や学術交流、短期交換留学生の派遣・受け入れを積極的に行っています。2019年4月には、国際交流業務を一括して体系的、総合的に行い、本学のグローバル化を促進する組織として「国際交流センター」を設置しています。国際交流・留学情報

●…大学間交流

●…部局間交流

●…語学研修

フランス

●モルドバ外交政策協会モルドバ

●ラジャヒ大学/理学部薬学科バングラデシュ

●グリフィス大学オーストラリア

中華人民共和国●●●浙江大学(旧杭州大学)/薬学院  ●浙江省医学科学院 ●●東華大学  ●延辺大学

●ニューキャッスル大学

●バリャドリード大学スペイン

大韓民国●延世大学●東西大学/日本研究センター●ソウル大学/日本研究所●大邱保健大学 ※短期大学部

カナダ●●ビクトリア大学/イングリッシュ・ランゲージ・センター

●モスクワ国立国際関係大学

ニュージーランド●リデット研究所●ニュージーランド植物・食物研究所 (旧ホート研究所)●マッセイ大学/食品栄養・人類健康学部

ロシア

●フィリピン大学フィリピン

イギリス

●ブリュッセル自由大学ベルギー

タイ●●コンケン大学/看護学部・医学部・薬学部 ●チュラロンコーン大学/薬学部●●マヒドン大学/熱帯医学部・薬学部・理学部・環境資源学部 ●タマサート大学/医学部

静岡県立大学

●フエ大学/科学大学部ベトナム

ドイツ●ブレーメン州立経済工科大学

●ボアジチ大学トルコ

●マラヤ大学/医学部マレーシア

●パルマ大学イタリア

 ●●オハイオ州立大学

  ●ネブラスカ大学リンカーン校  ●カリフォルニア大学バークレー校  ●カリフォルニア州立大学ノースリッジ校  ●アリゾナ大学●●●カリフォルニア州立大学サクラメント校/生涯教育学部 ●●カリフォルニア大学デービス校  ●ロジャーウィリアムズ大学  ●ポートランド州立大学

アメリカ合衆国

●パジャジャラン大学インドネシア

交換留学・派遣留学提携校 語学研修提携校本学には、IFC(International Friendship Club 国際学友会)という日本人と留学生の交流を目的としたクラブがあり、大学祭などの行事への参加や旅行などが企画されています。

新入留学生ガイダンス/新入生歓迎会/新入生歓迎バスハイク IFC歓迎会/IFCバス旅行スプリングフェスティバル/スポーツフェスティバル IFC主催国際交流旅行 スポーツフェスティバル/剣祭(大学祭)留学生交流会/留学生クリスマス会学生との意見交換会

4月

5月

9月10月12月1月

■ 主なイベント(予定)

ロシア語を勉強していく中で、ロシアの文化や暮らし、美術に興味を持ったため、実際に体感してみたいと思い留学を決めました。現地ではロシア語の授業を受け、文法、会話中心にほかの留学生と切磋琢磨して勉強に励みました。また、現地の方との交流を通じて実践的な語学力も向上させることができました。日本とは異なる新たな価値観を身につけ、ロシアへの理解を深められてとても良い経験になりました。

久保田 汐音さん国際関係学部 国際関係学科 4年

私がフィリピン大学への留学を決意したのは、フィリピンの国民性に魅力を感じたからです。英語を使って異国の地で暮らすという経験は、困難であり、貴重な経験でもあります。しかしながら、どんなに大変でもフィリピン大学の親切かつ聡明な学生がサポートをしてくれます。そうした方々と共に学習することで、学力だけではなく心の成長も遂げることができるのがフィリピン大学留学の最大の特徴です。

磯貝 恒太さん国際関係学部 国際言語文化学科 4年

大学生活でなにか新しい挑戦をし、内気な性格の自分を変えてみたいと思ったことが留学を決めた理由の一つでした。そしてアメリカの文化や政治に関心があり、ゼミでもアメリカ政治を専攻していたことから、オハイオ州立大学を留学先に決めました。留学中、文化の違いや言葉の壁で悩むこともありましたが、寮生活や英語での授業、アメリカでできた友達全てが私の人生でかけがえのない経験、宝物になりました。

藤原 沙希子さん国際関係学部 国際関係学科 4年

留学をして一番良かったことは、人との出会いにより様々な経験が出来たことです。大学には日本語を学んでいるドイツ人の学生がいて、彼らとの交流がよくありました。休日には、仲良くしていた友人が実家に招待してくれて、家族と一緒に外出をしたり、家でのんびり食事やゲームをしました。ドイツののどかな田舎の文化や習慣をたくさん知ることができただけでなく、そこでの人 と々過ごした時間は一生ものになりました。

寺尾 祐奈さん 国際関係学部 国際言語文化学科 4年

オハイオ州立大学

アメリカ

モスクワ国立国際関係大学

ロシア

ブレーメン州立経済工科大学

ドイツフィリピン大学

フィリピン

PICKUP

PICKUP

PICKUP

PICKUP

浙江大学【中国】

東華大学【中国】

カリフォルニア州立大学 サクラメント校【アメリカ】

カリフォルニア大学 デービス校【アメリカ】

キャンパスフランス(フランス政府留学局)の短期語学留学プログラム受入校【フランス】

ビクトリア大学【カナダ】

3月上旬から下旬の3週間

8月上旬から下旬の3週間

8月中旬から10月上旬の8週間

8月上旬から9月上旬の4週間2月中旬から3月中旬の4週間

8月の4週間2月下旬から3月下旬の4週間

3月上旬から下旬の4週間

大学名 研修期間

モスクワ国立国際関係大学【ロシア】

フィリピン大学【フィリピン】

リール政治学院【フランス】

ボアジチ大学【トルコ】

ブレーメン州立経済工科大学【ドイツ】

バリャドリード大学【スペイン】

延世大学【韓国】

オハイオ州立大学【アメリカ】

8月から6ヶ月以内

8月から3月までの間の6ヶ月以内

9月から1学期間又は2学期間

8月下旬から1学期間又は2学期間

2月末から1学期間又は2学期間

9月から1学期間又は2月から1学期間

3月から1学期間又は1年間

9月から2学期間

大学名 留学期間

留学期間は目安 研修期間は目安

国際交流センター長M e s s a g e 奥村 昭博

2019年度から本学に新たに国際交流センターが発足しました。これまで組織内に分散していた国際交流活動を統一に行う組織で、これまでの交流大学との円滑な関係促進に加えて更なる外国人留学生受け入れの拡大と関係海外大学の増加に取り組みます。とりわけ重要な機能は本学の国際化に関する企画で、本学学生の海外留学のみならず外国人学生の受け入れ環境の整備をさらに図ることです。大学の国際化は戦略的に重要な課題であり、それを力強く推進するのが当組織のミッションです。

●リール政治学院 ●サンテティエンヌ・ジャン=モネ大学/語学・文明国際センター●グルノーブル・アルプ大学/フランス語教育センター●CIELブルターニュ(西ブルターニュ大学提携の語学学校)

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 国際関係学研究科は、グローバル化が進展する世界で必要とされる高度な専門知識を修得し、関連する諸課題を的確に把握、分析できる方法と実践力を備え、内外の社会で幅広く活躍し貢献できる人材の養成を目標とします。現代世界はグローバル化の進展で、人間の生き方や社会のあり方が急速に画一化する側面がある一方で、地域や集団の固有性や特殊性による多様化の動きも同時進行し、総じて人間の生の営みの背景は、ますます複雑さの度合いを高めています。こうした人間や社会の現実を的確に把握するためには、多角的な視点や方法論が本質的に重要になっています。本研究科では、国際関係学専攻と比較文化専攻という二つの専攻を設け、文化学、言語学、歴史学、人類学、社会学、政治学、経済学、法学など、人文・社会科学の多角的な学問領域を教育基盤として提供し、さまざまな調査研究や国際的な実務の現場で、そのような多彩で高度な専門的スキルを臨機応変に活用できる、十分な実践知とそこから生み出される創造力の育成をめざしています。 どのような研究に携わるにせよ、自らの問題意識を意義ある研究課題へと発展させ、そのための確実な方法論を身につけ、自ら資料を収集・分析し、独自の考察を論理的に展開させる姿勢が肝要です。言い換えれば、堅固な基礎力と柔軟な応用力が求められます。また、どの学問領域でも、背後に他の学問領域との有意義な連携の可能性が隠れていることも多く、複数の領域間の連関性(学際性)に積極的に注目する姿勢も有効でしょう。 本研究科では、以上のような目的を実現するために、多彩な専門教授陣を配備し、さらに、研究拠点として三つのセンター(現代韓国朝鮮研究センター、広域ヨーロッパ研究センター、グローバル・スタディーズ研究センター)を付設して、院生がさまざまな研究テーマやニーズを深化させ、発展的に追究できる体制を整えています。本研究科が、確かな基礎力に裏打ちされた創造的な実践知を備える人材が育つ場となることを願っています。

大学院国際関係学研究科長

前山 亮吉実践知を備えた国際関係学と比較文化の多角的な研究

本研究科の特色

国際的な場で活躍できるスペシャリストの養成

グローバル企業、国際 NGO などの国際機関、または、国際化するわが国の行政、教育、社会、文化、ジャーナリズムなどの分野で活躍できるスペシャリストの養成を図ります。2専攻各5名の学年定員に、60 名に及ぶ充実したスタッフを配置し、先端の研究に基づく学際的できめ細かい指導にあたります。

21 世紀の国際社会の動向を理解するためには、政治、経済、法律、文化といった様々な領域を考慮した新しい研究枠組みを提示する必要があります。超大国としての米国や、新たに台頭する中国、国家の枠を超えて統合を試みる欧州の挑戦と試練、不安定要素を抱えながらも新たな市場として、あるいは国際的アクターとして期待される新興国など、わが国を取り巻く世界は激変しています。グローバル化する経済、地球環境の問題など、複雑化する国際関係に対する新たなアプローチを探究しています。

グローバル化の進行により、国家を単位としてきた従来の専門分野による研究の限界が目立つようになり、国境を越えた市民の行動を、様々な専門分野の協力に基づく調査研究を通じて、学際的に究明することが現在重要になっています。こうした状況に即して、社会学、社会心理学、文化人類学、メディア研究等の諸分野による学際的アプローチを試みます。グローバル化の時代に即したグローバル・スタディーズと呼ばれる、新しい調査研究のアプローチを身につけることを目指しています。

最新の国際関係を分析する研究視点の提示

グローバル化する市民社会を学際的な観点から分析

世界における様々な文化のあり様を、言語、文学、歴史、思想、宗教などの観点からとらえ、その様態を究明する研究を行います。さらに、比較研究法を習得することによって、学問領域内外の視点を拡げるとともに、多様な文化や価値観の固有性と普遍性を解明し、国際社会を複眼的にみることができる人材を養成します。

日本、アジア、英米、ヨーロッパを中心とする 4 つの地域研究分野を設け、それぞれの地域を熟知した専門的研究を深めるとともに、比較研究のための方法論を身につけます。地域を深く知ると同時に比較によって視野を拡げることを通じて、グローバルな視野を獲得することに重点をおいています。

幅広い比較の視点から文化の諸相を解明

グローバルな視野の獲得

研究分野紹介

大学院 国際関係学研究科

国際関係学専攻

国際政治・開発研究分野は、国際政治学、国際経済学、国際経営学、国際法学などの立場から、国際政治研究・開発研究の幅広いニーズに対応する科目群を設けています。修士論文作成に際しては東アジア、アメリカ、ヨーロッパを軸とした地域研究の手法から研究指導を行うこともできます。

国際社会・文化研究分野は、社会学、人類学、社会心理学、コミュニケーション学などの立場から、グローバルな課題に取り組んでいる学際的な研究分野です。社会調査やフィールドワーク、計量分析などの手法を用いて、国境を越えた市民の行動を実証的に解明することを通じて、マイノリティと人権、多文化共生、ジェンダー、開発と環境などの地球社会の重要課題を研究しています。

比較文化専攻

日本の言語・文学・思想という比較文化の基礎となる領域を扱います。具体的には、日本語教育、古典語から現代語の分析、また古代、中世、近世から近代に至るさまざまな文学や思想の研究を行います。国語教員専修プログラムが設けられています。

日本文化研究分野言語理論、歴史、文学、社会学、コミュニケーション学などの研究領域について、英米を主とする諸地域間や過去と現在を比較する視点から研究を進めるとともに、学術の探究に必要な英語技能を高め、方法論を修得する科目を配置し、英語教員専修プログラムを設けています。

中国、朝鮮半島、東南アジア、南アジア、ロシアなど、広大なアジアの国や地域を国際関係論、政治学、経済学、社会学、文化人類学、歴史学、哲学、宗教学など、様々な切り口から総合的に捉え、その実態と本質に迫ります。

ドイツ、フランス、スペインをはじめとするヨーロッパの各地域に密着し、文学、文化、歴史、思想、社会などを比較研究という大きな枠組みで取り上げます。さらに、人間科学を含め広い視野から文化を再考し、ヨーロッパ社会における持続と変化を追究します。

国際政治・開発研究分野 国際社会・文化研究分野

アジア文化研究分野

英米文化研究分野

ヨーロッパ文化研究分野

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就職・キャリア支援

令和2年(2020年)3月卒業生就職状況

オープンキャンパス・入試情報

国際関係学部のオープンキャンパスは学生が中心となり企画・運営を行っています。全体説明、保護者説明会、模擬授業、在校生による大学生活(授業・課外活動・留学)・受験に関する案内・相談など、国際関係学部がよくわかる企画をご用意しています。

Open Campushttps://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/admissions/opencampus/詳しくは右記のアドレスをご覧ください。 URL

4284126

142842

JALスカイ、TOKAIホールディングス、アイエイアイ、アイリスオーヤマ、臼井国際産業、エイチ・アイ・エス、エンケイ、遠州鉄道、遠鉄百貨店、オリックス、北日本新聞社、杏林堂薬局、皇宮警察本部、公立学校共済組合、しずおかオンライン、静岡ガス、静岡銀行、静岡県、静岡県教育委員会(高校教員)、静岡県森林組合連合会、静岡市、静岡新聞社・静岡放送、静岡鉄道、静岡労働金庫、清水銀行、スズキ、鈴与、スター精密、生活協同組合ユーコープ、損害保険ジャパン日本興亜、大王パッケージ、大和証券、帝人フロンティア、テレビ静岡、東京海上日動火災保険、東京税関、東京都中央区、トヨタホーム、長野県、名古屋鉄道、西日本旅客鉄道(JR西日本)、日本漢字検定能力検定協会、日本銀行静岡支店、日本航空(JAL)、日本ハム、日本郵便、野村総合研究所、はごろもフーズ、羽田エアポートエンタープライズ、浜松市、阪急阪神エクスプレス、法務省名古屋出入国在留管理庁、マイナビ、三菱商事ロジスティクス、村上開明堂、明治屋、明治安田生命保険、焼津市、矢崎総業、山田工務店、ヤマハモーターパワープロダクツ、横浜市社会福祉協議会、横浜税関、楽天、ローランドディー.ジー.

ANAエアポートサービス、BUFFALO、JALスカイ、JR東海ツアーズ、TOKAIホールディングス、アイエイアイ、一条工務店、伊藤園、臼井国際産業、エイチ・アイ・エス、エン・ジャパン、エンケイ、神奈川県教育委員会(高校教員)、河合楽器製作所、空港ターミナルサービス、コーセー、静岡伊勢丹、静岡ガス、静岡カントリーグループ、静岡銀行、静岡県、静岡県教育委員会(高校教員)、静岡県国民健康保険団体連合会、静岡市、静岡新聞社・静岡放送、静岡鉄道、島田市、シマノ、清水銀行、スズキ、鈴与、鈴与システムテクノロジー、スター精密、宣伝会議、全日本空輸(ANA)、千葉教育委員会(高校教師)、デンソー、東海旅客鉄道(JR東海)、東京海上日動火災保険、とぴあ浜松農業協同組合、トヨタホーム東海、豊橋市、中島屋ホテルズ、日鉄住金物産、日本航空(JAL)、日本食研ホールディングス、日本製紙、日本通運、日本郵便、野村證券、浜松市、浜松ホトニクス、東日本旅客鉄道(JR東日本)、日立化成、藤枝市、法務省名古屋出入国在留管理庁、星野リゾート、三島市、ミリアルリゾートホテルズ、矢崎総業、ヤマハ発動機、ヤマハモーターソリューション、米久、リビエラ、ローランドディー.ジー.

大学入学共通テストを免除する

大学入学共通テストの利用教科・科目名 大学入学共通テスト・個別学力検査等の配点等

一般選抜

一般選抜前期

特別選抜学校推薦型選抜

大学入学共通テストを課す

大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜

大学入学共通テスト

大学入学共通テスト

卒業生数

2018 122 115 114 99.13 3 4

2018 62 58 57 98.28 1 3

2019 63 58 56 97 2 5

2019 131 119 114 96 4 13

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医療・福祉

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